JPH1120986A - 媒体処理装置 - Google Patents

媒体処理装置

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JPH1120986A
JPH1120986A JP18018797A JP18018797A JPH1120986A JP H1120986 A JPH1120986 A JP H1120986A JP 18018797 A JP18018797 A JP 18018797A JP 18018797 A JP18018797 A JP 18018797A JP H1120986 A JPH1120986 A JP H1120986A
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JP
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Application number
JP18018797A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ehata
広 江幡
Ikuo Sudo
育男 須藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 幅の異なる複数種の媒体を外部より取り込ん
で処理する媒体処理装置で、オペレータの操作性を向上
させる。 【解決手段】 媒体処理装置が幅の異なる2種類の媒体
を扱う場合、媒体挿入口5として、上部挿入口5aと下
部挿入口5bの2つを設ける。上部挿入口5aは幅の狭
い媒体に合わせた幅を持ち、下部挿入口5bは幅の広い
媒体に合わせた幅を持ち、オペレータは、媒体の幅に合
わせた幅の挿入口に媒体を挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ストライプや
バーコードが設けられた券類等の媒体を取り込み、磁気
データの読み書きやバーコードデータの読み取りを行う
媒体処理装置に関するもので、特に、幅の異なる媒体の
処理が可能な媒体処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】券類の発行処理を行う媒体処理装置にお
いて、幅の異なる複数種の媒体、例えば航空券類(幅8
2.55mm)と駅務乗車券類(幅57.5mm)の2
種類を取り扱う媒体処理装置では、媒体挿入口を幅の広
い航空券類に合わせた幅とし、この媒体挿入口から、幅
の広い航空券類と幅の狭い駅務乗車券類の両方を取り込
むことを可能としている。ここで、オペレータが券類を
媒体挿入口に挿入する際は、該媒体挿入口内部に設けた
搬送基準面に券類を突き当てて挿入する操作が必要であ
る。特に、幅の狭い駅務乗車券類を媒体挿入口に挿入す
る際は、券類の幅に対して搬送挿入口の幅が広いので、
券類を確実に搬送基準面に突き当てた状態で挿入する必
要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、オペ
レータによる媒体挿入操作が必要な媒体処理装置におい
ては、挿入媒体をいかに搬送基準面に突き当てて挿入さ
せるかが課題となる。これは、媒体に設けた磁気ストラ
イプに対する磁気データの読み書きを行う際の位置精
度、および媒体に設けたバーコードデータの読み取りを
行う際の位置精度に影響が出るためである。
【0004】媒体上のバーコード幅は、例えば航空券類
では4.3mmであり、このバーコードを読み取るのに
必要な装置側幅は2mm程度である。これにバーコード
を印刷する際のずれや、装置側でのバーコードリーダの
取り付け誤差等を考慮しなければならないため、装置の
速度向上を図り、搬送距離を短くする装置においては、
オペレータに媒体を極力搬送基準面に突き当てて挿入し
てもらう必要がある。このように、従来の媒体処理装置
にあっては、オペレータが幅の狭い媒体を挿入する際、
意識して搬送基準面に媒体を突き当てて挿入させる必要
があるため、操作性が悪く、操作ミス等により媒体が搬
送基準面より離れたり、斜めになってしまい媒体位置が
不安定となり、磁気データの読み出しやバーコードリー
ドが不可能となったり、磁気データの書き込み精度が出
せないという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、装置外部より装置内部に取り込む媒体
を挿入するための媒体挿入口と、前記媒体挿入口に挿入
された媒体を取り込んで搬送する搬送路と、前記搬送路
を搬送される媒体に対して処理を施す処理部とを備えた
媒体処理装置において、前記媒体挿入口は、挿入される
媒体の幅に合わせた幅を持ち、かつ、装置が取り扱う媒
体の幅に合わせて複数の媒体挿入口を備え、各媒体挿入
口からの搬送路は、処理部の手前で合流することとした
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明の媒体処理装置の第
1の実施の形態を示す内部構造図である。本発明の媒体
処理装置は、幅の異なる少なくとも2種類の媒体を外部
より取り込んで処理可能な装置で、第1の実施の形態の
媒体処理装置は、1つの媒体処理装置に幅の広い媒体用
と幅の狭い媒体用の2つの媒体挿入口を設けたものであ
る。
【0007】図において、1は箱状の筐体、2は前記筐
体1の前面に取り付けられるキーボード、3は筐体1の
上面に取り付けられるCRT等の表示部である。5は筐
体1の前面上部に設けた媒体挿入口で、上部挿入口5a
と下部挿入口5bから構成される。6は媒体挿入口5と
並べてその下側に設けた媒体排出口である。
【0008】11はホッパ機構部で、駅務乗車券等の媒
体12を複数枚収納しておく収納部や媒体12の有無を
検出するセンサ、さらには媒体12を繰り出す機構等を
備える。13は搬送路で、媒体12を搬送するための搬
送ローラ14や搬送方向を切り替えるブレード15aお
よび15b等から構成される。この搬送路13の一方の
側はホッパ機構部11につながり、搬送路13の他方の
側はブレード15aおよび15bにより3本に分岐し
て、それぞれ上部挿入口5a,下部挿入口5bおよび媒
体排出口6につながる。そして、ホッパ機構部11から
1枚に分離されて繰り出された媒体12は搬送ローラ1
4により搬送路13を搬送され、ブレード15aの動作
で媒体排出口6に送られる。また、上部挿入口5aある
いは下部挿入口5bから挿入された媒体12は、ホッパ
機構部11方向へ搬送路13を搬送される。
【0009】16は媒体排出口6に媒体12があるか否
かを検出するための排出口センサ、18は上部挿入口5
aあるいは下部挿入口5bに媒体12があるか否かを検
出するための挿入口センサである。17はバーコードリ
ード部で、スキャナ等で構成される。19はプリンタ部
で、印字ヘッドやリボン等で構成される。20は磁気リ
ードライト部で、磁気ヘッド等で構成される。
【0010】図2は第1の実施の形態の媒体処理装置の
制御ブロック図である。図1で説明したキーボード2、
ホッパ機構部11、排出口センサ16、バーコードリー
ド部17、挿入口センサ18、プリンタ部19、および
磁気リードライト部20は、主制御部27により制御さ
れる。21は搬送制御部で、主制御部27の命令を受け
て、前記搬送路13を構成するローラ14やブレード1
5a等を駆動する図示しないモータやソレノイド等の駆
動デバイス群22および搬送中の媒体12の搬送状態を
検出するセンサ群23を制御する。
【0011】24は表示制御部で、主制御部27の命令
を受けて、表示部3を制御する。25は通信制御部で、
主制御部27の命令を受けて、媒体処理装置を管理する
図示しないホスト装置との通信制御を行う。26はメモ
リで、キーボード2から入力されたデータや図示しない
ホスト装置から送られて来たデータ等を一時記憶する。
【0012】以下に、動作を説明する。例えば、列車の
座席指定券を発行する場合、オペレータが発着駅や列車
名、列車番号や搭乗日時等の情報をキーボード2から入
力すると、これらの情報がメモリ26に一時記憶される
とともに、主制御部27より通信制御部25を介してホ
スト装置のファイル部から前記入力された情報により特
定される列車の座席情報が検索される。
【0013】そして、検索された座席情報が通信制御部
25を介して主制御部27に送られてくると、主制御部
27はその座席情報をメモリ26に一時記憶させるとと
もに、表示制御部24を制御して表示部3に表示させ
る。これを見てオペレータが座席指定の予約が可能か否
かを判断し、可能であれば予約すべき座席番号および券
の発行を指示する情報をキーボード2より入力すると、
その座席番号がメモリ26に記憶されるとともに、主制
御部27は搬送制御部21を制御して駆動デバイス群2
2を駆動させる。
【0014】これにより、ホッパ機構部11により媒体
12が1枚ずつに分離されて繰り出され、この繰り出さ
れた媒体12が搬送路13により磁気リードライト部2
0に搬送され、磁気データの書き込みおよびチェックリ
ードが行われる。磁気データが書き込まれた媒体12は
プリンタ部19に搬送され、目視データの印字が行われ
る。そして、印字が終了した媒体12は媒体排出口6か
ら排出される。
【0015】なお、ホッパ機構部11に収納してある媒
体12とは異なる種類の媒体を発行する場合、あるい
は、手持ちの媒体に新たな処理を加える場合、オペレー
タは媒体の種類に応じて上部挿入口5aあるいは下部挿
入口5bから所望の媒体を挿入する。媒体が上部挿入口
5aあるいは下部挿入口5bに挿入され、挿入口センサ
18で検出されると、主制御部27は搬送制御部21を
制御して駆動デバイス群22を駆動して、媒体をホッパ
機構部11の手前まで搬送する。この際、バーコードリ
ード部17により券面のバーコード情報を読み取り、挿
入された媒体の券種チェックを行う。
【0016】その後、取り込んだ媒体を逆方向、すなわ
ち排出方向に搬送して、磁気データの書き込みおよびチ
ェックリード、目視データの印字を行った後、媒体排出
口6から排出する。図3は第1の実施の形態の媒体挿入
口の詳細構造を示す斜視図である。上部挿入口5aは幅
の狭い媒体に合わせた挿入口となっており、これに対し
て、下部挿入口5bは幅の広い媒体に合わせた挿入口と
なっている。また、挿入口センサ18は2つの挿入口で
共用するように設けられ、センサの数の増加を防ぐ。
【0017】そして、オペレータは媒体を挿入する場
合、媒体の幅にあった挿入口から挿入する。例えば、上
部挿入口5aには幅57.5mmの駅務乗車券類を、下
部挿入口5bには幅82.55mmの航空券類を挿入す
るようにする。また、それぞれの挿入口幅は媒体の最大
幅に挿入口を構成する部品の精度を考慮した幅にしてお
く。これにより、オペレータは媒体の搬送基準面を意識
することなく操作ができる。なお、媒体排出口6の幅は
幅の広い媒体、ここでは、航空券類に合わせた幅とし、
幅の広い航空券類と、幅の狭い駅無乗車券類の両方を排
出可能とする。
【0018】図4はブレード15bの詳細を示す説明図
で、図1で説明したブレード15bは、通常、図4に実
線で示す位置A、すなわち、媒体挿入口5bに対して媒
体の出し入れが可能な方向に図示しないスプリング等に
より付勢されている。幅の狭い媒体が媒体挿入口5aか
ら挿入される場合、該媒体により図示しないスプリング
に抗してブレード15bが押され、ブレード15bの位
置は図4に点線で示す位置Bとなって、媒体の挿入およ
び取り込みが可能となる。そして、媒体挿入口5aから
挿入された媒体がブレード15bを通過すると、図示し
ないスプリングの力でブレード15bは図4に実線で示
す位置Aに戻る。よって挿入された媒体になんらかの不
都合がある場合、例えば、オペレータの挿入した券種が
処理可能な券種と異なる場合等で、挿入された媒体をリ
ジェクト排出する場合、上部挿入口5aから挿入可能な
幅の狭い媒体、および、下部挿入口5bから挿入可能な
幅の広い媒体のどちらも、下部挿入口5bからリジェク
ト排出することが可能な構造で、この動作のためにソレ
ノイド等の駆動源および搬送方向切り替えのための制御
は必要としない。
【0019】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態の媒体処理装置では、媒体処理装置が扱う幅の異
なる媒体の数だけ挿入口を設け、各挿入口の幅を、媒体
の幅に合わせることにより、オペレータの操作性が向上
し、誤挿入等の操作ミスが軽減する。よって、媒体位置
が安定し、磁気および印字情報等の信頼性が向上する。
【0020】図5は本発明の媒体処理装置の第2の実施
の形態を示す内部構造図、図6は第2の実施の形態の要
部構造を示す媒体挿入口の説明図である。第2の実施の
形態は、媒体挿入口を1つとして媒体挿入時の検出用セ
ンサの位置を媒体幅方向の搬送基準面に近い位置に2箇
所設けたものである。図において、1は箱状の筐体、2
は前記筐体1の前面に取り付けられるキーボード、3は
筐体1の上面に取り付けられるCRT等の表示部であ
る。
【0021】5は筐体1の前面上部に設けた媒体挿入
口、6は媒体挿入口5と並べてその下側に設けた媒体排
出口である。11はホッパ機構部で、複数枚の媒体12
を収納しておく収納部や媒体12の有無を検出するセン
サ、さらには媒体12を繰り出す機構等を備える。13
は搬送路で、媒体12を搬送するための搬送ローラ14
や搬送方向を切り替えるブレード15a等から構成され
る。この搬送路13の一方の側はホッパ機構部11につ
ながり、搬送路13の他方の側はブレード15aにより
2本に分岐して、それぞれ媒体挿入口5および媒体排出
口6につながる。そして、ホッパ機構部11から1枚に
分離されて繰り出された媒体12は搬送ローラ14によ
り搬送路13を搬送され、ブレード15aの動作で媒体
排出口6に送られる。また、媒体挿入口5から挿入され
た媒体12は、ホッパ機構部11方向へ搬送路13を搬
送される。
【0022】16は媒体排出口6に媒体12があるか否
かを検出するための排出口センサ、18a,18bは媒
体挿入口5に媒体12があるか否かを検出するための挿
入口センサである。図6に示すように、挿入口センサ1
8a,18bは、搬送基準面にできる限り近づけた位置
に媒体の挿入および搬送方向に沿って2箇所設けられ
る。
【0023】17はバーコードリード部で、スキャナ等
で構成される。19はプリンタ部で、印字ヘッドやリボ
ン等で構成される。20は磁気リードライト部で、磁気
ヘッド等で構成される。ここで、第2の実施の形態の媒
体処理装置の制御ブロック図は図2で説明したものとほ
ぼ同様であり、第1の実施の形態と第2の実施の形態で
異なるのは、挿入口センサの数と、この挿入口センサの
出力を受けての主制御部27の命令である。以下に図
2,図5および図6を用いて第2の実施の形態の動作を
説明する。なお、券発行の全体的な動作は第1の実施の
形態で説明した動作と同じであり、ここでは、媒体挿入
口5から媒体を挿入する動作の詳細を説明する。
【0024】オペレータが媒体12を媒体挿入口5に挿
入する際、媒体12が図6に点線で示すように搬送基準
面から離れた位置12Aで挿入された場合は、挿入口セ
ンサ18aおよび18bのどちらとも媒体12を検出し
ない。また、媒体12が図6に一点鎖線で示すように斜
めの状態12Bで挿入された場合は、挿入口センサ18
aと18bのどちらか一方しか媒体12を検出しない。
主制御部27は、挿入口センサ18aと18bの両方が
同時に媒体12を検出した場合のみ、駆動デバイス群2
2を駆動する命令を搬送制御部21に出す。よって、媒
体12が搬送基準面から離れた位置に挿入されたり、斜
めに挿入されても、駆動デバイス群22を駆動する命令
は出されず、挿入された媒体12は取り込まれない。そ
して、媒体12の側面を搬送基準面に突き当てた状態で
挿入した場合のみ、駆動デバイス群22を駆動する命令
が出て、挿入された媒体12が取り込まれる。
【0025】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態の媒体処理装置では、挿入口センサ18a,18
bを、搬送基準面にできる限り近づけた位置に媒体の挿
入および搬送方向に沿って2箇所設け、媒体が正常な位
置で挿入された時、すなわち、挿入口センサ18aと1
8bの両方が同時に媒体を検出した場合のみ、挿入され
た媒体を取り込むこととした。媒体処理装置で幅の異な
る媒体の取扱を可能とする場合で、媒体挿入口を1つと
する場合は、媒体挿入口5の幅は取り扱う媒体の中で一
番幅の広い媒体に合わせる必要がある。このように幅の
広い媒体挿入口5から幅の狭い媒体を挿入する場合、媒
体が搬送基準面から離れた位置に挿入されたり、斜めに
挿入される場合があるが、第2の実施の形態では、この
ように媒体が搬送基準面から離れた位置に挿入された
り、斜めに挿入される場合、この媒体を取り込まず、媒
体が正常な位置で挿入された場合のみ、挿入された媒体
を取り込むので、媒体位置が安定し、磁気および印字情
報等の信頼性が向上する。
【0026】図7は本発明の媒体処理装置の第3の実施
の形態における要部構造を示す媒体挿入口の説明図であ
る。第3の実施の形態の媒体処理装置は、媒体挿入口を
1つとし、この媒体挿入口に媒体を突き当てることによ
り媒体が搬送方向に対して真っ直ぐになるようなシャッ
タを開閉可能に設け、かつ、媒体がシャッタに突き当て
られたことを検出するセンサを3か所に設けたものであ
る。
【0027】それぞれのセンサは、媒体の搬送方向に対
してシャッタにできる限り近づけた位置に設け、各セン
サの幅方向の位置は、第1のセンサは搬送基準面側に設
け、第2のセンサは幅の狭い媒体をシャッタおよび搬送
基準面に突き当てた時に、前記第1のセンサで検出され
る側と反対側の側端部を検出する位置に設け、第3のセ
ンサは幅の広い媒体をシャッタおよび搬送基準面に突き
当てた時に、前記第1のセンサで検出される側と反対側
の側端部を検出する位置に設けたものである。
【0028】ここで、第3の実施の形態の媒体処理装置
の全体構造は図5で説明したものとほぼ同様で、第2の
実施の形態と第3の実施の形態で異なるのは、媒体挿入
口5の構造である。以下に図5と図7を用いて第3の実
施の形態の構造を説明する。なお、図7は媒体挿入口5
の搬送路13を上面から見た図で、搬送基準面が右側と
なる。
【0029】媒体挿入口5に設ける第1の挿入口センサ
18Aは、搬送基準面にできる限り近づけた位置で、か
つ、シャッタ8にできるかぎり近づけた位置に設ける。
第2の挿入口センサ18Bは、幅の狭い媒体12Nを搬
送基準面およびシャッタ8に正常に突き当てた時に、媒
体12Nの搬送基準面側と反対側の左端から少し内側の
位置で、かつ、シャッタ8にできるかぎり近づけた位置
に設ける。第3の挿入口センサ18Cは、幅の狭い媒体
12Wを搬送基準面およびシャッタ8に正常に突き当て
た時に、媒体12Wの搬送基準面側と反対側の左端から
少し内側の位置で、かつ、シャッタ8にできるかぎり近
づけた位置に設ける。
【0030】シャッタ8は搬送路3に対して開閉可能に
設けられ、閉状態とすることで、オペレータが媒体挿入
口5に媒体12を挿入すると、該媒体12を突き当てる
ことが可能で、開状態とすることで、挿入された媒体を
取り込むことが可能となる。図8は第3の実施の形態の
媒体処理装置の制御ブロック図である。ここで、第3の
実施の形態の媒体処理装置の制御ブロック図は図2で説
明したものとほぼ同様であり、第1の実施の形態と第3
の実施の形態で異なるのは、挿入口センサの数と、この
挿入口センサの出力を受けての主制御部27の命令であ
る。さらに、第3の実施の形態では、シャッタ8を開閉
するためのシャッタ駆動部28が設けられている。以下
に図5,図7および図8を用いて第3の実施の形態の動
作を説明する。なお、券発行の全体的な動作は第1の実
施の形態で説明した動作と同じであり、ここでは、媒体
挿入口5から媒体を挿入する動作の詳細を説明する。
【0031】主制御部27は、媒体挿入時はシャッタ8
が閉状態となるようにシャッタ駆動部28を制御する。
この制御を行うため、主制御部27は、少なくとも第1
の挿入口センサ18Aと第2の挿入口センサ18Bの両
方が同時に媒体を検出しないと、シャッタ8を閉状態と
する。オペレータが幅の狭い媒体12Nを媒体挿入口5
に挿入し閉状態のシャッタ8に突き当てた時、媒体12
Nが搬送基準面から離れて挿入されると、第2の挿入口
センサ18Bは媒体12Nを検出するが、第1の挿入口
センサ18Aは媒体12Nを検出することはできない。
また、媒体12Nが斜めに挿入された場合、第1の挿入
口センサ18Aと第2の挿入口センサ18Bのどちらか
一方で媒体12Nを検出するか、両方とも媒体12Nを
検出しない状態となる。
【0032】オペレータが幅の広い媒体12Wを媒体挿
入口5に挿入し閉状態のシャッタ8に突き当てた時、媒
体12Wが搬送基準面から離れて挿入されると、第2の
挿入口センサ18Bおよび第3の挿入口センサ18Cは
媒体12Wを検出するが、第1の挿入口センサ18Aは
媒体12Wを検出することはできない。また、媒体12
Wが斜めに挿入された場合、第1の挿入口センサ18A
と第2の挿入口センサ18Bと第3の挿入口センサ18
Cのどれか1つが媒体12Wを検出するか、全センサと
も媒体12Wを検出しない状態となる。
【0033】主制御部27は、第1の挿入口センサ18
Aと第2の挿入口センサ18Bの両方が同時に媒体を検
出した時、および第1の挿入口センサ18Aと第2の挿
入口センサ18Bと第3の挿入口センサ18Cの全部が
同時に媒体を検出した時に、シャッタ8を開放する命令
をシャッタ駆動部28に出すとともに、駆動デバイス群
22を駆動する命令を出す。よって、オペレータが幅の
狭い媒体12Nを媒体挿入口5に挿入した時、媒体12
Nが搬送基準面から離れて挿入されたり斜めに挿入され
て、第1の挿入口センサ18Aと第2の挿入口センサ1
8Bのどちらか一方でしか媒体12Nを検出できなかっ
たり、両方とも媒体12Nを検出できない場合は、主制
御部27はシャッタ8を開放する命令および駆動デバイ
ス群22を駆動する命令を出さず、挿入された媒体12
Nを取り込まない。媒体12Nが搬送基準面とシャッタ
8に正常に突き当てられて第1の挿入口センサ18Aと
第2の挿入口センサ18Bの両方が同時に媒体12Nを
検出した時は、幅の狭い媒体12Nが正常に挿入された
ものとして、主制御部27はシャッタ8を開放する命令
および駆動デバイス群22を駆動する命令を出し、挿入
された媒体12Nを取り込む。
【0034】また、オペレータが幅の広い媒体12Wを
媒体挿入口5に挿入した時、媒体12Wが搬送基準面か
ら離れて挿入されたり斜めに挿入されて、第1の挿入口
センサ18Aと第2の挿入口センサ18Bと第3の挿入
口センサ18Cのどれか1つでしか媒体12Wを検出で
きなかったり、全センサとも媒体12Wを検出できない
場合は、主制御部27はシャッタ8を開放する命令およ
び駆動デバイス群22を駆動する命令を出さず、挿入さ
れた媒体12Wを取り込まない。媒体12Wが搬送基準
面とシャッタ8に正常に突き当てられて第1の挿入口セ
ンサ18Aと第2の挿入口センサ18Bと第3の挿入口
センサ18Cの全部が同時に媒体12Wを検出した時
は、幅の広い媒体12Wが正常に挿入されたものとし
て、主制御部27はシャッタ8を開放する命令および駆
動デバイス群22を駆動する命令を出し、挿入された媒
体12Wを取り込む。
【0035】以上説明したように、本発明の第3の実施
の形態の媒体処理装置では、複数の挿入口センサを媒体
の搬送方向と直交する方向に沿って並べて設けることと
し、1つのセンサは搬送基準面にできる限り近づけた位
置に設け、他のセンサは、媒体処理装置が扱う幅の異な
る各媒体の幅に合わせ、搬送基準面側と反対側の側端部
を検出できる位置にそれぞれ設け、さらに、媒体挿入位
置を規制するシャッタを設けて、搬送基準面に一番近い
センサと、他のセンサの中で、この搬送基準面に一番近
いセンサに対して一番近いセンサで同時に媒体を検出し
た時、および搬送基準面に一番近いセンサと、他のセン
サの中で、この搬送基準面に一番近いセンサに対して近
い順に連続して複数のセンサで同時に媒体を検出した時
に、挿入された媒体を取り込むこととした。よって、第
3の実施の形態では、媒体が搬送基準面から離れた位置
に挿入されたり、斜めに挿入される場合、この媒体を取
り込まず、媒体が正常な位置で挿入された場合のみ、挿
入された媒体を取り込むので、媒体位置が安定し、磁気
および印字情報等の信頼性が向上する。また、取り込む
媒体の幅を識別することが可能となる。
【0036】図9は本発明の媒体処理装置の第4の実施
の形態における要部構造を示す媒体挿入口の説明図であ
る。第4の実施の形態は、第3の実施の形態で説明した
媒体処理装置に、幅の狭い媒体を搬送するときに、該媒
体を搬送基準面に押さえ付ける側圧ローラを設けたもの
である。
【0037】ここで、第4の実施の形態の媒体処理装置
の全体構造は図5で説明したものとほぼ同様で、第2の
実施の形態と第4の実施の形態で異なるのは、媒体挿入
口5の構造が第3の実施の形態で説明した構造となって
おり、さらに、側圧ローラ9を付加した構造となってい
ることである。以下に図5と図9を用いて第4の実施の
形態の構造を説明する。なお、図9は媒体挿入口5の搬
送路13を上面から見た図で、搬送基準面が右側とな
る。
【0038】側圧ローラ9は、シャッタ8より先の搬送
路13上に設けられる。図10は側圧ローラの構造およ
び動作を示す説明図で、図10は媒体挿入口5の搬送路
13を正面から見た図で、搬送基準面が右側となる。側
圧ローラ9は、媒体12を搬送基準面に押しつけるロー
ラ部9aと、このロラ部9aを支持するブラケット9b
と、このブラケット9bの回転支点9cとから構成され
る。側圧ローラ9を回転支点9cを中心に回転させる
と、図10(a)に示すように、ローラ部9aが媒体の
面方向の搬送面に出て幅の狭い媒体12Nを搬送基準面
に押し付ける位置から、図10(b)に示すように、ロ
ーラ部9aが媒体の面方向の搬送面から退避して、幅の
広い媒体12Wの搬送の妨げにならない位置まで動作す
る。
【0039】ここで、第4の実施の形態の媒体処理装置
の制御ブロック図は図8で説明したものとほぼ同様であ
り、第4の実施の形態では、駆動デバイス群22の中
に、側圧ローラ9を回転駆動するための駆動源が設けら
れている。以下に図5,図9および図10を用いて第4
の実施の形態の動作を説明する。なお、券発行の全体的
な動作は第1の実施の形態で説明した動作と同じであ
り、ここでは、媒体挿入口5から媒体を挿入する動作の
詳細を説明する。
【0040】オペレータが幅の狭い媒体12Nを媒体挿
入口5に挿入した時、該媒体12Nが搬送基準面とシャ
ッタ8に正常に突き当てられて第1の挿入口センサ18
Aと第2の挿入口センサ18Bの両方が同時に媒体12
Nを検出した時は、主制御部27は幅の狭い媒体12N
が正常に挿入されたと判断する。そして、主制御部27
はシャッタ8を開放する命令と、媒体の取り込みの開始
および側圧ローラ9のローラ部9aを搬送面に出すよう
に駆動デバイス群22を駆動する命令を出し、挿入され
た媒体12Nを取り込む。媒体12Nを取り込むと、図
10(a)に示すように、搬送基準面側と反対側の端部
がローラ部9に案内され、媒体12N全体が搬送基準面
に押し付けられた状態で搬送される。
【0041】オペレータが幅の広い媒体12Wを媒体挿
入口5に挿入した時、該媒体12Wが搬送基準面とシャ
ッタ8に正常に突き当てられて第1の挿入口センサ18
Aと第2の挿入口センサ18Bと第3の挿入口センサ1
8Cの全部が同時に媒体12Wを検出した時は、主制御
部27は幅の広い媒体12Wが正常に挿入されたと判断
する。そして、主制御部27はシャッタ8を開放する命
令と、媒体の取り込みの開始および側圧ローラ9のロー
ラ部9aを搬送面から退避させるように駆動デバイス群
22を駆動する命令を出し、挿入された媒体12Wを取
り込む。媒体12Wを取り込む際、側圧ローラ9のロー
ラ部9aは図10(b)に示すように搬送面から退避し
ているので、搬送の妨げになることはなく、搬送時に媒
体12Wが搬送基準面に押し付けられた状態を保持して
搬送される。
【0042】なお、挿入された媒体を取り込まない動作
については、第3の実施の形態の動作と同様である。以
上説明したように、本発明の第4の実施の形態の媒体処
理装置では、媒体挿入口において挿入された媒体の幅を
識別し、媒体の幅が狭い時は搬送路の幅を狭くするよう
な側圧ローラを設けて、幅の狭い媒体の位置を規制する
ことにより、搬送中の媒体位置が安定し、磁気および印
字情報等の信頼性が向上する。
【0043】図11は本発明の媒体処理装置の第5の実
施の形態における要部構造を示す媒体挿入口の説明図で
ある。第5の実施の形態は、第2の実施の形態で説明し
たように媒体挿入口が1つである媒体処理装置に、挿入
される媒体の幅に応じて搬送路の幅を切り替えるガイド
を設けたものである。
【0044】ここで、第5の実施の形態の媒体処理装置
の全体構造は図5で説明したものとほぼ同様で、第2の
実施の形態と第5の実施の形態で異なるのは、媒体挿入
口5の構造である。以下に図5と図11を用いて第5の
実施の形態の構造を説明する。なお、図11(a)は媒
体挿入口5の搬送路13を上面から見た図で、搬送基準
面が右側となる。また、図11(b)は媒体挿入口5の
搬送路13の斜視図である。
【0045】29は媒体搬送ガイド、30はガイド昇降
用スプリングで、このガイド昇降用スプリング30は、
前記媒体搬送ガイド29を搬送面から出る方向に付勢し
ている。媒体搬送ガイド29は、幅の狭い媒体12Nの
側部を案内するテーパ状の第1のガイド部29a、前記
第1のガイド部29aで案内された幅の狭い媒体12N
の側部の位置決めをして、該媒体12Nを搬送基準面に
押し付けた状態で搬送させるための第2のガイド部29
b、幅の広い媒体12Wの側部を案内するテーパ状の第
3のガイド部29c、前記第3のガイド部29cで案内
された幅の広い媒体12Wの側部の位置決めをして、該
媒体12Wを搬送基準面に押し付けた状態で搬送させる
ための第4のガイド部29d、幅の広い媒体12Wの底
面に押されて、媒体搬送ガイド29全体を押し下げるた
めの第5のガイド部29eから構成される。なお、図1
1では図示しないが、媒体挿入口センサは1つとする。
【0046】ここで、第5の実施の形態の媒体処理装置
の制御ブロック図は図2で説明したものとほぼ同様であ
る。図12は媒体搬送ガイドの動作を示す側面図で、図
12(a)は幅の狭い媒体12Nを搬送する状態、図1
2(b)は幅の広い媒体12Wを搬送する状態を示す。
以下に図2,図11および図12を用いて第5の実施の
形態の動作を説明する。なお、券発行の全体的な動作は
第1の実施の形態で説明した動作と同じであり、ここで
は、媒体挿入口5から券を挿入する動作の詳細を説明す
る。
【0047】オペレータが幅の狭い媒体12Nを媒体挿
入口5に挿入すると、該媒体12Nの搬送基準面側と反
対側の側端部が媒体搬送ガイド29の第1のガイド部2
9aに案内され、この第1のガイド部29aのテーパ形
状により、媒体12N全体がは搬送基準面方向に案内さ
れる。そして、媒体12Nの搬送基準面側と反対側の側
端部が媒体搬送ガイド29の第2のガイド部29bのと
ころまで挿入されると、媒体12Nは第2のガイド部2
9bにより搬送基準面に押し付けられて真っ直ぐな状態
となり、主制御部27が駆動デバイス群22を駆動する
命令を搬送制御部21に出すと、図12(a)に示すよ
うに、媒体12Nが搬送ローラ14にクランプされて、
第2のガイド部29bにより搬送基準面に押し付けられ
ることで真っ直ぐな状態を保持したまま搬送される。
【0048】オペレータが幅の広い媒体12Wを媒体挿
入口5に挿入すると、該媒体12Wの搬送基準面側と反
対側の側端部が媒体搬送ガイド29の第3のガイド部2
9cに案内され、この第3のガイド部29cのテーパ形
状により、媒体12W全体がは搬送基準面方向に案内さ
れる。また、媒体12Wの挿入に伴い、その底面により
媒体搬送ガイド29の第5のガイド29eが押され、ガ
イド昇降用ガイド30に抗して媒体搬送ガイド29が押
し下げられて行く。そして、媒体12Wの搬送基準面側
と反対側の側端部が媒体搬送ガイド29の第4のガイド
部29dのところまで挿入されると、図12(b)に示
すように、媒体12Wは第4のガイド部29dにより搬
送基準面に押し付けられて真っ直ぐな状態となるととも
に、搬送ローラ14にクランプされることで、ガイド昇
降用ガイド30に抗して媒体搬送ガイド29を押し下げ
た状態を保持する。主制御部27が駆動デバイス群22
を駆動する命令を搬送制御部21に出すと、媒体12W
が第4のガイド部29dにより搬送基準面に押し付けら
れることで真っ直ぐな状態を保持したまま搬送される。
【0049】以上説明したように、本発明の第5の実施
の形態の媒体処理装置では、幅の広い媒体が挿入される
と、該媒体により押し下げられて搬送路から退避し、媒
体が搬送ローラによりクランプされることで退避の状態
を保持して搬送路の幅を広くした状態で幅の広い媒体を
搬送基準面に押しつけるガイド部と、幅の狭い媒体が挿
入されると、搬送路から退避はせずこの幅の狭い媒体を
搬送基準面に押しつけるガイド部を備えた媒体搬送ガイ
ドを設けたので、幅の異なった媒体を搬送しても、搬送
路はそれぞれの媒体に合った幅となり、搬送中の媒体位
置が安定し、磁気および印字情報等の信頼性が向上す
る。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の媒体処理
装置では、媒体処理装置が扱う幅の異なる媒体の数だけ
媒体挿入口を設け、各媒体挿入口の幅を、挿入される媒
体の幅に合わせることにより、オペレータは媒体の幅に
合わせた幅を持つ媒体挿入口へ媒体を挿入できることで
操作性が向上し、誤挿入等の操作ミスが軽減する。よっ
て、媒体位置が安定し、磁気および印字情報等の信頼性
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の媒体処理装置の第1の実施の形態を示
す内部構造図
【図2】第1の実施の形態の媒体処理装置の制御ブロッ
ク図
【図3】第1の実施の形態の媒体挿入口の詳細構造を示
す斜視図
【図4】第1の実施の形態のブレードの詳細を示す説明
【図5】本発明の媒体処理装置の第2の実施の形態を示
す内部構造図
【図6】第2の実施の形態の要部構造を示す媒体挿入口
の説明図
【図7】本発明の媒体処理装置の第3の実施の形態を示
す媒体挿入口の説明図
【図8】第3の実施の形態の媒体処理装置の制御ブロッ
ク図
【図9】本発明の媒体処理装置の第4の実施の形態を示
す媒体挿入口の説明図
【図10】側圧ローラの構造および動作を示す説明図
【図11】本発明の媒体処理装置の第5の実施の形態を
示す媒体挿入口の説明図
【図12】媒体搬送ガイドの動作を示す側面図
【符号の説明】
5a 上部挿入口 5b 下部挿入口 13 搬送路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置外部より装置内部に取り込む媒体を
    挿入するための媒体挿入口と、 前記媒体挿入口に挿入された媒体を取り込んで搬送する
    搬送路と、 前記搬送路を搬送される媒体に対して処理を施す処理部
    とを備えた媒体処理装置において、 前記媒体挿入口は、挿入される媒体の幅に合わせた幅を
    持ち、かつ、装置が取り扱う媒体の幅に合わせて複数の
    媒体挿入口を備え、 各媒体挿入口からの搬送路は、処理部の手前で合流する
    ことを特徴とする媒体処理装置。
  2. 【請求項2】 装置外部より装置内部に取り込む媒体を
    挿入するための媒体挿入口と、 前記媒体挿入口に挿入された媒体を取り込んで搬送する
    搬送路と、 前記搬送路を搬送される媒体に対して処理を施す処理部
    とを備えた媒体処理装置において、 前記媒体挿入口は、装置が取り扱う媒体の中で一番幅の
    広い媒体に合わせた幅を持ち、 この媒体挿入口の媒体幅方向の搬送基準面に近い位置
    に、2個の媒体検出用センサを媒体の挿入方向に並べて
    設けたことを特徴とする媒体処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の媒体処理装置において、 前記2個の媒体検出用センサが同時に媒体を検出する
    と、媒体の取り込みを開始する制御手段を備えたことを
    特徴とする媒体処理装置。
  4. 【請求項4】 装置外部より装置内部に取り込む媒体を
    挿入するための媒体挿入口と、 前記媒体挿入口に挿入された媒体を取り込んで搬送する
    搬送路と、 前記搬送路を搬送される媒体に対して処理を施す処理部
    とを備えた媒体処理装置において、 前記媒体挿入口は、装置が取り扱う媒体の中で一番幅の
    広い媒体に合わせた幅を持ち、 この媒体挿入口に、媒体を突き当てることにより該媒体
    を搬送方向に対して平行とするシャッタを開閉可能に設
    けるとともに、 媒体検出用センサを、媒体が前記シャッタと媒体幅方向
    の搬送基準面に突き当てられた時に、該媒体の幅方向の
    両側端部を検出できるように、前記搬送基準面の近くで
    かつシャッタの近くに1つと、装置が取り扱う媒体の幅
    に合わせた位置に1つずつ設けたことを特徴とする媒体
    処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の媒体処理装置において、 前記媒体検出用センサのうち、搬送基準面の近くに設け
    た媒体検出用センサと、装置が取り扱う媒体の中で最も
    幅の狭い媒体の側端部を検出するように設けた媒体検出
    用センサが同時に媒体を検出した時、および、この媒体
    検出用センサより外側のセンサが連続して複数で同時に
    媒体を検出すると、媒体の取り込みを開始する制御手段
    を備えたことを特徴とする媒体処理装置。
  6. 【請求項6】 装置外部より装置内部に取り込む媒体を
    挿入するための媒体挿入口と、 前記媒体挿入口に挿入された媒体を取り込んで搬送する
    搬送路と、 前記搬送路を搬送される媒体に対して処理を施す処理部
    とを備えた媒体処理装置において、 前記媒体挿入口は、装置が取り扱う媒体の中で一番幅の
    広い媒体に合わせた幅を持ち、 この媒体挿入口に、挿入される媒体の幅に応じて搬送路
    の幅を切り替える搬送路幅切り替え手段を設けたことを
    特徴とする媒体処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の媒体処理装置において、 前記媒体挿入口に、挿入された媒体の幅を検出する検出
    手段を設けるとともに、 前記搬送路幅切り替え手段として、前記検出手段で幅の
    狭い媒体の挿入を検出すると、該媒体を媒体幅方向の搬
    送基準面に押圧し、前記検出手段で幅の広い媒体の挿入
    を検出すると、搬送路から退避する押圧手段を設けたこ
    とを特徴とする媒体処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の媒体処理装置において、 前記搬送路幅切り替え手段は、幅の広い媒体が挿入され
    ると、該媒体により押し下げられて搬送路から退避し、
    媒体が搬送ローラによりクランプされることで退避の状
    態を保持して搬送路の幅を広くした状態で幅の広い媒体
    を搬送基準面に押しつけるガイド部と、幅の狭い媒体が
    挿入されると、搬送路から退避はせずこの幅の狭い媒体
    を搬送基準面に押しつけるガイド部を備えた媒体搬送ガ
    イドであることを特徴とする媒体処理装置。
JP18018797A 1997-07-04 1997-07-04 媒体処理装置 Pending JPH1120986A (ja)

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JP18018797A JPH1120986A (ja) 1997-07-04 1997-07-04 媒体処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100666539B1 (ko) * 2005-09-21 2007-01-09 현대자동차주식회사 자동차 베이스 아웃사이드 미러 구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100666539B1 (ko) * 2005-09-21 2007-01-09 현대자동차주식회사 자동차 베이스 아웃사이드 미러 구조

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