JP2003000934A - コイン型記憶媒体を用いた遊技媒体貸出機 - Google Patents

コイン型記憶媒体を用いた遊技媒体貸出機

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JP2003000934A JP2001193183A JP2001193183A JP2003000934A JP 2003000934 A JP2003000934 A JP 2003000934A JP 2001193183 A JP2001193183 A JP 2001193183A JP 2001193183 A JP2001193183 A JP 2001193183A JP 2003000934 A JP2003000934 A JP 2003000934A
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Hirokazu Matsunami
廣和 松波
Heizaburo Ide
平三郎 井出
Toshikatsu Terajima
利勝 寺島
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Mars Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の模擬コインは、台間玉貸機中にはスト
ックされるものではないため、模擬コインは遊技場内を
循環させる必要があり、遊技場が用意しなければならな
い模擬コインの数も多くなる。 【解決手段】 投入されるコイン型記憶媒体Aに記憶さ
れる金額情報を読み取るとともに、記憶される金額情報
を消去する。金額情報が消去されたコイン型記憶媒体A
を順次貯留する。所望の金額情報が記憶されたコイン型
記憶媒体Aの発行希望情報を受領したときは、先に貯留
された金額情報が消去されたコイン型記憶媒体Aに所望
の金額情報を記憶させて発行するコイン型記憶媒体Aを
用いた遊技媒体貸出機11。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、コイン型記憶媒
体を用いた遊技媒体貸出機にかかる。詳細には、ICチ
ップ等の記憶媒体を用いてパチンコ玉、遊技用コイン等
の遊技媒体を提供することで遊技することが可能なコイ
ン型記憶媒体を用いた遊技媒体貸出機にかかる。
【0002】
【従来の技術】従来のコイン型遊技媒体を用いた貸出シ
ステムとしては、例えば特許第2892126号「パチ
ンコ玉貸出システム」が知られている。同「パチンコ玉
貸出システム」は、「硬貨投入口を通じて投入された硬
貨の価額を検出する検出手段と、この検出手段による検
出価額の範囲内で所定個数ずつのパチンコ玉を放出機構
を通じて放出する玉放出制御手段と、投入硬貨を必要に
応じて返却する返却手段とを備えた玉貸装置を含んで成
るパチンコ玉貸出システムであって、前記玉貸装置内に
前記硬貨投入口を通じて投入可能な硬貨形状に形成され
内部に金額と実質的に等価な有価データが記憶される記
憶素子が設けられた模擬コインと、前記玉貸装置内に設
けられ投入された前記模擬コインの前記素子との間でデ
ータの授受を行うデータアクセス装置とを備え、前記玉
貸装置が有する玉放出制御手段は、投入された模擬コイ
ンの記憶素子から前記データアクセス装置を通じて読み
込んだ有価データの範囲内の個数のパチンコ玉を前記放
出機構を通じて放出すると共に、上記記憶素子の記憶有
価データをその放出パチンコ玉数に応じた価額分だけ前
記データアクセス装置を通じて減少させる制御を行うよ
うに構成されていることを特徴とするパチンコ玉貸出シ
ステム。」にかかる。同システムは、玉貸装置に1つの
硬貨投入口を設けるだけで済むとともに、硬貨用の返却
手段を模擬コインの返却用にも兼用できるようにしたも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】しかしながら、同「パチンコ玉貸出システ
ム」では、模擬コインは、台間玉貸機中にはストックさ
れるものではない。そのため、模擬コインは遊技場内を
循環させる必要があり、遊技場が用意しなければならな
い模擬コインの数も多くなる問題を有した。台間玉貸機
にあらかじめ模擬コインを貯蔵するパチンコ玉貸出シス
テムを提案した場合は、模擬コインに予め金額情報を記
憶させて台間玉貸機に貯蔵しておくと安全についてのリ
スクが生ずる問題を有した。あるいは、従来は、コイン
型記憶媒体を用いた遊技媒体貸出機に入力されたコイン
型記憶媒体に金額情報を記憶させて返却していたため、
不正行為が生ずる可能性があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】金額情報が記憶されてい
ないコイン型記憶媒体を貯留し、所望の金額情報が記憶
されたコイン型記憶媒体の発行希望情報を受領したとき
は、貯留された金額情報が記憶されていないコイン型記
憶媒体に所望の金額情報を記憶させて発行することを特
徴とするコイン型記憶媒体を用いた遊技媒体貸出機、を
提供する。そのためコイン型記憶媒体は、コイン型記憶
媒体は遊技媒体貸出機に貯留される。貯留されているコ
イン型記憶媒体には、金額情報が記憶されていない物が
存する。
【0006】投入されるコイン型記憶媒体に記憶される
金額情報を読み取るとともに、記憶される金額情報を消
去し、金額情報が消去されたコイン型記憶媒体を貯留
し、所望の金額情報が記憶されたコイン型記憶媒体の発
行希望情報を受領したときは、貯留された金額情報が消
去されたコイン型記憶媒体に所望の金額情報を記憶させ
て発行することを特徴とするコイン型記憶媒体を用いた
遊技媒体貸出機、を提供する。そのためコイン型記憶媒
体は、遊技媒体貸出機に貯留される。貯留されているコ
イン型記憶媒体には、金額情報が記憶されていない物が
存する。貯留されたコイン型記憶媒体に金額情報が記憶
されて発行される。
【0007】更にこの発明は、投入されるコイン型記憶
媒体に記憶される金額情報を読み取るとともに、記憶さ
れる金額情報を消去し、金額情報が消去されたコイン型
記憶媒体を順次貯留し、所望の金額情報が記憶されたコ
イン型記憶媒体の発行希望情報を受領したときは、先に
貯留された金額情報が消去されたコイン型記憶媒体に所
望の金額情報を記憶させて発行することを特徴とするコ
イン型記憶媒体を用いた遊技媒体貸出機、を提供する。
そのためコイン型記憶媒体は、遊技媒体貸出機に順次貯
留される。貯留されているコイン型記憶媒体には、金額
情報が記憶されていない物が存する。先に貯留されたコ
イン型記憶媒体に金額情報が記憶されて発行される。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の第1実施例の正面中央
断面図をあらわす図1、同第2実施例の正面中央断面図
をあらわす図2、同第3実施例の正面中央断面図をあら
わす図3、同一部拡大正面中央断面図をあらわす図4〜
図13にしたがって説明する。
【0009】図1において、11はコイン型記憶媒体A
を用いた遊技媒体貸出機である。コイン型記憶媒体Aに
は、非接触型ICを使用することで既存の磁気カードに
比較して長寿命となり、記憶容量が大となりIDコード
等金額情報以外の情報の記憶が可能である。更にコイン
型記憶媒体Aはカード形状ICとは異なり投入方向は自
由に選択可能となる。遊技媒体貸出機11はパチンコゲ
ーム機等の遊技機の間に遊技機に隣接させて設置される
いわゆる台間玉貸機又は台間メダル貸機からなる。12
は、投入口である。13は、ガイドである。ガイド13
は、投入口12から遊技媒体貸出機11内部まで連結さ
れる。14は、第1リーダーライターであり、記憶媒体
に記憶される情報を読取り書込みする。15、20、2
3は、シャッターである。シャッター20は開閉作動さ
れることで、第1リーダーライター14への侵入をさせ
あるいは拒絶し直接提供口19に、コイン型記憶媒体A
を返却ガイド21を通過して返却する。シャッター23
は開閉作動されることで、第1リーダーライター14で
識別不能なコイン型記憶媒体Aを返却ガイド21を通過
して直接提供口19に返却する。シャッター15は開閉
作動されることで、ガイド13の投入口12からの通路
を開閉する。16はストッカーであり記憶媒体Aを収納
する。22は、回収ボックスである。回収ボックス22
は、ストッカー16に記憶媒体Aが満杯であるときシャ
ッター15を開閉作動させ、コイン型記憶媒体Aを回収
し収納する。25は、1枚送り機構である。1枚送り機
構では、積層されたコイン型記憶媒体Aを最下部に位置
するコイン型記憶媒体Aから順次1枚づつ送り出す。1
8は、第2リーダーライターである。
【0010】そこで、別途設けられた紙幣投入口に紙幣
を投入する。すると、所望の金額情報が記憶されたコイ
ン型記憶媒体Aの発行希望情報を受領したことになり、
先にストッカー16に積層して貯留された金額情報が消
去されたすなわち金額情報が記憶されていない複数枚の
コイン型記憶媒体Aのうち最下部に位置するコイン型記
憶媒体Aを1枚送り機構25により1枚送り出す。送り
出されたコイン型記憶媒体Aには、第2リーダーライタ
ー18で所望の残額分の金額情報を記憶させて発行す
る。
【0011】次に、投入口12から既に購入されたコイ
ン型記憶媒体Aが投入される。すると、投入されるコイ
ン型記憶媒体Aに記憶される金額情報を第1リーダーラ
イター14では、読み取るとともに、記憶されている金
額情報、及びその他の情報をコイン型記憶媒体Aから消
去する。勿論、第1リーダーライター14で読み取られ
た、コイン型記憶媒体Aに記憶されていた識別記号及び
金額情報は、装置内に設けられる制御基板(図示せず)
に記憶される。更に、通信制御装置(図示せず)にも、
コイン型記憶媒体Aに記憶される識別記号及び金額情報
が送信され記憶されるのでデータの二重管理ができる。
第1リーダーライター14で金額情報その他の情報を読
み取った結果、真物であるときはシャッター23及びシ
ャッター15はストッカー16を開口するので、金額情
報が消去されたコイン型記憶媒体Aをストッカー16は
順次貯留して積層する。第1リーダーライター14でコ
イン型記憶媒体Aに記憶される情報を読み取った結果真
物ではないと判断されたコイン型記憶媒体Aは、シャッ
ター23によりストッカー16に貯留されることなく返
却ガイド21を通過して直接提供口19に返却する。
【0012】次に、遊技媒体貸出機11の表面に設けら
れたスイッチによりパチンコ玉等の遊技媒体の所望貸出
数を入力すると、第1リーダーライター14で読み込ま
れた金額情報の範囲で別途パチンコ玉等遊技媒体が貸出
される。遊技媒体の貸出は、隣接する遊技機に直接ある
いは遊技媒体貸出機11に設けられる遊技媒体貸出口か
ら提供される。遊技媒体貸出口から遊技媒体が貸出され
た場合は、貸出された遊技媒体を遊技者は遊技機に投入
して遊技する。勿論、貸玉供給管を用いて貸し出された
遊技媒体を直接遊技機の上皿に供給することもできる。
【0013】遊技媒体の貸出に使用された金額以上に、
第1リーダーライター14で読み込まれた金額情報に余
分があるときは、所望の金額情報が記憶されたコイン型
記憶媒体の発行希望情報を受領したことになり、先にス
トッカー16に貯留された金額情報が消去されたコイン
型記憶媒体の最下部に位置するコイン型記憶媒体Aを1
枚送り機構25により1枚送り出す。送り出されたコイ
ン型記憶媒体Aには、第2リーダーライター18で所望
の残額分の余分の金額情報を記憶させて発行する。遊技
者は、遊技機から席を立つことなく遊技媒体Aの払い出
しが可能となる。使い残しの金額情報は返金されるので
まとめ買いが可能となる。そのためコイン型記憶媒体A
は、遊技媒体貸出機11に順次貯留される。貯留されて
いるコイン型記憶媒体Aには、金額情報が記憶されてい
ない。先に貯留されたコイン型記憶媒体Aに金額情報が
記憶されて発行される。コイン型記憶媒体Aを用いた遊
技媒体貸出機11によりコイン型記憶媒体Aは循環して
提供されるため、ランニングコストが低減される。貯留
されている複数枚のコイン型記憶媒体Aには、金額情報
が記憶されていないため、情報の改竄に対するセキュリ
ティが高くなる。先に貯留されたコイン型記憶媒体Aに
金額情報が記憶されて発行され、投入されたコイン型記
憶媒体Aに新たな情報を上書きして返却するのではない
ため、不正行為の防止に有効である。リーダーライター
で読み取られたデータは、管理装置(管理コンピュー
タ)に記憶された情報と常に照らし合わせることで高い
セキュリティを確保することが可能となる。
【0014】図2において、31はコイン型記憶媒体A
を用いた遊技媒体貸出機である。遊技媒体貸出機31は
パチンコゲーム機等の遊技機の間に遊技機に隣接させて
設置されるいわゆる台間玉貸機又は台間メダル貸機から
なる。32は、投入口である。33は、ガイドである。
ガイド33は、投入口32から遊技媒体貸出機31内部
まで連結される。34は、第1リーダーライターであ
る。35は、返却ガイドである。返却ガイド35は投入
口近くのガイド33から下方に分岐される。41は、記
憶媒体収納部である。記憶媒体収納部41は、ガイド3
3の第1リーダーライター34下流に取付られる箱状か
らなる。42は、回転体である。回転体42は、凹凸の
外形を有する星形からなり中心には回転軸43が設けら
れ、回転軸43を回転中心として回転される。星形の7
個の凹部45には、記憶媒体Aが収納可能である。回転
体42は接続装置53を介して制御基板51からの指示
によりモータにより回転軸43を回転中心として正逆回
転可能である。44は、第2リーダーライターである。
第2リーダーライター44は、回転体42の下流側に設
置される。36は、コインストッカである。コインスト
ッカ36には、コイン型記憶媒体Aが収納される。37
は提供口であり、情報が記憶されたコイン型記憶媒体A
が提供される。
【0015】51は制御基板、52は電源装置、53は
接続装置である。制御基板51、電源装置52はともに
接続装置53に接続される。54は通信制御装置であり
接続装置53に接続され情報を伝送し受領する。55
は、紙幣読取部である。紙幣読取部55は、遊技媒体貸
出機31表面に設置され、紙幣が挿入されると情報を読
取り接続装置53に情報を伝送する。61は状態表示
部、62はリモコン受光部、63は表示部、64は返却
ボタン、65は玉貸ボタンでありそれぞれ制御基板51
に接続されるとともに、遊技媒体貸出機31表面に設置
される。これら各部品は、遊技媒体貸出機31のマウン
トフレーム38に搭載される。
【0016】そこで、遊技者は、紙幣読取部55に紙幣
を投入する。続いて、コイン型記憶媒体Aの発行ボタン
(図示せず)を押す。発行ボタンが押されると、遊技者
が投入した紙幣の合計金額の記憶されたコイン型記憶媒
体Aを発行する。コイン型記憶媒体Aの最高金額が50
00円に設定されている場合、遊技者が投入した紙幣の
合計金額が5000円を超えているときには、投入され
た金額のうち5000円と、残額が記憶された2枚のコ
イン型記憶媒体Aを発行する。また発行ボタンは、10
00円〜5000円まで1000円単位の押しボタンが
設置されるようにしても良い。更に、6000円〜10
000円が投入された場合は、5000円が記憶された
コイン型記憶媒体Aと投入された金額のうち5000円
の残額が記憶されたコイン型記憶媒体Aの2枚のコイン
型記憶媒体Aを発行するため2枚発行用の発行ボタンが
設置されるようにしても良い。例えば遊技者が1000
0円を紙幣読取部55に投入した場合は、5000円の
金額情報がそれぞれ記憶された2枚のコイン型記憶媒体
Aが提供口37に提供される。紙幣の投入前には、回転
体42の7つの凹部45には、それぞれコイン型記憶媒
体Aが設置されている。設置されるコイン型記憶媒体A
は、金額情報は0として記憶され、既に記憶された金額
情報は消去され、金額情報は0である。10000円が
紙幣読取部55に投入された場合は、回転体42は回転
され、第2リーダーライター44により、5000円の
金額情報がそれぞれ2枚のコイン型記憶媒体Aに記憶さ
れ、順次提供口37から提供される。回転体42には、
金額情報が0とされるコイン型記憶媒体Aが5枚残る。
【0017】あるいは、端数を有する金額の記憶された
コイン型記憶媒体Aが発行できるよう0〜9の数字が並
べられた発行ボタンおよび枚数ボタンが設けられてもよ
い。発行ボタンを押されることで、所望の金額情報が記
憶されたコイン型記憶媒体の発行希望情報を受領したこ
とになり、先に回転体42に貯留された金額情報が消去
されたすなわち金額情報が記憶されていない複数枚のコ
イン型記憶媒体Aのうち最も提供口37よりのコイン型
記憶媒体Aに、第2リーダーライター44に新たに金額
情報等を記憶させて、提供口37に提供する。
【0018】コイン型記憶媒体Aに金額情報を記憶させ
て提供した旨の情報は、通信制御装置54を介して図示
しない管理装置(管理コンピュータ)に伝送し記憶させ
る。コイン型記憶媒体Aには、IDコードを付すことに
より、記憶媒体A毎の履歴の管理は可能である。そのた
め、コイン型記憶媒体Aには、金額情報は記憶させずI
Dコードに基づいて管理装置(管理コンピュータ)で金
額情報の管理をおこなうことも可能である。その場合
は、管理装置(管理コンピュータ)から伝送される金額
情報に基づいて、貸玉可能金額を決定する。管理装置
(管理コンピュータ)から伝送される金額情報に基づい
て貸玉可能金額を決定する場合は、システムダウン時に
は、オフラインで稼働させる必要があるが、オフライン
作業により精算した旨を明らかにするため、オフライン
精算をおこなった旨を履歴に記憶させる。
【0019】次に遊技者は、投入口32から購入したあ
るいは既に購入して使用したコイン型記憶媒体Aを投入
口32に投入する。コイン型記憶媒体Aよりサイズが大
の物はそもそも、投入口32から入らず、コイン型記憶
媒体Aよりサイズが小の物は返却ガイド35へ落下させ
られ提供口37から返却される。正規のサイズのコイン
型記憶媒体Aは、投入されるコイン型記憶媒体Aに記憶
される金額情報を第1リーダーライター34では、読み
取るとともに、既に記憶されていた金額情報、及びその
他の情報をコイン型記憶媒体Aから消去する。コイン型
記憶媒体Aに記憶され第1リーダーライター34で読取
られた金額情報は、表示部63に表示される。第1リー
ダーライター34で金額情報その他の情報を読み取った
結果、真物であるときは、金額情報が消去されたコイン
型記憶媒体Aは、回転体42の空きブロックであるコイ
ン型記憶媒体Aが収納されていない凹部45に、金額情
報が0で収納され、貯留される。第1リーダーライター
34でコイン型記憶媒体Aに記憶される情報を読み取っ
た結果真物ではないと判断されたコイン型記憶媒体A
は、回転体42に貯留されることなくコインストッカ3
6に排出される。
【0020】既に記憶された金額情報を、第1リーダー
ライター34でコイン型記憶媒体Aから消去せずに金額
情報のみを読取るときは、金額情報が0のコイン型記憶
媒体Aと、金額情報がそのまま記憶されたコイン型記憶
媒体Aの2種類が回転体42に収納される。制御基板5
1又は管理装置(管理コンピュータ)では2種類が識別
される。かつ、金額情報が記憶されたコイン型記憶媒体
A、および金額情報が0のコイン型記憶媒体Aが回転体
42のどの凹部45に収納されているか、各コイン型記
憶媒体AのIDコードを元に制御基板51又は、管理装
置(管理コンピュータ)で管理する。
【0021】金額情報を第1リーダーライター34で読
取られた状態で、遊技者は、玉貸ボタン65を押して例
えば500円単位で玉貸しを要求する。制御基板51
は、接続装置から遊技機を介して遊技機の状態を把握し
て玉貸しの指示を行う。そして、表示部63に玉貸をし
た結果減額した金額情報を表示する。引き続き、玉貸ボ
タン65を押下る毎に、パチンコゲーム機等の遊技機か
ら玉貸しを行い、金額表示部63に減額した金額情報を
表示することを繰り返す。
【0022】遊技者が、遊技途中で終了する場合は、返
却ボタン64を押すことで、残額が最も提供口37より
のコイン型記憶媒体Aに記憶されて提供口37から、返
却される。金額情報を消去されることなく回転体42に
収納されていたコイン型記憶媒体Aに、金額情報を記憶
させる場合は、記憶させられていた金額情報に新たに金
額情報を上書きする。返却されるコイン型記憶媒体A
は、遊技者が投入したものとは異なるコイン型記憶媒体
Aである。遊技媒体の貸出は、隣接する遊技機に直接あ
るいは遊技媒体貸出機31に設けられる遊技媒体貸出口
から提供される。遊技媒体貸出口から遊技媒体が貸出さ
れた場合は、貸出された遊技媒体を遊技者は遊技機に投
入して遊技する。
【0023】例えば6000円の残額がある場合、制御
基板51で管理されているIDコードに対応する回転体
42に収納される7枚のコイン型記憶媒体Aは、金額情
報を入れ替えながら提供口37に近い順にコイン型記憶
媒体Aを返却してもよい。このとき金額情報の残ってい
るコイン型記憶媒体Aを認識するまで回転体42を回転
させ該当するコイン型記憶媒体Aを提供口37から返却
してもよい。
【0024】返却された、金額情報が記憶されたコイン
型記憶媒体を、他の遊技機に隣接する遊技媒体貸出機3
1の投入口32に投入した場合、隣接する遊技媒体貸出
機31の回転体42には空きの凹部45がない場合、コ
インストッカ36に金額情報が0のコイン型記憶媒体A
を排出したのち、新たに投入口32から投入されたコイ
ン型記憶媒体Aを回転体42の凹部45に収納する。
【0025】遊技者が、紙幣を連続して挿入し回転体4
2に収納されるコイン型記憶媒体Aが無くなった場合に
は、制御基板51からの指示により紙幣読取部55から
の紙幣の挿入を禁止する。同時に表示部63には紙幣投
入禁止の表示をおこなう。遊技者が該当する遊技機で遊
技せず、別の遊技機に移動した場合、前の遊技媒体貸出
機31の回転体42にはコイン型記憶媒体Aの収納枚数
は0となったままで、紙幣読取部55は紙幣の投入が禁
止されている。この状態を解除するには、従業員がコイ
ン型記憶媒体Aを補充する必要がある。その方法とし
て、従業員が操作するリモコンをリモコン受光部62に
認識させ、メンテナンスモードに切替る。続いて、金額
情報が0のコイン型記憶媒体Aを投入口32から連続し
て投入する。再度、リモコンを使用してリモコン受光部
に操作を認識させ、メンテナンスモードから営業モード
に切替て遊技を再開する。この結果、回転体42にコイ
ン型記憶媒体Aが補充される。コイン型記憶媒体Aを用
いた遊技媒体貸出機31によりコイン型記憶媒体Aは循
環して提供されるため、ランニングコストが低減され
る。貯留されている複数枚のコイン型記憶媒体Aには、
金額情報が記憶されていないため、情報の改竄に対する
セキュリティが高くなる。先に貯留されたコイン型記憶
媒体Aに金額情報が記憶されて発行されるため、不正行
為の防止に有効である。リーダーライターで読み取られ
たデータは、管理装置(管理コンピュータ)に記憶され
た情報と常に照らし合わせることで高いセキュリティを
確保することが可能となる。
【0026】図3〜図13に図示される第3実施例で
は、コイン型記憶媒体Aが投入される投入口32からス
トッカー71、ストッカー72迄以外は第2実施例と同
様である。71は、投入口側ストッカー、72は奥側ス
トッカーである。ストッカー71、ストッカー72とも
に、内部にコイン型記憶媒体Aを収納可能で、遊技媒体
貸出機73内に設置される。ストッカー71は、透明プ
ラスチック等の透明体からなり、図3に図示されるよう
に、途中は表面に露出するため、ストッカー71内部を
見ることが可能で、収納されたコイン型記憶媒体Aを見
ながら、遊技媒体貸出機73に隣接するパチンコゲーム
機等の遊技機で遊技することが可能である。ストッカー
72は逆U字型からなり、頂点からは、コイン型記憶媒
体Aが自然落下する。
【0027】74はローターである。ローター74は全
体として円盤状からなりストッカー71の終端部と、ス
トッカー72の始端部との間に設置される。ローター7
4は円盤状部分の外周に、ほぼコイン型記憶媒体Aの外
周に沿って、コイン型記憶媒体Aを収納可能な切欠状か
らなるコイン搬送部75が設けられる。ローター74は
モータにより、制御基板51の指示により正逆回転可能
である。76は、コインスタッカであり、ストッカー7
2の終端部の下部に設置され、ストッカー72で収納し
きれなくなったコイン型記憶媒体Aを収納する。77
は、リーダーライターである。リーダーライター77
は、コイン型記憶媒体Aに記憶された金額情報等の情報
を読取り、書込みする。
【0028】コイン型記憶媒体Aの払出しを、図4〜図
7にしたがって説明する。そこで、遊技者は、紙幣読取
部55に紙幣を投入する。続いて、コイン型記憶媒体A
の発行ボタン(図示せず)を押す。すると、ローター7
4は正回転し、ストッカー72の最下端に収納されてい
たコイン型記憶媒体Aが、コイン搬送部75に収納され
る。更に、コイン搬送部75は正回転され図5に図示さ
れる状態になり、必要額の金額情報がコイン型記憶媒体
Aに記憶される。更にコイン搬送部75が正回転される
と、図6に図示されるように提供口37側の切り欠き部
に一致しコイン型記憶媒体Aは提供口37に提供され
る。更に、ローター74は正回転されコイン搬送部75
は、ストッカー71、ストッカー72、提供口37側の
いずれにも開口しない状態、この実施例ではコイン搬送
部75を下側に向けて図7に図示されるように停止す
る。
【0029】次に、遊技状態について、図8〜図10に
したがって説明する。投入口32にコイン型記憶媒体A
を投入する。すると、コイン型記憶媒体Aは、ストッカ
ー71に縦に積層される。ストッカー71は、透明プラ
スチック等の透明体からなり、図3に図示されるよう
に、途中は表面に露出するため、ストッカー71内部を
見ることが可能で、収納されたコイン型記憶媒体Aを見
ながら、遊技者は遊技媒体貸出機73に隣接するパチン
コゲーム機等の遊技機で遊技することが可能である。つ
いで、ローター74を図8から図9に図示されるよう
に、逆回転する。すると、コイン搬送部75に、ストッ
カー71の最下部に収納されたコイン型記憶媒体Aは収
納される。すると、リーダーライター77によってコイ
ン型記憶媒体Aに記憶された金額情報を読取り遊技媒体
を貸出する。ローター74は更に、逆回転し図10に図
示されるように、情報を読取られたコイン型記憶媒体A
は、ストッカー72の最下部に押し出される。
【0030】次に、遊技中のコイン型記憶媒体Aの再購
入について、図11〜図13に基き説明する。遊技者の
遊技中にコイン型記憶媒体Aを購入するために、遊技者
は、紙幣読取部55に紙幣を投入する。続いて、コイン
型記憶媒体Aの発行ボタン(図示せず)を押す。する
と、ローター74は正回転し、ストッカー71の再下端
に収納されていたコイン型記憶媒体Aが、図11に図示
されるようにコイン搬送部75に収納される。あるい
は、遊技中は、図11に図示されるようにコイン搬送部
75に収納されている。あるいは、ストッカー72の最
下部に収納されるコイン型記憶媒体Aをコイン搬送部7
5に収納する。コイン収納部75に収納されている場合
でも遊技に使用されるコイン型記憶媒体Aに記憶される
情報は、制御基板51に記憶されているため、コイン収
納部75に収納されるコイン型記憶媒体Aには、新たに
必要額の金額情報が記憶される。更にコイン搬送部75
が正回転されると、図12に図示されるように提供口3
7側に切り欠き部に一致しコイン型記憶媒体Aは提供口
37に提供される。
【0031】遊技が修了して、残額がある場合は、スト
ッカー72の最下段に収納されるコイン型記憶媒体Aあ
るいは、ストッカー71の最下段に収納されるコイン型
記憶媒体A、あるいはコイン搬送部75に収納されるコ
イン型記憶媒体Aに残額を記憶させて図13に図示する
ように、提供口37から返却する。
【0032】第3実施例では、遊技者が所持する複数枚
のコイン型記憶媒体Aをストッカー71に投入し、外部
からストッカー71に収納されるコイン型記憶媒体Aを
みながら遊技することが可能となる。
【0033】
【発明の効果】 コイン型記憶媒体は、コイン型記憶媒
体を用いた遊技媒体貸出機に貯留されるため、コイン型
記憶媒体を用いた遊技媒体貸出機によりコイン型記憶媒
体は循環して提供される。貯留されているコイン型記憶
媒体には、金額情報が記憶されていないため、情報の改
竄に対するセキュリティが高くなる。先に貯留されたコ
イン型記憶媒体に金額情報が記憶されて発行されるた
め、不正行為の防止に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の正面中央断面図
【図2】この発明の第2実施例の正面中央断面図
【図3】この発明の第3実施例の正面中央断面図
【図4】この発明の第3実施例の一部拡大正面中央断面
【図5】この発明の第3実施例の一部拡大正面中央断面
【図6】この発明の第3実施例の一部拡大正面中央断面
【図7】この発明の第3実施例の一部拡大正面中央断面
【図8】この発明の第3実施例の一部拡大正面中央断面
【図9】この発明の第3実施例の一部拡大正面中央断面
【図10】この発明の第3実施例の一部拡大正面中央断
面図
【図11】この発明の第3実施例の一部拡大正面中央断
面図
【図12】この発明の第3実施例の一部拡大正面中央断
面図
【図13】この発明の第3実施例の一部拡大正面中央断
面図
【符号の説明】
11 遊技媒体貸出機 A コイン型記憶媒体
フロントページの続き (72)発明者 寺島 利勝 長野県埴科郡坂城町南条2332 株式会社ウ インテック内 Fターム(参考) 2C088 BA88 BB03 BB21 BB27 BB43 BC71 BC77 3E001 AA07 AA08 BA01 BA03 CA08 FA15 3E048 AA02 BA08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金額情報が記憶されていないコイン型記
    憶媒体を貯留し、 所望の金額情報が記憶されたコイン型記憶媒体の発行希
    望情報を受領したときは、貯留された金額情報が記憶さ
    れていないコイン型記憶媒体に所望の金額情報を記憶さ
    せて発行することを特徴とするコイン型記憶媒体を用い
    た遊技媒体貸出機。
  2. 【請求項2】 投入されるコイン型記憶媒体に記憶され
    る金額情報を読み取るとともに、記憶される金額情報を
    消去し、 金額情報が消去されたコイン型記憶媒体を貯留し、 所望の金額情報が記憶されたコイン型記憶媒体の発行希
    望情報を受領したときは、貯留された金額情報が消去さ
    れたコイン型記憶媒体に所望の金額情報を記憶させて発
    行することを特徴とするコイン型記憶媒体を用いた遊技
    媒体貸出機。
  3. 【請求項3】 投入されるコイン型記憶媒体に記憶され
    る金額情報を読み取るとともに、記憶される金額情報を
    消去し、 金額情報が消去されたコイン型記憶媒体を順次貯留し、 所望の金額情報が記憶されたコイン型記憶媒体の発行希
    望情報を受領したときは、先に貯留された金額情報が消
    去されたコイン型記憶媒体に所望の金額情報を記憶させ
    て発行することを特徴とするコイン型記憶媒体を用いた
    遊技媒体貸出機。
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