JP3794170B2 - 印字装置の紙送り制御方法 - Google Patents

印字装置の紙送り制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気文字読み取り機能を備えた印字装置の制御に関し、特に、チェック紙に対する磁気記録文字の読み取り及び印字を連続して行うことができる印字装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
スーパーその他の小売店において、パーソナルチェックその他の小切手(以下、チェック紙という)を用いて決済が行われることがある。このようなチェック紙の決済時における取り扱いにおいては、そのチェック紙が真正のものであるかの照会、買い物客の認証番号や使用金額の裏書き、及び店名、日付等の表書きが必要になる。
【0003】
従来のキャッシュレジスタに代わるPOS/ECR等のオンライン端末においては、近年、上記チェック紙の照会及びチェック紙への印字を可能とする磁気文字読み取り機能を備えた印字装置が普及している。この種の印字装置を用いて、チェック紙による決済を処理するためには、従来、以下のような手順が取られている。
【0004】
(1)オペレータは、チェック紙を、その表面が磁気文字読み取り部側に向くようにして印字装置の搬送路にセットする。搬送ローラによりチェック紙が搬送路内に搬入され、チェック紙上の磁気文字が磁気文字読み取り部によって読み取られる。読み取られた文字情報は、POS端末を介してホストコンピュータ側に送られ、そのチェック紙の有効性が確認されると、チェック紙は印字装置から搬出される。
【0005】
(2)オペレータは、次にチェック紙の裏面側を印字部側に向くようにして、チェック紙を搬送路にセットする。搬送ローラによりチェック紙が搬送路内に搬入され、買い物客の認証番号、日付、使用金額等がチェック紙の裏面に裏書き印字される。
【0006】
(3)裏書き印字後、搬送路から排出されたチェック紙を、その表面が印字部側に向くようにして、搬送路にセットする。搬送ローラによりチェック紙が搬送路内に搬入され、店名、日付、金額等がチェック紙の表面に表書き印字される。
【0007】
(4)上記処理を経て搬出されたチェック紙を、買い物客に引き渡し、チェック紙上に確認の署名をさせる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の印字装置においては、上述の如く、オペレータは印字装置に対しチェック紙を頻繁にセットしなければならず、作業が煩雑であると共に、この作業のために1回の決済に時間が掛かるという問題があった。また、オペレータによるチェック紙のセットが複数回に渡ることから、用紙ジャム等を引き起こす可能性が大きいという問題があった。
【0009】
本発明の目的は、上記従来の課題を解決し、上記一連の処理をオペレータの手作業を介在することなく、連続して行えるようにすることで、チェック紙における決済処理を簡略にすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の印字装置の紙送り制御方法は、
チェック紙を搬送する搬送路に対して、搬入口と搬出口の間に、チェック紙の表面に記録された磁気文字を読み取る磁気読み取り装置と、チェック紙の裏面に印字を行う第1の印字ヘッドと、前記第1の印字ヘッドのチェック紙をはさんで反対側に配置されチェック紙の表面に印字を行う第2の印字ヘッドと、チェック紙を搬送する搬送手段と、が配設されている印字装置の紙送り制御方法であって、
磁気読み取りモードにおいて、前記搬入口にセットされたチェック紙を、下流方向に前記搬送手段により、チェック紙の表面の磁気文字領域が前記磁気文字読取装置の設置位置を超えるまで搬送しつつ、前記磁気文字領域に記録された磁気文字を前記磁気文字読取装置で読み取る磁気読み取り工程と、
さらに、第1の印字ヘッドによる印字モードにおいて、前記チェック紙を、下流方向に前記搬送手段により、前記チェック紙の裏書き印字領域が前記第1の印字ヘッドの設置位置を超えるまで搬送する工程と、
前記チェック紙を、上流方向に前記搬送手段により搬送しつつ、前記第1の印字ヘッドにより前記チェック紙の裏面の裏書き印字領域に裏書き印字を行う工程と、
さらに、第2の印字ヘッドによる印字モードにおいて、前記チェック紙を、上流方向に前記搬送手段により、チェック紙の表面の印字領域が前記第2の印字ヘッドの設置位置を超えるまで搬送する工程と、
前記チェック紙を、下流方向に前記搬送手段により搬送しつつ、前記第2の印字ヘッドにより前記チェック紙の表面に印字し、印字完了時点で搬出口からチェック紙を取り出し可能な状態とする工程と、
からなることを特徴とする。
た、以下に記載の手段・方法でも構わない。
【0011】
この場合に、上記第1の印字装置が、上記チェック紙の裏面に対し裏書き印字を行うシャトル式の印字手段であり、上記第2の印字装置が、上記チェック紙の表面に対し表書き印字を行うシリアル式の印字手段であることが好ましい。
【0012】
また、搬入口から挿入された用紙を搬送するための搬送路と、用紙を、搬送路上でその下流側及び上流側に搬送させる搬送手段と、用紙の第1の面に対し、印字を行う第1の印字手段と、用紙の第1の面と反対側の第2の面に対し、印字を行う第2の印字手段と、搬送手段、第1及び第2の印字手段の制御を司る制御手段とを有する印字装置において、制御手段は、第1の面に対して印字を行う場合には、搬送手段により用紙を搬送路上を上流側に向けて搬送しながら、第1の印字手段により印字を行い、第2の面に対して印字を行う場合には、搬送手段により用紙を搬送路上を下流側に向けて搬送しながら、第2の印字手段により印字を行うことを特徴とする。
【0013】
この場合において、第1の印字手段が、用紙の裏面に対し裏書き印字を行うシャトル式の印字手段であり、第2の印字手段が、用紙の表面に対し表書き印字を行うシリアル式の印字手段であることを特徴とする。
【0014】
また、第1及び第2の印字手段より上流に配置され、用紙の後端が通過したことを検出する後端検出手段と、後端検出手段と第1及び第2の印字手段との間に配置され、用紙の前端が通過したことを検出する前端検出手段とを更に有し、制御手段は、第1の印字手段により第1の面に印字を行う場合には、前端検出手段の検出結果に基づいて用紙の位置決めを行い、第2の印字手段により第2の面に印字を行う場合には、前端検出手段の検出結果に基づいて用紙の位置決めを行うことを特徴とする。
【0015】
また、本発明は上記印字装置における制御方法に関する。本発明に係る制御方法は、搬送路上に手差しされたチェック紙を、下流に向けて搬送する工程と、上記搬送中のチェック紙から、その上に記録された磁気記録文字を読み取る工程と、上記チェック紙における上記第1の面の印字領域が、上記第1の印字手段を超えたところで、上記チェック紙の搬送を停止させる工程と、上記チェック紙を上記搬送路における上流に向けて搬送する工程と、上記搬送中のチェック紙における上記第1の面の印字領域に対して、上記第1の印字手段により印字を行わせる工程と、上記チェック紙における上記第2の面の印字領域が、上記第2の印字手段を超えたところで、上記チェック紙の搬送を停止させる工程と、上記搬送中のチェック紙における上記第2の面の印字領域に対して、上記第2の印字手段により印字を行わせる工程とを備えて構成される。
【0016】
更に、本発明は、上記印字装置における制御を実現するためのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。本発明に係る記録媒体は、搬送路上に手差しされたチェック紙を、下流に向けて搬送するよう上記印字装置を動作させるプログラムコードと、上記搬送中のチェック紙から、その上に記録された磁気記録文字を読み取るよう上記印字装置を動作させるプログラムコードと、上記チェック紙における上記第1の面の印字領域が、上記第1の印字手段を超えたところで、上記チェック紙の搬送を停止させるよう上記印字装置を動作させるプログラムコードと、上記チェック紙を上記搬送路における上流に向けて搬送するよう上記印字装置を動作させるプログラムコードと、上記搬送中のチェック紙における上記第1の面の印字領域に対して、上記第1の印字手段により印字を行わせるよう上記印字装置を動作させるプログラムコードと、上記チェック紙における上記第2の面の印字領域が、上記第2の印字手段を超えたところで、上記チェック紙の搬送を停止させるよう上記印字装置を動作させるプログラムコードと、上記搬送中のチェック紙における上記第2の面の印字領域に対して、上記第2の印字手段により印字を行わせるよう上記印字装置を動作させるプログラムコードとを備えて構成される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に沿って説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る印字装置の内部機構を示す概略の側断面図である。印字装置10は、その内部にチェック紙Pの搬送路11を備えている。搬送路11上には、2組の送りローラ対12及び13が設置され、広く開口された搬入口11aから手差しにより挿入されるチェック紙Pを、搬送路11に沿って搬送させ、上方の排出口11bから排出させる。2組の送りローラ対12及び13は、その回転方向の制御により、チェック紙Pを搬入口11aに向けて逆送させることも可能である。
【0018】
上記搬送路11の搬入口11a近傍には、磁気文字読み取り装置14が設置されている。磁気文字読み取り装置14によって、チェック紙Pの表面に記録された磁気文字が読み取られる。図2(A)には、チェック紙Pの表面における磁気文字の記録領域30が示されており、チェック紙Pの搬送路11内での送りに従って、該領域30内に記録された文字が順次読み取られることとなる。
【0019】
上記搬送路11の搬出口11b手前には、シリアル式の印字ヘッド(以下、シリアル印字ヘッド15)が備えられている。シリアル印字ヘッド15は、チェック紙Pの表面の所定領域に、店名、日付、金額等を印字するためのものである。図2(A)には、チェック紙Pの表面において、店名、日付及び金額を印字するための領域31が示されており、チェック紙Pの搬送路11内での送りに従って、該領域31に印字が行われる。シリアル印字ヘッド15は、キャリッジ16に支承され、チェック紙Pの幅方向に移動しながら、1又は複数列ずつのドットマトリックス印字を実現する。図の例では、シリアル印字ヘッド15として、インパクトドット式のシリアル印字ヘッドを示しているが、インクジェット方式のものを採用しても良い。
【0020】
上記搬送路11における送りローラ対13の上流側には、シャトル式の印字ヘッド(以下、シャトル印字ヘッド17)が備えられている。シャトル印字ヘッド17は、チェック紙Pの裏面の所定領域に、買い物客の認証番号、日付、使用金額等を裏書き印字するためのものである。チェック紙Pの裏面側に印字を行うため、シャトル印字ヘッド17は、搬送路11に対し、上記シリアル印字ヘッド15と対向側に備えられている。図2(B)には、チェック紙Pの裏面において、買い物客の認証番号、日付、使用金額等を裏書き印字するための領域32が示されており、チェック紙Pの搬送路11内での送りに従って、該領域32に印字が行われる。シャトル印字ヘッド17は、チェック紙Pの幅方向に沿って所定間隔で複数のハンマーヘッドを有し、該間隔幅でのヘッドの往復移動によって一列又は複数列のドットマトリックス印字を実現する。一般に、シャトル印字ヘッドは、シリアル印字ヘッドに比して、小型で安価であり、上記送りローラ対13の上流側における狭い領域に設置するのに適している。また、印字幅の範囲が狭く限られた用途に適している。
【0021】
印字装置10は、また搬送路11上に、チェック紙Pの用紙先端を検出するTOF検出器18、チェック紙Pの用紙後端を検出するBOF検出器19及び手差し時のチェック紙Pの位置決めのためのフォームストッパ20を備える。
【0022】
次に、上記印字装置の制御について説明する。図3は、本発明に係る印字装置における動作モードの状態遷移図を示している。図に示すように、印字装置は、3つの動作モード、すなわち磁気文字読み取りモード、シャトル印字モード及びシリアル印字モードを有している。
【0023】
磁気文字読み取りモードは、制御コマンド「FS a 0」で実行される、チェック紙P上の磁気文字の読み取りを行うためのモードである。上記制御コマンドの指定により、搬送路11にセットされたチェック紙Pは下流方向に向けて搬送され、その表面に記録された磁気文字が上記磁気文字読み取り装置14によって読み取られる。
【0024】
シャトル印字モードは、制御コマンド「FS a 3」で実行される、チェック紙Pに裏書き印字を行うためのモードである。上記制御コマンドの指定により、チェック紙Pは最初に下流方向に搬送され、基準位置、すなわちその裏面の裏書き印字領域32が、シャトル印字ヘッド17の設置位置を超えた地点で停止される。連続する次の制御で、チェック紙Pは、逆方向、すなわち搬送路の上流方向に向けて送られ、シャトル印字ヘッド17によりその印字領域32上に裏書き印字される。この印字は、180度回転させた文字を右から左へ印字する倒立印字で行われるので印字データを入力順に処理(印字)することができる。
【0025】
シリアル印字モードは、制御コマンド「FS a 1」で実行される、チェック紙Pに表書き印字を行うためのモードである。上記制御コマンドの指定により、チェック紙Pは最初に上流方向に搬送され、基準位置、すなわちその表面の印字領域31が、シリアル印字ヘッド15の設置位置を超えた地点で停止される。連続する次の制御で、チェック紙Pは、搬送路の下流方向に向けて送られ、シリアル印字ヘッド15によりその印字領域31上に印字される。この印字は、ページモードで印字される。また、制御コマンド「ESC c 0 4」は、シリアル印字モードを単独で実行させるものであって、当該コマンドの指定により印字装置10はチェック紙Pの挿入待ち状態となり、チェック紙Pが挿入されると上記基準位置まで搬送する。
【0026】
なお、図において制御コマンド「FF」は、チェック紙Pを排出させる命令であり、上記何れのモードからも該制御コマンドの実行によって用紙の排出が可能となる。
【0027】
上記3種類のモードは、それぞれ単独で実行可能であるが、これらを実行する上記制御コマンドを連続して与えることにより、セットされたチェック紙Pに対し、磁気文字の読み取り、裏書き印字及び表書き印字の処理を連続して行うことが可能となる。
【0028】
図4は、チェック紙Pに上記連続処理を実行した場合のチェック紙Pの送り制御の様子を示した図である。図1及び本図に従って、搬送路上にセットされたチェック紙Pに対し、磁気文字の読み取り、裏書き印字及び表書き印字の処理が連続して行われる手順について説明する。
【0029】
オペレータは、チェック紙Pを搬送路11に挿入していき、その先端がフォームストッパ20に突き当たった地点で、チェック紙Pを搬送路11上にセットする(図4(A)の位置)。フォームストッパ20の上流側にあるTOF検出器18によって、チェック紙Pの先端が検出されると、制御は磁気文字読み取りモードにセットされる。そして、フォームストッパ20が開放され、搬送ローラ対12によりチェック紙Pは、下流側に向けて搬送される。所定の空送時間を置いて、磁気文字読み取り装置14によるチェック紙P上の磁気文字の読み取りが開始される。
【0030】
チェック紙Pの磁気文字領域30が磁気文字読み取り装置14の設置位置を超えた時点で、磁気文字読み取り装置14による読み取りが停止され、制御はシャトル印字モードにセットされる(同図(B)の位置)。なお、上記読み取りの停止位置は、搬送ローラ対12、13の駆動モータのステップ数又はその起動からの時間によって特定することができる。
【0031】
シャトル印字モードにおいて、制御部はチェック紙Pを更に搬送路の下流側に送り、チェック紙P上の裏書き印字領域32が、シャトル印字ヘッド17の設置位置を超えた時点で、その送りを停止する(同図(C)の位置)。そして、その地点からチェック紙Pを、今度は逆方向(搬送路の上流側)に搬送しながら、シャトル印字ヘッド17による裏書き印字を実行する(同図(D)の位置)。
【0032】
チェック紙Pの裏書き印字が終了した時点で、制御は印字装置をシリアル印字モードにセットする。シリアル印字モードにおいて、チェック紙Pは、更に搬送路の上流側に搬送され、その表面の印字領域31が、シリアル印字ヘッド15の設置位置を超えた時点で、その送りが停止される(同図(E)の位置)。そして、その地点からチェック紙Pを、下流方向に搬送しながら、シリアル印字ヘッド15による表面への印字を実行する。上記印字が完了した時点で、チェック紙Pの先端側は、搬出口11bからオペレータによる取り出しが可能な状態にある。以上により、磁気文字読み取り、裏書き印字及び表書き印字が連続して行われることとなる。
【0033】
なお、シャトル印字モードとシリアル印字モードにおいてチェック紙Pの搬送を停止する位置は、磁気文字読み取りモードでTOF検出器18によりチェック紙Pの先端を検出した地点、またはBOF検出器19によりチェック紙Pの後端を検出した地点からのローラ対12、13の駆動モータのステップ数又はその起動からの時間によって特定することができる。
【0034】
この場合において、磁気文字読み取りモードとシリアル印字モードでは、チェック紙Pは下流方向に向けて搬送されそれぞれ磁気文字の読み取りと印字が行われるので、チェック紙Pの先端をTOF検出器18で検出し、当該先端を基準にチェック紙Pの搬送制御を行うことが望ましい。また、シャトル印字モードでは、チェック紙Pは上流方向に向けて搬送され裏書き印字が行われるので、チェック紙Pの後端をBOF検出器19で検出し、当該後端を基準にチェック紙Pの搬送制御を行うことが望ましい。
【0035】
また、磁気文字読み取り装置14、シャトル印字ヘッド13、シリアル印字ヘッド15がこの順で上流から下流方向へ向かって配置された印字装置10が図2に示すチェック紙Pを取り扱う場合においては、上記した搬送制御を行うことにより無駄な搬送を省くことができ効率的である。
【0036】
以上、本発明の一実施形態を図面に沿って説明したが、本発明は上記実施形態において示された事項に限定されず、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変更・応用を行うことができる範囲が含まれる。
【0037】
【発明の効果】
以上の如く本発明によれば、チェック紙に対する磁気文字読み取り、裏書き印字及び表書き印字の一連の処理をオペレータの手作業を介在することなく、連続して行えるようになる。従って、チェック紙における決済処理が短時間で簡略に行え、また用紙ジャム等のトラブルも少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る印字装置の内部機構を示す概略の側断面図である。
【図2】チェック紙の表面及び裏面を示す図である。
【図3】本発明に係る印字装置における動作モードの状態遷移図である。
【図4】チェック紙の送り制御の様子を示した図である。
【符号の説明】
P チェック紙
10 印字装置
11 搬送路
11a 搬入口
11b 搬出口
12 搬送ローラ対
13 シャトル印字ヘッド
14 磁気文字読み取り装置
15 シリアル印字ヘッド
16 キャリッジ
17 シャトル印字ヘッド
18 TOF検出器
19 BOF検出器
20 フォームストッパ
30 磁気文字領域
31 表書き印字領域
32 裏書き印字領域

Claims (1)

  1. チェック紙を搬送する搬送路に対して、搬入口と搬出口の間に、チェック紙の表面に記録された磁気文字を読み取る磁気読み取り装置と、チェック紙の裏面に印字を行う第1の印字ヘッドと、前記第1の印字ヘッドのチェック紙をはさんで反対側に配置されチェック紙の表面に印字を行う第2の印字ヘッドと、チェック紙を搬送する搬送手段と、が配設されている印字装置の紙送り制御方法であって、
    磁気読み取りモードにおいて、前記搬入口にセットされたチェック紙を、下流方向に前記搬送手段により、チェック紙の表面の磁気文字領域が前記磁気文字読取装置の設置位置を超えるまで搬送しつつ、前記磁気文字領域に記録された磁気文字を前記磁気文字読取装置で読み取る磁気読み取り工程と、
    さらに、第1の印字ヘッドによる印字モードにおいて、前記チェック紙を、下流方向に前記搬送手段により、前記チェック紙の裏書き印字領域が前記第1の印字ヘッドの設置位置を超えるまで搬送する工程と、
    前記チェック紙を、上流方向に前記搬送手段により搬送しつつ、前記第1の印字ヘッドにより前記チェック紙の裏面の裏書き印字領域に裏書き印字を行う工程と、
    さらに、第2の印字ヘッドによる印字モードにおいて、前記チェック紙を、上流方向に前記搬送手段により、チェック紙の表面の印字領域が前記第2の印字ヘッドの設置位置を超えるまで搬送する工程と、
    前記チェック紙を、下流方向に前記搬送手段により搬送しつつ、前記第2の印字ヘッドにより前記チェック紙の表面に印字し、印字完了時点で搬出口からチェック紙を取り出し可能な状態とする工程と、
    からなる印字装置の紙送り制御方法。
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