JP2000326474A - 感熱孔版原紙の製版方法および感熱製版装置 - Google Patents

感熱孔版原紙の製版方法および感熱製版装置

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JP2000326474A JP14130099A JP14130099A JP2000326474A JP 2000326474 A JP2000326474 A JP 2000326474A JP 14130099 A JP14130099 A JP 14130099A JP 14130099 A JP14130099 A JP 14130099A JP 2000326474 A JP2000326474 A JP 2000326474A
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Kunio Nomura
邦雄 野村
Shinichi Takizawa
真一 滝沢
Hikari Oike
光 大池
Tomiyuki Okada
富行 岡田
Yukio Irie
幸夫 入江
Yasuhiro Fujimoto
泰煕 藤本
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Riso Kagaku Corp
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Riso Kagaku Corp
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    • B41CPROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
    • B41C1/00Forme preparation
    • B41C1/14Forme preparation for stencil-printing or silk-screen printing
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感熱孔版原紙の製版方法および装置におい
て、簡易且つ低コストの方法で、ベタ印刷の均一性を維
持しつつ、裏移りや裏抜け等の問題を解消することがで
きるようにする。 【解決手段】 サーマルヘッド5として、このサーマル
ヘッド5により製版される感熱孔版原紙1上の1画素、
すなわち印刷画像の1画素に対して1組50の発熱体50
a,50bが形成され、この1画素分の各発熱体50a,50
bに電力を供給する個別電極53が共通に接続されたもの
を使用する。発熱体50a,50bからなる1組50で1画素
分の穿孔を行い、製版された感熱孔版原紙1を使用して
印刷を行うことにより、結果として高解像度の穿孔を行
うことができ、裏移り等の問題が解消される。スキャナ
等の解像度は個別電極53分の解像度で十分であるので、
低コストで実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の発熱体から
構成されたサーマルヘッドを使用して感熱孔版原紙に穿
孔して製版を行う方法および装置に関し、より詳細に
は、裏移り、裏抜け等の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、感熱製版装置として、多数の
抵抗発熱体から構成されたサーマルヘッドを、感熱孔版
原紙の熱可塑性樹脂フィルム側に圧接させ、穿孔するも
のが知られている。また、この感熱製版装置で製版され
た製版済原紙を使用して印刷を行う感熱孔版印刷装置も
知られている。
【0003】図8は、感熱製版装置の一例を示す概略構
成図である。感熱孔版原紙1は、対向して設けられた一
対の搬送ローラ2に挟持されつつ、不図示のモータによ
り駆動されたプラテンローラ3により矢印A方向に搬送
されて、プラテンローラ3とサーマルヘッド4間に搬送
される。これにより、原紙1の熱可塑性フィルム側とサ
ーマルヘッド4に設けられた抵抗発熱体40が圧接された
状態となる。
【0004】図9は上記サーマルヘッド4の拡大平面概
念図である。サーマルヘッド4は、原紙1の搬送方向す
なわち相対移動される方向を副走査方向,この副走査方
向に直交する方向を主走査方向として、長方形状の抵抗
発熱体40が主走査方向に一列に配列されている。抵抗発
熱体40の主走査方向のサイズAと配列ピッチpは、製版
装置の主走査方向の解像度に応じて決定され、副走査方
向のサイズBは、使用される感熱孔版原紙1の副走査方
向の送り間隔(搬送ピッチ)等により定まる解像度に応
じて決定される。
【0005】各抵抗発熱体40の副走査方向の片端には、
コモン電極42が各抵抗発熱体40に共通に接続され、他端
には個別電極43が各抵抗発熱体40毎に接続され、各抵抗
発熱体40に個別に電力を供給することができるように構
成されている。
【0006】感熱製版装置においては、不図示の駆動手
段によりサーマルヘッド4に設けられた抵抗発熱体40へ
電力を供給して抵抗発熱体40を発熱駆動し、この抵抗発
熱体40と直接接触する状態におかれた感熱孔版原紙1の
フィルムを熱により穿孔し、製版画像を形成する。各抵
抗発熱体40は製版画像の1画素に対応するので、製版画
像の主走査方向の画素は抵抗発熱体40によって決まる。
一方、副走査方向の画像形成は、感熱孔版原紙1を矢印
A方向に搬送することにより、実現している。
【0007】穿孔された感熱孔版原紙1は、感熱孔版印
刷装置(不図示)の版胴に巻装され、版胴からインクが
供給され、穿孔部からインクが印刷用紙に転写されるこ
とにより、印刷が行われる。
【0008】ここで、感熱孔版原紙1を使用して印刷さ
れた印刷画像の画素間の距離をpと表したときに、感熱
製版装置において印刷画像の主走査と副走査の解像度が
同一となるように感熱孔版原紙1を矢印A方向に搬送す
る場合、印刷画像の解像度は1/pと表すことができ
る。このような製版を行う装置を解像度1/pの感熱孔
版印刷装置といい、また印刷を行う装置を解像度1/p
の感熱孔版印刷装置という。なお、画素間の距離pは、
抵抗発熱体40の配列ピッチおよび感熱孔版原紙1上の主
走査方向の穿孔ピッチを表し、また製版された感熱孔版
原紙1を用いて印刷を行ったときには、主走査方向の印
刷ピッチを表すことになる。
【0009】例えば、図10に示すように、感熱孔版原
紙1の直径d1の穿孔径から印刷用紙に転写されたインク
は、印刷用紙上で直径d2に滲む。以下、印刷用紙上に転
写されたドットを印刷ドットいい、その直径(本例では
d2)を印刷ドット径という。一方、感熱孔版原紙1上に
穿孔されたドットを穿孔ドットといい、その直径(本例
ではd1)を穿孔ドット径という。
【0010】上述の解像度1/pの感熱孔版印刷装置で
ベタ印刷を行う場合、感熱製版装置においては、図11
(A)に示すように、感熱孔版原紙1上に穿孔される各
ドット間に所定の隙間が形成されたベタ製版を行う。そ
して、印刷用紙に転写されたインクの滲みを利用して感
熱孔版原紙1上の隙間を埋めることにより、図11
(B)に示すように、印刷用紙上において、隙間のない
均一なベタ印刷がなされるようにする。このとき、穿孔
ドット間の隙間が大きすぎると、印刷用紙上においても
隙間が生じ、均一なベタ印刷ができない。
【0011】印刷ドット径と穿孔ピッチの関係は、「印
刷ドット径=√2×穿孔ピッチ」を保つことが好まし
く、また、サーマルヘッド4を構成する抵抗発熱体40の
配列ピッチは装置毎に決まっており、自由に選択するこ
とができるというものではないので、穿孔ドット間の隙
間を適正に設定するためには、穿孔ドット径を適正に設
定する必要がある。つまり、感熱製版装置においては、
感熱孔版印刷装置のインクの滲みにより均一なべ夕印刷
を実現することができるように、穿孔ドット径(穿孔の
大きさ)を決定する必要がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】一方、均一なべ夕印刷
を行う場合において、解像度の低い300dpiの孔版印刷装
置と、解像度の高い600dpiの孔版印刷装置とを較べた場
合、300dpiの孔版印刷装置では、印刷用紙に転写される
インクの量が600dpiの孔版印刷装置よりも多く、印刷画
質の劣化や裏移り、裏ぬけ、こすれという問題を有する
ことが指摘されている。つまり、低解像度の孔版印刷装
置では、画像に悪影響を与えない範囲でインクの転移量
をできるだけ低く抑え、裏移り等を生じさせないという
ことと、べ夕印刷の均一性を維持することの両立を図る
ことが困難になっている。
【0013】この問題を解決するために、感熱製版装置
において、例えば印刷の1画素(主走査方向)に対して
2つの抵抗発熱体が割り当てられるように、抵抗発熱体
の配列ピッチが小さいサーマルヘッドを使用して、感熱
製版装置の解像度を上げる方法が考えられるが、この場
合には、スキャナや画像処理部も高解像度に対応しなく
てはならないため、コストが上昇してしまう。
【0014】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、低解像度の感熱製版装置を使用し低解像度の孔版
印刷を行う場合においても、簡易且つ安価な方法で、裏
移り等を生じさせないということとべ夕印刷の均一性を
維持することの両立を図ることができる製版方法および
装置を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者は、詳細は後述
するが、印刷画像の1画素に対応する1印刷ドットを、
複数の小径の印刷ドットで構成すると、裏移りや裏抜け
およびこすれに対する印刷性能が高解像度印刷時と同様
によくなり、且つベタ均一性を維持することができると
いうことを発見した。本発明は、この新たな知見に基づ
いて成されたものである。すなわち、本発明による感熱
孔版原紙の製版方法は、多数の発熱体から構成されたサ
ーマルヘッドを使用して、感熱孔版原紙に穿孔して製版
を行う方法であって、サーマルヘッドとして、当該サー
マルヘッドにより製版される感熱孔版原紙上の画像の1
画素に対して複数の発熱体が形成されて成ると共に、該
1画素の各発熱体に電力を供給する個別電極が共通に接
続されて成るものを使用し、1画素毎の複数の発熱体に
よって当該1画素分の穿孔を行うようにしたことを特徴
とするものである。
【0016】本発明による感熱孔版原紙の製版方法にお
いては、主走査および副走査の両方向をバランスよく穿
孔することができるように、1画素の主走査方向画素長
すなわち主走査方向の画素の長さをa、副走査方向画素
長すなわち副走査方向の画素の長さをbとし、さらに、
サーマルヘッドの各発熱体により穿孔された感熱孔版原
紙の各孔の面積をS、1画素当たりの主走査方向の分割
数をn、副走査方向の分割数をm(但しn,mは整数で
あって、2≦n、1≦m)としたとき、穿孔を、主走査
方向長をa/n、副走査方向長をb/mとした(a/
n)×(b/m)の領域に対して、式 S/〔{(a/n)×(b/m)}〕×100=Q
[%] で求められる開口率Qの値が、20%≦Q≦70%の範
囲となるように行うことが望ましい。
【0017】本発明による感熱製版装置は、上記製版方
法を実現する装置、すなわち多数の発熱体から構成され
たサーマルヘッドを使用して、感熱孔版原紙に穿孔して
製版を行う感熱製版装置であって、サーマルヘッドが、
当該サーマルヘッドにより製版される感熱孔版原紙上の
画像の1画素に対して複数の発熱体が形成されて成ると
共に、該1画素の各発熱体に電力を供給する個別電極が
共通に接続されて成るものであることを特徴とするもの
である。
【0018】本発明による感熱製版装置においては、1
画素の主走査方向画素長をa、副走査方向画素長をbと
し、さらに、サーマルヘッドの各発熱体により穿孔され
た感熱孔版原紙の各孔の面積をS、1画素当たりの主走
査方向の分割数をn、副走査方向の分割数をm(但し
n,mは整数であって、2≦n、1≦m)としたとき、
穿孔を、主走査方向長をa/n、副走査方向長をb/m
とした(a/n)×(b/m)の領域に対して、式 S/〔{(a/n)×(b/m)}〕×100=Q
[%] で求められる開口率Qの値が、20%≦Q≦70%の範
囲となるように行なわしめる制御手段を備えたものとす
るのが望ましい。
【0019】開口率Qの値が上述の範囲内となるように
制御する際には、サーマルヘッドを構成する発熱体に供
給される電力を制御すると共に、感熱孔版原紙の副走査
方向への搬送量を制御するのが望ましい。
【0020】
【発明の効果】本発明による感熱孔版原紙の製版方法お
よび感熱製版装置によれば、感熱孔版原紙上の画像の1
画素に対して複数の発熱体が形成されて成ると共に、該
1画素の各発熱体に電力を供給する個別電極が共通に接
続されて成るサーマルヘッドを使用して、1画素毎の複
数の発熱体によって当該1画素分の穿孔を行うようにし
たので、印刷画像の1画素に対応する1印刷ドットを複
数の小径の印刷ドットで構成することが可能となり、上
記知見のように、裏移りや裏抜けおよびこすれに対する
印刷性能が改善され、且つベタ印刷の均一性を維持する
ことができる。
【0021】また、1画素の各発熱体に電力を供給する
個別電極が共通に接続されて成るサーマルヘッドを使用
しているので、発熱体の配列ピッチは小さく高解像度の
穿孔(高解像度製版)が可能であるが、各画素毎に、1
つの個別電極を介して複数の発熱体に電力供給を行うこ
とができるので、スキャナや画像処理部の解像度は個別
電極分の解像度で十分であるので、スキャナ等を高解像
度に対応させる必要が無く、コスト上昇を招くことがな
い。
【0022】また、開口率Qの値が上述の範囲内となる
ように制御するようにすれば、主走査および副走査の両
方向をバランスよく穿孔することができるようになり、
1画素を構成する1印刷ドットの形状を安定させること
ができ、ベタ画像のかすれもなく、さらに各穿孔の独立
性が保たれた状態で良好な印刷を行うことができるよう
になる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0024】上述したように、本発明は、1印刷ドット
を表す複数の小径印刷ドットと、裏移り等やベタ均一性
との関係についての新しい知見に基づいてなされたもの
である。最初に、この小径印刷ドットと裏移り等やベタ
均一性との関係について説明する。
【0025】印刷画像の解像度が、300dpi,400dpi,60
0dpiの各孔版印刷装置で、図5に示すように、印刷用紙
上において均一なべ夕を実現するよう、つまり、印刷ド
ット4つに挟まれた部分Xが極力小さくなり、且つ4つ
が同時に重ならないように、印刷ドット径=√2×穿孔
ピッチの関係を維持しつつ、各穿孔の大きさを設定し、
印刷用紙に転写されるインクの量、すなわちインク転移
量を測定した結果を図1に示す。
【0026】図1から明らかなように、解像度の低い感
熱孔版印刷装置では、印刷用紙に転写されるインクの量
(インク転移量)が多くなり、裏移り、裏ぬけ、こすれ
とべ夕の均一性の両立が困難になっている。逆に言う
と、ベタの均一性を同じにした場合、高解像度印刷は低
解像度印刷より裏移りや裏抜けが少なく、こすれに対し
ても優れている。
【0027】そこで、ある印刷画像の解像度が維持され
るように、図2(A)の太線で示す径の1印刷ドットと
略同等の面積となるように、図2(B)の細線で示す小
径の印刷ドットを4つ纏めて同図の太線で示す1印刷ド
ットを構成するようにして印刷を行ってみたところ、ベ
タ均一性が保たれたまま、裏移りや裏抜けおよびこすれ
に対する印刷性能が高解像度印刷時と同様によくなると
いう結果を得た。実験によりこの時の開孔率Qを「20
%≦Q≦70%」の範囲に収まる値にしたときに、良好
な印刷結果を得ることが確認されている。
【0028】次に、上記新しい知見に基づいて成された
本発明による感熱孔版原紙の製版方法および感熱製版装
置の実施の形態について説明する。
【0029】図3は、本発明による感熱製版装置の一実
施の形態を示す概略構成図である。
【0030】一対の搬送ローラ2およびプラテンローラ
3からなる搬送手段9は、モータ駆動手段8によりプラ
テンローラ3を回転駆動することにより感熱孔版原紙1
を矢印A方向のプラテンローラ3とサーマルヘッド5間
に搬送するものである。
【0031】図4は、上記感熱製版装置10に使用される
サーマルヘッド5の一部分を示す拡大平面図である。サ
ーマルヘッド5は、原紙1の搬送方向すなわち相対移動
される方向を副走査方向、この副走査方向に直交する方
向を主走査方向として、方形状の抵抗発熱体50a,50b
が主走査方向に一列に多数配列されている。抵抗発熱体
50a,50bの主走査方向のサイズと配列ピッチは、製版
装置の主走査方向の解像度に応じて決定され、副走査方
向のサイズは、使用される感熱孔版原紙1の副走査方向
の送り間隔(搬送ピッチ)等により定まる解像度に応じ
て決定される。
【0032】各抵抗発熱体50a,50bは、隣接する2つ
の抵抗発熱体50a,50bで1印刷ドットを構成するよう
に組50を成しており、50a,50b,50b,50a,50a,
50b・・・といういように、各組50の抵抗発熱体50a,
50bが主走査方向に交互に配列されている。
【0033】各抵抗発熱体50a,50bの一端は電極54で
接続され、各ドライバIC(駆動手段)55と共通に接続
されたコモン電極52が抵抗発熱体50aの他端に共通に接
続されている。また、抵抗発熱体50bの他端には、抵抗
発熱体50b毎に、各ドライバIC55毎に接続された個別
電極53が接続されている。
【0034】したがって、1つの個別電極53に対して2
つの抵抗発熱体50a,50bが設けられ、両抵抗発熱体50
a,50bがドライバIC55の出力間に直列に接続され、
製版時にドライバIC55から両抵抗発熱体50a,50bに
電力が同時に供給されることにより、1画素毎に2つの
抵抗発熱体50a,50bが同時に発熱駆動され、両抵抗発
熱体50a,50bと直接接触する状態におかれたフィルム
が熱により穿孔される。
【0035】この感熱製版装置10は、サーマルヘッド5
内のドライバIC55およびモータ駆動手段8と接続され
た制御手段7を備えている。この制御手段7は、ベタ印
刷の均一性が維持され且つ裏移り等の問題が生じないよ
うに、さらに各穿孔の独立性が保たれた状態で良好な印
刷を行うことができるように、製版による開口率Qが所
定の関係を満たすように、サーマルヘッド5を構成する
発熱体50a,50bに電力を供給すると共に、感熱孔版原
紙1の搬送量を制御する。
【0036】このように、2つの抵抗発熱体50a,50b
による、主走査方向に2つ、副走査方向に2つの、計4
つの小径穿孔ドットによって1画素分の穿孔を行って1
印刷ドットを構成することができ、結果として高解像度
の製版画像を形成すること、即ち高解像度製版を行うこ
とができるようになる。
【0037】ここで、4つの小径穿孔ドットによって1
印刷ドットを構成するということは、1印刷ドットを形
成する4つの穿孔データはすべて同じデータで十分であ
り、スキャナや画像処理部の解像度は個別電極分の解像
度で十分となる。つまり、単に、感熱製版装置の解像度
を高めるのとは異なり、スキャナ等を高解像度対応にす
る必要が無く、比較的安価な装置を実現できる。
【0038】たとえば、300dpiの印刷ピッチに対して60
0dpiの穿孔ピッチで抵抗発熱体50a,50bを配置し、副
走査方向の送りピッチも600dpiにする。このとき、スキ
ャナや画像処理部は300dpiのものを使用し、主走査方向
には2つの抵抗発熱体50a,50bに同一データを入力す
ると共に、副走査方向には2ラインづつ同一データを入
力することにより300dpiの1印刷ドットを600dpiの4つ
の小径穿孔ドットで構成できる。
【0039】図5は、印刷用紙上において均一なべ夕印
刷を300dpiおよび600dpiの両者で行う場合において、30
0dpiの1印刷ドットを600dpiの4つの小径穿孔ドット
(4つの小径印刷ドット)で構成したときの、穿孔ドッ
トと印刷ドットの関係を示した図である。同図におい
て、縦線や斜線等で示す部分Yが穿孔ドットを示し、こ
の穿孔ドットの外側の線で囲まれた範囲Z(Yで示す部
分を含む)が、印刷ドットを示す。この時の開口率は、
300dpiが40%、600dpiが30%であった。
【0040】図5(A)の太線で示される300dpiの1印
刷ドットを図5(B)の太線のように、600dpiの複数の
小さな穿孔で構成してベタ印刷したとき、穿孔ピッチと
インク転移量の関係(図1)から、同じ解像度(印刷ピ
ッチ)の印刷物を作る場合、図7に示す本発明のよう
に、穿孔ピッチが小さい600dpiの4つの穿孔ドットで30
0dpiの1印刷ドットを構成する方が、300dpiで1印刷ド
ットを構成するよりも、インク転移量は少なく、裏移り
や裏抜けおよびこすれに対しての印刷特性を改善するこ
とができ、ベタの均一性を維持することもできる。
【0041】上述の説明は、主走査および副走査共に同
一のピッチで小径穿孔を構成するようにしたものである
が、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、
1つの個別電極に直列接続される抵抗発熱体の数や、副
走査方向の印刷用紙の送りピッチを変更することによ
り、1印刷ドットに対する小径穿孔ドットの構成を2×
1(主走査方向穿孔ドット数×副走査方向穿孔ドット
数)や3×3(同様)のようにすることもできる。ま
た、200dpiの1印刷ドットを400dpiの複数印刷ドットで
構成してもよく、印刷ドットの解像度は任意に対応でき
る。
【0042】また、上述の説明は、300dpiが40%、60
0dpiが30%となるように制御手段7が開口率を制御す
るようにしたものであるが、本発明は必ずしもこれに限
定されるものではない。つまり、制御手段7による開口
率Qの制御に際しては、図6に示すように、1画素の主
走査方向画素長(主走査方向の画素の長さ)をa、副走
査方向画素長(副走査方向の画素の長さ)をbとし、さ
らに、サーマルヘッドの各発熱体により穿孔された感熱
孔版原紙の各孔の面積をS、1画素当たりの主走査方向
の分割数をn、副走査方向の分割数をm(但しn,mは
整数であって、2≦n、1≦m)としたとき、主走査方
向長をa/n、副走査方向長をb/mとした(a/n)
×(b/m)の領域に対して、S/〔{(a/n)×
(b/m)}〕×100=Q[%]で求められる開口率
Qの値が、20%≦Q≦70%の範囲となるように行う
ようにすると、インク転移量を少なくでき、また裏移り
や裏抜けおよびこすれに対しての印刷特性を改善するこ
とができ、且つベタの均一性を維持することもできるこ
とが確認された。
【0043】図7は、上記感熱製版装置10に使用される
サーマルヘッドの他の態様の一部分を示す拡大平面図で
ある。このサーマルヘッド6は、原紙1の搬送方向すな
わち相対移動される方向を副走査方向、この副走査方向
に直交する方向を主走査方向として、長方形状の抵抗発
熱体60が主走査方向に一列に多数配列されている。抵抗
発熱体60a,60bの主走査方向のサイズと配列ピッチ
は、製版装置の主走査方向の解像度に応じて決定され、
副走査方向のサイズは、使用される感熱孔版原紙1の副
走査方向の送り量(搬送量)や解像度等に応じて決定さ
れる。
【0044】各抵抗発熱体60a,60bは、スリット型発
熱体といわれ、隣接する2つの抵抗発熱体60a,60bで
1印刷ドットを構成するように組60を成している。すな
わち、両抵抗発熱体60a,60bの副走査方向の片端に
は、各ドライバIC65と共通に接続されたコモン電極62
が共通に接続され、両抵抗発熱体60a,60bの他端に
は、2つの抵抗発熱体60a,60b毎に、各ドライバIC
65毎に接続された個別電極63が接続されている。ドライ
バIC55には、図3に示す制御手段が接続されている。
【0045】これにより、1つの個別電極63に対して2
つの抵抗発熱体60a,60bが設けられ、両抵抗発熱体60
a,60bがドライバIC65の出力間に並列に接続され、
製版時にドライバIC65から両抵抗発熱体60a,60bに
電力が同時に供給されることにより、1画素毎に2つの
抵抗発熱体60a,60bが同時に発熱駆動され、両抵抗発
熱体60a,60bと直接接触する状態におかれたフィルム
が熱により穿孔され、製版画像が形成される。
【0046】このような構成のサーマルヘッド6を使用
する感熱製版装置にすると、上述したサーマルヘッド5
を使用した装置と同様に、主走査方向に2つの小径穿孔
ドットによって1印刷ドットが構成され、例えば、穿孔
ピッチが小さい600dpiの4つの穿孔ドットで300dpiの1
印刷ドットを構成することが可能となる。
【0047】これにより、上述したサーマルヘッド5を
使用した装置と同様に、同じ解像度(印刷ピッチ)の印
刷物を作る場合、このサーマルヘッド6を使用して600d
piの4つの穿孔ドットで300dpiの1印刷ドットを構成す
る方が、300dpiで1印刷ドットを構成するよりも、裏移
り、裏抜け、こすれに対しての印刷特性は良くなり、ベ
タの均一性を維持することもできる。
【0048】なお、上述したサーマルヘッド5を使用し
たときと同様に、1つの個別電極に並列接続される抵抗
発熱体の数や、副走査方向の印刷用紙の送りピッチを変
更することにより、1印刷ドットに対する小径穿孔ドッ
トの構成を2×1や3×3のようにすることもできる。
また、200dpiの1印刷ドットを400dpiの複数印刷ドット
で構成してもよく、印刷ドットの解像度は任意に対応で
きる。
【0049】以上の説明から明らかなように、本発明に
よる感熱孔版の製版方法および装置によれば、1印刷ド
ットを複数の小径穿孔ドットにより構成することによ
り、結果として高解像度の穿孔を行うことができるよう
にしたので、インクの転移量が少なく、裏移りや裏抜け
等の少ない印刷物が得られるようになる。また、ベタ画
像のかすれもなく、さらに各穿孔の独立性も保たれた状
態で良好な印刷が行えるようになる。また、主走査方向
および副走査方向の両方をバランスよく穿孔し、1画素
を構成する印刷ドットの形状を安定させることもできる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷解像度とインク転移量との関係を示す図
【図2】1印刷ドットと、該1印刷ドットに対応する小
径印刷ドットとの関係を示す図
【図3】本発明による感熱製版装置の一実施の形態を示
す概略構成図
【図4】上記感熱製版装置に使用されるサーマルヘッド
の構成を示す部分平面拡大図
【図5】1印刷ドットとその穿孔径、および該1印刷ド
ットに対応する小径印刷ドットとその穿孔径との関係を
示す図
【図6】画素長と開口率との関係を示す図
【図7】上記感熱製版装置に使用されるサーマルヘッド
の他の態様の構成を示す部分平面拡大図
【図8】感熱製版装置の従来例を示す概略構成図
【図9】従来例の感熱製版装置に使用されるサーマルヘ
ッドの拡大平面概念図
【図10】穿孔径と印刷ドット径との関係を示す図
【図11】ベタ製版時の穿孔とベタ印刷との関係を示す
【符号の説明】
1 感熱孔版原紙 2 搬送ローラ 3 プラテンローラ 4,5,6 サーマルヘッド 7 制御手段 8 モータ駆動手段 9 搬送手段 10 感熱製版装置 40,50,60 抵抗発熱体 42,52,62 コモン電極 43,53,63 個別電極 55,65 ドライバIC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大池 光 東京都港区新橋2丁目20番15号 理想科学 工業株式会社内 (72)発明者 岡田 富行 東京都港区新橋2丁目20番15号 理想科学 工業株式会社内 (72)発明者 入江 幸夫 東京都港区新橋2丁目20番15号 理想科学 工業株式会社内 (72)発明者 藤本 泰煕 東京都港区新橋2丁目20番15号 理想科学 工業株式会社内 Fターム(参考) 2C065 GA01 GC00 KA01 KA03 KA10 KA11 KB04 KB13 2H084 AA13 AE05 AE08 BB04 BB13 CC09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の発熱体から構成されたサーマルヘ
    ッドを使用して、感熱孔版原紙に穿孔して製版を行う方
    法であって、 前記サーマルヘッドとして、当該サーマルヘッドにより
    製版される前記感熱孔版原紙上の画像の1画素に対して
    複数の発熱体が形成されて成ると共に、該1画素の各発
    熱体に電力を供給する個別電極が共通に接続されて成る
    ものを使用し、 前記1画素毎の前記複数の発熱体によって当該1画素分
    の穿孔を行うようにしたことを特徴とする製版方法。
  2. 【請求項2】 前記1画素の主走査方向画素長をa、副
    走査方向画素長をbとし、さらに、前記サーマルヘッド
    の各発熱体により穿孔された前記感熱孔版原紙の各孔の
    面積をS、前記1画素当たりの主走査方向の分割数を
    n、副走査方向の分割数をm(但しn,mは整数であっ
    て、2≦n、1≦m)としたとき、 前記穿孔を、主走査方向長をa/n、副走査方向長をb
    /mとした(a/n)×(b/m)の領域に対して、式 S/〔{(a/n)×(b/m)}〕×100=Q
    [%] で求められる開口率Qの値が、20%≦Q≦70%の範
    囲となるように行うことを特徴とする請求項1記載の製
    版方法。
  3. 【請求項3】 多数の発熱体から構成されたサーマルヘ
    ッドを使用して、感熱孔版原紙に穿孔して製版を行う感
    熱製版装置であって、 前記サーマルヘッドが、当該サーマルヘッドにより製版
    される前記感熱孔版原紙上の画像の1画素に対して複数
    の発熱体が形成されて成ると共に、該1画素の各発熱体
    に電力を供給する個別電極が共通に接続されて成るもの
    であることを特徴とする感熱製版装置。
  4. 【請求項4】 前記1画素の主走査方向画素長をa、副
    走査方向画素長をbとし、さらに、前記サーマルヘッド
    の各発熱体により穿孔された前記感熱孔版原紙の各孔の
    面積をS、前記1画素当たりの主走査方向の分割数を
    n、副走査方向の分割数をm(但しn,mは整数であっ
    て、2≦n、1≦m)としたとき、 前記穿孔を、主走査方向長をa/n、副走査方向長をb
    /mとした(a/n)×(b/m)の領域に対して、式 S/〔{(a/n)×(b/m)}〕×100=Q
    [%] で求められる開口率Qの値が、20%≦Q≦70%の範
    囲となるように行なわしめる制御手段を備えたことを特
    徴とする請求項3記載の感熱製版装置。
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