JP2005178568A - 車輌用照明灯の洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 良好な整流機能を確保しつつ小型化及び製造コストの低減を図る。
【解決手段】 洗浄水が供給される供給用流路23を有する供給部16と、該供給部の供給用流路に供給された洗浄水が噴射される噴射口22を有する噴射部18一方に開口された開口部15bとを有するヘッド部15と、該ヘッド部の上記開口部を閉塞する蓋部材26とを設け、上記供給部とヘッド部を噴射ノズル14として一体に形成し、ヘッド部の内部に供給用流路と噴射口と開口部とに連通する空間部15aを形成し、供給部に供給用流路の径がヘッド部の上記空間部に近付くに従って小さくなる絞り部23aを形成した。
【選択図】 図5

Description

本発明は車輌用照明灯の洗浄装置についての技術分野に関する。詳しくは、良好な整流機能を確保しつつ小型化及び製造コストの低減を図る技術分野に関する。
車輌用照明灯、例えば、車両用前照灯等の表面を洗浄する洗浄装置がある。
このような洗浄装置には、洗浄水を噴射するための噴射ノズルと該噴射ノズルを保持するノズルホルダーとを備えたタイプがある(例えば、特許文献1参照)。
特開昭63−65966号公報
ところで、洗浄装置においては、噴射ノズルに供給される洗浄水を整流し噴射口から噴射される洗浄水を細粒化するために、噴射ノズルの内部にカラーが配置される場合がある。
ところが、噴射ノズルの内部にカラーを配置すると、カラーが噴射ノズルとは別部品であるため、洗浄装置の部品点数が多くなると共にカラーを配置するための組立工程が必要となり、洗浄装置の製造コストの上昇を来たすという問題がある。特に、特許文献1に記載された洗浄装置のように、噴射ノズルがノズルホルダーに保持されたタイプにあっては、噴射ノズルとノズルホルダーの他にカラーが存在するため、3つの部品が必要となってしまう。
また、噴射ノズルとは別部品であるカラーを設けることにより、その分の配置スペースを必要とし、洗浄装置が大型になってしまうおそれもある。
そこで、本発明車輌用照明灯の洗浄装置は、上記した問題点を克服し、良好な整流機能を確保しつつ小型化及び製造コストの低減を図ることを課題とする。
本発明車輌用照明灯の洗浄装置は、上記した課題を解決するために、洗浄水が供給される供給用流路を有する供給部と、該供給部の供給用流路に供給された洗浄水が噴射される噴射口を有する噴射部と一方に開口された開口部とを有するヘッド部と、該ヘッド部の上記開口部を閉塞する蓋部材とを設け、上記供給部とヘッド部を噴射ノズルとして一体に形成し、ヘッド部の内部に供給用流路と噴射口と開口部とに連通する空間部を形成し、供給部に供給用流路の径がヘッド部の上記空間部に近付くに従って小さくなる絞り部を形成したものである。
従って、本発明車輌用照明灯の洗浄装置にあっては、供給部の絞り部によって洗浄水が整流される。
本発明車輌用照明灯の洗浄装置は、洗浄水が供給される供給用流路を有する供給部と、該供給部の供給用流路に供給された洗浄水が噴射される噴射口を有する噴射部と一方に開口された開口部とを有するヘッド部と、該ヘッド部の上記開口部を閉塞する蓋部材とを備え、上記供給部とヘッド部が噴射ノズルとして一体に形成され、ヘッド部の内部には供給用流路と噴射口と開口部とに連通する空間部が形成され、供給部に供給用流路の径がヘッド部の上記空間部に近付くに従って小さくなる絞り部を形成したことを特徴とする。
従って、絞り部によって良好の整流機能が確保され、良好な整流機能を確保しつつ洗浄装置の部品点数の削減及び組立工数の削減を図ることができ、製造コストの低減を図ることができる。
また、洗浄水を整流するために噴射ノズルとは別部品であるカラーを設ける必要がないため、その分の配置スペースを必要とせず、洗浄装置の小型化を図ることができる。
請求項2に記載した発明にあっては、噴射部に、噴射口の内側に連続する空間より噴射口の面積を小さくする立壁部を設けたので、噴射口から洗浄水が噴射される直前において立壁部によって流路が変化されて乱流が生じ、車輌用照明灯に一定の広がりを有した状態の洗浄水が噴射され、洗浄効率の向上を図ることができる。
請求項3に記載した発明にあっては、ヘッド部の噴射口の近傍に、該噴射口から噴射された洗浄水の噴射範囲を規制する規制部を設けたので、車輌用照明灯以外の不必要な部分に対する洗浄水の噴射を防止することができると共に噴射範囲の過度の広がりによって生じ得る洗浄力の低下を防止することができる。
請求項4に記載した発明にあっては、車輌用照明灯の洗浄時に車体から外側へ突出され、非洗浄時に車体の内側に収納されるようにしたので、必要な場合にのみ洗浄装置が車体から突出され、非使用時において車両の良好な見栄えを確保することができると共に洗浄装置の損傷の防止を図ることができる。
また、非洗浄時には車体の内側に収納されるため、その分、洗浄装置の小型化を図ることができる。
以下に、本発明車輌用照明灯の洗浄装置の最良の形態を添付図面に従って説明する。以下に示す最良の形態は、本発明車輌用照明灯の洗浄装置を車輌用前照灯の洗浄装置に適用したものである。尚、本発明の適用範囲は車輌用前照灯の洗浄装置に限られることはなく、本発明は、車輌に備えられる全ての照明灯の洗浄装置に広く適用することができる。
先ず、車輌用前照灯の概要について説明する(図1参照)。
車輌用前照灯100は照射ユニット101を備え、該照射ユニット101はレンズカバー102とレンズボデイ103とによって画成された空間104内に配置されている。
照射ユニット101はインナーパネル105と、該インナーパネル105の後端部に取り付けられた反射鏡106と、該反射鏡106に取り付けられた光源107と、該光源107から前方へ向けて出射された光を投影する投影レンズ108とを備え、該投影レンズ108がインナーパネル105に形成された開口105aから前方に突出されている。反射鏡106によって形成された空間109には遮光部材110が配置されている。遮光部材110は光源107の前方に位置され、光源107から出射された下向きの光を遮ると共に車輌用配光における明暗境界を限定する役割を果たす。
レンズカバー102の下側にはカバー体111が配置され、該カバー体111は、透明材料によって形成されたレンズ部111aと、不透明材料によって形成された反射部111bとによって構成されている。カバー体111にあっては、レンズ部111aを通して反射部111bが視認され、反射部111bの後方に配置された後述する洗浄装置は視認されないようになっている。
尚、カバー体111は、例えば、バンパーに形成された開口を開閉するための部材であってもよい。
カバー体111には後方へ突出された取付部112が設けられている。レンズボデイ103の下面部103aには、その下側へ突出された保持部材113、113が取り付けられている。
次に、洗浄装置について説明する。
洗浄装置1は、その本体部2がレンズボデイ103の下面部103aに設けられた保持部材113、113に保持されている(図1参照)。
本体部2はシリンダー3と該シリンダー3に前後方向へ摺動自在に支持されたピストン4とを備えている(図1及び図2参照)。
シリンダー3は、図3に示すように、前後に長い円筒部3aと該円筒部3aの前縁に設けられた内フランジ部3bとが一体に形成されて成る。
ピストン4は前後方向に長い略円筒状に形成され、前後方向における長さがシリンダー3の円筒部3aより稍長く形成されている。ピストン4の前端部は給水連結部4aとして設けられ、他の部分より外径が稍小さくされている。給水連結部4aには外方へ突出された係合突起4b、4bが設けられている。ピストン4の内部には、その前端寄りの位置にバネ掛け突部4cが設けられている。ピストン4の後端寄りの位置には外方へ張り出されたストッパー突部4dが設けられ、該ストッパー突部4dの後側に、例えば、ゴム材料等によって形成された摺動リング5が外嵌状に取り付けられている。
ピストン4がシリンダー3に支持された状態において、摺動リング5がシリンダー3の内面に密着される。ピストン4はストッパー突部4dがシリンダー3の内フランジ部3bに接する状態までシリンダー3に対して前方へ移動可能とされる。
カバー体111は、ピストン4に連結された後述する給水体から突出された取付部112に取り付けられている(図1参照)。
シリンダー3の後端部にはバックキャップ6が外嵌状に取り付けられている。バックキャップ6は略円筒状に形成された被取付部6aと該被取付部6aの後端に設けられ被取付部6aから上方へ突出された連結パイプ部6bとが一体に形成されて成り、内部にバネ支持突部6cが設けられている。バックキャップ6の連結パイプ部6bは図示しない圧力ポンプに連結され、該圧力ポンプは図示しない洗浄水タンクに連結されると共に図示しない車体内部又は車輌用前照灯100に固定されている。
バックキャップ6は被取付部6aがシリンダー3の後端部に取り付けられている。被取付部6aがシリンダー3の後端部に取り付けられた状態において、ピストン4のバネ掛け突部4cとバックキャップ6のバネ支持突部6cとの間に引張コイルバネ7が張設される。従って、ピストン4は引張コイルバネ7によって後方、即ち、シリンダー3の内部に引き込まれる方向へ付勢される。
ピストン4の給水連結部4aには給水体8が連結されている(図3参照)。給水体8は、バルブ配置部9と該バルブ配置部9から互いに反対方向へ突出された洗浄水供給管10及び連結管11とから成る。
バルブ配置部9の内部空間9aは洗浄水供給管10及び連結管11に連通されている。バルブ配置部9の内部には、該バルブ配置部9の下面部から上方へ突出された止水壁9bが設けられている。バルブ配置部9の内部にはチェックバルブ12が配置されている。
チェックバルブ12は略円板状に形成された主部12aと該主部12aの中央部から下方へ突出された突部12bとを有し、主部12aの中央部上面に受部12cが設けられている。チェックバルブ12の上面には皿バネ13が配置され、該皿バネ13の中央部が受部12cに弾接されている。
皿バネ13とチェックバルブ12は、各外周部が密着された状態でバルブ配置部9の内部において取り付けられている。チェックバルブ12は、該チェックバルブ12に所定以上の水圧が付与されていない状態において、主部12aの下面が皿バネ13のバネ力によって止水壁9bの上縁に弾接される。従って、チェックバルブ12が止水壁9bに弾接された状態においては、バルブ配置部9の内部空間9aが止水壁9bを挟んで前後に2つの空間に分離されている。
連結管11はバルブ配置部9から後方へ突出され、係合孔11a、11aを有している。連結管11は係合孔11a、11aにそれぞれピストン4の係合突起4b、4bが係合されることにより給水連結部4aに連結されている。
給水体8の洗浄水供給管10には噴射ノズル14が圧入によって連結されている(図3参照)。噴射ノズル14はヘッド部15と供給部16とが一体に形成されて成る(図4及び図5参照)。
ヘッド部15は上下に延びる略円筒状に形成された筒部17と該筒部17の上側開口を閉塞するように設けられた噴射部18とから成る。噴射部18はルーフ部19と側壁部20、20と突壁部21とによって構成されている。
ルーフ部19は筒部17の前縁から略後方へ突出するように設けられ、先端部が略半円形状に形成されている。ルーフ部19の先端縁には下方へ突出された立壁部19aが設けられている。
側壁部20、20はそれぞれルーフ部19の左右に連続して設けられ、筒部17の左右両側縁から上方へ突出するように設けられている。側壁部20、20にはそれぞれルーフ部19に連続して後方へ行くに従って互いに左右に離隔する傾斜面が形成され、該傾斜面が規制部20a、20aとして形成されている。規制部20a、20aは開き角度θ(図4参照)が、例えば、約80°とされ、噴射部18から噴射される洗浄水の左右方向における噴射角度を規制する役割を果たす。
突壁部21は筒部17の後縁から前方へ突出するように設けられ、ルーフ部19の後方かつ下方に位置されている。突壁部21の先端縁はルーフ部19の先端縁に対応した円弧状に形成されている。
ルーフ部19の立壁部19aと突壁部21との間には開口が形成され、この開口が洗浄水を噴射するための噴射口22として形成されている。噴射口22は左右方向に延びるように横長に形成され、立壁部19aによって噴射口22の内側の空間より面積が小さくされている。即ち、図5に示すように、噴射口22の上下幅H1は噴射口22の直ぐ内側の空間の上下幅H2に比し小さくされている。
噴射ノズル14の供給部16はヘッド部15の筒部17から後方へ突出されている。供給部16は略円筒状に形成され、その内部空間は洗浄水が供給される供給用流路23として形成されている。供給用流路23は、図5に示すように、その前端部を除いてヘッド部15の内部の空間部15aに近付くに従って径が小さくなる絞り部23aとして形成されている。供給用流路23の前端部は径が同じにされた同径部23bとして形成されている。従って、供給用流路23は絞り部23aの外側開口の径が最も大きくされている。
供給部16の供給用流路23はヘッド部15の空間部15aに連通され、該空間部15aはヘッド部15の下方側の開口部15b及び噴射口22に連通されている。
供給部16はその首部24と連結部25の外形状が異なるように形成され、首部24は外面が円周面状に形成され、連結部25は外面が球面状に形成されている。連結部25の最大外径は首部24の外径より稍大きくされている。
噴射ノズル14のヘッド部15の下方側の開口部15bは、蓋部材26によって閉塞される。蓋部材26は内嵌部27と該内嵌部27の前端部下縁から前方へ突出された受け突部28とが一体に形成されて成る。内嵌部27の上面の後端側の部分は、後方へ行くに従って下方へ傾斜され、この傾斜面が第1の制御面27aとして形成されている。また、内嵌部27の上面の第1の制御面27aの前端に連続された部分は、供給用流路23の軸方向と平行な第2の制御面27bとして形成されている。
蓋部材26は、内嵌部27が空間部15aに下側から挿入されてヘッド部15に圧入状態で取り付けられ、開口部15bを閉塞する。蓋部材26がヘッド部15に取り付けられた状態においては、受け突部28が筒部17の下面に当接され、第1の制御面27aの後端が供給用流路23の前側開口縁の下端に略一致される。従って、供給用流路23から空間部15aに供給された洗浄水は第1の制御面27aに沿って流路が制御されて噴射口22へ向けて円滑に流動される。
ここで、空間部15aと同径部23bの体積比(又は空間部15aと同径部23bの断面積比)とを調整することにより、洗浄水の所望の噴射量、広がり、パターン等を確保することができる。即ち、蓋部材26の第1の制御面27aと第2の制御面27bの位置を調整することにより、空間部15aの形状を変化させる。空間部15aの同径部23bに対する断面積を2乃至5倍にし、空間部15aの同径部23bに対する体積を10乃至40倍にすることにより、洗浄水の噴射パターンの広がり具合及び噴射密度の最適化を図ることが可能となる。
尚、同径部23bの体積は、その半径d/2及び長さl(図5参照)から算出され、同径部23bの断面積は、供給用流路23の軸方向に平行な断面であり、直径d及び長さl(図5参照)の積によって算出される。
噴射ノズル14は供給部16が給水体8の洗浄水供給管10に圧入状態で挿入されて連結される。供給部16が洗浄水供給管10に連結された状態においては、外面が球面状に形成された連結部25が洗浄水供給管10の内面に接触されている。従って、噴射ノズル14は、供給部16の首部24の外面が洗浄水供給管10の前側開口縁に接する位置まで任意の方向へ傾斜可能とされ、この傾斜範囲内において噴射口22から噴射される洗浄水の噴射方向の調節が可能とされている。
また、噴射ノズル14は、供給部16の長さ方向、即ち、前後方向に延びる軸の軸回り方向へ給水体8に対して回転可能であり、この軸回り方向においても噴射口22から噴射される洗浄水の噴射方向の調節が可能とされている。
以下に、洗浄装置1の動作について説明する。
使用されていない状態、即ち、洗浄水がシリンダー3に供給されていない非洗浄時においては、シリンダー3の内部に配置された引張コイルバネ7のバネ力によって、ピストン4がその先端部を除いてシリンダー3の内部に引き込まれた状態とされている(図1及び図3参照)。
洗浄水タンクから洗浄水が圧力ポンプによってシリンダー3の内部に圧送されてくると、洗浄水はシリンダー3から給水体8のバルブ配置部9まで供給される。シリンダー3内における洗浄水の水圧が高まると、該水圧によってピストン4がシリンダー3から突出されていき、これに伴って、噴射ノズル14、給水体8及びカバー体111が一体となって車体の外側へ突出されていく(図2参照)。
ピストン4がシリンダー3から所定の位置まで突出され、シリンダー3内の洗浄水の水圧が更に高まって該水圧が所定以上の値になると、給水体8のバルブ配置部9に配置されたチェックバルブ12が皿バネ13のバネ力に抗して上方へ移動されて開き、洗浄水がバルブ配置部9から洗浄水供給管10を経て噴射ノズル14に達する。このとき洗浄水は噴射ノズル14の供給部16の供給用流路23を流動されるが、供給用流路23の絞り部23aによって整流され、噴射口22から細粒化された洗浄水が噴射されることになる。従って、供給部16の絞り部23aは、カラーと同様の整流機能を有している。
供給用流路23からヘッド部15の空間部15aに供給された洗浄水は、噴射口22から車輌用前照灯100のレンズカバー102の表面へ向けて噴射される。噴射口22から洗浄水が噴射される直前においては、噴射部18に設けられた立壁部19aによって流路が変化されて乱流が生じ、噴射口22から一定の広がりを有した状態で洗浄水が噴射される。従って、レンズカバー102に対して一定の広がりを有した状態の洗浄水が噴射され、洗浄効率の向上を図ることができる。
また、噴射口22から洗浄水が噴射されるときには、噴射部18の側壁部20、20に形成された規制部20a、20aによって洗浄水の必要以上の広がりが抑えられる。従って、レンズカバー102以外の不必要な部分に対する洗浄水の噴射を防止することができると共に噴射範囲の過度の広がりによって生じ得る洗浄力の低下を防止することができる。
洗浄水タンクからの洗浄水のシリンダー3への供給が停止されると、水圧の低下に伴い皿バネ13のバネ力によってチェックバルブ12が下方へ移動されて閉じ、更に水圧が低下することによりピストン4が引張コイルバネ7のバネ力によってシリンダー3内に引き込まれ、これに伴って、噴射ノズル14、給水体8及びカバー体111が洗浄前の元の位置に戻る。
以上に記載した通り、洗浄装置1にあっては、カラーと同様の整流機能を有する絞り部23aが形成された供給部16をヘッド部15と一体に形成しているので、良好な整流機能を確保しつつ洗浄装置1の部品点数の削減及び組立工数の削減を図ることができ、製造コストの低減を図ることができる。
また、洗浄水を整流するために噴射ノズル14とは別部品であるカラーを設ける必要がないため、その分の配置スペースを必要とせず、洗浄装置1の小型化を図ることができる。
さらに、上記のように、洗浄装置1を洗浄時に車体から外側へ突出させ非洗浄時に車体の内側へ収納するようにしているので、必要な場合にのみ洗浄装置1が車体から突出され、非使用時において車両の良好な見栄えを確保することができると共に洗浄装置1の損傷の防止を図ることができる。また、非洗浄時にはピストン4がシリンダー3の内部に引き込まれて洗浄装置1が車体の内側に収納されるため、その分、洗浄装置1の小型化を図ることができる。
尚、上記には、供給用流路23の一部を除いた部分が絞り部23aとして形成された噴射ノズル14を例として示したが、図6に示すように、噴射ノズル14に代えて、供給用流路23Aの全体が空間部15aに近付くに従って径が小さくなる絞り部23cとして形成された噴射ノズル14Aを用いてもよい。
噴射ノズル14Aを用いた場合には、絞り部23cの長さを長くすることができるため、整流機能の機能性の向上を図ることができる。
上記した最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図6と共に本発明の最良の形態を示すものであり、本図は、非洗浄時における状態を一部を断面にして車体の一部とともに示す洗浄装置の側面図である。 洗浄時における状態を一部を断面にして車体の一部とともに示す洗浄装置の側面図である。 洗浄装置の拡大断面図である。 噴射ノズルの拡大平面図である。 蓋部材が取り付けられた状態で示す噴射ノズルの拡大断面図である。 別の噴射ノズルを蓋部材が取り付けられた状態で示す拡大断面図である。
符号の説明
100…車輌用前照灯(車輌用照明灯)、1…洗浄装置、14…噴射ノズル、15…ヘッド部、15a…空間部、15b…開口部、16…供給部、18…噴射部、19a…立壁部、20a…規制部、22…噴射口、23…供給用流路、23a…絞り部、26…蓋部材、14A…噴射ノズル、23A…供給用流路、23c…絞り部

Claims (4)

  1. 洗浄水が供給される供給用流路を有する供給部と、
    該供給部の供給用流路に供給された洗浄水が噴射される噴射口を有する噴射部と一方に開口された開口部とを有するヘッド部と、
    該ヘッド部の上記開口部を閉塞する蓋部材とを備え、
    上記供給部とヘッド部が噴射ノズルとして一体に形成され、
    ヘッド部の内部には供給用流路と噴射口と開口部とに連通する空間部が形成され、
    供給部に供給用流路の径がヘッド部の上記空間部に近付くに従って小さくなる絞り部を形成した
    ことを特徴とする車輌用照明灯の洗浄装置。
  2. 噴射部に、噴射口の内側に連続する空間より噴射口の面積を小さくする立壁部を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の車輌用照明灯の洗浄装置。
  3. ヘッド部の噴射口の近傍に、該噴射口から噴射された洗浄水の噴射範囲を規制する規制部を設けた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車輌用照明灯の洗浄装置。
  4. 車輌用照明灯の洗浄時に車体から外側へ突出され、非洗浄時に車体の内側に収納されるようにした
    ことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の車輌用照明灯の洗浄装置。
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