JP2002113934A - 孔版印刷装置 - Google Patents

孔版印刷装置

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JP2002113934A
JP2002113934A JP2000310538A JP2000310538A JP2002113934A JP 2002113934 A JP2002113934 A JP 2002113934A JP 2000310538 A JP2000310538 A JP 2000310538A JP 2000310538 A JP2000310538 A JP 2000310538A JP 2002113934 A JP2002113934 A JP 2002113934A
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resin film
heat
stencil
thermal head
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JP2000310538A
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Tomiya Mori
富也 森
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Tohoku Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印圧部における感熱性孔版マスタと印刷用紙
との圧接力を機械的に調整したり印刷速度を調整するこ
となく容易且つ低コストにインキ画像の印刷濃度を変え
ることができるようにする。 【解決手段】 感熱性孔版マスタは、熱可塑性樹脂フィ
ルム200と、この熱可塑性樹脂フィルム200の上に
積層された多孔性樹脂膜202から構成されている。多
孔性樹脂膜202は、樹脂膜構成要素202aと、空隙
202bから構成されている。印刷濃度に基づいて穿孔
エネルギーが調整され、これによって熱可塑性樹脂フィ
ルム200に形成される穿孔径が変化する。穿孔径の変
化によって多孔性樹脂膜202の溶融量も変化し、イン
キ転写量が変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱式の孔版印刷
装置に関する。
【0002】印刷画像に応じた穿孔パターンを形成され
た感熱性孔版マスタを印刷ドラムの外周面に巻装し、印
刷ドラムの内周側からインキを供給し、上記穿孔パター
ンを介して滲み出たインキにより穿孔パターンに応じた
インキ画像を印刷用紙上に形成する孔版印刷装置が知ら
れている。
【0003】このようなインキ画像の印刷濃度を調整す
る方式としては、例えば特開平2−151473号公報
に記載されているように、感熱性孔版マスタと印刷用紙
との圧接力を機械的に調整する方式がある。また、例え
ば特開平2−245371号公報に記載されているよう
に、印刷速度、すなわち、印圧部を通過する印刷用紙の
搬送速度を調整する方式がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
2−151473号公報に記載の方式においては、圧接
力を機械的に微妙に調整するのは容易ではないという問
題があった。また、特開平2−245371号公報に記
載の方式においては、搬送速度を機械的に変化させるた
めに印刷装置全体のシーケンスを調整する必要があり、
実際上の実施が面倒であるという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、感熱性孔版マスタと印
刷用紙との圧接力あるいは印圧部を通過する印刷用紙の
搬送速度を調整することなく、設定された印刷濃度を得
ることができる孔版印刷装置の提供を、その目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、感熱性孔版マスタを画像
情報に基づいて製版手段により溶融穿孔して製版し、製
版された感熱性孔版マスタを印刷ドラムの外周面に巻装
して印刷を行う孔版印刷装置において、上記感熱性孔版
マスタは、少なくとも熱可塑性樹脂フィルムの上に熱可
塑性樹脂からなる多孔性樹脂膜を積層してなり、製版時
に上記多孔性樹脂膜の一部を溶融して印刷濃度を変化さ
せる、という構成を採っている。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
孔版印刷装置において、上記多孔性樹脂膜は、膜の内部
及び表面に多数の空隙を持つ構造を有している、という
構成を採っている。
【0008】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
孔版印刷装置において、上記空隙が膜の厚み方向に連続
して存在する、という構成を採っている。
【0009】請求項4記載の発明では、請求項1乃至3
のうちの一つに記載の孔版印刷装置において、上記多孔
性樹脂膜の厚みが、5μm以上50μm以下である、と
いう構成を採っている。
【0010】請求項5記載の発明では、請求項1乃至4
のうちの一つに記載の孔版印刷装置において、設定され
た印刷濃度の情報に基づいて穿孔エネルギーを変化さ
せ、上記多孔性樹脂膜の空隙を変化させる、という構成
を採っている。
【0011】請求項6記載の発明では、請求項1乃至4
のうちの一つに記載の孔版印刷装置において、上記製版
手段がサーマルヘッドであり、該サーマルヘッドの温度
を検出するヘッド温度検出手段と、印刷濃度を設定する
印刷濃度設定手段と、上記サーマルヘッドに供給する穿
孔エネルギーを上記ヘッド温度検出手段により検出され
たサーマルヘッドの温度と上記印刷濃度設定手段により
設定された印刷濃度とに基づいて調整する穿孔エネルギ
ー調整手段を有している、という構成を採っている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図に基づいて本発明の一実
施形態を説明する。まず、図1に基づいて、本実施形態
における孔版印刷装置の全体構成及び孔版印刷プロセス
の概要を説明する。装置本体50の上部には原稿読取部
80が設けられており、その下方中央部には多孔性の印
刷ドラム101を有する印刷ドラム部100が設けられ
ている。印刷ドラム部100の上方右側には製版給版部
90が設けられ、印刷ドラム部100の上方左側には排
版部70が設けられている。また、製版給版部90の下
方には給紙部110が、印刷ドラム部100の下方には
印圧部120が、排版部70の下方には排紙部130
が、それぞれ設けられている。
【0013】次に、孔版印刷装置の印刷動作を説明す
る。先ず、原稿読取部80の上部に配置された図示しな
い原稿載置台に、印刷すべき画像を持った原稿60を載
置し、図示しない操作パネル上の製版スタートキーを押
す。この製版スタートキーの押下に伴い、先ず排版工程
が実行される。すなわち、この状態においては、印刷ド
ラム部100の印刷ドラム101の外周面に前回の印刷
で使用された使用済み感熱性孔版マスタ61bが装着さ
れたまま残っている。
【0014】印刷ドラム101が反時計回りに回転し、
印刷ドラム101の外周面の使用済み感熱性孔版マスタ
61bの後端部が排版剥離ローラ対71a,71bに近
づくと、この排版剥離ローラ対71a,71bは回転し
つつ一方の排版剥離ローラ対71aで使用済み感熱性孔
版マスタ61bの後端部をすくい上げられる。使用済み
感熱性孔版マスタ61bは、排版剥離ローラ対71a,
71bの左側に配設された排版コロ対73a,73bと
排版剥離ローラ対71a,71bとの間に掛け回された
排版搬送ベルト対72a,72bで矢印Y1方向へ搬送
されつつ排版ボックス74内へ排出され、印刷ドラム1
01の外周面から引き剥がされて排版工程が終了する。
このとき、印刷ドラム101は反時計回り方向への回転
を続けている。剥離排出された使用済み感熱性孔版マス
タ61bは、その後、圧縮板75により排版ボックス7
4の内部で圧縮される。
【0015】排版工程と並行して、原稿読取部80で原
稿読み取りが行われる。すなわち、図示しない原稿載置
台に載置された原稿60は、分離ローラ81、前方原稿
搬送ローラ対82a,82b及び後方原稿搬送ローラ対
83a,83bのそれぞれの回転により矢印Y2からY
3方向に搬送されつつ露光読み取りに供される。このと
き、原稿60が多数あるときは、分離ブレード84の作
用でその最下部の原稿のみが搬送される。原稿60の画
像読み取りは、コンタクトガラス上を搬送されつつ、蛍
光灯86により照明された原稿60の表面からの反射光
を、ミラー87で反射させ、レンズ88を通してCCD
(電荷結合素子)から成る画像センサ89に入射させる
ことにより行われる。すなわち、原稿60の読み取り
は、周知である縮小式の原稿読取方式で行われ、その画
像が読み取られた原稿60は原稿トレイ80A上に排出
される。画像センサ89で光電変換さされた電気信号
は、装置本体50内の図示しないアナログ/デジタル
(A/D)変換基板に入力され、デジタル画像信号に変
換される。
【0016】一方、この画像読み取り動作と並行して、
デジタル信号化された画像情報に基づき製版及び給版工
程が行われる。すなわち、製版給版部90の所定部位に
セットされた感熱性孔版マスタ61は、ロール状態から
引き出され、サーマルヘッド91に感熱性孔版マスタ6
1を介して押圧されているプラテンローラ92、及び送
りローラ対93a,93bの回転により搬送路の下流側
に搬送される。このように搬送される感熱性孔版マスタ
61に対して、サーマルヘッド91にライン状に並んだ
複数個の微小な発熱部が、図示しないA/D変換基板か
ら送られてくるデジタル画像信号に応じて各々選択的に
発熱し、発熱した発熱部に接触している感熱性孔版マス
タ61の熱可塑性樹脂フィルム及び多孔性樹脂膜(後
述)が溶融穿孔される。このように、画像情報に応じた
感熱性孔版マスタ61の位置選択的な溶融穿孔により、
画像情報が穿孔パターンとして書き込まれる。
【0017】図2は、制御ブロック図を示している。図
示しない操作パネルには印刷濃度設定手段としての印刷
濃度設定キー1が設けられており、該印刷濃度設定キー
1により設定された印刷濃度は穿孔エネルギー調整手段
としてのマイクロプロセッサ2に入力される。サーマル
ヘッド91の温度を検出するヘッド温度検出手段として
のサーミスタ4が設けられており、該サーミスタ4の検
出値はマイクロプロセッサ2に入力される。電源3から
サーマルヘッド91へ穿孔エネルギーとしての電気エネ
ルギーが供給され、マイクロプロセッサ2はサーミスタ
4により検出されたサーマルヘッド91の温度と、印刷
濃度設定キー1により設定された印刷濃度とに応じて、
所定のエネルギーに調整する(請求項6)。本実施形態
では、サーマルヘッド91の発熱部への通電パルス幅を
変化させることにより、穿孔エネルギーの調整をするよ
うになっている。画像信号に応じて、個々の発熱部に流
す電流値もしくは発熱部に印加する電圧値の変化により
穿孔エネルギーの調整をするようにしてもよい。
【0018】サーミスタ4は、図3に示すように、サー
マルヘッド91を搭載した回路基板であるサーマルヘッ
ド基板91S上に配置されていて、サーマルヘッド91
本体の温度の検出を行う。符号91Aはサーマルヘッド
91の発熱体収容部を、符号91Hはアルミ放熱体をそ
れぞれ示す。サーマルヘッド91の温度の検出箇所は、
発熱部表面部分、例えばリード電極に囲まれた発熱体層
中央の表面部分に近い部位等であることが望ましいが、
現在の技術ではその部分での検出は不可能に近いので、
ここではサーマルヘッド91を搭載した回路基板上であ
るサーマルヘッド基板91S上でサーマルヘッド91本
体の温度を検出するようになっている。なお、サーミス
タ4の配置箇所は、サーマルヘッド基板91S上に限ら
ず、アルミ放熱板91Hの内部に設けてもよい。
【0019】本実施形態における感熱性孔版マスタ61
は、図4(a)に示すように、熱可塑性樹脂フィルム2
00の上(一面側)に、支持シートとして熱可塑性樹脂
からなる多孔性樹脂膜202を積層した構造となってい
る(請求項1)。多孔性樹脂膜202は、樹脂膜構成要
素202aと、空隙202bから構成されている。多孔
性樹脂膜202は、溶剤に溶かした樹脂を析出させ、凝
結させる等により形成されるもので、膜の内部及び表面
に多数の空隙202bを持つ構造を有している(請求項
2)。インキの通過性の観点から、膜内において厚さ方
向に空隙202bが連続しており、且つ、熱可塑性樹脂
フィルム200を床とした場合に天井方向に空隙202
bが貫通しているものが望ましい(請求項3)。
【0020】多孔性樹脂膜202と熱可塑性樹脂フィル
ム200との境界においては、サーマルヘッド91によ
る穿孔を阻害しない範囲で、多孔性樹脂膜202の樹脂
膜構成要素202aが熱可塑性樹脂フィルム200を覆
って閉鎖していてもよい。サーマルヘッド91による穿
孔を阻害しない、熱可塑性樹脂フィルム200を覆う多
孔性樹脂膜202を構成する樹脂の厚さは、樹脂の種
類、熱可塑性樹脂フィルム200の熱感度等によって異
なるが、一般には熱可塑性樹脂フィルム200と合わせ
た厚みが7μm以下である。
【0021】支持体としての多孔性樹脂膜202の厚さ
は、5μm以上、50μm以下(請求項4)、望ましく
は6μm以上、20μm以下である。5μmに満たない
場合は十分な膜強度が得られにくい上、サーマルヘッド
91による穿孔後に穿孔部の背後に多孔性樹脂膜202
が残りにくく、インキ転写量が制御されずに印刷物の裏
汚れが悪くなり易い。また、多孔性樹脂膜202のイン
キ転写量抑制効果は、膜が厚いほど大きく、印刷時の印
刷用紙へのインキ転写量は多孔性樹脂膜202の厚みに
よっても調節できる。多孔性樹脂膜202は、サーマル
ヘッド91による多孔性樹脂膜202の穿孔をより効果
的にするため、その少なくとも一部分、すなわち熱可塑
性樹脂フィルム200と接触する部分において、150
℃以下の温度で軟化することが望ましい。なお、膜の孔
径、形状、強度、コシ等を調節するために、多孔性樹脂
膜202中に顔料を含ませてもよい。
【0022】多孔性樹脂膜202の材料の主成分となる
プラスチックとしては、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブテン、スチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポ
リ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビ
ニル、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール、
塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー、塩化ビニル−塩化
ビニリデンコポリマー、塩化ビニル−アクリロニトリル
コポリマー、スチレン−アクリロニトリルコポリマー等
のようなビニル系樹脂、ポリアクリロニトリル、ポリア
クリル酸系プラスチック、ジエン系プラスチック、ポリ
ブチレン、ナイロン等のポリアミド、ポリエステル、ポ
リフェニレンオキサイド、(メタ)アクウリル酸エステ
ル、ポリカーボネート、ポリアセタール、フッ素系樹
脂、ポリウレタン系プラスチック、各種天然プラスチッ
ク、天然ゴム系プラスチック、各種熱可塑性エラストマ
ー、アセチルセルロース、アセチルブチルセルロース、
アセチルプロピルセルロース等のセルロース誘導体、微
生物プラスチックなどや、これらのポリマーを含むコポ
リマーなどが挙げられる。その他、各種脂肪酸、ワック
スなど各種炭水化物、各種タンパク質も使用できる。
【0023】多孔性樹脂膜202の製造工程における樹
脂溶液中には、必要に応じてフィラーを添加してもよ
い。この添加は、乾燥過程で生成する多孔性樹脂膜の形
状、強度、孔径の大きさに影響を与えるものである。具
体的には、酸化亜鉛、二酸化チタン、炭化カルシウム、
シリカ等の無機化合物、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニ
ル、ポリアクリル酸メチル等の有機ポリマー粒子であ
る。マイクロカプセル、マツモトマイクロスファイアー
(松本油脂製薬株式会社製)も有効に利用できる。さら
に、多孔性樹脂膜202には、穿孔を阻害しない範囲内
で、帯電防止剤、スティック防止剤、界面活性剤、防腐
剤、消泡剤等などを併用することができる。
【0024】本実施形態における熱可塑性樹脂フィルム
200としては、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体
フィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエステルフィ
ルム等の従来より感熱孔版印刷用感熱性孔版マスタに使
用されているものが使用できる。フィルムの厚さは、
0.5〜10μm、さらに好ましくは、1.0〜7.0
μmである。0.5μm未満では薄すぎて樹脂液の塗布
が困難であり、10μmを超えると、サーマルヘッド9
1での穿孔が困難となる。フィルムの表面に、サーマル
ヘッド91とのスティックを防止するスティック防止層
を設けることができる。この場合、使用されるスティッ
ク防止剤としては、従来の感熱孔版印刷用感熱性孔版マ
スタで一般的に使用されているものが使用できる。例え
ば、シリコーン系離型剤、フッ素離型剤、リン酸エステ
ル系界面活性剤等が使用できる。
【0025】多孔性樹脂膜202を熱可塑性樹脂フィル
ム200の表面に積層した後に、多孔性樹脂膜202の
表面に公知の方法で製造された繊維状物質で形成された
多孔性繊維膜をラミネートしてもよい。多孔性繊維膜と
しては、ガラス、セピオライト、各種金属などの鉱物繊
維、羊毛、絹などの動物繊維、綿、麻などの植物繊維、
スフ、レーヨンなどの再生繊維、ポリエステル、ポリビ
ニルアルコール、アクリルなどの合成繊維、カーボンフ
ァイバーなどの半合成繊維、ウイスカ構造を有する無機
繊維などの薄葉紙が挙げられる。この場合の繊維状物質
の太さは穿孔直径、フィルムの厚さなどにより適当なも
のを選択する必要があるが、直径20μm以下、好まし
くは1〜10μmである。直径が1μmより小さいと引
っ張り強度が弱く、20μmより大きいとインキの通過
が妨げられて画像にいわゆる繊維による白抜け(繊維
目)が現れたりする。繊維状物質の直径はデニールと比
重から円直径に換算してもよい。また、繊維状物質の長
さは、0.1〜2mmが適当であり、これより長いと分
散が均一に行われにくい。
【0026】孔版印刷装置において、印刷画像の画像濃
度は感熱性孔版マスタから滲み出るインキの量により決
定される。感熱性孔版マスタから滲み出るインキ量は、
感熱性孔版マスタに形成された穿孔パターンを構成する
熱可塑性樹脂フィルム200の個々の微小な孔の開口面
積と、多孔性樹脂膜202の上記孔上の空隙202bに
比例する。従って、画像濃度の濃い印刷画像は、図4
(c)に示すように、穿孔パターンを形成する熱可塑性
樹脂フィルム200及び多孔性樹脂膜202の個々の孔
を大きくすることにより得られ、逆に画像濃度の薄い印
刷画像は、図4(b)に示すように、穿孔パターンを形
成する熱可塑性樹脂フィルム200及び多孔性樹脂膜2
02の個々の孔を小さくすることにより得られる。換言
すれば、所望する印刷画像の画像濃度の一々に応じてサ
ーマルヘッド91の個々の発熱部の温度に対応する穿孔
エネルギー、すなわち最適な印刷画像を得るための穿孔
パターンの孔の大きさを定めることができる。
【0027】図5に基づいて、サーマルヘッド91の個
々の発熱部に供給する穿孔エネルギー(サーマルヘッド
の個々の発熱部の温度)と、穿孔パターンの孔の大きさ
との間の関連作用について説明する。図5(a−3)、
(b−3)はサーマルヘッド91における微小な発熱部
の構造の断面図である。符号1Aは高電気抵抗材料によ
る発熱体層を、符号1Bはリード電極を、符号1Cは保
護膜を、それぞれ示している。発熱体層1Aは基板(ハ
ッチングを施した部分)上に形成されている。リード電
極1B間に電圧が印加されると、リード電極1B間の発
熱体層1Aに電流が流れ、ジュール熱により通電部分の
発熱体層1Aが発熱する。サーマルヘッド91において
は、このような微小な発熱部が図5(a−3)、(b−
3)の紙面に直交する方向、すなわち主走査方向へ一定
のピッチで近接して配列されており、感熱性孔版マスタ
M(感熱性孔版マスタ61)は、これらの図5(a−
3)、(b−3)の左右方向(副走査方向)へ搬送され
つつ溶融穿孔により穿孔パターンが形成される。
【0028】発熱体層1Aの部分は、図5(b−4)に
示す矩形型の場合には、例えば、主走査方向に30μ
m、副走査方向に40μmの大きさであり、図5(a−
5)に示す熱集中型(発熱体1aの中央部分が細幅に形
成され、この部分で電流密度が高くなり発熱がこの部分
に集中する)の場合には、例えば、副走査方向における
発熱体部分全長が70μm、同方向における発熱集中部
分の長さが15μm、主走査方向における発熱体部分全
幅が50μm、同方向における発熱集中部分の幅が10
μmという寸法になっている。
【0029】発熱部に電気エネルギーという形で穿孔エ
ネルギーが供給されると、このエネルギーは発熱体によ
り熱エネルギーに変換され、保護膜1Cに接触している
感熱性孔版マスタMの温度が上昇する。このときの温度
分布は、図5(a−2)に示す曲線Tα、図5(b−
2)に示す曲線Tβのような山形状分布となる。図5
(a−2)は発熱部に供給された穿孔エネルギーが相対
的に小さい場合であり、図5(b−2)は穿孔エネルギ
ーが相対的に大きい場合である。
【0030】図5に符号Dで示す直線は、感熱性孔版マ
スタMの熱可塑性樹脂フィルム200及び多孔性樹脂膜
202が溶融穿孔される「閾値温度」であり、感熱性孔
版マスタMには、発熱部に供給された穿孔エネルギーの
大小に応じて、図5(a−1)に示すような小さい孔、
あるいは図5(b−1)に示すような大きな孔が溶融穿
孔される。
【0031】このようにして、サーマルヘッド91の個
々の発熱部に供給する穿孔エネルギーにより、感熱性孔
版マスタ61に形成される穿孔パターンの1単位として
の孔の大きさを制御できる。この事情は、発熱部が矩形
型でも熱集中型でも同様である。
【0032】上述の通り、印刷画像の画像濃度の一々に
応じて穿孔パターンの孔の大きさが定まり、一方におい
て孔の大きさは穿孔エネルギーにより定まるから、印刷
画像の画像濃度と穿孔エネルギーっとの対応関係が存在
し、この対応関係は実験的に決定することができる。ま
た、サーマルヘッド91の発熱部において発熱した熱
は、その多くが感熱性孔版マスタ61の溶融・穿孔に消
費されるが、発熱した熱の一部はサーマルヘッド91本
体の温度を上昇させる。サーマルヘッド91本体の上記
温度上昇は、一般的にはさほど大きくはないが、サーマ
ルヘッド91が長時間連続動作したような場合には、穿
孔エネルギーによる熱にサーマルヘッド91本体の蓄熱
作用に基づく熱が加わって、印刷画像の画像濃度に対応
する孔の大きさよりも大きめの孔が形成されることがあ
る。
【0033】従って、このような点を考慮して、本実施
形態では、サーミスタ4で検出されたサーマルヘッド9
1の温度と、印刷濃度設定キー1により設定された印刷
濃度とに応じて所定のエネルギーに調整するマイクロプ
ロセッサ2により、印刷濃度設定キー1により設定され
た印刷濃度を実現できる大きさの孔の穿孔パターンが形
成されるように、穿孔エネルギーが所定のエネルギーに
補正され、調整される(請求項5)。
【0034】図1に示すように、画像情報が書き込まれ
た製版済感熱性孔版マスタ61aの先端は、給版ローラ
対94a,94bにより印刷ドラム101の外周部側へ
向かって送り出され、図示しないガイド部材により進行
方向を下方へ変えられ、図示する給版位置状態にある印
刷ドラム101の拡開したマスタークランパ102(仮
想線で示す)へ向かって垂れ下がる。このとき印刷ドラ
ム101は、排版工程により使用済感熱性孔版マスタ6
1bを既に除去されている。
【0035】そして、製版済感熱性孔版マスタ61aの
先端が、一定のタイミングでマスタークランパ102に
よりクランプされると、印刷ドラム101は図中A方向
(時計回り方向)に回転しつつ外周面に製版済感熱性孔
版マスタ61aを徐々に巻きつけていく。製版済感熱性
孔版マスタ61aの後端部はカッタ95により一定の長
さに切断される。
【0036】一版の製版済感熱性孔版マスタ61aが印
刷ドラム101の外周面に巻装されると製版及び給版工
程が終了し、印刷工程が開始される。先ず、給紙台51
上に積載された印刷用紙62の内の最上位の1枚が、給
紙コロ111及び分離コロ対112a,112bにより
フィードローラ対113a,113bに向けて矢印Y4
方向に送り出され、さらにフィードローラ対113a,
113bによりドラム部100の回転と同期した所定の
タイミングで印圧部120に送られる。送り出された印
刷用紙62が、印刷ドラム101とプレスローラ103
との間にくると、印刷ドラム101の外周面下方に離間
していたプレスローラ103が上方に移動されることに
より、印刷ドラム101の外周面に巻装された製版済感
熱性孔版マスタ61aに押圧される。こうして、印刷ド
ラム101の多孔部及び製版済感熱性孔版マスタ61a
の穿孔パターン部(共に図示せず)からインキが滲み出
し、この滲み出たインキが印刷用紙62の表面に転移さ
れて、印刷画像が形成される。
【0037】このとき、印刷ドラム101の内周側で
は、インキ供給管104からインキローラ105とドク
ターローラ106との間に形成されたインキ溜り107
にインキが供給され、印刷ドラム101の回転方向と同
一方向に、かつ、印刷ドラム101の回転速度と同期し
て回転しながら内周面に転接するインキローラ105に
より、インキが印刷ドラム101の内周側に供給され
る。
【0038】印圧部120において印刷画像が形成され
た印刷用紙62は、排紙剥離爪114により印刷ドラム
101から剥がされ、吸着用ファン118に吸着されつ
つ、吸着排紙入口ローラ115及び吸着排紙出口ローラ
116に掛け渡された搬送ベルト117の反時計回り方
向の回転により、矢印Y5のように排紙部130へ向か
って搬送され、排紙台52上に順次排出積載される。こ
のようにして所謂試し刷りが終了する。
【0039】次に、図示しないテンキーで印刷枚数をセ
ットし、図示しない印刷スタートキーを押下すると上記
試し刷りと同様の工程で、給紙、印刷及び排紙の各工程
がセットした印刷枚数分繰り返して行なわれ、孔版印刷
の全工程が終了する。
【0040】次に、図2及び図6に基づいて印刷濃度を
可変させるプロセスを説明する。なお、図6において、
符号14の下に括弧内丸付き数字乃至で記載した内
容は、説明の便宜上付したものである。図6に示すよう
に、印刷濃度設定キー1は、図示しない操作パネルの所
定部位に2個のキーで印刷濃度を設定できるように配置
されている。印刷濃度設定キー1により設定された印刷
濃度設定値の出力は、印刷濃度の薄いから順に標準濃
度の及び印刷濃度の濃いの5段階に図示しない操作
パネルの所定部位に配置されたLED14(発光ダイオ
ード)に表示される。図2に示すマイクロプロセッサ2
は、CPU(中央演算処理装置)、I/O(入出力)ポ
ート及びROM(読み出し専用メモリ)等を備えた周知
の構成を有する。電源3はサーマルヘッド91に感熱性
孔版マスタを溶融穿孔するための穿孔用エネルギーに対
応する電気エネルギーを供給する。
【0041】これら印刷濃度設定キー1及びサーミスタ
4の各出力は、マイクロプロセッサ2の入力ポートに入
力される。マイクロプロセッサ2のROMには「穿孔用
エネルギー調整のためのプログラム」と、設定した印刷
濃度を得るための「印刷濃度とサーマルヘッドの温度に
応じた最適径の孔を穿孔するための穿孔用エネルギーと
の関係」が予め実験的に定められて記憶されている。
【0042】穿孔用エネルギーの調整は上述のように、
画像信号に応じて個々の発熱部に流す電流値もしくは発
熱部に印加する電圧値の変化により行うようにしてもよ
いが、本実施形態においてはサーマルヘッド91の発熱
体への通電パルス幅の変化により行う。すなわち、マイ
クロプロセッサ2は、印刷濃度設定キー1及びサーミス
タ4からの各入力により印刷濃度設定値とサーマルヘッ
ド温度とを検知し、適正な大きさの孔を穿孔できる通電
パルス幅を設定してサーマルヘッド91を制御する。サ
ーマルヘッド91は画像信号に従い、電源3からの電力
供給を受けて、マイクロプロセッサ2で設定された通電
パルス幅に従って発熱部を発熱させる。
【0043】次に、図7及び図8に基づいて、サーマル
ヘッド91に通電させるための通電パルス幅決定方法に
ついて述べる。図7に示すように、先ず、ステップ10
において、印刷濃度設定キー1の5段階の中から所望す
る印刷濃度設定値を選定し設定する。ステップ11にお
いて、サーミスタ4でサーマルヘッド91の温度を検知
する。そしてステップ12において、サーミスタ4で検
出されたサーマルヘッド91の温度における標準パルス
幅を決定する。次に、ステップ13において、印刷濃度
設定キー1により設定された印刷濃度設定値とステップ
12で得られた標準パルス幅とに応じて、マイクロプロ
セッサ2で計算し、サーマルヘッド91に印加する通電
パルス幅を決定する。
【0044】次に、図8に基づいて、例えばサーマルヘ
ッド91の或る温度(A℃)及び(B℃)において、A
℃<B℃の場合についてサーマルヘッド91に印加する
通電パルス幅を説明する。サーマルヘッド91の或る温
度(A℃)における標準パルス幅をtpAとし、印刷濃度
設定値を標準とした場合は、標準パルス幅のtpAが通電
される。そして、印刷濃度設定値を薄くを指定した場合
は、tpA−t1と標準より短いパルス幅が通電され、逆
に印刷濃度設定値を濃くを指定した場合は、t pA+t2
と標準より長いパルス幅が通電される。また、サーマル
ヘッド91の或る温度(B℃)における標準パルス幅を
pBとし、印刷濃度設定値を標準とした場合は、上記と
同じ要領で標準パルス幅のtpBが通電される。そして、
印刷濃度設定値を薄くを指定した場合は、と標準より短
いパルス幅が通電され、逆に印刷濃度設定値を濃くを指
定しtpB−t3た場合は、tpB+t4と標準より長いパル
ス幅が通電される。なお、標準パルス幅:tpA,tpB
印刷濃度設定値に応じて補正するパルス幅:t1,t2
3,t4等は、数多くの実験を繰り返して求めたデータ
である。
【0045】このようにして、感熱性孔版マスタ61と
して、熱可塑性樹脂フィルム200の上に多孔性樹脂膜
202を積層したものを用いて、サーマルヘッド温度と
印刷濃度設定値とに応じて、サーマルヘッド91の発熱
体への通電パルス幅を変化させて穿孔を行ったところ、
所望する印刷濃度の良好な印刷画像が得られた。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、感熱性孔版マスタを、
少なくとも熱可塑性樹脂フィルムの上に熱可塑性樹脂か
らなる多孔性樹脂膜を積層して構成し、製版時に多孔性
樹脂膜の一部を溶融して印刷濃度を変化させる構成とし
たので、従来の、印圧部における感熱性孔版マスタと印
刷用紙との圧接力を機械的に調整する技術や、印刷速度
を調整する技術のように、装置の機械的条件やシーケン
ス条件を変える必要がなく、容易且つ低コストにインキ
画像の印刷濃度を変えることができる。また、支持体と
しての多孔性樹脂膜の存在により、感熱性孔版マスタの
強度、コシの強さ等を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る孔版印刷装置の概要
正面図である。
【図2】制御ブロック図である。
【図3】サーミスタの設置箇所を示す図である。
【図4】感熱性孔版マスタを示す概要断面図で、(a)
は穿孔前の状態を示す図、(b)は印刷濃度が薄い場合
の穿孔状態を示す図、(c)は印刷濃度が濃い場合の穿
孔状態を示す図である。
【図5】穿孔動作を示す図である。
【図6】印刷濃度設定キーの構成を示す概要平面図であ
る。
【図7】印刷濃度の制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】サーマルヘッドに通電するための通電パルス幅
の設定方法を示す図である。
【符号の説明】
1 印刷濃度設定手段としての印刷濃度設定キー 2 穿孔エネルギー調整手段としてのマイクロプロセッ
サ 4 ヘッド温度検出手段としてのサーミスタ 61 感熱性孔版マスタ 91 製版手段としてのサーマルヘッド 101 印刷ドラム 200 熱可塑性樹脂フィルム 202 多孔性樹脂膜 202c 空隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C065 AA01 AB01 AF01 CZ03 CZ17 2C066 CA02 CA05 CA09 CA14 CA19 2H084 AA13 AA38 AE05 AE06 AE07 BB04 BB13 CC09 2H114 AB23 AB25 BA06 BA10 DA49 DA56 DA73 DA76 EA01 EA02 FA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感熱性孔版マスタを画像情報に基づいて製
    版手段により溶融穿孔して製版し、製版された感熱性孔
    版マスタを印刷ドラムの外周面に巻装して印刷を行う孔
    版印刷装置において、 上記感熱性孔版マスタは、少なくとも熱可塑性樹脂フィ
    ルムの上に熱可塑性樹脂からなる多孔性樹脂膜を積層し
    てなり、製版時に上記多孔性樹脂膜の一部を溶融して印
    刷濃度を変化させることを特徴とする孔版印刷装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の孔版印刷装置において、 上記多孔性樹脂膜は、膜の内部及び表面に多数の空隙を
    持つ構造を有していることを特徴とする孔版印刷装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の孔版印刷装置において、 上記空隙が膜の厚み方向に連続して存在することを特徴
    とする孔版印刷装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のうちの一つに記載の孔版
    印刷装置において、 上記多孔性樹脂膜の厚みが、5μm以上50μm以下で
    あることを特徴とする孔版印刷装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のうちの一つに記載の孔版
    印刷装置において、 設定された印刷濃度の情報に基づいて穿孔エネルギーを
    変化させ、上記多孔性樹脂膜の空隙を変化させることを
    特徴とする孔版印刷装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至4のうちの一つに記載の孔版
    印刷装置において、 上記製版手段がサーマルヘッドであり、該サーマルヘッ
    ドの温度を検出するヘッド温度検出手段と、印刷濃度を
    設定する印刷濃度設定手段と、上記サーマルヘッドに供
    給する穿孔エネルギーを上記ヘッド温度検出手段により
    検出されたサーマルヘッドの温度と上記印刷濃度設定手
    段により設定された印刷濃度とに基づいて調整する穿孔
    エネルギー調整手段を有していることを特徴とする孔版
    印刷装置。
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