JP2002200586A - 基板の把持装置、処理装置、及び把持方法 - Google Patents

基板の把持装置、処理装置、及び把持方法

Info

Publication number
JP2002200586A
JP2002200586A JP2001114947A JP2001114947A JP2002200586A JP 2002200586 A JP2002200586 A JP 2002200586A JP 2001114947 A JP2001114947 A JP 2001114947A JP 2001114947 A JP2001114947 A JP 2001114947A JP 2002200586 A JP2002200586 A JP 2002200586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
wafer
etching
liquid
vacuum suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001114947A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4108941B2 (ja
Inventor
Junji Kunisawa
淳次 国沢
Norio Kimura
憲雄 木村
Kenya Ito
賢也 伊藤
Akira Fukunaga
明 福永
Katsutaka Inoue
雄貴 井上
Hiroshi Tomita
寛 冨田
Soichi Nadahara
壮一 灘原
Motoyuki Sato
基之 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Toshiba Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp, Toshiba Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP2001114947A priority Critical patent/JP4108941B2/ja
Priority to US09/984,791 priority patent/US20020050322A1/en
Publication of JP2002200586A publication Critical patent/JP2002200586A/ja
Priority to US10/629,678 priority patent/US7055535B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4108941B2 publication Critical patent/JP4108941B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/683Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping
    • H01L21/6838Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping with gripping and holding devices using a vacuum; Bernoulli devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S134/00Cleaning and liquid contact with solids
    • Y10S134/902Semiconductor wafer
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/11Vacuum

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエハのエッジ、ベベル部や裏面の処理を行
なうことができ、かつウエハを安定に保持することがで
きる基板の把持装置、処理装置、及び把持方法を提供す
る。 【解決手段】 基板Wの面を処理するために基板を把持
する把持装置において、基板Wの一方の面のエッジに接
触し、基板を吸着する真空吸着部材48を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板の把持装置、
処理装置、及び把持方法に関し、特に半導体ウエハのよ
うな高い平坦度と清浄度を必要とする基板を処理するの
に好適な基板の把持装置、処理装置、及び把持方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体基板上に配線回路を形成するため
の材料としては、アルミニウムまたはアルミニウム合金
が一般に用いられているが、半導体デバイスの集積度の
向上に伴い、より導電率の高い材料を配線材料に採用す
ることが要求されている。このため、回路パターン溝及
び/又は穴が形成された半導体基板面にめっき処理を施
して、該回路パターン溝及び/又は穴にCu(銅)又は
その合金を充填し、該充填した部分を除いて該Cu又は
その合金を除去し、回路配線を形成する方法が提案され
ている。
【0003】上記回路配線を形成するには、まず半導体
素子が形成された半導体基板上に導電層が形成され、該
導電層の上にSiOからなる絶縁膜が堆積され、リソ
グラフィ・エッチング技術によりコンタクトホールと配
線用の溝が形成され、その上にTiN等からなるバリア
層、更にその上に電解めっきの給電層としてシード層が
形成される。
【0004】さらに半導体基板の表面にCuめっきを施
すことで、半導体基板のコンタクトホール又は溝内にC
uを充填させると共に、絶縁膜上にCuめっき膜層を堆
積させる。その後、化学的機械的研磨(CMP)によ
り、絶縁膜上のCuめっき膜層及びバリア層を除去し、
コンタクトホール及び配線用の溝に充填させたCuめっ
き膜層の表面と絶縁膜の表面とを略同一平面にする。こ
れにより、銅めっき膜層からなる配線が形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、バリア層は絶
縁膜のほぼ全面を、シード層はバリア層のほぼ全面をそ
れぞれ覆うように形成されるため、半導体基板のベベル
(外周部)にシード層である銅膜が存在したり、また半
導体基板のベベルの内側のエッジ(外周部)に銅が成膜
されて残ることがある。
【0006】銅は、例えばアニール等の半導体製造工程
において、絶縁膜中に容易に拡散し、その絶縁性を劣化
させたり、次に成膜する膜との接着性が損なわれ、そこ
から剥離する原因ともなり得るので、基板から完全に除
去することが要求されている。
【0007】この発明は、上記課題に鑑み、ウエハ等の
基板のエッジ、ベベル部や裏面の処理を簡単に行なうこ
とができ、かつ基板を安定に保持することができる基板
の把持装置、処理装置、及び把持方法を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するためになされたもので、その構成は、例えば図4
に示すように、基板Wの表面を処理するために基板Wを
把持する把持装置において、基板Wの一方の面のエッジ
に接触し、基板Wを吸着する真空吸着部材48を有する
基板Wの把持装置として構成した。これにより、基板の
他方の面、基板の側端部、及び一方の面の周辺のベベル
部を露出させた状態で基板を安定的に把持し、これらの
箇所を1つの工程で同時に面処理することができる。
【0009】ここで前記真空吸着部材は、前記基板の非
処理部分に処理が及ばないように、形状が定められてい
る。例えば基板が(そのエッジ部以外の中央部に)素子
の形成されているウエハであるときは、真空吸着部材4
8は、基板の非処理部分としての、ウエハWの素子(デ
バイス)形成部に、エッチング等の処理が及ばないよう
に、その吸着位置が定まるように形成するのが好まし
い。また素子形成部に処理が及ばない限りにおいて、で
きるだけエッジ部を広く処理できるように定めるのがさ
らに好ましい。
【0010】真空吸着部材48は、基板W側に開口する
環状の溝50を形成していることが好ましい。このとき
は、真空吸着部材48は、典型的には環状に形成されて
いる。特に好ましくは、真空吸着部材48及び溝50
は、円環状に形成する。
【0011】また、真空吸着部材48は、水平に設置さ
れる円板状のホルダ板44の下面に取り付けるとよく、
このときは、基板の吸着された面の内側の平坦面の部分
は真空吸着部材48とホルダ板44によって覆われるの
で、面処理が行われず、その外側部分、すなわち基板吸
着面のベベル部と端面及び下面のみの処理が行われる。
【0012】真空吸着部材48の、基板W側に接触する
部分の材料は基板Wより硬度が低い材料であることが好
ましい。基板表面に疵を付けるのを防止するため、及び
基板表面にある程度密着して気密性を確保するためであ
る。好適な素材としては、天然ゴム、合成ゴム又は軟質
プラスチックのような弾性を有するもので、フッ素樹脂
系のPTFE、PFA、ダイフロンのような耐薬品性や
耐熱性を備えているものや、カルレッツ、ケムレッツ、
バイトン等が挙げられる。
【0013】この発明のさらに他の構成は、上記の把持
装置と、把持された基板の面を処理する面処理装置とを
備える基板の処理装置である。ここで基板の処理装置に
は、真空吸着部材48に真空を生じさせる排気路52と
導管54に接続され、真空吸着部材48から吸引された
液体や排気ガスを気体と液体に分離する気液分離槽56
を備えるようにしてもよい。
【0014】さらに、基板の洗浄及び/又は乾燥を行う
装置を有することが好ましい。また、処理後の基板の状
態を検査し、処理の達成状態を判定する判定装置を有す
ることが好ましい。
【0015】上記基板の処理装置は、前記把持装置で把
持された基板を浸漬する浸漬槽を備えるようにしてもよ
い。
【0016】この発明の他の構成は、基板の面を処理す
るために該基板を把持する把持方法において、基板の一
方の面のエッジに真空吸着部材を接触させ、該基板を真
空吸着して基板を保持する基板の把持方法である。
【0017】ここで、エッジとは、半導体等の基板の面
上でデバイスが形成されていない周辺部分をいい、典型
的には基板の外周端部から5mm位の基板の表裏面の部
分である。また、ベベルとは、基板の側面部及び外周端
部から典型的には0.5mm以内の断面が曲線を有する
部分、または面取りされた部分をいう。また、基板のエ
ッジ及びベベルを合わせた領域を外周部とも呼ぶ。この
ような外周部に成膜乃至付着した銅等は不要であるばか
りでなく、その後の半導体基板の搬送、保管・処理の工
程において、クロスコンタミの原因ともなり得るので銅
の成膜工程やCMP工程直後に完全に除去する必要があ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、本発明の1つの
実施の形態であるエッチング装置の全体構成を示す配置
図で、この装置は、例えばCVDやスパッタ、メッキ等
の成膜後、ウエハを次工程に送る前に、ウエハのデバイ
ス形成面の周辺の部分、即ち外周部(ベベル部とエッジ
部)及び裏面をエッチングするものである。このエッチ
ング工程は、裏面、べベル、ノッチ部に、成膜時に付着
した余分な膜を除去することを1つの目的としている。
【0019】この装置は、一端側にウエハを収納するカ
セット10a、10bが配置され、それを基端として搬
送ロボット12の走行スペース14が他端に向けて設け
られている。走行スペース14の一側には、乾燥ユニッ
ト16、洗浄ユニット18、エッチングユニット20が
順次配置され、他側には検査ユニット22が配置されて
いる。搬送ロボット12は、乾燥ウエハと濡れたウエハ
を別に扱うために少なくとも2本のハンドを有すること
が望ましい。
【0020】図2の模式的正面断面図を参照して、面処
理装置としてのエッチングユニット20を説明する。こ
のエッチングユニット20は、面処理部である浸漬槽と
してのエッチング槽24と、ウエハWを保持するウエハ
ホルダ26と、それらの付帯設備とを備えている。
【0021】なお図2及び後で参照する図3、図4で
は、真空吸着部材48は、便宜上、基板Wまたは他の構
成要素に対して相対的に拡大して図示されている。実際
には、200〜300mmの基板に対して、真空吸着部
材48の幅は、0.5〜2mm程度であり、一実施例で
は約0.75mmとした。
【0022】エッチング槽24は有底円筒状の容器であ
り、底部等の所定箇所に浴温を一定に保つヒータ28が
配置され、エッチング液30を槽24の底部中央から槽
内に供給するエッチング液供給ライン32がエッチング
液貯留タンク34より延びて設けられている。
【0023】エッチング液供給ライン32には、エッチ
ング液30をエッチング槽24に圧送するポンプ38
と、濃度計(典型的には液の導電率計であり、導電率と
濃度には相関関係があることを利用して濃度を計測す
る)51と、液30を加熱し、あるいは保温するための
インラインヒータ36、ケミカルフィルタ53とが配置
されている。但し、ヒータ28とインラインヒータ36
とは、必ずしも両方を備える必要はなく、必要に応じて
いずれか一方を搭載するようにしてもよい。また、これ
らのヒータは不図示の温度センサと温度調節器に接続し
て、液30の温度制御を行なうことができるようにして
もよい。またケミカルフィルタ53と槽24との間のラ
イン32には三方弁55が挿入配置されている。三方弁
55のライン32以外に接続する第3のポートにはバイ
パスライン39が接続されており、ライン39は液貯留
タンク34に導かれている。
【0024】エッチング槽24の上部には、オーバーフ
ローした液30を受ける樋40が設けられ、これには液
30を所定の収容タンクに導く回収ライン42が設けら
れている。
【0025】また、エッチングユニット20は、前記把
持装置としてのウエハホルダ26及び槽24との少なく
とも一方を相手側に向けて前進又は後退させる、不図示
の移動機構を備える。
【0026】ウエハホルダ26は、水平な円板状のホル
ダ板44と、その上側に立設された筒状部46とを備え
ており、図示しない駆動機構により水平面内で回転可能
に、かつ昇降可能になっている。ホルダ板44の下面に
は、図3に示すように、その周縁部に沿って環状の真空
吸着部材48が取り付けられている。これは、前記のよ
うに、天然ゴム、合成ゴム又は軟質プラスチックのよう
な弾性を有する部材から形成されている。真空吸着部材
48の形状、寸法、材質等は、後述するように溝の開口
側を基板Wに押しつけて溝内を所定の真空圧力にした時
に変形しない程度の剛性と、基板Wに対する密着性とを
確保し、基板Wを安定的に把持することができるように
設定される。
【0027】濃度計51は、液30の濃度を監視してそ
れを一定に保つために用いられる。濃度の調整は、不図
示の供給口から濃度の高い液あるいは純水を供給するこ
とにより行なう。ケミカルフィルタ53は、基板の処理
により発生した生成物等の異物を濾過するのに用いられ
る。三方弁55は、エッチングを行なわないときに、液
供給ライン32をエッチング槽24へのラインからバイ
パスライン39に切り換えるのに用いる。この切換によ
り、エッチング液は、貯留タンク34から、濃度計5
1、ヒータ36、ケミカルフィルタ53を通して再び貯
留タンク34へと循環する。この循環により、エッチン
グ液の温度、濃度、清浄度をいつでもエッチング槽34
で使用可能な状態に維持しておくことができる。なお、
ヒータ36の後流側にフィルタ53を配置すれば、ヒー
タ36で発生し得るごみも濾過することができる。
【0028】図4の部分断面図を参照して、真空吸着部
材48の構成を説明する。真空吸着部材48には、その
中心線に沿って下側に開口する逆V字状の溝50が形成
されている。溝50は、2つのリング状部材48a、4
8bが逆V字状の溝の壁を形成する形となっている。環
状(典型的には円環状)の溝50を少なくとも1つ形成
するように、リング状部材48a、48bは少なくとも
2本あればよい。但し、溝50が2つ以上形成されるよ
うに、リング状部材48a、48bは、3本以上あって
もよい。
【0029】図2に戻って説明を継続する。真空吸着部
材48及びホルダ板44にはこの溝50に開口する排気
路52が形成され、これは導管54及び筒状部46に設
けられた図示しない回転継手を介して気液分離槽56又
はスクラバーに連通し、さらにこれを経由して真空ポン
プ等の真空源Vacに接続されている。排気路等には真
空センサ58が設けられ、溝50内の圧力を検出するこ
とによってウエハWが適切に把持されたかどうかを検知
することができるようになっている。なお、後で説明す
る排気路52を分かりやすく図示するために、図中真空
吸着部材48及びホルダ板44の一部、筒状部材46の
一部を断面して示してある。
【0030】図4を参照して、真空吸着部材48とウエ
ハWとの関係をさらに説明する。ウエハWは、表面と裏
面(適宜両者を総称して「面」ともいう)及び外周面C
を備えた円板状に形成されている。外周面Cは、表面と
裏面に垂直な円筒面と、該円筒面と表面または裏面をつ
なぐ面取り部、即ちべベルBとで形成されている。また
外周面Cは、断面図において全体が円弧状に形成されて
いてもよい。いずれにしても外周面Cの最も直径の大き
い部分を(外周)端部と呼ぶ。この端部から基板内側に
5mm程度の(デバイスの形成されていない)表面、裏
面の領域をエッジとよぶ。ここで円板状に形成されたウ
エハWの(外周)端部の直径をD、円環状真空吸着部材
48の内側直径(リング状部材48bの内径)をd1、
円環状の溝50の内側直径(リング状部材48bの外
径)をd2、円環状真空吸着部材48の外側直径(リン
グ状部材48aの外径)をd3としたとき、これらの直
径の好ましい関係は、図5の場合と同様であるので同図
を参照して後で詳しく説明する。
【0031】真空吸着部材48は、基板Wの素子(デバ
イス)形成部にエッチング等の処理が及ばないように、
その形状と寸法を形成するのが好ましい。また素子形成
部に処理が及ばない限りにおいて、できるだけエッジ部
を広く処理できるように定めるのがさらに好ましい。
【0032】真空吸着部材48とホルダ板44及びウエ
ハWは、これらで囲まれる空間を形成している。即ち、
真空吸着部材48は、ウエハWの外周近傍で接触してい
るが、他の部分ではウエハWに接触部がなく、ホルダ板
44及びウエハWと共に囲んで形成する空間が中空部と
なるように構成されている。
【0033】処理すべきウエハは、200mm、300
mm等と標準的サイズが決まっており、それに応じて端
部までの直径Dも決まっている。したがって対象とする
ウエハが決まれば、それに対応する真空吸着部材48の
内径d1を定めることができる。
【0034】以下、図1他を参照して、このように構成
されたエッチング装置20によるエッチング工程を説明
する。ウエハWは、CVDやスパッタ、メッキ等の成膜
後、デバイス形成面を上にしてカセット10a、10b
に載置されており、搬送ロボット12の乾燥ウエハ用ハ
ンドによって取り出され、ロボット12の走行によりエ
ッチングユニットまで運ばれる。ウエハホルダ26は上
昇位置にあり、図3の部分断面図に示すように、ロボッ
トハンド60は前進して、載置したウエハWをウエハホ
ルダ26の下方に移動させ、ウエハWとホルダ26が同
心になるように位置合わせを行なう。
【0035】そして、ウエハホルダ26を下降させ、図
4に示すように、ウエハWが真空吸着部材48の先端に
接触した時に真空源Vacに通じる弁62(図2)を開
くことによって、溝50の内部の空間を負圧にしてウエ
ハWを吸着し把持する。排気路52等に設けた真空セン
サ58によって溝50内の圧力を検出することにより、
ウエハWが把持されたことを確認した後、ウエハホルダ
26を上昇させ、ロボットハンド60を退避させる。な
お、ユニット内に不図示の仮置台を設け、これを介して
ウエハWを受け渡すようにしてもよい。
【0036】ウエハWを把持したウエハホルダ26は再
度下降し、図2に示すように、エッチング槽24内の浴
64に、ウエハWと真空吸着部材48の少なくとも一部
を浸漬させる。浴64は、この例では、エッチング液供
給ライン32より常に液30を供給し、これがウエハW
の面に沿って流れて槽24の縁部より流出することによ
り、定常的な液流れを形成するようにしているが、静止
浴でも良い。静止浴の場合の液量は、直径200、30
0mmのウエハWに対して、500cc以下であること
が好ましい。エッチング液30からなる浴64は槽24
に組み込んだヒータ28や、インラインヒータ36の発
熱量を制御することによって一定温度に保持されてい
る。
【0037】定常的な液流れを形成する場合は、槽24
の底部とウエハWとの間の流速を所定の値以上にするこ
とにより、ウエハWへの気泡の付着を防止することがで
きる。流速を高くするには、槽24の底部とウエハWと
の間隙を小さくすればよい。
【0038】いずれの場合も、ウエハW下面での液流れ
を良好に維持するために、ウエハホルダ26を回転させ
ることも可能である。ウエハWをエッチング液30に浸
漬させる前に、ウエハW面に界面活性剤の噴霧やプラズ
マの照射等の前処理を行って、ウエハWの面と液のなじ
みを良くするようにしてもよい。ウエハホルダ26を回
転させれば、液のウエハWに対する相対的な速度が高く
なり、ウエハWへの気泡の付着を防止することができ
る。
【0039】この装置によれば、ウエハWの上側面の真
空吸着部材48でカバーされた部分の内側にはエッチン
グ液が流入しないので、デバイス形成面はエッチングさ
れることが無く保護される。一方、上側面のベベル部B
(図4参照)と、ウエハWの端面及び下側の全面は一度
にエッチング処理がされ、処理時間等に応じた量の表面
層が除去され、同時に微粒子等の付着物も除去される。
【0040】この装置では、ウエハWと真空吸着部材4
8の接触部の密着性を充分管理しても、隙間から多少の
エッチング液のリークが発生する。これは排気路52を
通じて気液分離槽56又はスクラバーに導かれ、ここで
分離されるので、真空ポンプ等の真空源に影響を与える
ことはない。
【0041】エッチングを終えたウエハWは必要な後処
理や純水によるリンスを行った後、先の搭載工程と逆の
工程を行って濡れたウエハW用のロボットハンドに移さ
れ、洗浄ユニット18へ搬送される。洗浄ユニット18
では、必要に応じてスクラブや純水の噴射等の方法を行
って、ウエハWの表裏面を洗浄する。ここで、必要に応
じてウエハWを薬品によりライトエッチしてもよい。洗
浄を終えたウエハWはさらにロボット12により乾燥ユ
ニット16に移送され、ここで、スピン乾燥や清浄空気
噴射等の方法で乾燥される。乾燥を終えたウエハWは、
乾燥ウエハ用のロボットハンド60によってカセット1
0a、10bに戻される。
【0042】上記過程において、エッチング、洗浄、乾
燥のいずれかの工程の後に、ウエハWを検査ユニット2
2に移送し、所定のエッチング処理が達成されたかどう
かを判定する。検査ユニット22は、例えば、CCDカ
メラと、その出力を画像処理するコンピュータとを備え
たもの等が適宜に用いられる。合否判定の結果はコンピ
ュータに記憶され、次工程で結果に対応した処理がされ
る。不合格判定を受けた場合は、ウエハWをカセット1
0a、10bに戻す前に再度の処理を行ったり、エッチ
ング等の加工条件を次のウエハWの処理にフィードバッ
クさせる等の手段を採っても良い。
【0043】図5の部分断面図を参照して、図4とは別
の真空吸着部材148の構成を説明する。真空吸着部材
148には、その中心線に沿って下側に開口する、断面
が縦長の長方形の溝150が形成されている。溝150
は、2つのリング状部材148a、148bが溝150
の壁を構成するように形成されている。環状(典型的に
は円環状)の溝150を少なくとも1つ形成するよう
に、リング状部材148a、148bは少なくとも2本
あればよいが、3本以上あってもよい点は図4の場合と
同様である。
【0044】真空吸着部材148及びこれを保持する水
平な円板状のホルダ板144には溝150に開口する排
気路152が形成され、これは前述の気液分離槽56又
はスクラバーに連通し、さらにこれを経由して真空ポン
プ等の真空源Vacに接続されている。ウエハWを吸着
して保持する作用は真空吸着材48と同様であるので重
複した説明を省略する。
【0045】真空吸着部材148とホルダ板144及び
ウエハWは、これらで囲まれる空間を形成している点、
真空吸着部材148は、ウエハWの外周近傍で接触して
いるが、他の部分ではウエハWに接触部がなく、ホルダ
板144及びウエハWと共に囲んで形成する空間が中空
部となるように構成されている点は、真空吸着部材48
の場合と同様である。また本実施の形態では、ホルダ板
144には、窒素(N )パージ穴が形成されており、
ウエハWの上側の面(表面)の真空吸着部材148でカ
バーされた部分、即ち前記中空部にNをパージするこ
とができるように構成されている。
【0046】さらに図5を参照して、真空吸着部材14
8とウエハWとの関係を説明する。図示のウエハWは、
全体が丸みをおびた外周面Cを有している。但し、前述
のような面取が施された外周面であってもよい。ここで
円板状に形成されたウエハWの(外周)端部の直径を
D、円環状真空吸着部材148の内側直径(リング状部
材148bの内径)をd1、円環状の溝150の内側直
径(リング状部材148bの外径)をd2、円環状真空
吸着部材148の外側直径(リング状部材148aの外
径)をd3とする。一実施例では、(d3−d1)/2
=0.75mm、即ち真空吸着部材148の厚さが、
0.75mmに形成されており、(d2−d1)/2=
0.25mm、即ちリング状部材148bの厚さが0.
25mmに形成されている。リング状部材148aの厚
さもリング状部材148bと同じく0.25mmに形成
されている。したがって、円環状の溝150の幅は、
0.75−(0.25+0.25)=0.25mmであ
る。
【0047】またD=200mmのとき、d3=194
mm、即ち、(D−d2)/2=3.0mmとした。こ
のときは、(D−d2)/2=3.5mmとなる。この
状態で、溝150を真空に引き、真空吸着部材148の
内側にNパージをしながら、ウエハWをエッチングバ
スに浸漬したところ、リング状部材148bの外側(直
径d2の外側)はエッチングされ、リング状部材148
bとの接触部及びその内側はエッチングされなかった。
これは溝150が真空であるため、リング状部材148
aとウエハWとの接触部は外部のエッチング液が通過す
るが、リング状部材148bとウエハWとの接触部は内
側のNが通過しエッチング液から保護されるためであ
る。
【0048】言い換えればこの実施の形態によれば、外
側リング状部材148aと内側リング状部材148bと
の間に挟まれて形成された環状溝150を真空に引いて
基板Wを吸着し、内側リング状部材148bの内側にN
等のパージをしたときは、内側リング状部材148b
の外径(環状溝150の内径)d2を、基板のエッチン
グを施したくない部分(典型的には素子(回路)の形成
されている部分)の外側になるように構成するとよい。
また回路の形成されていない部分はできるだけエッチン
グしたいので、直径d2は、回路形成部分と回路非形成
部分との境界の円の直径にできるだけ近くするのがよ
い。具体的には、D−d2=3.0〜4.0mmとする
のがよいが、典型的には略3.5mmとするのが好まし
い。前述のように、処理すべきウエハは、200mm、
300mm等と標準的サイズが決まっているので、対象
とするウエハが決まれば、それに対応する真空吸着部材
148の内側リング状部材の外径d2を定めることがで
きる。円環状の真空吸着部材148の幅は、0.5〜
2.0mm程度であり、0.5〜1.0mmとするのが
好ましく、特に約0.75mmに形成するとよい。な
お、溝150の断面形状は縦長の長方形としたが、溝5
0と同様に逆V字形としてもよい。
【0049】図6の模式的正面断面図を参照して、本発
明の実施の形態である、エッチング装置(エッチングユ
ニット)200とその周辺機器の構成と作用を説明す
る。本装置は、大別すると、ウエハの授受を行い、処理
後のウエハを載置し洗浄するためのウエハステージ20
1、エッチングを行う浸漬槽としてのエッチング槽22
1、エッチング対象物であるウエハWを保持し、ウエハ
ステージ201とエッチング槽221間を移動させるウ
エハホルダ241と、ウエハ洗浄液吐出用のノズル20
2、203、ステージ201の周囲に設けられた液飛散
防止のためのカップ208、及びこれらの装置を収容す
るフレーム(不図示)から構成されている。ユニット2
00へは、エッチング液などの薬液の貯留タンク(図6
には不図示)や薬液圧送ポンプ(図6には不図示)など
の液供給設備が接続され、薬液の供給や回収を行ってい
る。
【0050】エッチング対象物即ちここではウエハWを
保持するウエハホルダ241は、ウエハWを保持する真
空吸着部材148を有する保持面と、その保持面をウエ
ハステージ201と、エッチング槽221との間を水平
移動する機構、上下動機構および保持面を回転させる軸
とその駆動源を有している。本図に示す実施の形態の装
置では、ウエハホルダ241の水平方向の移動は、ユニ
ット外とウエハWの授受を行うステージ位置、エッチン
グを行うエッチング槽位置の2ヶ所間を水平移動用モー
タ262とボールねじ263により移動する。また、上
下動は、エアシリンダ261で行われ、ウエハWの保持
面を、ステージ201上でのウエハWの受け渡し位置、
エッチング槽221とステージ201間を移動するとき
の上昇位置の2通りの高さで位置決めできるようになっ
ている。また、水平移動はエアシリンダ261の部分を
中心とした回動機構を設けることで行なってもよい。
【0051】なお、エッチングを施すエッチング位置
は、ウエハWの受け渡し位置と同一高さであるものとし
て図示されているが、別の高さに位置決めするようにし
てもよい。また、保持面は、回転軸用モータ242によ
って、速度0〜500min で回転が可能である。
さらに説明すれば、ウエハWを保持する保持面は、水平
な円盤状のホルダ板144と、その上側の中心に立設さ
れた筒状部である回転軸243とを備えている。回転軸
243の上端は、水平に延伸するアーム244の一端に
取り付けられた回転軸用モータ242に連結されてお
り、モータ242により回転可能に構成されている。ア
ーム244の他端はエアシリンダ261のピストンに連
結されており、ピストンによる上下方向の移動と、ピス
トンロッドを中心とする回動動作が可能に構成されてい
る。また、ホルダ板144の下面には、既に説明したよ
うに、その周縁部に添って環状の真空吸着部材148が
取り付けられている。
【0052】ウエハWの授受を行うためのステージ20
1には、ウエハWの周縁部を載置する複数のピン204
が取り付けられた回転板205が回転面を水平にして設
けられている。回転板205の下側の中心には、回転軸
206が立設され、回転軸206は回転軸用モータ20
7によって回転駆動されるように構成されている。
【0053】ピン204付きの回転板205は、ウエハ
ホルダ241とロボットハンド210間においてウエハ
Wの授受を行う際の中継台の役割及びウエハWの表裏面
洗浄を行うときに載置され、洗浄しながらウエハWを回
転することが可能である。回転速度は 0〜3000m
in−1である。なおロボットハンド210は、図中、
その移動方向を示す水平方向の両向矢印で図示されてい
る。また図中ロボットハンド210は、カップ208を
貫通するかのように図示されているが、実際は、カップ
208と不図示のシャッターが連動して下降し(鉛直方
向の両向矢印参照)、ロボットハンド210が回転板2
05上にアクセスできるように構成されている。
【0054】なおウエハステージ201は、図示のよう
なピンと回転板を有する構造の他、ウエハWの周縁部を
載置する不図示の各々回転する支持椀が6本垂直に取り
付けられたものであってもよい。ウエハWは、その支持
腕の上端部に載置され、支持腕の回転に伴って回転す
る。
【0055】エッチングを行うエッチング槽221は、
エッチング液の供給口222及び、槽底部に排水口(ド
レン)223aを有している。また、槽の上方には液面
センサ224が取り付けられており、エッチング槽22
1内のエッチング液の満水即ちオーバーフローと、排液
の検出が可能になっている。エッチング槽221は、有
底円筒上の容器であり、エッチング液を槽内に供給する
エッチング液供給ラインがエッチング液貯溜タンク(図
6には不図示)とエッチング槽221とを接続するよう
に設けられている。
【0056】エッチング槽221の側部には、オーバー
フローした液を受ける樋225が設けられ、エッチング
液貯溜タンク(図6には不図示)へ回収するための回収
ラインを接続する排水口(ドレン)223bが明けられ
ている。また、エッチング槽底部の排水口223aから
排出されたエッチング液も同回収ラインへ合流してい
る。なお、エッチング液供給ラインは、エッチング槽2
21に純水を供給する流路として用いることが可能であ
る。
【0057】エッチング槽221には、槽内の液温を計
測するために、熱電対226が取り付けられ、エッチン
グ液が処理温度に到達しているか否かを知ることが可能
である。
【0058】洗浄液吐出用として、ステージ201をと
りまくカップ208には、ウエハ表面洗浄ノズル202
とウエハ側面洗浄ノズル203の2個のノズルが設けら
れている。そしてステージ201の中央部には、上方に
向けて吐出口である裏面洗浄ノズル209が設けられて
おり、ウエハWの裏面洗浄用に洗浄液を噴出することが
可能である。本実施の形態で示した例では洗浄液は純水
を用いているが、他の薬液ラインを接続することも可能
である。なお、カップ208はウエハWを支持するステ
ージ201の外周に位置しており、ウエハWの処理中
は、カップ208が上昇してステージ201を囲い込む
ことにより、各種洗浄液がカップ208の外に飛散する
ことを防止している。カップ208の上昇、下降は不図
示のエアシリンダにより行う。なお、カップ208に
は、不図示のシャッタが取り付けられており、カップの
上昇、下降と連動して上下するようになっている。この
シャッタは、不図示のフレーム側面に接触する位置関係
にある。
【0059】装置を収容するフレームは、以上の機構を
すべて格納し、側面にはウエハの搬入出口が開口してい
る。搬入出口のあるフレームの側面部内側には上述のシ
ャッタが接しており、カップ208が下降したときは開
口、上昇したときはシャッタがせりあがって搬入出口が
塞がれる仕組みになっている。
【0060】図6の装置の動作の概略は次の通りであ
る。まず、ステージ201上へエッチング処理を行うウ
エハWをセットする。次にウエハホルダ241が、真空
吸着部材148によりウエハWを吸着することにより保
持し、エッチング槽221へ移動し、保持したまま、エ
ッチング処理を施す。その後、エッチング槽221内で
粗洗浄(リンス)を実施し、ステージ201上へ移動
し、ここで純水により本洗浄を行い処理を完了し、ウエ
ハWはエッチングユニット200の外部に取り出され
る。
【0061】以下、上記の動作を行うときの周辺機器、
及び構成機器の動作を併せて詳しく説明する。まず、エ
ッチング対象物であるウエハWが、ロボットハンド21
0に載せられた状態でロボットによって、本エッチング
ユニット200に運ばれる。このとき、ウエハホルダ2
41はエッチング槽221の上昇位置で待機している。
【0062】フレームの側面に設けられたウエハ受け渡
し用の開口部を通って、ロボットハンド210がステー
ジ201の上面高さからエッチングユニット200内に
挿入される。ロボットハンド210は、ステージ201
真上に到達後、ハンド210を下降させることで、ステ
ージ201上にウエハWを置く。ウエハW下面まで下降
したロボットハンド210は上記の開口部を通って退去
する。
【0063】ロボットハンド210の退去が完了する
と、ウエハホルダ241がステージ201上へ水平に移
動し、次にウエハホルダ241がステージ201の位置
へ下降する。ウエハホルダ241の保持部のシールであ
る真空吸着部材148をウエハWの周縁部に接触させ真
空吸着する。この時の圧力はおよそ−80kPa以下と
するのが好ましい。この後、真空吸着部材148とウエ
ハWの上面部分により形成された空間に、N を供給
し、空間内の圧力を高めにすることにより、エッチング
処理時のエッチング液の内部への回り込みを防止する。
このN はほとんど加圧しない。このように、N
を供給することにより、シール部分の真空吸着圧力はお
よそ−60kPa以下となる。この状態でウエハホルダ
241はエアシリンダ261により上昇し、さらに水平
方向に移動しエッチング槽221上方位置へ移動し、そ
こからエッチング位置へ下降する。
【0064】次にエッチング槽221にはエッチング液
を供給し、熱電対226によりエッチング液の温度を検
出し、その温度が所定の温度であり、かつ、液面センサ
224により液が十分満たされているのを確認する。確
認後、ウエハホルダ241の保持面を、0〜50min
−1程度で回転させ、エッチング液の供給を行いなが
ら、所定の時間、エッチング処理を行う。なお、エッチ
ング時間は、任意に設定することが可能である。ウエハ
Wのエッチング対象膜がTaの200オングスト
ローム膜の場合、エッチング液は5%のDHF、液温度
50℃〜80℃、エッチング時間1分で良好なエッチン
グ結果が得られた。また、エッチング時にウエハホルダ
241の保持面を回転させることにより、エッチング反
応によって発生する気泡が停留することを防止し、エッ
チングむらを防止できる。また、エッチング中もエッチ
ング液を供給し続けることも効果がある。例えば800
cc〜1000cc/minの流量による供給が有効で
あった。
【0065】所定のエッチング処理時間が経過したら、
エッチング液を排出し、同じエッチング槽221に純水
を供給し、ウエハW及びウエハホルダ241のシール部
周囲を粗洗浄する。この粗洗浄時間も任意設定可能であ
る。粗洗浄が完了したら、エッチング槽221のリンス
液は排出し、ウエハホルダ241を上昇後、ステージ2
01上へ移動する。ここでカップ208を上昇させ、ウ
エハ側面洗浄供給ノズル203より、ウエハWの裏面と
エッジ部分に純水を吹きかけ、洗浄を実施する。その
後、ステージ201の位置へ下降し、吸着を解除する。
この時、ウエハWを吸着していた真空ライン285にウ
エハ保持面方向に純水(D.I.W)を供給することに
よって、ウエハWの離脱及びシール内部の洗浄を同時に
行う。
【0066】ステージ201上に載置された後、ウエハ
表面(上面)洗浄ノズル202、及びステージ201中
央の吐出口209から純水を噴出することにより、ウエ
ハWの表面及び裏面の洗浄を行う。
【0067】以上のようにエッチング及び洗浄までのす
べての工程が終了すると、処理済みのウエハWを受け取
りに、ロボットがユニット方向に位置決めされる。エッ
チング装置200は、ステージのカップ208を下降さ
せる。こうして、フレームの側面に設けられたウエハW
受け渡し用の開口部が開くと、ロボットハンド210
が、ウエハの下面高さから挿入され、そのまま上昇して
ウエハをステージ上からすくい取り、ハンドが縮められ
てウエハはユニット外へ取り出される。
【0068】以上ではTa膜のエッチングを例に
あげたが、本装置ではエッチング液を交換することによ
り、他の膜のエッチングが可能である。例えばRu膜の
場合は、エッチング液としては硝酸セリウムアンモニウ
ムの20%液を供給する。TiN膜の場合は、塩酸と過
酸化水素水と純水を例えば1:1:5の比で供給直前に
混合して供給する。いずれの場合も、エッチング液は5
0℃〜80℃に加熱供給する。また、エッチング液や蒸
気の回り込みの防止のために、Nを供給したが、エ
ア、または他の気体でもよい。
【0069】図7、図8、図9のフロー図を参照して、
本発明の実施の形態であるエッチング装置へエッチング
液を供給する液供給設備、即ち、液貯留タンク及びその
周辺装置を説明する。本装置では、ウエハのエッチング
には3種類のエッチング液を選択して供給可能な構成に
なっている。第1は稀フッ酸(DHF)、第2は稀塩
酸、第3は硝酸セリウムアンモニウム溶液である。その
うち、稀フッ酸(DHF)と稀塩酸は、沈殿しない液で
あり、硝酸セリウムアンモニウム溶液は沈殿する液であ
る。エッチング液が沈殿しない液の場合と沈殿する液の
場合で、貯留タンクシステムが異なる。
【0070】図7のフロー図を参照して、沈殿しないま
たは沈殿しにくいエッチング液の供給設備を説明する。
エッチング液貯留タンク301から液を取り出し、貯留
タンク301に戻す液圧送ライン311が、その入り口
側を貯留タンク301の低部に接続して設けられてい
る。圧送ライン311には、貯留タンク301側から、
液圧送用のポンプ302、液を加熱するヒータ303、
圧送ライン311を流れる液の流量を計測する流量計3
04がこの順番で設けられている。
【0071】圧送ライン311は、流量計304の後
で、エッチング装置のエッチング槽への液供給ライン3
12と、液貯留槽301への液循環ライン317とに分
岐している。液循環ライン317には、エッチング槽に
供給されずに循環する液の導電率を計測する導電率計3
05が設けられている。導電率計305は、導電率を計
測することにより、エッチング液の濃度を知るための計
器である。導電率と濃度との間には相関関係があるから
である。液循環ライン317は、その戻り側が貯留タン
ク301の上部に接続されている。
【0072】また貯留タンク301内の液の液面を監視
する液面センサ307が、貯留タンク301の外部に設
けられている。
【0073】さらに稀塩酸を貯留タンク301に補充す
るための稀塩酸メークアップライン314と稀フッ酸を
補充するための稀フッ酸メークアップライン315が、
液貯留タンク301に接続されている。また液貯留タン
ク301内の液を排出するための、排水ライン(DRA
IN)316が、液貯留タンク301の底部に接続され
ている。
【0074】以上の構成を備える液貯留タンクシステム
の作用を説明する。まず使用する液、例えば5%のDH
F溶液を、50%のDHF液と純水(D.I)とを混合
して作り、それを液貯留タンクに所定量だけ充填する。
充填量は液面センサ307で監視することができる。液
面センサ307は、最高レベルHH、高レベルH、低レ
ベルL、最低レベルLLを知ることが出来るようになっ
ている。適性量はHとLの中間である。使用する液がD
HFのときは、塩酸用メークアップライン314につい
ては、不図示のバルブを閉としておく。
【0075】適性量の液が充填されると、ポンプ302
を始動して液の圧送を開始する。ポンプ302から吐出
された液はヒータ303で加熱して、エッチング装置の
要求する所定の温度にする。圧送ラインを流れる液の流
量は、流量計304で計測することができる。
【0076】ヒータで加熱された液はエッチング槽への
供給ライン312を通して、後で説明するエッチング装
置のエッチング槽に供給される。このとき流量調整バル
ブ306により、エッチング槽で必要とする液の流量に
なるように調整される。また後で説明するように、エッ
チング槽でオーバーフロー或いは排出口より排出された
DHFは、エッチング槽からの戻りライン313を通し
て戻される。このようにして、DHFは回収して再利用
される。エッチング液は高価であるので、再利用できる
ことは資源の有効利用の観点から重要である。
【0077】液をエッチング槽へ供給しないときは、圧
送ポンプ302、ヒータ303、流量計304、導電率
計305、そして貯溜タンク301への循環を行うこと
により、液温度を一定に保つようになっている。なお、
圧送ライン311の例えばヒータ303の後ろに不図示
のフィルタを挿入配置してもよい。フィルタを介すこと
によりエッチングによる生成物等を除去することができ
る。また、エッチング液は循環することにより水が蒸発
したり、エッチング反応で液成分が変化するため、貯溜
タンク301に設けた液面センサ307で量を、またラ
イン中にもうけられた導電率計305によって液の濃度
を計測し、エッチング液や純水の補充を行い、液管理を
行う機能を備えている。
【0078】さらに詳細に説明すると、導電率計305
で循環する液の導電率を計測することにより液の濃度を
知ることができのは、導電率が下がってくると、濃度が
低下したものと判断できるからである。導電率が下がっ
たときは、エッチング装置が要求する所定の濃度に対応
する導電率になるように、メークアップラインから新し
いDHFを供給する。そのとき、貯留タンク301の液
面が上がりすぎたら、排水ライン316から液を排水す
ればよい。導電率が高くなったときは、逆に純水を補充
する。また使用中に液中の水分が蒸発して濃度が濃くな
ることがあるが、それは液面センサ307で液量を監視
していればわかるので、所定の水準を維持するように純
水を補充すればよい。即ち、液面センサ307または導
電率計305を使用することにより、液の適性な濃度を
維持することができる。併用すればさらに正確な濃度管
理が可能となる。これらの機能によって、エッチング液
の再利用が可能となっている。
【0079】エッチング処理が完了して、貯留タンク3
01から使用済の液を排出するときは、ライン316の
不図示のバルブを開ける。同じ装置をDHFに使用し、
また塩酸に使用することができるが、異なる液を使用す
るときは、純水を用いて貯留タンク301及び付属のラ
インを十分に洗浄して、先に用いた液を除去する。
【0080】なおこの液供給設備を塩酸用として用いる
ときは、戻りライン313を通して貯留槽301に戻す
ことはせずに、エッチング槽で使用された後は不図示の
タンクに回収し、貯留槽301へは新しい液を補充す
る。
【0081】図8のフロー図を参照して、沈殿するエッ
チング液の液供給設備を説明する。エッチング液貯留タ
ンク321から液を取り出し、貯留タンク321に戻す
液圧送ライン331が、その入り口側を貯留タンク32
1の低部に接続して設けられている。圧送ライン331
には、貯留タンク321側から、液圧送用のポンプ32
2、液を加熱するヒータ323、液を濾過するフィルタ
328がこの順番で設けられている。
【0082】圧送ライン331は、フィルタ328の後
で、エッチング装置のエッチング槽(液浴槽)への液供
給ライン332と、液貯留槽311への液循環ライン3
37とに分岐している。液循環ライン337には、循環
ライン337を流れる液の流量を計測する流量計324
と、エッチング槽に供給されずに循環する液の導電率を
計測する導電率計325が設けられている。導電率計3
25は、導電率計305と同様に導電率を計測すること
により、エッチング液の濃度を知るための計器である。
液循環ライン337は、その戻り側が貯留タンク321
の上部に接続されている。なお流量計324は、図7の
場合と同様に圧送ライン331に設けてもよい。
【0083】また貯留タンク321内の液の液面を監視
する液面センサ327が、貯留タンク321の外部に設
けられている。
【0084】さらに硝酸セリウムアンモニウム(A.
C.N)を貯留タンク321に補充するためのA.C.
Nメークアップライン334が、液貯留タンク321に
接続されている。また液貯留タンク321内の液を排出
するための、排水ライン(DRAIN)336が、液貯
留タンク321の底部に接続されており、排水ライン3
36には三方弁339が設けられ、一方のポートには
A.C.N回収タンクへの回収ライン337が、他方の
ポートには排水ライン338が接続されている。
【0085】以上の構成を備える液貯留タンクシステム
の作用を説明する。まず使用する液であるA.C.Nの
例えば50%溶液と純水(D.I)とを混合して、20
%溶液を作り、それを液貯留タンク321に所定量だけ
充填する。充填量は液面センサ327で監視する。適性
量は液面センサ327の目盛のHとLの中間である。
【0086】適性量の液が充填されると、ポンプ322
を始動して液の圧送を開始する。吐出された液はヒータ
323で加熱して、エッチング装置の要求する所定の温
度にする。加熱された液は、フィルタ328を介すこと
によりエッチングによる生成物等を除去することができ
る。
【0087】ヒータで加熱されて適性な温度になり、ま
たフィルタ328で濾過されて清浄になった液は、エッ
チング槽への供給ライン332を通して、エッチング槽
に供給される。このとき流量調整バルブ336により流
量を調整する。またエッチング槽でオーバーフロー或い
は排出された液は、戻りライン333を通して戻され
る。このようにして、液は回収して再利用することがで
きる。
【0088】液をエッチング槽へ供給しないときは、図
7の場合と同様に、圧送ポンプ322、ヒータ323、
フィルタ328、流量計324、導電率計325、そし
て貯溜タンク321への循環を行うことにより、液温度
を一定に保つようになっている。また、液面センサ32
7及び/または導電率計325を使用することにより、
液の適性な濃度を維持することができる点は、図7の場
合と同様である。
【0089】エッチング処理が完了して、貯留タンク3
21から使用済の液を排出するときは、三方弁339を
用いる。三方弁339をライン336とライン338と
を連通するように操作したときは、液は外部に排水さ
れ、ライン336とライン337とを連通するように操
作したときは、液はA.C.N回収タンクに回収され
る。
【0090】図9のフロー図を参照して、以上説明した
液供給設備から、エッチング液を供給されるエッチング
装置の構成と作用を説明する。ここではエッチング槽と
しては、図6で説明したエッチング槽221を用いる。
【0091】エッチング槽221には、DHF/塩酸・
過酸化水素水ライン357と、A.C.Nライン332
と、純水(D.I)ライン358と、排水ライン359
とが接続されている。ライン357には混合弁として作
用する三方弁351が、エッチング槽221への入り口
直前に設けられている。三方弁351のポート2つに
は、図7で説明した供給ライン312と過酸化水素水供
給ライン356とが接続されている。三方弁351は、
ライン312とライン357とが連通し、ライン356
は閉じる場合と、ライン312とライン356の両方が
ライン357に連通する場合とが切りかえられるような
混合弁として構成されている。三方弁351は、ライン
312がDHFの供給に使用されるときは、ライン35
6から過酸化水素水を供給して両者を混合し、ライン3
12が塩酸の供給に使用されるときは、ライン356は
閉となる。
【0092】A.C.Nライン332は、図8で説明し
た加熱され濾過されたA.C.Nを供給するラインであ
る。純水(D.I)ライン358は、必要に応じてエッ
チング槽を洗浄等するために純水を供給するためのライ
ンである。排水ライン359は、図6で説明したポート
223aと223bとからのラインを合流したラインで
あり、三方弁352が設けられている。三方弁352の
1つのポートには排水ライン360が接続されており、
ここからは使用済の酸、アルカリ、DHFが排水され
る。三方弁352の別のポートには、三方弁353が接
続されている。三方弁353の1つのポートには、図7
で説明したエッチング槽から貯留槽への戻りライン31
3が、また別のポートには、図8で説明したエッチング
槽から貯留槽への戻りライン333が接続されている。
【0093】三方弁352、353により、使用する液
に応じて、ラインを切り換えることができる。なお、2
つの三方弁352と353は、ライン359を、ライン
313、333、360のいずれかに連通するように切
り換える1つの四方弁に置き換えてもよい。
【0094】以上説明したエッチング装置における、エ
ッチング対象膜と使用するエッチング液との関係は、例
えば次の通りである。Ru膜に対しては、エッチング液
として20%の硝酸セリウムアンモニウムの溶液を80
℃にして供給する。この液は循環使用する。Ta
膜に対しては、エッチング液として5%の稀フッ酸を8
0℃にして供給する。この液は循環使用する。TiN膜
に対しては、エッチング液として、塩酸と過酸化水素を
1:1.5の割合で混合した液を65℃〜70℃で供給
する。この液は液貯留槽に溜め込み、排液として処理す
る。過酸化水素は、エッチング槽の直前で塩酸と混合す
る(ユースポイントで混合)。
【0095】以上のように本発明の実施の形態のエッチ
ング装置によれば、真空吸着部材48、148を用いる
ので、その内側のウエハ部分にはエッチング液が触れな
いようにすることができ、特にウエハに形成された回路
部分をエッチング液から完全に保護することができる。
【0096】図10は、エッチング装置の他の実施の形
態の全体構成を示すもので、洗浄ユニットと乾燥ユニッ
トを一体化して洗浄・乾燥ユニット18Aとしている。
これは、例えば、スピン乾燥機に純水噴射手段を装備す
ることによって達成される。これにより、ユニットの数
が1つ減り、これらを全てロボット12の周囲に配置す
ることができるので、ロボット12を固定式として装置
をコンパクト化することができた。また、洗浄から乾燥
へ移行する際のウエハWの移動がないので、工程時間を
短縮することができた。
【0097】なお、上記の説明では、この発明の基板の
把持装置をエッチング工程に用いたものを例示したが、
その適用はこれに限られるものではなく、洗浄、乾燥
等、液体や気体を処理媒体とする面処理装置に広く用い
ることができる。また、この把持装置は基板の周辺部を
真空吸着することにより、基板を安定的に把持するの
で、ウエハWの研磨等の機械的把持強度を必要とする装
置に採用することも可能である。
【0098】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、基板の一
方の面のエッジに接触し、該基板を吸着する真空吸着部
材を備えるので、基板の他方の面、基板の外周部、特に
一方の面の周辺の例えばベベル部を露出させた状態で基
板を安定的に把持することができる。したがって、これ
らの箇所を露出した状態で面を処理することができる。
【0099】例えば、CVDやスパッタ、メッキ等の成
膜後、ウエハの表面側を把持してエッチングや洗浄を行
えば、裏面と外周部特にベベル部の不要な膜を同時に除
去することができ、工程を短縮するとともに、これらの
箇所の処理の均一性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態のエッチング装置
の全体構成を示す平面図である。
【図2】図1におけるエッチングユニットの模式的正面
断面図である。
【図3】ウエハの受け渡しの工程を示す図である。
【図4】ウエハを把持する真空吸着部材の第1の例の一
部を破断して示す部分断面図である。
【図5】ウエハを把持する真空吸着部材の第2の例の一
部を破断して示す部分断面図である。
【図6】本発明のエッチング装置の模式的正面断面図で
ある。
【図7】DHFまたは塩酸を供給する液供給設備を示す
フロー図である。
【図8】A.C.Nを供給する液供給設備を示すフロー
図である。
【図9】エッチングユニット回りのラインを示すフロー
図である。
【図10】この発明の別の実施の形態のエッチング装置
の全体構成を示す平面図である。
【符号の説明】
24 エッチング槽 26 ウエハホルダ 48 真空吸着部材 50 溝 56 気液分離槽 64 浴 148 真空吸着部材 150 溝 201 ウエハステージ 221 エッチング槽 241 ウエハホルダ 261 エアシリンダ 224 液面センサ 226 熱電対 301、321 液貯留タンク 303、323 ヒータ 304、324 流量計 305、325 導電率計 306 326 流量調整バルブ W ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 憲雄 東京都大田区羽田旭町11−1 株式会社荏 原製作所内 (72)発明者 伊藤 賢也 東京都大田区羽田旭町11−1 株式会社荏 原製作所内 (72)発明者 福永 明 東京都大田区羽田旭町11−1 株式会社荏 原製作所内 (72)発明者 井上 雄貴 東京都大田区羽田旭町11−1 株式会社荏 原製作所内 (72)発明者 冨田 寛 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 灘原 壮一 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 佐藤 基之 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 Fターム(参考) 3C007 AS24 DS01 FS01 FT03 FT04 NS09 NS13 5F031 CA02 FA01 FA07 GA40 GA48 HA02 HA14 HA24 HA46 HA48 HA57 HA58 HA59 HA60 HA73 JA01 JA10 JA32 JA45 JA46 JA47 LA12 LA15 MA03 MA06 MA23 MA24 MA33 NA04 NA17 5F043 EE35

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の面を処理するために該基板を把持
    する把持装置において;前記基板の一方の面のエッジに
    接触し、該基板を吸着する真空吸着部材を備える;基板
    の把持装置。
  2. 【請求項2】 前記真空吸着部材は、前記基板の非処理
    部分に処理が及ばないように、形状が定められている、
    請求項1に記載の基板の把持装置。
  3. 【請求項3】 前記真空吸着部材は、前記基板側に開口
    する環状の溝を形成している、請求項1または請求項2
    に記載の基板の把持装置。
  4. 【請求項4】 前記真空吸着部材の、前記基板側に接触
    する部分の材料は前記基板より硬度が低い材料である、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の基板の把
    持装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項に記載
    の基板の把持装置と;前記把持装置で把持された基板の
    面を処理する面処理装置とを備える;基板の処理装置。
  6. 【請求項6】 前記基板の洗浄及び乾燥の少なくとも一
    方を行う装置を備える、請求項5に記載の基板の処理装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載の基板の
    処理装置であって;前記把持装置で把持された基板を浸
    漬する浸漬槽を備える;基板の処理装置。
  8. 【請求項8】 処理後の基板の状態を検査し、前記面処
    理の達成状態を判定する判定装置を備える、請求項5な
    いし請求項7のいずれか1項に記載の基板の処理装置。
  9. 【請求項9】 基板の面を処理するために該基板を把持
    する把持方法において;前記基板の一方の面のエッジに
    真空吸着部材を接触させ;該基板を真空吸着して基板を
    保持する;基板の把持方法。
JP2001114947A 2000-10-31 2001-04-13 基板の把持装置、処理装置、及び把持方法 Expired - Fee Related JP4108941B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001114947A JP4108941B2 (ja) 2000-10-31 2001-04-13 基板の把持装置、処理装置、及び把持方法
US09/984,791 US20020050322A1 (en) 2000-10-31 2001-10-31 Holding unit, processing apparatus and holding method of substrates
US10/629,678 US7055535B2 (en) 2000-10-31 2003-07-30 Holding unit, processing apparatus and holding method of substrates

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-332163 2000-10-31
JP2000332163 2000-10-31
JP2001114947A JP4108941B2 (ja) 2000-10-31 2001-04-13 基板の把持装置、処理装置、及び把持方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002200586A true JP2002200586A (ja) 2002-07-16
JP4108941B2 JP4108941B2 (ja) 2008-06-25

Family

ID=26603115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001114947A Expired - Fee Related JP4108941B2 (ja) 2000-10-31 2001-04-13 基板の把持装置、処理装置、及び把持方法

Country Status (2)

Country Link
US (2) US20020050322A1 (ja)
JP (1) JP4108941B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006229027A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Disco Abrasive Syst Ltd ウェハ搬送装置
JP2006253524A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Okamoto Machine Tool Works Ltd 半導体基板の受け渡し方法およびそれに用いる搬送機器
JP2007274003A (ja) * 2002-11-15 2007-10-18 Ebara Corp 基板保持装置、基板処理装置及び基板保持装置への基板着脱方法
JP2008147591A (ja) * 2006-12-13 2008-06-26 Nec Electronics Corp 半導体製造装置及び半導体製造方法
JP2008177425A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Renesas Technology Corp 半導体装置の製造方法
JP2009088227A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Shibaura Mechatronics Corp 基板の処理装置及び処理方法
KR101076820B1 (ko) * 2003-12-25 2011-10-25 가부시키가이샤 에바라 세이사꾸쇼 기판 유지 장치, 기판 유지 방법 및 기판 처리 장치
JP2012064872A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Disco Abrasive Syst Ltd 切削加工装置
JPWO2010055855A1 (ja) * 2008-11-13 2012-04-12 芝浦メカトロニクス株式会社 基板処理装置および基板処理方法
KR101172591B1 (ko) * 2010-05-11 2012-08-08 주식회사 케이씨텍 화학 기계식 연마 시스템의 기판의 헹굼 건조 장치
CN103091998A (zh) * 2011-10-27 2013-05-08 Asml荷兰有限公司 光刻设备和衬底处理方法
JP2015138954A (ja) * 2014-01-24 2015-07-30 東京エレクトロン株式会社 剥離装置および剥離システム
JP2020098842A (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 株式会社東京精密 ウェハ保持装置及びウェハ搬送保持装置

Families Citing this family (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6143192A (en) * 1998-09-03 2000-11-07 Micron Technology, Inc. Ruthenium and ruthenium dioxide removal method and material
US8076216B2 (en) 2008-11-11 2011-12-13 Advanced Inquiry Systems, Inc. Methods and apparatus for thinning, testing and singulating a semiconductor wafer
KR100672632B1 (ko) * 2001-11-06 2007-02-09 엘지.필립스 엘시디 주식회사 액정표시소자의 약액교환방법 및 그 장치
US7049237B2 (en) * 2001-12-21 2006-05-23 Micron Technology, Inc. Methods for planarization of Group VIII metal-containing surfaces using oxidizing gases
US7121926B2 (en) 2001-12-21 2006-10-17 Micron Technology, Inc. Methods for planarization of group VIII metal-containing surfaces using a fixed abrasive article
US6730592B2 (en) * 2001-12-21 2004-05-04 Micron Technology, Inc. Methods for planarization of metal-containing surfaces using halogens and halide salts
US20030119316A1 (en) * 2001-12-21 2003-06-26 Micron Technology, Inc. Methods for planarization of group VIII metal-containing surfaces using oxidizing agents
US6884723B2 (en) * 2001-12-21 2005-04-26 Micron Technology, Inc. Methods for planarization of group VIII metal-containing surfaces using complexing agents
US20060156980A1 (en) 2005-01-19 2006-07-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus including 4-way valve for fabricating semiconductor device, method of controlling valve, and method of fabricating semiconductor device using the apparatus
US7608174B1 (en) 2005-04-22 2009-10-27 Sandia Corporation Apparatus and method for electroforming high aspect ratio micro-parts
KR20080031473A (ko) 2005-07-27 2008-04-08 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 입자 형성을 방지하기 위한 cvd 차단 플레이트용 부동화기술
DK176290B1 (da) * 2005-11-14 2007-06-11 Lm Glasfiber As Flytbare injektionskanaler under fremstilling af laminater
US20070145231A1 (en) * 2005-12-21 2007-06-28 Chunghwa Picture Tubes, Ltd Substrate buffer clamp
JP2007297657A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Canon Inc 吸着パット及び基板処理装置
DE102006045866B4 (de) * 2006-09-28 2010-08-12 Nanophotonics Ag Halte- und Drehvorrichtung für berührungsempfindliche ebene Objekte
US8440272B2 (en) * 2006-12-04 2013-05-14 Megica Corporation Method for forming post passivation Au layer with clean surface
EP2282870B1 (en) * 2008-04-18 2012-03-28 Luca Toncelli Automatic clamping device for slab material and clamping method associated therewith
DE102008001792A1 (de) * 2008-05-15 2009-11-19 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur Bestimmung der Neigung zur Bildung von Whiskern
US7976261B2 (en) 2008-05-20 2011-07-12 Fas Holdings Group, Llc Apparatus for moving and securing a substrate
US8795032B2 (en) 2008-06-04 2014-08-05 Ebara Corporation Substrate processing apparatus, substrate processing method, substrate holding mechanism, and substrate holding method
US8950414B2 (en) * 2009-07-31 2015-02-10 Tokyo Electron Limited Liquid processing apparatus, liquid processing method, and storage medium
US9176186B2 (en) 2009-08-25 2015-11-03 Translarity, Inc. Maintaining a wafer/wafer translator pair in an attached state free of a gasket disposed
US8362797B2 (en) * 2009-08-25 2013-01-29 Advanced Inquiry Systems, Inc. Maintaining a wafer/wafer translator pair in an attached state free of a gasket disposed therebetween
JP2013540354A (ja) 2010-09-28 2013-10-31 アドバンスド インクワイアリー システムズ インコーポレイテッド ウエハテストシステムならびに関連する使用方法および製造方法
TW201245738A (en) * 2011-05-12 2012-11-16 Askey Computer Corp Inspection apparatus using touch probe for signal transmission
TWI513811B (zh) * 2011-10-27 2015-12-21 Hon Hai Prec Ind Co Ltd 自動解蠟裝置
US9190307B2 (en) * 2012-02-16 2015-11-17 Asm Technology Singapore Pte Ltd Apparatus for transferring a solar wafer or solar cell during its fabrication
JP6001896B2 (ja) * 2012-03-27 2016-10-05 株式会社Screenセミコンダクターソリューションズ 基板洗浄装置およびそれを備えた基板処理装置
JP5999972B2 (ja) * 2012-05-10 2016-09-28 株式会社ディスコ 保持テーブル
CN105592944B (zh) * 2013-07-29 2018-05-11 贝克太阳能有限公司 对基板进行的空间有限的加工
WO2015059508A1 (en) * 2013-10-24 2015-04-30 Teleplan Technology B.V. Method and apparatus for testing cell phones
US9653338B2 (en) * 2013-12-23 2017-05-16 Kla-Tencor Corporation System and method for non-contact wafer chucking
EP2905807B1 (en) * 2014-02-11 2019-03-13 Suss MicroTec Lithography GmbH Method and apparatus for preventing the deformation of a substrate supported at its edge area
TWI630652B (zh) 2014-03-17 2018-07-21 斯克林集團公司 基板處理裝置及使用基板處理裝置之基板處理方法
US10170350B2 (en) * 2014-05-02 2019-01-01 Naura Akrion Inc. Correlation between conductivity and pH measurements for KOH texturing solutions and additives
JP6499414B2 (ja) * 2014-09-30 2019-04-10 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置
TW201836955A (zh) * 2017-03-30 2018-10-16 鴻海精密工業股份有限公司 一種濕式制程的基板固定系統
JP7187147B2 (ja) * 2017-12-12 2022-12-12 東京エレクトロン株式会社 搬送装置のティーチング方法及び基板処理システム
TWI803597B (zh) * 2018-03-19 2023-06-01 日商東京威力科創股份有限公司 用於形狀度量之基板固持設備和方法
CN108933099B (zh) * 2018-08-01 2024-01-05 北京北方华创微电子装备有限公司 用于操作衬底的设备
KR20210084058A (ko) * 2019-12-27 2021-07-07 삼성전자주식회사 기판 이송 장치 및 이를 이용한 기판 이송 시스템
CN112435952A (zh) * 2020-10-23 2021-03-02 中国电子科技集团公司第二十九研究所 一种用于芯片与弹性凝胶膜分离的装置
US11551964B2 (en) * 2020-11-17 2023-01-10 Western Digital Technologies, Inc. Semiconductor wafer transfer arm
CN112877741B (zh) * 2021-01-13 2022-05-03 硅密芯镀(海宁)半导体技术有限公司 气泡去除方法
WO2023044585A1 (en) * 2021-09-27 2023-03-30 Socpra Sciences Et Genie S.E.C. Wafer receiver, electrochemical porosification apparatus and method using same

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5025280A (en) * 1987-12-17 1991-06-18 Texas Instruments Incorporated Immersion development and rinse machine and process
JPH03242919A (ja) 1990-02-21 1991-10-29 Hitachi Ltd スピンチャック
US5620525A (en) 1990-07-16 1997-04-15 Novellus Systems, Inc. Apparatus for supporting a substrate and introducing gas flow doximate to an edge of the substrate
US5578532A (en) 1990-07-16 1996-11-26 Novellus Systems, Inc. Wafer surface protection in a gas deposition process
JPH0521584A (ja) 1991-07-16 1993-01-29 Nikon Corp 保持装置
US5660744A (en) * 1992-03-26 1997-08-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Plasma generating apparatus and surface processing apparatus
JPH06244269A (ja) 1992-09-07 1994-09-02 Mitsubishi Electric Corp 半導体製造装置並びに半導体製造装置におけるウエハ真空チャック装置及びガスクリーニング方法及び窒化膜形成方法
JP3376258B2 (ja) * 1996-11-28 2003-02-10 キヤノン株式会社 陽極化成装置及びそれに関連する装置及び方法
JP3231659B2 (ja) 1997-04-28 2001-11-26 日本電気株式会社 自動研磨装置
JP3116871B2 (ja) 1997-09-03 2000-12-11 日本電気株式会社 半導体基板表面分析の前処理方法及びその装置
JP3501642B2 (ja) * 1997-12-26 2004-03-02 キヤノン株式会社 基板処理方法
JP2000277478A (ja) * 1999-03-25 2000-10-06 Canon Inc 陽極化成装置、陽極化成システム、基板の処理装置及び処理方法、並びに基板の製造方法
JP2001024051A (ja) 1999-07-09 2001-01-26 Tokyo Seimitsu Co Ltd ウェーハ吸着パッド

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101052319B1 (ko) 2002-11-15 2011-07-27 가부시키가이샤 에바라 세이사꾸쇼 기판처리장치 및 기판처리방법
JP2007274003A (ja) * 2002-11-15 2007-10-18 Ebara Corp 基板保持装置、基板処理装置及び基板保持装置への基板着脱方法
KR101076820B1 (ko) * 2003-12-25 2011-10-25 가부시키가이샤 에바라 세이사꾸쇼 기판 유지 장치, 기판 유지 방법 및 기판 처리 장치
JP2006229027A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Disco Abrasive Syst Ltd ウェハ搬送装置
JP2006253524A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Okamoto Machine Tool Works Ltd 半導体基板の受け渡し方法およびそれに用いる搬送機器
JP4705387B2 (ja) * 2005-03-14 2011-06-22 株式会社岡本工作機械製作所 半導体基板の受け渡し方法およびそれに用いる搬送機器
JP2008147591A (ja) * 2006-12-13 2008-06-26 Nec Electronics Corp 半導体製造装置及び半導体製造方法
JP2008177425A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Renesas Technology Corp 半導体装置の製造方法
JP2009088227A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Shibaura Mechatronics Corp 基板の処理装置及び処理方法
JPWO2010055855A1 (ja) * 2008-11-13 2012-04-12 芝浦メカトロニクス株式会社 基板処理装置および基板処理方法
JP5480159B2 (ja) * 2008-11-13 2014-04-23 芝浦メカトロニクス株式会社 基板処理装置および基板処理方法
KR101172591B1 (ko) * 2010-05-11 2012-08-08 주식회사 케이씨텍 화학 기계식 연마 시스템의 기판의 헹굼 건조 장치
JP2012064872A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Disco Abrasive Syst Ltd 切削加工装置
CN103091998A (zh) * 2011-10-27 2013-05-08 Asml荷兰有限公司 光刻设备和衬底处理方法
JP2013098551A (ja) * 2011-10-27 2013-05-20 Asml Netherlands Bv リソグラフィ装置および基板ハンドリング方法
JP2015138954A (ja) * 2014-01-24 2015-07-30 東京エレクトロン株式会社 剥離装置および剥離システム
JP2020098842A (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 株式会社東京精密 ウェハ保持装置及びウェハ搬送保持装置
JP7320940B2 (ja) 2018-12-17 2023-08-04 株式会社東京精密 ウェハ保持装置及びウェハ搬送保持装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4108941B2 (ja) 2008-06-25
US20040016452A1 (en) 2004-01-29
US20020050322A1 (en) 2002-05-02
US7055535B2 (en) 2006-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4108941B2 (ja) 基板の把持装置、処理装置、及び把持方法
KR100804715B1 (ko) 반도체기판회전유지장치 및 반도체기판처리장치
US6740242B2 (en) Plating apparatus and method of managing plating liquid composition
KR100824759B1 (ko) 기판처리장치 및 기판도금장치
US20010024691A1 (en) Semiconductor substrate processing apparatus and method
KR100881964B1 (ko) 기판처리장치
US7083706B2 (en) Substrate processing apparatus
KR101246838B1 (ko) 반도체 기판들 상으로의 금속들의 무전해 증착을 위한 장치
JP2002097582A (ja) 不要電気めっき堆積物の除去方法及び装置
US7241372B2 (en) Plating apparatus and plating liquid removing method
US20070246079A1 (en) Multi zone shower head for cleaning and drying wafer and method of cleaning and drying wafer
JP2001232250A (ja) 膜形成装置
JP2008013851A (ja) 回転保持装置及び半導体基板処理装置
US20190004427A1 (en) Substrate processing apparatus and substrate processing method
US8011116B2 (en) Substrate proximity drying using in-situ local heating of substrate
US20230340687A1 (en) Plating apparatus and cleaning method of contact member of plating apparatus
JP2005194613A (ja) 基板の湿式処理方法及び処理装置
JP4060700B2 (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
JP2005082821A (ja) 基板のめっき装置
JP2004360028A (ja) めっき装置
JP2004360027A (ja) めっき装置及びめっき液保持方法
JP2007070720A (ja) 電解処理装置及び電解処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060411

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060510

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060614

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20060804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080303

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080403

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110411

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees