JP2001260306A - 感熱孔版原紙の製版方法 - Google Patents

感熱孔版原紙の製版方法

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JP2001260306A
JP2001260306A JP2000078695A JP2000078695A JP2001260306A JP 2001260306 A JP2001260306 A JP 2001260306A JP 2000078695 A JP2000078695 A JP 2000078695A JP 2000078695 A JP2000078695 A JP 2000078695A JP 2001260306 A JP2001260306 A JP 2001260306A
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photothermal conversion
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JP2000078695A
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Hideo Watanabe
秀夫 渡辺
Junnosuke Katsuyama
順之助 勝山
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Riso Kagaku Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像率が低い領域と画像率の高い領域が混在
している画像を製版した場合でも、鮮明で、濃度が高く
且つ均一な印刷物が得られる製版方法を提供する。 【解決手段】 光熱変換材料含有液体を液体吐出装置か
ら吐出して感熱孔版原紙上に光熱変換材料をドット状に
記録させた後、可視光線または赤外線を照射して穿孔す
る感熱孔版原紙の製版方法において、記録された光熱変
換材料の互いに隣接するドット間のピッチをD、隣接す
るドット数が6個以上のドットの直径をR1、隣接するド
ット数が6個未満のドットの直径をRとした場合、R
≦R<Dの関係を満足するように各ドットを記録し、前
記直径Rのドットに対応する穿孔径をR、前記直径R
のドットに対応する穿孔径をRとした場合、R≦R
<Dの関係を満足する穿孔を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感熱孔版原紙の製版
方法に関し、更に詳しくは可視光線または赤外線を照射
して感熱孔版原紙を穿孔し製版する方法において、鮮明
で高濃度の印刷物が得られる感熱孔版原紙の製版方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】かかる感熱孔版原紙の製版方法として
は、例えば(1)手書き若しくは既製の原稿又は電子写真
方式でコピーされたトナー画像原稿と感熱孔版原紙とを
重ね合わせて、フラッシュランプ、赤外線ランプ等の光
で原稿の文字等の画像部を発熱させ、接触している孔版
原紙の熱可塑性樹脂フィルムを溶融穿孔する方法、(2)
文字等の画像を電気信号に変換した画像情報に従って該
画像を再現するようにドット状の熱を発生するサーマル
ヘッドを用い、該サーマルヘッドを感熱孔版原紙に接触
させて該孔版原紙の熱可塑性樹脂フィルムを溶融穿孔す
る方法が挙げられる。
【0003】しかしながら、上記(1)の製版方法では、
感熱孔版原紙の熱可塑性樹脂フィルムと、熱を発生する
原稿またはコピーのトナー画像部との密着不良により穿
孔不良が生じたり、原稿表面のゴミや非画像部のトナー
が熱を発して、所望とする穿孔部分以外のところが穿孔
されてしまう現象、即ち、所謂ピンホール等の問題があ
った。また、上記(2)の製版方法では、感熱孔版原紙の
サーマルヘッドに対する押し付け圧の不均一により穿孔
不良が生じたり、感熱孔版原紙にシワを発生させたり、
搬送不良が起こる等の問題があった。
【0004】これらの欠点を改良するために、本発明者
らは、感熱孔版原紙上に光熱変換材料を含有した液体
を、液体吐出装置からドット状に転移させ、前記液体が
転移した部分に可視光線または赤外線を照射し、非接触
工程で感熱孔版原紙を選択的に穿孔し製版する方法(特
開平9-99664号公報)を提案した。さらに、上記の方法
で製版された感熱孔版原紙の穿孔部を独立して形成させ
ることで、裏移りのない、鮮明な印刷物が得られること
を提案(特開平9-327899号公報)した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者の見知によれば、かかる製版方法で製版する際、感熱
孔版原紙上の光熱変換材料の記録ドット径が同一の場
合、文字を主体とするような画像率が低い領域と絵柄を
主体とするような画像率の高い領域が混在している画像
を製版しようとすると、均一な穿孔径が得られず、満足
する印刷物が得られないことが分かった。本発明の目的
は、多種多様の文字や絵柄などが混在している場合で
も、鮮明で高濃度な印刷物が得られるような製版方法を
提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、画像を再現するように光熱変換材料含有液体を液
体吐出装置から吐出して感熱孔版原紙上に光熱変換材料
をドット状に記録させた後、該感熱孔版原紙に可視光線
または赤外線を照射して、該光熱変換材料が記録された
部位を選択的に穿孔する感熱孔版原紙の製版方法におい
て、該感熱孔版原紙上に記録された光熱変換材料の互い
に隣接するドット間のピッチをD、隣接するドット数が
6個以上のドットの直径をR1、隣接するドット数が6個
未満のドットの直径をRとした場合、R≦R<Dの関
係を満足するように各ドットを記録し、可視光線または
赤外線を照射して該感熱孔版原紙を製版することによ
り、前記直径Rのドットに対応する穿孔径をR、前記
直径Rのドットに対応する穿孔径をRとした場合、R
≦R<Dの関係を満足する穿孔を形成するようにした
ことを特徴とする感熱孔版原紙の製版方法によって達成
される。
【0007】本明細書において「記録される」とは、光
熱変換材料含有液体が液体吐出装置から液滴として吐出
され、感熱孔版原紙上に転移し、該液体が蒸発または吸
収されて光熱変換材料が感熱孔版原紙上にドット状に定
着したことを意味する。また、RないしRは、ドット
又は穿孔が正円でない場合、長径と短径の平均値として
取り扱うことができる。RおよびRの範囲は使用する
液体吐出装置のノズル径や吐出条件によって異なるが、
一般的には1000μm〜10μmである。また、「隣接する
ドット」とは、或るドットの中心から半径√2Dの円を
描いたとき、この円の上又は内側に中心が位置する他の
ドットを意味する。
【0008】この種の製版方法によると、まず画像を再
現するように光熱変換材料含有液体を液体吐出装置から
液滴として吐出して、感熱孔版原紙上にドット状に転移
させる。この時、転移した光熱変換材料含有液体は画像
に対応する独立したドットの集合として記録される。す
なわち、感熱孔版原紙上には当該ドットを画素とする画
像が再現される。次に、前記ドットの集合として記録さ
れた感熱孔版原紙上の画像部位に可視光線または赤外線
を照射すると、該ドットが発熱し、感熱孔版原紙に該ド
ットに対応した穿孔の集合が形成される。
【0009】本発明者は、この製版方法を鋭意検討した
結果、感熱孔版原紙上に転移した光熱変換材料に可視光
線または赤外線を照射する際、感熱孔版原紙上に記録さ
れた光熱変換材料のドットの集合状態によって、穿孔状
態が異なることが分かった。つまり、ある所定の領域内
に、前記ドットの集合状態が疎であるような文字を主体
とする画像率が低い部分と、前記ドットの集合状態が密
であるような絵柄を主体とする画像率が高い部分とが混
在している場合、この領域に可視光線または赤外線を同
じエネルギーで照射すると、ドットの集合状態が疎であ
る部分は穿孔径が大きくなり、ドットの集合状態が密で
ある部分は穿孔径が小さくなくことが判明した。
【0010】この理由は明らかでないが、通常、光熱変
換材料は黒色ないし褐色に着色しており、したがって、
感熱孔版原紙表面の光線に対する反射率は光熱変換材料
のドットの集合状態が疎である画像率が低い部分の方
が、光熱変換材料のドットの集合状態が密である画像率
が高い部分よりも大きい。その結果、ドットの集合状態
が疎である部分は、可視光線または赤外線を照射した
時、その反射光も感熱孔版原紙の穿孔に寄与して照射エ
ネルギーが大きくなるので穿孔径が大きくなり、一方、
ドットの集合状態が密である部分は、可視光線または赤
外線を照射した時、その反射光が減少して照射エネルギ
ーが低下するので穿孔径が小さくなると考えられる。
【0011】ドットの集合状態が密である部分の穿孔径
がドットの集合状態が疎である部分の穿孔径より小さい
状態に製版された感熱孔版原紙を用いて印刷すると、穿
孔径が小さい部分は濃度の薄い不鮮明な印刷物となって
しまう。例えば、文字等を主体とした画像は穿孔径が小
さいほうが鮮明性に有利であるが、絵柄などを主体とし
た画像では穿孔径が小さいと濃度の低い印刷物になって
しまう。従って、文字を主体とした画像率が低い部分と
絵柄を主体とした画像率が高い部分が混在する画像では
絵柄の部分の穿孔径は文字部分の穿孔径より大きくする
必要があることが判った。こうすることで、文字と絵柄
が混在する画像でも均一な濃度の印刷物が得られると考
えられる。
【0012】しかし、従来の製版方法では、画像率にか
かわらず、同一量及び同一濃度の光熱変換材料含有液体
を液体吐出装置から感熱孔版原紙上に吐出させて製版し
ているので、画像率が高い部分の印刷濃度が薄くなり、
画像率が低い部分の印刷濃度が高くなることは避けられ
なかった。
【0013】かかる従来の製版方法の欠点に鑑み、本発
明の製版方法では、液体吐出装置から感熱孔版原紙上に
転移される光熱変換材料含有液体の濃度又は量を画像率
が高い部分と低い部分とで異ならせることなどにより、
画像率が高い部分の記録ドットに対応する穿孔径を画像
率が低い部分の記録ドットに対応する穿孔径と同等また
はそれ以上にすることで、画像率に関わらず常に一定の
濃度の印刷物が得られるようにすることを要旨とする。
ここにおいて、画像率が高い部分とは、記録ドットの隣
接するドット数が6個以上の場合を指し、画像率が低い
部分とは、隣接するドット数が6個未満の場合を指すも
のと定義する。これを前提とするならば、本発明の製版
方法は、隣接するドット数が6個以上の記録ドットに対
応する穿孔径をR3、隣接するドット数が6個未満の記録
ドットに対応する穿孔径をR4、互いに隣接するドット間
のピッチをDとした場合、R4≦R3<Dの関係を満足するよ
うに穿孔を形成する方法ということができる。
【0014】R4≦R3<Dの関係を達成するには、いくつ
かの方法がある。第一に、隣接するドット数が6個以上
の記録ドットの直径R1を、隣接するドット数が6個未満
の記録ドットの直径ドットR2よりも大きくする(R2
R1)ことによって達成できる。これは、例えば、前者の
記録ドットR1を形成するために液体吐出装置から吐出さ
れる光熱変換材料含有液体の吐出量を、後者の記録ドッ
トR2を形成するためのそれよりも多くすることで実施で
きる。かくして、可視光線または赤外線を照射する際、
前者の記録ドットR1の発熱面積が後者の記録ドットR2
それよりも大きくなり、その結果R4≦R3の関係を満足す
る穿孔径が得られる。第二に、隣接するドット数が6個
以上の記録ドットR1を形成するために液体吐出装置から
吐出される光熱変換材料含有液体中の光熱変換材料の濃
度を、後者の記録ドットR2を形成するためのそれよりも
多くすることによって達成できる。この場合、両記録ド
ットの直径R1とR2は同じ(R2=R1)であってもよい。か
くして、可視光線または赤外線を照射する際、光熱変換
材料の濃度が高い記録ドットR1の方が記録ドットR2より
も熱変換効率が上がり、その結果R4≦R3の関係を満足す
る穿孔径が得られる。必要に応じて、上記第一の方法と
第二の方法を併用してもよいことは言うまでもない。
【0015】なお、可視光線または赤外線を照射して感
熱孔版原紙を製版する際に形成される穿孔R3及びR4が互
いに繋がらないように、前記記録ドットR1及びR2は、R2
≦R1<Dの関係(Dは記録ドット間のピッチ)を満足する
ように記録される。もし、D≦R2及びD≦R1であると、可
視光線または赤外線を照射して製版した場合に得られる
感熱孔版原紙の穿孔部の孔は連結した状態となる。その
結果、解像度が低下し、孔版印刷時に穿孔部からインク
が多量に出て、滲みのある不鮮明な印刷物となり、また
裏移りも発生する。逆に、記録ドットの直径R1及びR2
ピッチDより小さすぎると、画像の穿孔分布が疎にな
り、柔らかいインクを用いて印刷しても印刷物の濃度が
低下するので、D≦3R2(すなわち、D/3≦R2)であるこ
とが好ましい。
【0016】本発明の感熱孔版原紙の製版方法では、吐
出装置から吐出された液体の液滴が感熱孔版原紙上に転
移した後、そこで滲んだり撥ねられると、記録ドットが
R2≦R1<Dの関係を容易に満たすことが困難になること
もある。従って、感熱孔版原紙上に吐出される液体の定
着や乾燥を促進するために液体吸収層を設けてもよい。
【0017】かかる液体吸収層は、親水性樹脂と撥水性
化合物とを混合することにより形成でき、光熱変換材料
含有液体と該吸収層との接触角が20度〜150度の範囲に
なるように形成するとよい。光熱変換材料含有液体は、
液体吸収層に転移すると、まず撥水性化合物の効果で上
記接触角の範囲で転移する。次に、親水性樹脂の効果
で、該液体の溶剤が液体吸収層を溶解または膨潤させ
る。従って、光熱変換材料を含有する液体が液体吸収層
上に定着する際、滲んだり広がることはなく、さらに液
体が反撥されたりすることもなく、光熱変換材料を感熱
孔版原紙上にR2≦R1<Dの関係を満足する独立したドッ
トの集合として記録することができる。さらに、可視光
線または赤外線を照射して製版することで、感熱孔版原
紙上に所望の画像状の独立穿孔部を得ることができる。
【0018】液体吸収層に用いられる親水性樹脂として
は、ポリビニルアルコール、メチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
ポリビニルピロリドン、エチレン−ビニルアルコール共
重合体、ポリエチレンオキサイド、ポリビニルエーテ
ル、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラール、ポ
リアクリルアミド等が挙げられる。これらの樹脂成分は
単独もしくは混合して、または共重合体として用いても
よい。
【0019】本発明に用いられる撥水性化合物は、フッ
素化合物系、シラン化合物系、ワックス系、高級脂肪酸
系、高級脂肪酸アミド系、ポリオレフィン系などの化合
物が挙げられ、例えば、四フッ化エチレン樹脂、四フッ
化エチレン−六フッ化プロピレン共重合体、四フッ化エ
チレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合
体、シリコーン樹脂、ジメチルシリコーンオイル、メチ
ルフェニルシリコーンオイル、環状ジメチルシロキサ
ン、変性シリコーンオイル、シリコーン樹脂、カルナバ
ワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレ
ンワックス、モンタンワックス、パラフィンワックス、
キャンデリラワックス、シェラックワックス、酸化ワッ
クス、エステルワックス、密ロウ、木ロウ、鯨ロウ、ス
テアリン酸、ラウリル酸、ベヘン酸、カプロン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸アミド、ラウリル酸アミド、ベ
ヘン酸アミド、カプロン酸アミド、パルミチン酸アミ
ド、ポリエチレン、ポリプロピレンなどが挙げられる。
前記撥水性化合物は固体粉末、液体のいずれも使用で
き、液体吸収層中では溶解状態または分散状態で使用さ
れる。
【0020】本発明において、前記接触角を達成するた
めの親水性樹脂と撥水性化合物の混合比率は、光熱変換
材料を含有する液体の種類によって異なるが、一般的に
は99/1〜1/99好ましくは90/1〜1/90の範囲とするこ
とができる。
【0021】さらに、液体吸収層には、光熱変換材料含
有液体の、液体吸収層上での吸収と定着を促進させるた
めに、有機、無機の微粒子を含有させることができる。
例えば、ポリウレタン、ポリエチレンテレフタレート、
ポリエチレン、ポリスチレン、シリコーン樹脂、フェノ
ール樹脂、アクリル樹脂、ベンゾグアナミン樹脂等の有
機微粒子、またはタルク、クレー、炭酸カルシウム、酸
化チタン、酸化アルミ、酸化ケイ素、カオリン等の無機
微粒子が挙げられる。
【0022】液体吸収層の厚さは0.01〜20μm、好まし
くは0.05〜10μmの範囲である。0.01μm未満では吐出
された光熱変換材料含有液体を定着させるのに不充分で
あり、20μm以上では感熱孔版原紙を穿孔する際に、熱
エネルギーが大量に必要となり、製版に時間がかかり、
また製版装置も大きくなるという欠点が生じる。
【0023】液体吸収層を感熱孔版原紙上に設けるに
は、前記親水性樹脂と撥水性化合物と必要に応じて有
機、無機の微粒子を含有した混合液を、グラビアコータ
ー、ワイヤーバーコーターなどの塗布手段で熱可塑性樹
脂フィルム上に塗布し乾燥すればよい。
【0024】本発明で用いる感熱孔版原紙は、光熱変換
材料の発熱によって溶融穿孔されるものであればよく、
熱可塑性樹脂フィルム単独の原紙または熱可塑性樹脂フ
ィルムと多孔性支持体とが貼り合わされている原紙のい
ずれも使用することができる。
【0025】熱可塑性樹脂フィルムとしては、例えばポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩
化ビニリデン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチ
レンテレフタレート、ポリスチレン、ポリウレタン、ポ
リカーボネート、ポリ酢酸ビニル、アクリル樹脂、シリ
コーン樹脂などが用いられる。これらの樹脂成分は単独
もしくは混合して、または共重合体としてもよい。
【0026】上記熱可塑性樹脂フィルムの厚さは0.5〜5
0μm、好ましくは1〜20μmの範囲である。フィルムの
厚さが0.5μm未満では取扱性及び強度が劣り、また50
μmを越えると穿孔する際に大量の熱エネルギーが必要
となり経済的でない。
【0027】多孔性支持体としては、マニラ麻、パル
プ、ミツマタ、コウゾ、和紙等の天然繊維、ポリエステ
ル、ナイロン、ビニロン、アセテート等の合成繊維、金
属繊維、ガラス繊維などを単独または混合して用いた薄
葉紙、不織布、スクリーン紗等が挙げられる。これらの
多孔性支持体の坪量は1〜20g/m2の範囲が好ましく、
より好ましくは5〜15g/m2の範囲である。1g/m2
未満では原紙としての強度が弱くなり、20g/m2を超え
ると印刷時のインクの通過性が悪くなることがある。ま
た、多孔性支持体の厚さは5〜100μmの範囲が好まし
く、より好ましくは10〜50μmの範囲である。厚さが5
μm未満ではやはり原紙としての強度が弱くなり、100
μmを超えると印刷時のインクの通過性が悪くなること
がある。
【0028】本発明に用いられる光熱変換材料は、光の
エネルギーを効率よく熱のエネルギーに変換する材料が
好ましい。例えば、カーボンブラック、ランプブラッ
ク、炭化ケイ素、窒化炭素、金属粉、金属酸化物、無機
顔料、有機顔料、有機染料等が挙げられ、有機染料の中
では、アントラキノン系、フタロシアニン系色素、シア
ニン系色素、スクアリリウム系色素、ポリメチン系色素
のように特定の光波長域で大きな吸収効率を有するもの
が好ましい。
【0029】本発明において光熱変換材料を含有させる
液体としては、水及び/または親水性溶剤を用いること
ができ、その具体例は水、メチルアルコール、エチルア
ルコール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコー
ル、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、プロピレングリコール、エチレン
グリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコールジ
ブチルエーテル、チオグリコール、チオジグリコール、
グリセリン、アセトン、メチルエチルケトン、テトラヒ
ドロフラン、1,4−ジオキサン、2−ピロリドン、N−メ
チル−2−ピロリドン、ホルムアルデヒド、アセトアル
デヒド、メチルアミン、エチレンジアミン、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキサイド、ピリジン、エチ
レンオキサイド等が挙げられる。さらに、該液体中に
は、必要に応じて、顔料、充填剤、結着剤、硬化剤、防
腐剤、湿潤剤、界面活性剤、pH調節剤等を含有させるこ
とができる。
【0030】かくして、上記液体中に上記光熱変換材料
を液体吐出装置から吐出可能な形態で適宜分散または混
合することにより、感熱孔版原紙製版用組成物として光
熱変換材料含有液体を調整することができる。該液体中
の光熱変換材料の濃度は、光熱変換材料の種類によって
異なるが、一般に、組成物全量に対して0.1重量%〜
20重量%とすることが好ましい。また、記録ドット径
がR=Rの場合においてR≦R<Dの関係を満足す
る穿孔を形成するためには、組成物全量に対して3重量
%〜20重量%の濃度の組成物を直径Rの記録ドット
の形成に使用することが好ましい。
【0031】本発明で使用する液体吐出装置としては、
例えば、1インチ当たり10〜2000個(10〜2000dpi)の開
口部を有するノズル、スリット、多孔質材、多孔フィル
ム等を圧電素子、発熱素子、送液ポンプ等に接続し、予
め電気的信号に変換された画像情報(文字情報を含む)
に従って液体をドット状に吐出するようにした装置が挙
げられる。
【0032】本発明において、可視光線または赤外線を
照射するには、キセノンランプ、フラッシュランプ、ハ
ロゲンランプ、赤外線ランプなどを使用することができ
る。
【0033】本発明に従って製版した孔版原紙は一般的
な孔版印刷に使用することができる。例えば、製版され
た感熱孔版原紙の一つの面にインクを載置し、他方の面
に印刷用紙を重ね合わせ、上記インクを押圧、減圧、ス
キージなどの手段により穿孔部から通過させて印刷用紙
にインクを転移させて印刷物を得ることができる。ま
た、製版された感熱孔版原紙を輪転式孔版印刷機の版胴
に巻きまわして印刷してもよい。印刷インクとしては、
従来の印刷に用いられている油性インク、水性インク、
油中水滴(W/O)型エマルジョンインク、水中油滴(O
/ W)型エマルジョンインク、熱溶融性インクなどが使
用される。
【0034】
【実施例】以下、図面を参照しつつ実施例に基づいて本
発明を更に詳細に説明するが、本発明は該実施例によっ
て何ら限定されるものではない。
【0035】(実施例1)厚さ2μmのポリエチレンテ
レフタレートフィルムに、ポリビニルブチラール1重量
部、アルコール変性シリコーン2重量部、水50重量部、
イソプロピルアルコール47重量部の混合液を、ワイヤー
バーで塗布乾燥し0.5μmの液体吸収層を設けた。次
に、このフィルムの液体吸収層の反対側に、坪量10g/
m2の和紙を貼り合わせて感熱孔版原紙を作製した。
【0036】一方、カーボンブラック2重量部、水50重
量部、ジエチレングリコール30重量部、2−ピロリドン1
8重量部からなる、カーボンブラックの含有量が2重量%
の光熱変換材料含有液体を得た。
【0037】次に、図1に示すように、感熱孔版原紙の
液体吸収層1上に、ピエゾ素子の液体吐出装置のノズル
4から、該光熱変換材料含有液体の液滴5を吐出し、図
2に示すようにドット状に光熱変換材料6を記録した。
【0038】ここでの記録は、図5に示すように、文字
「F」とベタ画像とを混在させて行った。文字「F」を構
成する記録ドットは、一部を除いて隣接するドット数が
6個未満であり、ベタ画像を構成する記録ドットのほと
んどは、画像の端部を除いて隣接するドット数が6個以
上である。つまり、ベタ画像を構成するドットの行を
N、列をMとすると、N=1とn、M=1とm以外のドットはす
べて互いに隣接するドット数が6個以上である。
【0039】液体吐出装置から光熱変換材料含有液体を
吐出する際、記録ドット間のピッチを360dpi、即ちドッ
ト間ピッチを70.6μmとした。次に、隣接するドット数
が6個以上の記録ドットの直径R1を、隣接するドット数
が6個未満の記録ドットの直径R2より大きくするため
に、直径R1のドットを記録する際の光熱変換材料含有液
体の吐出量を1個の液滴当たり30ピコリットル、直径R2
のドットを記録する際の光熱変換材料含有液体の吐出量
を1個の液滴当たり20ピコリットルになるように制御し
て記録した。その結果、隣接するドット数が6個以上の
記録ドット径R1が60μm、隣接するドット数が6個未満
の記録ドット径R2が40μmになった。
【0040】そして、図3に示すように、記録された光
熱変換材料6が固着した画像部位に、光反射板8付のキ
セノンランプ7で4J/cm2の出力エネルギーの光線
9を照射すると、図4に示すように、光熱変換材料6が
発する熱で液体吸収層1及び熱可塑性樹脂フィルム2が
溶融して穿孔10が形成され、感熱孔版原紙が製版され
た。この時の穿孔状態は、図6に示されるように、記録
ドット径R1に対応した穿孔径R3と記録ドット径R2に対応
した穿孔径R4は何れも約60μmであり、しかも独立して
穿孔されていることが確認された。
【0041】この製版された感熱孔版原紙をデジタル孔
版印刷機リソグラフ(登録商標)GR275(理想科学工業
(株)製)の印刷ドラムに巻き付けて印刷すると、文字
部もベタ部も均一な濃度の鮮明な印刷画像が得られた。
【0042】(比較例1)実施例1で使用した感熱孔版
原紙に、実施例1と同じ光熱変換材料含有液体を液体吐
出装置から吐出させ、図7に示すように、文字「F」と
ベタ画像とを混在させて記録した。文字「F」とベタ画
像の記録において、隣接するドット数が6個以上の記録
ドットの直径R1と、隣接するドット数が6個未満の記録
ドットの直径R2の何れもが同じドット径(R1=R2)にな
るように、すべてのドットについて光熱変換材料の吐出
量を1個の液滴当たり20ピコリットルになるように制御
して記録した。その結果、記録ドット間のピッチが70.6
μm、記録ドット径がすべて40μmになった。
【0043】そして、実施例1と同様にキセノンランプ
7で4J/cm2の出力エネルギーで光線9を照射する
と、図4に示すように、画像部位の光熱変換材料の発す
る熱で液体吸収層1及び熱可塑性樹脂フィルム2が溶融
して穿孔10が形成され、感熱孔版原紙が製版された。こ
のときの穿孔状態は、図8に示されるように、隣接する
ドット数が6個未満の穿孔径R4は約60μmであるが、隣
接するドット数が6個以上の穿孔径R3は約40μmであっ
た。
【0044】この製版された感熱孔版原紙をデジタル孔
版印刷機リソグラフ(登録商標)GR275(理想科学工業
(株)製)の印刷ドラムに巻き付けて印刷すると、文字
部は鮮明な印刷物が得られたが、ベタ部は中心部の濃度
が薄く不鮮明な印刷物となった。
【0045】(実施例2)実施例1で使用した感熱孔版
原紙に、実施例1と同じ光熱変換材料含有液体を液体吐
出装置から吐出させ、図9に示すように、ベタ画像を記
録した。ここでは、ベタ画像を構成するドットの行を
N、列をMとすると、偶数行に記録するドットは、奇数行
に記録されたドットピッチの中間に位置するように制御
して記録した。従って、N=1とn、M=1、2とm-1、m以外
のドットはすべて、隣接するドット数が6個以上であ
る。
【0046】液体吐出装置から光熱変換材料含有液体を
吐出する際、記録ドット間のピッチを600dpi、即ちドッ
ト間ピッチを42.3μmとした。一方、隣接するドット数
が6個以上の記録ドットの直径R1を、隣接するドット数
が6個未満の記録ドットの直径R2よりも大きくするため
に、直径R1のドットを記録する際の光熱変換材料の吐出
量を1個の液滴当たり15ピコリットル、直径R2のドット
を記録する際の光熱変換材料の吐出量を1個の液滴当た
り10ピコリットルになるように制御して記録した。その
結果、隣接するドット数が6個以上の記録ドット径R1
30μm、隣接するドット数が6個未満の記録ドット径R2
が20μmになった。
【0047】そして、実施例1と同様にキセノンランプ
7で4J/cm2の出力エネルギーで光線9を照射する
と、図4に示すように画像部位の光熱変換材料の発する
熱で液体吸収層1及び熱可塑性樹脂フィルム2が溶融し
て穿孔10が形成され、感熱孔版原紙が製版された。この
ときの穿孔状態は、図10に示されるように、記録ドット
径R1に対応した穿孔径R3と記録ドット径R2に対応した穿
孔径R4は何れもほぼ30μmであり、しかも独立して穿孔
されていることが確認された。
【0048】この製版された感熱孔版原紙をデジタル孔
版印刷機リソグラフ(登録商標)GR275(理想科学工業
(株)製)の印刷ドラムに巻き付けて印刷すると、均一
な濃度のベタ画像の印刷物が得られた。
【0049】(実施例3)実施例1で使用したカーボン
ブラック含有量が2重量%の光熱変換材料含有液体を液
体Aとし、一方、カーボンンブラック4重量部、水50重量
部、ジエチレングリコール28重量部、2−ピロリドン18
重量部からなる、カーボンブラックの含有量が4重量%
の光熱変換材料含有液体を調製し液体Bとした。
【0050】次に、実施例1で使用した感熱孔版原紙
に、実施例1と同じ液体吐出装置から前記液体Aと液体B
を吐出させ、図11に示すようにベタ画像を記録した。こ
こでは、液体吐出装置から光熱変換材料含有液体を吐出
する際、記録ドット間のピッチを360dpi、即ちドット間
ピッチを70.6μmとし、隣接するドット数が6個以上の
ドットの記録には液体Bを、隣接するドット数が6個未
満のドットの記録には液体Aを使用し、隣接するドット
数が6個以上の記録ドット径R1と、隣接するドット数が
6個未満の記録ドット径R2とが何れも40μmになるよう
に、光熱変換材料の吐出量を1個の液滴当たり20ピコリ
ットルに制御して記録した。
【0051】そして、実施例1と同様にキセノンランプ
7で光線9を照射すると、図4に示されるように、画像
部位の光熱変換材料6が発する熱で液体吸収層1及び熱
可塑性樹脂フィルム2が溶融して穿孔10が形成され、感
熱孔版原紙が製版された。このときの穿孔状態は、図12
に示されるように、記録ドット径R1に対応した穿孔径R3
は、記録ドット径が小さいにも関わらず、光熱変換材料
の含有量が多いために光熱変換効率が上がり、ほぼ60μ
mであった。また、記録ドット径R2に対応した穿孔径R4
も、ほぼ60μmであり、独立して穿孔されていることが
確認された。
【0052】この製版された感熱孔版原紙をデジタル孔
版印刷機リソグラフ(登録商標)GR275(理想科学工業
製)の印刷ドラムに巻き付けて印刷すると、均一な濃度
のベタ画像の印刷物が得られた。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、光熱変換材料含有液体
を感熱孔版原紙上に転移させて記録する際、ドットの集
合状態に応じて光熱変換材料の記録ドットの直径や濃度
を変化させて、可視光線または赤外線を照射して形成さ
れる穿孔径を、画像率が低い部分よりも画像率が高い部
分の方が大きいか又は同等になるようにしたので、文字
を主体とした画像率が低い領域と絵柄を主体とする画像
率が高い領域が混在した原稿の場合でも、印字濃度の偏
りがなく、裏移りのない鮮明な印刷物を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】液体吐出装置から光熱変換材料含有液体を感熱
孔版原紙に向けて吐出する状態を模式的に示す側断面
図。
【図2】光熱変換材料が感熱孔版原紙上にドット状に記
録された状態を模式的に示す側断面図。
【図3】感熱孔版原紙上に記録された光熱変換材料に光
線を照射する状態を模式的に示す側断面図。
【図4】光線を照射することにより、感熱孔版原紙がド
ット状に穿孔されて製版された状態を模式的に示す側断
面図。
【図5】実施例1で感熱孔版原紙上にドット状に記録さ
れた光熱変換材料の平面模式図。
【図6】実施例1で光線を照射させてドット状に穿孔さ
れた感熱孔版原紙の平面模式図。
【図7】比較例1で感熱孔版原紙上にドット状に記録さ
れた光熱変換材料の平面模式図。
【図8】比較例1で光線を照射させてドット状に穿孔さ
れた感熱孔版原紙の平面模式図。
【図9】実施例2で感熱孔版原紙上にドット状に記録さ
れた光熱変換材料の平面模式図。
【図10】実施例2で光線を照射させてドット状に穿孔
された感熱孔版原紙の平面模式図。
【図11】実施例3で感熱孔版原紙上にドット状に記録
された光熱変換材料の平面模式図。
【図12】実施例1で光線を照射させてドット状に穿孔
された感熱孔版原紙の平面模式図。
【符号の説明】
1 液体吸収層 2 熱可塑性樹脂フィルム 3 多孔性支持体 4 液体吐出装置 5 光熱変換材料含有液体 6 光熱変換材料 7 光源 8 光反射板 9 光線 10 穿孔 D ドット間のピッチ R1 隣接するドット数が6個以上の記録ドットの直径 R2 隣接するドット数が6個未満の記録ドットの直径 R3 直径R1の記録ドットに対応する穿孔径 R4 直径R2の記録ドットに対応する穿孔径
フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA06 EB49 EC07 EC72 FA04 FB01 FD20 2H084 AA16 AA25 AA40 AE05 BB04 BB13 CC09 2H114 AB21 AB23 BA00 BA01 BA05 BA10 DA49 DA50 DA51 DA60 DA62 DA77 DA78 EA01 FA00 FA01 FA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を再現するように光熱変換材料含有
    液体を液体吐出装置から吐出して感熱孔版原紙上に光熱
    変換材料をドット状に記録させた後、該感熱孔版原紙に
    可視光線または赤外線を照射して、該光熱変換材料が記
    録された部位を選択的に穿孔する感熱孔版原紙の製版方
    法において、該感熱孔版原紙上に記録された光熱変換材
    料の互いに隣接するドット間のピッチをD、隣接するド
    ット数が6個以上のドットの直径をR1、隣接するドット
    数が6個未満のドットの直径をRとした場合、R≦R
    <Dの関係を満足するように各ドットを記録し、可視
    光線または赤外線を照射して該感熱孔版原紙を製版する
    ことにより、前記直径Rのドットに対応する穿孔径をR
    、前記直径Rのドットに対応する穿孔径をRとした
    場合、R≦R<Dの関係を満足する穿孔を形成するよ
    うにしたことを特徴とする感熱孔版原紙の製版方法。
  2. 【請求項2】 前記直径Rのドットを記録するために
    吐出される光熱変換材料含有液体の吐出量は、前記直径
    Rのドットを記録するために吐出される光熱変換材料
    含有液体の吐出量よりも多いことを特徴とする請求項1
    に記載の製版方法。
  3. 【請求項3】 前記直径Rのドットを記録するために
    吐出される光熱変換材料含有液体中の光熱変換材料の濃
    度は、前記直径Rのドットを記録するために吐出され
    る光熱変換材料含有液体中の光熱変換材料の濃度と同じ
    であることを特徴とする請求項2に記載の製版方法。
  4. 【請求項4】 前記直径Rのドットを記録するために
    吐出される光熱変換材料含有液体中の光熱変換材料の濃
    度は、前記直径Rのドットを記録するために吐出され
    る光熱変換材料含有液体中の光熱変換材料の濃度よりも
    高いことを特徴とする請求項1に記載の製版方法。
  5. 【請求項5】 R=R<Dの関係を満たすことを特徴
    とする請求項4に記載の製版方法。
  6. 【請求項6】 前記ドットは、D/3≦R≦R<Dの関係
    を満足するように記録される請求項1乃至6の何れか1
    項に記載の製版方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002127352A (ja) * 2000-10-27 2002-05-08 Tohoku Ricoh Co Ltd 製版装置・孔版印刷装置・製版方法
JP2009208250A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Riso Kagaku Corp サーマルヘッドの制御装置
CN107531071A (zh) * 2015-04-30 2018-01-02 富士胶片株式会社 柔版印刷版

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