JP2000354139A - 画像処理装置、画像処理システム装置及び画像処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム装置及び画像処理プログラムを記録した記録媒体

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JP2000354139A
JP2000354139A JP2000106928A JP2000106928A JP2000354139A JP 2000354139 A JP2000354139 A JP 2000354139A JP 2000106928 A JP2000106928 A JP 2000106928A JP 2000106928 A JP2000106928 A JP 2000106928A JP 2000354139 A JP2000354139 A JP 2000354139A
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JP2000106928A
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Yuji Minami
裕治 南
Minoru Sashita
実 指田
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Canon Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクによる汚れを防止し、高速化を図り、
かつ、シート材搬送異常が発生した場合であっても、適
切な画像形成処理を行うことが可能な画像処理装置、画
像処理システム装置及び画像処理プログラムを記録した
記録媒体を提供する。 【解決手段】 原稿束Tとして載置されている原稿の画
像を読み取って、この読み取った原稿の画像に基づく画
像情報をメモリに記憶させると共に、原稿に画像を形成
するインク噴出プリンタヘッド35とを備える画像処理
装置において、アドオン処理部が、インク噴出プリンタ
ヘッド35により形成される画像に対応させて、画像情
報を変更させてメモリに記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナ等の画像
処理装置及び画像処理システム装置、またこのような画
像処理装置及び画像処理システム装置に適用されて好適
な画像処理プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像を読み取るいわゆるスキ
ャナ(画像処理装置)においては、情報の処理を行う情
報処理装置(Personal Computer、以
下PCと呼ぶ)等とインタフェース部を介して接続して
画像処理システム装置として利用されたり、スキャナ単
独で利用されたりする事が一般的であり、利用者が原稿
に対してスキャン操作を行って得られた画像を、例えば
PC側やスキャナ側に設けられたHDDやCDRやMO
Dなどの記録媒体に電子ファイルとして保存していた。
【0003】また、利用者は、スキャン終了している原
稿から、上記記録媒体に保存されている画像データを検
索したり、その逆に記録媒体上の画像データから、スキ
ャン終了している原稿を検索する場合がある。
【0004】この場合、このような検索操作を簡略化す
るために、従来より、インプリンタと言われるプリンタ
ヘッドをスキャナの原稿搬送路中の読み取りセンサの前
(原稿搬送方向上流側)に配置する技術が用いられてい
る。
【0005】すなわち、読み取りセンサの前に配置され
たプリンタヘッドにより、搬送原稿に所定の画像を形成
し、その後読み取り用センサにより、画像形成処理のさ
れた原稿を読み取り、PCまたはスキャナに設けられた
記録媒体に保存する技術が採用されていた。搬送原稿へ
の所定の画像の作成例としては、例えば原稿余白部に、
書類名、一貫No.、日付等を、読み取り前の原稿に付
加情報として印字した後、その印字された原稿を読み取
ることで、保存後の原稿の整理や検索の容易化を狙った
ものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような技術においては、読み取りセンサの前にプリンタ
ヘッドがあることとなり、画像読み取りの前で印字して
しまうため、インクなどの乾燥が不十分だった場合、読
み取りセンサ前面を汚し、画像の読み取りに影響を与え
たり、また、このインクの乾燥にかかる時間の為に、高
速化が阻害されるという問題点を有している。
【0007】また、読み取りセンサ前で、重送や、ジャ
ムなどの原稿搬送異常が発生した場合でも、既に原稿に
は印字処理が行われており、これらの異常復帰動作によ
る再読み取りを行わせる場合に二重に印字したりする場
合や、特に重送の場合など、本来の印字すべきデータと
は異なるデータが印字されたりするといった問題点が発
生していた。
【0008】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
インクによる汚れを防止し、高速化を図り、かつ、シー
ト材搬送異常が発生した場合であっても、適切な画像形
成処理を行うことが可能な画像処理装置、画像処理シス
テム装置及び画像処理プログラムを記録した記録媒体を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る画像処理装置は、シート材の画像情報
を読み取る画像読取手段と、前記シート材に画像を形成
する画像形成手段と、を備える画像処理装置において、
前記画像形成手段により形成される前記画像に対応させ
て、前記画像読取手段により読み取られた画像情報を処
理する画像処理手段を備えることを特徴とする。
【0010】また、前記画像読取手段が、前記画像形成
手段よりも前記シート材の搬送方向の上流に設けられて
いることを特徴とする。
【0011】また、前記画像処理手段が、前記画像読取
手段により読み取られた画像情報に対して、画像処理を
行うアドオン処理部と、前記アドオン処理部における画
像処理を制御する制御部と、を備えることを特徴とす
る。
【0012】また、シート材の画像を画像情報として読
み取る画像読取手段と、前記画像読取手段により読み取
られた前記画像情報を記憶する記憶手段と、前記画像読
取手段よりも前記シート材の搬送方向の下流に設けら
れ、前記シート材に画像を形成する画像形成手段と、前
記画像形成手段により形成される画像に対応させて、前
記画像情報を変更して前記記憶手段に記憶させるアドオ
ン処理部と、前記アドオン処理部を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする。
【0013】また、前記シート材の搬送路において、前
記画像形成手段と同等の位置、若しくは前記画像形成手
段よりも前記シート材の搬送方向の上流の位置に設けら
れた前記シート材の状態を検知する第1の状態検知手段
と、該第1の状態検知手段の検知結果に基づき警告を行
う警告手段と、を備えることを特徴とする。
【0014】また、前記シート材の状態として、ジャム
状態、所定の位置に前記シート材が配置されていない位
置ズレ状態、及び重送状態その他の前記シート材の搬送
状態を含むことを特徴とする。
【0015】また、前記シート材の状態として、前記シ
ート材の長さを含み、前記画像形成手段により形成され
るべき画像の形成位置が、前記シート材の長さの範囲外
である場合に、前記警告手段が警告を行うことを特徴と
する。
【0016】また、前記シート材の状態として、前記シ
ート材の幅を含み、前記画像形成手段により形成される
べき画像の形成位置が、前記シート材の幅の範囲外であ
る場合に、前記警告手段が警告を行うことを特徴とす
る。
【0017】また、前記シート材の搬送路において、前
記画像形成手段と同等の位置、若しくは前記画像形成手
段よりも前記シート材の搬送方向の上流の位置に設けら
れた前記シート材の状態を検知する第2の状態検知手段
を備え、該第2の状態検知手段の検知結果に基づき、前
記画像形成手段による画像形成動作を停止させることを
特徴とする。
【0018】また、前記シート材の状態として、ジャム
状態、所定の位置に前記シート材が配置されていない位
置ズレ状態、及び重送状態その他の前記シート材の搬送
状態を含むことを特徴とする。
【0019】また、前記シート材の状態として、前記シ
ート材の長さを含み、前記画像形成手段により形成され
るべき画像の形成位置が、前記シート材の長さの範囲外
である場合に、前記画像形成手段による前記画像形成動
作を停止させることを特徴とする。
【0020】また、前記シート材の状態として、前記シ
ート材の幅を含み、前記画像形成手段により形成される
べき画像の形成位置が、前記シート材の幅の範囲外であ
る場合に、前記画像形成手段による前記画像形成動作を
停止させることを特徴とする。
【0021】さらに、本発明に係る画像処理システム装
置は、シート材の画像情報を読み取る画像読取手段及び
前記シート材に画像を形成する画像形成手段を備えた画
像処理装置と、前記画像処理装置とインタフェース部を
介して接続される、情報の処理を行う情報処理装置とを
備える画像処理システム装置において、前記画像形成手
段は、前記画像読取手段によって画像情報が読み取られ
た前記シート材に、前記画像情報に対応した画像を形成
し、前記情報処理装置は、前記画像読取手段によって読
み取られて送られた前記画像情報に対して、前記画像形
成手段により形成される前記画像に対応させた処理を行
うアドオン処理部を備えることを特徴とする。
【0022】また、前記画像処理装置内に設けられた前
記シート材の搬送路において、前記画像形成手段と同等
の位置、若しくは前記画像形成手段よりも前記シート材
の搬送方向の上流の位置に設けられた前記シート材の状
態を検知する第1の状態検知手段と、該第1の状態検知
手段の検知結果に基づき警告を行う警告手段とを備える
ことを特徴とする。
【0023】また、前記画像処理装置内に設けられた前
記シート材の搬送路において、前記画像形成手段と同等
の位置、若しくは前記画像形成手段よりも前記シート材
の搬送方向の上流の位置に設けられた前記シート材の状
態を検知する第2の状態検知手段を備え、該第2の状態
検知手段の検知結果に基づき、前記画像形成手段による
画像形成動作を停止させることを特徴とする。
【0024】さらに、本発明に係る画像処理プログラム
を記録した記録媒体は、シート材の画像を読み取って、
該読み取ったシート材の画像に基づく画像情報を記憶手
段に記憶させると共に、前記シート材に画像を形成する
画像形成手段を備える画像処理装置に用いられる画像処
理プログラムを記録した記録媒体において、前記画像形
成手段により形成される画像に対応させて、前記画像情
報を変更して前記記憶手段に記憶させるアドオン処理ス
テップのプログラムが記録されていることを特徴とす
る。
【0025】また、前記シート材の搬送路において、前
記画像形成手段と同等の位置、若しくは前記画像形成手
段よりも前記シート材の搬送方向の上流の位置に配置さ
れている、前記シート材の状態を検知する第1の状態検
知手段に対して、前記シート材の状態を検知させるステ
ップと、前記検知した結果に基づき、警告手段における
警告動作の開始、及び前記画像形成手段における画像形
成動作の停止のうちの少なくともいずれか一方を行わせ
るステップと、のプログラムが記録されていることを特
徴とする。
【0026】従って、本発明に係る画像処理装置の作用
の1つとして、画像処理手段が、画像形成手段により形
成される画像に基づいて、画像読取手段により読み取ら
れた画像を処理することとしているため、画像読取の前
に画像形成を行う必要がなくなり、インクによる汚れを
防止し、高速化を図ることができる。
【0027】また、画像形成手段よりもシート材の搬送
方向の上流に画像読取手段が設けられているため、画像
読み取りの際に、インク等で画像読み取り部等が汚れて
しまうこともない。
【0028】また、画像処理手段が、画像処理を行うア
ドオン処理部と、このアドオン処理部における画像処理
を制御する制御部とに分離しているため、動作の役割分
担が明確になり、より正確に画像処理を行うことができ
る。
【0029】また、シート材の画像を読み取って、この
読み取ったシート材の画像を記憶手段に記憶する画像処
理装置において、制御部により制御されるアドオン処理
部が、画像形成手段により形成される画像に基づいて、
画像情報を変更して記憶手段に記憶させているため、読
み取った画像情報の利便性を高めつつ、画像読取の前に
画像形成を行う必要がなくなり、インクによる汚れを防
止し、高速化を図ることができる。
【0030】また、画像形成手段の上流の位置に、第1
の状態検知手段が配置され、かつ、警告(例えば、発
音、発光、画像表示、若しくはこれらの組み合わせその
他の警告をいう。本明細書中において同じ。)を行う警
告手段を具備しているため、画像が形成される前にシー
ト材の状態を検知することができ、重送やジャム等のシ
ート材搬送異常が発生した場合であっても、適切な画像
形成処理を行うことができる。
【0031】また、画像形成手段により形成されるべき
画像の位置が、シート材の長さの範囲外である場合に警
告を行うため、例えば画像形成手段で形成する画像の長
さよりもシート材の長さが短い場合のような異常状態で
も適切な画像形成を行うことができる。
【0032】また、画像形成手段により形成されるべき
画像の位置が、シート材の幅の範囲外である場合に警告
を行うため、例えば画像形成手段で形成する画像の幅よ
りもシート材の幅が短い場合のような異常状態でも適切
な画像形成を行うことができる。
【0033】また、画像形成手段により形成されるべき
画像の位置が、シート材の長さの範囲外である場合に画
像形成手段の動作を停止させるため、例えば画像形成手
段で形成する画像の長さよりもシート材の長さが短い場
合のような異常状態でも適切に対応することができる。
【0034】また、画像形成手段により形成されるべき
画像の位置が、シート材の幅の範囲外である場合に画像
形成手段の動作を停止させるため、例えば画像形成手段
で形成する画像の幅よりもシート材の幅が短い場合のよ
うな異常状態でも適切に対応することができる。
【0035】さらに、本発明に係る画像処理プログラム
を記録した記録媒体の作用の1つとして、シート材の画
像を読み取って、この読み取ったシート材の画像を記憶
手段に記憶する画像処理装置に用いられるプログラムで
あって、画像形成手段により形成される画像に基づい
て、画像情報を変更して記憶手段に記憶させているた
め、読み取った画像情報の利便性を高めつつ、画像読取
の前に画像形成を行う必要がなくなり、インクによる汚
れを防止し、高速化を図ることができる。なお、ここに
いう記録媒体には、磁気テープ、磁気ディスク、光ディ
スク、及び半導体記憶素子等が含まれる。
【0036】また、シート材の状態を検知する第1の状
態検知手段に対して、シート材の状態を検知させ、この
検知した結果に基づき、警告手段における警告動作の開
始、及び画像形成手段における画像形成動作の停止のう
ちの少なくともいずれか一方を行わせているため、画像
が形成される前にシート材の状態を検知することがで
き、シート材搬送異常が発生した場合であっても、適切
な画像形成処理を行うことができる。
【0037】本発明の作用についてさらに具体的に説明
すると、インプリンタ等の画像形成手段を画像読取手段
に対し、シート材搬送方向において下流に配置し、画像
読取手段により読み取られた画像データに対し、画像処
理を行うアドオン処理部を有し、画像形成手段により印
刷される画像の内容に関連づけて、アドオン処理部を動
作させるように構成することにより、例えばセンサ部等
の汚れを回避可能にするとともに、インクなどの乾燥に
かかる時間をかけずに高速化を図ることが可能である。
【0038】さらに、第1、若しくは第2の状態検知手
段を画像形成手段よりも前に配置し、第1、若しくは第
2の状態検知手段によるシート材搬送異常が検出された
場合、警告を発したり、シート材に対する画像形成手段
の動作を停止するように構成したので、シート材搬送異
常が発生した場合でも、二重印字や異なるデータの印字
に代表される不都合が生じない。
【0039】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る画像処理装
置、画像処理システム装置及び画像処理プログラムを記
録した記録媒体の実施形態について図面を参照して説明
する。
【0040】(画像処理装置の実施形態)まず、図1
に、本発明に係る画像処理装置の一実施形態を、シート
スルースキャナ1に適用した場合の構造図を示す。
【0041】図1において、2はシート材としての原稿
束Tをセットする原稿台、3は原稿束Tの残枚数に応じ
原稿台2を上下動させる原稿台モータである。4は原稿
束Tの最上面のシート材としての原稿を分離給紙部に送
り出すピックアップローラ、5はピックアップローラ4
を回転駆動させるピックアップモータである。
【0042】6は原稿束Tの上面位置を検出するピック
アップレバー、7はピックアップレバー6の動きを検出
するピックアップセンサであり、このピックアップセン
サ7により検出された位置がピックアップローラ4によ
り送り出される原稿束Tの上面位置である。この位置は
後に述べる分離給送機構に対し決められるものである。
【0043】8は送りローラ、その上方に位置する9が
送りローラ8の駆動源である送りローラモータである。
【0044】10は搬送方向に対して逆回転する分離ロ
ーラ、11は分離ローラ10の駆動源である分離モータ
である。前述送りローラ8と前述分離ローラ10とによ
り原稿束Tから確実に1枚の原稿のみを分離し給紙を行
うよう構成されている。
【0045】12は原稿の通過を検出するレジスト前セ
ンサ、13はレジストローラ、14は対向圧接する従動
ローラ、15はレジストローラ13の駆動切り替えを行
うクラッチ、16は原稿の通過を検出するレジスト後セ
ンサである。
【0046】17,18,19,20,21,22はレ
ジストローラ14と同じ回転速度で回転している搬送ロ
ーラ群であり、この搬送ローラ17,18,19,2
0,21,22に従動ローラ23,24,25,26,
27,28が対向圧接している。
【0047】35は画像形成手段であるところの着脱可
能なインク噴出プリンタヘッドであり、搬送された原稿
表面に指定された文字や画像等をプリントする。36は
インク噴出プリンタヘッド35を装着するプリンタ台で
あり、そのプリンタ台36は原稿搬送方向直角に交わる
規定位置線上に設定された複数箇所の印字位置に移動さ
せて、原稿の長手方向の所望の位置に印字を行うことが
できる。
【0048】33はインク噴出プリンタヘッド35の位
置検出とインク噴出プリンタヘッド35の有無検出とを
行うプリンタセンサである。インク噴出プリンタヘッド
35のプリント位置に合わせてプリンタセンサ33が同
数配置されている。
【0049】38は送られて来た原稿を検知する排紙セ
ンサである。搬送路Hより排出された原稿は排出部30
上に積載される。29はレジストローラ以降の搬送系を
駆動するメインモータである。31,32はそれぞれ搬
送される原稿の表面と裏面を読み取る画像読取手段であ
るところの読取ユニットである。
【0050】ここで、図1に示される画像形成部近傍の
構成について図2及び図3を参照して説明する。図2は
図1に示される画像処理装置の長手方向から見た画像形
成部近傍の拡大図であり、図3は画像形成部近傍の斜視
図である。
【0051】図2は図1で示される、プリンタヘッド3
5のインク噴出口、従動ローラ26、原稿搬送部の関係
をセット前面(図1中右側)より眺めた図であり、通常
図1に示される27、28の従動ローラは、インク等に
よるローラの汚れを防止するために、プリンタヘッドが
配置される長手方向の場所を避けて設置されている。
【0052】プリンタセンサ331はプリンタセンサ3
3の配置を前面より透視したもので、本実施形態では1
5個のセンサが紙の主走査方向に並んでいる。
【0053】プリンタヘッド35はプリンタ台36に乗
りこのプリンタセンサ33の配置される方向に移動する
ことが可能である。
【0054】この移動により、プリント位置を紙の長手
方向のプリンタセンサ33位置に対応した15種類の位
置に選択することが可能である。
【0055】プリンタヘッド35を移動させると331
のように配置されたプリンタセンサ33のうちいずれか
のセンサがヘッド位置を検出可能なように構成してい
る。
【0056】後述の図4に示されるコントローラ300
ではこのプリンタセンサ33の出力を判断し、このプリ
ンタセンサ33位置にプリンタヘッド35が無い場合に
はインプリント動作をしないようにしている。
【0057】ただし、本発明に係る画像処理装置に適用
される画像形成部の構成は、図2に示されるような構成
に限定されるものではなく、インク噴出プリンタヘッド
35や、プリンタセンサ331や、搬送上流側近傍の従
動ローラ26等の個数や形状等はその他適宜任意に変更
することができる。
【0058】次に、図1を参照して原稿の読み取り、及
びインク噴出プリンタヘッドによるプリント動作につい
て説明する。原稿台2に積載された原稿束Tは原稿台モ
ータ3により上昇する。ピックアップレバー6に原稿束
Tの上面が接しピックアップセンサ7が検知した後に原
稿台の上昇を止め、ピックアップモータ5の駆動が行わ
れ原稿を分離給紙部に送る。
【0059】2枚目以降の原稿の給紙については、既に
原稿台2上の原稿束Tが前述のように決められた位置に
上昇しているので搬送中の原稿の後端をレジスト後セン
サ16で検知した後、ピックアップローラ4が駆動し2
枚目以降の給紙が行われる。
【0060】分離給紙部に送られた原稿は前述の分離機
構により1枚に分離され、搬送路Hに給送される。
【0061】その後レジスト前センサ12で原稿の先端
が通過したことを検知した後、規定時間後クラッチ15
がオンすることによりメインモータ29の駆動がレジス
トローラ13に伝達され、原稿は読取ユニット31、及
び読取ユニット32に搬送される。
【0062】搬送されてきた原稿先端がレジスト前セン
サ12を通過したことを検知した後、搬送スピードに基
づいて、レジスト前センサ12、レジストローラ13、
及び従動ローラ14に原稿が確実にかみ込む時間が経過
すると、ピックアップローラ4と送りローラ8とが駆動
を止めつつ、原稿の搬送スピードに合わせてピックアッ
プローラ4と送りローラ8とが連れて回転する。
【0063】前述のレジストローラ13で搬送されてき
た原稿先端をレジスト後センサ16で検知した後、搬送
スピード及びレジスト後センサ16と読み取り部との距
離から算出される一定時間P後に、読取ユニット31で
表面の画像情報、読取ユニット32で裏面の画像情報の
読み取りを行う。
【0064】そして、前述レジスト後センサ16で検知
した後、搬送スピード及びレジスト後センサ16とイン
ク噴出プリンタヘッド35とのプリント位置間の距離
と、予め指定された原稿先端からのプリント位置間の距
離より算出される時間Q後に指定された文字等を搬送さ
れてきた原稿表面にプリントする。
【0065】操作者は予め、搬送方向直角に交わる線上
に設けられた15箇所のプリント位置から、プリントを
行いたい位置にプリンタ台36を移動させ、インク噴出
プリンタヘッド35を装着出来るようになっている。
【0066】原稿後端がレジスト後センサ16を通過し
たことを検知した後、前述一定時間Pで読み取りを停止
する。
【0067】また原稿搬送方向長さ以上に印字文字が指
定された場合も、前述規定時間Qでインク噴出プリンタ
ヘッド35によるプリントを止めてしまう。
【0068】そして、それらの原稿は搬送路Hから排出
され、排出部30に積載される。さらに、原稿台2に原
稿が無くなったことがピックアップレバー6により検出
され、排紙センサ38が最後の原稿が通過したことを検
知した後に、全ての駆動が停止する。以上の処理は後述
するコントローラにより制御される。この処理につい
て、図4を参照して説明する。図4に、図1に示される
画像処理装置が具備する制御回路のブロック図を示す。
【0069】図4において、101は画像を読み取るた
めの読み取りセンサであり、読取ユニット31、及び読
取ユニット32に存在する。102は読み取りセンサ1
01からの信号を増幅したり、黒レベル補正したり、サ
ンプルホールドを行なうなどのAMP部である。
【0070】103はAMP部102の出力をアナログ
からデジタルへ変換するA/D変換部であり、104は
A/D変換部103からの画像データにシェーディング
補正やガンマ補正、エッジ強調処理、二値化処理などを
行うための画像処理部である。
【0071】この画像処理部104の処理は、必ずしも
必要ではなく、場合によってはその一部または全てを省
略することも可能である。
【0072】105は画像処理部104からの画像デー
タの一部に変更を加えることが可能なアドオン処理部で
あり、変更の内容の決定は、コントローラ300側から
の指定により行うことが可能である。
【0073】106はアドオン処理部105からの画像
データを、適時DMA(Direct Memory
Access)転送するなどして一時保存するメモリで
あり、107は外部とのインタフェース回路であり、例
えばパラレルやシリアルの標準的なインタフェースであ
っても、専用の特殊なインタフェースであっても構わな
い。108はPCであり、インタフェース回路107を
介して接続される。
【0074】なおここで、アドオン処理の使用の具体例
を以下に列記する。 (1)画像データからの検索 画像データ中に例えばビットマップ状に文字列を書き込
む。検索時にはこの文字列をOCR(Optical
Character Reader)で処理することに
より検索することができる。文字列の替わりにバーコー
ドにしても良い。
【0075】(2)原本と画像データの一致の確認 アドオン処理により原本にインプリントした文字列と画
像データの文字列を比較することで原本と画像データが
一致していることの確認が可能である。この文字列は、
例えば以下のようにすると更に一致の確認が容易であ
る。FIle名+通し番号(ページ番号)
【0076】(3)画像データの読み込み日付の確認 アドオンの文字列に日付、時間などを利用すると、画像
を読みとった日付を記すことができ、画像の改竄などへ
の簡易な対応(Fileのプロパティにある作成日との
比較)などに利用できる。
【0077】(4)画像データが読みとられた機械もし
くは営業所などの確認 アドオンの文字列に機械の番号や例えば配送伝票などの
場合には読みとった営業所名を使用することにより、画
像データが作成された機械や営業所の管理が可能であ
る。
【0078】従来行われている、画像読み取り前に原稿
にアドオン処理する場合、インプリンタの性能によって
はOCRなどに不向きな印字にならざるを得なく、また
OCRに適した印字であっても紙搬送に斜行やぶれが生
じた場合必ずしもOCR向きの画像として保存される保
証がない。
【0079】本実施形態のように画像データ中にデジタ
ル的にアドオン処理する場合、フォントをOCRに適し
た形に設定することが可能であり、また書き込みの位置
も一定にすることが可能で、OCRやバーコードデコー
ド(バーコードをアドオンする場合)などの認識率を従
来例に比較して格段に向上することが可能であるといっ
た利点も併せ持つ。
【0080】次に、制御動作について説明する。メモリ
106に保存された画像データは、逐次、インタフェー
ス回路107を介してPC108に送られ、PC内に保
存される。
【0081】インク噴出プリンタヘッド35は、コント
ローラ300により制御されるプリンタヘッドであり、
コントローラ300の指示により、適宜搬送される原稿
に、文字や数字あるいは画像などの情報を印字する。
【0082】350は、原稿搬送になんらかの異常が発
生した場合に異常を検出するための原稿搬送異常検出部
(原稿の状態検知手段)であり、原稿の搬送方向に対
し、インク噴出プリンタヘッド35と同等の位置、若し
くは上流の位置に配置される。このように配置すること
で、印字以前に原稿の異常を判断できる為、異常発生時
の原稿への印字を未然に止めることが可能となる。
【0083】原稿搬送異常検出部350には、例えば原
稿の重送を検知する手段や、搬送ジャム(原稿搬送に何
らかの異常があり、所定の時間が経過しても搬送されて
こない状態)を検知する手段や、原稿の破れや穴開きを
検知する手段などの公知の状態検知手段が設けられる。
【0084】重送を検知する方法としては、例えば超音
波により重なった紙間の空気層を検知する方法や、原稿
の厚みを検知して複数枚送られていないかを検知する方
法や、搬送方向にずれて重なった原稿については原稿の
通過時間を検知して所定長さ以上になっていないかを検
知する方法などがある。
【0085】搬送ジャムを検知する方法としては、例え
ば原稿の通過時間を検知して所定時間後に原稿が通過す
るかを検知する方法などがある。原稿の破れや穴開きを
検知する方法としては、例えば光透過型センサを用いて
検知する方法などがある。
【0086】コントローラ300は今まで述べてきた原
稿の搬送から、プリント動作、画像データの出力に係る
一連の動作を以下の手順にしたがって、制御する。
【0087】まず、コントローラ300は、例えばコン
トローラ300に接続されたキーボードや、PC108
から指定される、印字すべき画像データなどをインク噴
出プリンタヘッド35や、アドオン処理部105に与え
る。
【0088】インク噴出プリンタヘッド35に与えられ
るデータと、アドオン処理部105に与えられるデータ
とは、一般的な使用方法では、原稿に印字されるイメー
ジとPC側へ送出される画像データ上のイメージを同一
になるように設定するが、例えば、文字サイズや文字間
隔、文字フォントが異なっていても良い。
【0089】また、必ずしも、同じ文字列などにする必
要もなく、相互に関連づけられた画像であればよい。
【0090】コントローラ300では、原稿の搬送に従
って、インク噴出プリンタヘッド35による印字と、ア
ドオン処理部105による画像データへの処理を並行あ
るいは逐次処理するが、前述のレジスト後センサ16の
通過時間から算出される原稿長が、インク噴出プリンタ
ヘッド35により印字するのに要する原稿長さより短か
ったり、印字位置終了が、原稿がインク噴出プリンタヘ
ッド35を通過する以上に及んでしまうような場合に
は、印字処理を行わず、使用者に異常を通知するように
構成することも可能である。これは、原稿長手方向幅を
超えて印字位置を指定した場合についても同様である。
【0091】ここで、原稿幅や原稿長は読取ユニット3
1、及び読取ユニット32に内蔵された読み取りセンサ
101の出力に信号処理を加えることにより検出するこ
とも可能である。
【0092】同様に、原稿搬送異常検出部350によ
り、例えば重送や、ジャムの発生が検出された場合に、
インク噴出プリンタヘッド35の動作を停止して、かつ
メモリへの記憶も中止し、使用者に異常の発生を通知す
るように構成することも可能である。
【0093】使用者への異常の発生の通知(警告)方法
としては、例えば、発音、発光、画像表示等があり、こ
れらを組み合わせても良い。また本警告を行う装置も、
スキャナまたはPCのいずれでも良い。
【0094】以上の一連の動作の一例を図5のフローチ
ャートを基に説明する。図5に、図1に示される画像処
理装置の動作のフローチャートを示す。
【0095】まず、1ページスキャンの命令を受け取る
と、原稿1枚を給紙する(S2)。スキャナは搬送方向
に向けて原稿を搬送する(S3)。搬送に伴い、逐次原
稿の状態をチェックし続け(S5,S6,S7)、同時
に所定のタイミングで画像読み取り動作(S8)及びイ
ンプリント動作(S10)を行う。
【0096】重送の検知(S4)、搬送不良の検知(S
5)、原稿のやぶれ、穴あき等の原稿の損傷を検知(S
6)した場合は、スキャナは動作を停止し、エラー情報
をPC側へ送信する(S12)。そしてインプリント動
作も行わない。この時、警告を発してもよい。
【0097】通常、画像読み取りは、読取センサの主走
査方向のライン毎に行われる。前記検出は通常この読み
取りに併せて行うことが通常であるが、所定期間毎でも
ランダムであってもかまわない。上記動作を1ページの
画像データ取得まで繰り返す(S11)。
【0098】1ページの画像データ取得が終了すると次
に排紙動作になるが、ここでも原稿搬送しながら原稿の
状態を検出し、異常があった場合には前記同様動作を停
止し、エラー情報をPCへ送出するようにしても良い。
【0099】この様に構成することにより、インプリン
ト動作に入る前に原稿搬送異常や原稿破れ、穴あき原稿
などを検出した場合、インプリント動作を停止できるの
で、紙に印字する前に動作を中断し、原稿への不必要な
印字を避けることが可能である。
【0100】本動作例においては画像形成手段の上流側
近傍の1箇所に原稿の状態検知手段を設けたが、画像読
取手段の上流側にもう1箇所設けた構成にしても良い。
この構成によれば、原稿の状態をより詳しく検知するこ
とが可能となる。
【0101】また、原稿の状態検知手段としては、必ず
しも前述した重送検知手段、給送不良検知手段、原稿穴
開き破れ検知手段等の全てを備える必要はなく、スキャ
ナのスペックやユーザの使用環境に応じて必要とされる
検知手段を備える形態でも構わない。
【0102】また、状態検知手段の検知結果に応じて行
う動作としての、インプリント動作停止やユーザへの警
告やメモリへの記憶の中止等について、これらのいずれ
を行うかは、任意に設定しても良い。
【0103】また、アドオン処理部105における処理
は、実際にはメモリ106に書き込まれた画像データに
対して行なわれても良いことは明らかである。
【0104】また、インタフェース回路107、及びP
C108は本発明に係る画像処理装置と一体化すること
が可能であることは言うまでもない。
【0105】また、今まで述べてきた、アドオン処理
は、PC108側に通常導入される、いわゆるデバイス
ドライバと呼ばれるソフトにより行ってもかまわない。
【0106】すなわちこの場合は、図6に示されるよう
に、上記一連の手順のプログラムを記録した記録媒体3
60をPC108に挿入して、コントローラ300がこ
のプログラムに従って上記一連の手順を実行する。
【0107】従って、図6に示される記録媒体360
が、本発明に係る画像処理プログラムを記録した記録媒
体の一実施形態となる。ここで、図6に示される記録媒
体としては例えば、磁気テープ、磁気ディスク、光ディ
スク、及び半導体記憶素子等のように種々のものが上げ
られるが、これらに限定されるものではなく、その他の
任意の媒体を用いることができる。
【0108】さらに、上記実施形態のシートスルースキ
ャナでは、原稿の画像情報を読み取るものとしたが、フ
ァックスや複写機のようにシート材としての記録紙上に
画像を形成する画像形成手段を備えたものにも、本発明
を適用することが可能である。
【0109】(画像処理システム装置の実施形態)次
に、本発明に係る画像処理システム装置の一実施形態に
ついて説明する。本実施形態の特徴は、アドオン処理部
をPC本体に持たせる点に特徴がある。以下にPC側で
アドオン処理する場合の動作の一例を説明する。
【0110】図7に、本発明に係る画像処理システム装
置の一実施形態の構造のブロック図を示す。画像処理部
104から得られた画像データは、インタフェース回路
107を介してPC本体に送られ、PC内部に設けられ
たアドオン処理部109に送られ、そこで読取画像デー
タに対するアドオン処理がなされ、処理がなされた画像
データが記録媒体110に記憶される。なお、これら以
外の主な動作は、先の画像処理装置の実施形態と同様で
ある。
【0111】PC側はスキャナ側のエラー情報が無い状
態で1ページ分のデータを受信した場合のみ、スキャナ
ー側から送信された画像データをビットマップデータに
展開するなどして、アドオン信号である文字データやバ
ーコードデータ、あるいはファイル記号などを書き込
み、必要であれば画像圧縮(例えばMH、MR、MMR
符号化やJPEG符号化)などを行いHDDやMOD、
CDR等の記録媒体110に保存するようにしても良
い。また、もしエラー情報が引き渡された場合には上記
保存を行わずに終了するようにしても良い。
【0112】上記例では記録媒体への保存を行わないよ
うに構成したが、例えばCRT上にエラーメッセージを
出すなどしてユーザに注意を喚起して、記録媒体に保存
し、その画像データを使用するか否かはユーザの選択に
任せるように構成しても良い。
【0113】この様に本発明に係る画像処理システム装
置の実施形態の構成でも、先の画像処理装置の実施形態
と同様に、インプリント動作に入る前に原稿搬送異常や
原稿破れ、穴あき原稿などを検出した場合、インプリン
ト動作を停止できるので、原稿に印字する前に動作を中
断し、原稿への不必要な印字を避けることが可能であ
る。
【0114】また、本実施形態の場合も先の画像処理装
置の実施形態と同様に、一連の手順をプログラムとして
記録媒体に記録して、PCに実行させることとし、本発
明に係る画像処理プログラムを記録した記録媒体として
も良い。
【0115】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、画像形成手段で形成する画像に基づいて、読
み取ったシート材の画像を処理しているため、シート材
の画像の読み取りの前に画像を形成する必要がなくな
り、インクによる汚れを防止し、高速化を図ることが可
能な画像処理装置、及び画像処理プログラムを記録した
記録媒体を提供することができる。
【0116】さらに、シート材の状態を、画像形成手段
以前の位置において検知し、この検知結果に基づいて、
例えば警告の発生や、画像形成動作の停止処理等を行っ
ているため、シート材搬送異常が発生した場合であって
も、適切な画像形成処理を行うことが可能な画像処理装
置、及び画像処理プログラムを記録した記録媒体を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置の一実施形態の構造
図である。
【図2】図1に示される画像処理装置の画像形成部近傍
の拡大図である。
【図3】図1に示される画像処理装置の画像形成部近傍
の斜視図である。
【図4】図1に示される画像処理装置が具備する制御回
路のブロック図である。
【図5】図1に示される画像処理装置の動作のフローチ
ャートである。
【図6】図1に示される画像処理装置が具備する別形態
の制御回路のブロック図である。
【図7】本発明に係る画像処理システム装置の一実施形
態の構造のブロック図である。
【符号の説明】
1 シートスルースキャナ(画像処理装置) 2 原稿台 3 原稿台モータ 4 ピックアップローラ 5 ピックアップモータ 6 ピックアップレバー 7 ピックアップセンサ 8 送りローラ 9 送りローラモータ 10 分離ローラ 11 分離モータ 12 レジスト前センサ 13 レジストローラ 14 従動ローラ 15 クラッチ 16 レジスト後センサ 17,18,19,20,21,22 搬送ローラ 23,24,25,26,27,28 従動ローラ 29 メインモータ 30 排出部 31,32 読取ユニット(画像読取手段) 33 プリンタセンサ 35 インク噴出プリンタヘッド(画像形成手段) 36 プリンタ台 38 排紙センサ 101 読み取りセンサ 102 AMP部 103 A/D変換部 104 画像処理部 105 アドオン処理部 106 メモリ 107 インタフェース回路 108 PC 110 記録媒体 300 コントローラ 331 プリンタセンサ 350 原稿搬送異常検出部(状態検知手段) 360 記録媒体 H 搬送路 T 原稿束
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 7/06 B65H 7/06 7/12 7/12 G06T 1/00 430 G06T 1/00 430J H04N 1/00 H04N 1/00 B 108 108J

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材の画像情報を読み取る画像読取
    手段と、 前記シート材に画像を形成する画像形成手段と、を備え
    る画像処理装置において、 前記画像形成手段により形成される前記画像に対応させ
    て、前記画像読取手段により読み取られた画像情報を処
    理する画像処理手段を備えることを特徴とする画像処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記画像読取手段が、 前記画像形成手段よりも前記シート材の搬送方向の上流
    に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像処理手段が、 前記画像読取手段により読み取られた画像情報に対し
    て、画像処理を行うアドオン処理部と、 前記アドオン処理部における画像処理を制御する制御部
    と、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    画像処理装置。
  4. 【請求項4】 シート材の画像を画像情報として読み取
    る画像読取手段と、 前記画像読取手段により読み取られた前記画像情報を記
    憶する記憶手段と、前記画像読取手段よりも前記シート
    材の搬送方向の下流に設けられ、前記シート材に画像を
    形成する画像形成手段と、 前記画像形成手段により形成される画像に対応させて、
    前記画像情報を変更して前記記憶手段に記憶させるアド
    オン処理部と、 前記アドオン処理部を制御する制御部と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記シート材の搬送路において、 前記画像形成手段と同等の位置、若しくは前記画像形成
    手段よりも前記シート材の搬送方向の上流の位置に設け
    られた前記シート材の状態を検知する第1の状態検知手
    段と、 該第1の状態検知手段の検知結果に基づき警告を行う警
    告手段と、を備えることを特徴とする請求項1から4の
    いずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記シート材の状態として、 ジャム状態、所定の位置に前記シート材が配置されてい
    ない位置ズレ状態、及び重送状態その他の前記シート材
    の搬送状態を含むことを特徴とする請求項5に記載の画
    像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記シート材の状態として、 前記シート材の長さを含み、 前記画像形成手段により形成されるべき画像の形成位置
    が、前記シート材の長さの範囲外である場合に、 前記警告手段が警告を行うことを特徴とする請求項5又
    は6に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記シート材の状態として、 前記シート材の幅を含み、 前記画像形成手段により形成されるべき画像の形成位置
    が、 前記シート材の幅の範囲外である場合に、 前記警告手段が警告を行うことを特徴とする請求項5か
    ら7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記シート材の搬送路において、 前記画像形成手段と同等の位置、若しくは前記画像形成
    手段よりも前記シート材の搬送方向の上流の位置に設け
    られた前記シート材の状態を検知する第2の状態検知手
    段を備え、 該第2の状態検知手段の検知結果に基づき、 前記画像形成手段による画像形成動作を停止させること
    を特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画
    像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記シート材の状態として、 ジャム状態、所定の位置に前記シート材が配置されてい
    ない位置ズレ状態、及び重送状態その他の前記シート材
    の搬送状態を含むことを特徴とする請求項9に記載の画
    像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記シート材の状態として、 前記シート材の長さを含み、 前記画像形成手段により形成されるべき画像の形成位置
    が、 前記シート材の長さの範囲外である場合に、 前記画像形成手段による前記画像形成動作を停止させる
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載の画像処理装
    置。
  12. 【請求項12】 前記シート材の状態として、 前記シート材の幅を含み、 前記画像形成手段により形成されるべき画像の形成位置
    が、 前記シート材の幅の範囲外である場合に、 前記画像形成手段による前記画像形成動作を停止させる
    ことを特徴とする請求項9から11のいずれかに記載の
    画像処理装置。
  13. 【請求項13】 シート材の画像情報を読み取る画像読
    取手段及び前記シート材に画像を形成する画像形成手段
    を備えた画像処理装置と、 前記画像処理装置とインタフェース部を介して接続され
    る、情報の処理を行う情報処理装置とを備える画像処理
    システム装置において、 前記画像形成手段は、前記画像読取手段によって画像情
    報が読み取られた前記シート材に、前記画像情報に対応
    した画像を形成し、 前記情報処理装置は、前記画像読取手段によって読み取
    られて送られた前記画像情報に対して、前記画像形成手
    段により形成される前記画像に対応させた処理を行うア
    ドオン処理部を備えることを特徴とする画像処理システ
    ム装置。
  14. 【請求項14】 前記画像処理装置内に設けられた前記
    シート材の搬送路において、 前記画像形成手段と同等の位置、若しくは前記画像形成
    手段よりも前記シート材の搬送方向の上流の位置に設け
    られた前記シート材の状態を検知する第1の状態検知手
    段と、 該第1の状態検知手段の検知結果に基づき警告を行う警
    告手段とを備えることを特徴とする請求13に記載の画
    像処理システム装置。
  15. 【請求項15】 前記画像処理装置内に設けられた前記
    シート材の搬送路において、 前記画像形成手段と同等の位置、若しくは前記画像形成
    手段よりも前記シート材の搬送方向の上流の位置に設け
    られた前記シート材の状態を検知する第2の状態検知手
    段を備え、 該第2の状態検知手段の検知結果に基づき、 前記画像形成手段による画像形成動作を停止させること
    を特徴とする請求項13又は14に記載の画像処理シス
    テム装置。
  16. 【請求項16】 シート材の画像を読み取って、該読み
    取ったシート材の画像に基づく画像情報を記憶手段に記
    憶させると共に、前記シート材に画像を形成する画像形
    成手段を備える画像処理装置に用いられる画像処理プロ
    グラムを記録した記録媒体において、 前記画像形成手段により形成される画像に対応させて、
    前記画像情報を変更して前記記憶手段に記憶させるアド
    オン処理ステップのプログラムが記録されていることを
    特徴とする画像処理プログラムを記録した記録媒体。
  17. 【請求項17】 前記シート材の搬送路において、 前記画像形成手段と同等の位置、若しくは前記画像形成
    手段よりも前記シート材の搬送方向の上流の位置に配置
    されている、前記シート材の状態を検知する第1の状態
    検知手段に対して、前記シート材の状態を検知させるス
    テップと、 前記検知した結果に基づき、警告手段における警告動作
    の開始、及び前記画像形成手段における画像形成動作の
    停止のうちの少なくともいずれか一方を行わせるステッ
    プと、のプログラムが記録されていることを特徴とする
    請求項16に記載の画像処理プログラムを記録した記録
    媒体。
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