JP2002127352A - 製版装置・孔版印刷装置・製版方法 - Google Patents

製版装置・孔版印刷装置・製版方法

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JP2002127352A
JP2002127352A JP2000328503A JP2000328503A JP2002127352A JP 2002127352 A JP2002127352 A JP 2002127352A JP 2000328503 A JP2000328503 A JP 2000328503A JP 2000328503 A JP2000328503 A JP 2000328503A JP 2002127352 A JP2002127352 A JP 2002127352A
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JP
Japan
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resin film
plate
thermoplastic resin
heat
stencil master
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JP2000328503A
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Inventor
Tomiya Mori
富也 森
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Tohoku Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Tohoku Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 独立したドット状の穿孔を形成することな
く、印刷用紙へのインキの転写量を抑制し、ベタ画像の
埋まりが良く、且つ、裏写りを抑制できる印刷画像が得
られるようにする。 【解決手段】 熱可塑性樹脂フィルム200の上に熱可
塑性樹脂からなる多孔性樹脂膜202を積層した感熱性
孔版マスタ61を用い、隣接する穿孔間の隙間が狭くな
るように、又は隣接する穿孔が連続するように製版す
る。穿孔面積を大きくしたことによるインキ転写量の過
剰は、空隙202bを有する多孔性樹脂膜202の厚み
によって調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱性孔版マスタ
の製版に用いられる製版装置、該製版装置を備えた孔版
印刷装置、感熱性孔版マスタの製版方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の製版装置では、感熱性孔版マス
タの熱可塑性樹脂フィルム(以下、単にフィルムともい
う)に加熱手段としてのサーマルヘッドを接触させ、画
像信号に応じて該サーマルヘッドの微小な発熱体を発熱
させ、熱可塑性樹脂フィルムを位置選択的に溶融してド
ット状の穿孔を形成し、上記画像信号に応じた穿孔パタ
ーンを得るようになっている。感熱性孔版マスタは、上
記熱可塑性樹脂フィルムに、天然繊維又は合成繊維ある
いはこれらを混抄したインキ通過性支持体(多孔性支持
体)としての多孔性薄葉紙を接着剤で貼り合わせた構造
となっている。
【0003】製版された感熱性孔版マスタは印刷ドラム
の外周面に巻装され、印刷ドラムの内周側からインキが
供給される。プレスローラ等の押圧部材により印刷用紙
が印刷ドラムに押圧され、上記穿孔パターンを介して滲
み出したインキにより上記画像信号に応じたインキ画像
が印刷用紙上に形成される。
【0004】製版装置の構成及び機能を具体的且つ簡単
に説明すると、図7に示すように、サーマルヘッド30
0とプラテンローラ302との間に感熱性孔版マスタ3
04をそのフィルム面側がサーマルヘッド300と接触
するように挟み、プラテンローラ302及び搬送ローラ
対306により、副走査方向(矢印A方向)へサーマル
ヘッド300に対して所定のピッチを以て相対的に移動
させながら製版するようになっている。サーマルヘッド
300は、主走査方向(感熱性孔版マスタ304の搬送
方向と直交するマスタ幅方向)に配置された複数の微小
な発熱体308を有しており、画像信号に対応した各発
熱体308の選択的な発熱作用により、感熱性孔版マス
タ304の熱可塑性樹脂フィルムにドット状の穿孔が形
成される。孔版印刷装置の製版装置としては、一般に、
ファクシミリ用のものが応用されている。
【0005】次に、感熱性孔版マスタ304の熱可塑性
樹脂フィルムに形成されるドット状の穿孔の形成メカニ
ズムを簡単に説明する。サーマルヘッド300の発熱体
308への通電が開始され、該発熱体308に接触する
熱可塑性樹脂フィルムの温度が収縮開始温度を上回る
と、熱可塑性樹脂フィルムの発熱体308の中心部に対
応する位置に微小な穴が生じ、これが拡大成長する。発
熱体308への通電が停止され、熱可塑性樹脂フィルム
の温度が収縮停止温度を下回ると、上記拡大成長が停止
し、ある径を持った穿孔が形成される。
【0006】上述のような多孔性薄葉紙を接着剤で貼り
合わせた構造のマスタでは、図8に示すように、和紙繊
維S間の空隙Yが熱可塑性樹脂フィルム310の穿孔3
10aの径Dよりも大きく、さらに、穿孔不良を防止す
るために、極力フィルム310と和紙繊維Sとの接触箇
所を少なくしている。このため、黒ベタ画像部の製版で
は、熱可塑性樹脂フィルムに主走査方向及び副走査方向
に隙間なく連続した大きな穿孔部を形成した場合、熱可
塑性樹脂フィルムの穿孔部を通して印刷用紙に転移され
るインキの量は穿孔部が連続した大きなものであるほど
多くなることから、主走査方向及び副走査方向に隙間な
く連続した大きな穿孔部による黒ベタ画像部において
は、印刷用紙に転移されるインキの量が過剰になる。こ
れは、次に印刷されて上部に積載される印刷用紙の裏面
を汚す裏写りの現象を顕著にするという問題を引き起こ
す。
【0007】また、黒ベタ画像部だけでなく、文字画
像、線画像においても熱可塑性樹脂フィルムの穿孔が主
走査方向、副走査方向に連続したものであると、印刷画
像に太り、潰れが生じる。また、大きな穿孔の形成に伴
い、溶融して浮遊状態となって拠り所のない流動フィル
ムが多孔性支持体の繊維に絡み付いて再度フィルム膜又
はフィルム塊を形成することがある。これは印刷時にお
ける黒ベタ画像部に不要な白画像部分を形成する、いわ
ゆる和紙目の発生原因になる。さらには、図9に示すよ
うな画像312(製版部)の中に非画像部314(無製
版部)がある場合には、非画像部を形成するフィルムが
印刷が進むにつれて多孔性支持体から剥がれてしまう問
題があった。
【0008】このような問題を解消すべく、特許公報第
2732532号には、サーマルヘッドに設けられた各
発熱体の副走査方向の長さを副走査方向に隣接する2つ
のドット状の穿孔間に未製版部分からなる隙間部分が設
けられるように副走査方向のドットピッチより短くし、
独立した穿孔を形成する技術が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】独立した穿孔を形成す
れば上記裏写り等の問題を抑制することができるが、こ
のような穿孔状態のマスタを用いて印刷を行った場合、
図10に示すように、それぞれが完全に独立したドット
状の穿孔310aで黒ベタ画像部の印刷を行うことにな
るため、ベタ部等で埋まりの悪い画像になってしまうと
いう問題が新たに生じた。この傾向は、インクジェット
専用用紙等、比較的滲みの少ない印刷用紙に印刷した場
合には顕著である。従って、印刷用紙の種類が制限され
るという問題も新たに生じた。
【0010】そこで、本発明は、印刷用紙の種類に拘ら
ずベタ部での埋まりが良く且つ過剰なインキ転移量の抑
制もでき、原稿画像に対して忠実な印刷画像が得られる
孔版印刷装置、製版装置、製版方法の提供を、その主な
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、独立した穿孔
を形成するという思想とは逆に、穿孔を意図的に接近又
は連続させ、ベタ部での埋まりの良さを確保し、インキ
転写量を多孔性支持体の特性によって抑制することを特
徴としている。具体的には、請求項1記載の発明では、
感熱性孔版マスタに画像情報に基づいて加熱手段により
ドット状の穿孔を形成して製版する製版装置において、
上記感熱性孔版マスタは、少なくとも熱可塑性樹脂フィ
ルムの上に熱可塑性樹脂からなる多孔性樹脂膜を積層し
てなり、隣接する穿孔間の隙間が狭くなるように製版す
る、という構成を採っている。
【0012】請求項2記載の発明では、感熱性孔版マス
タに画像情報に基づいて加熱手段によりドット状の穿孔
を形成して製版する製版装置において、上記感熱性孔版
マスタは、少なくとも熱可塑性樹脂フィルムの上に熱可
塑性樹脂からなる多孔性樹脂膜を積層してなり、隣接す
る穿孔が連続するように製版する、という構成を採って
いる。
【0013】請求項3記載の発明では、感熱性孔版マス
タに画像情報に基づいて加熱手段によりドット状の穿孔
を形成して製版する製版装置において、上記感熱性孔版
マスタは、少なくとも熱可塑性樹脂フィルムの上に熱可
塑性樹脂からなる多孔性樹脂膜を積層してなり、穿孔時
における該熱可塑性樹脂フィルムの穿孔間の隙間部位の
温度が該熱可塑性樹脂フィルムの収縮停止温度を上回る
ように上記加熱手段へ穿孔エネルギーを与える、という
構成を採っている。
【0014】請求項4記載の発明では、請求項1乃至3
のうちの一つに記載の製版装置において、上記多孔性樹
脂膜の空隙が、上記熱可塑性樹脂フィルムの穿孔径より
も小さい、という構成を採っている。
【0015】請求項5記載の発明では、請求項4記載の
製版装置において、上記空隙の平均径が2μm以上50
μm以下である、という構成を採っている。
【0016】請求項6記載の発明では、製版装置により
製版された感熱性孔版マスタを印刷ドラムの外周面に巻
装し、印刷ドラムの内部からインキを供給して印刷を行
う孔版印刷装置において、上記製版装置が、請求項1乃
至5のうちの一つに記載の製版装置である、という構成
を採っている。
【0017】請求項7記載の発明では、感熱性孔版マス
タに画像情報に基づいて加熱手段によりドット状の穿孔
を形成して製版する製版方法において、上記感熱性孔版
マスタとして、少なくとも熱可塑性樹脂フィルムの上に
熱可塑性樹脂からなる多孔性樹脂膜を積層したものを用
い、隣接する穿孔間の隙間が狭くなるように製版する、
という手順を採っている。
【0018】請求項8記載の発明では、感熱性孔版マス
タに画像情報に基づいて加熱手段によりドット状の穿孔
を形成して製版する製版方法において、上記感熱性孔版
マスタとして、少なくとも熱可塑性樹脂フィルムの上に
熱可塑性樹脂からなる多孔性樹脂膜を積層したものを用
い、隣接する穿孔が連続するように製版する、という構
成を採っている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図に基づいて本発明の一実
施形態を説明する。まず、図1に基づいて、本実施形態
における製版装置及びこれを備えた孔版印刷装置(請求
項6)の全体構成及び孔版印刷プロセスの概要を説明す
る。装置本体50の上部には原稿読取部80が設けられ
ており、その下方中央部には多孔性の印刷ドラム101
を有する印刷ドラム部100が設けられている。印刷ド
ラム部100の上方右側には製版装置としての製版給版
部90が設けられ、印刷ドラム部100の上方左側には
排版部70が設けられている。また、製版給版部90の
下方には給紙部110が、印刷ドラム部100の下方に
は印圧部120が、排版部70の下方には排紙部130
が、それぞれ設けられている。
【0020】次に、孔版印刷装置の印刷動作を説明す
る。先ず、原稿読取部80の上部に配置された図示しな
い原稿載置台に、印刷すべき画像を持った原稿60を載
置し、図示しない操作パネル上の製版スタートキーを押
す。この製版スタートキーの押下に伴い、先ず排版工程
が実行される。すなわち、この状態においては、印刷ド
ラム部100の印刷ドラム101の外周面に前回の印刷
で使用された使用済み感熱性孔版マスタ61bが装着さ
れたまま残っている。
【0021】印刷ドラム101が反時計回りに回転し、
印刷ドラム101の外周面の使用済み感熱性孔版マスタ
61bの後端部が排版剥離ローラ対71a,71bに近
づくと、この排版剥離ローラ対71a,71bは回転し
つつ一方の排版剥離ローラ対71aで使用済み感熱性孔
版マスタ61bの後端部をすくい上げられる。使用済み
感熱性孔版マスタ61bは、排版剥離ローラ対71a,
71bの左側に配設された排版コロ対73a,73bと
排版剥離ローラ対71a,71bとの間に掛け回された
排版搬送ベルト対72a,72bで矢印Y1方向へ搬送
されつつ排版ボックス74内へ排出され、印刷ドラム1
01の外周面から引き剥がされて排版工程が終了する。
このとき、印刷ドラム101は反時計回り方向への回転
を続けている。剥離排出された使用済み感熱性孔版マス
タ61bは、その後、圧縮板75により排版ボックス7
4の内部で圧縮される。
【0022】排版工程と並行して、原稿読取部80で原
稿読み取りが行われる。すなわち、図示しない原稿載置
台に載置された原稿60は、分離ローラ81、前方原稿
搬送ローラ対82a,82b及び後方原稿搬送ローラ対
83a,83bのそれぞれの回転により矢印Y2からY
3方向に搬送されつつ露光読み取りに供される。このと
き、原稿60が多数あるときは、分離ブレード84の作
用でその最下部の原稿のみが搬送される。原稿60の画
像読み取りは、コンタクトガラス上を搬送されつつ、蛍
光灯86により照明された原稿60の表面からの反射光
を、ミラー87で反射させ、レンズ88を通してCCD
(電荷結合素子)から成る画像センサ89に入射させる
ことにより行われる。すなわち、原稿60の読み取り
は、周知である縮小式の原稿読取方式で行われ、その画
像が読み取られた原稿60は原稿トレイ80A上に排出
される。画像センサ89で光電変換さされた電気信号
は、装置本体50内の図示しないアナログ/デジタル
(A/D)変換基板に入力され、デジタル画像信号に変
換される。
【0023】一方、この画像読み取り動作と並行して、
デジタル信号化された画像情報に基づき製版及び給版工
程が行われる。すなわち、製版給版部90の所定部位に
セットされた感熱性孔版マスタ61は、ロール状態から
引き出され、加熱手段としてのサーマルヘッド91に感
熱性孔版マスタ61を介して押圧されているプラテンロ
ーラ92、及び送りローラ対93a,93bの回転によ
り搬送路の下流側に搬送される。このように搬送される
感熱性孔版マスタ61に対して、サーマルヘッド91に
ライン状に並んだ複数個の微小な発熱体が、図示しない
A/D変換基板から送られてくるデジタル画像信号に応
じて各々選択的に発熱し、発熱した発熱体に接触してい
る感熱性孔版マスタ61の熱可塑性樹脂フィルム及び多
孔性樹脂膜(後述)が溶融穿孔される。このように、画
像情報に応じた感熱性孔版マスタ61の位置選択的な溶
融穿孔により、画像情報が穿孔パターンとして書き込ま
れる。
【0024】サーマルヘッド91は、従来、一般にファ
クシミリ等に使用されているもので、図2に示すよう
に、ドットピッチPAを以て主走査方向に一列に配列さ
れた複数の発熱体132を有しており、各発熱体132
には個別に電力を供給すべく、その副走査方向の両端に
電極134がそれぞれ接続されている。発熱体132の
縦横比(発熱体132の主走査方向の長さをa、副走査
方向の長さをbとした場合のa:b)は1:2程度とな
っている。このタイプのサーマルヘッド91では、図3
に示すように、主走査方向のドットピッチPAと副走査
方向のドットピッチPBは、ほぼ等しくなされているた
め、各発熱体132によるフィルムに対する加熱領域
は、副走査方向に一定距離毎にオーバーラップ部分Lを
有することになる。上記オーバーラップ部分Lにおける
溶融作用により、副走査方向方向に連続した穿孔を熱可
塑性樹脂フィルムに形成することができる。
【0025】上記特許公報第2732532号には、従
来技術とその問題点の欄において、「従来のサーマルヘ
ッドでは、感熱孔版原紙に与えられる単位面積当たりの
熱エネルギーが大きく、このため主走査方向に互いに隣
接する発熱体が同時に発熱すると、熱可塑性樹脂フィル
ムの表面温度が同時に発熱する二つの発熱体の主走査方
向の隙間部分でも収縮停止温度tbを上回る場合があ
る。この場合には、その二つの発熱体による熱可塑性樹
脂フィルムの穿孔の成長がその二つの発熱体の主走査方
向の隙間部分で停止せず、穿孔が互いに隣接する穿孔ま
で到達し、この結果、主走査方向に連続した大きい穿孔
が形成されることになる。」の記載があり、これを解消
すべく、独立した穿孔を形成するようにしたものであ
る。本実施形態では、従来のサーマルヘッドにおける単
位面積当たりの熱エネルギーの過大さによる穿孔間の接
近又は穿孔の連続をそのまま活かし、あるいは意図的に
熱エネルギーを大きくし、それによる不具合を多孔性支
持体の構造特性によって解消するものである。
【0026】本実施形態における感熱性孔版マスタ61
は、図4(a)に示すように、熱可塑性樹脂フィルム2
00の上(一面側)に、支持シートとして熱可塑性樹脂
からなる多孔性樹脂膜202を積層した構造となってい
る(請求項1,2,3)。多孔性樹脂膜202は、熱可
塑性樹脂である樹脂膜構成要素202aと、樹脂膜構成
要素202a間に存在する空隙202bから構成されて
いる。多孔性樹脂膜202は、溶剤に溶かした樹脂を析
出させ、凝結させる等により形成されるもので、膜の内
部及び表面に多数の空隙202bを持つ構造を有してい
る。インキの通過性の観点から、膜内において厚さ方向
に空隙202bが連続しており、且つ、熱可塑性樹脂フ
ィルム200を床とした場合に天井方向に空隙202b
が貫通しているものが望ましい。
【0027】多孔性樹脂膜202と熱可塑性樹脂フィル
ム200との境界においては、サーマルヘッド91によ
る穿孔を阻害しない範囲で、多孔性樹脂膜202の樹脂
膜構成要素202aが熱可塑性樹脂フィルム200を覆
って閉鎖していてもよい。サーマルヘッド91による穿
孔を阻害しない、熱可塑性樹脂フィルム200を覆う多
孔性樹脂膜202を構成する樹脂の厚さは、樹脂の種
類、熱可塑性樹脂フィルム200の熱感度等によって異
なるが、一般には熱可塑性樹脂フィルム200と合わせ
た厚みが7μm以下である。
【0028】多孔性樹脂膜202の平均孔径、すなわち
空隙202bの平均径は、穿孔径より小さいことが望ま
しく、2μm以上50μm以下、望ましくは5μm以上
30μm以下である(請求項4,5)。平均孔径が2μ
mに満たない場合にはインキ通過性が悪い。そのため、
十分なインキ通過量を得るために低粘度インキを用いれ
ば、画像に滲みが生じたり、印刷中に印刷ドラム101
の側部や巻装されているマスタ61の後端からインキが
滲み出す現象が生じる。また、多孔性樹脂膜202内の
空隙率が低くなることが多く、サーマルヘッド91によ
る穿孔を阻害し易くなる。
【0029】一方、平均孔径が50μmを超える場合に
は、多孔性樹脂膜202によるインキの転写量の抑制効
果が低くなり、印刷時に印刷ドラム101とフィルム2
00の間のインキが過剰に押し出され、裏汚れや滲み等
の不具合が発生する。平均孔径が穿孔径よりも大きくな
ると、フィルム200の脱落等が発生する。ちなみに、
穿孔径は400dpi時で55〜70μmである。すな
わち、平均孔径は小さすぎても大きすぎても良好な印刷
品質が得られない。特に、多孔性樹脂膜202内の空隙
202bの平均孔径が20μm以下である場合、多孔性
樹脂膜202が厚い程インキが通りにくくなるので、多
孔性樹脂膜202の厚みによってインキの印刷用紙への
転写量を制御することができる。
【0030】多孔性樹脂膜202の厚みが不均一である
と印刷ムラを生じることがあるので、厚みは均一である
ことが望ましい。本実施形態における支持体としての多
孔性樹脂膜202の厚さは、2μm以上、100μm以
下、望ましくは5μm以上、50μm以下である。5μ
mに満たない場合は、サーマルヘッド91による穿孔後
に穿孔部(穿孔)の背後に多孔性樹脂膜202が残りに
くく、インキ転写量が制御されずに印刷物の裏汚れが発
生しやすい。多孔性樹脂膜202の密度は、通常0.0
1g/cm3 以上、1g/cm3 以下で、望ましくは
0.1g/cm3 以上、0.7g/cm3 以下である。
密度が0.01g/cm3 未満であると膜の強度が不足
し、また膜自体も壊れやすい。
【0031】図5は、本実施形態における感熱性孔版マ
スタ61の熱可塑性樹脂フィルム200での穿孔状態を
示している。本実施形態では、感熱性孔版マスタ61に
与えられる単位面積当たりの熱エネルギーを意図的に大
きくし、サーマルヘッド91の主走査方向に互いに隣接
する発熱体132が同時に発熱すると、熱可塑性樹脂フ
ィルム200の表面温度が同時に発熱する二つの発熱体
132の主走査方向の隙間部分でも収縮停止温度を上回
るように設定している(請求項3)。従来構成のサーマ
ルヘッド91が実際使用においてこの条件を満たす場合
にはそのまま使用すればよい。このため、図5に示すよ
うに、穿孔間の隙間が狭くなった独立穿孔200aや
(請求項1,7)、副走査方向に連続した穿孔200
b、主走査方向に連続した穿孔200c、副走査方向及
び主走査方向に連続した穿孔200d(請求項2.8)
等が混在した穿孔状態が得られる。勿論、上記複数種の
穿孔形状のうちいずれか一つのものが形成されるように
サーマルヘッド91へ供給する穿孔エネルギーを調整し
てもよい。なお、図5では分かりやすいように、多孔性
樹脂膜202を省略している。
【0032】図6は、図5において多孔性樹脂膜202
を付加した状態、すなわち感熱性孔版マスタ61の実際
の状態を示している。熱可塑性樹脂フィルム200での
穿孔状態は上述のように、インキの印刷用紙への転写量
を過剰とする穿孔状態であるが、多孔性樹脂膜202の
空隙202bの孔径は各穿孔径より小さいものとなって
いる。これにより、インキ転写量が多孔性樹脂膜202
によって抑制され、ベタ部での埋まりが良く且つ過剰な
インキ転移量の抑制がなされる。
【0033】多孔性樹脂膜202は、サーマルヘッド9
1による多孔性樹脂膜202の穿孔をより効果的にする
ため、その少なくとも一部分、すなわち熱可塑性樹脂フ
ィルム200と接触する部分において、150℃以下の
温度で軟化することが望ましい。なお、空隙202bの
孔径、形状、強度、コシ等を調節するために、多孔性樹
脂膜202中に顔料を含ませてもよい。
【0034】多孔性樹脂膜202の材料の主成分となる
プラスチックとしては、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブテン、スチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポ
リ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビ
ニル、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール、
塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー、塩化ビニル−塩化
ビニリデンコポリマー、塩化ビニル−アクリロニトリル
コポリマー、スチレン−アクリロニトリルコポリマー等
のようなビニル系樹脂、ポリアクリロニトリル、ポリア
クリル酸系プラスチック、ジエン系プラスチック、ポリ
ブチレン、ナイロン等のポリアミド、ポリエステル、ポ
リフェニレンオキサイド、(メタ)アクウリル酸エステ
ル、ポリカーボネート、ポリアセタール、フッ素系樹
脂、ポリウレタン系プラスチック、各種天然プラスチッ
ク、天然ゴム系プラスチック、各種熱可塑性エラストマ
ー、アセチルセルロース、アセチルブチルセルロース、
アセチルプロピルセルロース等のセルロース誘導体、微
生物プラスチックなどや、これらのポリマーを含むコポ
リマーなどが挙げられる。その他、各種脂肪酸、ワック
スなど各種炭水化物、各種タンパク質も使用できる。
【0035】多孔性樹脂膜202の製造工程における樹
脂溶液中には、必要に応じてフィラーを添加してもよ
い。この添加は、乾燥過程で生成する多孔性樹脂膜の形
状、強度、孔径の大きさに影響を与えるものである。具
体的には、酸化亜鉛、二酸化チタン、炭化カルシウム、
シリカ等の無機化合物、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニ
ル、ポリアクリル酸メチル等の有機ポリマー粒子であ
る。マイクロカプセル、マツモトマイクロスファイアー
(松本油脂製薬株式会社製)も有効に利用できる。さら
に、多孔性樹脂膜202には、穿孔を阻害しない範囲内
で、帯電防止剤、スティック防止剤、界面活性剤、防腐
剤、消泡剤等などを併用することができる。
【0036】本実施形態における熱可塑性樹脂フィルム
200としては、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体
フィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエステルフィ
ルム等の従来より感熱孔版印刷用感熱性孔版マスタに使
用されているものが使用できる。フィルムの厚さは、
0.5〜10μm、さらに好ましくは、1.0〜7.0
μmである。0.5μm未満では薄すぎて樹脂液の塗布
が困難であり、10μmを超えると、サーマルヘッド9
1での穿孔が困難となる。フィルムの表面に、サーマル
ヘッド91とのスティックを防止するスティック防止層
を設けることができる。この場合、使用されるスティッ
ク防止剤としては、従来の感熱孔版印刷用感熱性孔版マ
スタで一般的に使用されているものが使用できる。例え
ば、シリコーン系離型剤、フッ素離型剤、リン酸エステ
ル系界面活性剤等が使用できる。
【0037】多孔性樹脂膜202を熱可塑性樹脂フィル
ム200の表面に積層した後に、多孔性樹脂膜202の
表面に公知の方法で製造された繊維状物質で形成された
多孔性繊維膜をラミネートしてもよい。多孔性繊維膜と
しては、ガラス、セピオライト、各種金属などの鉱物繊
維、羊毛、絹などの動物繊維、綿、麻などの植物繊維、
スフ、レーヨンなどの再生繊維、ポリエステル、ポリビ
ニルアルコール、アクリルなどの合成繊維、カーボンフ
ァイバーなどの半合成繊維、ウイスカ構造を有する無機
繊維などの薄葉紙が挙げられる。この場合の繊維状物質
の太さは穿孔直径、フィルムの厚さなどにより適当なも
のを選択する必要があるが、直径20μm以下、好まし
くは1〜10μmである。直径が1μmより小さいと引
っ張り強度が弱く、20μmより大きいとインキの通過
が妨げられて画像にいわゆる繊維による白抜け(繊維
目)が現れたりする。繊維状物質の直径はデニールと比
重から円直径に換算してもよい。また、繊維状物質の長
さは、0.1〜2mmが適当であり、これより長いと分
散が均一に行われにくい。
【0038】孔版印刷装置において、印刷画像の画像濃
度は感熱性孔版マスタから滲み出るインキの量により決
定される。感熱性孔版マスタから滲み出るインキ量は、
感熱性孔版マスタに形成された穿孔パターンを構成する
熱可塑性樹脂フィルム200の個々の微小な孔の開口面
積と、多孔性樹脂膜202の上記孔上の空隙202bに
比例する。従って、画像濃度の濃い印刷画像は、図4
(c)に示すように、穿孔パターンを形成する熱可塑性
樹脂フィルム200及び多孔性樹脂膜202の個々の孔
を大きくすることにより得られ、逆に画像濃度の薄い印
刷画像は、図4(b)に示すように、穿孔パターンを形
成する熱可塑性樹脂フィルム200及び多孔性樹脂膜2
02の個々の孔を小さくすることにより得られる。換言
すれば、所望する印刷画像の画像濃度の一々に応じてサ
ーマルヘッド91の個々の発熱部の温度に対応する穿孔
エネルギー、すなわち最適な印刷画像を得るための穿孔
パターンの孔の大きさを定めることができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、熱可塑性樹脂フィルム
における隣接する穿孔間の隙間が狭くなるように又は隣
接する穿孔が連続するよう製版することとし、インキ転
写量の過剰を多孔性樹脂膜により制御する構成としたの
で、ベタ画像の埋まりが良く、更に、印刷用紙に対する
インキ転写量が過剰になることを回避でき、裏写りを抑
制することができる。また、独立のドット状に転移した
インキの集合体の滲みにより印刷する場合に比べて、最
小限のインキ転写量で原稿画像に忠実で鮮明な印刷画像
を得ることができる。また、従来のサーマルヘッドをそ
のまま使用できるので、サーマルヘッドの構造を可変す
ることなく低コストで上記効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る孔版印刷装置の概要
正面図である。
【図2】サーマルヘッドの要部概要平面図である。
【図3】サーマルヘッドにおける発熱体の副走査方向と
主走査方向のピッチを示す概要平面図である。
【図4】感熱性孔版マスタを示す概要断面図で、(a)
は穿孔前の状態を示す図、(b)は印刷濃度が薄い場合
の穿孔状態を示す図、(c)は印刷濃度が濃い場合の穿
孔状態を示す図である。
【図5】熱可塑性樹脂フィルムにおける穿孔状態を示す
概要平面図である。
【図6】図5において多孔性樹脂膜と共に示した概要平
面図である。
【図7】従来における製版装置の要部正面図である。
【図8】従来における感熱性孔版マスタの穿孔状態を示
す印刷ドラム側から見た要部平面図である。
【図9】ベタ部に白抜き画像がある場合の印刷状態を示
す平面図である。
【図10】従来における感熱性孔版マスタの穿孔状態を
示す熱可塑性樹脂フィルムのみの概要平面図である。
【符号の説明】
61 感熱性孔版マスタ 91 加熱手段としてのサーマルヘッド 202 多孔性樹脂膜 202a,202b,202c、202d 穿孔 200 熱可塑性樹脂フィルム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感熱性孔版マスタに画像情報に基づいて加
    熱手段によりドット状の穿孔を形成して製版する製版装
    置において、 上記感熱性孔版マスタは、少なくとも熱可塑性樹脂フィ
    ルムの上に熱可塑性樹脂からなる多孔性樹脂膜を積層し
    てなり、隣接する穿孔間の隙間が狭くなるように製版す
    ることを特徴とする製版装置。
  2. 【請求項2】感熱性孔版マスタに画像情報に基づいて加
    熱手段によりドット状の穿孔を形成して製版する製版装
    置において、 上記感熱性孔版マスタは、少なくとも熱可塑性樹脂フィ
    ルムの上に熱可塑性樹脂からなる多孔性樹脂膜を積層し
    てなり、隣接する穿孔が連続するように製版することを
    特徴とする製版装置。
  3. 【請求項3】感熱性孔版マスタに画像情報に基づいて加
    熱手段によりドット状の穿孔を形成して製版する製版装
    置において、 上記感熱性孔版マスタは、少なくとも熱可塑性樹脂フィ
    ルムの上に熱可塑性樹脂からなる多孔性樹脂膜を積層し
    てなり、穿孔時における該熱可塑性樹脂フィルムの穿孔
    間の隙間部位の温度が該熱可塑性樹脂フィルムの収縮停
    止温度を上回るように上記加熱手段へ穿孔エネルギーを
    与えることを特徴とする製版装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のうちの一つに記載の製版
    装置において、 上記多孔性樹脂膜の空隙が、上記熱可塑性樹脂フィルム
    の穿孔径よりも小さいことを特徴とする製版装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の製版装置において、 上記空隙の平均径が2μm以上50μm以下であること
    を特徴とする製版装置。
  6. 【請求項6】製版装置により製版された感熱性孔版マス
    タを印刷ドラムの外周面に巻装し、印刷ドラムの内部か
    らインキを供給して印刷を行う孔版印刷装置において、 上記製版装置が、請求項1乃至5のうちの一つに記載の
    製版装置であることを特徴とする孔版印刷装置。
  7. 【請求項7】感熱性孔版マスタに画像情報に基づいて加
    熱手段によりドット状の穿孔を形成して製版する製版方
    法において、 上記感熱性孔版マスタとして、少なくとも熱可塑性樹脂
    フィルムの上に熱可塑性樹脂からなる多孔性樹脂膜を積
    層したものを用い、隣接する穿孔間の隙間が狭くなるよ
    うに製版することを特徴とする製版方法。
  8. 【請求項8】感熱性孔版マスタに画像情報に基づいて加
    熱手段によりドット状の穿孔を形成して製版する製版方
    法において、 上記感熱性孔版マスタとして、少なくとも熱可塑性樹脂
    フィルムの上に熱可塑性樹脂からなる多孔性樹脂膜を積
    層したものを用い、隣接する穿孔が連続するように製版
    することを特徴とする製版方法。
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