JP2664963B2 - 通帳・伝票取引装置 - Google Patents
通帳・伝票取引装置Info
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- JP2664963B2 JP2664963B2 JP27997988A JP27997988A JP2664963B2 JP 2664963 B2 JP2664963 B2 JP 2664963B2 JP 27997988 A JP27997988 A JP 27997988A JP 27997988 A JP27997988 A JP 27997988A JP 2664963 B2 JP2664963 B2 JP 2664963B2
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Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は金融機関の勘定系端末装置、例えば銀行等の
窓口で使用される通帳・伝票取引装置に関する。
窓口で使用される通帳・伝票取引装置に関する。
<従来の技術> 銀行等の窓口において使用される通帳・伝票取引装置
としては、第5図の構成概略図に示すものがある。この
通帳・伝票取引装置は、挿入ローラr1によって通帳,伝
票を装置内に挿入する挿入部1と、挿入された通帳の磁
気ストライプから磁気データを読み取る磁気読取ヘッド
21の磁気読取部2と、印字ヘッド41とそれに対向したプ
ラテン42から成る印字部4と、更に必要に応じて通帳の
各頁をめくる改頁部5とが夫々通帳,伝票の搬送路に順
次配置されている。又磁気読取部2の近傍には印字処理
後の磁気データを更新する為の磁気書込ヘッド71から成
る磁気書込部7が設けられている。
としては、第5図の構成概略図に示すものがある。この
通帳・伝票取引装置は、挿入ローラr1によって通帳,伝
票を装置内に挿入する挿入部1と、挿入された通帳の磁
気ストライプから磁気データを読み取る磁気読取ヘッド
21の磁気読取部2と、印字ヘッド41とそれに対向したプ
ラテン42から成る印字部4と、更に必要に応じて通帳の
各頁をめくる改頁部5とが夫々通帳,伝票の搬送路に順
次配置されている。又磁気読取部2の近傍には印字処理
後の磁気データを更新する為の磁気書込ヘッド71から成
る磁気書込部7が設けられている。
更に上記構成の通帳・伝票取引装置を用いて通帳,伝
票を処理するには、第6図に示すオンラインシステムが
用いられる。顧客からの通帳を処理する場合について、
上記通帳・伝票取引装置及びオンラインシステムと第7
図のフローチャートに基づき以下に説明する。
票を処理するには、第6図に示すオンラインシステムが
用いられる。顧客からの通帳を処理する場合について、
上記通帳・伝票取引装置及びオンラインシステムと第7
図のフローチャートに基づき以下に説明する。
先ず顧客から提出された通帳xは、挿入口15の挿入ロ
ーラr1を介して装置内に挿入される。そして前記挿入ロ
ーラr1とフィードローラr2により通帳xを搬送しながら
磁気読取部2において磁気読取ヘッド21により磁気スト
ライプに記録されている磁気データを読み込む。
ーラr1を介して装置内に挿入される。そして前記挿入ロ
ーラr1とフィードローラr2により通帳xを搬送しながら
磁気読取部2において磁気読取ヘッド21により磁気スト
ライプに記録されている磁気データを読み込む。
一方テラーは、キーボード91により顧客から指示され
た取引内容を入力し、CRT92の画面上に第8図の如く表
示する。この表示を確認して制御部93を介して図示しな
い制御センタにデータを発信する。印字部4の印字ヘッ
ド41では制御センタからの指示に基づき取引内容を印字
する。通帳xの新たな頁面にも印字する必要がある場合
は、フィードローラr3,r4の駆動により通帳xを改頁部
5まで搬送し、改頁部5で必要な頁面を開く。そしてフ
ィードローラr3,r4の逆回転によって再びプラテン42上
に配置し、該当する取引内容を印字する。
た取引内容を入力し、CRT92の画面上に第8図の如く表
示する。この表示を確認して制御部93を介して図示しな
い制御センタにデータを発信する。印字部4の印字ヘッ
ド41では制御センタからの指示に基づき取引内容を印字
する。通帳xの新たな頁面にも印字する必要がある場合
は、フィードローラr3,r4の駆動により通帳xを改頁部
5まで搬送し、改頁部5で必要な頁面を開く。そしてフ
ィードローラr3,r4の逆回転によって再びプラテン42上
に配置し、該当する取引内容を印字する。
次いでフィードローラr2により挿入口15方向に搬送す
るとともに、磁気書込部7における磁気書込ヘッド71に
よって、磁気データの更新処理を行う。
るとともに、磁気書込部7における磁気書込ヘッド71に
よって、磁気データの更新処理を行う。
以上の各処理を経て通帳xは挿入口15から装置外へ排
出される。
出される。
一方上記通帳xの処理内容を、別紙の伝票に印字する
場合は、上記通帳xの排出後、挿入口15から当該伝票を
挿入し、印字部4にて通帳xに印字したと略同様の取引
内容を印字し、フィードローラr2及び挿入ローラr1によ
って挿入口15から装置外へ排出する。
場合は、上記通帳xの排出後、挿入口15から当該伝票を
挿入し、印字部4にて通帳xに印字したと略同様の取引
内容を印字し、フィードローラr2及び挿入ローラr1によ
って挿入口15から装置外へ排出する。
<発明が解決しようとする課題> 従来の通帳・伝票取引装置においては、上述した如
く、通帳に対する処理を行った後、伝票処理が必要であ
る場合には、その伝票を再び挿入口から挿入して同様の
印字処理を行っている。よって一つの通帳(一口座)で
複数の取引科目(例えば普通預金、定期積立預金等)を
行う場合は、各取引科目毎に通帳を挿入して処理を行う
必要がある。しかも上記通帳の処理に伴い伝票処理を必
要とする場合は、別途伝票を挿入して印字処理する必要
がある。
く、通帳に対する処理を行った後、伝票処理が必要であ
る場合には、その伝票を再び挿入口から挿入して同様の
印字処理を行っている。よって一つの通帳(一口座)で
複数の取引科目(例えば普通預金、定期積立預金等)を
行う場合は、各取引科目毎に通帳を挿入して処理を行う
必要がある。しかも上記通帳の処理に伴い伝票処理を必
要とする場合は、別途伝票を挿入して印字処理する必要
がある。
すなわち取引が複数科目に亘ると通帳の挿入,排出と
ともに伝票の挿入,排出をも取引科目数だけ繰り返さな
ければならず、これによって銀行等の窓口における処理
時間が大幅に増大することになる。
ともに伝票の挿入,排出をも取引科目数だけ繰り返さな
ければならず、これによって銀行等の窓口における処理
時間が大幅に増大することになる。
<課題を解決するための手段> 本発明は、上記課題を解決する為に成されたもので、
装置内に挿入された通帳の磁気データを読み取って制御
センタから入力された取引内容を頁面に印字し、該磁気
データの更新処理を行った通帳を装置外に排出するとと
もに、取引内容を伝票に印字して装置外に排出する通帳
・伝票取引装置において、通帳を挿入ローラまで導入す
る挿入ガイド及び収納した伝票を自動繰り出しするホッ
パから成り、通帳及び伝票を搬送する為の搬送路に向け
て該通帳及び伝票を挿入する挿入部と、挿入部から挿入
された通帳の磁気データを読み取る磁気読取部と、この
磁気読取部を経由して搬送された通帳及び伝票を一時格
納すべく一方を媒体取込口とし他方を媒体繰出口として
なる複数のポケット及びこれらのポケットのうち任意の
一つの媒体取込口及び媒体繰出口を搬送路に対向配置し
得るポケット支持機構を有し、媒体取込口を介して任意
のポケットに格納した通帳及び伝票を表裏同じ向きのま
まで媒体繰出口から繰り出す格納部と、この格納部から
繰り出された通帳及び伝票に印字処理を行う印字部と、
上記格納部と印字部との間に切替ブレードを配設してな
り、その切替ブレードの回動により搬送路を切り替えて
印字済みの通帳及び伝票を排出部まで導く搬送路切替部
と、この搬送路切替部と排出部との間に設けられ、通帳
の磁気データの更新処理を行う磁気書込部とを備えたも
のである。
装置内に挿入された通帳の磁気データを読み取って制御
センタから入力された取引内容を頁面に印字し、該磁気
データの更新処理を行った通帳を装置外に排出するとと
もに、取引内容を伝票に印字して装置外に排出する通帳
・伝票取引装置において、通帳を挿入ローラまで導入す
る挿入ガイド及び収納した伝票を自動繰り出しするホッ
パから成り、通帳及び伝票を搬送する為の搬送路に向け
て該通帳及び伝票を挿入する挿入部と、挿入部から挿入
された通帳の磁気データを読み取る磁気読取部と、この
磁気読取部を経由して搬送された通帳及び伝票を一時格
納すべく一方を媒体取込口とし他方を媒体繰出口として
なる複数のポケット及びこれらのポケットのうち任意の
一つの媒体取込口及び媒体繰出口を搬送路に対向配置し
得るポケット支持機構を有し、媒体取込口を介して任意
のポケットに格納した通帳及び伝票を表裏同じ向きのま
まで媒体繰出口から繰り出す格納部と、この格納部から
繰り出された通帳及び伝票に印字処理を行う印字部と、
上記格納部と印字部との間に切替ブレードを配設してな
り、その切替ブレードの回動により搬送路を切り替えて
印字済みの通帳及び伝票を排出部まで導く搬送路切替部
と、この搬送路切替部と排出部との間に設けられ、通帳
の磁気データの更新処理を行う磁気書込部とを備えたも
のである。
<作用> 本発明の通帳・伝票取扱装置においては、一つの通帳
で複数の取引科目を処理する場合、処理対象となる通帳
及び伝票が、挿入部から搬送路に向けて挿入され、さら
に磁気読取部を経由して格納部の複数のポケットに一時
格納される。このとき、格納部のポケット支持機構は、
各ポケットの媒体取込口を順次搬送路に対向配置しつ
つ、それぞれのポケットに通帳及び伝票を個別に格納す
る。そして、制御センタからの指令に基づき、先ずは通
帳を一時格納しているポケットの媒体繰出口を搬送路に
対向配置するとともに、その通帳を表裏同じ向きのまま
で繰り出す。これにより通帳は印字部に送られ、そこで
通帳の必要な頁面に取引内容が印字される。一方、印字
部での通帳印字が終了すると、ポケット支持機構は、伝
票を一時格納しているポケットの媒体繰出口を搬送路に
対向配置するとともに、その伝票を表裏同じ向きのまま
で繰り出す。これにより伝票も印字部に送られ、そこで
必要事項が印字される。以後、格納部に伝票が残ってい
る場合は、上記同様の手順で格納部からの伝票の繰り出
しと、印字部での印字処理とが伝票処理数分だけ繰り返
される。したがって、複数の取引科目に対応した数の伝
票を当該通帳とともに連続して処理することができる。
で複数の取引科目を処理する場合、処理対象となる通帳
及び伝票が、挿入部から搬送路に向けて挿入され、さら
に磁気読取部を経由して格納部の複数のポケットに一時
格納される。このとき、格納部のポケット支持機構は、
各ポケットの媒体取込口を順次搬送路に対向配置しつ
つ、それぞれのポケットに通帳及び伝票を個別に格納す
る。そして、制御センタからの指令に基づき、先ずは通
帳を一時格納しているポケットの媒体繰出口を搬送路に
対向配置するとともに、その通帳を表裏同じ向きのまま
で繰り出す。これにより通帳は印字部に送られ、そこで
通帳の必要な頁面に取引内容が印字される。一方、印字
部での通帳印字が終了すると、ポケット支持機構は、伝
票を一時格納しているポケットの媒体繰出口を搬送路に
対向配置するとともに、その伝票を表裏同じ向きのまま
で繰り出す。これにより伝票も印字部に送られ、そこで
必要事項が印字される。以後、格納部に伝票が残ってい
る場合は、上記同様の手順で格納部からの伝票の繰り出
しと、印字部での印字処理とが伝票処理数分だけ繰り返
される。したがって、複数の取引科目に対応した数の伝
票を当該通帳とともに連続して処理することができる。
これに対して、通帳のみを取り扱う場合は、格納部の
ポケット支持機構により任意のポケットの媒体取込口及
び媒体繰出口が搬送路に対向配置されることで、挿入部
から印字部に至る搬送路が任意のポケットで直線的につ
ながれた状態となる。この状態で印字対象となる通帳
は、挿入部から磁気読取部を経由して格納部に送られ、
そこで任意のポケットの媒体取込口から該ポケット内に
進入し、そのまま媒体繰出口から印字部に向けて繰り出
される。
ポケット支持機構により任意のポケットの媒体取込口及
び媒体繰出口が搬送路に対向配置されることで、挿入部
から印字部に至る搬送路が任意のポケットで直線的につ
ながれた状態となる。この状態で印字対象となる通帳
は、挿入部から磁気読取部を経由して格納部に送られ、
そこで任意のポケットの媒体取込口から該ポケット内に
進入し、そのまま媒体繰出口から印字部に向けて繰り出
される。
したがって、伝票印字を必要としない処理を行うにあ
たっても、搬送効率の低下を招くことなく、印字部に対
して迅速かつスムーズに通帳を搬送することができる。
たっても、搬送効率の低下を招くことなく、印字部に対
して迅速かつスムーズに通帳を搬送することができる。
また、印字済みの通帳及び伝票は、格納部と印字部と
の間に設けられたブレードの回動により排出部に向けて
搬送され、その搬送途中で通帳の磁気データが磁気書込
部により更新される。
の間に設けられたブレードの回動により排出部に向けて
搬送され、その搬送途中で通帳の磁気データが磁気書込
部により更新される。
したがって、印字済みの通帳が排出部に到達する前、
つまり当該通帳の取引が完了する前に、次の取引を受け
取ることができる。
つまり当該通帳の取引が完了する前に、次の取引を受け
取ることができる。
<実施例> 以下図面に基づき本発明の通帳・伝票取引装置を詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は本発明に係る通帳・伝票取引装置の構成概略
図であり、第2図は格納部の機構を示す斜視図である。
当該通帳・伝票取引装置は、挿入部1,磁気読取部2,格納
部3,印字部4,改頁部5を搬送路上に配置し、又格納部3
と印字部4との間に搬送切替部6を設けて更新用の磁気
書込部7を経て、処理済みの通帳,伝票を排出部8まで
導くものである。挿入部1としては通帳を挿入ローラま
で導く挿入ガイド11と各伝票を収納するホッパ12、更に
ホッパ12内の伝票を挿入ローラまで送り出すホッピング
ローラR1から成る。
図であり、第2図は格納部の機構を示す斜視図である。
当該通帳・伝票取引装置は、挿入部1,磁気読取部2,格納
部3,印字部4,改頁部5を搬送路上に配置し、又格納部3
と印字部4との間に搬送切替部6を設けて更新用の磁気
書込部7を経て、処理済みの通帳,伝票を排出部8まで
導くものである。挿入部1としては通帳を挿入ローラま
で導く挿入ガイド11と各伝票を収納するホッパ12、更に
ホッパ12内の伝票を挿入ローラまで送り出すホッピング
ローラR1から成る。
挿入ガイド11の先端には、上下一対の圧接ローラから
成る挿入ローラR2が図示しない回転機構及びクランプ機
構とともに設けられている。挿入ローラR2からの搬送路
L2には、センサSが設けられ、このセンサSによって伝
票種別を読み取って、制御センタに出力する。又挿入ロ
ーラR2の前方には、磁気読取ヘッド21から成る磁気読取
部2が配置されている。一方格納部3は第2図に示す如
く、複数(図例では4枚)の仕切板31,32,33,34を所定
の間隔で多段的に配置し、これらを一対の保持アーム3
5,36にて保持して3つのポケット[i],[ii],[ii
i]を形成したものである。各々のポケット[i],[i
i],[iii]は、格納すべき通帳及び伝票の出入口とし
て、その一方(図中左側)を媒体取込口3aとし、他方
(図中右側)を媒体繰出口3bとしている。又保持アーム
35,36の一端は回動軸37に軸承されており、この回動軸3
7をモータm1と各ギアg1,g2を介して回動し得る構成にな
っている。そして回動軸37の回動によりポケット
[i],[ii],[iii]のうち任意の一つの媒体取込
口3a及び媒体繰出口3bを、通帳及び伝票の搬送路に対向
配置し得る構成になっている。更に格納部3の先方すな
わち挿入ローラR2と反対側にはフィードローラr2が設け
られており、このフィードローラr2がモータm2及びギア
g3,g4を介して所定の速度で回転し、ポケット[i],
[ii],[iii]に格納された通帳,伝票を一枚毎繰り
出す。
成る挿入ローラR2が図示しない回転機構及びクランプ機
構とともに設けられている。挿入ローラR2からの搬送路
L2には、センサSが設けられ、このセンサSによって伝
票種別を読み取って、制御センタに出力する。又挿入ロ
ーラR2の前方には、磁気読取ヘッド21から成る磁気読取
部2が配置されている。一方格納部3は第2図に示す如
く、複数(図例では4枚)の仕切板31,32,33,34を所定
の間隔で多段的に配置し、これらを一対の保持アーム3
5,36にて保持して3つのポケット[i],[ii],[ii
i]を形成したものである。各々のポケット[i],[i
i],[iii]は、格納すべき通帳及び伝票の出入口とし
て、その一方(図中左側)を媒体取込口3aとし、他方
(図中右側)を媒体繰出口3bとしている。又保持アーム
35,36の一端は回動軸37に軸承されており、この回動軸3
7をモータm1と各ギアg1,g2を介して回動し得る構成にな
っている。そして回動軸37の回動によりポケット
[i],[ii],[iii]のうち任意の一つの媒体取込
口3a及び媒体繰出口3bを、通帳及び伝票の搬送路に対向
配置し得る構成になっている。更に格納部3の先方すな
わち挿入ローラR2と反対側にはフィードローラr2が設け
られており、このフィードローラr2がモータm2及びギア
g3,g4を介して所定の速度で回転し、ポケット[i],
[ii],[iii]に格納された通帳,伝票を一枚毎繰り
出す。
上記フィードローラR3の先方には通帳の搬送を停止さ
せる為のシャッタ61が設けられ、更にフィードローラR4
の先方には、印字ヘッド41とそれに対向したプラテン42
とから成る印字部4が形成されている。又フィードロー
ラR3から印字部4を経由して延びる搬送路L2にはフィー
ドローラR5,R6が設けられ、更にその先方には改頁機構5
1を有する改頁部5が設けられている。通常印字部4に
おける印字改行はフィードローラR4とR5の回転により行
われる。又前記フィードローラR3とR4の間には、搬送路
をL2からL3へと切り換える為のブレード62から成る搬送
切替部6が形成される。通帳,伝票を印字部4に搬送す
る際は、上記ブレード62を下側に傾倒させる。又印字処
理等を終えた通帳,伝票を排出する際は、ブレード62を
上側に起立させて搬送路L2とL3を接続させる。
せる為のシャッタ61が設けられ、更にフィードローラR4
の先方には、印字ヘッド41とそれに対向したプラテン42
とから成る印字部4が形成されている。又フィードロー
ラR3から印字部4を経由して延びる搬送路L2にはフィー
ドローラR5,R6が設けられ、更にその先方には改頁機構5
1を有する改頁部5が設けられている。通常印字部4に
おける印字改行はフィードローラR4とR5の回転により行
われる。又前記フィードローラR3とR4の間には、搬送路
をL2からL3へと切り換える為のブレード62から成る搬送
切替部6が形成される。通帳,伝票を印字部4に搬送す
る際は、上記ブレード62を下側に傾倒させる。又印字処
理等を終えた通帳,伝票を排出する際は、ブレード62を
上側に起立させて搬送路L2とL3を接続させる。
上記搬送路L3には、フィードローラR7及び磁気書込ヘ
ッド71から成る磁気書込部7、更には装置外へ排出する
為の排出ローラR8から成る排出部8が形成される。
ッド71から成る磁気書込部7、更には装置外へ排出する
為の排出ローラR8から成る排出部8が形成される。
続いて、上記構成の通帳・伝票取引装置を用いた通帳
と複数の取引(普通預金の引出しと定期積立預金の預入
等)及びそれに対応した伝票の発行処理を、第1図及び
第2図更に第3図の各動作説明図及び第4図のフローチ
ャートに基づいて以下に説明する。先ず窓口等にてテラ
ーに手渡された通帳は挿入ガイド11上に配置され、更に
キーボード91から口座の所定項目に各処理データが入力
され、その処理データが制御部93を介して制御センタへ
送られる。これによりオンライン処理が開始される。
と複数の取引(普通預金の引出しと定期積立預金の預入
等)及びそれに対応した伝票の発行処理を、第1図及び
第2図更に第3図の各動作説明図及び第4図のフローチ
ャートに基づいて以下に説明する。先ず窓口等にてテラ
ーに手渡された通帳は挿入ガイド11上に配置され、更に
キーボード91から口座の所定項目に各処理データが入力
され、その処理データが制御部93を介して制御センタへ
送られる。これによりオンライン処理が開始される。
入力された普通預金及び定期積立預金の各処理データ
は第8図の如くCRT92の画面に表示される。この内容を
テラーが確認する。次いで制御センタからの処理データ
により、制御部93を介して通帳Xが挿入ガイド11から挿
入ローラR2へ繰り出され、更に磁気読取部2にて磁気ス
トライプに記憶されている磁気データが読み取られ、上
記制御センタからの処理データに基づき格納部3におけ
るモータm1が回動して、例えばポケット[i]の媒体取
込口3aを搬送路L1に対向配置させる(第3図(1)参
照)。そして挿入ローラR2の回転により、通帳Xは媒体
取込口3aを介してポケット[i]内に格納され、更にフ
ィードローラR3の回転によってシャッタ61に当接するま
で搬送される(第3図(2))。この時、通帳Xの格納
状態(通帳Xがどのポケットに格納されているか)は図
示しないセンサを介して制御部93に記憶される。
は第8図の如くCRT92の画面に表示される。この内容を
テラーが確認する。次いで制御センタからの処理データ
により、制御部93を介して通帳Xが挿入ガイド11から挿
入ローラR2へ繰り出され、更に磁気読取部2にて磁気ス
トライプに記憶されている磁気データが読み取られ、上
記制御センタからの処理データに基づき格納部3におけ
るモータm1が回動して、例えばポケット[i]の媒体取
込口3aを搬送路L1に対向配置させる(第3図(1)参
照)。そして挿入ローラR2の回転により、通帳Xは媒体
取込口3aを介してポケット[i]内に格納され、更にフ
ィードローラR3の回転によってシャッタ61に当接するま
で搬送される(第3図(2))。この時、通帳Xの格納
状態(通帳Xがどのポケットに格納されているか)は図
示しないセンサを介して制御部93に記憶される。
一方ホッパ12内には普通預金用の伝票Yと定期積立預
金用の伝票Zが各々収納される。ホッパ12は第3図
(1)に示す如く底板12aをスプリング12bによって押上
げる機構のものでホッピングローラR1を介して、各伝票
Y,Zを順次繰り出す構造となっている。ここで本実施例
においては、挿入ガイド11とホッパ12とが近接して配置
されているため、特に伝票Y,Zを挿入部1にセットする
場合に通帳Xと同じ側から操作でき、きわめて操作性が
良い。
金用の伝票Zが各々収納される。ホッパ12は第3図
(1)に示す如く底板12aをスプリング12bによって押上
げる機構のものでホッピングローラR1を介して、各伝票
Y,Zを順次繰り出す構造となっている。ここで本実施例
においては、挿入ガイド11とホッパ12とが近接して配置
されているため、特に伝票Y,Zを挿入部1にセットする
場合に通帳Xと同じ側から操作でき、きわめて操作性が
良い。
斯かる状態において、上記制御センタからの信号によ
りホッピングローラR1を回動させてホッパ12から伝票Y
を繰り出す。この伝票Yは、センサSにより種別マーク
が読み取られ、読み取った識別信号は同様に制御センタ
に出力される。この識別信号に基づき制御部93を介して
モータm1を回動させる。すなわち伝票Yに対応するポケ
ット[ii]の媒体取込口3aを、搬送路L1に対向配置する
様に回動させる(第3図(3))。尚伝票Yに必要なデ
ータが記憶された磁気ストライプがあれば、前記磁気読
取ヘッド21でその内容が読み取られる。これは伝票Zを
搬送する場合でも同様である。
りホッピングローラR1を回動させてホッパ12から伝票Y
を繰り出す。この伝票Yは、センサSにより種別マーク
が読み取られ、読み取った識別信号は同様に制御センタ
に出力される。この識別信号に基づき制御部93を介して
モータm1を回動させる。すなわち伝票Yに対応するポケ
ット[ii]の媒体取込口3aを、搬送路L1に対向配置する
様に回動させる(第3図(3))。尚伝票Yに必要なデ
ータが記憶された磁気ストライプがあれば、前記磁気読
取ヘッド21でその内容が読み取られる。これは伝票Zを
搬送する場合でも同様である。
次いで挿入ローラR2を経た伝票Yは媒体取込口3aを介
してポケット[ii]に格納される(第3図(4))。同
様にして格納部3のモータm1を所定方向に回動させて伝
票Zをポケット[iii]に格納する(第3図(5))。
上記伝票Y,Zの格納状態は、通帳Xと同様に制御部93に
記憶される。尚テラーの作業ミスによって伝票がZ,Yの
順にセットされた場合でもセンサSによってその違いが
読み取られ、格納部3の回動は制御部93により伝票Z,Y
に対応するポケット[iii],[ii]の順となる様に制
御される。したがって、テラーの作業としては取引内容
に対応して伝票を配列する必要がなくなるため、テラー
の労力を大幅に軽減することができる。
してポケット[ii]に格納される(第3図(4))。同
様にして格納部3のモータm1を所定方向に回動させて伝
票Zをポケット[iii]に格納する(第3図(5))。
上記伝票Y,Zの格納状態は、通帳Xと同様に制御部93に
記憶される。尚テラーの作業ミスによって伝票がZ,Yの
順にセットされた場合でもセンサSによってその違いが
読み取られ、格納部3の回動は制御部93により伝票Z,Y
に対応するポケット[iii],[ii]の順となる様に制
御される。したがって、テラーの作業としては取引内容
に対応して伝票を配列する必要がなくなるため、テラー
の労力を大幅に軽減することができる。
通帳及び各伝票のポケット格納情報が制御センタに出
力されると、制御センタからはモータm1を反対側に回転
させてポケット[i]を最初の状態に戻す為の信号が発
せられ、該信号が制御部93に入力される。上記信号によ
りモータm1が回転するとともに、シャッタ61が下降し、
かつモータm2が回転する。これにより、通帳Xを格納し
ているポケット[i]の媒体繰出口3bが搬送路L2に対向
配置され(第3図(6))、更にフィードローラR3の回
転によってポケット[i]内の通帳Xが印字部4へと繰
り出される。この時、ブレード62は制御センタからの信
号によって下向きに傾倒し(第3図(7))、これによ
って格納部3から印字部4に至る搬送路L1,L2が接続さ
れた状態となっている。次いで印字部4において、当該
通帳Xの頁面に普通預金の取引内容及び定期積立預金の
取引内容が夫々印字される。更に他の頁面に印字する必
要がある場合は、フィードローラR5,R6を介して通帳X
を改頁部5まで搬送し、その改頁機構51によって必要の
頁面をめくる。そして再び印字部4のプラテン42上まで
戻し、必要な印字処理を行う。こうして印字部4での印
字処理が終わると、制御センタからの信号によりブレー
ド62が上方に起立して搬送路L2とL3とを接続させる(第
3図(8))。よって通帳XはフィードローラR4からフ
ィードローラR7に受け渡されるとともに、磁気書込部7
の磁気書込ヘッド71によって通帳Xの磁気ストライプ7
に磁気データが書き込まれ、所謂磁気データの更新処理
が行われる。そして排出ローラR8により装置外へ排出さ
れる。
力されると、制御センタからはモータm1を反対側に回転
させてポケット[i]を最初の状態に戻す為の信号が発
せられ、該信号が制御部93に入力される。上記信号によ
りモータm1が回転するとともに、シャッタ61が下降し、
かつモータm2が回転する。これにより、通帳Xを格納し
ているポケット[i]の媒体繰出口3bが搬送路L2に対向
配置され(第3図(6))、更にフィードローラR3の回
転によってポケット[i]内の通帳Xが印字部4へと繰
り出される。この時、ブレード62は制御センタからの信
号によって下向きに傾倒し(第3図(7))、これによ
って格納部3から印字部4に至る搬送路L1,L2が接続さ
れた状態となっている。次いで印字部4において、当該
通帳Xの頁面に普通預金の取引内容及び定期積立預金の
取引内容が夫々印字される。更に他の頁面に印字する必
要がある場合は、フィードローラR5,R6を介して通帳X
を改頁部5まで搬送し、その改頁機構51によって必要の
頁面をめくる。そして再び印字部4のプラテン42上まで
戻し、必要な印字処理を行う。こうして印字部4での印
字処理が終わると、制御センタからの信号によりブレー
ド62が上方に起立して搬送路L2とL3とを接続させる(第
3図(8))。よって通帳XはフィードローラR4からフ
ィードローラR7に受け渡されるとともに、磁気書込部7
の磁気書込ヘッド71によって通帳Xの磁気ストライプ7
に磁気データが書き込まれ、所謂磁気データの更新処理
が行われる。そして排出ローラR8により装置外へ排出さ
れる。
一方上記通帳Xが磁気書込部7に至るとブレード62は
再び下向きに傾倒して搬送路L1とL2とを接続させる。そ
して制御センタからの信号により制御部93を介してモー
タm1,m2が回転し、伝票Yが格納されているポケット[i
i]の媒体取込口3bを搬送路L2に対向配置し、フィード
ローラR3によってポケット[ii]内の伝票Yをフィード
ローラR4に受け渡す。これにより伝票Yは印字部4へと
繰り出されるため、印字部4では該伝票Yに対して普通
預金の取引内容を印字する(第3図(9))。
再び下向きに傾倒して搬送路L1とL2とを接続させる。そ
して制御センタからの信号により制御部93を介してモー
タm1,m2が回転し、伝票Yが格納されているポケット[i
i]の媒体取込口3bを搬送路L2に対向配置し、フィード
ローラR3によってポケット[ii]内の伝票Yをフィード
ローラR4に受け渡す。これにより伝票Yは印字部4へと
繰り出されるため、印字部4では該伝票Yに対して普通
預金の取引内容を印字する(第3図(9))。
上記伝票Yの印字処理が終了すると制御センタからの
信号によりブレード62が起立し、再び搬送路L2とL3とを
接続させて伝票Yを排出部8へと搬送する。又この時セ
ンサSの識別信号に基づき制御部93は前記同様にモータ
m1,m2を回動させてポケット[iii]の媒体繰出口3bを搬
送路L2に対向配置させ、フィードローラR3の回転により
伝票ZをフィードローラR4に受け渡す。更にブレード62
を下方に傾斜させるとともに伝票Zを印字部4まで繰り
出す。この印字部4において伝票Zに定期積立預金の取
引内容を印字した後、再びブレード62を起立させて搬送
路L2とL3とを接続させ、前記同様に伝票Zを排出部8か
ら装置外へ排出させる。これにより通帳X及び伝票Y,Z
の取引処理は完了する。
信号によりブレード62が起立し、再び搬送路L2とL3とを
接続させて伝票Yを排出部8へと搬送する。又この時セ
ンサSの識別信号に基づき制御部93は前記同様にモータ
m1,m2を回動させてポケット[iii]の媒体繰出口3bを搬
送路L2に対向配置させ、フィードローラR3の回転により
伝票ZをフィードローラR4に受け渡す。更にブレード62
を下方に傾斜させるとともに伝票Zを印字部4まで繰り
出す。この印字部4において伝票Zに定期積立預金の取
引内容を印字した後、再びブレード62を起立させて搬送
路L2とL3とを接続させ、前記同様に伝票Zを排出部8か
ら装置外へ排出させる。これにより通帳X及び伝票Y,Z
の取引処理は完了する。
ちなみに、伝票処理を必要としない場合は、挿入部1
からの通帳Xの繰り出しに先立って、複数のポケット
[i],[ii],[iii]のち、例えば第3図(1)で
示したようにポケット[i]の媒体取込口3a及び媒体繰
出口3bが搬送路L1,L2に対向配置される。そして、挿入
部1から繰り出された通帳Vは磁気読取部2を経て格納
部3に搬送され、そこで媒体取込口3aからポケット
[i]に進入し、そのまま同ポケットの媒体繰出口3bか
ら印字部4に向けて繰り出される。つまり、通帳のみを
取り扱う場合は該通帳Xを格納部3に一時格納せずに、
そのままポケット[i]を通過させて印字部4に送り込
むことができる。
からの通帳Xの繰り出しに先立って、複数のポケット
[i],[ii],[iii]のち、例えば第3図(1)で
示したようにポケット[i]の媒体取込口3a及び媒体繰
出口3bが搬送路L1,L2に対向配置される。そして、挿入
部1から繰り出された通帳Vは磁気読取部2を経て格納
部3に搬送され、そこで媒体取込口3aからポケット
[i]に進入し、そのまま同ポケットの媒体繰出口3bか
ら印字部4に向けて繰り出される。つまり、通帳のみを
取り扱う場合は該通帳Xを格納部3に一時格納せずに、
そのままポケット[i]を通過させて印字部4に送り込
むことができる。
尚上記説明中において、各ポケット[i],[ii],
[iii]の位置(通帳,伝票の位置状態)は図示しない
センサにより検出されるが、このセンサはモータm1の回
転角を識別して該位置を検出するものよく、ポケット
[i],[ii],[iii]を構成する各仕切板の位置を
直接検出するものであってもよい。
[iii]の位置(通帳,伝票の位置状態)は図示しない
センサにより検出されるが、このセンサはモータm1の回
転角を識別して該位置を検出するものよく、ポケット
[i],[ii],[iii]を構成する各仕切板の位置を
直接検出するものであってもよい。
又上記実施例においては、通帳が排出部に向けて搬送
された後に各伝票の印字処理を行ったが、制御部の能力
によっては通帳の搬送,磁気書込,印字処理とともに、
伝票の搬送,印字処理をも平行して処理できる様に構成
することも可能である。
された後に各伝票の印字処理を行ったが、制御部の能力
によっては通帳の搬送,磁気書込,印字処理とともに、
伝票の搬送,印字処理をも平行して処理できる様に構成
することも可能である。
<発明の効果> 以上の如く本発明の通帳・伝票取引装置によれば、処
理対象となる通帳及び伝票を挿入部から連続的に挿入し
て、格納部の複数のポケットに一時格納し、そこから所
定の手順で通帳及び伝票を印字部に繰り出して印字処理
を行えるため、一つの通帳(一口座)で複数の取引科目
を処理する場合でも、複数科目分を一括して連続処理す
ることができる。また、任意のポケットの媒体取込口及
び媒体取出口を搬送路に対向配置することで、挿入部か
ら繰り出した通帳をストレートに印字へと搬送すること
もできるため、伝票処理が不要な場合でも、搬送効率を
低下させることなく、印字部に対して迅速かつスムーズ
に通帳を搬送することができる。その結果、一つの取引
科目毎に制御センタとの交信処理や通帳及び伝票の挿入
・排出操作を繰り返す必要がなくなるため、窓口業務等
での処理時間が大幅に短縮し、顧客へのサービス向上が
図られる。更に、挿入部から繰り出した通帳及び伝票が
格納部で表裏反転することなく印字部に搬送されること
から、通帳及び伝票の印字面を上向きにして挿入部にセ
ットすることができる。その結果、各々の印字面を目視
確認しつつ通帳及び伝票を挿入部にセットできるため、
意図しない面に印字されてしまう虞れもない。加えて、
印字済みの通帳及び伝票を、搬送路切替部でのブレード
の回動により排出部に向けて搬送し、その搬送途中で通
帳を磁気データを磁気書込部で更新する構成となってい
るため、当該通帳の取引が完了する前に、次の取引を受
け付けることができる。その結果、通帳及び伝票の連続
処理を加えて、通帳毎(口座毎)の取引についても連続
処理が可能となり、さらなる処理時間の短縮が図られ
る。
理対象となる通帳及び伝票を挿入部から連続的に挿入し
て、格納部の複数のポケットに一時格納し、そこから所
定の手順で通帳及び伝票を印字部に繰り出して印字処理
を行えるため、一つの通帳(一口座)で複数の取引科目
を処理する場合でも、複数科目分を一括して連続処理す
ることができる。また、任意のポケットの媒体取込口及
び媒体取出口を搬送路に対向配置することで、挿入部か
ら繰り出した通帳をストレートに印字へと搬送すること
もできるため、伝票処理が不要な場合でも、搬送効率を
低下させることなく、印字部に対して迅速かつスムーズ
に通帳を搬送することができる。その結果、一つの取引
科目毎に制御センタとの交信処理や通帳及び伝票の挿入
・排出操作を繰り返す必要がなくなるため、窓口業務等
での処理時間が大幅に短縮し、顧客へのサービス向上が
図られる。更に、挿入部から繰り出した通帳及び伝票が
格納部で表裏反転することなく印字部に搬送されること
から、通帳及び伝票の印字面を上向きにして挿入部にセ
ットすることができる。その結果、各々の印字面を目視
確認しつつ通帳及び伝票を挿入部にセットできるため、
意図しない面に印字されてしまう虞れもない。加えて、
印字済みの通帳及び伝票を、搬送路切替部でのブレード
の回動により排出部に向けて搬送し、その搬送途中で通
帳を磁気データを磁気書込部で更新する構成となってい
るため、当該通帳の取引が完了する前に、次の取引を受
け付けることができる。その結果、通帳及び伝票の連続
処理を加えて、通帳毎(口座毎)の取引についても連続
処理が可能となり、さらなる処理時間の短縮が図られ
る。
第1図は、本発明の通帳・伝票取引装置を説明する構成
概略図、 第2図は、格納部の機構を示す斜視図、 第3図(1)乃至(9)は、装置の各動作説明図、 第4図は、本発明における通帳,伝票処理のフローチャ
ート、 第5図は、従来の通帳・伝票取引装置の構成概略図、 第6図は、自動取引のオンラインシステムを示す概略
図、 第7図は、従来の通帳,伝票処理のフローチャート、 第8図は、CRTの表示内容を示す図である。 1……挿入部、11……挿入ガイド、12……ホッパ、 2……磁気読取部、21……磁気読取ヘッド、3……格納
部、 31,32,33,34……仕切板、3a……媒体取込口、 3b……媒体繰出口、35,36……保持アーム、37……回動
軸、 4……印字部、41……印字ヘッド、5……改頁部、 6……搬送切替部、62……ブレード、7……磁気書込
部、 71……磁気書込ヘッド、8……排出部、i,ii,iii……ポ
ケット、 R1……ホッピングローラ、R2……挿入ローラ、 R3,R4,R5,R6,R7……フィードローラ、 R8……排出ローラ、X……通帳、Y,Z……伝票。
概略図、 第2図は、格納部の機構を示す斜視図、 第3図(1)乃至(9)は、装置の各動作説明図、 第4図は、本発明における通帳,伝票処理のフローチャ
ート、 第5図は、従来の通帳・伝票取引装置の構成概略図、 第6図は、自動取引のオンラインシステムを示す概略
図、 第7図は、従来の通帳,伝票処理のフローチャート、 第8図は、CRTの表示内容を示す図である。 1……挿入部、11……挿入ガイド、12……ホッパ、 2……磁気読取部、21……磁気読取ヘッド、3……格納
部、 31,32,33,34……仕切板、3a……媒体取込口、 3b……媒体繰出口、35,36……保持アーム、37……回動
軸、 4……印字部、41……印字ヘッド、5……改頁部、 6……搬送切替部、62……ブレード、7……磁気書込
部、 71……磁気書込ヘッド、8……排出部、i,ii,iii……ポ
ケット、 R1……ホッピングローラ、R2……挿入ローラ、 R3,R4,R5,R6,R7……フィードローラ、 R8……排出ローラ、X……通帳、Y,Z……伝票。
Claims (1)
- 【請求項1】装置内に挿入された通帳の磁気データを読
み取って制御センタから入力された取引内容を頁面に印
字し、該磁気データの更新処理を行った通帳を装置外に
排出するとともに、前記取引内容を伝票に印字して装置
外に排出する通帳・伝票取引装置において、 通帳を挿入ローラまで導入する挿入ガイド及び収納した
伝票を自動繰り出しするホッパから成り、前記通帳及び
伝票を搬送する為の搬送路に向けて該通帳及び伝票を挿
入する挿入部と、 前記挿入部から挿入された通帳の磁気データを読み取る
磁気読取部と、 前記磁気読取部を経由して搬送された通帳及び伝票を一
時格納すべく一方を媒体取込口とし他方を媒体繰出口と
してなる複数のポケット及びこれらのポケットのうち任
意の一つの媒体取込口及び媒体繰出口を前記搬送路に対
向配置し得るポケット支持機構を有し、前記媒体取込口
を介して任意のポケットに格納した通帳及び伝票を表裏
同じ向きのままで前記媒体繰出口から繰り出す格納部
と、 前記格納部から繰り出された通帳及び伝票に印字処理を
行う印字部と、 前記格納部と印字部との間に切替ブレードを配設してな
り、その切替ブレードの回動により搬送路を切り替えて
印字済みの通帳及び伝票を排出部まで導く搬送路切替部
と、 前記搬送路切替部と前記排出部との間に設けられ、前記
通帳の磁気データの更新処理を行う磁気書込部と を備えたことを特徴とする通帳・伝票取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27997988A JP2664963B2 (ja) | 1988-11-05 | 1988-11-05 | 通帳・伝票取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27997988A JP2664963B2 (ja) | 1988-11-05 | 1988-11-05 | 通帳・伝票取引装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02126389A JPH02126389A (ja) | 1990-05-15 |
JP2664963B2 true JP2664963B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=17618614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27997988A Expired - Lifetime JP2664963B2 (ja) | 1988-11-05 | 1988-11-05 | 通帳・伝票取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2664963B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62208971A (ja) * | 1986-03-10 | 1987-09-14 | Fujitsu Ltd | 通帳プリンタの印字制御方式 |
JPS63165167A (ja) * | 1986-09-19 | 1988-07-08 | Hitachi Ltd | 複数通帳格納印字装置 |
JPH0717496Y2 (ja) * | 1987-04-07 | 1995-04-26 | 株式会社東芝 | 通帳の搬送装置 |
-
1988
- 1988-11-05 JP JP27997988A patent/JP2664963B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02126389A (ja) | 1990-05-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090620 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090620 Year of fee payment: 12 |