JP4055309B2 - 自動車の動力伝達構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は自動車の動力伝達構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車前部のエンジンルーム内に配置されたエンジンの動力は、フロアトンネル内に配されたプロペラシャフトを介して、車体後部のファイナルドライブに伝えられ、そこで後輪を駆動させる(類似技術として、特開平9−300996号公報参照)。この種のプロペラシャフトは、円滑な動力伝達を可能にするため、途中にジョイント部を有し、そのジョイント部付近をセンタベアリング(軸受)により回転自在に支持している。このセンタベアリングはブラケットを介してフロアトンネルの左右側壁に取付けられている。従って、このセンタベアリングのブラケットにより、フロアトンネルにおける左右側壁同士が連結された状態となり、フロアトンネルの開き方向への変形が防止される。
【0003】
このような動力伝達構造を有する自動車では、前面衝突時におけるプロペラシャフトの詰まり量(エンジンの後退量)が大きくなるほど、エンジンルーム後半の潰れ量が大きくなることが知られている。エンジンルーム後半の潰れ量が大きくなれば、そこで衝突エネルギーが吸収されて、車室内にいる乗員の保護性能が高まる。そのため、従来は、プロペラシャフトのジョイント部に断面変形部を設け、この断面変形部の座屈によりプロペラシャフトを折り、プロペラシャフトの詰まり量を増大させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように、プロペラシャフトをジョイント部に設けた断面変形部から折るようにした構造では、ジョイント部の折れ方向が安定せず、折れ方向によってはプロペラシャフトの折れ端が上側のフロアトンネルと干渉して、十分なプロペラシャフトの詰まり量が得られない場合がある。また、プロペラシャフトの折れ端がフロアトンネルに干渉すると、周辺のフロアが盛り上がり、フロアに設定されたシートベルトの止め点の位置が変動するため、シートベルトによる乗員拘束性に影響を与えるおそれがある。従って、従来は、折れたプロペラシャフトが干渉してもフロアが盛り上がらないようにするため、フロアの板厚を上げる必要があり、車体重量の増加を招いている。
【0005】
また、フロアトンネルの開き方向への変形は、通常走行時においては、前述のようにセンタベアリングのブラケットにより防止されているが、前面衝突時には、このブラケットも破断してしまうため、フロアトンネルが開き方向へ変形してしまうおそれがある。このようなフロアトンネルの開きによっても、前記シートベルトの止め点は位置が変動するため、この点に対処するためにも、フロアトンネルを含むフロア全体の板厚を上げる必要があり、車体重量の増加を招くことになる。
【0006】
この発明はこのような従来の技術に着目してなされたものであり、前面衝突時におけるプロペラシャフトの詰まり量の増大と、フロアトンネルの開き防止を図ることができる自動車の動力伝達構造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、途中にジョイント部を有するプロペラシャフトをフロアトンネル内に配し、エンジンの動力をプロペラシャフトを介してファイナルドライブに伝達する自動車の動力伝達構造において、前記フロアトンネルの上部にプロペラシャフトよりも上方の側壁同士を連結して前記フロアトンネルを補強するステーを、前記プロペラシャフトから離して設定すると共に、前記プロペラシャフトのジョイント部付近に、センタベアリング及びそれを車体に支持するブラケットからなる大径部を設け、前記ステーの設定位置を、車両衝突によるプロペラシャフトの後退時に前記大径部の上端と干渉し得る位置とし、前記大径部のブラケットの上端に、前記後退時に、前記ステーと干渉し得る後向きの延長部を形成した。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の自動車の動力伝達構造において、前記フロアトンネルの内面にレインフォースが接合され、該レインフォースに対してセンタベアリング支持用のブラケットを取付けた。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の自動車の動力伝達構造において、前記ステーをレインフォースと一体で形成した。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動車の動力伝達構造において、前記ステーをフロアトンネルの上壁から離間した状態で設定した。
【0012】
請求項5記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動車の動力伝達構造において、ステーの一部に前後方向で貫通する切欠き又は開口を形成した。
【0013】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ステーによりフロアトンネルの側壁同士を連結するため、フロアトンネルの開きを防止することができる。このステーはプロペラシャフトを直接支持するものでないため、衝突時にプロペラシャフトが後退しても破断せず、フロアトンネルの開きを確実に防止する。また、衝突時にプロペラシャフトが後退すると、ジョイント部付近に設けられた大径部の上端が前記ステーに干渉するため、大径部はこの干渉により下方へ押され、プロペラシャフトがジョイント部から下向きに折れることになる。プロペラシャフトの下側には折れを邪魔するものがないため、プロペラシャフトは大きな角度で折れ、プロペラシャフトの詰まり量が増大する。プロペラシャフトの詰まり量が増大すると、エンジンルーム後半の潰れ量が大きくなり、衝突エネルギーが吸収されて、乗員の保護性能が高まる。更に、プロペラシャフトが上方のフロアトンネルと干渉して、周辺のフロアを盛り上げることもないため、シートベルトによる乗員拘束性に影響を与えない。
【0014】
また、請求項1記載の発明によれば、プロペラシャフトに予め設けられているセンタベアリング及びそのブラケットを大径部として利用するため、大径部を特別に設ける必要がなく、プロペラシャフトの設計変更が不要である。
【0015】
さらに、請求項1記載の発明によれば、センタベアリングを支持するブラットの上端に、ステーと干渉し得る後向きの延長部を形成したため、車体構造の都合により、センタベアリングとステーとの間が多少離れていても、衝突時に、ブラケットの上端(延長部)が確実にステーと干渉する。
【0016】
請求項2記載の発明によれば、ブラケットをフロアトンネルの内面に接合したレインフォースに取付けているため、ブラケットによるセンタベアリングの支持剛性が向上する。
【0017】
請求項3記載の発明によれば、ステーをレインフォースと一体で形成したため、部品点数の低減を図ることができると共に、レインフォースの取付けと同時にステーの位置決めを行うことができる。
【0019】
請求項4記載の発明によれば、ステーをフロアトンネルの上壁から離間した状態で設定したため、フロアトンネル内に配策されるワイヤケーブルやハーネス等の取り回しが容易で、配策経路を単純化できる。
【0020】
請求項5記載の発明によれば、ステーの一部に前後方向で貫通する切欠き又は開口が形成されているため、この切欠き又は開口に、フロアトンネル内に配策されるワイヤケーブルやハーネス等を通すことで、それらの取り回しが容易になり、配策経路を単純化できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1〜図5は、この発明の参考例を示す図である。この参考例はFR型の自動車に関するもので、エンジン1は車体前部のエンジンルーム内に配置されている。このエンジン1の後部にはトランスミッション2が設けられており、トランスミッション2からフロントジョイント部3を介して、プロペラシャフト4が後方へ延びている。
【0022】
このプロペラシャフト4は、フロア5から上向きに膨出形成したフロアトンネル6内に位置しており、後端はリヤジョイント部7を介して車体後部に配置されたファイナルドライブ8に連結されている。従って、エンジン1の動力はプロペラシャフト4を介してファイナルドライブ8に伝達され、ファイナルドライブ8で、後輪の車軸9を駆動するようになっている。尚、図1及び図2中の10はファーストクロスメンバで、11はリヤクロスメンバを示している。
【0023】
また、プロペラシャフト4の途中にもジョイント部12が設けられており、このジョイント部12の前側近接部位がセンタベアリング13により回転自在に支持されている。このセンタベアリング13は、上下一対のブラケット14、15により挟まれた状態で、フロアトンネル6の内面に接合したレインフォース16に取付けられている。レインフォース16には左右両側に水平な段部16aが形成されて、ここにブラケット14、15の両端部をボルトボルト・ナット手段17(図5R>5参照)により取付けるようになっている。このように、ブラケット14、15をフロアトンネル6の内面に接合したレインフォース16に取付けているため、ブラケット14、15によるセンタベアリング13の支持剛性が向上する。
【0024】
更に、ジョイント部12の後側近接部位には、「大径部」としてのガイドフランジ18が形成されている。このガイドフランジ18はプロペラシャフト4の一部を大径に形成したものである。そして、このガイドフランジ18の若干後方にはステー19が設けられている。このステー19は、フロアトンネル6の上部におけるプロペラシャフト4よりも上方の側壁同士を連結するもので、左右両端部が側壁に溶接されている(ボルト・ナットによる取付けでも可)。また、ステー19には、後端が下がった傾斜部19aが設けられており、この傾斜部19aが、車両衝突によるプロペラシャフト4の後退時に、前記ガイドフランジ18の上端と干渉するようになっている。つまり、ガイドフランジ18の上端の若干後方で且つ上端と同じ高さに位置している。更に、ステー19はフロアトンネル6の上壁から離間した状態で取付けられ、フロアトンネル6の上壁との間に隙間Sが形成されている。従って、この隙間Sに、フロアトンネル6内に前後方向で配策されるパーキングブレーキケーブル(図示せず)を通すことにより、該パーキングブレーキケーブルの取り回しが容易になり、配策経路を単純化できる。
【0025】
更に、図5に示すように、前記センタベアリング13付近におけるフロアトンネル6の左右両側には、スライドレール20を介してフロントシート21が前後動自在に支持されている。そして、フロントシート21にはバックル22が固定されており、そこにシートベルト23に挿通したタング24を係合できるようになっている。従って、シートベルト23に加わる荷重はバックル22を介してフロントシート21に伝達され、そこで受け止められるようになっている。
【0026】
次に、自動車がバリア面Gへ前面衝突した場合の作用を説明する。自動車がバリア面Gへ前面衝突すると、エンジン1が後側へ押され、プロペラシャフト4が後退する。プロペラシャフト4が後退すると、ブラケット14、15が破断して、センタベアリング13部分がフリーになると共に、ガイドフランジ18の上端がステー19の傾斜部19aに干渉する。ガイドフランジ18の上端が傾斜部19aに干渉すると、ガイドフランジ18は傾斜部19aに案内されながら、下方へ押される。ガイドフランジ18が下方へ押されると、プロペラシャフト4の突っ張り力がなくなるため、プロペラシャフト4はジョイント部12から下向きに折れる。プロペラシャフト4の下側には折れを邪魔するものがないため、プロペラシャフト4は大きな角度で折れ、プロペラシャフト4の詰まり量が増大する。
従って、エンジンルーム後半の潰れ量が大きくなり、衝突エネルギーが吸収されて、車室内にいる乗員の保護性能が高まる。
【0027】
また、プロペラシャフト4の折れ方向が下向きに限定され、折れたプロペラシャフト4がフロアトンネル6と干渉して、周辺のフロア5を盛り上げることもないため、シートベルト23の止め点であるバックル22の位置に変動がなく、シートベルト23による乗員拘束性に影響がない。
【0028】
そして、ブラケット14、15が破断しても、ステー19によりフロアトンネル6の側壁同士を連結しているため、フロアトンネル6の開きが防止される。すなわち、このステー19はプロペラシャフト4を直接支持するものでないため、衝突時にプロペラシャフト4が後退しても破断せず、フロアトンネル6の開きを確実に防止することができる。従って、フロアトンネル6が開き方向へ変形しないため、この点においても、バックル22の変動が防止され、シートベルト23による乗員拘束性に影響を与えない。また、この実施形態では、プロペラシャフト4の任意の位置に設けたガイドフランジ18をステー19と干渉させているため、ガイドフランジ18とステー19の位置を変えることにより、両者の干渉点の位置を自由に設定することができる。従って、プロペラシャフト4を下側に折るのに有効な位置及びフロアトンネル6の開きを防止するのに有効な位置を選んで干渉点を設定することができる。更に、ステー19によりフロアトンネル6の左右の側壁を連結するため、側壁の振動が抑制され、音振上も有利となる。
【0029】
以下、この発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
【0030】
図6〜図8は、この発明の第1実施形態を示す図である。この第1実施形態では、ガイドフランジを廃止し、センタベアリング25をジョイント部12の後側近接部位に移し、センタベアリング25及びブラケット26、27を「大径部」として利用するものである。また、上側のブラケット26には、後向きの延長部26aが形成されている。
【0031】
そして、センタベアリング25から後方へ若干離れた位置にはステー19が設けられている。ステー19がセンタベアリング25から若干離れているのは、フロアトンネル6の内面にレインフォース16が設けられているからである。このレインフォース16を避けた後方位置にステー19を取付けている。このステー19の傾斜部19aと、前記ブラケット26に形成した延長部26aとは同じ高さ位置になっており、車両衝突によるプロペラシャフト4の後退時に、該延長部26aと傾斜部19aとが干渉し得る位置関係になっている。
【0032】
従って、この第1実施形態では、センタベアリング25とステー19とが若干離れていても、上側のブラケット26に延長部26aが形成されているため、衝突時に、ブラケット26の上端に位置する延長部26aが、確実にステー19の傾斜部19aと干渉し、センタベアリング25及びブラケット26、27を下方へ案内する。従って、プロペラシャフト4はジョイント部12から下向きに折れ、プロペラシャフト4の詰まり量が増大する。
【0033】
この第1実施形態では、プロペラシャフト4に予め設けられている既存のセンタベアリング25及びそのブラケット26、27を「大径部」として利用するため、参考例のように大径部を特別に設ける必要がなく、プロペラシャフト4の設計変更が不要である。
【0034】
尚、この第1実施形態では、レインフォース16とステー19とを別体にしたが、図8中に二点鎖線で示した接続部28も形成して、ステー16とレインフォース19とを一体に形成しても良い。そうすると、部品点数の低減を図ることができると共に、レインフォース16の取付けと同時にステー19の位置決めを行うことができる。
【0035】
その他の構成及び作用効果は参考例と同様につき、共通部分に同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0036】
尚、以上の実施形態では、ステー19側に傾斜部19aを形成したが、「大径部」であるガイドフランジ18や、センタベアリング25及びブラケット26側に、傾斜部を形成しても良い。
【0037】
図9〜図11は、この発明の他の参考例を示す図である。この参考例では、プロペラシャフト4におけるジョイント部12の後側近接部位に連結部29が形成されている場合の構造を示す。連結部29は一対の円形の連結フランジ29a、29bを複数のボルト30により結合した構造で、この実施形態の場合は、前側の連結フランジ29aの方が大きく形成された「大径部」となっている。
【0038】
一方、この連結部29の後方で、「大径部」たる連結フランジ29aに干渉し得る位置にステー31が設定されている。このステー31は、フロアトンネル6の上部に相当する断面形状の接合部31aと、この接合部31aの上部を塞ぐように形成された垂直部31bと、該垂直部31bの下端から形成された傾斜部31cとから構成されている。接合部31aは、フロアトンネル6の側壁だけでなく上壁にも溶接される。そして、傾斜部31cと垂直部31bの幅方向中央部には、下側から形成されて垂直部31bの途中位置まで至る切欠き32が設けられている。
【0039】
フロアトンネル6の上壁における前記ステー31よりも前方位置には挿通孔33が形成され、該挿通孔33からパーキングブレーキケーブル34がフロアトンネル6内に挿入され、そのままフロアトンネル6の上部に沿って後輪のブレーキ機構まで配策されている。このパーキングブレーキケーブル34の配策経路の途中にはステー31が存在するが、パーキングブレーキケーブル34は切欠き32を通ってステー31を通過できるため、パーキングブレーキケーブル34の取り回しが容易になり、配策経路を単純化できる。
【0040】
また、この参考例によれば、プロペラシャフト4に設けられた連結部29における一方の連結フランジ29aを大径化することで大径部が形成されているため、大径部を特別に設ける必要がなく、プロペラシャフト4の大幅な設計変更が不要となる。
【0041】
尚、この参考例では、ステー31に切欠き32を形成したが、切欠き32に代えて、パーキングブレーキケーブル34が貫通可能な開口を形成しても良い。また、ステー31の切欠き32等に通されるものは、パーキングブレーキケーブル34等に限定されず、ハーネス等が通される場合もある。
【0042】
その他の構成及び作用効果は先の実施形態と同様につき、共通部分に同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0043】
更に、以上の実施形態および参考例ではFR型の自動車を例にしたが、エンジン1とファイナルドライブ8の間にプロペラシャフト4をもつ4WD型の自動車であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の参考例に係るプロペラシャフトの通常状態を示す側面図。
【図2】プロペラシャフトの衝突状態を示す側面図。
【図3】センタベアリング部分を示すフロアトンネルの斜視図。
【図4】ガイドフランジ及びステー部分を示すフロアトンネルの斜視図。
【図5】センタベアリング部分を示すフロアトンネルの断面図。
【図6】この発明の第1実施形態に係るプロペラシャフトの通常状態を示す側面図。
【図7】プロペラシャフトの衝突状態を示す側面図。
【図8】センタベアリング部分を示すフロアトンネルの斜視図。
【図9】この発明の他の参考例に係るプロペラシャフトの通常状態を示す側面図。
【図10】連結部を示すフロアトンネルの斜視図。
【図11】連結部を示すフロアトンネルの断面図。
Claims (5)
- 途中にジョイント部を有するプロペラシャフトをフロアトンネル内に配し、エンジンの動力をプロペラシャフトを介してファイナルドライブに伝達する自動車の動力伝達構造において、
前記フロアトンネルの上部にプロペラシャフトよりも上方の側壁同士を連結して前記フロアトンネルを補強するステーを、前記プロペラシャフトから離して設定すると共に、
前記プロペラシャフトのジョイント部付近に、センタベアリング及びそれを車体に支持するブラケットからなる大径部を設け、
前記ステーの設定位置を、車両衝突によるプロペラシャフトの後退時に前記大径部の上端と干渉し得る位置とし、
前記大径部のブラケットの上端に、前記後退時に、前記ステーと干渉し得る後向きの延長部を形成したことを特徴とする自動車の動力伝達構造。 - 前記フロアトンネルの内面にレインフォースが接合され、該レインフォースに対してセンタベアリング支持用のブラケットを取付けたことを特徴とする請求項1記載の自動車の動力伝達構造。
- 前記ステーをレインフォースと一体で形成したことを特徴とする請求項2記載の自動車の動力伝達構造。
- 前記ステーをフロアトンネルの上壁から離間した状態で設定したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動車の動力伝達構造。
- ステーの一部に前後方向で貫通する切欠き又は開口を形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動車の動力伝達構造。
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