JP2002194314A - 粘着剤組成物とその粘着シート - Google Patents
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Abstract
械的強度と柔軟性との両立をはかり、幅広い用途に展開
可能な粘着剤組成物を提供する。 【解決手段】 主鎖中にカーボネート構造を持つ脂肪族
ジオールと、3価以上の多価アルコールおよび/または
3価以上の多価カルボン酸とを必須の原料成分とした数
平均分子量が5,000以上、分散度(重量平均分子量
/数平均分子量)が2.2以上のポリエステルを含むこ
とを特徴とする粘着剤組成物。
Description
粘着剤組成物と、これをシート状やテープ状などの形態
とした粘着シートとに関するものである。
ボン酸成分あるいはヒドロキシカルボン酸成分の組み合
わせにより、幅広い特性、たとえば、耐熱性、耐薬品
性、機械的強度などにすぐれたものを得ることが可能で
あり、フィルム、繊維、塗料、コーティング材、接着剤
などに広く利用されている。
ば、ホットメルトタイプの接着剤や硬化剤などを用いて
熱で反応させる熱硬化タイプの接着剤が知られている。
これらの接着剤においては、接着特性の維持や発揮のた
めに、室温(23℃)よりもかなり高い融点(軟化点)
を有するか、あるいはかなり高度に架橋された状態にあ
り、室温付近では非常に硬い状態のものである。
るのに、加熱するための装置が必要であったり、熱を加
える操作が必要といった作業上の負荷を伴い、コストが
高く付く問題があった。このような観点から、短時間、
軽圧着で接着性が得られる粘着剤としての適用が求めら
れており、最近では、特開平11−21340号公報に
みられるような粘着剤としての適用もなされている。
D.Satas,Adhesive Age,31
(9),28(1988)などに記述されているよう
に、室温での貯蔵弾性率〔G′〕が1×105 Pa程度
またはそれ以下であり、室温での貯蔵弾性率〔G′〕が
5×105 Paを超えると粘着剤としての高いタックが
得られず、貼ってから短時間(10秒程度)では十分な
接着性能を発揮できない。
る場合、ポリエステルの物性として柔軟性が求められ
る。そのため、ポリエステルの構造として、特開平11
−21340号公報にみられるような側鎖に炭化水素基
を持つガラス転移温度が低い脂肪族ポリエステルを使用
するのが有効であるといえる。しかし、側鎖に炭化水素
基を持つ脂肪族ポリエステルは、一般に機械的強度が弱
く、粘着のJISの定義として知られる「水、溶剤、熱
などを使用せず、常温で短時間、わずかな圧力を加える
だけで接着することができ、また、凝集力と弾性を持っ
ているので強く接着する反面、硬い平滑面から剥がすこ
ともできる」で示される、粘着剤としてのもうひとつの
必要機能である凝集力に劣ったものとなる。
シアネートなどの架橋剤による架橋処理が必要であり、
特開平11−21340号公報でもポリイソシアネート
による架橋処理を施している。しかし、機械的強度と柔
軟性を両立する架橋剤量の調整は難しく、機械的強度を
優先させて架橋剤量を増やすと柔軟性が乏しくなり、と
くに粗面に対する接着性に劣ったものとなる。逆に柔軟
性を上げるために架橋剤量を減らすと機械的強度が乏し
くなり、耐熱性、耐久性が求められる電気製品の部品固
定、自動車部品の固定などの用途には不適なものとな
る。
エステル自体の分子構造を改善して機械的強度と柔軟性
との両立をはかり、幅広い用途に展開可能な粘着剤組成
物とその粘着シートを得ることを目的としている。
的を達成するため、鋭意検討した結果、ポリエステルの
原料成分として分子凝集エネルギーの高いカーボネート
構造を有する特定の脂肪族ジオールを用いると、ポリエ
ステルの機械的強度が増し、耐熱性が向上することがわ
かった。また、上記原料成分とともに、3価以上の多価
アルコールや3価以上の多価カルボン酸を用いると、分
岐鎖を持つポリエステルが生成して、分散度(重量平均
分子量/数平均分子量)が2.2以上の分子量分布の広
いものとなり、ジオールとジカルボン酸との2官能成分
のみを用いた分散度が2.2未満の従来構成のポリエス
テルに比べて、ポリエステルの柔軟性が向上し、とく
に、上記機械的強度を損なうことなく柔軟性を向上でき
ることがわかった。
の原料成分として、カーボネート構造を有する特定の脂
肪族ジオールとともに、3価以上の多価アルコールや3
価以上の多価カルボン酸を併用することにより、ポリエ
ステルの機械的強度と柔軟性との両立がはかれ、耐熱性
と粗面への接着性をともに満足する粘着剤組成物とその
粘着シートが得られることを知り、本発明を完成するに
至った。
の式(1); (Rは炭素数2〜20の直鎖状または分枝状の炭化水素
基である)で表される構造単位を持つ脂肪族ジオール
と、(B)3価以上の多価アルコールおよび/または3
価以上の多価カルボン酸とを必須の原料成分とした数平
均分子量が5,000以上、分散度(重量平均分子量/
数平均分子量)が2.2以上のポリエステルを含むこと
を特徴とする粘着剤組成物、とくに上記ポリエステルが
架橋処理され、その溶剤不溶分が10重量%以上である
上記構成の粘着剤組成物、またガラス転移温度が−10
℃以下で、23℃での貯蔵弾性率が5×105 Pa以下
である上記構成の粘着剤組成物に係るものである。
に上記構成の粘着剤組成物からなる層を有することを特
徴とする粘着シートに係るものである。なお、上記の
「粘着シート」には、通常幅広の粘着シートのほか、通
常幅狭の粘着テープも含まれ、また粘着ラベルなどの公
知の各種粘着製品が含まれるものである。
ルコール成分と多価カルボン酸成分とからなる原料成分
に、(A)前記の式(1)で表される構造単位、つまり
カーボネート構造単位を持つ脂肪族ジオールと、(B)
3価以上の多価アルコールおよび/または3価以上の多
価カルボン酸とを必須成分として使用し、これらを重縮
合反応させることにより、得られるものである。ここ
で、多価カルボン酸成分には、B成分として3価以上の
多価カルボン酸を使用しない場合はもちろん、使用する
場合でも、通常は、ジカルボン酸が用いられる。また、
多価アルコール成分には、A成分以外の他の脂肪族ジオ
ールを併用することができる。なお、この明細書におい
て、「脂肪族ジオール」には脂環族も含めたジオールを
意味する。
の式(1)中のRが炭素数2〜20の直鎖状または分枝
状の炭化水素基である各種の脂肪族ジオールが用いられ
る。たとえば、プロピレンカーボネートジオール、ヘキ
サメチレンカーボネートジオールなどのカーボネートジ
オールや、エチレングリコール、1,3−プロピレング
リコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサン
ジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、
1,9−ノナンジオールなどの多価アルコールとジエチ
レンカーボネート、ジメチルカーボネートなどのジアル
キルカーボネートとの脱アルコール反応などで得られる
ポリカーボネートジオールが挙げられる。ポリカーボネ
ートジオールの市販品には、ダイセル化学工業(株)製
の「PLACCEL CD205」、「同CD21
0」、「同CD220」、「同CD205PL」、「同
CD210PL」、「同CD220PL」などがある。
素基側鎖を持つ脂肪族ジオールや、直鎖脂肪族ジオール
が挙げられる。このうち、炭化水素基側鎖を持つ脂肪族
ジオールには、ネオペンチルグリコール、2−メチル−
1,3−プロパンジオール、2,2−ジエチル−1,3
−プロパンジオール、2−メチル−2−プロピル−1,
3−プロパンジオール、2−ブチル−2−エチル−1,
3−プロパンジオール、3−メチル−1,5−ペンタン
ジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、
2,4−ジエチル−1,5−ペンタンジオール、1,
3,5−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、2−
メチル−1,6−ヘキサンジオール、2−メチル−1,
8−オクタンジオール、2−メチル−1,9−ノナンジ
オール、ダイマージオールなどが挙げられる。また、直
鎖脂肪族ジオールには、エチレングリコール、1,3−
プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,
5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、
1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、
1,10−デカンジオール、1,18−オクタデカンジ
オール、1,4−シクロヘキサンジオールなどが挙げら
れる。
ほか、容易に目的とする分子量のポリマーを得るために
ポリエステルジオール、ポリエーテルジオール、ポリカ
プロラクトンジオールなどの脂肪族ポリマージオールを
使用することもできる。このうち、ポリエステルジオー
ルとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール、ネオぺンチルグリコー
ル、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、2−ブチ
ル−2−エチル−1,3−プロパンジオール、2,4−
ジエチル−1,5−ペンタンジオール、1,8−オクタ
ンジオール、1,9−ノナンジオール、2−メチル−
1,8−オクタンジオール、1,10−デカンジオー
ル、オクタデカンジオールなどのジオールの少なくとも
1種と、コハク酸、メチルコハク酸、アジピン酸、ピメ
リック酸、アゼライン酸、セバシン酸、1,12−ドデ
カン酸、1,14−テトラデカン二酸やこれらの酸無水
物または低級アルキルエステルのうちの少なくとも1種
とを、脱水反応させて得られるものが挙げられる。市販
品としては、3−メチル−1,5−ペンタンジオールと
アジピン酸とのポリエステルジオールとして知られる、
(株)クラレ製の「クラレポリオールP−510」、
「同P−1010」、「同P−2010」、「同P−3
010」、「同P−5010」などが挙げられる。
チレンオキサイド、プロピレンオキサイド、テトラヒド
ロフランなどを開環重合させたポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレング
リコール、これらを共重合させたコポリエーテルなどを
挙げることができる。市販品としては、プロピレングリ
コールにプロピレンオキサイドを付加したポリエーテル
ジオールとして知られる、旭電化工業(株)製の「アデ
カポリエーテルP−400」、「同P−1000」、
「同P−2000」、「同P−3000」などが挙げら
れる。また、ポリカプロラクトンジオールとしては、ε
−カプロラクトン、δ−バレロラクトンなどの環状エス
テルモノマーの開環重合により得られるカプロラクトン
系ポリエステルジオールなどを挙げることができる。市
販品としては、ダイセル化学工業(株)製の「プラクセ
ルL205AL」、「同L212AL」、「同L220
AL」、「同L230AL」などが挙げられる。
たようなA成分以外の脂肪族ジオールとの合計量中、つ
まり全ジオール成分中、30重量%以上、好ましくは5
0重量%以上となる使用割合とするのがよい。この理由
は、A成分としての脂肪族ジオールが全ジオール成分の
30重量%未満となると、生成ポリエステルの機械的強
度が低くなり、十分な耐熱性が得られなくなるためであ
る。
ルか、3価以上の多価カルボン酸かのいずれか一方また
は両方が用いられる。3価以上の多価アルコールとして
は、グリセリン、トリメチロールプロパン、1,2,4
−ブタントリオール、1,2,5−ペンタントリオー
ル、1,2,6−ヘキサントリオール、ペンタエリスリ
トール、ジペンタエリスリトールなどの脂肪族多価アル
コールやこれらの誘導体が挙げられる。また、3価以上
の多価カルボン酸としては、1,2,4−ブタントリカ
ルボン酸、1,2,5−ヘキサントリカルボン酸、1,
2,4−シクロヘキサントリカルボン酸、1,2,3,
4−ブタンテトラカルボン酸などの脂肪族多価カルボン
酸、トリメリット酸、ピロメリット酸などの芳香族多価
カルボン酸などや、これらの酸無水物または低級アルキ
ルエステルなどが挙げられる。
られるジカルボン酸には、脂肪族ジカルボン酸や芳香族
ジカルボン酸が挙げられる。具体的には、コハク酸、メ
チルコハク酸、アジピン酸、ピメリック酸、アゼライン
酸、セバシン酸、1,12−ドデカン酸、1,14−テ
トラデカンに酸、ダイマー酸などの脂肪族ジカルボン酸
や、フタル酸、1,4−ナフタレンジカルボン酸、4,
4′−ビフェニルジカルボン酸などの芳香族ジカルボン
酸、およびこれらの酸無水物や低級アルキルエステルな
どを挙げることができる。
および/または3価以上の多価カルボン酸の使用量は、
ポリエステルの分散度(重量平均分子量/数平均分子
量)が2.2以上になるように、その分子量や価数によ
り最適の使用量が選択される。通常は、上記B成分の使
用量が、脂肪族ジオールとジカルボン酸との合計量に対
して、2〜30重量%、好ましくは4〜15重量%とな
る割合とするのがよい。上記B成分の使用量が2重量%
未満となると、ポリエステルの分散度が2.2より小さ
くなりやすく、20重量%を超えると、ポリエステルの
分散度が大きくなりすぎ、これらの場合は、後述するよ
うな支障をきたしやすい。
およびB成分を必須とする原料成分を使用し、これらを
重縮合反応させることにより、得られるが、その製造方
法はとくに限定されず、従来公知の手法が用いられる。
たとえば、上記の原料成分を触媒の存在下同時に加熱縮
重合させる手法が挙げられる。ここで用いる触媒は、一
般の縮合反応に使用される触媒であり、具体的には、テ
トラ−n−ブチルチタネートや三酸化アンチモンなどの
金属化合物が挙げられる。
5,000以上(通常、6万以下)、好ましくは1万〜
5万、さらに好ましくは1.2万〜4万であるのがよ
い。ポリエステルの数平均分子量が5,000未満で
は、粘着剤としての凝集力が得られず、耐熱性や耐久性
に劣りやすい。分子量が高すぎると、高粘度となり、粘
着シートの形成が難しくなるため、上記範囲内とするの
がよい。
均分子量/数平均分子量)が2.2以上(通常、25以
下)、好ましくは2.5〜20、さらに好ましくは2.
7〜15であるのがよい。ポリエステルの分散度は、既
述のとおり、B成分の使用量や数平均分子量、価数によ
り調整可能であり、上記範囲内で、用途目的に応じた適
宜の分散度に調整すればよい。分散度が2.2未満で
は、機械的強度と柔軟性のバランスを取りにくく、耐熱
性と粗面への接着性の両立がはかれない。また、分散度
が大きすぎると、ポリエステルが高粘度となり、ゲル化
が起こりやすく、粘着シートの形成が難しくなるため、
上記範囲内とするのがよい。
テルを主剤成分としたものであり、通常はこれを架橋処
理して耐熱性にすぐれたものとする。架橋処理には、ポ
リイソシアネート化合物、ポリエポキシ化合物、ポリア
ジリジン化合物など、ポリエステルに含まれる水酸基お
よび/またはカルボキシル基と反応する官能基を持つ多
官能性化合物を加えて架橋反応させる、いわゆる架橋剤
を用いる方法がある。架橋剤の中でも、ポリイソシアネ
ート化合物がとくに好ましい。
レンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
トなどの低級脂肪族ポリイソシアネート類、シクロペン
チレンジイソシアネート、シクロヘキシレンジイソシア
ネート、イソホロンジイソシアネートなどの脂環族ポリ
イソシアネート類、2,4−トリレンジイソシアネー
ト、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、キ
シリレンジイソシアネートなどの芳香族ポリイソシアネ
ート類、トリメチロールプロパンのトリレンジイソシア
ネート付加物やヘキサメチレンジイソシアネート付加物
などのイソシアネート付加物などが挙げられる。これら
の架橋剤は、その1種を単独で使用してもよいし、2種
以上を混合して使用してもよい。
や分散度とのバランスにより、また粘着剤組成物の用途
目的により、適宜選択できる。通常は、ポリエステル1
00重量部に対して、架橋剤が0.5〜10重量部とな
る割合とし、これにより架橋処理後のポリエステルの溶
剤不溶分が10重量%以上、好ましくは20〜70重量
%となるようにするのがよい。上記の溶剤不溶分が10
重量%未満となると、粘着剤組成物の凝集力が不足し
て、十分な耐熱性が得られない。また、上記の溶剤不溶
分が高くなりすぎると、粘着剤組成物の柔軟性が損なわ
れ、粗面接着性に劣ったものとなるため、上記範囲内と
するのがよい。
質的な架橋剤を多官能性モノマーとして配合し、電子線
などで架橋する方法をとってもよい。多官能性モノマー
としては、エチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、
テトラメチロールメタンテトラ(メタ)アクリレート、
トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレートなど
が挙げられる。これらの多官能性モノマーの使用量は、
多官能性化合物の場合と同様に、適宜選択でき、通常
は、ポリエステル100重量部に対し、多官能性モノマ
ーが1重量部以上となるようにして、電子線にて架橋処
理したのちの溶剤不溶分が10重量%以上、好ましくは
20〜70重量%となるようにするのがよい。
テルを主剤成分とし、通常は上記のように架橋処理され
るが、これには、従来公知の各種の粘着付与剤や、その
他、無機または有機の充填剤、金属粉、顔料などの粉
体、粒子状、箔状物などの従来公知の各種の添加剤を配
合することができる。これらの添加剤を配合することに
より、粘着特性のバランスがよりとりやすくなることも
ある。
物は、そのガラス転移温度〔Tg〕が−10℃以下、好
ましくは−20℃以下(通常、−100℃以上)で、2
3℃での貯蔵弾性率〔G′〕が5×105 Pa以下、好
ましくは2×105 Pa以下(通常、1×104 Pa以
上)であり、良好なタックを示すとともに、機械的強度
と柔軟性を備えたものであり、このために、耐熱性や耐
久性と粗面接着性をともに満足する、すぐれた接着性能
を発揮するものである。
フタレートフィルムなどのプラスチックフィルムや、そ
の他、紙、不繊布などの多孔質材料などからなる各種の
支持体を使用して、この支持体の片面または両面に、上
記構成の粘着剤組成物を、乾燥後の厚さが通常10〜1
50μmとなるように塗布し、乾燥することにより、シ
ート状やテープ状などの形態としたものである。
説明するが、本発明の範囲は以下の実施例によりなんら
制限を受けるものではない。なお、以下において、部と
あるのは重量部を意味するものとする。また、分散度と
は、ポリエステルの(重量平均分子量/数平均分子量)
の比を意味するものである。
離管を付し、これに、ポリカーボネートジオール〔ダイ
セル化学(株)製の「PLACCEL CD220P
L」、水酸基価:56.1KOHmg/g〕200g、ト
リメチロールプロパン10g、セバシン酸40.8g、
触媒としてのテトラ−n−ブチルチタネート0.14g
を仕込み、反応水排出溶剤としての少量のキシレンの存
在下、撹拌を開始しながら、180℃まで昇温し、この
温度で保持した。しばらくすると、水の流出分離が認め
られ、反応が進行し始めた。約20時間反応を続けて、
数平均分子量が20,000、分散度が3.0のポリエ
ステルを得た。
40重量%に希釈した。このポリエステル100部(固
形分)に対し、架橋剤としてトリメチロールプロパンの
ヘキサメチレンジイソシアネート3量体付加物(日本ポ
リウレタン社製の「コロネートHL」)2部(固形分)
を配合して、粘着剤組成物とした。この粘着剤組成物を
アプリケータを用いて、支持体としての厚さが38μm
のポリエチレンテレフタレートフィルム上に塗布し、1
30℃で5分間乾燥して、厚さが50μmの粘着剤組成
物からなる層を形成して、粘着シートを作製した。
副生成物分離管を付し、これに、ポリカーボネートジオ
ール〔ダイセル化学(株)製の「PLACCEL CD
220PL」、水酸基価:56.1KOHmgg/g〕1
00g、3−メチル−1,5−ペンタンジオール100
g、トリメチロールプロパン10g、コハク酸無水物1
01g、触媒としてのテトラ−n−ブチルチタネート
0.34gを仕込み、反応水排出溶剤としての少量のキ
シレンの存在下、撹拌を開始しながら180℃まで昇温
し、この温度で保持した。しばらくすると、水の流出分
離が認められ、反応が進行し始めた。約30時間反応を
続け、数平均分子量が25,000、分散度が4.8の
ポリエステルを得た。
40重量%に希釈した。このポリエステル100部(固
形分)に対し、架橋剤としてトリメチロールプロパンの
ヘキサメチレンジイソシアネート3量体付加物(日本ポ
リウレタン社製の「コロネートHL」)1.5部(固形
分)を配合し、粘着剤組成物とした。この粘着剤組成物
を用い、実施例1と同様にして、ポリエチレンテレフタ
レートフィルムからなる支持体上に粘着剤組成物からな
る層を設け、粘着シートを作製した。
副生成物分離管を付し、これに、ポリカーボネートジオ
ール〔ダイセル化学(株)製の「PLACCEL CD
220PL」、水酸基価:56.1KOHmg/g〕10
0 g、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオ
ール100g、トリメット酸無水物10g、セバシン酸
15.6g、触媒としてのテトラ−n−ブチルチタネー
ト0.08gを仕込み、反応水排出溶剤としての少量の
キシレンの存在下、撹拌を開始しながら、180℃まで
昇温し、この温度で保持した。しばらくすると、水の流
出分離が認められ、反応が進行し始めた。約20時間反
応を続けて、数平均分子量が15,000、分散度が
3.2のポリエステルを得た。
40重量%に希釈した。このポリエステル100部(固
形分)に対し、架橋剤としてトリメチロールプロパンの
ヘキサメチレンジイソシアネート3量体付加物(日本ポ
リウレタン社製の「コロネートHL」)2部(固形分)
を配合し、粘着剤組成物とした。この粘着剤組成物を用
い、実施例1と同様にして、ポリエチレンテレフタレー
トフィルムからなる支持体上に粘着剤組成物からなる層
を設け、粘着シートを作製した。
し、実質的な架橋剤としてトリメチロールプロパントリ
アクリレート3部(固形分)を配合し、粘着剤組成物と
した。この粘着剤組成物をアプリケータを用いて、厚さ
が38μmのポリエチレンテレフタレートフィルムから
なる支持体上に塗布し、100℃で5分間乾燥して、厚
さが50μmの粘着剤組成物からなる層を形成し、これ
に電子線を6Mrad照射して架橋処理し、粘着テープ
を作製した。
離管を付し、これに、ポリカーボネートジオール〔ダイ
セル化学(株)製の「PLACCEL CD220P
L」、水酸基価:56.1KOHmg/g〕200g、セ
バシン酸20.2g、触媒としてのテトラ−n−ブチル
チタネート0.07gを仕込み、反応水排出溶剤として
の少量のキシレンの存在下、撹拌を開始しながら、18
0℃まで昇温し、この温度で保持した。しばらくする
と、水の流出分離が認められ、反応が進行し始めた。約
20時間反応を続けて、数平均分子量が32,000、
分散度が1.6のポリエステルを得た。
40重量%に希釈した。このポリエステル100部(固
形分)に対し、架橋剤としてトリメチロ−ルプロパンの
ヘキサメチレンジイソシアネート3量体付加物(日本ポ
リウレタン社製の「コロネートHL」)5部(固形分)
を配合し、粘着剤組成物とした。この粘着剤組成物を用
い、実施例1と同様にして、ポリエチレンテレフタレー
トフィルムからなる支持体上に粘着剤組成物からなる層
を設け、粘着シートを作製した。
副生成物分離管を付し、これに、ポリエステルジオール
〔(株)クラレ製の「クラレポリオール P−201
0」、水酸基価:56.1KOHmg/g〕200g、ト
リメチロールプロパン13g、コハク酸無水物23.3
g、触媒としてのテトラ−n−ブチルチタネート0.1
6gを仕込み、反応水排出溶剤としての少量のキシレン
の存在下、撹拌を開始しながら、180℃まで昇温し、
この温度で保持した。しばらくすると、水の流出分離が
認められ、反応が進行し始めた。約30時間反応を続け
て、数平均分子量が18,000、分散度が13.4の
ポリエステルを得た。
40重量%に希釈した。このポリエステル100部(固
形分)に対し、架橋剤としてトリメチロールプロパンの
ヘキサメチレンジイソシアネート3量体付加物(日本ポ
リウレタン社製の「コロネートHL」)2部(固形分)
を配合し、粘着剤組成物とした。この粘着剤組成物を用
い、実施例1と同様にして、ポリエチレンテレフタレー
トフィルムからなる支持体上に粘着剤組成物からなる層
を設け、粘着シートを作製した。
各粘着シートについて、以下の要領により、貯蔵弾性
率、ガラス転移温度および溶剤不溶分の測定を行った。
これらの測定結果は、表1に示されるとおりであった。
とは、せん断貯蔵弾性率のことを指し、これは外部から
の応力に対して生じる歪みの弾性的成分というべきもの
である。この測定は、レオメトリック社製の動的粘弾性
測定装置ARESを用いて、サンプル厚さ約1.0mm、
直径7.9mmのパラレルプレートの治具により、室温
(23℃)において、周波数1Hzで行ったものであ
る。
社製の動的粘弾性測定装置ARESを用いて、サンプル
厚さ約1.0mm、直径7.9mmのパラレルプレートの治
具により、周波数1Hzで測定した損失弾性率のピーク
値をとる温度を、ガラス転移温度とした。
0.1gサンプリングして精秤する(Y1)。つぎに、
このサンプルを約50mlのトルエン中に室温で5日間
浸漬後、溶剤不溶成分を取り出し、130℃中で約1時
間乾燥したのち、秤量する(Y2)。このように測定し
た溶剤浸漬前後のサンプルの重量から、下記の式にした
がい、粘着剤組成物の溶剤不溶分〔X〕(重量%)を算
出する。
1,2の各粘着シートにつき、以下の要領により、粗面
接着性および耐熱性の測定を行った。これらの測定結果
は、表2に示されるとおりであった。
×100mm)を、#180のサンドペーパで研磨したア
ルミニウム板に、500gのローラで貼り付け、雰囲気
温度23℃、貼付時間10秒、剥離速度300mm/分の
条件で、180°剥離粘着力を測定した。
してのベークライト板に、接着面積が10mm×20mmと
なるように貼り付け、雰囲気温度80℃で、垂直方向に
1kgの荷重を与えて、落下するまでの保持時間(分)を
測定した。
発明の実施例1〜4の各粘着シートは、いずれも、B成
分を原料成分としないポリエステルを用いた比較例1の
粘着シートに比べ、粗面接着性にすぐれているととも
に、A成分を原料成分としないポリエステルを用いた比
較例2の粘着シートに比べ、耐熱性にもすぐれており、
粗面接着性と耐熱性の両特性を同時に満足できるもので
あることがわかる。
の原料成分としてカーボネート構造を有する特定の脂肪
族ジオールと3価以上の多価アルコールや3価以上の多
価カルボン酸とを組み合わせ使用したことにより、ポリ
エステルの機械的強度と柔軟性との両立がはかれ、耐熱
性と粗面接着性をともに満足し、幅広い用途に展開可能
な粘着剤組成物とその粘着シートを提供することができ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 (A)主鎖中につぎの式(1); (Rは炭素数2〜20の直鎖状または分枝状の炭化水素
基である)で表される構造単位を持つ脂肪族ジオール
と、(B)3価以上の多価アルコールおよび/または3
価以上の多価カルボン酸とを必須の原料成分とした数平
均分子量が5,000以上、分散度(重量平均分子量/
数平均分子量)が2.2以上のポリエステルを含むこと
を特徴とする粘着剤組成物。 - 【請求項2】 ポリエステルが架橋処理され、その溶剤
不溶分が10重量%以上である請求項1に記載の粘着剤
組成物。 - 【請求項3】 ガラス転移温度が−10℃以下で、23
℃での貯蔵弾性率が5×105 Pa以下である請求項1
または2に記載の粘着剤組成物。 - 【請求項4】 支持体の片面または両面に請求項1〜3
のいずれかに記載の粘着剤組成物からなる層を有するこ
とを特徴とする粘着シート。
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