JPS6086151A - ポリフエニレンエ−テル樹脂組成物 - Google Patents

ポリフエニレンエ−テル樹脂組成物

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JPS6086151A
JPS6086151A JP19396883A JP19396883A JPS6086151A JP S6086151 A JPS6086151 A JP S6086151A JP 19396883 A JP19396883 A JP 19396883A JP 19396883 A JP19396883 A JP 19396883A JP S6086151 A JPS6086151 A JP S6086151A
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JP
Japan
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weight
styrene
polymer
vinyl cyanide
cyanide compound
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Application number
JP19396883A
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English (en)
Inventor
Masaaki Motai
政明 馬渡
Nobuyuki Katsuki
勝木 延行
Mitsuo Abe
阿部 充雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐熱性、耐衝撃性、成形品表面光沢。
塗装性、耐溶剤外に優れたポリフェニレンエーテル樹脂
組成物に関する。
ポリフェニレンエーテルは耐熱性9機械的性質及び電気
的性質に優れた樹脂として広く知られている。ところが
このポリフェニレンエーテルは耐衝撃性が低く、加工性
、耐薬品性が劣シ。
高温で熱変色しゲル化が起る等の欠点を有しているため
、単独では殆ど使用されておらず9通常はポリスチレン
、ゴム変性ポリスチレンとの組成物からなる変性ポリフ
ェニレンエーテル樹脂として使用されている。この変性
ポリフェニレンエーテル樹脂は優れた機械的性質、電気
的性質ならびに加工性等を鳴するために、自動車部品、
事務機器、電気器具部品等に巾広く使用されている。
しかしかかる組成物は厚肉、高荷重下の熱変形温度は高
い値を示すものの薄肉成形品の高荷重、低荷重において
は低い値しか示さない。又加熱収縮率が大きいという欠
点を有しておシ。
実用的耐熱性に問題があった。
又かかる組成物は耐衝撃性、成形品表面光沢。
塗装性が劣ると父う欠点を有していた。
本発明者等は耐熱性、耐15啄性、成形品表面、 光沢
、塗装性、耐溶剤性の優れた樹脂組成物について鋭意検
討した結果驚ろくべきことにポリフェニレンエーテルに
ブレンドするスチレン系樹脂のゲル含率が高く又ビニル
シアン化合物を含有させることによって上記改良がなさ
れることを見出し1本発明に到達した。
即ち本発明は、(A)ポリフェニレンエーテル5〜95
重量%、(Blゴム質重合体の存在下に芳香族ビニル単
゛量体、ビニルシアン化合物及び必要に応じてこれらと
共重合可能な他のビニル単量体からなる重置、体温合物
を重合してなる熱可塑性樹脂95〜5重量%、及び(q
他のスチレン系樹脂0〜90重量%からなる組成物であ
って。
前記熱可塑性樹脂(Bl中にゲル相(メチルエチルケト
ン/アセトン=50750容量チの混合溶媒に不溶分)
を70重量%以上含み、且つ前記単量体混合物中ビニル
シアン化合物含率が0.5〜40重量%であることを特
徴とするポリフェニレンエーテル樹脂組成物に関する。
本発明で使用されるポリフェニレンエーテル素、臭素あ
るいは沃素であシ、Rは炭化水素基。
ハロゲン原子とフェノール核との間に少なくとも2個の
炭素原子を有するハロ炭化水素並びにハロ炭化水素オキ
シ基、および炭化水素オキシ基から選ばれる一価の置換
基であシR′はRと同じものあるいはハロゲンを表わし
、「、R“′はそれぞれ圧と同じものあるいは水素であ
る。ただしR2用およびR# 、 f%IIIは伺れも
第三級炭素原子をもたぬものである。)で表わされる化
合物から選択された少なくとも1種を公知の触媒を用い
て酸化カップリング重合して得ることができる。またポ
リオレフィンなどの他の重合体にグラフト重合したもの
でもよい。これらのポリフェニレンエーテルは1種又は
2種以上で使用される。
最も好ましいフェノール化合物は一般式几及び■は炭素
数1−8の炭化水素基からそれぞれ選ばれW及び■“は
炭素数1〜8の炭化水素基、水素原子から選ばれる。
最も好ましいフェノール化合物の例には2゜6−シメチ
ルフエノール、2,6−ジニチルフエノール、2−メチ
ル−6−エチルフエノール。
2−メチル−6−アリルフェノール、2−メチル−6−
フェニルフェノール、2. er−ジフェニルフェノー
ル、2. 6−ジフチルフエノール。
2−メチル−6−プロピルフェノール、2. 3゜6−
ドリメチルフエノール、2.3−ジメチル−6−エチル
フエノール等がある。
本発明に使用されるポリフェニレンエーテルの〔η〕(
クロロホルム、30℃測定)は特に限定するものではな
いが好ましくは0.2〜1.0dt/ fであシ、更に
好ましくは0.3〜0.7dll?である。本発明の組
成物においてポリフェニレンエーテルの使用量は5〜9
5重量%であり。
好ましくは10〜600〜60重量%5重量%未満では
耐熱性の改良に顕著な効果が見られず又95重量%を越
えると耐衝撃性、加工性の改良効果がみられず、塗装性
、成形品表面光沢。
耐溶剤性が低下する。
本発明で使用されるゴム質重合体には、ポリエチレン、
ポリプロピレン等のポリαオレフィン、エチレン−プロ
ピレンのランダム共重合体およびブロック共重合体、エ
チレン−ブテンのランダム共重合体およびブロック共重
合体等のエチレンとαオレフィンの共重合体、エチレン
−メチルメタクリレート、エチレンーズ°チルアクリレ
ート等のエチレンと不飽和カルボン酸エステルの共重合
体、エチレン−酢酸ビニル等のエチレンと脂肪酸ビニル
の共重合体、アクリル酸のエチル、フチルアヘキシル、
2−エチルヘキシル、ラウリルエステル等のアクリル酸
アルキルエステルのi合体、エチレンープロヒ:レンー
エチリデンノルボ゛ルネン共重合体、エチレン−プロピ
レン−へキサジエン共重合体等のエチレン−プロピレン
−非共役ジェンター;t’lJマー。
ポリズタジエン、スチレンーズタジエンのランダム共重
合体およびブロック共重合体、アクリロニトリル−シタ
ジエン共重合体、ブタジェン−イソプレン共重合体等の
ジエン系ゴム、ブチレン−イソプレン共重合体、スチレ
ン等の芳香族炭化水素とブタジェン、イングレン等の脂
肪族ジエン系炭化水床とのブロック共重合体の水素添加
物等があり、これらは1種又は2種以上で使用される。
好ましいゴム質重合体は前記エチレン−プロピレン−非
共役ジェンターポリマー又は前記ジエン系ゴムであり、
更に好ましくはポリゲタジエン、スチレン−ゲタジエン
共重合体であシ、スチレンーゲタジエン共重合体中のス
チレン含有率は50t−1以下が好ましい。
上記ゴム質重合体はトルエン不溶部を10重量%以上含
んでいる場合成形品の表面光沢、耐溶剤性が良好である
芳香族ビニル化合物としてはスチレン、α−メチルスチ
レン、メチルスチレン、ビニルキシレン、モノクロスチ
レン、ジクロルスチレン。
モノフ40ムスチレン、ジグロムスチレン、フルオロス
チレる p−ターシャリ−グチルスチレン、エチルスチ
レン、ビニルナフタレン等力69、これらは1種又は2
種以上で使用される。
好ましい芳香族ビニル化合物はスチレン又はスチレンを
50重量%以上含んだものである。
ビニルシアン化合物としてはアクリロニトリル、メタク
リレートリル等があシこれらは1種又は2種以上で使用
される。特に好ましくはアクリロニトリルである。単量
体重合部分中のビニルシアン化合物含有率は0.5〜4
0重量%であシ好ましくは5〜38重量%、更に好まし
くは10〜34重量%、特に好ましくは15〜30重量
%である。ビニルシアン化合物含有率が0.5重量%未
満では耐熱性、成形品表面光沢。
耐溶剤性、塗装性が劣る。又40重量%を越えると耐衝
撃性、耐熱性、成形品表面光沢が劣る。
芳香族ビニル化合物、ビニルシアン化合物と共重合可能
な他の単量体としてはメチルアクリレート、エチルアク
リレート、プロビレンアクリレート、ブチルアクリレー
ト、アミルアクリレート、ヘキシルアクリレート、オク
チルアクリレート、2−エチルへキシルアクリレート。
シクロヘキシルアクリレート、ドデシルアクリレート、
オクタデシルアクリレート、フェニルアクリレート、ベ
ンジルアクリレート等のアクリル酸のアルキルエステル
、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プロ
ピレンメタクリレート、ブチルメタクリレート、アミル
メタクリレート、ヘキシルメタクリレート、オクチルメ
タクリレート、2−エチルへキシルメタクリレート、シ
クロヘキシルアクリレート。
ドデシルメタクリレート、オクタデシルメタクIJL/
−)、フェニルメタクリレート、ベンジルメタクリレー
ト等のメタクリル酸アルキルエステル、無水マレイン酸
、無水イタコン酸、無水シトラコン酸等の不飽和酸無水
物、アクリル酸。
メタクリル酸等の不飽和酸等があげられこれらは1種又
は2種以上で使用される。上記芳香族ビニル化合物、ビ
ニルシアン化合物と共重合可能な他の単量体は全単量体
混合物中好ましくは50重量%以下、更に好ましくは3
0重量%以下である。
本発明の熱可塑性樹脂(Blにおいて好ましいものは以
下のものである。
■単量体重合部分のビニルシアン化合物含量が20重量
%以下であるもの。
■単量体重合部分のビニルシアン化合物含量が10〜4
0重量であり全遊離重合体(メチルエチルケトン可溶部
)中に囚ビニルシア化合物の含量が1重量%以上〜10
重量部未溝の組成の重合体成分が1〜50重8%、(B
lビニルシアン化合物の含量が10重量%以上〜20重
量%未満の組成の重合体成分が1〜70重t%、(Qビ
ニルシアン化合物の含量が20重量置部上〜40重量%
未満の組成の重合体成分が5〜90重量%、及び(13
ビニルシアン化合物の含量が40重t%以上の組成の重
合体成分が0〜70重量%からなるもの。
■ゴム質重合体存在下でビニルシアン化合物含有率がθ
〜20重i%であシ、且つ全単量体混合物の10〜70
重量%に相当する量の単量体混合物を重合させ5次いで
残りの単量体混合物を重合させ、上記全単量体重合部分
中のビニルシアン化合物の含有量21〜40重量%であ
るもの。
■単量体重合部分のビニルシアン化合物含量が20〜4
0重量%である熱可塑性樹脂、単量体重合部分のビニル
シアン化合物含量が1〜13重量%である熱可塑性樹脂
、必要に応じて単量体重合部分のビニルシアン化合物含
量が13重を饅を越えて20重量%未満である熱可塑性
樹脂を適宜ブレンドしたもの。
実用的耐熱性の指標の1つである加熱収縮率の面からは
上記熱可塑性樹脂の中で特に■、■。
■が好ましく、特に■が好ましい。
本発明の熱可塑性樹脂(Blはゲル相(メチルエチルケ
トン/アセトン=50150容量チの混合溶媒不溶部)
を70重量%以上、好ましくは80重量%を超え、更に
好ましくは85重量%以上含むものである。
ゲル含有量が70重量%以下では加熱収縮率。
薄肉・低荷重の熱変形温度が低下する。
本発明の熱可塑性樹脂CB+は1種又は2種以上で使用
されその使用量は本発明の組成物中95〜5重量%であ
り、好ましくは90〜40重量%である。95重量%を
越えると耐熱性の改良に顕著な効果が見られず、又5重
量%未満では耐衝撃性、加工性の改良効果がみられず、
塗装性、成形品表面光沢、耐溶剤性が低下する。
本発明のスチレン系樹脂(Ωとしては前記芳香族ビニル
化合物の重合体、あるいは芳香族ビニル化合物と共重合
可能な他の単量体との共重合体がある。ここで使用され
る単量体は前記ビニルシアン化合物、及び前記芳香族ビ
ニル化合物。
ビニルシアン化合物と共重合可能な他の単量体から選ば
れたものである。又尚該スチレン系樹脂は必要に応じて
前記ゴム質重合体を含むことができる。
好ましいスチレン系樹脂としてはポリスチレン、ポリク
ロルスチレン、ポリα−メチルスチレン、スチレン−ア
クリロニトリル共重合体。
スチレン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−無
水マレイン[共重合体、スチレン−α春メチルスチレン
共重合体、スチレン−α−メチルスチレン−メタクリル
酸メチル共重合体。
スチレン−α・メチルスチレン−アクリロニトリル−メ
タクリル酸メチル共重合体等及びこれらのゴム変性物が
あ凱 これらは1種又は2種以上で使用される。上記ス
チレン系樹脂中のアク!J d二) !jル含率は40
重量%以下が好ましく、1〜15重量%で特に耐衝撃性
が良好であ910〜40重量%で耐溶剤性、塗装性が特
に良好である。又アクリロニトリル含有率が40重量%
以下でアクリロニトリル含率が1重量%以上で組成分布
を有するものも本発明の目的に良好な結果を与える。
父上記スチレン系樹脂中のメタクリル酸メチル含率が8
0重量%以下、無水マレイン酸含率30重量%以下、ス
チレン含有率20重iチ以上が好ましい。
上記スチレン系樹脂(qの本発明の樹脂組成物中での使
用割合は0〜90重量%でち夛90重置部を越えると塗
装性、耐熱性、耐衝撃性、成形品表面光沢が劣る。
本発明の熱可塑性樹脂(Bj中の好ましいコ゛ム質重合
体量、ゴム粒子径は重合方法によって異なシ、塊状重合
、溶液重合、懸濁重合、塊状−懸濁重合、塊状−溶液重
合等で得る場合、平均コ。
ム粒子径は耐衝撃性の面から0.5〜5μが好ましく、
成形品表面光沢の面から0.5〜2μが好ましい。好ま
しいゴム質重合体重は3〜20重量%でおる。一方乳化
重合、乳化−懸濁重合等で得る場合好ましいゴム質重合
体の平均粒子径は0.05〜1μでアシ、使用されるゴ
ム質重合体量は熱可塑性樹脂(Bl中好ましくは10〜
90重量%であシ更に好ましくは20〜90重量%。
特に耐衝撃性の面から30〜80重量%が好ましい。
本発明の目的である耐熱性、耐衝撃性、成形品表面光沢
、耐溶剤性、塗装性のバランスの良い熱可塑性樹脂組成
物を得るには本発明の熱可塑性樹脂は乳化重合で得られ
たものが好ましい。
本発明に使用する熱可塑性樹脂(B)、スチレン系樹脂
(qにおいてゴム質重合体を使用する場合。
コム質重合体にグラフトした樹脂重合体)量。
すなわちグラフト率(溶媒;メチルエチルケトン/アセ
トン==50150容量チ)は耐衝撃。
成形品表面光沢、塗装性の面から好ましくは10重量%
以上、更に好ましくは30〜200重量%の範囲である
。又本発明のゴム質重合体表面にクラフトした樹脂質重
合体の平均の厚みが表面光沢、耐溶剤性の面で好ましい
。ゴム質重合体表面にグラフトした樹脂質重合体の平均
の厚みは、外部グラフト樹脂質重合体を観察する一般的
方法で電子顕微鏡写真よυ測定できる。
乳化重合法で用いるゴム質重合体はラテックス状態のも
のが使用される。ゴム質重合体ラテックスを得る方法と
して乳化重合によって得られたゴム質重合体ラテックス
を使用する方法。
他の重合法で得られた固形状ゴム質重合体を単量体及び
/又は有機溶剤に溶解した後エマルジョン化したゴム質
重合体ラテックスを使用する方法等がある。
使用される好ましい重合体ラテックスは■粒子径500
A〜1730Aのものが70重量%以上存在し、且つゲ
ル(トルエン不溶部)含率が50重量置部上あるもの、
■粒子径が1730X〜4400Xのものが70重量置
部上存在し。
且つゲル(トルエン不溶部)含率が60重量置部上であ
るもの、■粒子径が4400A以上に50重量%以上存
在し、且つゲル(トルエン不溶部)含率が20〜70重
量%であるもの、■前記重合体ラテックス■/■=5〜
50/95〜50重量%であるもの、■前記重合体ラテ
ックス■/■=95〜515〜95重量%であるもの、
■前記重合体ラテックス■/■/■=0〜50/95〜
4015〜60重量%であるものである。■、■の重合
体ラテックスを用いた場合特に光沢、塗装性、耐溶剤性
の改良効果が著るしい。■の重合体ラテックスを用いた
場合耐衝撃性の改良効果が著るしい。■、■、■の重合
体ラテックスを用いると光沢、塗装性、耐衝撃性が著る
しく改良される。
本発明のポリフェニレンエーテル樹脂組成物を得る方法
として ■各成分を有機溶媒に溶解、膨潤させて混合する方法。
■各成分をミキサー等で混合した後、押出機を用いて溶
融混合後ベレット化する方法。
■■を非溶媒を使用して回収した粉体混合物を押出機を
用いて溶融混合後ベレット化する方法。
■■を更に熱可塑性樹脂、スチレン系樹脂、ポlJフェ
ニレンエーテル等をミキサー等で混合した後押出機を用
いて溶融混合後ペレット化する方法。
■及び■〜■のベレット又は各成分の粉体又はペレット
を混合後射出成形機を用いて成形品を得る方法等がある
父上記方法にバンバリー、ニーダ−等の公知の混合機器
を使用することも可能である。父上記ベレットに更に熱
可塑性樹脂、スチレン系樹脂、ポリフェニレンエーテル
又他の重合体を添加混合し押出機で溶融混合して組成物
を得てもよい。
本発明のポリフェニレンエーテル樹脂組成物は射出成形
、シート押出、真空成形、異形成形。
発泡成形等によって各種成形品を得ることができる。
又本発明のポリフェニレンエーテル樹脂組成物の使用に
際して通常使用される公知の酸化防止剤、紫外線吸収剤
、滑剤、難燃剤、帯環防止剤9発泡剤、無機フィラー、
等を配合することが出来る。
更に要求される性能に応じて他の既知の重合体例えばポ
リブタジェン、ブタジェン−スチレン共重合体、アクリ
ルゴム、エチレン−プロピレン重合体、EPDM、スチ
レン−ブタジェンブロック重合体、スチレン−ブタジェ
ン−スチレンフロック重合体、スチレン−ブタジェン−
スチレンラジアルテレブロック重合体、ポリプロピレン
、ブタジェン−アクリロニトリル共重合体。
ポリ塩化ビニル、ポリカーポネー)、PET、 PBT
、ポリアセタール、ポリアミド、エポキシ樹脂、ホリフ
ッ化ビニリデン、ポリスルホン、工fL/ンー酢酸ビニ
ル共重合体、ポリイソグレン。
天然ゴム、塩素化ブチルゴム、塩素化ポリエチレン、P
PS 樹脂、ポリエーテルケトン等と適宜ブレンドして
用いてもよい。
次に実施例を挙けて本発明を更に詳細に説明するがこれ
らはいずれも例示的なものであって本発明の内容を限定
するものではない。
尚、以下の各側において部及びチはそれぞれ重量及び重
量%を示す。
重合体−人(ポリフェニレンエーテル)反応器底部に酸
素吹込み装置、冷却用コイル。
攪拌機を備えたステンレス製反応容器内部を窒素で充分
置換した後、臭化第2銅53.65’、ジ−l−ブチル
アミン1110 f/−、更にトルエン40ノに2.6
−キシレノール8.75kgを溶解して添加した。攪拌
しながら均一溶液にした後9反応容器内部に酸素を急速
に吹き込みながら120分間重合を行なった。重合の間
冷即用コイルに水を循環させて内温を30℃に維持した
。重合終了後トルエン30.8を添加し、エチレンジア
ミン四酢酸三ナトリウム4301を水に溶解した20%
水溶液を添加し反応を停止した。遠心分離をして重合体
溶液相を取り出した。重合体溶液相を激しく攪拌しなが
らメタノールを徐々に添加しスラリー状態にした。戸別
した後重合体をメタノールで充分洗浄し更に戸別した後
乾燥し重合体−人を得た。
熱可塑性樹脂−の製造 B−1(ポリブタジェン/スチレン/アクリロニトリル
共重合体) 攪拌機付ステンレス製反応容器内部を窒素で充分置換し
た後ポリブタジェンラテックス(平均粒径2000A、
)ルエン不溶部80チ)40ゆ(固形分)、ポリブタジ
ェンラテックス(平均粒径6000A、)ルエン不溶部
50チ)20ゆ(固形分)、不均化ロジン酸カリウムQ
、33klI。
スチレン13.4ゆ、アクリロニトリル9.16Jイオ
ン交換水68.7M、ターシャリ−ドデシルメルカプタ
ン82.71F、ピロリン酸ナトリウム2001、デキ
ストローズ250 f、硫酸第1鉄4?。
クメンハイドロパーオキサイド1071を仕込んで70
℃で1段目の重合を行なった。更にスチレン7.6に9
. アクリロニトリルo、s4b、ターシャリ−ドデシ
ルメルカプタン81.不均化ロジン酸カリウム0.30
7VJ、イオン交換水15J クメンハイドロパーオキ
サイド367の混合乳濁液を連続的に添加しながら75
℃で2段目の重合を行なった。更にスチレン9に9.ア
クリロニトリル0.3kf、ターシャリ−ドデシルメル
カプタン9グ。
不均化ロジン酸カリウム0.36kf、イオン交換水1
8ゆ、クメンハイドロパーオキサイド751の混合乳濁
液を連続的に添加しながら80℃で3段目の重合を行な
い重合転化率はぼ100チで冷却し反応を停止した。
酸化防止剤を添加し硫酸水溶液で凝固、水洗後乾燥しゴ
ム質重合体含量60%、熱可塑性樹脂中に分散したゴム
質重合体の平均粒径0.33μ、単量体重合部分のアク
リロニトリル含量25チの重合体B−1を得た。
重合体B−11!?−にメチルエチルケトン/アセトン
=50150容量チ混合溶媒25m1を添加し120分
間振トウし力から溶解した。
遠心分離機(12000Ypm)でゲル相を分離。
乾燥し重合体B−1のゲル含率をめた。ゲル含率は92
%であった。
全遊離重合体中のアクリロニトリルの組成分布は重合体
0−1のメチルエチルケトン可溶部を一定量メチルエチ
ルケトンに溶解した均一溶液にシクロヘキサンを少量ず
つ添加し沈澱してくる重合体の重量及び窒素分析による
アクリロニトリル含量を測定することによってめた結果
アクリロニトリル含量1%以上〜10%未満のものが8
%。
アクリロニトリル含量10チ以上〜20%未満のものが
12%、アクリロニトリル含量20重量%以上〜40重
量%未満のものが80%であった。
重合体B−2〜B−9(ポリブタジェン/スチレン/ア
クリロニトリル共重合体)重合体B−1を得る条件にお
いてポリブタジェン、スチレン。
アクリロニトリル、ターシ千す−ドデシルメ5レカブタ
ン量を変えて以下の重合体を得た。
スチレン系樹脂(Qの製造 溶液重合で下記のスチレン系樹脂を得た。
いた。
実施例、比較例 表−1の組成割合に従って前記各種重合体を混合し二軸
混練押出機を用いて220℃〜260℃の温度で押出し
ベレット化した後充分乾燥し、射出成形機を用いて24
0℃〜260℃で耐衝撃性。
耐熱性、成形品表面光沢、塗装性、耐溶剤性測定用試験
片を成形し下記の試験方法に従って測定した結果を表−
1に示す。
評価方法 ■耐熱性 ■厚肉高荷重下の熱変形温度測定・ 厚み1/4“、264psiでASTMD648に従っ
て測定した。
@薄肉低荷重下の熱変形温度測定 厚み1/8“、56psiでA8TMD648に従って
測定した。
θ1%加熱収縮温度の測定 上記0で使用した試験片を各種温度雰囲気中で2時間放
置した後の原寸に対する収縮率よシ1%加熱収縮温度を
めた。
■耐衝撃性 ASTMD256に従って厚み1/4“、ノツチ付で測
定した。
■成形品表面光沢 成形品表面光沢を以下の評価基準に従って目視評価した
◎;非常に良好 Q;良好 △;若干劣るX;悪い ■塗装性 成形品(板状)に以下のオリジン電気製塗料。
シンナーを用いて塗装を行なった。
塗 料;グラネットAH(商品名) ンンナー;グラネット$201(商品名)塗装後の塗膜
表面のクラック、クレーズ、吹い込みの発生状態、及び
外観を以下の評価基準に従って目視評価した。
◎;非常に良好 ○;良好 △;若干劣る×;悪い ■耐薬品性 厚み1/4“の熱変形温度測定用試験片をガソリン中に
5時間浸した後のクラックの発生状態を測定した。
クラックの発生状態は外観を以下の評価基準に従って目
視評価した。
◎;非常に良好 ○;良好 △;若若干−×;悪い

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 囚ポリフェニレンエーテル5〜95重量%。 (Blゴム質重合体の存在下に芳香族ビニル単量体。 ビニルシアン化合物及び必要に応じてこれらと共重合可
    能な他のビニル単量体からなる単量体混合物を重合して
    なる熱可塑性樹脂95〜5重量係、置部(q他のスチレ
    ン系樹脂0〜90重量%からなる組成物であって、前記
    熱可塑性樹脂(Bl中にゲル相(メチルエチルケトン/
    アセトン=50150容量チの混合溶媒に不溶分)を7
    0重量%以上含み、且つ前記単量体混合物中ビニルシア
    ン化合物含率が0゜5〜40重量係で置部ことを特徴と
    するポリフェニレンエーテル樹脂組成物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6386750A (ja) * 1986-09-30 1988-04-18 Sumitomo Naugatuck Co Ltd ポリフエニレンエ−テル系樹脂組成物
JPS6386748A (ja) * 1986-09-30 1988-04-18 Sumitomo Naugatuck Co Ltd ポリフエニレンエ−テル系樹脂組成物
JPS6397659A (ja) * 1986-10-14 1988-04-28 Sumitomo Naugatuck Co Ltd ポリフエニレンエ−テル系樹脂組成物
JP2002220506A (ja) * 2000-11-21 2002-08-09 Asahi Kasei Corp Abs系難燃樹脂組成物

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