JP2002092899A

JP2002092899A - 光ピックアップガイド用シャフトの高さ方向角度調整機構

Info

Publication number: JP2002092899A
Application number: JP2000284554A
Authority: JP
Inventors: Kenichi Hori; 健一堀; Tsukasa Yamada; 司山田
Original assignee: Mitsumi Electric Co Ltd
Current assignee: Mitsumi Electric Co Ltd
Priority date: 2000-09-20
Filing date: 2000-09-20
Publication date: 2002-03-29

Abstract

(57)【要約】【課題】簡素な構成で、設置スペースが小さく、シャ
フトの高さ方向の姿勢や位置の調整ならびに固定を容易
に行なうことができる光ピックアップガイド用シャフト
の高さ方向角度調整機構を提供する。【解決手段】ベース２５をその板厚方向に貫通するよ
うに形成されたネジ穴に螺合するボルト６２と、ベース
２５の第１の板面上に取り付けられ、第１の板面上に配
置されたシャフト３５の側面を、シャフト３５が第１の
板面に近づく方向に付勢する弾性部材としての板バネ６
１とを有している。ボルト６２の上側端面および板バネ
６１は、協働して、シャフト３５を保持する。ボルト６
２を回転させることにより、シャフト３５の高さ方向の
角度位置を調整できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクドライ
ブに用いられる光ピックアップガイド用シャフトの高さ
方向角度調整機構に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年の光ディスクの大容量化や、光ディ
スクに対するアクセスの高速化などの要求に対応するた
め、光ディスクドライブには、高精度化なメカニズムが
必要とされている。この様な要求を満たすための一方法
として、部品の寸法精度を向上させる、という方法があ
る。しかしながら、現状よりも更に部品の製造精度を向
上させることは実際上困難である。そのため、この方法
では、現状の製造精度で製造された部品の中から、より
精度の高い規格に適合する部品のみを選り分けることに
なり、結果として、部品製造における規格外品の割合を
高くしてしまい、コストの上昇を招いてしまう。

【０００３】そこで、部品の寸法精度を向上させること
なく、高精度なメカニズムを実現する方法として、ある
程度の寸法のバラツキを許容できるよう、部品の取り付
け位置を調節できるようにする方法が提案されている。

【０００４】光ディスクドライブにおいて調整すべき部
品の取り付け位置の１つとして、光ディスクドライブに
用いられる光ピックアップガイド用シャフトの高さ方向
姿勢がある。この高さ方向姿勢が適当な値に調整されて
いないと、光ディスクの読み取り／書き込み面または光
ディスクを載置して回転させるためのディスクテーブル
面に対して、光ピックアップから出射されるレーザビー
ムの光軸が傾いたり（スキューずれと呼ばれる）、焦点
が合わないことになる。よって、図１０に示すような光
ピックアップガイド用シャフトの高さ方向角度調整機構
が提案および実用されている。

【０００５】図１０を参照して、この光ピックアップガ
イド用シャフトの高さ方向角度調整機構は、軸方向両端
部それぞれにて径方向に延びるように貫通孔が形成され
たシャフト１２１を、コイルバネ１２３を介在させた状
態で、ボルト１２４を支持台１２２に形成されたネジ孔
に螺入させることで、支持台１２２の上面上に固定する
というものである。

【０００６】この高さ方向角度調整機構によれば、ボル
ト１２４を回転させることによりボルト１２４のネジ頭
が上下可能である。そして、コイルバネ１２３によって
上方に付勢されているシャフト１２１は、ボルト１２４
のネジ頭の上下に応じた高さ位置に規制されることにな
る。この結果、シャフト１２１の高さ方向姿勢が調整で
きるが、シャフト１２１両端のボルト１２４をそれぞれ
調整することによってシャフト１２１の支持台１２２に
対する配置姿勢をも調整できる。高さ方向姿勢が調整さ
れたシャフト１２１は、ボルト１２４とコイルバネ１２
３との協働作用により、その状態が維持される（固定さ
れる）。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】図１０に示した例をも
含め、従来の高さ方向角度調整機構は、部品点数が多
く、その構成が複雑で、また設置スペースが大きいとい
う問題点がある。特に、ボルト１２４のネジ頭がシャフ
ト１２１の側面上方に存在するため、光ディスク装置の
薄型化に不利である。

【０００８】そこで、本発明の課題は、簡素な構成で、
設置スペースが小さく、シャフトの高さ方向姿勢調整お
よび固定を容易に行うことができる光ピックアップガイ
ド用シャフトの高さ方向角度調整機構を提供することで
ある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、光ピッ
クアップが所定方向に沿って移動するようガイドする光
ピックアップガイド用のシャフト（３５）を、第１およ
び第２の板面を持つ板状のベース（２５）の該第１の板
面に対して高さ方向の角度位置を調整可能に保持固定す
るための光ピックアップガイド用シャフトの高さ方向角
度調整機構において、前記ベース（２５）をその板厚方
向に貫通するように形成されたネジ穴に螺合するボルト
（６２）と、前記ベース（２５）の前記第１の板面上に
取り付けられ、当該第１の板面上に配置された前記シャ
フト（３５）の側面を、該シャフト（３５）が該第１の
板面に近づく方向に付勢する弾性部材（６１）とを有
し、前記ボルト（６２）の上側端面および前記弾性部材
（６１）は、協働して、前記シャフト（３５）を保持
し、前記ボルト（６２）を回転させることにより、前記
シャフト（３５）の高さ方向の角度位置を調整できるよ
うにしたことを特徴とする光ピックアップガイド用シャ
フトの高さ方向角度調整機構が得られる。

【００１０】尚、上記括弧内の符号は、本発明の理解を
容易にするために付したものであり、一例にすぎず、こ
れらに限定されないことは勿論である。

【００１１】

【作用】位置調整ボルト６２を回転させると、その上側
端面の高さ位置が変わる。その結果、上側端面上に載置
された光ピックアップガイド用シャフト３５が、押さえ
バネ６１の弾性力に逆らって、あるいは押さえバネ６１
の弾性力に従って、その高さ位置を変える。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。

【００１３】まず、図１および図２を参照して、本発明
の光ピックアップガイド用シャフトの高さ方向角度調整
機構が適用される光ディスク装置１０について説明す
る。

【００１４】この光ディスク装置１０は、ノート型パー
ソナルコンピュータ（図示せず）等の筐体に内蔵され
る、いわゆる薄型タイプのＣＤ−ＲＯＭドライブ装置で
ある。このタイプのディスク装置は、後述するように、
光ピックアップ、ディスクモータ、ターンテーブル等の
ディスク駆動・再生機構がトレー１２に組み込まれてい
るので、トレー組込み型ディスク装置とも呼ばれる。
尚、図１はトレー１２がメインシャーシ（アウターケー
ス）１１内に収納された状態、即ち、トレー１２がディ
スク装着位置に存在する状態を示し、図２はトレー１２
がメインシャーシ（アウターケース）１１外に引き出さ
れた状態、即ち、トレー１２がディスク交換位置に存在
する状態を示している。

【００１５】光ディスク装置１０は、上記メインシャー
シ１１と、ＣＤ−ＲＯＭディスク（以下、単にディスク
という）（図示せず）を受け入れるための上記トレー１
２と、このトレー１２を支持するサブシャーシ１３と、
トレー１２をサブシャーシ１３とともに、メインシャー
シ１１に対して出し入れ自由に支持するトレー摺動機構
１４とを有する。

【００１６】トレー１２は、トレー摺動機構１４の働き
により、手動操作によって図中矢印Ａ，Ｂで示す方向
（メインシャーシ１１の前後方向）に沿って移動可能で
ある。これにより、トレー１２を矢印Ｂの方向に移動さ
せれば、図１に示すディスク装着位置に位置する状態、
矢印Ａの方向に移動させれば、図２に示すディスク交換
位置に位置させることができる。

【００１７】また、トレー１２は、図２（ａ）に示され
るように、ディスクを受け入れるための空間を形成する
ディスク対向面１２ａと、ディスク対向面１２ａに穿設
されたピックアップおよびターンテーブル用の開口１２
ｂとを有する。

【００１８】ディスク対向面１２ａは、横幅寸法がディ
スク外径よりも小さくなっており、ディスクの約２／３
の面積をカバーするように形成されている。その結果、
トレー１２に載置されたディスクは、その一部がトレー
１２からはみ出すことになるが、ディスク装置１０の小
型化、薄型化を可能にする。

【００１９】トレー１２の前端には前面ベゼル（パネ
ル）１５が固定されている。この前面ベゼル１５の中央
部のやや右側には、トレー１２を引き出す際に後述する
ロック機構によるロックを解除させるためのスイッチ釦
１６が設けられている。図１に示す状態で、スイッチ釦
１６が押されると、後述するように前面ベゼル１５、即
ち、トレー１２が、メインシャーシ１１に対してＡ方向
に所定量だけ飛び出す。これにより、トレー１２の引き
出し操作を容易にしている。

【００２０】メインシャーシ１１の後部（背部）には、
回路基板１７が配設されている。またサブシャーシ１３
には、回路基板１７に接続される図３に示す駆動ユニッ
ト１８が取り付けられている。前述したように、サブシ
ャーシ１３は、トレー１２とともに矢印Ａ，Ｂ方向に移
動する。それゆえ、駆動ユニット１８と回路基板１７と
の接続は、サブシャーシ１３の移動を妨げることがない
ように、フレキシブル基板１９を用いて行われている。
尚、フレキシブル基板１９の回路基板側端部は、回路基
板１７に配設されたコネクタ２０に接続され、駆動ユニ
ット側端部はモータベース２１に配設されたコネクタ
（ターミナル部）２２に接続される。

【００２１】次に、図３の駆動ユニット１８について、
図１および図２をも参照して説明する。

【００２２】駆動ユニット１８は、サブシャーシ１３上
に取り付けられるベース（スレッドシャーシ）２５と、
このベース２５の裏面に移動可能に取り付けられたピッ
クアップ部２３と、このピックアップ部２３を所定のデ
ィスク半径方向（図の矢印Ｃ，Ｄ方向）に移動させるた
めのピックアップ駆動部２６と、ターンテーブル２４
と、ターンテーブル２４を回転させるディスクモータ２
７等を具備している。また、本発明の光ピックアップガ
イド用シャフトの高さ方向角度調整機構（後述する）
も、ベース２５に配設される。

【００２３】ベース２５は、サブシャーシ１３に取り付
けられるとともに、トレー１２の開口１２ｂに嵌め込ま
れる。即ち、ベースの表面は、トレー１２の一部として
利用される。ベース２５がサブシャーシ１３に取り付け
られる際、これらの間には、防振部材２８が配設され
る。この防振部材２８は、トレー１２の移動時に生じる
振動を吸収し、ベース２５に取り付けられているビップ
アップ部２３およびターンテーブル２４への振動の影響
を緩和する。

【００２４】次に、図４および図５を参照して、ピック
アップ部２３を図中矢印Ｃ，Ｄ方向に移動させる機能を
実現するためのピックアップ駆動部について説明する。
尚、図４および図５に示すベース２５と、図１乃至図３
に示すベース２５とは、その形状が若干異なるが、本質
的には同一のものである。

【００２５】図４に示すように、ベース２５には、ター
ンテーブル２４を露出させるとともに、ピックアップ部
２３がディスクと対向でき、かつ所定のディスク方向に
移動できるように、長穴２５ａが形成されている。ま
た、薄形化実現ため、ベース２５には、その表面と後述
するモータ２９の外面とが同一平面となるよう、モータ
２９の一部を露出させるための、開口２５ｂが形成され
ている。

【００２６】ベースの裏面側には、図５に示すように、
ピックアップ駆動部２６が配設されている。このビップ
アップ駆動部２６は、その駆動軸にギヤ３０が固定され
たピックアップ駆動用モータ２９と、ギヤ３０と係合す
るギヤ３１，３２が配設されたピックアップ駆動機構３
３と、このピックアップ駆動機構３３を介して駆動され
るリードスクリュー３４と、このリードスクリュー３４
と平行となるように延在しピックアップ部２３の移動を
ガイドするガイド用シャフト３５と、このシャフト３５
の位置・角度を調整する高さ方向角度調整機構（図６、
図７参照）等より構成されている。

【００２７】上記構成において、ピックアップ部２３
は、リードスクリュー３４のネジ部に螺合する螺合部３
６を有する。また、ピックアップ部２３は、ガイド用シ
ャフト３５に係合するＵ溝を有するアーム３７を有す
る。これにより、ピックアップ駆動用モータ２９が回転
し、この回転力に伴いピックアップ駆動機構３３を介し
てリードスクリュー３４が回転駆動されると、ピックア
ップ部２３は所定のディスク半径方向（即ち、矢印Ｃ，
Ｄ方向）に移動する。

【００２８】次に、図６および図７を参照して、本発明
の要旨、即ち、本発明の一実施の形態に係る光ピックア
ップガイド用シャフトの高さ方向角度調整機構について
説明する。

【００２９】図６に示すように、この光ピックアップガ
イド用シャフトの高さ方向角度調整機構は、一対の押さ
えバネ（板バネ）６１と、一対の位置調整ボルト６２と
を有している。そして、これら押さえバネ（板バネ）６
１と位置調整ボルト６２とは、光ピックアップガイド用
シャフト３５の両端近傍を、ベース２５の裏面側に保持
固定している。

【００３０】光ピックアップガイド用シャフト３５は、
その中心軸線がベース２５を貫通するネジ穴の中心に重
なるように配置される。

【００３１】押さえバネ６１は、図７に示すように、く
の字型で、２つの平板部６１１および６１２を持つ。そ
して、一方の平板部６１１が、固定ネジ６３によりベー
ス２５に固定され、他方の平板部６１２が、その弾性力
により、光ピックアップガイド用シャフト３５側面を斜
め上方から支持する。ここで、平板部６１２とベース２
５の裏面とが成す角は、光ピックアップガイド用シャフ
ト３５の脱落防止のため、９０度より小さくしてある。
また、ベース２５上には、突出部２５２が形成されてお
り、この突出部２５２は、平板部６１２の弾性力に抗が
うようにして、光ピックアップガイド用シャフト３５の
側面を支持している。

【００３２】他方、位置調整ボルト６２は、ベース２５
を貫通するネジ穴に螺合・挿入される。位置調整ボルト
６２は、ネジ頭が無いタイプ（イモネジとも呼ばれる）
であって、下側端面にボルトを回転させるための工具
（ドライバまたはレンチ等）に係合するための凹部が形
成されている。

【００３３】この構成において、位置調整ボルト６２
を、左回りあるいは右回りに回転させると、その上端面
が上下方向に移動する。その結果、光ピックアップガイ
ド用シャフト３５は、押さえバネ６１の弾性力に逆らっ
て、図の下方に移動し、また、押さえバネ６１の弾性力
によって、図の上方に移動する。つまり、２つの位置調
整ボルト６２の回転量を制御することによって、光ピッ
クアップガイド用シャフト３５を上下に平行移動させる
ことができる。また、複数の当該機構を個別に適宜調整
することで、シャフトの高さ方向における傾斜度をも変
更することができる。

【００３４】本構造は、部品数が少い簡素な構造である
と共に、ベース２５の図中上面側にて、従来のように位
置調整ボルトのネジ頭がシャフト側面上に存在すること
がないし、また、ベース２５の図中下面側にも位置調整
ボルトのネジ頭が存在しないので、光ディスクの薄型化
に有利である。

【００３５】以上、本発明の一実施の形態について説明
したが、本発明は上述した実施の形態に限定しないのは
勿論である。例えば、上述した実施の形態では、ＣＤ−
ＲＯＭドライブ装置に適用される場合を例に挙げて説明
したが、本発明はこれに限定されず、ＣＤ−Ｒドライブ
装置やＣＤ−ＲＷドライブ装置、ＤＶＤ−ＲＡＭドライ
ブ装置にも適用できるのは勿論である。

【００３６】また、上記実施の形態では、光ピックアッ
プ用シャフト３５が、ベース２５に直接接している場合
について説明したが、図８に示すように、支持台８１を
設けることにより、光ピックアップ用シャフト３５をベ
ース２５の裏面から離すこともできる。図８では、突出
部は、突出部８１２として、支持台８１に形成されてい
るが、ベース２５に形成されてもよい。

【００３７】また、上記実施の形態では、押さえバネ
が、くの字型の例について説明したが、図９に示すよう
な形やその他の形でもよい。

【００３８】

【発明の効果】本発明による光ピックアップガイド用シ
ャフトの高さ方向角度調整機構は、ベースをその板厚方
向に貫通するように形成されたネジ穴に螺合するボルト
と、ベースの第１の板面上に取り付けられ、第１の板面
上に配置されたシャフトの側面を、シャフトが第１の板
面に近づく方向に付勢する弾性部材とを有し、ボルトの
上側端面および弾性部材が、協働して、シャフトを保持
し、ボルトを回転させることにより、シャフトの高さ方
向の角度位置を調整できるようにしたため、簡素な構成
で、大きなスペースを必要とすることなく、シャフトの
高さ方向の姿勢や位置を調整することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の光ピックアップ用シャフトの高さ方向
角度調整機構が適用される光ディスク装置の一例を示す
透視平面図である。

【図２】図１の光ディスク装置のトレーを引き出した状
態を示す図であって、（ａ）は透視平面図、（ｂ）は透
視左側面図、（ｃ）は透視右側面図である。

【図３】図１の光ディスク装置に使用される駆動ユニッ
トを示す図であって、（ａ）は透視平面図、（ｂ）は透
視左側面図である。

【図４】図１の光ディスク装置の光ピックアップ駆動部
を説明するための平面図である。

【図５】図１の光ディスク装置の光ピックアップ駆動部
を説明するための底面図である。

【図６】本発明の一実施の形態に係る光ピックアップガ
イド用シャフトの高さ方向角度調整機構の平面図であ
る。

【図７】図６の切断線Ｅ−Ｅに沿った断面図である。

【図８】本発明の他の実施の形態に係る光ピックアップ
ガイド用シャフトの高さ方向角度調整機構の断面図であ
る。

【図９】本発明に使用される板バネの他の形状の一例を
示す側面図である。

【図１０】（ａ）および（ｂ）は、既に提案されている
光ピックアップガイド用シャフトの高さ方向角度調整機
構を示す側面図および切断線Ａ−Ａに沿った断面図であ
る。

【符号の説明】

２５ベース２５２突出部３５光ピックアップガイド用シャフト６１押さえバネ６１１平板部６１２平板部６２位置調整ボルト８１支持台８１２突出部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】光ピックアップが所定方向に沿って移動
するようガイドする光ピックアップガイド用のシャフト
を、第１および第２の面を持つ板状のベースの該第１の
板面に対して高さ方向の角度位置を調整可能に保持固定
するための光ピックアップガイド用シャフトの高さ方向
角度調整機構において、前記ベースをその板厚方向に貫通するように形成された
ネジ穴に螺合するボルトと、前記ベースの前記第１の板面上に取り付けられ、当該第
１の板面上に配置された前記シャフトの側面を、該シャ
フトが該第１の板面に近づく方向に付勢する弾性部材と
を有し、前記ボルトの上側端面および前記弾性部材は、協働し
て、前記シャフトを保持し、前記ボルトを回転させることにより、前記シャフトの高
さ方向の角度位置を調整できるようにしたことを特徴と
する光ピックアップガイド用シャフトの高さ方向角度調
整機構。
【請求項２】前記ボルトは、ネジ頭が無いと共に、下
側端面にボルトを回転させるための工具に係合するため
の凹部が形成されている請求項１に記載の光ピックアッ
プガイド用シャフトの高さ方向角度調整機構。
【請求項３】前記弾性部材は、板バネであって、前記
ベースの前記第１の板面に固定される第１の平板部と、
該第１の平面部に連続し、前記ベースの板面と成す角が
９０度よりも小さい第２の平板部とを備えており、前記
ベースの該第１の板面上には、該板バネの該第２の平板
部および前記ボルトの上側端面と協働して前記シャフト
を保持するための突出部が形成されている請求項１また
は２に記載の光ピックアップガイド用シャフト高さ方向
角度調整機構。