JPS6090245A - ポリフエニレンエ−テル樹脂組成物 - Google Patents

ポリフエニレンエ−テル樹脂組成物

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JPS6090245A
JPS6090245A JP19835583A JP19835583A JPS6090245A JP S6090245 A JPS6090245 A JP S6090245A JP 19835583 A JP19835583 A JP 19835583A JP 19835583 A JP19835583 A JP 19835583A JP S6090245 A JPS6090245 A JP S6090245A
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JP
Japan
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polymer
polyphenylene ether
weight
resin
thermoplastic resin
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Application number
JP19835583A
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English (en)
Inventor
Masaaki Motai
政明 馬渡
Nobuyuki Katsuki
勝木 延行
Mitsuo Abe
阿部 充雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、耐熱性、耐衝撃性が良好であシ、且つ真空成
形法、圧空成形法(以下熱成形法と称する)において成
形加工性にすぐれたポリフェニレンエーテル樹脂組成物
に関する。
ポリフェニレンエーテルは耐熱性、機械的性質、電気的
性質等に優れた性質を備えた樹脂として広く知られてい
る。しかしポリフェニレンエーテルは耐衝撃性が低い、
加工性が恐い、銅系品性が劣る、高温で熱変色する、高
温でダル化が起こる等の欠点を有しているため単独では
ほとんど使用されておらず、通常はスチレン系樹脂との
組成物である変性ポリフェニレンエーテル樹脂として使
用されている。
近年、省質源、省エネルギーの数点から、これら変性ポ
リフェニレンエーテル樹脂組成物の成形に供する樹脂板
の薄肉化が強く望まれている。また、例えば電気冷蔵庫
の内相、ドアライナー等の成形品製造にかかる組成物を
シート押出して熱成形法に供すると、以下の様な問題が
ある。
(1)成形品とした場合偏肉度が小さい樹脂特性;1枚
の平板を復雑な形状の成形品に成形する熱成形法におい
ては、成形品の肉厚が部分部分によって異なる現象が起
こシ易い。従って平板の肉厚は成形品における肉厚が最
も薄い部分の強度が実用上支障金生じない程度となる様
に決定されるべきである。この現象の程度を偏肉度と呼
ぶ。従来よシ成形技術上の揮々の工夫によ)偏肉度の少
ない成形品を得る努力がなされているが、偏肉度は樹脂
材料自身の特性により大きく左右される。従って成形品
とした場合その部分部分の肉厚の走、即ち偏肉度を減少
させる如き樹脂特性が必要とされる。
(2) 良好な耐薬品性(耐ストレスクラック性)を有
すること;電気冷蔵厚の内箱やドアライナー等は、食品
特にパター、マーガリン等の動植物油11旨との接触に
よる応力割れがおこシ易<、マたその裏側も断熱材の発
泡ウレタン中に残存するフロンガスとの接触による応力
割れ(以下ストレスクラックと称する)が起こシ易〈従
来の変性ポリフェニレンエーテル樹脂ではこれら(1)
 、 (2)の特性が充分ではなかった。
そこで本発明者等は熱成形法において優れた成形加工性
に鳴し、且つ耐熱性、耐価撃性の良好なポリフェニレン
エーテル樹脂組成物について鋭意検問した結果以下の本
発明即ち、本発明は、(〜 ポリフェニレンエーテル5
〜951iHt%、(]31 ゴム質重合体の存在下で
芳香族ビニル化合物、ビニルシアン化合物及び必要に応
じてこれらと共重合可能な他のビニル単景体を重合して
なる熱可塑性樹脂95〜5M貢チ、及び (q 他のスチレン系樹脂0〜90fi−it%からな
る組成物であって、前記熱可塑性樹脂(靭中のメチルエ
チルケトン不溶のrル成分の貯蔵弾性率(70℃、角周
波数20π(ラジアン/秒)で測定)が0.9 X 1
09〜6 X 10’ dyne/I:tn2の範囲で
あることを特徴とするポリフェニレンエーテル樹脂組成
物に関するものである。
本発明で使用されるポリフェニレンエーテル(ト)は、
一般式: (式中、Xは水素、塩素、臭素又は沃素であシ、R1は
炭化水A1ハロrン原子とフェノール核との間に少なく
とも2個の炭素原子を有するハロ炭化水素基、ハロ炭化
水素オキシ基、及び炭化水素オキシ基から選はれる1価
の基であシ、R2はR1と同じか又はハロダン原子、R
5及びR4はそれぞれR2と同じか又は水素である。但
し、R1、R2、R5及びR4は何れも第3級炭素原子
を有しないものである。) で示される化合物群から選択される1樵又は2種以上の
フェノール化合物を公知の触媒を用いて酸化カッシリン
グ血合して得ることができる。また、前記一般式の化合
物群から選択された1 iJ1!又は2棟以上をポリオ
レフィンなど他の重合体にグラフト重合させて得られる
グラフト重合体でもよい。
これらのポリフェニレンエーテルは、1柚を単独使用又
は2種以上を併用することができる。
最も好ましいフェノール化合物は、一般式:%式%(:
2 (式中、R′、及びW2はそれぞれ炭素数1〜8の炭化
水系基、W、及びR′4はそれぞれ炭素数1〜8の炭化
水素基又は水素を表わす。) また、最も好ましいフェノール化合物の具体例としては
2,6−ノメチルフエノール、2.6−ノエチルフエノ
ール、2−メチル−6−エチルフエノール、2−メチル
−6−アリルフェノール、2−メチル−6−フェニルフ
ェノール、2,6−ジフェニルフェノール、2.6−ジ
プチルフェノール、2−メチル−6−プロピルフェノー
ル、2,3.6−ドリメチルフエノール、2.3−ジメ
チル−6−エチルフエノール等が挙げられる。
本発明で使用されるポリフェニレンエーテル(〜の極限
粘度〔η〕(クロロホルム中30℃)は特に限定されな
いが、好ましくは0.2〜1 di/g、更に好ましく
は0.3〜0.7 di/gである。本光り」のポリフ
ェニレンエーテル樹脂組成物におけるポリフェニレンエ
ーテルの配合葦は5〜95皿M % テhシ、好ましく
は10〜60!i%である。ポリフェニレンエーテルの
量が5 m k %未満では、−ウ熱性の改良に!14
著な効果がみられず、95重量%ヲ超えると、耐衝撃性
、加工性、熱成形法における成形加工性の改良効果がみ
られない。
本発明の熱可塑性樹脂(B)で使用されるゴム質重合体
は、ぼりエチレン、ポリゾロピレン等のポリα−オレフ
ィン;エチレン−プロピレンのランダム共重合体及びブ
ロック共重合体、エチレン−ブテンのランダム共重合体
およびグロック共重合体等のエチレンとα−オレフィン
の共重合体、エチレン−メチルメタクリレート、エチレ
ン−ジチルアクリレート等のエチレンと不飽和カルボン
酸エステルの共重合体、エチレン−酢酸ビニル等のエチ
レンと脂肪酸ビニルの共重合体、アクリル酸のエチル、
ブチル、ヘキシル、2−エチルヘキシル、ラウリルエス
テル等のアクリル酸アルキルエステルの重合体、エチレ
ンーゾロビレンーエチリテンノル& ル*ン共重合体、
エチレン−ゾロピレン−へキサジエン共重合体等のエチ
レン−プロピレン−非共役ジェンターノリマー、ポリシ
タジエン、スチレン−ブタツエンのランダム共重合体お
よびブロック共重合体、アクリロニトリル−ブタジェン
共重合体、ブタノエン−イノグレン共重合体等のジエン
系ゴム、ブチレンーイソグレン共重合体、スチレン等の
芳香族炭化水素とブタジェン、イソプレン等の脂肪族ジ
エン系炭化水素とのブロック共重合体の水素添加物等が
あり、これらは1種又は2種以上で使用される。好まし
いゴム質重合体は前記エチレン−プロピレン−非共役ジ
ェンターポリマー又は前記ジエン系ゴムであシ、更に好
ましくはポリブタジェン、スチレン−シタジエン共重合
体であシ、スチレン、−ブタジェン共重合体中のスチレ
ン含量は50重量%以下が好ましい。
芳香族ビニル化合物としてはスチレン、α−メチルスチ
レン、メチルスチレン、ビニルキシレン、モノクロルス
チレン、ジクロルスチレン、モノクロルスチレン、ジブ
ロムスチレン、フルオロスチレン、p−ターシャリ−ブ
チルスチレン、エチルスチレン、ビニルナフタレン等が
あシ、これらは1種又は2種以上で使用される。好まし
い芳香族ビニル化合物はスチレン又はスチレンを50重
量%以上含んだものである。
ビニルシアン化合物としてはアクリロニトリル、メタク
リレートリル等がちシこれらは1椋又は2種以上で使用
される。特に好ましくはアクリロニトリルである。樹脂
(B)においてこれらの単量体混合物を重合してなる部
分(以下、単量体重合部分という)中の好ましいビニル
シアン化合物含量は0.5〜40重嵐チであシ、更に好
ましくは5〜30重量%、特に好ましくは15〜30重
濫チである。
ビニルシアン化合物含量が0.5重量−未満では成形品
表面光沢、耐溶剤性、塗装性が劣る。又40M童チを越
えると耐衝撃性、耐熱性、成形品表面光沢、真空成形性
が劣る。
芳香族ビニル化合物、ビニルシアン化合物と共重合可能
な他の単量体としてはメチルアクリレート、エチルアク
リレート、プロピレンアクリレート、ブチルアクリレー
ト、アミルアクリレート、ヘキシルアクリレート、オク
チルアクリレート、2−エチルへキシルアクリレート、
シクロヘキシルアクリレート、ドデシルアクリレート、
オクタデシルアクリレート、フェニルアクリレート、ベ
ンジルアクリレート等のアクリル酸のアルキルエステル
、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プロ
ピレンメタクリレート、ブチ、ルメタクリレート、アミ
ルメタクリレート、ヘキシルメタクリレート、オクチル
メタクリレート、2−エチルへキシルメタクリレート、
シクロヘキシルメタクリレート、ドデシルメタクリレー
ト、オクタデシルメタクリレート、フェニルメタクリレ
ート、ペンノルメタクリレート等のメタクリル酸アルキ
ルエステル、無水マレイン酸、無水イノコンば、無水シ
トラコン酸等の不飽和酸無水物、アクリル酸、メタクリ
ルば等の不飽和酸等がめげられこれらは1種又は2種以
上で使用される。上記芳香族ビニル化合物、ビニルシア
ン化合物と共重合可能な他の単量体は全単量体混合物中
好ましくは50重短チ以下、更に好ましくは30重量%
以下である。
本発明の熱aJ塑性樹脂申フの全遊離重合体(メチルエ
チルケトン(MEEK )可溶部)の〔η)■”iは0
.3〜1,0が好ましく、更に好ましくは0.4〜0.
8であシ、特に好まし・くは0.55〜0.7である。
本発明における熱可塑性樹脂の)はメチルエチルケトン
不溶のダル成分の温度70℃、角周波数20π(227
77秒)で測定した貯蔵弾性率が0.9X109〜6X
109dyn@/cm2、好ましくは1.2 X I 
Q9〜4 X I Q9dyne/m2、更に好ましく
は1.6X10’〜3.5X109dyne/crn2
である。貯蔵弾性率が6 X 109dyne/11n
2を超えると真空成形加工において平均底板厚が小さく
な夛伽肉度が大きくなシ本発明の目的とする良好な熱成
形性が得られない。
また、貯蔵弾性率が0.9 X 109dyne/cr
n2未満のときは良好な耐111iI撃性が得られない
貯蔵弾性率の測定においては、熱可塑性樹脂rアセトン
と混合し約5%の溶液とし、室温で約8時間撹拌した後
、その不溶部を遠心分離、乾燥し、熱ルス法によシ1m
のシートを成形したものを粘弾性スペクトロメータにか
けることによシ測定することができる。
かかる条件を満たす本発明の熱可塑性樹MW (B)に
おいて、更に好ましいものとしては以下のものが挙げら
れる。
■ 樹脂(樽において、単量体重合部分のビニルシアン
化合物含量が203Km%以下でおるもの。
■ 樹脂(B)において、単量体重合部分のビニルシア
ン化合物含量が10〜40重量%であ)全遊離束合体(
メチルエチルケトン可溶8I)中K[株])ビニルシア
ン化合物含量が1重音チ以上〜10重址チ未満の組成の
重合体成分が1〜507に:m矛、(B)ビニルシアン
化合物含量が10重M%以上〜20崖量襲未満の組成の
重合体成分が1〜70東括チ、(lビニルシアン化合物
含量が201LmZ以上〜40M童饅未満の組成の重合
体成分が5〜90重Mチ、及び(lビニルシアン化合物
含量が40重振チ以上の組成の重合体成分が0〜70爪
瓦%を含むもの。
■ ゴム質重合体の存在下でビニルシアン化合物含量が
O〜20重諷チであシ、且つ全単量体混合物の10〜7
0重址チに相当する亀の単量体混合物t−重合させ、次
いで残シの単量体混合物を重合させ、上記全単量体重合
部分中のビニルシアン化合物の含量21〜40重量%で
あるもの。
■ 単量体重合部分のビニルシアン化合物含量が20〜
40重量%である熱可塑性樹脂、単量体重合部分のビニ
ルシアン化合物含量が1〜13重ft%である熱可塑性
樹脂、及び必要に応じて単量体重合部分のビニルシアン
化合物含量が13重量%を越えて20重i%未満である
熱可塑性樹脂を適宜ブレンドしたもの。
実用的耐熱性の指標の1つでおる加熱収縮率の面からは
上記熱可塑性樹脂の中で特に■、■、■が好ましく、特
にに好ましくは■である。
本発明の熱可塑性樹脂(B)は、1種又は2種以上で使
用され本発明のポリフェニレン樹脂組成物中における含
量は95〜5重1t%であシ、好ましくは90〜40重
量%である。95重量%を超えると耐熱性の改良に顕著
な効果が見られず又5重量%未満では耐衝撃性、加工性
熱成形法に於ける成形加工性の改良効果がみられず、塗
装性、成形品表面光沢、耐溶剤性が低下する。
本発明の熱可塑性樹脂(B)中の好ましいゴム質重合体
量、ゴム粒子径は重合方法によって異なシ、塊状重合、
溶液重合、懸濁重合、塊状−懸濁1@、塊状−溶液重合
等で得る場合、平均ゴム粒子径は耐衝撃性の面から0.
5〜5μが好ましく、成形品表面光沢の面から0.5〜
2μが好ましい。好ましいゴム質重合体量は3〜20重
量%である。一方乳化重合、乳化−懸riM合等で得る
場合好ましいゴム質重合体の平均粒子径は0.05〜1
μであり、使用されるゴム質重合体量は熱可塑性樹脂C
BJ中好ましくは10〜70重量%であシ更に好ましく
は20〜60重量%、特に耐衝撃性の面から30〜60
重量%が好ましい。又ゴム質重合体に対しグラフトした
単量体の量、即ちグラフト率は30〜200重鼠チが好
ましく、史に好ましくは50〜x5otia:*、特に
好ましくr、Jニア5〜125重社饅である。
本発明の目的である耐熱性、耐衝撃性、及び熱成形法に
おける成形加工性等のバランスの良いポリフェニレンエ
ーテル樹脂組成物を得るには、熱可塑性樹脂(B)は乳
化重合で得られたものが好ましい。
本発明で特定している貯蔵弾性率を有する熱可塑性樹脂
ψ)はゴム質重合体のグル含量、ビニル単量体をグラフ
ト重合するときのグラフト率を適宜コントロールするこ
とによりn造することができる。通常、ゴム質重合体の
ダル含量が多いと貯蔵弾性率は大きくなる傾向を示し一
方グラフト率においてもグラフト率が高くなるとダル含
量と同様の傾向を示す。本つら明で%疋している貯蔵弾
性率を有する熱′0J!ll性樹脂を得る為に使用され
るゴム質地合体のグル含率(トルエン不溶部)は好まし
くは60恵箪チ以下、更に好ましくは40重量%以下、
特に好ましくは20皇址チ以下である。ゴム質地合体の
ダル含量はゴム質重合体を約0.5チのトルエン溶液と
し、約10時間室温で放置後2時間攪拌し、不溶分を遠
心分離し必要に応じて100メツシユ金網不通過分とを
合わせ、乾燥し、使用したゴム質重合体に対する重°駄
比(%)で現わす。
本発明で使用されるスチレン系樹脂(Qとしては前記芳
香族ビニル化合物の重合体、あるいは芳香族ビニル化合
物と共重合可能な他の単量体との共重合体がある。ここ
で使用される単量体はSrJ記ビエビニルシアン化合物
び前記芳香族ビニル化合物、ビニルシアン化合物と共重
合可能な他の単量体から選はれたものである。又当職ス
チレン系樹脂は心太に応じてuIJ記ゴム質1合体を含
むことができる。
好ましいスチレン系樹脂としてはポリスチレン、ポリク
ロルスチレン、ポリα−メチルスチレン、スチレン−ア
クリロニトリル共重合体、スチレン−メタクリル酸メチ
ル共重合体、スチレン−無水マレイン醒共爪合体、スチ
レン−α・メチルスチレン共重合体、スチレン−α・メ
チルスチレン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン
−α・メチルスチレン−アクリロニトリル−メタクリル
酸メチル共重合体等及びこれらのゴム変性物がちシ、こ
れらは1種又は2種以上で使用される。上記スチレン系
m Bk中のアクリロニトリル金員は40重量%以下が
好ましく、1〜15重量%で特に耐衝撃性が良好であ)
10〜40厘社条で耐溶剤性、塗装性が特に良好である
。又アクリロニトリル含量が40重量%以下で、しかも
アクリロニトリル金員が1重社−以上の範囲で組成分布
を有するスチレン系樹脂も本発明の目的に良好な結果を
与える。
本発明のポリフェニレンエーテル樹脂組成物を得る方法
として ■ 各成分を有機溶媒に溶解、膨潤させて混合する方法
■ 各成分をミキサー等で混合した後、押出機を用いて
溶融混合後ペレット化する方法。
■ ■を非溶媒を使用して回収した粉体混合物を押出機
を用いて溶融混合後ペレット化する方法。
■ ■を更に熱1」塑性樹脂、スチレン系樹脂、ポリフ
ェニレンエーテル等をミキサー等で混合した後押出機を
用いて溶融混合後ベレット化する方法。
■ 及びQ〜■のペレット又は各成分の粉体又はペレッ
ト全混合後射出成形機を用いて成形品を得る方法等があ
る。
又上記方法にバンバリー、ニーダ−等の公知の混合機器
を使用することも可能である。又上記ペレットに更に熱
可塑性樹脂、スチレン系樹脂、ポリフェニレンエーテル
又他の重合体を添加混合し押出様で溶融混合して組成物
を得てもよい。
本発明のポリフェニレンエーテル樹脂組成物は射出成形
、シート押出、真空成形、異形成形、発泡成形等によっ
て各種成形品を得ることができる。
又本発明の1リフ工ニレンエーテル樹脂組成物の使用に
際して通常使用される公知の酸化防止剤、紫外線吸収剤
、滑剤、難燃剤、帯電防止剤、発泡剤、無機フィラー、
等を配合することが出来る。
更に要求される性能に応じて他の既知の重合体例えばポ
リブタジエン、ツタジエン−スチレン共重合体、アクリ
ルゴム、エチレン−プロピレン重合体、EPDM、スチ
レン−ブタジェンブロック重合体、スチレンーブタジエ
ンースチレンズロック重合体、スチレン−!タジエンー
スチレンラジアルテレブロック重合体、プリプロピレン
、ブタジェン−アクリロニトリル共重合体、ポリ塩化ビ
ニル、ポリカーボネート、PETlPBT、ポリアセタ
ール、4?リアミド、エポキシ樹脂、ポリフッ化ビニリ
デン、ポリスルホン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
73?リイソグレン、天然ゴム、塩素化ブチルゴム、塩
素化ポリエチレン、PPS樹脂、ポリエーテルエーテル
ケトン等と適宜ブレンドして用いてもよい。
次に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するがこれ
らはいずれも例示的なものであって本発明の自答を限定
するものではない。
尚、以下の各側において部及び%はそれぞれ1に部及び
重−に俤を示す。
実施例、比軟例に用いる各種型合体を以下の方法で得た
重合体−A (>I! リフェニレンエーテル)2.6
−ノメチルフエノール、ノーn−ブチルアミン、臭化第
2銅、トルエンを用いて酸X′f:吹き込みながら30
℃で重合した後脱触、精製し4リフエニレンエーテル(
重合体−A)’kiた。
ポリブタジェンラテックス(Qの゛製造ブタジェン 1
00部 蒸 留 水 ioo部 オレイン酸カリウム 3815 ターシャリ−ドデシルメルカプタン 0.4部リン酸三
ナトリウム 0.3部 水酸化ナトリウム 0.05部 過硫酸カリウム 0.3部 を100圧反応器に仕込み充分攪拌後反応温度t50〜
60℃の範囲にコントロールし、転化率が50チになっ
た時点で重合反応を停止した後、残存シタジエンをスト
リップによシ除去しポリブタジェンラテックスL−1=
i得た。得られたラテックスのゴム成分中のトルエン不
溶分の割合(以下、ダル含率という)は6%であった。
ポリブタジェンラテックスL−2は、L−1におけるタ
ーシャリ−ドデシルメルカプタンの量を0.2部に変更
し、重合転化率95チまで行なった。残存シタジエンを
ストリップによシ除去しポリブタジェン2テ。
クスL−2を得た。L−2のグル含率は69チであった
熱可塑性樹脂(匂の製造 重合体B−1 攪拌機付ステンレス製反応器内部を窒素で充分置換した
後ポリブタジェンラテックスL−1を40部(固形分)
、オレイン酸カリ0.5部、スチレン20.1部、アク
リロニトリル13.74部、イオン交換水103部、タ
ーシャリ−ドデシルメルカプタン0.1部、ビロリン酸
ナトリウム0.2部、デキストローズ0.25部、硫酸
第1鉄0.004部、クメンハイドロパーオキサイド0
.107部を仕込んで70℃で1段目の重合を行なった
更にスチレン11.4部、アクリロニトリル0.804
部、ターシャリ−ドデシルメルカプタン0.01部、オ
レイン酸カリ0.46部、イオン交換水23部、クメン
ハイドロパーオキサイド0.036部の混合乳濁液を連
続的に添加しながら75℃で2段目の重合を行なった。
更にスチL/713.5部、アクリロニトリル0.45
6部、(ターシャリ−ドデシルメルカプタン0.011
部、オレイン酸カリ0.54部、イオン交換水27部、
クメンヒドロパーオキサイド0.075部の混合乳濁液
を連続的に添加しながら80℃で3段目の重合を行ない
重合転化率はぼ100%で冷却し反応を停止した。酸化
防止剤を添加し硫酸水溶液を用いて凝固、水洗後乾燥し
ゴム質重合体含量40チ、単量体重合部分のアクリロニ
トリル含量25チの重合体B−1を得た。
重合体B−1は全遊離重合体(メチルエチルケトン可溶
部)中にアクリロニトリルが組成分布を有している。
全遊離重合体中のアクリロニトリルの組成分布の測定法 重合体B−1のメチルエチルケトン可溶部を一定量メチ
ルエチルケトンに溶解した均一溶液にシクロヘキサンを
少量ずつ添加し沈殿してくる重合体の重量及び窒素分析
によるアクリロニトリル含量を測定することによってめ
た結果アクリロニトリル含量1チ以上〜10チ未満のも
のが8%。
アクリロニトリル含量10%以上−20チ未満のものが
12チ、アクリロニトリル含量20%〜40%未満のも
のが80%であった。
又ダル質の貯蔵弾性率は2.OX 10’ dyne/
cIn2であった。
なお貯蔵弾性率の測定は次の方法で行った。フラスコに
樹脂10g及びメチルエチルケトン200IILl金入
れ4時間振盪攪拌する。得られたグルを含む液を遠心分
離用容器に移し、10.00Orpmで1時間遠心分離
する。容器からグル質を取シ出し80℃で5時間真空乾
燥した後熱プレス機で厚さ1mのシートとする。このr
ル負シートを用い、粘弾性スペクトロメーター(株式会
社岩本製作所製〕で貯蔵弾性率を測定した。測定条件は
温度70℃、角振動数20π(22177秒)であった
0 1合体B−2 重合体B−1を得る条件において各段階のターシャリ−
ドデシルメルカプタンを使用せずに重合し重合体B−2
に得た。全遊離1合体中のアクリロニトリルの組成分布
は重合体B−1と同じであった。グル質の貯蔵弾性率は
3.4 X 10 dyne/crn2であった。
■合体B−3 重合体B−1’に得る条件に於いて、ポリブタジェンラ
テックスL−1の代わシにポリシタジエンラテツクスI
、−2盆用い、各段階のターシャリ−ドデシルメルカプ
タンを使用せずに重合し重合体B−3’i得た。全遊離
重合体中のアクリロニトリルの組成分布は1合体B−1
と同じであった。又ダル質の貯蔵弾性率は6.5 X 
10’ ayne/Jであった。
■合体B−4 1合体B−1に得る条件において重合各段階でツタ−シ
ャリ−ドデシルメルカプタンの使用it1段目;0.1
8名1sN2段目;0.018音L 3段目;0.02
部に震央して車台を行ないM@体B−4を得た。全遊離
1合体中のアクリロニ) IJルの組成分布は重合体B
−1と同じであった。又ダル質の貯蔵弾性率は0.7 
X 109dyne/cm2でhつた。
1合体B−5 重合体B−1を得る条件においてアクリロニトリルを用
いずに行ない重合体B−5を得た。ダル質の貯蔵弾性率
は3. I X 10 ’ dyne/1Yn2であっ
た。
スチレン系樹脂(Qの製造 溶液重合法で以下のスチレン系樹脂を得た。
実施例及び比較例 表の組成割合に従りて前記各檎重合体を滉合し二軸混練
9押出機を用いて240〜260℃の温度で押出しペレ
ット化した。
以下の評価基準に従って評価した。評価結果を表に示し
た。
〔共生成形加工性の評価〕
4i+ & ’レッド’k 400 m1lllV、コ
ートハンガ′−タイfTダイを装着したスクリュー径5
0mφの押出機で押出し、巾約360M、厚さ1.8叫
のシートを得た。タテ240m、ヨコ240■、深さ1
80瓢の升形の型を用いて、上記シートを真空成形して
成形品を得た。
成形品の底部の肉厚を第1図に示すポイントで測定し平
均底板厚及び下記に示す式でめた偏肉度を用いて成形加
工性の評価上した。すなわち平均底板厚が大なる程また
偏肉度(ト)が小なる程加工性は侵良であると判定した
シートをたて方向及び横方向にそれぞれいくつかの区画
に分けたものについて、 tB ; lなる番号の成形品のjなるポイントの板厚
とすると、 Sk ; tljでi=1〜3、j=4に−3〜4にの
12ポイントの肉厚値の集合、ただし、k=1〜12 σに;肉厚値集合、Skの標準偏差 Xk; 、# 平均値 〔耐衝撃性の評価〕 ペレッ)k170℃で5分間ロール練シした後、熱ブレ
スにて205℃でルスして異方性の無い厚さ2■のシー
トを得る。
このシートからたて15m、よこ10叫の板を切シ出し
、ダインスタット衝撃値を測屋し、耐衝撃性の評価デー
タとした。
〔耐薬品性のii′pHllI〕
1)耐フロン性の評価 前項で得た2mmのブレスシー) 全中10 +m、長
さ180咽に切り出し、定歪治具(歪=(1,75%)
に治める。
サンノルを治具に治めたまま、恒温室にて5℃で1時間
状態tJ4 順をした後、同温匿に同時装置いたフロン
(R−11)の入ったデシケータ−中にサンノルがフレ
オンの蒸気中に置かれるような置き方で3時間放置した
。その後15X10yaの板を切り出しダインスタット
衝撃値を測定した。この衝撃値を耐フロン性の評価デー
タとした。
2) 耐綿実油/オレイン酸性の評価 バター、マーガリン、植物油等の油脂性食品の接触にお
けろ物件劣化の評価の代用として、綿実油ニオレイン酸
=1=1の混合液を使って評価した。
耐衝撃性の評価の場合と同様にしてつく一′)た厚さ2
uのシートからJISK6301 に規足す句3号ダン
ベル状試験片(以下ダンベMと呼ぶ)を打ち抜く。
このダンベルの中央平行部に綿実油/オレイン酸を光分
しみ込fせた脱脂綿?巻きつけ6゜このダンベルゼ恒温
槽付りリーグ試験機に取りつけ50℃で1時間状態調節
した後、120Kg/cfflの応カケ与えクリープ試
験を行なった。
クリーブ破断時間を耐綿実油/オレイン酸性の評価デー
タとした。
〔耐熱性の評価〕
押出したシートを用いてビカット軟化温闇7測定した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、真空成形品の底部肉厚測定のポイントを示す
。 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (At ポリフェニレンエーテル5〜95ffiffi
    %。 <13) ゴム負重合体の存在下で芳香族ビニル化合物
    、ビニルシアン化合物および必要に応じてこれらと共重
    合可能な他の単蓋体を重合してなる熱可塑性樹脂95〜
    5m:m%、および (Q 他のスチレン系樹脂O〜90’J1iit%から
    なる組成物であって、前記熱可塑性樹脂Q3)中のメチ
    ルエチルケトン不溶のrル成分の貯蔵弾性率(70℃、
    角周波数20π(ラジアン/秒)で測だ)が0.9 X
     109〜6 X 10’ dyne/Jであることを
    特徴とするポリフェニレンエーテル樹脂組成物。
JP19835583A 1983-10-25 1983-10-25 ポリフエニレンエ−テル樹脂組成物 Pending JPS6090245A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63117062A (ja) * 1986-11-05 1988-05-21 Mitsubishi Rayon Co Ltd ポリフエニレンエ−テル樹脂組成物
US5019731A (en) * 1988-05-31 1991-05-28 Fujitsu Limited Analog switch circuit

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63117062A (ja) * 1986-11-05 1988-05-21 Mitsubishi Rayon Co Ltd ポリフエニレンエ−テル樹脂組成物
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