JPH044495A - 電子コイン及びその位置決め装置 - Google Patents
電子コイン及びその位置決め装置Info
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- JPH044495A JPH044495A JP2106873A JP10687390A JPH044495A JP H044495 A JPH044495 A JP H044495A JP 2106873 A JP2106873 A JP 2106873A JP 10687390 A JP10687390 A JP 10687390A JP H044495 A JPH044495 A JP H044495A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〉
本発明は、ゲームセンターでの使用や簡易的な人出口管
理等の目的などに用いられる半導体素子を備えた電子コ
インと、その電子コインの半導体素子にアクセスするな
めに該電子コインを位置決めする構造を有する電子コイ
ン位置決め装置に関するものである。
理等の目的などに用いられる半導体素子を備えた電子コ
インと、その電子コインの半導体素子にアクセスするな
めに該電子コインを位置決めする構造を有する電子コイ
ン位置決め装置に関するものである。
(従来の技術)
従来、この種の技術に関するものとしては、実開昭61
−189379号公報に記載されるものがあった。以下
、その構成を図を用いて説明する。
−189379号公報に記載されるものがあった。以下
、その構成を図を用いて説明する。
第2図は、従来の電子コイン及び電子コインの位置決め
装置の概略の構成図である。第3図は、第2図中の電子
コインの平面図、第4図は第3図中のA−A線断面図、
第5図は第2図での接触端子の外部接続端子に対する接
触状態を示す図である。図中、第2図と共通の要素には
共通の符号が付されている。
装置の概略の構成図である。第3図は、第2図中の電子
コインの平面図、第4図は第3図中のA−A線断面図、
第5図は第2図での接触端子の外部接続端子に対する接
触状態を示す図である。図中、第2図と共通の要素には
共通の符号が付されている。
一方の電子コイン10は、各種合成樹脂または金属等を
素材とする円形のコイン11を有している。ここで、コ
イン11は、例えば汎用性及び機能性の面からその外径
を2mm〜3mm程度にし、いわゆる通常貨幣と同等の
大きさに設定されている。コイン11には穴12が設け
られており、その穴12にはICカードモジュール13
が嵌め込まれて接着剤等によって固着されている。ここ
で、コイン11の表面とICカードモジュール13の表
面(端子形成面)はほぼ同一平面に位置している。
素材とする円形のコイン11を有している。ここで、コ
イン11は、例えば汎用性及び機能性の面からその外径
を2mm〜3mm程度にし、いわゆる通常貨幣と同等の
大きさに設定されている。コイン11には穴12が設け
られており、その穴12にはICカードモジュール13
が嵌め込まれて接着剤等によって固着されている。ここ
で、コイン11の表面とICカードモジュール13の表
面(端子形成面)はほぼ同一平面に位置している。
ICカードモジュール13は、プリント基板14、プリ
ント基板15、及びプリント基板16によって、3層の
プリント基板構成を成している。
ント基板15、及びプリント基板16によって、3層の
プリント基板構成を成している。
プリント基板14には、穴17が形成され、その穴17
には、ICチップ18が取り付けられている。ICチッ
プ18は、メモリICのみ、あるいはメモリICとCP
Uの組合わせ等目的に応じて構成される。ICチップ1
8とプリント基板14の配線パターンとはボンディング
ワイヤー19によって接続されている。さらに前記配線
パターンは、プリント基板14、プリント基板15、及
びプリント基板16のスルーホール20を介してプリン
ト基板16の表面の同心円上に形成された複数の環状の
外部接続端子21に接続されている。
には、ICチップ18が取り付けられている。ICチッ
プ18は、メモリICのみ、あるいはメモリICとCP
Uの組合わせ等目的に応じて構成される。ICチップ1
8とプリント基板14の配線パターンとはボンディング
ワイヤー19によって接続されている。さらに前記配線
パターンは、プリント基板14、プリント基板15、及
びプリント基板16のスルーホール20を介してプリン
ト基板16の表面の同心円上に形成された複数の環状の
外部接続端子21に接続されている。
外部接続端子21は、コイン1−1表面の面積の制約に
より、その端子幅がおよそ1mm程度で、その端子間の
間隙が0.3mm程度に設定されており、またその材質
は例えば銅(Cu)、ニッケル(Ni)、及び金(Au
)等の金属で構成されている。この外部接続端子21を
介して電子コイン10は、外部機器、例えば電子コイン
位置決め装置とのデータの交信を行える。
より、その端子幅がおよそ1mm程度で、その端子間の
間隙が0.3mm程度に設定されており、またその材質
は例えば銅(Cu)、ニッケル(Ni)、及び金(Au
)等の金属で構成されている。この外部接続端子21を
介して電子コイン10は、外部機器、例えば電子コイン
位置決め装置とのデータの交信を行える。
また、プリント基板14とコイン11の間にはポツティ
ング枠22が嵌め込まれており、その枠内にはICチッ
プを固定・保護しかつボンディングワイヤー19を保護
するためにエポキシ樹脂等の充填材23が充填されてい
る。
ング枠22が嵌め込まれており、その枠内にはICチッ
プを固定・保護しかつボンディングワイヤー19を保護
するためにエポキシ樹脂等の充填材23が充填されてい
る。
他方の電子コイン位置決め装置30は、装置本体31を
有し、装置本体31にはコイン投入口32が設けられて
いる。コイン投入口32には、コイン通路33が連通し
ており、コイン通路33の途上にはコンタクト領域33
aが位置している。
有し、装置本体31にはコイン投入口32が設けられて
いる。コイン投入口32には、コイン通路33が連通し
ており、コイン通路33の途上にはコンタクト領域33
aが位置している。
そのコンタクト領域33aには、ストッパ34が移動自
在に設けられている。さらに、コンタ、クト領域33a
におけるコイン通路33内壁側には、紙面垂直方向に通
電用の接触端子35が必要数配設されている。
在に設けられている。さらに、コンタ、クト領域33a
におけるコイン通路33内壁側には、紙面垂直方向に通
電用の接触端子35が必要数配設されている。
次に、電子コイン10及び電子コイン位置決め装置30
を使用する場合について説明する。
を使用する場合について説明する。
電子コイン10は、例えばゲームセンターコインや、遊
園地の回数券等に適用が可能である。例えば遊園地の回
数券として電子コイン10を使用する場合には、遊園地
の入口で電子コイン10を受取り、遊園地内の施設を利
用する毎にその施設に備えつけられ電子コイン10のI
Cチップ18に書込み等を行うための電子コイン位置決
め装置30ヘコイン投入口32を介して電子コイン10
を投入する。
園地の回数券等に適用が可能である。例えば遊園地の回
数券として電子コイン10を使用する場合には、遊園地
の入口で電子コイン10を受取り、遊園地内の施設を利
用する毎にその施設に備えつけられ電子コイン10のI
Cチップ18に書込み等を行うための電子コイン位置決
め装置30ヘコイン投入口32を介して電子コイン10
を投入する。
すると、電子コイン10は、コイン通路33を通ってコ
ンタクト領域33aへ導引され、第5図にその一部を示
すようにコンタクト領域33aで電子コイン位置決め装
置30の接触端子35と電子コイン10の外部接続端子
21との接触が図られ、電子コイン位置決め装置30と
電子コイン10間でのデータの交信が行われて、電子コ
イン10のメモリにその施設を利用するなめに必要な度
数が書込まれる。この時、外部接続端子21は、同心円
上に形成されているので、電子コイン10がいかなる回
転位置にあっても、端子位置は影響を受けずに常に一定
とすることができる。
ンタクト領域33aへ導引され、第5図にその一部を示
すようにコンタクト領域33aで電子コイン位置決め装
置30の接触端子35と電子コイン10の外部接続端子
21との接触が図られ、電子コイン位置決め装置30と
電子コイン10間でのデータの交信が行われて、電子コ
イン10のメモリにその施設を利用するなめに必要な度
数が書込まれる。この時、外部接続端子21は、同心円
上に形成されているので、電子コイン10がいかなる回
転位置にあっても、端子位置は影響を受けずに常に一定
とすることができる。
さらに、遊園地の出口で読取りを行う他の電子コイン位
置決め装置30に電子コイン10をかけ、累積使用度数
を読出して精算し、料金を支払う。
置決め装置30に電子コイン10をかけ、累積使用度数
を読出して精算し、料金を支払う。
このように電子コイン10及び電子コイン位置決め装置
30を使用することによって、携帯に便利な回数券を実
現でき、料金精算の自動化が図れるという利点が得られ
る。
30を使用することによって、携帯に便利な回数券を実
現でき、料金精算の自動化が図れるという利点が得られ
る。
〈発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記構成の電子コインでは、次のような
課題があった。
課題があった。
(A)電子コイン10は、そのデータの読出し、書込み
を行うために電子コイン位置決め装置30に投入され、
コイン通路33を通ってコンタクト領域33aへ導引さ
れて、そのコンタクト領域33aで電子コイン位置決め
装置30の接触端子35と電子コイン10の外部接続端
子21とが当接して電気的に導通が図られ、データの書
込み、あるいは読出し等の処理が行われる。ところが、
コイン通路33は、ある程度幅に余裕があるので、コン
タクト領域33aにおいて電子コイン10は左右に位置
が多少ずれしまい電子コイン10の位置決めが困難であ
る。通常外部接続端子21の幅は1mm程度と非常に狭
くその端子面積は狭い。
を行うために電子コイン位置決め装置30に投入され、
コイン通路33を通ってコンタクト領域33aへ導引さ
れて、そのコンタクト領域33aで電子コイン位置決め
装置30の接触端子35と電子コイン10の外部接続端
子21とが当接して電気的に導通が図られ、データの書
込み、あるいは読出し等の処理が行われる。ところが、
コイン通路33は、ある程度幅に余裕があるので、コン
タクト領域33aにおいて電子コイン10は左右に位置
が多少ずれしまい電子コイン10の位置決めが困難であ
る。通常外部接続端子21の幅は1mm程度と非常に狭
くその端子面積は狭い。
そのため、接触端子35の先端は細くなっており、接触
端子35と外部接続端子21との接触は点接触であるた
め、電子コイン10が左右に多少ずれた場合でも接触端
子35と外部接続端子21との接触を正常に行うことが
できず、接触不良等が発生しやすくなってしまう。また
、接触端子35の先端は細いために摩耗(摩滅)しやす
く、その摩耗による接触不良等のトラブルも発生しやす
い。
端子35と外部接続端子21との接触は点接触であるた
め、電子コイン10が左右に多少ずれた場合でも接触端
子35と外部接続端子21との接触を正常に行うことが
できず、接触不良等が発生しやすくなってしまう。また
、接触端子35の先端は細いために摩耗(摩滅)しやす
く、その摩耗による接触不良等のトラブルも発生しやす
い。
= 7−
(B)電子コイン10本体は、重量が軽いので、例えば
電子コイン10の自重で接触端子35と外部接続端子2
1とを当接させてその間の接触を行う場合には、自重だ
けの接触では十分ではないことがある。その場合には、
例えばスプリング等の機械的な外力によって接触端子3
5と外部接続端子21とを当接させなければならない。
電子コイン10の自重で接触端子35と外部接続端子2
1とを当接させてその間の接触を行う場合には、自重だ
けの接触では十分ではないことがある。その場合には、
例えばスプリング等の機械的な外力によって接触端子3
5と外部接続端子21とを当接させなければならない。
ところが、このためには、接触端子35の先端を太くし
て機械的強度を確保しなければならず、接触端子35と
外部接続端子21との接触面積をある程度広くする必要
がある。しかし、外部接続端子21の幅は狭いままなの
で、接触端子35の先端を太くするにも限界があり、十
分な接触状態の安定化を確保することはできない。
て機械的強度を確保しなければならず、接触端子35と
外部接続端子21との接触面積をある程度広くする必要
がある。しかし、外部接続端子21の幅は狭いままなの
で、接触端子35の先端を太くするにも限界があり、十
分な接触状態の安定化を確保することはできない。
本発明は、前記従来技術が持っていた課題として、電子
コインが位置ずれしかつ外部接続端子の面積が狭いため
に接触端子と外部接続端子とを精度良く当接させること
ができない点と、接触端子と外部接続端子との接触面積
が狭いために接触状態の充分な安定性を確保できない点
とについて解決した電子コイン及びその位置決め装置を
提供するものである。
コインが位置ずれしかつ外部接続端子の面積が狭いため
に接触端子と外部接続端子とを精度良く当接させること
ができない点と、接触端子と外部接続端子との接触面積
が狭いために接触状態の充分な安定性を確保できない点
とについて解決した電子コイン及びその位置決め装置を
提供するものである。
(課題を解決するための手段)
第1の発明は、前記課題を解決するために、半導体素子
が埋設されたコインと、前記コイン表面の同心円上に形
成され前記半導体素子と接続された複数本の環状の外部
接続端子とを、有する電子コインにおいて、前記コイン
の外縁部側に配置された位置決め用の磁性体材料部と、
前記外部接続端子に形成され該外部接続端子の幅よりも
大きな口径を有する接触部とを、設けたものである。
が埋設されたコインと、前記コイン表面の同心円上に形
成され前記半導体素子と接続された複数本の環状の外部
接続端子とを、有する電子コインにおいて、前記コイン
の外縁部側に配置された位置決め用の磁性体材料部と、
前記外部接続端子に形成され該外部接続端子の幅よりも
大きな口径を有する接触部とを、設けたものである。
第2の発明によれば、半導体素子が埋設されたコインと
、前記コイン表面の中心に対して複数個対称的に該コイ
ン表面に形成された外部接続端子と、前記コインの外縁
部側に配置された位置決め用の磁性体材料部とを設けて
電子コインを構成したものである。
、前記コイン表面の中心に対して複数個対称的に該コイ
ン表面に形成された外部接続端子と、前記コインの外縁
部側に配置された位置決め用の磁性体材料部とを設けて
電子コインを構成したものである。
第3の発明によれば、外縁部側に被位置決め部材が設け
られその内側に複数の外部接続端子が形成された電子コ
インを投入するためのコイン投入口と、前記コイン投入
口に連通し該コイン投入口から投入された電子コインを
コンタクト領域に案内するコイン通路と、前記コンタク
ト領域に移動自在に設けられ前記電子コインの停止及び
排出を行うストッパと、前記ストッパの近傍に設けられ
、磁力による吸引力または反発力を用いて前記被位置決
め部材の位置決めを行う位置決め治具と、前記ストッパ
の近傍に設けられ、前記外部接続端子と接触する通電用
の接触端子とを設けて電子コイン位置決め装置を構成し
たものである。
られその内側に複数の外部接続端子が形成された電子コ
インを投入するためのコイン投入口と、前記コイン投入
口に連通し該コイン投入口から投入された電子コインを
コンタクト領域に案内するコイン通路と、前記コンタク
ト領域に移動自在に設けられ前記電子コインの停止及び
排出を行うストッパと、前記ストッパの近傍に設けられ
、磁力による吸引力または反発力を用いて前記被位置決
め部材の位置決めを行う位置決め治具と、前記ストッパ
の近傍に設けられ、前記外部接続端子と接触する通電用
の接触端子とを設けて電子コイン位置決め装置を構成し
たものである。
第4の発明によれば、第3の発明において、前記ストッ
パは、磁力による吸引力または反発力を用いて前記被位
置決め部材を所定位置に停止させる構造にしたことを特
徴とする電子コイン位置決め装置。
パは、磁力による吸引力または反発力を用いて前記被位
置決め部材を所定位置に停止させる構造にしたことを特
徴とする電子コイン位置決め装置。
(作用)
第1及び第2の発明によれば、コインの外縁部側に例え
ば磁性体金属材料または磁石等からなる位置決め用の磁
性体材料部を設けたので、電子コイン位置決め装置側に
例えば磁石または磁性体金属材料部分等を設けることに
より、磁性体材料部は被位置決め部材として働き、電子
コインと電子コイン位置決め装置との間で磁力による吸
引力または反発力を発生させて、前記電子コインの位置
決めが行われる。
ば磁性体金属材料または磁石等からなる位置決め用の磁
性体材料部を設けたので、電子コイン位置決め装置側に
例えば磁石または磁性体金属材料部分等を設けることに
より、磁性体材料部は被位置決め部材として働き、電子
コインと電子コイン位置決め装置との間で磁力による吸
引力または反発力を発生させて、前記電子コインの位置
決めが行われる。
第3及び第4の発明によれば、コイン投入口から投入さ
れた電子コインは、コイン通路を通ってコンタクト領域
へ導引される。その電子コインは、コンタクト領域にお
いて、コイン通路に位置したストッパに載置される。
れた電子コインは、コイン通路を通ってコンタクト領域
へ導引される。その電子コインは、コンタクト領域にお
いて、コイン通路に位置したストッパに載置される。
ストッパに電子コインが載置されると、例えば、磁石ま
たは磁性体金属材料からなる位置決め治具は、電子コイ
ンの被位置決め部材(磁性体材料部)との間の吸引力ま
たは反発力の磁性効果によって電子コインの位置決めを
行う。これにより、電子コインはストッパ上において、
所定の配置で載置される。
たは磁性体金属材料からなる位置決め治具は、電子コイ
ンの被位置決め部材(磁性体材料部)との間の吸引力ま
たは反発力の磁性効果によって電子コインの位置決めを
行う。これにより、電子コインはストッパ上において、
所定の配置で載置される。
電子コインの位置決めが行われると、電子コイン位置決
め装置の接触端子が電子コインの外部接続端子に当接し
てその間の接触が行われ、電子コイン位置決め装置と電
子コインとが電気的に接続されて、電子コイン位置決め
装置を用いての電子コインに対するデータの授受等の処
理が行われる。
め装置の接触端子が電子コインの外部接続端子に当接し
てその間の接触が行われ、電子コイン位置決め装置と電
子コインとが電気的に接続されて、電子コイン位置決め
装置を用いての電子コインに対するデータの授受等の処
理が行われる。
したがって、前記課題を解決できるのである。
(実施例)
第1図は、本発明の第1の実施例を示す電子コイン及び
電子コイン位置決め装置の概略の構成図である。図中、
第2図、第3図及び第4図と共通の要素には共通の符号
が付されている。第6図は、第1図中の電子コインの斜
視図である。図中、第1図及び第3図と共通の要素には
共通の符号が付されている。
電子コイン位置決め装置の概略の構成図である。図中、
第2図、第3図及び第4図と共通の要素には共通の符号
が付されている。第6図は、第1図中の電子コインの斜
視図である。図中、第1図及び第3図と共通の要素には
共通の符号が付されている。
一方の電子コイン40は、第3図及び第4図に示した電
子コイン10とほぼ同様の構成を有しているが、電子コ
イン10と異なり、コイン11の外縁部11aに、被位
置決め部材として働く磁性体材料部である磁性体金属部
41,42.43が設けていることである。この磁性体
金属部41゜42.43は、Ni、鉄(Fe)等の磁性
体金属素材をコイン11の外縁部11aにメツキまたけ
接着等して、例えばそれぞれ順にコインの中心に対して
90°ずっずれた位置に設けられている。
子コイン10とほぼ同様の構成を有しているが、電子コ
イン10と異なり、コイン11の外縁部11aに、被位
置決め部材として働く磁性体材料部である磁性体金属部
41,42.43が設けていることである。この磁性体
金属部41゜42.43は、Ni、鉄(Fe)等の磁性
体金属素材をコイン11の外縁部11aにメツキまたけ
接着等して、例えばそれぞれ順にコインの中心に対して
90°ずっずれた位置に設けられている。
他方の電子コイン位置決め装置5oは、例えば電子コイ
ン40に対してデータの書込みや読取り等の処理を行う
機能を有し、電子コイン位置決め装置30とほぼ同様に
装置本体31、コイン投入口32、及びコイン通路33
が設けられ、コイン通路33の途上にはコンタクト領域
33aが位置している。
ン40に対してデータの書込みや読取り等の処理を行う
機能を有し、電子コイン位置決め装置30とほぼ同様に
装置本体31、コイン投入口32、及びコイン通路33
が設けられ、コイン通路33の途上にはコンタクト領域
33aが位置している。
コンタクト領域33aのコイン通路33の内壁側には、
コンタクト領域33aのコイン通路33内を移動自在で
あるストッパ51が取付けられている。ここで、ストッ
パ51は、例えば磁石を用いて構成され、移動機構51
−1によって例えばスライド移動するように移動制御さ
れて、コンタクト領域33aにおける電子コイン4oの
停止及□び排出を行う。
コンタクト領域33aのコイン通路33内を移動自在で
あるストッパ51が取付けられている。ここで、ストッ
パ51は、例えば磁石を用いて構成され、移動機構51
−1によって例えばスライド移動するように移動制御さ
れて、コンタクト領域33aにおける電子コイン4oの
停止及□び排出を行う。
さらに、コンタクト領域33aにおけるストッパ51近
傍のコイン通路33の内壁側には、それぞれ対向する位
置に配置された位置決め治具52゜53が取付けられて
いる。この位置決め治具52゜53は、例えば磁石で構
成され、電子コイン40の磁性体金属部41.43の位
置に応じて位置設定がなされている。即ち、電子コイン
40の磁性体金属部42がストッパ51に当接した際に
、位置決め治具52は磁性体金属部41に近接し、位置
決め治具53は磁性体金属部43に近接する。
傍のコイン通路33の内壁側には、それぞれ対向する位
置に配置された位置決め治具52゜53が取付けられて
いる。この位置決め治具52゜53は、例えば磁石で構
成され、電子コイン40の磁性体金属部41.43の位
置に応じて位置設定がなされている。即ち、電子コイン
40の磁性体金属部42がストッパ51に当接した際に
、位置決め治具52は磁性体金属部41に近接し、位置
決め治具53は磁性体金属部43に近接する。
また、位置決め治具52及び53間におけるコイン通路
33の内壁側には、電子コイン位置決め装置30と同様
に第1図中には図示していないが第5図に示すような接
触端子35が設けられている。また、コンタクト領域3
3aにおけるストッパ51の近傍にはノズル54が設け
られている。
33の内壁側には、電子コイン位置決め装置30と同様
に第1図中には図示していないが第5図に示すような接
触端子35が設けられている。また、コンタクト領域3
3aにおけるストッパ51の近傍にはノズル54が設け
られている。
このノズル54は圧縮空気を噴射してストッパ51に載
置された状態の電子コイン40を所定の回転力で外周方
向に回転させるものである。
置された状態の電子コイン40を所定の回転力で外周方
向に回転させるものである。
次に、以上のように構成される電子コイン40及び電子
コイン位置決め装置50を使用する場合について説明す
る。
コイン位置決め装置50を使用する場合について説明す
る。
電子コイン40は、例えばゲームセンターコイン、遊園
地の回数券等に適用可能であるが、例えば遊園地の回数
券に使用した場合には、遊園地の入口で電子コイン40
を受取り、遊園地内の施設を利用する毎にその施設に備
えつけられている電子コイン位置決め装置50のコイン
投入口32に投入する。
地の回数券等に適用可能であるが、例えば遊園地の回数
券に使用した場合には、遊園地の入口で電子コイン40
を受取り、遊園地内の施設を利用する毎にその施設に備
えつけられている電子コイン位置決め装置50のコイン
投入口32に投入する。
コイン投入口32に投入された電子コイン40は、コイ
ン通路33を通ってコンタクト領域33aに導引される
。この時、移動機構51−1の制御により、ストッパ5
1はコイン通路33を閉じている。このため、コイン投
入口32からコンタクト領域33aに導引された電子コ
イン40は、ストッパ51に載置されてコンタクト領域
33aに停止する。
ン通路33を通ってコンタクト領域33aに導引される
。この時、移動機構51−1の制御により、ストッパ5
1はコイン通路33を閉じている。このため、コイン投
入口32からコンタクト領域33aに導引された電子コ
イン40は、ストッパ51に載置されてコンタクト領域
33aに停止する。
すると、ストッパ51上に載置された電子コイン40に
、ノズル54から圧縮空気が噴射され、その圧縮空気が
電子コイン40の外縁部11aに当たって、電子コイン
40は、その外周方向に回転力を得て回転する。例えば
、第1図においては電子コイン40は時計方向に回転す
る。
、ノズル54から圧縮空気が噴射され、その圧縮空気が
電子コイン40の外縁部11aに当たって、電子コイン
40は、その外周方向に回転力を得て回転する。例えば
、第1図においては電子コイン40は時計方向に回転す
る。
この電子コイン40の回転に伴って磁性体金属部41,
42.43の位置も移動する。この移動により、例えば
図示しないが磁性体金属部41が位置決め治具53に近
接し、磁性体金属部43が位置決め治具52に近接して
、磁性体金属部42がストッパ51と対向する位置にあ
る時は、磁性体金属部41及び位置決め治具53間と、
磁性体金属部43及び位置決め治具52間とには、それ
ぞれ同一の大きさの磁力による吸引力が働く。この吸引
力によって、ノズル54からの圧縮空気による電子コイ
ン40の回転を止めるような力が電子コイン40に働く
。しかし、この時点では、その吸引力よりも圧縮空気に
よる電子コイン40の回転力の方が大きくなるように圧
縮空気の噴射強度を設定しておき、そのなめ電子コイン
40はさらに回転する。
42.43の位置も移動する。この移動により、例えば
図示しないが磁性体金属部41が位置決め治具53に近
接し、磁性体金属部43が位置決め治具52に近接して
、磁性体金属部42がストッパ51と対向する位置にあ
る時は、磁性体金属部41及び位置決め治具53間と、
磁性体金属部43及び位置決め治具52間とには、それ
ぞれ同一の大きさの磁力による吸引力が働く。この吸引
力によって、ノズル54からの圧縮空気による電子コイ
ン40の回転を止めるような力が電子コイン40に働く
。しかし、この時点では、その吸引力よりも圧縮空気に
よる電子コイン40の回転力の方が大きくなるように圧
縮空気の噴射強度を設定しておき、そのなめ電子コイン
40はさらに回転する。
そして、第1図に示すように磁性体金属部41が位置決
め治具52に近接し、磁性体金属部43が位置決め治具
53に近接して、磁性体金属部42がストッパ51に当
接した時、磁性体金属部41及び位置決め治具52間と
、磁性体金属部43及び位置決め治具53間との間に同
一の大きさの磁力による吸引力が働き、磁性体金属部4
2及びストッパ51間にも、磁力による吸引力が働く。
め治具52に近接し、磁性体金属部43が位置決め治具
53に近接して、磁性体金属部42がストッパ51に当
接した時、磁性体金属部41及び位置決め治具52間と
、磁性体金属部43及び位置決め治具53間との間に同
一の大きさの磁力による吸引力が働き、磁性体金属部4
2及びストッパ51間にも、磁力による吸引力が働く。
この場合には、その吸引力が電子コイン40の回転力よ
りも大きくなるように設定しておき、電子コイン40は
回転を停止する。
りも大きくなるように設定しておき、電子コイン40は
回転を停止する。
この時、磁性体金属部41及び位置決め治具52間と、
磁性体金属部43及び位置決め治具53間の磁力による
吸引力が等しいので、電子コイン40は、位置決め治具
52及び53間の中央に左右均等に間隙Wを有して位置
決めされる。
磁性体金属部43及び位置決め治具53間の磁力による
吸引力が等しいので、電子コイン40は、位置決め治具
52及び53間の中央に左右均等に間隙Wを有して位置
決めされる。
このようにして電子コイン40の位置決めがなされると
、第5図に示すように電子コイン位置決め装置50の接
触端子35が電子コイン40の外部接続端子21に当接
され、その間の電気的接続が図られる。これにより、電
子コイン位置決め装置50と電子コイン40との間でデ
ータの交信が行われ、電子コイン40のICチップ18
のメモリに当該施設を利用するために必要な度数が書込
まれる。また、遊園地の出口で他の電子コイン位置決め
装置50に電子コイン40をかけ、書込みの場合と同様
にして、累積使用度数を読出して精算し、料金が支払わ
れる。
、第5図に示すように電子コイン位置決め装置50の接
触端子35が電子コイン40の外部接続端子21に当接
され、その間の電気的接続が図られる。これにより、電
子コイン位置決め装置50と電子コイン40との間でデ
ータの交信が行われ、電子コイン40のICチップ18
のメモリに当該施設を利用するために必要な度数が書込
まれる。また、遊園地の出口で他の電子コイン位置決め
装置50に電子コイン40をかけ、書込みの場合と同様
にして、累積使用度数を読出して精算し、料金が支払わ
れる。
この第1の実施例では、次のような利点を有している。
(A>電子コイン40に磁性体金属部41.42゜43
を設け、電子コイン位置決め装置50に位置決め治具5
2,5B及び磁石で構成したストッパ51を設けた。こ
れにより、磁性体金属部41と位置決め治具52の間、
磁性体金属部43と位置決め治具53の間、及び磁性体
金属部42とストッパ51の間のそれぞれに磁力による
吸引力が生じて、その吸引力によりストッパ51上に載
置された電子コイン40の位置決めを行える。従って電
子コイン40の位置出しを精度良く行え、接触端子35
の先端をわずか1mm程度の幅の外部接続端子21に確
実に当接でき、接触端子35と外部接続端子21の接触
の信頼性を向上させることができる。
を設け、電子コイン位置決め装置50に位置決め治具5
2,5B及び磁石で構成したストッパ51を設けた。こ
れにより、磁性体金属部41と位置決め治具52の間、
磁性体金属部43と位置決め治具53の間、及び磁性体
金属部42とストッパ51の間のそれぞれに磁力による
吸引力が生じて、その吸引力によりストッパ51上に載
置された電子コイン40の位置決めを行える。従って電
子コイン40の位置出しを精度良く行え、接触端子35
の先端をわずか1mm程度の幅の外部接続端子21に確
実に当接でき、接触端子35と外部接続端子21の接触
の信頼性を向上させることができる。
(B)ストッパ51は、コンタクト領域33aにおける
コイン通、’&@33外へスライド移動するように構成
しなので、電子コイン40の排出に際して電子コイン4
0を確実にしかも簡単に排出することができる。
コイン通、’&@33外へスライド移動するように構成
しなので、電子コイン40の排出に際して電子コイン4
0を確実にしかも簡単に排出することができる。
(C)ノズル54によって圧縮空気を電子コイン40の
外縁部11aに噴射し、電子コイン40を外周方向に回
転させるようにしたので、電子コイン40の位置決めを
行う際に、磁性体金属部41゜42.43と、位置決め
治具52,5B及びストッパ51との間に生じる磁力に
よる吸引力と共働して、電子コイン40の位置出しを確
実にできる。
外縁部11aに噴射し、電子コイン40を外周方向に回
転させるようにしたので、電子コイン40の位置決めを
行う際に、磁性体金属部41゜42.43と、位置決め
治具52,5B及びストッパ51との間に生じる磁力に
よる吸引力と共働して、電子コイン40の位置出しを確
実にできる。
第7図は、本発明の第2の実施例を示す電子コイン及び
電子コイン位置決め装置の構成図である。
電子コイン位置決め装置の構成図である。
図中、第1図と共通の要素には共通の符号が付されてい
る。
る。
一方の電子コイン40aは、電子コイン40とほぼ同様
の構成を有しているが、磁性体金属部42を省略して構
成している点が異なっている。まな、他方の電子コイン
位置決め装置50aは、電子コイン位置決め装置50と
ほぼ同様の構成を有しているが、磁石からなるストッパ
51をそれに代えて、磁石以外の例えば金属または樹脂
等からなるストッパ51aで構成している点が異なって
いる。
の構成を有しているが、磁性体金属部42を省略して構
成している点が異なっている。まな、他方の電子コイン
位置決め装置50aは、電子コイン位置決め装置50と
ほぼ同様の構成を有しているが、磁石からなるストッパ
51をそれに代えて、磁石以外の例えば金属または樹脂
等からなるストッパ51aで構成している点が異なって
いる。
以上のように構成される電子コイン40a及び電子コイ
ン位置決め装置50aは、電子コイン40及び電子コイ
ン位置決め装置50とほぼ同様にに使用される。その際
に、電子コイン40の場合と異なり、電子コイン40a
の位置決めは、磁性体金属部41及び位置決め治具52
と、磁性体金属部43及び位置決め治具53とがそれぞ
れ近接した位置、あるいは磁性体金属部41及び位置決
め治具53と、磁性体金属部43及び位置決め治具52
とがそれぞれ近接した位置で電子コイン40aを停止さ
せて行う。
ン位置決め装置50aは、電子コイン40及び電子コイ
ン位置決め装置50とほぼ同様にに使用される。その際
に、電子コイン40の場合と異なり、電子コイン40a
の位置決めは、磁性体金属部41及び位置決め治具52
と、磁性体金属部43及び位置決め治具53とがそれぞ
れ近接した位置、あるいは磁性体金属部41及び位置決
め治具53と、磁性体金属部43及び位置決め治具52
とがそれぞれ近接した位置で電子コイン40aを停止さ
せて行う。
この第2の実施例では、電子コイン40a及び電子コイ
ン位置決め装置50aの構造が第1の実施例の場合に比
べて簡単になるという利点を有している。
ン位置決め装置50aの構造が第1の実施例の場合に比
べて簡単になるという利点を有している。
第8図は、本発明の第3の実施例を示す電子コイン及び
電子コイン位置決め装置の構成図である。
電子コイン位置決め装置の構成図である。
図中、第7図と共通の要素には共通の符号が付されてい
る。
る。
この第3の実施例では、第2の実施例における電子コイ
ン40aを、その磁性体金属部41.43を外縁部11
aの近傍のコイン11の内部に設けた電子コイン40b
で構成している。したがって、この第3の実施例によっ
ても、第2の実施例とほぼ同様の作用・効果が得られる
。
ン40aを、その磁性体金属部41.43を外縁部11
aの近傍のコイン11の内部に設けた電子コイン40b
で構成している。したがって、この第3の実施例によっ
ても、第2の実施例とほぼ同様の作用・効果が得られる
。
第9図は、本発明の第4の実施例を示す電子コイン及び
電子コイン位置決め装置の構成図である。
電子コイン位置決め装置の構成図である。
図中、第1図と共通の要素には共通の符号が付されてい
る。
る。
一方の電子コイン40cは、電子コイン40とほぼ同様
の構成を有しているが、それと異なる点は、磁性体金属
部42.43を省略して磁性体金属部41のみを設けて
いることである。他方の電子コイン位置決め装置50b
は、電子コイン位置決め装置50と同様の装置本体31
と、コイン投入口32と、コンタクト領域33 aを有
するコイン通路33と、ノズル54と、第5図に示すよ
うな接触端子35とを有している。そのコンタクト領域
33aにおけるコイン通路33の内壁側には、紙面垂直
方法にスライド移動する非磁性材料からなるストッパ5
1bが設けられている。さらに、ストッパ51b上には
、磁石からなる位置決め治具52bが例えば接着剤等で
固着されている。この位置決め治具52bは、コイン通
路33のほぼ中央付近に位置し、その表面に電子コイン
40cが搭載されるものであり、その電子コイン40c
を搭載する表面には、電子コイン40cの外縁部11a
の形状に応じた湾曲が設けられている。また、図示しな
いが、ストッパ5 ]、 bを移動制御する移動機構が
装置本体31に設けられている。
の構成を有しているが、それと異なる点は、磁性体金属
部42.43を省略して磁性体金属部41のみを設けて
いることである。他方の電子コイン位置決め装置50b
は、電子コイン位置決め装置50と同様の装置本体31
と、コイン投入口32と、コンタクト領域33 aを有
するコイン通路33と、ノズル54と、第5図に示すよ
うな接触端子35とを有している。そのコンタクト領域
33aにおけるコイン通路33の内壁側には、紙面垂直
方法にスライド移動する非磁性材料からなるストッパ5
1bが設けられている。さらに、ストッパ51b上には
、磁石からなる位置決め治具52bが例えば接着剤等で
固着されている。この位置決め治具52bは、コイン通
路33のほぼ中央付近に位置し、その表面に電子コイン
40cが搭載されるものであり、その電子コイン40c
を搭載する表面には、電子コイン40cの外縁部11a
の形状に応じた湾曲が設けられている。また、図示しな
いが、ストッパ5 ]、 bを移動制御する移動機構が
装置本体31に設けられている。
以上のように構成される電子コイン40c及び電子コイ
ン位置決め装置50bは、電子コイン40及び電子コイ
ン位置決め装置50の場合とほぼ同様に使用されるが、
この第4の実施例における電子コイン40cの位置決め
は次のようにして行われる。電子コイン40cがコイン
投入口32に投入され、コイン通路33を通ってコンタ
クト領域33aに導引されると、コイン通路33内に移
動して停止していたストッパ51b上の位置決め治具5
2bに載置される。この時、第1の実施例の場合とほぼ
同様にして、ノズル54からの圧縮空気によって電子コ
イン40cが回転し、磁性体金属部41が位置決め治具
52bにきた時に電子コイン40cの位置出しが終了す
る。その後、例えば第5図に示すようにして、電子コイ
ン位置決め装置50bの接触端子35が電子コイン40
cの外部接続端子21に当接して、データの交信が行わ
れる。
ン位置決め装置50bは、電子コイン40及び電子コイ
ン位置決め装置50の場合とほぼ同様に使用されるが、
この第4の実施例における電子コイン40cの位置決め
は次のようにして行われる。電子コイン40cがコイン
投入口32に投入され、コイン通路33を通ってコンタ
クト領域33aに導引されると、コイン通路33内に移
動して停止していたストッパ51b上の位置決め治具5
2bに載置される。この時、第1の実施例の場合とほぼ
同様にして、ノズル54からの圧縮空気によって電子コ
イン40cが回転し、磁性体金属部41が位置決め治具
52bにきた時に電子コイン40cの位置出しが終了す
る。その後、例えば第5図に示すようにして、電子コイ
ン位置決め装置50bの接触端子35が電子コイン40
cの外部接続端子21に当接して、データの交信が行わ
れる。
第10図は、本発明の第5の実施例を示す電子コイン及
び電子コイン位置決め装置の構成図であ ゛る。図
中、第1図と共通の要素には共通の符号が付されている
。第11図は、第10図での接触端子の接触部に対する
接触状態を示す図である。
び電子コイン位置決め装置の構成図であ ゛る。図
中、第1図と共通の要素には共通の符号が付されている
。第11図は、第10図での接触端子の接触部に対する
接触状態を示す図である。
一方の電子コイン70は、電子コイン40とはぼ同様の
構成を有しており、電子コイン40と異なる点は、外部
接続端子21の一部に例えば直径が2mm〜3mm程度
の円形状の複数の接触部71を設けたことである。接触
部71は、Cu、Nj、パラジウム(Pd)、Auまた
はPd、Auに代えてAu−Coメツキ等を用いて形成
している。これにより、接触部71の接触頻度が高いこ
とによる導電性及び接着性等の接触信頼性の劣化が防止
される。また、接触部71の膜厚は、例えばAu、Au
−Coメツキの場合は、0.05μm程度とすることに
より最適となる。さらに、接触部71は、外部接続端子
21の幅よりも大きな口径を有している。ここで、接触
部71を設ける際に、接触部71の面積を十分に確保す
るために、接触部71周辺の外部接続端子21は、断線
等の支障が生じない程度に切り欠かれている。
構成を有しており、電子コイン40と異なる点は、外部
接続端子21の一部に例えば直径が2mm〜3mm程度
の円形状の複数の接触部71を設けたことである。接触
部71は、Cu、Nj、パラジウム(Pd)、Auまた
はPd、Auに代えてAu−Coメツキ等を用いて形成
している。これにより、接触部71の接触頻度が高いこ
とによる導電性及び接着性等の接触信頼性の劣化が防止
される。また、接触部71の膜厚は、例えばAu、Au
−Coメツキの場合は、0.05μm程度とすることに
より最適となる。さらに、接触部71は、外部接続端子
21の幅よりも大きな口径を有している。ここで、接触
部71を設ける際に、接触部71の面積を十分に確保す
るために、接触部71周辺の外部接続端子21は、断線
等の支障が生じない程度に切り欠かれている。
他方の電子コイン位置決め装置50cは、電子コイン位
置決め装置50とほぼ同様の構成を有しており、それと
異なる点は、先端が鋭利な接触端子35に代えて、第1
1図に示すようにその先端を円丘状(断面が円弧状)に
した接触端子35aを必要数装置本体31に配設して構
成していることである。この接触端子35aの先端は、
例えば導電性及び耐久性等を得るために貴金属等のメツ
キが施されている。
置決め装置50とほぼ同様の構成を有しており、それと
異なる点は、先端が鋭利な接触端子35に代えて、第1
1図に示すようにその先端を円丘状(断面が円弧状)に
した接触端子35aを必要数装置本体31に配設して構
成していることである。この接触端子35aの先端は、
例えば導電性及び耐久性等を得るために貴金属等のメツ
キが施されている。
以上のように構成される電子コイン70及び電子コイン
位置決め装置50cは、第1の実施例とほぼ同様に使用
され、はぼ同様の作用・効果が得られる。
位置決め装置50cは、第1の実施例とほぼ同様に使用
され、はぼ同様の作用・効果が得られる。
この第5の実施例では、次のような利点を有している。
即ち、位置決め治具52,5B及びストッパ51を用い
て電子コイン70の位置決めを行うので、常時接触部7
1は一定の位置に来るため、コイン通路33の内壁側に
固定された接触端子35aを、常に接触部71に当接さ
せることができる。したがって、接触部71の口径を外
部接続端子21の幅よりも大きくしたことにより、接触
端子35aを精度良く接触部71に当接さぜることがで
きると共に、接触端子35aの先端を太くすることがで
きて、接触端子35aの機械的強度が強くなり、例えば
スプリング等を用いて接触端子35aと接触部71とを
圧接させた場合でも接触状態の安定化を図ることができ
る。
て電子コイン70の位置決めを行うので、常時接触部7
1は一定の位置に来るため、コイン通路33の内壁側に
固定された接触端子35aを、常に接触部71に当接さ
せることができる。したがって、接触部71の口径を外
部接続端子21の幅よりも大きくしたことにより、接触
端子35aを精度良く接触部71に当接さぜることがで
きると共に、接触端子35aの先端を太くすることがで
きて、接触端子35aの機械的強度が強くなり、例えば
スプリング等を用いて接触端子35aと接触部71とを
圧接させた場合でも接触状態の安定化を図ることができ
る。
また、外部接続端子21は、同心円上に配置された環状
の形状なので、電子コイン70の位置決め精度の許容範
囲を緩和できる。さらに、接触端子35aの先端は、接
触端子35に比べて太くでき例えば円丘状にしたので、
摩耗しにくく、接触不良の防止等の促進が可能となる。
の形状なので、電子コイン70の位置決め精度の許容範
囲を緩和できる。さらに、接触端子35aの先端は、接
触端子35に比べて太くでき例えば円丘状にしたので、
摩耗しにくく、接触不良の防止等の促進が可能となる。
第12図は、本発明の第6の実施例を示す電子コイン及
び電子コイン位置決め装置の構成図である。図中、第1
0図と共通の要素には共通の符号が付されている。
び電子コイン位置決め装置の構成図である。図中、第1
0図と共通の要素には共通の符号が付されている。
この第6の実施例は、第5の実施例において、電子コイ
ン70に代えて、電子コイン80を用いて構成したもの
である。
ン70に代えて、電子コイン80を用いて構成したもの
である。
電子コイン80は、電子コイン70とほぼ同様の構成を
有しているが、電子コイン70の外部接続端子21及び
接触部71に代えて、コイン11表面を4分割した領域
に扇状に形成された4個の外部接続端子81を設けて構
成している。
有しているが、電子コイン70の外部接続端子21及び
接触部71に代えて、コイン11表面を4分割した領域
に扇状に形成された4個の外部接続端子81を設けて構
成している。
この第6の実施例では、第5の実施例とほぼ同様の作用
・効果が得られる。さらに、本実施例の利点としては、
外部接続端子81の端子面積を接触部71に比べてもさ
らに広くできるので、第5の実施例に比べて接触端子3
5aを外部接続端子81に確実に接触させることができ
ると共に、接触端子35aの先端形状の自由度も増して
接触状態の安定性がさらに増大する、ことも挙げられる
。
・効果が得られる。さらに、本実施例の利点としては、
外部接続端子81の端子面積を接触部71に比べてもさ
らに広くできるので、第5の実施例に比べて接触端子3
5aを外部接続端子81に確実に接触させることができ
ると共に、接触端子35aの先端形状の自由度も増して
接触状態の安定性がさらに増大する、ことも挙げられる
。
第13図は、本発明の第7の実施例を示す電子コイン及
び電子コイン位置決め装置の構成図であり、第12図と
共通の要素には共通の符号が付されている。
び電子コイン位置決め装置の構成図であり、第12図と
共通の要素には共通の符号が付されている。
この第7の実施例は、第6の実施例において、電子コイ
ン80に代えて、電子コイン90を用いて構成したもの
である。
ン80に代えて、電子コイン90を用いて構成したもの
である。
電子コイン90は、電子コイン80とほぼ同様の構成を
有しているが、電子コイン80の外部接続端子81に代
えて、コイン11表面の中心付近の領域と同−半径上に
分割された領域とに設けら= 27− れな複数の外部接続端子91を備えている。
有しているが、電子コイン80の外部接続端子81に代
えて、コイン11表面の中心付近の領域と同−半径上に
分割された領域とに設けら= 27− れな複数の外部接続端子91を備えている。
この第7の実施例では、第6の実施例とほぼ同様の作用
・効果が得られ、第6の実施例よりも1端子当りの端子
面積が狭くなるが端子数を多くできるという利点を有し
ている。
・効果が得られ、第6の実施例よりも1端子当りの端子
面積が狭くなるが端子数を多くできるという利点を有し
ている。
なお、本発明は、図示の実施例に限定されず、種々の変
形が可能である。その変形例としては、例えば次のよう
なものがある。
形が可能である。その変形例としては、例えば次のよう
なものがある。
(I>上記第1〜第7の実施例で例示した電子コイン4
0.40a、40b、40c、70,80゜90及び電
子コイン位置決め装置50.50a。
0.40a、40b、40c、70,80゜90及び電
子コイン位置決め装置50.50a。
50b、50cの構成は種々の変形が可能である。
その変形例としては、例えば次のようなものがある。
■ 磁性体金属部41,42.43は、磁石で構成し、
かつ位置決め治具52,53.63及びストッパ51等
を磁性体金属材料で構成してもよいし、また、その双方
を磁石で構成してもよい。
かつ位置決め治具52,53.63及びストッパ51等
を磁性体金属材料で構成してもよいし、また、その双方
を磁石で構成してもよい。
この場合は、磁石のS極及びN極による吸引力や、反発
力を用いて位置決めが可能なように構成する。
力を用いて位置決めが可能なように構成する。
さらに、磁石と磁性体金属材料を適宜組合わせて構成し
てもよい。例えば、第1図等において、磁性体金属材料 のそれぞれの磁石と位置決め治具52,53が反発する
ことにより位置決めされるようにしたりしてもよい。ま
た、電子コイン40等に磁石を設けて構成する場合には
、コイン通路33をプラスチツブ等の非磁性材料で構成
することにより、電子コイン40等の通過を円滑にでき
る。
てもよい。例えば、第1図等において、磁性体金属材料 のそれぞれの磁石と位置決め治具52,53が反発する
ことにより位置決めされるようにしたりしてもよい。ま
た、電子コイン40等に磁石を設けて構成する場合には
、コイン通路33をプラスチツブ等の非磁性材料で構成
することにより、電子コイン40等の通過を円滑にでき
る。
■ ノズル54は、各電子コイン40.40a。
40b、’40c、70,80.90の位置出しが十分
6二行えるのであれば必ずしも設ける必要はない。また
、ノズル54のような電子コインの位置出しを補助する
機構を設ける場合には、例えばノズル54のかわりに金
属ブラシ等で当該電子コインを回転させるようにしても
よいし、例えば各ストッパを振動させて行う構成にして
もよい。あるいは、コイン通路33中を通過する際に当
該電子コインを回転させるようにしてもよい。
6二行えるのであれば必ずしも設ける必要はない。また
、ノズル54のような電子コインの位置出しを補助する
機構を設ける場合には、例えばノズル54のかわりに金
属ブラシ等で当該電子コインを回転させるようにしても
よいし、例えば各ストッパを振動させて行う構成にして
もよい。あるいは、コイン通路33中を通過する際に当
該電子コインを回転させるようにしてもよい。
■ 磁性体金属部41〜43と位置決め治具52.52
b、53の形状、配置位置、構造、及び個数等はその変
更が可能である。例えば、その形状は、電子コインの位
置決めを行うための磁性効果が得られるようなものであ
れば、円形、凹状、またはかまぼこ型等の種々の形状が
可能である。
b、53の形状、配置位置、構造、及び個数等はその変
更が可能である。例えば、その形状は、電子コインの位
置決めを行うための磁性効果が得られるようなものであ
れば、円形、凹状、またはかまぼこ型等の種々の形状が
可能である。
また、磁性体金属部41〜43は、外縁部11a側に位
置するものであれば、外縁部jlaにあっても、磁性効
果が得られる範囲で外縁部11a近傍のコイン11内部
に組み込まれた構造であったりしてもよい。また、位置
決め治具52,52b。
置するものであれば、外縁部jlaにあっても、磁性効
果が得られる範囲で外縁部11a近傍のコイン11内部
に組み込まれた構造であったりしてもよい。また、位置
決め治具52,52b。
53等を構成する磁石は、永久磁石であっても、電磁石
であっても、あるいは他の種類の磁石であってもよい。
であっても、あるいは他の種類の磁石であってもよい。
■ 電子コイン40.40a、40b、40c。
70.80.90は、その磁性体金属部41〜43や、
磁性体金属部に代えて設ける磁石等の表面に、防錆処理
や、位置決めのための磁性効果等の機能に不都合がない
程度の表面メツキ等を施してもよい。さらに、電子コイ
ン40.40a、40b、40c、70,80,90の
形状は、円形でなく多角形等でもよい。
磁性体金属部に代えて設ける磁石等の表面に、防錆処理
や、位置決めのための磁性効果等の機能に不都合がない
程度の表面メツキ等を施してもよい。さらに、電子コイ
ン40.40a、40b、40c、70,80,90の
形状は、円形でなく多角形等でもよい。
■ 外部接続端子21,81.91と接触部71の形状
、個数、配置位置、寸法、及び膜厚等も種々の変形が可
能である。さらに、外部接続端子21.81.91と接
触部71は、例えばスルーホール20を貫通孔にしたり
、新たに貫通したスルーホールを設けることにより、コ
イン11の片面のみに設けてもよいし、その両面に設け
てもよい。その場合、例えば接触端子35.35aの配
置位置及び個数等は適宜変更が可能である。また、接触
部71は、円形以外にも、例えば四角形または長方形等
の形状でもよい。
、個数、配置位置、寸法、及び膜厚等も種々の変形が可
能である。さらに、外部接続端子21.81.91と接
触部71は、例えばスルーホール20を貫通孔にしたり
、新たに貫通したスルーホールを設けることにより、コ
イン11の片面のみに設けてもよいし、その両面に設け
てもよい。その場合、例えば接触端子35.35aの配
置位置及び個数等は適宜変更が可能である。また、接触
部71は、円形以外にも、例えば四角形または長方形等
の形状でもよい。
■ 接触端子35.35aの形状等は変形が可能である
。また、接触端子35.35aと、外部接続端子21,
81.91または接触部71との接触は、当該電子コイ
ンの自重で行ったり、スプリング等で行ったり、あるい
は他の方法を用いて行ってもよい。
。また、接触端子35.35aと、外部接続端子21,
81.91または接触部71との接触は、当該電子コイ
ンの自重で行ったり、スプリング等で行ったり、あるい
は他の方法を用いて行ってもよい。
■ ストッパ51.51a、51bは、移動機構31−
1によって装置本体31にスライド移動してコンタクト
領域33aにおけるコイン通路33を移動するようにし
たが、他にも種々の移動手段(方法)が考えられる。例
えばストッパの構造は、一端を支点にして他端が円弧を
描く移動や、紙面垂直方向にストッパを平行移動させる
などして当該電子コインを停止及び排出させる種々の方
法が考えられる。また、それらのストッパの構成に応じ
てその制御機構等も適宜設定される。
1によって装置本体31にスライド移動してコンタクト
領域33aにおけるコイン通路33を移動するようにし
たが、他にも種々の移動手段(方法)が考えられる。例
えばストッパの構造は、一端を支点にして他端が円弧を
描く移動や、紙面垂直方向にストッパを平行移動させる
などして当該電子コインを停止及び排出させる種々の方
法が考えられる。また、それらのストッパの構成に応じ
てその制御機構等も適宜設定される。
(II)電子コイン位置決め装置50.50a、50b
、50cは、電子コイン40.40a、40b、40c
、70,80.90の位置決めに必要な構成要素のみを
例示したが、他にも種々の構成要素の付加が考えられる
。例えば、上記実施例で 、は図示しなかったが、接触
端子35.35aを介してICチップ18にアクセスし
てデータの書込み及び読出し等の処理を行うための処理
手段等を例えば装置本体31内部に設ける構成にしても
よい。また、それらの手段を別個の装置として外部に設
けて、電子コイン40.40a、40b、40c、70
,80.90と接続する構成にしてもよい。
、50cは、電子コイン40.40a、40b、40c
、70,80.90の位置決めに必要な構成要素のみを
例示したが、他にも種々の構成要素の付加が考えられる
。例えば、上記実施例で 、は図示しなかったが、接触
端子35.35aを介してICチップ18にアクセスし
てデータの書込み及び読出し等の処理を行うための処理
手段等を例えば装置本体31内部に設ける構成にしても
よい。また、それらの手段を別個の装置として外部に設
けて、電子コイン40.40a、40b、40c、70
,80.90と接続する構成にしてもよい。
(■)上記実施例では、電子コイン40.40a。
40b、40c、70,80.90及び電子コイン位置
決め装置50.50a、50b、50cを回数券として
使用する場合について説明したが、本発明の電子コイン
及びその位置決め装置は、ゲームセンターでの使用等の
他の用途にも幅広く適用が可能である。
決め装置50.50a、50b、50cを回数券として
使用する場合について説明したが、本発明の電子コイン
及びその位置決め装置は、ゲームセンターでの使用等の
他の用途にも幅広く適用が可能である。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように、第1及び第2の発明によれ
ば、コインの外縁部側に位置決め用の磁性体材料部を設
けたので、電子コイン位置決め装置側を該磁性体材料部
に対して磁性作用を及ぼしてその位置決めをする構造に
することにより、該電子コインの位置決めを精度よく、
確実にかつ簡単な構成で行うことができる。
ば、コインの外縁部側に位置決め用の磁性体材料部を設
けたので、電子コイン位置決め装置側を該磁性体材料部
に対して磁性作用を及ぼしてその位置決めをする構造に
することにより、該電子コインの位置決めを精度よく、
確実にかつ簡単な構成で行うことができる。
そのため、第1の発明における接触部あるいは第2の発
明における外部接続端子に、電子コイン位置決め装置側
の接触端子を確実に当接させることができる。また、第
1の発明における接触部あるいは第2の発明における外
部接続端子の面積を広くしなので、前記接触端子による
接触を確実に行えると共に、その接触状態の安定化を図
れる。
明における外部接続端子に、電子コイン位置決め装置側
の接触端子を確実に当接させることができる。また、第
1の発明における接触部あるいは第2の発明における外
部接続端子の面積を広くしなので、前記接触端子による
接触を確実に行えると共に、その接触状態の安定化を図
れる。
特に、第1の発明では、接触部を設けたことにより、コ
イン表面の増加による電子コインの大型化を伴うことな
く、前記接触端子が当接する電子コイン側の端子面を広
くできると共に、外部接続端子は、同心円上に配置され
た環状をなすので、電子コインの位置決め精度の許容範
囲を緩和できる。
イン表面の増加による電子コインの大型化を伴うことな
く、前記接触端子が当接する電子コイン側の端子面を広
くできると共に、外部接続端子は、同心円上に配置され
た環状をなすので、電子コインの位置決め精度の許容範
囲を緩和できる。
また、第2の発明では、外部接続端子の1端子当りの面
積を前記接触部に比べて広くすることができる。したが
って、小型で、汎用性を有し、かつ接触端子によるアク
セス時の接触不良等が阻止されて接触の信頼性に優れた
電子コインを実現できる。
積を前記接触部に比べて広くすることができる。したが
って、小型で、汎用性を有し、かつ接触端子によるアク
セス時の接触不良等が阻止されて接触の信頼性に優れた
電子コインを実現できる。
第3及び第4の発明によれば、電子コイン位置決め装置
に位置決め治具を設けなので、該位置決め治具により電
子コインの被位置決め部材(磁性体材料部)を所定の位
置に位置決めできる。さらに、ストッパの構造によって
前記電子コインの位置決めを行うこともでき、また該ス
トッパによって前記位置決め治具による前記電子コイン
の位置決めをさらに精度の良い安定なものとすることも
できる。また、前記位置決めは、磁性効果によって行う
ので、ストッパの移動と共働することにより、電子コイ
ンの排出を簡単かつ確実に行える。
に位置決め治具を設けなので、該位置決め治具により電
子コインの被位置決め部材(磁性体材料部)を所定の位
置に位置決めできる。さらに、ストッパの構造によって
前記電子コインの位置決めを行うこともでき、また該ス
トッパによって前記位置決め治具による前記電子コイン
の位置決めをさらに精度の良い安定なものとすることも
できる。また、前記位置決めは、磁性効果によって行う
ので、ストッパの移動と共働することにより、電子コイ
ンの排出を簡単かつ確実に行える。
第1図は本発明の第1の実施例を示す電子コイン及び電
子コインの位置決め装置の構成図、第2図は従来の電子
コイン及び電子コインの位置決め装置の構成図、第3図
は第2図中の電子コインの平面図、第4図は第3図中の
A−A線断面図、第5図は第2図での接触端子の外部接
続端子に対する接触状態を示す図、第6図は第1−図中
の電子コインの斜視図、第7図、第8図、第9図及び第
10図は本発明の第2、第3、第4及び第5の実施例を
示す電子コイン及び電子コイン位置決め装置の構成図、
第11図は第10図での接触端子の接触部に対する接触
状態を示す図、第12図及び第13図は本発明の第6及
び第7の実施例を示す電子コイン及び電子コイン位置決
め装置の構成図である。 11・・・コイン、lla・・・外縁部、18・・・I
Cチップ、21,81.91・・・外部接続端子、32
・・・コイン投入口、33・・・コイン通路、33a・
・・コンタクト領域、:35.35a・・・接触端子、
40,40a、40b、40c、70,80.90・・
・電子コイン、41.42.43・・・磁性体金属部、
50゜50a、50b、50c・・・電子コイン位置決
め装置、51.51a、51b・−スI・ツバ、52,
52b、5B・・・位置決め治具、71・・・接触部。
子コインの位置決め装置の構成図、第2図は従来の電子
コイン及び電子コインの位置決め装置の構成図、第3図
は第2図中の電子コインの平面図、第4図は第3図中の
A−A線断面図、第5図は第2図での接触端子の外部接
続端子に対する接触状態を示す図、第6図は第1−図中
の電子コインの斜視図、第7図、第8図、第9図及び第
10図は本発明の第2、第3、第4及び第5の実施例を
示す電子コイン及び電子コイン位置決め装置の構成図、
第11図は第10図での接触端子の接触部に対する接触
状態を示す図、第12図及び第13図は本発明の第6及
び第7の実施例を示す電子コイン及び電子コイン位置決
め装置の構成図である。 11・・・コイン、lla・・・外縁部、18・・・I
Cチップ、21,81.91・・・外部接続端子、32
・・・コイン投入口、33・・・コイン通路、33a・
・・コンタクト領域、:35.35a・・・接触端子、
40,40a、40b、40c、70,80.90・・
・電子コイン、41.42.43・・・磁性体金属部、
50゜50a、50b、50c・・・電子コイン位置決
め装置、51.51a、51b・−スI・ツバ、52,
52b、5B・・・位置決め治具、71・・・接触部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、半導体素子が埋設されたコインと、前記コイン表面
の同心円上に形成され前記半導体素子と接続された複数
本の環状の外部接続端子とを、有する電子コインにおい
て、 前記コインの外縁部側に配置された位置決め用の磁性体
材料部と、 前記外部接続端子に形成され該外部接続端子の幅よりも
大きな口径を有する接触部とを、 設けたことを特徴とする電子コイン。 2、半導体素子が埋設されたコインと、 前記コイン表面の中心に対して複数個対称的に該コイン
表面に形成された外部接続端子と、前記コインの外縁部
側に配置された位置決め用の磁性体材料部とを、 備えたことを特徴とする電子コイン。 3、外縁部側に被位置決め部材が設けられその内側に複
数の外部接続端子が形成された電子コインを投入するた
めのコイン投入口と、 前記コイン投入口に連通し該コイン投入口から投入され
た電子コインをコンタクト領域に案内するコイン通路と
、 前記コンタクト領域に移動自在に設けられ前記電子コイ
ンの停止及び排出を行うストッパと、前記ストッパの近
傍に設けられ、磁力による吸引力または反発力を用いて
前記被位置決め部材の位置決めを行う位置決め治具と、 前記ストッパの近傍に設けられ、前記外部接続端子と接
触する通電用の接触端子とを、 備えたことを特徴とする電子コイン位置決め装置。 4、請求項3記載の電子コイン位置決め装置において、 前記ストッパは、磁力による吸引力または反発力を用い
て前記被位置決め部材を所定位置に停止させる構造にし
た電子コイン位置決め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2106873A JPH044495A (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 電子コイン及びその位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2106873A JPH044495A (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 電子コイン及びその位置決め装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH044495A true JPH044495A (ja) | 1992-01-08 |
Family
ID=14444657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2106873A Pending JPH044495A (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 電子コイン及びその位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH044495A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5425438A (en) * | 1993-02-12 | 1995-06-20 | Systec Ausbausysteme Gmbh | Deposit lock and token for a transport cart |
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US5500515A (en) * | 1993-06-29 | 1996-03-19 | Farmont; Johann | Method of using a parking card for operating a parking barrier for pay parking |
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JP2001327747A (ja) * | 2000-12-20 | 2001-11-27 | Omron Corp | 遊技機用icコイン処理装置および台間機 |
WO2004052479A1 (ja) * | 2002-12-11 | 2004-06-24 | Matsui Gaming Machine Co., Ltd. | ゲーミングチップ |
DE112009002464T5 (de) | 2008-10-15 | 2012-01-19 | Unbekannter Antragssteller | Zusammensetzung zur Staubvermeidung und Begrenzung der Feuchtigkeitsresoption |
-
1990
- 1990-04-23 JP JP2106873A patent/JPH044495A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE112009002464T5 (de) | 2008-10-15 | 2012-01-19 | Unbekannter Antragssteller | Zusammensetzung zur Staubvermeidung und Begrenzung der Feuchtigkeitsresoption |
DE112009002464B4 (de) | 2008-10-15 | 2018-09-27 | Nalco Company | Verfahren zur Staubvermeidung und Begrenzung der Feuchtigkeitsresoption |
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