JP3127091B2 - 追記印刷処理方法 - Google Patents

追記印刷処理方法

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JP3127091B2
JP3127091B2 JP07036361A JP3636195A JP3127091B2 JP 3127091 B2 JP3127091 B2 JP 3127091B2 JP 07036361 A JP07036361 A JP 07036361A JP 3636195 A JP3636195 A JP 3636195A JP 3127091 B2 JP3127091 B2 JP 3127091B2
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷用紙に追記データ
を印刷する追記印刷処理方法に関し、特に、追記データ
印刷の完全自動化を実現する追記印刷処理方法に関す
る。
【0002】印刷用紙に一度に印刷データを印刷するの
ではなくて、日や週等を単位にして、発注データ等の印
刷データを追記印刷していく追記印刷処理システムがあ
る。このような追記印刷処理システムでは、ユーザの手
を煩わすことなく追記データを印刷できるようにしてい
く必要がある。
【0003】
【従来の技術】追記印刷処理システムでは、印刷用紙の
左上部分等に用紙識別コードを印刷する構成を採って、
印刷実行時にそれを読み取って対応する追記データを印
刷していくという構成を採っている。
【0004】例えば、顧客毎に用意される印刷用紙に顧
客毎の追記データを印刷する場合には、図1に示すよ
うに、印刷用紙の左端部分等に顧客コードを印刷する構
成を採って、印刷実行時にそれを読み取ってそれが指す
顧客の追記データを印刷していくという構成を採ってい
るのである。
【0005】このような追記印刷処理システムでは、従
来、印刷用紙のセットについてはユーザの責任に委ねる
構成を採っている。そして、印刷実行時に、印刷用紙の
セット形態が正規のものでないものが含まれることで、
用紙識別コードが読み取れないことが起こると、ユーザ
に対してその旨のアラームを表示する構成を採って、そ
の印刷用紙のセット形態を正規のものにセットし直すこ
とを要求するという構成を採っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の追
記印刷処理システムでは、ユーザがシステムの傍にいる
ことを前提としていた。すなわち、印刷用紙の中にセッ
トミスのものが含まれているときには、ユーザが傍にい
ない限り追記データの印刷を完了できないという問題点
があった。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、追記データ印刷の完全自動化を実現する新た
な追記印刷処理方法の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明では、印刷用紙表面の2つの挿入方向先端部
分と印刷用紙裏面の2つの挿入方向先端部分とに、この
挿入方向に従って用紙が挿入される場合に、その印刷用
紙が表面・正規方向であるのか、表面・逆方向であるの
か、裏面・正規方向であるのか、裏面・逆方向であるの
かを示すバーコードの記載される印刷用紙を印刷対象と
して、印刷用紙が挿入されてくるときに、バーコードを
読み取ることで用紙セット状態を検出し、この検出され
る用紙セット状態に応じて、印刷用紙の搬送形態とデー
タ印字形態とを制御することで、印刷用紙に追記データ
を印刷するように処理する。
【0009】
【作用】このように構成される本発明では、印刷用紙が
挿入されてくるときに、印刷用紙に記載されるバーコー
ドを読み取ることで用紙セット状態を検出する。
【0010】この検出処理により、表面で正規方向の用
紙セット状態が検出されるときには、印刷用紙を印字ヘ
ッドの上流側から下流側へと搬送させるとともに、その
搬送の際の印字ヘッド通過時に、追記データを規定方向
から印刷する。
【0011】一方、この検出処理により、表面で逆方向
の用紙セット状態が検出されるときには、印刷用紙を印
字ヘッドの上流側から下流側へと搬送させてから上流側
へ戻していくとともに、その戻しの際の印字ヘッド通過
時に、追記データを上記規定方向の逆方向から印刷す
る。
【0012】一方、この検出処理により、裏面で正規方
向の用紙セット状態が検出されるときには、印刷用紙を
印字ヘッドの上流側から下流側へと搬送させ反転させて
から上流側へ戻していくとともに、その戻しの際の印字
ヘッド通過時に、追記データを上記規定方向の逆方向か
ら印刷する。
【0013】一方、この検出処理により、裏面で逆方向
の用紙セット状態が検出されるときには、印刷用紙を印
字ヘッドの上流側から下流側へと搬送させ反転させてか
ら上流側へ戻した後、下流側へ再搬送させるとともに、
その再搬送の際の印字ヘッド通過時に、追記データを上
記規定方向から印刷する。
【0014】このように、本発明によれば、印刷対象と
なる印刷用紙にセットミスがあっても、ユーザの手を介
さずに印刷用紙のセット状態を正規のものにしてから追
記データを印刷する構成を採ることから、追記データ印
刷の完全自動化を実現できるようになる。
【0015】
【実施例】以下、実施例に従って本発明を詳細に説明す
る。
【0016】図1に、本発明を具備する追記印刷処理シ
ステムのシステム構成の一実施例を図示する。この図に
示すように、本発明を具備する追記印刷処理システム
は、行単位の印刷データとして与えられる追記データを
印刷するシリアルプリンタ20と、印刷データを格納す
る印刷データファイル21を備えて、シリアルプリンタ
20に追記データの印刷を指示するホスト装置22とか
ら構成される。
【0017】このシリアルプリンタ20は、従来から用
いられている両面印刷機能を持つものであり、図中に示
すように、CPU、プログラム格納ROM、データ格納
RAM、ラインバッファ、印字ヘッド、ハンマドライ
バ、LF用モータ、キャリア移動用モータ、反転部モー
タ、モータドライバ、各種センサ、センサドライバ、イ
ンターフェース等から構成されている。
【0018】図2に、この印字ヘッド30の周辺部分の
機構構成を図示する。
【0019】この図に示すように、このシリアルプリン
タ20は、ホッパからピッキングされる印刷用紙を印字
ヘッド30に送出したり、印字ヘッド30から戻される
印刷用紙をホッパ側に戻したりする第1の用紙送りロー
ラ31と、第1の用紙送りローラ31を通過する印刷用
紙を検出する第1の用紙検出センサ32と、印字ヘッド
30の対向位置に配設されて印刷用紙を送出したり戻し
たりするプラテン33と、印字ヘッド30に配設されて
印刷用紙に記録されるバーコード記録形式の用紙セット
情報を読み取るマーク読取りセンサ34と、複数の用紙
送りローラから構成されて、プラテン33から送られて
くる印刷用紙を用紙排出口へ送出したり、プラテン33
から送られてくる印刷用紙を反転してプラテン33へ戻
したりする第2の用紙送りローラ35と、第2の用紙送
りローラ35と連動して動作して、印刷用紙を用紙排出
口に送出するか、反転してプラテン33へ戻すのかを切
り替える切替ガイド36と、第2の用紙送りローラ35
を通過する印刷用紙を検出する第2の用紙検出センサ3
7とを備える。
【0020】この機構構成に従い、シリアルプリンタ2
0は、印刷用紙の両面に印刷するときには、先ず最初
に、切替ガイド36を用紙反転モードにセットし、第1
の用紙送りローラ31、プラテン33、第2の用紙送り
ローラ35を制御することで、印刷用紙を上流側から下
流側へと流しつつ印刷用紙の表面に印刷を実行し、続い
て、第1の用紙送りローラ31、プラテン33、第2の
用紙送りローラ35を制御することで、印刷用紙を反転
させながら下流側から上流側へと流しつつ印刷用紙の裏
面に印刷を実行し、最後に、切替ガイド36を用紙排出
モードにセットし、第1の用紙送りローラ31、プラテ
ン33、第2の用紙送りローラ35を制御することで、
印刷用紙を上流側から下流側へと流して用紙排出口に送
出していくことになる。
【0021】ここで、従来の両面印刷機能を持つシリア
ルプリンタ20では、第2の用紙送りローラ35は、プ
ラテン33から送られてくる印刷用紙を反転せずにプラ
テン33へ戻す機能については持つ必要がないが、本発
明では、この機能を持つことがある。従って、本発明の
場合、第2の用紙送りローラ35は、プラテン33から
送られてくる印刷用紙を用紙排出口へ送出したり、プラ
テン33から送られてくる印刷用紙を反転してプラテン
33へ戻したりすることに加えて、プラテン33から送
られてくる印刷用紙を反転せずにプラテン33へ戻す処
理を実行することがある。
【0022】本発明は、このような両面印刷機能を持つ
シリアルプリンタ20を用いて追記データの印刷処理を
完全無人化で実行する構成を採るものであって、これを
実現するために、印刷用紙の方向のセットミスを考慮し
ない場合には、図3に示すように、印刷用紙の例えば左
上部分に、顧客コードに加えて、印刷用紙の表面には表
面である旨の情報をバーコードで記録するとともに、印
刷用紙の裏面には裏面である旨の情報をバーコードで記
録する構成を採る。
【0023】また、印刷用紙の方向のセットミスについ
ても考慮する場合には、図4に示すように、印刷用紙の
例えば左上部分と右上部分に、顧客コードに加えて、印
刷用紙の表面には表面である旨と、正規方向であるのか
逆方向であるのかを表示する情報とをバーコードで記録
するとともに、印刷用紙の裏面には裏面である旨と、正
規方向であるのか逆方向であるのかを表示する情報とを
バーコードで記録する構成を採る。
【0024】図5に、図3のバーコード記録構成を採る
場合に本発明のシリアルプリンタ20の実行する処理フ
ローの一実施例、図6に、図4のバーコード記録構成を
採る場合に本発明のシリアルプリンタ20の実行する処
理フローの一実施例を図示する。次に、これらの実施例
に従って本発明を詳細に説明する。
【0025】図5の処理フローに従う場合、シリアルプ
リンタ20は、先ず最初に、ステップ1で、ホスト装置
22からの用紙吸入コマンドを受けて、印刷用紙の吸入
を開始する。すなわち、図2では省略した用紙ピックロ
ーラを起動するとともに、第1の用紙送りローラ31、
プラテン33、第2の用紙送りローラ35を制御するこ
とで、ホッパに載置される印刷用紙を1枚ピックして、
印字ヘッド30の上流から下流へと送出するように処理
するのである。
【0026】続いて、ステップ2で、ステップ1の処理
に従って印刷用紙をピックできたのか否かを判断して、
ピックできないことを判断するとき、すなわち、ホッパ
に印刷用紙がないことを判断するときには処理を終了す
る。一方、ピックできたことを判断するときには、ステ
ップ3に進んで、ホスト装置22からのバーコード読取
コマンドを受けて、印字ヘッド30を印刷方向に移動さ
せながら、マーク読取りセンサ34で印刷用紙に記録さ
れるバーコード情報(顧客コード+表面・裏面コード)
を読み取ってホスト装置22に転送する。
【0027】このステップ3でのバーコード情報の転送
処理を受けて、ホスト装置22は、ピックされた印刷用
紙への印刷対象となる顧客名を認識するとともに、その
印刷用紙が表面で流れてきたのか裏面で流れてきたのか
を認識する。そして、表面で流れてきたことを認識する
ときには、その顧客名の指す追記データを印刷データフ
ァイル21から読み出して、印刷実行コマンドを発行
し、裏面で流れてきたことを認識するときには、印刷用
紙の反転を指示する用紙反転コマンドを発行してから、
その顧客名の指す追記データを印刷データファイル21
から読み出して、印刷実行コマンドを発行する。
【0028】このホスト装置22からのコマンドを受け
て、シリアルプリンタ20は、続くステップ4で、ホス
ト装置22から用紙反転コマンドが発行されたのか否か
を判断して、用紙反転コマンドが発行されないことを判
断するとき、すなわち、読み取ったバーコード情報が印
刷用紙の表面を表示していることを判断するときには、
ステップ5に進んで、ホスト装置22からの印刷実行コ
マンドを受けて、印字ヘッド30の正規移動方向に合わ
せた形態で追記データ(更新用データ)を印刷用紙に印
刷する。そして、続くステップ6で、切替ガイド36を
用紙排出モードにセットして、印刷用紙を用紙排出口か
ら排出する。
【0029】一方、ステップ4でホスト装置22から用
紙反転コマンドが発行されたことを判断するとき、すな
わち、読み取ったバーコード情報が印刷用紙の裏面を表
示していることを判断するときには、ステップ7に進ん
で、ホスト装置22からの用紙反転コマンドを受けて、
切替ガイド36を用紙反転モードにセットするととも
に、第1の用紙送りローラ31、プラテン33、第2の
用紙送りローラ35を制御することで、印刷用紙を反転
させながら印字ヘッド30へ戻す。
【0030】そして、続いて、ステップ5で、ホスト装
置22からの印刷実行コマンドを受けて、印字ヘッド3
0の逆移動方向に合わせた形態で追記データ(更新用デ
ータ)を印刷用紙に印刷し、続くステップ6で、切替ガ
イド36を用紙排出モードにセットするとともに、第1
の用紙送りローラ31、プラテン33、第2の用紙送り
ローラ35を制御することで、印刷用紙を印字ヘッド3
0の上流から下流へと送出して用紙排出口から排出す
る。
【0031】このようにして、シリアルプリンタ20
は、図5の処理フローに従う場合、読み取ったバーコー
ド情報が印刷用紙の表面を表示していることを判断する
ときには、図7に示すように、印刷用紙をそのまま印字
ヘッド30に送りながら、図8に示す形態に従って追記
データを印刷する。
【0032】一方、読み取ったバーコード情報が印刷用
紙の裏面を表示していることを判断するときには、図9
に示すように、印刷用紙を印字ヘッド30を一度通過さ
せた後反転させて印字ヘッド30に戻しながら、図10
に示す形態に従って追記データを印刷する。
【0033】この印刷処理に従って、印刷用紙の面にセ
ットミスがあっても、ユーザの手を介さずに追記データ
の印刷を実現できるようになる。
【0034】なお、第1の用紙検出センサ32の検出値
を使って印刷タイミングをとっているので、図9の印刷
形態を実行するときには、実際には、印刷用紙を第1の
用紙検出センサ32の位置までオーバーランさせ、それ
から少し戻してから追記印刷処理に入っていくことにな
る。
【0035】一方、図6の処理フローに従う場合、シリ
アルプリンタ20は、先ず最初に、ステップ1で、ホス
ト装置22からの用紙吸入コマンドを受けて、印刷用紙
の吸入を開始する。すなわち、図2では省略した用紙ピ
ックローラを起動するとともに、第1の用紙送りローラ
31、プラテン33、第2の用紙送りローラ35を制御
することで、ホッパに載置される印刷用紙を1枚ピック
して、印字ヘッド30の上流から下流へと送出するよう
に処理するのである。
【0036】続いて、ステップ2で、ステップ1の処理
に従って印刷用紙をピックできたのか否かを判断して、
ピックできないことを判断するとき、すなわち、ホッパ
に印刷用紙がないことを判断するときには処理を終了す
る。一方、ピックできたことを判断するときには、ステ
ップ3に進んで、ホスト装置22からのバーコード読取
コマンドを受けて、印字ヘッド30を印刷方向に移動さ
せながら、マーク読取りセンサ34で印刷用紙に記録さ
れるバーコード情報(顧客コード+表面・裏面コード+
正規方向・逆方向コード)を読み取ってホスト装置22
に転送する。
【0037】このステップ3でのバーコード情報の転送
処理を受けて、ホスト装置22は、ピックされた印刷用
紙への印刷対象となる顧客名を認識するとともに、その
印刷用紙が表面/正規方向で流れてきたのか、裏面/正
規方向で流れてきたのか、表面/逆方向で流れてきたの
か、裏面/逆方向で流れてきたのかを認識する。
【0038】そして、表面/正規方向で流れてきたこと
を認識するときには、その顧客名の指す追記データを印
刷データファイル21から読み出して、印刷実行コマン
ドを発行し、裏面/正規方向で流れてきたことを認識す
るときには、印刷用紙の反転を指示する用紙反転コマン
ドを発行してから、その顧客名の指す追記データを印刷
データファイル21から読み出して、印刷実行コマンド
を発行し、表面/逆方向で流れてきたことを認識すると
きには、印刷用紙の方向変換を指示する用紙方向変換コ
マンドを発行してから、その顧客名の指す追記データを
印刷データファイル21から読み出して、印刷実行コマ
ンドを発行し、裏面/逆方向で流れてきたことを認識す
るときには、印刷用紙の反転及び方向変換を指示する用
紙反転方向変換コマンドを発行してから、その顧客名の
指す追記データを印刷データファイル21から読み出し
て、印刷実行コマンドを発行する。
【0039】このホスト装置22からのコマンドを受け
て、シリアルプリンタ20は、続くステップ4で、ホス
ト装置22から用紙反転コマンド/用紙反転方向変換コ
マンドが発行されたのか否かを判断して、用紙反転コマ
ンド/用紙反転方向変換コマンドが発行されないことを
判断するとき、すなわち、読み取ったバーコード情報が
印刷用紙の表面を表示していることを判断するときに
は、ステップ5に進んで、ホスト装置22から用紙方向
変換コマンドが発行されたのか否かを判断する。
【0040】このステップ5の判断処理に従って、用紙
方向変換コマンドが発行されないことを判断するとき、
すなわち、読み取ったバーコード情報が印刷用紙の正規
方向を表示していることを判断するときには、結局、印
刷用紙が表面/正規方向で流れてきたことを意味するの
で、ステップ6に進んで、ホスト装置22からの印刷実
行コマンドを受けて、印字ヘッド30の正規移動方向に
合わせた形態で追記データ(更新用データ)を印刷用紙
に印刷する。そして、続くステップ7で、切替ガイド3
6を用紙排出モードにセットして、印刷用紙を用紙排出
口から排出する。
【0041】一方、ステップ5でホスト装置22から用
紙方向変換コマンドが発行されたことを判断するとき、
すなわち、読み取ったバーコード情報が印刷用紙の逆方
向を表示していることを判断するときには、結局、印刷
用紙が表面/逆方向で流れてきたことを意味するので、
ステップ8に進んで、ホスト装置22からの用紙方向変
換コマンドを受けて、第1の用紙送りローラ31、プラ
テン33、第2の用紙送りローラ35を制御すること
で、印刷用紙を反転させずに印字ヘッド30へ戻す。
【0042】そして、続いて、ステップ6で、ホスト装
置22からの印刷実行コマンドを受けて、印字ヘッド3
0の逆移動方向に合わせた形態で追記データ(更新用デ
ータ)を印刷用紙に印刷し、続くステップ7で、切替ガ
イド36を用紙排出モードにセットするとともに、第1
の用紙送りローラ31、プラテン33、第2の用紙送り
ローラ35を制御することで、印刷用紙を印字ヘッド3
0の上流から下流へと送出して用紙排出口から排出す
る。
【0043】一方、ステップ4で用紙反転コマンド/用
紙反転方向変換コマンドが発行されたことを判断すると
き、すなわち、読み取ったバーコード情報が印刷用紙の
裏面を表示していることを判断するときには、ステップ
9に進んで、ホスト装置22から用紙方向変換コマンド
が発行されたのか否かを判断する。
【0044】このステップ9の判断処理に従って、用紙
方向変換コマンドが発行されないことを判断するとき、
すなわち、読み取ったバーコード情報が印刷用紙の正規
方向を表示していることを判断するときには、結局、印
刷用紙が裏面/正規方向で流れてきたことを意味するの
で、ステップ10に進んで、ホスト装置22からの用紙
反転コマンドを受けて、切替ガイド36を用紙反転モー
ドにセットするとともに、第1の用紙送りローラ31、
プラテン33、第2の用紙送りローラ35を制御するこ
とで、印刷用紙を反転させながら印字ヘッド30へ戻
す。
【0045】そして、続いて、ステップ6で、ホスト装
置22からの印刷実行コマンドを受けて、印字ヘッド3
0の逆移動方向に合わせた形態で追記データ(更新用デ
ータ)を印刷用紙に印刷し、続くステップ7で、切替ガ
イド36を用紙排出モードにセットするとともに、第1
の用紙送りローラ31、プラテン33、第2の用紙送り
ローラ35を制御することで、印刷用紙を印字ヘッド3
0の上流から下流へと送出して用紙排出口から排出す
る。
【0046】一方、ステップ9でホスト装置22から用
紙方向変換コマンドが発行されたことを判断するとき、
すなわち、読み取ったバーコード情報が印刷用紙の逆方
向を表示していることを判断するときには、結局、印刷
用紙が裏面/逆方向で流れてきたことを意味するので、
ステップ11に進んで、ホスト装置22からの用紙方向
変換コマンドを受けて、第1の用紙送りローラ31、プ
ラテン33、第2の用紙送りローラ35を制御すること
で、切替ガイド36を用紙反転モードにセットするとと
もに、第1の用紙送りローラ31、プラテン33、第2
の用紙送りローラ35を制御することで、印刷用紙を反
転させながら印字ヘッド30を通過させる形で戻す。
【0047】そして、続いて、ステップ12で、第1の
用紙送りローラ31、プラテン33、第2の用紙送りロ
ーラ35を制御することで、印刷用紙を再び印字ヘッド
30に向けて送出し、続くステップ6で、ホスト装置2
2からの印刷実行コマンドを受けて、印字ヘッド30の
正規移動方向に合わせた形態で追記データ(更新用デー
タ)を印刷用紙に印刷し、続くステップ7で、切替ガイ
ド36を用紙排出モードにセットして、印刷用紙を用紙
排出口から排出する。
【0048】このようにして、シリアルプリンタ20
は、図6の処理フローに従う場合、読み取ったバーコー
ド情報が印刷用紙の表面/正規方向を表示していること
を判断するときには、図7に示すように、印刷用紙をそ
のまま印字ヘッド30に送りながら、図8に示す形態に
従って追記データを印刷する。
【0049】一方、読み取ったバーコード情報が印刷用
紙の裏面/正規方向を表示していることを判断するとき
には、図9に示すように、印刷用紙を印字ヘッド30を
一度通過させた後反転させて印字ヘッド30に戻しなが
ら、図10に示す形態に従って追記データを印刷する。
【0050】一方、読み取ったバーコード情報が印刷用
紙の表面/逆方向を表示していることを判断するときに
は、図11に示すように、印刷用紙を印字ヘッド30を
一度通過させた後反転させずに印字ヘッド30に戻しな
がら、図10に示す形態に従って追記データを印刷す
る。
【0051】一方、読み取ったバーコード情報が印刷用
紙の裏面/逆方向を表示していることを判断するときに
は、図12及び図13に示すように、印刷用紙を印字ヘ
ッド30を一度通過させた後反転させて印字ヘッド30
を通過させる形で戻し、その後再び印刷用紙をそのまま
印字ヘッド30に送りながら、図8に示す形態に従って
追記データを印刷する。
【0052】この印刷処理に従って、印刷用紙の面や方
向ににセットミスがあっても、ユーザの手を介さずに追
記データの印刷を実現できるようになる。
【0053】なお、第1の用紙検出センサ32の検出値
を使って印刷タイミングをとっているので、図9図1
の印刷形態を実行するときには、実際には、印刷用紙
を第1の用紙検出センサ32の位置までオーバーランさ
せ、それから少し戻してから追記印刷処理に入っていく
ことになる。
【0054】図示実施例に従って本発明を開示したが、
本発明はこれに限定されるものではない。例えば、実施
例では、バーコードを使って印刷用紙の用紙セット情報
を記録する構成を採ったが、本発明はこれに限られるも
のではない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の追記印刷
処理システムによれば、印刷対象となる印刷用紙にセッ
トミスがあっても、ユーザの手を介さずに印刷用紙のセ
ット状態を正規のものにしてから追記データを印刷する
構成を採ることから、追記データ印刷の完全自動化を実
現できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成の一実施例である。
【図2】シリアルプリンタの機構構成図である。
【図3】本発明を実現するための印刷用紙の説明図であ
る。
【図4】本発明を実現するための印刷用紙の説明図であ
る。
【図5】本発明の実行する処理フローの一実施例であ
る。
【図6】本発明の実行する処理フローの一実施例であ
る。
【図7】本発明の追記印刷処理の説明図である。
【図8】追記データの印刷形態の説明図である。
【図9】本発明の追記印刷処理の説明図である。
【図10】追記データの印刷形態の説明図である。
【図11】本発明の追記印刷処理の説明図である。
【図12】本発明の追記印刷処理の説明図である。
【図13】本発明の追記印刷処理の説明図である。
【図14】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
20 シリアルプリンタ 21 印刷データファイル 22 ホスト装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−176673(JP,A) 特開 平4−97874(JP,A) 特開 昭60−54872(JP,A) 特開 平6−135077(JP,A) 実開 平1−55047(JP,U) 特公 平7−39197(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 13/00 B41J 11/42 B41J 29/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷用紙表面の2つの挿入方向先端部分
    と印刷用紙裏面の2つの挿入方向先端部分とに、この挿
    入方向に従って用紙が挿入される場合に、その印刷用紙
    が表面・正規方向であるのか、表面・逆方向であるの
    か、裏面・正規方向であるのか、裏面・逆方向であるの
    かを示すバーコードの記載される印刷用紙を印刷対象と
    して、該印刷用紙が挿入されてくるときに、該バーコー
    ドを読み取ることで用紙セット状態を検出し、 この検出される用紙セット状態に応じて、印刷用紙の搬
    送形態とデータ印字形態とを制御することで、印刷用紙
    に追記データを印刷することを、 特徴とする追記印刷処理方法
  2. 【請求項2】 請求項1記載の追記印刷処理方法におい
    て、 表面で正規方向の用紙セット状態が検出されるときに
    は、印刷用紙を印字ヘッドの上流側から下流側へと搬送
    させるとともに、その搬送の際の印字ヘッド通過時に、
    追記データを規定方向から印刷し、 表面で逆方向の用紙セット状態が検出されるときには、
    印刷用紙を印字ヘッドの上流側から下流側へと搬送させ
    てから上流側へ戻していくとともに、その戻しの際の印
    字ヘッド通過時に、追記データを上記規定方向の逆方向
    から印刷し、 裏面で正規方向の用紙セット状態が検出されるときに
    は、印刷用紙を印字ヘッドの上流側から下流側へと搬送
    させ反転させてから上流側へ戻していくとともに、その
    戻しの際の印字ヘッド通過時に、追記データを上記規定
    方向の逆方向から印刷し、 裏面で逆方向の用紙セット状態が検出されるときには、
    印刷用紙を印字ヘッドの上流側から下流側へと搬送させ
    反転させてから上流側へ戻した後、下流側へ再搬送させ
    るとともに、その再搬送の際の印字ヘッド通過時に、追
    記データを上記規定方向から印刷することを、 特徴とする追記印刷処理方法
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