JP2012042615A - 画像形成装置 - Google Patents

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哲男 石塚
Osamu Udo
修 宇土
Fumio Furusawa
文夫 古沢
Shiro Suzuki
史郎 鈴木
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Abstract

【課題】操作部の視認性を上げることができる画像形成装置を得る。
【解決手段】画像形成装置10は、原稿読取部16と、読取原稿Gが置かれるプラテンガラス54と、操作者によって操作される操作パネル100と、操作パネル100の下側に設けられ画像を形成する画像形成ユニット50とを有している。そして、操作パネル100は、プラテンガラス54側の高さがプラテンガラス54の上面の高さよりも高くされ、傾斜配置されている。ここで、操作パネル100のプラテンガラス54側の高さがプラテンガラス54の上面の高さよりも高くなった分だけ、操作パネル100の傾斜角度を大きくすることが可能となる。これにより、操作パネル100の傾斜角度を大きくして視認性を上げることができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1の画像形成装置は、操作パネルが表示部と操作入力部とで構成されており、表示部が、操作パネルに形成された凹部において角度が可変とされている。
特許文献2の画像形成装置は、胴内排紙型であり、画像読取部のプラテンガラスの設置高さよりも操作パネルの設置高さの方が低くなっている。
特開2005−134688号 特開2008−176189号
本発明は、操作部の視認性を上げることができる画像形成装置を得ることを目的とする。
本発明の請求項1に係る画像形成装置は、画像を読み取る読取手段と、前記読取手段によって画像が読み取られる原稿が置かれる原稿置台と、前記原稿置台に対する操作者による操作側に配置され、操作者によって操作される操作部と、前記操作部の下側に設けられ前記読取手段で読み取られた画像情報に基づいて画像を形成する画像形成部と、を有し、前記操作部は、前記原稿置台側が高い傾斜で、前記原稿置台側の端部が前記原稿置台より高い。
本発明の請求項2に係る画像形成装置は、前記操作部の前記原稿置台側の端部と前記原稿置台とが曲面で構成された段差を介してつながっている。
本発明の請求項3に係る画像形成装置は、前記原稿置台の端部から前記操作部の外郭までが連続した板材で形成されている。
本発明の請求項4に係る画像形成装置は、前記画像形成部は、複数色の現像剤像を重ね合わせて画像を形成する構成であり、前記操作部の下側で且つ前記読取手段に対する操作者側には、前記画像形成部に複数色の現像剤を供給する供給部が複数設けられている。
本発明の請求項5に係る画像形成装置は、前記画像形成部で形成された画像を記録媒体に転写する転写手段と、前記画像読取手段と前記画像形成部との間に設けられ、前記転写手段で画像が転写された記録媒体が排出される排出部と、がさらに設けられている。
請求項1の発明は、操作部の原稿置台側の高さが原稿置台の上面の高さと同じ構成に比べて、操作部の視認性を上げることができる
請求項2の発明は、操作部と原稿置台との段差に角部が形成されている構成に比べて、原稿置台から原稿を取り出すときに原稿に傷が付くのを防ぐことができる。
請求項3の発明は、操作部と原稿置台との間に継ぎ目が存在する構成に比べて、原稿置台からの原稿の取り出しが容易となる。
請求項4の発明は、現像剤供給部を画像形成部の真上に配置する構成に比べて、画像形成装置全体の高さを低く抑えることができる。
請求項5の発明は、記録媒体の排出部を画像形成装置の外側に設ける構成に比べて、画像形成装置全体の幅を小さく抑えることができる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の全体構成図である。 本発明の第1実施形態に係る操作パネルと操作者の位置関係を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係る操作パネルの斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る操作パネル及び原稿読取部の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るトナーカートリッジ及び現像装置を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るプラテンガラスと操作パネルの高さを比較した断面図である。 (A)本発明の第1実施形態に係る操作パネルを操作者が見る状態を模式的に示した断面図である。(B)本発明の第1実施形態に係る操作パネルの湾曲部に沿って記録用紙が取り出される状態を模式的に示した断面図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の全体構成図である。 本発明の第2実施形態に係るプラテンガラスと操作パネルの高さを比較した断面図である。 (A)比較例に係る操作パネルを操作者が見る状態を模式的に示した断面図である。(B)比較例に係る操作パネルの段差部で記録用紙が引っ掛かる状態を模式的に示した断面図である。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の一例について説明する。
図1には、第1実施形態の一例としての画像形成装置10が示されている。画像形成装置10は、上下方向(矢印V方向)の下側から上側へ向けて、記録用紙Pが収容される用紙収容部12と、用紙収容部12の上に設けられ用紙収容部12から供給される記録媒体の一例としての記録用紙Pに画像形成を行う画像形成部14と、画像形成部14の上に設けられ読取原稿Gを読み取る原稿読取部16と、画像形成部14内に設けられ画像形成装置10の各部の動作を制御する制御部20と、を含んで構成されている。なお、以後の説明では、画像形成装置10の装置本体10Aの上下方向を矢印V方向、水平方向を矢印H方向と記載する。
用紙収容部12は、サイズの異なる記録用紙Pが収容される第1収容部22、第2収容部24、及び第3収容部26が設けられている。第1収容部22、第2収容部24、及び第3収容部26には、収容された記録用紙Pを画像形成装置10内に設けられた搬送路28に送り出す送り出しロール32が設けられており、搬送路28における送り出しロール32よりも下流側には、記録用紙Pを一枚ずつ搬送するそれぞれ一対の搬送ロール34及び搬送ロール36が設けられている。また、搬送路28における記録用紙Pの搬送方向で搬送ロール36よりも下流側には、記録用紙Pを一旦停止させるとともに、決められたタイミングで後述する二次転写位置へ送り出す位置合せロール38が設けられている。
搬送路28の上流側部分は、画像形成装置10の正面視において、矢印V方向に向けて用紙収容部12の左側から画像形成部14の左側下部まで直線状に設けられている。また、搬送路28の下流側部分は、画像形成部14の左側下部から画像形成部14の右側面に設けられた排紙部15まで設けられている。さらに、搬送路28には、記録用紙Pの両面に画像形成を行うために記録用紙Pが搬送及び反転される両面搬送路29が接続されている。
両面搬送路29は、画像形成装置10の正面視において、搬送路28と両面搬送路29との切り替えを行う第1切替部材31と、画像形成部14の右側下部から用紙収容部12の右側まで矢印V方向(図示の下向きが−V、上向きが+V)に直線状に設けられた反転部33と、反転部33に搬送された記録用紙Pの後端が進入するとともに矢印H方向における図示の左側に搬送される搬送部37と、反転部33と搬送部37との切り替えを行う第2切替部材35と、を有している。そして、反転部33には、一対の搬送ロール42が間隔をあけて複数箇所に設けられており、搬送部37には、一対の搬送ロール44が間隔をあけて複数箇所に設けられている。
第1切替部材31は、三角柱状の部材であり、駆動手段(図示省略)によって先端部が搬送路28又は両面搬送路29のいずれか一方に移動されることで、記録用紙Pの搬送方向を切り替えるようになっている。同様に、第2切替部材35は、正面視で三角柱状の部材であり、図示しない駆動手段によって先端部が反転部33又は搬送部37のいずれか一方に移動されることで、記録用紙Pの搬送方向を切り替えるようになっている。なお、搬送部37の下流側端部は、搬送路28の上流側部分にある搬送ロール36の手前側に案内部材(図示省略)により接続されている。また、画像形成部14の左側面には、折り畳み式の手差給紙部46が設けられており、手差給紙部46から送り込まれる記録用紙Pの搬送経路が、搬送路28の位置合せロール38の手前に接続されている。
原稿読取部16は、読取原稿Gを1枚ずつ自動で搬送する原稿搬送装置52と、原稿搬送装置52の下側に配置され1枚の読取原稿Gが載せられる原稿置台の一例としてのプラテンガラス54と、原稿搬送装置52によって搬送された読取原稿G又はプラテンガラス54に載せられた読取原稿Gを読み取る読取手段の一例としての原稿読取装置56とが設けられている。
原稿搬送装置52は、一対の搬送ロール53が複数配置された自動搬送路55を有しており、自動搬送路55の一部は記録用紙Pがプラテンガラス54上を通るように配置されている。また、原稿読取装置56は、プラテンガラス54の左端部に静止した状態で原稿搬送装置52によって搬送された読取原稿Gを読み取り、又は矢印H方向に移動しながらプラテンガラス54に載せられた読取原稿Gを読み取るようになっている。
一方、画像形成部14は、後述する操作パネル100(図2参照)の下側に設けられトナー(現像剤)を用いて画像を形成する画像形成部の一例としての画像形成ユニット50を有している。画像形成ユニット50は、後述する感光体62、帯電部材64、露光装置66、現像装置72、転写ユニット70、及びクリーニング装置73を含んで構成されている。また、転写ユニット70は、後述する中間転写ベルト68、一次転写ロール67、補助ロール69、及び二次転写ロール71を含んで構成されている。
画像形成部14における装置本体10Aの中央には、潜像保持体である円筒状の感光体62が設けられている。感光体62は、駆動手段(図示省略)によって矢印+R方向(図示の時計回り方向)に回転すると共に光照射によって形成される静電潜像を保持するようになっている。また、感光体62の上側で且つ感光体62の外周面と対向する位置には、感光体62の表面を帯電するコロトロン方式の帯電部材64が設けられている。
感光体62の回転方向における帯電部材64よりも下流側で且つ感光体62の外周面と対向する位置には、露光装置66が設けられている。露光装置66は、図示しない半導体レーザ、f−θレンズ、ポリゴンミラー、結像レンズ、及び複数のミラーを有しており、画像信号に基づき半導体レーザから出射されたレーザ光をポリゴンミラーで偏向走査し、帯電部材64により帯電された感光体62の外周面に照射(露光)して、静電潜像を形成するようになっている。なお、露光装置66は、レーザ光をポリゴンミラーで偏向走査する方式に限らず、LED(Light Emitting Diode)方式であってもよい。
感光体62の回転方向で露光装置66の露光光が照射される部位よりも下流側には、感光体62の外周面に形成された静電潜像を決められた色のトナーで現像して可視化させる回転切り替え式の現像装置72が設けられている。
現像装置72は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)、第1特別色(E)、第2特別色(F)の各トナー色にそれぞれ対応する6つの現像器(符号を省略する)が、周方向に(図示の反時計回り方向にこの順番で)並んで配置された構成となっており、モータ(図示省略)によって中心角で60°ずつ回転することで、現像処理を行う各現像器が切り替えられ、感光体62の外周面と対向するようになっている。なお、Y、M、C、Kの4色の画像形成を行う場合は、第1特別色(E)及び第2特別色(F)を使用しないため、Kに対応する現像器からYに対応する現像器への回転角度が180°となる。
各現像器には、後述する操作パネル100(図2参照)の下側に設けられた供給部の一例としてのトナーカートリッジ78Y、78M、78C、78K、78E、78Fからトナー供給路(図示省略)を経由して供給されるトナー及びキャリアから成る現像剤(図示省略)が充填されている。また、各現像器には、外周面が感光体62の外周面と対向する現像ロール74が設けられている。現像ロール74は、回転可能に設けられた円筒状の現像スリーブと、該現像スリーブの内側に固定された複数の磁極から成る磁性部材とで構成されている。そして、現像装置72は、現像スリーブが回転することで現像剤(キャリア)の磁気ブラシを形成すると共に、感光体62の外周面に形成された潜像(静電潜像)に応じたトナーを付着させて現像を行う。なお、トナーカートリッジ78E、78Fには、例えば、Y、M、Cに比べて淡色のトナーが充填される。
一方、転写ユニット70は、感光体62の外周面に形成されたトナー画像が転写される中間転写ベルト68が設けられている。中間転写ベルト68は、無端状のベルトであり、感光体62の回転方向で現像装置72よりも下流側であり且つ感光体62の下側に配置されている。また、中間転写ベルト68は、制御部20により回転駆動される駆動ロール61、中間転写ベルト68に張力を付与するための張力付与ロール65、中間転写ベルト68の裏面に接触して従動回転する複数の搬送ロール63、及び後述する二次転写位置において中間転写ベルト68の裏面に接触して従動回転する補助ロール69に巻き掛けられている。そして、中間転写ベルト68は、駆動ロール61が回転することにより、矢印−R方向(図示の反時計回り方向)に周回移動するようになっている。
また、中間転写ベルト68を挟んで感光体62の反対側には、感光体62の外周面に形成されたトナー画像を中間転写ベルト68に一次転写させる一次転写ロール67が設けられている。一次転写ロール67は、感光体62と中間転写ベルト68とが接触する位置(これを一次転写位置とする)から中間転写ベルト68の移動方向下流側に離れた位置で、中間転写ベルト68の裏面に接触している。そして、一次転写ロール67は、電源(図示省略)から通電されることにより、接地されている感光体62との電位差で感光体62のトナー画像を中間転写ベルト68に一次転写するようになっている。
さらに、中間転写ベルト68を挟んで補助ロール69の反対側には、中間転写ベルト68上に一次転写されたトナー画像を記録用紙Pに二次転写させる二次転写ロール71が設けられており、二次転写ロール71と補助ロール69との間が記録用紙Pへトナー画像を転写する二次転写位置とされている。二次転写ロール71は、接地されると共に中間転写ベルト68の表面に接触しており、電源(図示省略)から通電された補助ロール69と二次転写ロール71との電位差で、中間転写ベルト68のトナー画像を記録用紙Pに二次転写するようになっている。
また、中間転写ベルト68を挟んで駆動ロール61の反対側には、中間転写ベルト68の二次転写後の残留トナーを回収するクリーニングブレード59が設けられている。クリーニングブレード59は、開口部が形成された筐体(図示省略)に取り付けられており、クリーニングブレード59の先端部で掻き取られたトナーが、筐体内に回収されるようになっている。
中間転写ベルト68の周囲で搬送ロール63と対向する位置には、中間転写ベルト68の表面に付されたマーク(図示省略)を検知することで中間転写ベルト68上の予め定めた基準位置を検出し、画像形成処理の開始タイミングの基準となる位置検出信号を出力する位置検出センサ83が設けられている。位置検出センサ83は、中間転写ベルト68に向けて光を照射すると共にマークの表面で反射された光を受光することで、中間転写ベルト68の移動位置を検出するようになっている。
一方、感光体62の回転方向で一次転写ロール67よりも下流側には、中間転写ベルト68に一次転写されずに感光体62の表面に残留した残留トナー等を清掃するクリーニング装置73が設けられている。クリーニング装置73は、感光体62表面に接触するクリーニングブレード及びブラシロールにより残留トナー等を回収する構成となっている。
また、感光体62の回転方向でクリーニング装置73の上流側(一次転写ロール67よりも下流側)には、感光体62の外周面に一次転写後に残留したトナーの除電を行うコロトロン81が設けられている。さらに、感光体62の回転方向でクリーニング装置73の下流側(帯電部材64よりも上流側)には、クリーニング後の感光体62の外周面に光を照射して除電を行う除電装置75が設けられている。
そして、二次転写ロール71によるトナー画像の二次転写位置は、前述の搬送路28の途中に設定されており、搬送路28における記録用紙Pの搬送方向(図示の矢印A方向)で二次転写ロール71よりも下流側には、二次転写ロール71によってトナー画像が転写された記録用紙Pにトナー画像を定着させる定着装置90が設けられている。定着装置90は、加熱により定着を行う定着ロール92と、定着ロール92へ向けて記録用紙Pを加圧する加圧ロール94とを有している。なお、搬送路28における記録用紙Pの搬送方向で定着装置90よりも下流側には、排紙部15又は反転部33へ向けて記録用紙Pを搬送する搬送ロール39が設けられている。
次に、画像形成装置10の操作パネル100について説明する。
図2には、画像形成装置10の正面視で手前側から奥側に向かう方向を矢印Z方向として、操作者OPが画像形成装置10の正面(矢印Z方向手前側)に立っている状態が示されている。画像形成装置10の矢印Z方向手前側には、操作者OPによって操作される操作部の一例としての操作パネル100が設けられている。
操作パネル100は、操作ボタン部104及び表示パネル106を含んで構成されており、操作ボタン部104及び表示パネル106は、装置本体10Aの上部に取り付けられた板材の一例としてのプラテンカバー102の上面に露出されている。即ち、プラテンカバー102は、操作パネル100の外郭を形成している。また、操作ボタン部104は、コピー操作などの各種の操作指示が入力される操作ボタンやテンキーが複数設けられており、表示パネル106は、操作条件の設定、操作状態といった各種のメッセージ等を表示するようになっている。そして、操作パネル100は、プラテンガラス54に対する操作者OPによる操作側に配置されている。なお、表示パネル106は、操作者OPが触れることで設定が変更されるタッチパネルであってもよい。
図3及び図4に示すように、プラテンカバー102の上面には、矢印Z方向で操作ボタン部104及び表示パネル106の手前側から奥側にかけて矢印V方向に山型に突出されて形成された頂部108と、頂部108よりもプラテンガラス54側に配置され且つプラテンガラス54まで平板状に広がる平坦部112とが形成されている。さらに、プラテンカバー102は、頂部108と平坦部112との間の段差に相当する部位に凹状の曲面で構成された湾曲部110が形成されている。
湾曲部110により、頂部108から平坦部112のプラテンガラス54側の端部102Aまでが一体につながっており、角のある段差や継ぎ目などが除かれている。即ち、プラテンガラス54の矢印Z方向手前側の端部54Aからプラテンカバー102の操作パネル100の外郭を構成する部位までが連続している。なお、平坦部112の端部102Aとプラテンガラス54の端部54Aとは隣接配置されている。また、平坦部112の上面とプラテンガラス54の上面の高さは等しくなっている。さらに、頂部108は、操作パネル100のプラテンガラス54側(奥側)の端部となっており、操作ボタン部104及び表示パネル106は傾斜配置されている。
図4に示すように、原稿搬送装置52の矢印Z方向手前側の側面52Aからプラテンガラス54の端部54Aまでは距離ΔZ離れており、原稿搬送装置52がプラテンカバー102の平坦部112の一部を覆うようになっている。これにより、原稿搬送装置52と平坦部112との隙間からプラテンガラス54に外光が入らないようになっている。また、原稿搬送装置52の側面52Aと頂部108との間には、平坦部112の一部が広がっている。
図5に示すように、操作パネル100の下側で且つ原稿読取装置56に対する操作者側(操作パネル100側)には、前述のトナーカートリッジ78(78Y、78M、78C、78K、78E、78F)が矢印H方向に並んで設けられている。また、図6に示すように、各トナーカートリッジ78の下側には、トナーを現像装置72まで搬送する第1搬送路122、第2搬送路124、及び第3搬送路126が設けられている。第1搬送路122、第2搬送路124、及び第3搬送路126は、図示しない駆動手段(モータ)で駆動されるオーガを有している。なお、トナーカートリッジ78の手前側で画像形成装置10の前面にはフロントカバー114が開閉可能に設けられている。
第1搬送路122は、トナーカートリッジ78の直下に配置されており、トナーカートリッジ78の供給口(図示省略)から供給されたトナーを矢印Z方向に送るようになっている。第2搬送路124は、第1搬送路122の直下に配置されており、第1搬送路122の供給口(図示省略)から供給されたトナーを矢印H方向に送るようになっている。第3搬送路126は、第2搬送路124の直下に配置されており、第2搬送路124の供給口(図示省略)から供給されたトナーを現像装置72に向けて矢印Z方向に送るようになっている。なお、現像装置72では、回転によりトナー供給が必要とされる現像器を第3搬送路126の直下に配置することにより、トナーが供給されるようになっている。
ここで、図6に示すように、操作ボタン部104及び表示パネル106は、頂部108があることによって、プラテンガラス54側の高さがプラテンガラス54の上面の高さよりも高くなっていることから、水平面に対して予め設定された傾斜角度θ1(図7(A)参照)で傾斜配置されている。詳細には、画像形成装置10が設置される設置面F(図1参照)を基準となる水平面として、設置面Fから頂部108までの高さをV1、設置面Fからプラテンガラス54の上面までの高さをV2としたとき、V1>V2であり、頂部108は、プラテンガラス54の上面よりもV1−V2だけ高くなっている。そして、この頂部108の高さを利用して、表示パネル106及び操作ボタン部104が傾斜配置されている。
次に、比較例について説明する。
図10(A)には、第1比較例として、表示パネル106及び操作ボタン部104を傾斜配置させずに水平面に配置した操作パネル300が示されている。表示パネル106及び操作ボタン部104の周囲は、上面が水平面となっているプラテンカバー302で覆われている。また、図10(B)には、第2比較例として、本実施形態のプラテンカバー102の頂部108(図7(A)参照)に相当する部位に角のある段差部306を設けたプラテンカバー304が示されている。プラテンカバー304とプラテンガラス54との間には、平板からなるカバー部材308が設けられており、プラテンカバー304とカバー部材308との間に隙間(継ぎ目)309が形成されている。なお、第1、第2比較例において、本実施形態と基本的に同じ部材については、本実施形態と同じ符号を付与してその説明を省略する。
図10(A)に示すように、第1比較例では、操作パネル300が水平面に配置されているため、例えば、トナーカートリッジ78(図1参照)の容量を増やす等の理由により操作パネル300の高さを高く設定した場合、操作者が操作パネル300を上側から視認することが困難となり、目視する角度(目をEYで表示する)がθ2(一例として0°<θ2<45°)となる。このため、視野角の狭い表示パネル106を用いている場合は、表示情報の視認が困難となる。そして、表示情報を正確に認識するためには、操作者が移動するなどして、目視する角度をθ3(>θ2)とする必要がある。
図10(B)に示すように、第2比較例では、プラテンガラス54上から読取原稿Gを取り出すとき、実線で示すように読取原稿Gの周縁が隙間309で引っ掛ったり、二点鎖線で示すように読取原稿Gの周縁が段差部306で引っ掛ったりする。あるいは、段差部306の角で読取原稿Gが傷つく可能性がある。
次に、第1実施形態の作用について説明する。
図6に示すように、第1実施形態の画像形成装置10では、操作パネル100のプラテンガラス54側(頂部108)の高さがプラテンガラス54の上面の高さよりも高くなっているため、図7(A)に示すように、操作ボタン部104及び表示パネル106の水平面N1(表示パネル106の中心を通る水平面)に対する傾斜角度θ1が前述の水平配置(傾斜角度0°)の第1比較例(図10(A)参照)と比べて大きく設定される。これにより、操作者が水平面N1に対して目視する角度が前述の角度θ2であっても、表示パネル106の表示面に対する傾斜角度はθ1+θ2となるので、表示パネル106の視認性が上がる。そして、トナーカートリッジ78の容量を増加させて操作パネル100の位置が高くなった構成においても、視認性は確保される。
また、図7(B)に示すように、第1実施形態の画像形成装置10では、プラテンガラス54上から読取原稿Gを取り出すとき、プラテンカバー102に段差や継ぎ目が無く、且つ湾曲部110が形成されているため、読取原稿Gは途中で引っ掛らずに湾曲部110に沿って移動して取り出され、傷つきにくくなる。さらに、図6に示すように、画像形成装置10では、トナーカートリッジ78が現像装置72の真上を避けた位置に配置されているため、トナーカートリッジ78を現像装置72の真上に配置する構成に比べて、画像形成装置10全体の高さが低く設定される。
次に、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の一例について説明する。なお、前述した第1実施形態と基本的に同じ部材には、前記第1実施形態と同じ符号を付与してその説明を省略する。
図8には、第2実施形態の一例としての画像形成装置150が示されている。画像形成装置150は、上下方向(図示の矢印V方向)の下側から上側へ向けて、記録用紙Pが収容される用紙収容部152と、用紙収容部152の上に設けられ用紙収容部152から供給される記録用紙Pに画像形成を行う画像形成部154と、画像形成部154の左上側に一体的に設けられ画像形成された記録用紙Pを排出する排出部156と、排出部156の上に設けられ読取原稿Gを読み取る原稿読取部158と、画像形成部154内に設けられ画像形成装置150の各部の動作を制御する制御部160と、を含んで構成されている。なお、以後の説明では、画像形成装置150の上下方向を矢印V方向、水平方向を矢印H方向と記載する。また、左、右と記載するときは、画像形成装置150を正面から見た場合の左、右を表している。
用紙収容部12は、サイズの異なる記録用紙Pが収容される第1収容部162、第2収容部164、第3収容部166、及び第4収容部168が矢印V方向に並んで設けられている。第1収容部162、第2収容部164、第3収容部166、及び第4収容部168には、収容された記録用紙Pを画像形成装置150内に設けられた搬送路170に送り出す送り出しロール172が設けられており、搬送路170における送り出しロール172よりも下流側には、記録用紙Pを1枚ずつ搬送するそれぞれ一対の搬送ロール174及び搬送ロール176が設けられている。また、搬送路170における記録用紙Pの搬送方向で搬送ロール176よりも下流側であり且つ画像形成部154内には、記録用紙Pを一端停止させると共に、決められたタイミングで二次転写部179(詳細は後述する)へ送り出す位置合せロール38が設けられている。
画像形成部154は、装置本体の一例としての筐体180を有している。筐体180は、画像形成装置150の正面視で画像形成部154の左上部が中央上部及び右上部よりも上側に突出されて突出部180Aが形成されている。そして、突出部180Aの上端に原稿読取部158の左端部が結合されている。これにより、画像形成装置150には、画像形成部154の上面、原稿読取部158の下面、及び突出部180Aの右側面で囲まれた排出領域183が形成されている。排出領域183では、排出部156からの記録用紙Pの排出及び積載が行われる。
画像形成部154の搬送路170を挟んで第4収容部168の搬送ロール176と反対側には、画像形成装置150の正面視で左側面に設けられた折り畳み式の手差給紙部182から搬送路170へ記録用紙Pが搬送される予備搬送路184が設けられている。予備搬送路184には、手差給紙部182の記録用紙Pを予備搬送路184に送り出す送り出しロール186と、送り出しロール186よりも下流側に設けられ記録用紙Pを1枚ずつ搬送する複数の搬送ロール188とが設けられており、予備搬送路184の下流側端部は搬送路170に接続されている。
また、画像形成部154で搬送路170における二次転写部179よりも下流側には、定着部190が設けられている。定着部190は、記録用紙P上の現像剤(トナーを含む)を加熱する加熱ロール192と、加熱ロール192に向けて記録用紙Pを加圧する加圧ロール194とを有しており、記録用紙Pが加熱ロール192と加圧ロール194との接触部であるニップ部を通過すると、トナーが溶融、凝固して記録用紙Pにトナー画像が定着されるようになっている。
一方、画像形成部154には、黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のトナーを組合せて記録用紙Pにトナー画像を形成する画像形成部の一例としての画像形成ユニット200が設けられている。画像形成ユニット200は、潜像を保持する感光体202K、202Y、202M、202Cが、黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のトナーに対応して設けられている。なお、以後の説明では、K、Y、M、Cを区別する必要がある場合は、数字の後にK、Y、M、Cのいずれかの英字を付して説明し、同様の構成でK、Y、M、Cを区別する必要がない場合は、K、Y、M、Cの記載を省略する。
感光体202K、202Y、202M、202Cは、この順番で右斜め上方に向けて並んでおり、それぞれ矢印方向(図示の反時計回り方向)に回転すると共に光照射によって形成される静電潜像を外周面に保持するようになっている。また、各感光体202K、202Y、202M、202Cの周囲には、回転方向に沿って順に、帯電ロール204、LED(Light Emitting Diode)ヘッド206、現像器208、中間転写ベルト210(一次転写ロール212)、及びクリーニングロール214が設けられている。なお、帯電ロール204、LEDヘッド206、一次転写ロール212、及びクリーニングロール214の符号は、感光体202Kの周囲のみ図示し、他の感光体202Y、202M、202Cの周囲の図示は省略する。
帯電ロール204は、一例として、ステンレス鋼製の軸部の周囲に導電性弾性層、中間層、及び表面樹脂層を含む複数の層(いずれも図示省略)が形成された構成となっている。また、帯電ロール204は、外周面が感光体202の表面層と接触して従動するように軸部が回転可能に設けられており、電圧印加部(図示省略)から電圧が印加されることにより生じる放電により、感光体202の外周面を帯電させるようになっている。
LEDヘッド206は、帯電ロール204により帯電した感光体202の外周面に各トナー色に対応した光を照射(露光)して静電潜像を形成するようになっている。なお、感光体202への露光手段として、K、Y、M、Cの4色共通でレーザ光をポリゴンミラーで走査する方式を用いてもよい。
現像器208は、感光体202に形成された潜像へ現像剤を供給して現像剤像(トナー画像)を形成する現像ロール(符号の表示は省略)と、現像ロールへ現像剤を循環搬送する搬送部材(符号の表示は省略)とを有している。なお、現像剤としては、主にトナーとキャリアを含む二成分現像剤、トナーを主とする一成分現像剤のいずれを用いても良い。
中間転写ベルト210は、無端状に形成されており、二次転写部179に設けられたベルト搬送ロール216と、ベルト搬送ロール216の右下方に設けられたベルト搬送ロール218と、ベルト搬送ロール218の右斜め上方に設けられモータ(図示省略)で駆動される駆動ロール220とに巻き掛けられて矢印方向(図示の時計回り方向)に周回移動可能に支持されている。中間転写ベルト210の外周面はトナー画像が転写される転写面とされており、中間転写ベルト210の駆動ロール220からベルト搬送ロール218までの転写面に感光体202K、202Y、202M、202Cの外周面が接触している。
一方、中間転写ベルト210を挟んで感光体202の反対側には、一次転写ロール212が設けられている。一次転写ロール212は、中間転写ベルト210の内周面に接触しており、電圧印加部(図示省略)から電圧が印加されることで、接地された感光体202との電位差により、感光体202のトナー画像を中間転写ベルト210の転写面へ一次転写させるようになっている。これにより、中間転写ベルト210が1周する間に中間転写ベルト210上に各トナー画像が重ねて転写される。
また、中間転写ベルト210を挟んでベルト搬送ロール218と反対側には、トナー濃度検出センサ222が設けられている。トナー濃度検出センサ222は、中間転写ベルト210の転写面に転写されたトナー画像の濃度を検出する機能を有している。さらに、中間転写ベルト210を挟んで駆動ロール220と反対側には、二次転写後の中間転写ベルト210の転写面に残留したトナー等を清掃する清掃部材224が設けられている。
二次転写部179は、中間転写ベルト210が巻き掛けられたベルト搬送ロール216と、中間転写ベルト210を挟んでベルト搬送ロール216と反対側に設けられた二次転写ロール226とで構成されている。ベルト搬送ロール216又は二次転写ロール226には、電圧印加部(図示省略)から電圧が印加されるようになっており、ベルト搬送ロール216と二次転写ロール226との電位差により、中間転写ベルト210上のトナー画像が記録用紙P上に二次転写されるようになっている。なお、中間転写ベルト210、一次転写ロール212、ベルト搬送ロール216、及び二次転写ロール226を含んで転写手段の一例としての転写装置230が構成されている。
また、画像形成部154の清掃部材224よりも右側には、黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各トナーを収容するトナーカートリッジ232K、232Y、232M、232Cが交換可能に設けられている。また、画像形成部154の搬送路170よりも左側には、記録用紙Pの両面に画像形成を行うために記録用紙Pが搬送及び反転される両面搬送路234が設けられている。
両面搬送路234は、搬送路170における記録用紙Pの搬送方向で定着部190よりも下流側に設けられた搬送ロール236と、搬送ロール236よりも下流側に設けられ回転方向が切り換え可能とされた搬送ロール238との間に一端が接続されており、他端が位置合せロール178の上流側に接続されている。また、両面搬送路234には、搬送ロール238から送り込まれる記録用紙Pを位置合せロール178へ向けて搬送する複数の搬送ロール242が設けられている。これにより、両面画像形成時には、定着部190で表面側にトナー画像が定着された記録用紙Pが、搬送ロール238の逆回転及び経路切り替え部材(図示省略)により両面搬送路234に進入し、再度位置合せロール178に進入することで、記録用紙Pの表裏が反転されるようになっている。
排出部156は、突出部180Aの上下に並べて設けられ記録用紙Pを排出する下排出部250(下側)及び上排出部260(上側)を有している。下排出部250は、排出された記録用紙Pが載せられる下置台252と、下置台252上の記録用紙Pの積載高さを検知する高さ検知部246とを有している。また、上排出部260は、排出された記録用紙Pが載せられる上置台254と、上置台254上の記録用紙Pの積載高さを検知する高さ検知部248とを有している。さらに、排出部156は、搬送路170を搬送されてきた記録用紙Pを下置台252へ排出させる下排出ロール243と、搬送路170を搬送されてきた記録用紙Pを上置台254へ排出させる上排出ロール244とを含んで構成されている。
一方、原稿読取部158は、読取原稿Gを1枚ずつ自動で搬送する原稿搬送装置262と、原稿搬送装置262の下側に配置され1枚の読取原稿Gが載せられるプラテンガラス264と、原稿搬送装置262によって搬送された読取原稿G又はプラテンガラス264に載せられた読取原稿Gを読み取る読取手段の一例としての原稿読取装置266とが設けられている。原稿搬送装置262は、一対の搬送ロール268が複数配置された自動搬送路269を有しており、自動搬送路269の一部は記録用紙Pがプラテンガラス264上を通るように配置されている。また、原稿読取装置266は、プラテンガラス264の左端部に静止した状態で原稿搬送装置262によって搬送された読取原稿Gを読み取り、又は矢印H方向に移動しながらプラテンガラス264に載せられた読取原稿Gを読み取るようになっている。
図9に示すように、画像形成装置150では、第1実施形態と同様に操作パネル100が設けられており、プラテンカバー102の平坦部112に隣接してプラテンガラス264が配置されている。ここで、平坦部112の上面とプラテンガラス264の上面の高さは同じとされており、画像形成装置150が設置される設置面F(図8参照)を基準となる水平面として、設置面Fから頂部108までの高さをV3、設置面Fからプラテンガラス264の上面までの高さをV4としたとき、V3>V4であり、頂部108は、プラテンガラス264の上面よりもV3−V4(=V1−V2)だけ高くなっている。そして、この頂部108の高さを利用して、表示パネル106及び操作ボタン部104が傾斜配置されている。
次に、第2実施形態の作用について説明する。
図9に示すように、第2実施形態の画像形成装置150では、操作パネル100のプラテンガラス264側(頂部108)の高さがプラテンガラス264の上面の高さよりも高くなっているため、操作ボタン部104及び表示パネル106の水平面N2(表示パネル106の下端を通る水平面)に対する傾斜角度θ1が、前述の水平配置(傾斜角度0°)の第1比較例(図10(A)参照)と比べて大きく設定される。これにより、操作者が水平面N2に対して目視する角度が前述の角度θ2(図10(A)参照)であっても、表示パネル106の表示面に対する傾斜角度はθ1+θ2(図7(A)参照)となるので、表示パネル106の視認性が上がる。
また、画像形成装置150では、プラテンガラス264上から読取原稿G(図8参照)を取り出すとき、プラテンカバー102に段差や継ぎ目が無く、且つ湾曲部110が形成されているため、読取原稿Gは途中で引っ掛らずに湾曲部110に沿って移動して取り出される。さらに、図8に示すように、画像形成装置150では、記録用紙Pの排出部156を筐体180の内側に設けているため、排出部156を画像形成装置150の外側に設ける構成に比べて、画像形成装置150全体の幅が小さくなる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
表示パネル106は、傾斜配置したままで固定されるものに限らず、例えば、未使用時に水平配置とされ使用時に操作者が触れることで傾斜配置となるように、プラテンカバー102に対して移動可能に設けられていてもよい。
10 画像形成装置
50 画像形成ユニット(画像形成部)
54 プラテンガラス(原稿置台)
56 原稿読取装置(読取手段)
78 トナーカートリッジ(供給部)
100 操作パネル(操作部)
102 プラテンカバー(板材)
110 湾曲部(段差)
150 画像形成装置
156 排出部
200 画像形成ユニット(画像形成部)
230 転写装置(転写手段)
266 原稿読取装置(読取手段)

Claims (5)

  1. 画像を読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって画像が読み取られる原稿が置かれる原稿置台と、
    前記原稿置台に対する操作者による操作側に配置され、操作者によって操作される操作部と、
    前記操作部の下側に設けられ前記読取手段で読み取られた画像情報に基づいて画像を形成する画像形成部と、
    を有し、
    前記操作部は、前記原稿置台側が高い傾斜で、前記原稿置台側の端部が前記原稿置台より高い画像形成装置。
  2. 前記操作部の前記原稿置台側の端部と前記原稿置台とが曲面で構成された段差を介してつながっている請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記原稿置台の端部から前記操作部の外郭までが連続した板材で形成されている請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成部は、複数色の現像剤像を重ね合わせて画像を形成する構成であり、
    前記操作部の下側で且つ前記読取手段に対する操作者側には、前記画像形成部に複数色の現像剤を供給する供給部が複数設けられている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成部で形成された画像を記録媒体に転写する転写手段と、
    前記画像読取手段と前記画像形成部との間に設けられ、前記転写手段で画像が転写された記録媒体が排出される排出部と、
    がさらに設けられた請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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JP2015018067A (ja) * 2013-07-10 2015-01-29 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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