JP2002201329A - 耐薬品性と真空成形性が優れる熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
耐薬品性と真空成形性が優れる熱可塑性樹脂組成物Info
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Abstract
熱変色がない熱可塑性樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 (A)ジエン系合成ゴムにシアン化ビニ
ル化合物と芳香族ビニル化合物をグラフト重合させたグ
ラフト重合体、(B)アクリル系合成ゴムにシアン化ビ
ニル化合物と芳香族ビニル化合物をグラフト重合させた
グラフト重合体、(C)シアン化ビニル化合物と芳香族
ビニル化合物とを共重合させた線形シアン化ビニル化合
物−芳香族ビニル化合物共重合体、(D)シアン化ビニ
ル化合物と芳香族ビニル化合物とを共重合させた分枝形
シアン化ビニル化合物−芳香族ビニル化合物共重合体か
らなり、前記(A)+(B):(C)+(D)の重量比
が50:50ないし20:80の範囲であり、(A):
(B)の重量比は10:1ないし1:1の範囲で、
(C):(D)の重量比は10:1ないし5:1の範囲
である樹脂組成物。
Description
性が優れる熱可塑性樹脂組成物に関する。より具体的
に、本発明は冷蔵庫の内部壁面とドアの内部に用いるこ
とができる樹脂組成物として、特に発泡剤HCFC14
1bに対して耐薬品性を有する樹脂組成物に関する。
成物で製造される。通常押出機によりシートに製造した
後、このシートを真空成形して冷蔵庫の内部壁面とドア
の内部を製作する。このように製造された内箱用成形品
と冷蔵庫外部の鉄板ハウジングを組み立ち、前記内箱用
成形品と鉄板ハウジングの間にウレタンを注入した後、
発泡・固化させることにより冷蔵庫の断熱箱体が製作さ
れる。
めの樹脂としては通常のアクリロニトリル−ブタジエン
−スチレン共重合体樹脂(以下「ABS樹脂」という。)
を用いてきた。通常のABS樹脂はSAN共重合体を含
むABS樹脂である。ABS樹脂はジエン系合成ゴムに
10〜40重量%のシアン化ビニル化合物と90〜60
重量%の芳香族ビニル化合物との単量体混合物をグラフ
ト共重合させて得た樹脂である。SAN共重合体は10
〜40重量%のシアン化ビニル化合物と90〜60重量
%の芳香族ビニル化合物を共重合させた樹脂である。S
AN樹脂は一般的に線形構造を持っている。
含むABS樹脂が用いられてきた理由は前記樹脂が優れ
る剛性と耐衝撃性を有し、真空成形性がよく、成形品の
外見が良好であり、かつ軽質ウレタンフォームの発泡剤
として用いられるフレオン(CFC11)に対して耐薬
品性が優れるためである。しかし、CFC11がオゾン
層を破壊することが明らかになることにより、CFC1
1の代わりにHCFC141bがウレタンフォームの発
泡剤として用いられている。
内箱用成形品の樹脂を溶解させて冷蔵庫が製造された
後、その成形品にクラックを発生させる問題点を有す
る。このような問題点を解決するため多くの研究が進行
されてきた。本発明者らはこのような問題点を解決する
ため、剛性及び衝撃強度が高く、熱変色がなく、またH
CFC141bに対する耐薬品性が優れて、HCFC1
41bを発泡剤として用いる冷蔵庫の内箱に用いられる
熱可塑性樹脂組成物を開発して特許を受けた(大韓民国
特許第199246号、米国特許第5,747,587
号、日本特許第2843799号)。前記の発明による
樹脂組成物は耐薬品性及び冷蔵庫内箱用樹脂が必要とす
る一般的な物性は優れるが、真空成形性は従来の樹脂よ
り不良で冷蔵庫内箱体の製作に必要なシートの厚さが厚
くなる短所があった。
を補完するため、前記発明の構成成分中でシアン化ビニ
ル化合物−芳香族ビニル化合物共重合体(D)を分枝形
構造で添加することにより、耐薬品性、特にHCFC1
41bに対する抵抗が優れることはもちろん真空成形性
も優れて冷蔵庫の成形品に用いられる熱可塑性樹脂組成
物を開発することに至った。
強度と剛性が高く、成形品に加工する時熱変色がない熱
可塑性樹脂組成物を提供することにある。
く、成形品に加工する時熱変色がないだけでなく、真空
成形性も優れる熱可塑性樹脂組成物を提供することにあ
る。
1bに対する耐薬品性が優れる熱可塑性樹脂組成物を提
供することにある。
1bを発泡剤として用いる冷蔵庫の内箱用成形品に用い
られる熱可塑性樹脂組成物を提供することにある。
の目的は、下記で説明される本発明によって全て達成で
きる。以下、本発明の内容を下記に詳細に説明する。
エン系合成ゴム20〜60重量部にシアン化ビニル化合
物20〜30重量%と芳香族ビニル化合物80〜70重
量%との混合物100重量部を通常の乳化重合によりグ
ラフト重合させたグラフト重合体、(B)アクリル系合
成ゴム20〜60重量部にシアン化ビニル化合物20〜
30重量%と芳香族ビニル化合物70〜80重量%との
混合物100重量部を通常の乳化重合によりグラフト重
合させたグラフト重合体、(C)シアン化ビニル化合物
40〜50重量%と芳香族ビニル化合物60〜50重量
%とを共重合させた線形シアン化ビニル化合物−芳香族
ビニル化合物共重合体、(D)シアン化ビニル化合物3
0〜35重量%と芳香族ビニル化合物70〜65重量%
とを共重合させた分枝形シアン化ビニル化合物−芳香族
ビニル化合物共重合体からなり、前記(A)+(B):
(C)+(D)の重量比が50:50ないし20:80
の範囲であり、(A):(B)の重量比は10:1ない
し1:1の範囲で、(C):(D)の重量比は10:1
ないし5:1の範囲であることを特徴とする樹脂組成物
である。
が優れ、衝撃強度と剛性が高く、成形品に加工する時熱
変色がなく、またHCFC141bに対する耐薬品性が
優れるため、HCFC141bを発泡剤として用いる冷
蔵庫の内箱用成形品に用いることに適合する。
エン系合成ゴムにシアン化ビニル化合物と芳香族ビニル
化合物をグラフト重合させたグラフト重合体、(B)ア
クリル系合成ゴムにシアン化ビニル化合物と芳香族ビニ
ル化合物をグラフト重合させたグラフト重合体、(C)
シアン化ビニル化合物40〜50重量%と芳香族ビニル
化合物60〜50重量%とを共重合させた線形共重合体
及び(D)シアン化ビニル化合物30〜35重量%と芳
香族ビニル化合物70〜65重量%とを共重合させた分
枝形共重合体からなる。それぞれの成分に対する説明は
次のようである。
化合物と芳香族ビニル化合物とをグラフト重合させたグ
ラフト重合体 ジエン系合成ゴムラテックス20〜60重量部(固形分
基準)にシアン化ビニル化合物と芳香族ビニル化合物と
の混合物100重量部を混合して通常の乳化重合により
グラフト重合体を製造する。シアン化ビニル化合物と芳
香族ビニル化合物との混合物には、20〜30重量%の
シアン化ビニル化合物と80〜70重量%の芳香族ビニ
ル化合物が用いられる。前記グラフト重合体で連続状に
存在するシアン化ビニル化合物と芳香族ビニル化合物と
の共重合体(SAN共重合体)中で、シアン化ビニル化合
物の含量が20〜30重量%であり、ジエン系ゴムにグ
ラフトされているシアン化ビニル化合物−芳香族ビニル
化合物共重合体は、全体グラフト重合体(A)に対して
40〜70重量%であるのが好ましい。
は、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリクロロプレ
ン、ブタジエン−スチレン共重合体、ブタジエン−アク
リロニトリル共重合体などがあり、この中でポリブタジ
エン、ブタジエン−スチレン共重合体、ブタジエン−ア
クリロニトリル共重合体が好ましい。ゴム粒子はその平
均粒径が0.1〜0.6μmであるのが好ましく、0.
2〜0.5μmであるのがより好ましい。グラフト重合
体に用いられるゴム粒子の大きさは樹脂組成物の衝撃強
度と光沢に直接の影響を与える。ゴム粒子の平均粒径が
0.1μmより小さい場合、十分な衝撃強度を表さな
く、0.6μmより大きい場合、光沢が低下される短所
がある。従って本発明で用いられるジエン系ゴムの平均
粒径は0.1〜0.6μmの範囲であるべきである。
成ゴムにグラフトされるSAN共重合体の量は最終製品
である本発明の樹脂組成物の衝撃強度と引張強度に影響
を与えるが、この点を考慮するとジエン系合成ゴムにグ
ラフトされるSAN共重合体の量は全体グラフト重合体
(A)に対して40〜70重量%であるのが好ましい。
また、前記グラフト重合体(A)内で連続状に存在する
シアン化ビニル化合物と芳香族ビニル化合物との共重合
体中で、シアン化ビニル化合物の含量は20〜30重量
%の範囲であるべきである。この量が20重量%以下で
あると、本発明の他の成分である共重合体(C)及び共
重合体(D)との相溶性が不良で衝撃強度が低下され、
30重量%以上であると、耐薬品性は向上されるが樹脂
組成物をシート状に加工するための押出工程時に黄変が
酷く起こる短所がある。
アン化ビニル化合物としてはアクリロニトリル及びメタ
クリロニトリルがあり、これらは単独または混合して用
いられる。
香族ビニル化合物としては、スチレン、アルファメチル
スチレン、パラ−メチルスチレン、ビニルキシレン、モ
ノクロロスチレン、ジクロロスチレン及びビニルナフタ
リンがあり、これらはそれぞれ単独でまたは混合して用
いられる。
ル化合物と芳香族ビニル化合物とをグラフト重合させた
グラフト重合体 アクリル系合成ゴムラテックス20〜60重量部(固形
分基準)にシアン化ビニル化合物と芳香族ビニル化合物
との混合物100重量部を混合して通常の乳化重合によ
りグラフト重合体を製造する。シアン化ビニル化合物と
芳香族ビニル化合物との混合物は、20〜30重量%の
シアン化ビニル化合物と80〜70重量%の芳香族ビニ
ル化合物が用いられる。前記グラフト重合体で連続状に
存在するシアン化ビニル化合物と芳香族ビニル化合物と
の共重合体(SAN共重合体)中で、シアン化ビニル化合
物の含量が20〜30重量%であり、アクリル系ゴムに
グラフトされているシアン化ビニル化合物−芳香族ビニ
ル化合物共重合体は、全体グラフト重合体(B)に対し
て40〜70重量%であるのが好ましい。
のアクリル系合成ゴムは炭素数2〜8個のアルキルアク
リレートが好ましい。アクリル系ゴムにシアン化ビニル
化合物と芳香族ビニル化合物をグラフト重合させたグラ
フト重合体はHCFC141bに対する耐薬品性が優れ
る特性を有する。アクリル系合成ゴム粒子の平均粒径は
0.05〜0.5μmの範囲であり、0.1〜0.3μ
mの範囲が好ましい。アクリル系ゴム粒子の平均粒径は
前記グラフト重合体(A)のジエン系ゴム粒子の平均粒
径より小さいのが衝撃強度を良好に維持することができ
るので好ましい。アクリル系ゴム粒子の平均粒径が大き
ければ大きいほど重合安定度が低下される。
のシアン化ビニル化合物と芳香族ビニル化合物は前記グ
ラフト重合体(A)を製造する時と同一である。
化合物と60〜50重量%の芳香族ビニル化合物とを共
重合させた線形共重合体 シアン化ビニル化合物40〜50重量%、芳香族ビニル
化合物60〜50重量%を共重合させてシアン化ビニル
化合物の含量が38〜45重量%であるシアン化ビニル
化合物−芳香族ビニル化合物共重合体を製造する。この
共重合体(C)はGPCで測定した重量平均分子量が1
00,000〜200,000であり、分子量分布(重
量平均分子量/数平均分子量)は1.8〜2.5である
のが好ましい。
含量は耐薬品性に影響を与える因子として知られてお
り、分子量及び分子量分布は樹脂組成物の物性とシート
成形性などに影響を与える因子として知られている。共
重合体(C)でシアン化ビニル化合物の含量が38重量%
未満である場合には、HCFC141bに対する耐薬品
性が不足で樹脂組成物の成形品にクラックが発生する。
反面その含量が45重量%を超過すると、加工時に過負
荷がかかって黄変が発生するなどの問題点が発生する。
共重合体(C)の重量平均分子量が100,000より
低い場合、引張強度、衝撃強度のような力学的物性が低
下されて冷蔵庫内箱用のシートとして使えなく、その分
子量が200,000より大きい場合、加工時に黄変現
像が酷く発生し、また流動性が不良してシート成形など
加工上に難しさがある。
化ビニル化合物と芳香族ビニル化合物は前記グラフト重
合体(A)を製造するための場合と同一である。
化合物と70〜65重量%の芳香族ビニル化合物とを共
重合させた分枝形共重合体 シアン化ビニル化合物30〜35重量%、芳香族ビニル
化合物70〜65重量%を通常の開始剤と多官能性開始
剤を混合使用して分枝形に共重合させ、シアン化ビニル
化合物の含量が28〜35重量%であるシアン化ビニル
化合物−芳香族ビニル化合物共重合体を製造する。この
共重合体(D)はGPCで測定した重量平均分子量が3
50,000〜450,000で、分子量分布(重量平
均分子量/数平均分子量)は2.0〜3.0であるのが
好ましい。分枝形共重合体は特に真空成形性の向上のた
めに必要な組成物で、一般的な線形共重合体対比ずば抜
ける真空成形性を表す。重量平均分子量が450,00
0を超過すると真空成形性は優れるが、シート押出時外
見が不良になる。反面350,000より低いと真空成
形性の向上効果が表されない。
ン化ビニル化合物と芳香族ビニル化合物は前記グラフト
重合体(A)を製造するための場合と同一である。
フト重合体(A)、グラフト重合体(B)及び共重合体
(C)のみを用いる場合、耐薬品性は優れるが、衝撃強
度、引張強度及び真空成形性が低下される。これはグラ
フト重合体(A)と共重合体(C)の相溶性不良により
衝撃強度が低下され、共重合体(C)の分子量が低くて
真空成形性が低くなるためである。前記のような不良現
像を除去しながら良好な耐薬品性を維持するため、共重
合体(C)よりシアン化ビニル化合物の含量が低く分子
量が高いながら分枝形構造を有する共重合体(D)をと
もに用いる。共重合体(D)はシアン化ビニル化合物の
含量が共重合体(C)より低くてグラフト重合体(A)
との相溶性不良が改善されて高い衝撃強度が維持され、
また高い分子量と分枝構造のため真空成形性が優れる。
記(A)+(B):(C)+(D)の重量比は50:5
0ないし20:80の範囲である。この比率は樹脂組成
物の衝撃強度や引張強度のような物性の均衡を維持する
に重要な役割を果たす。即ち(A)+(B)の重量が全
体樹脂組成物に対して50重量部より多い場合に引張強
度が低下され、20重量部より少ない場合には衝撃強度
が低下されて冷蔵庫内箱用素材として適合の物性を持つ
ことができない。また本発明の全体樹脂組成物におい
て、(A):(B)の重量比は10:1ないし1:1の
範囲である。この比率は樹脂組成物の耐薬品性と衝撃強
度に影響を与えると判断される。グラフト重合体(B)
はアクリル系ゴムを用いたのとして、ジエン系ゴムを用
いたグラフト重合体(A)より耐薬品性が優れる特性を
有する反面、衝撃強度が低下される特性を表す。従って
(A)と(B)の比率を10:1ないし1:1の範囲に
維持するのが好ましい。
(D)の重量比は10:1ないし5:1の範囲である。
この比率は樹脂組成物の耐薬品性、力学的強度、流動性
及び真空成形性に影響を与えると判断される。共重合体
(C)が前記の比率よりもっと多い量で用いられると衝
撃強度と真空成形性が低下され、もっと少ない量で用い
られると耐薬品性が低下される。
一層具体化され、下記の実施例は本発明の例示目的のた
めで、本発明の保護範囲を制限しようとするのではな
い。
ため、各成分を次のように製造した。
えたガラス製の重合反応機にポリブタジエンラテックス
(ゴムの平均粒径0.3μm)45重量部(固形分基準)
と脱イオン水200重量部を入れて窒素気流下で攪拌し
ながら4%過塩素酸カリウム水溶液7重量部及び単量体
混合物としてスチレン70重量部及びアクリロニトリル
30重量部を添加し、t−ドデシルメルカプタン0.1
重量部を3時間間連続的に添加して70℃で重合した。
ここで得たラテックスを90℃で加熱した硫酸水溶液に
滴下析出した後、洗浄、脱水、乾燥してグラフト重合体
(A)を得た。ここで得た化合物のグラフト率は50
%、ゴム成分を除外した部分の中でアクリロニトリルの
含量は28重量%であった。
ナート0.5重量部、ロジン酸カリウム2.0重量部、
及び脱イオン水90重量部を反応機に入れて反応機温度
を45℃に維持しながら40分間攪拌し混合物の温度を
70℃に上昇させる。混合物温度が70℃に至ると過硫
酸カリウム0.17重量部を入れて反応を開始する。反
応開始後重合率60%に至ると、ブチルアクリレート4
9.5重量部、トリアリールイソシアナート1.0重量
部、ロジン酸カリウム0.5重量部、及びイオン交換水
30重量部を入れて攪拌しフレエマルジョン状態に作っ
た混合物を2時間かけて連続投入した後、重合率87%
時点で過硫酸カリウム0.07重量部を投入し70℃で
反応させて重合率98.3%のゴム質ラテックスを得
た。
ロニトリル6.25重量部、及びスチレン18.75重
量部の存在下で脱イオン水110重量部を添加して混合
物の温度を45℃に維持しながら50分間攪拌する。こ
こにロジン酸カリウム0.45重量部、クメンハイドロ
パーオキサイド0.15重量部、t−ドデシルメルカプ
タン0.08重量部を入れて温度を67℃に上昇させ
る。混合物温度が67℃になると、エチレンジアミンテ
トラアセト酸ジナトリウム0.12重量部、ナトリウム
ホルムアルデヒドスルホンシレート0.25重量部及び
硫酸第一鉄0.005重量部を投入して反応開始する。
反応開始後重合率70%に至ると、アクリロニトリル
6.25重量部、スチレン18.75重量部、ロジン酸
カリウム0.8重量部、t−ドデシルメルカプタン0.
10重量部、クメンハイドロパーオキサイド0.15重
量部、及び脱イオン水40重量部を攪拌しフレエマルジ
ョン状態に作った混合物を3時間かけて連続投入する。
この時重合時間は67℃で4時間、78℃で1時間であ
る。
イン酸カリウム3重量部を投入し、スチレン20.2重
量部、アクリロニトリル19.8重量部を1段階単量体
混合物としてt−ドデシルメルカプタン0.25重量部
とともに反応機内に投入し十分に乳化させた。混合物を
攪拌しながら温度を60℃に昇温させた後、過硫酸カリ
ウム0.3重量部を添加して重合を開始し65℃以上の
温度で重合反応を続けた。初期単量体混合物を30分程
度重合させた後、第2段階単量体混合物としてスチレン
32.8重量部、アクリロニトリル27.2重量部を5
時間連続的に添加して重合を完了させた。生成された重
合体のアクリロニトリル含量は40重量%、GPCで測
定した重量平均分子量は140,000で、数平均分子
量は68,000であった。
イン酸カリウム3重量部を投入し、スチレン23.2重
量部、アクリロニトリル16.8重量部を1段階単量体
混合物としてt−ドデシルメルカプタン0.2重量部、
ジビニルベンゼン0.1重量部とともに反応機内に投入
し十分に乳化させた。混合物を攪拌しながら温度を60
℃に昇温させた後、過硫酸カリウム0.3重量部を添加
して重合を開始し65℃以上の温度で重合反応を続け
た。初期単量体混合物を30分程度重合させた後、第2
段階単量体混合物としてスチレン36.8重量部、アク
リロニトリル23.2重量部を5時間連続的に添加して
重合を完了させた。生成された重合体のアクリロニトリ
ル含量は33重量%、GPCで測定した重量平均分子量
は390,000で、数平均分子量は165,000で
あった。
ラフト重合体(B)10重量部、共重合体(C)60重
量部、共重合体(D)10重量部と0.2重量部の酸化
防止剤と0.4重量部の滑剤を混合し、タンブラーミキ
サー(Tumbler mixer)で10分間予備混
合した。この混合物を45mm直径の同方向2軸押出機
を通じて押出してペレット状態に製造した。この時押出
機のシリンダー温度は平均220℃に維持し、スクリュ
ーRPMは300に調整した。製造されたペレットから
ASTM方法により物性測定用試片を製造した。また耐
薬品性を評価するため、30×150×2の圧縮試片を
製造した。この時圧縮試片を製造するためヒータの温度
を220℃に維持し、圧縮時間は2分、予備加熱時間も
2分に維持した。本発明による成分(A)、(B)、
(C)及び(D)の含量は表1に表した。
物性と耐薬品性を測定した。
した。
した。
測定した。
TM D1238により測定した。
150℃で引張強度を測定した。150℃での引張強度
が高く、真空成形性が優れることを表す。
される楕円を1/4に分割したジグ(jig)に圧縮成
形により製作された30×150×2の試片を固定さ
せ、体積5lのデシケーター(desiccator)
の中にHCFC141b 100mlを注入した後、3
0℃で8時間放置して通常の方法で臨界変形を計算し
た。測定された試片の物性及び耐薬品性を表1に示し
た。
除外しては実施例1と同一な方法で実施した。
(A)、(B)、(C)及び(D)の含量を変化させた
り、または一部を混合しなくて表1のように混合したこ
とを除外しては実施例1と同一な方法で実施した。
ト重合体(A):(B)の比率が適正範囲より低くて実
施例対比衝撃強度が低下され、比較例2はグラフト重合
体(A):(B)の比率が適正範囲より高くて耐薬品性
が低下された。耐薬品性は臨界変形を意味するのとして
通常1.0以上のみで冷蔵庫内箱材料として用いられ
る。比較例3は共重合体(C):(D)の比率が適正範
囲を外れて溶融指数が低くなった。溶融指数が適正値よ
り低いとシート押出が非常に難しい短所がある。比較例
4は共重合体(D)を添加しない場合であるが、これに
よる樹脂組成物は実施例対比衝撃強度が低いだけでな
く、真空成形性を表す高温引張強度が低い。比較例5と
6は(A)+(B):(C)+(D)の比率が適正範囲
を外れた場合として、比較例5の場合は引張強度の低下
を表し、比較例6の場合は衝撃強度の低下と耐薬品性の
低下が表した。
(B)、(C)及び(D)を適正比率で混合して製造さ
れた樹脂組成物のみが優れる真空成形性、衝撃強度、剛
性を有し、成形品に加工する時熱変色がなくて、HCF
C141bを発泡剤として用いる冷蔵庫の内箱用成形品
に用いることに適合であることが確認できた。
形性が優れ、衝撃強度と剛性が高く、成形品に加工する
時熱変色がなくてHCFC141bを発泡剤として用い
る冷蔵庫の内箱用成形品に用いられる発明の効果を有す
る。
野の通常の知識を有する者により容易に実施でき0、か
かる変形や変更はすべて本発明の領域に含まれる。
Claims (6)
- 【請求項1】 (A)ジエン系合成ゴム20〜60重量
部にシアン化ビニル化合物20〜30重量%及び芳香族
ビニル化合物80〜70重量%の混合物100重量部を
乳化重合によりグラフト重合させたグラフト重合体、
(B)アクリル系合成ゴム20〜60重量部にシアン化
ビニル化合物20〜30重量%及び芳香族ビニル化合物
70〜80重量%の混合物100重量部を乳化重合によ
りグラフト重合させたグラフト重合体、(C)シアン化
ビニル化合物40〜50重量%と芳香族ビニル化合物6
0〜50重量%とを共重合させた線形シアン化ビニル化
合物−芳香族ビニル化合物共重合体、及び(D)シアン
化ビニル化合物30〜35重量%と芳香族ビニル化合物
70〜65重量%とを共重合させた分枝形シアン化ビニ
ル化合物−芳香族ビニル化合物共重合体からなり、前記
(A)+(B):(C)+(D)の重量比が50:50
ないし20:80の範囲であり、(A):(B)の重量
比は10:1ないし1:1の範囲で、そして(C):
(D)の重量比は10:1ないし5:1の範囲であるこ
とを特徴とする耐薬品性及び真空成形性が優れる熱可塑
性樹脂組成物。 - 【請求項2】 前記グラフト重合体(A)にグラフト
されたシアン化ビニル化合物−芳香族ビニル化合物共重
合体の含量は前記グラフト重合体(A)に対して40〜
70重量%であり、そして前記グラフト重合体(B)に
グラフトされたシアン化ビニル化合物−芳香族ビニル化
合物共重合体の含量は前記グラフト重合体(B)に対し
て40〜70重量%であることを特徴とする請求項1記
載の耐薬品性及び真空成形性が優れる熱可塑性樹脂組成
物。 - 【請求項3】 前記シアン化ビニル化合物はアクリロニ
トリルまたはメタクリロニトリルであり、そして前記芳
香族ビニル化合物はスチレン、アルファメチルスチレ
ン、パラ−メチルスチレン、ビニルキシレン、モノクロ
ロスチレン、ジクロロスチレン及びビニルナフタリンよ
りなる群から選択されることを特徴とする請求項1記載
の耐薬品性及び真空成形性が優れる熱可塑性樹脂組成
物。 - 【請求項4】 前記ジエン系合成ゴムは平均粒径が0.
1〜0.6μmであり、ポリブタジエン、ポリイソプレ
ン、ポリクロロプレン、ブタジエン−スチレン共重合体
及びブタジエン−アクリロニトリル共重合体よりなる群
から選択され、前記アクリル系合成ゴムは平均粒径が
0.05〜0.5μmであり、炭素数2〜8個のアルキ
ルアクリレートであることを特徴とする請求項1記載の
耐薬品性及び真空成形性が優れる熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項5】 前記共重合体(C)はシアン化ビニル化
合物の含量が38〜45重量%であり、GPCで測定し
た重量平均分子量が100,000〜200,000の
範囲で、重量平均分子量/数平均分子量が1.8〜2.
5の範囲であり、その構造が線形であり、そして前記共
重合体(D)はシアン化ビニル化合物の含量が28〜3
5重量%であり、GPCで測定した重量平均分子量が3
50,000〜450,000の範囲で、重量平均分子
量/数平均分子量が2.0〜3.0の範囲であり、その
構造が分枝形であることを特徴とする請求項1記載の耐
薬品性及び真空成形性が優れる熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項6】 請求項1による熱可塑性樹脂組成物から
製造されることを特徴とする冷蔵庫内箱用成形品。
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