JPH04266344A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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Publication number
JPH04266344A
JPH04266344A JP2716991A JP2716991A JPH04266344A JP H04266344 A JPH04266344 A JP H04266344A JP 2716991 A JP2716991 A JP 2716991A JP 2716991 A JP2716991 A JP 2716991A JP H04266344 A JPH04266344 A JP H04266344A
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JP
Japan
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recording sheet
recording
feeding
section
roller
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Withdrawn
Application number
JP2716991A
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English (en)
Inventor
Kenji Kawazoe
憲嗣 河添
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録シートを装置内に給
送して記録する記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のオートフィーダー等の自動給紙機
構を備えたプリンタでは、複数枚の記録シートを積載部
に積載して、それらの先端部を揃えると共に、給送ロー
ラにそれら記録シートを押圧し、その給送ローラを回転
駆動することにより、最上層の記録シートより1枚ずつ
装置内に分離給送している。このようにして分離・給送
された記録シートの先端がプリンタ内の搬送ローラと、
その搬送ローラに押圧されたピンチローラとの間に当接
される。この状態で更に給送ローラを回転させることに
より、この記録シートの先端が当接した状態でその後端
が押されるため記録シートが弓状に曲がって曲率を持つ
ループが形成される。これにより、記録シートの先端を
搬送ローラの長手方向に対して平行に揃えることができ
、記録シートを斜行させることなく搬送ローラに給送す
ることができるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来例では
、オートフィーダ部にセットされる記録シートの種類が
変更され、例えば記録シートとして葉書や普通のカット
紙がセットされた場合では、その記録シートの紙幅が変
わってしまうため、例え記録シートの斜行した角度が同
じであっても、紙幅としては葉書のほうが狭いため斜行
量は葉書のほうが少なくなる。しかし、前述したループ
の形成は、葉書の場合も普通紙の場合も同様に行われる
ため、葉書の場合は本来葉書に必要なループより大きな
ループが形成される。一般的に、葉書の場合は普通紙に
比べて紙の腰が強いため、ループ量が多いと正しいルー
プが形成されないため斜行が修正されなかったり、葉書
にカールが残る等の問題があった。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、どのような種類の記録シートが装填されても、その
記録シートの斜行を防止して、搬送できる記録装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の記録装置は以下のような構成からなる。即ち
、記録ヘッドを駆動して記録シートに記録を行う記録装
置であって、記録シートの種類を設定する設定手段と、
前記記録シートを装置内に給送するための給送手段と、
前記給送手段により給送された前記記録シートを記録位
置に搬送する搬送手段と、前記給送手段と前記搬送手段
との間で前記記録シートを湾曲させるための湾曲手段と
、前記湾曲手段により湾曲された前記記録シートの湾曲
状態を検出する検出手段と、前記設定手段により設定さ
れた記録シートの種類に応じて、前記給送手段及び前記
搬送手段の少なくともいずれか、あるいは両方を制御し
て前記検出手段により検出される前記記録シートの湾曲
状態を制御する制御手段とを有する。
【0006】
【作用】以上の構成において、記録シートを装置内に給
送するための給送手段と、その給送された記録シートを
記録位置に搬送する搬送手段との間で記録シートを湾曲
させ、その湾曲された記録シートの湾曲状態を検出する
。そして、設定された記録シートの種類に応じて、給送
手段及び搬送手段の少なくともいずれか、あるいは両方
を制御して記録シートの湾曲状態を制御するように動作
する。
【0007】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明の好適な実施
例を詳細に説明する。 <ワードプロセッサの説明  (図1〜図3)>図1は
実施例のワードプロセッサの外観図である。
【0008】図1において、1はキーボードで、オペレ
ータにより操作されて文書データや各種機能情報が入力
される。2はCRTあるいは液晶等で構成された表示部
で、キーボード1より入力された文書データ等が表示さ
れる。3はプリンタ部で、キーボード1よりの指示によ
り、記録紙に文書データ等を印刷している。4はオート
フィーダ(給紙部)部で、複数枚の記録シートをセット
して、1枚ずつプリンタ部3に自動的に給紙することが
できる。
【0009】以上の構成により、キーボード1より文書
データが入力されると、その入力情報が表示部2に表示
される。この文書データを印刷したい時は、オートフィ
ーダ部4に複数枚の記録シートをセットし、キーボード
1の記録開始キーを押下すると、オートフィーダ部4の
記録シートが1枚ずつ分離されてプリンタ部3内に給送
され、プリンタ部3で印刷される。
【0010】図2は図1に示したオートフィーダ部4の
構成を示す外観図である。
【0011】6は記録シート5(図3)を案内するため
のガイド、8は記録シートを給送部9に押圧するための
押圧部である。この押圧部8により記録シートを押圧し
、給送部9を駆動することにより、記録シート5が1枚
ずつ分離・給送されてプリンタ部3に搬送される。7は
記録シート分離部で、記録シート5の先端を揃えて積載
している。この分離部7は、ガイド部6の下方両側に、
図示しないバネにより付勢されている分離爪7aを有し
、給送部9により記録シート5の給送が開始されると、
これら積載されている複数枚の記録シート5のうち最上
層の1枚が分離爪7aを乗り越えることにより、記録シ
ート5が1枚だけ分離される。なお、6’は記録シート
5のサイズが変更され、そのガイド6の位置が変更され
た状態を示している。
【0012】次に、押圧部8の構成を説明すると、押圧
板8aがフレーム19に回動自在に取り付けられており
、この押圧板8aとフレーム19との間には図示しない
バネがあり、このバネによって押圧板8aが給送ローラ
9a側に付勢されている。従って、積載された記録シー
ト5は、押圧板8aによって押圧され、最上層の記録シ
ート5が給送ローラ9aに圧接される。
【0013】給送部9は、記録シート5を給送するため
のもので、この実施例では、軸9bに固着された給送ロ
ーラ9aを備えている。この軸9bには、記録シート搬
送用モータ10aの回転を伝達するためのギア等を介し
て、その回転が伝達されており、これにより給送ローラ
9aが回転して記録シート5が搬送される。
【0014】図3はプリンタ部3の記録部の構成を示す
外観図である。
【0015】キャリッジ11はガイドシャフト20にス
ライド可能に取り付けられ、このガイドシャフト20の
両端が記録フレーム21に固定されている。また、この
記録フレーム21には、キャリッジモータ22と連動し
た、図示しない駆動プーリの従動プーリが取り付けられ
、これらプーリ間に張設されたタイミングベルト23が
キャリッジ11に接続されている。これにより、キャリ
ッジモータ22が正逆回転すると、キャリッジ11がガ
イドシャフト20に沿って往復走行される。
【0016】また、このキャリッジ11の所定位置には
、インクリボンカセット13の巻き取りコア13cに嵌
合し、キャリッジ11の矢印b方向への走行に伴って回
転して、インクリボン14を巻き取りコアに巻き取るた
めの巻き取り軸24が設けられている。
【0017】13はインクリボンカセットで、容器13
a内に供給コア13b及び巻き取りコア13cが各々回
転可能に収容されており、供給コア13bにはインクリ
ボン14は巻き付けられている。このインクリボン14
は、供給コア13bから容器13aに形成された凹部1
3dで一旦露出し、巻き取りコア13cに巻き付けられ
ている。このインクリボン14は長尺状フィルムに熱転
写性(例えば熱溶融性、熱軟化性、熱昇華性)インクを
塗布したものである。また、インクリボンカセット13
がキャリッジ11に突設された係止突起11aに係止さ
れて、キャリッジ11上に装填可能になっている。なお
、このインクリボンカセット13をキャリッジ11に装
填した時に、巻き取り軸24の回転によって巻き取りコ
ア13cが回転するものである。
【0018】12は記録ヘッド(サーマルヘッド)で、
ヘッド基板上に通電により発熱する複数の発熱素子を一
列に配している。この記録ヘッド12は、図3に示すよ
うにキャリッジ11に搭載され、このキャリッジ11に
インクリボンカセット13を装填したとき、容器凹部1
3dに位置するように構成されている。また、この記録
ヘッド12は、図示しないソレノイド等の付勢手段によ
り、矢印a方向へアップ・ダウンするように構成され、
ヘッドダウンした状態で、プラテン15で支持された記
録シート5にインクリボン14のインク塗布面を圧接し
、発熱駆動されることにより記録を行うとともに、ヘッ
ドアップした状態では、インクリボン14を記録シート
5から離すように構成している。
【0019】従って、記録ヘッド12をヘッドダウンし
た状態でキャリッジ11を矢印b方向へ走行し、その走
行と同期して記録ヘッド12を選択的に発熱させると、
その熱により溶融したインクが記録シート5に転写記録
される。なお、この記録に際して、供給コア13bから
繰り出されたインクリボン14は、巻き取り軸24によ
り巻き取りコア13cに巻き取られる。
【0020】こうして1行の記録が終了すると、記録ヘ
ッド12はヘッドアップされてキャリッジ11がホーム
位置に戻り、記録シート5が図3の矢印c方向へ1行分
搬送される。これは搬送ローラ16aと、これに圧接さ
れるピンチローラ17とからなり、この搬送ローラ16
aに駆動伝達ギア列を介して搬送モータ18が連結され
た搬送部16により達成される。これにより、搬送モー
タ18を回転駆動すると搬送ローラ16aが回転し、オ
ートフィーダ部4より給紙された記録シート5が搬送ロ
ーラ16aの周面に沿ってUターン搬送され、かつプラ
テン15とインクリボン14との間を通って矢印c方向
に搬送される。
【0021】なお、ここで、記録シート5として用いら
れるものは、そのサイズがある程度決められており、例
えばB4、A4、B5、葉書縦、葉書横、またはラベル
紙等で、それら記録シート5のサイズにより作成する文
書の量が決定される。そのため、通常キーボード1より
記録シート5の種類を入力した後、文書の作成を行うよ
うに決められている。これにより、オートフィーダ4に
セットされた記録シート5の種類も同時に入力されたこ
とになる。更に、入力された記録シート5の種類は、後
述するRAM等のメモリに記憶されており、後述するル
ープ状態の制御を行うのに使用される。
【0022】図4及び図5は給送ローラ9aから給送さ
れた記録シート5が斜行している状態を示した図で、記
録シートである紙幅の異なる葉書と普通紙では、同じ斜
行角度でも葉書の斜行量(イ)のほうが普通紙の斜行量
(ロ)より小さくなっている。そして、この記録シート
の先端を搬送ローラ16aに対して平行に揃えるために
は、最低斜行量(ロ)分給送ローラ9aで給送する必要
があり、実際は余裕分を加算して搬送している。
【0023】普通紙B4サイズの場合の紙幅は257m
m,A4サイズの紙幅は210mm,葉書横の場合は1
48mm,葉書縦の場合は100mmであり、例えば斜
行の角度が0.5度の時の斜行量は、B4サイズの普通
紙の場合で約2.2mm,A4サイズの普通紙で約1.
8mm,葉書横で約1.3mm,葉書縦では約0.9m
mとなる。従って、前述したように葉書の場合は、斜行
角度が普通紙と同じであっても斜行量としては小さくな
るため、前述したループを小さくする必要がある。
【0024】次に、このループ状態を制御するための方
法を説明する。
【0025】図6と図7はオートフィーダ部4よりプリ
ンタ部3に記録シート5を搬送するための給送機構を示
す断面図である。
【0026】9aは搬送ローラで、オートフィーダ部4
に積載された記録シート5をプリンタ部3に給送してお
り、この給送された記録シート5は搬送ローラ16aと
それに圧接するピンチローラ17方向に搬送される。2
5は記録シート5のループ状態を検出するための検出部
で、その詳細が図8に示されている。
【0027】図6は記録シート5が給送ローラ9aと搬
送ローラ16aとの間に搬送される直前の状態を示し、
図7は給送ローラ9aにより記録シート5が搬送ローラ
16a方向に搬送されて、その先端が搬送ローラ16a
に突き当たってループが形成された状態を示している。 この状態で、検出部25の検出レバー25cが、ループ
状になった記録シート5により矢印d方向に持ち上げら
れる。このようにレバー25cが上昇すると、レバ−2
5cの端部がセンサ25aの光を遮蔽するため、記録シ
ート5にループが形成されたことが検知される。なお、
図8において、25bは検出用レバー25cを支持する
ためのホルダーである。
【0028】図9〜図11は、検出用レバー25cとス
リット26との遮蔽率と、それに伴うセンサ25aより
の電気信号の出力との関係を示した図である。
【0029】図9は検出用レバー25cが、記録シート
5のループを検出していない状態(例えば図6)を示し
、図10は検出用レバー25cが記録シート5のループ
を検出して、その先端が持ち上げられた状態(例えば図
7)を示している。また、図11は、スリット26の遮
蔽率に対するセンサ25aの出力信号を表した図で、遮
蔽率が高くなるとセンサ25aの出力が低下するため、
このセンサ25aの出力をモニターすることにより検出
レバー25cの位置を検出して、記録シート5のループ
状態を検出することができる。
【0030】次に図6〜図11を参照して、記録シート
5の搬送処理について説明する。
【0031】給送ローラ9aの回転によりオートフィー
ダ部4から給送された記録シート5は、記録フレーム2
1のガイド面21aに沿って給送される。これにより記
録シート5の先端は搬送ローラ16aとピンチローラ1
7との間に当接される。この状態で、更に給送ローラ9
aを給送方向に回転させると、記録シート5は図7に示
すようにループ状態になる。これにより、記録シート5
の一部が検出レバー25cを持ち上げて、その検出用レ
バー25cを矢印d方向に回動させる。これにより、セ
ンサ25aのスリット26が遮蔽され、検出部25の出
力信号レベルが変化する。
【0032】例えば、記録シート5が普通紙の場合で説
明すると、通常の普通紙の厚さは40〜100μmであ
り、普通紙が図7の実線で示された状態にある場合、検
出用センサ25aにより検出された遮蔽率はx’となり
、この時のセンサ25aの出力はy’となる(図11)
。一方、例えば葉書などの厚手の紙の場合は、紙の厚さ
が約230μmであり、この葉書を例えば前述の遮蔽率
がx’になるまでループさせると、葉書自体が屈曲して
しまう虞がある。そこで、この場合は遮蔽率がxになっ
た時点で給送ローラ9aの回転を停止させて、葉書がそ
れ以上、曲率の小さいループにならないようにしている
(例えば、図7の点線部分)。ここで、遮蔽率xの設定
は、前述した斜行量(イ)が必要最低量であるから、そ
れに余裕分を考慮した給送量により作られるループ状態
に基づいて決定されたものである。このようにして、記
録シート5の種類に応じて、検出センサ25aの出力に
基づいて給送ローラ9aの回転量を制御することにより
、記録シート5の種類に応じた搬送制御を行うことがで
き、記録シート5を傷めることなく記録シートの斜行を
防止することができる。
【0033】図12は実施例のワードプロセッサの概略
構成を示すブロック図で、前述の各図と共通する部分は
同じ番号で示し、それらの説明を省略する。なお、図中
、点線で囲んだ部分は制御ユニットを示している。
【0034】図12において、30は装置全体を制御す
るためのCPU、31はCPU30の制御プログラムや
各種データを記憶しているROM、33はCPU30の
ワークエリアとして使用され、各種データを一時保存す
るRAMである。34はインタ−フェース部で、インタ
−フェース・コントローラ(IFC)43を介してRS
232Cインタ−フェース部44,セントロニクス・イ
ンタ−フェース部45及びモデム46等を接続し、他の
機器との通信やデータ転送制御を行っている。40はキ
ーボード・コントローラ(KBC)、41は表示部2へ
の各種データ表示制御を行う表示制御部(CRTC)、
42はフロッピィディスク装置32への書き込み、及び
読み出し制御を行うコントローラ(FDDC)である。
【0035】37はプリンタユニットで、図3に示した
ような記録部を備えている。34は記録ヘッドドライバ
で、記録データに従って記録ヘッド(サーマルヘッド)
12を発熱駆動して記録シート5への転写記録を行って
いる。35はモータドライバで、オートフィーダ部4の
給送モータ10a,プリンタ部4の搬送モータ18、更
にはキャリッジモータ22などの回転駆動を行っている
。検出部36はセンサ25a等からの信号を制御ユニッ
トに入力しており、この検出部36には、更に図示しな
い記録シート5の有無を検出する記録シートセンサや、
インクリボンの有無を検出するリボンセンサなどが接続
されている。38は電源ユニットで、サーマルヘッド1
2の駆動用電源VH 、搬送用モータ18などの各モー
タの駆動用電源VM 、フロッピィ・ディスクドライバ
32の駆動用電源VFDD 、その他ロジック回路用の
電源電圧VCCを供給している。39はコントローラで
、CPU30の制御により、サーマルヘッド12への記
録データの出力、サーマルヘッド12の駆動電圧・電流
を変化させるなどの各種制御を行っている。
【0036】図13は実施例のワードプロセッサのCP
U30により実行される制御処理を示すフローチャート
で、このフローチャートを実行する制御プログラムはR
OM31に記憶されている。
【0037】この処理は、オートフィーダ部4に記録シ
ート5がセットされ、キーボード1よりプリント開始命
令が入力されることにより開始され、まずステップS1
で、キーボード1より記録シート5のサイズ(種類)を
入力し、その値に基づいてオートフィーダ部4にセット
されている記録シート5の種類を判別する。次にステッ
プS2で、この記録シート5の種類をもとに、検出用セ
ンサ25aより入力される信号レベルを、図11に示し
た遮蔽率とセンサ25aの出力値との関係を基に決定す
る。なお、これら遮蔽率とセンサ出力との関係、即ち、
どの記録シートの場合に、センサ25aの出力をどのよ
うな値に設定するかは、ROM31にテーブルとして記
憶されているものとする。ステップS3では、給送モー
タ10aの回転駆動を開始して、オートフィーダ部4よ
り記録シート5を1枚だけプリンタ部3に搬送するため
の搬送処理を開始する。
【0038】ステップS4では、この搬送処理に伴って
、センサ25aから出力される電気信号のレベルを判別
し、この信号レベルがステップS2で設定された信号レ
ベルに達したかどうかをみる。そして、この信号レベル
に達していない時はステップS3に戻り、給送ローラ9
aによる記録シート5の給送を続行する。こうして、ス
テップS4で、センサ25aの出力が、ステップS2で
定められた信号レベルに達すると、記録シート5が所定
のループ状態になったものとしてステップS5に進み、
給送モータ10aの回転を停止する。
【0039】次にステップS6に進み、搬送モータ18
を回転駆動して、記録シート5をプリンタ部3内に搬送
し、ステップS7で記録シート5の頭出しが完了するま
で、記録シート5の搬送を行う。こうして、記憶シート
5の頭出しが終了するとステップS8に進み、搬送モー
タ18の回転駆動を停止し、ステップS9で、その頁の
記録処理を行う。
【0040】以上説明したように本実施例によれば、給
送部からプリンタ内へ記録シートを給送する時、記録シ
ートの種類に応じてループ状態を形成して記録シートを
搬送することができるため、記録シートを傷めたりする
ことなく、記録シートの斜行を防止できる効果がある。
【0041】尚、本実施例は、シリアル型の熱転写プリ
ンタの場合で説明したが、本発明はこれに限定されるも
のでなく、インクジェットプリンタや、ライン型のプリ
ンタやレーザビームプリンタ等にも適用できることはも
ちろんである。
【0042】また、プリンタの記録シート搬送部を、記
録シートを搬送ローラの周面に巻き付ける方式で説明し
たが、本発明はこれに限定されるものでなく、搬送ロー
ラとピンチローラ圧接部のみで搬送する水平搬送方式、
ベルトを用いて搬送するベルト搬送方式にも適用できる
【0043】また、ループ状態を検出するために、光学
式のフォトセンサを用いたが、例えばマイクロスイッチ
やリーフスイッチ等を複数個配列して検出しても良い。
【0044】更に、本実施例では記録シートの種類をキ
ーボードより入力したサイズ情報により判別したが、例
えばガイド6を移動した位置を読取って、この位置を基
に記録シートの種類を判別しても良い。
【0045】更にまた、オートフィーダにおける記録シ
ートの分離手段として分離爪方式を示したが、本発明は
これに限定されるものでなく、斜面を利用して記録シー
トを分離する斜面分離方式、分離パッドの摩擦を利用し
て分離する分離パッド方式等にも適用することができる
。尚、この分離パッド方式では、普通紙に比べて紙厚の
厚いほうが腰の強さが強いため斜行しにくい傾向にある
ため、図5に示すように、同じ紙幅でも斜行量が異なる
。その場合、紙幅でループ量を制御する方法もある。
【0046】又、記録シートの給送方法として、記録シ
ートにループができるまでオートフィーダ部4の給送ロ
ーラを回転駆動し、その後、プリンタ部3の搬送ローラ
を回転させるようにしたが、本発明はこれに限定される
ものでなく、給送ローラを回転駆動している時に搬送ロ
ーラを逆転しても良く、搬送ローラを正転させながら記
録シートを給送し、搬送ローラとピンチローラとの間に
噛み合って搬送した後、その搬送ローラを逆転させて給
送ローラ方向に記録シートを戻し、記録シートにループ
を形成するようにしてもよい。尚、この搬送ローラを逆
転させる場合は、図7のSで示された位置にセンサを設
け、記録シート5の先端がセンサを通過した後の搬送量
を制御することにより、記録シートのループ状態を制御
することも可能である。
【0047】なお本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても良いし、1つの機器からなる装置
に適用しても良いし、システム或は装置にプログラムを
供給することによって達成される場合にも適用できるこ
とはいうまでもない。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ど
のような種類の記録シートが装填されても、その記録シ
ートの斜行を防止して搬送できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のワードプロセッサの外観図である。
【図2】本実施例のワードプロセッサのオートフィーダ
部の外観図である。
【図3】本実施例のワードプロセッサのプリンタ部の記
録部の外観図である。
【図4】
【図5】給送された記録シートの状態を示す図である。
【図6】
【図7】実施例のワードプロセッサにおける記録シート
の給送機構を示す断面図である。
【図8】本実施例のワードプロセッサにおける検出部の
形状を示す図である。
【図9】
【図10】記録シートのループ状態に対応するセンサに
よる検出状態を説明した図である。
【図11】センサにおけるスリットの遮蔽率とセンサ出
力との関係を示した図である。
【図12】本実施例のワードプロセッサの概略構成を示
すブロック図である。
【図13】本実施例のワードプロセッサにおける記録シ
ートの給送処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1  キーボード 2  表示部 3  プリンタ部 4  オートフィーダ部 5  記録シート 9a  給送ローラ 10a  給送モータ 16a  搬送ローラ 17  ピンチローラ 18  搬送モータ 25  検出部 25a  センサ 25c  検出レバー 26  スリット 30  CPU

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記録ヘッドを駆動して記録シートに記
    録を行う記録装置であって、記録シートの種類を設定す
    る設定手段と、前記記録シートを装置内に給送するため
    の給送手段と、前記給送手段により給送された前記記録
    シートを記録位置に搬送する搬送手段と、前記給送手段
    と前記搬送手段との間で前記記録シートを湾曲させるた
    めの湾曲手段と、前記湾曲手段により湾曲された前記記
    録シートの湾曲状態を検出する検出手段と、前記設定手
    段により設定された記録シートの種類に応じて、前記給
    送手段及び前記搬送手段の少なくともいずれか、あるい
    は両方を制御して前記検出手段により検出される前記記
    録シートの湾曲状態を制御する制御手段と、を有するこ
    とを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】  前記湾曲手段は、前記搬送手段の搬送
    ローラに前記記録シートの先端部を当接させ、前記給送
    手段の給送ローラを更に正転方向に回転させることによ
    り前記記録シートを湾曲させるようにしたことを特徴と
    する請求項第1項に記載の記録装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5507478A (en) * 1994-09-20 1996-04-16 Hewlett-Packard Company Printing media status sensing
JP2007076798A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
CN102674046A (zh) * 2011-03-18 2012-09-19 致伸科技股份有限公司 馈纸装置

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