JP2005096450A - 記録装置及び該装置における記録媒体の搬送制御方法 - Google Patents

記録装置及び該装置における記録媒体の搬送制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 インクジェット記録装置の様な小型装置においては、コスト的な面からも、記録動作中の給紙動作を一連の動作として構成することは不可能である。
【解決手段】 記録ヘッドに対して記録媒体を相対移動させて記録ヘッドによる記録を行う記録装置であって、記録ヘッドにより記録が行われる記録位置で記録に伴ってLFローラを回転駆動して記録シートを搬送する際、次頁の画像記録が必要かどうかを判断し、次頁の画像記録を行う場合には、画像記録に伴うLFローラの回転による記録シートの搬送に同期して、そのLFローラの回転による搬送量に相当する量だけ搬送ローラを回転させ、次頁の画像を記録するための記録シートを給送駆動する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、例えばインクジェットプリンタやレーザビームプリンタなどの記録装置及び該装置における記録媒体の搬送制御方法に関するものである。
近年、コンピュータに接続される、例えばインクジェットプリンタなどの記録装置では、コンピュータシステムの高速化に伴い、その印刷速度をより高速にするように要求されている。また印刷可能な用紙(記録媒体)の量も多く要求されるため、記録装置に給紙カセット等を搭載し、印刷可能な用紙枚数を増やすことも実現されている。しかし、このような給紙カセットを使用すると、用紙の搬送距離が長くなって給紙時間が増大する。インクジェット記録装置における記録処理速度を上げるための要因として、用紙の給紙時間の短縮が望まれている。
従来の記録装置では、ホストコンピユータから受信した画像データを解析し、その解析結果に基づいてメカ制御部に命令を送ることにより、記録装置における動作が開始される。この場合、まず用紙カセットから用紙がピックアップされて給紙動作が開始される。そして、この給紙動作により記録紙が記録位置まで搬送されたことを確認した後、メカ制御部に記録命令を発行して記録動作を行う。こうして1行或は1バンド分の記録が終了すると、その記録済みの部分に対応する長さ分の紙送り命令を制御部に送る。このような動作を繰り返すことにより、ページ全体の画像記録を行っている。そして記録動作を終了した後、排紙命令を実行して記録済みの記録紙を排紙し、その排紙動作の終了を待ってから次頁の給紙動作を開始している。
しかし、近年は給紙カセットを含む給紙装置の大容量化が進んでいるため、給紙動作を開始してから、その用紙を記録可能な位置まで搬送するまでの搬送距離が長くなっている。従って、従来の給紙制御ではスループット向上の効果が得られず、記録速度の上昇が困難になっている(特許文献1)。
特開2000−159392号公報参照
このような給紙に要する時間を節約して記録速度を上げるために、記録動作中に、次の記録のための記録紙を給紙カセットから給紙する記録装置が開発されているが、このような記録装置では、紙送り動作と給紙動作とは同じモータによる回転駆動により行われている。よって、複数の給紙手段を有し、その給紙手段がオプション等で取り外し可能な際には、紙送り動作と給紙動作を同一のモータで行うことができない場合もある。
また、レーザビームプリンタ等のように、大容量の用紙の積載が可能な記録装置では、記録動作中に給紙動作を行うことが行われているが、紙送り動作と給紙動作とは独立しており給紙動作は一連の動作となっている。これはレーザビームプリンタ等の大型の装置では、紙送り動作と給紙動作とを独立に行うように構成することが可能であるためで、インクジェット記録装置の様な小型装置においては、コスト的な面からも、記録動作中の給紙動作を一連の動作として構成することは不可能である。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、本願発明の特徴は、現頁の記録媒体の搬送時に次頁の記録に使用する記録媒体の搬送処理を並行して行うことにより、低コストで記録速度を向上させることができるようにした記録装置及び該装置における記録媒体の搬送制御方法を提供することにある。
本発明の一態様に係る記録装置は以下のような構成を備える。即ち、
記録ヘッドに対して記録媒体を相対移動させて前記記録ヘッドによる記録を行う記録装置であって、
前記記録ヘッドにより記録が行われる記録位置で前記記録媒体を搬送する媒体搬送手段と、
記録媒体を複数収容する収容部から記録媒体をピックアップして前記媒体搬送手段により搬送可能な位置まで搬送する媒体給送手段と、
現頁の記録媒体への画像記録時に次頁の画像記録が必要かどうかを判断する判断手段と、
前記判断手段により次頁の画像記録が必要と判断されると、前記媒体搬送手段による記録媒体の搬送に同期して、前記媒体搬送手段による前記記録媒体の搬送量に相当する量、前記媒体給送手段による記録媒体の給送駆動を行うように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする。
本発明の一態様に係る記録装置は以下のような構成を備える。即ち、
記録ヘッドに対して記録媒体を相対移動させて前記記録ヘッドによる記録を行う記録装置であって、
第1搬送ローラを回転駆動して、前記記録ヘッドにより記録が行われる記録位置を通過して前記記録媒体を搬送する媒体搬送手段と、
記録媒体を複数収容する収容部からピックアップされた記録媒体を第2搬送ローラを回転駆動して搬送する媒体給送手段と、
現頁の記録媒体への画像記録時に次頁の画像記録が必要と判断すると、前記現頁の記録媒体が前記第2搬送ローラに係合しなくなった後、次頁の画像記録用の記録媒体の搬送を開始し、前記第1搬送ローラの回転駆動に同期して前記第2搬送ローラを略同量回転駆動して前記現頁の記録媒体と前記次頁の画像記録用の記録媒体の搬送を行う搬送制御手段とを有することを特徴とする。
本発明の一態様に係る記録媒体の搬送制御方法は以下のような工程を備える。即ち、
記録ヘッドに対して記録媒体を相対移動させて前記記録ヘッドによる記録を行う記録装置における記録媒体の搬送制御方法であって、
LFローラを回転駆動し、前記記録ヘッドにより記録が行われる記録位置を通過して記録媒体を搬送する媒体搬送工程と、
記録媒体を複数収容する収容部から記録媒体をピックアップして、前記LFローラにより搬送可能な位置まで搬送する媒体給送工程と、
現頁の記録媒体への画像記録時に次頁の画像記録が必要であると判断した場合、前記LFローラによる記録媒体の搬送に同期して、前記LFローラによる前記記録媒体の搬送量に相当する量、前記媒体給送工程での記録媒体の給送駆動を行うように制御する制御工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、現頁の記録媒体の搬送時に次頁の記録に使用する記録媒体の搬送処理を並行して行うことにより、低コストで記録速度を向上できる。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明の実施の形態に係るインクジェット記録装置の給紙ユニットを説明する図で、図1は給紙ユニット1の全体を示す外観斜視図、図2は給紙カセット部3を示す外観斜視図、そして図3は図1から給紙カセット3およびカバーをはずしたユニット本体部2を示す外観斜視図である。この給紙ユニット1は、大きく分けて、ユニット本体部2と給紙カセット3に区別できる。
図1において、1はカセット給紙ユニット全体を示し、この給紙ユニット1上に、後述するインクジェット記録装置本体を載置することにより、インクジェット記録装置本体に用紙(以下、記録シート)を給紙して印刷を行うことができる。13はユニット本体部2をカバーしている右化粧パネル、14は同じくユニット本体部2をカバーしている左化粧パネルで、いずれも後述するインクジェット記録装置本体の外形となる外観形状と一致している。15はユニット本体部2の右上部をカバーしている右カバー、16は同じくユニット本体部2の左上部をカバーしている左カバーである。17は分離ベースであり、それぞれ後述する機構部品を囲うとともに、給紙カセット3の位置決め面を規定している。18は金属板製のアッパーステイで、給紙ユニット1の強度を維持する構造体としての役割を担っている。19,20はそれぞれ右カバー15、左カバー16に設けられた右フック、左フックで、後述するインクジェット記録装置本体を引っ掛けて固定している。21,22はそれぞれ分離ベース17から突出した位置決め用の右ピン、左ピンで、インクジェット記録装置本体を載せたとき、両者の位置決めを行っている。23,24はそれぞれ分離ベース17に設けたそれぞれ右可動フック、左可動フックで、図の位置にバネ(不図示)で付勢され、記録装置本体を載せると可動フックが回動して記録装置本体とロックされる。ここで、不図示の背面ボタンを押すことにより、可動フック23,24はバネ(不図示)に抗って回動してロックが解除され、インクジェット記録装置本体を持ち上げることにより、この給紙ユニット1と分離できる。47は分離ベース17に設けられたコネクタ(メス側)であり、インクジェット記録装置本体が載置されたとき、この記録装置本体の底面に設けられたオス側コネクタと係合して電気的に導通し、記録装置側からの電源信号や後述するモータ駆動信号を入力することができる。
図2は、給紙カセット3の全体斜視図である。
図2において、4はカセットオケであり、ここにはB5判からA4判、LTRサイズまでのサイズの記録シート(不図示)がセット可能である。このカセットオケ4の基準側壁10に記録シートを突き当ててセットし、サイドガイド5とエンドガイド6を移動して記録シートに突き当てて記録シートの位置決めを行う。これらサイドガイド5とエンドガイド6は、ラチェット7によりカセットオケ4に対して固定される。8は圧板で、回転中心11を中心に回動可能となっている。この圧板8上には分離シート9が両面テープで固定されている。この分離シート9はコルク製であり、一番底にセットされる記録シートに対し摩擦拘束力を与えて、記録シートの給紙時に重送が発生しないようにする役割を担っている。この給紙カセット3は、記録シートが積層されてセットされた後、後述するカセット給紙ユニット本体部2(図3)の中に挿入される。
図3はユニット本体部2の外観図で、ここでは説明のため、右化粧パネル13、左化粧パネル14、右カバー15、左カバー16を取り除いて示している。
図3において、25は金属板製のベースプレートで、前述の右カバー15、左カバー16、分離ベース17はこのベースプレート25にビスにて固定されている。26はカセット押圧ピンで、給紙カセット3を右カバー15の基準面(不図示)に圧縮バネ27で押し付ける。この押圧ピン26で押されることにより、給紙カセット3はユニット本体部2に対して左右方向に位置決めされる。また、カセットオケ4の左側面には不図示のカセット押圧ピン先が入る凹部が設けられており、給紙カセット3は、この給紙ユニット1の奥行き方向にも位置決めされる。28は電気的アース取りのため、後述する記録装置のシャーシ部に接触するアースバネであり、図3では省略している左カバー16に固定される。29はピックアップローラで、ピックアップローラ軸33の一部に圧入される。32は搬送ローラで、金属軸に焼き付けにより2個のゴムを一体化したものである。38はピンチコロで、搬送ローラ32のゴム部に対し、不図示のバネ軸により、約100gfで押し付けられる。30は金属製の圧板プレス板で、図2の圧板8に接触して昇降する役割を持つ。48は右シャーシで、ベースプレート25にビス止めされる。49は左シャーシで、同じくベースプレート25にビス止めされる。50は駆動源のカセットモータ(ステッピングモータ)で、圧板8やピックアップローラ29及び搬送ローラ32に回転駆動力を与える。
次に、この給紙ユニット1上にインクジェット記録装置本体を載せたときの概略構成について説明する。
図4は、インクジェット記録装置400を給紙ユニット1上に載せたときの全体斜視図である。
図5は、インクジェット記録装置400を給紙ユニット1上に載せた状態で、図4の切断面401で切断した場合の断面形状の主要部品のみを表した断面図で、前述の図面と共通する部分は同じ記号で示している。
図5において、502はLFローラで、給紙された記録シートを間歇送りするためのローラである。このLFローラ502には、ピンチローラ503が所定の荷重で押し付けられている。このピンチローラ503は、主走査方向(図5の垂直方向)に複数個設けられており、これらピンチローラ503により記録シートを正確に送ることができる。504はPEセンサレバーで、記録シートの先端(leading edge)や後端(trailing edge)がレバー504を通過すると、このレバー504が揺動する。この揺動を透過型光センサ(PEセンサ510)を用いてレバー504の上端で検出することにより、記録シートの通過タイミングを検知することができる。尚、図5の状態は記録シート有りの状態を示しており、記録シートが搬送路上に無いときは、レバー504は図5の右回り方向に略90度回動しており、これによりPEセンサ510が遮光されてレバー504を検知し、記録シート無しであると判断される。509はカセットPEセンサで、不図示の透過型光センサを用いて、このカセットPEセンサ509の下端を記録シートが通過したかどうかを検知している。これにより、このカセットPEセンサ509を通過する記録シートの通過タイミングや記録シートの有無が検知可能である。尚、搬送ローラ32とPEセンサレバー504によるシート検知位置までの間隔は略150mmである。
上述したように、ピックアップローラ29でピックアップされた記録シートは1枚だけに分離された後、搬送ローラ32の時計周り方向の回転により搬送され、インクジェット記録装置400内の搬送路505を通過して搬送される。そして記録時には、LFローラ502とピンチローラ503に挟持されて間歇送りされる。そして、このように間歇送りされる記録シートに対して、主走査方向に走査するキャリッジ506にセットされた不図示のインクジェットヘッドからインクを吐出することにより、この記録シートに画像が記録される。こうして記録が終了した記録シートは、排紙ローラ507と拍車508に挟持され、これらの回転により装置外(図5の右側)に排紙される。
図6は、本発明の実施の形態に係るインクジェット記録装置の主要部の構成を示すブロック図である。
図6において、601は主制御部となるCPUで、この記録装置における記録データの作成、記録制御のためのモータ駆動、記録ヘッドの吐出制御、ホストコンピユータなどの外部装置から伝送されたコマンドの解析、操作パネル(不図示)により入力され、或は操作パネルに表示出力するデータの入力制御などを行う。RAM602は、CPU601によるプログラム実行時に各種データを一時的に記憶するためのワークエリアを提供し、また入力された画像データや記録データを記憶するメモリエリアを有している。ROM603は、CPU601により実行されるプログラムや各種データなどを記憶している。この内、各種データは、そのまま初期値として使用されるものと、RAM602に展開され、CPU601により加工されるものとがある。EEPROM604は、このインクジェット記録装置の情報を保存している。ここEEPROM604に保存されている情報には、このインクジェット記録装置の設定状態だけでなく、印刷枚数、インク残量を示す情報等も含まれている。このインクジェット記録装置の設定状態としては、自動電源ON/OFF、乾燥モードなどの機能項目が含まれ、これら情報が格納されている。
605はホストコンピユータから画像データを受信するI/F(インターフェース)で、ホストコンピユータから受信した画像データは、CPU601により読み込まれ、RAM602上にイメージデータとして展開される。このI/F605は、IEEE1284,IEEE1394,USB、無線等により、ホストコンピユータとの間で双方向通信が可能になっている。センサ部606は、環境温度、ヘッド温度、記録シート有り無しの検知などを行う複数のセンサで構成されている。キャリッジ(CR)モータ608は、主走査方向に記録ヘッド(インクジェットヘッド)を走査駆動する。ラインフィード(LF)モータ609は、その回転によりLFローラ502を回転させ、記録シートを副走査方向へ移動させる。前述のカセットモータ50は、ピックアップローラ29を回転駆動して、給紙カセット3に集積して収容されている記録シートから最上位の1枚の記録シートをピックアップする。尚、搬送ローラ32も、このカセットモータ50により回転駆動されている。パージ(PG)モータ611は、記録ヘッドの回復動作を行うために使用される。606は上記4つのモータを駆動するためのモータドライバで、各モータは独立で回転駆動が可能である。記録ヘッド制御部612は、CPU601の指示に従って記録ヘッドの吐出制御を行う。
図7は、本発明のインクジェット記録装置400とカセット給紙ユニット1とを合体した状態(図4)での給紙動作の概略を示すフローチャートで、この処理は、印刷開始に先立って、給紙動作を必要とする場合に実行される。尚、このフローチャートで示された処理を実行するプログラムはROM603に記憶されており、CPU601の制御の下に実行される。
先ずステップS1で、カセットモータ50を正転させることにより、給紙カセット3に収容されている記録シートをピックアップして、給紙カセット3から1枚の記録シートを取り出して搬送させる。尚、このとき、後述の次頁有り時の処理、及び、印刷中止時の処理に使用される「次頁給紙開始済みフラグ」(RAM602に設けられている)をクリアする。次にステップS2に進み、PEセンサ510により、搬送されている記録シートの先端が検知されたかどうかをみる。ステップS2で、記録シートの先端が検知されたときはステップS3に進み、このPEセンサレバー504からLFローラ502までの距離に10mm足した距離分だけ搬送ローラ32(カセットモータ50)を回転駆動して記録シートを搬送する。この時点では、LFローラ502の回転が開始されていないため、こうして搬送された記録シートの先端がLFローラ502とピンチローラ503の接触部に突き当たってループを作る。これにより、記録シートの先端の平行性(搬送路505に対する平行性)が確保されて記録シートの斜行による斜め印刷を防止できる。
こうして記録シートの斜行が矯正されるとステップS4に進み、LFモータ(DCモータ)609の正転を開始してLFローラ502の回転を開始する。(なお、このDCモータはエンコーダーからの信号に基づいて制御がなされる。)これにより、LFローラ502に突き当たっていた記録シートがLFローラ502とピンチローラ503とにより挟持されて搬送され始める。このために、LFモータ609の回転に同期してカセットモータ50を、記録シートを12mm分搬送するだけ正転させる。
そしてステップS5に進み、カセットモータ50の回転(搬送ローラ32の回転)を停止し、LFローラ502を更に回転させて、記録シートの頭出し位置まで搬送させる。その後、LFローラ502の回転を停止し、これと同時にカセットモータ50(搬送ローラ32及びピックアップローラ29)を逆転(搬送ローラ32及びピックアップローラ29を反時計回り方向に回転)させる。そして圧板カムギアを40度回転させて初期位置に戻り停止する。この状態では搬送ローラ32はピンチコロから離れているため、LFローラ502による間欠送りに対し、記録シートの搬送方向の上流側(搬送ローラ32)から引っ張り抵抗が加わることがないので、記録シートの送り精度を確保できる。
一方ステップS2で、PEセンサ510により記録シートの先端を検知しないときはステップS6に進み、記録シートを300mm搬送する分、カセットモータ50(搬送ローラ32)を回転駆動したかどうかをみる。記録シートを300mm搬送する分、カセットモータ50を回転駆動していないときはステップS2に戻って、更に搬送ローラ32をステップ駆動してPEセンサ510により記録シートの先端を検知したかを判定する。
またステップS6で、記録シートを300mm搬送するだけカセットモータ50を回転駆動したときはステップS7に進む。この場合は、所定量カセットモータ50を回転駆動しても記録シートの先端がPEセンサレバー504の位置まで到達しないことを示しているため、この場合はカセットモータ50を逆方向に回転駆動して記録シートを戻してステップS8に進む。ステップS8では、2回目の試行であるかを判定し、そうでないときはステップS1に進み、再度カセットモータ50の正転を開始する。
ステップS8で、2回目の場合はステップS9に進み、インクジェット記録装置400に設けた操作部の表示部に「記録シートなしエラー」であることが分かるように表示する。尚、この警告表示は、メッセージで表示しても良く、或はLEDなどのランプを点灯してもよく、更にはブザーなどにより警告しても良い。
図8は、現頁の記録シートを所定量(所定ステップ)搬送する際に、次頁(現頁の次に搬送される記録シートのことである)の記録シートへの記録が必要(連続して次頁を記録する)と判断した場合の処理を、図8のフローチャートと、図9に示す搬送ローラ32からLFローラ502への記録シートの搬送と各ローラ、各センサの位置関係図を用いて説明する。
図8は、本発明のインクジェット記録装置400とカセット給紙ユニット1とを合体した状態(図4)で、現頁の記録シートの搬送動作時に、次の頁に記録する画像データがある場合の給紙処理を示すフローチャートで、この処理は、現頁の印刷動作のLFローラ502の回転駆動開始時に実行される。尚、このフローチャートで示された処理を実行するプログラムはROM603に記憶されている。
先ずステップS11で、LFモータ609を正転駆動してLFローラ502を回転させ、記録動作を行っている現頁の記録シートを、所定のステップ(例えば、記録シートに記録済みの記録幅に相当する距離)搬送駆動する。
次に、ステップ11aにおいて次頁給紙開始済みフラグをチェックする。この次頁給紙開始済みフラグがオンされている場合は、ステップS12,S13,S14をスキップしてS15まで進む。また、ステップ11aにおいて、次頁給紙開始済みフラグがオフであればステップS12に進み、次頁の記録ために記録シートの給紙を行うかどうかを判断し、次頁の記録シートを給紙する場合はステップS13に進み、次頁を給紙しないときは、次頁の記録ための記録シートの給紙処理を行わずに処理を終了する。尚、この次頁用の記録シートの給紙を行うかどうかの判断材料としては、例えば、インクジェット記録装置が消費電力モードである場合には、次頁用の記録シートの給紙は行わない。また、記録速度を画質よりも優先させるモード(記録速度優先)の場合には、次頁用の記録シートの給紙を行う。この他にも、静音モード中であるか否か、次頁の給紙を必要とする記録モードであるか否か等により、次頁用の記録シートの給紙を開始するかどうかが決定される。
ステップS13では、現頁の記録シートの後端が搬送ローラ32を通過したかどうかを判断し、通過していればステップS14に進み、通過していなければ、次頁用の記録シートの給紙処理を行わずに処理を終了する。
この処理は、現頁の記録シートの後端が搬送ローラ32を通過していない(搬送ローラ32と接触している)状態で、次頁の記録ための記録シートの給紙を開始すると、現頁の記録シートと次頁の記録シートとが重なって搬送される、いわゆる重送を防止するためのものである。この処理には、更に現頁の記録シートの後端と次頁の記録シートの先端との間隔を一定以上空けるという効果もある。
またステップS13における、現頁の記録シートの後端が搬送ローラ32を通過したかどうかの判断には、現頁の記録シートの先端のPEセンサレバー504からの搬送量(CurrentPaperNow)と、現頁の記録シート長(CurrentPaperLength)から、現頁のPEセンサレバー504からの記録シートの後端位置(CurrentPaperEndPostion)は、
(CurrentPaperEndPosition)=(CurrentPaperLength)−(CurrentPaperNow)
=(現頁の記録シート長)−(現頁の記録シート先端のPEセンサレバー504からの搬送量)
で求められる。ここで、現頁のPEセンサレバー504からの記録シートの後端位置(CurrentPaperEndPosition)が150mmより小さい場合は、現頁の記録シートの後端が搬送ローラ32を通過したと判断される。この判断のために、例えば、このカセットモータ50の駆動量(パルス数)の総和を保持するカウンタ(総パルスカウンタ)が、図6に示すRAM602に設けられている。このカウンタの値から判断する。このカウンタの値は、カセットモータ50の動作を行う度に更新される。
次にステップS14に進み、RAM602の「次頁給紙開始済みフラグ」をオンにして、後述の印刷中止時の処理を行うための準備を行う。次にステップS15に進み、次頁の記録シートの先端がPEセンサレバー504を通過したかどうか(PEセンサがオン状態か否か)を判断し、通過した(記録シートあり状態)と判断した場合はステップS17に進み、通過していない(記録シートなし状態)場合はステップS16に進む。
ステップS16では、この図8のフローチャートで示す処理は、記録中である現頁の記録シートを搬送駆動する度に起動されるので、次頁の記録シートの先端がカセットPEセンサ509のセンサ位置から10mm搬送方向下流側の位置900まで搬送されているかを総パルスカウンタの値により判断する。
図9(B)に示すように、位置900まで搬送されているときは、この処理を終了する。しかし、図9(C)、(D)に示すように位置900まで搬送されていないときはステップS18に進み、カセットモータ50をステップ駆動させる。
記録シートは、カセットから位置900までの搬送を、1回のカセットモータ50の駆動で行われたり、例えば2回あるいは3回といた回数のカセットモータ50の駆動で行われる。これは、1回あたりのカセットモータ50の駆動量(搬送ローラの搬送量)は予め決められた値でなく、LFローラの搬送量に依存して変化するためである。
つまり、次頁の搬送の進捗は、現頁の記録シートに対する記録ヘッドの記録動作に依存している。つまり、記録ヘッドの走査後に実行される現頁の搬送の進捗に対応しており、現頁の搬送量が大きければ次頁の搬送量も大きくなり、現頁の搬送量が小さければ次頁の搬送量も小さくなる。そしてこの現頁の搬送量は、現頁の記録シートに記録される画像データや記録モード(1パス記録かマルチパス記録)等に依存している。
一方、ステップS16で、次頁の記録シートの先端がカセットPEセンサ509のセンサ位置から10mmを過ぎて搬送されたと判断した場合は、次頁の記録シートの先端は図9の次頁の搬送目標位置900に位置しているとみなし、カセットモータを正転させずに、処理を終了する。
又ステップS15で、次頁の記録シートの先端がカセットPEセンサ509を通過した状態である場合には、ステップS17に進み、次頁の記録シートの搬送位置が、記録シートをPEセンサレバー504の手前10mm(図9の900:次頁の記録シートの搬送目標位置)であるかを総パルスカウンタの値で判断する。。そして、図9の900の位置に到達していなければステップS18に進み、カセットモータ50をステップ駆動する。この駆動量は、現頁の搬送量に相当する分である。
ステップS17で、肯定の場合は、図9(B)の状態において、PEセンサレバー504の手前(搬送方向の上流側)10mmの位置にある、次頁搬送目標位置900に次頁のシートの先端が到達していることになる。なお、総パルスカウンタの値から判断して、現頁の搬送量に相当する量の搬送を行った場合、次頁の先端が900の位置を通過するか否か(搬送方向の下流側にずれるか否か)を判断するステップを設けて、
次頁の搬送量<現頁の搬送量(搬送ローラによる搬送量<LFローラによる搬送量)
となるように制御しても構わない。
尚、このステップS19において駆動されるカセットモータ50の回転量は、ステップS11でLFモータ609を正転させたステップ量に、モータの回転をローラに伝達する系におけるギア比を掛けた値である。このギヤ比については後述する。これは、本実施の形態の構成が、現頁の記録シートの後端と、次頁の記録シートの先端との間隔を一定以上空けることを目的としているため、現頁のシートの搬送量と次頁のシートの搬送量との整合を取る必要があるためである。なお、ステップS19におけるカセットモータ50の回転量の最大値は、目標位置900までの距離に相当する量である。
尚、前述した次頁のシート先端の目標位置900は、、前述の図7のステップS3、S4で説明した搬送処理を開始するための待機位置である。また、この位置で次頁の先端を停止させることで、現頁の後端と次頁の先端との距離を保つことができ、現頁の後端と次頁の先端とが重なることを防ぐことができる。なお、この目標位置900とPEセンサレバー504との距離は、PEセンサレバー504の動きの量、搬送ローラ32による記録シートの搬送タイミングとLFローラ502による記録シートの搬送タイミングとの違いなどにより決定されるもので、10mmに限定するものではない。
次頁のシートの先端がこの目標位置900に到達した後、例えば、画像データの処理が済み、記録ヘッドに送るデータの準備ができたタイミングで、LFローラ502への搬送を開始し、次頁は記録ヘッドの記録位置まで搬送される。
更に本実施の形態では、LFローラ502と搬送ローラ32とはそれぞれ別のモータで駆動されており、各々のモータ駆動量に対応するシート搬送量が異なっているため、その搬送量を略「1:1」にするためのギア比を求め、LFモータ502の回転駆動量とギア比からカセットモータ50の正転量を求めているのである。
図10は、現頁の記録中或は、現頁の記録終了後に記録処理が中止された場合の処理を示すフローチャートである。この処理が特に有効であるのは、現頁の記録シートの印刷中に次頁の記録データ有りと判断され、次頁の記録シートの給紙が行われている状態で使用者により印刷中止が指示された場合である。
ステップS21で、前述の図8のステップS14でセットされた「次頁給紙開始済みフラグ」がオンかどうかを調べ、次頁の給紙が開始済みである場合はステップS22に進み、記録シートの強制排紙処理を実行する。この場合はLFローラ502及び搬送ローラ32を回転駆動して、記録シートを装置外に排出する。これは本実施の形態の記録装置の構成では、コストダウン等による機能削減のため、既に次頁の記録シートの給紙が開始されているときは、その給紙が開始された記録シートを戻すことが不可能であるためである。
そしてステップS23に進み、次頁の記録シートの後端がPEセンサレバー504を通過したかどうか判断し、通過した場合は正常終了し、通過しない場合はステップS24に進み、インクジェット記録装置400に設けた表示部に「記録シートジャムエラー」が発生したことを表示する。
なお本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施の形態に係るインクジェット記録装置で使用する給紙ユニットの外観斜視図である。 本実施の形態の給紙ユニットの給紙カセットの斜視図である。 本実施の形態の給紙ユニットの外観斜視図である。 本実施の形態に係るインクジェット記録装置を給紙ユニットに載置した使用状態を説明する外観図である。 図4において断面401で切断した場合の断面構成を示す断面図である。 本実施の形態に係るインクジェット記録装置の構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係るインクジェット記録装置における給紙動作を説明するフローチャートである。 本実施の形態に係るインクジェット記録装置における給紙動作において、次頁の記録シート有りの場合を説明するフローチャートである。 本実施の形態に係るインクジェット記録装置における記録シートの搬送経路におけるローラとセンサの位置関係を説明する図である。 本実施の形態に係るインクジェット記録装置における印刷中断時の排紙処理を説明するフローチャートである。

Claims (9)

  1. 記録ヘッドに対して記録媒体を相対移動させて前記記録ヘッドによる記録を行う記録装置であって、
    前記記録ヘッドにより記録が行われる記録位置で前記記録媒体を搬送する媒体搬送手段と、
    記録媒体を複数収容する収容部から記録媒体をピックアップして前記媒体搬送手段により搬送可能な位置まで搬送する媒体給送手段と、
    現頁の記録媒体への画像記録時に次頁の画像記録が必要かどうかを判断する判断手段と、
    前記判断手段により次頁の画像記録が必要と判断されると、前記媒体搬送手段による記録媒体の搬送に同期して、前記媒体搬送手段による前記記録媒体の搬送量に相当する量、前記媒体給送手段による記録媒体の給送駆動を行うように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする記録装置。
  2. 前記媒体搬送手段及び前記媒体給送手段のそれぞれはモータ及びローラを含み、前記制御手段は、前記媒体搬送手段及び前記媒体給送手段における各モータの回転を各ローラに伝達するギアの比率に基づいて、前記媒体搬送手段による前記記録媒体の搬送量に相当する量だけ前記媒体給送手段による記録媒体の給送駆動を行うように制御することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記記録装置は、前記媒体給送手段の搬送方向の下流側に、前記記録媒体の先端を検知する検知手段、前記媒体給送手段による前記記録媒体の搬送量をカウントするカウント手段を備え、前記検知手段が検知した後、前記カウント手段のカウント値に基づき、前記媒体搬送手段と前記検知手段との間の前記記録媒体の搬送路における所定の位置まで、前記媒体給送手段により前記記録媒体の搬送を行うように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
  4. 前記記録装置は、前記所定の位置と前記媒体搬送手段との間に、前記記録媒体の先端を検知する第2検知手段を備え、前記第2検知手段の検知に基づき、前記媒体搬送手段に対して前記記録媒体の先端の突き当て動作を行うように制御することを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  5. 前記モータはステッピングモータであり、前記制御手段は前記ステッピングモータの駆動ステップ数により前記記録媒体の給送駆動を行うことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  6. 記録ヘッドに対して記録媒体を相対移動させて前記記録ヘッドによる記録を行う記録装置における記録媒体の搬送制御方法であって、
    LFローラを回転駆動し、前記記録ヘッドにより記録が行われる記録位置を通過して記録媒体を搬送する媒体搬送工程と、
    記録媒体を複数収容する収容部から記録媒体をピックアップして、前記LFローラにより搬送可能な位置まで搬送する媒体給送工程と、
    現頁の記録媒体への画像記録時に次頁の画像記録が必要であると判断した場合、前記LFローラによる記録媒体の搬送に同期して、前記LFローラによる前記記録媒体の搬送量に相当する量、前記媒体給送工程での記録媒体の給送駆動を行うように制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする記録媒体の搬送制御方法。
  7. 記録ヘッドに対して記録媒体を相対移動させて前記記録ヘッドによる記録を行う記録装置であって、
    第1搬送ローラを回転駆動して、前記記録ヘッドにより記録が行われる記録位置を通過して前記記録媒体を搬送する媒体搬送手段と、
    記録媒体を複数収容する収容部からピックアップされた記録媒体を第2搬送ローラを回転駆動して搬送する媒体給送手段と、
    現頁の記録媒体への画像記録時に次頁の画像記録が必要と判断すると、前記現頁の記録媒体が前記第2搬送ローラに係合しなくなった後、次頁の画像記録用の記録媒体の搬送を開始し、前記第1搬送ローラの回転駆動に同期して前記第2搬送ローラを略同量回転駆動して前記現頁の記録媒体と前記次頁の画像記録用の記録媒体の搬送を行う搬送制御手段と、
    を有することを特徴とする記録装置。
  8. 前記記録媒体の搬送経路において、前記第1搬送ローラは前記第2搬送ローラよりも下流側に位置していることを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
  9. 記録ヘッドに対して記録媒体を相対移動させて前記記録ヘッドによる記録を行う記録装置であって、
    搬送路上の記録位置で記録されている現記録媒体を搬送する媒体搬送手段と、
    記録媒体を複数収容する収容部から次の記録媒体をピックアップし、前記次の記録媒体を前記媒体搬送手段により搬送可能な位置まで搬送する媒体給送手段と、
    前記搬送路上の記録位置の上流側の所定位置で記録媒体の有無を検出する第1検出手段と,
    前記搬送路上の前記第1検出手段による検出位置と前記収容部との間で、前記媒体給送手段により搬送される前記次の記録媒体の有無を検出する第2検出手段と、
    前記現記録媒体への記録時に前記次の記録媒体への記録が必要と判断すると、前記媒体給送手段を制御して前記次の記録媒体の搬送を開始させ、前記次に記録媒体の先端が前記第2検出手段による検出位置を通過した後、前記第1検出手段による検出位置の上流側の所定位置で前記次の記録媒体を保持するように、前記媒体給送手段による搬送を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする記録装置。
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