JP2003030862A - ディスク装置 - Google Patents
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- JP2003030862A JP2003030862A JP2001216236A JP2001216236A JP2003030862A JP 2003030862 A JP2003030862 A JP 2003030862A JP 2001216236 A JP2001216236 A JP 2001216236A JP 2001216236 A JP2001216236 A JP 2001216236A JP 2003030862 A JP2003030862 A JP 2003030862A
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
- G11B21/02—Driving or moving of heads
- G11B21/022—Programmed access in sequence to indexed parts of operating record carriers
- G11B21/025—Programmed access in sequence to indexed parts of operating record carriers of rotating discs
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
- G11B21/02—Driving or moving of heads
- G11B21/04—Automatic feed mechanism producing a progressive transducing traverse of the head in a direction which cuts across the direction of travel of the recording medium, e.g. helical scan, e.g. by lead-screw
- G11B21/046—Automatic feed mechanism producing a progressive transducing traverse of the head in a direction which cuts across the direction of travel of the recording medium, e.g. helical scan, e.g. by lead-screw details of the feed mechanism
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/085—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
- G11B7/0857—Arrangements for mechanically moving the whole head
- G11B7/08582—Sled-type positioners
Landscapes
- Moving Of Heads (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は小型、軽量で低コスト、高精度で信
頼性の高いディスク装置を提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 ピックアップ移送用スクリュー（１４）
と同軸のステッピングモータ（５）の厚みが７ミリ以下
で、そのモータをディスク（１２）の内周側に配置し
た。
頼性の高いディスク装置を提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 ピックアップ移送用スクリュー（１４）
と同軸のステッピングモータ（５）の厚みが７ミリ以下
で、そのモータをディスク（１２）の内周側に配置し
た。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスクを用いて
情報を記録あるいは再生する技術に関する。
情報を記録あるいは再生する技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般の光ディスク装置と同様に、ノート
パソコンに搭載可能な小型、薄型の光ディスク装置（以
下、スリムドライブと称す）は、光ディスクに情報を記
録あるいは再生する薄型の光ピックアップ及びその光デ
ィスクを回転させるディスクモータ、光ピックアップを
光ディスクの径方向に移送する送り機構（送りモータを
含む）を内蔵している。スリムドライブのピックアップ
送り機構は例えば特開平１１−１４９７２４号公報や特
開２００１−１０１８１１号公報に記載のように、直流
モータと、ギヤを使用した減速機構で、スクリューを回
転させ、光ピックアップと一体に取り付けられたラック
をスクリューに噛合わせて光ピックアップを移送するも
のが一般的である。
パソコンに搭載可能な小型、薄型の光ディスク装置（以
下、スリムドライブと称す）は、光ディスクに情報を記
録あるいは再生する薄型の光ピックアップ及びその光デ
ィスクを回転させるディスクモータ、光ピックアップを
光ディスクの径方向に移送する送り機構（送りモータを
含む）を内蔵している。スリムドライブのピックアップ
送り機構は例えば特開平１１−１４９７２４号公報や特
開２００１−１０１８１１号公報に記載のように、直流
モータと、ギヤを使用した減速機構で、スクリューを回
転させ、光ピックアップと一体に取り付けられたラック
をスクリューに噛合わせて光ピックアップを移送するも
のが一般的である。
【０００３】送り機構に要求される特性はピックアップ
の移動時間と位置決め精度である。位置決め精度は、前
記スクリュウの送りピッチや送り機構の摩擦トルクなど
によって影響される。位置決め精度は、前記スクリュウ
の送りピッチを小さくすれば良くなるが、そうすると移
動時間が長くなってしまう。光ディスクに記録をする装
置の場合は、光ディスク上に記録あるいは再生用の光ス
ポットを形成する対物レンズが光ピックアップ内で形成
される光ビームの中心からずれる量を、従来の再生専用
の光ディスク装置に比べて小さく抑える必要があり、よ
り位置決め精度を高める必要がある。また、光ピックア
ップの質量も再生専用装置の光ピックアップよりも大き
い。また、送り機構やモータの実装スペースも種々の条
件から限定されているため、モータの出力も限定され
る。以上のような条件を考慮の上、従来の再生専用光デ
ィスク装置と同程度の移動時間の光ディスク記録装置を
実現することを考えると、第１のポイントとして送り機
構の摩擦トルクを低減することが上げられる。第２のポ
イントとしてギヤ等のバックラッシュのないあるいは小
さい送り機構にすること。第３のポイントとしては従来
の装置と同程度の加速度を確保するために、前記スクリ
ュウの送りピッチおよびモータのトルク定数などの各パ
ラメータを最適化することが必要である。
の移動時間と位置決め精度である。位置決め精度は、前
記スクリュウの送りピッチや送り機構の摩擦トルクなど
によって影響される。位置決め精度は、前記スクリュウ
の送りピッチを小さくすれば良くなるが、そうすると移
動時間が長くなってしまう。光ディスクに記録をする装
置の場合は、光ディスク上に記録あるいは再生用の光ス
ポットを形成する対物レンズが光ピックアップ内で形成
される光ビームの中心からずれる量を、従来の再生専用
の光ディスク装置に比べて小さく抑える必要があり、よ
り位置決め精度を高める必要がある。また、光ピックア
ップの質量も再生専用装置の光ピックアップよりも大き
い。また、送り機構やモータの実装スペースも種々の条
件から限定されているため、モータの出力も限定され
る。以上のような条件を考慮の上、従来の再生専用光デ
ィスク装置と同程度の移動時間の光ディスク記録装置を
実現することを考えると、第１のポイントとして送り機
構の摩擦トルクを低減することが上げられる。第２のポ
イントとしてギヤ等のバックラッシュのないあるいは小
さい送り機構にすること。第３のポイントとしては従来
の装置と同程度の加速度を確保するために、前記スクリ
ュウの送りピッチおよびモータのトルク定数などの各パ
ラメータを最適化することが必要である。
【０００４】上記のような観点から考えると直流モータ
と減速機構によるピックアップ送り機構には以下のよう
な問題があった。第１に、モータからスクリューまでの
構成部品が多く、モータの負荷となる摩擦が大きい問題
がある。第２にギヤを伝達機構に使うことにより、ギヤ
のバックラッシュによってピックアップの位置決め精度
を改善することが難しい問題がある。以上のピックアッ
プの位置決めに関連する事項のほかに、ピックアップの
高速移動に関連して、第３にモータやギヤの位置決め精
度が悪いとギヤの噛合い部でのたたき音によって騒音が
大きくなり、高速化が困難になる場合がある。その他一
般的な事項に関しては第４に部品点数が多くコストが高
く重量が重くなる、第５に装置の占有面積が大きい、と
いった問題がある。
と減速機構によるピックアップ送り機構には以下のよう
な問題があった。第１に、モータからスクリューまでの
構成部品が多く、モータの負荷となる摩擦が大きい問題
がある。第２にギヤを伝達機構に使うことにより、ギヤ
のバックラッシュによってピックアップの位置決め精度
を改善することが難しい問題がある。以上のピックアッ
プの位置決めに関連する事項のほかに、ピックアップの
高速移動に関連して、第３にモータやギヤの位置決め精
度が悪いとギヤの噛合い部でのたたき音によって騒音が
大きくなり、高速化が困難になる場合がある。その他一
般的な事項に関しては第４に部品点数が多くコストが高
く重量が重くなる、第５に装置の占有面積が大きい、と
いった問題がある。
【０００５】デスクトップ型のパソコンに内蔵する光デ
ィスク装置では、例えば特開平１１−２９７００７号公
報に記載の装置のようにスクリューと同軸のステッピン
グモータをディスクの外に配置し、ギヤ等の伝達機構を
用いないことによって上記問題を解決している。デスク
トップパソコン用の光ディスク装置では、光ディスクを
トレイに載せて装置内に引き込み、光ピックアップやデ
ィスク駆動モータを備えたユニットメカが上昇して、再
生あるいは記録を行う状態にするものが多い。比較的寸
法の大きいステッピングモータがこのトレイに接触しな
いように、ディスク回転軸方向に投影したディスクの範
囲外にステッピングモータを配置している。また、ステ
ッピングモータとスクリューは鉄板製のブラケットで支
持され、前記ブラケットに設けられた位置決め用の穴を
シャーシに設けられた位置決め用のダボと係合し、ねじ
によりシャーシに固定することが行なわれている。デス
クトップパソコン用光ディスク装置ではピックアップ移
送のガイドをするガイドシャフトもシャーシに直接固定
されるため、プレスの精度によってガイドシャフトと前
記ブラケットの位置精度を確保できる。
ィスク装置では、例えば特開平１１−２９７００７号公
報に記載の装置のようにスクリューと同軸のステッピン
グモータをディスクの外に配置し、ギヤ等の伝達機構を
用いないことによって上記問題を解決している。デスク
トップパソコン用の光ディスク装置では、光ディスクを
トレイに載せて装置内に引き込み、光ピックアップやデ
ィスク駆動モータを備えたユニットメカが上昇して、再
生あるいは記録を行う状態にするものが多い。比較的寸
法の大きいステッピングモータがこのトレイに接触しな
いように、ディスク回転軸方向に投影したディスクの範
囲外にステッピングモータを配置している。また、ステ
ッピングモータとスクリューは鉄板製のブラケットで支
持され、前記ブラケットに設けられた位置決め用の穴を
シャーシに設けられた位置決め用のダボと係合し、ねじ
によりシャーシに固定することが行なわれている。デス
クトップパソコン用光ディスク装置ではピックアップ移
送のガイドをするガイドシャフトもシャーシに直接固定
されるため、プレスの精度によってガイドシャフトと前
記ブラケットの位置精度を確保できる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記構
成では、ディスク装置の薄型化を図るには、限界があ
り、ディスク装置の薄型化を実現して実装出来ないとい
う問題がある。即ち、前記構成では、ディスク装置を薄
型化を図りながら、ステッピングモータを実装する点に
ついては、何ら考慮されていないものである。
成では、ディスク装置の薄型化を図るには、限界があ
り、ディスク装置の薄型化を実現して実装出来ないとい
う問題がある。即ち、前記構成では、ディスク装置を薄
型化を図りながら、ステッピングモータを実装する点に
ついては、何ら考慮されていないものである。
【０００７】本発明の目的は、ディスク装置のピックア
ップ送り機構にステッピングモータを使用して、前記デ
ィスク装置の薄型化を図りつつ、実装できるようにする
ことである。
ップ送り機構にステッピングモータを使用して、前記デ
ィスク装置の薄型化を図りつつ、実装できるようにする
ことである。
【０００８】その結果、前記ディスク装置の薄型化を図
り、また、小型、軽量で低コスト、高精度で信頼性の高
いディスク装置を提供することにある。
り、また、小型、軽量で低コスト、高精度で信頼性の高
いディスク装置を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する為
に、以下の様にする。
に、以下の様にする。
【００１０】第１に、スクリュウを直結したステッピン
グモータを他の部材と接触、干渉しないように実装す
る。そして、スクリュウを直結したステッピングモータ
が必要な機能を果たせるように実装するようにする。
グモータを他の部材と接触、干渉しないように実装す
る。そして、スクリュウを直結したステッピングモータ
が必要な機能を果たせるように実装するようにする。
【００１１】その為に、例えば、前記回転するディスク
の内周側に前記ステッピングモータを配置する。また
は、前記ステッピングモータに対向するシャーシ部を切
り欠くようにする。
の内周側に前記ステッピングモータを配置する。また
は、前記ステッピングモータに対向するシャーシ部を切
り欠くようにする。
【００１２】また、ピックアップ移送用スクリューと同
軸のステッピングモータの厚みを他の部材と接触、干渉
しないような厚みとする。その厚さとしては、例えば、
７ミリ以下とする。
軸のステッピングモータの厚みを他の部材と接触、干渉
しないような厚みとする。その厚さとしては、例えば、
７ミリ以下とする。
【００１３】また、ギヤ等の伝達機構、若しくは、減速
機構を用いないようにする。
機構を用いないようにする。
【００１４】第２に、ガイドシャフトとスクリューの平
行度を確保し摩擦トルクの最大値を許容値以下に抑える
ようにする。
行度を確保し摩擦トルクの最大値を許容値以下に抑える
ようにする。
【００１５】その為に、前記ピックアップ移送用スクリ
ューと同軸のステッピングモータをブラケットで保持
し、前記スクリュウの先端部は、スリムドライブをロー
ディング機構に取りつける３本の防振脚の１つに隣接す
る位置にあって、前記ブラケットのステッピングモータ
側と前記スクリュウ先端部に夫々位置決め部を設け、前
記ブラケットのモータ近傍に設けた１個所を含む２個所
以上で、前記スリムドライブのシャーシに固定すること
により達成できる。
ューと同軸のステッピングモータをブラケットで保持
し、前記スクリュウの先端部は、スリムドライブをロー
ディング機構に取りつける３本の防振脚の１つに隣接す
る位置にあって、前記ブラケットのステッピングモータ
側と前記スクリュウ先端部に夫々位置決め部を設け、前
記ブラケットのモータ近傍に設けた１個所を含む２個所
以上で、前記スリムドライブのシャーシに固定すること
により達成できる。
【００１６】また、前記目的を達成するために、ディス
クに情報を光学的に記録あるいは再生するピックアップ
と、前記ピックアップを移送する駆動モータと、前記デ
ィスクを回転駆動するディスクモータとを有するディス
ク装置において、前記ピックアップをスクリューによっ
て移送する移送手段を設け、前記駆動モータをステッピ
ングモータとし、前記回転するディスクの内周側に前記
駆動モータを配置するようにする。
クに情報を光学的に記録あるいは再生するピックアップ
と、前記ピックアップを移送する駆動モータと、前記デ
ィスクを回転駆動するディスクモータとを有するディス
ク装置において、前記ピックアップをスクリューによっ
て移送する移送手段を設け、前記駆動モータをステッピ
ングモータとし、前記回転するディスクの内周側に前記
駆動モータを配置するようにする。
【００１７】また、前記駆動モータを前記スクリューの
軸の大きさと同じ厚みとするようにする。
軸の大きさと同じ厚みとするようにする。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図１〜図
６を用いて説明する。図１は本発明のディスク装置のユ
ニットメカ斜視図である。ユニットメカ１はディスク
（図示せず）を回転駆動するディスクモータ２、ディス
クに情報を記録、再生するピックアップ３、ピックアッ
プ３をディスクの径方向に移動可能なように保持するガ
イドバー４、ピックアップ３を移送するステッピングモ
ータ５、以上を保持するシャーシ６等で構成される。
６を用いて説明する。図１は本発明のディスク装置のユ
ニットメカ斜視図である。ユニットメカ１はディスク
（図示せず）を回転駆動するディスクモータ２、ディス
クに情報を記録、再生するピックアップ３、ピックアッ
プ３をディスクの径方向に移動可能なように保持するガ
イドバー４、ピックアップ３を移送するステッピングモ
ータ５、以上を保持するシャーシ６等で構成される。
【００１９】図２は本発明のディスク装置の構成を示す
分解斜視図である。ディスク装置７はトップケース８、
ボトムケース９で外装を構成し、厚みが略１２．７ｍ
ｍ、幅略１２８ｍｍ、奥行き略１２７ｍｍである。装置
内にはユニットメカ１を保持しディスクを交換可能のよ
うに装置の外にスライドさせるトレイ１１、トレイ１１
の装置へのロック・解除をしトレイ１１に一体に取り付
けられたイジェクト機構１２、基板１３等を内包してい
る。図はトレイ１１を引き出した状態を示している。
分解斜視図である。ディスク装置７はトップケース８、
ボトムケース９で外装を構成し、厚みが略１２．７ｍ
ｍ、幅略１２８ｍｍ、奥行き略１２７ｍｍである。装置
内にはユニットメカ１を保持しディスクを交換可能のよ
うに装置の外にスライドさせるトレイ１１、トレイ１１
の装置へのロック・解除をしトレイ１１に一体に取り付
けられたイジェクト機構１２、基板１３等を内包してい
る。図はトレイ１１を引き出した状態を示している。
【００２０】図３は本発明のディスク装置の上面図であ
る。スリムドライブではディスク１２の最外周部までピ
ックアップ３にて信号を記録あるいは読取する必要があ
るため、ユニットメカ１は矩形の装置の対角方向にピッ
クアップ３が移動するように配置される。ステッピング
モータ５はスクリュー１４と同軸に回転し、スクリュー
１４とガイドバー４が平行に、またモータ部がディスク
モータ２の横（ディスクの内周側）に配置される。モー
タ部をディスク１２の外に配置すると装置外にはみ出し
てしまう。
る。スリムドライブではディスク１２の最外周部までピ
ックアップ３にて信号を記録あるいは読取する必要があ
るため、ユニットメカ１は矩形の装置の対角方向にピッ
クアップ３が移動するように配置される。ステッピング
モータ５はスクリュー１４と同軸に回転し、スクリュー
１４とガイドバー４が平行に、またモータ部がディスク
モータ２の横（ディスクの内周側）に配置される。モー
タ部をディスク１２の外に配置すると装置外にはみ出し
てしまう。
【００２１】図４は本発明のディスク装置のユニットメ
カ１側面図である。ステッピングモータ５は一般に小判
型と呼ばれる直径約８ｍｍ、厚み略６．３ｍｍのモータ
で、ディスク１２の下面に配置される。装置厚みは１
２．７ｍｍであり、ディスク１２の下面はボトムケース
９から略９〜１０ｍｍの高さにある。そのため、ディス
ク１２の面振れ等を考慮したモータ部の実装可能な厚み
は大略７ｍｍ以下になる。シャーシ６と重なるとシャー
シ６の上面からステッピングモータ５の下面までの高さ
が８ｍｍ程度となり、目標の７ｍｍを越えてしまうた
め、シャーシ６のステッピングモータ５に対向する部分
は切り欠かれている。
カ１側面図である。ステッピングモータ５は一般に小判
型と呼ばれる直径約８ｍｍ、厚み略６．３ｍｍのモータ
で、ディスク１２の下面に配置される。装置厚みは１
２．７ｍｍであり、ディスク１２の下面はボトムケース
９から略９〜１０ｍｍの高さにある。そのため、ディス
ク１２の面振れ等を考慮したモータ部の実装可能な厚み
は大略７ｍｍ以下になる。シャーシ６と重なるとシャー
シ６の上面からステッピングモータ５の下面までの高さ
が８ｍｍ程度となり、目標の７ｍｍを越えてしまうた
め、シャーシ６のステッピングモータ５に対向する部分
は切り欠かれている。
【００２２】図５は本発明のディスク装置のユニットメ
カの一部斜視図である。ピックアップ３と一体に取り付
けられたラック保持部１５はスクリュー１４のリード部
と噛合い、スクリュー１４の回転によってピックアップ
３はスクリュー１４の軸方向に移送される。ラック保持
部１５のスクリュー１４との噛合い部１５ａはラック保
持部１５が装置への急激な衝撃を受けた場合や、急速な
加速でラックの噛合い部１５ａとスクリュー１４との噛
合いが外れる（歯飛び）ことがないように与圧バネ１６
によって付勢されている。ラック保持部１５とスクリュ
−１４の間隔が小さくなると噛み合い部１５ａの付勢力
が大きくなり、前記間隔が大きくなると付勢力が小さく
なる。ラックの噛み合いが外れないように付勢力の最小
値を確保し、摩擦力を許容値以下とするにはラック保持
部１５とスクリュ−１４の間隔のばらつきを小さくする
必要がある。つまり、ピックアップの移送方向と直角方
向の位置を決定するガイドシャフト４特にメインシャフ
ト（一般的にスクリューに近い側のガイドシャフト）
と、スクリュー１４の平行度を確保する必要がある。
カの一部斜視図である。ピックアップ３と一体に取り付
けられたラック保持部１５はスクリュー１４のリード部
と噛合い、スクリュー１４の回転によってピックアップ
３はスクリュー１４の軸方向に移送される。ラック保持
部１５のスクリュー１４との噛合い部１５ａはラック保
持部１５が装置への急激な衝撃を受けた場合や、急速な
加速でラックの噛合い部１５ａとスクリュー１４との噛
合いが外れる（歯飛び）ことがないように与圧バネ１６
によって付勢されている。ラック保持部１５とスクリュ
−１４の間隔が小さくなると噛み合い部１５ａの付勢力
が大きくなり、前記間隔が大きくなると付勢力が小さく
なる。ラックの噛み合いが外れないように付勢力の最小
値を確保し、摩擦力を許容値以下とするにはラック保持
部１５とスクリュ−１４の間隔のばらつきを小さくする
必要がある。つまり、ピックアップの移送方向と直角方
向の位置を決定するガイドシャフト４特にメインシャフ
ト（一般的にスクリューに近い側のガイドシャフト）
と、スクリュー１４の平行度を確保する必要がある。
【００２３】図６は本発明のディスク装置のユニットメ
カ裏面図である。ブラケット１７のステッピングモータ
５取りつけ部の反対側（ディスク外周側）にはスクリュ
ー１４と平行に、位置決め溝１７ａが形成されている。
ガイドピース１８はガイドバー４の位置決め、支持をす
るとともにブラケット位置決め溝１７ａと係合してブラ
ケット１７を位置決めしている。ステッピングモータ５
はシャーシ６にネジ１９、２０で取り付けられるが、シ
ャーシ６の半抜きのボス６ａ及び前述のガイドピース１
７で位置決めされる。このようにスクリュー１４の長さ
相当のスパンで外周部をひとつの部材で位置決めする構
成にすることにより、ガイドバー４とスクリュー１４と
のディスク面と平行な方向の平行度を正確に確保でき
る。この構造ではディスク厚み方向の平行度は必ずしも
保証されないが、ラック噛み合い部１５ａを含めてラッ
クが樹脂で形成されているため弾性変形し、所定の範囲
であれば、摩擦が問題になるほど大きくなることはな
い。
カ裏面図である。ブラケット１７のステッピングモータ
５取りつけ部の反対側（ディスク外周側）にはスクリュ
ー１４と平行に、位置決め溝１７ａが形成されている。
ガイドピース１８はガイドバー４の位置決め、支持をす
るとともにブラケット位置決め溝１７ａと係合してブラ
ケット１７を位置決めしている。ステッピングモータ５
はシャーシ６にネジ１９、２０で取り付けられるが、シ
ャーシ６の半抜きのボス６ａ及び前述のガイドピース１
７で位置決めされる。このようにスクリュー１４の長さ
相当のスパンで外周部をひとつの部材で位置決めする構
成にすることにより、ガイドバー４とスクリュー１４と
のディスク面と平行な方向の平行度を正確に確保でき
る。この構造ではディスク厚み方向の平行度は必ずしも
保証されないが、ラック噛み合い部１５ａを含めてラッ
クが樹脂で形成されているため弾性変形し、所定の範囲
であれば、摩擦が問題になるほど大きくなることはな
い。
【００２４】図７はブラケット１７のスクリュー１４を
直結したステッピングモータ５を取りつけた状態を示
す。スクリュー１４の先端はブラッケット１７の先端部
１７ｂに嵌め込まれた樹脂製のピボット３１に挿入さ
れ、回転軸を安定化させている。ステッピングモータ５
はブラケット１７のモータ固定部１７ｃに２本のねじ３
２ａ、３２ｂによって締結されている。ブラケット１７
へのステッピングモータ５とスクリュー１４の取りつけ
は、位置決め用基準穴１７ｄとスクリュー１４の距離お
よびスクリュー１４の先端の振れが所定の精度以内とな
るように治具を用いて行なわれる。ガイドピース１８の
ブラケット１７との係合部は矩形断面の角棒状であり、
ブラケット位置決め溝１７ａに挿入され、ブラケット位
置決め溝１７ａの穴の上端とブラケット１７の基板部１
７ｅの間に所定の隙間をもって挟まれており、スクリュ
ー１４の軸がガイドシャフト４と上下方向の所定の距離
となるようになっている。また、前記係合部はブラケッ
ト位置決め溝１７ａの幅と所定の隙間をもって挿入され
ており、スクリュー１４の先端がガイドシャフト４と水
平方向で所定の距離となるようになっている。スクリュ
ーのステッピングモータ側の位置は前記のように治具を
使用して位置決め基準穴１７ｄおよび取りつけ面１７ｆ
から所定の位置になるようにステッピングモータを位置
決めし、ねじ３２ａ，３２ｂで固定する。ステッピング
モータ５およびスクリュー１４を取りつけたブラケット
１７を、基準ダボ６ａおよびブラケット位置決め溝１７
ａをガイドピース１８の係合部と係合し、ブラケット１
７を位置シャーシ６にねじ穴１７ｇ、１７ｈにねじ１
９，２０を通して固定する。ブラケット位置決め溝１７
ａとガイドピース１８の係合部の係合を、ほとんど隙間
がないようにするか、十分大きな力で与圧する場合に
は、ブラケット１７の固定をねじ１９あるいは２０の１
箇所だけ済む可能性もある。ブラケット１７には装置の
落下等で大きな力がかかる場合があるため、ブラケット
１７自身およびシャーシ６への固定手段は十分な強度お
よび剛性を確保できるものでなければならない。
直結したステッピングモータ５を取りつけた状態を示
す。スクリュー１４の先端はブラッケット１７の先端部
１７ｂに嵌め込まれた樹脂製のピボット３１に挿入さ
れ、回転軸を安定化させている。ステッピングモータ５
はブラケット１７のモータ固定部１７ｃに２本のねじ３
２ａ、３２ｂによって締結されている。ブラケット１７
へのステッピングモータ５とスクリュー１４の取りつけ
は、位置決め用基準穴１７ｄとスクリュー１４の距離お
よびスクリュー１４の先端の振れが所定の精度以内とな
るように治具を用いて行なわれる。ガイドピース１８の
ブラケット１７との係合部は矩形断面の角棒状であり、
ブラケット位置決め溝１７ａに挿入され、ブラケット位
置決め溝１７ａの穴の上端とブラケット１７の基板部１
７ｅの間に所定の隙間をもって挟まれており、スクリュ
ー１４の軸がガイドシャフト４と上下方向の所定の距離
となるようになっている。また、前記係合部はブラケッ
ト位置決め溝１７ａの幅と所定の隙間をもって挿入され
ており、スクリュー１４の先端がガイドシャフト４と水
平方向で所定の距離となるようになっている。スクリュ
ーのステッピングモータ側の位置は前記のように治具を
使用して位置決め基準穴１７ｄおよび取りつけ面１７ｆ
から所定の位置になるようにステッピングモータを位置
決めし、ねじ３２ａ，３２ｂで固定する。ステッピング
モータ５およびスクリュー１４を取りつけたブラケット
１７を、基準ダボ６ａおよびブラケット位置決め溝１７
ａをガイドピース１８の係合部と係合し、ブラケット１
７を位置シャーシ６にねじ穴１７ｇ、１７ｈにねじ１
９，２０を通して固定する。ブラケット位置決め溝１７
ａとガイドピース１８の係合部の係合を、ほとんど隙間
がないようにするか、十分大きな力で与圧する場合に
は、ブラケット１７の固定をねじ１９あるいは２０の１
箇所だけ済む可能性もある。ブラケット１７には装置の
落下等で大きな力がかかる場合があるため、ブラケット
１７自身およびシャーシ６への固定手段は十分な強度お
よび剛性を確保できるものでなければならない。
【００２５】以上説明した実施の形態と異なる形態で、
本発明の趣旨に沿って実施することは可能であって、本
発明の実施の形態は、上記に限定されるものではない。
本発明の趣旨に沿って実施することは可能であって、本
発明の実施の形態は、上記に限定されるものではない。
【００２６】
【発明の効果】本発明によれば、ディスク装置の薄型化
を実現して実装出来ることとなる。従って、装置の小
型、軽量化、低コスト化、高精度化、高信頼性化等が図
れる。
を実現して実装出来ることとなる。従って、装置の小
型、軽量化、低コスト化、高精度化、高信頼性化等が図
れる。
【図１】本発明の一実施例を示すディスク装置のユニッ
トメカ斜視図である。
トメカ斜視図である。
【図２】本発明の一実施例を示すディスク装置の分解斜
視図である。
視図である。
【図３】本発明の一実施例を示すディスク装置の上面図
である。
である。
【図４】本発明の一実施例を示すディスク装置のユニッ
トメカ側面図である。
トメカ側面図である。
【図５】本発明の一実施例を示すディスク装置のユニッ
トメカの一部斜視図である。
トメカの一部斜視図である。
【図６】本発明の一実施例を示すディスク装置のユニッ
トメカ裏面図である。
トメカ裏面図である。
【図７】本発明の一実施例におけるブラケットとステッ
ピングモータの組み立て状態の説明図である。
ピングモータの組み立て状態の説明図である。
３…ピックアップ、４…ガイドシャフト、５…ステッピ
ングモータ、６…シャーシ、１４…スクリュー、１７…
ブラケット。
ングモータ、６…シャーシ、１４…スクリュー、１７…
ブラケット。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 稲葉 誠二
東京都港区虎ノ門一丁目26番５号 株式会
社日立エルジーデータストレージ内
Ｆターム(参考） 5D117 AA02 JJ06 JJ10
Claims (5)
- 【請求項１】ディスクに情報を光学的に記録あるいは再
生するピックアップと前記ピックアップを移送する駆動
モータと前記ディスクを回転駆動するディスクモータと
を有するディスク装置において、 前記ピックアップをスクリューによって移送する移送手
段を設け、 前記駆動モータをステッピングモータとし、 前記回転するディスクの内周側に前記駆動モータを配置
したことを特徴とするディスク装置。 - 【請求項２】前記駆動モータを前記スクリュー軸と略同
じ厚みとすることを特徴とする請求項１に記載のディス
ク装置。 - 【請求項３】情報を光学的に記録あるいは再生するピッ
クアップと前記ピックアップを移送する駆動モータと情
報を記録あるいは再生されるディスクを回転駆動するデ
ィスクモータを内蔵し厚みが約１２．７ｍｍの薄型ディ
スク装置において、前記駆動モータは前記ピックアップ
を移送するためのスクリューを同軸に回転駆動する厚み
約７ｍｍ以下のステッピングモータで、かつ前記駆動モ
ータは前記ディスクの内周側に配置されていることを特
徴とするディスク装置。 - 【請求項４】前記ピックアップの特定点の移動軌跡を規
定するガイドシャフトの少なくとも１本の一端と前記ス
クリューを支持するブラケットの駆動モータから遠い側
の一端を同じ部材で位置決めすることを特徴とする請求
項３に記載のディスク装置。 - 【請求項５】前記ブラケットは前記ガイドシャフト、デ
ィスクモータが結合されているシャーシに対しディスク
と反対側に位置することを特徴とする請求項３あるいは
４に記載のディスク装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001216236A JP2003030862A (ja) | 2001-07-17 | 2001-07-17 | ディスク装置 |
| US10/142,059 US20030016616A1 (en) | 2001-07-17 | 2002-05-10 | Disk drive |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001216236A JP2003030862A (ja) | 2001-07-17 | 2001-07-17 | ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003030862A true JP2003030862A (ja) | 2003-01-31 |
Family
ID=19050739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001216236A Pending JP2003030862A (ja) | 2001-07-17 | 2001-07-17 | ディスク装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20030016616A1 (ja) |
| JP (1) | JP2003030862A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7610593B2 (en) | 2005-02-22 | 2009-10-27 | Hitachi-Lg Data Storage, Inc. | Thin structured slot-in type optical disk apparatus |
Families Citing this family (3)
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|---|---|---|---|---|
| JP4000902B2 (ja) * | 2001-11-08 | 2007-10-31 | 株式会社リコー | ピックアップ送り装置、情報再生装置および情報記録装置 |
| JP2004063003A (ja) * | 2002-07-29 | 2004-02-26 | Pioneer Electronic Corp | ピックアップ送り機構およびこれを備えたディスク装置 |
| JP2004158160A (ja) * | 2002-11-08 | 2004-06-03 | Citizen Watch Co Ltd | ディスク駆動装置 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5198946A (en) * | 1989-09-22 | 1993-03-30 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Head drive mechanism using non-axial lead screw imparted motion |
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| JPH06290579A (ja) * | 1993-04-01 | 1994-10-18 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | ディスク装置 |
| JP2000011630A (ja) * | 1998-06-22 | 2000-01-14 | Sony Corp | ディスクドライブ |
| MY125349A (en) * | 1999-05-03 | 2006-07-31 | Toshiba Samsung Storage Tech Korea Corporation | Automatic tilt compensator and optical recording/reproducing apparatus having the same |
-
2001
- 2001-07-17 JP JP2001216236A patent/JP2003030862A/ja active Pending
-
2002
- 2002-05-10 US US10/142,059 patent/US20030016616A1/en not_active Abandoned
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7610593B2 (en) | 2005-02-22 | 2009-10-27 | Hitachi-Lg Data Storage, Inc. | Thin structured slot-in type optical disk apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20030016616A1 (en) | 2003-01-23 |
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