JP3592466B2 - 車輌用前照灯の洗浄装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は新規な車輌用前照灯の洗浄装置に関する。詳しくは、作動時、即ち、洗浄液を噴射しているときの長さに対して収納時の長さを小さくする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
非作動時には車体内に収納され、作動時には車体外に突出して洗浄液を噴射するするようにした車輌用前照灯の洗浄装置がある。
【0003】
例えば、特開平6−270775号公報に記載されたものがある。
【0004】
即ち、シリンダ(5)にピストン(6)が摺動自在に内嵌され、ピストン(6)の先端部に洗浄液噴射ノズル(15)が支持され、ピストン(6)の基端部に閉止弁(14)が設けられている。
【0005】
そして、シリンダ(5)とピストン(6)との間には第1のスプリング(16)が介挿され、非作動時には、該第1のスプリング(16)が伸張しようとする力によってピストン(6)がシリンダ(5)内に収納されるようになっている。
【0006】
そして、シリンダ(5)内に洗浄液が供給されると、上記閉止弁(14)を閉塞位置に保持する第2のスプリング(19)と第1のスプリング(16)とのバネ力の差により、洗浄液の液圧により第1のスプリング(16)が収縮し、これによってピストン(6)がシリンダ(5)から突出する。そして、ピストン(6)が所定の位置まで突出すると、洗浄液の液圧が第2のスプリング(19)のバネ力に打ち勝つようになり、閉止弁(14)が開き、洗浄液が洗浄液噴射ノズル(15)から噴射される。
【0007】
そして、洗浄液の噴射が終了すると、シリンダ(5)内における液圧が低下するので、閉止弁(14)が閉じ、そして、第1のスプリング(16)が伸張し、それによって、ピストン(6)はシリンダ(5)内に収納される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の車輌用前照灯の洗浄装置にあっては、第1のスプリング(16)が圧縮されたときにピストン(6)がシリンダ(5)から突出するので、最低限、該第1のスプリング(16)の収縮時の長さ分がシリンダ(5)とピストン(6)との重なり部分となり、その分ピストン(6)の突出長さ、即ち、洗浄液噴射ノズル(15)の収納位置と突出位置との間の間隔を大きく取ることができない。
【0009】
また、ピストンを複数段に重ねる場合、その数だけの圧縮スプリングが必要となり、部品点数が増大し、構造が複雑になるという問題がある。
【0010】
そこで、本発明は収納時の長さに対して突出時、即ち、作動時の長さを大きくすることができるようにすることを課題とする。
【0011】
また、外殻筒体を構成する筒体の数が多くなってもバネ部材は1個で済むようにすることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明車輌用前照灯の洗浄装置は、上記した課題を解決するために、複数の筒体が互いに摺動可能に嵌合されると共に、1つのバネ部材によって伸縮可能にされた外殻筒体が形成され、該外殻筒体のうち、最も先端側の筒体の先端部に洗浄液を噴射する噴射ノズルが設けられ、上記バネ部材は上記外殻筒体の内部の中央部に配置されて、その収縮力により外殻筒体を収縮させるようにし、上記外殻筒体内に供給される洗浄液の液圧により上記バネ部材が伸張して外殻筒体が伸張し、且つ、上記噴射ノズルから洗浄液が噴射されるようにしたものである。
【0013】
従って、本発明車輌用前照灯の洗浄装置によれば、1個のバネ部材が伸張することによって複数の筒体から成る外殻筒体が伸張するので、外殻筒体の収納時の長さに比較して作動時の長さをできるだけ長くすることができる。
【0014】
また、外殻筒体を構成する筒体の数が増えても、バネ部材は1本で足りるので、部品点数が少なく、構造も簡単である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明車輌用前照灯の洗浄装置の実施の形態を図示した実施例に従って詳細に説明する。
【0016】
車輌用前照灯の洗浄装置1は外殻筒体2を有する。外殻筒体2は3つの筒体が互いに摺動自在に嵌合されて全体として伸縮可能にされている。
【0017】
基端側の筒体3が最も太く、且つ、車体に固定されるシリンダとなる。シリンダ3の先端には内側に突出したストッパ突条4が形成され、内周面には軸方向に延びる複数の案内溝5、5、・・・が形成されている。また、シリンダ3の基端部の外周面には周方向に延びる係合突条6が形成されている。
【0018】
中間の筒体7は上記シリンダ3よりやや細い筒状を為し、シリンダ3内に摺動自在に内嵌されており、これを第1のピストンという。該第1のピストン7の基端部外周面には被案内突起8、8、・・・が突設され、該被案内突起8、8、・・・がシリンダ3の案内溝5、5、・・・に摺動自在に係合されている。そして、第1のピストン7がシリンダ3から最も突出した状態では、その被案内突起8、8、・・・がシリンダ3のストッパ突条4に係合し、それ以上シリンダ3から突出しないようになっている。
【0019】
第1のピストン7の先端には内側に突出したストッパ突条9が形成され、内周面には軸方向に延びる複数の案内溝10、10、・・・が形成されている。
【0020】
先端の筒体11は上記第1のピストン7よりやや細い筒状を為し、第1のピストン7内に摺動自在に内嵌されており、これを第2のピストンという。該第2のピストン11の基端部外周面には被案内突起12、12、・・・が突設され、該被案内突起12、12、・・・が第1のピストン7の案内溝10、10、・・・に摺動自在に係合されている。そして、第2のピストン11が第1のピストン7から最も突出した状態では、その被案内突起12、12、・・・が第1のピストン7のストッパ突条9に係合し、それ以上第1のピストン7から突出しないようになっている。
【0021】
第2のピストン11の先端部13は他の部分に比較して外径が小さくされ、その外周面には周方向に延びる係合突条14が形成されている。また、該先端部13の先端寄りの内周面には内フランジ15が突設され、該内フランジ15の内縁には基端方向に突出した環状部16が一体に形成されている。
【0022】
17はゴム、合成ゴム等の弾性材料で形成されたブーツであり、蛇腹状の円筒状をした主部18の基端には外方へ突出したフランジ19が形成され、また、主部18の先端には筒状部20が連設され、該筒状部20の先端には外方へ突出したフランジ21が形成されている。
【0023】
22はバックキャップであり、短い円筒状を為し基端が閉塞された主部23の開口縁に連設され主部23より大きな径を有し短い円筒状をした連結部24と主部23の側面から突出した連結管部25とが一体に形成されて成り、連結部24の側壁部の内周面には周方向に延びる係合凹部26が形成され、また、主部23の底部内面の中央にはバネ掛け部27が形成されている。
【0024】
しかして、上記ブーツ17が外殻筒体2内に挿入され、ブーツ17の基端側のフランジ19の周縁部がシリンダ3の基端に当接された状態でバックキャップ22がシリンダ3の基端部に外嵌され、シリンダ3の基端部外周面の係合突条6がバックキャップ22の係合凹部26に嵌合され、これによって、シリンダ3の基端がバックキャップ22によって閉塞され、ブーツ17の基端部のフランジ19がシリンダ3の基端とバックキャップ22とによって挟持される。
【0025】
28はトップストッパであり、筒状部29の先端から外方へ突出したフランジ30が一体に形成されて成り、筒状部29の外周面には環状に延びる突条31、31が形成されている。
【0026】
しかして、上記ブーツ17の先端のフランジ21が第2のピストン11の内フランジ15の先端面に当接され、その状態で、トップストッパ28の筒状部29が環状部16に圧入状に内嵌される。これによって、ブーツ17の筒状部20の先端部は第2のピストン11の環状部16とトップストッパ28の筒状部29との間で挟持され、また、ブーツ17のフランジ21は第2のピストン11の内フランジ15とトップストッパ28のフランジ30との間で挟持され、これによって、ブーツ17の先端部が第2のピストン11の先端部に固定される。尚、トップストッパ28の筒状部29の突条31、31がブーツ17の筒状部20を第2のピストン11の環状部16の内周面により強く押し付け、この部分での水蜜性が良く保持される。
【0027】
バネ部材32は引張コイルバネとして形成されている。そして、該バネ部材32の先端部に環状部33が形成され、また、基端部にはフック34が形成されている。そして、環状部33が第2のピストン11の先端に当接され、フック34が上記バックキャップ22のバネ掛け部27に係止される。従って、バネ部材32の収縮力により各ピストン7、11はシリンダ3内に収納されるように引っ張られ、非作動時には、図1及び図2に示すように、2つのピストン7、11がシリンダ3内に収納された状態となっている。
【0028】
第2のピストン11の先端部にチェックバルブ部35が取着される。
【0029】
チェックバルブ部35はトップハーフ36とバックハーフ37とで形成された外殻38内に所要の要素が配置されてチェックバルブ39が形成されて成る。
【0030】
トップハーフ36はほぼ円筒状を為し、先端には内方へ突出した内フランジ40が形成され、該内フランジ40の内縁からは基端側へ向かって円筒状の筒部41が突設され、該筒部41の外側に環状の空間42が形成される。トップハーフ36の基端部43はその径がその他の部分より大きくされた連結部とされている。そして、該連結部43の周壁の内周面には環状に延びる係合凹部44が形成されている。
【0031】
バックハーフ37はほぼ円筒状を為し、その先端部外周面には厚手の環状部が形成され、該厚手の環状部の外周面に環状に延びる係合突条45が形成されている。また、バックハーフ37の基端部の内周面には環状に延びる係合凹部46が形成されている。しかして、バックハーフ37の先端部がトップハーフ36の連結部43に内嵌され、その係合突条45が連結部43の係合凹部44に嵌合されて、トップハーフ36とバックハーフ37とが結合一体化されて外殻38が形成される。
【0032】
チェックバルブ39は外殻38の基端側での液圧が所定の値以上となったときに開いて外殻38の基端から先端までの通路が開通するものであればどのようなものでも良い。例えば、特願平6−24942号や特願平6−216796号に記載された閉止弁のようなものを採用することができる。その特徴を述べれば、チェックバルブ39は外殻38の基端から先端までの液通路を途中で仕切る弾性材料から成るダイヤフラム47を有し、該ダイヤフラム47を閉塞位置に保持する圧縮コイルバネ状の閉塞バネ48が上記環状空間42内に配置されている。しかして、外殻38の基端側での液圧が所定の値以上になると、閉塞バネ48が圧縮され、ダイヤフラム47が変形して該ダイヤフラム47によって閉止されていた通路が開通する。
【0033】
上記のようなチェックバルブ部35は、バックハーフ37の基端部が上記第2のピストン11の先端部13に外嵌され、その係合凹部46に第2のピストン11の係合突条14が係合することによって、第2のピストン11の先端部に結合される。
【0034】
チェックバルブ部35の先端部にノズルケース49が取着される。
【0035】
ノズルケース49は連結管50の先端に収納部51が一体に形成されて成り、収納部51に噴射ノズル52が傾動可能に内嵌されている。そして、収納部51は噴射ノズル52を外部に臨ませる開口部51aを除いてその外周面51bが球面に形成されている。
【0036】
53はノズルケース49に傾動可能に支持されたノズルカバーである。
【0037】
ノズルカバー53は笠状をした主部54と該主部54の下面から垂設された3つの連結脚部55、55、55とが一体に形成されて成る。連結脚部55、55、55は板状をしており、その延長軸は互いにほぼ平行に延びている。連結脚部55、55、55は、それぞれその先端部がノズルケース49の収納部51の外周面51bに弾接され、該弾接部には球状の凹部55a、55a、55aが形成され、該凹部55a、55a、55aが上記外周面51bに馴染むようになっている。そして、各連結脚部55、55、55の配置関係は、図5に示すように、一つが後部に残る2つが前部でやや斜め後方を向いた状態となるようになっている。
【0038】
しかして、シリンダ3が図示しない車体に支持され、車体の一部、例えばバンパーに形成された開口部からノズルケース49が出入りするようにされる。
【0039】
そして、収納状態において、図1及び図2に示すように、各ピストン7、11はバネ部材32の収縮による引張力によってシリンダ3内に収納され、ノズルケース49は図示しないバンパーの開口部の内側に位置され、ノズルカバー53がバンパーの開口部を覆った状態となっている。尚、シリンダ3の基端部に設けられた連結管部25は図示しないモータポンプと連結され、作動時にモーターポンプによって洗浄液が該連結管部25を介してシリンダ3内に供給されるようになっている。そして、供給された洗浄液はブーツ17内を通ってチェックバルブ部35の基端部に達する。
【0040】
そして、シリンダ3内に洗浄液が供給され、その液圧が高まってくると、該液圧によってバネ部材32が伸張されて第1及び第2のピストン7、11がシリンダ3から突出していく。これによって、ピストン7、11が図3に示す状態まで伸張し、噴射ノズル52が前照灯の前面レンズを洗浄するに適した位置に達することができる。
【0041】
それから、チェックバルブ部35の基端部分における洗浄液の液圧、即ち、ダイヤフラム47にかかる液圧が所定以上になると、閉塞バネ48が圧縮され、ダイヤフラム47が変形してチェックバルブ39が開き洗浄液がノズルケース49を経て噴射ノズル52から噴射される。
【0042】
このように、洗浄液が供給されると、先ず、外殻筒体2が伸張し、それからチェックバルブ39が開いて噴射ノズル52から洗浄液が噴射される。このために、バネ部材32のバネ力を閉塞バネ48のバネ力より小さくしてある。尚、必ずしも外殻筒体2が完全に伸張しきってから洗浄液の噴射が為されるようようにする必要はなく、外殻筒体2が伸張しながら洗浄液の噴射が始まっても特に差し支えはない。
【0043】
洗浄液の供給が停止すると、液圧が下がるので、チェックバルブ39が閉じ、且つ、外殻筒体2が収縮して、図1及び図2に示す収納状態になる。
【0044】
上記した車輌用前照灯の洗浄装置1にあっては、引張コイルバネ状のバネ部材32によって筒体3、7、11から成る外殻筒体2を収縮させて収納状態とし、該バネ部材32が延びることによって筒体3、7、11から成る外殻筒体2が伸張するようにしたので、外殻筒体2の伸張時の長さを収納時の長さに比較して大きくすることができる。特に、外殻筒体2を構成する筒体の数が多くなってもバネ部材32の数は1本で足り、従来の車輌用前照灯の洗浄装置のように圧縮コイルバネを使用したものに比較して構造を簡単に、且つ、構成部品点数を少なくすることができる。
【0045】
また、上記のように、外殻筒体2内に伸縮自在なブーツ17を配置し、このブーツ17内を洗浄液が流れるようにすることによって、外殻筒体2を構成する各筒体3、7、11の連結部や互いに摺動する部分の防水対策を格別に講じる必要がない。
【0046】
尚、上記実施例において、外殻筒体2を3個の筒体3、7、11によって構成したが、これは3個に限らず、2個でもあるいは4個以上であっても構わない。
【0047】
【発明の効果】
以上に記載したところから明らかなように、本発明車輌用前照灯の洗浄装置は、複数の筒体が互いに摺動可能に嵌合されると共に、1つのバネ部材によって伸縮可能にされた外殻筒体が形成され、該外殻筒体のうち、最も先端側の筒体の先端部に洗浄液を噴射する噴射ノズルが設けられ、上記バネ部材は上記外殻筒体の内部の中央部に配置されて、その収縮力により外殻筒体を収縮させるようにし、上記外殻筒体内に供給される洗浄液の液圧により上記バネ部材が伸張して外殻筒体が伸張し、且つ、上記噴射ノズルから洗浄液が噴射されることを特徴とする。
【0048】
従って、本発明車輌用前照灯の洗浄装置によれば、1個のバネ部材が伸張することによって複数の筒体から成る外殻筒体が伸張するので、外殻筒体の収納時の長さに比較して作動時の長さをできるだけ長くすることができる。また、外殻筒体を構成する筒体の数が増えても、バネ部材は1本で足り、部品点数が少なく、構造も簡単である。
【0049】
また、請求項2に記載の発明にあっては、バネ部材のバネ力よりチェックバルブの閉塞バネのバネ力を大きくしたので、外殻筒体が完全に伸張した後にチェックバルブが開放状態となって噴射ノズルから洗浄液が噴射される。
【0050】
更に、請求項3に記載の発明にあっては、外殻筒体内においてバネ部材に外嵌された伸縮自在な筒状カバーを設け、該筒状カバーの内側を洗浄液が通る通路としたたので、互いに摺動自在に結合されている筒体間の連結部や摺動部の防水に格別に配慮する必要がない。
【0051】
尚、上記した実施例における各部の具体的形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際しての具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるようなことがあってはならないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図6と共に本発明車輌用前照灯の洗浄装置の実施の一例を示すものであり、本図は収納状態における側面図である。
【図2】収納状態における縦断面図である。
【図3】作動時における縦断面図である。
【図4】ノズルケースとノズルカバーを分解して示す斜視図である。
【図5】図1のV−V線に沿う拡大断面図である。
【図6】バネ部材の拡大斜視図である。
【符号の説明】
1…車輌用前照灯の洗浄装置、2…外殻筒体、3…シリンダ(筒体)、7…第1のピストン(筒体)、11…第2のピストン(最も先端側の筒体)、17…ブーツ(筒状カバー)、32…バネ部材、39…チェックバルブ、48…閉塞バネ、52…噴射ノズル

Claims (3)

  1. 複数の筒体が互いに摺動可能に嵌合されると共に、1つのバネ部材によって伸縮可能にされた外殻筒体が形成され、
    該外殻筒体のうち、最も先端側の筒体の先端部に洗浄液を噴射する噴射ノズルが設けられ、
    上記バネ部材は上記外殻筒体の内部の中央部に配置されて、その収縮力により外殻筒体を収縮させるようにし、
    上記外殻筒体内に供給される洗浄液の液圧により上記バネ部材が伸張して外殻筒体が伸張し、且つ、上記噴射ノズルから洗浄液が噴射される
    ことを特徴とする車輌用前照灯の洗浄装置。
  2. 外殻筒体と噴射ノズルとの間にチェックバルブが設けられ、該チェックバルブは閉塞バネによって閉塞状態に保持され、外殻筒体内に供給される洗浄液の液圧が所定の大きさになったときに上記閉塞バネのバネ力に抗して開放状態となるようにされ、
    上記バネ部材のバネ力よりチェックバルブの閉塞バネのバネ力が大きくされ、外殻筒体が伸張した後にチェックバルブが開放状態となって噴射ノズルから洗浄液が噴射される
    ことを特徴とする請求項1に記載の車輌用前照灯の洗浄装置。
  3. 上記外殻筒体内においてバネ部材に外嵌された伸縮自在な筒状カバーが設けられ、該筒状カバーの内側が洗浄液が通る通路とされた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車輌用前照灯の洗浄装置。
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