JP2006079538A - カード売買システム、カード発行装置及びカード受入れ装置 - Google Patents

カード売買システム、カード発行装置及びカード受入れ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 カード化した金券の発行および使用のための受け入れを容易に管理できるカード売買システムを提供すると共に、カードの変形を生じることなくコンパクトに構成できるカード発行装置およびカード受け入れ装置を提供すること。
【解決手段】 情報書込み可能なカードPに額面情報を書込んで金券カードとし、この金券カードをカード発行装置36により発行したとき、および使用のためカード受入れ装置45に受け入れたときに、それらの情報を管理することで、金券の流通管理を容易に行うことができる。また、カード発行装置36およびカード受け入れ装置45に用いられるカード収納手段26を、両装置で共用できるようにしたことで、システムとして無駄の無い単純な構成とすることができ、信頼性も向上する。さらに、カード発行装置36およびカード受入れ装置45では、内部に構成されるカードの搬送路を、直線搬送路を折返して構成したので、カードに変形を生じることなく、コンパクトに構成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、額面情報を保持したカードを発行し、かつ、このカードを受け入れ、額面相当の金額を払い出すカード売買システム、このシステムに適用可能なカード発行装置及びカード受入れ装置に関する。
現在、各種の商品券が個別の流通業者によって販売されている。これらの商品券は、紙に印刷したもので、バーコードやOCRコードが印刷されており、これらの情報をベースに額面や有効性を確認して販売されたり、利用者が商品購入の用に供したりしている。
通常、これらの商品券にはそれぞれ固有の番号が付与されており、これが発行されると、当該番号のものが発行されたことを台帳に記録している。商品券が利用者の手に渡り、商品購入のために使用されると、前記固有の番号を発行時に記録した台帳に突合せ、その番号の商品券が使われたことを確認し、その番号を消し込みしている。
一般に、商品券が発行されてから使用されるまでには多くの時間がかかり、上記一連の消し込み確認作業は、商品券現物を移動させて、この現物を確認することで行っている。このため、この確認が済むまで、商品券は保存しておき、確認後破棄される。
ところで、近年、磁気情報やICチップ情報などを内蔵したプラスチック製のカードが、個人情報媒体や経済価値媒体として多用されている。そこで、上述した紙の商品券に代って、このようなカードを商品券などの金券として用いることが考えられた。
このようなカードを金券として取り扱う場合は、カードを発行したり、カードを受入れたりする装置が必要となる。この種のカードは国際標準化されており、一般には厚さ0.76mmの塩ビカードが用いられている。このようなカードは、通常の外力では曲がり難い剛体と考えられる。したがって、カードを取り扱う装置は、カードを変形させることなく直線に搬送する必要がある。
ここで、ATMのカードリーダのように、カードに対して、単純に磁気情報をリード・ライトする程度の装置であれば、その搬送を直線としてもその距離は長くならない(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、カード発行機のように、カードに対し、1枚づつの繰り出し、印刷、エンボス、情報リード・ライト、分類集積など、複数の機能を施さなければならない場合、カードを直線搬送すると、装置の長さが数メートルから10数メートル程度と長大になってしまう。
このように長大となっても、業務用の処理システムであれば、長大なスペースさえ確保できれば実現可能である。しかし、顧客が使用する対面型の装置では、装置の大きさや奥行きに自ずから制約があり、直線搬送だけでは処理ができなかった。
特開平10−40441号公報
このように従来の商品券などの金券は、紙に所定事項を印刷したものが多くその管理が面倒であった。そこで、情報保持可能なカードを用いることが考えられたが、その発行や受入れのための装置が必要となり、カードの変形を生じることなく、しかもコンパクトに構成できることが必要であった。
本発明の目的は、カード化した金券の発行および使用のための受入れを容易に管理できるカード売買システムを提供すると共に、カードの変形を生じることなくコンパクトに構成できるカード発行装置およびカード受け入れ装置を提供することにある。
本発明のカード売買システムは、情報書込み可能なカードに額面情報およびカードに固有な番号を書込み、金券カードとして発行するカード発行装置と、この金券カードを受入れてカード収納手段に収納すると共に、この金券カードに書き込まれた額面に対応する金額の商品又は現金を払い出すカード受入れ装置と、これらカード発行装置及びカード受入れ装置と通信回線により接続され、カード発行装置から発行されるカードに対し前記固有の番号を発番すると共に、そのカードに書き込まれた額面情報を前記固有の番号と共に記録し、前記カード受入れ装置に受入れられたカードから読取られた前記固有の番号を入力し、その金券カードが使用されたことを確認する中央制御装置とを備えたことを特徴とする。
本発明では、カード発行装置は、情報書込み可能なカードを多数枚積層状態で収納すると共に、この積層状態で収納されたカードを1枚づつ繰り出す繰り出し機構を有するカード収納手段を有し、カード受入れ装置は、搬送手段により搬送されて、この搬送路から取り出されたカードを積層状態で収納するカード収納手段を有し、上記カード収納手段は、カード発行装置及びカード受入れ装置に共通に使用できる。
本発明のカード発行装置は、情報書込み可能なカードを多数枚積層状態で収納すると共に、この積層状態で収納されたカードを1枚づつ繰り出す繰り出し機構を有するカード収納手段と、このカード収納手段から繰り出されたカードを直線状に搬送すると共に、その搬送終端部にカードの搬送方向をV字形に方向変更する方向変更部を有する繰り出し用搬送手段と、前記方向変更部を搬送開始端とし、搬送中間部にはカードに情報を書込むとともにその情報を読み取るカード処理部を設け、前記カードをカード発行口から放出させる発行用搬送手段と、前記カードの発行要求を入力可能で、前記カード処理部によりカードから読取った情報の表示機能を有する操作部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明のカード発行装置ではカード処理部は、発行対象の額面をカードに書き込む機能を有するものでもよい。
本発明のカード受入れ装置は、額面情報を保持した複数枚のカードを受け入れ1枚づつ繰り出す入口部と、1枚づつ繰り出されたカードを直線搬送すると共に搬送途中のカードから保持情報を読み取る第1カード処理部を有する第1搬送手段と、前記第1搬送手段の搬送終端部に設けられ、搬送されてきたカードを積層保留する第1保留手段と、第1保留手段から一括移送されてくる積層状態のカードを受け入れこのカードを1枚づつ繰り出す第2保留手段と、この第2保留手段から繰り出されたカードを前記入口方向に向って所定の傾斜角度を保って直線搬送すると共に搬送途中のカードから保持情報を読み取る第2カード処理部を有する第2搬送手段と、この第2搬送手段により搬送されてくるカードを搬送路から取り出して積層状態で収納するカード収納手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明のカード受入れ装置は、第2搬送手段の搬送終端部においてスイッチバック機構により搬送方向を変向されたカードを前記後方に向って直線搬送する第3搬送手段と、この第3搬送手段により搬送されてくるカードを搬送路から取り出して積層状態で収納するカード収納手段とを備えた構成でもよい。
さらに、本発明のカード受入れ装置では、第2カード処理部は、搬送途中のカードの保持情報を消去する機能を有するようにしてもよい。
また、本発明のカード売買システムは、情報書込み可能なカードに額面情報およびカードに固有な番号を書込み、金券カードとして発行するカード発行装置と、この金券カードを受入れてカ−ド固有番号が正規の番号かを判定し、カード収納手段に収納すると共に、この金券カードに書き込まれた額面に対応する金額の商品又は現金を払い出すカード受入れ装置とを備えた構成としてもよい。
本発明によれば、情報書込み可能なカードに額面情報を書込んで金券カードとし、この金券カードを発行したとき、および使用のため受け入れたときに、それらの情報を管理することで、金券の流通管理を容易に行うことができる。
また、カード発行装置およびカード受け入れ装置に用いられるカード収納手段を、両装置で共用できるようにしたことで、システムとして無駄の無い単純な構成とすることができ、信頼性も向上する。
また、カード発行装置およびカード受入れ装置は、内部に構成されるカードの搬送路は、直線搬送路を折返し状に構成したので、カードに変形を生じることなく、コンパクトに構成することができる。
以下、本発明によるカード売買システム、カード発行装置およびカード受入れ装置の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、カード売買システムの一実施の形態を示している。このシステムは、磁気情報や無線ICチップ情報を保持可能なプラスチック製のカードに額面情報を持たせ、商品券などの金券として使用するもので、オンラインセンター・コンピュータ31とカード発行装置36とカード受入れ装置45とを備えている。
オンラインセンター・コンピュータ31は、中央制御装置32、伝送制御部33および外部記憶装置34などから構成され、店舗や店舗外に設置されている複数のカード発行装置36および複数のカード受入れ装置45と、それぞれ通信回線35により接続している。中央制御装置32は、カード発行装置36により、カードの発行に対応して、その発行時点でカード毎に固有の番号(以下、発行番号として説明する)を発番し、額面情報と共に外部記憶装置34による台帳に記録しておく。また、カード受入れ装置45により、カードの使用のために受入れられたとき、カードに付与された前記発行番号を入力し、その発行番号のカードが使用されたことを確認する機能を有する。
カード発行装置36は、カード発行ユニット37、現金受入れユニット38、操作部39および制御部40を有する。カード発行ユニット37は、発行対象カードの額面に相当する金額を現金受入れユニット38で受入れ、操作部39から発行指令が入力されることにより、制御部40による制御に基づき、額面情報が書き込まれた金券カード(以下、単にカードと呼ぶ)を商品券として発行する。
カード受入れ装置45は、カード受入れユニット41、払い出しユニット12、操作部43および制御部44を有する。カード受入れユニット41は、商品購入や現金換金などの使用のために挿入されたカードを受け入れ、後述するカード収納手段に積層状態で収納する。払い出しユニット42は、操作部42から、受け入れられたカードの額面に対応する金額の商品または現金の払出し要求が入力されると、制御部44による制御に基づき、要求された金額の商品または現金を払出す。
前記カード発行装置36の詳細構成を図2により説明する。カード発行装置36は、顧客との対面式に構成されており、その前面(図示右面)の上部傾斜面には、タッチパネルなどによる表示機能を備えた操作部39が設けられている。また、内部にはカード発行ユニット37が構成されている。このカード発行ユニット37は、情報保持可能な多数のカードを積層状態で収納するカード収納手段(以下、スタッカと呼ぶ)26を複数個(図の例では3個)持っており、これらの上部から1枚づつ繰り出されるカードを、繰り出し用の搬送手段102および発行用の搬送手段101により、装置前面に形成されたカード発行口107まで搬送し、発行する。
各スタッカ26は、図3で示すように、縦長のカセット本体84を有し、カード発行ユニット37本体に対し取り外し可能に設置される。このカセット本体84の図示左側面上部で、内部に設けられた上下一対のガイドローラ83との対向部には、カード繰り出し用のスリット84aが形成されている。
また、カセット本体84内には、図2で示すように、縦方向にガイドロッド86が設置されており、このガイドロッド86により、バックアップ板28が上下動可能に案内支持されている。このバックアップ板28は、上下のプーリ89a,89b間に掛け渡されたタイミングベルト90に連結している。また、この下プーリ89bは、カセット本体84の下部に設けられたモータ121と連結しており、このモータ121により回転駆動される。
このスタッカ26のカセット本体84内には、そのバックアップ板28上に多数枚のカードPが積層状態で載置され、収納されている。そして、最上部のカードPが、常に、図3で示すように、上下一対のガイドローラ83間と対向するように配置されている。このスタッカ26はカード払い出し用のものであり、その上部には最上部のカードを1枚づつ図示左上方に繰り出す繰り出し機構116が設けられている。
この繰り出し機構116は、モータ117により回転駆動されるリードスクリュー118と螺合しているピッカー119を有する。このピッカー119は、モータ117の回転により、図示左右方向に往復動作する。そして、図示左方への移動時、最上部に位置するカードPの後縁部(図示右辺)と係合し、このカード1枚を一対のローラ83を経てスリット84aから繰り出し、図2で示す図示斜め上方に移動させて繰り出し用搬送手段102上に移動させる。
なお、アーム119はその中間部が回動可能に軸支され、バネ120により先端部が下向きに付勢されており、高さ検知レバーとして機能する。すなわち、アーム119の後端部分に対向配置されたフォトインタラプタ122の明暗信号によって、カードPの高さを判定し、この判定結果によりモータ121を制御して、バックアップ板28を所定高さ上昇させ、カードPを常に繰り出し可能な高さに位置させている。
繰り出し用の搬送手段102は、上下一対のローラ103を複数対、装置の奥行き方向(図示左右方向)に沿って直線上に配置したもので、これら一対のローラ103の回転により、各スタッカ26内から繰り出されたカードPを、装置の後方(左方)に向ってほぼ水平方向に直線搬送する。
この繰り出し用搬送手段102の搬送終端(図示左端)と、図示右斜め上方に傾斜している発行用搬送手段101の搬送開始端(図示左端)との間には、スイッチバック機能を有する方向変換部104が構成されている。この方向変換部104は、繰り出し用搬送手段102の搬送終端部に設けられたロータリアクチュエータ105によって回動駆動されるアームローラ106を有する。このアームローラ106は、繰り出し用搬送手段102よってカードPが搬送されてくると、ロータリアクチュエータ105によって上方に回動駆動され、カードPの下面を押し上げ、このカードPを発行用搬送手段101の搬送方向に方向変更させる。
発行用搬送手段101は、繰り出し用搬送手段102の搬送終端部から、図示斜め右上方に向って直線状に形成され、搬送終端部は装置前面上部のカード発行口107に達するもので、上記斜め右上方に向う直線上に、上下一対のローラを複数対配置している。この発行用搬送手段101は、方向変換部104により、繰り出し用搬送手段102の搬送終端部から押し上げられたカードPを、斜め右上方のカード発行口107に向って搬送し、このカードPをカード発行口107から放出させる。
これら発行用搬送手段101及び繰り出し用搬送手段102は、共通のパルスモータ108により、ベルト109,111を介してローラ対を回転駆動することにより搬送動作する。したがって、これら両搬送手段101,102は同時に動作し、カードPを、スタッカ26から発行口107まで搬送する。
また、発行用搬送手段101の搬送中間部には、搬送中のカードPに対し情報の読取りや書き込みを行うカード処理部110が設けられている。このカード処理部110内には、搬送方向前方(図示左側)に書き込み用磁気ヘッド112が設けられ、搬送方向後方(図示右側)に読取り用磁気ヘッド113が設けられている。したがって、書き込み用磁気ヘッド112によりカードPに書き込んだ内容を、読取り用磁気ヘッド113で読取ってチェックすることができる。
さらに、この発行用搬送手段101の、搬送方向後部にはリジェクト用のゲート機構114が設けられている。このゲート機構114は、楔状のゲート板を有し、このゲート板を、その先細の先端が搬送方向と対向するように図示左側に向けて配置している。また、基端部(図示右端)近くの支点に連結する図示しないロータリアクチュエータにより、図示右回りに回動駆動される。
このゲート機構114は、通常の搬送時は、図示のように、その上面が搬送面と同一面となるように角度設定されており、カードPの図示右方向への搬送を許容する。
一方、リジェクト時は、ゲート機構114のゲート板がロータリアクチュエータにより図示右回りに回動駆動され、搬送路上に起き上がった状態となる。このため、搬送中のカードPはゲート板の下面に当接し、下方に設けられたリジェクトボックス115内にリジェクトされる。
このゲート機構114は、カード処理部110によるカードへの書込みが正しく行われなかった場合などに動作し、対応するカードPをリジェクトする。
このゲート機構114によってカ−ドPをリジェクトしない場合には、正しくカ−ドPが発行されたことになりこの情報が図1のオンラインコンピュ−タ31に送信される。
また、図2で示した操作部39は、顧客によるカードPの発行要求などを入力可能で、さらに、カード処理部110によりカードPから読取った情報などの表示機能を有する。
さらに、図1で示した制御部40は、操作部39からの顧客によるカードPの発行要求に対し、現金受入れユニット38に対応する金額の現金を受入れたことを確認して、該当する額面のカードPを発行すべく、図2及び図3で示した各部を動作させる。
次に、カード受入れ装置45のカード受入れユニット41について、図4を用いて説明する。1はユニットの外郭をなす筐体で、その内部には、それぞれ破線で囲まれた第1処理部2と第2処理部3とが構成されている。
第1処理部2は、入口部4、第1搬送手段7、第1カード処理部8、第1保留手段10により概略構成される。入口部4は筐体1の前面(図示左側面)に配置され、常時閉の扉4aを有する。そして、この扉4aの開放時、額面情報を保持した複数枚のカードPを積層状態で受け入れる。受け入れられたカードPは、バックアップ板5により下方に押し付けられ、ピッカー6により1枚づつ後方の第1搬送手段7へ繰り出される。
第1搬送手段7は、上下一対のローラ7aを複数対、直線上に配置したもので、これら各一対のローラ7aの回転により、ピッカー6によって、図示後方に1枚づつ繰り出されたカードPを、装置の後方(右方)に向ってほぼ水平方向に直線搬送する。また、この第1搬送手段7には第1カード処理部(例えば、磁気によるカードリーダライタ)8が設けられており、内蔵された磁気ヘッド9により、搬送途中のカードPから保持情報を読み取る。
第1保留手段10は、第1搬送手段7の搬送終端部(図示右端部)に設けられ、搬送されてきたカードPを積層保留する。この第1保留手段10は、積層保留されたカードを一括して次段に移送する移送手段(以下、スイーパ機構と呼ぶ)11を備えている。
前記第1搬送手段7は、カードPの搬送方向を逆方向にする逆搬送機能を有する。また、第1保留手段10の上部には、積層保留されたカードを最上部のものから1枚づつ逆搬送状態の第1搬送手段7に繰り出す返却手段12を有する。
また、この第1搬送手段7の前方寄り(図示左方寄り)の部分には、逆方向に搬送されたカードを搬送路上から取り出すリジェクト手段13が設けられている。このリジェクト手段13により搬送路上から取り出されたカードPは、返却搬送路14を通って、筐体1の前面に設けられた返却口15に送られる。
第2処理部3は、第2保留手段16、第2搬送手段18、第2カード処理部21、スイッチバック機構22、第3搬送手段24、複数のカード収納手段26を有する。
第2保留手段16は、前記第1保留手段10に隣接されており、この第1保留手段10から、スイーパ機構11により一括移送されてくる積層状態のカードPを受け入れ、このカードPをピッカー17により1枚づつ繰り出す。
第2搬送手段18は、第2保留手段16から、筐体1の前方(図示左方)に向って、所定の傾斜角度を保って下向きに形成された直線上に、上下一対のローラを複数対配置して構成される。この第2搬送手段18は、各一対のローラの回転により、第2保留手段16から繰り出されたカードPを前方に向って所定の傾斜角度で直線搬送する。
また、この第2搬送手段18にも、第2のカード処理部(例えば、磁気によるカードリーダライタ)21が設けられており、内蔵された磁気ヘッドにより、搬送途中のカードPから保持情報を読み取ったり書き込んだりする。さらに、この第2搬送手段18は、カードの搬送方向を逆方向にする逆搬送機能を有し、かつ、逆方向に搬送されたカードPを搬送路上から取り出すリジェクト手段19を有する。このジェクト手段19でリジェクトされたカードPはリジェクト箱20内に貯留される。
スイッチバック機構22は、第2搬送手段18の搬送終端部に設けられた回動アーム23を有し、第2搬送手段18によって搬送されてきたカードPの上面を叩き、このカードPを第3搬送手段24上に載置させる。この第3搬送手段24は、筐体1内の前面側(図示左方)から後方(図示右方)に向うほぼ水平な直線上に、上下一対のローラを複数対配置したもので、スイッチバック機構22の回動アーム23により載置され、搬送方向が変向されたカードPを、後方に向ってほぼ水平に搬送する。
カード収納手段(スタッカ)26は、図2及び図3で示したカード発行装置36側のスタッカ26と共通のものを用いる。すなわち、スタッカ26は、カード発行装置36とカード受入れ装置45とで共用とする。これらスタッカ26は、第3搬送手段24に沿って複数個(図の例では5個)設けられ、この第3搬送手段24により搬送されてくるカードPを、第2の情報読取手段21による読取結果に基づいて搬送路から取り出し、積層状態で収納する。
第3搬送手段24の搬送路上からカードPを取り出す手段として、各スタッカ26の搬送方向前方(図示左方)の位置には、ゲート機構25をそれぞれ設けている。すなわち、スタッカ26の搬送方向前方に、楔状のゲート板25を、その先細状先端が搬送方向と対向するように設置する。このゲート板25の基端部は、図示しないロータリアクチュエータの駆動軸と連結しており、作動時、ゲート板25が搬送路上に起き上がるように、図示右回りに回動駆動される。
また、このゲート板25の基端部側の後方(図示右下方)には、上下一対のガイドローラ82を設けており、図3で示したスタッカ26内の上下一対のガイドローラ83と共に、カードの収納路を形成している。
このように、カード受入れユニット41は、額面情報が保持されたカードPを入口部4で受入れ、これを搬送しながら保持された額面情報を読み取り、それぞれスタッカ26内に積層状態で収納する。
ここで、図1で示した操作部43は、顧客によるカードPの受入れ要求などを入力可能で、さらに、カードPから読取った情報などの表示機能を有する。また、制御部40は、操作部39からの顧客によるカードPの受入れ要求に対し、図4で示したカード受入れユニット41を動作させ、受入れたカードPの額面に対応する金額の商品や現金を、払い出し部42から払い出すなど、カード受入れ部45全体を制御する。
次に、全体的な動作を説明する。顧客が商品券として所望の額面のカードPを購入する場合は、カード発行装置36の操作部39にその旨入力し、該当する金額の現金を現金受入れユニット38に投入する。この操作により、制御部40はカード発行ユニット37を動作させ、所望の額面のカードPを図2で示したカード発行口107から発行する。
例えば、額面1万円の商品券を10枚購入するときは、操作部39にその旨入力すると、オンラインセンター・コンピュータ31の中央制御装置32がこの情報を入手して、枚数分の発行番号を発番し、額面情報と共に、外部記憶装置34の発番台帳に記録する。同時にこの情報は発行要求のあったカード発行装置36に送られ、カード発行ユニット37によりカードを発行させる。
カード発行ユニット37では、スタッカ26に収納されているカードPを1枚づつ繰り出し、繰り出し用の搬送手段102から方向変換部104を経て発行用搬送手段101に載せる。発行用搬送手段101では、その搬送途中において、カード処理部110の書込み用磁気ヘッド112が額面情報(この場合、1万円)及び発行番号を書き込む。
この情報は、次の読取り用磁気ヘッド113により読取られ、制御部40においてチェックされる。チェックの結果、情報書き込みが正確に行われていなければ、ゲート機構114が動作し、該当するカードPをリジェクトボックス115にリジェクトする。
これに対し、情報書き込みが正確に行われている場合は、カード発行口107まで搬送を継続し、このカード発行口107からカードPを放出させる。この時点において、当該カードPの額面価値が発生し、このカードPを他の顧客に譲渡してもその価値は変わらない。
この動作を所定回数(この場合は10回)繰返し、顧客が要求する額面(10万円)の商品券が発行される。
次に、顧客がこのカードを使用して商品を購入したり、換金したりする場合を説明する。例えば、利用者が額面の異なる複数種類のカードをランダムに多数有する場合、利用者は、この多数のカードPを、図4で示したカード受入れユニット41の入口部4に投入する。この入口部4は、積層状態のカードPを50枚一括受け入れできるものとする。
すなわち、利用者は、筐体前面の操作部43を操作して入口部4の扉を開け、積層状態のカードPを一括投入する。一括投入後、バックアップ板5が下降し、積層されたカードPの上面を押圧する。このとき、図示しないセンサによりバックアップ板5の高さを検出し、積層されたカードの枚数が50枚以下か否かを判定する。その結果、50枚以上であれば、操作部43の図示しない表示部に、枚数を減らして再投入するようにガイダンスを行う。また、投入されたカードの不ぞろいや、長すぎなどの検知手段も設け、これらが検知動作した場合も、カードを再投入するように促すガイダンスを表示し、以後の繰り出しは行わない。
上記条件をクリアした場合は、底部に設けられたピッカー6が作動し、積層状態のカードを1枚づつ第1搬送手段7に繰り出す。第1搬送手段7は、図示しないパルスモータによって上下一対のローラ7aを回転駆動しており、入口部4から繰り出されたカードPを、装置後方に向って搬送する。この第1搬送手段7は、通常は正転搬送を行い、搬送途中に設けられたカードリーダライタ8により、カードPに保持された情報を読み出す。読み出された情報が適正であったカードPはそのまま搬送され、第1保留部10内に集積される。
この読取結果が、読取不能や不適正情報であった場合は、第1搬送手段7のパルスモータを一端停止した後、逆転させ、逆搬送状態とする。さらにリジェクト手段13を動作させ、逆搬送されてくるカードを搬送路上から取り出し、返却搬送路14を通って返却口15に返却させる。
このようにして入口部4に投入されたカードPを順次繰り出し、入口部4にカードがなくなると、図示しない残留検知センサが残留無しを検知し、ピッカー6による繰り出しを停止する。
前述のように、適正なカードPはそのまま搬送され、第1保留部10内に集積される。第1保留部10の集積高さは固定とする。第1保留部10へのカード集積が終了すると、集積されたカードについて、カードリーダ8が読み取った情報の内容を、操作部43の図示しない表示部に表示し、利用者の確認を得る。すなわち、読み取った額面金額の総額や、各種別の枚数などを表示する。
この結果、例えば、利用者が意図した額面総額と読み取られた額面総額とが異なる場合は、利用者は「確認NO」のボタンを押下する。
「確認NO」のボタンが押下されると、第1保留部10に集積されたすべてのカードPを返却口15に返却する。すなわち、第1搬送手段7を逆搬送状態にし、リジェクト手段13のゲート板を開く。また、第1保留部に設けられた図示しない上向きのバックアップ板を上昇させ、返却手段12により、積層上部からカードPを1枚づつ、逆搬送状態の第1搬送手段7に繰り出す。このため、カードPはリジェクト手段13のゲート板で搬送路から取り出され、返却搬送路14を通って返却口15に返却される。このとき、カードリーダライタ8により、通過したカードの情報や枚数を読み取り、記憶しておく。
これに対し、利用者が意図した額面総額と読み取られた額面総額とが一致した場合、利用者は操作部43上の「確認OK」ボタンを押下すると共に、タッチパネルなどにより購入したい商品を選択操作し、さらに、発送先などを入力することで代金決裁が行われる。この読み取られたデータ(カードの発行番号を含む)は、オンラインセンター・コンピュータ31に送られ、中央制御装置31により、外部記憶装置34の発番台帳を参照して、該当するカードPが使用されたという記録を残す。
また、「確認OK」のボタンが押下されることによりスイーパ機構11が動作し、第1保留部10に集積されたカードPを一括して図示右方に押し出す。このため、積層状態のカードPは、隣接した第2保留部16内に一括して移送され、この第2保留手段16内に約15度傾斜した状態で集積される。
この動作が終了し、第1保留部10内にカードがないことが図示しない残留センサで検出されると、一連のカード受け入れ処理が終わり、次の利用者がカードを入口部4に投入できるようになる。
一方、第2処理部3の第2保留部16内に集積されたカードは、ピッカー17により1枚づつ第2搬送手段18に繰り出される。繰り出されたカードは、第2搬送手段18により前方に向って斜め下方に搬送される。また、搬送途中においてカードリーダライタ21により、カードに保持された磁気情報を消去し、カードの価値を無効とし、搬送を継続する。
ここで、データの消去に失敗した場合は、第2搬送手段18による搬送を一旦停止後、逆搬送状態にし、リジェクト手段19を動作させてカードをリジェクト箱20内にリジェクトする。このリジェクト動作後、次のカードが第2保留部16から繰り出される。
正方向に搬送されたカードは、スイッチバック部22に進入し、その先端がストッパに当接するとアーム23が下向きに回動し、カードの上面を叩いて第3搬送手段24の開始端上に押下する。このため、カードは第3搬送手段24により、今度は後方に向かって水平方向に搬送される。
第3搬送手段24に対しては、その搬送方向に沿って複数のスタッカ26が設けられており、かつ、これらスタッカ26に対応してそれぞれゲート機構25が設けられているので、データ消去済のカードは、開状態のゲート機構25によりスタッカ26内に積層状態で収納される。
また、制御部44は、前述のように操作部43から入力された購入対象の製品や、換金の場合は額面金額に相当する現金を払いだし部42に払い出す。
スタッカ26内に収納されたカードは、カード発行装置36における発行対象カードとして再使用することができる。すなわち、カード受入れ装置45側では、受入れたカードの情報を消去してスタッカ26に収納しており、カード発行装置36側では、スタッカ26内に収納された情報が記録されていないカードを繰り出し、これにカード処理部110で額面情報や発行番号を書き込んでいる。このため、カード受入れ装置45側のスタッカ26に収納された情報消去済のカードを、カード発行装置36における発行カードの基材としてそのまま再使用できる。
特に、スタッカ26を共用できる構成としたので、カード受入れ装置45において満杯となったスタッカ26を、そのままカード発行装置36側に移送して、図2で示したカード発行ユニット37におけるカード供給用のスタッカ26として装着することができる。
また、スタッカ26を共用できる構成としたので、わずかに構造を変更することにより、カード発行ユニット37をカード受入れユニット41として使用することができ、また逆の場合も可能となる。例えば、図2で示した、カード発行ユニット37の搬送方向をカード発行時に対して逆転することにより、カード受入れユニットとして使用できる。すなわち、カード発行口107から、カード状の商品券を1枚づつ挿入すると、挿入されたカードは搬送手段101にて搬送され、その搬送途中においてカード処理部110の読み取り用磁気ヘッド113で情報が読取られ、かつ、書込み用磁気ヘッド112で情報が消去される。この後、カードは方向変換部104にて搬送手段102にスイッチバックされる。このため、搬送手段102の各スタッカ26の搬送方向前方にゲート機構を設けておけば、各カードをスタッカ26内に収納することができる。
このように、装置の大部分を共用化できるので、装置勢作の面で標準化が可能となり、構造や制御を単純化できる。
ここで、図4に示したカード受入れユニット41は、カードの受入数が多く、スタッカ26を多数(5個)必要としたため、処理搬送路を、第3搬送手段24を含むZ字状としたが、カードの受入数が少なく、カード収納手段26が少数(例えば、1または2個)であれば、第3の搬送手段24を設けずに、第2の搬送手段18の終端部に、ゲート板25と対応するカード収納手段26を設けてもよい。
このように構成すれば、第3の搬送手段24及びスイッチバック機構22が不要となり、装置構成を簡素化できる。
上記実施の形態では、カード発行ユニット37では、情報の記録されていないカードをスタッカ26から1枚づつ繰り出し、搬送途中において、このカードにカード処理部110で額面情報や発行番号などの情報を書き込んで発行していたが、予め額面情報や発行番号を書き込んでおいたカードを、額面毎に異なるスタッカ26に収納しておき、所望の金額の発行要求があった場合は、対応する額面情報が記録されたカードを対応するスタッカから繰り出し、これをカード発行口107から発行するようにしてもよい。
すなわち、図2の例では3つのスタッカ26が設けられているが、例えば、1つのスタッカ26には額面千円のカードを、他の1つのスタッカ26には額面5千円のスタッカを、さらに他のスタッカ26には額面1万円のカードを収納しておく。そして、発行要求のあった額面金額に対して、対応するスタッカからカードを繰り出し、発行する。例えば、額面1万6千円のカードの発行要求があった場合は、3つのスタッカから、それぞれ1枚のカードを繰り出して発行すればよい。
この場合、各カードの額面金額及び発行番号は、カード処理部110で読み取り、オンラインセンター・コンピュータ31に送り、中央制御装置32により、外部記憶装置34の発行台帳に記録すればよい。
また、図4で示したカード受入れユニット41についても、受入れたカードの情報を、カードリーダライタ21により消去した後、スタッカ26に収納しているが、受入れたカードの情報を消去せずに、額面金額毎に分類して対応するスタッカに収納してもよい。すなわち、複数のスタッカに対しては収納すべきカードの額面金額を設定しておき、受入れたカードの額面情報をカードリーダライタ21で読み取り、該当する額面金額のスタッカ26に設けたゲート機構25を開くことにより、カードを対応するスタッカ内に分類して収納できる。
このように、スタッカ毎に額面の異なるカードを受け入れるようにしても、このカードをカード発行装置36側で再使用することができる。すなわち、カード受入れユニット41の5つのスタッカ26が、例えば、額面百円、5百円、千円、5千円、1万円のカードを収納するように設定されていた場合、額面千円、5千円、1万円のカードを収納するスタッカ26は、満杯になったら、前述したカード発行装置36のスタッカ26としてそのまま使用することができる。
このように、磁気情報や、無線ICチップ情報を保持することのできるカードを商品券として活用し、このカードの発行装置とカードを使用のために受入れる受入れ装置とを、中央のオンラインセンター・コンピュータで管理することによって、カードの発行時点で発行番号を発番し、カードが別の受入れ装置で使用された時点で使用確認を行うことができる。したがって商品券の流通管理を容易に行うことができる。
また、カード発行装置およびカード受入れ装置は、カードを直線搬送し、これをスイッチバック状に折り返すようにしたので、カードに変形を生じることなく、コンパクトに構成できる。
次に、図5により他の実施例を説明する。
図1では、カ−ド発行装置36とカ−ド受入れ装置45がオンラインセンタ−・コンピュ−タ31に接続するよう構成されているが、この図5においては、カ−ド発行装置36とカ−ド受入れ装置45とを独立して構成するものである。
図5において、カ−ド発行装置36は、カード発行ユニット37、現金受入れユニット38、操作部39および制御部40を有し、これらは図1乃至図3の対応する番号のものと同一に構成、動作されるもので詳細な説明を省略する。
また、カード受入れ装置45は、カード受入れユニット41、払い出しユニット12、操作部43および制御部44を有するもので、同様にこれらは図1、図4の対応する番号のものと同一に構成、動作されるもので詳細な説明を省略する。
図1と異なる構成として、カ−ド発行装置36には発番台帳ファイル46が制御部40に接続され、カ−ド受入れ装置45には、発番系ユニット47が制御部44に接続される。
カ−ド発行装置36の発番台帳ファイル46は、カ−ド発行装置36毎の台帳体系にしたがい、同一番号がダブらないように発番され、発行するカ−ドに書き込みがなされる。例えば、第一のカ−ド発行装置36においては、A0000〜A9999の台帳体系とし、第二のカ−ド発行装置36においては、B0000〜B9999の台帳体系とする。
したがって、第一のカ−ド発行機36からはA系の番号が付与されたカ−ドが順次発行され、第二のカ−ド発行機36からはB系の番号が付与されたカ−ドが順次発行される。
一方、カ−ド受入れ装置45の発番系ユニット47は、受入れたカ−ドが正規に発行されたものかを判定するために、カ−ド発行装置36の発番台帳ファイル46の発番体系(A0000〜A9999とB0000〜B9999)が記録されている。
受け入れたカ−ドの番号がこの発番体系に合致することにより正規に発行されたカ−ドと判断し、図4において説明したスタッカ26への収納動作が行われる。発番体系に合致しないカ−ドは、カ−ド発行機36で発行されたものでないと判断し、図4のリジェクト動作により返却口15に返却される。
なお、この発番体系は、乱数等により暗号化したアルゴリズムとすることでカ−ドの有効性チェックのセキュリティを高めることができる。
この実施例によればオンラインセンタ−・コンピュ−タ31が必要とならず、カ−ド発行機36及びカ−ド受入れ装置45を単独で設置することができシステムを簡素化することができる。
なお、これまでの説明では、カードとして商品券を例示したが、もちろん金額情報を保持して各種の取引に用いられるあらゆるカードに適用可能である。
本発明によるカード売買システムの一実施の形態を示すブロック図である。 本発明によるカード発行装置の一実施の形態を示す構成図である。 同上一実施の形態におけるカード収納手段(スタッカ)の細部構成を示す拡大図である。 本発明によるカード受入れ装置のカード受入れユニットの一実施の形態を示す構成図である。 本発明によるカード売買システムの他の実施の形態を示すブロック図である。
符号の説明
4 入口部
7 第1搬送手段
8 第1情報読取手段
10 第1保留手段
18 第2搬送手段
21 第2情報読取手段
22 方向変換部
24 第3搬送手段
26 カード収納手段(スタッカ)
32 中央制御装置
36 カード発行装置
37 カード発行ユニット
41 カード受入れユニット
45 カード受入れ装置
46 発番台帳ファイル
47 発番系ユニット
101 発行用搬送手段
102 繰り出し用搬送手段
110 カード処理部
116 カード繰り出し機構

Claims (8)

  1. 情報書込み可能なカードに額面情報およびカードに固有な番号を書込み、金券カードとして発行するカード発行装置と、
    この金券カードを受入れてカード収納手段に収納すると共に、この金券カードに書き込まれた額面に対応する金額の商品又は現金を払い出すカード受入れ装置と、
    これらカード発行装置及びカード受入れ装置と通信回線により接続され、カード発行装置から発行されるカードに対し前記固有の番号を発番すると共に、そのカードに書き込まれた額面情報を前記固有の番号と共に記録し、前記カード受入れ装置に受入れられたカードから読取られた前記固有の番号を入力し、その金券カードが使用されたことを確認する中央制御装置と、
    を備えたことを特徴とするカード売買システム。
  2. カード発行装置は、情報書込み可能なカードを多数枚積層状態で収納すると共に、この積層状態で収納されたカードを1枚づつ繰り出す繰り出し機構を有するカード収納手段を有し、
    カード受入れ装置は、搬送手段により搬送されて、この搬送路から取り出されたカードを積層状態で収納するカード収納手段を有し、
    上記カード収納手段は、カード発行装置及びカード受入れ装置に共通に使用できることを特徴とする請求項1に記載のカード売買システム。
  3. 情報書込み可能なカードを多数枚積層状態で収納すると共に、この積層状態で収納されたカードを1枚づつ繰り出す繰り出し機構を有するカード収納手段と、
    このカード収納手段から繰り出されたカードを直線状に搬送すると共に、その搬送終端部にカードの搬送方向をV字形に方向変更する方向変更部を有する繰り出し用搬送手段と、
    前記方向変更部を搬送開始端とし、搬送中間部にはカードに情報を書込むとともにその情報を読み取るカード処理部を設け、前記カードをカード発行口から放出させる発行用搬送手段と、
    前記カードの発行要求を入力可能で、前記カード処理部によりカードから読取った情報の表示機能を有する操作部と、
    を備えたことを特徴とするカード発行装置。
  4. カード処理部は、発行対象の額面をカードに書き込む機能を有することを特徴とする請求項3に記載のカード発行装置。
  5. 額面情報を保持した複数枚のカードを受け入れ1枚づつ繰り出す入口部と、
    1枚づつ繰り出されたカードを直線搬送すると共に搬送途中のカードから保持情報を読み取る第1カード処理部を有する第1搬送手段と、
    前記第1搬送手段の搬送終端部に設けられ、搬送されてきたカードを積層保留する第1保留手段と、
    第1保留手段から一括移送されてくる積層状態のカードを受け入れこのカードを1枚づつ繰り出す第2保留手段と、
    この第2保留手段から繰り出されたカードを前記入口方向に向って所定の傾斜角度を保って直線搬送すると共に搬送途中のカードから保持情報を読み取る第2カード処理部を有する第2搬送手段と、
    この第2搬送手段により搬送されてくるカードを搬送路から取り出して積層状態で収納するカード収納手段と、
    を備えたことを特徴とするカード受け入れ装置。
  6. 額面情報を保持した複数枚のカードを受け入れ1枚づつ繰り出す入口部と、
    1枚づつ繰り出されたカードを直線搬送すると共に搬送途中のカードから保持情報を読み取る第1カード処理部を有する第1搬送手段と、
    前記第1搬送手段の搬送終端部に設けられ、搬送されてきたカードを積層保留する第1保留手段と、
    第1保留手段から一括移送されてくる積層状態のカードを受け入れこのカードを1枚づつ繰り出す第2保留手段と、
    この第2保留手段から繰り出されたカードを前記入口方向に向って所定の傾斜角度を保って直線搬送すると共に搬送途中のカードから保持情報を読み取る第2カード処理部を有する第2搬送手段と、
    この第2搬送手段の搬送終端部においてスイッチバック機構により搬送方向を変向されたカードを前記後方に向って直線搬送する第3搬送手段と、
    この第3搬送手段により搬送されてくるカードを搬送路から取り出して積層状態で収納するカード収納手段と、
    を備えたことを特徴とするカード受入れ装置。
  7. 第2カード処理部は、搬送途中のカードの保持情報を消去する機能を有することを特徴とする請求項5または請求項6に記載のカード受入れ装置。
  8. 情報書込み可能なカードに額面情報およびカードに固有な番号を書込み、金券カードとして発行するカード発行装置と、
    この金券カードを受入れてカ−ド固有番号が正規の番号かを判定し、カード収納手段に収納すると共に、この金券カードに書き込まれた額面に対応する金額の商品又は現金を払い出すカード受入れ装置と、
    を備えたことを特徴とするカード売買システム。
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