JP2000176145A - 金銭代用円盤状体を利用した遊技システム - Google Patents

金銭代用円盤状体を利用した遊技システム

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JP2000176145A
JP2000176145A JP10357794A JP35779498A JP2000176145A JP 2000176145 A JP2000176145 A JP 2000176145A JP 10357794 A JP10357794 A JP 10357794A JP 35779498 A JP35779498 A JP 35779498A JP 2000176145 A JP2000176145 A JP 2000176145A
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machine
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Masanori Kawaguchi
昌則 川口
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SHUKO ELECTRONICS CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 玉貸し機などの遊技媒体貸し出し手段を低廉
にでき,紙幣やカードに比べて搬送が容易で破損や偽造
の心配も少ない金銭代用円盤状体を利用した遊技システ
ムを提供する。 【解決手段】 後に変更できない状態で製造段階にID
コードを記憶させたメモリ2を内蔵した金銭代用の円盤
状体Cを利用した遊技システム10である。金銭の投入
により金銭代用円盤状体Cを貸し出す円盤状体貸し出し
手段14と,金銭代用円盤状体Cの投入により遊技媒体
を貸し出す遊技媒体貸し出し手段13と,遊技媒体を利
用して遊技を行う遊技手段12と,金銭代用円盤状体C
の投入により金銭を払い戻す精算手段15と,IDコー
ドに基づいて遊技媒体貸し出し手段14及び精算手段1
5を制御する制御手段16を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,例えばパチンコホ
ールやゲームセンターの如き遊技店に好適に適用され
る,金銭代用円盤状体を利用した遊技システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にパチンコホールの如き遊技店で
は,金銭と引き替えにパチンコ玉やメダルなどの遊技媒
体を貸し出し,顧客は貸し出された遊技媒体を用いて遊
技を行う。このような遊技媒体の貸し出しを行う遊技媒
体貸し出し手段として,従来から種々の玉貸し機やメダ
ル貸し機が利用されている。そして顧客は,遊技後にパ
チンコ台やスロットマシンなどの遊技手段から払い出さ
れたパチンコ玉やメダルを計数機に投入し,その数に応
じて景品を取得することができる。
【0003】ここでパチンコ台を例にして説明すると,
パチンコ島に並べられたパチンコ台の間には台間玉貸し
機が配置されている。またパチンコ島の内部には,各パ
チンコ台や台間玉貸し機にパチンコ玉を供給する供給樋
や各パチンコ台で回収されたパチンコ玉を回収する回収
樋,各台間玉貸し機から島端部のストック部まで金銭等
を搬送するコンベアなどが設けられている。
【0004】そして顧客は,台間玉貸し機に硬貨や紙幣
を投入してパチンコ玉を借り受け,遊技を行う。また最
近では,会計管理の利便性や収支の明確化などため,パ
チンコホールの如き遊技場においてパチンコホール用プ
リペードカードが普及してきている。その場合は,顧客
は硬貨や紙幣の代わりにパチンコホール用プリペードカ
ードを台間玉貸し機に挿入してパチンコ玉を借り受ける
ことも可能である。そして台間玉貸し機に投入された硬
貨や紙幣,使用済みのパチンコホール用プリペードカー
ドはコンベアによって島端部のストック部などに搬送さ
れ,回収される。
【0005】ここで図15は,一例としてパチンコ島の
内部に設けられた紙幣Eのコンベア200を示してい
る。即ち,台間玉貸し機201前面の投入口202から
投入された紙幣Eは,識別機203で識別された後,パ
チンコ島内部のコンベア200に受け渡される。コンベ
ア200は左右一対のコンベアベルト204,204を
隣接した構成を有しており,これらコンベアベルト20
4,204の間で紙幣Eを挟んで,例えばパチンコ島の
端部に設けられたストック部などまで紙幣Eを搬送する
ようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,紙幣用
の識別機は高価であり,台間玉貸し機全体の値段も相当
に高額となる。またそのような高価な玉貸し機をパチン
コ島において各パチンコ台の間に多数配置するのでは,
パチンコホールの構築コストが非常に高くなってしま
う。また紙幣やパチンコホール用プリペードカードは硬
貨に比べて軽くて大きいので搬送しづらく,更に紙幣や
パチンコホール用プリペードカードを搬送するコンベア
は構造が複雑でメンテナンスも容易でなく,設置コスト
がより高くなってしまう。
【0007】また従来のパチンコホール用プリペードカ
ードは折れ曲がりやすく,まだ金額が残っているにもか
かわらず破損して使えなくなることもあった。またパチ
ンコホール用プリペードカードは磁気によって金額など
を記憶しているが,磁気記憶のカードは偽造されやすい
といった問題があった。
【0008】本発明の目的は,玉貸し機などの遊技媒体
貸し出し手段を低廉にでき,紙幣やカードに比べて搬送
が容易で破損や偽造の心配も少ない金銭代用円盤状体を
利用した遊技システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に,請求項1の発明は,後に変更できない状態で製造段
階にIDコードを記憶させたメモリを内蔵している金銭
代用の円盤状体を利用した遊技システムであって,所定
の金額の金銭の投入により金銭代用円盤状体を貸し出す
円盤状体貸し出し手段と,金銭代用円盤状体の投入によ
り所定量の遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸し出し手段
と,遊技媒体を利用して遊技を行う遊技手段と,金銭代
用円盤状体の投入により所定の金額の金銭を払い戻す精
算手段と,IDコードに基づいて遊技媒体貸し出し手段
及び精算手段を制御する制御手段を備えることを特徴と
している。
【0010】この請求項1の遊技システムは,例えばパ
チンコホールやゲームセンターの如き遊技店で好適に適
用することができる。
【0011】この請求項1の遊技システムにおいて利用
される金銭代用円盤状体は,例えば合成樹脂などを円盤
形状(コイン形状)に成形することによって構成され,
その表面には印刷などを施すこともでき,また表面の色
を所望の色に着色したり,遊技店の店名やマーク等を付
すことも可能である。合成樹脂などで成形された金銭代
用コインは耐久性に優れ,汚れた場合は,洗浄機などで
洗うことができる。
【0012】金銭代用円盤状体に内蔵されるメモリに
は,製造段階で適当なIDコードを記憶させ,記憶内容
は後に変更できないようにする。そうすれば,偽造を効
果的に防止できるようになる。この場合,IDコードを
暗号化処理して記憶すれば,偽造はほとんど不可能とな
る。このメモリとしては,例えばマスクROMを用いる
ことができる。
【0013】この請求項1の遊技システムにおいて,遊
技媒体貸し出し手段から貸し出される遊技媒体とは,例
えばパチンコ玉やスロットマシン等のゲーム機で使用さ
れるメダルなどである。
【0014】この遊技システムにあっては,遊技場に入
場した顧客は先ず円盤状体貸し出し手段に所定の金額の
金銭を投入し,金銭代用円盤状体を借り受ける。またこ
のように金銭代用円盤状体を貸し出した場合は,その金
銭代用円盤状体のIDコードが制御手段に入力され,制
御手段は当該IDコードを記憶し,当該IDコードを持
った金銭代用円盤状体が貸し出されたことを認識する。
【0015】次に顧客は,例えば自分の気に入った遊技
手段を選ぶなどし,遊技媒体貸し出し手段に金銭代用円
盤状体を投入する。すると遊技媒体貸し出し手段は,投
入された金銭代用円盤状体のIDコードを読み取り,そ
のIDコードを制御手段に入力する。すると制御手段
は,そのIDコードが,円盤状体貸し出し手段から貸し
出されている金銭代用円盤状体のIDコードであるか否
かを識別する。なお,このIDコードによって地域や遊
技店,当日限りの有効期限等を識別しても良い。そし
て,IDコードが正しい(円盤状体貸し出し手段から貸
し出されている金銭代用円盤状体のIDコードである)
と判定した場合は,遊技媒体貸し出し手段に作動信号を
発し,遊技媒体貸し出し手段は遊技媒体を所定量の貸し
出す。これにより,顧客は遊技媒体貸し出し手段から遊
技媒体を借り受け,その借り受けた遊技媒体を利用し
て,遊技手段において遊技を行うことができる。一方,
IDコードが正しくない(円盤状体貸し出し手段から貸
し出されている金銭代用円盤状体のIDコードでない)
と判定した場合は,遊技媒体貸し出し手段に停止信号を
発し,遊技媒体貸し出し手段は遊技媒体を貸し出さな
い。この場合,円盤状体貸し出し手段から貸し出された
金銭代用円盤状体であっても当日限りの有効期限が過ぎ
たものについては,遊技媒体を貸し出さないようにする
こともできる。
【0016】そして,遊技終了後においても金銭代用円
盤状体を所持している顧客は,不要となった金銭代用円
盤状体を精算手段に投入する。すると精算手段は,投入
された金銭代用円盤状体のIDコードを読み取り,その
IDコードを制御手段に入力する。すると制御手段は,
そのIDコードが,円盤状体貸し出し手段から貸し出さ
れている金銭代用円盤状体のIDコードであるか否かを
識別する。そして,IDコードが正しい(円盤状体貸し
出し手段から貸し出されている金銭代用円盤状体のID
コードである)と判定した場合は,精算手段に作動信号
を発し,精算手段は所定の金額の金銭を顧客に払い戻
す。これにより,顧客は使わなかった金銭代用円盤状体
を精算することができる。一方,IDコードが正しくな
い(円盤状体貸し出し手段から貸し出されている金銭代
用円盤状体のIDコードでない)と判定した場合は,精
算手段に停止信号を発するなどし,精算手段は金銭の払
い戻しを行わない。この場合,円盤状体貸し出し手段か
ら貸し出された金銭代用円盤状体であっても当日限りの
有効期限が過ぎたものについては,金銭の払い戻しを行
わないようにすることもできる。
【0017】この請求項1の遊技システムにおいて,請
求項2に記載したように,前記遊技媒体貸し出し手段
は,金銭代用円盤状体が投入された際に,前記所定の金
額の金銭に対応した量の遊技媒体を貸し出すものであっ
ても良く,また請求項3に記載したように,前記遊技媒
体貸し出し手段は,金銭代用円盤状体が投入された際
に,前記所定の金額の金銭に対応した量の範囲内で選択
された量の遊技媒体を貸し出すものであっても良い。そ
の場合,残額などを表示するようにしても良い。
【0018】また請求項4に記載したように,前記遊技
媒体貸し出し手段に投入された金銭代用円盤状体や前記
精算手段に投入された金銭代用円盤状体を前記円盤状体
貸し出し手段に搬送する搬送手段を備えていても良い。
この場合,搬送手段は金銭代用円盤状体を搬送できれば
十分であるので,従来のように紙幣やカード等を搬送し
なければならない複雑なコンベアに比べて構造が簡単で
安価な搬送手段で済むようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好ましい実施の形
態を図面を用いて説明する。図1は,本発明において利
用される金銭代用円盤状体(以下,「コイン」という)
Cの内部構造を示す説明図である。
【0020】このコインCは,全体として円盤形状を有
しており,その内部には非接触データキャリアである電
子部品1を内蔵している。電子部品1は,IDコードを
記憶したメモリ2を回路基板3に実装すると共に,メモ
リ2を駆動する電気エネルギーを外部より受け取り,か
つメモリ2に記憶されたIDコードを電波を媒体として
送信するためのアンテナコイル4を備えた構成になって
いる。そして,これらメモリ2,回路基板3及びアンテ
ナコイル4を備えた電子部品1を合成樹脂などでパッケ
ージすることによってコインCが構成されている。
【0021】メモリ2には,その製造段階で通し番号等
の固有のIDコードが焼き付けられており,記憶内容は
後に変更できないようになっている。メモリ2は,デー
タの書き込みが不可能な読み出し専用メモリ(ROM)
であり,例えばマスクROMが使用される。IDコード
の他に,国別コード,地域別コード,店別コードなどと
いった各種コードもメモリ2に記憶しておいても良い。
また一方,メモリ2に記憶されたこのIDコードをもと
に,後述する管理サーバ16によって地域や店名,使用
期限(当日限りなど)を識別することも可能である。
【0022】次に図2は,コインCを利用した本発明の
第1の実施の形態にかかる遊技システム10の全体構成
を概略的に示す説明図である。図示の実施の形態では,
遊技店の一例としてパチンコホールに本発明を適用した
システムを示している。
【0023】パチンコ島11には,遊技手段としてのパ
チンコ台12が複数台並べられており,各パチンコ台1
2の間には,遊技媒体貸し出し手段としての台間玉貸し
機(以下,単に「玉貸し機」という)13がそれぞれ配
置されている。パチンコ島11の一端部には,円盤状体
貸し出し手段としてのコイン貸し機14が配置されてい
る。また図2に示す例では,パチンコ島11の他端部
に,精算手段としてのコイン精算機15が配置されてい
る(なお,コイン精算機15をパチンコ島11から離れ
た位置に配置しても良い)。そして,これらパチンコ台
12,玉貸し機13,コイン貸し機14,コイン精算機
15等は制御手段としての管理サーバ16によって制御
されている。また管理サーバ16には出力装置(プリン
ター)17が接続されている。
【0024】図3は,パチンコ島11の正面図である。
この図3に示す例では,パチンコ島11の両端部にコイ
ン貸し機14とコイン精算機15が配置されている。パ
チンコ島11の内部には,パチンコ台12の間に配置さ
れた各玉貸し機13で回収されたコインCや精算機15
で回収されたコインCをコイン貸し機14に搬送する搬
送手段としてのコインコンベア22が設けられている。
【0025】図4は,コイン貸し機14の内部構造の説
明図である。コイン貸し機14の前面(図4においてコ
イン貸し機14の左側面)において,上方に金銭(例え
ば紙幣E)の投入口30が設けられ,下方にコインCの
排出口31が設けられている。投入口30の内側には,
紙幣Eの真偽を識別する紙幣識別機32が設けられてい
る。そして,投入口30に投入された紙幣Eが真正であ
る場合は,その紙幣Eを内部に引き込んで紙幣識別機3
2の下方に配置された金銭ストッカー33に投入し,一
方,投入口30に投入された紙幣Eが真正でない場合
は,その紙幣Eを再び投入口30を経て外部に返却する
ようになっている。
【0026】排出口31には,コイン貸し機14の内部
において排出口31よりも上方に配置されたコインスト
ッカー35から自重でコインCを落下させる通路36が
接続されている。通路36の途中にはゲート37とID
コードのリーダー38が設けられており,ゲート37の
開閉動作は,先に説明した紙幣識別機32から入力され
る信号によって制御されている。図示はしないが,リー
ダー38は先に図1で説明したコインCに内蔵されてい
るメモリ2を駆動させる電気エネルギーを送信すると共
にメモリ2に記憶されたIDコードを電波を媒体として
受信するための送受信アンテナや,受信したIDコード
を読み取るIDコード読み取り部を備えている。
【0027】投入口30に投入された紙幣Eが真正であ
る場合は,紙幣識別機32から「開」の信号がゲート3
7に入力され,これにより,コインストッカー35に貯
められているコインCが通路36を経て排出口31に所
定枚数排出される。この実施の形態では,投入口30に
1000円の紙幣Eが投入されて,それが紙幣識別機3
2によって識別された場合は,排出口31から一枚のコ
インCが排出されるようになっている。また,この排出
の途中でコインCがリーダー38を通過する際に,コイ
ンCに内蔵されたメモリ2からIDコードが読み取られ
て,そのIDコードが先に図2で説明した管理サーバ1
6に送られる。管理サーバ16は,こうして入力された
IDコードを記憶し,当該IDコードを持ったコインC
が貸し出されたことを認識するようになっている。一
方,投入口30に投入された紙幣Eが真正でない場合
は,ゲート37は閉じたままであり,コインCは排出さ
れない。
【0028】先に図3で説明したように各玉貸し機13
やコイン精算機15から回収されてパチンコ島11の内
部においてコインコンベア22によって搬送されたコイ
ンCは,コイン貸し機14内部のコインストッカー35
に供給されるようになっている。これにより,コインス
トッカー35には常にコインCが入った状態になってい
る。
【0029】図5は玉貸し機13の斜視図であり,図6
は玉貸し機13の内部構造の説明図である。玉貸し機1
3の前面には,上から順にコインCの投入口40,コイ
ンCの返却口41,パチンコ玉の排出口42が設けられ
ている。図6に示すように,投入口40に投入されたコ
インCは通路45を経て自重でコイン識別機46に落下
するようになっている。図示はしないが,コイン識別機
46は,先に図1で説明したコインCに内蔵されている
メモリ2を駆動させる電気エネルギーを送信すると共に
メモリ2に記憶されたIDコードを電波を媒体として受
信するための送受信アンテナや,受信したIDコードを
読み取るID読み取り部を備えている。そして,投入口
40及び通路45を経てコイン識別機46にコインCが
投入され,コイン識別機46によってIDコードを読み
取ると,そのIDコードを先に図2で説明した管理サー
バ16に送るようになっている。管理サーバ16は,こ
うして送信されたIDコードが,貸し出し中のコインC
に一致するか否かを確認し,IDコードが正しい(貸し
出し中のコインCのIDコードである)ことを確認した
場合は,コイン識別機46に「回収」の信号を送ると共
に,後に説明する定量移出機構52に「排出」の信号を
入力するようになっている。また,こうして「回収」の
信号を受け取ったコイン識別機46は,通路47を経て
自重でコインCを落下させて,パチンコ島11内部のコ
インコンベア22にコインCを受け渡すようになってい
る。
【0030】一方,投入口40から投入されたコインC
について,コイン識別機46がIDコードを読み取れな
かった場合や,コイン識別機46によってIDコードを
読み取ったが,そのIDコードが管理サーバ16におい
て記憶されている貸し出し中のコインCのIDコードに
一致しなかった場合は,管理サーバ16はコイン識別機
46に「返却」の信号を送り,この場合は,定量移出機
構52には「排出」の信号を送らない。また,こうして
「返却」の信号を受け取ったコイン識別機46は,通路
48を経て自重でコインCを落下させて,玉貸し機13
前面の返却口41にコインCを排出させるようになって
いる。
【0031】排出口42には,パチンコ玉を自重によっ
て供給する通路51が接続されている。通路51の途中
には,例えばスターホイルなどによって構成される定量
移出機構52が設けられており,この定量移出機構52
の動作は,先に図2で説明した管理サーバ16によって
制御されている。そして管理サーバ16は,コイン識別
機46から送信されたIDコードが正しいことを確認し
た場合は,定量移出機構52に「排出」の信号を入力
し,これにより,パチンコ玉が通路51を経て排出口4
2に定量排出されるようになっている。この実施の形態
では,管理サーバ16から「排出」の信号が定量移出機
構52に入力された場合は,1000円分のパチンコ玉
が排出口42から排出されるようになっている。一方,
投入口40に投入されたコインCよって正しいIDコー
ドが識別されなかった場合は,定量移出機構52はパチ
ンコ玉を排出させない。
【0032】図7は,コイン精算機15の内部構造の説
明図である。コイン精算機15の前面(図7においてコ
イン精算機15の左側面)において,上から順にコイン
Cの投入口60,コインCの返却口61,金銭(例えば
紙幣E)の支払い口62が設けられている。投入口60
に投入されたコインCは通路63を経て自重でコイン識
別機64に落下するようになっている。図示はしない
が,このコイン識別機64も,先に図4で説明したコイ
ン識別機46と同様に,コインCに内蔵されているメモ
リ2を駆動させる電気エネルギーを送信すると共にメモ
リ2に記憶されたIDコードを電波を媒体として受信す
るための送受信アンテナや,受信したIDコードを読み
取るID読み取り部を備えている。そして,投入口60
及び通路63を経てコイン識別機64にコインCが投入
され,コイン識別機64によってIDコードを読み取る
と,そのIDコードを先に図2で説明した管理サーバ1
6に送るようになっている。管理サーバ16は,こうし
て送信されたIDコードが,貸し出し中のコインCに一
致するか否かを確認し,IDコードが正しい(貸し出し
中のコインCのIDコードである)ことを確認した場合
は,コイン識別機64に「回収」の信号を送ると共に,
後に説明する支払い装置67に「支払い」の信号を入力
するようになっている。また,こうして「回収」の信号
を受け取ったコイン識別機64は,通路65を経て自重
でコインCを落下させて,パチンコ島11内部のコイン
コンベア22にコインCを受け渡すようになっている。
【0033】一方,投入口60から投入されたコインC
について,コイン識別機64がIDコードを読み取れな
かった場合や,コイン識別機64によってIDコードを
読み取ったが,そのIDコードが管理サーバ16におい
て記憶されている貸し出し中のコインCのIDコードに
一致しなかった場合は,管理サーバ16はコイン識別機
64に「返却」の信号を送り,この場合は,支払い装置
67には「支払い」の信号を送らない。また,こうして
「返却」の信号を受け取ったコイン識別機64は,通路
66を経て自重でコインCを落下させて,コイン精算機
15前面の返却口61にコインCを排出させるようにな
っている。
【0034】支払い口62の内側には,金銭(例えば紙
幣E)の支払いを行う支払い装置67が設けられてい
る。この支払い装置67の動作は,先に図2で説明した
管理サーバ16によって制御されている。そして管理サ
ーバ16は,コイン識別機64から送信されたIDコー
ドが正しいことを確認した場合は,支払い装置67に
「支払い」の信号を入力し,これにより,投入されたコ
インCの枚数に応じた紙幣Eが払い出し口62を経て支
払われるようになっている。この実施の形態では,一枚
のコインCに対して1000円分の金銭(例えば千円札
一枚)が支払われるようになっている。一方,投入口6
0に投入されたコインCよって正しいIDコードが識別
されなかった場合は,支払い装置67は支払いを行わな
い。
【0035】さて,以上のように構成された本発明の第
1の実施の形態にかかる遊技システム10にあっては,
パチンコホールに入場した顧客は先ずコイン貸し機14
の投入口30に金銭(例えば紙幣E)を投入する。そし
て,投入口30に投入された紙幣Eが真正であると紙幣
識別機32が識別した場合は,その紙幣Eを内部に引き
込んで金銭ストッカー33に搬送すると共に,紙幣識別
機32から「開」の信号がゲート37に入力されて,所
定枚数のコインCが排出口31に排出される。本実施の
形態では,投入口30に1000円の金銭(例えば10
00円札紙幣E)が一枚投入されると,排出口31から
一枚のコインCが排出される。また,この排出の途中で
コインCがリーダー38を通過する際に,コインCに内
蔵されたメモリ2からIDコードが読み取られて,その
IDコードが先に図2で説明した管理サーバ16に送ら
れる。管理サーバ16は,こうして入力されたIDコー
ドを記憶し,当該IDコードを持ったコインCが貸し出
されたことを認識する。なお,投入口30に投入された
紙幣Eが真正でない場合は,その紙幣Eは再び投入口3
0を経て外部に返却され,この場合はゲート37は閉じ
たままであり,コインCは排出されない。
【0036】こうしてコインCを借り受けた顧客は,次
に自分の気に入ったパチンコ台12を選ぶなどし,パチ
ンコ台12に隣接して配置された玉貸し機13の投入口
40にコインCを投入する。こうして玉貸し機13に投
入されたコインCは自重でコイン識別機46に落下し,
コイン識別機46によってIDコードを読み取って,そ
のIDコードを先に図2で説明した管理サーバ16に送
る。管理サーバ16は,こうして送信されたIDコード
が,貸し出し中のコインCに一致するか否かを確認し,
IDコードが正しい(貸し出し中のコインCのIDコー
ドである)ことを確認した場合は,コイン識別機46に
「回収」の信号を送ると共に,定量移出機構52に「排
出」の信号を入力する。また,こうして「回収」の信号
を受け取ったコイン識別機46は,通路47を経て自重
でコインCを落下させて,パチンコ島11内部のコイン
コンベア22にコインCを受け渡す。こうしてコインコ
ンベア22に受け渡されたコインCは,パチンコ島11
端部のコイン貸し機14まで搬送され,コインストッカ
ー35に供給される。また管理サーバ16から定量移出
機構52に「排出」の信号が入力されたことにより,パ
チンコ玉が通路51を経て排出口42に定量排出され
る。本実施の形態では,一枚のコインCに対して100
0円分のパチンコ玉が排出口42から排出される。なお
この場合,コイン貸し機14から貸し出されたコインC
であっても当日限りの有効期限が過ぎたものについて
は,パチンコ玉を貸し出さないようにすることもでき
る。
【0037】一方,投入口40から投入されたコインC
について,コイン識別機46がIDコードを読み取れな
かった場合や,コイン識別機46によってIDコードを
読み取ったが,そのIDコードが管理サーバ16におい
て記憶されている貸し出し中のコインCのIDコードに
一致しなかった場合は,管理サーバ16はコイン識別機
46に「返却」の信号を送る。こうして「返却」の信号
を受け取ったコイン識別機46は,通路48を経て自重
でコインCを落下させ,玉貸し機13前面の返却口41
にコインCを排出させる。またこの場合は,定量移出機
構52には「排出」の信号を送らず,定量移出機構52
はパチンコ玉を排出しない。
【0038】そして,パチンコ玉を借り受けた顧客は,
そのパチンコ玉を利用して,自分の気に入ったパチンコ
台12において遊技を行う。そして,遊技を終了した顧
客は,パチンコ台から払い出されたパチンコ玉を図示し
ない計数機に投入し,その数に応じて景品を取得するこ
とができる。
【0039】そして,遊技終了後においてもコインCを
所持している顧客は,不要となったコインCをコイン精
算機15の投入口60に投入する。こうしてコイン精算
機15に投入されたコインCは自重でコイン識別機64
に落下し,コイン識別機64によってIDコードが読み
取られて,そのIDコードが先に図2で説明した管理サ
ーバ16に送られる。管理サーバ16は,こうして送信
されたIDコードが,貸し出し中のコインCに一致する
か否かを確認し,IDコードが正しい(貸し出し中のコ
インCのIDコードである)ことを確認した場合は,コ
イン識別機64に「回収」の信号を送ると共に,支払い
装置67に「支払い」の信号を入力する。また,こうし
て「回収」の信号を受け取ったコイン識別機64は,通
路65を経て自重でコインCを落下させて,パチンコ島
11内部のコインコンベア22にコインCを受け渡す。
コインコンベア22に受け渡されたコインCは,パチン
コ島11端部のコイン貸し機14まで搬送され,コイン
ストッカー35に供給される。また管理サーバ16から
支払い装置67に「支払い」の信号が入力されたことに
より,投入されたコインCの枚数に応じた紙幣Eが払い
出し口62を経て支払われる。これにより,顧客は使わ
なかったコインCを精算することができる。なお本実施
の形態では,一枚のコインCに対して1000円分の金
銭(例えば1000円札一枚)が支払われる。
【0040】一方,投入口60から投入されたコインC
について,コイン識別機64がIDコードを読み取れな
かった場合や,コイン識別機64によってIDコードを
読み取ったが,そのIDコードが管理サーバ16におい
て記憶されている貸し出し中のコインCのIDコードに
一致しなかった場合は,管理サーバ16はコイン識別機
64に「返却」の信号を送る。これにより,通路66を
経て自重でコインCが落下して,コイン精算機15前面
の返却口61に排出される。またこの場合は,支払い装
置67は支払いを行わない。なお,コイン貸し機14か
ら貸し出されたコインCであっても当日限りの有効期限
が過ぎたものについては,支払いを行わないようにする
こともできる。
【0041】従って,この第1の実施の形態の遊技シス
テム10によれば,高価な紙幣用の識別機を玉貸し機1
3に設ける必要が無く,パチンコホール全体の構築コス
トを低廉にすることができるようになる。またコインC
は,紙幣やプリペードカードに比べて搬送が容易である
ので,パチンコ島11の内部に設置されるコインコンベ
ア22は構造が簡単となり,従来のように紙幣やカード
等も搬送しなければならない複雑なコンベアを省けるの
で,メンテナンスが容易であり,パチンコホール全体の
構築コストをより低廉にすることができるようになる。
【0042】またコインCに内蔵されるメモリ2はマス
クROMなどの読み出し専用メモリ(ROM)であるの
で,偽造の心配も極めて少ない。この場合,IDコード
を暗号化処理してメモリ2に記憶すれば,偽造はほとん
ど不可能である。特に,コインCの使用期限を当日限り
とすれば,コインCに変造を加えることが時間的に困難
であり,不正使用を有効に防止できる。また合成樹脂な
どで成形されたコインCは耐久性に優れ,汚れた場合
は,洗浄機などで洗うことも可能である。
【0043】次に図8は,コインCを利用した本発明の
第2の実施の形態にかかる遊技システム80の全体構成
を概略的に示す説明図である。この第2の実施の形態
も,遊技店の一例としてパチンコホールに本発明を適用
したシステムを示している。この第2の実施の形態で
は,先に図2で説明した第1の実施の形態の遊技システ
ム10において,玉貸し機13の代わりに,玉貸し機8
1を用いた構成になっている。その他の点については,
第2の実施の形態の遊技システム80は先に図2で説明
した第1の実施の形態の遊技システム10と同様の構成
を有しており,第2の実施の形態の遊技システム80に
おいて,第1の実施の形態の遊技システム10と同じ構
成要素については,図2と同じ符号を付することによ
り,重複した説明を省略する。
【0044】図9はこの第2の実施の形態で用いられる
玉貸し機81の斜視図であり,図10は玉貸し機81の
内部構造の説明図である。玉貸し機81の前面には,上
から順にコインCの投入口82,1000円用セレクト
ボタン83,500円用セレクトボタン84,コインC
の返却口85,パチンコ玉の排出口86が設けられてい
る。図10に示すように,投入口82に投入されたコイ
ンCは通路90を経て自重でコイン識別機91に落下す
るようになっている。図示はしないが,コイン識別機9
1は,先に図1で説明したコインCに内蔵されているメ
モリ2を駆動させる電気エネルギーを送信すると共にメ
モリ2に記憶されたIDコードを電波を媒体として受信
するための送受信アンテナや,受信したIDコードを読
み取るID読み取り部を備えている。そして,投入口8
2及び通路90を経てコイン識別機91にコインCが投
入され,コイン識別機91によってIDコードを読み取
ると,そのIDコードを図8に示した管理サーバ16に
送るようになっている。また,このようにコインCが投
入された状態において1000円用セレクトボタン83
や500円用セレクトボタン84が押されると,その信
号も管理サーバ16に送られるようになっている。
【0045】管理サーバ16は,こうしてコイン識別機
91から送信されたIDコードが貸し出し中のコインC
に一致するか否かを確認するようになっている。また管
理サーバ16には,そのIDコードのコインCについて
の残額が記憶されている。例えば本実施の形態のように
1000円に対して一枚のコインCを貸し出す場合につ
いて説明すれば,そのIDコードのコインCがまだ一度
も使用されていない場合は,管理サーバ16は,そのI
DコードのコインCについて1000円の残額を記憶し
ている。一方,そのIDコードのコインCが既に使用さ
れて500円分のパチンコ玉を貸し出している場合は,
管理サーバ16は,そのIDコードのコインCについて
500円の残額を記憶している。
【0046】そして管理サーバ16は,コイン識別機9
1からIDコードが送信されると,そのIDコードが貸
し出し中のコインCに一致するか否かを確認すると共
に,IDコードに基づいて,そのコインCの残額を調
べ,1000円用セレクトボタン83と500円用セレ
クトボタン84のいずれが押されたかに基づいて,パチ
ンコ玉の貸し出しを制御する。
【0047】即ち,投入口82から投入されたコインC
の残額が1000円である場合に1000円用セレクト
ボタン83が押されたときは,管理サーバ16は,後に
説明する定量移出機構99に1000円分のパチンコ玉
を「排出」させる信号を入力する。この場合,管理サー
バ16は,コイン識別機91に「回収」の信号を送り,
「回収」の信号を受け取ったコイン識別機91は,通路
95を経て自重でコインCを落下させて,パチンコ島1
1内部のコインコンベア22にコインCを受け渡すよう
になっている。
【0048】また投入口82から投入されたコインCの
残額が1000円である場合に500円用セレクトボタ
ン83が押されたときは,管理サーバ16は,後に説明
する定量移出機構99に500円分のパチンコ玉を「排
出」させる信号を入力し,また管理サーバ16は,その
IDコードのコインCについての残額を1000円から
500円に書き換える。この場合は,管理サーバ16は
コイン識別機91に「返却」の信号を送り,「返却」の
信号を受け取ったコイン識別機91は,通路96を経て
自重でコインCを落下させて,玉貸し機81前面の返却
口85にコインCを排出させるようになっている。なお
この場合,コイン識別機91に「返却」の信号を送らず
にコインCをそのままコイン識別機91に保持してお
き,再び500円用セレクトボタン83が押されたとき
に,後に説明する定量移出機構99に500円分のパチ
ンコ玉を「排出」させる信号を入力すると共に,コイン
識別機91に「回収」の信号を送り,通路95を経て自
重でコインCを落下させてパチンコ島11内部のコイン
コンベア22に受け渡すようにしても良い。
【0049】また投入口82から投入されたコインCの
残額が500円である場合に500円用セレクトボタン
83が押されたときは,管理サーバ16は,後に説明す
る定量移出機構99に500円分のパチンコ玉を「排
出」させる信号を入力する。また管理サーバ16は,コ
イン識別機91に「回収」の信号を送り,「回収」の信
号を受け取ったコイン識別機91は,通路95を経て自
重でコインCを落下させて,パチンコ島11内部のコイ
ンコンベア22にコインCを受け渡すようになってい
る。なお,投入口82から投入されたコインCの残額が
500円である場合に1000円用セレクトボタン82
が押されたときは,例えば警告音の発生や警告灯の点灯
などによって顧客に残金が不足していることを知らし
め,500円用セレクトボタン83を押すことを促すよ
うになっている。
【0050】一方,投入口82から投入されたコインC
について,コイン識別機91がIDコードを読み取れな
かった場合や,コイン識別機91によってIDコードを
読み取ったが,そのIDコードが管理サーバ16におい
て記憶されている貸し出し中のコインCのIDコードに
一致しなかった場合は,管理サーバ16はコイン識別機
91に「返却」の信号を送り,この場合は,定量移出機
構99には「排出」の信号を送らない。また,こうして
「返却」の信号を受け取ったコイン識別機91は,通路
96を経て自重でコインCを落下させて,玉貸し機81
前面の返却口85にコインCを排出させるようになって
いる。
【0051】排出口86には,パチンコ玉を供給する通
路98が接続されている。通路98の途中には例えばス
ターホイルなどによって構成される定量移出機構99が
設けられており,この定量移出機構99の動作は,管理
サーバ16によって制御されている。そして管理サーバ
16は,コイン識別機91から送信されたIDコードが
正しいことを確認した場合は,先に説明したように50
0円分もしくは1000円分のパチンコ玉を「排出」さ
せる信号を定量移出機構99に入力し,これにより,パ
チンコ玉が通路98を経て排出口86に排出されるよう
になっている。この実施の形態では,管理サーバ16か
ら500円分の「排出」の信号が定量移出機構52に入
力された場合は,500円分のパチンコ玉が排出口86
から排出され,管理サーバ16から1000円分の「排
出」の信号が定量移出機構52に入力された場合は,1
000円分のパチンコ玉が排出口86から排出されるよ
うになっている。一方,投入口82に投入されたコイン
Cよって正しいIDコードが識別されなかった場合は,
定量移出機構99はパチンコ玉を排出させない。
【0052】さて,以上のように構成された本発明の第
2の実施の形態にかかる遊技システム80にあっても同
様に,パチンコホールに入場した顧客は先ずコイン貸し
機14の投入口30に金銭(例えば紙幣E)を投入し,
コインCの貸し出しを受ける。この場合,貸し出された
コインCに内蔵されたメモリ2からIDコードが読み取
られて,そのIDコードが管理サーバ16に送られる。
管理サーバ16は,こうして入力されたIDコードを記
憶し,当該IDコードを持ったコインCが貸し出された
ことを認識する。また管理サーバ16は,そのIDコー
ドのコインCについて1000円の残額を記憶する。な
お,投入口30に投入された紙幣Eが真正でない場合
は,その紙幣Eは再び投入口30を経て外部に返却さ
れ,この場合はコインCは排出されない。
【0053】一方,顧客は玉貸し機81の投入口82に
コインCを投入する。そして,コイン識別機91によっ
て読み取られたIDコードが管理サーバ16に送られ
る。管理サーバ16は,こうして送信されたIDコード
が,貸し出し中のコインCに一致するか否かを確認する
と共に,IDコードに基づいて,そのコインCの残額を
調べ,1000円用セレクトボタン83と500円用セ
レクトボタン84のいずれが押されたかによって,パチ
ンコ玉を貸し出すか否かを判定する。
【0054】即ち,投入口82から投入されたコインC
の残額が1000円である場合に1000円用セレクト
ボタン83が押されたときは,管理サーバ16は定量移
出機構99に1000円分の「排出」の信号を入力し,
1000円分のパチンコ玉が排出口86から排出され
る。また管理サーバ16は,コイン識別機91に「回
収」の信号を送り,コイン識別機91は,通路95を経
てパチンコ島11内部のコインコンベア22にコインC
を受け渡す。こうしてコインコンベア22に受け渡され
たコインCは,パチンコ島11端部のコイン貸し機14
まで搬送され,コインストッカー35に供給される。
【0055】また投入口82から投入されたコインCの
残額が1000円である場合に500円用セレクトボタ
ン84が押されたときは,管理サーバ16は定量移出機
構99に500円分の「排出」の信号を入力し,500
円分のパチンコ玉が排出口86から排出される。また管
理サーバ16は,そのIDコードのコインCについての
残額を1000円から500円に書き換える。またこの
場合は,管理サーバ16はコイン識別機91に「返却」
の信号を送り,コイン識別機91は通路96を経てコイ
ンCを返却口85に排出させる。なおこの場合,コイン
識別機91に「返却」の信号を送らずにコインCをその
ままコイン識別機91に保持しておき,再び500円用
セレクトボタン83が押されたときに,定量移出機構9
9に500円分の「排出」の信号を入力して500円分
のパチンコ玉を排出口86から排出し,コイン識別機9
1に「回収」の信号を送ってコインCをコインコンベア
22に受け渡しても良い。
【0056】また,投入口82から投入されたコインC
の残額が500円である場合に500円用セレクトボタ
ン83が押されたときは,管理サーバ16は定量移出機
構99に500円分の「排出」の信号を入力し,500
円分のパチンコ玉が排出口86から排出される。また管
理サーバ16は,コイン識別機91に「回収」の信号を
送り,コイン識別機91は,通路95を経てパチンコ島
11内部のコインコンベア22にコインCを受け渡す。
こうしてコインコンベア22に受け渡されたコインC
は,パチンコ島11端部のコイン貸し機14まで搬送さ
れ,コインストッカー35に供給される。なお,投入口
82から投入されたコインCの残額が500円である場
合に1000円用セレクトボタン82が押されたとき
は,例えば警告音の発生や警告灯の点灯などによって顧
客に残金が不足していることを知らしめ,500円用セ
レクトボタン83を押すように促す。
【0057】一方,投入口82から投入されたコインC
について,コイン識別機91がIDコードを読み取れな
かった場合や,読み取ったIDコードが管理サーバ16
において記憶されている貸し出し中のコインCのIDコ
ードに一致しなかった場合は,管理サーバ16はコイン
識別機91に「返却」の信号を送る。コイン識別機91
は,コインCを玉貸し機13前面の返却口85に排出さ
せる。この場合は,定量移出機構99には「排出」の信
号を送らず,パチンコ玉を排出しない。
【0058】そして,パチンコ玉を借り受けた顧客は,
そのパチンコ玉を利用して,自分の気に入ったパチンコ
台12において遊技を行い,獲得したパチンコ玉によっ
て景品を取得することができる。また,遊技終了後にお
いてもコインCを所持している顧客は,不要となったコ
インCをコイン精算機15の投入口60に投入して,精
算することができる。この場合,管理サーバ16は,コ
イン精算機15に投入されたコインCのIDコードに基
づいてコインCについての残額を調べ,そのIDコード
のコインCがまだ一度も使用されていなくて1000円
の残額が記憶されている場合は,コイン精算機15の払
い出し口62から1000円を支払い,一方,そのID
コードのコインCが既に使用されて500円の残額が記
憶されている場合は,コイン精算機15の払い出し口6
2から500円を支払う。
【0059】従って,この第2の実施の形態の遊技シス
テム80によっても,先に説明した第1の実施の形態の
遊技システム10と同様に,パチンコホール全体の構築
コストを低廉にすることができる。加えて,この第2の
実施の形態の遊技システム80によれば,1000円用
セレクトボタン83と500円用セレクトボタン84を
選択することにより,顧客は自分の必要なだけパチンコ
玉を借り受けることができ,より汎用性が高くて便利で
ある。
【0060】次に図11は,コインCを利用した本発明
の第3の実施の形態にかかる遊技システム100の全体
構成を概略的に示す説明図である。この第3の実施の形
態も,遊技店の一例としてパチンコホールに本発明を適
用したシステムを示している。この第3の実施の形態で
は,先に図2で説明した第1の実施の遊技システム10
において,玉貸し機13の代わりに,玉貸し機101を
用いた構成になっている。その他の点については,第3
の実施の形態の遊技システム100は先に図2で説明し
た第1の実施の形態の遊技システム10と同様の構成を
有しており,第3の実施の形態の遊技システム100に
おいて,第1の実施の形態の遊技システム10と同じ構
成要素については,図2と同じ符号を付することによ
り,重複した説明を省略する。
【0061】図12はこの第3の実施の形態で用いられ
る玉貸し機101の斜視図であり,図13は玉貸し機1
01の内部構造の説明図である。玉貸し機101の前面
には,上から順にコインCの投入口102,表示部10
3,セレクトボタン104,返却ボタン105,コイン
Cの返却口106,パチンコ玉の排出口107が設けら
れている。図13に示すように,投入口102に投入さ
れたコインCは通路110を経て自重でコイン識別機1
11に落下するようになっている。図示はしないが,コ
イン識別機111は,先に図1で説明したコインCに内
蔵されているメモリ2を駆動させる電気エネルギーを送
信すると共にメモリ2に記憶されたIDコードを電波を
媒体として受信するための送受信アンテナや,受信した
IDコードを読み取るID読み取り部を備えている。そ
して,投入口102及び通路110を経てコイン識別機
111にコインCが投入されて,コイン識別機111に
よってIDコードを読み取ると,そのIDコードを図1
1に示した管理サーバ16に送るようになっている。ま
た,このようにコインCが投入された状態においてセレ
クトボタン104が押されると,それが管理サーバ16
に送られるようになっている。
【0062】管理サーバ16は,こうしてコイン識別機
111から送信されたIDコードが貸し出し中のコイン
Cに一致するか否かを確認するようになっている。また
管理サーバ16には,そのIDコードのコインCについ
ての残額が記憶されている。例えば本実施の形態のよう
に1000円に対して一枚のコインCを貸し出す場合に
ついて説明すれば,そのIDコードのコインCがまだ使
用されていない場合は,管理サーバ16は,そのIDコ
ードのコインCについて1000円の残額を記憶してい
る。一方,そのIDコードのコインCが既に使用されて
所定分(900円分以下)のパチンコ玉を貸し出してい
る場合は,管理サーバ16は,そのIDコードのコイン
Cについての残額(1000円から貸出分を差し引いた
額)を記憶している。
【0063】そして管理サーバ16は,コイン識別機1
11からIDコードが送信されると,そのIDコードが
貸し出し中のコインCに一致するか否かを確認すると共
に,IDコードに基づいて,そのコインCの残額を調
べ,セレクトボタン104の押された回数に基づいて,
パチンコ玉の貸し出しを制御する。即ち,投入口82か
らコインCが投入され,セレクトボタン104が押され
た場合,コインCの残額が無くなるまで(0になるま
で)は,管理サーバ16は,セレクトボタン104が押
される毎に,後に説明する定量移出機構119に100
円分のパチンコ玉を「排出」させる信号を入力すると共
に,そのIDコードのコインCについての残額を100
円ずつ差し引く。このようにしてセレクトボタン104
が一回押される毎に,そのIDコードのコインCについ
ての残額が100円ずつ差し引かれていき,コインCの
残額が無くなったとき(0になったとき)は,管理サー
バ16は,コイン識別機111に「回収」の信号を送
り,「回収」の信号を受け取ったコイン識別機111
は,通路115を経て自重でコインCを落下させて,パ
チンコ島11内部のコインコンベア22にコインCを受
け渡すようになっている。
【0064】また,コインCの残額がまだ残っている場
合に返却ボタン105が押されたときは,管理サーバ1
6はコイン識別機111に「返却」の信号を送り,「返
却」の信号を受け取ったコイン識別機111は,通路1
16を経て自重でコインCを落下させて,玉貸し機10
1前面の返却口106にコインCを排出させるようにな
っている。この場合,管理サーバ16には,そのIDコ
ードのコインCについての残額が記憶されるようになっ
ている。
【0065】一方,投入口102から投入されたコイン
Cについて,コイン識別機111がIDコードを読み取
れなかった場合や,コイン識別機111によってIDコ
ードを読み取ったが,そのIDコードが管理サーバ16
において記憶されている貸し出し中のコインCのIDコ
ードに一致しなかった場合は,管理サーバ16はコイン
識別機111に「返却」の信号を送り,この場合は,定
量移出機構119には「排出」の信号を送らない。ま
た,こうして「返却」の信号を受け取ったコイン識別機
111は,通路116を経て自重でコインCを落下させ
て,玉貸し機101前面の返却口106にコインCを排
出させるようになっている。
【0066】排出口107には,パチンコ玉を供給する
通路118が接続されている。通路118の途中には例
えばスターホイルなどによって構成される定量移出機構
119が設けられており,この定量移出機構119の動
作は,管理サーバ16によって制御されている。投入口
102からコインCが投入され,コイン識別機111か
ら送信されたIDコードが正しいことを確認した場合
は,先に説明したように,コインCの残額が無くなるま
で(0になるまで)は,管理サーバ16は,セレクトボ
タン104が一回押される毎に,100円分のパチンコ
玉を「排出」させる信号を定量移出機構119に入力
し,これにより,セレクトボタン104を押した回数に
応じた量のパチンコ玉が通路118を経て排出口107
に排出されるようになっている。一方,投入口102に
投入されたコインCよって正しいIDコードが識別され
なかった場合は,定量移出機構119はパチンコ玉を排
出させない。
【0067】さて,以上のように構成された本発明の第
3の実施の形態にかかる遊技システム100にあっても
同様に,パチンコホールに入場した顧客は先ずコイン貸
し機14の投入口30に金銭(例えば紙幣E)を投入
し,コインCの貸し出しを受ける。この場合,貸し出さ
れたコインCに内蔵されたメモリ2からIDコードが読
み取られて,そのIDコードが管理サーバ16に送られ
る。管理サーバ16は,こうして入力されたIDコード
を記憶し,当該IDコードを持ったコインCが貸し出さ
れたことを認識する。また管理サーバ16は,そのID
コードのコインCについて1000円の残額を記憶す
る。なお,投入口30に投入された紙幣Eが真正でない
場合は,その紙幣Eは再び投入口30を経て外部に返却
され,この場合はコインCは排出されない。
【0068】一方,顧客は玉貸し機101の投入口10
2にコインCを投入する。そして,コイン識別機111
によって読み取られたIDコードが管理サーバ16に送
られる。管理サーバ16は,こうして送信されたIDコ
ードが,貸し出し中のコインCに一致するか否かを確認
すると共に,IDコードに基づいて,そのコインCの残
額を調べる。
【0069】そして,投入口82から投入されたコイン
Cが正しい(貸し出し中である)場合にセレクトボタン
104が押されたときは,コインCの残額が無くなるま
で(0になるまで)は,管理サーバ16は,セレクトボ
タン104が押される毎に,定量移出機構119に10
0円分のパチンコ玉を「排出」させる信号を入力すると
共に,そのIDコードのコインCについての残額を10
0円ずつ差し引いていく。これにより,顧客はセレクト
ボタン104を押した回数に応じたパチンコ玉を排出口
86から排出させて借り出すことができる。そして,コ
インCの残額が無くなったとき(0になったとき)は,
管理サーバ16は,コイン識別機111に「回収」の信
号を送り,コイン識別機111は,通路115を経てコ
インCをパチンコ島11内部のコインコンベア22にコ
インCを受け渡す。こうしてコインコンベア22に受け
渡されたコインCは,パチンコ島11端部のコイン貸し
機14まで搬送され,コインストッカー35に供給され
る。
【0070】また,コインCの残額がまだ残っている場
合に返却ボタン105が押されたときは,管理サーバ1
6はコイン識別機111に「返却」の信号を送り,「返
却」の信号を受け取ったコイン識別機111は,通路1
16を経て自重でコインCを落下させて,玉貸し機10
1前面の返却口106にコインCを排出させる。この場
合,管理サーバ16には,そのIDコードのコインCに
ついての残額が記憶される。
【0071】一方,投入口102から投入されたコイン
Cについて,コイン識別機111がIDコードを読み取
れなかった場合や,読み取ったIDコードが管理サーバ
16において記憶されている貸し出し中のコインCのI
Dコードに一致しなかった場合は,管理サーバ16はコ
イン識別機111に「返却」の信号を送る。コイン識別
機111は,コインCを玉貸し機13前面の返却口10
6に排出させる。この場合は,定量移出機構119には
「排出」の信号を送らず,パチンコ玉を排出しない。
【0072】そして,パチンコ玉を借り受けた顧客は,
そのパチンコ玉を利用して,自分の気に入ったパチンコ
台12において遊技を行い,獲得したパチンコ玉によっ
て景品を取得することができる。また,遊技終了後にお
いてもコインCを所持している顧客は,不要となったコ
インCをコイン精算機15の投入口60に投入して,精
算することができる。この場合,管理サーバ16は,コ
イン精算機15に投入されたコインCのIDコードに基
づいてコインCについての残額を調べ,その残額の金銭
をコイン精算機15の払い出し口62から支払う。
【0073】従って,この第3の実施の形態の遊技シス
テム100によっても,先に説明した第1,2の実施の
形態の遊技システム10,80と同様に,パチンコホー
ル全体の構築コストを低廉にすることができる。加え
て,この第3の実施の形態の遊技システム100によれ
ば,セレクトボタン103を押した回数によって,顧客
は自分の必要なだけパチンコ玉を借り受けることがで
き,より汎用性が高くて便利である。なお,この第3の
実施の形態の遊技システム100では,セレクトボタン
104が一回押される毎に,100円分のパチンコ玉を
排出させる例を説明したが,パチンコ玉の排出量は10
0円分に限られない。例えばセレクトボタン104が一
回押される毎に,200円分もしくはそれ以上のパチン
コ玉を排出させても良い。
【0074】次に図14は,いわゆるCR機と呼ばれる
パチンコ台120を備えたパチンコ島121の正面図で
ある。各パチンコ台120の間には玉貸し機122が配
置されている。この玉貸し機122の前面には,先に図
12,13で説明した玉貸し機101と同様に,上から
順にコインCの投入口123,表示部124,セレクト
ボタン125,返却ボタン126,コインCの返却口1
27が設けられている。但し,この玉貸し機122の前
面には,パチンコ玉の排出口はなく,図14において各
玉貸し機122の右側に位置するパチンコ台120に対
してパチンコ玉をそれぞれ直接供給して貸し出すように
なっている。本発明は,このようなCR機と呼ばれるパ
チンコ台120を備えた遊技システムにも適用できるこ
とは勿論である。
【0075】以上,本発明の好ましい実施の形態を例を
挙げて説明したが,本発明はここで説明した形態に限定
されない。例えばコインCは,1000円に対応するも
のに限らず,その他の任意の金額に対応させても良い。
また顧客の選択によって,例えば1000円に対応する
コインCと500円に対応するコインCなど,複数の種
類のコインCをコイン貸し機14によって貸し出すよう
にしても良く,コインCは1種類である必要はない。こ
の場合,例えば1000円に対応するコインCは赤く
し,また例えば500円に対応するコインCは黄色くす
るなどといったように,金額によって色分けすれば,視
覚的な識別が容易であり,また金額に応じてコインCの
大きさを変えても良い。更に印刷や成形などによって金
額をコインCの表面に表しておいても良い。
【0076】また遊技システム10,80,100にお
いて,玉貸し機13,81,101は,コインCの投入
だけによってパチンコ玉の貸し出しを行うものである必
要はなく,その他,通常の硬貨など(場合によっては紙
幣やカードなど)の投入によってもパチンコ玉の貸し出
しができるものであってもよい。この場合,パチンコ島
11の内部においてコインCと硬貨などをコインコンベ
ア22によって一緒に搬送することも可能である。また
玉貸し機13,81は,必ずしもパチンコ台12の台間
に設けられるものでなくても良く,パチンコ台12から
離れた位置に配置してあっても良い。またコイン貸し機
14は,1000円の紙幣Eの投入によってコインCを
排出するものである場合に限らず,例えば10000円
や5000円の紙幣が投入された場合に,顧客が選択し
た枚数のコインCを貸し出し,釣銭を出すようにしても
良い。また硬貨の投入によってもコインCを貸し出すよ
うにしても良い。
【0077】また,以上に説明した遊技システム10,
80,100は,本発明をパチンコホールに適用したシ
ステムであったが,本発明のコインCによってスロット
マシン等のゲーム機で使用されるメダルなど他の遊技媒
体を貸し出すようにすることもできる。また,本発明は
パチンコホールに限らず,ゲームセンターなどの他の遊
技店において適用することもできる。
【0078】
【発明の効果】金銭代用コインは,紙幣やカードに比べ
て搬送が容易で破損や偽造の心配も少なく,請求項1〜
4によれば,低廉でメンテナンスが容易な遊技システム
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施例で使用される金銭代用円盤状
体(コイン)の内部構造を示す説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態にかかる遊技システ
ムの説明図である。
【図3】パチンコ島の正面図である。
【図4】コイン貸し機の内部構造の説明図である。
【図5】玉貸し機の斜視図である。
【図6】玉貸し機の内部構造の説明図である。
【図7】コイン精算機の内部構造の説明図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態にかかる遊技システ
ムの説明図である。
【図9】玉貸し機の斜視図である。
【図10】玉貸し機の内部構造の説明図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態にかかる遊技シス
テムの説明図である。
【図12】玉貸し機の斜視図である。
【図13】玉貸し機の内部構造の説明図である。
【図14】CR機と呼ばれるパチンコ台を備えたパチン
コ島の正面図である。
【図15】従来のパチンコ島の内部に設けられた紙幣の
コンベアの説明図である。
【符号の説明】 C 金銭代用円盤状体(コイン) 1 電子部品 2 メモリ 3 回路基板 4 アンテナコイル 10 遊技システム 11 パチンコ島 12 パチンコ台 13 台間玉貸し機 14 コイン貸し機 15 コイン精算機 16 CPU 20 供給樋 21 排出樋 22 コインコンベア 23 硬貨コンベア 80 遊技システム 81 玉貸し機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後に変更できない状態で製造段階に固有
    のIDコードを記憶させたメモリを内蔵している金銭代
    用円盤状体を利用した遊技システムであって,所定の金
    額の金銭の投入により金銭代用円盤状体を貸し出す円盤
    状体貸し出し手段と,金銭代用円盤状体の投入により所
    定量の遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸し出し手段と,遊
    技媒体を利用して遊技を行う遊技手段と,金銭代用円盤
    状体の投入により所定の金額の金銭を払い戻す精算手段
    と,IDコードに基づいて遊技媒体貸し出し手段及び精
    算手段を制御する制御手段を備えることを特徴とする,
    遊技システム。
  2. 【請求項2】 前記遊技媒体貸し出し手段は,金銭代用
    円盤状体が投入された際に,前記所定の金額の金銭に対
    応した量の遊技媒体を貸し出すことを特徴とする,請求
    項1の遊技システム。
  3. 【請求項3】 前記遊技媒体貸し出し手段は,金銭代用
    円盤状体が投入された際に,前記所定の金額の金銭に対
    応した量の範囲内で選択された量の遊技媒体を貸し出す
    ことを特徴とする,請求項1の遊技システム。
  4. 【請求項4】 前記遊技媒体貸し出し手段に投入された
    金銭代用円盤状体及び/又は前記精算手段に投入された
    金銭代用円盤状体を前記円盤状体貸し出し手段に搬送す
    る搬送手段を備えることを特徴とする,請求項1,2又
    は3のいずれかの遊技システム。
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