JP2002092736A - 印字装置、および取引処理装置 - Google Patents

印字装置、および取引処理装置

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JP2002092736A
JP2002092736A JP2000283553A JP2000283553A JP2002092736A JP 2002092736 A JP2002092736 A JP 2002092736A JP 2000283553 A JP2000283553 A JP 2000283553A JP 2000283553 A JP2000283553 A JP 2000283553A JP 2002092736 A JP2002092736 A JP 2002092736A
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Kenzo Mimasu
健三 見増
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】複数の印字媒体の中から選択された印字媒体に
印字を行う印字装置およびレシート、割引券等、発行す
る印字物に応じて印字媒体の種類を変更することができ
る取引処理装置を提供する。 【解決手段】取引処理装置は、入力部において取引デー
タの入力を受け付けると精算処理を実行する(s21、
s22)。その後、取引処理装置は、ロール紙Aに取引
内容を印字するレシート発行処理を行い(s23〜s2
5)、レシートの発行後ロール紙Bに切り換えて割引券
を発行する(s26、s27)。ロール紙Aとロール紙
Bとは色の異なる印字用紙である。したがって、レシー
トと割引券との区別がその印字内容を確認しなくても、
色の違いから行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、本体にセットさ
れているロール紙に文字や記号を印字する印字装置、お
よびこの印字装置を適用したPOS端末装置やECR等
の入力された取引データに基づいて取引を処理する取引
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、店舗では顧客との取り引きを
POS端末装置やECR等の取引処理装置で処理してい
る。取引処理装置は、入力された取引データに基づいて
取り引きを処理する装置であり、取引処理時に取り引き
内容を印字したレシートを発行する印字装置を有してい
る。
【0003】オペレータ(レジ係)は、取り引きする商
品の商品識別コードを取引データとして上記取引処理装
置に入力する。オペレータはバーコードリーダで取り引
きする商品に付されているバーコードを読み取ること
で、取引処理装置に商品識別コードを入力している。バ
ーコードは、周知のように黒と白の縞模様のデータであ
り、該データに商品を識別する商品識別コードが含まれ
ている。バーコードリーダは上記バーコードのもつ情報
(商品識別コード等)を光学的に読み取る装置である。
【0004】また、一般的な取引処理装置に適用されて
いる印字装置は、本体に設ける印字用紙の収納スペース
が比較的小さくてよいロール紙を印字用紙として使用し
ている。これにより、本体の大型化を抑えている。さら
に、印字装置としてはドットインパクト方式、サーマル
方式、インクジェット方式等、印字ヘッドを移動させな
がら印字するものが適用されている。
【0005】なお、上記印字装置では上記レシートだけ
でなく、取引処理装置本体で処理した取り引きを集計し
たジャーナルの発行も行える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では取
引した顧客に次回以降の取り引きに利用できる割引券
(クーポン券)を発行する顧客サービスを実施する店舗
が増加している。この顧客サービスを実施することで、
店舗では上記割引券を受け取った顧客が該割引券を利用
するために来店するようになり、店舗に顧客を定着させ
ることができる。したがって、売上を向上することがで
きる。
【0007】しかしながら、従来の取引処理装置は取引
内容を印字したレシートを発行する機能を有するだけ
で、上記割引券を発行する機能を有していなかった。こ
のため、取引した顧客に割引券を発行する上記顧客サー
ビスを実施している店舗では、店舗内に上記割引券を発
行する装置を設置したサービスカウンタを設け、取引処
理装置が設置されたレジで取引処理を完了した顧客がサ
ービスカウンタに来ると、該顧客が取引処理時にレジで
受け取ったレシートを確認して割引券を発行していた。
したがって、取引処理装置で顧客との取引を処理するオ
ペレータ(レジ係)とは別に、サービスカウンタで顧客
に割引券を発行するオペレータが必要であり人件費が嵩
むという問題があった。
【0008】また、店舗内に上記割引券を発行する装置
を設置するための空間が必要になることから、店舗内の
売り場や通路が狭くなるという問題もあった。
【0009】なお、レジに設置されている従来の取引処
理装置の動作プログラムを、レシートの発行後に割引券
を印字して発行するプログラムに変更すれば、取引処理
装置で割引券が発行できるようになり、上記課題が解決
できる。
【0010】しかしながら、発行されたレシートと割引
券とは同じ印字用紙に印字されてしまう。したがって、
顧客はレシートと割引券とを受け取ると、その印字内容
を確認してレシートと割引券とに区別しなければならな
い。このため、顧客が割引券をレシートであると勘違い
して破棄してしまう可能性が高くなり、結果的に顧客を
定着させるという効果が低減する。
【0011】この発明の目的は、複数の印字媒体の中か
ら選択された印字媒体に印字を行う印字装置を提供する
ことにある。
【0012】また、この発明は、上記印字装置を適用す
ることで本体の大型化を抑え、レシート、割引券等、発
行する印字物に応じて印字媒体の種類を変更することが
できる取引処理装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の印字装置およ
び取引処理装置は、上記課題を解決するために以下の構
成を備えている。
【0014】(1)本体にセットされた複数の印字媒体
の中から使用する印字媒体を選択する印字媒体選択手段
と、上記印字媒体選択手段で選択された印字媒体を印字
位置に搬送する搬送手段と、上記搬送手段により印字位
置に搬送された印字媒体に印字する印字手段と、を備
え、本体にセットされる上記複数の印字媒体は、ロール
状に巻回されたロール紙である。
【0015】(2)上記印字媒体毎に上記印字位置に搬
送する複数の搬送路を装置本体の高さ方向に並べて形成
している。
【0016】(3)本体にセットされている上記印字媒
体毎にその有無を検知するる検知手段と、上記印字媒体
選択手段は、上記検知手段により現在選択されている印
字媒体が無くなったことが検知されたとき、他の印字媒
体を選択する機能を有している。
【0017】(4)入力された取引データに基づいて取
引を処理する取引処理装置において、取引内容を印字し
た印字物を発行する印字装置に、上記(1)〜(3)の
いずれかに記載の印字装置を適用した。
【0018】(5)上記印字装置において、取引処理時
に複数種類の印字物を発行する手段を有する。
【0019】(6)上記印字装置は、本体にセットされ
ている複数の印字媒体を利用して上記複数種類の印字物
を発行する。
【0020】上記印字装置をPOS端末装置等の取引処
理装置に適用すれば、取引処理時にレシート、割引券
等、複数種類の印字物を印字媒体をかえて印字すること
ができる。
【0021】上記構成では、本体にセットされている複
数種類の印字媒体の中から選択された印字媒体を印字位
置に搬送して印字するので、本体に異なる種類の印字媒
体をセットしておけば、印字物に応じて印字媒体の種類
を選択することができる。
【0022】また、本体にセットされる印字媒体の収納
スペースを比較的小さくできるロール状に巻回されたロ
ール紙にしたので、本体の大型化も抑えられる。
【0023】また、各印字媒体を印字位置まで搬送する
搬送路を装置本体の高さ方向に並べることで、印字媒体
毎に印字位置を一致させることができる。したがって、
装置本体の幅方向への大型化を抑えることができる。
【0024】また、本体に同じ種類の印字媒体をセット
しておけば、選択されている印字媒体が無くなったとき
でも、本体にセットされている別の印字媒体を使用して
印字できる。
【0025】さらに、上記印字装置を取引処理装置に適
用すれば、取引処理時にレシートと割引券とを異なる印
字媒体を使用して発行することができるので、レシート
と割引券との区別が印字内容を確認しなくても行える。
このため、割引券がレシートであると勘違いして破棄さ
れるのを抑えることができる。
【0026】
【発明の実施形態】図1は、この発明の実施形態にかか
る取引処理装置の構成を示すブロック図である。この実
施形態の取引処理装置1は、本体の動作を制御する制御
部2と、本体に取引する商品を識別する商品識別コード
等を入力する入力部3と、入力部3における入力データ
に基づく表示を行う表示部4、取引内容を印字したレシ
ートや後述する割引券を印字して発行する印字部5と、
図示していないホスト装置との間で通信する通信部6
と、を備えている。入力部3には、商品に付されている
バーコードの情報(商品識別コード等)を読み取るバー
コードリーダや、テンキー等の入力操作を行うキーが配
置されたキーボードが設けられている。
【0027】図2および図3は、印字部の構成を示す概
略図である。この実施形態の取引処理装置1は、印字部
5で使用する印字用紙(この発明で言う印字媒体)を2
つセットできる。これらの印字用紙は、ロール状に巻回
されたロール紙A、Bである。ロール紙Aとロール紙B
とは同じものであってもよいし、また異なるものであっ
てもよい。図2は、ロール紙Aが印字位置に搬送されて
いる状態を示しており、図3はロール紙Bが印字位置に
搬送されている状態を示している。
【0028】印字部5は、サーマルヘッド方式の印字装
置である。印字部5には、ロール紙Aを印字位置へ搬送
するための搬送路11およびロール紙Bを印字位置へ搬
送するための搬送路12が設けられている。搬送路11
には、ロール紙Aを印字位置へ搬送する搬送ローラ13
が配置されている。搬送ローラ13の近傍には、ロール
紙Aの有無を検出するセンサ14が配置されている。ま
た、用紙抑え15は図示していない駆動部により搬送路
11に位置するロール紙Aを搬送ローラ13に押しつけ
た状態と、搬送路11に位置するロール紙Aを搬送ロー
ラ13に押しつけていない状態との間で姿勢変更され
る。用紙抑え15がロール紙Aを搬送ローラ13に押し
つけた状態であるとき、搬送ローラ13によりロール紙
Aを印字位置に搬送できる。
【0029】また、搬送路12には、ロール紙Bを印字
位置へ搬送する搬送ローラ16が配置されている。搬送
ローラ16の近傍には、ロール紙Bの有無を検出するセ
ンサ17が配置されている。用紙抑え18は、図示して
いない駆動部により搬送路12に位置するロール紙Bを
搬送ローラ16に押しつけた状態と、搬送路12に位置
するロール紙Bを搬送ローラ16に押しつけていない状
態との間で姿勢変更される。用紙抑え18がロール紙B
を搬送ローラ16に押しつけた状態であるとき、搬送ロ
ーラ16によりロール紙Bを印字位置に搬送できる。
【0030】印字位置には、印字ヘッド21およびこの
印字ヘッド21に対向する位置にプラテンローラ22が
設けられている。印字ヘッド21は、図示していない抑
え機構により、印字位置に位置するロール紙A(または
B)に押圧される。また、23は送りローラであり、2
4はロール紙A(またはB)をカットするオートカッタ
である。24aはオートカッタ24の刃である。この刃
24aは、紙面に対して垂直方向に移動される。25
は、排出口である。
【0031】搬送路11と搬送路12とは、本体の高さ
方向に並べて形成されている。本体にセットできるロー
ル紙Aとロール紙Bの幅の最大値は同じである。また、
最大幅のロール紙Aに対する印字位置と、最大幅のロー
ル紙Bに対する印字位置とは同じ位置である。
【0032】次に、印字に使用するロール紙A、Bの切
り換え時における印字部5の動作について説明する。図
4は、印字部の動作を示すフローチャートである。図4
は、ロール紙Aが選択されている状態(図2に示す状
態)においてロール紙Bが選択されたときの動作(ロー
ル紙A→ロール紙Bへの切り換え動作)を示している。
【0033】まず、印字部5は本体にロール紙Bがセッ
トされているかどうかを判定し(s1)、ロール紙Bが
セットされていなければ表示部4にその旨を表示して本
処理を終了する(s2)。ロール紙Bが本体にセットさ
れているかどうかは、センサ17により検知されてい
る。
【0034】ロール紙Bが本体にセットされていると、
オートカッタ24を駆動する(s3)。これにより、ロ
ール紙Aは印字位置よりも下流に位置する部分がカット
される。ここで、カットされた部分については排出口2
5から排出される。次に、搬送ローラ13を所定時間だ
け逆回転させ(s4〜s6)、ロール紙Aを所定量だけ
巻き戻す。このとき、用紙抑え15はロール紙Aを搬送
ローラ13に押しつけた状態に保持されている。一方、
用紙抑え18はロール紙Bを搬送ローラ16に押しつけ
ていない状態に保持されている。上記s4〜s6の動作
により、ロール紙Aの先端が印字位置よりも手前で、且
つセンサ14の検出位置よりも印字位置側まで巻き戻さ
れる。
【0035】印字部5は、用紙抑え15がロール紙Aを
搬送ローラ13に押しつけていない状態で、且つ用紙抑
え18がロール紙Bを搬送ローラ16に押しつけた状態
に切り換え、搬送ローラ16を所定時間だけ正転させる
(s7〜s9)。このs7〜s9の動作により、搬送路
12に位置するロール紙Bの先端部が印字位置よりも下
流側(排出口25側)まで搬送される。そして、オート
カッタ24を駆動してロール紙Bの先端部をカットする
(s10)。このとき、カットされたロール紙Bは排出
口25から排出される。
【0036】この後、印字部5は印字命令が入力される
と、ロール紙Bを排出口25側に所定量ずつ送りなが
ら、印字ヘッド21を紙面に対して垂直方向に移動させ
て、入力された印字命令に基づいてロール紙Bに文字や
画像を印字する。ロール紙Bに対する印字が完了する
と、オートカッタ24を駆動して、印字部分をカットす
る。ここでカットされた印字部分は、送りローラ23に
より排出口25から排出される。
【0037】なお、印字部5におけるロール紙B→ロー
ル紙Aへの切り替え時の動作は、図5に示すように図4
におけるロール紙Aに対する動作とロール紙Bに対する
動作を逆にした動作である。ここでは、この動作につい
ての説明を省略する。
【0038】次に、この実施形態にかかる取引処理装置
1の動作について説明する。この実施形態の取引処理装
置1は、取引処理時にレシートおよび割引券を発行する
装置である。本体にセットされているロール紙Aとロー
ル紙Bとは異なるものである。例えば、ロール紙Aは白
色の用紙であり、ロール紙Bは青色の用紙である。
【0039】図6はこの実施形態にかかる取引処理装置
の動作を示すフローチャートである。取引処理装置1
は、入力部3において取引データの入力を受け付ける
(s21)。取引データの入力は、入力部3に設けられ
ているバーコードリーダで商品に付されているバーコー
ドの読み取りや、キーボードにおけるキー操作により行
われる。取引処理装置1は、s21にかかる取引データ
の入力が完了すると、精算処理を実行する(s22)。
この精算処理は、取引処理装置1本体に設けられている
キャッシュボックスを開する動作等である。
【0040】取引処理装置1は、上記精算処理の実行
後、印字部5においてレシートおよび割引券を発行する
処理を実行する。まず、印字部5において、印字に使用
する用紙としてロール紙Aが選択されているかどうかを
判定する(s23)。このとき、ロール紙Bが選択され
ていれば、印字部5に図5に示したロール紙B→ロール
紙Aへの切り換え動作を実行させる(s24)。
【0041】取引処理装置1は、印字部5において取引
内容を印字したレシートを発行するレシート発行処理を
実行する(s25)。このs25で、ロール紙Aに取引
内容を印字したレシートが発行される。
【0042】さらに、取引処理装置1は、印字部5に図
4に示したロール紙A→ロール紙Bへの切り換え動作を
実行させる(s26)。その後、印字部5において割引
の内容を印字した割引券を発行する割引券発行処理を実
行する(s27)。このs27で、ロール紙Bに割引内
容を印字した割引券が発行される。
【0043】そして、取引処理装置1は印字部5に再度
図5に示したロール紙B→ロール紙Aへの切り換え動作
を実行させ(s28)、次の取引処理に備える。
【0044】このように、この実施形態の取引処理装置
1は、取引処理時にレシートおよび割引券を発行するこ
とができる。また、レシートは白色のロール紙Aに印字
されており、割引券は青色のロール紙Bに印字されてい
る。したがって、顧客はレシートと割引券とを受け取っ
たときに、その印字内容を確認しなくても、用紙の色の
違いからレシートと割引券とを区別することができる。
これにより、顧客が誤って割引券を破棄する可能性が抑
えられる。また、従来必要であった割引券を発行するオ
ペレータも不要になるので、人件費も抑えられる。さら
に、取引処理装置1で割引券を発行しているので、割引
券を発行するための装置を別に設けなくてもよい。した
がって、店舗の売り場や通路が狭くなるのを防止するこ
とができる。
【0045】また、この発明は割引券を発行しない取引
処理装置に適用してもよい。以下、この割引券を発行し
ない取引処理装置の実施形態について説明する。この実
施形態の取引処理装置1は、本体に同じ種類のロール紙
を2つセットして使用される。図7は、この実施形態に
かかる取引処理装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【0046】この実施形態の取引処理装置1は上記実施
形態の装置と同様に、入力部3において取引データの入
力を受け付け(s31)、取引データの入力が完了する
と精算処理を実行する(s32)。その後、取引処理装
置1は、現在選択されている印字用紙(ロール紙Aまた
はB)の有無を判定する(s33)。ここで、現在選択
されている印字用紙があれば、印字部5において選択さ
れている印字用紙に取引内容を印字するレシート発行処
理を実行する(s34)。
【0047】s33において現在選択されている印字用
紙が無いと判定すると、現在選択されていない他方の印
字用紙(ロール紙AまたはB)の有無を判定する(s3
5)。s35で他方の印字用紙もないと判定すると、表
示部4にその旨のメッセージを表示し、オペレータによ
り本体にロール紙AまたはBの少なくとも一方がセット
されるのを待って(s36)、本体にセットされたロー
ル紙AまたはBに取引内容を印字するレシート発行処理
を実行する(s34)。
【0048】s35において、現在選択されていない他
方の印字用紙(ロール紙AまたはB)があると判定する
と、印字部5に図4(または図5)に示した印字する用
紙の切り換え動作を実行させる(s38)。そして、こ
こで切り換えた印字用紙(ロール紙AまたはB)に取引
内容を印字するレシート発行処理を実行する(s3
4)。
【0049】このように、この実施形態にかかる取引処
理装置1は一方のロール紙AまたはBが無くなったと
き、自動的に他方のロール紙に切り換えてレシートを印
字する。したがって、本体にセットされている一方のロ
ール紙が無くなっても、本体にロール紙をセットするた
めに本体を停止させなくてもよい。したがって、レジが
混雑しているとき等、レジで待っている顧客を待たせる
ことがなく、顧客サービスの低下を抑えることができ
る。なお、無くなった一方のロール紙については、レジ
がすいているときに本体にセットすればよい。
【0050】また、印字部5において印字に使用される
ロール紙Aをレシート印字用の用紙とし、ロール紙Bを
ロール状に巻回されたシールラベルとしてもよい。この
取引処理装置1では、取引処理を休止しているときにロ
ール紙Bを使用してラベルを印刷させることができる。
このように、取引処理装置1をラベル発行機として利用
するができ、また装置本体の稼働率も向上する。
【0051】なお、印字部5において印字に使用するロ
ール紙AまたはBの選択については、入力部3で選択で
きるように構成してもよい。
【0052】
【発明の効果】以上のように、この発明の印字装置によ
れば、種類が異なる印字媒体を使用して複数の印字物を
発行することができるので、発行する印字物の種類に応
じて使用する印字媒体を異ならせることができる。
【0053】また、この発明の取引処理装置によれば、
取引処理時に発行するレシートと割引券とを異なる印字
媒体に印字させることができ、レシートと割引券との区
別が印字内容を確認しなくても行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態にかかる取引処理装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施形態にかかる印字部の構成を示
す概略図である。
【図3】この発明の実施形態にかかる印字部の構成を示
す概略図である。
【図4】この発明の実施形態にかかる印字部の動作を示
すフローチャートである。
【図5】この発明の実施形態にかかる印字部の動作を示
すフローチャートである。
【図6】この発明の実施形態にかかる取引処理装置の動
作を示すフローチャートである。
【図7】この発明の別の実施形態にかかる取引処理装置
の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1−取引処理装置 2−制御部 3−入力部 5−印字部 11、12−搬送路 14、17−センサ 21−印字ヘッド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体にセットされた複数の印字媒体の中
    から使用する印字媒体を選択する印字媒体選択手段と、 上記印字媒体選択手段で選択された印字媒体を印字位置
    に搬送する搬送手段と、 上記搬送手段により印字位置に搬送された印字媒体に印
    字する印字手段と、を備え、 本体にセットされる上記複数の印字媒体は、ロール状に
    巻回されたロール紙である印字装置。
  2. 【請求項2】 上記印字媒体毎に上記印字位置に搬送す
    る複数の搬送路を装置本体の高さ方向に並べて形成した
    請求項1に記載の印字装置。
  3. 【請求項3】 本体にセットされている上記印字媒体毎
    にその有無を検知するる検知手段と、 上記印字媒体選択手段は、上記検知手段により現在選択
    されている印字媒体が無くなったことが検知されたと
    き、他の印字媒体を選択する機能を有する請求項1また
    は2に記載の印字装置。
  4. 【請求項4】 入力された取引データに基づいて取引を
    処理する取引処理装置において、 取引内容を印字した印字物を発行する印字装置に、上記
    請求項1〜3のいずれかに記載の印字装置を適用した取
    引処理装置。
  5. 【請求項5】 上記印字装置において、取引処理時に複
    数種類の印字物を発行する手段を有する請求項4に記載
    の取引処理装置。
  6. 【請求項6】 上記印字装置は、本体にセットされてい
    る複数の印字媒体を利用して上記複数種類の印字物を発
    行する請求項5に記載の取引処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015201036A (ja) * 2014-04-08 2015-11-12 株式会社寺岡精工 シート発行装置
JP2019073325A (ja) * 2017-10-18 2019-05-16 リンテック株式会社 シート供給装置およびシート供給方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015201036A (ja) * 2014-04-08 2015-11-12 株式会社寺岡精工 シート発行装置
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