JP2001327747A - 遊技機用icコイン処理装置および台間機 - Google Patents
遊技機用icコイン処理装置および台間機Info
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Abstract
際して、その挿入方向を考える必要なく取扱いが容易で
あり、また、装置としてコンパクトに構成し得る遊技機
用ICコイン処理装置および台間機の提供を目的とす
る。 【解決手段】この発明は、非接触状態で通信可能なIC
コインが外周方向に出し入れ可能に保持される凹状の保
持部を、回動可能な保持回動体の円周上の位置に複数形
成し、上記保持回動体の外周と対向する位置にICコイ
ンの投入口を対設し、上記保持回動体の保持部の回動軌
跡上の所定位置に、保持回動体に保持されたICコイン
と非接触状態で通信を行う通信手段を対設した遊技機用
ICコイン処理装置であることを特徴とする。
Description
コ遊技場において、パチンコあるいはスロットルマシン
(パチスロ)に使用される球やメダルを借受けることが
できる遊技機用ICコイン処理装置および台間機に関す
る。
化するために、プレーヤにプリペードカードを発行し、
該カードを遊技機に隣設した台間機(例えば、プリペー
ドカード用遊技球払出し機)に投入し、球やメダルなど
の遊技動体を払出して遊技をするシステムを導入してい
る。
コホールの所定の位置に専用販売機を設置して、プレー
ヤがプレーする前に、プリペードカードを購入する方法
によるときは、カードの価値がなくなるとプレーヤは席
を立って専用販売機でプリペードカードを購入する必要
があるため、プレーヤの連続遊技ができない問題点を有
する。
めの手段として、台間機にプリペードカードの発行機能
を装備して、この台間機でカードを発行するように構成
することができる。
ドによるときは、情報の記録処理が磁気記録で、該カー
ドに挿入の方向性があるため、カードの挿入間違いがあ
り、プレーヤの取扱いが煩わしい問題点を有する。
報を記録するために台間機の内部でカードを搬送する構
成が必要であって、この搬送装置には、カードを挟持し
て繰出し搬送するための搬送ローラや、この搬送ローラ
にカードを付勢する付勢手段などを使用する必要があ
り、このようにプリペードカードおよび該カードを搬送
するための搬送手段の構成によって台間機の幅に影響を
与え、台間機の幅寸法が、例えば、30mm以内に制限さ
れたとき、これを越えてしまう問題点を有する。
の払出し用媒体の投入に際して、その挿入方向を考える
必要なく取扱いが容易であり、また、装置としてコンパ
クトに構成し得る遊技機用ICコイン処理装置および台
間機の提供を目的とする。
で通信可能なICコインが外周方向に出し入れ可能に保
持される凹状の保持部を、回動可能な保持回動体の円周
上の位置に複数形成し、上記保持回動体の外周と対向す
る位置にICコインの投入口を対設し、上記保持回動体
の保持部の回動軌跡上の所定位置に、保持回動体に保持
されたICコインと非接触状態で通信を行う通信手段を
対設した遊技機用ICコイン処理装置であることを特徴
とする。
形成し、さらに、そのディスク面を垂直にして奥行き方
向に平行に配置することができる。前記保持回動体を搬
送ベルトで形成しすることができる。前記保持回動体の
保持部を、投入されるICコインを受入れるための保持
部と、投入されたICコインの他に内部でICコインを
保留するための保持部とを含む複数で構成することがで
きる。
Cコインに記録処理し、遊技媒体の払出し指令に基づい
て、所定量の遊技機用遊技動体の払出し分に対応する価
値をICコインの価値から減算し、残価値をICコイン
に記録して、減算した価値に対応する遊技動体の払出し
を許容する台間機に、前記遊技機用ICコイン処理装置
を用いて台間機を構成することができる。
動体の払出し用媒体であり、データの書込みおよび読出
し可能な記録手段、データの送受信を行う通信手段およ
びこれらを制御するコイン側制御手段を内蔵してコイン
状に形成し、記録手段に価値データを記録することがで
きる。通信手段はアンテナを使用して無線、すなわち、
非接触状態で通信が可能である。
体の払出しを入力する操作ボタンによる信号で構成する
ことができる。
対する価値の記録は、内部に備える記録手段に対して通
信により行い、記録のためにICコインを搬送する必要
がないため、記録処理が速くなり、プレーヤに対する応
答性がよく、不安を与えることがない。また、ICコイ
ンに対する記録処理には方向性がないので、ICコイン
の投入に戸惑いがなくプレーヤの取扱いが容易となり、
しかも、外観の汚れや小さな損傷で読取りや書込みの不
良がない。
ンには厚みがあるので、この厚みを利用し、この厚みに
対し押し引きして、径方向に搬送することにより、面で
搬送する場合のように、搬送ローラや付勢手段が不要と
なり、コンパクトに形成できそのため、例えば、台間機
の厚みを30mm以内に規制しても、その規制幅内に十分
構成することができる。
面と共に説明する。図面は、遊技機用ICコイン処理装
置を含む遊技機システムを示し、図1は遊技機システム
を示し、ホストコンピュータ10に対して、複数の島A
1,A2の遊技機11(パチンコ遊技台11a、スロッ
トル(パチスロ)遊技台11b)の一側に隣設した台間
機12(パチンコ用台間機12a、スロットル用台間機
12b)がケーブル13を介して、データの送受信が可
能に接続し、また、ICコイン発行機14、およびIC
コイン精算機15もケーブル13を介してデータの送受
信が可能に接続している。又、上述のホストコンピュー
タ10は他のシステム、例えば、営業管理用のホストコ
ンピュータに接続することができる。
を遊技動体として遊技し、また、スロットル遊技台11
bはメダルを遊技動体として遊技することは周知の通り
である。
どの遊技機11(11a,11b)に対応した遊技動体
を払出し、この遊技動体の払出し用媒体としてICコイ
ン(後述する)を設定している。
入することにより発行して、この発行したICコインを
使用することができると共に、前述のICコイン発行機
14で発行したICコインを使用することもできる。
1に投入した現金(紙幣)を回収し、また、遊技機11
にプールしたICコインがオーバフローした場合、これ
を回収する回収機16を配設している。
Cコイン、すなわち、遊戯機11における遊技動体(パ
チンコ球またはメダル)の払出し用媒体として使用する
ICコイン(後述する)を発行し、この発行は現金の投
入に基づいて、該現金の金額に対応する価値(金額また
は度数)のデータをICコインに記録して放出する。
が遊技を止めた際、使用したICコインに残価値がある
場合、ICコインを投入してその残価値分の現金を放出
することにより、ICコインの価値を精算する。
ン20は、外観形状を合成樹脂で偏平な円盤状、つまり
コイン状に形成し、表裏両面は印刷面に設定して、例え
ば、定額の「1000円」の金額(価値)を示す文字を
印刷(または刻設)している。なお、金額値はこれに限
定されるものではない。
ジュウル21を内蔵している。図4は、ICモジュウル
21に形成される回路構成を示し、CPU22はROM
23に格納されたプログラムに沿って、各回路装置を駆
動制御し、RAM24は動作に必要なデータを記憶す
る。不揮発性で消去・再書込み可能なEEPROM25
は価値データを記録する。また、A/D変換器26とア
ンテナ27とにより通信手段を構成しており、この通信
手段により台間機12、ICコイン発行機14,ICコ
イン精算機15に投入されたときそれぞれの本体側の通
信手段と非接触状態でデータの送受信が可能である。電
源回路28はアンテナ27に信号を受信したときの起電
力により電源を発生して、各回路に供給している。
リアに記録されるデータを示し、記録エリアはデータの
書換えが不可能なシステムエリアと、データの書換えが
可能なデータエリアとを設定し、システムエリアには、
ユニーク番号、ホール番号、データエリアには、
金額(または度数)、日付(発行日)、書込み回数、の
データを記録している。
タは、各ICコインに割り当たられた番号で、大きな桁
数で設定することができるので、他のICコインと番号
が重合することが避けられ、このユニーク番号を管理す
ることで不正使用を防止することができる。また、シス
テムエリアのホール番号データは、ICコイン20の使
用を可能にした遊技ホールを示す番号であって、これら
の番号を遊技ホールごとに対応させて管理することによ
り信頼のあるセキュリティが得られる。
入された貨幣の金額に対応する価値データであり、日付
データはICコイン20に金額データを記録して発行し
た発行日、書込み回数データは、データを書き込んだ回
数データであって、これらのデータは使用の度に書換え
られる。なお、金額のデータに代えて、可能な払出しの
回数を示す度数データを価値データとすることもでき
る。また、書込み回数はICコインの使用限界を設定し
たときこの回数で規制することができる。
用台間機12aとスロットル用台間機12bとは払出し
の対象である遊技動体がパチンコ球とメダルとの違いで
あって、ICコイン20の処理は同一であるため、総合
して説明する。
上部には貨幣、例えば、紙幣の1000円札を挿入する
紙幣挿入口32を形成し、この紙幣挿入口32の内部に
は、紙幣処理部33を配置し、この紙幣処理部33は投
入された紙幣の有効性を識別する、すなわち、投入紙幣
の真偽判別、金種(例えば、1000円紙幣)の判別を
行い、有効な紙幣を識別したときは、紙幣を内部に取込
り、無効性を識別したときは紙幣挿入口32に返却す
る。
ネル31は前方に膨出して形成し、この膨出した傾斜面
にはICコイン20のコイン投入および放出(取出し)
を行う投入放出口34を形成している。
イン20を搬送し、かつプールする搬送プール部35を
配設している。この搬送プール部35には、円盤状であ
って、円周上の4等分の各位置にICコイン20を保持
する凹状の保持部36…を形成した保持ディスク37
を、そのディスク面が垂直で奥行きと平行になるように
軸支しており、この保持ディスク37は1つの保持部3
6を前述の投入放出口34に対向して配置し、かつ、正
逆方向に回転制御されて、ICコイン20を搬送し、プ
ールする。
ン20を取込んだ位置の保持部36と対向する位置に
は、データの送受信を行うアンテナ38を配置してい
る。
遊技動体(パチンコ用台間機12aの場合はパチンコ
球、スロットル用台間機12bの場合はメダル)を払出
す遊技動体払出し部39を配設しており、該部39より
払出される遊技動体はシュータ40を介して遊技機11
に供給される。
前述のアンテナ38と接続された通信装置41と、全体
を制御する制御部42とを配設している。
払出しボタン、44は遊技動体の払出し状態、およびI
Cコイン20に記録された残価値を表示する払出し表示
器、45はICコイン20の返却を入力するICコイン
返却ボタンである。
し、前述した保持部36…は、円盤状の保持ディスク3
7の一側面側であって、円周上の4等分の各位置を凹状
に形しており、また、この凹状の保持部36側の側面は
適宜の固定壁を対設することによってICコイン20の
落下を防止している。さらに、前述の投入放出口34を
除いた外周部には周壁50を対設して、保持部36に保
持したICコイン20の飛出しを防止するように形成し
ている。
構51により正逆に所定の角度(例えば、角90度)に
ごとに駆動されるように構成している。上述のゼネバギ
ヤ機構51は、ゼネバギヤホイール52と、ゼネバギヤ
ドライバホイール53とにより構成している。
スク37の背面に一体的に形成しており、保持部36と
対応する位置に、半径方向に駆動溝54…を形成し、こ
れらの各駆動溝54…の間は、ゼネバギヤホイール52
の回動を禁止するための凹状の規制円弧55…で接続し
ている。
は、ゼネバギヤホイール52の駆動溝54…に係合して
ゼネバギヤホイール52を所定の角度ごとに駆動する駆
動ピン56と、また、上述の駆動ピン56が駆動溝54
…と外れいてる位置で、ゼネバギヤホイール52の規制
円弧55…と摺接して該ホイール52の回動を禁止する
摺接円弧57とを形成している。
53が1回転すると、その回転中に駆動ピン56がゼネ
バギヤホイール52の駆動溝54に係合して、これを回
動させることによりゼネバギヤホイール52をこの例で
は90度回転させ、駆動ピン56が駆動溝54から外れ
て、摺接円弧57が規制円弧55に摺接するとゼネバギ
ヤホイール52の回動が禁止されて、その結果、ゼネバ
ギヤホイール52に一体的に形成された保持ディスク3
7は正または逆方向に90度の間欠回動する。
回転駆動は、正逆転モータ58により駆動される。すな
わち、モータ58の出力軸59に取り付けられた第1の
ギヤ60、アイドルの第2のギヤ61を介して、ゼネバ
ギヤドライバホイール53に連設形成した第3のギヤ6
2に動力が伝動されるように形成している。
は、投入放出口34にはICコイン20がなく、ICコ
イン20を受け入れる状態であり、該位置の保持部36
にはIDコイン20の投入および取り出しを検知するた
めのコインセンサ65を対設している。また、投入放出
口34の90度時計方向に回転した位置は通信手段のア
ンテナ38と対向する位置であって、この位置を第1の
コインプール位置P1に設定し、さらに、この位置から
90度時計方向に回転した位置を第2のコインプール位
置P2に設定し、さらに、90度時計方向に回転した位
置を第3のコインプール位置P3に設定している。
2,P3の中間位置には、保持ディスク37のホームポ
ジションを検知するためのポジションセンサ66を配設
し、該ポジションセンサ66が保持ディスク37の特定
位置を検知し、これをホームポジションとして正逆回転
の所定角度の回動が制御される。
2のプール部70のプール通路71が接続しており、こ
のプール位置P3とプール通路71との境にはゲート板
72を配設している。
2はプール通路71を開閉するために該通路71を出退
操作される。この操作のために、ゲート板72はL字状
に形成されて、その基端部をピン73により適宜の固定
部に枢着し、さらに、基端部の近傍にソレノイド74の
プランジャ75をピン76で連結し、このソレノイド7
4を駆動制御することによって、ゲート板72を出退操
作することができる。第3のプール位置P3にICコイ
ン20がプールされている状態で、投入放出口34にI
Cコイン20が投入された場合(例えば、プレーヤが所
持していたICコイン20が投入された場合)、ゲート
板72を開放操作して、第3のプール位置P3にプール
されているICコイン20を第2のプール部70に移動
させて、投入されたICコイン20の取込みを可能に
し、また、第1のプール位置P1で、アンテナ38で送
受信処理されていたICコイン20が、投入放出口34
に移動して取り出されたときは、第3のプール位置P3
には第2のプール部70からICコイン20を供給して
初期状態を形成する。
部位置には、ICコイン20をプールしたり、送出した
りするために正逆に搬送するための搬送ベルト80を張
設している。
り屈曲状態に張設すると共に、搬送面にはICコイン2
0を正逆搬送できるように突起82…をICコイン20
の幅ピッチに対応させて取付けている。そして、搬送ベ
ルト80は第2の正逆転モータ83によりギヤ84,8
5を介して正逆に駆動される。
ール部70の下端開放部は適宜の回収部を形成し、必要
以上のICコイン20は開放端から回収部に回収され
る。
図を示し、制御部42はCPU,ROM,RAMを備
え、CPUはROMに格納されたプログラムに沿って各
回路装置を制御し、RAMは動作に必要なデータを記憶
する。
タン43、ICコイン返却ボタン45、コインセンサ6
5、ポジションセンサ66、第1正逆転モータ58、第
2正逆転モータ83、ソレノイド74、払出し表示器4
4、ICコイン通信装置41、紙幣処理部33、遊技動
体払出し部39、外部通信装置90を接続している。な
お、外部通信装置90はホストコンピュータ10に接続
してデータ通信を行う。
を、図12のフローチャートを参照して説明する。
示すように、投入放出口34の位置の保持ディスク37
の保持部36はICコイン20が投入可能状態にあり、
第1、第2および第3のコインプール位置P1,P2,
P3にはそれぞれICコイン20がプールされている。
2に紙幣を挿入すると、該紙幣処理部33が紙幣の真偽
判別、金種判別を行って、真紙幣、例えば、千円札であ
ることを識別すると、第1のコインプール位置P1にプ
ールされたICコイン20に対してアンテナ38を介し
てICコイン通信装置41で、貨幣の価値、すなわち、
1000円の価値をICコイン20に書込むべく、デー
タを送信する(ステップn1,n2)。
て、その価値データをEEPROM25に記録する。
コインプール位置P1にプールしているICコイン20
を投入放出口34に放出するべくゼネバギヤ機構51を
駆動して保持ディスク37を反時計方向に90度の回転
制御を行う。すなわち、第1の正逆転モータ58を所定
方向に駆動して、ゼネバギヤドライバホイール53を1
回転制御する(ステップn3)。
に、価値データを記録したICコイン20が投入放出口
34に放出されるので、プレーヤはこの放出を目視する
ことでICコイン20の発行を確認することができる。
に、すなわち、遊技動体の払出しを実行するために、払
出しボタン43を押下操作すると(ステップn4)、投
入放出口34に放出していたICコイン20を第1のコ
インプール位置P1に取込むべく(図13の状態)、ゼ
ネバギヤ機構51を駆動制御して取込み、次ぎに、IC
コイン通信装置41を駆動制御して、ICコイン20に
記録されている価値データを読取る(ステップn5)。
データが2回分の払出しに対応する価値があるか否かを
判定し(ステップn6)、例えば、遊技動体の1回の払
出し量が500円に対応する量に設定している場合、I
Cコイン20の初期発行が1000円であるとすれば、
2回分の価値があるので、ICコイン20の価値を1回
分を減算して残価値(上述例では500円の残価値)に
更新記録する(ステップn7)。そして、ICコイン2
0はこの第1のコインプール位置P1で待機する。
して、1回分、例えば、500円に対応する量の遊技動
体を払出す(ステップn8)。この払出し状態は払出し
表示器44で表示し、さらに、払出しが終了すると、I
Cコイン20に記録されている残価値を表示する。
プレーヤは遊技を実行し、この遊技中は、ICコイン2
0は内部の第1のコインプール位置P1にプールしてい
る。プレーヤが続けて遊技をするときは、払出しボタン
43を押下することにより、ステップn5,n6の処理
が実行されるが、しかし、この払出しでICコイン20
の残価値が零(0円)になるときは、ICコイン通信装
置41を駆動制御して、ICコイン20の価値データを
零に記録更新し(ステップn10)、次ぎに、遊技動体
払出し部39を駆動制御して、1回分(500円に対応
する量)の遊技動体を払出す(ステップn11)。この
払出し状態も払出し表示器44で表示し、さらに、払出
しが終了すると、ICコイン20の記録されている残価
値が零であることを表示すると共に、該ICコイン20
は放出されることなく、第1のコインプール位置P1で
プールを保持し(ステップn12)、図13で示した、
初期状態として待機することになる。
遊技を中止して、残価値のあるICコイン20の返却を
希望するべく、ICコイン返却ボタン45を操作する
と、ゼネバギヤ機構51を放出方向に駆動制御して、第
1のコインプール位置P1にプールされているICコイ
ン20を投入放出口34に放出し(ステップn13)、
コインセンサ65がICコイン20の抜取りを検出する
ことにより(ステップn14)処理を終了する。
14で示す投入放出口34にあるICコイン20を抜取
ることになるので、第3のコインプール位置P3にIC
コイン20のプールがなくなる。そのため、第2のプー
ル部70から1枚のICコイン20を補充するべく、ソ
レノイド74を駆動し、ゲート板72を退避してプール
通路71を開放し、第2の正逆転モータ83を補充方向
に駆動制御して、1枚のICコイン20を第3のコイン
プール位置P3にプールした後、ゲート板72を突出さ
せてプール通路71を閉鎖して、ICコイン20のプー
ルの初期状態に戻す。
が投入放出口34に放出された状態であるので、この状
態でICコイン20が抜取られた場合、あるいは、、I
Cコイン返却ボタン45が操作されると、この場合、I
Cコイン20の発行のみで、プレーヤは遊技を実行しな
かったことを意味し、コインセンサ65がICコイン2
0の抜取りを検出することにより(ステップn15)処
理を終了して、上述したICコイン20の補充の処理が
実行される。
コイン20を発行して、遊技動体を払出したが、他の払
出しとしては、ホール内のICコイン発行機14で発行
したICコイン20を投入して遊技する場合がある。
が、図13に示すように、投入放出口34の位置の保持
ディスク37の保持部36はICコイン20が投入可能
状態にあり、第1、第2および第3のコインプール位置
P1,P2,P3にはそれぞれICコイン20をプール
している。
0が投入されて、これを内部に取込むと、第3のコイン
プール位置P3のICコイン20は過剰プールとなるた
め、このICコイン20を第2のプール部70に移動さ
せる。この移動のタイミングはICコイン20の投入を
コインセンサ65が検知したときに実行される(ステッ
プn16)。
ド74を駆動して、ゲート板72を退避してプール通路
71を開放し、第2の正逆転モータ83をプール方向に
駆動制御して、ICコイン20の1枚分スペースを開け
ることにより、第3のコインプール位置P3にプールさ
れていたICコイン20が第2のプール部70に移動し
てプールされ、その後、ゲート板72を突出させてプー
ル通路71を閉鎖する。
の払出しは、前述したステップn4以降のフローで実行
される。
14で発行した場合、高額の紙幣での発行が可能である
ので、換言すれば、3回分以上の払出しが可能な価値を
付与することができるので、遊技動体の払出しに伴うI
Cコイン20のプール処理において、ICコイン20に
記録した価値が零(0円)になるか、またはICコイン
返却ボタン45が操作されるまで、アンテナ38と対向
する第1のコインプール位置P1にICコイン20を取
込んだ状態にして払出しを行うもよく、または、遊技動
体の払出しの度に、すなわち、1回の払出し分の価値を
減算する度にICコイン20を投入放出口34に放出
し、払出しボタン43の操作の度に内部に取り込むよう
に構成してもよい。
を示し、この例では、台間機12に紙幣を投入したとき
(ステップn21)、この紙幣の投入は遊技を行う意思
表示であると判断して、投入金額から1回分の価値を減
算し、その残価値をICコイン20に記録して(ステッ
プn22)、遊技動体の払出しを実行する。この払出し
の処理は、図12で示したステップn8に移行し、その
後の払出し処理およびICコイン20の処理は該図12
で説明した処理が実行される。
の保持ディスク37をゼネバギヤ機構51で角90度の
駆動を行ったが、他の手段としてはパルスモータにより
角90度の駆動をすることができる。しかし、ゼネバギ
ヤ機構51を用いた場合、正確な位置出しが安価なモー
タの使用で可能となる利点を有する。
に保持部36を4個所形成したが、この個数に限定され
ることなく、任意数に設定することができる。
35の他の例を示し、投入放出口34内部には、投入さ
れるICコイン20を内部に取込み、また、内部にプー
ルされているICコイン20を放出搬送する突起付きの
搬送ベルト91が張設され、該搬送ベルト91は第3の
正逆転モータ92に正逆方向に駆動制御される。
91の搬送奥部に設定して、この位置P1にICコイン
通信装置41のアンテナ38を対設し、第1のコインプ
ール位置P1とICコイン20に対する通信位置とを兼
ねている。
2〜第4のコインプール位置P2,P3,P4を形成し
たプール部93を形成しており、該プール部93は、I
Cコイン20の径方向で上下方向に重合させてプールす
るように形成しており、自重で下方に付勢している。上
述の第1と第2のコインプール部P1,P2の間には、
ICコイン20を上下に昇降するリフト装置94を設け
ており、該リフト装置94はICコイン20の上下また
は厚み方向を適宜の手段で挟持し、モータのような駆動
源95で、上方のコインプール位置P2に上昇させ、該
位置P2のICコイン20を押上げて挟持しているIC
コイン20をプール部93にプールさせるように形成し
ている。
ン20の回収部96を形成し、プール部93をオーバフ
ローしたICコイン20を該回収部96で回収するよう
に設けている。このようにICコイン20の搬送プール
部35を形成するも有効である。
において、この発明の遊技機用ICコイン処理装置は、
ICコイン20の搬送プール部35を備えた装置に対応
し、以下同様に、保持回動体は、搬送プール部35、突
起付き搬送ベルト91に対応し、ICコインの投入口
は、投入放出口34に対応し、通信手段は、アンテナ3
8に対応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみ
に限定されるものではなく、多くの実施の形態を備え
る。
図。
説明図。
示す説明図。
ート。
Claims (5)
- 【請求項1】非接触状態で通信可能なICコインが外周
方向に出し入れ可能に保持される凹状の保持部を、回動
可能な保持回動体の円周上の位置に複数形成し、上記保
持回動体の外周と対向する位置にICコインの投入口を
対設し、上記保持回動体の保持部の回動軌跡上の所定位
置に、保持回動体に保持されたICコインと非接触状態
で通信を行う通信手段を対設した遊技機用ICコイン処
理装置。 - 【請求項2】前記保持回動体を円盤状の保持ディスクで
形成した請求項1に記載の遊技機用ICコイン処理装
置。 - 【請求項3】前記保持回動体を搬送ベルトで形成した請
求項1に記載の遊技機用ICコイン処理装置。 - 【請求項4】前記保持回動体の保持部を、投入されるI
Cコインを受入れるための保持部と、投入されたICコ
インの他に内部でICコインを保留するための保持部と
を含む複数で構成した請求項1,2または3に記載の遊
技機用ICコイン処理装置。 - 【請求項5】貨幣の投入に基づいて、該貨幣の価値をI
Cコインに記録処理し、遊技媒体の払出し指令に基づい
て、所定量の遊技機用遊技動体の払出し分に対応する価
値をICコインの価値から減算し、残価値をICコイン
に記録して、減算した価値に対応する遊技動体の払出し
を許容する台間機に、前記請求項1,2,3または4に
記載の遊技機用ICコイン処理装置を用いて構成した台
間機。
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