JP2002002456A - ヘッドランプクリーナー - Google Patents

ヘッドランプクリーナー

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JP2002002456A
JP2002002456A JP2000192322A JP2000192322A JP2002002456A JP 2002002456 A JP2002002456 A JP 2002002456A JP 2000192322 A JP2000192322 A JP 2000192322A JP 2000192322 A JP2000192322 A JP 2000192322A JP 2002002456 A JP2002002456 A JP 2002002456A
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cylinder
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    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/46Cleaning windscreens, windows or optical devices using liquid; Windscreen washers
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    • B60S1/52Arrangement of nozzles; Liquid spreading means
    • B60S1/522Arrangement of nozzles; Liquid spreading means moving liquid spreading means, e.g. arranged in wiper arms
    • B60S1/528Arrangement of nozzles; Liquid spreading means moving liquid spreading means, e.g. arranged in wiper arms the spreading means being moved between a rest position and a working position
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
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    • B05B15/72Arrangements for moving spray heads automatically to or from the working position using hydraulic or pneumatic means
    • B05B15/74Arrangements for moving spray heads automatically to or from the working position using hydraulic or pneumatic means driven by the discharged fluid

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外殻筒体が収縮している不使用時において外
殻筒体を構成する筒体の間に塵埃が侵入するのを防止す
ることを課題とする。 【解決手段】 複数の筒体3、7、10が互いに摺動可
能に嵌合されて伸縮可能に形成された外殻筒体2と、該
外殻筒体の先端部に設けられ洗浄液を噴射する噴射ノズ
ル49を有するノズル配置部31と、上記外殻筒体の内
部に配置され収縮力により外殻筒体を収縮させるバネ部
材30と、上記複数の筒体のうち最も外側に位置する筒
体3の先端部に設けられ、収縮時に上記ノズル配置部の
外周面41に近接又は接するダストカバー52とを備
え、上記外殻筒体内に供給される洗浄液の液圧によりバ
ネ部材が伸張して外殻筒体が伸張し、且つ、上記噴射ノ
ズルから洗浄液が噴射されるヘッドランプクリーナー
1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なヘッドランプ
クリーナーに関する。詳しくは、複数の筒体を互いに摺
動可能に嵌合させて伸縮可能に形成した外殻筒体の先端
部に洗浄液を噴射する噴射ノズルを設け、使用時に外殻
筒体が伸張するようにしたヘッドランプクリーナーにお
いて、不使用時に外殻筒体を構成する筒体の間に塵埃が
侵入するのを防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の筒体が互いに摺動可能に嵌合され
て伸縮可能に形成された外殻筒体と、該外殻筒体の先端
部に設けられ洗浄液を噴射する噴射ノズルを有するノズ
ル配置部と、上記外殻筒体の内部に配置され収縮力によ
り外殻筒体を収縮させるバネ部材とを備え、上記外殻筒
体内に供給される洗浄液の液圧によりバネ部材が伸張し
て外殻筒体が伸張し、且つ、上記噴射ノズルから洗浄液
が噴射されるようにしたヘッドランプクリーナーがあ
る。
【0003】上記したヘッドランプクリーナーは、不使
用時は外殻筒体を収縮させた状態にしておくことによ
り、嵩張らず、狭いスペースでも取り付けることができ
るという利点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来のヘッドランプクリーナーにあっては、外殻筒体を構
成する各筒体の間に塵埃が侵入すると、筒体間の摺動動
作がスムーズでなくなるという問題が生じる。
【0005】そして、筒体の間に塵埃が侵入する危険性
は不使用時において多く存在する。すなわち、ヘッドラ
ンプクリーナーの使用はヘッドランプの前面カバーを洗
浄する必要性が生じたときに限られ、洗浄液を噴射して
ヘッドランプの前面カバーがきれいになれば、洗浄液の
噴射は必要なく、従って、外殻筒体が伸張した状態は短
時間で終了することになる。
【0006】そこで、本発明は、外殻筒体が収縮してい
る不使用時において外殻筒体を構成する筒体の間に塵埃
が侵入するのを防止することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明ヘッドランプクリ
ーナーは、上記した課題を解決するために、互いに摺動
自在に嵌合されて伸縮自在な外殻筒体を構成している複
数の筒体のうち最も外側に位置する筒体の先端部に収縮
時にノズル配置部の外周面に圧接されるダストカバーを
設けたものである。
【0008】従って、本発明ヘッドランプクリーナーに
あっては、外殻筒体が収縮した状態にある不使用時に、
最外周に位置している筒体と外殻筒体の先端部に設けら
れたノズル配置部との間をダストカバーが覆った状態と
なるので、互いに摺動自在に嵌合している筒体の間に侵
入しようとする塵埃は上記ダストカバーによって該侵入
を妨げられ、従って、互いに摺動自在に嵌合している筒
体の間に塵埃が侵入してしまうことが防止される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明ヘッドランプクリ
ーナーの実施の形態を添付図面を参照して説明する。
【0010】ヘッドランプクリーナー1は外殻筒体2を
有する。外殻筒体2は3つの筒体が互いに摺動自在に嵌
合されて全体として伸縮可能にされている。
【0011】基端側の筒体3が最も太く、且つ、車体に
固定されるシリンダとなる。シリンダ3の内周面には軸
方向に延びる複数の案内溝4、4、・・・が形成されて
いる。また、シリンダ3の基端部の外周面には周方向に
間隔をあけて複数の係合突起5、5、・・・が突設され
ている。さらに、シリンダ3の先端部の外周面にも周方
向に間隔をあけて複数の係合突起6、6、・・・が突設
されている。
【0012】中間の筒体7は上記シリンダ3よりやや細
い筒状を為し、シリンダ3内に摺動自在に内嵌されてお
り、これを第1のピストンという。該第1のピストン7
の基端部外周面には被案内突起8、8、・・・が突設さ
れ、該被案内突起8、8、・・・がシリンダ3の案内溝
4、4、・・・に摺動自在に係合されている。そして、
第1のピストン7がシリンダ3から最も突出した状態で
は、その被案内突起8、8、・・・がシリンダ3の案内
溝4、4、・・・の先端4a、4a、・・・に衝合し、
それ以上シリンダ3から突出しないようになっている
(図3参照)。第1のピストン7の内周面には軸方向に
延びる複数の案内溝9、9、・・・が形成されている。
【0013】先端の筒体10は上記第1のピストン7よ
りやや細い筒状を為し、第1のピストン7内に摺動自在
に内嵌されており、これを第2のピストンという。該第
2のピストン10の基端部外周面には被案内突起11、
11、・・・が突設され、該被案内突起11、11、・
・・が第1のピストン7の案内溝9、9、・・・に摺動
自在に係合されている。そして、第2のピストン10が
第1のピストン7から最も突出した状態では、その被案
内突起11、11、・・・が第1のピストン7の案内溝
9、9、・・・の先端9a、9a、・・・に衝合し、そ
れ以上第1のピストン7から突出しないようになってい
る(図3参照)。
【0014】第2のピストン10の先端部12は他の部
分に比較して外径が小さくされ、その外周面には周方向
に延びる係合突条13、13が軸方向に間隔をあけて形
成されている。また、該先端部12の内周面には内フラ
ンジ14が突設され、該内フランジ14の内縁には基端
方向に突出した環状部15が一体に形成され、また、内
フランジ14の基端と内縁とのほぼ中間の位置には前端
方向へ突出した環状部16が形成されている。
【0015】17はゴム、合成ゴム等の弾性材料で形成
されたブーツであり、蛇腹状の円筒状をした主部18の
基端には外方へ突出したフランジ19が形成され、ま
た、主部18の先端には筒状部20が連設され、該筒状
部20の先端には外方へ突出したフランジ21が形成さ
れている。
【0016】22はバックキャップであり、短い円筒状
を為し基端が閉塞された主部23と、該主部23の開口
縁に連設され主部23より大きな径を有し短い円筒状を
した連結部24と主部23の側面から突出した連結管部
25とが一体に形成されて成り、連結部24の側壁部に
は周方向に間隔をおいて係合孔26、26、・・・が形
成され、また、主部23の底部内面の中央にはバネ掛け
部27が形成されている。
【0017】そして、上記ブーツ17が外殻筒体2内に
挿入され、ブーツ17の基端側のフランジ19の先端側
面に環状の押えプレート28が当接され、該押えプレー
ト28の周縁部がシリンダ3の基端に当接された状態で
バックキャップ22がシリンダ3の基端部に外嵌され、
シリンダ3の基端部外周面の係合突起5、5、・・・が
バックキャップ22の係合孔26、26、・・・に嵌合
され、これによって、シリンダ3の基端がバックキャッ
プ22によって閉塞され、ブーツ17の基端部のフラン
ジ19が押えプレート28を介してシリンダ3の基端と
バックキャップ22とによって挟持される。
【0018】第2のピストン10の先端部にはトップキ
ャップ29が取り付けられる。該トップキャップ29は
軸方向長さが短い筒状部29aの先端からフランジ29
bが外方に突設されて成り、筒状部29aの互いに対向
した内面間に架け渡されるようにバネ掛け部29cが一
体に形成されている。
【0019】そして、上記ブーツ17の筒状部20が第
2のピストン10の先端部内側に形成された環状部15
に内嵌状に位置され、筒状部20の先端に形成されたフ
ランジ21が第2のピストン10の先端部に形成された
内フランジ14の環状部16から内側の部分に載置さ
れ、その状態のまま、上記トップキャップ29の筒状部
29aが上記環状部15に内嵌される。これによって、
ブーツ17の筒状部20はトップキャップ29の筒状部
29aと環状部15との間で挟持され、また、ブーツ1
7のフランジ21は上記内フランジ14とトップキャッ
プ29のフランジ29bとの間で挟持された状態とな
る。このようにして、ブーツ17の先端部は第2のピス
トン10の先端部に固定される。
【0020】バネ部材30は引張コイルバネとして形成
されている。そして、該バネ部材30の両端にそれぞれ
フック30a、30bが形成されている。そして、基端
のフック30aがバックキャップ22のバネ掛け部27
に係止され先端のフック30bがトップキャップ29の
バネ掛け部29cに係止される。従って、バネ部材30
の収縮力により各ピストン7、10はシリンダ3内に収
納されるように引っ張られ、非作動時には、図1及び図
2に示すように、2つのピストン7、10がシリンダ3
内に収納された状態となっている。
【0021】第2のピストン10の先端部に噴射ノズル
配置部31が設けられる。
【0022】上記噴射ノズル配置部31はチェックバル
ブ部32とノズルホルダ33とから成る。
【0023】チェックバルブ部32はトップハーフ34
とバックハーフ35とで形成されたバルブケース36内
に所要の要素が配置されてチェックバルブ37が形成さ
れて成る。
【0024】トップハーフ34はほぼ円筒状を為し、先
端には内方へ突出した内フランジ38が形成され、該内
フランジ38の内縁からは基端側へ向かって円筒状の筒
部39が突設され、該筒部39の外側に環状の空間40
が形成される。トップハーフ34の基端部41はその径
がその他の部分より大きくされた連結部とされている。
そして、この連結部41の外径は上記した第1のピスト
ン7の外径とほぼ同じに形成されている。
【0025】バックハーフ35は上面部42の周縁部か
ら円筒部43が基端側に突設された形状を為し、該バッ
クハーフ35の先端部がトップハーフ34の連結部41
に内嵌されることによって、トップハーフ34とバック
ハーフ35とが結合一体化されてバルブケース36が形
成される。また、上記円筒部43の内周面には周方向に
延びる係合凹条44、44が軸方向に間隔をあけて形成
されている。
【0026】チェックバルブ37はバルブケース36の
基端側での液圧が所定の値以上となったときに開いてバ
ルブケース36の基端から先端までの通路が開通するも
のであればどのようなものでも良い。例えば、特願平6
−24942号や特願平6−216796号に記載され
た閉止弁のようなものを採用することができる。その特
徴を述べれば、チェックバルブ37はバルブケース36
の基端から先端までの液通路を途中で仕切る弾性材料か
ら成るダイヤフラム45を有し、該ダイヤフラム45を
閉塞位置に保持する圧縮コイルバネ状の閉塞バネ46が
上記環状空間40内に配置されている。しかして、バル
ブケース36の基端側での液圧が所定の値以上になる
と、閉塞バネ46が圧縮され、ダイヤフラム45が変形
して該ダイヤフラム45によって閉止されていた通路が
開通する。
【0027】上記のようなチェックバルブ部32は、バ
ックハーフ35の円筒部43が上記第2のピストン10
の先端部12に外嵌されることによって、第2のピスト
ン10の先端部に結合される。そして、第2のピストン
10の先端部12の外周面に形成された係合突条13、
13がバックハーフ35の円筒部43の内周面に形成さ
れた係合凹条44、44と係合される。
【0028】チェックバルブ部32の先端部にノズルホ
ルダ33が取着される。
【0029】ノズルホルダ33は連結管47の先端に該
連結管47より大径の円筒状をした収納部48が一体に
形成されて成り、収納部48に噴射ノズル49が傾動可
能に内嵌されている。そして、連結管47と収納部48
との間には外方へ突出したフランジ50が形成されてい
る。
【0030】上記したノズルホルダ33はその連結管4
7が上記バルブケース36のトップハーフ34の筒部3
9に内嵌され、フランジ50がトップハーフ34の内フ
ランジ38に当接される。そして、連結管47と筒部3
9との間にはオーリング51が介挿される。
【0031】上記シリンダ3の先端部にはダストカバー
52が取着される。ダストカバー52はゴム、合成ゴム
等の弾性を有する材料、例えば、EPDM(ethylen-pro
pylene-dienomethylene rubber)で形成され、シリンダ
3の先端部の外径とほぼ等しい内径を有する筒部53と
該筒部53の先端から内方へ突出したフランジ部54と
が一体に形成されて成り、フランジ部54の内径は上記
トップハーフ34の連結部41の外径より僅かに小さく
されている。また、筒部53には複数の係合孔53a、
53aが周方向に間隔を置いて形成されている。
【0032】そして、上記ダストカバー52は、筒部5
3がシリンダ3の先端部に外嵌され、シリンダ3の先端
部外面に形成された係合突起6、6、・・・が筒部53
の係合孔53a、53a、・・・に係合されて、シリン
ダ3の先端部に取着される。
【0033】そして、ヘッドランプクリーナー1が使用
されていない状態、すなわち、外殻筒体2が収縮してい
る状態では、ダストカバー52のフランジ部54の内縁
が噴射ノズル配置部31のトップハーフ34の連結部4
1の外面に圧接した状態となり、該連結部41とシリン
ダ3の先端との間から外殻筒体2の内部に塵埃が侵入す
ることが防止される(図1、図2参照)。
【0034】しかして、シリンダ3が車体55に支持さ
れ(図4参照)、車体の一部、例えばバンパー56に形
成された開口部57からノズルホルダ33が出入りする
ようにされる。
【0035】そして、収納状態において、図1及び図2
に示すように、各ピストン7、10はバネ部材30の収
縮による引張力によってシリンダ3内に収納され、ノズ
ルホルダ33は図示しないバンパーの開口部の内側に位
置され、図示しないカバーがバンパーの開口部を覆った
状態となっている。尚、シリンダ3の基端部に設けられ
た連結管部25は図示しないモータポンプと連結され、
作動時にモーターポンプによって洗浄液が該連結管部2
5を介してシリンダ3内に供給されるようになってい
る。そして、供給された洗浄液はブーツ17内を通って
チェックバルブ部32の基端部に達する。
【0036】そして、シリンダ3内に洗浄液が供給さ
れ、その液圧が高まってくると、該液圧によってバネ部
材30が伸張されて第1及び第2のピストン7、10が
シリンダ3から突出していく。これによって、ピストン
7、10が図3に示す状態まで伸張し、噴射ノズル49
がヘッドランプの前面カバー58を洗浄するに適した位
置に達することができる。このとき、上記噴射ノズル配
置部31のトップハーフ34の連結部41の外径と第1
のピストン7の外径とがほぼ同じにされているので、ダ
ストカバー52のフランジ部54の内縁は第1のピスト
ン7の外面に沿って摺動し、ダストカバー52がピスト
ン7の動きを邪魔するようなことがない。
【0037】それから、チェックバルブ部32の基端部
分における洗浄液の液圧、即ち、ダイヤフラム45にか
かる液圧が所定以上になると、閉塞バネ46が圧縮さ
れ、ダイヤフラム45が変形してチェックバルブ37が
開き洗浄液がノズルホルダ33を経て噴射ノズル49か
らヘッドランプの前面カバー57に向けて噴射される。
【0038】このように、洗浄液が供給されると、先
ず、外殻筒体2が伸張し、それからチェックバルブ37
が開いて噴射ノズル49から洗浄液が噴射される。この
ために、バネ部材30のバネ力を閉塞バネ46のバネ力
より小さくしてある。なお、必ずしも外殻筒体2が完全
に伸張しきってから洗浄液の噴射が為されるようように
する必要はなく、外殻筒体2が伸張しながら洗浄液の噴
射が始まっても特に差し支えはない。
【0039】洗浄液の供給が停止すると、液圧が下がる
ので、チェックバルブ37が閉じ、且つ、外殻筒体2が
収縮して、図1及び図2に示す収納状態になる。そし
て、バンパー56の開口部57がノズルホルダ33に設
けられたカバー59によって閉じられる。
【0040】上記したヘッドランプクリーナー1にあっ
ては、外殻筒体2が収縮した状態にある不使用時に、最
外周に位置している筒体であるシリンダ3と外殻筒体2
の先端部に設けられたノズル配置部31との間をダスト
カバー52が覆った状態となるので、互いに摺動自在に
嵌合している筒体であるシリンダ3及びピストン7、1
0の間に侵入しようとする塵埃は上記ダストカバー52
によって該侵入を妨げられ、従って、互いに摺動自在に
嵌合している筒体であるシリンダ3及びピストン7、1
0の間に塵埃が侵入してしまうことが防止される。
【0041】なお、外殻筒体2が伸張状態にあるとき
(図3参照)、すなわち、使用状態にあるときは、第1
のピストン7の外周面のほとんどが外気に曝され、ま
た、第1のピストン7と第2のピストン10との間を覆
うものはないが、ヘッドランプクリーナー1の使用は短
時間で終わるものであり、第1のピストン7と第2のピ
ストン10との間に塵埃が侵入する惧れはそれほど大き
なものではない。また、仮に第1のピストン7の外面に
塵埃が付着したとしても、外殻筒体2が収縮するとき
に、ダストカバー52のフランジ部54の内縁が第1の
ピストン7の外周面を基端側から先端に向かって払拭す
るので、使用中に第1のピストンの外周面に付着した塵
埃はダストカバー52によって第1のピストン7の外周
面から除去されることになる。
【0042】なお、上記した実施の形態において示した
各部の形状乃至構造は、いずれも本発明を実施する際に
行う具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これら
によって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるよう
なことがあってはならないものである。
【0043】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明ヘッドランプクリーナーは、複数の筒体が互
いに摺動可能に嵌合されて伸縮可能に形成された外殻筒
体と、該外殻筒体の先端部に設けられ洗浄液を噴射する
噴射ノズルを有するノズル配置部と、上記外殻筒体の内
部に配置され収縮力により外殻筒体を収縮させるバネ部
材と、上記複数の筒体のうち最も外側に位置する筒体の
先端部に設けられ、収縮時に上記ノズル配置部の外周面
に近接又は接するダストカバーとを備え、上記外殻筒体
内に供給される洗浄液の液圧によりバネ部材が伸張して
外殻筒体が伸張し、且つ、上記噴射ノズルから洗浄液が
噴射されることを特徴とする。
【0044】従って、本発明ヘッドランプクリーナーに
あっては、外殻筒体が収縮した状態にある不使用時に、
最外周に位置している筒体と外殻筒体の先端部に設けら
れたノズル配置部との間をダストカバーが覆った状態と
なるので、互いに摺動自在に嵌合している筒体の間に侵
入しようとする塵埃は上記ダストカバーによって該侵入
を妨げられ、従って、互いに摺動自在に嵌合している筒
体の間に塵埃が侵入してしまうことが防止される。
【0045】請求項2に記載した発明にあっては、上記
複数の筒体のうち最外周から2番目に位置する筒体の外
径と上記ノズル配置部の外径とがほぼ同じに形成された
ので、外殻筒体が伸張する際に、最外周から2番目に位
置する筒体の摺動をダストカバーが邪魔することがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図4と共に本発明ヘッドランプクリー
ナーの実施の形態を示すものであり、本図は非作動時に
おける縦断面図である。
【図2】外殻筒体が収縮した状態を噴射ノズルを除去し
て示す斜視図である。
【図3】動作時における縦断面図である。
【図4】使用状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…ヘッドランプクリーナー、2…外殻筒体、3…シリ
ンダ(最も外側に位置する筒体)、7…第1のピストン
(最外周から2番目に位置する筒体)、10…第2のピ
ストン(筒体)、30…バネ部材、31…噴射ノズル配
置部、49…噴射ノズル、52…ダストカバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の筒体が互いに摺動可能に嵌合され
    て伸縮可能に形成された外殻筒体と、 該外殻筒体の先端部に設けられ洗浄液を噴射する噴射ノ
    ズルを有するノズル配 置部と、上記外殻筒体の内部に配置され収縮力により外
    殻筒体を収縮させるバネ部材と、 上記複数の筒体のうち最も外側に位置する筒体の先端部
    に設けられ、収縮時に上記ノズル配置部の外周面に近接
    又は接するダストカバーとを備え、 上記外殻筒体内に供給される洗浄液の液圧によりバネ部
    材が伸張して外殻筒体が伸張し、且つ、上記噴射ノズル
    から洗浄液が噴射されることを特徴とするヘッドランプ
    クリーナー。
  2. 【請求項2】 上記複数の筒体のうち最外周から2番目
    に位置する筒体の外径と上記ノズル配置部の外径とがほ
    ぼ同じに形成されたことを特徴とする請求項1に記載の
    ヘッドランプクリーナー。
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