JP4534467B2 - 印刷方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ロール紙を含む複数種類の印刷媒体に印刷可能な印刷装置、プログラムおよび印刷方法に関するものである。
従来、POS端末用の印刷装置であるPOSプリンタは、レシートを印刷するための印刷媒体として、用紙をロール状に巻回したロール紙が使用されている。このようなロール紙を使用する印刷装置では、ホスト装置から送信される印刷データを確実に印刷することが要求されるため、電源投入時にロール紙がセットされていない場合または印刷途中でロール紙が切れてしまった場合には印刷装置をオフライン状態として、ホスト装置からの印刷命令や印刷データの受信を禁止していた。
ところで、POSプリンタにはロール紙以外にも、スリップ(伝票)やバリデーション等の単票用紙への印刷が可能な印刷装置も存在する。しかしながら、上記の印刷装置のようにロール紙が存在しない場合にオフラインとする構成を採用すると、ホスト装置から単票用紙の印刷命令を行ったにも関わらず、ロール紙がセットされていないためにオフラインとなってしまうといった問題があった。そこで、ロール紙および単票用紙に印刷可能な印刷装置において、ロール紙または単票用紙への印刷をホスト装置からの命令により切り替え、選択された用紙が存在しないことを検知したときオフラインとし、逆に選択されていない用紙が存在しなくともオフラインとはしない印刷装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−269575号公報
ところが、上記のようにロール紙または単票用紙への印刷をホスト装置からの命令により切り替える印刷装置では、選択していない用紙への印刷が禁止されている状態となる。したがって、例えば印刷媒体として単票用紙が選択されている状態(ロール紙禁止状態)でロール紙にテスト印刷を実行する場合は、電源投入前にホスト装置からロール紙への用紙切り替え命令を行い、印刷媒体としてロール紙が選択された状態(ロール紙許可状態)とした後、テスト印刷実行操作を行う必要がある。通常、テスト印刷を実行する際は、テスト印刷実行操作のみで良いことを考えると、このようなホスト装置との接続や用紙切り替え操作を必要とするのは操作が煩雑である。また、選択されている用紙によってテスト印刷実行方法が異なることも好ましくない。
本発明は、ロール紙を含む複数種類の印刷媒体に印刷可能な印刷装置において、ロール紙禁止状態であっても、テスト印刷などの特定の印刷命令に対しては、ロール紙への印刷が可能な印刷装置、プログラムおよび印刷方法を提供することを目的とする。
本発明の印刷方法は、
印刷装置にセット可能な複数種類の印刷媒体のうち、ロール紙への印刷を許可するロー
ル紙有効モードと、当該ロール紙への印刷を禁止するロール紙無効モードとのいずれかの
モードを設定するモード設定手段と、
取得した印刷命令が、特定の印刷処理を指示するテスト印刷であるか否かを判別する印刷命令判別手段と、
前記モード設定手段に設定されたモードの検出結果に基づいてオフラインを判定するオ
フライン判定手段と、
前記印刷命令に基づく印刷処理を制御する制御手段と、
を備えた印刷装置における印刷方法であって
前記ロール紙への印刷命令を受信した場合には、
前記モード設定手段に設定されているモードが前記ロール紙無効モードか前記ロール紙
有効モードであるかを判別するステップと、
前記ロール紙無効モードである場合は、前記印刷命令判別手段で取得された前記印刷命
令が前記テスト印刷であるか否かを判別するステップと、
前記印刷命令判別手段が前記テスト印刷でないと判別した場合、前記オフライン判定手段によりオフラインと判定するステップと、
前記印刷命令がテスト印刷であると判断された場合は、前記モード設定手段により前記ロール紙無効モードから前記ロール紙有効モードに切り替えるステップと、
前記ロール紙有効モードに切り替えた後、前記ロール紙が存在しないことを検出した場合は、前記オフライン判定手段によりオフラインと判定するステップと、
前記ロール紙が存在する場合は、取得した前記テスト印刷に基づく印刷処理を実行するステップと、
前記印刷処理が終了すると、前記モード設定手段により前記ロール紙有効モードから前記ロール紙無効モードに切り替えるステップと、
前記モード設定手段に設定されているモードが前記ロール紙有効モードである場合、前記ロール紙が存在する場合には取得した前記印刷命令に基づいて印刷処理を実行するステップと、
実行することを特徴とする。
これらの構成によれば、取得した印刷命令が、特定の印刷処理を指示する特定印刷命令である場合は、モード設定手段に設定されたモードがロール紙無効モードであっても(ロール紙禁止状態でも)、当該特定印刷命令に基づくロール紙への印刷を実行することができる。また、特定印刷命令に基づくロール紙への印刷を実行させる場合にロール紙有効モードに切り替える必要がないため、例えばテスト印刷を実行させる命令を特定印刷命令として規定しておくことで、印刷媒体としてロール紙が許可されているかいないかに関わらず、同一のテスト印刷実行方法でテスト印刷を行うことができる。
本発明の印刷装置、プログラムおよび印刷方法によれば、取得した印刷命令が特定の印刷処理を指示する特定印刷命令である場合は、モード設定手段に設定されたモードがロール紙無効モードであっても(ロール紙禁止状態でも)、ロール紙有効モードに切り替えることなく当該特定印刷命令に基づくロール紙への印刷を実行することができる。したがって、例えばテスト印刷を実行させる命令を特定印刷命令として規定しておくことで、印刷媒体としてロール紙が許可されているかいないかに関わらず、同一のテスト印刷実行方法でテスト印刷を行うことができる。
以下、本発明の一実施形態に係る印刷装置、プログラムおよび印刷方法について説明する。ここでは、POSプリンタとして使用される印刷装置であって、ホスト装置からの印刷命令により、ロール紙および単票用紙(バリデーション、チェック紙等)に印刷可能な印刷装置を例に挙げて説明する。当該印刷装置は、ロール紙を使用するユーザにおいては、ロール紙有効モードに設定しておくことでロール紙および単票用紙に印刷が可能であり、ロール紙を使用しないユーザにおいてはロール紙無効モードに設定しておくことで単票用紙のみに印刷が可能となっている。なお、印刷装置に組み込まれた制御プログラム、データセット並びにこれらを記録した記録媒体については特に説明しないが、これらは当然本実施形態に含まれるものである。
まず、図1ないし図4を参照し、本発明の印刷装置10の装置構成について説明する。図1は、印刷装置10のカバーを外した状態の斜視図であり、図2は、図1のA−A’における断面を示す断面図である。また、図3は、印刷装置10のチェック紙搬送路廻りを示す斜視図であり、図4は、その模式平面図である。
図1および図2に示すように、本発明の印刷装置10は、図1における図示手前側に配設されたインクタンク11と、当該インクタンク11の右側に配設されたキャリッジモータ12と、インクタンク11の奥側に配置されたシャフト13に沿って左右方向に移動しながらロール紙50およびバリデーション61に印刷を行う印刷ヘッド14と、当該印刷ヘッド14に臨む位置に形成されたバリデーション挿入部15と、当該バリデーション挿入部15の奥側に形成され、レシート紙をロール状に巻回したロール紙50を収容するロール紙収容部16と、当該ロール紙収容部16の下部に配設されたチェック紙処理機構80と、を備えている。すなわち、本発明の印刷装置10は、ロール紙50の他、単票用紙60としてバリデーション61およびチェック紙62(MICRコード付きスリップ用紙)への印刷が可能となっている。
また、両図には図示しないが、印刷装置10の前面には、ユーザが各種情報の入力および設定を行うための操作パネル70、電源キーおよびリセットキーを含むキー入力部150が設けられている(いずれも図5参照)。さらに、図1および図2には図示を省略したが、図1の左部奥側には、チェック紙挿入口86が形成され、さらにその手前側には、チェック紙排出口87が形成されている(図3および図4参照)。また、後に詳述するが、チェック紙62の搬送路81廻りには、チェック紙62の画像読み取り部82、MICR読み取り部83、チェック紙印刷部84が設けられ、チェック紙62への種々の処理を行い得るようになっている。
また、本発明の印刷装置10は、ロール紙50の有無を、ロール紙収容部16からのロール紙50の繰り出し位置(搬送ローラ手前側)に配置されたロール紙検出器30(図1参照)により検出している。ロール紙検出器30は、発光部と受光部とから成る透過型センサにより構成されている。また、図示省略するが、ロール紙50がまもなく切れてしまうこと(ニアエンド状態であること)を検出可能な検出器(ロール紙ニアエンド検出器)も別に備えている。なお、ロール紙50の終端部に近い位置であってロール紙検出器30による幅方向検出位置に相当する箇所を切り欠いたようなロール紙を用いれば、1つのロール紙検出器30でロール紙リアルエンドと、ロール紙ニアエンドとを検出することも可能である。
インクタンク11は、図示しないインクチューブを介して印刷ヘッド14に配列された複数のインクジェットノズルにインクを供給するものである。また、キャリッジモータ12は、印刷ヘッド14をシャフト13に沿って左右方向に移動させるための駆動装置である。
印刷ヘッド14は、図1に示すようにロール紙50がロール紙収容部16から引き出された状態、またはバリデーション挿入部15にバリデーション61が挿入された状態で、図1に示す位置(右端部)から所定の位置(左端部)まで左側に移動しながら所定行の印刷を行い、さらに左端部から右端部に移動しながら所定行の印刷を行う。すなわち往復印刷によって用紙の幅方向(横方向)への印刷を行う。
ロール紙50に印刷する場合は、ロール紙50を挟持可能に設けられた搬送ローラ21および押えローラ22(図2参照)により、押えローラ22を搬送ローラ21側に移動させてロール紙50を挟持した後、搬送ローラ21を反時計方向に回転させることにより、ロール紙50をその長手方向に繰り出しながら、長手方向への印刷を行う。また、バリデーション61に印刷する場合は、搬送ローラ21および押さえローラ23によりバリデーション61を挟持しながら搬送することにより、縦方向への印刷を行う。バリデーション61が挿入された状態では、ロール紙50の繰り出し部分がバリデーション61の裏側に位置するため、ロール紙50に印刷が行われることはない。
バリデーション61を挟持する押さえローラ23は、駆動アーム25に設けられており、駆動アーム25は電磁マグネット等の駆動装置26により駆動される。駆動装置26が駆動アーム25を駆動すると、押さえローラ23は搬送ローラ21側(図示右側)に移動し、バリデーション61を狭持する。そしてこの状態で搬送ローラ21を時計方向に回転させることにより、バリデーション61を上方向に搬送する。
次に、図3および図4を参照し、チェック紙処理機構80について説明する。上記の通り、チェック紙処理機構80では、チェック紙62を搬送しながら、画像読み取り部82によるチェック紙62両面の画像読み取り、MICR読み取り部83によるチェック紙62に印字された磁気インク文字(MICRコード)の読み取り、チェック紙印刷部84によるチェック紙への印刷を行い得るように構成されている。ここで、画像読み取り部82は、チェック紙62(小切手)が不正使用された場合の証明記録として保存するための画像を読み取るものであり、MICR読み取り部83は、読み取ったMICRコードを決済処理サーバに転送して小切手62の有効性を判断するためのものであり、チェック紙印刷部84(印刷ヘッド14)は、出金処理の日付を裏書印刷するためのものである。
両図に示すように、チェック紙処理機構80は、チェック紙62を搬送するU字型形状の搬送路81を有している。搬送路81は、外側ガイド81aと内側ガイド81bによって画成されており、この外側ガイド81aと内側ガイド81b間の空間である搬送部81c内にチェック紙62が搬送されるように構成されている。チェック紙62は、図1にも示すように、矢印Iの方向から給紙部94を介して搬送路81に挿入される。また、給紙部94は、複数のチェック紙62を挿入可能に構成されており、複数のチェック紙62を一枚ずつ搬送路81内に送り込む。
搬送路81には、チェック紙62の搬送を行う搬送機構として、その中間直線部(以下、「中間搬送路81m」と称する)の上流側に設けられた第1搬送ローラ96と、中間搬送路81m中部に設けられた押し付けローラ99と、中間搬送路81mの下流側に設けられた第2搬送ローラ97と、を有している。
第1搬送ローラ96は、駆動ローラ96aと、搬送路81を介して駆動ローラ96aに対向配置された押えローラ96bとを有している。同じく第2搬送ローラ7は、駆動ローラ97aと、搬送路81を介して駆動ローラ97aに対向配置された押えローラ97bとを有している。また、押し付けローラ99は、搬送路81の下方に配置された一対の下部押えローラ99bと、下部押えローラ16bの上方に配置された一対の上部押えローラ99aとを有しており(上方、下方の位置関係については図3参照)、これらはいずれもグリップローラにより構成されている。この一対の上部押えローラ99aと下部押えローラ99bとは、共通の回転軸(2本)を有し、一方が回転することにより他方も同一回転数で回転する。
搬送路81内に送り込まれたチェック紙62は、底部L1を基準として第1搬送ローラ96、押し付けローラ99、第2搬送ローラ97によって中間搬送路81m内を搬送される。また、駆動ローラ98aおよび押えローラ98bから成る排出ローラ98を介して、図1にも示すとおり矢印Oの方向へ排出される。押し付けローラ99は、チェック紙62の幅(図3においては高さ)が所定長さより短ければ、その下部押えローラ99bのみがチェック紙62の搬送に寄与し、一方チェック紙62の幅が所定長さ以上であれば上部押えローラ99aと下部押えローラ99bの双方によってチェック紙62を搬送する。
中間搬送路81mには、画像読み取りを行う第1の画像読み取りセンサ91および第2の画像読み取りセンサ92(画像読み取り部82)が搬送路81を介して設置されている。これらのセンサ91,92は、いずれもCIS(Contact Image Sensor)タイプの画像読み取りセンサであり、中間搬送路81mを搬送されるチェック紙62に光を照射し、チェック紙62上で反射した光を受光する。また、第1の画像読み取りセンサ91および第2の画像読み取りセンサ92は、中間搬送路81m内を搬送されるチェック紙62をそれぞれ第1の押し付け部材91aおよび第2の押し付け部材92aで押し付けた状態で、チェック紙62の表面および裏面の画像を1ラインずつ読み取る。また、その読み取り結果より、チェック紙62の二次元画像が生成される。
また、押し付けローラ99の下方には、MICRヘッド(Magnetic Ink Character Reader)93(MICR読み取り部83)が設置されている。MICRヘッド93は、チェック紙62上に磁気インクで印字された情報を読み込むためのヘッドである。このMICRヘッド93は、中間搬送路81mを介してMICRヘッド93に対向配置されたMICR押付器93aによってチェック紙62がMICRヘッド93の表面に押し付けられた状態で読み取りを実行する。
一方、搬送路81には、チェック紙62の後端を検出するBOF(Bottom Of Form)検出器89とチェック紙62の先端を検出するTOF(Top Of Form)検出器90が設けられている。BOF検出器89は、給紙部94と第1搬送ローラ96の間に設けられており、給紙部94から挿入されたチェック紙62を検出すると共に、BOF検出器89をチェック紙62が通過した時点を検出して、チェック紙62の後端を検知する。TOF検出器90は、第1搬送ローラ96と第1の画像読み取りセンサ91との間に設けられており、チェック紙62の先端を検出するように構成されている。本実施形態のチェック紙処理機構80は、このBOF検出器89とTOF検出器90によるチェック紙62検出に応じて動作するように構成されている。すなわち、画像読み取りセンサ91,92によるチェック紙62の読み取りの開始・停止は、BOF検出器89、TOF検出器90の出力に基づいて制御される。なお、画像読み取りセンサ91,92のいずれか一方を、チェック紙62の先端を検出する検出器として用いても良く、この場合、TOF検出器90を省略できる。
また、第2搬送ローラ97と排出ローラ98との間であって、搬送路81に沿った直線領域には、印刷ヘッド14(チェック紙印刷部84)が配置されている。この印刷ヘッド14は、上記の通り、ロール紙50やバリデーション61への印刷の他、チェック紙62への印刷を実行するためのものであり、必要に応じてチェック紙62への裏書を行う。
以上の構成により、チェック紙処理機構80では、第1の画像読み取りセンサ91および第2の画像読み取りセンサ92によりチェック紙62両面の画像読み取りを行った後、MICRヘッド93によりMICRコードの磁気読み取りを行い、印刷ヘッド14に臨む位置までチェック紙62を搬送する。また、この位置にチェック紙62を待機させ、読み取ったMICRコードに基づいて小切手有効性の判断処理を実行した後、印刷ヘッド14がチェック紙62に対して図4における上下方向に移動することにより裏書印刷を行う。なお、当該裏書印刷済み(処理済み)のチェック紙62は、店舗または銀行で保管されることとなる。
ところで、本発明の印刷装置10は、上記の通り、ロール紙50、バリデーション61およびチェック紙62の3種類の印刷媒体に印刷可能であるが、このうちユーザによる手差し挿入に依らないロール紙50が不足している状態(ロール紙エンド状態またはロール紙ニアエンド状態)で印刷が行われると、正常な印刷ができないだけでなく、インクジェットノズルから吐出されたインクが用紙に着弾できないため周辺を汚してしまうといった問題がある。このため、ロール紙50が切れてしまった場合は、印刷を停止すると共にオフラインにして、ホスト装置20からの印刷データの受信を禁止している。なお、ロール紙ニアエンド状態においてオフラインとするか否かについては、設定可能に構成されることが好ましい。
ところが、ロール紙50が存在しないことをオフラインの条件としてしまうと、単票用紙60(バリデーション61および/またはチェック紙62)のみを使用するユーザにとってはロール紙50を使用しないにも関わらずロール紙50を収容しなければ単票用紙60への印刷ができないため不便である。したがって、本発明の印刷装置10は、ロール紙50が存在しないことをオフラインの条件とするロール紙有効モードと、ロール紙50が存在しないことをオフラインの条件としないロール紙無効モードとのいずれかのモードを設定可能に構成されている。したがって、単票用紙60のみを使用するユーザは、ロール紙無効モードに設定しておくことで、ロール紙50をわざわざ購入しなくとも単票用紙60への印刷を行うことができる。
ところが、このようにロール紙有効モードとロール紙無効モードとのいずれかのモードを設定可能に構成すると、ロール紙無効モードに設定した場合、ロール紙50への印刷は必然的にできなくなってしまう(禁止される)。なぜなら上記の通り、ロール紙50が切れてしまった状態で印刷が行われると、正常な印刷が実行できなくなるなどの問題が発生するためである。しかしながら、テスト印刷など特定の印刷指令に対しては設定されたモードに関わらず実行できる方が便利である。したがって、本発明の印刷装置10は、ロール紙無効モードであっても、特定の印刷指令(ホスト装置20(図5参照)からの印刷指令、および印刷装置10の操作パネル70からの入力による印刷指令)に対しては、ロール紙50への印刷を許可するように構成されている。そこで、以下の制御構成並びに処理手順の説明では、ロール紙50への印刷を中心に言及するものとする。
ここで、図5のブロック図を参照し、印刷装置10の制御構成について説明する。同図に示すように、印刷装置10は、ホスト装置20に組み込まれたPOSアプリケーション21によって生成された印刷データや各種制御コマンドを受信するインターフェース100と、受信した印刷データや各種制御コマンドを一時的に格納する受信バッファ110と、印刷命令や各種情報の入力および設定を行う操作パネル70と、ホスト装置20から受信した印刷命令や操作パネル70からの印刷命令を判別する印刷命令判別部120と、ホスト装置20から受信した印刷データを展開する印刷バッファ130と、印刷バッファ130に展開した印刷データに基づいて印刷を行う印刷部140と、電源キーやリセットキーの押下など各種キー入力を行うキー入力部150と、受信した制御コマンドのうちモード指定のためのコマンド(モード指定コマンド)に基づいてモード指定を行うモード指定部160と、モード指定部160の指定に基づき、キー入力部150に入力された電源キーまたはリセットキーの押下をトリガとしてモードの設定を行うモード設定部170と、ロール紙50がロール紙収容部16に収容されているかいないか(ロール紙50が存在するか否か)を検出するロール紙検出器30と、紙送りが正常に行われているか、又は印刷装置10がカバーオープン状態となっていないかなどオフライン要因の発生を検出する各種検出器180と、モード設定部170に設定されたモードの他、ロール紙検出器30および各種検出器180の検出結果に基づいてオフラインを判定するオフライン判定部190と、上記の各部を制御する印刷制御部200と、によって構成されている。
モード設定部170は、ロール紙50および単票用紙60への印刷を許可すると共にロール紙50が存在しないことをオフラインの条件とするロール紙有効モードと、ロール紙50への印刷を禁止する(単票用紙60のみの印刷を許可する)と共にロール紙50が存在しないことをオフラインの条件としないロール紙無効モードとのいずれかのモードを、不揮発性記憶媒体(メモリスイッチ)に記憶する。したがって、ロール紙50および単票用紙60への印刷を希望するユーザはロール紙有効モードに設定を行い、単票用紙60のみの印刷を希望するユーザはロール紙無効モードに設定を行うこととなる。モード設定部170によりロール紙無効モードに設定されると、ロール紙検出器30(およびロール紙ニアエンド検出器)による検出結果は全て無視され、これらの検出に基づく各種ステータス、各種表示および動作は一切行われない。
また、モード設定部170は、モード指定部160の指定に基づいて、キー入力部150への電源キーまたはリセットキーの押下のタイミングでモード設定を行う。モード指定部160では、ホスト装置20からのモード指定コマンドに基づいてモード指定を行う。また、モード設定部170におけるモードの変更および記憶は上記の通りメモリスイッチ(不揮発性記憶媒体)によって構成される。詳細については後述するが、ホスト装置20からモード指定コマンドを受信すると、そのコマンドの内容に応じてモード指定部160のフラグ状態を変更し(モード指定)、変更後のフラグの状態に基づいて、電源キーまたはリセットキーの押下時に、モードの変更または設定が行われる(モード設定)。このように、本発明の印刷装置10は、電源キーまたはリセットキーの押下時に、モードの変更または設定を行うため、モード設定部170に一旦モードを設定すると、次の電源キーまたはリセットキーの押下までは少なくともそのままのモードに基づいて、オフライン判定部190におけるオフライン判定並びに印刷制御部200における印刷制御が行われる。
なお、モード設定部170は、上記のメモリスイッチに代え、物理的なスイッチであるディップスイッチによって構成しても良い。この構成によれば、ホスト装置20からの命令がなくとも印刷装置10側でモードの切り替えを容易に行うことができる。
印刷命令判別部120は、ホスト装置20から受信した制御コマンドが特定の印刷処理を指示する特定印刷命令であるか否か、また操作パネル70からの情報入力が特定印刷命令であるか否かを判別する。ここで、ホスト装置20または操作パネル70からの命令が特定印刷命令であることを判別した場合は、モード設定部170に設定されたモードに関わらず、印刷部140により当該特定印刷命令に基づくロール紙50への印刷を実行する。但し、特定印刷命令を受信した場合であっても、ロール紙検出器30によりロール紙50が不足していること(ロール紙エンド状態)が検出されている場合(若しくはロール紙ニアエンド検出器によりロール紙ニアエンド状態が検出されている場合)は、印刷制御部200によりオフラインとされ、特定印刷命令に基づく印刷は禁止される。
また、印刷制御部200は、ホスト装置20から通常のロール紙印刷命令コマンドを受信した場合(印刷命令判別部120で特定印刷命令ではないと判別された場合)は、モード設定部170に設定されたモードがロール紙有効モードである場合のみ、ロール紙印刷命令コマンドに後続する印刷パターンに基づいて印刷を許可する。すなわち、ロール紙無効モードである場合は、特定印刷命令以外の印刷命令に対する印刷を禁止する。また、ホスト装置20から受信した制御コマンドが通常の単票用紙印刷指示コマンドである場合は、モード設定部170に設定されたモードに関わらず、またロール紙50が収容されているか否かに関わらず、単票用紙60への印刷を許可する。
ここで、特定印刷命令について説明する。特定印刷命令とは、例えば印刷装置10内の状態印刷や、内蔵されたテスト印刷パターンに基づくテスト印刷を行うセルフテスト印刷、ホスト装置20から送信されたデータを16進数とそれに対応する文字でテスト印刷する16進ダンプ印刷、各種メモリスイッチの設定内容を印刷するメモリスイッチ設定内容印刷、MICRヘッド93(図4参照)の読み取り波形をホスト装置20へ送信する際のユーザに対する操作説明、並びにMICRヘッド93の読み取り波形の検出結果を印刷するMICRチェック印刷などを命令するものである。また、予め定められたホスト装置20からの制御コマンドまたは操作パネル70からの入力によってそれぞれの印刷命令が行なわれる。なお、操作パネル70の入力によって特定印刷命令を行う場合は、電源キーを押しながら操作パネル内のいずれかのキー(例えば紙送りキー)を操作するなど、通常ユーザが誤って動作させないような操作に基づいて行われることが好ましい。また、操作パネル70に代えて、例えば電源キーの押下と印刷装置10のカバークローズなど、他の操作によって特定印刷命令を行う構成としても良い。
上記に例示した特定印刷命令のうち、例えばセルフテスト印刷を実行させるためのホスト装置20からの印刷命令(制御コマンド)には、ロール紙50または単票用紙60(バリデーション61、チェック紙62)を示す変数、テスト印刷パターンを示す変数が含まれる。テスト印刷パターンには、予め印刷装置10内に記憶されているテスト印刷パターン、現在設定されている設定内容を印刷する設定内容印刷パターンが含まれており、変数によって特定されたパターンでテスト印刷を実行する。なお、テスト印刷パターンとしては、印刷装置10に搭載されているフォントをインクリメントしながら印刷を行うローリング印刷パターンを採用することが好ましい。また、複数色の印刷が可能な印刷装置10の場合は、所定行毎に文字色を切り替えてテスト印刷を実行させることが好ましい。
制御コマンドまたは操作パネル70からの入力によって印刷命令が為されると、印刷命令判別部120により、予め定められた特定印刷命令と一致するか否か(特定印刷命令であるか否か)が判別される。ここで、例えばロール紙無効モード中に印刷命令判別部120が特定印刷命令を取得したと判別すると、印刷制御部200が一時的にロール紙無効モードを解除してロール紙有効モードに切り替えた後、印刷部140により特定印刷命令に基づく印刷を実行する。また、印刷制御部200は、印刷実行後、ロール紙有効モードからロール紙無効モードにモード復帰させる。一方、ロール紙有効モード中に特定印刷命令を取得した場合は、モードの切り替えを行うことなく印刷を実行する。
次に、図6および図7のフローチャートを参照し、本発明のモード指定方法およびモード設定方法について説明する。上記の通り、モード指定部160におけるモード指定は、ホスト装置20から送信されたモード指定コマンドに基づいて行われ、モード設定部170におけるモード設定は、電源キーまたはリセットキーの押下をトリガとして行われる。
図6に示すように、ホスト装置20からモード指定コマンドを受信すると(S11:Yes)、当該モード指定コマンドに含まれる各種パラメータ(変数)を解析し(S12)、その解析結果にしたがってモード指定部160のフラグの有無を設定する(S13)。ここで、例えばモード指定部160のフラグを立てると、後述するモード設定処理によりロール紙有効モードに設定され、モード指定部160にフラグを立てない場合は、ロール紙無効モードに設定されることとなる。
次に、図7のフローチャートを参照し、本発明のモード設定方法について説明する。同図に示すように、ユーザによって、電源キーまたはリセットキーが押下されると(S21:Yes)、モード指定部160のフラグの状態を確認することによって、モードを読み出し(S22)、読み出したモードにしたがってモード設定部170によりモードの設定を行う(S23)。ここで、例えばロール紙無効モードに設定している場合にモード指定部160のフラグが立っている場合は、ロール紙有効モードにモード切り替えを行う。また、ロール紙無効モードに設定している場合にモード指定部160のフラグが立っていない場合は、モード切り替えを行うことなくロール紙無効モードの設定を継続する。
なお、モードの切り替えは、図6および図7のフローチャートに示したように、ホスト装置20から送信されたモード指定コマンドに基づく場合だけでなく、ロール紙無効モードにおいて特定印刷命令が為された場合もその特定印刷命令に基づく印刷処理の前後でモードの切り替えを行う。そこで、次に図8のフローチャートを参照し、印刷制御部200におけるロール紙50への印刷制御について説明する。なお、以下の説明において「印刷命令」とは、全てロール紙50への印刷命令を指すものである。
同図に示すように、電源キーまたはリセットキーが押下されると(S30)、モード設定170部に設定されているモードがロール紙有効モードであるか否かを判別する(S31)。ここで設定されているモードがロール紙無効モードである場合(S31:No)、ホスト装置20からの制御コマンドまたは操作パネルからの入力により、印刷命令を取得すると(S32:Yes)、印刷命令判別部120により当該印刷命令が特定印刷命令であるか否かを判別する(S33)。
印刷命令判別部120により当該印刷命令が特定印刷命令でないと判別された場合(例えば通常の印刷命令である場合)は(S33:No)、現在ロール紙無効モードであるためオフライン判定部190によりオフラインと判定する(S34)。なお、この場合(印刷命令が特定印刷命令でないと判別された場合)、オフラインとするのではなく、単に印刷命令を無視するようにしても良い。また、印刷命令が特定印刷命令であると判別された場合(例えばセルフテストの印刷命令である場合)は(S33:Yes)、モード設定部170によりロール紙無効モードからロール紙有効モードへモード切り替えを行う(S35)。
さらにロール紙有効モードに切り替え後、ロール紙検出器30によりロール紙50が存在しないことを検出した場合は(S36:No)、オフライン判定部190によりオフラインと判定し(S34)、ロール紙50が存在する場合は(S36:Yes)、取得した特定印刷命令に基づく印刷処理を実行する(S37)。印刷処理が終了すると、モード設定部170によりロール紙有効モードからロール紙無効モードへモード切り替えを行い、処理を終了する。
一方、モード設定部170に設定されているモードがロール紙有効モードである場合は(S31:Yes)、ロール紙検出器30によりロール紙50が存在するか否かを検出し、ロール紙50が存在しない場合は(S39:No)、オフライン判定部190によりオフラインと判定する(S40)。また、ロール紙50が存在する場合は(S39:Yes)、ホスト装置20からの制御コマンドまたは操作パネル70からの入力によって印刷命令を取得すると(S41:Yes)、当該印刷命令が特定印刷命令であるか否かに関わらず、当該印刷命令に基づく印刷処理を実行する(S42)。
なお、上記のフローチャートには特に示さないが、S36やS39においてロール紙50が存在する場合であっても、各種検出器180により他のオフライン要因が検出された場合には、オフラインとなる。
以上、説明したとおり、本発明の印刷装置10、プログラムおよび印刷方法によれば、ホスト装置20からの印刷命令の送信または操作パネル70からの入力によって取得した印刷命令が、特定の印刷処理を指示する特定印刷命令である場合は、モード設定部170に設定されたモードがロール紙無効モードであっても(ロール紙禁止状態でも)、当該特定印刷命令に基づくロール紙50への印刷を実行することができる。また、例えば印刷命令判別部120により、テスト印刷を実行させる命令を特定印刷命令と判別させることで、ロール紙50へのテスト印刷を実行させる場合にロール紙有効モードに切り替える必要がないため、印刷媒体としてロール紙50が許可されているかいないかに関わらず、同一のテスト印刷実行方法でテスト印刷を行うことができる。したがって、工場での生産工程、コンフィグ、ショー、店頭でのデモンストレーションなど、様々な場面でテスト印刷を実行する場合にも、現場での混乱を避けることができる。
また、ロール紙有効モードでは、ロール紙50が存在しない場合にオフライン状態となり、ロール紙50への印刷が禁止されるため、確実にロール紙50がロール紙収容部16に収容されている状態で印刷を実行することができる。また、ロール紙無効モードでは、ロール紙50が収容されていなくともオフライン状態とならないため、ロール紙50が収容されているかいないかに関係なくロール紙50以外の印刷媒体への印刷を実行することができる。したがって、ロール紙50を使用しないユーザはロール紙無効モードに設定しておくことで、ロール紙50以外の印刷媒体への印刷命令を行ったにも関わらず、ロール紙50が存在しないために印刷ができないといった問題を回避することができる。
また、ロール紙無効モード中に特定印刷命令を取得した場合、特定印刷命令に基づく印刷実行後(例えば、テスト印刷実行後)は、元のロール紙無効モードに自動的に切り替わるため、ユーザはロール紙無効モードにモード復帰させるための手間を省くことができる。
なお、上記の例では、ロール紙50および単票用紙60への印刷を許可するロール紙有効モードと、ロール紙50への印刷を禁止するロール紙無効モードとの2つのモードのうちいずれかがモード設定部170によって設定されるものとしたが、単票用紙60のみ印刷を許可する単票用紙有効モードや、単票用紙60への印刷を禁止する単票用紙無効モードなど、他のモードを設けた場合であっても本発明は適用可能である。すなわち、単票用紙無効モードに設定されている場合であっても、特定印刷命令に基づく単票用紙60への印刷が実行できるように構成しても良い。
また、上記の例では、ロール紙50および単票用紙60の2つの印刷媒体に印刷可能な印刷装置10を例に挙げたが、3種類以上の印刷媒体に印刷可能な印刷装置であっても良い。また、ロール紙50および単票用紙60への印刷は同一の印刷ヘッド14で行うものとしたが、異なる印刷ヘッドで印刷を行う構成であっても良い。
また、上述した実施例によらず、例えば印刷装置の装置構成や特定印刷命令の規定等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
本発明の実施形態に係る印刷装置のカバーを外した状態の斜視図である。 本発明の実施形態に係る印刷装置のカバーを外した状態の断面図である。 本発明の実施形態に係る印刷装置のチェック紙搬送路廻りを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る印刷装置のチェック紙搬送路廻りを示す模式平面図である。 本発明の実施形態に係る印刷装置の制御ブロック図である。 本発明の実施形態に係るモード指定方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るモード設定方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るロール紙印刷方法を示すフローチャートである。
符号の説明
10 印刷装置
20 ホスト装置
30 ロール紙検出器
50 ロール紙
60 単票用紙
61 バリデーション
62 チェック紙
70 操作パネル
100 インターフェース
110 受信バッファ
120 印刷命令判別部
130 印刷バッファ
140 印刷部
150 キー入力部
160 モード指定部
170 モード設定部
180 各種検出器
190 オフライン判定部
200 印刷制御部

Claims (1)

  1. 印刷装置にセット可能な複数種類の印刷媒体のうち、ロール紙への印刷を許可するロー
    ル紙有効モードと、当該ロール紙への印刷を禁止するロール紙無効モードとのいずれかの
    モードを設定するモード設定手段と、
    取得した印刷命令が、特定の印刷処理を指示するテスト印刷であるか否かを判別する印刷命令判別手段と、
    前記モード設定手段に設定されたモードの検出結果に基づいてオフラインを判定するオ
    フライン判定手段と、
    前記印刷命令に基づく印刷処理を制御する制御手段と、
    を備えた印刷装置における印刷方法であって
    前記ロール紙への印刷命令を受信した場合には、
    前記モード設定手段に設定されているモードが前記ロール紙無効モードか前記ロール紙
    有効モードであるかを判別するステップと、
    前記ロール紙無効モードである場合は、前記印刷命令判別手段で取得された前記印刷命
    令が前記テスト印刷であるか否かを判別するステップと、
    前記印刷命令判別手段が前記テスト印刷でないと判別した場合、前記オフライン判定手段によりオフラインと判定するステップと、
    前記印刷命令がテスト印刷であると判断された場合は、前記モード設定手段により前記ロール紙無効モードから前記ロール紙有効モードに切り替えるステップと、
    前記ロール紙有効モードに切り替えた後、前記ロール紙が存在しないことを検出した場合は、前記オフライン判定手段によりオフラインと判定するステップと、
    前記ロール紙が存在する場合は、取得した前記テスト印刷に基づく印刷処理を実行するステップと、
    前記印刷処理が終了すると、前記モード設定手段により前記ロール紙有効モードから前記ロール紙無効モードに切り替えるステップと、
    前記モード設定手段に設定されているモードが前記ロール紙有効モードである場合、前記ロール紙が存在する場合には取得した前記印刷命令に基づいて印刷処理を実行するステップと、
    実行する印刷方法。
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