JPH01154300A - 通帳発行機能を有する通帳印字装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 新規通帳を予め待機部へ送り出しておいて、発行時に繰
り出し及び搬送時間を節約することができる通帳印字装
置に関し、 新規通帳の発行処理時間を短縮することができる通帳印
字装置を提供することを目的とし、未使用通帳を収容す
る新規通帳収容部と、挿入口から挿入された通帳及び新
規通帳収容部から送り出された未使用通帳を搬送する搬
送路と、搬送路上に設けられたプリンタ部とを備え、挿
入された通帳をプリンタ部へ搬送して取引データを印字
し、印字満了時に新規通帳収容部から未使用通帳を繰出
してプリンタ部で所定の印字を行って発行する通帳印字
装置であって、新規通帳収容部及びプリンタ部の間の搬
送路上で印字満了になった通帳の搬送を妨げない位置に
、新規通帳収容部から送り出された未使用通帳を待機さ
せる待機部を備え、通帳の印字が終了する以前に、新規
通帳収容部から未使用通帳を送り出して待機部に待機せ
しめる構成とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、金融機関等で使用される通帳発行機能を有す
る通帳印字装置に係り、特に新規通帳を予め待機部へ送
り出しておいて、発行時に繰出し及び搬送時間を節約す
ることができる通帳印字装置に関するものである。

近来、コンピュータバンキングシステムの一環として自
動預金機（Ａｕ　ｔｏ−Ｄｅｐｏｓ　ｉ　ｔ　：以下Ａ
Ｄという）。

自動預金払出兼用ａ（＾ｕｔｏｍａｔｉｃ　Ｔｅ１ｌｅ
ｒ　Ｍａｃｈｉｎｅ：以下ＡＴＭという）等の自動取引
装置、及び窓口でテラーによって操作される記帳機が広
く使用されている。またこれらの装置には通帳印字満了
時等に新規通帳に所定の印字を行って発行する通帳発行
機能を備えたものも実用化されている。

このような通帳発行機能を備えた装置では、通帳収容部
から新規通帳を繰り出し、プリンタ部へ搬送して印字し
てから発行するので時間が掛かるため、処理時間を短縮
する方法が望まれている。

〔従来の技術〕

第４図は通帳発行機能を有する記帳機の内部側面図を示
し、通常の記帳処理を行うと共に、口座新設時、及び使
用中の通帳１ａが記帳満了時に、収容している新規通帳
１０ａに、口座番号、顧客氏名。

及び残高（記帳満了時には未記入データ）等の印字を行
って発行する。

図において、２は挿入０．３ａ、３ｂは搬送路、４は磁
気ストライプ（以下ＭＳという）のリードライト（以下
Ｒ／Ｗという）部、５ａはプリンタ部、６はページ１壱
り部、　７ａ〜７ｄは種類別に新規通帳１０ａが閉じて
収容され繰出し機構７０ａ〜７０ｄを備えた通帳収容部
、Ｓｌ、Ｓ２は通帳ｆａ＋及び新規通帳１０ａの先端／
後端を検出するセンサ、　Ｓ３は通帳先端近くのページ
バーコードを読取る読取センサを示す。

繰出しａ　ｆ！　７０　ａ〜７０ｄは通帳収容部７ａ〜
７ｄから新規通帳１０ａを繰り出す時に、繰り出し位置
まで押上げられた新規通帳１０ａを繰り出すように構成
されている。

また搬送路３ａ、３ｂの要所には通帳１ａ及び新規通帳
１０ａを搬送する送りローラ、ゲート及び通帳１ａ及び
新規通帳１０ａの位置を検出する図示省略したセンサが
設けられている。

従ってテラーが通帳１ａを開いて挿入口２から挿入する
と、センサＳ１が先端を検出して通帳１ａは搬送路３ａ
を矢印Ａ方向に搬送されて、Ｒ／Ｗ部４でＭＳから顧客
データが読み取られて、図示省略したコンピュータセン
タと交信して、読取センサｓ３によるページバーコード
の確認とセンサｓ２による先端検出により印字可能行を
セットしてプリンタ部５ａで記帳される。

記帳が次のページに亙る時は、ページ捲り部６へ送られ
てページ捲りされ、ページバーコードを確認後再びプリ
ンタ部５ａで印字され、Ｒ／Ｗ部４でＭＳの残高更新を
して矢印Ｂ方向に挿入口２へ送出される。

また記帳によって通帳１ａが印字満了になった時は、通
帳１ａを挿入口２へ送出させてから、新規通帳１０’ａ
を発行する。即ち、通帳１ａと同じ科目の新規通帳１０
ａを通帳収容部７８〜７ｄのいずれかがら繰り出し、搬
送路３ｂを送ってプリンタ部５ａで表紙に口座番号、顧
客氏名等の所定の印字を行った後、ページ捲り部６へ送
って表紙捲り／ページ捲りし、表紙裏や通常印字ページ
に夫々プリンタ部５ａで必要な印字を行ってからＲ／Ｗ
部４でＭＳに残高記録して送出する。

上記印字満了になった時に、直ちに通帳１ａを送出せず
に、例えばプリンタ部５ａの後方に設けた退避部に退避
させておいて、新規通帳１０ａを発行する時に同時に送
出させる装置もある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来方法によれば、通帳が印字満了になってから新
規通帳の発行動作を開始しており、新規通帳の繰出しに
時間が掛かるばかりでなく、一般に通帳収容部からの搬
送路が長いため、プリンタ部まで搬送する時間が掛かり
、通常の印字処理時間に比べて新規通帳が発行されるま
での処理時間が著しく長（なり、従って顧客の待ち時間
が長（なるという問題点がある。

本発明は、新規通帳の発行処理時間を短縮することがで
きる通帳印字装置を提供することを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理構成図である。図において、１は
通帳、３は搬送路、５はプリンタ部、７は未使用通帳１
０を収容するｊ７ｒ規通帳収容部、８は新規通帳収容部
７及びプリンタ部５の間の搬送路３上で印字満了の通帳
１の搬送を妨げない位置に設けられ、新規通帳収容部７
から送り出された未使用通帳１０を待機させる待機部で
ある。

従って挿入口から挿入された通帳ｌの印字が終了する以
前に、新規通帳収容部７から未使用通帳１０を送り出し
て待機部８に待機させるように構成されている。

〔作用〕

挿入口から挿入された通帳１が印字されている間に、新
規通帳収容部７から未使用通帳１０を送り出して待機部
８まで搬送して、待機部８で待機させておき、通帳１が
印字満了になった時に、通帳１がプリンタ部５から送り
出されたら、直ちに未使用通帳１０を待機部８からプリ
ンタ部５へ搬送することにより、未使用通帳１０の新規
通帳収容部７からの送り出し及び搬送時間を節約するこ
とができ、未使用通帳１０の発行処理時間を短縮するこ
とができる。。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第２図及び第３図を参照して
説明する。企図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

第２図で第１図に対応するものは１点鎖線で囲んで示し
ている。

第２図（ａ）は記帳機構の側面図で、図に示すように、
通帳収容部７０〜７ｈは未使用通帳１０ａを閉じて収容
すると共に、繰出し／収納機構７１ａ〜７１ｄを備えて
いる。

通帳収容部７８〜７ｈとプリンタ部５ａの間の搬送路３
ｂ上のプリンタ部５ａに近い位置を待機位’ｌ１８ａと
する。

°また第２図（ｂ）は（ａ）の要部制御ブロック図で、
図において、搬送機構１１は、搬送路３ａ、３ｂに配置
された送りローラ１通帳収容部７ｅ〜７１＋の繰出し／
収納機構７１８〜７１ｄを一括して示す。

搬送制御部１２は、搬送機構１１を制御して通帳１ａの
移送、及び新規通帳１０ａの通帳収容部７０〜７ｈから
の繰出し／収納及び搬送を遂行させる。

媒体種類判断部１３は、Ｒ／Ｗ部４で通帳１ａのＭＳか
ら読取った科目データ及び読取センサＳ３によって最終
印字ページが読取られた確認信号に基いて、新規発行す
べき同種類の通帳１０ａを指定する。

通帳発行制御部１４は、媒体種類判断部１３で指定され
た種類の通帳１０ａの通帳収容部７０〜７ｈのいずれか
からの繰り出し、搬送路３ｂの搬送、待機位置８ａでの
待機を搬送制御部１２に指令し、また通帳１ａが印字満
了になった時に待機位１１８ａに待機していた新規通帳
１０ａの発行動作を制御し、印字満了にならなかった時
に待機位１８ａに待機している新規通帳１０ａを元の通
帳収容部７０〜７ｈのいずれかへの返送収納を搬送制御
部１２に指令する。

また９は主制御部を示す。

このような（ｊ！成及び機能を有するので、第３図のフ
ローチャートにより作用を説明する。

■まず、通帳１ａを挿入口２に挿入すると、センサＳｌ
が先端を検出して通帳１ａは搬送路３ａを矢印Ａ方向に
搬送されて、Ｒ／Ｗ部４にセットされる。

０ＭＳデータが読み取られて、科目データは媒体種類判
断部１３へ送られる。

０次に読取センサＳ３によりベージバー°コードが読み
改られてページがｌ＋Ｉ認される。

■最終ページが確認された時は確認信号が媒体種類判断
部１３へ送られる。

■媒体種類判断部１３で通帳１ａの種類を判断し、印字
満了になった時に発行すべき新規通帳１０ａの種・類を
決定する。

■媒体種類判断部１３から決定した新規通帳１０ａ゛の
種類を通帳発行制御部１４へ通知する。

■新規通帳発行制御部１４は指定された種類の新規通帳
１０ａの繰出しを搬送制御部１２に指令する。

■ｍ送送制御１２は搬送機構１１を制御して通帳収容部
７８〜７ｈのいずれかから指定種類の新規通帳１０ａを
繰り出し、待機位置８ａまで搬送して待機させる。

■一方、■以降のフローに並行して通帳１ａは印字可能
行がプリンタ部５ａにセットされて取引データが印字さ
れる。

［相］そのページ内で印字が終了した時、即ち、印字満
了にならなかった時は、通ｆＩ３１ａはＲ／Ｗ部４でＭ
Ｓに残高更新されて矢印Ｂ方向に挿入口２へ送出され、
これと並行して印字終了が通帳発行制御部１４へ通知さ
れて搬送制御部１２に指令が出て、待機位置８ａに待機
中の新規通帳１０ａは搬送機構１１の逆方向移送によっ
て搬送路３ｂを戻って繰り出された通帳収容部７ｅ〜７
ｈのいずれかへ収納される。

■印字満了になった時は、搬送制御部１２に通知されて
通帳１ａが挿入口２へ送出されると共に、通帳発行制御
部１４へ印字満了が通知されて搬送制御部１２に指令が
出て、新規通帳１０ａを待機位置８ａからプリンタ部５
ａに送られる。

■プリンタ部５ａで表紙に口座番号、顧客氏名等の印字
を行った後、ページ捲り部６でページ捲りされてプリン
タ部５ａにセットされて繰越し印字が行われ、Ｒ／Ｗ部
４でＭＳに残高記録して挿入口２へ送出する。

このようにして、通＠１ａへの印字が終了するまでに、
新規通帳１０ａを繰り出してプリンタ部５ａに近い待機
位置８ａに待機させておくことによって、印字満了によ
り新規通帳１０ａの発行が必要になった時に、直ちに待
機位Ｂ！８ａからプリンタ部５ａへ送り出すことができ
るので、新規通帳発行の処理時間を短縮することができ
る。

上記例では、通帳の印字可能ページが最終ページを確認
した時に、新規通帳を繰り出して待機させる場合を説明
したが、通帳が挿入される都度、新規ａ帳を繰り出して
待機させる方法としても良く、この場合には制御が簡単
になる。

また、最終ページの印字可能行の残り行数を設定して、
その行数を挿入時に確認した時、或いは印字中にその行
数に達した時に、新規通帳を繰り出し°ζ印字終了まで
待機させる方法としても良（、この場合は繰り出した新
規通帳を再び通帳収容部へ収納する頻度が減少して効率
が良くなる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、使用中の通帳が印
字満了になった時の新規通帳発行の処理時間を短縮する
ことができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理構成図、 第２図は本発明による実施例を示す構成図、第３図は実
施例のフローチャート、 第４図は本発明が適用される記帳機の内部側面図である
。 図において、 １、ｌａは通帳、　　　　　３，３ａｓ３ｂは搬送路、
５．５ａはプリンタ部、　　７は新規通帳収容部、７８
〜７ｈは通帳収容部、　８は待機部、８ａは待機位置、
　　　　１０は未使用通帳、１０ａは新規通帳、　　　
１３は媒体種類判断部、１４は通帳発行制御部を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の取引種類の通帳（１）が夫々挿入される挿
   入口と、 未使用通帳（１０）を収容する新規通帳収容部（７）と
   、 該挿入口から挿入された通帳（１）及び該新規通帳収容
   部（７）から送り出された未使用通帳（１０）を搬送す
   る搬送路（３）と、 該搬送路（３）上に設けられたプリンタ部（５）とを備
   え、 該挿入口から挿入された通帳（１）を該プリンタ部（５
   ）へ搬送して取引データを印字し、該通帳（１）の印字
   満了時に該新規通帳収容部（７）から該未使用通帳（１
   ０）を繰出して該プリンタ部（５）で所定の印字を行っ
   て発行する通帳印字装置であって、前記新規通帳収容部
   （７）及び前記プリンタ部（５）の間の搬送路（３）上
   で前記印字満了になった通帳（１）の搬送を妨げない位
   置に、新規通帳収容部（７）から送り出された未使用通
   帳（１０）を待機させる待機部（８）を備え、 前記挿入口から挿入された通帳（１）の印字が終了する
   以前に、該新規通帳収容部（７）から未使用通帳（１０
   ）を送り出して該待機部（８）に待機せしめることを特
   徴とする通帳発行機能を有する通帳印字装置。
2. （２）前記挿入口から挿入された通帳（１）の印字可能
   ページが最終印字ページであることを確認した時に、新
   規通帳収容部（７）から未使用通帳（１０）を送り出す
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の通帳発
   行機能を有する通帳印字装置。