JP3004171B2 - 机組み込み式プリンタ及び該プリンタにおける媒体搬送方法 - Google Patents

机組み込み式プリンタ及び該プリンタにおける媒体搬送方法

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JP3004171B2
JP3004171B2 JP6152377A JP15237794A JP3004171B2 JP 3004171 B2 JP3004171 B2 JP 3004171B2 JP 6152377 A JP6152377 A JP 6152377A JP 15237794 A JP15237794 A JP 15237794A JP 3004171 B2 JP3004171 B2 JP 3004171B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、媒体に印字を行うプリ
ンタに関し、特に金融機関等の窓口に設置された机に組
み込まれ、通帳や伝票等の媒体に印字を行う机組み込み
式通帳伝票プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通帳や伝票等の媒体に印字をおこ
なう通帳伝票プリンタにおいては、金融機関等の窓口に
設置された机に予め組み込まれた机組み込み式通帳伝票
プリンタがある。そして、通帳伝票プリンタを机に組み
込む方法としては、媒体の搬送路が机の筆記面とほぼ水
平になるように通帳伝票プリンタを実装する方法があ
る。
【0003】通帳伝票プリンタが組み込まれている机
は、通帳伝票プリンタが組み込まれている部分は作業ス
ペースとして使用することはできないので、通帳伝票プ
リンタが組み込まれていない部分が作業スペースとな
る。しかし、この作業スペースには表示モニターやキー
ボード等が設置されているので、オペレータが作業を行
うことのできるスペースは狭いものであった。
【0004】それ故、上記欠点を除去する方法として、
媒体の挿入排出口に設けられ、媒体をセットする媒体セ
ットステ−ジを机の作業スペ−スよりも低くすることに
より、媒体の側面が接する媒体突き当て部を筐体の側壁
で兼ねる方法がある。媒体セットステ−ジと机の筆記面
とが面一の場合は、筐体の一部で媒体突き当て部を兼ね
ることができないので、別に媒体突き当て部を設置しな
ければならず、その分だけ装置が机の作業スペ−ス方向
に突出してしまうが、媒体突き当て部を筐体の側壁で兼
ねれば、媒体突き当て部を設置しない分だけ、作業スペ
−スを広くすることが可能であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の机組み込み
式プリンタにおいては、媒体セットステ−ジが机の作業
スペ−スよりも低くなっているので、その部分がくぼみ
となっており、媒体突き当て部を設置しない分作業スペ
−スが広くなっても、作業スペ−スがくぼみの分だけは
狭くなってしまうという問題点があった。また、幅広キ
−ボ−ドを使用する際には、作業スペ−スが更に狭くな
り、机としての本来の機能を失ってしまう場合があっ
た。
【0006】なお、机の大きさは決まっているので、通
帳伝票プリンタの大きさを変えずに、机を大きくして、
作業スペ−スを拡大することはできなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明で設けた解決手段は、机に組み込まれ、挿入さ
れた複数種の媒体に印字を行い、排出する机組み込み式
プリンタにおいて、机面に沿って並置され、媒体の種類
に応じて複数設けられた挿入排出口と、上記挿入排出口
にそれぞれ接続され、上記机面に対して下方に傾いてい
る複数の搬送路と、上記各搬送路を搬送される媒体に印
字を行う印字手段と、上記挿入排出口近傍の搬送路に設
けられ、上記媒体の有無を検知する検知センサと、上記
搬送路上に設けられ、上記媒体を圧接挟持して搬送する
媒体搬送ローラ対と、上記媒体搬送ローラ対により圧接
挟持されている上記媒体が装置外から引っ張られ上記媒
体搬送ローラ対の一方のローラが空回りすると、該空回
りの回数を検出し、該空回りが所定回数以上となると信
号を送出する媒体抜き出し検知手段と、印字終了後、上
記媒体の排出時の先端が上記検知センサを通過した後に
上記挿入排出口から一定量突出した状態で上記媒体の搬
送を停止し、上記媒体が装置外から引っ張られ上記媒体
搬送ローラ対の一方のローラが所定回数以上空回りした
ことを示す信号を上記媒体抜き出し検知手段から受ける
と、上記媒体搬送ローラ対の圧接を解放する制御部とを
設けたものである。
【0008】
【作用】複数の搬送路が媒体の種類に応じて並置され、
机面に対して下方に傾いているので、プリンタの奥行き
を小さくすることができる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照しながら
説明する。なお、各図面に共通な要素には同一の符号を
付す。また、本実施例では机組み込み式プリンタとして
机組み込み式通帳伝票プリンタとし、媒体として、伝
票、通帳及び証書を用いることとする。
【0010】第1実施例 図1は本発明に係る第1実施例の机組み込み式通帳伝票
プリンタと机を示す斜視図、図2は第1実施例の机組み
込み式通帳伝票プリンタの印字部の構造を示す説明図、
図3第1実施例の伝票処理部の構造を示す説明図、図4
は第1実施例の通帳証書処理部の構造を示す説明図であ
る。図1、図2において、机1には、図1に実線で示す
机組み込み式通帳伝票プリンタ2(以下通帳伝票プリン
タ2とする)が2点鎖線で示すように組み込まれてい
る。この通帳伝票プリンタ2には、伝票を通帳伝票プリ
ンタ2内に挿入、及び排出する挿入排出口3と、磁気ス
トライプを有する通帳及び証書を通帳伝票プリンタ2内
に挿入、及び排出する挿入排出口4とが机面1aに沿っ
て並んで設けられている。
【0011】挿入排出口3、4にはそれぞれ、媒体をセ
ットする際に使用される媒体セットステ−ジ19、20
が設けられている。媒体セットステ−ジ19、20は机
面1aに対して下方に傾いており、その結果、媒体セッ
トステ−ジ19、20の両側面で、突き当てガイド2
1、22を形成している。この媒体セットステ−ジ1
9、20は媒体を搬送路5、6にセットする際の位置決
めに使用され、突き当てガイド21、22に各媒体の一
側面を突き当てて搬送路5、6方向に押せば、真っ直ぐ
な状態で媒体を搬送路5、6にセットして、搬送させる
ことができる。
【0012】図2、図3、図4に示すように、通帳伝票
プリンタ2内には、挿入排出口3に続けて伝票が搬送さ
れる搬送路5と、挿入排出口4に続けて通帳及び証書が
搬送される搬送路6とがそれぞれ並んで、机面1aに対
して下方に傾いた状態で配置されている。
【0013】図3、図4に示すように、搬送路5には伝
票の処理を行う伝票処理部40が設けられており、搬送
路6には通帳や証書の処理を行う通帳証書処理部41が
設けられている。伝票処理部40には図3に示すよう
に、搬送路5に沿って、伝票を搬送する複数の媒体搬送
ロ−ラ対8(以下ロ−ラ対8とする)と、伝票に記載さ
れた文字を読み取る光学式文字読取り装置9と、印字手
段である印字ヘッド10と、印字ヘッド10に対向して
配置されたプラテン11とが設けられている。
【0014】一方、通帳証書処理部41には図4に示す
ように、搬送路6に沿って、通帳及び証書を搬送する複
数の媒体搬送ロ−ラ対15(以下ロ−ラ対15とする)
と、通帳及び証書の磁気ストライプの読取り及び磁気ス
トライプへの書き込みを行う磁気ストライプリ−ド/ラ
イト部16と、頁マ−ク及び印字行を読み取る頁/行読
取りセンサ17と、印字ヘッド10と、印字ヘッド10
に対向して配置されたプラテン11と、通帳の頁をめく
る頁めくり機構18とが設けられている。
【0015】なお、図2に示すように、印字ヘッド10
は、キャリッジ13に取り付けられており、キャリッジ
13は搬送路5、6に渡って設けられたシャフト22に
沿って移動可能となっている。そして、キャリッジ13
に取り付けられているベルト12がモ−タ14の駆動に
より回転することにより、矢印A−B方向に印字ヘッド
10が移動可能となっている。そして、上記構成によ
り、印字ヘッド10は搬送路5と搬送路6の両方に渡っ
て移動可能となっている。
【0016】また、通帳伝票プリンタ2は図1に示す支
点42を中心として上蓋2aが矢印I−J方向に回動可
能となっているので、もし、通帳伝票プリンタ2内で媒
体ジャムが発生してしまった場合、図示せぬインクリボ
ンを交換する場合等、通帳伝票プリンタ2内部の作業を
行いたい場合には、上蓋2aを支点42を中心として回
動して開く。
【0017】次に上記構成による通帳2及び伝票4の処
理動作について説明する。通帳2と伝票4を並行して印
字を行う場合、まず、オペレ−タが上位装置により処理
内容を入力すると、図示せぬ通信手段により、処理内容
と印字すべきデ−タが受信され、印字デ−タが図示せぬ
印字デ−タ記憶部に記憶される。
【0018】初めに通帳の処理を行う場合、図4におい
て、オペレ−タが通帳を開いて媒体セットステ−ジ20
にセットして挿入排出口4から通帳伝票プリンタ2内に
挿入する。オペレ−タにより挿入排出口4から通帳が挿
入されると、ロ−ラ対15により通帳は磁気ストライプ
リ−ド/ライト部16まで搬送され、通帳に設けられて
いる磁気ストライプのデ−タが磁気ヘッドにより読み取
られて、通帳の種類や所有者の口座デ−タ等の確認が行
われる。
【0019】次にロ−ラ対15により通帳が頁/行読取
りセンサ17の位置まで搬送される。そして、頁/行読
取りセンサ17により、開かれている頁にバ−コ−ド等
で示されている頁マ−クが読取られ、更に、その頁の何
行目まで印字されているかが読み取られる。これによ
り、現在通帳の何頁が開かれているか、また何行目まで
印字済みかが確認され、次の印字を何行目から行えばよ
いかが確認される。
【0020】次にロ−ラ対15により通帳が印字ヘッド
10とプラテン11との間まで搬送される。そして、通
帳の印字を開始すべき行が印字ヘッド10と対向する位
置に位置付けられると、モ−タ14の駆動によりベルト
12が回転し、通帳の搬送方向と直交する方向に印字ヘ
ッド10がスペ−ス動作して、予め上位装置より送られ
てきて印字デ−タ記憶部に記憶されている印字デ−タが
インクリボンを介して通帳に順次印字される。
【0021】その後、印字が終了したならば、ロ−ラ対
15により磁気ストライプリ−ド/ライト部16まで送
り戻される。そして、磁気ストライプリ−ド/ライト部
16の磁気ヘッドにより磁気ストライプの所要のデ−タ
等が更新される。そして、ロ−ラ対15により通帳は挿
入排出口4まで搬送されてオペレ−タに返却される。な
お、通帳の印字が終了した行がその頁の最終行であった
場合、ロ−ラ対15により通帳は頁めくり機構18まで
搬送されて頁めくりが行われる。その後、ロ−ラ対15
により頁/行読取りセンサ17まで送り戻されて、めく
られた頁にバ−コ−ド等で示されている頁マ−クが読み
取られる。そして、正しい頁がめくられている場合は、
ロ−ラ対15により通帳は印字ヘッド10とプラテン1
1との間まで搬送され、残りの印字が行われる。
【0022】通帳への印字が終了して、通帳が磁気スト
ライプリード/ライト部16へ送り戻されると、伝票の
処理が開始される。図3において、オペレータが伝票を
媒体セットステージ19にセットして挿入排出口3から
伝票通帳プリンタ2内に挿入すると、伝票はローラ対8
により光学式文字読取り装置9まで搬送されて、伝票に
記載されている文字が読み取られる。次に、ローラ対8
により印字ヘッド10とプラテン11との間まで搬送さ
れる。そして、伝票の印字を開始すべき行が印字ヘッド
10と対向する位置に位置付けられると、モータ14の
駆動により、ベルト12が回転し、印字ヘッド10が伝
票の搬送方向と直交する方向にスペース動作して、予め
上位装置より送られてきて印字データ記憶部に記憶され
ている印字データがインクリボンを介して伝票に順次印
字される。
【0023】その後、印字が終了したならば、ローラ対
8により伝票が挿入排出口3まで搬送されてオペレータ
に返却され、伝票処理は終了となる。
【0024】また、証書への印字を行う場合には、証書
を媒体セットステ−ジ20にセットして挿入排出口4か
ら伝票通帳プリンタ2内へ挿入する。そして、証書に磁
気ストライプが設けられている場合には、証書は磁気ス
トライプリ−ド/ライト部16に搬送され、磁気ストラ
イプのデ−タが磁気ヘッドにより読み取られ、その後、
印字ヘッド10とプラテン11との間に搬送される。そ
して、予め上位装置より送られてきて印字デ−タ記憶部
に記憶されている印字デ−タがインクリボンを介して証
書に順次印字される。その後、印字が終了したならば、
証書は挿入排出口4まで搬送されてオペレ−タに返却さ
れる。
【0025】なお、通帳、伝票、証書の処理が全て終了
するまで、上記処理動作を繰り返し行う。
【0026】上記第1実施例によれば、伝票の処理を行
う機能を有する搬送路5と、通帳及び証書の処理を行う
機能を有する搬送路6とが並んで配置され、搬送路5と
搬送路6が机面1aに対して下方に傾いているので、通
帳伝票プリンタ2の奥行きCを短くすることができ、ま
た、搬送路5と搬送路6の両方に渡って印字ヘッド10
を移動可能としたことにより、それぞれの搬送路5、6
に印字ヘッドを設けるよりも、幅Dを狭くすることがで
きる。その結果、机1の作業スペ−ス(机面1aの部
分)を従来よりも拡大することができる。
【0027】なお、搬送路5、6の向きを机面1aに対
してほぼ直交する方向とし、挿入排出口3、4も机面1
aに対して直交する方向にして、媒体を机面1aに対し
て直交する方向に挿入及び排出するようにすると、搬送
路5、6を傾けるよりも、作業スペ−ス7を拡大するこ
とができる。しかし、通帳は厚みがあるので問題ない
が、伝票は薄く、腰が弱いので、撓む伝票を真っ直ぐに
しながら、挿入排出口3から挿入して搬送路5にセット
することになるので、伝票の挿入方向先端部の位置決め
が上手くできず、挿入方向先端部が斜めの状態で搬送路
5を搬送されてしまう場合がある。
【0028】しかし、本実施例では、机面1aに対して
水平な状態で、伝票を媒体セットステ−ジ19上に置
き、媒体突き当てガイド21に沿わせて押して搬送路4
にセットすればいいので、挿入方向先端部の位置決めを
簡単に、且つ正確に行うことができる。
【0029】更に、挿入排出口3、4から搬送路5、6
の印字終了後の媒体搬送位置Hまでがほぼ直線となって
いるので、媒体を挿入排出口3、4から挿入して、搬送
路5、6にセットする際に、媒体が極端に屈折すること
がないので、媒体セット性がよい。
【0030】第2実施例 次に本発明の第2実施例について図面を参照しながら説
明する。なお、上記第1実施例と同様な部分には同一符
号を付してその説明は省略する。図5は第2実施例の通
帳伝票プリンタと机を示す斜視図である。この第2実施
例において、上記第1実施例と異なる点は、媒体セット
ステ−ジを、異物落下用の小孔25が形成された媒体セ
ットステ−ジ23、24とし、小孔25からの落下物を
集積する取り外し自在な集積トレイ26、27を設けた
点である。
【0031】詳しくは、図5に示すように、通帳伝票プ
リンタ2の挿入排出口3、4には、媒体セットステ−ジ
23、24が設けられており、この媒体セットステ−ジ
23、24には、それぞれ異物落下用の小孔25が形成
されている。そして、媒体セットステ−ジ23、24の
下部には、小孔25からの落下物を集積し、2点鎖線で
示す方向に取り外し自在な集積トレイ26、27が設け
られている。そして、小孔25から異物が集積トレイ2
6、27に落下することにより、異物が通帳伝票プリン
タ2内部に入ってしまうことを防止している。
【0032】また、引出し28、29と引き出し28、
29に対応する机面1aの部分(以下引出し部43とす
る)は図示せぬロックレバ−を操作することにより、机
1から引き出し可能となっている。そして、引出し部4
3を引き出すことにより、集積トレイ26、27を矢印
E方向に取り出すことが可能となる。
【0033】次に上記構成における異物トレイ26、2
7取り出し手順について説明する。まず、異物トレイ2
6、27を取り出す前に、図示せぬロックレバ−を操作
して、引出し部43と机1とのロックを解除する。そし
て、引出し部43を矢印E方向にスライドさせて、通帳
伝票プリンタ2と引出し部43との間に空間を設ける。
この状態で、異物トレイ26、27は矢印E方向にスラ
イド可能となるので、通帳伝票プリンタ2から異物トレ
イ26、27を取り出して、異物を取り除く。
【0034】上記第2実施例によれば、異物落下用の小
孔25を形成した媒体セットステ−ジ23、24と、小
孔25からの落下物を集積する取り外し自在な集積トレ
イ26、27を設けたことにより、異物が通帳伝票プリ
ンタ2内部に入ってしまうことがなくなる。その結果、
搬送路5、6の途中で異物が引っ掛かってしまうことが
なくなり、異物による故障や媒体ジャムが発生しない。
【0035】また、媒体セットステ−ジ23、24に異
物落下用の小孔25を設けただけなので、媒体セットス
テ−ジ23、24への媒体セット方法は上記第1実施例
と同じとなる。
【0036】従って、媒体を挿入排出口3、4から挿入
して、搬送路5、6にセットする際の媒体セット性を損
なわずに、異物が通帳伝票プリンタ2内部に入ってしま
うことを防止することができる。
【0037】なお、小孔25の形状を円形とせずに細長
くすれば、細長い異物が通帳伝票プリンタ2内部に入っ
てしまうことを防止することができる。
【0038】また、上記実施例では異物トレイ26、2
7を通帳伝票プリンタ2内に設けたが、引出し28、2
9の奥に取り付ければ、引出し部43をずらすことな
く、引出し28、29を引き出すだけで、異物トレイ2
6、27を引出すことが可能となる。
【0039】第3実施例 次に本発明の第3実施例について図面を参照しながら説
明する。なお、上記第1実施例と同様な部分には同一符
号を付してその説明は省略する。図6は第3実施例の通
帳伝票プリンタの構造を示す説明図である。この第3実
施例において、上記第1、第2実施例と異なる点は、挿
入排出口3、4の近傍の搬送路5、6のそれぞれ1箇所
ずつに媒体を検知する検知センサ31を設け、また、印
字終了後、媒体の排出時の先端が検知センサ31を通過
した後に一定時間経つと、媒体の搬送を停止する制御部
32を設けた点である。
【0040】詳しくは、図6に示すように、通帳伝票プ
リンタ2内部には、ソレノイド33、34が設けられて
おり、このソレノイド33、34のコア35、36に
は、ローラ対15の一方のローラ15aが、図示せぬリ
ンク機構を介して接続されている。そして、ソレノイド
33、34に通電が行われると、コア35、36が矢印
F方向に移動し、図示せぬリンク機構を介してローラ1
5aが他方のローラ15bに圧接されるようになってい
る。
【0041】通帳伝票プリンタ2内部にはまた、通帳伝
票プリンタ2を制御する制御部32と、モ−タ37が設
けられており、モ−タ37とロ−ラ15aは、図示せぬ
ベルトを介して接続されており、モ−タ37が駆動され
ると、ロ−ラ15a、15bが回転するようになってい
る。
【0042】また、搬送路6には媒体の有無を検知する
検知センサ31が設けられており、挿入排出口4の一番
近くに設置されたロ−ラ15aには、媒体抜き出し検知
手段38が接続されている。
【0043】次に上記構成における第3実施例の通帳伝
票プリンタ2の制御系について説明する。図7は第3実
施例の制御系を示すブロック図である。図7において、
制御部32には、検知センサ31と、媒体抜き出し検知
手段38と、ソレノイド33、34と、モ−タ37とが
接続されている。
【0044】なお、ロ−ラ15aがロ−ラ15bに圧接
している状態で、オペレ−タが媒体を挿入排出口4から
抜こうとして、媒体を引っ張ると、挿入排出口4の一番
近くに設置されたロ−ラ15aが空回りをするが、この
空回りの回数を媒体抜き出し検知手段38が検出し、空
回りが所定回数以上の場合、媒体抜き出し検知手段38
から制御部32に信号が送られ、制御部32がソレノイ
ド33、34への通電を停止して、ロ−ラ15aとロ−
ラ15bとの圧接を解放するようになっている。
【0045】また、伝票処理部40側にも、上記通帳証
書処理部41側と同様に、モ−タ37と、ソレノイド3
3、34と、検知センサ31と、媒体抜き出し検知手段
38とが設けられており、それらは全て制御部32と接
続されている。そして、通帳処理部41側と同様の処理
を行うように設定されている。
【0046】次に上記構成による通帳の処理動作につい
て図6、図7を参照して、図8のフロ−チャ−トに従っ
て説明する。図8は第3実施例の処理動作を示すフロ−
チャ−である。なお、通帳の通常の処理動作については
第1実施例にて説明しているので、本実施例において
は、挿入と排出についてのみ説明する。ステップS1
で、オペレ−タにより挿入排出口4から通帳が通帳伝票
プリンタ2内に挿入され、検知センサ31が通帳の挿入
時先端を検知すると、ステップS2で制御部32は、ソ
レノイド33、34に通電を行い、コア35、36を矢
印F方向に移動して、ロ−ラ15aをロ−ラ15bに圧
接させる。ステップS3で制御部32は、モ−タ37を
駆動してベルトを介してロ−ラ対15を回転して、通帳
を磁気ストライプリ−ド/ライト部16、頁/行読取り
センサ17の位置まで搬送し、所定の処理を行う。更
に、ロ−ラ対15を回転させ、通帳を印字ヘッド10と
プラテン11との間まで搬送する。(このとき、通帳は
すでに検知センサ31を通過しているので、検知センサ
31はオフの状態となっている。) ステップS4で制御部32は、予め上位装置より送られ
てきて印字デ−タ記憶部に記憶されている印字デ−タを
インクリボンを介して通帳に順次印字する。
【0047】ステップS5で制御部32は、ローラ対1
5を回転し、磁気ストライプリード/ライト部16まで
送り戻し、所定の処理を行い、再びローラ対15を回転
し、通帳を挿入排出口4方向へ搬送する。ステップS6
で制御部32は、検知センサ31が、通帳の排出時の先
端を検知すると、ステップS7で制御部32は、一定時
間モータ37を回転し、所定距離通帳を搬送した時点で
モータ37の駆動を停止する。なお、この時点で、通帳
の排出時先端は一定量、すでに挿入排出口4から通帳伝
票プリンタ2外に突出している。
【0048】オペレータが通帳を通帳伝票プリンタ2外
に取り出そうとすると、通帳の排出時後端は、まだ挿入
排出口4の一番近くに設置されたローラ対15に挟持さ
れているので、このローラ対15のローラ15aは空回
りする。ステップS8で制御部32は、媒体抜き出し検
知手段38が、所定回数以上の空回りを検出すると、ス
テップS9で制御部32は、ソレノイド33、34への
通電を停止して、ローラ15aとローラ15bとの圧接
を解放する。ステップS10で、オペレータが通帳を通
帳伝票プリンタ2外に取り出して、処理は終了となる。
【0049】なお、伝票や証書の処理の場合でも、媒体
の挿入排出口3、4からの飛出し防止として、上記同様
の媒体飛び出し防止動作を行うようになっている。
【0050】上記第3実施例によれば、挿入排出口3、
4の近傍の搬送路5、6にそれぞれ検知センサ31と、
印字終了後、媒体の排出時の先端が検知センサ31を通
過した後に一定時間経つと、媒体の搬送を停止する制御
部32とを設けたことにより、媒体の排出時の先端が一
定量だけ挿入排出口4から通帳伝票プリンタ2外に突出
している位置で媒体の搬送が停止されるので、媒体排出
時に、作業スペ−ス(机面1a)へ媒体が飛出すこと防
止することができる。
【0051】その結果、媒体が大幅に机面1aに飛出し
てくることがないので、作業スペ−スでの作業に全く支
障のない媒体排出を行うことができる。
【0052】また、媒体抜き出し検知手段38を設け、
媒体の抜き出しを検知することにより、ロ−ラ15aと
ロ−ラ15bとの圧接を解放し、ロ−ラ間に空間を設け
るようにしたので、媒体を破損させずに、無理なく媒体
を抜き出すことができる。
【0053】第4実施例 次に本発明の第4実施例について図面を参照しながら説
明する。なお、上記第1、第2、第3実施例と同様な部
分には同一符号を付してその説明は省略する。図9は第
4実施例の通帳伝票プリンタの組み込まれた机を示す斜
視図である。この第4実施例において、上記第1、第
2、第3実施例と異なる点は、挿入排出口3、4と机面
1aとの間に段差Gを設け、挿入排出口3、4が机面1
aよりも突出している点である。
【0054】詳しくは、図9において、机1の作業スペ
−ス(机面1a)には、幅広キ−ボ−ド39が設置され
ている。この作業スペ−スとなっている机面1aから幅
広キ−ボ−ド39までの高さHよりも高い位置に媒体セ
ットステ−ジ19、20及び挿入排出口3、4が位置付
けられるように、段差Gが設けられている。
【0055】通帳や伝票を処理する際には、幅広キ−ボ
−ド39越しに媒体セットステ−ジ19、20に通帳や
伝票をセットして、挿入排出口3及び挿入排出口4から
通帳や伝票を挿入し、排出時には、幅広キ−ボ−ド39
越しに挿入排出口3及び挿入排出口4から通帳や伝票を
取り出す。
【0056】なお、通帳や伝票の処理動作は上記実施例
と同様なので、説明は省略する。上記第4実施例によれ
ば、挿入排出口3、4と机面1aとの間に段差Gが設け
られ、挿入排出口3、4が机面1aよりも突出している
ので、机面1aに幅広キ−ボ−ド39を設置しても、媒
体を通帳伝票プリンタ2内に挿入及び排出する際に、幅
広キ−ボ−ド39が邪魔にならないので、媒体セット性
がよい。
【0057】また、幅広キ−ボ−ド39の設置位置が限
定されることがなくなるので、オペレ−タの望む位置に
幅広キ−ボ−ド39を設置することができる。
【0058】第5実施例 次に本発明の第5実施例について説明する。なお、上記
第1、第2、第3、第4実施例と異なる部分のみ説明す
る。上記第1、第2、第3、第4実施例では、印字手段
である印字ヘッド10を搬送路5と搬送路6の両方の搬
送路に共通に設け、印字ヘッド10は搬送路5と搬送路
6の両方に渡って移動可能となっているが、この第5実
施例においては、各搬送路に各々独立に印字手段を設け
る。
【0059】その結果、印字手段を各々独立に制御でき
るので、印字時間を短縮することができる。
【0060】第6実施例 次に本発明の第6実施例について説明する。なお、上記
第1、第2、第3、第4、第5実施例と異なる部分のみ
説明する。上記第1、第2、第3、第4、第5実施例で
は、挿入排出口3、4が机面1aに沿って左右に並置さ
れているが、第6実施例においては、複数の挿入排出口
を机面に沿って、机面の左端または右端に前後に並置す
る。
【0061】その結果、机面の中央部において、縦方向
の作業スペ−スを確保することができる。
【0062】なお、第6実施例では、各搬送路に各々独
立に印字手段を設けてもよい。
【0063】また、特公平2−58665号に示されて
いるように、印字手段を共通とし、印字媒体毎に設けら
れた各搬送路を合流させ、合流先に第3の搬送路を設
け、この第3の搬送路上に前記共通の印字手段を設ける
構成としてもよい。
【0064】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載される効果を奏する。机面に沿っ
て並置され、媒体の種類に応じて複数設けられた挿入排
出口と、上記挿入排出口にそれぞれ接続され、上記机面
に対して下方に傾いている複数の搬送路と、上記各搬送
路を搬送される媒体に印字を行う印字手段と、上記挿入
排出口近傍の搬送路に設けられ、上記媒体の有無を検知
する検知センサと、上記搬送路上に設けられ、上記媒体
を圧接挟持して搬送する媒体搬送ローラ対と、上記媒体
搬送ローラ対により圧接挟持されている上記媒体が装置
外から引っ張られ上記媒体搬送ローラ対の一方のローラ
が空回りすると、該空回りの回数を検出し、該空回りが
所定回数以上となると信号を送出する媒体抜き出し検知
手段と、印字終了後、上記媒体の排出時の先端が上記検
知センサを通過した後に上記挿入排出口から一定量突出
した状態で上記媒体の搬送を停止し、上記媒体が装置外
から引っ張られ上記媒体搬送ローラ対の一方のローラが
所定回数以上空回りしたことを示す信号を上記媒体抜き
出し検知手段から受けると、上記媒体搬送ローラ対の圧
接を解放する制御部とを設けたことにより、プリンタの
奥行きを小さくすることができる。
【0065】その結果、作業スペースを拡大することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の机組み込み式通帳伝
票プリンタと机を示す斜視図である。
【図2】第1実施例の通帳伝票プリンタの印字部の構造
を示す説明図である。
【図3】第1実施例の伝票処理部の構造を示す説明図で
ある。
【図4】第1実施例の通帳証書処理部の構造を示す説明
図である。
【図5】第2実施例の通帳伝票プリンタと机を示す斜視
図である。
【図6】第3実施例の通帳伝票プリンタの構造を示す説
明図である。
【図7】第3実施例の制御系を示すブロック図である。
【図8】第3実施例の処理動作を示すフロ−チャ−トで
ある。
【図9】第4実施例の通帳伝票プリンタの組み込まれた
机を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 机 2 机組み込み式通帳伝票プリンタ 3 挿入排出口 4 挿入排出口 5 搬送路 6 搬送路 10 印字ヘッド 23 媒体セットステ−ジ 24 媒体セットステ−ジ 25 小孔 26 集積トレイ 27 集積トレイ 31 検知センサ 32 制御部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−130833(JP,A) 特開 昭62−171859(JP,A) 特開 平1−121913(JP,A) 特開 平5−24318(JP,A) 実開 昭61−60379(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 29/00 B41J 11/48 B41J 13/26 B41J 29/06 B65H 5/36

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机に組み込まれ、挿入された複数種の媒
    体に印字を行い、排出する机組み込み式プリンタにおい
    て、 机面に沿って並置され、媒体の種類に応じて複数設けら
    れた挿入排出口と、 上記挿入排出口にそれぞれ接続され、上記机面に対して
    下方に傾いている複数の搬送路と、 上記各搬送路を搬送される媒体に印字を行う印字手段
    と、 上記挿入排出口近傍の搬送路に設けられ、上記媒体の有
    無を検知する検知センサと、 上記搬送路上に設けられ、上記媒体を圧接挟持して搬送
    する媒体搬送ローラ対と、 上記媒体搬送ローラ対により圧接挟持されている上記媒
    体が装置外から引っ張られ上記媒体搬送ローラ対の一方
    のローラが空回りすると、該空回りの回数を検出し、該
    空回りが所定回数以上となると信号を送出する媒体抜き
    出し検知手段と、 印字終了後、上記媒体の排出時の先端が上記検知センサ
    を通過した後に上記挿入排出口から一定量突出した状態
    で上記媒体の搬送を停止し、上記媒体が装置外から引っ
    張られ上記媒体搬送ローラ対の一方のローラが所定回数
    以上空回りしたことを示す信号を上記媒体抜き出し検知
    手段から受けると、上記媒体搬送ローラ対の圧接を解放
    する制御部とを設けたことを特徴とする机組み込み式プ
    リンタ。
  2. 【請求項2】 机面に設けられた挿入排出口に接続さ
    れ、上記机面に対して下方に傾いている搬送路上に設け
    られた媒体搬送ローラ対により、印字終了後の媒体を圧
    接挟持しつつ、上記搬送路に沿って上記挿入排出口へ搬
    送し、上記媒体の排出時の先端が上記挿入排出口から一
    定量突出した状態で上記媒体の搬送を停止し、その後、
    上記媒体が装置外から引っ張られ上記媒体搬送ローラ対
    の一方のローラが所定回数以上空回りしたことを検出す
    ると、上記媒体搬送ローラ対の圧接を解放することを特
    徴とする机組み込み式プリンタにおける媒体搬送方法。
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