JP2002178886A - ヘッドランプクリーナ - Google Patents

ヘッドランプクリーナ

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JP2002178886A
JP2002178886A JP2000376338A JP2000376338A JP2002178886A JP 2002178886 A JP2002178886 A JP 2002178886A JP 2000376338 A JP2000376338 A JP 2000376338A JP 2000376338 A JP2000376338 A JP 2000376338A JP 2002178886 A JP2002178886 A JP 2002178886A
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cylinder
nozzle
piston
cleaning liquid
nozzle guide
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JP2000376338A
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Hiroyuki Nakano
博之 中野
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダを大型化することなく伸縮ノズルの
移動に伴うシリンダ内の空気による抵抗力を抑制でき、
シリンダ内へ塵芥が侵入し難いヘッドランプクリーナを
得る。 【解決手段】 ヘッドランプクリーナ10では、内部に
伸縮ノズル36のピストン部38が摺動可能に配置され
たシリンダ12の開口部16がノズルガイド50にて被
覆されている。ノズルガイド50をシリンダ12に保持
する係合爪66には連通孔68が設けられており、ノズ
ルガイド50とピストン部38との間におけるシリンダ
12の内外を連通している。このため、ピストン部38
の摺動に伴ってピストン部38に作用するシリンダ12
内の空気による抵抗力が抑制されると共に、シリンダ1
2は連通孔設置部が不要となり大型されることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のヘッドラン
プを洗浄するために洗浄液を噴射するヘッドランプクリ
ーナに係り、特に、噴射口を有する伸縮ノズルが非作動
時には収容され作動時に所定位置まで伸長される伸縮式
のヘッドランプクリーナに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のヘッドランプが汚れた場合に乗
員(ドライバ)の手元のスイッチ操作によって任意にヘ
ッドランプを洗浄するための装置として、ヘッドランプ
クリーナがある。また、ヘッドランプクリーナには、ヘ
ッドランプの洗浄時にのみ先端部に噴射口を備えた伸縮
ノズルがヘッドランプ近傍へ向けて伸長される構造のも
のがある。
【0003】このような伸縮式のヘッドランプクリーナ
では、一般的に洗浄液の液圧を利用したピストン・シリ
ンダ構造が採用されている。すなわち、有底円筒状に形
成され底部から洗浄液が供給されるシリンダと、一端部
に噴射口を有すると共に他端部にシリンダに対応したピ
ストン部を有しピストン部を含む一部がシリンダ内に位
置する伸縮ノズルと、伸縮ノズルの中間部を挿通した状
態でシリンダの開口部を被覆するノズルガイドと、ノズ
ルガイドと伸縮ノズルのピストン部との間に設けられピ
ストン部(伸縮ノズル)をシリンダの底部側へ付勢する
圧縮コイルばねとを備えた構造とされている。
【0004】これにより、上記構造のヘッドランプクリ
ーナでは、通常は圧縮コイルばねの付勢力によって伸縮
ノズルのピストン部がシリンダの底部側へ位置する短縮
状態とされる。一方、洗浄液ポンプが作動されてシリン
ダ底部とピストン部との間の洗浄液の液圧が上昇する
と、この液圧によってピストン部が圧縮コイルばねの付
勢力に抗してシリンダの開口部側へ移動されてヘッドラ
ンプクリーナは伸長状態となる(ヘッドランプへの洗浄
液噴射位置に到達する)。
【0005】また、伸縮ノズルはピストン部を含む略全
長に亘って洗浄液の流路を有しており、噴射口はシリン
ダ内の洗浄液が供給される部分と連通されている。さら
に、噴射口の上流側には、洗浄液の液圧が所定値を超え
た場合にのみ洗浄液の流路と噴射口を連通するチェック
バルブが設けられている。
【0006】これにより、上記の伸長状態からさらに洗
浄液の液圧が上昇して上記所定値を超えると、チェック
バルブが開放されて噴射口からヘッドランプへ向けて洗
浄液が噴射される構成である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な伸縮構造を有するヘッドランプクリーナでは、シリン
ダ内への水や塵芥等の侵入防止のためにシリンダの開口
部がノズルガイドにより被覆されているため、ピストン
部とノズルガイドとの間のシリンダ内に充満している空
気がシリンダに対するピストン部の相対移動に伴って圧
縮または膨張され、上記ピストン部の移動の際に抵抗と
なるという問題があった。
【0008】そこで、ピストン部の移動に伴う空気の圧
縮及び膨張を防止するためにシリンダの内外を連通する
連通孔をシリンダに設け、この連通孔を通して空気や吸
い込んだ水等を排出または吸入する構造が採用されてい
る。
【0009】しかしながら、このような連通孔はシリン
ダに対するピストン部のストローク(行程)の範囲外に
設ける必要があるため、この連通孔の設置部位を設ける
分だけシリンダが長くなり、ヘッドランプクリーナが大
型化する原因となる。
【0010】また、軽量化のためにシリンダは薄肉化さ
れており、単にこの薄肉部に連通孔を設けたのみでは、
シリンダ内に塵芥等が侵入する恐れがあり、シリンダと
ピストン部との摺動不良(噛み込みや偏磨耗等)が生じ
る原因となる。
【0011】本発明は、上記事実を考慮して、シリンダ
を大型化することなく伸縮ノズルの移動に伴うシリンダ
内の空気による抵抗力を抑制でき、シリンダ内へ塵芥が
侵入し難いヘッドランプクリーナを得ることが目的であ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明に係るヘッドランプクリーナは、
一端側が開口されると共に他端側から洗浄液が供給され
るシリンダと、一端部に設けられた前記洗浄液の噴射口
が前記シリンダ外に位置すると共に他端部に設けられた
ピストン部が前記シリンダ内に摺動可能に配置された伸
縮ノズルと、前記伸縮ノズルの中間部を挿通した状態で
前記シリンダの開口部を被覆すると共に前記伸縮ノズル
を摺動可能に支持する樹脂製のノズルガイドとを備え、
前記シリンダに供給される洗浄液の液圧によって前記ピ
ストン部を前記開口部側へ相対移動させるヘッドランプ
クリーナであって、前記ノズルガイドと前記ピストン部
との間における前記シリンダ内部を当該シリンダ外部と
連通する連通部を、前記ノズルガイドに設けた、ことを
特徴としている。
【0013】請求項1記載のヘッドランプクリーナで
は、シリンダの他端側から洗浄液が供給されると、この
洗浄液の液圧が伸縮ノズルのピストン部に作用しピスト
ン部がシリンダの開口部側へ相対移動される。ピストン
部が移動されると、伸縮ノズルの中間部がシリンダの開
口部を被覆するノズルガイドと摺動しつつシリンダから
突出され、噴射口が所定の噴射位置に到達する。
【0014】ここで、ノズルガイドには、このノズルガ
イドとピストン部との間におけるシリンダ内部とシリン
ダ外部とを連通する連通部(例えば、孔や切欠き部)が
設けられているため、上記ピストン部のシリンダの開口
部側への移動時にはシリンダ内の空気が連通部から排出
され、上記ピストン部のシリンダの底部側への移動時に
は連通部からシリンダ内へ空気が吸入され、ピストン部
に作用するシリンダ内の空気による抵抗力が抑制され
る。
【0015】また、連通部がピストン部の行程外に位置
するノズルガイドに設けられているため、シリンダが長
くなることはない。
【0016】さらに、ノズルガイドは樹脂製であるた
め、樹脂成形時に連通部が一体に設けられる構成とすれ
ば、この連通部を設ける加工が不要となり低コストとな
る。
【0017】このように、請求項1記載のヘッドランプ
クリーナでは、シリンダを大型化することなく伸縮ノズ
ルの移動に伴うシリンダ内の空気による抵抗力を抑制で
きる。
【0018】請求項2記載の発明に係るヘッドランプク
リーナは、請求項1記載のヘッドランプクリーナにおい
て、前記シリンダの周壁に設けられた係合孔と、前記ノ
ズルガイドに設けられ前記係合孔に係合可能でかつ前記
連通部が設けられた係合爪とを備え、当該係合孔と当該
係合爪とが係合されることで前記ノズルガイドが前記シ
リンダに保持される、ことを特徴としている。
【0019】請求項2記載のヘッドランプクリーナで
は、ノズルガイドに設けられた係合爪がシリンダ周壁に
設けられた係合孔に係合されることで、ノズルガイドが
シリンダに保持される。
【0020】ここで、シリンダの係合孔に係合される
(シリンダへの保持のためにオーバーラップする)係合
爪に連通部が設けられているため、シリンダのみならず
ノズルガイドが長くなることもない。
【0021】また、係合爪の連通部が設けられる部分の
肉厚をシリンダ肉厚より厚くした構成とすれば、連通部
をシリンダに直接設けた構成と比較してシリンダ内への
塵芥の侵入を抑制することができる。
【0022】請求項3記載の発明に係るヘッドランプク
リーナは、請求項2記載のヘッドランプクリーナにおい
て、前記係合爪は、前記シリンダの内部から前記係合孔
に係合され、前記シリンダ軸方向の端部が前記ピストン
部の移動を規制する、ことを特徴としている。
【0023】請求項3記載のヘッドランプクリーナで
は、係合爪がシリンダの内部からシリンダ周壁の係合孔
に係合され、このシリンダ内部に位置する係合爪の端部
がピストン部の移動を規制するため、ピストン部が所定
の行程を超えて移動され連通部から洗浄液が溢出するこ
とがない。
【0024】また、ピストン部の移動を規制するための
ストッパ部材を別個に設ける必要がなく、部品点数の削
減が図られる。
【0025】請求項4記載の発明に係るヘッドランプク
リーナは、請求項1乃至請求項3の何れか1項記載のヘ
ッドランプクリーナにおいて、前記連通部の端部に気体
の透過が可能な異物侵入阻止部材を設けた、ことを特徴
としている。
【0026】請求項4記載のヘッドランプクリーナで
は、連通部の端部に気体の透過が可能な異物侵入阻止部
材(例えば、網状部材やスリットを有する蓋部材、不織
布等)を設けたため、シリンダ内への異物(塵芥)の侵
入が確実に防止される。
【0027】特に、この異物侵入阻止部材をノズルガイ
ドの樹脂成形時に一体に形成する構成とすれば、部品点
数や加工工数の増加が防止されて一層好適である。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図1
乃至図6に基づいて説明する。
【0029】図1には本発明の実施の形態に係るヘッド
ランプクリーナ10の全体構成が断面図にて示されてい
る。
【0030】この図1に示される如く、ヘッドランプク
リーナ10は、シリンダ12を備えている。シリンダ1
2は、両端にそれぞれ開口部14、16を有する円筒状
とされている。このシリンダ12の一端側開口部14に
は、この開口部14を被覆するシリンダボトム部18が
設けられている。
【0031】このシリンダボトム部18は、外径がシリ
ンダ12の外径と略同径の係合部20と、外径がシリン
ダ12の内径と略同径の嵌合部22とを有し、嵌合部2
2がシリンダ12内へ挿入(嵌合)されると共に係合部
20がシリンダ12の開口部14端部に係合した状態で
配置される。この状態でシリンダボトム部18は、係合
部20の外周端部に設けられた凹部24にシリンダ12
の開口部14外側に設けられた爪26が係合される(爪
26をかしめる)ことでシリンダ12からの抜け落ちが
防止されている。
【0032】このシリンダボトム部18のシリンダ12
外側端部からは、これと一体の供給口としてのチューブ
ジョイント部28が立設されており、このシリンダボト
ム部18及びチューブジョイント部28にはシリンダ1
2の内部と連通された供給孔30が設けられている。こ
のチューブジョイント部28には、洗浄液タンクに接続
された洗浄液ポンプと連通された耐圧チューブ(何れも
図示省略)が接続され、供給孔30を通してシリンダ1
2内へ洗浄液を供給するようになっている。さらに、嵌
合部22の外周部にはOリング溝32が設けられ、この
Oリング溝32内に配置されたOリング34によって嵌
合部22(シリンダボトム部18)の外周部とシリンダ
12内周部との間からの洗浄液の漏洩を防止するように
なっている。
【0033】また、ヘッドランプクリーナ10は、伸縮
ノズル36を備えている。伸縮ノズル36は、長尺の円
筒状に形成されており、その一端部には外径がシリンダ
12の内径と略同径に拡径されたピストン部38が設け
られると共に、他端部には後述する噴射口96を有する
噴射ノズル76を保持するための円筒状のノズル保持部
40が一体に設けられている。また、ピストン部38を
含む伸縮ノズル36の内部は洗浄液流路42とされてい
る。この洗浄液流路42は、ピストン部38の端部で開
口されると共にノズル保持部40の内部と連通されてい
る。なお、ノズル保持部40は、その外径が伸縮ノズル
36の外径と同径とされると共に、その内径が上記の連
通部分における洗浄液流路42の内径よりも十分大きく
されている。さらに、ピストン部38を除く伸縮ノズル
36外面には、その略全長に亘って凸状のレール44が
設けられている。
【0034】この伸縮ノズル36は、中間部がシリンダ
12の他端側開口部16にシリンダ12と略同軸に挿通
された状態で、ピストン部38がシリンダ12内周面と
摺動可能にシリンダ12内に配置されている。また、ピ
ストン部38の外周部にはシール溝46が設けられてお
り、このシール溝46内には往復動シール48が配置さ
れている。これにより、シリンダ12内周面とピストン
部38の外周面及び往復動シール48とが摺動すること
で伸縮ノズル36がシリンダ12に対して往復移動可能
されると共に、往復動シール48によってピストン部3
8外周部とシリンダ12内周部との間からの洗浄液の漏
洩を防止するようになっている。
【0035】一方、シリンダ12の開口部16には、こ
の開口部16を被覆するノズルガイド50が設けられて
いる。
【0036】図2にも示される如く、ノズルガイド50
は、樹脂成形により全体として中空の筒状に形成されて
おり、先端にガイド部52を有している。ガイド部52
は、シリンダ12の外径より小径でテーパ部を含む略円
筒状とされており、その内部は伸縮ノズル36の外形
(円筒部分の外径及びレール44)に対応したガイド孔
54とされている。
【0037】また、ガイド部52のシリンダ12側に
は、係合部56が設けらている。係合部56は、ガイド
部52と同軸の短円筒状とされ、外径がシリンダ12の
外径と略同径とされると共に、内部はガイド孔54から
連続するテーパ孔状とされている。また、係合部56の
下方からは、取付孔57が設けられたブラケット58が
一体に形成されており、車両への固定用とされている。
【0038】さらに、係合部56のガイド部52と反対
側には、嵌合部60が設けられている。嵌合部60は、
上下部分が長手方向の略全長に亘って切欠かれたガイド
部52と同軸の円筒状とされており、外径がシリンダ1
2の内径と略同径とされると共に内径がガイド孔54よ
り十分大きくされている。また、嵌合部60の先端部分
は面取りされており、シリンダ12内への挿入を容易に
している。この嵌合部60の内部は係合部56のテーパ
孔部を通じてガイド孔54と連通されており、係合部5
6のテーパ孔部との境界に段部62が形成されている。
【0039】この嵌合部60の上下の切欠き部分には、
それぞれフック64が設けられている。各フック64
は、一端部が係合部56に接続された状態で嵌合部60
の周方向端部との間にスリット65を挟んで嵌合部60
の長手方向に沿って設けられ、嵌合部60と同軸同径の
円弧状断面に形成され、径方向への弾性変形可能とされ
ている。また、フック64の長さは嵌合部60と同寸法
とされている。これら各フック64の他端部には、係合
爪66が設けられている。各係合爪66の先端部は、嵌
合部60と同様に面取りされている。
【0040】さらに、2つの係合爪66のうち、下方に
位置する係合爪66には連通部としての連通孔68が設
けられている。図3に底面図にて示される如く、この連
通孔68の外端部には異物侵入阻止部材としての網70
が一体に形成されており、この網70のメッシュ(網目
の密度)は車両内においてシリンダ12へ侵入が想定さ
れる塵芥の大きさに応じて決められている。
【0041】一方、シリンダ12の開口部16近傍の円
筒部分(周壁)には、各フック64の係合爪66とそれ
ぞれ係合可能な2つの係合孔72が設けられている。
【0042】図1及び図4に示される如く、ノズルガイ
ド50は、伸縮ノズル36の先端に設けられたノズル保
持部40から伸縮ノズル36の中間部を挿通させた状態
で嵌合部60及びフック64をシリンダ12内に挿入す
ることでシリンダ12に保持されるようになっている。
すなわち、フック64をノズルガイド50(シリンダ1
2)の径方向内側へ弾性変形させつつ嵌合部60と共に
開口部16からシリンダ12内へ挿入し係合爪66が係
合孔72との係合位置に到達すると、係合部56がシリ
ンダ12の開口部16端面に当接すると共にフック64
の弾性変形が解除されて係合爪66が係合孔72に係合
されるようになっている。これにより、ノズルガイド5
0は、シリンダ12へのそれ以上の挿入及びシリンダ1
2からの脱落が阻止されたシリンダ12への保持状態と
なる。
【0043】この状態では、ノズルガイド50は、シリ
ンダ12の開口部16を被覆してシリンダ12内への水
や塵芥の侵入を防止すると共にガイド部52のガイド孔
54が伸縮ノズル36を軸方向に回転することなく長手
方向に沿って摺動可能に支持する構成である。また、こ
の状態では、ノズルガイド50の係合爪66に設けられ
た連通孔68がシリンダ12の係合孔72を通じてシリ
ンダ12の外部と連通されている。これにより、ノズル
ガイド50と伸縮ノズル36のピストン部38との間に
おけるシリンダ12の内部と外部とが連通孔68によっ
て連通される構成である。
【0044】また、ノズルガイド50と伸縮ノズル36
のピストン部38との間には、圧縮コイルスプリング7
4が配置されている。圧縮コイルスプリング74は、そ
の外形を円筒形とみなした場合の内径が伸縮ノズル36
の外径にレール44の高さを加えた寸法より大きくされ
ると共に、同外径が嵌合部60及びフック64が形成す
る円筒の内径より小径とされている。この圧縮コイルス
プリング74は、内部に伸縮ノズル36の中間部を挿通
しかつ圧縮された状態で、一端部が伸縮ノズル36のピ
ストン部38の端面に当接されると共に他端部がノズル
ガイド50の段部62に当接されている。
【0045】これにより、伸縮ノズル36は、通常は圧
縮コイルスプリング74によってシリンダ12の開口部
14側へ付勢され、その大部分がシリンダ12内に位置
する短縮状態とされる構成である。
【0046】一方、チューブジョイント部28を通して
シリンダ12内へ供給される洗浄液の液圧によりピスト
ン部38に作用する駆動力によって伸縮ノズル36が圧
縮コイルスプリング62の付勢力に抗してシリンダ12
に対して伸長した状態では、シリンダ12内に位置する
ノズルガイド50の嵌合部60先端部及びフック64
(係合爪66)先端部にピストン部38が当接されるよ
うになっている。この嵌合部60及びフック64は、ピ
ストン部38が当接した状態で後述する噴射ノズル76
が所定の噴射位置に到達するように、その長さ寸法が決
められている。
【0047】また、伸縮ノズル36のノズル保持部40
には、噴射ノズル76が設けられている。図5に拡大図
で示される如く、このノズル保持部40内の洗浄液流路
42との連通部分は段部78とされており、この段部7
8の洗浄液流路42端部廻りには、ノズル保持部40及
び洗浄液流路42と同軸で環状に形成されたシール溝8
0が設けられている。このシール溝80の外側壁(中心
向きの側壁)はノズル保持部40の円筒部分の内周面と
一致されている。さらに、図6にも示される如く、ノズ
ル保持部40の開口された先端近傍の円筒部分には、後
述するノズルベース90の係合爪100と係合可能な3
個の係合孔82が設けられている。
【0048】このノズル保持部40内には、弾性変形可
能なバルブシートシール84が配置されている。このバ
ルブシートシール84は、中央部に洗浄液流路42に対
応した透孔86を有するリング状に形成されている。ま
た、バルブシートシール84の外周部には、軸方向に沿
ってノズル保持部40の底部側へ立設された環状突起8
8A、及び軸方向に沿ってノズル保持部40の開口部側
へ立設された環状突起88Bがそれぞれ設けられてい
る。このうち環状突起88Aは、ノズル保持部40に設
けられたシール溝80に対応した寸法形状とされてい
る。
【0049】また、噴射ノズル76は、ノズルベース9
0を備えている。ノズルベース90は、外径がノズル保
持部40の内径と略同径でノズル保持部40と同軸の円
筒状の内ボディ部92と、先端が内ボディ部92の軸線
に対して略直角に屈曲されると共に内径が拡大されたチ
ップ保持部94とを有し、チップ保持部94の先端には
噴射口96を有するノズルチップ98が嵌着されてい
る。このノズルチップ98の噴射口96は、車両へ搭載
され伸縮ノズル36がシリンダ12に対して伸長された
状態では、図示しないヘッドランプへ向けて洗浄液を噴
射可能に配置されている。
【0050】一方、内ボディ部92の外周部には、ノズ
ル保持部40の係合孔82と係合可能な係合爪100が
設けられ、内ボディ部92がノズル保持部40内へ嵌入
された状態では係合爪100が係合孔82に係合してノ
ズルベース90のノズル保持部40からの脱落が防止さ
れるようになっている。また、ノズル保持部40の底部
76側へ向けて開口された内ボディ部92の内径は、ノ
ズル保持部40のシール溝80の内側壁(径方向外向き
の側壁)と略同径とされている。これにより、係合爪1
00と係合孔82との係合状態では、内ボディ部92の
軸方向端面がバルブシートシール84の環状突起88B
を押圧して、ノズル保持部40のシール溝80と内ボデ
ィ部92の軸方向端面との間において環状突起88A、
88Bが弾性変形されたバルブシートシール84が密着
保持される構成である。
【0051】さらに、内ボディ92の内部は、弁収容部
102とされている。図6にも示される如く、弁収容部
102内周面からは、弁収容部102の軸心部へ向けて
複数の(本実施の形態では4箇所)凸部104が突出さ
れている。各凸部104は、内ボディ部92の軸線に沿
って長手方向とされた棒状または板状とされており、各
凸部104の径方向内側端部を結ぶ仮想円の直径は洗浄
液流路42(バルブシートシール84の透孔86)内径
より十分に大径とされている。
【0052】この弁収容部102は、チップ保持部94
に設けられ洗浄液流路42と略同径の洗浄液流路106
と連通されており、この連通部はコニカル状に形成され
ている。そして、各凸部104のチップ保持部94側の
終端部もこのコニカル状の連通部に対応して傾斜されて
おり、この傾斜部がスプリング受け部108とされてい
る。なお、洗浄液流路106は、チップ保持部94の外
形に合わせて略直角に屈曲されると共に上記の通り屈曲
後の内径が拡大されており、ここに嵌着されたノズルチ
ップ98の噴射口96に連通されている。
【0053】また、弁収容部102の内部には、チェッ
クバルブを構成する球状弁110及び圧縮コイルスプリ
ング112が配置されている。球状弁110は、バルブ
シートシール84の透孔86より十分大径とされると共
に弁収容部102の各凸部104の径方向内側端部を結
ぶ仮想円より若干小径とされ、この各凸部104によっ
て弁収容部102の径方向の移動は制限されつつ、弁収
容部102の軸方向への移動可能に配置されている。こ
れにより、球状弁110がバルブシートシール84の透
孔86内周縁部に当接した状態では、この透孔86(洗
浄液流路42)が閉塞されてノズルベース90内への洗
浄液の供給が阻止され、球状弁110が透孔86から離
反した状態では、洗浄液が各凸部104の間の空間を通
ってノズルベース90内へ供給される構成である。
【0054】さらに、圧縮コイルスプリング112は、
所定量圧縮されると共に一端部がスプリング受け部10
8に係合された状態で他端部が球状弁110に当接され
ている。これにより、通常は、球状弁110が圧縮コイ
ルスプリング112によって内ボディ部92の軸方向に
沿ってノズル保持部40の底部側(洗浄液流路42の端
部側)へ付勢された状態で、バルブシートシール84の
透孔86内周縁に当接される構成である。
【0055】以上説明したヘッドランプクリーナ10
は、ノズルガイド50に設けられたブラケット58によ
って車両の適宜位置(例えば、前部バンパ内)に取り付
けられるようになっている。
【0056】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
【0057】上記構成のヘッドランプクリーナ10で
は、通常(洗浄液ポンプの非作動状態において)は、圧
縮コイルスプリング62の付勢力によって伸縮ノズル3
6はシリンダ12に対する短縮状態とされ、例えば、伸
縮ノズル36が車両の前部バンパ内ヘ収容されている。
【0058】また、この状態では、圧縮コイルスプリン
グ112の付勢力によって球状弁110がバルブシート
シール84の透孔86内周縁に当接され、ノズルベース
90(噴射口96)への洗浄液の供給が阻止されてい
る。なお、この状態において、洗浄液は耐圧チューブ
内、シリンダ12のピストン部38とシリンダボトム部
18との間や伸縮ノズル36の洗浄液流路42内(すな
わち、球状弁110の上流部)に充填されている。
【0059】洗浄液ポンプが作動されると、洗浄液の液
圧が上昇し、この液圧によりピストン部38に作用する
駆動力によってピストン部38(往復動シール48)が
圧縮コイルスプリング62の付勢力に抗してシリンダ1
2に対して摺動する。このピストン部38の摺動によ
り、伸縮ノズル36がシリンダ12に対して伸長する。
このピストン部38がノズルガイド50のフック64
(係合爪66)端部及び嵌合部60端面に当接すると、
それ以上の伸縮ノズルの伸長が規制されて伸縮ノズル3
6の先端部に配置された噴射ノズル76がヘッドランプ
への洗浄液噴射可能位置に到達する。
【0060】この状態で、さらに洗浄液の液圧が上昇す
ると、この液圧により球状弁110に作用する駆動力に
よって圧縮コイルスプリング112の付勢力に抗して球
状弁110がバルブシートシール84の透孔86から離
反されて透孔86の閉塞状態が解除される。透孔86の
閉塞状態が解除されると、洗浄液は透孔86、弁収容部
102の各凸部104間の空間、洗浄液流路106を通
ってノズルチップ98の噴射口96へ供給され、噴射口
96からヘッドランプへ向けて噴射される。
【0061】ここで、ノズルガイド50の係合爪66に
は、このノズルガイド50と伸縮ノズル36のピストン
部38との間におけるシリンダ12内外を連通する連通
孔68が設けられているため、ピストン部38のシリン
ダ12に対する開口部16側への相対移動時(伸縮ノズ
ル36の伸長時)にはシリンダ12内の空気が連通孔6
8から排出される。一方、ピストン部38のシリンダ1
2に対する開口部14側への相対移動時(伸縮ノズル3
6の短縮時)には連通孔68からシリンダ12内へ空気
が吸入される。このため、ピストン部38に作用するシ
リンダ12内の空気による抵抗力が抑制される。
【0062】これにより、ヘッドランプクリーナ10の
作動時には、伸縮ノズル36(ピストン部38)は所定
の液圧によって駆動され、噴射ノズル76が所定の噴射
位置に到達する前に噴射口96から洗浄液が噴射される
ことが防止される。すなわち、伸縮ノズル36の駆動液
圧が洗浄液の噴射(チェックバルブ部の作動液圧)液圧
を上回ることが防止される。一方、ヘッドランプクリー
ナ10の作動停止時には、伸縮ノズル36は圧縮コイル
スプリング74の付勢力により確実に初期位置(例え
ば、上記フロントバンパ内)に復帰する。
【0063】また、連通孔68がピストン部38の行程
外に位置するノズルガイド50に設けられているため、
従来の如くシリンダ12に連通孔68を設ける場合の如
くシリンダ12が長くなることはない。
【0064】さらに、ノズルガイド50は樹脂製であ
り、その樹脂成形時に連通孔68が一体に設けられるた
め、この連通孔68を設けるための別途の加工が不要と
なり低コストとなる。
【0065】このように、上記構成のヘッドランプクリ
ーナ10では、シリンダ12を大型化することなく伸縮
ノズル36(ピストン部38)の移動に伴う空気の圧縮
抵抗を排除できる。
【0066】またここで、シリンダ12の係合孔72に
係合される係合爪66に連通孔68が設けられているた
め、換言すれば、ノズルガイド50をシリンダ12に保
持するためにシリンダ12内に位置する係合爪66に連
通孔68が設けられているため、シリンダ12のみなら
ずノズルガイド50が長くなることもない。
【0067】また、連通孔68の長さ(係合爪66の連
通孔68設置部位の厚さ)は、シリンダ12の円筒部の
肉厚にフック64の肉厚を加えた長さ(厚さ)となるた
め、連通孔68をシリンダ12に直接設けた構成と比較
してシリンダ12内への塵芥の侵入を抑制することがで
きる。
【0068】さらに、係合爪66がシリンダ12の内部
からシリンダ12の周壁に設けられた係合孔72に係合
され、このシリンダ12内部に位置する係合爪66の先
端部が嵌合部60の先端部と共にピストン部38の移動
を規制するストッパとして機能するため、ピストン部3
8が所定の行程を超えて移動され連通孔68から洗浄液
が溢出することがない。また、ピストン部38の移動を
規制するためのストッパ部材を別個に設ける必要がな
く、部品点数の削減が図られる。
【0069】さらにまた、連通孔68の外端部に気体の
透過が可能な異物侵入阻止部材としての網70を設けた
ため、シリンダ12内への異物(塵芥)の侵入が確実に
防止される。特に、この網70はノズルガイド50の樹
脂成形時に一体に形成されるため、網70を設けること
に伴う部品点数や加工工数の増加が防止される。 (ノズルガイドの変形例)上記の実施の形態では、ノズ
ルガイド50と伸縮ノズル36のピストン部38との間
におけるシリンダ12の内外を連通するために、連通孔
68をノズルガイド50の係合爪66に設けた構成とし
たが、以下に図7及び図8に基づいて説明する変形例に
係る構成としても良い。
【0070】なお、上記実施の形態と基本的に同一の部
品及び部分には、上記実施の形態と同一の符号を付して
その説明を省略する。
【0071】図7(A)には第1の変形例に係るノズル
ガイド120が底面図にて示されている。このノズルガ
イド120では、下方に位置する係合爪66に代えて係
合爪122が設けられている。この係合爪122の面取
り部分との境界部の周方向端部には、係合爪122の全
厚さに亘って連通部としての切欠き部124が設けられ
ている。
【0072】これにより、ノズルガイド120のシリン
ダ12への保持状態では、ノズルガイド120とピスト
ン部38との間におけるシリンダ12の内外が切欠き部
124によって連通される構成である。
【0073】この構成によっても、上記実施の形態と同
様の作用効果が得られる。
【0074】また、図7(B)には、第2の変形例に係
るノズルガイド130が底面図にて示されている。この
ノズルガイド130では、下方に位置する係合爪66に
代えて係合爪132が設けられている。この係合爪13
2の周方向端部には、フック64の長手方向に沿って係
合爪132の先端まで切欠かれた連通部としての切欠き
部134が設けられている。
【0075】これにより、ノズルガイド130のシリン
ダ12への保持状態では、ノズルガイド130とピスト
ン部38との間におけるシリンダ12の内外が切欠き部
134によって連通される構成である。
【0076】この構成によっても、上記実施の形態と同
様の作用効果が得られる。
【0077】なお、上記第1及び第2の変形例に係る構
成においては、一体に形成される網70に代えて別部材
としての網状のカバー部材を設けることが望ましい。
【0078】さらに、図8には、第3の変形例に係るノ
ズルガイド140が斜視図にて示されている。ノズルガ
イド140では、下方に位置するフック64の係合爪6
6には連通孔68が設けられず、これに代えて係合部5
6の外端面から連通部としての連通孔142が設けられ
ている。図示は省略するが、この連通孔142は段部6
2に至っており、ノズルガイド140の係合部56の前
後を連通している。また、この連通孔142の外端部に
は、網144が樹脂成形により一体に設けられている。
【0079】これにより、ノズルガイド140のシリン
ダ12への保持状態では、ノズルガイド140とピスト
ン部38との間におけるシリンダ12の内外が連通孔1
42によって連通される構成である。
【0080】この構成によっても、上記実施の形態と同
様の作用効果が得られる。
【0081】また、この構成においては、ノズルガイド
140が係合爪66(フック64)と係合孔72とによ
ってシリンダ12に保持されることには限定されず、例
えば、フック64を省略してシリンダボトム部18の如
く凹部24と爪26とによってノズルガイド140をシ
リンダ12に保持する構成としても良い。
【0082】なお、上記の実施の形態及び変形例では、
網70または別部材としての網状のカバー部材をノズル
ガイド50、120、130の連通孔68または切欠き
部124、134に設けた構成としたが、本発明はこれ
に限定されず、例えば、網状のカバー部材をシリンダ1
2の係合孔72外端面に設けた構成としても良い。ま
た、ノズルガイド140の網144に代えて別部材とし
ての網状のカバー部材を設けても良いことは言うまでも
ない。さらに、異物侵入阻止部材としては、網70、1
44や網状のカバー部材に限定されることはなく、例え
ば、スリットを備えたカバー部材や不織布等を用いても
良い。
【0083】また、上記の実施の形態及び変形例では、
ノズルガイド50、120、130、140が係合部5
6や嵌合部60を備えた好ましい構成としたが、本発明
はこれに限定されず、ノズルガイド50等が係合部56
及び嵌合部60の一方または双方を備えない構成として
も良い。したがって、例えば、ノズルガイド50がガイ
ド部52(ガイド孔54、段部62を含む)及びフック
64(係合爪66、連通孔68を含む)のみで構成され
ていても良い。
【0084】さらに、上記の実施の形態及び変形例で
は、ノズルガイド50、120、130、140が車両
への固定用のブラケット58を備えた構成としたが、本
発明はこれに限定されず、ノズルガイド50等がブラケ
ット58を備えない構成としても良い。
【0085】さらにまた、上記の実施の形態及び変形例
では、ノズルガイド50、120、130、140が1
部品より成る構成としたが、本発明はこれに限定され
ず、例えば、ノズルガイド50等が上下に2分割された
構成としても良い。この構成は、例えば、噴射ノズル7
6を保持するノズル保持部40の外径が伸縮ノズル36
の外径より大きい場合や、伸縮ノズル36に噴射ノズル
76を組付けた後にノズルガイド50等を組付ける場合
に採用されることが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るヘッドランプクリー
ナの全体構成を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るヘッドランプクリー
ナを構成するノズルガイドを示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るヘッドランプクリー
ナを構成するノズルガイドを示す底面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るヘッドランプクリー
ナを構成するノズルガイドのシリンダへの保持状態を示
す拡大断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るヘッドランプクリー
ナを構成する噴射ノズルを示す拡大断面図である。
【図6】図5の6−6線に沿った断面図である。
【図7】(A)はノズルガイドの第1の変形例を示す底
面図、(B)はノズルガイドの第2の変形例を示す底面
図である。
【図8】ノズルガイドの第3の変形例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 ヘッドランプクリーナ 12 シリンダ 16 開口部 36 伸縮ノズル 38 ピストン部 50 ノズルガイド 66 係合爪 68 連通孔(連通部) 70 網(異物侵入阻止部材) 72 係合孔 96 噴射口 120、130、140 ノズルガイド 122、132 切欠き部(連通部) 142 連通孔(連通部) 144 網(異物侵入阻止部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側が開口されると共に他端側から洗
    浄液が供給されるシリンダと、一端部に設けられた前記
    洗浄液の噴射口が前記シリンダ外に位置すると共に他端
    部に設けられたピストン部が前記シリンダ内に摺動可能
    に配置された伸縮ノズルと、前記伸縮ノズルの中間部を
    挿通した状態で前記シリンダの開口部を被覆すると共に
    前記伸縮ノズルを摺動可能に支持する樹脂製のノズルガ
    イドとを備え、前記シリンダに供給される洗浄液の液圧
    によって前記ピストン部を前記開口部側へ相対移動させ
    るヘッドランプクリーナであって、 前記ノズルガイドと前記ピストン部との間における前記
    シリンダ内部を当該シリンダ外部と連通する連通部を、
    前記ノズルガイドに設けた、 ことを特徴とするヘッドランプクリーナ。
  2. 【請求項2】 前記シリンダの周壁に設けられた係合孔
    と、前記ノズルガイドに設けられ前記係合孔に係合可能
    でかつ前記連通部が設けられた係合爪とを備え、 当該係合孔と当該係合爪とが係合されることで前記ノズ
    ルガイドが前記シリンダに保持される、 ことを特徴とする請求項1記載のヘッドランプクリー
    ナ。
  3. 【請求項3】 前記係合爪は、前記シリンダの内部から
    前記係合孔に係合され、前記シリンダ軸方向の端部が前
    記ピストン部の移動を規制する、ことを特徴とする請求
    項2記載のヘッドランプクリーナ。
  4. 【請求項4】 前記連通部の端部に気体の透過が可能な
    異物侵入阻止部材を設けた、ことを特徴とする請求項1
    乃至請求項3の何れか1項記載のヘッドランプクリー
    ナ。
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