JP4604955B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4604955B2
JP4604955B2 JP2005301585A JP2005301585A JP4604955B2 JP 4604955 B2 JP4604955 B2 JP 4604955B2 JP 2005301585 A JP2005301585 A JP 2005301585A JP 2005301585 A JP2005301585 A JP 2005301585A JP 4604955 B2 JP4604955 B2 JP 4604955B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
paper
feed
recording paper
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005301585A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007106581A (ja
Inventor
雄一 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2005301585A priority Critical patent/JP4604955B2/ja
Publication of JP2007106581A publication Critical patent/JP2007106581A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4604955B2 publication Critical patent/JP4604955B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

本発明は、手差しトレイ内に収容された用紙を順次給紙する給紙装置を備えた複写機、プリンタ等の画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ等の電子写真方式の画像形成装置では、画像形成部で感光体などの像担持体を帯電し、レーザ光を照射して像担持体の表面に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置で可視化して粉体トナーからなるトナー像を形成する。そして、像担持体と対向する転写部へ用紙を一定のタイミングで搬送し、像担持体上のトナー像を用紙の表面に転写した後、用紙の表面のトナー像を定着装置で定着することによって画像を形成する。
このような画像形成装置では、任意のサイズの用紙が積載可能な手差しトレイなどの用紙トレイが配設されており、用紙トレイ内に積載された用紙を給紙ロールによって順次給紙し、画像形成部に搬送している。
用紙トレイ内に積載された用紙のサイズを検知するために、例えば、用紙の幅方向のサイズは、用紙トレイ上に設けられた幅方向検知センサを使用して検知している。また、用紙の送り方向のサイズは、用紙搬送路のレジロールの近傍で用紙を検知するセンサのOn、Off時間から算出している(例えば、特許文献1を参照)。
しかし、用紙の送り方向の長さが、レジロールとその搬送方向上流側の搬送ロールとの間隔よりも短い場合には、用紙がレジロールまで届かずにジャムになり、用紙のサイズを判定することができない。また、ユーザーが用紙サイズの間違えを認識することができず、ジャムを繰り返すという不具合がある。
特開平11―119589号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、記録媒体の幅方向と送り方向のサイズを正確に検知してジャムの発生を抑制することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明に係る画像形成装置は、任意のサイズの記録媒体が積載される手差しトレイと、前記手差しトレイに設けられ、前記記録媒体の幅方向を検知する幅サイズ検知用センサと、前記手差しトレイに設けられ、前記記録媒体の有無により前記記録媒体が搬送可能な最小サイズか否かを判定する送り方向サイズ判定用センサと、前記手差しトレイに積載された記録媒体を給紙する給紙ロールと、前記給紙ロールの搬送方向下流側に配置され、前記記録媒体を搬送する搬送ロールと、前記給紙ロールと前記搬送ロールとの間に設けられ、On、Off時間から前記記録媒体の送り方向長さを検知する第1パスセンサと、前記搬送ロールの搬送方向下流側で前記記録媒体を搬送するレジロールと、前記レジロールと前記搬送ロールとの間に設けられ、前記記録媒体を検知する第2パスセンサとを備え、前記記録媒体の送り方向長さをL1、前記手差しトレイの下流側端壁部と前記送り方向サイズ判定用センサとの間隔をL2、前記給紙ロールと前記搬送ロールとの間隔をL3、前記搬送ロールと前記レジロールとの間隔をL4とし、L4>L1のとき、L2>L4かつL2≒L4、かつ、L1>L3に設定したものである。
請求項1に記載の発明によれば、任意のサイズの記録媒体が手差しトレイに積載されており、手差しトレイに設けられた幅サイズ検知用センサによって記録媒体の幅方向のサイズが検知される。また、手差しトレイに設けられた送り方向サイズ判定用センサによって、記録媒体の有無により記録媒体が搬送可能な最小サイズか否かが判定される。これにより、手差しトレイに積載された記録媒体のうち搬送可能なサイズの記録媒体を給紙することが可能となる。従って、隣り合う搬送ロールの間隔より短い記録媒体が誤って搬送されることが抑制され、ジャムの発生が防止される。
また、任意のサイズの記録媒体が手差しトレイに積載されており、給紙ロールによって手差しトレイから記録媒体が1枚ずつ給紙される。給紙ロールとその下流側の搬送ロールとの間には、記録媒体の通過を検知する第1パスセンサが設けられており、第1パスセンサのOn、Off時間から記録媒体の送り方向長さが検知される。これによって、記録媒体の送り方向のサイズを検知することにより、隣り合う搬送ロールの間隔より送り方向長さが短い記録媒体の搬送を停止することが可能となり、ジャムの発生が抑制される。また、記録媒体の送り方向のサイズを認識できずにジャムを繰り返す不具合が解消される。また、搬送ロールとその下流側のレジロールとの間に設けられた第2パスセンサについても同様である。
さらに、搬送ロールレジロールとの間隔L4より記録媒体の送り方向長さL1が小さいときに、手差しトレイの下流側端壁部と送り方向サイズ判定用センサとの間隔L2とL4との関係と、L1と給紙ロールと搬送ロールとの間隔L3との関係は、L2>L4かつL2≒L4、かつ、L1>L3に設定されている。L2>L4かつL2≒L4に設定することによって、記録媒体の送り方向長さがL4より長い記録媒体を送り方向サイズ判定用センサで検知することが可能となる。このため、記録媒体の送り方向長さがL4より短い記録媒体を給紙することなく、搬送可能なサイズの記録媒体のみを給紙することが可能となり、ジャムの発生が防止される。また、L3をL1より短くすることで、記録媒体が給紙ロールと搬送ロールとの間に届かないことがなく、記録媒体が確実に搬送される。このため、第1パスセンサによって記録媒体の送り方向サイズが検知されると共に、給紙ローラで給紙を開始したときでもジャムの発生を回避することが可能となる。
本発明によれば、記録媒体の幅方向と送り方向のサイズを正確に検知できるため、搬送ロールの間隔より短い記録媒体が搬送されることを防止でき、ジャムの発生を回避することができる。また、ユーザーが記録媒体のサイズの間違いに気づかず、ジャムを繰り返すことを防止できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の第1実施形態の現像装置を備えた画像形成装置1が示されている。
この画像形成装置1は、タンデム型のデジタルカラープリンターであり、原稿(図示省略)の露光装置やパーソナルコンピュータ等から送られてくる画像データはIPS(Image Processing System)12に送られ、所定の画像処理が施される。IPS12で所定の画像処理が施された画像データは、同じくIPS12によって、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)(各8ビット)の4色の原稿再現色材階調データに変換され、次に述べるように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの画像露光装置としてのROS(Raser Output Scanner)14に送られ、このROS14では、所定の色の原稿再現色材階調データに応じてレーザ光LBによる画像露光が行われる。
画像形成装置1の内部には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kが、水平方向に一定の間隔をおいて並列的に配置されている。なお、YMCKを区別する必要がある場合は、符号の後にY、M、C、Kの何れかを付して説明し、YMCKを区別する必要が無い場合は、Y、M、C、Kを省略する。
画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kは、すべて同様に構成されており、矢印A方向に回転駆動される感光体ドラム15と、この感光体ドラム15の表面を一様に帯電する帯電ロール16と、感光体ドラム15の表面に所定の色に対応した画像を露光して静電潜像を形成するROS14と、感光体ドラム15上に形成された静電潜像を所定の色のトナーで現像する現像装置17と、感光体ドラム15の表面を清掃するクリーニング装置18とで構成されている。
ROS14は、4つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kに共通に構成されており、図示しない4つの半導体レーザを各色の原稿再現色材階調データに応じて変調して、これらの半導体レーザからレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kを階調データに応じて出射するように構成されている。なお、ROS14は、複数の画像形成ユニット毎に個別に構成しても勿論よい。上記半導体レーザから出射されたレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、図示しないf−θレンズを介してポリゴンミラー19に照射され、このポリゴンミラー19によって偏向走査される。ポリゴンミラー19によって偏向走査されたレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、図示しない結像レンズ及び複数枚のミラーを介して、感光体ドラム15上の露光ポイントに、斜め下方から走査露光される。
ROS14は、下方から感光体ドラム15上に画像を走査露光するものであるため、このROS14には、上方に位置する4つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの現像装置17などからトナー等が落下して、汚損されるおそれがある。そのため、ROS14は、その周囲が直方体状のフレーム20によって密閉されているとともに、フレーム20の上部には、4本のレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kを、各画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの感光体ドラム15上に露光するため、シールド部材としての透明なガラス製のウインドウ21Y、21M、21C、21Kが設けられている。
IPS12からは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kに共通して設けられたROS14に、各色の画像データが順次出力される。ROS14から画像データに応じて出射されたレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、対応する感光体ドラム15の表面に走査露光され、静電潜像が形成される。感光体ドラム15上に形成された静電潜像は、現像装置17Y、17M、17C、17Kによって、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像として現像される。現像装置17Y、17M、17C、17Kはいずれも、補給用のトナーとキャリアとが収容されているトナー収容器としての着脱交換式のトナーカートリッジ44Y、44M、44C、44Kから現像剤補給装置(図示省略)によりトナー及びキャリアが適量ずつ補給されるようになっている。
各画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの感光体ドラム15上に、順次形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像は、各画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの上方にわたって配置された転写ユニット22の中間転写ベルト25上に、4つの一次転写ロール26Y、26M、26C、26Kによって多重に転写される。これらの一次転写ロール26Y、26M、26C、26Kは、各画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの感光体ドラム15に対応した中間転写ベルト25の裏面側に配設されている。一次転写ロール26Y、26M、26C、26Kには、転写バイアス電源(図示しない)が接続されており、所定のトナー極性とは逆極性(本実施の形態では正極性)の転写バイアスが所定のタイミングで印加されるようになっている。
中間転写ベルト25は、ドライブロール27と、テンションロール24と、バックアップロール28との間に一定のテンションで巻き掛けられており、図示しないモータによって回転駆動されるドライブロール27により、図中の時計回りに所定の速度で循環駆動されるようになっている。
中間転写ベルト25上に多重に転写されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像は、バックアップロール28に圧接する二次転写ロール29によって、シートとしての記録用紙30上に二次転写され、これらの各色のトナー像が転写された記録用紙30は、上方に位置する定着器31へと搬送される。二次転写ロール29は、バックアップロール28の側方に圧接しており、下方から上方に搬送される記録用紙30上に、各色のトナー像を二次転写するようになっている。そして、各色のトナー像が転写された記録用紙30は、定着器31によって熱及び圧力で定着処理を受けた後、排出ロール32によって画像形成装置1の上部に設けられた排出トレイ33上に排出される。
記録用紙30は、給紙カセット34から所定のサイズのものが、給紙ローラ35及び用紙分離搬送用のローラ対36により給紙され、用紙搬送路37、60に沿って搬送される。そして、記録用紙30は、レジロール64まで搬送され、一旦停止される。給紙された記録用紙30の用紙搬送路37、60は、垂直方向上向きとなっている。給紙カセット34から供給された記録用紙30は、所定のタイミングで回転するレジロール64によって中間転写ベルト25の二次転写位置へ送出される。
なお、画像形成装置1において、フルカラー等の両面コピーをとる場合には、片面に画像が定着された記録用紙30を、排出ロール32によって排出トレイ33上にそのまま排出せずに、図示しない切替ゲートによって搬送方向を切り替え、用紙搬送用のローラ対39を介して両面用搬送ユニット40へと搬送する。この両面用搬送ユニット40では、搬送径路41に沿って設けられた図示しない搬送ローラ対により、記録用紙30の表裏が反転された状態で、再度レジロール64へと搬送される。そして、記録用紙30の裏面に画像が転写・定着された後、排出トレイ33上に排出される。
また、トナー像の転写工程が終了した後の感光体ドラム15の表面は、クリーニング装置18によって残留トナーや紙粉等が除去されて、次の画像形成プロセスに備える。クリーニング装置18は、図示しないクリーニングブレードを備えており、このクリーニングブレードによって感光体ドラム15上の残留トナーや紙粉等を除去するようになっている。また、トナー像の転写工程が終了した後の中間転写ベルト25の表面は、クリーニング装置43によって残留トナーや紙粉等が除去されて、次の画像形成プロセスに備える。クリーニング装置43は、クリーニングブラシ43a及びクリーニングブレード43bを備えており、これらのクリーニングブラシ43a及びクリーニングブレード42によって、中間転写ベルト25上の残留トナーや紙粉等を除去するようになっている。
図1に示すように、画像形成装置1の側面(図1中の左側面)には、任意のシートを積載可能な手差しトレイ52から記録用紙48を給紙する給紙装置50が設けられている。
図2には、給紙装置50の構成図が示されている。なお、図2は、各部材の構成を分かり易くするために、記録用紙48の用紙搬送路60を直線状に示し、後述するプレレジロール(搬送ロール)62、レジロール64を直線状に配置している。
この給紙装置50では、手差しトレイ52の底部に設けられた用紙積載板53が図示しない可動手段によって昇降し、積載された記録用紙48が上昇又は下降するように構成されている。なお、用紙積載板が昇降しないタイプも使用可能である。手差しトレイ52の先端側(給紙方向下流側)には壁部52Aが形成されており、その壁部52Aに記録用紙48の先端を揃えて積載する。手差しトレイ52の壁部52A側の上部には、記録用紙48を1枚ずつ給紙する給紙部51が設けられている。給紙部51には、積載された記録用紙48の上面に摩擦接触して最上面の記録用紙48を持出すピックアップロール54が配設されている。また、給紙部51には、ピックアップロール54の搬送方向下流側に、ピックアップロール54が持ち出した記録用紙48を下流側へ搬送する給紙ロール56と、この給紙ロール56に押圧される分離ロール58とが配置されている。この給紙ロール56と分離ロール58とで挟まれた部分が、記録用紙48を1枚ずつ捌く捌き部となっている。
給紙ロール56の支軸にはモータ66が連結されており、モータ66の駆動力によって給紙ロール56が回転する。また、給紙ロール56の支軸とピックアップロール54の支軸とは図示しないプーリーとベルトを介して連結されており、モータ66の駆動力がピックアップロール54に伝達されるようになっている。モータ66はステッピングモータで構成され、モータ66の駆動は制御部80で制御されている。ここで、ピックアップロール54、給紙ロール56及び分離ロール58は、互いに同一形状および同一サイズのローラで構成され、記録用紙48に対して摩擦接触することにより記録用紙48の搬送作用を実行するように構成されている。
給紙ロール56の搬送方向下流側には、用紙搬送路60に1対のプレレジロール(搬送ロール)62が配設されている。プレレジロール(搬送ロール)62の一方(図2では下側)には、モータ68が連結されている。モータ68はステッピングモータで構成され、モータ68の駆動は制御部80で制御されている。
また、プレレジロール(搬送ロール)62の搬送方向下流側には、用紙搬送路60に沿って1対のレジロール64が配設されている。レジロール64の一方(図2では下側)には、モータ70が連結されている。モータ70はステッピングモータで構成され、モータ68の駆動は制御部80で制御されている。
手差しトレイ52の内部には、記録用紙48を両側から挟み込むサイドガイド72が設けられている。サイドガイド72には、記録用紙48の幅方向のサイズを検知する幅サイズ検知用センサ74が配設されており、この幅サイズ検知用センサ74は制御部80に接続されている。手差しトレイ52上に記録用紙48を積載してサイドガイド72をスライドさせて記録用紙48の両側を挟み込むことで、幅サイズ検知用センサ74で記録用紙48の幅方向のサイズが検知され、検知信号が制御部80に出力される。
手差しトレイ52の底部には、開孔75が形成されており、この開孔75の下部に記録用紙48の送り方向長さが搬送可能な最小サイズか否かを判定するための送り方向サイズ判定用センサ76が配設されている。送り方向サイズ判定用センサ76は制御部80に接続されている。送り方向サイズ判定用センサ76は、記録用紙48の有無を検知する反射型センサ又はアクチュエータ型センサであり、手差しトレイ52の開孔75の上部に記録用紙48が載置されたか否かが検知される。記録用紙48が検知されたときは、記録用紙48の送り方向長さが壁部52Aと送り方向サイズ判定用センサ76との間隔より長い場合であり、このときは記録用紙48が搬送可能と判定される。
また、図4に示すように、送り方向サイズ判定用センサ76によって記録用紙201が検知されないときは、手差しトレイ52に記録用紙201が配置されていないか、又は記録用紙201の送り方向長さが壁部52Aと送り方向サイズ判定用センサ76との間隔より短い場合であり、このときは記録用紙201が搬送不可と判定される。このとき、制御部80は、給紙部51による給紙を実行しないように制御する。図3に示すように、送り方向サイズ判定用センサ76は、小サイズの記録用紙49を積載したときに、記録用紙49が搬送可能な送り方向の最小サイズを判定可能な位置に設けられている。
図2に示すように、給紙部51には、プレレジロール(搬送ロール)62の上流側であって給紙ロール56の下流側近傍に、記録用紙48の通過を検知するパスセンサ82が設けられており、パスセンサ82は制御部80に接続されている。パスセンサ82は、記録用紙48の通過を検知してOn、Off信号を生成するようになっている。
また、プレレジロール(搬送ロール)62の下流側であってレジロール64の上流側近傍には、記録用紙48の通過を検知するレジ部用パスセンサ84が設けられており、レジ部用パスセンサ84は制御部80に接続されている。レジ部用パスセンサ84は、記録用紙48の通過を検知してOn、Off信号を生成するようになっている。制御部80は、パスセンサ82のOn、Off時間と、レジ部用パスセンサ84のOn、Off時間とから記録用紙48の送り方向長さを演算し、その平均値により記録用紙48の送り方向長さを判定する。
制御部80は、画像形成装置1のハウジング11に設けられた液晶表示パネル92に接続されている。液晶表示パネル92には、制御部80から表示信号が出力されることにより、用紙サイズ違いの警告などが表示されるようになっている。
また、ピックアップロール54と給紙ロール56の間には、記録用紙48をガイドするシュート86が配設されている。また、給紙ロール56とプレレジロール(搬送ロール)62の間と、プレレジロール(搬送ロール)62とレジロール64の間には、用紙搬送路60を挟んで対向するように1対のシュート88、90がそれぞれ配設されている。
次に、給紙装置50の作用について説明する。
図3に示すように、手差しトレイ52内に、記録用紙48(図2参照)より小サイズの記録用紙49を積載し、サイドガイド72で記録用紙49の両側をガイドする。その際、幅サイズ検知用センサ74で記録用紙49の幅方向のサイズが検知される。
また、送り方向サイズ判定用センサ76で開孔75の上部の記録用紙49が検知され、記録用紙49が送り方向長さが壁部52Aと送り方向サイズ判定用センサ76との間隔より長く、搬送可能なサイズの記録用紙49であると判定される。このため、小サイズの記録用紙49を積載した場合でも、搬送可能か否かを判定することができる。搬送不可のときは、制御部80は給紙部51による記録用紙の給紙を実行しない。
画像形成動作を開始すると、手差しトレイ52内の用紙積載板53が図示しない可動手段によって上昇し、記録用紙49の最上面がピックアップロール54に当接する。なお、用紙積載板が昇降しないタイプでは、ピックアップロールの回転によりその周面が記録用紙49の最上面に当接する。モータ66の駆動によりピックアップロール54が回転し、手差しトレイ52に積載された最上面の記録用紙49と摩擦接触して最上面の記録用紙49を持出す。そして、記録用紙49の先端が手差しトレイ52近傍の給紙ロール56に到達すると、給紙ロール56と分離ロール58とで挟まれた部分で記録用紙49が1枚ずつ送り出されるとともに捌かれる。
さらに、プレレジロール(搬送ロール)62が回転し、記録用紙49がシュート88に沿って搬送される。その際、パスセンサ82は、記録用紙49の通過を検知してOn、Off信号を生成し、制御部80は、パスセンサ82のOn、Off時間から記録用紙49の送り方向長さを算出する。記録用紙49の送り方向長さがプレレジロール(搬送ロール)62とレジロール64との間隔より長いときは、制御部80は、プレレジロール(搬送ロール)62とレジロール64を回転して記録用紙49をそのまま搬送する。一方、記録用紙49の送り方向長さがプレレジロール(搬送ロール)62とレジロール64との間隔より短いときは、制御部80はモータ68、70の駆動を停止し、記録用紙49がレジロール64に到達する前に、記録用紙49の搬送を停止する。制御部80は、これと同時に画像形成装置1の液晶表示パネル92に警告を表示するための信号を出力し、液晶表示パネル92に用紙サイズ違いの警告を表示させる。
記録用紙49をそのまま搬送する際は、レジロール64の回転により記録用紙49がシュート90に沿って搬送される。レジ部用パスセンサ84は、記録用紙49の通過を検知してOn、Off信号を生成し、制御部80は、パスセンサ82のOn、Off時間と、レジ部用パスセンサ84のOn、Off時間の平均値から記録用紙49の送り方向長さを算出する。記録用紙49の送り方向長さがプレレジロール(搬送ロール)62とレジロール64との間隔及びその下流側の隣り合う搬送ロール(図示省略)の間隔より大きいときは、記録用紙49をそのまま搬送し、小さいときは、モータ68、70の駆動を停止し、記録用紙49の搬送を停止する。パスセンサ82のOn、Off時間と、レジ部用パスセンサ84のOn、Off時間の平均値をとることにより、記録用紙49の搬送速度にばらつきがある場合でも記録用紙49の送り方向長さを正確に検知できる。
従って、記録用紙49の送り方向長さがプレレジロール(搬送ロール)62とレジロール64との間隔やその下流側の隣り合う搬送ロール(図示省略)の間隔より短いときに、記録用紙49が搬送されることを防止できる。このため、ジャムの発生を回避できる。また、液晶表示パネル92に用紙サイズ違いの警告を表示されるので、ユーザーが記録用紙49のサイズを認識できずにジャムを繰り返すこともない。
また、図4に示すように、記録用紙49(図3参照)より小サイズの記録用紙201が手差しトレイ52に積載され、記録用紙201の後端が送り方向サイズ判定用センサ76に届かないときは、記録用紙201が検知されない。このとき、制御部80は、手差しトレイ52に記録用紙49が配置されていないか、又は記録用紙49の送り方向サイズが壁部52Aと送り方向サイズ判定用センサ76との間隔より短く、記録用紙201が搬送不可であると判定される。この場合には、制御部80は、モータ66、62,64を駆動せず、記録用紙49の給紙を実行しない。これと同時に、制御部80は画像形成装置1の液晶表示パネル92に表示信号を出力し、用紙サイズ違いの警告を表示する。従って、プレレジロール(搬送ロール)62とレジロール64との間隔よりも短い記録用紙49が送り出されることがなく、ジャムの発生を回避できる。
図6に示すように、比較例の給紙装置200では、手差しトレイ52の下部に送り方向サイズ判定用センサが設けられておらず、レジロール64の近傍に設けたレジ部用パスセンサ204のみで記録用紙201の送り方向長さを検知している。この構成では、記録用紙201を給紙部51から送り出した後に記録用紙201の送り方向長さが検知されるため、記録用紙201がプレレジロール(搬送ロール)62とレジロール64との間隔よりも短いときは、記録用紙201が届かない。このため、ジャムの発生を防止することができない。
図7に示すように、他の比較例の給紙装置210では、手差しトレイ52の壁部52Aに近い位置に形成された開孔52Bの下部に送り方向サイズ判定用センサ212が設けられている。この構成では、手差しトレイ52に記録用紙201が積載されると、送り方向サイズ判定用センサ212によって記録用紙201が検知され、給紙部51で記録用紙201の給紙動作が実行される。その際、記録用紙201がプレレジロール(搬送ロール)62とレジロール64との間隔よりも短く、記録用紙201がプレレジロール62とレジロール64との間に届かずにジャムが発生してしまう。このため、送り方向サイズ判定用センサ212を下記のように適切な位置に配設することが必要となる。
図5に示すように、小サイズの記録用紙201の送り方向長さをL1、手差しトレイ52の壁部52Aと送り方向サイズ判定用センサ76との間隔をL2、給紙ロール56の中心とプレレジロール(搬送ロール)62の中心との間隔をL3、プレレジロール62の中心とレジロール64の中心との間隔をL4とし、L4>L1のとき、L2>L4かつL2≒L4、又は、L1>L3に設定する。ここでL2とL4の寸法差は数mm以内が望ましい。
L2>L4かつL2≒L4に設定することによって、送り方向サイズ判定用センサ76で検知できない記録用紙201がプレレジロール(搬送ロール)62とレジロール64との間に搬送されることがない。このため、L4より長い、搬送可能な記録用紙のみを給紙することが可能となり、ジャムの発生を防止できる。
また、L3をL1より短くすることで、記録用紙201が給紙ロール56とプレレジロール(搬送ロール)62との間に届かないことがなく、給紙ロール56とプレレジロール(搬送ロール)62との間で記録用紙201が確実に搬送される。その際、記録用紙201がパスセンサ82を通過するので、記録用紙201の送り方向長さを正確にすることができる。そして、記録用紙201がL4より短いと判定されたときに、モータ68、70を停止して記録用紙201の搬送を停止する。このため、給紙ロール56で給紙を開始したときでもジャムの発生を回避することができる。
なお、上記実施形態では、プレレジロール(搬送ロール)62とレジロール64が設けられているが、この構成に限定するものではない。プレレジロール(搬送ロール)62とレジロール64に代えて、記録用紙を搬送する複数の搬送ロールを配置した場合にも本発明を適用可能である。記録用紙の送り方向長さを検知し、隣り合う搬送ロールの間隔よりも送り方向長さが短い記録用紙を給紙しない構成とすれば、ジャムの発生を防止できる。
本発明の第1実施形態に係る給紙装置を備えた画像形成装置を示す概略構成図である。 図1に示す画像形成装置に用いられる給紙装置を示す構成図である。 図2に示す給紙装置の動作を示す構成図である。 図2に示す給紙装置の送り方向サイズ判定用センサで記録用紙の送り方向長さを検知する状態を示す図である。 図2に示す給紙装置の送り方向サイズ判定用センサと、プレレジロールと、レジロールなどの位置設定を示す図である。 給紙装置の比較例を示す構成図である。 給紙装置の他の比較例を示す構成図である。
符号の説明
1 画像形成装置
13Y 画像形成ユニット
48 記録用紙
49 記録用紙
50 給紙装置
51 給紙部
52 手差しトレイ
52B 開孔
52A 壁部
53 用紙積載板
54 ピックアップロール
56 給紙ロール
58 分離ロール
60 用紙搬送路
62 プレレジロール(搬送ロール)
64 レジロール
72 サイドガイド
74 幅サイズ検知用センサ
75 開孔
76 送り方向サイズ判定用センサ(反射型センサ)
80 制御部
82 パスセンサ(第1パスセンサ)
84 レジ部用パスセンサ(第2パスセンサ)
92 液晶表示パネル

Claims (1)

  1. 任意のサイズの記録媒体が積載される手差しトレイと、
    前記手差しトレイに設けられ、前記記録媒体の幅方向を検知する幅サイズ検知用センサと、
    前記手差しトレイに設けられ、前記記録媒体の有無により前記記録媒体が搬送可能な最小サイズか否かを判定する送り方向サイズ判定用センサと、
    前記手差しトレイに積載された記録媒体を給紙する給紙ロールと、
    前記給紙ロールの搬送方向下流側に配置され、前記記録媒体を搬送する搬送ロールと、
    前記給紙ロールと前記搬送ロールとの間に設けられ、On、Off時間から前記記録媒体の送り方向長さを検知する第1パスセンサと、
    前記搬送ロールの搬送方向下流側で前記記録媒体を搬送するレジロールと、
    前記レジロールと前記搬送ロールとの間に設けられ、前記記録媒体を検知する第2パスセンサとを備え、
    前記記録媒体の送り方向長さをL1、前記手差しトレイの下流側端壁部と前記送り方向サイズ判定用センサとの間隔をL2、前記給紙ロールと前記搬送ロールとの間隔をL3、前記搬送ロールと前記レジロールとの間隔をL4とし、L4>L1のとき、
    L2>L4かつL2≒L4、かつ、L1>L3に設定した画像形成装置。
JP2005301585A 2005-10-17 2005-10-17 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4604955B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005301585A JP4604955B2 (ja) 2005-10-17 2005-10-17 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005301585A JP4604955B2 (ja) 2005-10-17 2005-10-17 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007106581A JP2007106581A (ja) 2007-04-26
JP4604955B2 true JP4604955B2 (ja) 2011-01-05

Family

ID=38032748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005301585A Expired - Fee Related JP4604955B2 (ja) 2005-10-17 2005-10-17 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4604955B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07187448A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Nissan Motor Co Ltd ワーク搬送状態モニタ装置
JPH1129245A (ja) * 1997-07-10 1999-02-02 Canon Inc 画像形成装置
JP2000191179A (ja) * 1998-12-25 2000-07-11 Casio Comput Co Ltd 印刷装置
JP2001335192A (ja) * 2000-05-24 2001-12-04 Fuji Xerox Co Ltd シート搬送装置
JP2003146464A (ja) * 2001-11-15 2003-05-21 Toshiba Tec Corp 給紙装置およびプリンタ
JP2004021085A (ja) * 2002-06-19 2004-01-22 Canon Inc 用紙搬送装置および画像形成装置
JP2004315113A (ja) * 2003-04-11 2004-11-11 Seiko Epson Corp 記録装置、記録装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体
JP2005194059A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07187448A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Nissan Motor Co Ltd ワーク搬送状態モニタ装置
JPH1129245A (ja) * 1997-07-10 1999-02-02 Canon Inc 画像形成装置
JP2000191179A (ja) * 1998-12-25 2000-07-11 Casio Comput Co Ltd 印刷装置
JP2001335192A (ja) * 2000-05-24 2001-12-04 Fuji Xerox Co Ltd シート搬送装置
JP2003146464A (ja) * 2001-11-15 2003-05-21 Toshiba Tec Corp 給紙装置およびプリンタ
JP2004021085A (ja) * 2002-06-19 2004-01-22 Canon Inc 用紙搬送装置および画像形成装置
JP2004315113A (ja) * 2003-04-11 2004-11-11 Seiko Epson Corp 記録装置、記録装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体
JP2005194059A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007106581A (ja) 2007-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008056464A (ja) シート搬送装置、および、それを備えた原稿搬送装置、画像処理装置
US8783440B2 (en) Sheet member position correcting device and image forming apparatus
US20100310261A1 (en) Image forming apparatus and sheet conveying method for the image forming apparatus
JP4893837B2 (ja) 画像形成装置
US7747188B2 (en) Image forming apparatus and secondary transfer roller cleaning method of the image forming apparatus
JP5979638B2 (ja) 画像形成装置
JPH11160936A (ja) 画像形成装置
JP2007137618A (ja) シート搬送装置
JP4604955B2 (ja) 画像形成装置
JP5492829B2 (ja) 画像形成装置
JP5625020B2 (ja) 画像形成装置
JP4975518B2 (ja) 画像形成装置
JP2020001911A (ja) 画像形成装置
JP2011013381A (ja) 画像形成装置
JP2012042615A (ja) 画像形成装置
JP2011195266A (ja) 画像形成装置
JP2007326673A (ja) 画像形成装置
JP5762366B2 (ja) 画像形成装置
JP2023087135A (ja) 画像形成装置
JP2022124058A (ja) 画像形成装置、画像形成方法
JP2003040487A (ja) シート判別装置
JP4338672B2 (ja) シート搬送装置
JP2013037360A (ja) 画像形成装置
JP2023180448A (ja) 画像形成装置
JP2022183536A (ja) シート搬送装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100811

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100907

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100920

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4604955

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees