JP3731809B2 - 給紙装置およびプリンタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、給紙装置およびプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリンタ等に使用されて、積層状態で保持された複数枚の記録材を、一枚ずつに分離して、印字部へ向けて順次搬送する給紙装置がある。
【0003】
例えば、積層状態で保持された複数枚の記録材を記録材を印字部へ向けて搬送する方向へ回転する搬送ローラと、この搬送ローラに当接されて搬送ローラとは逆方向に回転するリタードローラとを具備し、搬送ローラによって印字部へ搬送される記録材のうち、搬送ローラに直接接触する記録材以外の記録材の搬送をリタードローラによって規制することで、記録材を一枚ずつに分離するようにした給紙装置がある。
【0004】
このような給紙装置は、搬送ローラやリタードローラの他に、一枚ずつに分離された記録材を印字部へ向けて搬送する搬送機構を備えている。搬送機構としては、例えば、互いに当接するローラ対が用いられる。ローラ対は、分離後の記録材の後端が搬送ローラとリタードローラとの当接位置を完全に通過する前に、この記録材を狭持することができる位置に配設される。これにより、記録材に対して、常に搬送力を加えて、滞りなく搬送することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述したように、積層状態にある記録材を一枚ずつに分離するために搬送ローラとリタードローラとが当接しているため、搬送ローラとリタードローラとの当接位置に位置付けられている状態の記録材に対しては、リタードローラによって搬送を規制する方向への力が加えられている。例えば、封筒のように、2枚の紙が重ね合わされて形成されているような構造の記録材を用いた場合、記録材の搬送ローラ側とリタードローラ側とで搬送状態にずれが生じ易くなる。搬送ローラ側とリタードローラ側とで搬送状態にずれが生じている状態のまま搬送を続けると、封筒が引き攣った状態となってしまい、引き攣った状態で搬送ローラとリタードローラとの間を通過することにより、引き攣った部分がプレスされて封筒に皺が入ってしまうことがある。
【0006】
また、給紙装置では、上述したように、記録材の後端が搬送ローラとリタードローラとの当接位置を完全に通過する前に、この記録材をローラ対によって狭持するようにしているため、ローラ対は負荷が加えられた状態で記録材を搬送する。ここで、搬送ローラとリタードローラとの当接位置に位置付けられている状態の記録材に対しては、リタードローラによって加えられている負荷は、記録材の後端が搬送ローラとリタードローラとの当接位置を通過した時点で解除されることから、リタードローラによって記録材に加えられていた負荷が解除された時点で、ローラ対に対して加えられる負荷が一気になくなる。このため、後端が搬送ローラとリタードローラとの当接位置を完全に通過した時点で記録材の搬送状態が急変し、記録材の搬送にずれを生じることがある。
【0007】
本発明は、記録材を一枚ずつに分離するとともに、搬送のずれの発生を防止することができる給紙装置およびプリンタを得ることを目的とする。
【0008】
本発明は、搬送対象が、記録材として紙等のシート状の部材が袋状にされた封筒を用いる場合にも、記録材が引き攣ったり皺が発生したりすることを防止することができることができる給紙装置およびプリンタを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、記録材を積層状態で保持する記録材保持部と、記録材経路に設けられて、前記記録材経路を間にして当接されて記録材を印字部へ向けて搬送するローラ対と、前記記録材保持部に設けられて、前記印字部へ向けて記録材を搬送する送りローラと、前記記録材経路中で前記ローラ対よりも記録材搬送方向上流側で前記記録材経路に対して前記送りローラと同一側に設けられて、前記印字部へ向けて記録材を搬送する搬送ローラと、前記記録材経路を間にして前記搬送ローラに対向し、前記搬送ローラと反対方向に回転されるリタードローラと、前記リタードローラを前記搬送ローラに当接させる捌き位置と前記リタードローラを前記搬送ローラから記録材が通過可能な間隔を空けて離間させる離反位置とに選択的に位置付ける位置付け手段と、前記記録材経路中を搬送される記録材の先端が前記ローラ対の当接位置を通過したか否かを判断する先端位置判断手段と、を具備し、前記位置付け手段は、前記記録材長判断手段が前記搬送ローラと前記リタードローラとの当接位置と前記先端検出手段による検出位置との間隔よりも、記録材経路中を搬送される記録材の記録材搬送方向における長さが長いと判断した場合に前記リタードローラを離反位置に位置付ける。
【0010】
したがって、記録材保持部に積層保持された記録材は、送りローラによって搬送ローラとリタードローラとの当接位置へ送り込まれて、リタードローラによって一枚ずつに捌かれながら搬送ローラによって記録材経路へ搬送される。記録材長判断手段によって、搬送ローラとリタードローラとの当接位置と先端検出手段による検出位置との間隔よりも、記録材経路中を搬送される記録材の記録材搬送方向における長さが長いと判断された場合には、位置付け手段によって、搬送ローラから記録材が通過可能な間隔を空けた離反位置にリタードローラが位置付けられる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の第一の実施の形態について、図1ないし図6を参照して説明する。本実施の形態は、プリンタとして、パーソナルコンピュータ等のホストコンピュータに接続して使用され、ホストコンピュータから送信される印字データに基づいて、インクリボンのインクを記録材に転写させることにより印字を行う熱転写プリンタへの適用例を示す。
【0012】
図1は本発明の第一の実施の形態の熱転写プリンタを示す縦断側面図であり、図2はその一部を示す概略図、図3は、熱転写プリンタ1が備える各部の電気的接続を概略的に示すブロック図である。
【0013】
本実施の形態の熱転写プリンタ1は、給紙装置100と、給紙装置100により分離された記録材2に対して印字を行う印字部4と、を具備する。
【0014】
また、熱転写プリンタ1は、記録材2を積層状態で保持する記録材保持部3と、記録材経路5に設けられて、記録材経路5を間にして当接されて記録材2を印字部4へ向けて搬送するローラ対6と、記録材保持部3に設けられて、印字部4へ向けて記録材を搬送する送りローラ7と、記録材経路5中でローラ対6よりも記録材搬送方向上流側で記録材経路5に対して送りローラ7と同一側に設けられて、印字部4へ向けて記録材2を搬送する搬送ローラ8と、記録材経路5を間にして搬送ローラ8に対向し、搬送ローラ8と反対方向に回転されるリタードローラ9と、リタードローラ9を搬送ローラ8に当接させる捌き位置とリタードローラ9を搬送ローラ8から記録材2が通過可能な間隔を空けて離間させる離反位置とに選択的に位置付ける位置付け手段と、記録材経路5中を搬送される記録材2の先端がローラ対6の当接位置Bを通過したか否かを判断する先端位置判断手段と、を具備し、位置付け手段は、先端位置判断手段が記録材経路5中を搬送される記録材2の先端がローラ対6の当接位置Bを通過したと判断した場合にリタードローラ9を離反位置に位置付ける給紙装置100を備える。
【0015】
さらに、熱転写プリンタ1は、位置付け手段により、リタードローラ9が離反位置に位置付けられている場合に、搬送ローラ8、リタードローラ9および送りローラ7の回転を停止する回転制御手段を具備する給紙装置100を備える。
【0016】
加えて、熱転写プリンタ1は、記録材経路5中を搬送される記録材2の後端が搬送ローラ8とリタードローラ9との当接位置Cを通過したか否かを判断する後端位置判断手段を具備し、位置付け手段は、後端位置判断手段が記録材経路5中を搬送される記録材2の後端が搬送ローラ8とリタードローラ9との当接位置Cを通過したと判断した場合にリタードローラ9を捌き位置に位置付ける給紙装置100を備える。
【0017】
具体的に、記録材経路5は、印字前の記録材を保持する記録材保持部3としての給紙トレイ(以降、符号3を付けて説明する)に一端が接続され、印字部4を経由して、印字後の記録材が排紙される排紙部10に他端が連通されている。
【0018】
印字部4は、記録材経路5に対して、外周面が下側から干渉するように配設されたプラテン11と、このプラテン11に対して記録材経路5を間にして上側から対向するサーマルヘッド12とを備えている。
【0019】
プラテン11は、図示しないギア列を介して搬送モータ13に連結されており、搬送モータ13によって一方向に回転駆動される。プラテン11は、搬送モータ13によって回転駆動されることにより、記録材2を搬送する機能も果たす。
【0020】
サーマルヘッド12は、複数の発熱抵抗体(図示せず)を主走査方向(図2中紙面表裏方向)に沿ってライン上に配列したラインサーマルヘッドであり、記録材経路5中で、複数の発熱抵抗体を記録材経路5に対して上側から臨ませるように位置付けられている。また、サーマルヘッド12は、プラテン11に対して接離自在に保持されており、通常は、図示しない付勢部材によってプラテン11方向に当接する方向へ付勢されている。
【0021】
ローラ対6は、印字部4より記録材搬送方向上流側に設けられている。ローラ対6を構成する一対のローラ6a,6bのうち、記録材経路5より下方に位置付けられる駆動ローラとしてのローラ6aには、図示しないギア列を介して搬送モータ13の駆動力が伝達される。ローラ対6を構成する一対のローラ6a,6bのうち、記録材経路5より上方に位置付けられるローラ6bは、図示しない付勢部材によってローラ6aに当接する方向に付勢されており、ローラ6aに直接当接している状態ではローラ6aとの間に生じる摩擦によって連れ回され、記録材経路5中を搬送される記録材2を介してローラ6aに対向している状態では記録材2との間に生じる摩擦力によって連れ回される。
【0022】
記録材経路5中の印字部4より記録材搬送方向下流側には、記録材経路5を間にして当接するローラ対14が設けられている。ローラ対14を構成する一対のローラ14a,14bのうち、記録材経路5より下方に位置付けられるローラ14aには、図示しないギア列を介して搬送モータ13の駆動力が伝達される。ローラ対14を構成する一対のローラ14a,14bのうち、記録材経路5より上方に位置付けられるローラ14bは、図示しない付勢部材によってローラ14aに当接する方向に付勢されており、ローラ14aに直接当接している状態ではローラ14aとの間に生じる摩擦によって連れ回され、記録材経路5中を搬送される記録材2を介してローラ14aに対向している状態では記録材2との間に生じる摩擦力によって連れ回される。
【0023】
プラテン11とサーマルヘッド12との間には、リボン保持機構15によって保持されるインクリボン16が介在されている。リボン保持機構15は、プラテン11とサーマルヘッド12との間に介在させたインクリボン16を、張設状態で保持するリボン保持軸17とリボン巻き取り軸18とを有している。本実施の形態では、長尺状のシートの一面側にインク層が設けられたインクリボン16が使用される。リボン保持機構15は、インク層をプラテン11側に向けるようにしてインクリボン16を保持する。リボン保持軸17には、インクリボン16の未使用部分がロール体形状で保持される。リボン巻き取り軸18には、インクリボン16の使用済み部分がロール体形状で保持される。リボン保持軸17、リボン巻き取り軸18は、それぞれ印字部4よりも上方に配設されており、配設された位置でそれぞれが回転自在とされている。リボン巻き取り軸18には、図示しないギア列を介して、リボン巻き取りモータ19(図3参照)の駆動力が伝達され、印字部4におけるインクリボン16が記録材2の搬送方向と同一方向に移動するように一方向に回転駆動される。リボン保持軸17は、リボン巻き取り軸18の回転によって巻き取られるインクリボン16に引っ張られることにより回転される。
【0024】
なお、リボン保持軸17、リボン巻き取り軸18がサーマルヘッド12よりも上方に配設されていることにより、インクリボン16は、プラテン11とサーマルヘッド12との間で弛むことなく、インク層と反対側の面をサーマルヘッド12に押し付けられるようにして、リボン保持軸17とリボン巻き取り軸18との間に張設されている。
【0025】
給紙トレイ3とローラ対6との間には、給紙トレイ3に積層された記録材2を、印字部4に向けて一枚ずつ給紙するASF(Auto Sheet Feeder)20が設けられている。ASF20は、記録材経路5を間にして対向する搬送ローラ8およびリタードローラ9、搬送ローラ8よりも記録材搬送方向上流側に設けられた送りローラ7等によって構成されている。
【0026】
搬送ローラ8、リタードローラ9および送りローラ7には、ASFモータ21(図3参照)の駆動力が、それぞれ図示しないギア列を介して伝達される。搬送ローラ8および送りローラ7は、ASFモータ21によって駆動されて、ローラ6a,14aやプラテン11と同一方向に回転駆動される。ここで、ASFモータ21の駆動力を搬送ローラ8に伝達するギア列を構成するギア数が奇数個である場合、ASFモータ21の駆動力をリタードローラ9に伝達するギア列を構成するギア数は偶数個とされている。これにより、リタードローラ9は、搬送ローラ8とは反対方向に回転される。
【0027】
リタードローラ9の両端側は、リタードローラ保持部材22に、回転自在に保持されている。リタードローラ保持部材22は、位置固定された支軸23を回動中心として、揺動自在に設けられている。
【0028】
リタードローラ保持部材22には、リタードローラ9を間にして支軸から離間する位置に、ソレノイド24の鉄芯25の先端26が取り付けられている。本実施の形態のソレノイド24は、キープソレノイドと称される自己保持型のソレノイドである。ソレノイド24は、通電される毎に、鉄芯25をコイル中に引き込んだり突き出したりする動作を行い、次に通電されるまで鉄芯25の位置を維持する。キープソレノイドは、動作に際して、瞬時に通電するだけでよく、動作中継続して通電するソレノイドと比較して、発生する熱量が少ない。
【0029】
ソレノイド24へ通電することにより、リタードローラ保持部材22は、リタードローラ9を搬送ローラ8に当接させる捌き位置と、リタードローラ9を記録材が通過可能な間隔だけ搬送ローラ8から離反させる離反位置とのいずれか一方に選択的に位置付けられる。本実施の形態では、リタードローラ9が、搬送ローラ8から記録材一枚分程度離間する位置が、離反位置に設定されている。
【0030】
加えて、リタードローラ9には、搬送ローラ8とリタードローラ9との間あるいは搬送ローラ8によって搬送される記録材2とリタードローラ9との間に所定以上の摩擦力が作用した場合に、リタードローラ9の回転に滑りを発生させる図示しないトルクリミッタが設けられている。
【0031】
ローラ対6と印字部4との間には、位置検出センサ27が設けられている。位置検出センサ27は、光を発光する発光素子27aと、発光素子27aで発光した光を受光する受光素子27bとを具備する透過型光センサであり、受光素子27bでの受光量の変化に応じて出力が変化する。
【0032】
加えて、搬送ローラ8とローラ対6との間には、位置検出センサ28が設けられている。位置検出センサ28は、位置検出センサ27と同様の構成を有し、発光素子28aで発光した光を受光する受光素子28bでの受光量の変化に応じて出力が変化する透過型光センサである。
【0033】
本実施の形態では、給紙トレイ3、記録材経路5の一部、ローラ対6、送りローラ7、搬送ローラ8、リタードローラ9、搬送モータ13、ASFモータ21、リタードローラ保持部材22、ソレノイド24、位置検出センサ27,28等によって給紙装置100が構成されている。
【0034】
ところで、プラテン11とサーマルヘッド12との当接位置をA、ローラ対6の当接位置をB、搬送ローラ8とリタードローラ9との当接位置をC、給紙トレイ3における記録材2と送りローラ7との当接位置をDとすると、当接位置Aと当接位置Bとの間隔AB、当接位置Bと当接位置Cとの間隔BC、および、当接位置Cと当接位置Dとの間隔CDは、熱転写プリンタでの使用が想定される記録材の搬送方向における最短寸法よりも短く設定されている。また、位置検出センサ27による検出位置Pと当接位置Bとの間隔PBは、間隔BCよりも十分に短く設定されている。
【0035】
次に、熱転写プリンタ1が備える各部の電気的接続について図3を参照して概略的に説明する。図3は、熱転写プリンタ1が備える各部の電気的接続を概略的に示すブロック図である。熱転写プリンタ1は、マイクロコンピュータ(Microcomputer:以下、マイコンとする)30を内蔵し、このマイコン30が熱転写プリンタ1内の各部を駆動制御する。マイコン30は、熱転写プリンタ1内の各部を集中的に駆動制御するCPU(Central Processing Unit)31に、制御プログラム等の固定的なデータが予め格納されるROM(Read Only Memory)32と、可変的なデータを書き換え自在に記憶してCPU31のワークエリアとして機能するRAM(Random Access Memory)33とが、バスライン34を介して接続されて構成されている。
【0036】
CPUに31は、キャラクタジェネレータ用ROM35が接続されている。キャラクタジェネレータ用ROM35には、印字する文字を示す文字キャラクタ等が、文字コード毎に対応させて記憶保持されている。
【0037】
ROM32には、図示しないヘッド通電テーブルが格納されている。ヘッド通電テーブルとは、後述する分離給紙処理に際して、サーマルヘッド12の発熱抵抗体毎に、通電するパルス幅に関する情報が対応付けて記憶されている。
【0038】
特に図示しないが、RAM33には、パーソナルコンピュータ等の図示しないホストコンピュータより受信した印字データを一時格納する受信バッファ、受信バッファに一時的に格納した印字データをドット展開する編集バッファ等の各種バッファが確保されている。
【0039】
編集バッファには、受信バッファに一時格納された印字データに含まれる印字内容が、文字属性コードによって示されるフォントに対応する文字キャラクタの形態で印字されるように、ドット展開される。
【0040】
以下に、マイコン30によって駆動制御される各部について説明する。
【0041】
サーマルヘッド12は、CPU31からの印字データ(DATA)、印字動作の基本信号であるクロック信号(CLOCK)、ストローブ信号(STROBE)の各信号に基づいて駆動される。
【0042】
プラテン11、ローラ6a,14a等を回転駆動させる搬送モータ13は、搬送モータドライバ36を介して、CPU31に接続されている。搬送モータドライバ36は、マイコン30からの制御信号に基づいて、搬送モータ13を駆動制御する。
【0043】
リボン巻き取りモータ19は、リボンモータドライバ37を介して、CPU31に接続されている。リボンモータドライバ37は、マイコン30からの制御信号に基づいて、リボン巻き取りモータ19を駆動制御する。
【0044】
搬送ローラ8、リタードローラ9および送りローラ7を回転駆動させるASFモータ21は、ASFモータドライバ39を介して、CPU31に接続されている。ASFモータドライバ39は、マイコン30からの制御信号に基づいて、ASFモータ21を駆動制御する。
【0045】
ソレノイド24は、ソレノイドコントローラ38を介して、CPU31に接続されている。ソレノイドコントローラ38は、マイコン30からの制御信号に基づいてソレノイド24への通電を行う。
【0046】
位置検出センサ27,28は、それぞれ、センサI/F40,41を介して、CPU31に接続されている。位置検出センサ27,28は、記録材が光軸を横切ることによる受光素子での受光量の変化に応じて、出力が変化する。各センサI/F40,41は、位置検出センサ27,28の出力変化に応じた検出信号を、マイコン30に向けて出力する。マイコン30は、後述する分離給紙処理に際して、センサI/F40,41から出力される位置検出センサ27,28の出力変化に基づいて、検出位置P,Qにおける記録材2の先端あるいは後端の到達の有無を判断する。
【0047】
加えて、CPU31には、ホストコンピュータとの間でデータ通信を行う通信I/F42が接続されている。ホストコンピュータから送信される印字データは、通信I/F42を介して受信される。
【0048】
次に、熱転写プリンタ1が実行する分離給紙処理について図4ないし図6を参照して説明する。図4は、熱転写プリンタ1が実行する分離給紙処理について概略的に説明するフローチャートである。分離給紙処理では、パーソナルコンピュータ等のホストコンピュータから印字開始の指示があったと判断するまで待機している(S1のN)。
【0049】
ホストコンピュータから印字開始の指示があったと判断した場合には(S1のY)、搬送モータ13およびリボン巻き取りモータ19の駆動を開始する(S2)。これにより、ローラ6a,14a、送りローラ7、搬送ローラ8およびプラテン11が回転されて、給紙トレイ3に積層された記録材2が印字部4へ向けて搬送される。このとき、リタードローラ9が搬送ローラ8とは逆方向に回転されているため、送りローラ7によって複数枚の記録材2が送られた場合にも、搬送ローラ8に直接接触している記録材2のみが捌かれて、当接位置Cを通過する。リボン巻き取り軸18は、インクリボン16を巻き取る方向に回転する。
【0050】
位置検出センサ27の出力値に基づいて、記録材経路5中を搬送される記録材2の先端が検出位置Pに到達したと判断するまで待機する(S3のN)。ここで、本実施の形態では、間隔PBが間隔BCよりも十分に短く設定されていることから、記録材経路5中を搬送される記録材2の先端が検出位置Pに到達したか否かを判断することで、記録材経路5中を搬送される記録材2の先端がローラ対6の当接位置Bを通過したか否かを判断する先端位置判断手段としての機能を実行することができる。
【0051】
位置検出センサ27の出力値に基づいて、記録材経路5中を搬送される記録材2の先端が検出位置Pに到達したと判断した場合には(S3のY)、ソレノイド24に通電するとともにASFモータ21の駆動を停止する(S4)。ここに、ステップS4によって回転制御手段としての機能が実行される。
【0052】
これにより、図5に示すように、一枚ずつに分離されて記録材経路5中を搬送される記録材2の先端が検出位置Pに到達した時点で、リタードローラ保持部材22が離反位置に位置付けられるとともに、搬送ローラ8、リタードローラ9および送りローラ7の回転が停止され、以降、記録材2は、ローラ対6の搬送力によって印字部4へ向けて搬送される。これによって、印字部4における記録材2に対しては、リタードローラ9によって搬送を規制する方向へ負荷が加えられることがないので、搬送のずれを発生させることなく印字を行うことができる。
【0053】
また、リタードローラ9を搬送ローラ8から離反させ、ローラ対6からの搬送力によって記録材2を搬送することにより、搬送ローラ8側とリタードローラ9側とで搬送のずれが発生することがないので、紙等のシート状の部材が袋状にされた封筒を記録材2として用いた場合にも引き攣ったり皺が発生したりすることを防止することができる。
【0054】
続いて、位置検出センサ28の出力変化に基づいて、記録材2の後端が検出位置Qに到達したと判断するまで待機し(S5のN)、位置検出センサ28の出力変化に基づいて、記録材2の後端が検出位置Qに到達したと判断した場合には(S5のY)、ソレノイド24に通電するとともにASFモータ21を駆動する(S6)。ここに、ステップS5によって後端位置判断手段としての機能が実行され、ステップS4およびステップS6によって位置付け手段としての機能が実行される。
【0055】
これにより、図6に示すように、リタードローラ保持部材22が捌き位置に位置付けられるとともに、搬送ローラ8、リタードローラ9および送りローラ7の回転が再開されて、次の記録材2の搬送が開始される。
【0056】
なお、特に図示しないが、位置検出センサ27の出力値に基づいて、記録材の先端が検出位置Pに到達したと判断してから所定時間の経過を待って、編集バッファにドット展開された印字データに基づいて、上述した印字動作を実行する。
【0057】
また、本実施の形態では、位置検出センサ27による検出位置Pをローラ対6よりも記録材搬送方向下流側に設定したが、これに限るものではなく、例えば、位置検出センサ27による検出位置Pを当接位置Bに重複させて設けるようにしてもよい。これにより、記録材2の先端が当接位置Bを通過したか否かを、より確実に判断することができる。
【0058】
さらに、本実施の形態では、位置検出センサ28による検出位置Qをローラ対6よりも記録材搬送方向下流側に設定したが、これに限るものではなく、例えば、位置検出センサ28による検出位置Qを当接位置Cに重複させて設けるようにしてもよい。これにより、記録材2の後端が当接位置Cを通過したか否かを、より確実に判断することができる。
【0059】
次に、本発明の第二の実施の形態について図7ないし図9を参照して説明する。第一の実施の形態と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。
【0060】
本実施の形態の熱転写プリンタ1は、記録材経路5中を搬送される記録材2が搬送ローラ8とリタードローラ9との当接位置Cと先端検出手段による検出位置Pとの間隔PCよりも、記録材経路5中を搬送される記録材2の記録材搬送方向における長さが長いか短いかを判断する記録材長判断手段を具備し、位置付け手段は、記録材長判断手段が記録材経路5中を搬送される記録材2が搬送ローラ8とリタードローラ9との当接位置Cと先端検出手段による検出位置Pとの間隔PCよりも、記録材経路5中を搬送される記録材2の記録材搬送方向における長さが長いと判断した場合にリタードローラ9を離反位置に位置付ける給紙装置100を備える。
【0061】
ここで、図7は、本発明の第二の実施の形態の熱転写プリンタ1が受信する印字データのデータ構造を示す模式図である。パーソナルコンピュータ等のホストコンピュータから送信される印字データ50は、図7に示すように、印字内容を示す文字コード等からなる一行印字データ51、一行印字データ51が印字データであることを特定する印字コマンド52、一行印字データ51に含まれるデータを印字出力する文字のフォント等を示す文字属性コード53、一行印字データ51の印字位置を特定する印字位置コード54、印字対象となる記録材2のサイズを指定するサイズコード55、印字データ50の終了を示す終了コード56等によって構成されている。
【0062】
サイズコード55によって指定される記録材2のサイズは、パーソナルコンピュータ等のホストコンピュータにおけるオペレーターの操作によって、ホストコンピュータに予め登録されている規定サイズを選択したり、任意のサイズを入力したり、「縦使い」または「横使い」等の記録材2の搬送方向を選択したりすることによって設定される。なお、ホストコンピュータにおけるオペレーターの操作については、例えば、パーソナルコンピュータを用いた印字用紙指定の技術等、公知の技術であるため説明を省略する。
【0063】
特に図示しないが、RAM33には、後述する分離給紙処理に際して、各種時間をカウントするカウンタバッファが確保されている。
【0064】
また、特に図示しないが、RAM33には、後述する分離給紙処理に際して参照される先端到達時間T1が記憶されている。先端到達時間T1は、記録材2を当接位置Bと検出位置Qとの間隔BQ分搬送するために要する時間である。
【0065】
次に、熱転写プリンタ1が実行する分離給紙処理について図8を参照して説明する。図8は、熱転写プリンタ1が実行する分離給紙処理について概略的に説明するフローチャートである。分離給紙処理では、ステップS10からステップS11までは、図4に示すステップS1からステップS2までと同様の処理を実行する。
【0066】
受信バッファに一時格納された印字データ50に含まれるサイズコード55に基づいて、印字対象となる記録材2の搬送方向における長さが間隔PCよりも長いか否かを判断し(S12)、受信バッファに一時格納された印字データに基づいて、印字対象となる記録材2の搬送方向における長さが間隔PCよりも長いと判断した場合には(S12のY)、ステップS13に進む。ここに、ステップS12によって、記録材長判断手段としての機能が実行される。
【0067】
ステップS13からステップS16までは、図4に示すステップS3からステップS6までと同様の処理を実行する。本実施の形態では、ステップS13によって先端位置判断手段としての機能が実行され、ステップS14によって回転制御手段としての機能が実行され、ステップS15によって後端位置判断手段としての機能が実行され、ステップS14およびステップS16によって位置付け手段としての機能が実行される。
【0068】
一方、受信バッファに一時格納された印字データ50に含まれるサイズコード55に基づいて、印字対象となる記録材2の搬送方向における長さが間隔PCよりも長くない(印字対象となる記録材の搬送方向における長さが間隔PC以下である)と判断した場合には(S12のN)、位置検出センサ28の出力変化に基づいて、記録材経路5中を搬送される記録材2の先端が検出位置Qに到達したと判断するまで待機する(S17のN)。
【0069】
位置検出センサ28の出力変化に基づいて、記録材経路5中を搬送される記録材2の先端が検出位置Qに到達したと判断した場合には(S17のY)、時間t1のカウントを開始する(S18)。
【0070】
時間t1が、RAM33に格納されている先端到達時間T1に等しくなったと判断するまで待機し(S19のN)、時間t1が、RAM33に格納されている先端到達時間T1に等しくなったと判断した場合には(S19のY)、ステップS14に進む。一枚ずつに分離された記録材2の先端が当接位置Bに到達したと仮定される時点で、リタードローラ保持部材22が離反位置に位置付けられるとともに、搬送ローラ8、リタードローラ9および送りローラ7の回転が停止される。
【0071】
ところで、印字対象となる記録材2の搬送方向における長さが間隔PC以下である場合、図9に示すように、先の記録材2aの先端が検出位置Pに到達する前に、次の記録材2bの先端が当接位置Cを通過してしまう。このような理由によって、記録材2aと記録材2bとが連続して搬送された場合、記録材2aと記録材2bとの境目Xを検出することができず、印字に支障を来たしてしまうことが考えられる。
【0072】
本実施の形態では、印字対象となる記録材2の搬送方向における長さが間隔PC以下である場合にも、先の記録材2aの先端が検出位置Pに到達する前に、次の記録材2bの先端が当接位置Cを通過することを防止することができ、先の記録材2の後端と次の記録材2の先端との間に所定の間隔を空けて搬送することができる。これにより、記録材2aと記録材2bとの境目Xの検出の容易化を図ることができる。
【0073】
また、リタードローラ9を搬送ローラ8から離反させ、ローラ対6からの搬送力によって記録材2を搬送することにより、搬送ローラ8側とリタードローラ9側とで搬送のずれが発生することがないので、紙等のシート状の部材が袋状にされた封筒を記録材2として用いた場合にも引き攣ったり皺が発生したりすることを防止することができる。
【0074】
なお、本実施の形態では、受信バッファに一時格納された印字データに基づいて、印字対象となる記録材2の搬送方向における長さが間隔PCよりも長いか否かを判断するようにしたが、これに限るものではなく、位置検出センサ27の配設位置を調整する等によって、検出位置Pを当接位置Bとを記録材搬送方向において同じ位置に設定することで、印字対象となる記録材2の搬送方向における長さが間隔BCよりも長いか否かを判断するようにしてもよい。
【0075】
【発明の効果】
本発明によれば、記録材を一枚ずつに分離するとともに、搬送のずれの発生を防止することができる。また、搬送対象が、記録材として紙等のシート状の部材が袋状にされた封筒を用いる場合にも、記録材が引き攣ったり皺が発生したりすることを防止することができることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の熱転写プリンタを示す縦断側面図である。
【図2】その一部を示す概略図である。
【図3】熱転写プリンタが備える各部の電気的接続を概略的に示すブロック図である。
【図4】熱転写プリンタが実行する分離給紙処理について概略的に説明するフローチャートである。
【図5】記録材の搬送時における各部の動作を示す概略図である。
【図6】記録材の搬送時における各部の別の動作を示す概略図である。
【図7】本発明の第二の実施の形態の熱転写プリンタが受信する印字データのデータ構造を示す模式図である。
【図8】熱転写プリンタ1が実行する分離給紙処理について概略的に説明するフローチャートである。
【図9】記録材の搬送例を示す概略図である。
【符号の説明】
1…プリンタ,3…記録材保持部,4…印字部,6…ローラ対,7…送りローラ,8…搬送ローラ,9…リタードローラ,100…給紙装置

Claims (2)

  1. 記録材を積層状態で保持する記録材保持部と、
    記録材経路に設けられて、前記記録材経路を間にして当接されて記録材を印字部へ向けて搬送するローラ対と、
    前記記録材保持部に設けられて、前記印字部へ向けて記録材を搬送する送りローラと、
    前記記録材経路中で前記ローラ対よりも記録材搬送方向上流側で前記記録材経路に対して前記送りローラと同一側に設けられて、前記印字部へ向けて記録材を搬送する搬送ローラと、
    前記記録材経路を間にして前記搬送ローラに対向し、前記搬送ローラと反対方向に回転されるリタードローラと、
    前記リタードローラを前記搬送ローラに当接させる捌き位置と前記リタードローラを前記搬送ローラから記録材が通過可能な間隔を空けて離間させる離反位置とに選択的に位置付ける位置付け手段と、
    前記記録材経路中を搬送される記録材の先端が前記ローラ対の当接位置を通過したか否かを判断する先端位置判断手段と、
    前記記録材経路中を搬送される記録材が前記搬送ローラと前記リタードローラとの当接位置と前記先端検出手段による検出位置との間隔よりも、記録材経路中を搬送される記録材の記録材搬送方向における長さが長いか短いかを判断する記録材長判断手段と、
    を具備し、
    前記位置付け手段は、前記記録材長判断手段が前記搬送ローラと前記リタードローラとの当接位置と前記先端検出手段による検出位置との間隔よりも、記録材経路中を搬送される記録材の記録材搬送方向における長さが長いと判断した場合に前記リタードローラを離反位置に位置付ける給紙装置。
  2. 請求項1に記載の給紙装置と、
    前記給紙装置により分離された記録材に対して印字を行う印字部と、
    を具備するプリンタ。
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