JP2002037540A - 画像形成装置および画像形成装置の制御方法および記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の制御方法および記憶媒体

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JP2002037540A JP2000219117A JP2000219117A JP2002037540A JP 2002037540 A JP2002037540 A JP 2002037540A JP 2000219117 A JP2000219117 A JP 2000219117A JP 2000219117 A JP2000219117 A JP 2000219117A JP 2002037540 A JP2002037540 A JP 2002037540A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 循環型用紙搬送方式による両面画像形成を行
う際に、画像形成する用紙の紙種に応じた搬送制御を行
い、用紙のカール及びこれによるジャムの発生を防止す
ること。 【解決手段】 循環型用紙搬送方式による両面画像形成
方法を備えた画像形成装置において、紙種を設定できる
ユーザインタフェースを操作部上に設け、コントローラ
部内のCPUが、用紙サイズだけではなく、さらに紙種
によって循環枚数を設定し(S2512)、該設定され
た循環可能記録媒体枚数に従って、循環経路に沿って記
録媒体の搬送を制御する(S2508,S2505,S
2510)構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、複数の給紙段のいずれ
かから給紙された記録媒体上に画像を形成する画像形成
部から前記記録媒体を前記画像形成部に再給紙するため
の循環経路と、前記記録媒体を前記画像形成部から前記
循環経路に沿って搬送し、前記循環経路途中で前記記録
媒体を反転した後に前記画像形成部に再給紙する循環再
給紙部とを備え、前記画像形成部で一方の面に画像が形
成された記録媒体を前記画像形成部に再給紙することに
より、前記記録媒体の両面に画像形成可能な画像形成装
置および画像形成装置の制御方法および記憶媒体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多数枚の記録用紙の表裏両面に対
して画像を形成する方法としては、画像を転写する転写
部に記録用紙を送った後、画像が片面に転写された記録
用紙を反転部に送り、その反転部で反転させた記録用紙
を両面専用収容トレイに集積することなく再び転写部に
送ってその反対面に画像を転写する循環型用紙搬送方式
(いわゆる、トレイレス両面機構あるいはスルーパス両
面機構などと呼ばれる)を利用するものがある。
【0003】この方式を採用する両面画像形成方法に
は、片面に画像が形成された記録用紙を反転させた後に
すべて両面専用収容トレイに集積し、その集積した記録
用紙を再び転写部に送ってその反対面に画像を形成する
両面画像形成方式(いわゆる、スタック型両面機構)に
比べて、画像形成速度が向上し、両面専用収容トレイの
設置等による不要なコストアップ、さらに両面専用収容
トレイの積載枚数制限を招くことがない利点を持ってい
る。
【0004】このような循環型用紙搬送方式を利用した
画像形成装置としては、例えば特開平9−315699
号公報のように、機内の循環枚数を超えた両面画像形成
の紙が存在する場合に、1枚の両面画像形成の紙を給
紙、再給紙を行って画像形成を行うのではなく、「(循
環枚数+1)/2」(つまり3枚循環型画像形成の場合
は(3+1)/2=2、5枚循環型画像形成の場合には
(5+1)/2=3、7枚循環型画像形成の場合には
(7+1)/2=4)枚の紙を先に給紙し、その後、給
紙と先に給紙した紙の再給紙を交互に繰り返し、通常で
は用紙間隔が空いてしまう画像形成を、片面画像形成と
同様の用紙間隔で画像形成が行えるような制御を行って
いる。
【0005】また、用紙の紙種に応じた搬送制御を行
い、ジャムを防ぐ方法としては、例えば特開平9−27
8252号公報のように、機内に紙種センサを設け、紙
種を判別し、厚紙やOHPシートのような用紙はストレ
ート排紙や両面印字を行わないという方法がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図20は、この種の画
像形成装置において同一紙パス長での循環枚数の違いに
よる給紙のタイミングを示す模式図である。
【0007】なお、網掛けされていない実線枠線は両面
画像形成の記録紙の表面の給紙、あるいは片面画像形成
の記録紙の給紙を示している。また、網掛けされている
実線枠線は両面画像形成の記録紙の裏面の再給紙を示し
ている。さらに、破線である枠線は1枚分紙間が空いて
いることを示している。
【0008】また、図中、記録紙上に記載される数字1
〜5は、記録紙が何枚目の記録紙であるかを示してい
る。
【0009】図において、図20(a)は、大きな紙サ
イズでの3枚循環に対応し、図20(b)は小さな紙サ
イズでの3枚循環に対応し、図20(c)は小さな紙サ
イズでの5枚循環に対応する。
【0010】図に示すように、紙パスの長さ19001
が定まっていた場合、図20(a)のように大きな用紙
サイズの紙の場合で3枚循環型画像形成を行った場合、
および図20(c)のように小さな用紙サイズの紙の場
合で5枚循環型画像形成を行った場合には、紙間も空か
ずに効率的な画像形成を行うことができるが、図20
(b)のように同一紙パス長19001で小さな用紙サ
イズの紙の場合で3枚循環型画像形成を行った場合には
紙間が空いてしまい、効率的な画像形成を行うことがで
きない。
【0011】しかし、上記従来方式では、画像形成装置
固有の循環枚数が決まっており、図20(a)に示した
ように、大きなサイズの紙を3枚循環画像形成可能な画
像形成装置では、図20の(b)に示すように、小さな
紙サイズで循環動作を行った場合、紙間が空いてしまい
スループットが低下してしまうという問題点があった。
【0012】また、厚紙の反転排紙、両面印字を禁止し
ていた画像形成装置においても、近年両面印字が行える
ようになってきているが、循環枚数が装置により固定な
場合や、上述した問題点を克服するために用紙サイズに
よって循環枚数を決定可能にした場合、厚紙などの紙種
によっては、搬送用モータのトルク不足により、紙の搬
送スピードが稼げずに循環枚数が通常の用紙と同一では
ジャムが発生する可能性の高い機種も存在するという問
題点もあった。
【0013】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第6の発明
の目的は、循環型用紙搬送方式による両面画像形成方法
を備えた画像形成装置において、紙種を設定できるユー
ザインタフェースを設け、用紙サイズだけではなく、さ
らに紙種によって循環枚数が可変となる両面画像形成を
行うことにより、循環型用紙搬送方式による両面画像形
成時において、画像形成する用紙の紙種に応じた搬送制
御を行い、用紙のカール及びこれによるジャムの発生を
防止することができる画像形成装置および画像形成装置
の制御方法および記憶媒体を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、複数の給紙段(図2に示すカセット311、カセッ
ト312、カセット313、カセット314、手差し給
紙段315)のいずれかから給紙された記録媒体上に画
像を形成する画像形成部(図1に示すプリンタ部30
0)から前記記録媒体を前記画像形成部に再給紙するた
めの循環経路(図2に示す再給紙搬送路332)と、前
記記録媒体を前記画像形成部から前記循環経路に沿って
搬送し、前記循環経路途中で前記記録媒体を反転した後
に前記画像形成部に再給紙する循環再給紙部とを備え、
前記画像形成部で一方の面に画像が形成された記録媒体
を前記画像形成部に再給紙することにより、前記記録媒
体の両面に画像形成可能な画像形成装置において、前記
記録媒体のサイズを検出する用紙サイズ検出手段(図3
に示すCPU112が、図示しない各給紙段のカセット
または給紙トレイに備えられた仕切り板、スライド板又
はセンサにより設定された用紙サイズを検出する)と、
前記記録媒体の記録媒体種別を検出する記録媒体種検出
手段(図17に示す紙種の表示画面,図18に示す紙種
設定画面により給紙段毎に設定され、図3に示す不揮発
性メモリ999に格納された記録媒体種を、図3に示す
CPU112が読み出すことにより検出する)と、前記
用紙サイズ検出手段,記録媒体種検出手段により検出さ
れた記録媒体サイズ,記録媒体種に応じて、前記循環経
路に沿って循環可能な循環可能記録媒体枚数を設定する
循環可能記録媒体枚数設定手段(図3に示すCPU11
2が、図14のステップS2512で設定する)と、前
記循環可能記録媒体枚数設定手段により設定された循環
可能記録媒体枚数に従って、前記循環経路に沿って記録
媒体の搬送を行うように制御する制御手段(図3に示す
CPU112)とを有するものである。
【0015】本発明に係る第2の発明は、前記給紙段毎
に記録媒体種を設定する記録媒体種設定手段(図17に
示す紙種の表示画面,図18に示す紙種設定画面)を設
けたものである。
【0016】本発明に係る第3の発明は、前記循環可能
記録媒体枚数設定手段は、前記記録媒体サイズ毎,記録
媒体種毎に予め決定された循環可能記録媒体枚数を保持
し、前記用紙サイズ検出手段,記録媒体種検出手段によ
り検出された記録媒体サイズ,記録媒体種別に対応する
循環可能記録媒体枚数を設定するものである。
【0017】本発明に係る第4の発明は、前記循環可能
記録媒体枚数設定手段は、前記用紙サイズ検出手段,記
録媒体種検出手段により検出された記録媒体サイズ,記
録媒体種別に基づき、記録媒体サイズ,記録媒体種に対
応する循環可能記録媒体枚数を算出し、該算出した循環
可能記録媒体枚数を設定するものである。
【0018】本発明に係る第5の発明は、複数の給紙段
のいずれかから給紙された記録媒体上に画像を形成する
画像形成部から前記記録媒体を前記画像形成部に再給紙
するための循環経路と、前記記録媒体を前記画像形成部
から前記循環経路に沿って搬送し、前記循環経路途中で
前記記録媒体を反転した後に前記画像形成部に再給紙す
る循環再給紙部とを備え、前記画像形成部で一方の面に
画像が形成された記録媒体を前記画像形成部に再給紙す
ることにより、前記記録媒体の両面に画像形成可能な画
像形成装置の制御方法において、前記記録媒体のサイズ
を検出する用紙サイズ検出工程(図14のステップS2
512もしくはそれ以前の不図示の工程)と、前記記録
媒体の記録媒体種別を検出する記録媒体種検出工程(図
14のステップS2512もしくはそれ以前の不図示の
工程)と、該検出された記録媒体サイズ,記録媒体種に
応じて、前記循環経路に沿って循環可能な循環可能記録
媒体枚数を設定する循環可能記録媒体枚数設定工程(図
14のステップS2512)と、該設定された循環可能
記録媒体枚数に従って、前記循環経路に沿って記録媒体
の搬送を行う搬送工程(図14のステップS2508,
S2505,2510)とを有するものである。
【0019】本発明に係る第6の発明は、複数の給紙段
のいずれかから給紙された記録媒体上に画像を形成する
画像形成部から前記記録媒体を前記画像形成部に再給紙
するための循環経路と、前記記録媒体を前記画像形成部
から前記循環経路に沿って搬送し、前記循環経路途中で
前記記録媒体を反転した後に前記画像形成部に再給紙す
る循環再給紙部とを備え、前記画像形成部で一方の面に
画像が形成された記録媒体を前記画像形成部に再給紙す
ることにより、前記記録媒体の両面に画像形成可能な画
像形成装置に、前記記録媒体のサイズを検出する用紙サ
イズ検出工程(図14のステップS2512もしくはそ
れ以前の不図示の工程)と、前記記録媒体の記録媒体種
別を検出する記録媒体種検出工程(図14のステップS
2512もしくはそれ以前の不図示の工程)と、該検出
された記録媒体サイズ,記録媒体種に応じて、前記循環
経路に沿って循環可能な循環可能記録媒体枚数を設定す
る循環可能記録媒体枚数設定工程(図14のステップS
2512)と、該設定された循環可能記録媒体枚数に従
って、前記循環経路に沿って記録媒体の搬送を行う搬送
工程(図14のステップS2508,S2505,S2
510)とを実行させるためのプログラムを記憶媒体に
コンピュータが読み取り可能に記憶させたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態を示
す画像形成装置を適用可能な画像入出力システム100
の全体構成を示す図である。
【0021】図において、200はリーダ部(リーダ装
置)で、原稿画像を光学的に読み取り、画像データに変
換する。リーダ部200は、原稿を読み取るための機能
を持つスキャナユニット210と、原稿用紙を搬送する
ための機能を持つ原稿給紙ユニット(DFユニット)2
50とで構成される。
【0022】300はプリンタ部(プリンタ装置)で、
記録紙を搬送し、その上に画像データを可視画像として
印字して装置外に排紙する。プリンタ部300は、複数
種類の記録紙カセットを持つ給紙ユニット310と、画
像データを記録紙に転写、定着させる機能を持つマーキ
ングユニット320と、印字された記録紙をソート、ス
テイプルして機外へ出力する機能を持つ排紙ユニット3
30とで構成される。
【0023】110は制御装置で、リーダ部200、プ
リンタ部300と電気的に接続され、さらにイーサネッ
ト(登録商標)(Ethernet)等のネットワーク
400を介して、ホストコンピュータ2401, 240
2と接続されている。制御装置110は、リーダ部20
0を制御して、原稿の画像データを読込み、プリンタ部
300を制御して画像データを記録用紙に出力してコピ
ー機能を提供する。また、リーダ部200から読取った
画像データを、コードデータに変換し、ネットワーク4
00を介してホストコンピュータ2401,2402へ
送信するスキャナ機能、ホストコンピュータ2401,
2402からネットワーク400を介して受信したコー
ドデータを画像データに変換し、プリンタ部300に出
力するプリンタ機能を提供する。
【0024】150は操作部で、制御装置110に接続
され、液晶タッチパネルで構成され、画像入出力システ
ムを操作するためのユーザI/Fを提供する。
【0025】図2は、図1に示したリーダ部200及び
プリンタ部300の構成を説明する断面図であり、図1
と同一のものには同一の符号を付してある。
【0026】リーダ部200において、原稿給紙ユニッ
ト250は、原稿を先頭順に1枚ずつプラテンガラス2
11上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテン
ガラス211上の原稿を排出トレイ219に排出するも
のである。原稿がプラテンガラス211上に搬送される
と、ランプ212を点灯し、そして光学ユニット213
の移動を開始させて、原稿を露光走査する。この時の原
稿からの反射光は、ミラー214、215、216、及
びレンズ217によってCCDイメージセンサ(以下C
CDという)218へ導かれる。このように、走査され
た原稿の画像はCCD218によって読み取られる。C
CD218から出力される画像データは、所定の処理が
施された後、制御装置110へ転送される。
【0027】プリンタ部300において、321はレー
ザドライバで、レーザ発光部322を駆動するものであ
り、制御装置110から出力された画像データに応じた
レーザ光をレーザ発光部322に発光させる。このレー
ザ光は感光ドラム323に照射され、感光ドラム323
にはレーザ光に応じた潜像が形成される。この感光ドラ
ム323の潜像の部分には現像器324によって現像剤
が付着される。
【0028】そして、レーザ光の照射開始と同期したタ
イミングで、カセット311、カセット312、カセッ
ト313、カセット314、手差し給紙段315のいず
れかから記録媒体(以下、記録媒体,記録紙,用紙,紙
を同一の意味で用いる)を給紙し、転写部325へ搬送
路331によって導かれ、感光ドラム323に付着され
た現像剤を記録紙に転写する。現像剤の乗った記録紙は
搬送ベルト326によって、定着部327に搬送され、
定着部327の熱と圧力により現像剤は記像紙に定着さ
れる。
【0029】その後、定着部327を通過した記録紙は
搬送路335、搬送路334を通り、排紙ビン328に
排出される。あるいは、印字面を反転して排紙ビン32
8に排出する場合には、搬送路336,搬送路338ま
で導かれ、そこから記録紙を逆方向に搬送し、搬送路3
37,搬送路334を通る。
【0030】また、両面記録が設定されている場合は、
定着部327を通過したあと、搬送路336からフラッ
パ329によって、搬送路333に記録紙は導かれ、そ
の後記録紙を逆方向に搬送し、フラッパ329によっ
て、搬送路338,再給紙搬送路332へ導かれる。再
給紙搬送路332へ導かれた記録紙は上述したタイミン
グで搬送路331を通り、転写部325へ給紙される。
【0031】〔制御装置の説明〕図3は、図1に示した
制御装置110の機能構成を説明するブロック図であ
り、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0032】図において、111はメインコントローラ
で、主にCPU112と、バスコントローラ113、各
種I/Fコントローラ回路とから構成される。
【0033】CPU112とバスコントローラ113
は、制御装置110全体の動作を制御するものであり、
CPU112は、ROM114からROMI/F115
を経由して読込んだプログラムに基づいて動作する。ま
た、ホストコンピュータ2401,2402から受信し
たPDL(ページ記述言語)コードデータを解釈し、ラ
スタイメージデータに伸長する動作も、このプログラム
に記述されており、ソフトウェアによって処理される。
バスコントローラ113は各I/Fから入出力されるデ
ータ転送を制御するものであり、バス競合時の調停やD
MAデータ転送の制御を行う。
【0034】116はDRAMで、DRAMI/F11
7によってメインコントローラ111と接続されてお
り、CPU112が動作するためのワークエリアや、画
像データを蓄積するためのエリアとして使用される。
【0035】999は不揮発性メモリ(NVRAM等)
で、操作部150から各給紙段毎に設定される記録媒体
種(以下、記録媒体種と紙種を同一の意味で用いる)等
を格納する。
【0036】121はネットワークコントローラ(Ne
twork Contorller)で、I/F123
によってメインコントローラ111と接続され、コネク
タ122によって外部ネットワーク(LAN400)と
接続される。ネットワークとしては一般的にイーサネッ
トがあげられるが、トークンリングやその他のものであ
ってもよい。
【0037】125は汎用高速バスで、拡張ボードを接
続するための拡張コネクタ124とI/O制御部126
とが接続される。汎用高速バスとしては、一般的にPC
Iバスがあげられるが、ISAバスやその他のものであ
ってもよい。
【0038】I/O制御部126には、リーダ部20
0、プリンタ部300の各CPUと制御コマンドを送受
信するための調歩同期シリアル通信コントローラ127
が2チャンネル装備されており、I/Oバス128によ
って外部I/F回路(スキャナI/F140,プリンタ
I/F145)に接続されている。
【0039】132はパネルI/Fで、LCDコントロ
ーラ131に接続され、操作部150上の液晶画面に表
示を行うためのI/Fと、ハードキーやタッチパネルキ
ーの入力を行うためのキー入力I/F130とから構成
される。
【0040】操作部150には、液晶表示部と液晶表示
部上に張り付けられたタッチパネル入力装置と、複数個
のハードキーを有する。タッチパネルまたはハードキー
により入力された信号は前述したパネルI/F132を
介してCPU112に伝えられ、液晶表示部はパネルI
/F132から送られてきた画像データを表示するもの
である。液晶表示部には、本画像形成装置の操作におけ
る機能表示や画像データ等を表示する。
【0041】133はリアルタイムクロックモジュール
で、機器内で管理する日付と時刻を更新/保存するため
のもので、バックアップ電池134によってバックアッ
プされている。
【0042】161はE−IDEコネクタで、外部記憶
装置を接続するためのものである。このI/Fを介して
ハードディスクやCD−ROMドライブを接続し、プロ
グラムや画像データを書き込んだり読み込んだりするこ
とができる。
【0043】142,147はコネクタで、それぞれリ
ーダ部200とプリンタ部300とに接続され、同調歩
同期シリアルI/F(143,148)とビデオI/F
(144,149)とから構成される。
【0044】140はスキャナI/Fで、コネクタ14
2を介してリーダ部200と接続され、また、スキャナ
バス141によってメインコントローラ111と接続さ
れており、リーダ部200から受け取った画像を、その
後の過程における処理の内容によって、最適な2値化を
行ったり、主走査・副走査の変倍処理を行ったりする機
能を有し、さらに、リーダ部200から送られたビデオ
制御信号をもとに生成した制御信号を、スキャナバス1
41に出力する機能も有する。
【0045】なお、スキャナバス141からDRAM1
16へのデータ転送は、バスコントローラ113によっ
て制御される。
【0046】プリンタI/F145は、コネクタ147
を介してプリンタ部300と接続され、また、プリンタ
バス146によってメインコントローラ111と接続さ
れており、メインコントローラ111から出力された画
像データにスムージング処理をして、プリンタ部300
へ出力する機能を有し、さらに、プリンタ部300から
送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、
プリンタバス146に出力する機能も有する。
【0047】DRAM116上に伸長されたラスタイメ
ージデータのプリンタ部300への転送は、バスコント
ローラ113によって制御され、プリンタバス146、
ビデオI/F149を経由して、プリンタ部300へD
MA転送される。
【0048】〔メインコントローラの説明〕図4は、図
3に示したメインコントローラ111の構成を示すブロ
ック図である。
【0049】図において、プロセッサコア(CPU)4
01(図3に示したCPU112に相当)は、64ビッ
トのプロセッサバス(SCバス)を介して、システムバ
スブリッジ(SBB)402に接続される。
【0050】なお、システムバスブリッジ(SBB)4
02(Gバスアービタ(GBA)406,Bバスアービ
タ(BBA)407も含む)は、図3に示したバスコン
トローラ113に相当する。
【0051】SBB402は、4×4の64ビットクロ
スバスイッチであり、プロセッサコア401の他に、キ
ャッシュメモリを備えたSDRAMやROMを制御する
メモリコントローラ403と専用のローカルバス(MC
バス(MCBus))で接続されており、さらに、グラ
フイックバスであるGバス(GBus)404、IOバ
スであるBバス(BBus)405と接続され、全部で
4つのバスに接続される。
【0052】SBB402は、これら4モジュール間
を、可能な限り、同時平行接続を確保することができる
ように設計されている。また、SBB402は、データ
の圧縮伸長ユニット(CODEC)418とも、cod
ecI/Fを介して接続されている。
【0053】Gバス404は、Gバスアービタ(GB
A)406により協調制御されており、スキャナ(リー
ダ装置200)やプリンタ(プリンタ装置300)と接
続するためのスキャナプリンタコントローラ(SPC)
408に接続される。
【0054】また、Bバス405は、Bバスアービタ
(BBA)407により協調制御されており、SPC4
08のほか、電力管理ユニット(PMU)409,イン
タラプトコントローラ(IC)410,UARTを用い
たシリアルインタフェースコントローラ(SIC)41
1,USBコントローラ412,IEEE1284を用
いたパラレルインタフェースコントローラ(PIC)4
13,イーサネットを用いたLANコントローラ(LA
NC)414,LCDパネル,キー,汎用入出力コント
ローラ(PC)415,PCIバスインタフェース(P
CIC)416にも接続されている。
【0055】PC415には、表示パネルやキーボード
を備えた操作パネル417が接続される。
【0056】〔インタラプトコントローラ(IC)の説
明〕インタラプトコントローラ(IC)410は、Bバ
ス405に接続され、メインコントローラチップ内の各
機能ブロック及び、チップ外部からのインタラプトを集
積し、CPU401がサポートする、6レベルの外部イ
ンタラプト及び、ノンマスカブルインタラプト(NM
I)に再分配する。なお、上述の各機能ブロックとは、
電力管理ユニット409,シリアルインタフェースコン
トローラ411,USBコントローラ412,パラレル
インタフェースコントローラ413,イーサネットコン
トローラ414,汎用IOコントローラ415,PCI
インタフェースコントローラ416,スキャナプリンタ
コントローラ408などである。
【0057】〔メモリコントローラ(MC)の説明〕メ
モリコントローラ(MC)403は、メモリコントロー
ラ専用のローカルバスであるMCバスに接続され、シン
クロナスDRAM(SDRAM)やフラッシュROMや
ROM(図3に示したDRAM116,ROM114に
相当)を制御する。
【0058】〔システムバスブリッジ(SBB)の説
明〕図5は、図4に示したシステムバスブリッジ(SB
B)402の構成を説明するブロック図である。
【0059】SBB402は、Bバス(入出カバス),
Gバス(グラフイックバス),SCバス(プロセッサロ
ーカルバス)及びMCバス間の相互接続をクロスバスイ
ッチを用いて提供する、マルチチャネル双方向バスブリ
ッジである。クロスバスイッチにより、2系統の接続を
同時に確立することが出来、並列性の高い高速データ転
送を実現出来る。
【0060】図に示すように、SBB402は、Bバス
405と接続するためのBバスインタフェース2009
と、Gバス404と接続するためのGバスインタフェー
ス2006と、プロセッサコア401と接続するための
CPUインタフェーススレーブポート2002と、メモ
リコントローラ403と接続するためのメモリインタフ
ェースマスタポート2001と、圧縮伸長ユニット41
8と接続するためのCODECバスインタフェース20
14を備えるほか、アドレスバスを接続するアドレスス
イッチ2003(シーケンサ2003aを備える),デ
ータバスを接続するデータスイッチ2004を含む。ま
た、プロセッサコアのキャッシュメモリを無効化するキ
ャッシュ無効化ユニット2005を備えている。
【0061】また、Gバスインタフェース2006は、
Gバスインタフェーススレーブ2008を介してアドレ
ススイッチ2003と接続され,Gバスインタフェース
データ2007を介してデータスイッチ2004と接続
される。CODECバスインタフェース2014は、C
OCECバスインタフェーススレーブ2016を介して
アドレススイッチと接続され、COCECバスインタフ
ェースデータ2015を介してデータスイッチ2004
と接続される。Bバスインタフェース2009は、Bバ
スインタフェーススレーブ2010,Bバスインタフェ
ースマスタ2011を介してアドレススイッチ2003
と接続され、Bバスインタフェーススレーブ2010を
介してキャッシュインバリデーションユニット2005
と接続され、Bバスインタフェースデータ2012を介
してデータスイッチ2004と接続される。
【0062】〔PCIバスインタフェース(PCIC)
の説明〕図4に示したPCIバスインタフェース(PC
IC)416は、メインコントローラ内部汎用IOバス
であるBバスと、チップ外部IOバスであるPCIバス
の間をインタフェースするブロックである。
【0063】〔Gバスアービタ(GBA),Bバスアー
ビタ(BBA)の説明〕図4に示したGバスのアービト
レーションは、中央アービトレーション方式であり、各
バスマスタに対して専用のリクエスト信号とグラント信
号を持つ。このアービタは制御方法をプログラミングす
ることが出来る。
【0064】また、バスマスタヘの優先権の与え方とし
て、すべてのバスマスタを同じ優先権として、公平にバ
ス権を与える公平アービトレーションモードと、いずれ
かひとつのバスマスタの優先権を上げ、優先的にバスを
使用させる優先アービトレーションモード、のどちらか
を指定できる。
【0065】図4に示したBバスアービタ(BBA)4
07は、IO汎用バスであるBバス405のバス使用要
求を受け付け、調停の後、使用許可を選択された一つの
マスタに対して与え、同時に2つ以上のマスタがバスア
クセスを行う事を禁止する。アービトレーション方式
は、3段階のプライオリテイを持ち、それぞれのプライ
オリテイに複数のマスタをプログラマブルに割り当てら
れる構成になっている。
【0066】〔スキャナコントローラ/プリンタコント
ローラ(SPC)〕図6は、図4に示したスキャナプリ
ンタコントローラ(SPC)408の構成を説明するブ
ロック図である。
【0067】図に示すように、スキャナプリンタコント
ローラ(SPC)408は、ビデオI/F(Video
I/F)によってスキャナ(リーダ装置200)および
プリンタ(プリンタ装置300)と接続され、内部バス
Gバス404およびBバス405にインタフェースする
ブロックである。大別して以下の3つのブロックから構
成される。
【0068】(1)4302はスキャナコントローラ
で、スキャナとビデオI/Fで接続され、スキャナの動
作制御およびデータ転送制御を行なう。スキャナコント
ローラ4302は、Gバス/BバスI/Fユニット(G
BI)4301Aと、IFバスで接続され、データ転送
およびレジスタのリード/ライトが行なわれる。
【0069】(2)4303はプリンタコントローラ
で、プリンタとビデオI/Fで接続され、プリンタの動
作制御およびデータ転送制御を行なう。プリンタコント
ローラ4303は、GBI4301Bと、IFバスで接
続され、データ転送およびレジスタのリード/ライトが
行なわれる。
【0070】(3)Gバス/Bバス1/Fユニツト(G
BI)4301A,4301Bは、スキャナコントロー
ラ4302およびプリンタコントローラ4303をGバ
スまたはBバスに接続するためのユニットである。(G
BI)4301A,4301Bは、スキャナコントロー
ラ4302とプリンタコントローラ4303にそれぞれ
独立して接続され、GバスとBバスの両方に接続されて
いる。
【0071】なお、CPバスは、スキャナとプリンタの
画像データおよび水平垂直同期のための同期信号を直結
するためのバスである。
【0072】〔電力管理ユニットの説明〕メインコント
ローラ111は、CPUを内蔵した大規模なASICで
ある。このため、内部のロジックが全部同時に動作して
しまうと、大量の熱を発生し、チップ自体が破壊されて
しまう恐れがある。これを防ぐために、メインコントロ
ーラ111は、ブロック毎の電力の管理、すなわちパワ
ーマネジメントを行ない、更にチップ全体の消費電力量
の監視を行なう。
【0073】パワーマネージメントは、それぞれのブロ
ックが各自個別に行なう。各ブロックの消費電力量の情
報は、パワーマネージメントレベルとして、図4に示し
た電力管理ユニット(PMU)409に集められる。P
MU409では、各ブロックの消費電力量を合計し、そ
の値が限界消費電力を超えないように、メインコントロ
ーラ111の各ブロックの消費電力量を一括して監視す
る。
【0074】以上のように、本発明の画像形成装置は、
両面専用収容トレイを使用しない両面画像形成機構を備
え、しかもデジタル画像処理方式を採用する複写機、プ
リンタ等の画像形成装置であり、画像入力装置と画像出
力装置とを効率的に制御することができる。
【0075】以下、図7を参照して、片面画像形成を行
う場合の記録紙の搬送方法について説明する。
【0076】図7は、図2に示したプリンタ部300に
おいて片面画像形成を行う場合の記録紙の搬送状態を示
す模式図であり、図2と同一のものには同一の符号を付
してある。なお、ここでは給紙段は手差し給紙段315
に限定して以後説明を行うが、カセット311、カセッ
ト312、カセット313、カセット314でも同様で
ある。
【0077】図において、図7(a)は、搬送路に記録
紙が搬送されていない状態に対応し、図7(b),
(c)は、片面画像形成を行う記録紙の搬送方法に対応
する。
【0078】片面画像形成を行う場合には、図7(b)
のように、手差し給紙段315から給紙された片面画像
形成を行う記録紙Sは紙搬送路331を通り、転写部3
25へ搬送される。画像が転写された記録紙S(図中△
は転写された画像を示す)は搬送路335を通って、排
出される。この場合、転写された画像は上向きで排出さ
れる。
【0079】あるいは転写した画像を下向きで排出した
い場合には、図7(c)のように転写部325で画像が
転写された記録紙S(図中△は転写された画像を示す)
は、搬送路336、搬送路338を通り、そこで逆方向
に搬送され、搬送路327を通って、排出される。この
ように片面画像形成の記録紙Sをスイッチバックするこ
とによって、転写した画像を下向きにして排出すること
が可能となる。
【0080】以下、図8を参照して、両面画像形成を行
う場合の記録紙の搬送方法について説明する。
【0081】図8は、図2に示したプリンタ部300に
おいて両面画像形成を行う場合の記録紙の搬送状態を示
す模式図であり、図2と同一のものには同一の符号を付
してある。なお、ここでは給紙段は手差し給紙段315
に限定して以後説明を行うが、カセット311、カセッ
ト312、カセット313、カセット314でも同様で
ある。
【0082】まず、両面画像形成を行う記録紙の表面に
画像を形成する場合、図8(a)に示すように、手差し
給紙段315から給紙された両面画像形成を行う紙Sは
紙搬送路331を通り、転写部325へ搬送される。画
像が転写された記録紙S(図中△は転写された表面画像
を示す)は搬送路336から搬送路333に導かれ、そ
の後記録紙を逆方向に搬送し、搬送路338、再給紙搬
送路332へと導かれる。
【0083】次に、図8(b)に示すように、再給紙搬
送路332に存在する両面画像形成の表面が転写された
記録紙S(図中△は転写された表面画像を示す)は、そ
の後しかるべきタイミングで、搬送路331へ再給紙さ
れ、転写部325へ搬送され、裏面を転写された両面画
像形成の記録紙S(図中△は転写された表面画像を示
し、図中半楕円は裏面画像を示す)は搬送路335を通
って、機外へ排出される。
【0084】以下、図9を参照して、循環両面画像形成
を行う場合の記録紙の搬送方法について説明する。
【0085】図9は、図2に示したプリンタ部300に
おいて循環両面画像形成を行う場合の記録紙の搬送状態
を示す模式図であり、図2と同一のものには同一の符号
を付してある。なお、ここでは給紙段は手差し給紙段3
15に限定して以後説明を行うが、カセット311、カ
セット312、カセット313、カセット314でも同
様である。
【0086】図において、図9(a)は、3枚循環の場
合の紙搬送路に存在する記録紙の搬送順を示し、図中
〜は、紙搬送路に存在する記録紙の搬送順を示す。
【0087】図9(b)は、5枚循環の場合の紙搬送路
に存在する記録紙の搬送順を示し、図中〜は、紙搬
送路に存在する記録紙の搬送順を示す。
【0088】図10は、本発明の画像形成装置における
循環画像形成時の紙の給紙順を示す模式図である。
【0089】図において、図10(a)は3枚循環の場
合の給紙順を示し、図10(b)は5枚循環の場合の給
紙順を示す。
【0090】なお、網掛けされていない実線枠線は両面
画像形成の記録紙の表面の給紙、あるいは片面画像形成
の記録紙の給紙を示している。また、網掛けされている
実線枠線は両面画像形成の記録紙の裏面の再給紙を示し
ている。さらに、破線である枠線は1枚分紙間が空いて
いることを示している。
【0091】また、図中、記録紙上に記載される数字1
〜5は、記録紙が何枚目の記録紙であるかを示してい
る。
【0092】図10(a)に示すように、両面画像形成
で3枚循環型画像形成を行う場合には、1枚目の表面の
給紙を行ってから、次に1枚目の裏面の再給紙を行うの
ではなく、2枚目の表面の給紙を行う。そして、次に先
に給紙した1枚目の紙の裏面の再給紙を行い、その後3
枚目の表面の給紙を行い、裏面の再給紙、表面の給紙を
交互に続ける。
【0093】図10(b)に示すように、両面画像形成
で5枚循環型画像形成を行う場合には、1枚目の表面の
給紙を行ってから、次に1枚目の裏面の再給紙を行うの
ではなく、2枚目の表面の給紙を行う。さらに次に3枚
循環のように1枚目の裏面の再給紙を行うのではなく、
3枚目の表面の給紙を行う。そして次に先に給紙した1
枚目の紙の裏面の再給紙を行い、その後4枚目の表面の
給紙を行い、裏面の再給紙、表面の給紙を交互に続け
る。
【0094】このように、循環枚数を3枚あるいは5枚
と変化させる理由は、同一紙パス上で、異なる用紙サイ
ズの両面画像形成を効率的に行うためである。
【0095】図11は、この種の画像形成装置において
同一紙パス長での循環枚数の違いによる給紙のタイミン
グを示す模式図である。
【0096】なお、網掛けされていない実線枠線は両面
画像形成の記録紙の表面の給紙、あるいは片面画像形成
の記録紙の給紙を示している。また、網掛けされている
実線枠線は両面画像形成の記録紙の裏面の再給紙を示し
ている。さらに、破線である枠線は1枚分紙間が空いて
いることを示している。
【0097】また、図中、記録紙上に記載される数字1
〜5は、各サイズにおいて記録紙が何枚目の記録紙であ
るかを示している。
【0098】図において、図11(a)は、大きな紙サ
イズでの3枚循環に対応し、図11(b)は小さな紙サ
イズ(以下、紙サイズ,用紙サイズ,記録媒体サイズを
同一の意味で用いる)での3枚循環に対応し、図11
(c)は小さな紙サイズでの5枚循環に対応する。
【0099】図に示すように、紙パスの長さ7001が
定まっていた場合、図11(a)のように大きな用紙サ
イズの紙の場合で3枚循環型画像形成を行った場合に
は、紙間も空かずに効率的な画像形成を行うことができ
るが、図11(b)のように同一紙パス長7001で小
さな用紙サイズの紙の場合で3枚循環型画像形成を行っ
た場合には紙間が空いてしまい、効率的な画像形成を行
うことができない。
【0100】そのため、図11(c)のように小さな用
紙サイズでは5枚循環型画像形成を行うことによって、
紙間を空けずに効率的な画像形成を行うことができる。
【0101】よって、用紙サイズによって循環枚数を可
変させることによって、効率的な画像形成を行うことが
できる。
【0102】次に図12,図13を参照して、本発明の
画像形成装置において、異なる用紙サイズの両面画像形
成を行い、3枚循環型画像形成中から5枚循環型画像形
成に移行する場合、あるいは5枚循環型画像形成から3
枚循環型画像形成に移行する場合について説明する。
【0103】図12,図13は、本発明の画像形成装置
において、異なる循環画像形成が混在したときの給紙順
序を示す模式図である。
【0104】なお、網掛けされていない実線枠線は両面
画像形成の記録紙の表面の給紙、あるいは片面画像形成
の記録紙の給紙を示している。また、網掛けされている
実線枠線は両面画像形成の記録紙の裏面の再給紙を示し
ている。さらに、破線である枠線は1枚分紙間が空いて
いることを示し、記録紙上に記載されるカッコ内の数字
(4)〜(8)は、記録紙がトータルで何枚目の記録紙
であるかを示している。
【0105】また、図中、記録紙上に記載される数字1
〜5は、記録紙が何枚目の記録紙であるかを示してい
る。
【0106】図12(a)に示すように、大きな用紙サ
イズが3枚、小さな用紙サイズが5枚の両面画像形成を
行う場合、つまり3枚循環型画像形成中から5枚循環型
画像形成に移行する場合、従来の制御では、3枚循環型
画像形成を一旦中断し、それから小さな用紙5枚に対し
て5枚循環型画像形成へと移行していた。
【0107】しかし、図12(b)のように、3枚循環
型画像形成を中断させなくても、2枚目の紙の裏面の再
給紙と、3枚目の紙の裏面の再給紙の間の1110のタ
イミングで、次の4枚目の紙(小さな用紙サイズの用紙
の1枚目の紙)の表面の給紙を行うことによって、途切
れなく3枚循環型画像形成から5枚循環型画像形成に移
行することが可能となる。
【0108】このような制御を行うことによって、図中
1101に示すように画像形成の時間を短縮することが
可能となる。
【0109】また、図13(a)に示すように、小さな
用紙サイズが5枚、大きな用紙サイズが3枚の両面画像
形成を行う場合、つまり5枚循環型画像形成中から3枚
循環型画像形成に移行する場合、従来の制御では、5枚
循環型画像形成をいったん中断し、それから3枚循環型
画像形成へと移行していた。
【0110】しかし、図13(b)に示すように、5枚
循環型画像形成を完全に中断させなくても、4枚目の紙
の裏面の再給紙と、5枚目の紙の裏面の再給紙の間の1
107のタイミングで、次の6枚目の紙(大きな用紙サ
イズの用紙の1枚目の紙)の表面の給紙を行うことによ
って、途切れなく5枚循環型画像形成から3枚循環型画
像形成に移行することが可能となる。このような制御を
行うことによって、1102のように画像形成の時間を
短縮することが可能となる。
【0111】以下、図13(b)と図14のフローチャ
ートを参照して、本発明の画像形成装置における、上述
のように異なる循環枚数の循環型両面画像形成を途切れ
なく行うための制御方法、即ち給紙判断のタイミング毎
に、どのように、どの紙の給紙あるいは再給紙を行うか
の判断ルーチンについて、図13(b)の各タイミング
毎に説明する。
【0112】図14は、本発明の画像形成装置の第1の
制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、異な
る循環枚数の循環型両面画像形成を途切れなく行うため
の制御手順の一例に対応する。なお、この処理は、図3
に示したCPU112がROM114又は図示しないそ
の他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて実行
するものとする。また、S2501〜S2512は各ス
テップを示す。
【0113】なお、ここでは、小さなサイズの用紙を
「A4」の「普通紙」とし、大きなサイズの用紙を「A
3」の「普通紙」として説明を行う。
【0114】まず、図13(b)のタイミング1103
においては、図14のフローチャートに示すように、ま
ずステップS2501において、給紙スケジューリング
を開始し、ステップS2502において給紙待ちの紙が
あるかどうか判断する。
【0115】図13(b)のタイミング1103では、
給紙待ちの紙が存在することから、ステップS2503
に進む。
【0116】次に、ステップS2503において、再給
紙待ちの紙があるか判断し、図13(b)のタイミング
1103では、再給紙待ちの紙は存在しないので、ステ
ップS2509に進む。
【0117】ステップS2509において、給紙待ちの
紙の先頭紙は両面印字かどうかを判断し、給紙待ちの紙
は両面画像形成の紙であるので、ステップS2510に
進む。
【0118】そしてステップS2510において、給紙
待ちの紙の先頭紙を再給紙搬送路を排紙先として給紙実
行要求を出し、給紙を行う。つまり両面表面印字を行
い、処理を終了する(S2506)。
【0119】次に、図13(b)のタイミング1104
においては、図14のフローチャートに示すように、ま
ずステップS2501において、給紙スケジューリング
を開始し、ステップS2502において、給紙待ちの紙
があるかどうか判断し、給紙待ちの紙が存在することか
らステップS2503に進む。
【0120】ステップS2503において、再給紙待ち
の紙があるか判断し、再給紙待ちの紙は存在するので
(2枚目の紙の給紙の場合には1枚目の紙が再給紙待
ち、3枚目の紙の給紙の場合には1枚目と2枚目の紙が
再給紙待ち)、ステップS2512に進む。
【0121】ステップS2512において、給紙待ちの
紙の用紙サイズと用紙タイプより(後述する図15に示
す用紙サイズと紙種に応じた循環枚数テーブルに基づい
て)循環枚数値を求める。タイミング1104で給紙待
ちの紙は小さな用紙サイズの紙であり、かつ用紙タイプ
が普通紙であるので、循環枚数が「5」と判断できる。
その値(循環枚数)を記憶し、ステップS2508に進
む。
【0122】ステップS2508において、再給紙待ち
の紙数は「(ステップS2512より求めた循環枚数値
−1)/2」よりも大きいか判断する。ここで、ステッ
プS2512より求めた循環枚数値は「5」である。よ
って「(5−1)/2=2」より、この「2」と再給紙
待ちの数とを比較することになる。この再給紙待ちの数
は、2枚目の紙の給紙の場合には「1」、3枚目の紙の
給紙の場合には「2」となり、いずれも「2」より大き
くはないので、ステップS2504に進む。
【0123】ステップS2504において、給紙待ちの
紙の先頭紙は両面印字であるか判定し、ここでは、給紙
待ちの紙の先頭紙は両面なので、ステップS2510に
進む。
【0124】そして、ステップS2510において、給
紙待ちの紙の先頭紙を再給紙搬送路を排紙先として給紙
実行を要求し、給紙を行う。つまり両面表面印字を行
い、処理を終了する(S2506)。
【0125】次に、図13(b)のタイミング1105
においては、図14のフローチャートに示すように、ま
ずステップS2501において、給紙スケジューリング
を開始し、ステップS2502において、給紙待ちの紙
があるかどうか判断し、給紙待ちの紙が存在することか
ら、ステップS2503に進む。
【0126】ステップS2503において、再給紙待ち
の紙があるか判断し、再給紙待ちの紙は存在するので
(1枚目の紙の再給紙の場合には1枚目,2枚目,3枚
目の紙が再給紙待ち、一方、5枚目の紙の再給紙の場合
には5枚目,6枚目(大きなサイズの紙の1枚目)の紙
が再給紙待ち)、ステップS2512に進む。
【0127】ステップS2512において、給紙待ちの
紙の用紙サイズと用紙タイプより(後述する図15に示
す用紙サイズと紙種に応じた循環枚数テーブルに基づい
て)循環枚数値を求める。
【0128】まず、タイミング1105の1枚目の紙の
再給紙の場合には、給紙待ちの紙は小さな用紙サイズの
紙であり、かつ用紙タイプが普通紙であるので、循環枚
数が「5」と判断できる。その値(循環枚数「5」)を
記憶し、ステップS2508に進む。
【0129】ステップS2508において、再給紙待ち
の紙数は「(ステップS2512より求めた循環枚数値
−1)/2」よりも大きいか判断する。ここでステップ
S2512より求めた循環枚数値は「5」である。よっ
て「(5−1)/2=2」より、この「2」と再給紙待
ちの数とを比較することになる。この再給紙待ちの数
は、タイミング1105の1枚目の紙の再給紙の場合に
は、1枚目,2枚目,3枚目の紙の3枚の紙が再給紙待
ちなので、「3」となり、「2」と比較すると大きい
で、ステップS2505に進む。
【0130】そして、ステップS2505において、再
給紙待ちの紙の先頭紙の再給紙実行要求を出し、再給紙
を行う。つまり両面裏面印字を行い、処理を終了する
(S2506)。
【0131】一方、タイミング1105の5枚目の紙の
再給紙の場合には、ステップS2512において給紙待
ちの紙の用紙サイズと用紙タイプより求める循環枚数値
は、給紙待ちの紙は大きな用紙サイズの紙であり、かつ
用紙タイプが普通紙であるので、循環枚数が「3」と判
断できる。その値(循環枚数「3」)を記憶し、ステッ
プS2508に進む。
【0132】ステップS2508において、再給紙待ち
の紙数は「(ステップS2512より求めた循環枚数値
−1)/2」よりも大きいか判断する。ここでステップ
S2512より求めた循環枚数値は「3」である。よっ
て「(3−1)/2=1」より、この「1」と再給紙待
ちの数とを比較することになる。この再給紙待ちの数
は、タイミング1105の5枚目の紙の再給紙の場合に
は、5枚目,6枚目(大きな紙の1枚目)の紙の2枚の
紙が再給紙待ちなので、「2」となり、「1」と比較す
ると大きいで、ステップS2505に進む。
【0133】そして、ステップS2505において、再
給紙待ちの紙の先頭紙の再給紙実行要求を出し、再給紙
を行う。つまり両面裏面印字を行い、処理を終了する
(S2506)。
【0134】次に、図13(b)のタイミング1106
においては、図14のフローチャートに示すように、ま
ずステップS2501において、給紙スケジューリング
を開始し、ステップS2502において、給紙待ちの紙
があるかどうか判断し、給紙待ちの紙が存在することか
ら、ステップS2503に進む。
【0135】ステップS2503において再給紙待ちの
紙があるか判断し、再給紙待ちの紙は存在するので(4
枚目,5枚目の紙が再給紙待ち)、ステップS2512
に進む。
【0136】ステップS2512において、給紙待ちの
紙の用紙サイズと用紙タイプより(後述する図15に示
す用紙サイズと紙種に応じた循環枚数テーブルに基づい
て)循環枚数値を求める。タイミング1106で給紙待
ちの紙は大きな用紙サイズの紙であり、かつ用紙タイプ
が普通紙であるので、循環枚数が「3」と判断できる。
その値(循環枚数「3」)を記憶し、ステップS250
8に進む。
【0137】ステップS2508において、再給紙待ち
の紙数は「(ステップS2512より求めた循環枚数値
−1)/2」よりも大きいか判断する。ここでステップ
S2512より求めた循環枚数値は「3」である。よっ
て「(3−1)/2=1」より「1」と比較することに
なる。タイミング1106においては、4枚目,5枚目
の紙の2枚が再給紙待ちなので、再給紙待ちの紙数は
「2」となり、「1」とを比較すると大きい。よってス
テップS2505に進む。
【0138】そしてステップS2505において、再給
紙待ちの紙の先頭紙の再給紙実行を要求し、再給紙を行
う。つまり両面裏面印字を行い、処理を終了する(ステ
ップS2506)。
【0139】次に、図13(b)のタイミング1107
においては、図14のフローチャートに示すように、ま
ずステップS2501において、給紙スケジューリング
を開始し、ステップS2502において、給紙待ちの紙
があるかどうか判断し、給紙待ちの紙が存在することか
ら、ステップS2503に進む。
【0140】ステップS2503において、再給紙待ち
の紙があるかどうか判断し、再給紙待ちの紙は存在する
ので(5枚目の紙が再給紙待ち)、ステップS2512
に進む。
【0141】ステップS2512において、給紙待ちの
紙の用紙サイズと用紙タイプより(後述する図15に示
す用紙サイズと紙種に応じた循環枚数テーブルに基づい
て)循環枚数値を求める。タイミング1107で給紙待
ちの紙は大きな用紙サイズの紙であり、用紙タイプが普
通紙であるので、循環枚数が「3」と判断できる。その
値(循環数「3」)を記憶し、ステップS2508に進
む。
【0142】ステップS2508において、再給紙待ち
の紙数は「(ステップS2512より求めた循環枚数値
−1)/2」よりも大きいか判断する。ここでステップ
S2512より求めた循環枚数値は「3」である。よっ
て「(3−1)/2=1」より「1」となる。タイミン
グ1106において再給紙待ちの紙数は、5枚目の紙の
1枚が再給紙待ちなので「1」となり、「(ステップS
2512より求めた循環枚数値−1)/2」の算出結果
である「1」と比較すると大きくはない。よって、ステ
ップS2504に進む。
【0143】ステップS2504において、給紙待ちの
紙の先頭紙は両面印字であるか判断し、給紙待ちの紙の
先頭紙は両面なので、ステップS2510に進む。
【0144】そしてステップS2510において、給紙
待ちの紙の先頭紙を再給紙搬送路を排紙先として給紙実
行を要求し、給紙を行い、処理を終了する(S250
6)。
【0145】以下、図13(b)のタイミング1103
〜1107以外の場合について説明する。
【0146】ステップS2502において、給紙待ちの
紙がないと判断された場合は、ステップS2507に進
み、ステップS2507において、再給紙待ちの紙があ
るか判断する。ステップS2507で、再給紙待ちの紙
があると判断された場合は、ステップS2505に進
む。そしてステップS2505において、再給紙待ちの
紙の先頭紙の再給紙実行を要求し、再給紙を行う。つま
り両面裏面印字を行い、処理を終了する(ステップS2
506)。
【0147】一方、ステップS2507で、再給紙待ち
の紙がないと判断された場合は、ステップS2501に
戻り、給紙スケジュール開始待ちとなる。
【0148】また、ステップS2509において、給紙
待ちの紙の先頭紙は両面印字でないと判断された場合
は、ステップS2511に進む。そしてステップS25
11において、給紙待ちの紙の先頭紙を排紙ビンを排紙
先として給紙実行を要求し、給紙を行い、処理を終了す
る(S2506)。
【0149】さらに、ステップS2504において、給
紙待ちの紙の先頭紙は両面印字でないと判断された場合
は、ステップS2505に進む。そしてステップS25
05において、再給紙待ちの紙の先頭紙の再給紙実行を
要求し、再給紙を行う。つまり両面裏面印字を行い、処
理を終了する(ステップS2506)。
【0150】以上、図14のフローチャートで説明した
ように、用紙サイズと紙種(用紙タイプ)から循環枚数
を導き、さらに、再給紙待ちの両面画像形成の紙と給紙
待ちの両面画像形成の紙が存在する状態で、再給紙待ち
の紙数が「(給紙待ちの紙の用紙サイズにより求められ
る循環枚数値−1)/2」より大きい場合には再給紙待
ちの紙の再給紙を行い、再給紙待ちの紙数が「(給紙待
ちの紙の用紙サイズにより求められる循環枚数値−1)
/2」以下の場合には給紙待ちの紙の給紙を行うという
制御を行うことによって、異なる循環枚数の両面画像形
成を行う場合でも、循環型画像形成を中断することな
く、異なる循環枚数の循環型画像形成に移行することが
でき、従来に比べて短い時間で印字完了をさせることは
可能となる。
【0151】従って、循環型用紙搬送方式による両面画
像形成方法を備えた画像形成装置において、紙種を設定
できるユーザインタフェースを設け、用紙サイズだけで
はなく、さらに紙種によって循環枚数が可変となる両面
画像形成を行うことにより、循環型用紙搬送方式による
両面画像形成方法において、画像形成する用紙の紙種に
応じた搬送制御を行い、用紙のカール及びこれによるジ
ャムの発生を防止することができる。
【0152】図15は、本発明の画像形成装置におい
て、用紙サイズと紙種によって循環枚数を決めるテーブ
ル(用紙サイズと紙種に応じた循環枚数テーブル)の一
例を示す図であり、図3に示したROM114又は不揮
発性メモリ999又は図示しないその他の記憶媒体に格
納される。
【0153】また、図1に示す操作部150から設定し
て、不揮発性メモリ999に格納するように構成しても
よい。
【0154】基本的に用紙サイズによって循環枚数は決
定されるが、A4Rのように循環枚数が5枚で紙間が短
いものに対しては、紙種により循環枚数が変わる可能性
がある。これは搬送モータのトルク不足により搬送スピ
ードの制御がうまく行えずに、紙と紙とが衝突してジャ
ムが発生する可能性が高くなるからである。
【0155】例えば、図に示すように、用紙サイズが
「A4R」で紙種(用紙タイプ)が「普通紙」,「再生
紙」の用紙に関しては、循環枚数は「5」枚であるが、
同じ用紙サイズが「A4R」であっても紙種(用紙タイ
プ)が「厚紙」に関しては循環枚数を3枚にする必要が
ある。また、紙種が「OHP」の用紙に対して循環枚数
が「×」となっているのは、紙種が「OHP」の用紙の
両面印字は行わないという理由である。
【0156】また、上述した、図14のステップS25
12において、用紙サイズと紙種より循環枚数値を決め
ていたが、これらは図15に示したようなテーブル(用
紙サイズと紙種に応じた循環枚数テーブル)より算出で
きる。
【0157】図15の用紙サイズと紙種に応じた循環枚
数テーブルにおける、主走査方向(幅)というのは本実
施形態においては、後述する図16の1401に示す
幅、副走査方向(長さ)というのは、後述する図16の
1402に示す長さとする。
【0158】図16は、図15に示した用紙サイズと紙
種に応じた循環枚数テーブルにおける主走査方向(幅)
と副走査方向(長さ)を説明する模式図である。
【0159】図において、1401は主走査方向(幅)
を示し、1402は副走査方向(長さ)を示す。
【0160】なお、副走査方向は図中矢印で示す「搬送
方向」と同一方向であり、主走査方向は、図中矢印で示
す「搬送方向」と垂直な方向であるものとする。
【0161】また、図15に示したように、循環枚数は
副走査方向(長さ)の長いものほど少なくなり(例え
ば、「A3」,「A4R」(厚紙),「LEDGE
R」,「LETTER R」(厚紙)は循環枚数が
「3」)、短いものほど多くなる(例えば、「A4」,
「LETTER」は循環枚数が「5」)。
【0162】さらに、図14のステップS2512にお
いて、図3に示したCPU112は、用紙サイズはもと
より、紙種(用紙タイプ)を導く必要がある。これは給
紙段ごとに、予めどのような紙種を入れているかの設定
を行う必要がある。
【0163】図17は、図1に示した操作部150の図
示しないタッチパネルに表示される給紙段毎に設定され
た紙種の表示画面の模式図である。
【0164】図に示すように、1段目は普通紙,2段目
は再生紙,3段目は色紙,4段目はレターヘッド,5段
目は厚紙といった具合である。
【0165】また、これらの設定は、後述する図18に
示す紙種設定画面により設定可能であり、手差し給紙段
に対しても設定させることが可能である。
【0166】なお、図18に示す紙種設定画面は、紙種
の表示画面(タッチパネル)上で給紙段を給紙段選択キ
ー1502〜1506を選択(押圧)して図示しない紙
種選択キーを押下する、または手差し給紙段の場合に
は、手差し給紙段選択キー1501を選択(押圧)して
手差し変更予約キー1507を押圧することで、図1に
示した操作部150の図示しないタッチパネル上に表示
されるものとする。
【0167】図18は、図1に示した操作部150の図
示しないタッチパネルに表示される紙種設定画面の模式
図であり、ここでは、手差し給紙段に対応する紙種設定
画面を示す。
【0168】図において、1601は「普通紙」設定キ
ーで、図17の紙種表示画面で選択された給紙段の紙種
を「普通紙」に設定する。1602は「再生紙」設定キ
ーで、図17の紙種表示画面で選択された給紙段の紙種
を「再生紙」に設定する。1603は「色紙」設定キー
で、図17の紙種表示画面で選択された給紙段の紙種を
「色紙」に設定する。
【0169】1604は「厚紙」設定キーで、図17の
紙種表示画面で選択された給紙段の紙種を「厚紙」に設
定する。1605は「第2原図」設定キーで、図17の
紙種表示画面で選択された給紙段の紙種を「第2原図」
に設定する。1606は「OHPフィルム」設定キー
で、図17の紙種表示画面で選択された給紙段の紙種を
「OHP」に設定する。
【0170】1607は「ラベル用紙」設定キーで、図
17の紙種表示画面で選択された給紙段の紙種を「ラベ
ル用紙」に設定する。1608は「レターヘッド」設定
キーで、図17の紙種表示画面で選択された給紙段の紙
種を「レターヘッド」に設定する。
【0171】1609は設定取消キーで、図17の紙種
表示画面で選択された給紙段の紙種設定を取り消す。1
610は戻るキーで、図17の紙種表示画面に戻る。1
611はOKキーで、この紙種設定画面での設定を有効
にし、図3に示した不揮発性メモリ999に格納する。
【0172】このように用紙タイプを予め給紙段に割り
付けることによって、図14に示したステップS251
2もしくはそれ以前の不図示の工程で、CPU112
は、どの紙種の用紙を扱っているのか不揮発性メモリ9
99から読み出して判断(検出)することができるもの
とする。
【0173】なお、用紙サイズについては、各給紙段の
カセットまたは給紙トレイに備えられた、仕切り板、ス
ライド板又はセンサにより設定され、図14に示したス
テップS2512もしくはそれ以前の不図示の工程で、
CPU112が認識(検出)することができるものとす
る。
【0174】以上説明したように、循環型用紙搬送方式
による両面画像形成方法において、用紙サイズの異なる
用紙が混在しても、記録紙搬送の給紙待ち時間を最短に
することにより、高い生産性を保持できるようになる。
また画像形成する用紙の紙種に応じた搬送制御を行い、
用紙のカール及びこれによるジャムの発生を防止が可能
となる。
【0175】なお、上記各実施形態では、プリンタ部3
00がレーザビーム方式である場合を例にして説明した
が、レーザビーム方式以外の電子写真方式(例えばLE
D方式)でも、液晶シャッタ方式、インクジェット方
式、熱転写方式、昇華方式でもその他のプリント方式で
あっても本発明は適用可能である。
【0176】以下、図19に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る画像形成装置で読み出し可能なデータ処
理プログラムの構成について説明する。
【0177】図19は、本発明に係る画像形成装置で読
み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶
媒体のメモリマップを説明する図である。
【0178】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0179】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0180】本実施形態における図14に示す機能が外
部からインストールされるプログラムによって、ホスト
コンピュータにより遂行されていてもよい。そして、そ
の場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記
憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記
憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給
される場合でも本発明は適用されるものである。
【0181】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0182】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0183】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモ
リカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等
を用いることができる。
【0184】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0185】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0186】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0187】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0188】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜6の発明によれば、記録媒体のサイズ,記録媒体種別
を検出し、該検出された記録媒体サイズ,記録媒体種に
応じて、循環経路に沿って循環可能な循環可能記録媒体
枚数を設定し、該設定された循環可能記録媒体枚数に従
って、前記循環経路に沿って記録媒体の搬送を制御する
ので、循環型用紙搬送方式による両面画像形成時に、記
録媒体サイズの異なる用紙が混在しても、記録媒体搬送
の給紙待ち時間を最短にすることにより、高い生産性を
保持することができ、また記録媒体種別に応じた搬送制
御を行い、記録媒体のカール及びこれによるジャムの発
生を防止することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す画像形成装置を適用
可能な画像入出力システムの全体構成を示す図である。
【図2】図1に示したリーダ部及びプリンタ部の構成を
説明する断面図である。
【図3】図1に示した制御装置の機能構成を説明するブ
ロック図である。
【図4】図3に示したメインコントローラの構成を示す
ブロック図である。
【図5】図4に示したシステムバスブリッジ(SBB)
の構成を説明するブロック図である。
【図6】図4に示したスキャナプリンタコントローラ
(SPC)の構成を説明するブロック図である。
【図7】図2に示したプリンタ部において片面画像形成
を行う場合の記録紙の搬送状態を示す模式図である。
【図8】図2に示したプリンタ部において両面画像形成
を行う場合の記録紙の搬送状態を示す模式図である。
【図9】図2に示したプリンタ部において循環両面画像
形成を行う場合の記録紙の搬送状態を示す模式図であ
る。
【図10】本発明の画像形成装置における循環画像形成
時の紙の給紙順を示す模式図である。
【図11】この種の画像形成装置において同一紙パス長
での循環枚数の違いによる給紙のタイミングを示す模式
図である。
【図12】本発明の画像形成装置において、異なる循環
画像形成が混在したときの給紙順序を示す模式図であ
る。
【図13】本発明の画像形成装置において、異なる循環
画像形成が混在したときの給紙順序を示す模式図であ
る。
【図14】本発明の画像形成装置の第1の制御処理手順
の一例を示すフローチャートである。
【図15】本発明の画像形成装置において、用紙サイズ
と紙種によって循環枚数を決めるテーブル(用紙サイズ
と紙種に応じた循環枚数テーブル)の一例を示す図であ
る。
【図16】図15に示した用紙サイズと紙種に応じた循
環枚数テーブルにおける主走査方向(幅)と副走査方向
(長さ)を説明する模式図である。
【図17】図1に示した操作部の図示しないタッチパネ
ルに表示される給紙段毎に設定された紙種の表示画面の
模式図である。
【図18】図1に示した操作部の図示しないタッチパネ
ルに表示される紙種設定画面の模式図である。
【図19】本発明に係る画像形成装置で読み出し可能な
各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリ
マップを説明する図である。
【図20】この種の画像形成装置において同一紙パス長
での循環枚数の違いによる給紙のタイミングを示す模式
図である。
【符号の説明】
112 CPU 114 ROM 116 DRAM 323 感光ドラム 331,335,336,338,333 搬送路 332 再給紙搬送路 325 転写部 327 定着部 328 排紙トレイ 999 不揮発性メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 384 G03G 21/00 372 Fターム(参考) 2H027 DC02 DC10 DC19 ED17 EE02 EE07 EE08 EF10 FA02 FA05 FA13 2H028 BA06 BA09 BA16 BB02 BB04 2H072 AA02 AA12 AA23 AA25 AA32 AB07 AB14 AB15 CA07 CB01 CB03 HA03 HA07 HA08 3F048 AA01 AB01 BA05 BA06 BA07 BA14 BB02 BB05 CA02 CA03 CA05 CC02 DA01 DA04 DA06 DB11 DC00 EA14 EB02 EB04 EB07 EB22 EB24 EB27 EB28 EB30 EB38 3F100 AA02 BA12 BA14 CA12 DA03 DA04 EA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の給紙段のいずれかから給紙された
    記録媒体上に画像を形成する画像形成部から前記記録媒
    体を前記画像形成部に再給紙するための循環経路と、前
    記記録媒体を前記画像形成部から前記循環経路に沿って
    搬送し、前記循環経路途中で前記記録媒体を反転した後
    に前記画像形成部に再給紙する循環再給紙部とを備え、
    前記画像形成部で一方の面に画像が形成された記録媒体
    を前記画像形成部に再給紙することにより、前記記録媒
    体の両面に画像形成可能な画像形成装置において、 前記記録媒体のサイズを検出する用紙サイズ検出手段
    と、 前記記録媒体の記録媒体種別を検出する記録媒体種検出
    手段と、 前記用紙サイズ検出手段,記録媒体種検出手段により検
    出された記録媒体サイズ,記録媒体種に応じて、前記循
    環経路に沿って循環可能な循環可能記録媒体枚数を設定
    する循環可能記録媒体枚数設定手段と、 前記循環可能記録媒体枚数設定手段により設定された循
    環可能記録媒体枚数に従って、前記循環経路に沿って記
    録媒体の搬送を行うように制御する制御手段と、を有す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記給紙段毎に記録媒体種を設定する記
    録媒体種設定手段を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記循環可能記録媒体枚数設定手段は、
    前記記録媒体サイズ毎,記録媒体種毎に予め決定された
    循環可能記録媒体枚数を保持し、前記用紙サイズ検出手
    段,記録媒体種検出手段により検出された記録媒体サイ
    ズ,記録媒体種別に対応する循環可能記録媒体枚数を設
    定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記循環可能記録媒体枚数設定手段は、
    前記用紙サイズ検出手段,記録媒体種検出手段により検
    出された記録媒体サイズ,記録媒体種別に基づき、記録
    媒体サイズ,記録媒体種に対応する循環可能記録媒体枚
    数を算出し、該算出した循環可能記録媒体枚数を設定す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 複数の給紙段のいずれかから給紙された
    記録媒体上に画像を形成する画像形成部から前記記録媒
    体を前記画像形成部に再給紙するための循環経路と、前
    記記録媒体を前記画像形成部から前記循環経路に沿って
    搬送し、前記循環経路途中で前記記録媒体を反転した後
    に前記画像形成部に再給紙する循環再給紙部とを備え、
    前記画像形成部で一方の面に画像が形成された記録媒体
    を前記画像形成部に再給紙することにより、前記記録媒
    体の両面に画像形成可能な画像形成装置の制御方法にお
    いて、 前記記録媒体のサイズを検出する用紙サイズ検出工程
    と、 前記記録媒体の記録媒体種別を検出する記録媒体種検出
    工程と、 該検出された記録媒体サイズ,記録媒体種に応じて、前
    記循環経路に沿って循環可能な循環可能記録媒体枚数を
    設定する循環可能記録媒体枚数設定工程と、 該設定された循環可能記録媒体枚数に従って、前記循環
    経路に沿って記録媒体の搬送を行う搬送工程と、を有す
    ることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 複数の給紙段のいずれかから給紙された
    記録媒体上に画像を形成する画像形成部から前記記録媒
    体を前記画像形成部に再給紙するための循環経路と、前
    記記録媒体を前記画像形成部から前記循環経路に沿って
    搬送し、前記循環経路途中で前記記録媒体を反転した後
    に前記画像形成部に再給紙する循環再給紙部とを備え、
    前記画像形成部で一方の面に画像が形成された記録媒体
    を前記画像形成部に再給紙することにより、前記記録媒
    体の両面に画像形成可能な画像形成装置に、 前記記録媒体のサイズを検出する用紙サイズ検出工程
    と、 前記記録媒体の記録媒体種別を検出する記録媒体種検出
    工程と、 該検出された記録媒体サイズ,記録媒体種に応じて、前
    記循環経路に沿って循環可能な循環可能記録媒体枚数を
    設定する循環可能記録媒体枚数設定工程と、 該設定された循環可能記録媒体枚数に従って、前記循環
    経路に沿って記録媒体の搬送を行う搬送工程と、 を実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取
    り可能に記憶した記憶媒体。
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