JP2000052603A - 印字装置、その制御方法及び情報記録媒体 - Google Patents

印字装置、その制御方法及び情報記録媒体

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JP2000052603A
JP2000052603A JP10227182A JP22718298A JP2000052603A JP 2000052603 A JP2000052603 A JP 2000052603A JP 10227182 A JP10227182 A JP 10227182A JP 22718298 A JP22718298 A JP 22718298A JP 2000052603 A JP2000052603 A JP 2000052603A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チェック紙に対する磁気文字読み取り、裏書
き及び表書き印字の一連の処理をオペレータの手作業を
介在することなく、連続して行う。 【解決手段】 本発明は、チェック紙Pを搬送するため
の搬送路11と、チェック紙Pを搬送路上でその下流側
及び上流側に搬送させる搬送ローラ12、13と、搬送
路上を下流に向けて搬送されるチェック紙から、磁気記
録文字を読み取る磁気文字読み取り手段14と、磁気文
字読み取り手段14の搬送路における下流側に設置さ
れ、上流側に搬送されるチェック紙の第1の面に対し印
字を行う第1の印字手段17と、第1の印字手段17の
下流側に設置され、下流側に搬送されるチェック紙の第
2の面に対し印字を行う第2の印字手段15と、上記搬
送ローラ、磁気文字読み取り手段及び上記第1、第2の
印字手段を制御して、チェック紙上の磁気記録文字の読
み取り及びその両面に対する印字が連続して実行される
ようにする制御手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気文字読み取り
機能を備えた印字装置の制御に関し、特に、チェック紙
に対する磁気記録文字の読み取り及び印字を連続して行
うことができる印字装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーその他の小売店において、パー
ソナルチェックその他の小切手(以下、チェック紙とい
う)を用いて決済が行われることがある。このようなチ
ェック紙の決済時における取り扱いにおいては、そのチ
ェック紙が真正のものであるかの照会、買い物客の認証
番号や使用金額の裏書き、及び店名、日付等の表書きが
必要になる。
【0003】従来のキャッシュレジスタに代わるPOS
/ECR等のオンライン端末においては、近年、上記チ
ェック紙の照会及びチェック紙への印字を可能とする磁
気文字読み取り機能を備えた印字装置が普及している。
この種の印字装置を用いて、チェック紙による決済を処
理するためには、従来、以下のような手順が取られてい
る。
【0004】(1)オペレータは、チェック紙を、その
表面が磁気文字読み取り部側に向くようにして印字装置
の搬送路にセットする。搬送ローラによりチェック紙が
搬送路内に搬入され、チェック紙上の磁気文字が磁気文
字読み取り部によって読み取られる。読み取られた文字
情報は、POS端末を介してホストコンピュータ側に送
られ、そのチェック紙の有効性が確認されると、チェッ
ク紙は印字装置から搬出される。
【0005】(2)オペレータは、次にチェック紙の裏
面側を印字部側に向くようにして、チェック紙を搬送路
にセットする。搬送ローラによりチェック紙が搬送路内
に搬入され、買い物客の認証番号、日付、使用金額等が
チェック紙の裏面に裏書き印字される。
【0006】(3)裏書き印字後、搬送路から排出され
たチェック紙を、その表面が印字部側に向くようにし
て、搬送路にセットする。搬送ローラによりチェック紙
が搬送路内に搬入され、店名、日付、金額等がチェック
紙の表面に表書き印字される。
【0007】(4)上記処理を経て搬出されたチェック
紙を、買い物客に引き渡し、チェック紙上に確認の署名
をさせる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
印字装置においては、上述の如く、オペレータは印字装
置に対しチェック紙を頻繁にセットしなければならず、
作業が煩雑であると共に、この作業のために1回の決済
に時間が掛かるという問題があった。また、オペレータ
によるチェック紙のセットが複数回に渡ることから、用
紙ジャム等を引き起こす可能性が大きいという問題があ
った。
【0009】本発明の目的は、上記従来の課題を解決
し、上記一連の処理をオペレータの手作業を介在するこ
となく、連続して行えるようにすることで、チェック紙
における決済処理を簡略にすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の印字装置は、搬入口から手差しにより挿入
されたチェック紙を搬送するための搬送路と、上記チェ
ック紙を、上記搬送路上でその下流側及び上流側に搬送
させる搬送ローラと、上記搬送路上を下流に向けて搬送
されるチェック紙から、その上に記録された磁気記録文
字を読み取る磁気文字読み取り手段と、上記磁気文字読
み取り手段の上記搬送路における下流側に設置され、該
搬送路上を上流側に向けて搬送されるチェック紙の第1
の面に対し、印字を行う第1の印字手段と、上記第1の
印字手段の上記搬送路における下流側に設置され、該搬
送路上を下流側に向けて搬送されるチェック紙の第2の
面に対し、印字を行う第2の印字手段と、上記搬送ロー
ラ、上記磁気文字読み取り手段、及び上記第1、第2の
印字手段を制御して、チェック紙上の磁気記録文字の読
み取り及びその両面に対する印字が連続して実行される
ようにする制御手段とを備えて構成される。
【0011】この場合に、上記第1の印字装置が、上記
チェック紙の裏面に対し裏書き印字を行うシャトル式の
印字手段であり、上記第2の印字装置が、上記チェック
紙の表面に対し表書き印字を行うシリアル式の印字手段
であることが好ましい。
【0012】また、搬入口から挿入された用紙を搬送す
るための搬送路と、用紙を、搬送路上でその下流側及び
上流側に搬送させる搬送手段と、用紙の第1の面に対
し、印字を行う第1の印字手段と、用紙の第1の面と反
対側の第2の面に対し、印字を行う第2の印字手段と、
搬送手段、第1及び第2の印字手段の制御を司る制御手
段とを有する印字装置において、制御手段は、第1の面
に対して印字を行う場合には、搬送手段により用紙を搬
送路上を上流側に向けて搬送しながら、第1の印字手段
により印字を行い、第2の面に対して印字を行う場合に
は、搬送手段により用紙を搬送路上を下流側に向けて搬
送しながら、第2の印字手段により印字を行うことを特
徴とする。
【0013】この場合において、第1の印字手段が、用
紙の裏面に対し裏書き印字を行うシャトル式の印字手段
であり、第2の印字手段が、用紙の表面に対し表書き印
字を行うシリアル式の印字手段であることを特徴とす
る。
【0014】また、第1及び第2の印字手段より上流に
配置され、用紙の後端が通過したことを検出する後端検
出手段と、後端検出手段と第1及び第2の印字手段との
間に配置され、用紙の前端が通過したことを検出する前
端検出手段とを更に有し、制御手段は、第1の印字手段
により第1の面に印字を行う場合には、前端検出手段の
検出結果に基づいて用紙の位置決めを行い、第2の印字
手段により第2の面に印字を行う場合には、前端検出手
段の検出結果に基づいて用紙の位置決めを行うことを特
徴とする。
【0015】また、本発明は上記印字装置における制御
方法に関する。本発明に係る制御方法は、搬送路上に手
差しされたチェック紙を、下流に向けて搬送する工程
と、上記搬送中のチェック紙から、その上に記録された
磁気記録文字を読み取る工程と、上記チェック紙におけ
る上記第1の面の印字領域が、上記第1の印字手段を超
えたところで、上記チェック紙の搬送を停止させる工程
と、上記チェック紙を上記搬送路における上流に向けて
搬送する工程と、上記搬送中のチェック紙における上記
第1の面の印字領域に対して、上記第1の印字手段によ
り印字を行わせる工程と、上記チェック紙における上記
第2の面の印字領域が、上記第2の印字手段を超えたと
ころで、上記チェック紙の搬送を停止させる工程と、上
記搬送中のチェック紙における上記第2の面の印字領域
に対して、上記第2の印字手段により印字を行わせる工
程とを備えて構成される。
【0016】更に、本発明は、上記印字装置における制
御を実現するためのコンピュータ読み取り可能な記録媒
体に関する。本発明に係る記録媒体は、搬送路上に手差
しされたチェック紙を、下流に向けて搬送するよう上記
印字装置を動作させるプログラムコードと、上記搬送中
のチェック紙から、その上に記録された磁気記録文字を
読み取るよう上記印字装置を動作させるプログラムコー
ドと、上記チェック紙における上記第1の面の印字領域
が、上記第1の印字手段を超えたところで、上記チェッ
ク紙の搬送を停止させるよう上記印字装置を動作させる
プログラムコードと、上記チェック紙を上記搬送路にお
ける上流に向けて搬送するよう上記印字装置を動作させ
るプログラムコードと、上記搬送中のチェック紙におけ
る上記第1の面の印字領域に対して、上記第1の印字手
段により印字を行わせるよう上記印字装置を動作させる
プログラムコードと、上記チェック紙における上記第2
の面の印字領域が、上記第2の印字手段を超えたところ
で、上記チェック紙の搬送を停止させるよう上記印字装
置を動作させるプログラムコードと、上記搬送中のチェ
ック紙における上記第2の面の印字領域に対して、上記
第2の印字手段により印字を行わせるよう上記印字装置
を動作させるプログラムコードとを備えて構成される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に沿って説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
印字装置の内部機構を示す概略の側断面図である。印字
装置10は、その内部にチェック紙Pの搬送路11を備
えている。搬送路11上には、2組の送りローラ対12
及び13が設置され、広く開口された搬入口11aから
手差しにより挿入されるチェック紙Pを、搬送路11に
沿って搬送させ、上方の排出口11bから排出させる。
2組の送りローラ対12及び13は、その回転方向の制
御により、チェック紙Pを搬入口11aに向けて逆送さ
せることも可能である。
【0018】上記搬送路11の搬入口11a近傍には、
磁気文字読み取り装置14が設置されている。磁気文字
読み取り装置14によって、チェック紙Pの表面に記録
された磁気文字が読み取られる。図2(A)には、チェ
ック紙Pの表面における磁気文字の記録領域30が示さ
れており、チェック紙Pの搬送路11内での送りに従っ
て、該領域30内に記録された文字が順次読み取られる
こととなる。
【0019】上記搬送路11の搬出口11b手前には、
シリアル式の印字ヘッド(以下、シリアル印字ヘッド1
5)が備えられている。シリアル印字ヘッド15は、チ
ェック紙Pの表面の所定領域に、店名、日付、金額等を
印字するためのものである。図2(A)には、チェック
紙Pの表面において、店名、日付及び金額を印字するた
めの領域31が示されており、チェック紙Pの搬送路1
1内での送りに従って、該領域31に印字が行われる。
シリアル印字ヘッド15は、キャリッジ16に支承さ
れ、チェック紙Pの幅方向に移動しながら、1又は複数
列ずつのドットマトリックス印字を実現する。図の例で
は、シリアル印字ヘッド15として、インパクトドット
式のシリアル印字ヘッドを示しているが、インクジェッ
ト方式のものを採用しても良い。
【0020】上記搬送路11における送りローラ対13
の上流側には、シャトル式の印字ヘッド(以下、シャト
ル印字ヘッド17)が備えられている。シャトル印字ヘ
ッド17は、チェック紙Pの裏面の所定領域に、買い物
客の認証番号、日付、使用金額等を裏書き印字するため
のものである。チェック紙Pの裏面側に印字を行うた
め、シャトル印字ヘッド17は、搬送路11に対し、上
記シリアル印字ヘッド15と対向側に備えられている。
図2(B)には、チェック紙Pの裏面において、買い物
客の認証番号、日付、使用金額等を裏書き印字するため
の領域32が示されており、チェック紙Pの搬送路11
内での送りに従って、該領域32に印字が行われる。シ
ャトル印字ヘッド17は、チェック紙Pの幅方向に沿っ
て所定間隔で複数のハンマーヘッドを有し、該間隔幅で
のヘッドの往復移動によって一列又は複数列のドットマ
トリックス印字を実現する。一般に、シャトル印字ヘッ
ドは、シリアル印字ヘッドに比して、小型で安価であ
り、上記送りローラ対13の上流側における狭い領域に
設置するのに適している。また、印字幅の範囲が狭く限
られた用途に適している。
【0021】印字装置10は、また搬送路11上に、チ
ェック紙Pの用紙先端を検出するTOF検出器18、チ
ェック紙Pの用紙後端を検出するBOF検出器19及び
手差し時のチェック紙Pの位置決めのためのフォームス
トッパ20を備える。
【0022】次に、上記印字装置の制御について説明す
る。図3は、本発明に係る印字装置における動作モード
の状態遷移図を示している。図に示すように、印字装置
は、3つの動作モード、すなわち磁気文字読み取りモー
ド、シャトル印字モード及びシリアル印字モードを有し
ている。
【0023】磁気文字読み取りモードは、制御コマンド
「FS a 0」で実行される、チェック紙P上の磁気
文字の読み取りを行うためのモードである。上記制御コ
マンドの指定により、搬送路11にセットされたチェッ
ク紙Pは下流方向に向けて搬送され、その表面に記録さ
れた磁気文字が上記磁気文字読み取り装置14によって
読み取られる。
【0024】シャトル印字モードは、制御コマンド「F
S a 3」で実行される、チェック紙Pに裏書き印字
を行うためのモードである。上記制御コマンドの指定に
より、チェック紙Pは最初に下流方向に搬送され、基準
位置、すなわちその裏面の裏書き印字領域32が、シャ
トル印字ヘッド17の設置位置を超えた地点で停止され
る。連続する次の制御で、チェック紙Pは、逆方向、す
なわち搬送路の上流方向に向けて送られ、シャトル印字
ヘッド17によりその印字領域32上に裏書き印字され
る。この印字は、180度回転させた文字を右から左へ
印字する倒立印字で行われるので印字データを入力順に
処理(印字)することができる。
【0025】シリアル印字モードは、制御コマンド「F
S a 1」で実行される、チェック紙Pに表書き印字
を行うためのモードである。上記制御コマンドの指定に
より、チェック紙Pは最初に上流方向に搬送され、基準
位置、すなわちその表面の印字領域31が、シリアル印
字ヘッド15の設置位置を超えた地点で停止される。連
続する次の制御で、チェック紙Pは、搬送路の下流方向
に向けて送られ、シリアル印字ヘッド15によりその印
字領域31上に印字される。この印字は、ページモード
で印字される。また、制御コマンド「ESC c 0
4」は、シリアル印字モードを単独で実行させるもので
あって、当該コマンドの指定により印字装置10はチェ
ック紙Pの挿入待ち状態となり、チェック紙Pが挿入さ
れると上記基準位置まで搬送する。
【0026】なお、図において制御コマンド「FF」
は、チェック紙Pを排出させる命令であり、上記何れの
モードからも該制御コマンドの実行によって用紙の排出
が可能となる。
【0027】上記3種類のモードは、それぞれ単独で実
行可能であるが、これらを実行する上記制御コマンドを
連続して与えることにより、セットされたチェック紙P
に対し、磁気文字の読み取り、裏書き印字及び表書き印
字の処理を連続して行うことが可能となる。
【0028】図4は、チェック紙Pに上記連続処理を実
行した場合のチェック紙Pの送り制御の様子を示した図
である。図1及び本図に従って、搬送路上にセットされ
たチェック紙Pに対し、磁気文字の読み取り、裏書き印
字及び表書き印字の処理が連続して行われる手順につい
て説明する。
【0029】オペレータは、チェック紙Pを搬送路11
に挿入していき、その先端がフォームストッパ20に突
き当たった地点で、チェック紙Pを搬送路11上にセッ
トする(図4(A)の位置)。フォームストッパ20の
上流側にあるTOF検出器18によって、チェック紙P
の先端が検出されると、制御は磁気文字読み取りモード
にセットされる。そして、フォームストッパ20が開放
され、搬送ローラ対12によりチェック紙Pは、下流側
に向けて搬送される。所定の空送時間を置いて、磁気文
字読み取り装置14によるチェック紙P上の磁気文字の
読み取りが開始される。
【0030】チェック紙Pの磁気文字領域30が磁気文
字読み取り装置14の設置位置を超えた時点で、磁気文
字読み取り装置14による読み取りが停止され、制御は
シャトル印字モードにセットされる(同図(B)の位
置)。なお、上記読み取りの停止位置は、搬送ローラ対
12、13の駆動モータのステップ数又はその起動から
の時間によって特定することができる。
【0031】シャトル印字モードにおいて、制御部はチ
ェック紙Pを更に搬送路の下流側に送り、チェック紙P
上の裏書き印字領域32が、シャトル印字ヘッド17の
設置位置を超えた時点で、その送りを停止する(同図
(C)の位置)。そして、その地点からチェック紙P
を、今度は逆方向(搬送路の上流側)に搬送しながら、
シャトル印字ヘッド17による裏書き印字を実行する
(同図(D)の位置)。
【0032】チェック紙Pの裏書き印字が終了した時点
で、制御は印字装置をシリアル印字モードにセットす
る。シリアル印字モードにおいて、チェック紙Pは、更
に搬送路の上流側に搬送され、その表面の印字領域31
が、シリアル印字ヘッド15の設置位置を超えた時点
で、その送りが停止される(同図(E)の位置)。そし
て、その地点からチェック紙Pを、下流方向に搬送しな
がら、シリアル印字ヘッド15による表面への印字を実
行する。上記印字が完了した時点で、チェック紙Pの先
端側は、搬出口11bからオペレータによる取り出しが
可能な状態にある。以上により、磁気文字読み取り、裏
書き印字及び表書き印字が連続して行われることとな
る。
【0033】なお、シャトル印字モードとシリアル印字
モードにおいてチェック紙Pの搬送を停止する位置は、
磁気文字読み取りモードでTOF検出器18によりチェ
ック紙Pの先端を検出した地点、またはBOF検出器1
9によりチェック紙Pの後端を検出した地点からのロー
ラ対12、13の駆動モータのステップ数又はその起動
からの時間によって特定することができる。
【0034】この場合において、磁気文字読み取りモー
ドとシリアル印字モードでは、チェック紙Pは下流方向
に向けて搬送されそれぞれ磁気文字の読み取りと印字が
行われるので、チェック紙Pの先端をTOF検出器18
で検出し、当該先端を基準にチェック紙Pの搬送制御を
行うことが望ましい。また、シャトル印字モードでは、
チェック紙Pは上流方向に向けて搬送され裏書き印字が
行われるので、チェック紙Pの後端をBOF検出器19
で検出し、当該後端を基準にチェック紙Pの搬送制御を
行うことが望ましい。
【0035】また、磁気文字読み取り装置14、シャト
ル印字ヘッド13、シリアル印字ヘッド15がこの順で
上流から下流方向へ向かって配置された印字装置10が
図2に示すチェック紙Pを取り扱う場合においては、上
記した搬送制御を行うことにより無駄な搬送を省くこと
ができ効率的である。
【0036】以上、本発明の一実施形態を図面に沿って
説明したが、本発明は上記実施形態において示された事
項に限定されず、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明
の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変
更・応用を行うことができる範囲が含まれる。
【0037】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、チェック紙
に対する磁気文字読み取り、裏書き印字及び表書き印字
の一連の処理をオペレータの手作業を介在することな
く、連続して行えるようになる。従って、チェック紙に
おける決済処理が短時間で簡略に行え、また用紙ジャム
等のトラブルも少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る印字装置の内部機構
を示す概略の側断面図である。
【図2】チェック紙の表面及び裏面を示す図である。
【図3】本発明に係る印字装置における動作モードの状
態遷移図である。
【図4】チェック紙の送り制御の様子を示した図であ
る。
【符号の説明】
P チェック紙 10 印字装置 11 搬送路 11a 搬入口 11b 搬出口 12 搬送ローラ対 13 シャトル印字ヘッド 14 磁気文字読み取り装置 15 シリアル印字ヘッド 16 キャリッジ 17 シャトル印字ヘッド 18 TOF検出器 19 BOF検出器 20 フォームストッパ 30 磁気文字領域 31 表書き印字領域 32 裏書き印字領域

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬入口から手差しにより挿入されたチェ
    ック紙を搬送するための搬送路と、 前記チェック紙を、前記搬送路上でその下流側及び上流
    側に搬送させる搬送ローラと、 前記搬送路上を下流に向けて搬送されるチェック紙か
    ら、その上に記録された磁気記録文字を読み取る磁気文
    字読み取り手段と、 前記磁気文字読み取り手段の前記搬送路における下流側
    に設置され、該搬送路上を上流側に向けて搬送されるチ
    ェック紙の第1の面に対し、印字を行う第1の印字手段
    と、 前記第1の印字手段の前記搬送路における下流側に設置
    され、該搬送路上を下流側に向けて搬送されるチェック
    紙の第2の面に対し、印字を行う第2の印字手段と、 前記搬送ローラ、前記磁気文字読み取り手段、及び前記
    第1、第2の印字手段を制御して、チェック紙上の磁気
    記録文字の読み取り及びその両面に対する印字が連続し
    て実行されるようにする制御手段と、を有することを特
    徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の印字装置において、前記
    第1の印字手段が、前記チェック紙の裏面に対し裏書き
    印字を行うシャトル式の印字手段であり、前記第2の印
    字手段が、前記チェック紙の表面に対し表書き印字を行
    うシリアル式の印字手段であることを特徴とする印字装
    置。
  3. 【請求項3】 搬入口から挿入された用紙を搬送するた
    めの搬送路と、 前記用紙を、前記搬送路上でその下流側及び上流側に搬
    送させる搬送手段と、 前記用紙の第1の面に対し、印字を行う第1の印字手段
    と、 前記用紙の第1の面と反対側の第2の面に対し、印字を
    行う第2の印字手段と、 前記搬送手段、前記第1及び第2の印字手段の制御を司
    る制御手段とを有する印字装置において、 前記制御手段は、前記第1の面に対して印字を行う場合
    には、前記搬送手段により前記用紙を前記搬送路上を上
    流側に向けて搬送しながら、前記第1の印字手段により
    印字を行い、前記第2の面に対して印字を行う場合に
    は、前記搬送手段により前記用紙を前記搬送路上を下流
    側に向けて搬送しながら、前記第2の印字手段により印
    字を行うことを特徴とする印字装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の印字装置において、前記
    第1の印字手段が、前記用紙の裏面に対し裏書き印字を
    行うシャトル式の印字手段であり、前記第2の印字手段
    が、前記用紙の表面に対し表書き印字を行うシリアル式
    の印字手段であることを特徴とする印字装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の印字装置において、 前記第1及び第2の印字手段より上流に配置され、前記
    用紙の後端が通過したことを検出する後端検出手段と、 前記後端検出手段と前記第1及び第2の印字手段との間
    に配置され、前記用紙の前端が通過したことを検出する
    前端検出手段とを更に有し、 前記制御手段は、前記第1の印字手段により前記第1の
    面に印字を行う場合には、前記後端検出手段の検出結果
    に基づいて前記用紙の位置決めを行い、前記第2の印字
    手段により前記第2の面に印字を行う場合には、前記前
    端検出手段の検出結果に基づいて前記用紙の位置決めを
    行うことを特徴とする印字装置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2記載の印字装置における
    制御方法において、 搬送路上に手差しされたチェック紙を、下流に向けて搬
    送する工程と、 前記搬送中のチェック紙から、その上に記録された磁気
    記録文字を読み取る工程と、 前記チェック紙における前記第1の面の印字領域が、前
    記第1の印字手段を超えたところで、前記チェック紙の
    搬送を停止させる工程と、 前記チェック紙を前記搬送路における上流に向けて搬送
    する工程と、 前記搬送中のチェック紙における前記第1の面の印字領
    域に対して、前記第1の印字手段により印字を行わせる
    工程と、 前記チェック紙における前記第2の面の印字領域が、前
    記第2の印字手段を超えたところで、前記チェック紙の
    搬送を停止させる工程と、 前記搬送中のチェック紙における前記第2の面の印字領
    域に対して、前記第2の印字手段により印字を行わせる
    工程と、を有することを特徴とする印字装置の制御方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項1又は2記載の印字装置における
    制御を実現するためのコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体において、 搬送路上に手差しされたチェック紙を、下流に向けて搬
    送するよう前記印字装置を動作させるプログラムコード
    と、 前記搬送中のチェック紙から、その上に記録された磁気
    記録文字を読み取るよう前記印字装置を動作させるプロ
    グラムコードと、 前記チェック紙における前記第1の面の印字領域が、前
    記第1の印字手段を超えたところで、前記チェック紙の
    搬送を停止させるよう前記印字装置を動作させるプログ
    ラムコードと、 前記チェック紙を前記搬送路における上流に向けて搬送
    するよう前記印字装置を動作させるプログラムコード
    と、 前記搬送中のチェック紙における前記第1の面の印字領
    域に対して、前記第1の印字手段により印字を行わせる
    よう前記印字装置を動作させるプログラムコードと、 前記チェック紙における前記第2の面の印字領域が、前
    記第2の印字手段を超えたところで、前記チェック紙の
    搬送を停止させるよう前記印字装置を動作させるプログ
    ラムコードと、 前記搬送中のチェック紙における前記第2の面の印字領
    域に対して、前記第2の印字手段により印字を行わせる
    よう前記印字装置を動作させるプログラムコードと、を
    有することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
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