JP2005115004A - 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 Download PDF

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Abstract


【課題】 シート収納手段に収納されたシートをすばやく取り出すことができると共に、ジャムの発生を防ぐことのできる画像形成装置及び画像形成装置の制御方法を提供する。
【解決手段】 複数のシート収納手段500,500aのうちシート収納部に収納されたシートを取り出すシート収納手段500,500aを指定手段により指定し、シート排出動作を制御する制御手段110は、指定手段によって指定されたシート収納手段500に対してシートの排出を行っていない場合には、他のシート収納手段500aに対するシート排出動作中であってもシート排出動作を中断することなく指定されたシート収納手段500をシート取り出し可能状態とする。また、指定されたシート収納手段500に対してシート排出を行っている場合には、シート収納手段500に対するシート排出動作を中断した後、シート収納手段500をシート取り出し可能状態とするよう制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成装置の制御方法に関し、特に画像形成したシートを1つあるいは複数のシート収納手段のシート収納部に選択的に排出収納するようにしたものに関する。
従来、一般的に広く普及している複写機、プリンタ、FAX等の画像形成装置においては、給紙カセットから給送されたシート、或は手差し給紙部から給紙されたシートに画像を形成した後、装置本体外部に設けられた排紙トレイに排出するようにしたものがある。
また、装置本体の側方に複数の排紙ビンを備えたシート処理装置であるフィニッシャを設け、各ビンにグループごとにシートを排出するようにしたものがある。なお、このフィニッシャにおいては、このような仕分けの他、シートに対しパンチ、ステイプル、シフト動作といった処理を行うことにより、ユーザの利便性を高めた積載方法が一般的になっている。
一方、大量のシートを積載する場合には、通常の排紙トレイやフィニッシャでは積載性が悪いため、特開平5−66622号公報に示されているように、例えば大容量のシート収納手段であるスタッカに排紙を行い、スタッカ内に設けられた積載トレイにシートを積載するようにしたものがある。
図32は、このようなスタッカに設けられた積載トレイの斜視図であり、この積載トレイ508は、積載トレイ上に積載されるシートSの進入方向以外の三方をシートストッパ15001、手前ガイド15002、奥ガイド15003によってガイドするため、出力されたシートSを、単に積載する一般的な排紙トレイに比べてシート揃えの精度が非常に向上するようになっている。
また、スタッカに設けられた積載トレイとしては特開平6−127810号公報に示されているもののように、昇降可能なものがあり、このような積載トレイの場合には下限スイッチ等のセンサを設けることによって、過積載状態になる前に排紙の積載をストップすることができるようになっている。
また、スタッカ内に収納されたシートは、いずれは機外に排出する必要があるためスタッカにはカバーが設けられており、シートを取り出す場合には、カバーを開いた後、積載トレイ508を機外に引き出すことによってシートを取り出すことができる。なお、特開平5−107826号公報に示されているもののように、給紙カセット及びスタッカのカバー等のユーザがアクセスするカバーを同一面にし、使い勝手を良くした画像形成装置も存在する。
ところで、このような特開平5―107826号公報のようなスタッカの場合、カバーを開いて積載トレイを機外に引き出した状態のとき、スタッカにシートが排出されると積載トレイが存在しないため、排出されたシートは、正常に積載されず、ジャムが発生する恐れがある。このため、積載トレイがスタッカ内に存在しない場合には、そのスタッカにはシートを排紙しないようにするという制御が必要となる。
一方、場合によっては、排紙を受付中のスタッカから出力結果を得ようとして積載トレイを引き出すことがあり、この場合には、一旦そのスタッカへの排紙を中断し、それからカバーを開け、積載トレイを引き出すようにしている。ここで、このようなスタッカにおいては、スタッカへの排紙を停止する前に積載トレイを機外に引き出すことを禁じるため、スタッカへの排紙中にはスタッカのカバーが開けられないようロック機能を設けている。
つまり、ユーザがただちにスタッカに排出された画像形成後のシートを手に入れたいと思っても、現在の画像形成装置ではシートの排紙を停止させるという工程が存在し、煩雑であった。
そこで、そのような問題を解決するために、複数の排紙先としてのスタッカを設けた画像形成装置では、排紙受付中のスタッカのカバーが開けられた場合には、それ以降のシートの排紙先を他のスタッカとすることによって、排紙を受付ける状態にないスタッカにおけるジャムの発生を防ぐようにしたものが存在する(特許文献1参照)。
特開平6−127807号公報
しかし、このような従来の複数のスタッカを備えた画像形成装置においては、給紙、画像形成、排紙といったある程度の長さのシートパスが存在するため、また出力のスループットを稼ぐために複数のシートが装置本体内に存在する場合がある。
そして、このように複数のシートが装置本体内に存在する場合、所定のスタッカに排出するために既に給紙してしまったシートは、その所定のスタッカのカバーが開かれた後も、そのスタッカに排紙されるため、ジャムが発生する可能性がある。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、スタッカ(シート収納手段)に収納されたシートをすばやく取り出すことができると共に、ジャムの発生を防ぐことのできる画像形成装置及び画像形成装置の制御方法を提供することを目的とするものである。
本発明は、シートに画像を形成した後、前記シートを排出する画像形成装置において、前記排出されたシートを収納するシート収納部を備えた1つあるいは複数のシート収納手段と、前記1つあるいは複数のシート収納手段に選択的にシートを排出するようシート排出動作を制御する制御手段と、前記1つあるいは複数のシート収納手段のうち前記シート収納部に収納されたシートを取り出すシート収納手段を指定する指定手段と、を備え、前記制御手段は、前記指定手段によって指定されたシート収納手段に対してシートの排出を行っていない場合には、他のシート収納手段に対するシート排出動作中であってもシート排出動作を中断することなく前記指定されたシート収納手段をシート取り出し可能状態とし、前記指定されたシート収納手段に対してシート排出を行っている場合には、該シート収納手段に対するシート排出動作を中断した後、該シート収納手段をシート取り出し可能状態とするよう制御することを特徴とするものである。
また本発明は、前記シート収納手段は、前記シート収納部を開放するカバーを有し、前記シートを取り出すシート収納手段を指定する指定手段は、前記カバーを開放する際に操作される操作手段であることを特徴とするものである。
また本発明は、前記シート収納手段は、前記シート収納部を開放するカバーを有し、前記シートを取り出すシート収納手段を指定する指定手段は、前記カバーを開放するための動作を検知して信号を発生するセンサであることを特徴とするものである。
また本発明は、前記シート収納手段のシート取り出し可能状態は、前記カバーのロックを解除した状態であることを特徴とするものである。
また本発明は、前記指定手段によって指定されたシート収納部に収納されたシートの取り出しが終了したことを通知する通知手段を備え、前記制御手段は、前記指定手段によって指定されたシート収納手段への排出を中断していた場合、前記通知手段からの通知により前記指定されたシート収納手段に対するシート排出動作を再開し、かつ前記指定されたシート収納手段をシート取り出し不可状態とすることを特徴とするものである。
また本発明は、前記通知手段は、前記カバーを閉じる際に操作される操作手段であることを特徴とするものである。
また本発明は、前記通知手段は、前記カバーを閉じる動作を検知して信号を発生するセンサであることを特徴とするものである。
また本発明は、前記シート収納手段のシート取り出し不可状態は、前記カバーをロックした状態であることを特徴とするものである。
また本発明は、シートに画像を形成した後、前記シートを排出する画像形成装置の制御方法であって、前記排出されたシートを収納するシート収納部を備えた1つあるいは複数のシート収納手段のうち収納されたシートを取り出すシート収納手段を指定する指定工程と、前記指定工程によって指定されたシート収納手段に対してシートの排出を行っていない場合には、他のシート収納手段に対するシート排出動作中であってもシート排出動作を中断することなく前記指定されたシート収納手段をシート取り出し可能状態とし、前記指定されたシート収納手段に対してシート排出を行っている場合には、該シート収納手段に対するシート排出動作を中断した後、該シート収納手段をシート取り出し可能状態とする制御工程と、を有することを特徴とするものである。
また本発明は、前記シート収納部に収納されたシートの取り出しが終了したことを通知する通知工程を備え、前記指定工程によって指定されたシート収納手段に対する排出を中断していた場合、前記通知工程からの通知により前記指定されたシート収納手段に対するシート排出動作を再開し、かつ前記指定されたシート収納手段をシート取り出し不可状態とする制御工程とを備えたことを特徴とするものである。
また本発明は、前記指定工程及び制御工程は、記憶媒体に記憶された該指定工程及び制御工程を行うためのプログラムに従う制御手段により制御されることを特徴とするものである。
本発明のように、指定されたシート収納手段に対してシートの排出を行っていない場合には、他のシート収納手段に対するシート排出動作中であってもシート排出動作を中断することなく指定されたシート収納手段をシート取り出し可能状態とし、指定されたシート収納手段に対してシート排出を行っている場合には、シート収納手段に対するシート排出動作を中断した後、シート収納手段をシート取り出し可能状態とするよう制御することにより、シート収納手段に収納されたシートをすばやく取り出すことができると共に、ジャムの発生を防ぐことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置のシステム構成を示す図である。
同図において、100は画像形成装置であり、この画像形成装置100は、原稿画像を光学的に読み取り、画像データに変換するリーダ部(画像入力装置)200と、シートを搬送し、その上に画像データを可視画像として形成して装置外に排紙するプリンタ部(画像出力装置)300とを備えている。
ここで、このリーダ部200は、原稿を読取るための機能を持つスキャナユニット210と、原稿を搬送するための機能を持つ原稿給紙ユニット(DFユニット)250とを備えている。
また、プリンタ部300は、複数種類のシートカセットを備えた給紙ユニット310と、画像データをシートに転写、定着させる機能を備えたマーキングユニット320と、画像形成されたシートを機外へ出力する機能を備えた排紙ユニット330と、排出されたシートを収納する大容量のシート収納手段である1つ又は複数、本実施の形態においては、2つのスタッカ500,500aとを備えている。
なお、この2つのスタッカ500,500aのうち、一方のスタッカ500はプリンタ部300に直接接続されている。また、他のスタッカ500はプリンタ部300にプリンタ部300に直接接続されたスタッカ500(以下、親スタッカという)を介してプリンタ部300と接続されている。なお、親スタッカ500と他のスタッカ500a(以下、子スタッカという)は、それぞれ内部にスタッカ制御装置510を備えている。
同図において、110は画像形成装置100の制御手段である制御装置(コントローラ部)であり、この制御装置110は、リーダ部200、プリンタ部300と電気的に接続され、さらにLAN等のネットワーク400を介してホストコンピュータ401,402と接続されている。
また、この制御装置110は、リーダ部200を制御して原稿の画像データを読込み、プリンタ部300を制御して画像データをシートに出力してコピーを行う機能、リーダ部200から読取った画像データをコードデータに変換し、ネットワーク400を介してホストコンピュータ401,402へ送信するスキャナ機能、ホストコンピュータ401,402からネットワーク400を介して受信したPDL(ページ記述言語)コードデータを画像データに変換し、プリンタ部300に出力するプリンタ機能を制御するようになっている。
なお、PDLではページの区切りを示すコマンドが各言語ごとに定義されている。例えばPostScriptでは「ShowPage」、PCLでは「FormFeed」というコマンドが定義されている。これらのコマンドが通知された場合に、はじめて1ページの区切りが判明する。また、1ページの区切りを判別する方法としては、ジョブの終了をホストコンピュータ401,402からのデータ転送が途切れてからのタイムアウトによって判別する方法も存在する。
150は操作部であり、この操作部150は制御装置110に接続されると共に、液晶タッチパネルが配置され、画像形成装置100を操作するためのユーザI/F機能を有している。
図2は、このような画像形成装置100の概略構成を示す図であり、リーダ部200は原稿給送ユニット250により原稿を先頭順に1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス211上の原稿を排出トレイ219に排出するようにしている。
また、原稿がプラテンガラス211上に搬送されると、スキャナユニット210のランプ212を点灯すると共に、光学ユニット213の移動を開始させて原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラー214〜216及びレンズ217によってCCDイメージセンサ(以下、CCDという)218へ導かれる。そして、このように走査された原稿の画像はCCD218によって読み取られて画像データに変換され、この後、この画像データは、所定の処理が施された後、制御装置110へ転送される。
図3は、制御装置110とリーダ部200との間のコマンドを示す図であり、原稿画像を読み取る場合、まず制御装置110はリーダ部200に対して、フィーダ上の原稿を給紙させるために「原稿給紙実行要求」(8001)を発行する。
それに対しリーダ部200はフィーダ上の原稿を給紙した時点で原稿給紙終了ステータス通知(8002)を制御装置110に対して発行する。この時リーダ部200は原稿載置台251(図1参照)に設けられた不図示のセンサにより原稿載置台上に原稿が存在するかどうかを検知し、原稿が存在していれば「次原稿あり」を通知し、原稿が無ければ「次原稿なし」を通知する。
つまり、原稿の有無は原稿給紙実行要求(8001)時に判明し、次原稿の有無は、原稿給紙終了ステータス通知(8002)時に判明することになる。そして、制御装置110は原稿が存在すると判断した場合には、次にスキャン実行要求(8003)をリーダ部200に発行し、原稿の画像読み取りを要求する。
この後、リーダ部200は、このスキャン実行要求(8003)に応じて実際に画像読み取りを開始する時にスキャン実行準備終了通知(8004)を、また画像読み取り終了後にスキャン終了ステータス通知(8005)を制御装置110に対して通知する。
一方、所定の処理が施された画像データが制御装置110へ転送されると、図2に示すプリンタ部300のレーザドライバ321はレーザ発光部322を駆動し、制御装置110から出力された画像データに応じたレーザ光を発光させる。そして、このレーザ光は感光ドラム323に照射され、感光ドラム323にはレーザ光に応じた潜像が形成される。なお、この後、感光ドラム323の潜像の部分には現像器324によって現像剤が付着される。
ところで、プリンタ部300の給紙ユニット310はシート格納部として、それぞれ引き出し状の形状を有するカセット311〜314、機外に露出しているトレイ状の手差し給紙部315を備えている。なお、シートを補給する際は、手差し給紙部315を除き、まずカセット311〜314を引き出し、そのカセット311〜314にシートを補給した後、カセット311〜314を閉めるようにしている。
そして、レーザ光の照射開始と同期したタイミングでカセット311〜314、或は手差し給紙部315のいずれかからシートが給送され、このシートは搬送路331を経て転写部325に搬送され、この転写部325において感光ドラム323に形成されたトナー画像が転写される。この後、トナー画像が転写されたシートは搬送ベルト326によって、定着部327に搬送され、定着部327の熱と圧力によりトナー画像はシートに定着する。
次に、定着部327を通過したシートは搬送路335、搬送路334を通り、排出される。あるいは、印字面を反転して排出する場合には、搬送路336、搬送路338まで導かれ、そこから逆方向に搬送され、搬送路337、搬送路334を通って排出される。
また、両面記録が設定されている場合は、定着部327を通過した後、搬送路336からフラッパ329によって、搬送路333にシートは導かれ、この後逆方向に搬送され、フラッパ329によって搬送路338、再給紙搬送路332へ導かれる。なお、再給紙搬送路332へ導かれたシートは上述したタイミングで搬送路331を通り、転写部325へ給紙される。
ところで、搬送路334より排出されたシートはまず親スタッカ500へ搬送され、親スタッカ500の搬入部501に送られる。そして、フラッパ502によって、水平搬送路503か、あるいは垂直搬送部505に搬送される。
ここで、水平搬送路503に送られたシートは、搬出部504を通って、機外に、あるいは後続の子スタッカ500aの搬入部501へ送られる。また、垂直搬送部505に送られたシートは、反転部506、上昇部507を通って、積載トレイ部508に積載される。また、子スタッカ500aも同様の動きを行なう。
図4は、制御装置110とプリンタ部300との間のコマンドを示す図である。
まず、1ページを印字する場合、制御装置110はプリンタ部300に対して、印字準備要求(9001)を発行し、印字準備要求(9001)を受け取ったプリンタ部300は定着器温度制御や、前回転等のプリント前処理を開始する。そして、プリント前処理が完了した後、プリンタ部300は制御装置110に対して、印字準備ステータス(9002)を発行する。
次に、この印字準備ステータス(9002)を受け取った制御装置110は、シートの給紙を要求するために、プリンタ部300に対して給紙実行要求(9003)を発行する。なお、この時にカセット311〜314、手差し給紙部315のいずれから給紙するのか、親スタッカ500か子スタッカ500aのいずれに排紙するのかをプリンタ部300に通知する。
印字実行要求(9003)を受け取ったプリンタ部300はシートの給紙を開始し、カセット311〜314及び手差し給紙部315に装着されている不図示のセンサにより給紙したシートの後端を検知した後に、制御装置110に対して給紙結果ステータス(9004)を発行する。なお、紙無し等のエラーが発生した場合には、この給紙結果ステータス(9004)によりエラーを通知する。
次に、シートの給紙を行ったプリンタ部300は、所定の位置までシートが達すると、印字開始許可を求める印字開始準備完了(9005)を発行し、プリンタ部300から印字開始準備完了(9005)を受け取った制御装置110は、実際に画像形成が可能な状態になった時点で印字実行要求(9006)をプリンタ部300に対して発行し、画像の形成、定着を要求する。その後、制御装置110とプリンタ部300間でImageのハード信号同期が行われ、画像形成、さらには定着が行われる。
なお、画像形成が行われたシートは、片面の場合には機外排出され、給紙実行要求(9003)時に指示された排紙先、即ち親スタッカ500の積載トレイ508、あるいは子スタッカ500aの積載トレイ508に積載されたタイミング、あるいは両面の場合には片面完了(中間トレイ排出)のタイミングでプリンタ部300は制御装置110に対して印字結果ステータス(9007)を発行する。
そしてシートが親スタッカ500、或は子スタッカ500aに積載に排出され、後続の出力画像が存在しない場合に、制御装置110はプリンタ部300に対して印字終了通知(9008)を発行し、印刷後、シートに対する処理の実行をプリンタ部300に要求する。
ここで、制御装置110が親スタッカ500、或は子スタッカ500aを排紙先として給紙実行要求(9003)を発行した後、プリンタ部300から印字結果ステータス(9007)をもらうまでの間に、排紙先として指示された親スタッカ500、或は子スタッカ500aのカバーを開け、積載トレイ508を引き出すと、積載トレイ508が引き出された後に、シートがスタッカ500に達するためジャムが発生するが、カバーを開けた場合には、シートの排出を停止するようにすることにより、ジャムの発生を防ぐことができる。なお、これについては、後述する。
図5は、操作部150の構成を説明する図であり、同図において、600はLCDタッチパネルであり、主なモード設定、状況表示はここで行われる。601は0〜9までの数値を入力するためのテンキー、602はIDキーであり、画像形成装置100が部門管理されている場合に部門番号と暗証モードを入力する際に使用されるものである。
603は設定されたモードをリセットするためのリセットキー、604は各モードについての説明画面を表示するためのガイドキー、605はユーザーモード画面に入るためのユーザーモードキー、606は割り込みコピーを行うための割り込みキーである。
607はコピー動作をスタートさせるためのスタートキー、608は実行中のコピージョブを中止させるためのストップキー、609はソフト電源SWであり、押下することによりLCD600のバックライトが消え、画像形成装置100は低電力状態に落ちる。610は節電キーであり、これを押下することで節電状態に入り、再度押下することで節電状態から復帰する。
611、612はコピー、ボックスに移行させるためのファンクションキーである。同図はコピーの標準画面が表示された状態であり、他のファンクションキー612を押下することでそれぞれの機能の標準画面が表示される。614はLCDタッチパネル600のコントラストを調整するための調整キー、615はカウンタ確認キーであり、これを押下することでそれまでに仕様したコピー枚数の集計を表示するカウント画面がLCD上に表示される。
616はジョブの実行中、画像メモリへの画像蓄積中を示すLED、617はジャム、ドアオープン等装置がエラー状態にあることを示すエラーLED、618は装置のメインスイッチがONになっていることを示す電源LEDである。
図6は制御装置110のブロック図である。同図において、111は制御装置110のメインコントローラであり、このメインコントローラ111は、主にCPU112と、バスコントローラ113、各種I/Fコントローラ回路とから構成される。
ここで、CPU112とバスコントローラ113は制御装置110全体の動作を制御するものであり、CPU112はROM114からROMI/F115を経由して読込んだプログラムに基づいて動作する。また、ホストコンピュータから受信したPDL(ページ記述言語)コードデータを解釈し、ラスターイメージデータに伸張する動作も、このプログラムに記述されており、ソフトウェアによって処理される。バスコントローラ113は各I/Fから入出力されるデータ転送を制御するものであり、バス競合時の調停やDMAデータ転送の制御を行う。
116はDRAMであり、DRAMI/F117によってメインコントローラ111と接続されており、CPU112が動作するためのワークエリアや、画像データを蓄積するためのエリアとして使用される。121はNetwork Contorllerであり、I/F123によってメインコントローラ111と接続され、コネクタ122によってイーサネット(登録商標)等の外部ネットワークと接続される。
126はI/O制御部、125は汎用高速バスであり、拡張ボードを接続するための拡張コネクタ124とI/O制御部126とが接続される。なお、汎用高速バス125としては、一般的にPCIバスがあげられる。また、I/O制御部126は、リーダ部200、プリンタ部300の各CPUと制御コマンドを送受信するための調歩同期シリアル通信コントローラ127が2チャンネル(2ch)装備されており、I/Oバス128によってスキャナI/F140及びプリンタI/F145に接続されている。
ここで、スキャナI/F140は、コネクタ142を介してリーダ部200と接続され、またスキャナバス141によってメインコントローラ111と接続されており、リーダ部200から受け取った画像を、その後の過程における処理の内容によって、最適な2値化を行ったり、主走査・副走査の変倍処理を行ったりする機能を有し、さらにリーダ部200から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、スキャナバス141に出力する機能も有する。なお、スキャナバス141からDRAM116へのデータ転送は、バスコントローラ113によって制御される。
また、プリンタI/F145は、コネクタ147を介してプリンタ部300と接続され、またプリンタバス146によってメインコントローラ111と接続されており、メインコントローラ111から出力された画像データにスムージング処理をしてプリンタ部300へ出力する機能を有し、さらに、プリンタ部300から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号をプリンタバス146に出力する機能も有する。なお、DRAM116上に伸張されたラスターイメージデータのプリンタ部300への転送は、バスコントローラ113によって制御され、プリンタバス146、ビデオI/F149を経由して、プリンタ部300へDMA転送される。
132はパネルI/Fであり、LCDコントローラ131に接続され、操作部150上の液晶画面に表示を行うためのI/Fと、ハードキーやタッチパネルキーの入力を行うためのキー入力I/F130とから構成される。
ここで、既述した図5に示す操作部150から、LCDタッチパネル600や複数個のハードキー等により入力された信号はパネルI/F132を介してCPU112に伝えられ、LCDタッチパネル600はパネルI/F132から送られてきた画像データを表示する。
133は機器内で管理する日付と時刻を更新/保存するリアルタイムクロックモジュールであり、バックアップ電池134によってバックアップされている。161は外部記憶装置を接続するE−IDEインタフェースであり、このI/F161を介してハードディスクやCD−ROMドライブを接続し、プログラムや画像データを書き込んだり読み込んだりすることができる。
142、147はそれぞれリーダ部200とプリンタ部300とに接続されるコネクタであり、同調歩同期シリアルI/F(143,148)とビデオI/F(144,149)とから構成される。
次に、図7を用いてメインコントローラ111のブロック構成を示す図であり、同図に示すように、CPU(プロセッサコア)112は64ビットのプロセッサバス(SCバス)を介してシステム・バス・ブリッジ(SBB)402に接続される。
ここで、このSBB402は4×4の64ビットクロスバスイッチであり、CPU112の他に、キャッシュメモリを備えたSDRAMやROMを制御するメモリコントローラ403と専用のローカルバス(MCBus)で接続されており、さらにグラフィックバスであるGバス(GBus)404、IOバスであるBバス(BBus)405と接続され、全部で4つのバスに接続される。なお、SBB402は、これら4モジュール間を、可能な限り、同時平行接続を確保することができるように設計されている。また、データの圧縮伸張ユニット(CODEC)418とも接続されている。
Gバス404はGバスアービタ(GBA)406により協調制御されており、スキャナやプリンタと接続するためのスキャナ/プリンタコントローラ(SPC)408に接続される。また、Bバス405は、Bバスアービタ(BBA)407により協調制御されており、スキャナ/プリンタコントローラ408の他、パワーマネージメント(電力管理)ユニット(PMU)409、インタラプトコントローラ(IC)410、UARTを用いたシリアルインタフェースコントローラ(SIC)411、USBコントローラ412、IEEE1284を用いたパラレルインタフェースコントローラ(PIC)413、イーサネット(登録商標)を用いたLANコントローラ(LANC)414、タイマ、LCDパネル、キー等の汎用入出力コントローラ(MISC)415、PCIバスインタフェース(PCIC)416にも接続されている。なお、MISC415には、表示パネルやキーボードを備えた操作パネル417が接続される。
ここで、インタラプトコントローラ(IC)410は、Bバス405に接続され、メインコントローラチップ内の各機能ブロック及びチップ外部からのインタラプトを集積し、CPU112がサポートする6レベルの外部インタラプト及びノンマスカブルインタラプト(NMI)に再分配するものである。なお、各機能ブロックとは、電力管理ユニット409、シリアルインタフェースコントローラ411、USBコントローラ412、パラレルインタフェースコントローラ413、イーサネット(登録商標)コントローラ414、汎用IOコントローラ415、PCIインタフェースコントローラ416、スキャナ/プリンタコントローラ408などである。
なお、PCIバスインタフェース416は、メインコントローラ内部汎用IOバスであるBバスと、チップ外部IOバスであるPCIバスの間をインタフェースするブロックである。また、Gバスアービタ406は、アービトレーション方式が中央アービトレーション方式のものであり、各バスマスタに対して専用のリクエスト信号とグラント信号を持つと共に制御方法をプログラミングすることが出来る。また、バスマスタへの優先権の与え方として、すべてのバスマスタを同じ優先権として公平にバス権を与える公平アービトレーションモードと、いずれかひとつのバスマスタの優先権を上げ、優先的にバスを使用させる優先アービトレーションモードのどちらかを指定できる。
また、Bバスアービタ407は、IO汎用バスであるBバス405のバス使用要求を受け付け、調停の後、使用許可を選択された一つのマスタに対して与え、同時に2つ以上のマスタがバスアクセスを行う事を禁止するものであり、アービトレーション方式は、3段階のプライオリティを持ち、それぞれのプライオリティに複数のマスタをプログラマブルに割り当てられる構成になっている。
また、メモリコントローラ403は、メモリコントローラ専用のローカルバスであるMCバスに接続され、シンクロナスDRAM(SDRAM)やフラッシュROMやROMを制御する。
図8はSBB(システム・バス・ブリッジ)402のブロック構成を示す図であり、SBB402は、Bバス(入出力バス)、Gバス(グラフィックバス)、SCバス(プロセッサローカルバス)及びMCバス間の相互接続を、クロスバスイッチを用いて提供するマルチチャネル双方向バスブリッジである。そして、このクロスバススイッチを用いることにより、2系統の接続を同時に確立することが出来、並列性の高い高速データ転送を実現することが出来る。
SBB402は、Bバス405と接続するためのBバスインタフェース2009と、Gバス404と接続するためのGバスインタフェース2006と、CPU112と接続するためのCPUインタフェーススレーブポート2002と、メモリコントローラ403と接続するためのメモリインタフェースマスターポート2001と、圧縮伸張ユニット418と接続するためのCODECバスインタフェース2014を備えるほか、アドレスバスを接続するアドレススイッチ2003、データバスを接続するデータスイッチ2004を備えている。また、プロセッサコアのキャッシュメモリを無効化するキャッシュ無効化ユニット2005を備えている。
また、VideoI/Fによってスキャナ及びプリンタと接続され、内部バスGバス及びBバスにインタフェースするブロックであるスキャナ・プリンタコントローラ408は大別して、図9に示すようにスキャナコントローラ4302、プリンタコントローラ4303、Gバス/Bバス・I/Fユニット(GBI)4301A,4301B、CPバスのブロックから構成される。
ここで、スキャナコントローラ4302はスキャナユニット210とスキャナビデオI/Fで接続され、動作制御及びデータ転送制御を行なうものであり、Gバス/BバスI/Fユニット(GBI)4301Aとは、IFバスで接続され、データ転送及びレジスタのリード/ライトが行なわれる。
また、プリンタコントローラ4303はプリンタ部300とプリンタビデオI/Fで接続され、動作制御及びデータ転送制御を行なうものであり、Gバス/BバスI/Fユニット(GBI)4301Bとは、IFバスで接続され、データ転送及びレジスタのリード/ライトが行なわれる。
また、Gバス/BバスI/Fユニット(GBI)4301A,4301Bはスキャナコントローラ4302及びプリンタコントローラ4303をGバスまたはBバスに接続するためのユニットであり、スキャナコントローラ4302とプリンタコントローラ4303にそれぞれ独立して接続され、GバスとBバスの両方に接続されている。また、CPバスはスキャナユニット210とプリンタ部300の画像データ及び水平垂直同期のための同期信号を直結するためのバスである。
ところで、メインコントローラ111は、CPUを内蔵した大規模なASICである。このため、内部のロジックが全部同時に動作してしまうと、大量の熱を発生し、チップ自体が破壊されてしまう恐れがある。これを防ぐために、メインコントローラ111は、ブロック毎の電力の管理、すなわちパワーマネージメント(電力管理)を行ない、更にチップ全体の消費電力量の監視を行なう。
ここで、パワーマネージメントは、それぞれのブロックが各自個別に行なうようになっており、各ブロックの消費電力量の情報はパワーマネージメントレベルとして、パワーマネジメントユニット(PMU)409に集められ、パワーマネジメントユニット409では、各ブロックの消費電力量を合計し、その値が限界消費電力を超えないように、メインコントローラ111の各ブロックの消費電力量を一括して監視するようにしている。
次に、片面画像形成及び両面画像形成における給紙制御について説明する。まず、片面画像形成及び両面画像形成におけるシートの搬送経路について図10及び図11を参照しながら説明する。なお、ここでは、手差し給紙部315から給紙した場合に限定して説明する。
プリンタ部300においては、図10に示すように、シート搬送経路が、手差し給紙部315または各カセット311〜314から感光ドラム323と転写部325との間に至る搬送路331と、感光ドラム323上のトナー像が転写されたシートを、定着部(図2参照)を経て外部(排紙ビン)に向けて搬送するための搬送路335と、感光ドラム323上のトナー像が転写されたシートを定着部(図示せず)を経て搬送路338または搬送路333に導くための搬送路336と、搬送路338に導かれたシートを外部へ排出するための搬送路337と、搬送路333へ導かれたシートを搬送路331へ導いて感光ドラム323と転写部325との間に再給紙を行うための再給紙搬送路332とから構成される。
ここで、片面画像形成の場合、図11の(a)に示すように、まず手差し給紙部315から給紙されたシートSが、搬送路331を経て感光ドラム323と転写部325の間に搬送される。そして、このシートSは、その表面に感光ドラム323上のトナー像が転写された後、定着部に送られてトナー像が定着部により定着される。この後、画像が定着されたシートSは、搬送路335を経て外部(排紙ビンまたは排紙処理ユニット)に排紙される。
また、背面排紙を行う場合には図11の(b)に示すように、定着後のシートSは、搬送路336を経ていったん搬送路338に導かれたあとに、搬送路337を介して排紙される。これにより、シートSは外部へ背面排紙される。なお、図中、シートSにおいて△印が付された面は、画像形成面を示している。
両面画像形成の場合には、図12の(a)に示すように、手差し給紙部315から給紙されたシートSが搬送路331を経て感光ドラム323と転写部325の間に搬送され、このシートSの表面に感光ドラム323上のトナー像が転写された後、定着部に送られる。定着部により画像が定着されたシートSは、搬送路336を経て搬送路333へ一旦導かれた後に、再給紙搬送路332へ導かれる。
ここで、複数枚のシートSに両面画像形成を行う場合には、所定枚数分のシートSが順に給紙される。所定枚数分のシートSが給紙されると、再給紙搬送路332上のシートは搬送路331を経て感光ドラム323に再給紙される。そして、再給紙されたシートの裏面にトナー像が転写され、この両面に画像が形成されたシートは定着部を経て外部に排紙される。
次いで、再給紙搬送路332上の次のシートSが再給紙される。なお、図中、シートSにおいて△印が付された面は、最初に画像が形成された面を示し、ほぼ半円形状の印が付された面は、再給紙により画像形成された面を示す。
そして、このように外部に排出されたシートは大容量排紙収納装置であるスタッカに搬入される。図13は、このようなスタッカの全体図であり、プリンタ部300から排出されたシートは、まず搬入部501に搬入される。
ここで、本実施の形態のように、スタッカ500が2台接続されている場合、シートを下流の子スタッカ500a(図2参照)に排出する場合には水平搬送路503を搬送する。また親スタッカ500に収納する場合には、搬送部である縦搬送部505、反転部506、上昇部507を通って、積載トレイ508に積載する。
なお、同図において、512はスタッカ500に設けられ、積載トレイ508を引き出すための左カバーであり、積載トレイ上に積載されたシートを取り出したい場合には左カバー512を開けるようにしている。ここで、この左カバー512にはスタッカ制御装置510によって制御されるロック機能が設けられており、このようなロック機構を設け、スタッカ500をシート取り出し不可状態とすることによりユーザが不注意に左カバー512を開放してジャムが発生するのを防いでいる。
511は搬送部505,506,507にシートがつまった場合に開き、つまったシートを取り除くための右カバーであり、514は搬入部501、水平搬送路503に紙がつまった場合に開いて、つまったシートを取り除くための上カバーである。
なお、513は左カバー512の裏に取り外し自在に取り付けられた操作ハンドルであり、この操作ハンドル513を図14に示すように、車輪の付いた積載トレイ508に差し込んだ後、ハンドル513を引くことによって、スタッカ内に設けられたシート収納部500Aからスムーズに積載トレイ508を引き出し、積載トレイ508上のシートをスタッカ外に排出することができる。
ところで、スタッカ500は、既述した図1に示すようにスタッカ制御装置510を備えている。ここで、このスタッカ制御装置510はスタッカ500の状態を表したり、スタッカ500への設定を行なうためのものであり、図15に示すように表示部1601と、積載トレイ508に積載されたシートを取り除くために左カバー512を開放するための左カバー開指示ボタン1602と、シートを取り除いた後の積載トレイ508を格納し、左カバー512を閉めた後、完全に左カバー512が閉鎖されたことを示す左カバー閉指示ボタン1603を備えている。
ところで、親スタッカ500のスタッカ制御装置510と制御装置110は図1に示すようにプリンタ部300を介して通信を行なっている。また、子スタッカ500aのスタッカ制御装置510と制御装置110はプリンタ部300及び親スタッカ500を介して通信を行なっている。
なお、親スタッカ500は子スタッカ500aの通信を仲介するが、お互いの通信コマンドは独立しており、互いに影響を及ぼすことはない。よって子スタッカ500aのカバー開閉ボタンが押下されても、親スタッカ500は、これを検知することはない。
そして、このような構成の親スタッカ500のスタッカ制御装置510と制御装置110において、スタッカ制御装置510はシートを取り出すスタッカを指定する指定手段である左カバー開指示ボタン1602が押下されると、図16に示すように制御装置110に対してカバー開予約要求(17001)を送信し、制御装置110はスタッカ制御装置510からのカバー開予約要求(17001)を受信後、そのスタッカ(親スタッカ500)に対してシートを排紙中でなければ、直ちにカバー開要求(17002)をスタッカ制御装置510に対して送信する。また、そのスタッカ(親スタッカ500)に対してシートを排紙中であれば、スタッカへのシート排出をいったん停止し、停止後カバー開要求(17002)をスタッカ制御装置510に送信する。
次に、カバー開要求(17002)を受信すると、スタッカ制御装置510は、スタッカ内の積載トレイ508を引き出せるよう左カバー512のロックを解除する。これにより、ユーザはスタッカ500のシート収納部500Aから積載トレイ508を引き出すことができる。
なお、ユーザは、このように積載トレイ508を引き出した後、積載トレイ上のシートを取り除き、この後、空になった積載トレイをスタッカ500のシート収納部500Aに戻し、さらにこの後、左カバー512を閉めた後に、収納されたシートの取り出しが終了したことを通知する通知手段であるスタッカ制御装置510の左カバー閉指示ボタン1603を押下する。
ここで、スタッカ制御装置510は、この左カバー閉指示ボタン1603の押下時、制御装置110に対してカバー閉通知(17003)を送信すると同時に左カバー512のロックを行ない、スタッカ500をシート取り出し不可状態とする。そして、カバー閉通知(17003)を受信した制御装置110は、カバー閉通知17003を送ってきたスタッカ500に対して排紙中断状態であった場合には、排紙動作を再開する。
なお、これまでは親スタッカ500の場合について述べてきたが、子スタッカ500aのスタッカ制御装置510と制御装置110との間でも、このようなコマンドのやり取りが行われる。
図17はスタッカ制御装置510の表示部1601の状態の変化を示した図である。
通常左カバー512が閉じている状態ではスタッカ制御装置510の表示部1601は(a)に示すように「カバーは閉じています」と表示している。一方、スタッカ内のシートを取り除きたい場合にはユーザがカバー開指示ボタン1602を押下する。そして、このようにカバー開指示ボタン1602を押下すると、既述した図16に示すようにカバー開予約要求(17001)がスタッカ制御装置510から制御装置110に対して送信される。
そして、カバー開予約要求(17001)を送信したスタッカ制御装置510の表示部1601は(b)に示すように「カバーを開きます。しばらくお待ち下さい」と表示する。また、この後、制御装置110からカバー開要求(17002)が通知されたら、左カバー512のロックを開放し、(c)に示すように「カバーは開いています」と表示する。この状態の間、ユーザはスタッカ内のシートを取り除くことができる。
なお、このようにしてスタッカ内のシートを取り除いた後、ユーザが左カバー512を閉め、カバー閉指示ボタン1603を押下すると、スタッカ制御装置510は制御装置110に対してカバー閉通知(17003)を送信すると同時に左カバー512のロックを行なう。そして、これに伴い表示部1601は(a)に示す状態に遷移する。
図18は制御装置110内のDRAM116(図6参照)内のデータ構造を示したものである。
図18の(a)はシートに関するデータ構造を示すものであり、このシートに関するデータ領域19001の内部には、排紙先となるスタッカを示す領域19002が設けられ、このシートをどのスタッカに排紙するのかがわかるデータ構造になっている。
図18の(b)はスタッカに関するデータ構造を示すものであり、スタッカを示すデータ領域20001にはスタッカ開閉フラグ20002が存在する。ここで、このスタッカ開閉フラグ20002は対応するスタッカのカバーの開閉状態を示すものであり、「閉状態」、「開予約状態」及び「開状態」が存在する。なお、「閉状態」は図17の(a)の状態、「開予約状態」は図17の(b)の状態、「開状態」は図17の(c)の状態に対応している。
一方、図19はDRAM116内の全体のデータ構造を示したものであり、同図の(a)及び(b)に示すように、図18のシートを示したデータ領域19001は排紙待ち&給紙済みシートリスト21000及び給紙待ちシートリスト21010にリスト状にぶら下がっている。
そして、この排紙待ち&給紙済みシートリスト21000にぶら下がっているシート(21001,21003,21005)は既に給紙され、画像形成装置機内に存在し、まだスタッカ500に積載されていないシートを示している。つまり、制御装置110がプリンタ部300に対して図4に示す給紙実行要求(9003)を送信し、プリンタ部300が制御装置110に対して印字結果ステータス(9007)を送信する間の状態のシートを示している。
なお、(b)に示すようにそれぞれ給紙待ちシートリスト21010にぶら下がっているシート(21011、21013)は制御装置110がこれから給紙しようとしているシート、即ち制御装置110がプリンタ部300に対して、給紙実行要求(9003)をまだ送信していないシートを示している。
また、(c)に示すようにスタッカリスト21020は画像形成装置100に存在する排紙先のスタッカ(21021、21023)の数分の要素がぶら下がっている。なお、本実施の形態においては、排紙先のスタッカは、親スタッカ500と、子スタッカ500aの2つが存在していることを示している。
次に、制御装置110がスタッカ制御装置510からのカバー開予約要求(17001)を受信した時の動作、つまりスタッカ500のカバー開指示ボタン1602が押下されたときの動作について既述した図16及び図20に示すフローチャートを用いて説明する。
制御装置110は、スタッカ制御装置510からのカバー開予約要求(17001)を受信すると(S22001)、まずカバー開予約要求(17001)を送信してきたスタッカに相当するデータ領域をスタッカリスト21020(図19参照)から検索する(S22002)。
次に、S22002において特定されたスタッカデータ領域のスタッカ開閉フラグの値を「開予約状態」に変更し(S22003)、排紙待ち&給紙済みシートリスト21000にぶら下がっているシートのうちカバー開予約要求(17001)を送信してきたスタッカを排紙先とするシートが存在するか検索する(S22004)。ここで、送信してきたスタッカを排紙先とするシートが存在する場合には(S22004のY)、終了する(S22007)。
一方、存在しない場合には(S22004のN)、S22002で検索したスタッカデータ領域のスタッカ開閉フラグの値を「開状態」に変更し(S22005)、カバー開予約要求(17001)を送信してきたスタッカ制御装置510に対してカバー開要求(17002)を送信する(S22006)。なお、このカバー開要求(17002)を受信したスタッカ制御装置510は左カバー512のロックを解除し、ユーザにシートの取り除きを促すメッセージ(図17の(c)参照)を表示する。
次に、このフローチャートを図21に沿ってたどってみる。ここでは、制御装置110が、図21の状況でスタッカAからのカバー開予約要求(17001)を受信した場合について述べる。
ここで、制御装置110がスタッカAのスタッカ制御装置510からのカバー開予約要求(17001)を受信すると、スタッカリスト21020から、カバー開予約要求(17001)を送信してきたスタッカに相当するデータ領域26021,26023を検索する。
次に、特定されたスタッカAに相当するスタッカデータ領域26021のスタッカ開閉フラグ26022の値を「閉状態」から図22に示すように「開予約状態」に変更する。また、排紙待ち&給紙済みシートリスト21000にぶら下がっているシート26001が、カバー開予約要求(17001)を送信してきたスタッカAを排紙先とするシートか否かを調べる。
ここで、シート26001の排紙先26002は図21に示すように「スタッカA」であるので終了する。よって、この場合、図22のようにスタッカリスト21020のスタッカAを示すデータ領域26021のスタッカ開閉フラグ26022の値が「開予約状態」に変更になっただけで終了する。
次に、制御装置110がプリンタ部300へ給紙実行要求(9003)を送信する直前の動作について図23に示すフローチャートを用いて説明する。
給紙動作が開始される時(S23001)、制御装置110はまず給紙待ちシートリスト21010の先頭のシートの排紙先がどのスタッカであるかを取得する(S23002)。次に、特定された排紙先に一致するスタッカデータ領域をスタッカリスト21020から検索する(S23003)。
次に、検索されたスタッカデータ領域におけるスタッカ開閉フラグの値が「閉状態」であるかを調べ(S23004)、「閉状態」でない場合、即ち「開予約状態」、又は「開状態」の場合には(S23004のN)、終了する(S23007)。
また、「閉状態」の場合には(S23004のY)、S23002で求めた給紙待ちシートリスト21010の先頭のシートに対応する給紙実行要求(9003)をプリンタ部300に通知する(S23005)。この後、S23002で求めた給紙待ちシートリスト21010の先頭のシートを排紙待ち&給紙済みシートリスト21000の最後尾に移動し、終了する(S23007)。
次に、このフローチャートを図24に沿ってたどってみる。
まず図24の状況で給紙動作が開始される時、制御装置110は、給紙待ちシートリスト21010の先頭のシート27011の排紙先がどのスタッカであるか取得する。
次に、S23002において特定された排紙先(この場合、スタッカB)27012に一致するスタッカデータ領域27023をスタッカリスト21020から検索し、S23003で求めたスタッカデータ領域27023のスタッカ開閉フラグ27024の値が「閉状態」であるか否かを調べる。
ここで、スタッカBのスタッカ開閉フラグ27024は「閉状態」であるので、S23002で求めた給紙待ちシートリスト21010の先頭のシート27011に対応する給紙実行要求(9003)をプリンタ部300に通知する。この後、S23002で求めた給紙待ちシートリスト21010の先頭のシート27011を排紙待ち&給紙済みシートリスト21000の最後尾に移動し、終了する。この結果図25の状況になる。
そして、このような図25の状況から次の給紙動作を開始する。まず、給紙待ちシートリスト21010の先頭のシート27013の排紙先がどのスタッカであるか取得する。次に、スタッカリスト21020から、S23002において特定された排紙先であるスタッカA27014に一致するスタッカデータ領域27021を検索し、このスタッカデータ領域27021のスタッカ開閉フラグ27022の値が「閉状態」であるか否かを判断する。なお、この場合、スタッカAは「開予約状態」なので終了する。
次に、制御装置110がプリンタ部300から印字結果ステータス(9007)を受信した時、即ちスタッカ500内の積載トレイ508にシートが積載されたときの動作について図26に示すフローチャートを用いて説明する。
制御装置110がプリンタ部300からの印字結果ステータス(9007)を受信すると(S24001)、制御装置110内の排紙待ち&給紙済みシートリスト21000の先頭のシートの排紙先がどのスタッカであるか取得する(S24002)。
次に、S24002において特定された排紙先に一致するスタッカデータ領域をスタッカリスト21020から検索し(S24003)、既にスタッカ500内の積載トレイ508に積載されたシートに該当する制御装置110内の排紙待ち&給紙済みシートリスト21000の先頭のシートを削除する(S24004)。
次に、S24003で求めたスタッカデータ領域のスタッカ開閉フラグの値が「閉状態」であるかを調べ(S24005)、「閉状態」である場合には(S24005のY)、終了する(S24009)。
また、「閉状態」でない場合(S24005のN)、即ち「開予約状態」の場合には、S24003で求めたスタッカを排紙先とするシートが排紙待ち&給紙済みシートリスト21000に存在するか調べる(S24006)。なお、「閉状態」でない場合(S24005のN)、カバーが開いているスタッカに対しては排紙をしないというのが本発明の目的からスタッカ開閉フラグの値が「開状態」となることはない。
ここで、スタッカを排紙先とするシートが存在する場合には(S24006のY)、終了し(S24009)、存在しない場合には(S24006のN)、スタッカのカバーの開作業(ロック解除)を行なうと共に、S24003で求めたスタッカのスタッカ開閉フラグを「開状態」に変更する(S24007)。また、この後、S24003で求めたスタッカ制御装置510に対して、カバー開要求(17005)を送信し、終了する(S24009)。
次に、このフローチャートを図27に沿ってたどってみる。
ここでは、制御装置110が、図27の状況でプリンタ部300から印字結果ステータス9007を受信した場合について述べる。
この場合、制御装置110は、プリンタ部300からの印字結果ステータス(9007)を受信すると、まず排紙待ち&給紙済みシートリスト21000の先頭のシート28001の排紙先がどのスタッカであるか取得し、この後、スタッカリスト21020から、S24002において特定された排紙先、即ちスタッカA28002に一致するスタッカデータ領域28021を検索する。
次に、既にスタッカ500内の積載トレイ508に積載されたシートに該当する制御装置110内の排紙待ち&給紙済みシートリスト21000の先頭のシート28001を削除し、この後、S24003で求めたスタッカデータ領域28021、即ちスタッカAのスタッカ開閉フラグ28022の値が「閉状態」であるかを調べる。
ここで、スタッカ開閉フラグ28022の値は「開予約状態」なので、次にS24003で求めたスタッカAを排紙先とするシートが排紙待ち&給紙済みシートリスト21000に存在するか調べる。
なお、ここでは排紙先がスタッカAであるシートは存在しない。これは、排紙待ち&給紙済みシートリスト21000に残っているシートは28003のみであり、そのシート28003の排紙先28002はスタッカAではなくスタッカBであるからである。
そして、このように排紙先がスタッカAであるシートは存在しない場合(S24006のN)、次にS24003で求めたスタッカデータ領域28021のスタッカ開閉フラグ28022を「開状態」に変更し(S24007)、S24003で求めたスタッカ制御装置510に対して、カバー開要求(17005)を送信し、終了する。この結果、図28に示す状況になる。
次に、制御装置110がスタッカ制御装置510からカバー閉通知(17003)を受信した時、即ちユーザがシートを取り出し、この後、スタッカ500内のカバーを閉め、カバー閉指示ボタン1603を押下したときの動作について図29に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、スタッカ制御装置510からカバー閉通知(17003)を受信すると(S25001)、カバー閉通知(17003)を通知したスタッカに相当するスタッカデータ領域をスタッカリスト21020から検索する(S25002)。そして、S25002において特定されたスタッカデータ領域のスタッカ開閉フラグを閉状態に変更する(S25003)。
次に、給紙待ちシートリスト21010にシートが存在するかをチェックし(S25004)、存在するのであれば(S25004のY)、図23のフロー(S23001〜S23007)を実行する(S25005)。また、存在しないのであれば(S25004のN)、終了する(S25006)。
次に、このフローチャートを図30に沿ってたどってみる。
ここでは、制御装置110が図30の状況でスタッカAのスタッカ制御装置510から、カバー閉通知(17003)を受信した場合について述べる。
この場合、スタッカ制御装置510からカバー閉通知(17003)を受信すると、カバー閉通知(17003)を通知したスタッカAに相当するスタッカデータ領域29021をスタッカリスト21020から検索する。
この後、特定されたスタッカデータ領域29021のスタッカ開閉フラグ29022を閉状態に変更する。また、給紙待ちシートリスト21010にシートが存在するかをチェックし、この場合、シート29011が存在するので図23のフロー(S23001〜S23007)を実行する。この結果、図31の状況になる。
このように、シートを取り出そうとするスタッカに対してシートの排出を行っていない場合には、他のスタッカに対するシート排出動作中であってもシート排出動作を中断することなくシート取出可能状態とする。また、シートを取り出そうとするスタッカに対してシート排出を行っている場合には、シート排出動作を中断した後、スタッカをシート取り出し可能状態とするよう制御することにより、スタッカに収納されたシートをすばやく取り出すことができると共に、スタッカの積載性を損なうことなく、ジャムの発生を防ぐことができる。
更に、スタッカのカバーオープンによって中断された排紙受付を、スタッカのカバーを閉じることによって排紙受け付け可能な状態になった場合には、排紙動作を再開することが可能となる。
なお、前述した図20、図23、図26及び図29に示すフローチャートを実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置の制御装置110(CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成され得る。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
なお、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
ところで、これまでの説明では、指定手段及び通知手段としてスタッカ制御装置510に指示ボタン1602,1603を設けたが、本発明はこれに限らず、指定手段として左カバー512を開ける際、不図示の取手を引くことによって左カバー開指示ボタン1602の押下と判断するセンサをスタッカ500に設けても良い。また、通知手段として左カバー512を閉めることによって、左カバー閉指示ボタン1603の押下と判断するセンサをスタッカ500に設けても良い。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置のシステム構成を示す図。 上記画像形成装置の概略構成を示す図。 上記画像形成装置の制御装置とリーダ部との間のコマンドを示す図。 上記画像形成装置の制御装置とプリンタ部との間のコマンドを示す図。 上記画像形成装置の操作部を説明する図。 上記画像形成装置の制御装置のブロック図。 上記制御装置のメインコントローラのブロック構成を説明する図。 上記メインコントローラのシステム・バス・ブリッジのブロック構成を示す図。 上記メインコントローラのスキャナ・プリンタコントローラのブロック構成を示す図。 上記画像形成装置のプリンタ部におけるシートの搬送経路を模式的に示す図。 上記画像形成装置の表面排紙モード及び背面排紙モードにおけるシートの搬送経路を模式的に示す図。 上記画像形成装置の両面画像形成を行うシートを搬送する搬送経路を模式的に示す図。 上記画像形成装置の大容量排紙収納装置であるスタッカの構成を説明する斜視図。 上記スタッカの積載トレイを引き出す操作を説明する斜視図。 上記スタッカのスタッカ制御装置の構成を説明する図。 上記画像形成装置の制御装置と上記スタッカ制御装置とのコマンドシーケンスを示す図。 上記スタッカ制御装置の表示部の状態変化を示した図。 上記画像形成装置の制御装置内のDRAM内のシート及びスタッカに関するデータ構造を示す図。 上記画像形成装置の制御装置内のDRAM内の全体のデータ構造を示す図。 上記制御装置の、スタッカのカバー開指示ボタンが押下されたときの動作を示すフローチャート。 上記スタッカのカバー開指示ボタンが押下されたときのDRAM内のデータ構造を示す第1の図。 上記スタッカのカバー開指示ボタンが押下されたときのDRAM内のデータ構造を示す第2の図。 上記制御装置の、プリンタ部へ給紙実行要求を送信する直前の動作を示すフローチャート。 上記プリンタ部へ給紙実行要求を送信する直前のDRAM内のデータ構造を示す第1の図。 上記プリンタ部へ給紙実行要求を送信する直前のDRAM内のデータ構造を示す第2の図。 上記制御装置の、プリンタ部から印字結果ステータスを受信した時の動作を示すフローチャート。 上記プリンタ部から印字結果ステータスを受信した時のDRAM内のデータ構造を示す第1の図。 上記プリンタ部から印字結果ステータスを受信した時のDRAM内のデータ構造を示す第2の図。 上記制御装置の、スタッカ部内のカバーを閉め、カバー閉指示ボタンを押下したときの動作を示すフローチャート。 上記スタッカ部内のカバーを閉め、カバー閉指示ボタンを押下した時のDRAM内のデータ構造を示す第1の図。 上記スタッカ部内のカバーを閉め、カバー閉指示ボタンを押下した時のDRAM内のデータ構造を示す第2の図。 従来のスタッカに設けられた積載トレイの斜視図。
符号の説明
100 画像形成装置
110 制御装置(コントローラ部)
200 リーダ部(画像入力装置)
300 プリンタ部(画像出力装置)
500 親スタッカ
500a 子スタッカ
500A シート収納部
510 スタッカ制御装置
512 左カバー
1602 左カバー開指示ボタン
1603 左カバー閉指示ボタン

Claims (11)

  1. シートに画像を形成した後、前記シートを排出する画像形成装置において、
    前記排出されたシートを収納するシート収納部を備えた1つあるいは複数のシート収納手段と、
    前記1つあるいは複数のシート収納手段に選択的にシートを排出するようシート排出動作を制御する制御手段と、
    前記1つあるいは複数のシート収納手段のうち前記シート収納部に収納されたシートを取り出すシート収納手段を指定する指定手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記指定手段によって指定されたシート収納手段に対してシートの排出を行っていない場合には、他のシート収納手段に対するシート排出動作中であってもシート排出動作を中断することなく前記指定されたシート収納手段をシート取り出し可能状態とし、前記指定されたシート収納手段に対してシート排出を行っている場合には、該シート収納手段に対するシート排出動作を中断した後、該シート収納手段をシート取り出し可能状態とするよう制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記シート収納手段は、前記シート収納部を開放するカバーを有し、
    前記シートを取り出すシート収納手段を指定する指定手段は、前記カバーを開放する際に操作される操作手段であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記シート収納手段は、前記シート収納部を開放するカバーを有し、
    前記シートを取り出すシート収納手段を指定する指定手段は、前記カバーを開放するための動作を検知して信号を発生するセンサであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記シート収納手段のシート取り出し可能状態は、前記カバーのロックを解除した状態であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記指定手段によって指定されたシート収納部に収納されたシートの取り出しが終了したことを通知する通知手段を備え、
    前記制御手段は、前記指定手段によって指定されたシート収納手段への排出を中断していた場合、前記通知手段からの通知により前記指定されたシート収納手段に対するシート排出動作を再開し、かつ前記指定されたシート収納手段をシート取り出し不可状態とすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記通知手段は、前記カバーを閉じる際に操作される操作手段であることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記通知手段は、前記カバーを閉じる動作を検知して信号を発生するセンサであることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  8. 前記シート収納手段のシート取り出し不可状態は、前記カバーをロックした状態であることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. シートに画像を形成した後、前記シートを排出する画像形成装置の制御方法であって、
    前記排出されたシートを収納するシート収納部を備えた1つあるいは複数のシート収納手段のうち収納されたシートを取り出すシート収納手段を指定する指定工程と、
    前記指定工程によって指定されたシート収納手段に対してシートの排出を行っていない場合には、他のシート収納手段に対するシート排出動作中であってもシート排出動作を中断することなく前記指定されたシート収納手段をシート取り出し可能状態とし、前記指定されたシート収納手段に対してシート排出を行っている場合には、該シート収納手段に対するシート排出動作を中断した後、該シート収納手段をシート取り出し可能状態とする制御工程と、
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  10. 前記シート収納部に収納されたシートの取り出しが終了したことを通知する通知工程を備え、
    前記指定工程によって指定されたシート収納手段に対する排出を中断していた場合、前記通知工程からの通知により前記指定されたシート収納手段に対するシート排出動作を再開し、かつ前記指定されたシート収納手段をシート取り出し不可状態とする制御工程とを備えたことを特徴とする請求項9記載の画像形成装置の制御方法。
  11. 前記指定工程及び制御工程は、記憶媒体に記憶された該指定工程及び制御工程を行うためのプログラムに従う制御手段により制御されることを特徴とする請求項9又は10記載の画像形成装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015132714A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 株式会社リコー 画像形成装置

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