JP3361496B2 - 遊技店舗におけるicカードシステム - Google Patents

遊技店舗におけるicカードシステム

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JP3361496B2
JP3361496B2 JP36998899A JP36998899A JP3361496B2 JP 3361496 B2 JP3361496 B2 JP 3361496B2 JP 36998899 A JP36998899 A JP 36998899A JP 36998899 A JP36998899 A JP 36998899A JP 3361496 B2 JP3361496 B2 JP 3361496B2
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耕一 糸田
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産電子工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカード装置及
びICカ−ド清算装置に関するものであり、特に、スロ
ットマシーンなどのメダル機、或いはパチンコ機などの
遊技機を利用するに際して遊技機用ICカードの発券・
回収を行うICカード装置と、当該遊技機用ICカード
の清算・回収を行うICカ−ド清算装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来遊技店舗内に設けられた島には、遊
技機としてパチンコ機及びスロットマシーンなどが複数
台並接されている。これら遊技機で使用されるメダルは
遊技機に併設された遊技媒体貸出機に収納され貸し出さ
れると共に、パチンコ玉やメダルなどの遊技媒体は店舗
内の一部、或いは、島の一部に設置された収納機内に収
納され貸し出されていた。遊技機のプレーを楽しむ遊技
客は、先ず、遊技機間に設置された遊技媒体貸出機に設
けられたプリペイドカード挿入口にプリペイドカードを
挿入し、プリペイドカードに記録された金額の範囲内で
所定量の遊技媒体を借り、遊技機のプレーを楽しんでい
た。
【0003】即ち、遊技客は予め所定の金額データが記
録されたプリペイドカードを購入した後、プリペイドカ
ードリーダが設けられたプリペイドカード挿入口にプリ
ペイドカードを挿入し、プリペイドカードに記録された
金額の範囲内で所定量の遊技媒体を借り、遊技機のプレ
ーを楽しんでいた。
【0004】該プリペイドカードは所定の形状を呈した
磁気カードにて構成されており、このプリペイドカード
には挿入方向の表示、購入金額他等が印刷されると共
に、長手方向に発行年月日、発行券種、管理ナンバー等
のデータを磁気記録する磁気ストライプ部などが設けら
れている。また、プリペイドカードの磁気ストライプ部
には遊技媒体の貸し出しを行なった後の残度数がどの位
あるか否かなどが磁気記録されている。
【0005】そして、遊技客が遊技機のプレーを終了す
る場合、排出ボタン、或いは、終了ボタンを押してプリ
ペイドカードリーダに設けられたプリペイドカード挿入
口からプリペイドカードを排出し終了していた。遊技客
は、排出されたプリペイドカードを、他の遊技機のプレ
ーをするために再度プリペイドカード挿入口に挿入して
遊技媒体を借り、或いは、後日にプリペイドカード挿入
口に挿入して遊技媒体を借り、遊技機のプレーを再度楽
しんでいた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プリペ
イドカードリーダのプリペイドカード挿入口から挿入さ
れたプリペイドカードは、プリペイドカードに所定の金
銭データが記録されている場合、或いは、記録された金
銭データが終了して0になった場合でもプリペイドカー
ド挿入口からプリペイドカードを排出して取り出さなけ
ればならなかった。このため、記録されている金銭が終
了したプリペイドカードがゴミ箱などに捨てられてしま
う不都合が発生すると共に、持ち帰られて偽造され再度
使用されてしまう問題があった。
【0007】本発明は、係る従来技術の課題を解決する
ために為されたものであり、不要となったICカードの
偽造を阻止でき、且つ、不要となったICカードを容易
に回収し、かつ再利用することができるICカード装
置、並びにICカード清算装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願に開示される発明
中、代表的なものの概要を説明すれば、以下の通りであ
る。
【0009】第1の発明のICカード装置は、複数枚の
ICカードを収容可能な収納部と、ICカードの出し入
れ可能な挿入口と、ICカードに所定の遊技媒体利用デ
ータを書き込むと共にICカードに書き込まれた遊技媒
体利用データを読み出すリードライト部とを備え、遊技
媒体利用データが残存している場合に、リードライト部
によって該ICカ−ドに遊技媒体利用データを書き込ん
で挿入口から排出可能とすると共に、遊技媒体利用デー
タが残存していない場合には、リードライト部によって
ICカードを初期化して収納部に回収することを特徴と
する。
【0010】かかる構成によれば、遊技店舗から持ち出
されたICカードが偽造されてしまうなどの不正を防止
することができるようになる。特に、ICカード装置に
リードライト部を設けており、リードライト部によって
ICカードに遊技媒体利用データを書き込み及び読み出
し可能としているので、遊技媒体利用データが残存して
いる場合、その残存している遊技媒体利用データをIC
カードに書き込むことが可能となる。これにより、IC
カードに書き込んだ遊技媒体利用データで他の遊技機の
プレーを楽しむことができるようになる。
【0011】第2の発明のICカード装置は、第1の発
明において、収納部に回収されたICカードにリードラ
イト部によって所定の遊技媒体利用データを再度書き込
むことにより、ICカードを再利用可能とすることを特
徴とする。かかる構成によれば、ICカードをリサイク
ルしてコストの低減を図ることが可能となる。
【0012】第3の発明のICカード清算装置は、IC
カードを収容可能な収納部と、ICカードの出し入れ可
能な挿入口と、ICカードに所定の遊技媒体利用データ
を書き込むと共にICカードに書き込まれた遊技媒体利
用データを読み出すリードライト部と、金銭収納部と、
金銭払出口及び清算ボタンとを備え、清算ボタンが押さ
れることにより、挿入口から挿入されたICカードに遊
技媒体利用データが残存している場合、遊技媒体利用デ
ータに応じた額の金銭を金銭払出口から払い出すと共
に、リードライト部によってICカードを初期化して収
納部に回収することを特徴とする。
【0013】かかる構成によれば、残存する遊技媒体利
用データに応じた額の金銭を金銭払出口から払い出して
ICカードを収納部に回収することが可能となり、IC
カードが遊技店舗から持ち出されて遊技媒体利用データ
が書き換えられるなどの偽造防止を行なうことができる
ようになる。また、ICカードは初期化されて回収され
るので容易に再利用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は遊技機用ICカード装置10を
備えた遊技機26及び台間遊技媒体貸出機15の正面
図、図2は遊技機用ICカード装置10の斜視図をそれ
ぞれ示している。尚、各図において同一符号で示すもの
は同一のものとする。
【0015】図1において、26は例えば遊技店舗内に
設けられたパチンコ機、或いは、スロットマシーンなど
の遊技機、15は遊技機の遊技を行なうためのメダル或
いはパチンコ玉などの遊技媒体を排出可能な台間遊技媒
体貸出機である。台間遊技媒体貸出機15は遊技機26
に並設され、この台間遊技媒体貸出機15の上端近傍に
は金銭投入口としての紙幣投入口17が設けられてい
る。
【0016】紙幣投入口17の上方には7セグメントの
LEDにて構成された金銭表示器16が設けられてお
り、この金銭表示器16は紙幣投入口17から投入され
た紙幣の金額を表示するように構成されている。紙幣投
入口17の下方にはICカードを出し入れ可能な挿入口
12が水平に設けられており、この挿入口12は台間遊
技媒体貸出機15内に取り付けられ後述するICカード
装置10に設けられている。また、挿入口12の下方に
は清算ボタン18が設けられており、清算ボタン18の
側方には排出ボタン19が設けられている。尚、20は
遊技媒体の排出口である。
【0017】紙幣投入口17の内部には図示しない金銭
識別装置(この場合紙幣識別装置)が設けられている。
この紙幣識別装置は金銭の真偽を識別するためのもの
で、紙幣投入口17より投入された金銭(紙幣)が真
(本物)と判断された場合、投入された紙幣の金額が金
銭表示器16に表示されるように構成されている。ま
た、紙幣識別装置により紙幣投入口17より投入された
紙幣が偽(偽物)と判断された場合、紙幣識別装置は紙
幣をそのまま紙幣投入口17に戻されるように構成され
ている。
【0018】また、ICカード装置10は所定の形状の
筐体にて構成されると共に、このICカード装置10に
はリードライト部としてのリードライト装置11Aが内
蔵されている。該リードライト装置11Aは、挿入口1
2から挿入されたICカード14に遊技媒体利用データ
を読み出し、書き込み及び消去可能に構成されている。
即ち、ICカード14には遊技媒体利用データとして、
図示しない遊技媒体(この場合メダル)の数量を読み出
し、書き込み及び消去可能に構成されている。
【0019】また、ICカード装置10の上側には所定
形状の収納部11が設けられており、この収納部11に
は複数枚のICカード14が収納可能に構成されると共
に出し入れ可能に構成されている。そして、ICカード
装置10は紙幣投入口17から所定の金額の紙幣が投入
された場合、収納部11に収納されたICカード14が
一枚、リードライト装置11Aまで不図示の搬送機構に
より搬送され、そこで、紙幣投入口17から投入された
紙幣の金額に相当する遊技媒体利用データ(この場合、
紙幣投入口17から投入された紙幣の金額に相当する遊
技媒体の数量データ)が書き込まれると共に、遊技媒体
の貸し出しを行なった後の残度数が、遊技媒体利用デー
タとして書き込まれる。
【0020】また、ICカード14には遊技媒体利用デ
ータの他、遊技店舗名、管理ナンバー、発行日、発行券
種、発行番号、カード使用回数等の管理データが書き込
まれる。そして、遊技媒体利用データ及び管理データが
書き込まれたICカードは、一旦は挿入口12から排出
されるように構成されている。
【0021】また、所定の金額に相当する遊技媒体利用
データが書き込まれたICカード14が遊技客によって
挿入口12に挿入された後、排出ボタン19が押される
と、所定数量の遊技媒体(この場合、50枚)が排出口
20に払い出され、遊技客は排出口20に排出された遊
技媒体で遊技機26のプレーを楽しめるように構成され
ている。そして、金銭表示器16には排出された遊技媒
体に対応する金額が減算された残りの遊技媒体に対応す
る金額が表示されるように構成されている。
【0022】また、遊技媒体利用データ及び管理データ
が書き込まれて挿入口12から一旦排出されたICカー
ド14は、排出ボタン19が押されると、再び挿入口1
2からICカード装置10に取り込まれ、所定数量の遊
技媒体(この場合、50枚)が排出口20に払い出され
るように構成されていてもよい。このように構成するこ
とにより、遊技客はICカードを挿入する手間が省け、
すみやかに遊技機26のプレーを開始することができ
る。
【0023】また、続けて遊技機26のプレーを楽しん
でいるうち、別の遊技機(図示せず)に移動したくなる
場合がある。この場合、遊技客によって清算ボタン18
が押されることにより、金銭表示器16に表示されてい
る金額に相当する遊技媒体利用データがリードライト装
置11AにてICカード14に書き込まれた後、ICカ
ード14は挿入口12より排出されるように構成されて
いる。
【0024】ここで、遊技媒体利用データは、排出ボタ
ン19が押される毎にリードライト装置11Aによって
ICカード14に書き込まれるように構成してもよい
し、清算ボタン18が押されるまでは、排出ボタン19
が押された回数をレジスタ(図示せず)に記憶してお
き、清算ボタン18が押されたときに、レジスタに記憶
された回数に相当する遊技媒体利用データ(この場合、
残度数のデータ)を1度にICカード14に書き込むよ
うに構成してもよい。尚、13は取付部材でありこの取
付部材13によって、ICカード装置10は台間遊技媒
体貸出機15内に固定される。
【0025】次に、ICカード装置10を備えた遊技媒
体貸出機の機能ブロック構成例について、図3を参照し
ながら説明する。台間遊技媒体貸出機15は、紙幣識別
装置41、ICカード装置10、金銭表示器16、清算
ボタン18、清算信号発生回路42、遊技媒体の排出ボ
タン19、排出信号発生回路43、コントローラ44、
電源回路45を備えている。
【0026】また、紙幣識別装置41に挿入された紙幣
の搬送を行う紙幣搬送装置27が、遊技機26に並設し
て設けられ、搬送された紙幣を収納する紙幣収納装置4
6が島端に設けられている。また、台間遊技媒体貸出機
15又は遊技機26には遊技媒体の排出を行う遊技媒体
排出装置47が設けられている。遊技媒体排出装置47
は、遊技媒体収納部、排出口、排出機構等を備えてい
る。
【0027】ICカード装置10は、リードライト装置
11AとICカード収納部を備える。このICカード装
置10で利用されるICカード14は、誘導起電力によ
って電源電圧を発生するためのをコイルを備えた電源装
置、データを記憶するための不揮発性メモリ、データ処
理用のマイクロプロセッサ等のLSIチップが内蔵され
た薄型カードである。
【0028】不揮発性メモリとしては、例えばフラッシ
ュメモリ、EEPROMなどを用いることにより、遊技
媒体利用データの読み出し、書き込み及び消去が可能と
なる。また、ICカード14のデータの読み出し、書き
込み及び消去は、リードライト装置11Aによって行わ
れるが、両者間のデータの送受信を電波にて行う非接触
ICカード方式を採ることにより、高速データ処理が可
能となる。
【0029】たとえば、従来の磁気カード方式では約3
秒のデータ処理時間を要したのに対して、非接触ICカ
ード方式によれば、約1秒のデータ処理時間で済むた
め、遊技客の待時間が短縮される。また、一般にICカ
ード14は、磁気カードに比して使用可能回数がたとえ
ば一兆回と多いため、回収されたものを再利用するのに
適していると共に、管理データをデジタルデータとして
記録しているために偽造することが極めて困難である。
【0030】また、コントローラ44は、CPU、プロ
グラムが格納されたROM、各種データの一時記憶を行
うレジスタ、I/O回路等を備えている。このコントロ
ーラ44は信号ライン48、49、50、51、52を
介して、紙幣識別装置41、ICカード装置10、金銭
表示器16、紙幣搬送装置27及び遊技媒体排出装置4
7との間で制御信号の送受信を行うことにより、これら
の装置等の制御を行う。
【0031】また、清算信号発生回路42は清算ボタン
18が押されると、所定の清算信号(例えばパルス信
号)を発生し、排出信号発生回路43は、排出ボタン1
9が押されると、所定の排出信号(例えばパルス信号)
を発生する。これらの清算信号及び排出信号は、コント
ローラ44に供給される。そして、コントローラ44
は、それらの信号に応じて、ICカード装置10、遊技
媒体排出装置47、金銭表示器16を制御する。
【0032】例えば、排出ボタン19が押されると、排
出信号に応じてコントローラ44は、遊技媒体排出装置
47に信号ライン52を介して制御信号を送る。する
と、所定数量の遊技媒体が遊技媒体排出装置47の排出
口に払い出される。同時に、コントローラ44は、金銭
表示器16に信号ライン50を介して制御信号を送る。
すると、金銭表示器16には、排出された遊技媒体に対
応する金額が減算された残りの遊技媒体に対応する金額
が表示される。
【0033】また、例えば清算ボタン18が押される
と、清算信号に応じて、コントローラ44は、ICカー
ド装置10に制御信号を送り、金銭表示器16に表示さ
れている金額に相当する遊技媒体利用データがICカー
ド装置10に設けられたリードライト装置11Aによっ
てICカード14に書き込まれた後、ICカード14は
挿入口12より排出される。
【0034】尚、電源回路45は、台間遊技媒体貸出機
15中の紙幣識別装置41、ICカード装置10、金銭
表示器16、清算信号発生回路42、排出信号発生回路
43、コントローラ44等に電源を供給する。
【0035】次に、以上の構成に基づいてICカード装
置10の及び台間遊技媒体貸出機の使用例及び動作例を
説明する。尚、収納部11には所定枚数のICカード1
4が収納されているものとする。先ず、紙幣投入口17
から所定の金額の紙幣が投入されると、投入された紙幣
は紙幣識別装置41にて真偽が判別される。
【0036】そして、紙幣投入口17より投入された紙
幣が偽(偽物)と判断された場合、紙幣識別装置41は
そのまま紙幣を紙幣投入口17に戻される。また、紙幣
投入口17より投入された紙幣が真(本物)と判別され
た場合、紙幣識別装置41は、コントローラ44に判別
信号を送り、コントローラ44からの制御信号に応じ
て、投入された紙幣の金額が金銭表示器16に表示され
る。
【0037】そして、コントローラ44からの制御信号
に応じて、収納部11に収納されたICカード14はリ
ードライト装置11Aまで搬送され、紙幣投入口17か
ら投入された紙幣の金額に相当する遊技媒体利用データ
が書き込まれる。
【0038】次に、遊技客によって排出ボタン19が押
されると、遊技媒体が所定数量(この場合、50枚)排
出口20に排出され、金銭表示器16には排出された遊
技媒体が減算された後の遊技媒体利用データに対応する
金額が表示される。このとき、遊技媒体利用データ(残
度数)はコントローラ44のレジスタ或いは金銭表示器
16のレジスタに記憶されている。遊技客は排出口20
に排出された遊技媒体で遊技機26のプレーを楽しむ。
【0039】そして、遊技客が遊技機26のプレーを行
なっている最中、別の遊技媒体(図示せず)に移りたく
なった場合は、清算ボタン18が押される。これによ
り、金銭表示器16に表示されている金額に相当する遊
技媒体利用データ(レジスタに記憶されている)が、リ
ーライト装置11AにてICカード14に書き込まれた
後、ICカード14は挿入口12より排出される。
【0040】そして、遊技客は別の遊技機に移動した
後、排出されたICカード14を遊技機に並設して台間
遊技媒体貸出機15に設けられた挿入口12に挿入す
る。ICカード14に書き込まれた遊技媒体利用データ
はリードライト装置11Aにて読み出されて、読み出さ
れた遊技媒体利用データに相当する金額が金銭表示器1
6に表示される。
【0041】次ぎに、遊技客によって排出ボタン19が
押されると、遊技媒体が所定数量(この場合も50枚)
排出口20に排出され、金銭表示器16には排出された
遊技媒体が減算された手持ちの遊技媒体に対応する金額
が表示される。
【0042】遊技客は、ICカード14に書き込まれた
遊技媒体利用データで遊技媒体を借り遊技機26のプレ
ーを楽しむことができるが、排出ボタン19が何回も押
されて遊技機26のプレーが行なわれると、金銭表示器
16に表示された金額が0になってしまう場合がある。
即ち、遊技媒体利用データ(この場合は残度数)が残存
していない場合である。
【0043】この場合、コントローラ44は、ICカー
ド装置10に制御信号を送り、それに応じてリードライ
ト装置11AはICカード14のデータを初期化し、そ
の後、ICカード14は不図示の搬送機構によって収納
部11まで搬送され収納される。即ち、リードライト装
置11Aによって、収納部11に収納されるICカード
14のデータを再度利用可能状態に戻してからICカー
ド14は収納部11に収納されることとなる。ここで、
ICカード14の初期化では、遊技媒体利用データ(こ
の場合、残度数)を0に書き換えると共に、発行番号や
使用回数等を除き、所定の管理データが消去される。
【0044】そして、収納部に回収されたICカード1
4は初期化されているので、上記と同様の動作により、
リードライト部11Aによって所定の遊技媒体利用デー
タが再度書き込まれることにより再利用が可能である。
【0045】このように、ICカード装置10は、挿入
口12より挿入されたICカード14に遊技媒体利用デ
ータが残存している場合、当該ICカード14を挿入口
12から排出可能とすると共に、遊技媒体利用データが
残存していない場合には、ICカード14を初期化して
収納部11に回収するようにしているので、遊技媒体利
用データが残存していないICカード14は確実に収納
部11に回収することができる。
【0046】これにより、遊技店舗からICカード14
が持ち出されてゴミ箱に捨てられてしまうなどの不都合
を防止することが可能となると共に、収納部11に回収
したICカード14は初期化されているので、再度利用
することが可能となる。従って、ICカード14をリサ
イクルしてコストの低減を図ることが可能となると共
に、ゴミ箱に捨てられたICカード14が偽造されてし
まうなどの不正を防止することができるようになる。
【0047】また、遊技媒体利用データが残存していな
いICカード14は収納部11に回収されるので、遊技
客がICカード14を挿入口から取り出す手間も省け
る。これにより、遊技客は一層遊技機26のプレーに集
中することができるようになる。
【0048】また、ICカード装置10にはリードライ
ト装置11Aを設け、ICカード14に遊技媒体利用デ
ータを読み出し及び書き込み可能としているので、遊技
媒体利用データが残存している場合、その残存している
遊技媒体利用データをICカード14に書き込むことが
できる。これにより、ICカード14に書き込んだ遊技
媒体利用データで他の遊技機26のプレーを楽しむこと
ができるようになり、遊技客がプレーを行なっている遊
技機26にあきた場合、他の遊技機でプレーを楽しむこ
とが可能となる。
【0049】次に、ICカード清算装置の実施例につい
て図面を参照して説明する。遊技店舗内の所定位置に、
遊技機用ICカード装置10を利用するためのICカー
ド14に遊技媒体利用データが残存している場合、残存
している遊技媒体利用データを金銭に交換することが可
能なICカード清算装置を設ける。
【0050】図4は、ICカード清算装置の正面図であ
る。このICカード清算装置21は所定の筐体形状を呈
しており、前面上方には前述同様の7セグメントのLE
Dにて構成された金銭表示器16Aが設けられ、金銭表
示器16A下方には前述同様の挿入口12が設けられて
いる。係る金銭表示器16Aは前述同様挿入口12から
挿入されたICカード14に書き込まれている遊技媒体
利用データに相当する金額を表示できるように構成され
ている。
【0051】また、挿入口12の下方には中止ボタン2
2が設けられており、この中止ボタン22の側方には清
算ボタン23が設けられている。また、ICカード清算
装置21内部には金銭収納部25が設けられ、この金銭
収納部25の前面側に金銭払出口としての紙幣払出口2
4が設けられている。
【0052】該ICカード清算装置21は、挿入口12
に挿入されたICカード14に所定量の遊技媒体利用デ
ータが残存している場合は、遊技媒体利用データに対応
する金銭収納部25に収納された金銭を紙幣払出口24
から払い出せるように構成されている。この場合、IC
カード14は初期化、即ち書き込まれた遊技媒体利用デ
ータを0に書き換えると共に所定の管理データを消去し
た後、ICカード14を収納部11に回収できるように
構成されている。
【0053】次に、ICカード装置10を備えたICカ
ード清算装置21の機能ブロック構成例について、図5
を参照しながら説明する。ICカード清算装置21は、
ICカード装置10、金銭表示器16A、金銭払出装置
61、中止ボタン22、中止信号発生回路62、清算ボ
タン23、清算信号発生回路63、コントローラ64、
電源回路65とを備えている。
【0054】コントローラ64は、CPU、プログラム
が格納されたROM、各種データの一時記憶を行うレジ
スタ、I/O回路等を備えている。このコントローラ6
4は信号ライン66、67、68を介して、ICカード
装置10、金銭表示器16A、金銭払出装置61との間
で制御信号の送受信を行うことにより、これらの装置等
の制御を行う。
【0055】また、中止信号発生回路22は中止ボタン
22が押されると、所定の中止信号(例えばパルス信
号)を発生し、清算信号発生回路63は、清算ボタン2
3が押されると、所定の排出信号(例えばパルス信号)
を発生する。これらの中止信号及び清算信号は、コント
ローラ64に供給される。そして、コントローラ64
は、それらの信号に応じて、ICカード装置10、金銭
表示器16A、金銭払出装置61を制御する。
【0056】尚、電源回路65は、ICカード装置1
0、金銭表示器16A、金銭払出装置61、中止信号発
生回路62、清算信号発生回路63、コントローラ64
に電源を供給する。
【0057】以上の構成で、次ぎにICカード清算装置
21の使用例及び動作例を説明する。尚、金銭収納部2
5には所定金額の金銭が収納されているものとする。遊
技客が遊技機26のプレーを終了しても、まだICカー
ド14に遊技媒体利用データが残存する場合、台間遊技
媒体貸出機15に設けられた清算ボタン18が押される
と金銭表示器16Aに表示されている金額に相当する遊
技媒体利用データがリードライト装置11AにてICカ
ード14に書き込まれた後、ICカード14は挿入口1
2より排出される。
【0058】そして、遊技媒体利用データが残存してい
るICカード14がICカード清算装置21の挿入口1
2に挿入されると、ICカード装置10のリードライト
装置11Aは、ICカード14に残存している遊技媒体
利用データを読み出し、信号ライン66を介してコント
ローラ64に当該データを送信する。そして、コントロ
ーラ64は、信号ライン67を介して金銭表示器16A
に制御信号を送り、当該遊技媒体利用データに相当する
金額が金銭表示器16Aに表示される。
【0059】次ぎ、金銭表示器16Aに表示された金額
を金銭に換えたい場合、ICカード清算装置21に設け
られた清算ボタン23が押されると、清算信号がコント
ローラ64に送られ、コントローラ64は制御信号をI
Cカード装置10及び金銭払出装置61に出力する。す
ると、金銭収納部25に収納された金銭が、金銭表示器
16Aに表示された金額分が、紙幣払出口24に払い出
されると共に、ICカード14はリードライト装置11
Aによって、初期化されて収納部11に収納される。
【0060】即ち、ICカード清算装置21はICカー
ド14に残存する遊技媒体利用データに相当する金銭を
払い出すと共に、ICカード14に書き込まれた残存す
る遊技媒体利用データを0に書き換えICカード14を
ICカード清算装置21の収納部11に回収できる。
【0061】尚、ICカード14に残存している遊技媒
体利用データを金銭に換えたくない場合、清算ボタン2
3を押す前に中止ボタン22を押すと、中止信号がコン
トローラ64に送られ、コントローラ64はICカード
装置64に制御信号を出力する。これにより、挿入口1
2に挿入されたICカード14は排出される。
【0062】このように、ICカード清算装置21に、
金銭収納部25と、紙幣払出口24と、清算ボタン23
とを備え、挿入口12より挿入されたICカード14に
遊技媒体利用データが残存している場合、この遊技媒体
利用データに応じた額の金銭を紙幣払出口24から払い
出すようにしているので、ICカード14に遊技媒体利
用データが残存している時遊技機26のプレーを終了す
る場合でも、残存する遊技媒体利用データに応じた額の
金銭を紙幣払出口24から払い出してICカード14を
収納部11に回収することが可能となる。
【0063】これにより、ICカード14が遊技店舗か
ら持ち出されてしまうのを防止することが可能となり、
遊技店舗からICカード14が持ち出されて遊技媒体利
用データが書き換えられるなどの偽造防止を行なうこと
ができるようになると共に、回収したICカード14を
再度利用することが可能となる。
【0064】次ぎに、遊技機用ICカード装置、台間遊
技媒体貸出機15を備えた他の遊技機26の実施例を図
6を用いて説明を行なう。この場合、遊技機26の上方
に紙幣搬送装置27が設けられており、この紙幣搬送装
置27には遊技機26に並設して設けられた台間遊技媒
体貸出機15上方に対応して紙幣投入口28が設けられ
ている。他は、前述と同様に構成されている。
【0065】そして、遊技客が前述同様紙幣投入口28
から所定金額の紙幣が投入されると、投入された紙幣は
紙幣投入口28の内に設けられた図示しない紙幣識別装
置にて真偽が判別される。そして、紙幣投入口28より
投入された紙幣が偽(偽物)と判断された場合、紙幣識
別装置はそのまま紙幣を紙幣投入口28に戻されると共
に、紙幣投入口28より投入された紙幣が真(本物)と
判断された場合、投入された紙幣の金額が台間遊技媒体
貸出機15に設けられた金銭表示器16に表示され、紙
幣搬送装置27で搬送された紙幣は紙幣搬送装置27の
端部に設けられた図示しない紙幣収納箱に収納される。
【0066】そして、ICカード14には金銭表示器1
6に表示された金銭に相当する遊技媒体利用データが書
き込まれ遊技客は前述同様遊技機26のプレーを楽しむ
ことが可能となる。以後前述同様の操作が行なわれ、前
述同様の効果を発揮することが可能となる。
【0067】尚、紙幣の投入は紙幣搬送装置27の紙幣
投入口28、或いは、台間遊技媒体貸出機15に設けら
れた紙幣投入口17のどちらに紙幣を投入しても金銭表
示器16には投入された金額が表示され、ICカード1
4には金銭表示器16に表示された金銭に相当する遊技
媒体利用データが書き込まれ、遊技客は遊技機26のプ
レーを楽しむことができる。この場合の遊技媒体貸出機
の機能ブロック構成は、図3に示した構成例と同様のた
め説明を省略する。
【0068】次ぎに、遊技機用ICカード装置、台間遊
技媒体貸出機を備えた他の遊技機26Aの実施例を図7
を用いて説明を行なう。この場合、遊技機26Aとして
はパチンコ機が用いられており、この遊技機26Aに台
間遊技媒体貸出機29が並設されている。この台間遊技
媒体貸出機29の上端近傍には金銭投入口としての紙幣
投入口35が設けられており、金銭投入口35下方に
は、これもまた7セグメントのLEDにて構成された金
銭表示器30が設けられている。この金銭表示器30も
前述の金銭表示器16同様挿入口12から挿入されたI
Cカード14に書き込まれている遊技媒体利用データに
相当する金額を表示できるように構成されている。尚、
34は紙幣搬送装置である。
【0069】金銭表示器30の下方には排出ボタン31
が設けられており、排出ボタン31の下方には清算ボタ
ン32が設けられると共に、清算ボタン32の下方とな
る台間遊技媒体貸出機29の下端近傍には前述同様のI
Cカード装置10に設けられた挿入口(この場合垂直)
12が設けられている。
【0070】尚、排出ボタン31は前述の排出ボタン1
9、清算ボタン32は前述の清算ボタン18同様に構成
されている。また、33は遊技媒体(この場合、パチン
コ玉)の排出ノズルである。また、この場合の遊技媒体
貸出機の機能ブロック構成は、図3に示した構成例と同
様のため説明を省略する。
【0071】以上の構成で、次ぎにICカード装置10
及び台間遊技媒体貸出機29の使用例を説明する。先
ず、紙幣投入口35から所定の金額の紙幣が投入される
と、投入された紙幣は紙幣投入口35内部に設けられた
図示しない紙幣識別装置にて真偽が判別される。
【0072】そして、紙幣投入口35より投入された紙
幣が偽(偽物)と判断された場合、紙幣識別装置はその
まま紙幣を紙幣投入口35に戻されると共に、紙幣投入
口35より投入された紙幣が真(本物)と判断された場
合、投入された紙幣の金額が金銭表示器30に表示さ
れ、搬送された紙幣は紙幣搬送装置34の端部に設けら
れた図示しない紙幣収納箱に収納される。
【0073】そして、遊技客によって排出ボタン31が
押されると、所定数量の遊技媒体が排出ノズル33より
遊技機26Aに設けられた受け皿36内に排出され、金
銭表示器30には排出された遊技媒体に対応する金額が
減算されて表示される。これにより、遊技客は受け皿3
6内に排出された遊技媒体で遊技機26Aのプレーを楽
しむことができる。
【0074】そして、遊技客がプレーを行なっている最
中別の遊技媒体(図示せず)に移りたくなった場合、清
算ボタン32が押される。これにより、金銭表示器30
に表示されている金額に相当する遊技媒体利用データが
リードライト装置11AにてICカード14に書き込ま
れた後、ICカード14は挿入口12より排出される。
【0075】そして、遊技客は別の遊技機に移動し、遊
技機に並設された台間遊技媒体貸出機29の挿入口12
に、排出されたICカード14を挿入する。挿入口12
に挿入されたICカード14の遊技媒体利用データが挿
入口出され、読み出された遊技媒体利用データに相当す
る金額が金銭表示器30に表示される。
【0076】次ぎに、遊技客によって排出ボタン31が
押されると、所定数量の遊技媒体が排出ノズル33より
遊技機に設けられた受け皿36に排出され、金銭表示器
30には払い出された遊技媒体に対応する金額が減算さ
れて表示される。これにより、遊技客は受け皿36に排
出された遊技媒体で再度遊技機のプレーを楽しむことが
できる。
【0077】そして、遊技客が遊技機のプレーを終了
し、ICカード14には未だ遊技媒体利用データが残存
している場合、図4に示したICカード清算装置21の
挿入口12にICカード14を挿入する。ICカード清
算装置21は挿入口12にICカード14が挿入される
と、ICカード14に残存している遊技媒体利用データ
に相当する金額を金銭表示器16Aに表示する。
【0078】そして、ICカード清算装置21の金銭表
示器16Aに表示された金額を金銭に交換したい場合、
清算ボタン23を押すと金銭収納部25より、金銭表示
器16Aに表示された金額が紙幣払出口24に払い出さ
れ、ICカード14は前述同様リードライト装置11A
にて初期化、即ち遊技体利用データが0に書き換えられ
ると共に所定の管理データが消去された後、収納部11
に収納される。即ち、初期化されたICカード14はI
Cカード清算装置21の収納部11に回収され、前述同
様の効果を発揮することが可能となる。
【0079】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明のICカード
装置によれば、遊技媒体利用データが残存している場合
に、リードライト部によってICカ−ドに遊技媒体利用
データを書き込んで挿入口から排出可能とすると共に、
遊技媒体利用データが残存していない場合には、リード
ライト部によってICカードを初期化して収納部に回収
することができるようになる。
【0080】これにより、遊技店舗からICカードが持
ち出されてゴミ箱に捨てられてしまうなどの不都合を防
止することが可能となる。従って、持ち出されたICカ
ードが偽造されてしまうなどの不正を防止することがで
きるようになり、遊技機用ICカード装置の実用効果を
著しく向上させることができるようになるものである。
また、遊技客がICカードを挿入口から取り出す手間も
省け、一層遊技機のプレーに集中できる遊技店舗環境を
提供することができるようになると共に、遊技店舗の運
営効率の向上と売上の増大を図ることができるようにな
るものである。
【0081】特に、ICカード装置にリードライト部を
設けており、リードライト部によってICカードに遊技
媒体利用データを書き込み及び読み出し可能としている
ので、遊技媒体利用データが残存している場合、その残
存している遊技媒体利用データをICカードに書き込む
ことが可能となる。これにより、ICカードに書き込ん
だ遊技媒体利用データで他の遊技機のプレーを楽しむこ
とができるようになる。従って、遊技客は、プレーを行
なっている遊技機にあきた場合、他の遊技機でプレーを
楽しむことが可能となり、遊技機用ICカード装置の利
便性を大幅に向上させることができるようになるもので
ある。
【0082】また、本発明のICカード装置は、上記に
加えて、収納部に回収されたICカードにリードライト
部によって所定の遊技媒体利用データを再度書き込むこ
とにより、ICカードを再利用可能とすることができ
る。従って、ICカードをリサイクルしてコストの低減
を図ることが可能となる。
【0083】また、本発明のICカード清算装置は、挿
入口から挿入されたICカードに遊技媒体利用データが
残存している場合、遊技媒体利用データに応じた額の金
銭を金銭払出口から払い出すと共に、リードライト部に
よって該ICカードを初期化して収納部に回収すること
が可能となる。
【0084】従って、ICカードに遊技媒体利用データ
が残存している時に遊技機のプレーを終了する場合で
も、残存する遊技媒体利用データに応じた額の金銭を金
銭払出口から払い出してICカードを収納部に回収する
ことが可能となる。これにより、ICカードが遊技店舗
から持ち出されてしまうのを防止することが可能とな
り、遊技店舗からICカードが持ち出されて遊技媒体利
用データが書き換えられるなどの偽造防止を行なうこと
ができるようになる。
【0085】従って、ICカードに残存する遊技媒体利
用データを金銭に交換した後の遊技媒体利用データが残
存していないICカードは収納部に回収されるので、I
Cカードの偽造の心配も無くなり、遊技機用ICカード
装置の実用効果を著しく向上させることができるように
なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のICカード装置を備えた遊技機の正面
図である。
【図2】本発明のICカード装置の斜視図である。
【図3】本発明のICカード装置を備えた遊技媒体貸出
機の機能ブロック構成例を示す概略図である。
【図4】本発明のICカード清算装置の正面図である。
【図5】本発明のICカード清算装置21の機能ブロッ
ク構成例を示す概略図である。
【図6】本発明のICカード装置を備えたもう一つの遊
技機の正面図である。
【図7】遊技機用ICカード装置を備えたもう一つの遊
技機の正面図である。
【符号の説明】
10 ICカード装置 11 収納部 11A 読書装置 12 挿入口 14 ICカード 15 台間遊技媒体貸出機 16 金銭表示器 16A 金銭表示器 17 紙幣投入口 18 清算ボタン 19 排出ボタン 20 排出口 21 ICカード清算装置 22 中止ボタン 23 清算ボタン 24 紙幣払出口 25 金銭収納部 26 遊技機 27 紙幣搬送装置 28 紙幣投入口 29 台間遊技媒体貸出機29 30 金銭表示器 31 排出ボタン 32 清算ボタン 33 排出ノズル 34 紙幣搬送装置 35 紙幣投入口 36 受け皿 41 紙幣識別装置 42 清算信号発生回路 43 排出信号発生回路 44 コントローラ 45 電源回路 46 紙幣収納装置 47 遊技媒体排出装置 61 金銭払出装置 62 中止信号発生回路 63 清算信号発生回路 64 コントローラ 65 電源回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G07F 7/08 G07F 7/08 L S

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機に並設され、紙幣の投入に応じて
    遊技媒体の貸出を行なうと共に、遊技媒体利用データの
    記憶媒体であるICカードを精算用ICカードとして発
    行する機能を有する台間遊技媒体貸出機と、該台間遊技
    媒体貸出機から発行されたICカードを精算するための
    ICカード精算装置と、を備えた遊技店舗におけるIC
    カードシステムであって、 前記ICカード精算装置は、前記台間遊技媒体貸出機と
    別個に遊技店舗内の所定位置に設けられ、複数枚のIC
    カードを収容可能な収納部と、ICカードの出し入れ可
    能な挿入口と、ICカードに所定の遊技媒体利用データ
    を書き込むと共にICカードに書き込まれた遊技媒体利
    用データを読み出すリードライト部と、金銭収納部と、
    金銭払出口と、清算ボタンと、を備え、前記清算ボタン
    が押されることにより、前記挿入口から挿入されたIC
    カードに残存している遊技媒体利用データに応じた額の
    金銭を前記金銭収納部から前記金銭払出口を介して払い
    出し、前記リードライト部によって前記ICカードを初
    期化した後に、前記収納部に回収することを特徴とする
    遊技店舗におけるICカ−ドシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技店舗におけるIC
    カ−ドの清算システムにおいて、前記ICカード精算装
    置は金銭表示器を備え、 前記挿入口から挿入されたICカードに書き込まれた遊
    技媒体利用データを前記リードライト部によって読み出
    し、該遊技媒体利用データに相当する金額を前記金銭表
    示器に表示することを特徴とする遊技店舗におけるIC
    カ−ドシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の遊技店
    舗におけるICカ−ドシステムにおいて、前記ICカー
    ド精算装置はICカードの清算を中止するための中止ボ
    タンを備え、該中止ボタンが押されることにより、前記
    挿入口から挿入されたICカードが前記挿入口から排出
    されることを特徴とする遊技店舗におけるICカ−ドシ
    ステム。
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