JP2002171709A - 扁平モータの取付構造及びディスクドライブ装置 - Google Patents

扁平モータの取付構造及びディスクドライブ装置

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JP2002171709A JP2000367671A JP2000367671A JP2002171709A JP 2002171709 A JP2002171709 A JP 2002171709A JP 2000367671 A JP2000367671 A JP 2000367671A JP 2000367671 A JP2000367671 A JP 2000367671A JP 2002171709 A JP2002171709 A JP 2002171709A
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貴志 持田
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充浩 上野
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    • G11B19/2009Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
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  • Moving Of Heads (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扁平モータ(スピンドルモータ)のシャーシ
に対する角度調整を容易にするとともに、その取付角度
の保持を確実にする。 【解決手段】 モータ基板32に支持された扁平モータ
(スピンドルモータ)15をシャーシ13に取り付ける
取付構造であって、モータ基板とシャーシとは少なくと
も3ヶ所の連結部33、33、33により連結されてお
り、少なくとも2つの連結部がモータ基板とシャーシと
の間隔が固定的に支持された固定支点部33a、33a
であり、他の連結部はモータ基板とシャーシとの間隔を
可変可能にした調整支持部33bであり、該調整支持部
には、モータ基板とシャーシとを剛性が保った状態で保
持する剛性保持手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャーシに対して
取り付られる扁平モータの取付構造及びこれを用いたデ
ィスクドライブ装置において、扁平モータのシャーシに
対する角度調整を容易にするとともに、その取付角度の
保持を確実にする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、ディスク状記録媒体に情報を
書き込み又はディスク状記録媒体に記録されている情報
を読み取るディスクドライブ装置にあっては、レーザ光
を出射及び受光する光学ピックアップによって情報の読
取又は書き込みを行っているが、ディスク状記録媒体に
対する正確な情報の書き込み又は読取を行うためには、
光学ピックアップの光軸とディスク状記録媒体の信号記
録面とが直交である必要がある。
【0003】ところで、光学ピックアップの光軸とディ
スク状記録媒体の信号記録面との角度調整には、ディス
ク状記録媒体の径方向の傾き(ラジアル方向)調整とデ
ィスク状記録媒体の記録トラックの接線方向の傾き(タ
ンジェンシャル方向)調整とが必要である。
【0004】ここで、光学ピックアップの光軸を調整す
るには、光学ピックアップの姿勢を調整する方法と、デ
ィスク状記録媒体の姿勢を調整する方法とがある。
【0005】具体的に前者は、光学ピックアップが2本
のガイド軸に摺動自在に支持されており、これらガイド
軸のそれぞれの両端部をシャーシに対して間隔調整自在
に支持して、かかる間隔を調整することにより光学ピッ
クアップのシャーシに対する姿勢を変更する。たとえ
ば、2つのガイド軸の同じ側(たとえば、ディスク状記
録媒体の内周側)の端部のみシャーシとの間隔調整を行
うと光軸の上記ラジアル方向の調整が行われ、また、一
方のみのガイド軸の両端部をシャーシとの間隔調整を行
うと光軸の上記タンジェンシャル方向の調整が行われ、
これにより、光学ピックアップの光軸とディスク状記録
媒体の信号記録面とのスキュー調整が行われる。
【0006】また、後者は、ディスク状記録媒体を回転
させるターンテーブルが設けられたスピンドルモータを
モータ基板に取着し、該モータ基板を複数(通常は3
つ)の調整ネジでシャーシに取着するもので、これら調
整ネジにコイルバネを外嵌して該コイルバネをシャーシ
とモータ基板との間に介在させて、各調整ネジのねじ込
み量を調整することにより、スピンドルモータのシャー
シに対する姿勢を変更する。この場合、3つの調整ネジ
のねじ込み量を調整すると、スピンドルモータのシャー
シに対する角度、すなわち、ディスク状記録媒体の光学
ピックアップに対する角度を調整することができ、光軸
のラジアル方向及びタンジェンシャル方向の調整を行う
ことができ、これにより、光学ピックアップの光軸とデ
ィスク状記録媒体の信号記録面とのスキュー調整が行わ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うな前者のようなガイド軸の調整にあっては、この調整
のみでタンジェンシャル方向及びラジアル方向の両調整
をするものであるため、1つの調整ネジを動かすと、ラ
ジアル方向及びタンジェンシャル方向のいずれにも光軸
が傾いてしまうため、1つの調整ネジを調整後、別の調
整ネジを調整し、さらに、別の調整ネジを調整しなけれ
ばならず、スキュー調整が難しいという問題がある。
【0008】しかも、そのスキュー調整は、光学ピック
アップがディスク状記録媒体の内周側に位置する場合と
外周側に位置する場合とで別々に行わなければならず、
さらにスキュー調整を困難にしていた。
【0009】さらに、ガイド軸はディスク状記録媒体の
径方向に比較的長尺であるため、ラジアル方向の調整時
において、ガイド軸の所定の角度を傾斜させるには、そ
の調整ネジの上下方向のねじ込み量又はねじ戻し量を大
きくしなければならず、スキュー角の変位量に対して上
下方向の調整量(変位量)が大きくなってしまい、ディ
スクドライブ装置の薄型化が図れないという問題もあ
る。
【0010】また、上記したような後者のスピンドルモ
ータ(扁平モータ)のシャーシに対する角度を調整する
場合、モータ基板のシャーシに対する取付がコイルバネ
のような弾性部材が介在されており、しかも、スピンド
ルモータは振動源になるため、その振動の問題が生じ、
シャーシに対して安定で確実な取付ができないという問
題がある。
【0011】そこで、本発明は、扁平モータの取付構造
に関しては、そのシャーシに対する角度調整可能で、か
つ、調整後の取付状態が振動源である扁平モータであっ
ても、振動などの問題が発生せず、安定かつ確実な取付
を可能にすることを課題とする。
【0012】また、ディスクドライブ装置に関しては、
タンジェンシャル方向及びラジアル方向の両成分のスキ
ュー角度調整を簡便かつ迅速に行うことができ、また、
スキュー角の変位量に対する調整ネジの調整量(変位
量)を小さくして装置全体の薄型化を図ることを課題と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】そして、本発明扁平モー
タの取付構造は、上記した課題を解決するために、モー
タ基板に支持された扁平モータをシャーシに取り付ける
取付構造であって、モータ基板とシャーシとは少なくと
も3ヶ所の連結部により連結されており、少なくとも2
つの連結部がモータ基板とシャーシとの間隔が固定的に
支持された固定支点部であり、他の連結部はモータ基板
とシャーシとの間隔を可変可能にした調整支持部であ
り、該調整支持部には、モータ基板とシャーシとを剛性
が保った状態で保持する剛性保持手段を設けたものであ
る。
【0014】したがって、本発明扁平モータの取付構造
にあっては、調整支持部を操作し、モータ基板とシャー
シとの間隔を調整すると、扁平モータのシャーシに対す
る角度を変更することができ、かつ、角度調整後、剛性
が保たれた状態に保持され、これにより、振動源となり
易い扁平モータにおける振動の問題を抑制することがで
きる。
【0015】また、本発明ディスクドライブ装置は、デ
ィスク状記録媒体を載置保持するターンテーブルと、該
ターンテーブルを回転させるスピンドルモータと、上記
ディスク状記録媒体に対して情報の読み取り又は書き込
みを行う光学ピックアップと、該光学ピックアップをデ
ィスク状記録媒体の径方向に移動自在に支持するガイド
軸と、上記光学ピックアップを移動させるスレッドモー
タとを備えたディスクドライブ装置であって、上記光学
ピックアップの光軸の主としてタンジェンシャル方向
(ディスク状記録媒体の記録トラックの接線方向の傾
き)のスキュー調整を担うタンジェンシャルスキュー調
整機構と、光軸の主としてラジアル方向(ディスク状記
録媒体の径方向の傾き)のスキュー調整を担うラジアル
スキュー調整機構とを各別に備えたものである。
【0016】したがって、本発明ディスクドライブ装置
にあっては、光学ピックアップの光軸のディスク状記録
媒体に対するスキュー調整を、タンジェンシャル方向と
ラジアル方向とにほぼ独立して行うことができ、スキュ
ー調整の全体を簡便かつ迅速に行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の詳細を添付図面
に示した実施の形態に従って説明する。
【0018】なお、図面に示した実施の形態は、本発明
をノート型パーソナルコンピュータに搭載するCD−R
OM(Compact disc Read Only Memory)ドライブ及び
そのCD−ROMドライブのスピンドルモータのシャー
シに対する取付構造として適用したものである。ここで
いう「CD−ROMドライブ」は特許請求の範囲の請求
項6〜請求項13に記載した「ディスクドライブ装置」
に、また、「スピンドルモータ」は特許請求の範囲の請
求項1〜請求項5に記載した「扁平モータ」に相当す
る。
【0019】そこで、先ず、CD−ROMドライブの概
要について図1乃至図3によって説明する。
【0020】CD−ROMドライブ1は上下に偏平で前
面に開口した外筐2を備え、該外筐2は下側のボトムシ
ャーシ3と該ボトムシャーシ3の上面に固定されたカバ
ー体4とから成り、このような外筐2に引出部5が収納
及び引出可能に支持される(図1参照)。尚、各図にお
いて矢印で示す、U方向、D方向、L方向、R方向、F
方向、B方向は、それぞれ、上方、下方、左方、右方、
前方、後方を意味するものとする。以下同じ。
【0021】そして、ボトムシャーシ3の右側部には、
底上げされた張り出し部3aが形成されており、ボトム
シャーシ3がカバー体4により覆われたときに、上記張
り出し部3a以外の部分が空間6となって、トレイ7が
収納されるようになっている(図2参照)。
【0022】引出部5は合成樹脂製のトレイ7にベース
ユニット8が支持されて成る。なお、図示は省略する
が、引出部5の外筐に対する収納及び引出のために、引
出部5の側面部と外筐2の側部との間にスライド機構が
介挿されている。
【0023】トレイ7は平面形状で前後方向に長い長方
形の外形を有し、その幅は外筐2の空間6の幅より僅か
に小さく形成されている(図1参照)。
【0024】トレイ7の上面にディスク状記録媒体とし
てのCD−ROM9を配置する円形の一部を為す凹部1
0が形成され、該凹部10内にベースユニット8を上方
へ臨ませるための開口部11が形成されている(図1参
照)。
【0025】また、トレイ7の前面には前面パネル12
が取り付けられる。前面パネル12は合成樹脂で横長の
板状に形成され、その左右方向の長さは上記外筐2の左
右方向の長さとほぼ同じになっている(図1参照)。
【0026】ベースユニット8は、以下のように、シャ
ーシ13に各種部品が搭載されて構成されている。
【0027】すなわち、シャーシ13には、CD−RO
M9が載置されるターンテーブル14と、該ターンテー
ブル14を回転させるスピンドルモータ15と、CD−
ROM9に記録されている情報の読取を行う光学ピック
アップ16と、該光学ピックアップ16を支持するとと
もにCD−ROM9の半径方向に移動自在に支持される
キャリッジ17と該キャリッジ17を支持するガイド軸
18、19と、光学ピックアップ16を移動させるスレ
ッドモータ20等が搭載されている(図3参照)。
【0028】なお、ガイド軸18は主ガイド軸であり、
送りネジで構成され、上記キャリッジ17の一端部が螺
合されており、また、上記主ガイド軸18は上記スレッ
ドモータ20によりギア群を介して回転され、これによ
り、上記キャリッジ17はガイド軸18の軸方向に移動
されるようになっている(図3参照)。
【0029】また、ガイド軸19は副ガイド軸であり、
キャリッジ17の他端部がクリアランスを最小にした状
態で、ガイド軸19を挟み込むようにして摺動自在に支
持され、これにより、上記主ガイド軸18が回転したと
きに主ガイド軸18の軸回り方向にキャリッジ17が回
転するのを防止するようになっている。
【0030】シャーシ13は、板金材料からなり、ゴム
ダンパー21、21、21を介してトレイ7の下面に支
持されている(図3参照)。
【0031】シャーシ13にはそのほとんどを占める大
きな開口部22が形成されている。該開口部22は左前
から右後方に向けて延びるほぼ長方形状を為し、その後
縁はほぼ左右方向に延びるように他の部分に対して傾斜
した光学ピックアップ用開口部22aと、該光学ピック
アップ用開口部22aの後縁に連続しほぼ半円形を為す
ターンテーブル用開口部22bとが連続して形成されて
成る(図3参照)。
【0032】そして、上記CD−ROMドライブ1にあ
っては、光学ピックアップ16の光軸についてのタンジ
ェンシャルスキュー調整機構23及びラジアルスキュー
調整機構24を備え、各別に光軸のタンジェンシャル方
向の調整及びラジアル方向の調整を行うことができる。
【0033】タンジェンシャルスキュー調整機構23
は、上記ガイド軸18、19のうち副ガイド軸19と該
副ガイド軸19の両端部をシャーシ13に対して離接す
る間隔調整手段25、25とから成る(図7参照)。
【0034】タンジェンシャルスキュー調整機構23を
説明する前に、主ガイド軸18のシャーシ13への取付
について説明する。
【0035】主ガイド軸18は、シャーシ13の上記光
学ピックアップ用開口部22aの右斜め手前側の開口縁
に沿うように配置され、その両端部はそれぞれシャーシ
13に固定された軸受け部材26、26に回転自在に支
持されていて、これにより、シャーシ13に取り付けら
れている。したがって、主ガイド軸18はシャーシ13
との間隔は調整ができないようになっている(図6参
照)。
【0036】また、主ガイド軸18の一端部にはギア2
7が固定されており、該ギア27が上記スレッドモータ
20の出力ギア20aに中間ギア28を介して噛合され
ている(図6参照)。
【0037】上記副ガイド軸19の両端部における間隔
調整手段25、25は、副ガイド軸の両端部に形成され
た細径部19a、19aが調整ネジ29、29のネジ頭
部29a、29aとシャーシ13との間に板バネ30を
介して挟まれる構造を成し、調整ネジ29をシャーシ1
3に対してねじ込むことにより上記板バネ30に抗して
副ガイド軸19の細径部19aをシャーシ13に近づ
け、逆に調整ネジ29をねじ戻すことにより、上記板バ
ネ30の弾発力により、副ガイド軸19の細径部19a
をシャーシ13から遠ざけて、シャーシ13に対する副
ガイド軸19の傾きを調整するものである(図6参
照)。
【0038】具体的には、板バネ30は、副ガイド軸1
9よりやや短い長さをした中間部30aと該中間部30
aの両端部から側方に突出した突片30b、30bとが
一体に形成されて成るほぼコ字状を呈し、上記中間部3
0aがシャーシ13の上記光学ピックアップ用開口部2
2aの左斜め後方の開口縁に沿うようにシャーシ13の
裏面側に取着され(図4参照)、また、該中間部30a
の両端部はシャーシ13から浮き上がるように湾曲され
ており、さらに、板バネ30の突片30b、30bはそ
の先端がシャーシ13に近づくように折れ曲がっている
(図7参照)。
【0039】上記光学ピックアップ用開口部22aの板
バネ30が取着された側の両端部には舌片状で下方に折
れ曲がった押え片31、31がシャーシ13に一体に形
成されている(図6参照)。
【0040】上記副ガイド軸19の両端部の細径部19
a、19aは上記板バネ30の突片30b、30bに下
方から接するとともに、上記調整ネジ29、29のネジ
頭部29a、29aにより下方から押さえられ、これに
より、副ガイド軸19の細径部19a、19aの板バネ
30の突片30b、30bに弾接されるとともに、副ガ
イド軸19は光学ピックアップ用開口部22aの内方に
付勢される(図7参照)。
【0041】また、副ガイド軸19はシャーシ13に設
けられた上記2つの押え片31、31により内方への移
動が抑制されてシャーシ13に対して取着される(図7
参照)。
【0042】そして、上記調整ネジ29をシャーシに対
してねじ込むことにより、副ガイド軸19とシャーシ1
3との間隔が小さくなり、また、ねじ戻すことにより副
ガイド軸19とシャーシ13との間隔が大きくなる(図
7、図8参照)。
【0043】そして、上記間隔調整手段25及び/又は
25により副ガイド軸19の一端部又は両端部19a、
19aのシャーシ13との間隔を調整することで上記タ
ンジェンシャルスキュー調整機構23による、光学ピッ
クアップ16の光軸のタンジェンシャル方向の傾きを調
整することができる(図6参照)。
【0044】たとえば、副ガイド軸19の両端部の細径
部19a、19aをともにシャーシ13に近づけるよう
に調整すると、光学ピックアップ16は主ガイド軸18
を傾動中心として副ガイド軸19側が偏倚するため、そ
の光軸とCD−ROM9との関係では、タンジェンシャ
ル方向、すなわち、CD−ROM9の記録トラックの接
線方向の傾きが調整されることになる。
【0045】なお、上記主ガイド軸18はシャーシ13
に対してその間隔が固定的なものとしたが、本発明はこ
れに限らず、一端又は両端がシャーシ13に対して間隔
調整可能に取り付けるようにしても良い。
【0046】次に、ラジアルスキュー調整機構24につ
いて説明する(図10参照)。
【0047】ラジアルスキュー調整機構24は、上記シ
ャーシ13と、スピンドルモータ15を支持したモータ
基板32と、上記シャーシ13とモータ基板32とを連
結する3つの連結部33、33、33とから構成される
(図10参照)。
【0048】モータ基板32は比較的剛性が高い金属、
たとえば、ステンレス板で構成されており、また、モー
タ基板32の上面にはこれとほぼ同じ形状のプリント配
線基板が張り合わされている。
【0049】そして、スピンドルモータ15は上記プリ
ント配線基板上に形成されたステータ部材と、該ステー
タ部材に対して回転自在に設けられたロータ部材とから
構成され、スピンドルモータ15の上面にはCD−RO
M9を載置保持するターンテーブル14が上記ロータ部
材と一体に又は別体の形成されており、かかるターンテ
ーブル14は上述のように、シャーシ13のターンテー
ブル用開口部22bからシャーシ13の上側に突出する
ように配置される(図5参照)。
【0050】モータ基板32をシャーシ13に連結する
連結部33、33、33のうち2つはシャーシ13に対
してその間隔が不変なように固定支点部33a、33a
とされ、1つはシャーシ13に対してその間隔が可変な
調整支持部33bとなっている(図10参照)。
【0051】ラジアルスキュー調整機構24の構成要素
となっている固定支点部33a、33aは、シャーシ1
3の裏面であって、主ガイド軸18のギア27が設けら
れた側の一端部近傍の位置と副ガイド軸19の同じ側の
一端部近傍の位置にそれぞれ立設されたボス部34、3
4に、モータ基板32のネジ挿通孔35、35に取付ネ
ジ36、36を挿通して上記ボス部34、34に螺合す
ることにより構成される(図4参照)。
【0052】このように構成された固定支点部33a、
33aは、両箇所を結んだ線が上記調整支持部33bに
よりモータ基板32をシャーシ13に対して間隔調整し
たときの傾動中心線となる。
【0053】なお、かかる傾動中心線は上記ガイド軸1
8、19に対してほぼ直交することが、光軸のラジアル
方向のスキュー調整には好ましいが、この実施の形態に
あったは、直交方向よりもやや傾斜した方向に延びるよ
うに上記ボス部34、34が設けられている。これは、
ディスクドライブ装置の小型化に配慮して、光学ピック
アップ16の移動方向、スピンドルモータ15の配置な
どを設定したためである(図4参照)。
【0054】また、モータ基板32の上記各固定支点部
33aにおけるネジ挿通孔35の周囲には、円弧状又は
長穴状のスリット37、37が形成されて、これらスリ
ット37とスリット37との間に狭隘部38、38が形
成されている(図10参照)。
【0055】かかる狭隘部38、38は、後述するよう
にモータ基板32をシャーシ13に対して傾斜させたと
きにモータ基板32の上記ネジ挿通孔35、35の周囲
に生じる歪みによる応力を集中して受けるようになって
おり、これにより、モータ基板32の全体に歪みが発生
しないようになっている(図14参照)。
【0056】なお、このように、モータ基板32を傾斜
させることによりシャーシ13との間に形状の変形が生
じやすい部位を形成して応力を集中させる手段として
は、このような狭隘部38、38のほか、モータ基板3
2の当該部位の肉厚を薄くするなどの手段が考えられ、
いずれにしても、モータ基板32の全体から見て脆弱部
となる部位を形成することによりモータ基板32の全体
が変形するなどの弊害から回避することができる(図1
4参照)。
【0057】また、この実施の形態にあっては、モータ
基板32の1つのネジ挿通孔35に対して、片側にした
スリット37を設けていない箇所もあるが、これは、モ
ータ基板32の外周縁に近接する部位にネジ挿通孔35
を形成しているためであり、、要は、脆弱部が形成され
ていればよい(図10参照)。
【0058】ラジアルスキュー調整機構24の構成要素
となっている調整支持部33bは、シャーシ13の裏面
であって、スピンドルモータ15の右斜め後方の位置に
ガイド軸18、19に直交する方向に離間して近接配置
された2つのボス部39、39に、一方のボス部39a
にはモータ基板32のネジ挿通孔40に挿通した第1の
調整ネジ41を螺合し、また、他方のボス部39bには
直接第2の調整ネジ42を螺合して構成されている(図
13参照)。
【0059】すなわち、先ず、第2の調整ネジ42を上
記他方のボス部39bに螺合し、次に、第1の調整ネジ
41はモータ基板32上記ネジ挿通孔40に挿通した
後、上記一方のボス部39aに螺合する。このとき、第
1の調整ネジ41をねじ込んで行くと、モータ基板32
は上記第2の調整ネジ42のネジ頭部42aに当接し、
これにより、モータ基板32は、第1の調整ネジ41の
ネジ頭部41aと第2の調整ネジ42のネジ頭部42a
に狭持されて固定される(図13参照)。
【0060】かかる2つの第1の調整ネジ41と第2の
調整ネジ42とは比較的近接した位置に設けられている
ため、これらにより狭持されたモータ基板32はシャー
シ13との間において剛性が保たれた状態で保持される
ことになり、したがって、当該調整支持部33bは、剛
性保持手段としての機能を有する。
【0061】また、上記調整支持部33bにおけるモー
タ基板32とシャーシ13との間隔は、上記2つの調整
ネジ41及び42をねじ込む又はねじ戻すことにより調
整される。
【0062】すなわち、上記第2の調整ネジ42のネジ
頭部42aに対応するモータ基板32の部位には、該ネ
ジ頭部42aよりも一回り小さく調整用小孔43が設け
られており、たとえば、第2の調整ネジ42をねじ込む
と該第2の調整ネジ42のネジ頭部42aとモータ基板
32との間に間隙(ガタ)が生じ、次に、第1の調整ネ
ジ41をねじ込むことにより上記間隙(ガタ)をなくし
てモータ基板32を第2の調整ネジ42のネジ頭部42
aに押し付けることができ、これにより、モータ基板3
2とシャーシ13との間隔を近づける方向に調整するこ
とができる。
【0063】また、第1の調整ネジ41をねじ戻すと上
記第2の調整ネジ42のネジ頭部42aとモータ基板3
2との間に間隙(ガタ)が生じ、次に、第2の調整ネジ
42をねじ戻すことにより上記間隙(ガタ)をなくして
モータ基板32に第2の調整ネジ42のネジ頭部42a
に押し付けることができ、これにより、モータ基板32
とシャーシ13との間隔を遠ざける方向に調整すること
ができる。
【0064】上記第2の調整ネジ42のねじ込み又はね
じ戻しは上記調整用小孔43にドライバーなどの工具を
差し込んで行われる(図13参照)。
【0065】なお、この実施の形態においては、第1の
調整ネジ41及び第2の調整ネジ42をシャーシ13に
立設したボス部39a、39bにネジ止めするようにし
たが本発明はこれに限らず、逆に、モータ基板32に上
述のようなボス部を立設させ、第1の調整ネジ及び第2
の調整ネジをシャーシ側からモータ基板に対してネジ止
めするようにしても良い。要は、2つの調整ネジのネジ
頭部で一方の板材(モータ基板)を挟んだ状態で、該一
方の板材と他方の板材(シャーシ)との間の間隔を調整
するようにすればよい。
【0066】また、モータ基板32上記ネジ挿通孔40
及び調整用小孔43の近傍であって、モータ基板32の
外側縁には上方へ折り曲げられた折曲片44が形成さ
れ、該折曲片44は、上記2つの調整ネジ41及び42
を互いに強硬にねじ込み又はねじ戻したときに、モータ
基板32の当該部分が変形しないようになっている(図
14参照)。
【0067】これにより、上記第1の調整ネジ41及び
第2の調整ネジ42の締め付けトルクの管理と容易にす
ることができる。なお、かかる折曲片44は、2つの調
整ネジ41、42をねじ込みすぎたり、ねじ戻しすぎた
りした場合に、モータ基板32の当該部分を補強するも
のであり、その形状はこれに限られることはなく、2つ
の調整ネジ41と42とを結ぶ方向又はこれに平行に伸
びるリブのような補強部を形成するようにしても良い。
【0068】ところで、上記ラジアルスキュー調整機構
24の構成要素となっている調整支持部33bを上述の
ように調整することでモータ基板32をシャーシ13に
対して傾斜させることができるが、このとき、モータ基
板32の固定支点部33a、33aにおいて、モータ基
板32とシャーシ13(ボス部39)との間に上述のよ
うな脆弱部(狭隘部38、38、・・・)がない場合、
モータ基板32及びシャーシ13に変形が生じてしま
う。特に、モータ基板32は剛性の高い材料で形成して
いるため、上記のような変形は、主に、シャーシ13に
発生してしまうことが予想され、精密機器として、好ま
しいことでない。
【0069】そこで、上記CD−ROMドライブ1のよ
うに、モータ基板32の固定支点部33a、33a近傍
に脆弱部(狭隘部38、38、・・・)を設けておくこ
とにより、該脆弱部(狭隘部38、38、・・・)に応
力を集中させ歪みを集中させることができ、モータ基板
32及びシャーシ13には歪み、すなわち変形が発生す
ることはなく、精密機器として好ましい構造体を構成す
ることができる(図14参照)。なお、かかる脆弱部は
モータ基板32に限らず、シャーシ13側に設けるよう
にしても良い。要は、シャーシ13及びモータ基板32
に上記脆弱部以外の部分に不測の変形が発生しないよう
になっていれば良い。
【0070】また、上記狭隘部38、38を上記ラジア
ル方向に対して直交する方向に配列するようにすれば、
上記調整支持部33bによる調整時に、モータ基板32
をラジアル方向のみに傾きやすくができる。
【0071】なお、図14は、ラジアルスキュー調整機
構24を概略的に示す断面図であるが、上記狭隘部38
に変形(歪み)が生じている様子を誇張するため、スピ
ンドルモータ15のシャーシ13に対する傾斜を極端に
大きくして表したものである。
【0072】そして、上記ラジアルスキュー調整機構2
4の構成要素となっている調整支持部33bを上述のよ
うに調整することでモータ基板32をシャーシ13に対
して傾斜させることができ、上記ラジアルスキュー調整
機構24による、光学ピックアップ16の光軸のラジア
ル方向、すなわち、CD−ROM9の径方向の傾きを調
整することができる。
【0073】また、従来の技術で説明したように、長尺
なガイド軸でラジアル方向の調整する場合と異なり、モ
ータ基板32を傾斜させるだけでよいので、調整ネジ4
1、42のねじ込み量は又はねじ戻し量は僅かで良く、
すなわち、スキュー角の変位量に対して上下方向の調整
量(変位量)を小さくすることができ、したがって、そ
の分上下方向の調整量が小さいので、装置の薄型化に貢
献する。
【0074】このように、上記CD−ROMドライブ1
によれば、光学ピックアップ16の光軸のCD−ROM
9に対するスキュー調整を、タンジェンシャル方向とラ
ジアル方向とにほぼ独立して調整することができ、スキ
ュー調整の全体を簡便かつ迅速に行うことができる。
【0075】また、上述のようにスピンドルモータ15
の傾き(ラジアル方向の傾き)はラジアルスキュー調整
機構24の上記調整支持部33bにより行うが、かかる
調整支持部33bはモータ基板32をシャーシ13との
間で剛性を保った状態で保持する剛性保持手段として機
能するため、一般に振動源となってしまうスピンドルモ
ータ15による振動の問題が発生することなく、シャー
シ13に対して安定で確実な取付を確保することができ
る。
【0076】図15及び図16は、スピンドルモータ1
5のラジアルスキュー調整機構の変形例24Aを示すも
ので、上記ラジアルスキュー調整機構24と相違する点
は、その構成要素の調整支持部45である。なお、図1
5は、ラジアルスキュー調整機構24Aを概略的に示す
断面図であるが、スピンドルモータ15のシャーシ13
に対する傾斜を誇張して表したものである。
【0077】かかる調整支持部45にも剛性保持手段の
機能を併せ持つようにしたものであり、該調整支持部4
5は、モータ基板32に挿通した調整ネジ46と、モー
タ基板32とシャーシ13との間に介在したくさび状の
スペーサ47とから成る。
【0078】スペーサ47にはその傾斜方向に長い長孔
48が形成されており、モータ基板32に挿通された調
整ネジ46を上記長孔48に貫通させてシャーシ13に
螺合したものである。
【0079】そして、モータ基板32をシャーシ13に
対して傾斜させるときは、調整ネジ46をやや緩めた状
態で上記スペーサ47をその長孔48の伸びる方向に移
動させ、これにより、モータ基板32とシャーシ13と
の間隔を可変させ、所定の間隔に設定した後、上記調整
ネジ46をねじ込んでモータ基板32をシャーシ13に
対して固定する。
【0080】このように調整されたモータ基板32とシ
ャーシ13とは、両部材間に弾性体を介在させないた
め、固定的で剛性を保った状態で保持することができ
る。
【0081】図17及び図18は、スピンドルモータ1
5のラジアルスキュー調整機構の別の変形例24Bを示
すもので、上記ラジアルスキュー調整機構24と相違す
る点は、その構成要素の調整支持部49である。なお、
図17は、ラジアルスキュー調整機構24Bを概略的に
示す断面図であるが、スピンドルモータ15のシャーシ
13に対する傾斜を誇張して表したものである。
【0082】かかる調整支持部49にも剛性保持手段の
機能を併せ持つようにしたものであり、該調整支持部4
9は、モータ基板32に挿通した調整ネジ50と、モー
タ基板32とシャーシ13との間に介在した一方の端面
が傾斜した円筒状のスペーサ51とから成る。
【0083】スペーサ51には上記調整ネジ50が貫通
する貫通孔52が形成されており、モータ基板32に挿
通された調整ネジ50を上記貫通孔52に貫通させてシ
ャーシ13に螺合したものである。
【0084】そして、モータ基板32をシャーシ13に
対して傾斜させるときは、調整ネジ50をやや緩めた状
態で上記スペーサ51を回転させ、これにより、モータ
基板32とシャーシ13との間隔を可変させ、所定の間
隔に設定した後、上記調整ネジ50をねじ込んでモータ
基板32をシャーシ13に対して固定する。
【0085】このように調整されたモータ基板32とシ
ャーシ13とは、両部材間に弾性体を介在させないた
め、固定的で剛性を保った状態で保持することができ
る。
【0086】この他、前記した実施の形態及び各変形例
において示した各部の具体的な形状乃至構造は、本発明
を実施するに当たっての具体化のほんの一例を示したも
のに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定
的に解釈されることがあってはならないものである。
【0087】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明扁平モータの取付構造は、モータ基板に支持
された扁平モータをシャーシに取り付ける取付構造であ
って、モータ基板とシャーシとは少なくとも3ヶ所の連
結部により連結されており、少なくとも2つの連結部が
モータ基板とシャーシとの間隔が固定的に支持された固
定支点部であり、他の連結部はモータ基板とシャーシと
の間隔を可変可能にした調整支持部であり、該調整支持
部には、モータ基板とシャーシとを剛性が保った状態で
保持する剛性保持手段が設けられたことを特徴とする。
【0088】したがって、本発明扁平モータの取付構造
にあっては、調整支持部を操作し、モータ基板とシャー
シとの間隔を調整すると、扁平モータのシャーシに対す
る角度を変更することができ、かつ、角度調整後、剛性
が保たれた状態に保持することができ、これにより、一
般に振動源となってしまう扁平モータによる振動の問題
が発生することなく、シャーシに対して安定で確実な取
付を確保することができる。
【0089】請求項2に記載した発明にあっては、モー
タ基板の固定支点部の近傍に脆弱部(応力集中部)を形
成したので、モータ基板のシャーシに対する傾斜角を調
整したときに、脆弱部に応力を集中させ歪みを集中させ
ることができ、モータ基板及びシャーシには歪み、すな
わち変形が発生することはなく、精密機器として好まし
い構造体を構成することができる。
【0090】請求項3に記載した発明にあっては、モー
タ基板の上記固定支点部の近傍にスリットを形成して狭
隘部を形成することにより脆弱部(応力集中部)とした
ので、構造が簡単な脆弱部を形成させることができ、シ
ンプルでモータ基板及びシャーシに変形が生じない構造
体を構成することができる。
【0091】請求項4に記載した発明にあっては、調整
支持部を、ねじ込むことによりモータ基板をシャーシに
近接させる第1の調整ネジと、ネジ頭部がモータ基板と
シャーシとの間に位置されシャーシ又はモータ基板にネ
ジ止めされた第2の調整ネジとから構成し、2つの調整
ネジを回転操作することにより互いのネジ頭部でモータ
基板又はシャーシを挟持するようにしたので、きわめて
構造及び調整が簡単でありながら、モータ基板とシャー
シとの間を剛性を保った状態にすることができ、一般に
振動源となってしまう扁平モータによる振動の問題が発
生することなく、シャーシに対して安定で確実な取付を
確保することができる。
【0092】請求項5に記載した発明にあっては、調整
支持部の2つの調整ネジを結ぶ方向又はこれに平行に伸
びる補強部をモータ基板又はシャーシに設けたので、2
つの調整ネジを互いに強硬にねじ込み又はねじ戻したと
きに、2つのネジ頭部に挟まれるモータ基板又はシャー
シの当該部分が変形されにくく、これにより、上記第1
の調整ネジ及び第2の調整ネジの締め付けトルクの管理
と容易にすることができる。
【0093】また、本発明ディスクドライブ装置は、デ
ィスク状記録媒体を載置保持するターンテーブルと、該
ターンテーブルを回転させるスピンドルモータと、上記
ディスク状記録媒体に対して情報の読み取り又は書き込
みを行う光学ピックアップと、該光学ピックアップをデ
ィスク状記録媒体の径方向に移動自在に支持するガイド
軸と、上記光学ピックアップを移動させるスレッドモー
タとを備えたディスクドライブ装置であって、上記光学
ピックアップの光軸の主としてタンジェンシャル方向
(ディスク状記録媒体の記録トラックの接線方向の傾
き)のスキュー調整を担うタンジェンシャルスキュー調
整機構と、光軸の主としてラジアル方向(ディスク状記
録媒体の径方向の傾き)のスキュー調整を担うラジアル
スキュー調整機構とを各別に備えたことを特徴とする。
【0094】したがって、本発明ディスクドライブ装置
にあっては、光学ピックアップの光軸のディスク状記録
媒体に対するスキュー調整を、タンジェンシャル方向と
ラジアル方向とにほぼ独立して調整することができ、ス
キュー調整の全体を簡便かつ迅速に行うことができる。
【0095】請求項7に記載した発明にあっては、タン
ジェンシャルスキュー調整機構を上記ガイド軸をシャー
シに対して傾けることにより行い、上記ラジアルスキュ
ー調整機構を上記スピンドルモータをシャーシに対して
傾けることにより行うようにしたので、ラジアル方向の
調整時において、長尺なガイド軸をシャーシに対して傾
斜させるものでなく、モータ基板の傾斜角を変えるだけ
なので、その調整ネジは上下方向にねじ込み量又はねじ
戻し量は僅かでも、スキュー角を大きく偏倚させること
ができ、スキュー角の変位量に対して上下方向の調整量
(変位量)を小さくすることができ、したがって、その
分上下方向の調整量が小さいので、装置の薄型化に貢献
する。
【0096】請求項8に記載した発明にあっては、上記
スピンドルモータをシャーシに対して傾けるラジアルス
キュー調整機構は、スピンドルモータを支持するモータ
基板とシャーシとの間を剛性を保った状態で保持する剛
性保持手段を備え、該剛性保持手段により上記モータ基
板をシャーシに固定するようにしたので、簡単な構造に
て、ラジアルスキュー調整を可能とし、かつ、モータ基
板のシャーシに対する傾斜角を調整後、その状態を確実
に保持することができ、一般に振動源となってしまうス
ピンドルモータによる振動の問題が発生することなく、
シャーシに対して安定で確実な取付を確保することがで
きる。
【0097】請求項9に記載した発明にあっては、モー
タ基板とシャーシとが少なくとも3ヶ所の連結部により
連結され、上記ラジアルスキュー調整機構は、少なくと
も2つの連結部がモータ基板とシャーシとの間隔を固定
的に支持する固定支点部と、他の連結部がモータ基板と
シャーシとの間隔を可変可能にする調整支持部とから成
り、該調整支持部に、モータ基板とシャーシとの間を剛
性を保った状態で保持する剛性保持手段を設けたので、
調整支持部を操作し、モータ基板とシャーシとの間隔を
調整すると、スピンドルモータのシャーシに対する角度
を変更することができ、かつ、角度調整後、剛性が保た
れた状態に保持することができ、これにより、一般に振
動源となってしまうスピンドルモータによる振動の問題
が発生することなく、シャーシに対して安定で確実な取
付を確保することができる。
【0098】請求項10に記載した発明にあっては、モ
ータ基板の上記固定支点部の近傍に脆弱部(応力集中
部)を形成したので、モータ基板のシャーシに対する傾
斜角を調整したときに、脆弱部に応力を集中させ歪みを
集中させることができ、モータ基板及びシャーシには歪
み、すなわち変形が発生することはなく、精密機器とし
て好ましい構造体を構成することができる。
【0099】請求項11に記載した発明にあっては、モ
ータ基板の上記固定支点部の近傍にスリットを形成して
狭隘部を形成することにより脆弱部(応力集中部)とし
たので、構造が簡単な脆弱部を形成させることができ、
シンプルでモータ基板及びシャーシに変形が生じない構
造体を構成することができる。
【0100】請求項12に記載した発明にあっては、調
整支持部は、ねじ込むことによりモータ基板をシャーシ
に近接させる第1の調整ネジと、ネジ頭部がモータ基板
とシャーシとの間に位置され、シャーシ又はモータ基板
にネジ止めされた第2の調整ネジとから構成され、2つ
の調整ネジを回転操作することにより互いのネジ頭部で
モータ基板又はシャーシを挟持するようにしたので、き
わめて構造及び調整が簡単でありながら、モータ基板と
シャーシとの間を剛性を保った状態にすることができ、
一般に振動源となってしまうスピンドルモータによる振
動の問題が発生することなく、シャーシに対して安定で
確実な取付を確保することができる。
【0101】請求項13に記載した発明にあっては、調
整支持部の2つの調整ネジを結ぶ方向又はこれに平行に
伸びる補強部をモータ基板又はシャーシに設けたので、
2つの調整ネジを互いに強硬にねじ込み又はねじ戻した
ときに、2つのネジ頭部に挟まれるモータ基板又はシャ
ーシの当該部分が変形されにくく、これにより、上記第
1の調整ネジ及び第2の調整ネジの締め付けトルクの管
理と容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図面は、本発明をノート型パーソナルコンピュ
ータに搭載するCD−ROMドライブに適用した実施の
形態を示すもので、本図は引出部が外筐から引き出され
た状態の斜視図である。
【図2】CD−ROMドライブの全体を分解して示す斜
視図である。
【図3】ベースユニットの平面図である。
【図4】ベースユニットの底面図である。
【図5】ベースユニットの斜視図である。
【図6】ベースユニットを下から見た斜視図である。
【図7】図6のVII−VII線に沿う拡大断面図であ
る。
【図8】タンジェンシャルスキュー調整機構を拡大して
示す側面図である。
【図9】タンジェンシャルスキュー調整機構を拡大して
示す平面図である。
【図10】ラジアルスキュー調整機構を分解して示す斜
視図である。
【図11】図4のXI−XI線に沿う拡大断面図であ
る。
【図12】図4のXII−XII線に沿う拡大断面図で
ある。
【図13】図4のXIII−XIII線に沿う拡大断面
図である。
【図14】ラジアルスキュー調整機構を概略的に示す断
面図である。
【図15】図16とともにラジアルスキュー調整機構の
変形例を示すもので、本図は概略的に示す断面図であ
る。
【図16】要部の斜視図である。
【図17】図18とともにラジアルスキュー調整機構の
別の変形例を示すもので、本図は概略的に示す断面図で
ある。
【図18】要部の斜視図である。
【符号の説明】
1…CD−ROMドライブ(ディスクドライブ装置)、
8…ベースユニット、9…CD−ROM(ディスク状記
録媒体)、13…シャーシ、14…ターンテーブル、1
5…スピンドルモータ(扁平モータ)、16…光学ピッ
クアップ、18…主ガイド軸、19…副ガイド軸、20
…スレッドモータ、23…タンジェンシャルスキュー調
整機構、24…ラジアルスキュー調整機構、32…モー
タ基板、33…連結部、33a…固定支点部、33b…
調整支持部(剛性保持手段)、37…スリット、38…
狭隘部(脆弱部)、41…第1の調整ネジ、41a…ネ
ジ頭部、42…第2の調整ネジ、42a…ネジ頭部、4
4…折曲片(補強部)、24A…ラジアルスキュー調整
機構、45…調整支持部、46…調整ネジ、24B…ラ
ジアルスキュー調整機構、49…調整支持部、50…調
整ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 充浩 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 中嶋 一貴 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D109 CA03 CA04 5D117 CC07 KK08 KK09 5H605 BB05 BB20 CC02 CC03 CC08 DD09 EA02 EA19 EA30 GG06

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ基板に支持された扁平モータをシ
    ャーシに取り付ける取付構造であって、 モータ基板とシャーシとは少なくとも3ヶ所の連結部に
    より連結されており、 少なくとも2つの連結部がモータ基板とシャーシとの間
    隔が固定的に支持された固定支点部であり、他の連結部
    はモータ基板とシャーシとの間隔を可変可能にした調整
    支持部であり、 該調整支持部には、モータ基板とシャーシとを剛性が保
    った状態で保持する剛性保持手段が設けられたことを特
    徴とする扁平モータの取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した扁平モータの取付構
    造であって、 モータ基板の上記固定支点部の近傍に脆弱部(応力集中
    部)を形成したことを特徴とする扁平モータの取付構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載した扁平モータの取付構
    造であって、 モータ基板の上記固定支点部の近傍にスリットを形成し
    て狭隘部を形成することにより脆弱部(応力集中部)と
    したことを特徴とする扁平モータの取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載した扁平モータの取付構
    造であって、 調整支持部は、ねじ込むことによりモータ基板をシャー
    シに近接させる第1の調整ネジと、ネジ頭部がモータ基
    板とシャーシとの間に位置され、シャーシ又はモータ基
    板にネジ止めされた第2の調整ネジとから構成され、2
    つの調整ネジを回転操作することにより互いのネジ頭部
    でモータ基板又はシャーシを挟持するようにしたことを
    特徴とする扁平モータの取付構造。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載した扁平モータの取付構
    造であって、 調整支持部の2つの調整ネジを結ぶ方向又はこれに平行
    に伸びる補強部をモータ基板又はシャーシに設けたこと
    を特徴とする扁平モータの取付構造。
  6. 【請求項6】 ディスク状記録媒体を載置保持するター
    ンテーブルと、該ターンテーブルを回転させるスピンド
    ルモータと、上記ディスク状記録媒体に対して情報の読
    み取り又は書き込みを行う光学ピックアップと、該光学
    ピックアップをディスク状記録媒体の径方向に移動自在
    に支持するガイド軸と、上記光学ピックアップを移動さ
    せるスレッドモータとを備えたディスクドライブ装置で
    あって、 上記光学ピックアップの光軸の主としてタンジェンシャ
    ル方向(ディスク状記録媒体の記録トラックの接線方向
    の傾き)のスキュー調整を担うタンジェンシャルスキュ
    ー調整機構と、光軸の主としてラジアル方向(ディスク
    状記録媒体の径方向の傾き)のスキュー調整を担うラジ
    アルスキュー調整機構とを各別に備えたことを特徴とす
    るディスクドライブ装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載したディスクドライブ装
    置であって、 上記タンジェンシャルスキュー調整機構は上記ガイド軸
    をシャーシに対して傾けることにより行い、上記ラジア
    ルスキュー調整機構は上記スピンドルモータをシャーシ
    に対して傾けることにより行うようにしたことを特徴と
    するディスクドライブ装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載したディスクドライブ装
    置であって、 上記スピンドルモータをシャーシに対して傾けるラジア
    ルスキュー調整機構は、スピンドルモータを支持するモ
    ータ基板とシャーシとの間を剛性を保った状態で保持す
    る剛性保持手段を備え、該剛性保持手段により上記モー
    タ基板がシャーシに固定されたことを特徴とするディス
    クドライブ装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載したディスクドライブ装
    置であって、 モータ基板とシャーシとが少なくとも3ヶ所の連結部に
    より連結され、 上記ラジアルスキュー調整機構は、少なくとも2つの連
    結部がモータ基板とシャーシとの間隔を固定的に支持す
    る固定支点部と、他の連結部がモータ基板とシャーシと
    の間隔を可変可能にする調整支持部とから成り、 該調整支持部に、モータ基板とシャーシとの間を剛性を
    保った状態で保持する剛性保持手段が設けられたことを
    特徴とするディスクドライブ装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載したディスクドライブ
    装置であって、 モータ基板の上記固定支点部の近傍に脆弱部(応力集中
    部)を形成したことを特徴とするディスクドライブ装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載したディスクドライ
    ブ装置であって、 モータ基板の上記固定支点部の近傍にスリットを形成し
    て狭隘部を形成することにより脆弱部(応力集中部)と
    したことを特徴とするディスクドライブ装置。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載したディスクドライブ
    装置であって、 調整支持部は、ねじ込むことによりモータ基板をシャー
    シに近接させる第1の調整ネジと、ネジ頭部がモータ基
    板とシャーシとの間に位置され、シャーシ又はモータ基
    板にネジ止めされた第2の調整ネジとから構成され、2
    つの調整ネジを回転操作することにより互いのネジ頭部
    でモータ基板又はシャーシを挟持するようにしたことを
    特徴とするディスクドライブ装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載したディスクドライ
    ブ装置であって、 調整支持部の2つの調整ネジを結ぶ方向又はこれに平行
    に伸びる補強部をモータ基板に設けたことを特徴とする
    ディスクドライブ装置。
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