JP4086473B2 - 画像形成システム、制御方法およびコンピュータ読取可能な記憶媒体 - Google Patents

画像形成システム、制御方法およびコンピュータ読取可能な記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、画像形成システム、制御方法およびコンピュータ読取可能な記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えばデジタル複写装置などの画像形成装置では、RAMの大容量化、またはHDDなどの大容量記憶装置を備えることによって、電子ソート機能を実現している。そして、フィニッシャを接続することにより、シフトソート、ステイプルソートのようなフィニッシング機能を実現している。
【0003】
このようなフィニッシング機能を有する画像形成装置では、フィニッシングの単位(部)で、ステイプル、シフト動作を行うために、画像形成後そのシートを即座に排紙トレイに排出するのではなく、一旦フィニッシャの処理トレイにシートを蓄積し、部を構成する最後のシートの排出時に、ステイプル、あるいはシフト動作を行い、そして処理トレイからシートを排出するように構成されている。この部の最後のシートか否かの判別に関しては、シートの給紙時に、これから給紙するシートが部の最後であるか否かを判別する。そして、これから給紙するシートがこの部の最後のシートである場合には、そのシートの排出時に、ステイプルソートであればステイプルを行い、ステイプルされた部をフィニッシャの処理トレイから吐き出すという処理が行われる。また、シフトソートの場合、フィニッシャの処理トレイにシフトされた部を吐き出すという処理が行われる。
【0004】
このような方式を利用した画像形成装置としては、例えば特開平8−6330号公報に記載のものがある。
【0005】
またデジタル複写装置などの画像形成装置においては、編集機能が充実してきているので、このような状況から、ユーザの手元にある通常の複写装置に対しても、専門業者が所有する大規模な印刷装置でのみ処理が可能である機能が要求されている。例えば、専門業者が所有する大規模な印刷装置でのみ処理が可能な機能としては、部の先頭、最後、あるいは途中で、厚紙、色紙などの特殊紙を挿入するなどの機能である。さらに、通常、画像形成装置に備えられているソートのモードとして、置数を2以上に設定した場合に、同一の記録紙を置数分出力するグループソート、同一の部を置数分出力するソートの2種類がある。これらのモードを実現するために、画像形成装置においては、この部の最後の紙か否かの判別を、シートの給紙時に行うように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の画像形成装置では、原稿有無の判断と同時に、次原稿有無の判断を行うことができないので、シートに印字するためには次原稿の有無が確定するまで給紙を行うことができないことになる。
【0007】
しかしながら、実際には、部の終了が確定するまで給紙をしてはいけないモードは限られており、ステイプルソート、シフトソートのように部終了時に後処理が必要なモード、あるいは最終原稿に対して特殊な処理を行う場合(例えば、最終原稿に対するシートに特殊な用紙を使用する場合)に限られている。そのため、通常のモードでは、最善のパフォーマンスが得られないということになる。
【0008】
本発明の目的は、フィニッシング処理が不要なジョブの印刷開始のタイミングを、フィニッシング処理を要するジョブの印刷開始のタイミングよりも早めることができる画像形成システム、制御方法およびコンピュータ読取可能な記憶媒体を提供することにある。また、本発明の目的は、裏表紙の挿入が不要なジョブの印刷開始のタイミングを、裏表紙の挿入を要するジョブの印刷開始のタイミングよりも早めることができる画像形成システム、制御方法およびコンピュータ読取可能な記憶媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
発明は、印刷対象のジョブの第1の原稿データと第2の原稿データのうちの前記第 1 の原稿データの入力後に入力手段によって入力される前記第2の原稿データの前記入力手段による入力有無が判断手段によって判断された後に、前記第1の原稿データの印刷に必要な用紙を印刷手段へ供給する第1の給紙処理、および、前記第2の原稿データの前記入力手段による入力有無が前記判断手段によって判断されるのを待たずに前記第1の原稿データの印刷に必要な用紙を前記印刷手段へ供給する第2の給紙処理、の何れかを給紙手段により実行させる制御手段を有し、前記制御手段は、前記印刷対象のジョブが、前記印刷手段で印刷された複数枚の用紙を含んだ1束分のシートに対するフィニッシング処理をフィニッシング手段により要するジョブである場合に、前記第1の給紙処理を前記給紙手段により実行させ、前記制御手段は、前記印刷対象のジョブが、前記フィニッシング手段による前記1束分のシートに対するフィニッシング処理が不要なジョブである場合に、前記第2の給紙処理を前記給紙手段により実行させる、ことを特徴とする。
【0010】
本発明は、印刷対象のジョブの第1の原稿データと第2の原稿データのうちの前記第1の原稿データの入力後に入力手段によって入力される前記第2の原稿データの前記入力手段による入力有無が判断手段によって判断された後に、前記第1の原稿データの印刷に必要な用紙を印刷手段へ供給する第1の給紙処理、および、前記第2の原稿データの前記入力手段による入力有無が前記判断手段によって判断されるのを待たずに前記第1の原稿データの印刷に必要な用紙を前記印刷手段へ供給する第2の給紙処理、の何れかを給紙手段により実行させる制御手段を有し、前記制御手段は、前記印刷対象のジョブが、前記印刷手段で印刷された用紙に対する裏表紙の挿入を要するジョブである場合に、前記第1の給紙処理を前記給紙手段により実行させ、前記制御手段は、前記印刷対象のジョブが、前記印刷手段で印刷された用紙に対する裏表紙の挿入が不要なジョブである場合に、前記第2の給紙処理を前記給紙手段により実行させる、ことを特徴とする。
【0011】
発明は、印刷対象のジョブの第1の原稿データと第2の原稿データのうちの前記第 1 の原稿データの入力後に入力手段によって入力される前記第2の原稿データの前記入力手段による入力有無が判断手段によって判断された後に、前記第1の原稿データの印刷に必要な用紙を印刷手段へ供給する第1の給紙処理、および、前記第2の原稿データの前記入力手段による入力有無が前記判断手段によって判断されるのを待たずに前記第1の原稿データの印刷に必要な用紙を前記印刷手段へ供給する第2の給紙処理、の何れかを給紙手段により実行させる画像形成システムの制御方法であって、前記制御方法は、前記印刷対象のジョブが、前記印刷手段で印刷された複数枚の用紙を含んだ1束分のシートに対するフィニッシング処理をフィニッシング手段により要するジョブである場合に、前記第1の給紙処理を前記給紙手段により実行させ、前記制御方法は、前記印刷対象のジョブが、前記フィニッシング手段による前記1束分のシートに対するフィニッシング処理が不要なジョブである場合に、前記第2の給紙処理を前記給紙手段により実行させる、ことを特徴とする。
【0012】
発明は、印刷対象のジョブの第1の原稿データと第2の原稿データのうちの前記第 1 の原稿データの入力後に入力手段によって入力される前記第2の原稿データの前記入力手段による入力有無が判断手段によって判断された後に、前記第1の原稿データの印刷に必要な用紙を印刷手段へ供給する第1の給紙処理、および、前記第2の原稿データの前記入力手段による入力有無が前記判断手段によって判断されるのを待たずに前記第1の原稿データの印刷に必要な用紙を前記印刷手段へ供給する第2の給紙処理、の何れかを給紙手段により実行させる画像形成システムの制御方法であって、前記制御方法は、前記印刷対象のジョブが、前記印刷手段で印刷された用紙に対する裏表紙の挿入を要するジョブである場合に、前記第1の給紙処理を前記給紙手段により実行させ、前記制御方法は、前記印刷対象のジョブが、前記印刷手段で印刷された用紙に対する裏表紙の挿入が不要なジョブである場合に、前記第2の給紙処理を前記給紙手段により実行させる、ことを特徴とする。
【0013】
発明は、上記制御方法をコンピュータに実行させるプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0031】
図1は本発明の実施の一形態に係る画像入出力システムの全体構成を示すブロック図である。
【0032】
画像入出力システム100は、図1に示すように、原稿画像を光学的に読み取り、画像データに変換するリーダ装置200と、シートを給紙し、このシート上に画像データを可視画像として印字して装置外に排紙するプリンタ装置300と、リーダ装置200およびプリンタ装置300を制御するための制御装置110とを備える。
【0033】
リーダ装置200は、原稿用紙を給送するための原稿給紙ユニット250と、原稿を読取るためのスキャナユニット210とから構成される。
【0034】
プリンタ装置300は、複数種類のシートカセットを有する給紙ユニット310と、画像データをシートに転写し、定着させるためのマーキングユニット320と、印字されたシートを機外へ出力するための排紙ユニット330と、ステイプル処理、ソート処理などを行うフィニッシャユニット500とから構成される。
【0035】
制御装置110は、リーダ装置200、プリンタ装置300と電気的に接続され、さらにLAN(Local Area Network)4000を介して、ホストコンピュータ(PC)4001,4002と接続されている。制御装置110は、リーダ装置200を制御して原稿の画像データを読み込み、プリンタ装置300を制御して画像データをシートに出力するコピー機能を提供する。また、リーダ装置200から読み取った画像データをコードデータに変換し、LAN4000を介してホストコンピュータ4001,4002へ送信するスキャナ機能、ホストコンピュータ4001,4002からLAN4000を介して受信したコードデータを画像データに変換し、プリンタ装置300に出力するプリンタ機能を提供する。
【0036】
制御装置110には、操作部150が接続されている。操作部150は、タッチパネル付液晶表示装置(LCD)を有し、画像入出力システム100を操作するためのユーザI/Fを提供する。この操作部150についての詳細は、後述する。
【0037】
次に、上記リーダ装置200およびプリンタ装置300の構成について図2を参照しながら説明する。図2は図1の画像入出力システムにおけるリーダ装置およびプリンタ装置の構成を示す断面図である。
【0038】
リーダ装置200の原稿給紙ユニット(DFユニット)250は、原稿を先頭順に1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、スキャナユニット210による原稿の読取り動作終了後、プラテンガラス211上の原稿を排出トレイ219に排出するものである。原稿給紙ユニット250においては、原稿の有無を検知するためのセンサ230が設けられている。スキャナユニット210においては、原稿がプラテンガラス211上に搬送されると、ランプ212を点灯し、そして光学ユニット213の移動を開始して原稿を露光走査する。このときの原稿からの反射光は、ミラー214,215,216およびレンズ217を介してCCDイメージセンサ(以下、CCDという)218へ導かれる。このように走査された原稿の画像は、CCD218によって読み取られる。CCD218から出力される画像データは、所定の処理が施された後、制御装置110へ転送される。
【0039】
プリンタ装置300は、レーザ発光部322を駆動するレーザドライバ321を有し、このレーザドライバ321は、制御装置110から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部322から発光させる。このレーザ光は感光ドラム323に照射され、感光ドラム323には、レーザ光に応じた潜像が形成される。この感光ドラム323の潜像は、現像器324から供給された現像剤により現像剤像として可視像化される。
【0040】
また、上記レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット311、カセット312、カセット313、カセット314、手差し給紙段315のいずれかからシートが給紙され、このシートは搬送路331を介して転写部325へ向けて搬送される。この搬送されたシート上には、転写部325により、感光ドラム323上の現像剤像が転写される。現像剤像が転写されたシートは、搬送ベルト326によって、定着部327に搬送される。
【0041】
定着部327においては、シート上の現像剤像が熱圧されてシート上に定着される。この定着327を通過したシートは、搬送路335、搬送路334を経て排出される。また、印字面を反転して排出する場合には、定着部327を通過したシートは、一旦搬送路226、搬送路338まで導かれた後に、そこから逆方向に搬送されて搬送路337、搬送路334を経て排出される。また、両面記録が設定されている場合、シートは、定着部327を通過した後に、フラッパ329によって、搬送路336から搬送路333へ導かれる。その後、シートは逆方向に搬送され、フラッパ329によって、搬送路338、再給紙搬送路332へ導かれる。再給紙搬送路332へ導かれたシートは、上述したタイミングで搬送路331を通って転写部325へ給紙される。
【0042】
搬送路334を経て排出されたシートは、フィニッシャユニット500内へ搬送される。フィニッシャユニット500内に搬送されたシートは、まずバッファユニット501へ送られる。ここでは、場合に応じて搬送されてきたシートをバッファローラに巻きつけてバッファリングする。例えば、この下流で行われるステイプルなどの処理に時間が掛かる場合は、このバッファユニットを利用することによって本体から搬送されてくるシートの搬送速度を一定に保つことができ、スループットの向上を図ることが可能である。
【0043】
バッファユニット501からのシートは、上流排出ローラ対502、下流排出ローラ対503により排紙トレイ507aに排出される。ステイプルモードの場合、シートが上流排出ローラ対502で搬送され、そのシート後端がこれを抜けた直後、シートは、ローレットベルト504によって引き戻され、ステイプルトレイ505に排出される。
【0044】
スティプルトレイ505上に所定の枚数分のシートが積載されると、ステイプルユニット506によってこのシート束に対してステイプル処理が行われ、この後にスティプルされたシート束が、下流排出ローラ対503により排出トレイ507aに排出される。
【0045】
本実施の形態では、2つの排出トレイ507a,507bが設けられ、これらは連動して不図示の駆動ユニットにより上下に移動させることが可能である。また、本図において、排出トレイ507aはシートが排出される位置にあるが、これを上方向に移動して排出トレイ507bに排出させることも可能である。
【0046】
次に、操作部150について図3を参照しながら説明する。図3は図1の画像入出力システムの操作部を示す図である。
【0047】
操作部150は、図3に示すように、主なモード設定、状況表示を行うためのタッチパネル付LCD600と、複数のキーとを有する。複数のキーとしては、0〜9までの数値を入力するためのテンキー601、装置が部門管理されている場合に部門番号と暗礁モードを入力する際に使用されるIDキー602、設定されたモードをリセットするためのリセットキー603、各モードについての説明画面を表示するためのガイドキー604、ユーザモード画面に入るためのユーザーモードキー605、割り込みコピーを行うための割り込みキー606が設けられている。
【0048】
また、コピー動作をスタートさせるためのスタートキー607、実行中のコピージョブを中止させるためのストップキー608が設けられている。また、ソフト電源スイッチ609が設けられ、このソフト電源スイッチ609を押下することによりLCD600のバックライトが消え、装置は低電力状態に移行する。さらに、節電キー610が設けられ、この節電キー610を押下することによって、節電状態に入り、再度押下することで節電状態から復帰する。さらに、コピー、ボックスに移行させるためのファンクションキー611,612が設けられている。本図(図3)は、コピーの標準画面が表示された状態を示し、他のファンクションキー612を押下することでそれぞれの機能の標準画面が表示される。
【0049】
さらに、LCD600のコントラストを調整するための調整キー614、カウンタ確認キー615が設けられている。カウンタ確認キー615を押下することによって、それまでに使用したコピー枚数の集計を表示するカウント画面がLCD600上に表示される。さらに、ジョブの実行中、画像メモリへの画像蓄積中を示すLED616、ジャム、ドアオープンなどの装置がエラー状態にあることを示すエラーLED617、装置のメインスイッチがONになっていることを示す電源LED618が設けられている。
【0050】
次に、制御装置110の機能について図4を参照しながら説明する。図4は図1の画像入出力システムにおける制御装置の構成を示すブロック図である。
【0051】
制御装置110は、図4に示すように、メインコントローラ111を備える。メインコントローラ111は、CPU112と、バスコントローラ113と、各種I/Fコントローラ回路(図示せず)とから構成される。
【0052】
CPU112およびバスコントローラ113は、制御装置110全体の動作を制御するものであり、CPU112はROM114からROMI/F115を経由して読み込んだプログラムに基いて動作する。また、このプログラムには、ホストコンピュータ4001,4002から受信したPDL(ページ記述言語)コードデータを解釈し、ラスターイメージデータに伸張する動作が記述されている。すなわち、この動作はソフトウェアによって処理される。バスコントローラ113は、各I/Fから入出力されるデータ転送を制御するものであり、バス競合時の調停やDMAデータ転送の制御を行う。
【0053】
メインコントローラ111には、DRAM116がDRAMI/F117を介して接続されており、DRAM116は、CPU112が動作するためのワークエリア、画像データを蓄積するためのエリアとして使用される。
【0054】
また、メインコントローラ11には、ネットワークコントローラ121がI/F123を介して接続されている。ネットワークコンローラ121は、イーサネットなどから構成され、コネクタ122を介して外部ネットワークと接続される。
【0055】
また、メインコントローラ11には、汎用高速バス125が接続され、汎用高速バス125には、拡張ボードを接続するための拡張コネクタ124とI/O制御部126とが接続される。汎用高速バスとしては、一般的に、PCIバスが用いられる。
【0056】
I/O制御部126には、リーダ装置200、プリンタ装置300の各CPUと制御コマンドを送受信するための調歩同期シリアル通信コントローラ127が2チャンネル装備されており、I/Oバス128によって外部I/F回路140,145に接続されている。また、I/O制御部126には、LCDコントローラ131と、リアルタイムクロックモジュール133と、E-IDEインタフェース161とが接続されている。
【0057】
LCDコントローラ131には、パネルI/F132が接続され、パネルI/F132は、操作部150上のLCD600に表示を行うためのI/Fと、ハードキーやタッチパネルキーの入力を行うためのキー入力I/F130とから構成される。操作部150のタッチパネルまたはハードキーにより入力された信号は、パネルI/F132を介してCPU112に送られ、CPU112から送られてきた画像データは、パネルI/F132を介してLCD600に送られる。
【0058】
リアルタイムクロックモジュール133は、機器内で管理する日付と時刻を更新/保存するためのものであり、バックアップ用電池134によってバックアップされている。
【0059】
E-IDEインタフェース161は、外部記憶装置を接続するためのものである。このI/Fを介してハードディスクやCD-ROMドライブを接続し、プログラムや画像データを書き込みまた読み込むことができる。
【0060】
また、メインコントローラ111には、スキャナバス141を介してスキャナI/F140が、プリンタバス146を介してプリンタI/F145がそれぞれ接続されている。スキャナI/F140は、コネクタ142を介してリーダ装置200と接続され、リーダ装置200から受け取った画像に対し、その後の過程における処理の内容に応じて、最適な2値化処理を施し、主走査/副走査の変倍処理を施すなどの機能を有するとともに、リーダ装置200から送られたビデオ制御信号に基づき生成された制御信号を、スキャナバス141に出力する機能を有する。ここでは、コネクタ142は、同調歩同期シリアルI/F143とビデオI/F144とから構成される。また、スキャナバス141からDRAM116へのデータ転送は、バスコントローラ113によって制御される。
【0061】
プリンタI/F145は、コネクタ147を介してプリンタ装置300と接続され、メインコントローラ111から出力された画像データにスムージング処理を施してプリンタ装置300へ出力する機能を有するとともに、プリンタ装置300から送られたビデオ制御信号に基づき生成された制御信号を、プリンタバス146に出力する機能を有する。また、DRAM116上に伸張されたラスターイメージデータのプリンタ装置300への転送は、バスコントローラ113によって制御され、プリンタバス146、ビデオI/F149を経由して、プリンタ装置300へDMA転送される。
【0062】
次に、メインコントローラ111の構成について図5を参照しながら説明する。図5は図4のメインコントローラの構成を示すブロック図である。
【0063】
メインコントローラ111は、図5に示すように、プロセッサコア(CPUコア)401を有する。プロセッサコア401は、64ビットのプロセッサバス(scバス)を介して、システムバスブリッジ(SBB)402に接続される。SSB402は、4×4の64ビットクロスバスイッチであり、プロセッサコア401の他に、キャッシュメモリを備えたSDRAMやROMを制御するメモリコントローラ403と専用のローカルバス(MCバス)を介して接続されており、さらに、グラフィックバスであるGバス404、IOバスであるBバス405と接続されている。すなわち、SSB402は、全部で4つのバスに接続される。SSB402は、これら4モジュール間を、可能な限り、同時並行接続を確保することができるように設計されている。
【0064】
また、SSB402には、データの圧縮伸張ユニット(codec)418がcodec I/Fを介して接続されている。
【0065】
Gバス404は、Gバスアービタ(GBA)406により協調制御されており、リーダ装置200やプリンタ装置300と接続するためのスキャナ/プリンタコントローラ(SPC)408に接続される。また、Bバス405は、Bバスアービタ(BBA)407により協調制御されており、SPC408の他、パワーマネジメントユニット(PMU)409、インタラプトコントローラ(IC)410、UARTを用いたシリアルインタフェースコントローラ(SIC)411、USBコントローラ412、IEEE1284を用いたパラレルインタフェースコントローラ(PIC)413、イーサネットを用いたLANコントローラ(LANC)414、LCDパネル、キー、汎用入出力コントローラ(PC)415、PCIバスインタフェース(PCIC)416にも接続されている。PC415には、上述したように、操作部150が接続されることになる。
【0066】
上記インタラプトコントローラ(IC)410は、Bバス405に接続され、メインコントローラチップ内の各機能ブロックおよびチップ外部からのインタラプトを集積し、プロセッサコア401がサポートする、6レベルの外部インタラプトおよびノンマスカブルインタラプト(NMI)に再分配する。ここで、各機能ブロックとは、パワーマネジメントユニット409、シリアルインタフェースコントローラ411、USBコントローラ412、パラレルインタフェースコントローラ413、イーサネットコントローラ414、汎用IOコントローラ415、PCIインタフェースコントローラ416、スキャナ/プリンタコントローラ408などである。
【0067】
メモリコントローラ403は、メモリコントローラ専用のローカルバスであるMCバスに接続され、シンクロナスDRAM(SDRAM)やフラッシュROMやROMを制御する。
【0068】
次に、システムバスブリッジ(SBB)402の詳細について図6を参照しながら説明する。図6は図5のシステムバスブリッジの詳細構成を示すブロック図である。
【0069】
SBB402は、Bバス(入出力バス)405、Gバス(グラフィックバス)404、SCバス(プロセッサバス)およびMCバス間の相互接続を、クロスバスイッチを用いて提供するマルチチャネル双方向バスブリッジである。クロスバススイッチにより、2系統の接続を同時に確立することができ、並列性の高い高速データ転送を実現することが可能である。
【0070】
SBB402は、図6に示すように、Bバス405と接続するためのBバスインタフェース2009と、Gバス404と接続するためのGバスインタフェース2006と、プロセッサコア401と接続するためのCPUインタフェーススレーブポート2002と、メモリコントローラ403と接続するためのメモリインタフェースマスターポート2001と、圧縮伸張ユニット418と接続するためのCODECバスインタフェース2014とを有する。また、SBB402は、アドレスバスを接続するアドレススイッチ2003、データバスを接続するデータスイッチ2004、およびプロセッサコアのキャッシュメモリを無効化するキャッシュ無効化ユニット2005を備える。
【0071】
PCIバスインタフェース416は、メインコントローラ内部汎用IOバスであるBバスと、チップ外部IOバスであるPCIバスの間のインタフェースである。
【0072】
次に、Gバスアービタ406、Bバスアービタ407について説明すると、Gバス404のアービトレーションは、中央アービトレーション方式であり、各バスマスタに対して専用のリクエスト信号とグラント信号とを有する。このアービタにおける制御方法は、プログラミングすることが可能である。また、バスマスタへの優先権の与え方として、全てのバスマスタを同じ優先権として、公平にバス権を与える公平アービトレーションモードと、いずれかひとつのバスマスタの優先権を上げ、優先的にバスを使用させる優先アービトレーションモードとのいずれかを指定することができる。
【0073】
Bバスアービタ407は、IO汎用バスであるBバス405のバス使用要求を受け付け、調停の後、使用許可を選択された一つのマスタに対して与え、同時に2つ以上のマスタがバスアクセスを行うことを禁止する。アービトレーション方式は、3段階のプライオリティを持ち、それぞれのプライオリティに複数のマスタをプログラマブルに割り当てられるように構成している。
【0074】
次に、スキャナ・プリンタコントローラ(SPC)408の詳細について図7を参照しながら説明する。図7は図5のスキャナ・プリンタコントローラの詳細構成を示すブロック図である。
【0075】
スキャナ・プリンタコントローラ(SPC)408は、スキャナバス141、プリンタバス146を介してリーダ装置200、プリンタ装置300と接続され、内部のGバス404およびBバス405とのインタフェースを司る。
【0076】
具体的には、図7に示すように、スキャナ・プリンタコントローラ(SPC)408は、2つのGバス/BバスI/Fユニット(GBI)4301a,4301bと、スキャナコントローラ4302と、プリンタコントローラ4303とを有する。
【0077】
スキャナコントローラ4302は、リーダ装置200とスキャナバス141を介して接続され、動作制御およびデータ転送制御を行う。また、スキャナコントローラ4302は、Gバス/BバスI/Fユニット(GBI)4301aとIFバスで接続され、両者の間でデータ転送およびレジスタのリード/ライトが行われる。Gバス/BバスI/Fユニット(GBI)4301aは、Gバス404とBバス405の両方に接続されている。
【0078】
プリンタコントローラ4303は、プリンタ装置300とプリンタバス146を介して接続され、動作制御およびデータ転送制御を行う。また、プリンタコントローラ4303は、Gバス/BバスI/Fユニット(GBI)4301bとIFバスで接続され、両者の間でデータ転送およびレジスタのリード/ライトが行われる。Gバス/BバスI/Fユニット(GBI)4301bは、Gバス404とBバス405の両方に接続されている。
【0079】
また、スキャナコントローラ4302とプリンタコントローラ4303とは、CPバスを介して接続されている。このCPバスは、リーダ装置200とプリンタ装置300に対する、画像データおよび水平垂直同期のための同期信号を直結するためのバスである。
【0080】
次に、パワーマネジメントユニット409について説明する。メインコントローラ111は、CPUを内蔵した大規模なASICからなる。このため、内部のロジックが全部同時に動作すると、大量の熱を発生し、チップ自体が破壊される恐れがある。これを防ぐために、メインコントローラ111は、ブロック毎の電力の管理、すなわちパワーマネジメントを行い、さらにチップ全体の消費電力量の監視を行う。パワーマネージメントは、それぞれのブロックが各自個別に行い、各ブロックの消費電力量の情報は、パワーマネジメントレベルとして、パワーマネジメントユニット(PMU)409に集められる。このPMU409では、各ブロックの消費電力量を合計し、その値が限界消費電力を超えないように、メインコントローラ111の各ブロックの消費電力量を一括して監視する。
【0081】
次に、片面画像形成および両面画像形成における給紙制御について説明する。まず、片面画像形成および両面画像形成における記録紙の搬送経路について図8および図9を参照しながら説明する。図8(a)は図1の画像入力システムのプリンタ装置300におけるシートの搬送経路を模式的に示す図、(b)は表面排紙モードによる片面画像形成のシートの搬送経路を模式的に示す図、(c)は背面排紙モードによる片面画像形成のシートの搬送経路を模式的に示す図である。図9は両面画像形成のシートを搬送する搬送経路を模式的に示す図である。ここでは、手差し給紙段315から給紙した場合に限定して説明する。
【0082】
プリンタ装置300においては、図8(a)に示すように、シート搬送経路が、手差し給紙段315または各カセット311〜314から感光ドラム323と転写部325との間に至る搬送路331と、感光ドラム323上のトナー像が転写されたシートを定着部(図示せず)を経て外部(フィニッシャユニット)に向けて搬送するための搬送路335と、感光ドラム323上の現像剤像が転写されたシートを定着部(図示せず)を経て搬送路338または搬送路333に導くための搬送路336と、搬送路338に導かれた記録紙を外部へ排出するための搬送路337と、搬送路333へ導かれた用紙を搬送路331へ導いて感光ドラム323と転写部325との間に再給紙を行うための再給紙搬送路332とから構成される。
【0083】
片面画像形性の場合、図8(b)に示すように、まず、手差し給紙段315から給紙されたシートSが、搬送路331を経て感光ドラム323と転写部325の間に搬送される。そして、このシートSは、その表面に感光ドラム323上の現像剤像が転写された後に、定着部に送られ、現像剤像が定着部によりシートS上に定着される。画像が定着されたシートSは、搬送路335を経て外部(フィニッシャユニット)に排紙される。また、背面排紙を行う場合には、図8(c)に示すように、定着後のシートSは、搬送路336を経て一旦搬送路338に導かれた後に、搬送路337を介して排紙される。これにより、シートSは外部へ背面排紙される。なお、図中、シートSにおいて△印が付された面は、画像形成面を示す。
【0084】
両面画像形成の場合、図9(a)に示すように、手差し給紙段315から給紙されたシートSが搬送路331を経て感光ドラム323と転写部325の間に搬送され、このシートSの表面に感光ドラム323上の現像剤像が転写された後に、定着部に送られる。定着部により画像が定着されたシートSは、搬送路336を経て搬送路333へ一旦導かれた後に、再給紙搬送路332へ導かれる。ここで、複数枚のシートに両面画像形成を行う場合には、所定枚数分のシートSが順に給紙される。所定枚数分のシートSが給紙されると、図9(b)に示すように、再給紙搬送路323上のシートは搬送路331を経て感光ドラム323に再給紙される。そして、再給紙されたシートの裏面にトナー像が転写され、この両面に画像が形成されたシートは定着部を経て外部に排紙される。次いで、再給紙搬送路323上の次のシートSが再給紙される。なお、図中、シートSにおいて△印が付された面は、最初に画像が形成された面を示し、ほぼ半円形状の印が付された面は、再給紙により画像形成された面を示す。
【0085】
上記図8および図9を用いて説明した給紙動作は制御装置110によって、制御される。
【0086】
次に、本画像入出力システムにおける給紙スケジューリングについて図10ないし図12を参照しながら説明する。図10は図1の画像入出力システムの制御装置に保持される原稿のデータ構造を示す図、図11は図1の画像入出力システムの制御装置に保持されるシートのデータ構造を示す図、図12は図1の画像入出力システムの制御装置による給紙スケジューリングを管理するデータ構造を示す図である。
【0087】
給紙スケジューリングを管理するデータ構造では、図12(a),(b),(c)に示すように、次原稿待ち1002、両面裏面原稿待ち1100、給紙スケジューリング1101のデータが存在し、次原稿待ち1002に対しては、図9に示す原稿900を管理し、両面裏面原稿待ち1100と給紙スケジューリング1101では、図10に示す紙1000がリスト上にぶら下がっている。ただし、両面裏面原稿待ち1100には、紙1000が最大でも1つしか存在しないことが決められているので、両面裏面原稿待ち1100に限ってはリスト構造である必要はない。同様に、次原稿待ち1002に対しても原稿900は1つしか存在しないことが決められているので、次原稿待ち1002に限ってはリスト構造である必要はない。次原稿待ち1002は、最終原稿が定まらなくては給紙を行うことができないモード、すなわちフィニッシングなどの後処理が必要であるテイプル、シフトソート、または最終原稿に対する記録紙のみ特定の給紙段から給紙を行う場合にのみ使用される。両面裏面原稿待ち1100は、紙1000が両面印字を行う場合、片方の原稿しか決まらずに、次の原稿を待つための状態の紙を示すデータである。
【0088】
また、給紙スケジューリング1101は、図8および図9に示したような紙の給排紙処理を、実際に行うことが決定した紙1000を示す。つまり、給紙スケジューリング1101に追加された紙に対して、片面印字、両面印字を変更することはできない。
【0089】
次に、給紙制御について図13ないし図15を参照しながら説明する。図13ないし図15は図1の画像入出力システムにおける給紙制御の手順を示すフローチャートである。
【0090】
給紙制御では、図13に示すように、リーダ装置200で読み込まれた原稿、またはPDLやファクシミリ受信したデータ(このデータは、リーダ装置200では読み込まれる原稿に代わる原稿とする)、いずれに対しても、原稿があることが確定するまでは、待ち状態にある。
【0091】
ここで、例えば原稿給紙ユニット250のセンサ230の出力に基づき原稿があることが確定されると、まず制御装置110がリーダ装置200に対して、フィーダ上の原稿を給紙させるために、原稿給紙実行要求を発行する。この原稿給紙実行要求を受けたリーダ装置200は原稿を給紙し、この給紙時点で、原稿給紙終了ステータス通知を制御装置110に対して発行する。この原稿給紙終了ステータス通知には、次原稿の有無を通知する引数が存在し、リーダ装置200はセンサ230上に紙が存在していれば、次原稿ありの通知をし、紙が存在しなければ、次原稿なしを通知する。
【0092】
すなわち、このフィニッシング動作をさせない場合には、プリンタ装置300側は、原稿給紙実行要求時に、既に給紙可能な状態にあるが、フィニッシング動作をさせる場合には、原稿給紙終了ステータスを待ってから、給紙を行うことになる。
【0093】
また、PDLにおいては、ページの区切りを示すコマンドが言語毎に定義されている。例えばPostScriptでは、「ShowPage」、PCL、LIPSでは、「FormFeed」というコマンドが定義されている。これらのコマンドが通知された場合に、はじめて1ページの区切りを判別することが可能になる。よって、基本的には、プリンタ装置300側の1ページ目の給紙は、フィニッシング動作をさせない場合には、プリンタ装置側300が1ページ目のShowPageを検知した時点で給紙可能になるが、フィニッシング動作をさせる場合には、2ページ目のShowPageが存在するかまたはジョブが終了しているかが確定してから、給紙を行うことになる。実際には、1ページのレンダリングが完了してこのページがHDDなどに格納された後に、給紙が行われることになる。
【0094】
また、ファクシミリ受信データの場合も、同様に、フィニッシング動作をさせない場合には、1ページを判別した時点で給紙可能な状態になり、フィニッシング動作をさせる場合には、次ページの確定を待ってから、給紙を行うことになる。
【0095】
具体的には、上記原稿があることが確定することを待つ状態において、原稿があることが確定すると、ステップS1301において、現在の給紙モードが、最終原稿が定まらないと給紙を行うことができないモード、すなわちフィニッシングなどの後処理が生じるステイプル、シフトソート、または最終原稿に対する記録紙のみを特定の給紙段から給紙を行う場合か否かを判別する。最終原稿が確定していなくとも給紙を行うことができるモードの場合には、ステップS1304に進む。
【0096】
ステップS1304では、次原稿が存在するか否かを判別する。次原稿が存在する場合には、ステップS1305に進み、両面裏面原稿待ちの紙(シート)、すなわち両面の裏面に対して未確定なシートが存在するか否かを判定する。ここで、両面裏面原稿待ちの紙が存在するならば、今回の原稿はその両面裏面原稿待ちの紙の裏面となる。そして、両面裏面原稿待ちの紙が存在しないならば、ステップS1306に進む。
【0097】
ステップS1306では、今回確定した原稿が両面印字を行う場合のものであるか否かを判定する。ここで、今回確定した原稿が両面印字を行う場合のものでないときには、ステップS1310に進み、今回の原稿に対する紙を片面印字の紙として給紙スケジューリングに登録し、給紙を行う。そして、本処理を終了し、次の原稿が確定されるまで待つ。
【0098】
これに対し、今回確定した原稿が両面印字を行う場合のものであるときには、ステップS1311に進み、今回の原稿を両面裏面原稿待ちの紙に登録し、本処理を終了する。そして、次の原稿確定待ちまで待つ。
【0099】
上記ステップS1305において両面裏面原稿待ちの紙が存在すると判定されたときには、次原稿が存在し、両面裏面原稿待ちの紙が存在することが確定しているので、ステップS1307に進み、今回の原稿を両面裏面原稿待ちの裏面に登録し、続くステップS1312で、その両面裏面原稿待ちの紙を給紙スケジューリングに登録し、給紙を行う。そして、本処理を終了し、次の原稿が確定されるまで待つ。
【0100】
上記ステップS1304において次原稿が存在しないと判定されると、これ以上原稿が存在しないことが確定しているので、ステップS1303に進み、両面裏面原稿待ちの紙が存在するか否かを判定する。両面裏面原稿待ちの紙が存在する場合には、その裏面に対応する原稿が存在しないことになるので、ステップS1309に進み、裏面を白紙として、給紙スケジューリングにその紙を登録し、給紙を行う。そして、本処理を終了し、次の原稿が確定されるまで待つ。
【0101】
上記ステップS1303において両面裏面原稿待ちの紙が存在しないと判定されると、両面裏面原稿待ちの紙も存在しないので、ステップS1308に進み、何もせずに本処理を終了する。そして、次の原稿が確定されるまで待つ。
【0102】
上記ステップS1301において現在の給紙モードが最終原稿が確定しないと給紙することができないモードであると判定されたときには、図14に示すステップS1351に進む。ステップS1351では、次原稿が存在するかを判定し、次原稿が存在するときには、ステップS1356に進み、次原稿待ちに原稿(図12を参照)が存在するか否かを判定する。この次原稿待ちに原稿が存在しない場合というのは、1ページ目の原稿のときである。次原稿待ちに原稿が存在しない場合には、ステップS1363に進み、今回の原稿をその次原稿待ちに登録し、本処理を終了する。そして、次の原稿確定待ちまで待つ。
【0103】
上記ステップS1356において次原稿待ちに原稿が存在すると判定されたときには、ステップS1355に進み、両面裏面原稿待ちの紙が存在するか否かを判定する。ここで、両面裏面原稿待ちの紙が存在する場合には、ステップS1360に進み、次原稿待ちの原稿を両面裏面原稿待ちの紙に登録し、ステップS1362に進む。ステップS1362では、両面裏面原稿待ちの紙の両面が確定したので、両面裏面原稿待ちの紙を給紙スケジューリングに登録し、給紙を行う。続いて、ステップS1363に進み、今回の原稿をその次原稿待ちに登録し、本処理を終了する。そして、次の原稿確定待ちまで待つ。
【0104】
上記ステップS1355において両面裏面原稿待ちの紙が存在しないと判定されたときには、ステップS1354に進み、次原稿待ちに登録されている原稿が両面印字を行うものか否かを判定する。この原稿が両面印字を行うものであるときには、ステップS1359に進み、次原稿待ちの原稿を両面裏面原稿待ちの紙として登録し、そして、ステップS1363において、今回の原稿をその次原稿待ちに登録し、本処理を終了する。そして、次の原稿確定待ちまで待つ。これに対し、次原稿待ちに登録されている原稿が両面印字を行うものでないときには、ステップS1358に進み、この次原稿待ちの原稿を片面の紙として給紙スケジューリングに登録し、ステップS1363において、今回の原稿をその次原稿待ちに登録し、本処理を終了する。そして、次の原稿確定待ちまで待つ。
【0105】
上記ステップS1351において次原稿が存在しないと判定されたときには、図15に示すステップS1352に進み、次原稿待ちに原稿が存在するか否かを判定する。次原稿待ちに原稿が存在しない場合には、原稿が1ページも存在しないということが確定するので、ステップS1364に進み、なにもせずに終了する。この動作は本来イレギュラーなものである。そして、本処理を終了し、次の原稿確定待ちまで待つ。
【0106】
上記ステップS1352において次原稿待ちに原稿が存在すると判定されたときには、ステップS1353に進み、次原稿待ちに原稿が存在し、次原稿が存在しない、すなわちこれ以上原稿が存在しないことが確定しているため、次原稿待ちに存在する原稿が最終原稿であることを確定する。そして、ステップS1357に進み、両面裏面原稿待ちの紙が存在するか否かを判定する。両面裏面原稿待ちの紙が存在する場合には、ステップS1361に進み、次原稿待ちの原稿を両面裏面原稿待ちの紙に登録し、続くステップS1365で、上記ステップS1361で両面裏面原稿待ちの両面の原稿が確定したことから、その紙を最終紙として給紙スケジューリングを開始し、給紙を行う。そして、本処理を終了し、次の原稿確定待ちまで待つ。
【0107】
上記ステップS1357において両面裏面原稿待ちの紙が存在しないと判定されたときには、ステップS1366に進み、両面裏面原稿待ちの紙が存在しないことから次原稿待ちの原稿を片面の紙としかつその紙を最終紙として、給紙スケジューリングに登録し、給紙を行う。そして、本処理を終了し、次の原稿確定待ちまで待つ。
【0108】
次に、図16ないし図29を用いて実際の動作を図13および図14のフローチャートと重ね合わせて説明する。図16および図17は最終原稿が未確定でも給紙することができるモードにおいて両面印字を行う原稿が1ページの場合の説明図、図18ないし図20は最終原稿が未確定でも給紙することができるモードにおいて両面印字を行う原稿が2ページの場合の説明図、図21は最終原稿が未確定でも給紙することができるモードにおいて片面印字を行う原稿が1ページの場合の説明図、図22および図23は最終原稿が確定しないと給紙することができないモードにおいて片面印字両面印字に拘らず原稿が1ページの場合の説明図、図24ないし図26は最終原稿が確定しないと給紙することができないモードにおいて両面印字をする原稿が2ページの場合の説明図、図27ないし図29は最終原稿が確定しないと給紙することができないモードにおいて両面印字をする原稿が3ページの場合の説明図である。
【0109】
まず、最終原稿が未確定でも給紙可能なモードにおいて両面印字を行う原稿が1ページの場合について図16および図17を参照しながら説明する。
【0110】
原稿確定待ち後、最終原稿が確定しないと給紙することができないモードか否かの判定が行われる(ステップS1301)。ここで、最終原稿が確定しなくても給紙することができるモードであるときには、次原稿(今回の原稿つまり1ページ目)が存在することから、両面裏面原稿待ちの紙が存在するか否かをチェックする(ステップS1303)が、まだ原稿1ページ目、すなわち最初のチェックであるため、まだ両面裏面原稿待ちに紙は存在しない。そのため、今回確定した原稿が両面印字を行うものであるか否かの判定が行われる(ステップS1305)。ここでは、両面印字を行う予定であるため、今回の原稿を両面裏面が両面裏面原稿待ちの紙に登録し(ステップS1311)、次の原稿確定待ちまで待つ。その状態は、図16の1201で表されることになる。
【0111】
このようにして、原稿が1ページであるために次原稿が存在しないことが確定されると、原稿確定待ち後、最終原稿が確定しないと給紙することができないモードであるか否かの判定が行われる(ステップS1301)。ここでは、最終原稿が確定していなくても給紙することができるモードであり、次原稿が存在せず(ステップS1304)、両面裏面原稿待ちの紙1201が存在するので(ステップS1303)、両面裏面原稿待ちの紙を片面印字として給紙スケジューリングに登録し、給紙を行う(ステップS1309)。この状態は、図17の1202で表される。
【0112】
次に、最終原稿が未確定でも給紙することができるモードにおける両面印字を行う原稿が2ページの場合について図18ないし図20を参照しながら説明する。
【0113】
最終原稿が未確定でも給紙することができるモードにおいて両面印字を行う原稿が1ページの場合、1ページ目の原稿が確定された状態は、図18に示すような状態になる。これは、図16に示すと同様の状態であるので、説明は省略する。
【0114】
原稿2ページ目の確定を行う場合、原稿確定待ち後、まず、最終原稿が確定しないと給紙することができないモードであるか否かのチェックが行われる(ステップS1301)。ここでは、最終原稿が確定しなくても給紙することができるモードであり、次原稿(今回の原稿つまり2ページ目)が存在し(ステップS1304)、両面裏面原稿待ちの紙1401が存在するので(ステップS1305)、今回確定した原稿2ページ目を両面裏面原稿待ちの紙1401に登録し、図19に示す状態に遷移する(ステップS1307)。ここでは、2ページ目の原稿が両面裏面原稿待ちの紙に登録された状態を紙1402に表している。そして、両面裏面原稿待ちの紙の両面の原稿が確定したため、両面裏面原稿待ちの紙1402を給紙スケジューリングに遷移させる(ステップS1312)。これにより、図20に示す状態になる。この状態においては、紙1403が給紙スケジューリング1101に登録されている。
【0115】
次に、原稿が2ページであるため、次原稿(3ページ目)が存在しないことが確定される。すなわち、原稿確定待ち後、最終原稿が確定しなくても給紙するできるモードであり(ステップS1301)、次原稿が存在しないので(ステップS1304)、両面裏面原稿待ちの紙が存在するか否かを判定する(ステップS1307)。ここで、両面裏面原稿待ちの紙は存在しないので、何もせずに、処理を終了する(ステップS1308)。
【0116】
次に、最終原稿が未確定でも給紙することができるモードにおいて片面印字を行う原稿が1ページの場合について図21を参照しながら説明する。
【0117】
この場合、原稿確定待ち後、最終原稿が確定しなくても給紙できるモードであると判定される(ステップS1301)。そして、次原稿(今回の原稿つまり1ページ目)が存在するので(ステップS1304)、両面裏面原稿待ちの紙が存在するかをチェックするが(ステップS1305)、ここでは、まだ原稿1ページ目すなわち最初のチェックであるため、まだ両面裏面原稿待ちに紙は存在しない。よって、今回確定した原稿が両面印字を行うかを判別するが(ステップS1306)、片面印字を行う予定であるので、今回の原稿を片面印字として給紙スケジューリングに登録する(ステップS1310)。その状態は、図21に示す状態である。
【0118】
次に、原稿が1ページであるため、次原稿(2ページ目)が存在しないことが確定される。すなわち、原稿確定待ち後、最終原稿が確定しなくても給紙することができるモードであると判定され(ステップS1301)、次原稿が存在しないことから(ステップS1304)、両面裏面原稿待ちの紙が存在するか否かの判定が行われる(ステップS1303)。ここでは、両面裏面原稿待ちの紙は存在しないので、何もせずに本処理を終了する(ステップS1308)。
【0119】
次に、最終原稿が確定しないと給紙ですることができないモードにおいて、片面印字、両面印字に拘らず原稿が1ページの場合について図22および図23を参照しながら説明する。
【0120】
この場合、まず原稿確定待ち後、最終原稿が確定しないと給紙することができないモードか否かの判定が行われる(ステップS1301)。ここでは、最終原稿が確定しないと給紙することができないモードであり、次原稿(今回の原稿すなわち1ページ目)が存在するので(ステップS1351)、次原稿待ち1102に原稿が存在するかをチェックする(ステップS1356)。ここでは、まだ原稿1ページ目すなわち最初のチェックであるため、まだ次原稿待ち1102に原稿は存在しない。よって、今回の原稿(1ページ目)を次原稿待ち1102に登録し(ステップS1363)、次の原稿確定まで待つ。この状態は、図22に示すように、原稿1601が次原稿待ち1102に登録された状態である。
【0121】
次に、原稿が1ページであるため次原稿が存在しないことが確定する。すなわち、原稿確定待ち後、最終原稿が確定しないと給紙することができないモードであり(ステップS1301)、次原稿(2ページ目)が存在し(ステップS1351)、かつ次原稿待ちの原稿1601が存在するので(ステップS1352)、次原稿待ちに登録されている原稿1601が最終原稿であることが確定される(ステップS1353)。そして、両面裏面原稿待ちの紙が存在するか否かをチェックする(ステップS1357)が、ここでは、原稿が1ページのみなので、両面裏面原稿待ちの紙は存在しない。よって、次原稿待ちの原稿が片面(裏が白紙)の状態の紙として給紙スケジューリングに登録され(ステップS1366)、本処理は終了する。この状態は、図23に示すように、給紙スケジューリング1101に紙1602が登録された状態となり、この紙1602が最終紙として給紙される。
【0122】
次に、最終原稿が確定しないと給紙することができないモードにおいて両面印字をする原稿が2ページの場合について図24ないし図26を参照しながら説明する。
【0123】
ここでは、図24に示すように、既に1ページ目の原稿が確定されているとして、原稿2ページ目の確定時の説明を行う。なお、図24に示す状態は、図22に示す状態と同様に、原稿1701(1ページ目)が次原稿待ち1102に登録された状態である。
【0124】
2ページ目の原稿を確定する際には、原稿確定待ち後、最終原稿が確定しないと給紙することができないモードであり(ステップS1301)、次原稿(今回の原稿すなわち2ページ目)が存在するので(ステップS1351)、次原稿待ち1102に原稿が存在するか否かをチェックする(ステップS1356)。ここでは、図23に示すように、次原稿待ち1102に登録されている原稿(1ページ目)1701が存在するので、両面裏面原稿待ちの紙が存在するかをチェックする(ステップS1355)。ここでは、まだ両面裏面原稿待ちの紙が存在せず、かつ次原稿待ちの原稿(1ページ目)1701が両面印字を行うものであるので(ステップS1354)、次原稿待ちの原稿(1ページ目)1701を両面裏面原稿待ちの紙に登録し(ステップS1359)、次原稿(2ページ目)を次原稿待ち1102に登録する(ステップS1363)。この状態は、図25に示すように、両面裏面原稿待ち1100に紙(1ページ目)1702が登録され、次原稿待ち1101に原稿(2ページ目)1703が登録された状態である。
【0125】
次に、原稿が2ページであるため、次原稿が存在しないことが確定される。すなわち、原稿確定待ち後、最終原稿が確定しないと給紙することができないモードであり(ステップS1301)、次原稿(3ページ目)が存在せず(ステップS1351)、次原稿待ちの原稿(2ページ目)1703が存在する(ステップS1352)と判定されるので、次原稿待ち1102に登録されている原稿1703(2ページ目)が最終原稿であることが確定される。そして、両面裏面原稿待ちの紙1702が存在するので(ステップS1357)、次原稿待ちの原稿(2ページ目)1703が両面裏面原稿待ちの紙1702に登録され(ステップS1361)、両面の原稿が確定した両面裏面原稿待ちの紙1702を最終紙として給紙スケジューリングに登録され、給紙が開始される(ステップS1366)。この状態は、図26に示すように、最終紙として確定した紙1704が給紙スケージュリング1101に登録された状態である。
【0126】
次に、最終原稿が確定しないと給紙することができないモードにおいて両面印字をする原稿が3ページの場合について図27ないし図29を参照しながら説明する。
【0127】
ここでは、図27に示すように、既に2ページ目の原稿が確定されているとして、3ページ目の原稿の確定時についての説明を行う。この図27に示す状態においては、原稿1802(2ページ目)が次原稿待ち1102に登録され、両面裏面原稿待ち1100に紙(1ページ目)1801が登録されている。
【0128】
3ページ目の原稿を確定する際には、原稿確定待ち後、まず最終原稿が確定しないと給紙することができないモードであるか否かを判定する(ステップS1301)。ここでは、最終原稿が確定しないと給紙することができないモードであり、また、次原稿(今回の原稿すなわち3ページ目)が存在し(ステップS1351)、次原稿待ち1102に登録されている原稿1802(2ページ目)が存在する(ステップS1352)ので、両面裏面原稿待ちの紙が存在するか否かの判定が行われる(ステップS1355)。ここでは、両面裏面原稿待ち1100に紙1801が存在するので、次原稿待ちの原稿(2ページ目)1802が両面裏面原稿待ちの紙1801に登録される(ステップS1360)。これにより、両面裏面原稿待ちの紙1801の裏面原稿も確定したので、図28に示すように、両面裏面原稿待ちの紙1801が紙1803として給紙スケジューリング1101に登録され(ステップS1362)、次原稿(3ページ目)が次原稿待ち1102に登録される(ステップS1363)。この状態は、図29に示すように、給紙スケジューリング1101に紙1803が登録され、次原稿待ち1101に原稿(3ページ目)1804が登録される。
【0129】
次に、原稿が3ページであるため、次原稿が存在しないことが確定される。すなわち、原稿確定待ち後、最終原稿が確定しないと給紙することができないモードである(ステップS1301)、次原稿(4ページ目)が存在しない(ステップS1351)、次原稿待ちの原稿1804が存在する(ステップS1352)と判定されるので、次原稿待ちに登録されている原稿1804が最終原稿であることが確定される(ステップS1353)。そして、両面裏面原稿待ちの紙が存在するか否かの判定が行われる(ステップS1357)。ここでは、図28に示すように、両面裏面原稿待ちの紙が存在しない。よって、次原稿待ちの原稿が片面(裏が白紙)の状態の紙として給紙スケジューリングに登録され(ステップS1365)、本処理は終了する。この状態は、図29に示すように、給紙スケジューリング1101に紙1805が最終紙として登録される。
【0130】
次に、最終原稿が確定しないと給紙を行うことができないモード、最終原稿が未確定でも給紙を行うことができるモードを、制御装置110に設定するためのユーザインターフェースについて図30ないし図35を参照しながら説明する。図30は図3の操作部における標準画面を示す図、図31は図30の標準画面上でソート2202ボタンを選択したときに現れるダイアログ画面を示す図、図32は図30の標準画面上で応用モード2201ボタンを選択したときに現れるダイアログ画面を示す図、図33は図32の画面上で表紙/合紙2301を選択したときに現れるダイアログ画面を示す図、図34は図33の画面上で裏表紙ボタン2401を選択したときに現れるダイアログ画面を示す図、図35は図33の画面上でボタン2402を選択したときに現れるダイアログ画面を示す図である。
【0131】
ユーザがフィニッシング(ステイプル、またはシフトなど)を行う場合には、図30に示す標準画面上で、ソートボタン2202が選択される。これにより、それらの設定を行うことが可能になる。また、最終原稿に対する紙を、指定した給紙段から給紙するように設定する際には、応用モード2201ボタンが選択される。これにより、最終原稿に対する紙を指定した給紙段から給紙する設定を行うことが可能になる。また、応用モード2201を選択することにより、通常は使用しないモードをユーザが選択可能になる。
【0132】
ここで、上記ソート2202ボタンが選択されると、図31に示すダイアログ画面が表示される。このダイアログ画面から、ユーザは出力される紙束のフィニッシングを選択することができる。例えば、出力した紙束をステイプルソートする場合には、上記ダイアログ画面上で、ステイプルボタン2102を選択し、シフトソートを行う場合にはシフトボタン2101を選択すればよい。
【0133】
これに対し、応用モード2201ボタンが選択されると、図32に示すダイアログ画面が表示される。このダイアログ画面からは、通常ユーザが使用しないと思われるモードを選択することが可能となる。このように通常使用しないモードを選択するための画面を別ダイアログ画面にすることによって、通常の画面を簡素化することができ、ユーザの使い勝手が向上される。最終原稿に対する紙を指定した給紙段から給紙する設定を行う場合には、ユーザにより表紙/合紙2301ボタンが選択される。
【0134】
上記表紙/合紙2301が選択されると、図33に示すダイアログ画面が表示される。このダイアログ画面からは、表紙(先頭原稿に対する紙、または先頭原稿前に白紙で挿入する紙)、合紙(ユーザーが任意に指定した原稿に対する紙、またはユーザーが任意に指定した原稿前に白紙で挿入する紙)、裏表紙(最終原稿をに対する紙、または最終原稿後に白紙で挿入する紙)のいずれを使用するかを選択することが可能となる。ユーザは最終原稿に対する紙を指定した給紙段から給紙させるためには、裏表紙2401ボタンを選択し、どの給紙段から給紙を行うかをボタン2402で選択することが可能である。
【0135】
上記ダイアログ画面上で裏表紙ボタン2401が選択されると、図34に示すダイアログ画面が表示され、このダイアログ画面からは、表紙(先頭原稿に対する紙、または先頭原稿前に白紙で挿入する紙)、合紙(ユーザが任意に指定した原稿に対する紙、またはユーザーが任意に指定した原稿前に白紙で挿入する紙)、裏表紙(最終原稿に対する紙、または最終原稿後に白紙で挿入する紙)の印字面をどのように設定するかを選択することが可能である。ここでは、コピーをしない(白紙で挿入する)2501、表にコピーする2502、裏にコピーする2503、両面にコピーをする2504のいずれかを選択することができ、例えば両面コピーを行う場合には、両面にコピーする2504を選択する。このボタンを選択することにより、最終原稿に対する紙を両面コピーに設定し、画面は図33に示す画面に戻る。
【0136】
次に、最終原稿に対する紙を任意の給紙段から給紙させるように設定する場合、ユーザによりボタン2402が選択される。このボタン2402が選択されると、図35に示すダイアログ画面が表示される。このダイアログ画面からは、ユーザが裏表紙(最終原稿に対する紙)となる紙をどの給紙段から給紙するかを選択することが可能となる。ここでは、1段目にはA4色紙が、2段目にはA4再生紙が、3段目にはA5普通紙が、4段目にはA3普通紙が、5段目にはA4普通紙がそれぞれセットされているとする。そして、例えば、ユーザが裏表紙を色紙で印刷する場合には、その給紙段として1段目を選択することにより、最終原稿に対する紙を1段目の色紙で印字することができる。
【0137】
このように、本実施の形態では、フィニッシング処理を行わないモード、裏表紙を行わないモード、グループソートモードに対しては、原稿有無の判断のタイミングで給紙を行うので、従来の給紙タイミングに比して給紙タイミングを早めることができ、出力モードに応じてその出力結果を最短で得ることができる。
【0138】
なお、本発明は、前述した実施形態の機能(図13および図14に示すフロー)を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成され得る。
【0139】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0140】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0141】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の本発明によれば、フィニッシング処理が不要なジョブの印刷開始のタイミングを、フィニッシング処理を要するジョブの印刷開始のタイミングよりも早めることができ、請求項3記載の本発明によれば、裏表紙の挿入が不要なジョブの印刷開始のタイミングを、裏表紙の挿入を要するジョブの印刷開始のタイミングよりも早めることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る画像入出力システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1の画像入出力システムにおけるリーダ装置およびプリンタ装置の構成を示す断面図である。
【図3】図1の画像入出力システムの操作部を示す図である。
【図4】図1の画像入出力システムにおける制御装置の構成を示すブロック図である。
【図5】図4のメインコントローラの構成を示すブロック図である。
【図6】図5のシステムバスブリッジの詳細構成を示すブロック図である。
【図7】図5のスキャナ・プリンタコントローラの詳細構成を示すブロック図である。
【図8】(a)は図1の画像入力システムのプリンタ装置300におけるシートの搬送経路を模式的に示す図、(b)は表面排紙モードによる片面画像形成のシートの搬送経路を模式的に示す図、(c)は背面排紙モードによる片面画像形成のシートの搬送経路を模式的に示す図である。
【図9】両面画像形成のシートを搬送する搬送経路を模式的に示す図である。
【図10】図1の画像入出力システムの制御装置に保持される原稿のデータ構造を示す図である。
【図11】図1の画像入出力システムの制御装置に保持されるシートのデータ構造を示す図である。
【図12】図1の画像入出力システムの制御装置による給紙スケジューリングを管理するデータ構造を示す図である。
【図13】図1の画像入出力システムにおける給紙制御の手順を示すフローチャートである。
【図14】図1の画像入出力システムにおける給紙制御の手順を示すフローチャートである。
【図15】図1の画像入出力システムにおける給紙制御の手順を示すフローチャートである。
【図16】最終原稿が未確定でも給紙することができるモードにおいて両面印字を行う原稿が1ページの場合の説明図である。
【図17】最終原稿が未確定でも給紙することができるモードにおいて両面印字を行う原稿が1ページの場合の説明図である。
【図18】最終原稿が未確定でも給紙することができるモードにおいて両面印字を行う原稿が2ページの場合の説明図である。
【図19】最終原稿が未確定でも給紙することができるモードにおいて両面印字を行う原稿が2ページの場合の説明図である。
【図20】最終原稿が未確定でも給紙することができるモードにおいて両面印字を行う原稿が2ページの場合の説明図である。
【図21】最終原稿が未確定でも給紙することができるモードにおいて片面印字を行う原稿が1ページの場合の説明図である。
【図22】最終原稿が確定しないと給紙することができないモードにおいて片面印字両面印字に拘らず原稿が1ページの場合の説明図である。
【図23】最終原稿が確定しないと給紙することができないモードにおいて両面印字をする原稿が2ページの場合の説明図である。
【図24】最終原稿が確定しないと給紙することができないモードにおいて両面印字をする原稿が2ページの場合の説明図である。
【図25】最終原稿が確定しないと給紙することができないモードにおいて両面印字をする原稿が2ページの場合の説明図である。
【図26】最終原稿が確定しないと給紙することができないモードにおいて両面印字をする原稿が2ページの場合の説明図である。
【図27】最終原稿が確定しないと給紙することができないモードにおいて両面印字をする原稿が3ページの場合の説明図である。
【図28】最終原稿が確定しないと給紙することができないモードにおいて両面印字をする原稿が3ページの場合の説明図である。
【図29】最終原稿が確定しないと給紙することができないモードにおいて両面印字をする原稿が3ページの場合の説明図である。
【図30】図3の操作部における標準画面を示す図である。
【図31】図30の標準画面上でソート2202ボタンを選択したときに現れるダイアログ画面を示す図である。
【図32】図30の標準画面上で応用モード2201ボタンを選択したときに現れるダイアログ画面を示す図である。
【図33】図32の画面上で表紙/合紙2301を選択したときに現れるダイアログ画面を示す図である。
【図34】図33の画面上で裏表紙ボタン2401を選択したときに現れるダイアログ画面を示す図である。
【図35】図33の画面上でボタン2402を選択したときに現れるダイアログ画面を示す図である。
【符号の説明】
100 画像入出力システム
110 制御装置
150 操作部
200 リーダ装置
230 センサ
250 原稿給紙ユニット
300 プリンタ装置
310 給紙ユニット
330 排紙ユニット
323 感光ドラム
325 定着部
331 搬送路
332 再給紙搬送路
333 搬送路
335 搬送路
336 搬送路
338 搬送路
401 プロセッサコア
500 フィニッシャユニット
4001,4002 ホストコンピュータ

Claims (11)

  1. 印刷対象のジョブの第1の原稿データと第2の原稿データのうちの前記第 1 の原稿データの入力後に入力手段によって入力される前記第2の原稿データの前記入力手段による入力有無が判断手段によって判断された後に、前記第1の原稿データの印刷に必要な用紙を印刷手段へ供給する第1の給紙処理、
    および、
    前記第2の原稿データの前記入力手段による入力有無が前記判断手段によって判断されるのを待たずに前記第1の原稿データの印刷に必要な用紙を前記印刷手段へ供給する第2の給紙処理、
    の何れかを給紙手段により実行させる制御手段を有し、
    前記制御手段は、
    前記印刷対象のジョブが、
    前記印刷手段で印刷された複数枚の用紙を含んだ1束分のシートに対するフィニッシング処理をフィニッシング手段により要するジョブである場合に、
    前記第1の給紙処理を前記給紙手段により実行させ、
    前記制御手段は、
    前記印刷対象のジョブが、
    前記フィニッシング手段による前記1束分のシートに対するフィニッシング処理が不要なジョブである場合に、
    前記第2の給紙処理を前記給紙手段により実行させる、
    ことを特徴とする画像形成システム。
  2. 請求項1記載の画像形成システムであって、
    前記制御手段は、
    前記印刷対象のジョブが、
    前記印刷手段で印刷された複数枚の用紙を含んだ1束分のシートに対するステイプル処理またはシフトソート処理を要するジョブである場合に、
    前記第1の給紙処理を前記給紙手段により実行させる、ことを特徴とする画像形成システム。
  3. 印刷対象のジョブの第1の原稿データと第2の原稿データのうちの前記第1の原稿データの入力後に入力手段によって入力される前記第2の原稿データの前記入力手段による入力有無が判断手段によって判断された後に、前記第1の原稿データの印刷に必要な用紙を印刷手段へ供給する第1の給紙処理、
    および、
    前記第2の原稿データの前記入力手段による入力有無が前記判断手段によって判断されるのを待たずに前記第1の原稿データの印刷に必要な用紙を前記印刷手段へ供給する第2の給紙処理、
    の何れかを給紙手段により実行させる制御手段を有し、
    前記制御手段は、
    前記印刷対象のジョブが、
    前記印刷手段で印刷された用紙に対する裏表紙の挿入を要するジョブである場合に、
    前記第1の給紙処理を前記給紙手段により実行させ、
    前記制御手段は、
    前記印刷対象のジョブが、
    前記印刷手段で印刷された用紙に対する裏表紙の挿入が不要なジョブである場合に、
    前記第2の給紙処理を前記給紙手段により実行させる、
    ことを特徴とする画像形成システム。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の画像形成システムであって、
    前記入力手段は、原稿を読み取る原稿読取手段からの原稿データを入力することを特徴とする画像形成システム。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の画像形成システムであって、
    前記入力手段は、前記印刷手段を具備する画像形成装置とデータ通信可能な外部装置からの原稿データを入力することを特徴とする画像形成システム。
  6. 印刷対象のジョブの第1の原稿データと第2の原稿データのうちの前記第1の原稿データの入力後に入力手段によって入力される前記第2の原稿データの前記入力手段による入力有無が判断手段によって判断された後に、前記第1の原稿データの印刷に必要な用紙を印刷手段へ供給する第1の給紙処理、
    および、
    前記第2の原稿データの前記入力手段による入力有無が前記判断手段によって判断されるのを待たずに前記第1の原稿データの印刷に必要な用紙を前記印刷手段へ供給する第2の給紙処理、
    の何れかを給紙手段により実行させる画像形成システムの制御方法であって、
    前記制御方法は、
    前記印刷対象のジョブが、
    前記印刷手段で印刷された複数枚の用紙を含んだ1束分のシートに対するフィニッシング処理をフィニッシング手段により要するジョブである場合に、
    前記第1の給紙処理を前記給紙手段により実行させ、
    前記制御方法は、
    前記印刷対象のジョブが、
    前記フィニッシング手段による前記1束分のシートに対するフィニッシング処理が不要なジョブである場合に、
    前記第2の給紙処理を前記給紙手段により実行させる、
    ことを特徴とする制御方法。
  7. 請求項6記載の制御方法であって、
    前記制御方法は、
    前記印刷対象のジョブが、
    前記印刷手段で印刷された複数枚の用紙を含んだ1束分のシートに対するステイプル処理またはシフトソート処理を要するジョブである場合に、
    前記第1の給紙処理を前記給紙手段により実行させる、ことを特徴とする制御方法。
  8. 印刷対象のジョブの第1の原稿データと第2の原稿データのうちの前記第1の原稿データの入力後に入力手段によって入力される前記第2の原稿データの前記入力手段による入力有無が判断手段によって判断された後に、前記第1の原稿データの印刷に必要な用紙を印刷手段へ供給する第1の給紙処理、
    および、
    前記第2の原稿データの前記入力手段による入力有無が前記判断手段によって判断されるのを待たずに前記第1の原稿データの印刷に必要な用紙を前記印刷手段へ供給する第2の給紙処理、
    の何れかを給紙手段により実行させる画像形成システムの制御方法であって、
    前記制御方法は、
    前記印刷対象のジョブが、
    前記印刷手段で印刷された用紙に対する裏表紙の挿入を要するジョブである場合に、
    前記第1の給紙処理を前記給紙手段により実行させ、
    前記制御方法は、
    前記印刷対象のジョブが、
    前記印刷手段で印刷された用紙に対する裏表紙の挿入が不要なジョブである場合に、
    前記第2の給紙処理を前記給紙手段により実行させる、
    ことを特徴とする制御方法。
  9. 請求項6乃至8の何れかに記載の制御方法であって、
    前記入力手段は、原稿を読み取る原稿読取手段からの原稿データを入力することを特徴とする制御方法。
  10. 請求項6乃至9の何れかに記載の制御方法であって、
    前記入力手段は、前記印刷手段を具備する画像形成装置とデータ通信可能な外部装置からの原稿データを入力することを特徴とする制御方法。
  11. 請求項6乃至10の何れかに記載の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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