JPH10264352A - 感熱孔版原紙の製版方法及び装置 - Google Patents

感熱孔版原紙の製版方法及び装置

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JPH10264352A
JPH10264352A JP9088850A JP8885097A JPH10264352A JP H10264352 A JPH10264352 A JP H10264352A JP 9088850 A JP9088850 A JP 9088850A JP 8885097 A JP8885097 A JP 8885097A JP H10264352 A JPH10264352 A JP H10264352A
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JP
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heat
liquid
light
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sensitive stencil
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JP9088850A
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English (en)
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Hideo Watanabe
秀夫 渡辺
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Riso Kagaku Corp
Original Assignee
Riso Kagaku Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光線を照射して熱可塑性樹脂フィルムを溶融
穿孔する際に、低エネルギーで効率良く製版を行う製版
方法及び装置を提供する。 【解決手段】 液体中に含有せしめた光熱変換材料を、
予め電気信号に変換された画像情報に従って、該液体と
ともに液体吐出装置(3)から感熱孔版原紙(1)上に
吐出してその上に該画像情報に基づいた画像を再現する
ように該光熱変換材料を転移させるとともに、転移した
前記液体を乾燥手段(5)を用いて加熱して蒸発させた
後、該感熱孔版原紙に可視光線又は赤外線を光線照射手
段(4)から照射して、該光熱変換材料が転移した該感
熱孔版原紙の部位を選択的に穿孔して製版する。液体吐
出手段(3)と乾燥手段(5)は、光線照射手段(4)
に対して感熱孔版原紙の搬送方向の上流側に配置すると
よい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱孔版原紙の製
版方法及び装置に関し、さらに詳しくは可視光線又は赤
外線を照射して感熱孔版原紙を穿孔する製版方法及び装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感熱孔版原紙の製版方法として
は、例えば、(1)鉛筆等の炭素を含有する筆記具で文字
等が手書きされた原稿や電子写真方式でコピーされたト
ナー画像原稿と感熱孔版原紙とを重ね合わせて、フラッ
シュランプ、赤外線ランプ等の光で上記原稿の文字部や
画像部を発熱させ、接触している感熱孔版原紙の熱可塑
性樹脂フィルムを溶融穿孔する方法、(2)文字等の画像
を電気信号に変換した画像情報に従って該画像を再現す
るようにドット状の熱を発生するサーマルヘッドを用
い、該サーマルヘッドを感熱孔版原紙に接触させて該孔
版原紙の熱可塑性樹脂フィルムを溶融穿孔する方法が知
られている。
【0003】しかしながら、上記(1)の製版方法では、
感熱孔版原紙の熱可塑性樹脂フィルムと、熱を発生する
原稿またはコピーのトナー画像部との密着不良により穿
孔不良が生じたり、原稿表面のゴミや非画像部のトナー
が熱を発生して、所望とする穿孔部分以外のところが穿
孔されてしまう現象、即ち、所謂ピンホール等の問題が
あった。また、上記(2)の製版方法では、感熱孔版原紙
のサーマルヘッドに対する押し付け圧の不均一により穿
孔不良が生じたり、感熱孔版原紙にシワを発生させた
り、搬送不良が起こる等の問題があった。
【0004】かかる問題点を解決するために、本出願人
は、特願平7−284610号において、液体中に含有
せしめた光熱変換材料を該液体とともに液体吐出装置か
ら感熱孔版原紙上に吐出して該感熱孔版原紙に転移させ
た後、該感熱孔版原紙に可視光線又は赤外線を照射し
て、該光熱変換材料が転移した該感熱孔版原紙の部位を
選択的に穿孔して製版することを特徴とする感熱孔版原
紙の製版方法を提案した。
【0005】この製版方法は、液体吐出装置を感熱孔版
原紙に対して非接触状態で移動させるとともに予め電気
信号に変換された画像情報に従って該液体吐出装置から
上記光熱変換材料含有液体を液滴として感熱孔版原紙上
に吐出させるように該液体吐出装置を制御し、該画像を
該光熱変換材料のドット状の付着体として該感熱孔版原
紙の上に再現させる第1工程と、該感熱孔版原紙に可視
光線又は赤外線を照射して、該光熱変換材料が転移した
該感熱孔版原紙の部位を選択的に穿孔する第2工程とか
らなる。
【0006】この製版方法によれば、製版時に、原稿や
液体吐出装置の何れをも孔版原紙に接触させる必要がな
いので、ピンホールの発生が無く、また、従来の製版方
法におけるような感熱孔版原紙と原稿又はサーマルヘッ
ドとの密着を要することもないので、かかる密着不良に
起因する穿孔不良の問題も生じることがなく、画像情報
に忠実な製版が行われる点で好都合である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる製版方
法の第2工程において、光熱変換材料含有液体の液体成
分が感熱孔版原紙上に残留している場合としない場合と
では製版効率が大きく違うことが判明した。即ち感熱孔
版原紙上に転移した光熱変換材料に光が照射されると、
光エネルギーが熱エネルギーに変換される。この熱エネ
ルギーは本来感熱孔版原紙の熱可塑性樹脂フィルムを溶
融穿孔するために費やされることが望ましいが、液体成
分が残留している場合、該成分の加熱と蒸発にも費やさ
れることになる。
【0008】従って、本発明の目的は、光線を照射して
熱可塑性樹脂フィルムを溶融穿孔する際に、低エネルギ
ーで効率良く製版を行う製版方法及び装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、液体中に含有せしめた光熱変換材料を、予め電気
信号に変換された画像情報に従って、前記液体とともに
液体吐出装置から感熱孔版原紙上に吐出してその上に前
記画像情報に基づいた画像を再現するように前記光熱変
換材料を転移させるとともに、転移した前記液体を加熱
して蒸発させた後、前記感熱孔版原紙に可視光線又は赤
外線を照射して、前記光熱変換材料が転移した前記感熱
孔版原紙の部位を選択的に穿孔して製版することを特徴
とする感熱孔版原紙の製版方法によって達成される。
【0010】本発明の製版方法は、例えば、液体中に含
有せしめた光熱変換材料を、予め電気信号に変換された
画像情報に従って前記液体とともに感熱孔版原紙上に吐
出して、その上に前記画像情報に基づいた画像を再現す
るように前記光熱変換材料を転移させる液体吐出手段
と、前記感熱孔版原紙上に転移した前記液体を加熱し蒸
発させる乾燥手段と、前記光熱変換材料が転移した前記
感熱孔版原紙に可視光線又は赤外線を照射して前記感熱
孔版原紙を穿孔する光線照射手段と、を具備した感熱孔
版原紙の製版装置であって、前記製版装置は、さらに、
前記光熱変換材料が転移した前記感熱孔版原紙を前記光
線照射手段の方向に送る搬送手段を備え、前記液体吐出
手段と前記乾燥手段は、前記光線照射手段に対して前記
感熱孔版原紙の搬送方向の上流側に配置されていること
を特徴とする製版装置によって実施することができる。
【0011】本発明の製版方法は、光エネルギーを熱エ
ネルギーに変換し、該熱エネルギーを感熱孔版原紙の熱
可塑性樹脂フィルムを溶融穿孔して製版するものであ
る。そこで光熱変換エネルギーを有効に活用すること
が、製版工程を経済的及び時間的に効率よく行うには重
要である。
【0012】本発明においては、液体中に含有された光
熱変換材料は、液体吐出装置から該液体とともに吐出さ
れ、感熱孔版原紙の熱可塑性フィルム上に転移する。光
熱変換材料は光エネルギーを熱エネルギーに変換する機
能を有する。一方、光熱変換材料の媒質である液体は、
光熱変換材料を上記吐出装置から感熱孔版原紙上に転移
させる目的で不可欠であるが、該液体の沸点及び蒸発熱
が製版工程に大きな影響を与える。そこで、可視光線又
は赤外線を照射する前に、該液体が蒸発して除去されて
いる方が、光熱変換された熱エネルギーを効率良く感熱
孔版原紙の穿孔に利用することができる。
【0013】また、本発明の製版装置では、可視光線又
は赤外線の照射前に、光熱変換材料の媒質である液体を
蒸発させて製版を行うために乾燥手段を用いる。該乾燥
手段は、感熱孔版原紙を光線照射手段に搬送する搬送方
向において、該光線照射手段の上流側に配置される。ま
た、本発明で使用する液体吐出手段も、該光線照射手段
の上流側に配置される。そして、該乾燥手段は、上記搬
送方向において、該液体吐出手段の上流側及び下流側の
何れの位置に配置してもよい。とりわけ非接触型の乾燥
手段は液体吐出手段の下流側に配置して用いるのに好都
合である。接触型の乾燥手段を用いる場合は、光熱変換
材料含有液体が転移した感熱孔版原紙面に接触させて該
液体を乾燥させようとすると、該乾燥手段が該液体に接
触してしまい、その結果、感熱孔版原紙上に再現した画
像が損なわれてしまうので、吐出手段の下流側に配置さ
せることはできない。
【0014】本発明の乾燥手段の具体例としては、非接
触型乾燥手段として熱風ヒーター、高周波ヒーター、赤
外線ヒーター、ハロゲンヒーターなどが挙げられ、接触
型乾燥手段として熱源を備えた面状ヒーター、ロール状
ヒーター等が挙げられる。
【0015】本発明の製版効率は、光熱変換材料の媒質
である液体の熱的物性に大きく影響を受ける。即ち、本
発明の乾燥手段で該液体を蒸発させる際、該液体の沸点
と蒸発潜熱は製版効率に大きく影響を与える。したがっ
て、本発明では、該液体として、その沸点と蒸発熱の低
いものを使用することが好ましい。
【0016】とりわけ、上記液体として、沸点50℃〜
250℃及び蒸発熱200cal/g以下の溶剤を含有する
ものを使用することが好ましい。該溶剤の沸点が250
℃より高いと、光熱変換材料含有液体の製造時の安定性
が増し、また吐出装置内での光熱変換材料含有液体の安
定性も増すが、光照射時に光エネルギーから変換された
熱エネルギーによって溶剤を蒸発させる際、多くのエネ
ルギーが必要となる。一方、溶剤の沸点が50℃以下で
は、溶剤を蒸発させる熱エネルギーが少なくてすむが、
光熱変換材料含有液体の製造時の安定性及び吐出装置内
の液体の安定性が低下することがある。同様に、溶剤の
蒸発熱が200cal/gよりも高いと、溶剤を蒸発させる
際に多くの熱エネルギーが必要となる。
【0017】本発明で用いる上記液体は、上述の如き沸
点及び蒸発熱を有する溶剤を主成分とし、該溶剤が該液
体全量の50%以上、好ましくは60%以上を占めるこ
とが必要である。この含有量が50%よりも低いと、光
熱変換材料の安定性や製版時の穿孔効率が低下する。
【0018】上記液体を構成する溶剤の具体例として
は、沸点が50℃〜250℃の範囲で、且つ、蒸発熱が
200cal/g以下のアルコール系、グリコール系、グリ
コールエーテル系、ケトン系、エーテル系、アミド系、
オキサイド系などの溶剤が挙げられる。より具体的に
は、かかる溶剤としては、エチルアルコール(沸点78
℃、蒸発熱202cal/g)、イソプロピルアルコール(沸点
82℃、蒸発熱160cal/g)、ブチルアルコール(沸点118
℃、蒸発熱142cal/g)、ジエチレングリコール(沸点24
5℃、蒸発熱117cal/g)、プロピレングリコール(沸点1
88℃、蒸発熱169cal/g)、エチレングリコールジブチル
エーテル(沸点203℃、蒸発熱65cal/g)、メチルエチル
ケトン(沸点80℃、蒸発熱82cal/g)、メチルイソブチ
ルケトン(沸点116℃、蒸発熱87cal/g)、テトラヒドロ
フラン(沸点60℃、蒸発熱98cal/g)、1,4−ジオキ
サン(沸点101℃、蒸発熱99cal/g)、シクロヘキサノン
(沸点156℃、蒸発熱98cal/g)、2−ピロリドン(沸点
245℃、蒸発熱135cal/g)、N−メチル−2−ピロリド
ン(沸点202℃、蒸発熱105cal/g)、エチレンジアミン
(沸点117℃、蒸発熱186cal/g)、ジメチルホルムアミ
ド(沸点153℃、蒸発熱125cal/g)、ジメチルスルホキ
サイド(沸点189℃、蒸発熱161cal/g)、ピリジン(沸
点115℃、蒸発熱122cal/g)、トリメチレングリコール
(沸点214℃、蒸発熱181cal/g)、エチレングリコール
ジメチルエーテル(沸点85℃、蒸発熱74cal/g)、エチ
レングリコールジエチルエーテル(沸点121℃、蒸発熱9
8cal/g)、ジエチレングリコールジメチルエーテル(沸
点160℃、蒸発熱77cal/g)、ジエチレングリコールジエ
チルエーテル(沸点188℃、蒸発熱72cal/g)等が挙げら
れる。これらの溶剤は、単独で用いてもよいし複数の溶
剤を混合して用いてもよい。
【0019】上記液体中には、さらに必要に応じて、顔
料、充填剤、結着剤、硬化剤、防腐剤、湿潤剤、界面活
性剤、pH調節剤等を含有させることができる。
【0020】本発明で用いられる光熱変換材料は、光の
エネルギーを熱のエネルギーに変換することができる材
料であればよく、光熱変換効率の良い材料、例えば、カ
ーボンブラック、炭化珪素、窒化珪素、金属粉、金属酸
化物などの無機顔料の他、有機顔料及び有機染料等が挙
げられる。カーボンブラックとしては、ファーネスブラ
ック、チャンネルブラック、ランプブラック、アセチレ
ンブラック、オイルブラック、ガスブラック等が挙げら
れる。有機染料の中では、アントラキノン系、フタロシ
アニン系、シアニン系、スクアリリウム系、ポリメチン
系の色素のように特定の光波長域で大きな光吸収性を示
すものが好ましい。
【0021】これらの光熱変換材料のうち、光熱変換効
率が高い点でカーボンブラックが好ましい。この場合、
カーボンブラックの含有量は、光熱変換材料含有液体全
体に対して0.1重量%〜30重量%であることが好まし
く、0.5重量%〜20重量%であることが更に好まし
い。カーボンブラックの含有量が0.1重量%より少ない
と、孔版原紙の熱可塑性樹脂フィルムを穿孔するために
多量の光熱変換材料含有液体を孔版原紙に転移させる
か、又は光照射エネルギーを多量に必要とする。一方、
カーボンブラックの含有量が30重量%を超えると、光
熱変換材料の液体中での保存安定性が低下し、カーボン
ブラックが液体中で凝集したり沈殿し、その結果、吐出
装置内でカーボンブラックが目詰まりを起こし、吐出装
置から光熱変換材料含有液体を吐出できなくなるおそれ
がある。
【0022】上記光熱変換材料含有液体は、上記光熱変
換材料を上記液体中に混合して分散させることにより容
易に調整することができる。
【0023】本発明の感熱孔版原紙は、光熱変換材料の
発熱によって溶融穿孔され得るものであればよく、熱可
塑性樹脂フィルム単独の孔版原紙であっても、熱可塑性
樹脂フィルムとこれに積層された多孔質支持体とを備え
る孔版原紙の何れであってもよい。
【0024】かかる熱可塑性樹脂フィルムとしては、例
えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リブチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリウレタ
ン、ポリカーボネート、ポリ酢酸ビニル、アクリル樹
脂、シリコーン樹脂などの樹脂成分から成るフィルムが
用いられる。これらの樹脂成分は単独でもしくは混合し
て、又は共重合体としてもよい。熱可塑性樹脂フィルム
の厚さは、0.5〜50μmが適当であり、好ましくは1
〜20μmの範囲である。フィルムの厚さが0.5μm未
満では取扱性及び強度が劣り、また50μmを越えると
穿孔する際に大量の熱エネルギーが必要となり経済的で
ない。
【0025】本発明に従って感熱孔版原紙を製版するた
めには、光熱変換材料含有液体を液体吐出装置から感熱
孔版原紙上に画像を再現するように吐出させて該孔版原
紙上に画像状に転移させる。ここで、該吐出装置から転
移した液体が孔版原紙上で滲んだり広がった状態で可視
光線又は赤外線が照射されると、吐出された液滴の径よ
りも穿孔径が大きくなってしまい、穿孔部の孔が連続し
た状態になる。その結果、解像度が低下し、孔版印刷時
に穿孔部からインキが多量に出て、印刷された画像は滲
みのある不鮮明なものとなる。一方、液体と孔版原紙と
の親和性が乏しく、転移した液体が孔版原紙上で反発さ
れた所謂ハジキ現象の状態を起こす場合は、光熱変換材
料が孔版原紙上に定着しにくく、また該液体の乾燥が遅
くなる。この状態で可視光線又は赤外線を照射すると、
画像の穿孔が均一でなくなり、その結果、印刷された画
像は不鮮明で濃度の低いものとなる。
【0026】従って、本発明によって感熱孔版原紙を製
版する場合、孔版原紙として、その表面に液体吸収層が
積層されたものを用い、光熱変換材料含有液体を液体吐
出装置から液滴として該吸収層上に転移させ、可視光線
又は赤外線を照射して感熱孔版原紙を穿孔する際、穿孔
が独立したドット状に形成されるようにすることが好ま
しい。
【0027】かかる液体吸収層は、本発明の光熱変換材
料含有液体が液体吸収層上で適切な接触角を備えるよう
に、該液体の種類に応じて、親水性樹脂と撥水性化合物
とを適宜混合して形成することができる。親水性樹脂と
撥水性化合物の混合比率は、一般的には、99/1〜1
/99、好ましくは、90/10〜10/90の範囲と
することができる。上記接触角は、一般に20度〜15
0度であることが好ましく、30度〜130度であるこ
とが更に好ましい。
【0028】該液体吸収層に用いられる親水性樹脂とし
ては、ポリビニルアルコール、メチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ポリビニルピロリドン、エチレン−ビニルアルコー
ル共重合体、ポリエチレンオキサイド、ポリビニルエー
テル、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラール、
ポリアクリルアミド等が用いられる。これらの樹脂成分
は単独もしくは混合して、又は共重合体として用いても
よい。
【0029】該液体吸収層に用いられる撥水性化合物
は、弗素化合物系、シラン化合物系、ワックス系、高級
脂肪酸系、高級脂肪酸アミド系、ポリオレフィン系など
の化合物が挙げられ、例えば、四フッ化エチレン樹脂、
四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合体、四フ
ッ化エチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共
重合体、シリコーン樹脂、ジメチルシリコーンオイル、
メチルフェニルシリコーンオイル、環状ジメチルシロキ
サン、変性シリコーンオイル、シリコーン樹脂、カルナ
バワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチ
レンワックス、モンタンワックス、パラフィンワック
ス、キャンデリラワックス、シェラックワックス、酸化
ワックス、エステルワックス、蜜ロウ、木ロウ、鯨ロ
ウ、ステアリン酸、ラウリン酸、ベヘン酸、カプロン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸アミド、ラウリル酸ア
ミド、ベヘン酸アミド、カプロン酸アミド、パルミチン
酸アミド、ポリエチレン、ポリプロピレンなどが挙げら
れる。これらの撥水性化合物は、固体粉末、液体のいず
れも使用でき、液体吸収層中では溶解状態又は分散状態
で使用される。
【0030】さらに、液体吸収層には、光熱変換材料を
含有する液体の液体吸収層上での吸収と定着を促進させ
るために、有機又は無機の微粒子を含有させることがで
きる。かかる微粒子としては、例えば、ポリウレタン、
ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレ
ート等のポリエステル、ポリエチレン、ポリスチレン、
ポリシロキサン等のシリコーン樹脂、フェノール樹脂、
アクリル樹脂、ベンゾグアナミン樹脂等の有機微粒子が
挙げられ、また、タルク、クレー、炭酸カルシウム、酸
化チタン、酸化アルミニウム、酸化けい素、カオリン等
の無機微粒子が挙げられる。
【0031】また、液体吸収層は、40〜120℃の範
囲の軟化点又は融点を備えることが好ましく、50〜1
00℃の範囲であることが特に好ましい。40℃未満で
は、感熱孔版原紙の保管状態で環境温度の影響を受け、
感熱孔版原紙の機械的特性や熱的特性が変化し、製版時
や印刷時にトラブルが発生する事がある。120℃以上
では感熱孔版原紙を穿孔する際、必要以上にエネルギー
を消費し、製版に時間がかかり、また製版装置も大きく
なるという欠点が生じる。
【0032】上記液体吸収層の厚さは、0.01〜20μ
m、好ましくは0.05〜10μmの範囲であることが望ま
しい。0.01μm未満では吐出された光熱変換材料を含有
する液体を定着させるのに不十分であり、20μm以上
では感熱孔版原紙を穿孔する際に、熱エネルギーが大量
に必要となり、製版に時間がかかり、また大きな製版装
置を必要とするという欠点が生じる。
【0033】液体吸収層を感熱孔版原紙上に設けるに
は、例えば、前記親水性樹脂と撥水性化合物と、必要に
応じて有機又は無機の微粒子とを含有した混合液を、グ
ラビアコーター、ワイヤーバーコーターなどの塗布手段
で感熱孔版原紙上に塗布し乾燥すればよい。
【0034】上記多孔質支持体としては、マニラ麻、パ
ルプ、ミツマタ、コウゾ、和紙等の天然繊維、ポリエチ
レンテレフタレートなどのポリエステル、ナイロン、ビ
ニロン、アセテート等の合成繊維、金属繊維、ガラス繊
維などを単独又は混合して用いた薄葉紙、不織布、スク
リーン紗等が挙げられる。これらの多孔質支持体の坪量
は1〜20g/m2の範囲が好ましく、より好ましくは5
〜15g/m2の範囲である。1g/m2未満では原紙として
の強度が弱くなり、20g/m2を越えると印刷時のイン
キの通過性が悪くなることがある。また、多孔質支持体
の厚さは5〜100μmの範囲が好ましく、より好まし
くは10〜50μmの範囲である。厚さが5μm未満で
はやはり原紙としての強度が弱くなり、100μmを越
えると印刷時のインキの通過性が悪くなることがある。
【0035】本発明の製版方法は、光熱変換材料含有液
体を液体吐出装置から感熱孔版原紙上に吐出して光熱変
換材料を該感熱孔版原紙に転移させるとともに液体を乾
燥させる第1工程と、該感熱孔版原紙に可視光線又は赤
外線を照射して、該光熱変換材料が転移した該感熱孔版
原紙の部位を選択的に穿孔する第2工程とを行うことに
よって実施することができる。
【0036】この第1工程は、例えば、液体吐出装置の
液体吐出部を感熱孔版原紙から僅かに離隔させて配置
し、該孔版原紙に対して非接触状態で移動させるととも
に予め電気的信号に変換された画像情報に従って該液体
吐出装置から上記液体を感熱孔版原紙上に吐出させるよ
うに該液体吐出装置を制御する一方で、記液体を加熱し
て乾燥させ、該画像を該光熱変換材料の付着体として該
感熱孔版原紙の上に再現させることで実施できる。
【0037】本発明で使用する液体吐出装置としては、
例えば、1インチ当たり10〜2000個(10〜20
00dpi)の開口部を有するノズル、スリット、多孔質
材、多孔フィルム等を圧電素子、発熱素子、送液ポンプ
等に接続し、光熱変換材料を含有する上記液体を画像に
応じた電気的信号に従って間欠的又は連続的に、即ち、
ドット状又はライン状に吐出するようにした装置が挙げ
られる。
【0038】第2工程では、第1工程において光熱変換
材料が転移された感熱孔版原紙に可視光線又は赤外線を
照射すると、光熱変換材料が光を吸収して発熱し、その
結果、感熱孔版原紙の熱可塑性樹脂フィルム及び液体吸
収層が溶融穿孔されるので、製版を達成することができ
る。このように、本発明の製版方法では、製版時、孔版
原紙を原稿やサーマルヘッド等のいかなる物とも接触さ
せる必要がなく、感熱孔版原紙を単独で可視光線又は赤
外線照射にかければよいので、製版時に孔版原紙にシワ
が発生することがない。この可視光線又は赤外線の照射
は、キセノンランプ、フラッシュランプ、ハロゲンラン
プ、赤外線ヒーターなどを用いて容易に行うことができ
る。
【0039】本発明に従って製版した感熱孔版原紙は、
一般的な孔版印刷機での印刷に供することができる。例
えば、製版された感熱孔版原紙の一方の面に印刷インキ
を載置し、他方の面に印刷用紙を重ね合わせ、上記印刷
インキを押圧、減圧又はスキージなどの手段により穿孔
部分から通過させて印刷用紙にインキを転移させて印刷
物を得ることができる。印刷インキには、従来の孔版印
刷に用いられている油性インキ、水性インキ、油中水滴
(W/O)型エマルジョンインキ、水中油滴(O/W)
型エマルジョンインキ、熱溶融性インキなどが使用でき
る。
【0040】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、実施例に基づいて
本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は該実施例に
よって何等限定されるものではない。
【0041】実施例1 図1の装置は、ロール状の感熱孔版原紙の自由端部から
該孔版原紙1を繰り出して一方向に搬送する搬送手段2
と、予め電気信号に変換された画像情報に従って該感熱
孔版原紙1の表面上に光熱変換材料含有液体を液滴とし
て吐出して該画像情報に基づいた画像を該液滴の集合体
として該孔版原紙1上に再現する液体吐出手段3と、該
孔版原紙の搬送方向下流側に配置されて孔版原紙1上に
可視光線又は赤外線を照射する光線照射手段4とを備え
るとともに、孔版原紙1の表面を加熱する乾燥手段5を
光線照射手段4と液体吐出手段3との間に備えてなる。
【0042】図1の装置において、感熱孔版原紙1とし
て、厚さ2μmのポリエチレンテレフタレートフィルム
に、坪量10g/m2の和紙を貼り合わせたものを用い、光
熱変換材料含有液体として、ファーネスブラック5重量
部、プロピレングリコール40重量部、N−メチル−2
−ピロリドン40重量部、水15重量部からなる組成物
を用い、液体吐出手段3として、400dpiのノズルを
有する圧電素子からなるものを用い、光線照射手段4と
して、孔版原紙1の表面から20mm上方に保持されたキ
セノンランプ4aと反射板4bとを備えたものを用い、乾燥
手段5として、セラミックヒーター内蔵の軸流フローフ
ァンを用いた。
【0043】そして、搬送手段2によって孔版原紙1を
搬送速度2cm/secで光線照射手段4の方向(図中の左方
向)に繰り出しながら、液体吐出手段3から光熱変換材
料含有液体を吐出して孔版原紙上に画像状に転移させて
記録するとともに、乾燥手段5から50℃の温風を線速
2m/secで孔版原紙1の表面に吹き付けた。該画像部が
光線照射手段4に至った時に、キセノンランプ4aを5.0J
/cm2の出力で発光させると、該文字画像部が発した熱に
より孔版原紙1のポリエチレンテレフタレートフィルム
が溶融穿孔し、感熱孔版原紙1が製版された。
【0044】この製版された感熱孔版原紙をデジタル印
刷機GR275(理想科学工業株式会社製)の印刷ドラ
ムに巻き付けて印刷すると、鮮明な画像が得られた。
【0045】実施例2 図2の製版装置は、乾燥手段5を液体吐出手段3に対し
て孔版原紙搬送方向の上流側に設け、乾燥手段5として
反射板5b付きの赤外線ヒーター5aを用いた以外、図1の
装置と同様である。
【0046】図2の製版装置において、感熱孔版原紙1
として、厚さ2μmのポリエチレンテレフタレートフィ
ルムに、ポリビニルアセタール1重量部、ポリエーテル
変性シリコーンオイル1重量部、水50重量部、イソプ
ロピルアルコール48重量部からなる混合液をワイヤー
バーで塗布乾燥し厚さ0.3μmの液体吸収層を設け、該
吸収層を設けたポリエチレンフタレートフィルムの反対
面に200メッシュのポリエステル布はくを貼り合わせ
たものを用いた。また、光熱変換材料含有液体として、
チャンネルブラック3重量部、ジエチレングリコール3
0重量部、ジエチレングリコールジエチルエーテル40
重量部、水27重量部からなる組成物を用い、液体吐出
手段3として、360dpiのノズルを有する圧電素子か
らなるものを用いた。
【0047】前記感熱孔版原紙1を搬送速度2cm/secで
繰り出しながら、赤外線ヒーター5aで該孔版原紙の表面
上の温度が60℃になるように加熱し、液体吐出手段3
から光熱変換材料含有液体を吐出して孔版原紙上に画像
状に転移させて記録した。
【0048】そして、実施例1と同じ条件でキセノンラ
ンプ4aを4.0J/cm2の出力で発光させると、該画像部が発
した熱により孔版原紙1の液体吸収層とポリエチレンテ
レフタレートフィルムが溶融穿孔し、感熱孔版原紙1が
製版された。
【0049】この製版された感熱孔版原紙をデジタル印
刷機GR275(理想科学工業株式会社製)の印刷ドラ
ムに巻き付けて印刷すると、鮮明な画像が得られた。
【0050】実施例3 図3の製版装置は、乾燥手段5として、ロール状ヒータ
ーを用いた以外、図2の製版装置と同様である。
【0051】図3の製版装置において、感熱孔版原紙1
として実施例1と同様のものを用い、光熱変換材料含有
液体として、ファーネスブラック3重量部、エチレング
リコールジブチルエーテル40重量部、2−ピロリドン
20重量部、イソプロピルアルコール10重量部、水2
7重量部からなる組成物を用い、液体吐出手段3として
実施例1と同様のものを用いた。
【0052】前記感熱孔版原紙1を搬送速度2cm/secで
繰り出しながら、表面温度50℃のロール状ヒーターに
通過させた後、感熱孔版原紙1のポリエチレンフタレー
トフィルム上に液体吐出手段3から光熱変換材料含有液
体を吐出して孔版原紙上にドット状に転移させて記録し
た。
【0053】そして、実施例1と同じ条件でキセノンラ
ンプ4aを6.0J/cm2の出力で発光させると、該画像部が発
した熱により孔版原紙1のポリエチレンテレフタレート
フィルムが溶融穿孔し、感熱孔版原紙1が製版された。
【0054】この製版された感熱孔版原紙をデジタル印
刷機GR275(理想科学工業株式会社製)の印刷ドラ
ムに巻き付けて印刷すると、鮮明な画像が得られた。
【0055】比較例1 実施例1で用いた製版装置において、乾燥手段5を除い
た以外は、実施例1と同様の条件で感熱孔版原紙を製版
した。その結果、記録された画像部はほとんど穿孔され
なかった。そこで、キセノンフラッシュランプを12.0J/
cm2の出力で発光させると、該画像部が発した熱によっ
てポリエチレンテレフタレートフィルムが溶融穿孔し、
感熱孔版原紙が製版された。
【0056】比較例2 実施例1で用いた製版装置において、乾燥手段5を除い
た以外は、実施例1と同様の条件で感熱孔版原紙を製版
した。その結果、記録された画像部はほとんど穿孔され
なかった。そこで、感熱孔版原紙1の搬送速度を0.8cm/
secとしながらキセノンフラッシュランプを発光させる
と、該画像部が発した熱によってポリエチレンテレフタ
レートフィルムが溶融穿孔し、感熱孔版原紙が製版され
た。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、光熱変換材料を含有し
た液体を、孔版原紙に転移させた後、光線照射手段で照
射する前に予め蒸発させる手段を備えているので、感熱
孔版原紙の製版を低エネルギーで効率良く行うことが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製版装置の一具体例を示す概略的側面
図である。
【図2】本発明の製版装置の別の具体例を示す概略的側
面図である。
【図3】本発明の製版装置のさらに別の具体例を示す概
略的側面図である。
【符号の説明】
1 感熱孔版原紙 2 搬送手段 3 液体吐出手段 4 光線照射手段 5 乾燥手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B41N 1/24 102 B41J 3/04 101Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体中に含有せしめた光熱変換材料を、
    予め電気信号に変換された画像情報に従って、前記液体
    とともに液体吐出装置から感熱孔版原紙上に吐出してそ
    の上に前記画像情報に基づいた画像を再現するように前
    記光熱変換材料を転移させるとともに、転移した前記液
    体を加熱して蒸発させた後、前記感熱孔版原紙に可視光
    線又は赤外線を照射して、前記光熱変換材料が転移した
    前記感熱孔版原紙の部位を選択的に穿孔して製版するこ
    とを特徴とする感熱孔版原紙の製版方法。
  2. 【請求項2】 液体中に含有せしめた光熱変換材料を、
    予め電気信号に変換された画像情報に従って前記液体と
    ともに感熱孔版原紙上に吐出して、その上に前記画像情
    報に基づいた画像を再現するように前記光熱変換材料を
    転移させる液体吐出手段と、 前記感熱孔版原紙上に転移した前記液体を加熱し蒸発さ
    せる乾燥手段と、 前記光熱変換材料が転移した前記感熱孔版原紙に可視光
    線又は赤外線を照射して前記感熱孔版原紙を穿孔する光
    線照射手段と、を具備した感熱孔版原紙の製版装置であ
    って、 前記製版装置は、さらに、前記光熱変換材料が転移した
    感熱孔版原紙を前記光線照射手段の方向に送る搬送手段
    を備え、前記液体吐出手段と前記乾燥手段は、前記光線
    照射手段に対して前記感熱孔版原紙の搬送方向の上流側
    に配置されていることを特徴とする製版装置。
  3. 【請求項3】 前記乾燥手段は、熱風ヒーター、高周波
    ヒーター、赤外線ヒーター及びハロゲンヒーターよりな
    る群から選ばれる非接触型乾燥手段、または、熱源を有
    した面状ヒーター及びロール状ヒーターよりなる群から
    選ばれる接触型乾燥手段であることを特徴とする請求項
    2記載の製版装置。
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