JP3526664B2 - 自動取引装置 - Google Patents
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Description
が行われる自動取引装置に関するもので、特に、振込取
引処理に関するものである。
いて行える取引としては、現金の入金、あるいは出金取
引がある。例えば、入金取引の場合は、顧客の通帳を取
り込むとともに顧客が投入した現金を取り込み、取り込
んだ現金を計数して結果を通帳に印字し顧客に返却する
ものである。
自動取引装置であると、複数の口座を持っている場合で
口座間振替をする場合、まず出金取引をしてある口座か
ら一旦現金を引き出し、別の口座へ入金するという手順
をとる必要があり、2度取引を実行しなければならず、
手間がかかるものであった。
わずとも口座間振替ができるが、振込先の口座番号や名
前を入力しなければならず、やはり手間がかかるもので
あった。さらに、振込先の口座番号や名前が記録された
振込カードを用いれば、入力項目は削減されるが、通帳
やカードの他に振込カードという別の媒体を所有しなけ
ればならず、管理が面倒となるものであった。
ため、本発明は、顧客の所有する取引媒体を取り込み、
該取引媒体に記録されている情報と顧客が入力した情報
を用いて取引を行う自動取引装置において、2冊の取引
媒体を取り込んでそれぞれの取引媒体の磁気ストライプ
のデータの読み取りおよび書き込みを行い、処理の完了
した取引媒体を顧客に排出する取引媒体処理装置を備え
るとともに、前記取引媒体処理装置で読み取った2冊の
取引媒体の磁気ストライプに記録されているそれぞれの
データから振込元または振込先を特定し、一方の取引媒
体の口座から他方の取引媒体の口座へ振込を行う制御部
を備え、前記取引媒体処理装置には、取引媒体の一時保
留部を備え、前記制御部は、第1冊目の取引媒体を取り
込ませ、該取引媒体から読み取ったデータを使用して該
第1冊目の取引媒体を確認する手段と、前記第1冊目の
取引媒体を前記一時保留部へ待避させる手段と、第2冊
目の取引媒体を取り込ませ、該取引媒体の磁気ストライ
プから読み取ったデータを表示して振込先であることを
顧客に確認させる手段と、第2冊目の取引媒体に対して
取引結果を記録し排出させる手段と、第2冊目の取引媒
体を排出した後、前記一時保留部へ待避させた第1冊目
の取引媒体を復帰させて該取引媒体に取引結果を記録し
排出させる手段とを備えたものである。
取引媒体と振込先となる取引媒体を取り込み、それぞれ
の取引媒体の磁気ストライプからデータを読み取り、こ
のデータから口座番号や氏名を認識することで、振込元
と振込先を特定する。そして、振込元の取引媒体の口座
から振込先の取引媒体の口座へ、顧客の指定した振込金
額がデータ上で振り込まれる。
す制御ブロック図、図2は図1に示す自動取引装置の外
観斜視図である。図において、1は紙幣入出金装置で、
紙幣を入出金する機能を有する。この紙幣入出金装置1
は挿入排出口1aを自動取引装置前面側に備え、内部に
は紙幣の収納庫等を備えて、顧客が挿入排出口1aに投
入した紙幣を取り込んで収納庫に収納したり、収納庫の
紙幣を挿入排出口1aに送り顧客に出金する。
機能を有する。この硬貨入出金装置2は挿入排出口2a
を自動取引装置前面側に備え、内部には硬貨の収納庫等
を備えて、顧客が挿入排出口2aに投入した硬貨を取り
込んで収納庫に収納したり、収納庫の硬貨を挿入排出口
2aに送り顧客に出金する。3は通帳記帳装置で、通帳
に印字をする機能と通帳に設けられている磁気ストライ
プに対してデータの読み書きを行う機能を有する。この
通帳記帳装置3は挿入排出口3aを自動取引装置前面側
に備え、内部には磁気ヘッドや印字ヘッド等を備えて、
顧客が挿入排出口3aに投入した通帳を取り込んで磁気
ヘッドを用いて磁気ストライプに対してデータの読み書
きを行ったり、印字ヘッドを用いて取引金額の印字等を
行って、処理の完了した通帳を挿入排出口3aから顧客
へ排出する。
ている磁気ストライプに対してデータの読み書きを行う
機能とレシートを発行する機能を有する。このカード取
扱装置4は挿入排出口4aを自動取引装置前面側に備
え、内部には磁気ヘッドや未印字のレシート、このレシ
ートに印字を行う印字ヘッド等を備え、顧客が挿入排出
口4aに投入したカードを取り込んで磁気ヘッドを用い
て磁気ストライプに対してデータの読み書きを行った
り、レシートに取引データを印字して、処理の完了した
カードやレシートを挿入排出口4aから顧客へ排出す
る。
の操作誘導を行う機能と顧客の操作を受ける機能を有す
る。この操作装置5はタッチパネルとディスプレイから
なる操作部5aを自動取引装置前面側に備え、画面を触
れることで取引を行えるようになっている。6は制御装
置で、上述した各構成を制御して、顧客の操作に応じた
取引を実行するものである。
ンピュータである。ここで、本発明の自動取引装置にお
いては、通帳記帳装置3にて2冊の通帳を取り込み、一
方の通帳の口座から他方の通帳の口座へ振替を行う機能
が備えられている。すなわち、制御装置6は、通帳記帳
装置3で取り込んだ2冊の通帳のそれぞれの磁気ストラ
イプから読み取ったデータより、口座番号や氏名等、振
込先と振込元を特定するために必要な情報を認識し、上
位コンピュータ7に必要な情報を送ることで、該上位コ
ンピュータ7では、振込元の口座から振込先の口座へ、
顧客が指定した金額の振込を行うもので、制御装置6
は、取引結果を通帳に記録して顧客に返却するものであ
る。
帳記帳装置について説明する。図3は上述した本発明の
自動取引装置に搭載される通帳記帳装置の第1の実施例
を示す概略構成図である。図において、11は通帳の走
行路である。12はインサータユニットであり、顧客が
通帳を挿入する挿入口3aと、通帳に貼り付けられた磁
気ストライプに対してデータの読み取りおよび書き込み
を行う磁気ヘッド12aを有する磁気ストライプリード
ライトユニット12bで構成されている。
示しない光センサにより通帳の中紙に印刷された頁マー
クや印字済行を読み取る。14は通帳に印字を施すプリ
ンタユニットであり、印字ヘッド14a、プラテン14
bを有する。15は通帳の頁めくりを自動的に行うこと
のできるターンページユニットである。
出した通帳を顧客が取り忘れた場合に、該通帳を取り込
み保留するための通帳取り込み箱である。17は通帳繰
越が発生した時、新しい通帳の発行を行うまでの間、古
い通帳を一時的に保留しておくための通帳一時保留部で
ある。18は新しく発行する通帳を複数冊ストックして
おく通帳スタッカである。
ッカ18から構成される通帳発行ユニットである。20
a,20bは前記通帳スタッカ18から通帳を繰り出す
繰り出しローラである。21a〜21hは図示しないモ
ータにより回転し、走行路11上の通帳を走行させるた
めの走行ローラである。
受けて通帳の走行を制御したり磁気ストライプリードラ
イトユニット12bで読み書きするデータの編集・解
析、光学式頁行読取ユニットで読み取ったデータの解
析、プリンタユニット14で印字するデータの編集等を
行う制御部である。図4は第1の実施例における操作部
の表示内容の流れを示す説明図で、以下に第1の実施例
の通帳記帳装置を搭載した自動取引装置の動作を説明す
る。
が選択されると、制御装置6は通帳記帳装置3の挿入排
出口3aに設けられる図示しないランプを点滅させると
ともに、図4(a)に示すように、操作部5aに顧客に
対して振込元となる第1冊目の通帳の挿入を促す操作誘
導画面を表示する。振込元となる第1冊目の通帳が挿入
されたと判断すると、図4(b)に示すように、操作部
5aに暗証番号の入力を促す操作誘導画面を表示する。
暗証番号の入力がなされると、図4(c)に示すよう
に、操作部5aに振込金額の入力を促す操作誘導画面を
表示する。
口3aより通帳が挿入されると、磁気ストライプリード
ライトユニット12bの磁気ヘッド12aにより振込元
の通帳の磁気ストライプに記録されているデータを読み
取り、読み取ったデータの中の暗証番号と顧客が入力し
た暗証番号が等しいかの判定を制御装置6で行い、不一
致の場合は取り込んだ振込元となる通帳を挿入排出口3
aから顧客に返却し、取引を終了させる。
なる第1冊目の通帳を通帳一時保留部17まで搬送す
る。顧客により入力された暗証番号が正しいもので、第
1冊目の通帳が通帳一時保留部17に取り込まれ、さら
に振込金額の入力がなされると、図4(d)に示すよう
に、操作部5aに顧客に対して振込先となる第2冊目の
通帳の挿入を促す操作誘導画面を表示する。
と判断すると、この通帳を挿入排出口3aより取り込
み、磁気ストライプリードライトユニット12bの磁気
ヘッド12aにより振込先の通帳の磁気ストライプに記
録されているデータを読み取り、読み取ったデータの中
の口座番号を制御装置6で認識して、図4(e)に示す
ように操作部5aにこの口座番号を表示し、顧客に対し
て振込先となる第2冊目の通帳の正当性を確認させる操
作誘導画面を表示する。
正当性が確認されると、制御装置6は振込に必要なデー
タを上位コンピュータ7に送り、該上位コンピュータ7
にて、振込元となる第1冊目の通帳の口座から振込先と
なる第2冊目の通帳の口座へ、顧客が入力した振込金額
を振り込む。上位コンピュータ7にて口座間で振込が行
われると、振込先となる第2冊目の通帳の最終印字済行
の次の行に、プリンタユニット14で今回の取引内容を
印字した後、磁気ストライプリードライトユニット12
bに前記印字の完了した第2冊目の通帳を搬送し、該通
帳の磁気ストライプデータを更新して、図4(f)に示
すように振込先の通帳の受け取りを促す操作誘導画面を
表示して、この第2冊目の通帳を挿入排出口3aから返
却する。
た振込元となる第1冊目の通帳をプリンタユニット14
に戻して今回の取引内容を印字した後、磁気ストライプ
リードライトユニット12bに前記印字の完了した第1
冊目の通帳を搬送し、該通帳の磁気ストライプデータを
更新して、図4(g)に示すように振込元の通帳の受け
取りを促す操作誘導画面を表示して、この第1冊目の通
帳を挿入排出口3aから返却する。
り受け取られると、通帳間での振込処理が完了し、図4
(h)に示すような文言を表示して取引を終了とする。
以上説明したように、第1の実施例によれば、通帳間で
振込を行う場合、振込先となる通帳の磁気ストライプに
記録されているデータを用いて振込先を特定するデータ
を得て、振込取引を行うので、振込先を特定するための
情報を入力する手間が省け、情報入力に対する顧客の負
担の軽減や取引時間の削減が可能となる。また、振込先
として通帳を用いることができるので、振込カードのよ
うな別個の取引媒体を用いる必要がなく、取引媒体の管
理が容易となる。
通帳記帳装置の第2の実施例を示す概略構成図である。
この第2の実施例の通帳記帳装置は、第1の実施例の通
帳記帳装置で説明した通帳一時保留部で2冊の通帳を保
留できるようにしたものである。すなわち、17a,1
7bは2冊の通帳を一時的に保留しておくための通帳一
時保留部である。
説明したものと同様であるので、同じ番号を付してここ
ではその説明を省略する。図6は第2の実施例における
操作部の表示内容の流れを示す説明図で、以下に第2の
実施例の通帳記帳装置を搭載した自動取引装置の動作を
説明する。まず、顧客により操作部5a上の「振込」が
選択されると、制御装置6は通帳記帳装置3の挿入排出
口3aに設けられる図示しないランプを点滅させるとと
もに、図6(a)に示すように、操作部5aに顧客に対
して第1冊目の通帳の挿入を促す操作誘導画面を表示す
る。
されると、磁気ストライプリードライトユニット12b
の磁気ヘッド12aにより第1冊目の通帳の磁気ストラ
イプに記録されているデータを読み取り、制御装置6に
てこのデータの中の暗証番号や口座番号を求め、さら
に、口座番号から通帳に登録されている氏名を上位コン
ピュータ7との通信により求める。
み取りが完了した第1冊目の通帳を通帳一時保留部17
aか17bのどちらかに送り込む。なお、通帳の送り込
み先は可変である。第1冊目の通帳を通帳一時保留部1
7aか17bのどちらかに送り込んだ後、図6(b)に
示すように、操作部5aに顧客に対して第2冊目の通帳
の挿入を促す操作誘導画面を表示する。
されると、磁気ストライプリードライトユニット12b
の磁気ヘッド12aにより第2冊目の通帳の磁気ストラ
イプに記録されているデータを読み取り、制御装置6に
てこのデータの中の暗証番号や口座番号を求め、さら
に、口座番号から通帳に登録されている氏名を上位コン
ピュータ7との通信により求める。
み取りが完了した第2冊目の通帳を通帳一時保留部17
aか17bの空いている方に送り込む。次に、図6
(c)に示すように、操作部5aに第1冊目の通帳の口
座番号と氏名および第2冊目の通帳の口座番号と氏名を
表示して、どちらの通帳からどちらの通帳へ振込を行う
のか指示させる操作誘導画面を表示する。
れると、図6(d)に示すように、操作部5aに暗証番
号の入力を促す操作誘導画面を表示する。暗証番号の入
力がなされると、図6(e)に示すように、操作部5a
に振込金額の入力を促す操作誘導画面を表示する。これ
ら情報入力動作と並行して、制御装置6では入力された
暗証番号と上述したように通帳挿入時に得た暗証番号の
うち顧客が振込元として選択した方の通帳から得た暗証
番号が等しいかの判定を行い、不一致の場合は取り込ん
だ両通帳を順に挿入排出口3aから顧客に返却し、取引
を終了させる。
ので、さらに振込金額の入力がなされると、制御装置6
は振込に必要なデータを上位コンピュータ7に送り、該
上位コンピュータ7にて振込元の通帳の口座から振込先
の通帳の口座へ前記入力された振込金額を振り込む。次
に、第1冊目の通帳か第2冊目の通帳のどちらかを一時
保留部からプリンタユニット14に戻して今回の取引内
容を印字した後、磁気ストライプリードライトユニット
12bに前記印字の完了した通帳を搬送し、該通帳の磁
気ストライプデータを更新して、図6(f)に示すよう
に2冊の通帳の受け取りを促す操作誘導画面を表示し
て、まず、一冊の通帳を挿入排出口3aから返却する。
取りを促す操作誘導画面を表示したまま、残りの通帳を
一時保留部からプリンタユニット14に戻して今回の取
引内容を印字した後、磁気ストライプリードライトユニ
ット12bに前記印字の完了した通帳を搬送し、該通帳
の磁気ストライプデータを更新して、この通帳も挿入排
出口3aから返却する。
より受け取られると、通帳間での振込処理が完了し、図
6(g)に示すような文言を表示して取引を終了とす
る。以上説明したように、第2の実施例によれば、2冊
の通帳を挿入した後、どちらの通帳からどちらの通帳へ
振込を行うか決めることができるので、顧客は通帳挿入
時に順序を気にする必要がなく、誤操作を防ぐことがで
きるものである。
いる操作部の操作で行えるので、顧客の負担の軽減や取
引時間の削減が可能となる。図7は本発明の自動取引装
置に搭載される通帳記帳装置の第3の実施例を示す概略
構成図である。この第3の実施例の通帳記帳装置は、第
1の実施例の通帳記帳装置で説明した挿入排出口および
磁気ストライプリードライトユニットを2組設けたもの
である。
本の走行路11a1 ,11a2 が設けられ、それぞれの
走行路11a1 ,11a2 に、挿入排出口3a1 ,3a
2 と、磁気ヘッド12a1 ,12a2 を有する磁気スト
ライプリードライトユニット12b1 ,12b2 が設け
られる。走行路11a1 ,11a2 は光学式頁行読取ユ
ニット13の手前で合流し、各走行路11a1 ,11a
2 を搬送される通帳は光学式頁行読取ユニット13より
奥方では一本の走行路11を共用する。また、装置奥方
より搬送される通帳は、走行路11a1 か11a2 のど
ちらかに振り分けられる。
説明したものと同様であるので、同じ番号を付してここ
ではその説明を省略する。図8は第3の実施例における
操作部の表示内容の流れを示す説明図で、以下に第3の
実施例の通帳記帳装置を搭載した自動取引装置の動作を
説明する。まず、顧客により操作部5a上の「振込」が
選択されると、制御装置6は通帳記帳装置3の上側の挿
入排出口3a1 に設けられる図示しないランプを点滅さ
せるとともに、図8(a)に示すように、操作部5aに
顧客に対して第1冊目の通帳を上の挿入排出口へ挿入す
るよう促す操作誘導画面を表示する。
されると、磁気ストライプリードライトユニット12b
1 の磁気ヘッド12a1 により第1冊目の通帳の磁気ス
トライプに記録されているデータを読み取り、制御装置
6にてこのデータの中の暗証番号や口座番号を求め、さ
らに、口座番号から通帳に登録されている氏名を上位コ
ンピュータ7との通信により求める。
み取りが完了した第1冊目の通帳は磁気ストライプリー
ドライトユニット12b1 内に停止させる。次に、下側
の挿入排出口3a2 に設けられる図示しないランプを点
滅させるとともに、図8(b)に示すように、操作部5
aに顧客に対して第2冊目の通帳を下の挿入排出口へ挿
入するよう促す操作誘導画面を表示する。
されると、磁気ストライプリードライトユニット12b
2 の磁気ヘッド12a2 により第2冊目の通帳の磁気ス
トライプに記録されているデータを読み取り、制御装置
6にてこのデータの中の暗証番号や口座番号を求め、さ
らに、口座番号から通帳に登録されている氏名を上位コ
ンピュータ7との通信により求める。
み取りが完了した第2冊目の通帳は磁気ストライプリー
ドライトユニット12b2 内に停止させる。次に、図8
(c)に示すように、操作部5aに第1冊目の通帳の口
座番号と氏名および第2冊目の通帳の口座番号と氏名を
表示して、どちらの通帳からどちらの通帳へ振込を行う
のか指示させる操作誘導画面を表示する。
れると、図8(d)に示すように、操作部5aに暗証番
号の入力を促す操作誘導画面を表示する。暗証番号の入
力がなされると、図8(e)に示すように、操作部5a
に振込金額の入力を促す操作誘導画面を表示する。これ
ら情報入力動作と並行して、制御装置6にて、入力され
た暗証番号と上述したように通帳挿入時に得た暗証番号
のうち顧客が振込元として選択した方の通帳から得た暗
証番号が等しいかの判定を行い、不一致の場合は取り込
んだ両通帳を同時に挿入排出口3a1 ,3a2 から顧客
に返却し、取引を終了させる。
ので、さらに振込金額の入力がなされると、制御装置6
は振込に必要なデータを上位コンピュータ7に送り、該
上位コンピュータ7にて振込元の通帳の口座から振込先
の通帳の口座へ前記入力された振込金額を振り込む。次
に、磁気ストライプリードライトユニットに停止してい
る第1冊目の通帳か第2冊目の通帳のどちらか、例えば
磁気ストライプリードライトユニット12b1 にある第
1冊目の通帳をプリンタユニット14に搬送して今回の
取引内容を印字した後、磁気ストライプリードライトユ
ニット12b1 に第1冊目の通帳を戻し、磁気ストライ
プの内容を更新する。
リードライトユニット12b2 にある第2冊目の通帳を
プリンタユニット14に搬送して今回の取引内容を印字
した後、磁気ストライプリードライトユニット12b2
に第2冊目の通帳を戻し、磁気ストライプの内容を更新
する。なお、この順番は逆でもよい。
帳の受け取りを促す操作誘導画面を表示して、2冊の通
帳を同時に挿入排出口3a1 ,3a2 から顧客に返却す
る。2冊の通帳を同時に排出して両方共が顧客により受
け取られると、通帳間での振込処理が完了し、図8
(g)に示すような文言を表示して取引を終了とする。
以上説明したように、第3の実施例によれば、通帳を装
置奥方に設けてある一時保留部に搬送することなく2冊
の通帳を装置内で保留でき、さらに2冊の通帳を同時に
返却することができるので、通帳の返却を短時間で行
え、取引時間の削減ができるとともに、通帳を2冊同時
に返却することで、通帳の取り忘れを防止できる。
通帳記帳装置の第4の実施例を示す概略構成図である。
この第4の実施例の通帳記帳装置は、第1の実施例の通
帳記帳装置で説明した磁気ストライプリードライトユニ
ットを2組設けたものである。すなわち、インサータユ
ニット12には2本の走行路11a1 ,11a2 が設け
られ、それぞれの走行路11a1 ,11a2 に、磁気ヘ
ッド12a1 ,12a2 を有する磁気ストライプリード
ライトユニット12b1 ,12b2 が設けられる。走行
路11a1 ,11a2 は挿入排出口3aの近傍で分かれ
ており、挿入排出口3aに挿入された通帳は走行路11
a1 ,11a2 のどちらかに振り分けられる。また、走
行路11a1 ,11a2 は光学式頁行読取ユニット13
の手前で合流し、各走行路11a1 ,11a2 を搬送さ
れる通帳は光学式頁行読取ユニット13より奥方では一
本の走行路11を共用する。また、装置奥方より搬送さ
れる通帳は、走行路11a1 か11a2 のどちらかに振
り分けられる。
説明したものと同様であるので、同じ番号を付してここ
ではその説明を省略する。以下に第4の実施例の通帳記
帳装置を搭載した自動取引装置の動作を説明する。ここ
で、第4の実施例における操作部の表示内容の流れは、
第2の実施例図6で説明したものと同様であり、ここで
はこの図6を用いて説明する。
が選択されると、制御装置6は通帳記帳装置3の挿入排
出口3aに設けられる図示しないランプを点滅させると
ともに、図6(a)に示すように、操作部5aに顧客に
対して第1冊目の通帳の挿入を促す操作誘導画面を表示
する。挿入排出口3aに第1冊目の通帳が挿入される
と、この通帳を2つある磁気ストライプリードライトユ
ニットのどちらか一方、ここでは磁気ストライプリード
ライトユニット12b1 に送り込み、磁気ヘッド12a
1 により第1冊目の通帳の磁気ストライプに記録されて
いるデータを読み取り、制御装置6にてこのデータの中
の暗証番号や口座番号を求め、さらに、口座番号から通
帳に登録されている氏名を上位コンピュータ7との通信
により求める。
み取りが完了した第1冊目の通帳は磁気ストライプリー
ドライトユニット12b1 内に停止させる。次に、図6
(b)に示すように、操作部5aに顧客に対して第2冊
目の通帳の挿入を促す操作誘導画面を表示する。挿入排
出口3aに第2冊目の通帳が挿入されると、この通帳を
空いている磁気ストライプリードライトユニット12b
2 に送り込み、磁気ヘッド12a2 により第2冊目の通
帳の磁気ストライプに記録されているデータを読み取
り、制御装置6にてこのデータの中の暗証番号や口座番
号を求め、さらに、口座番号から通帳に登録されている
氏名を上位コンピュータ7との通信により求める。
み取りが完了した第2冊目の通帳は磁気ストライプリー
ドライトユニット12b2 内に停止させる。次に、図6
(c)に示すように、操作部5aに第1冊目の通帳の口
座番号と氏名および第2冊目の通帳の口座番号と氏名を
表示して、どちらの通帳からどちらの通帳へ振込を行う
のか指示させる操作誘導画面を表示する。
れると、図6(d)に示すように、操作部5aに暗証番
号の入力を促す操作誘導画面を表示する。暗証番号の入
力がなされると、図6(e)に示すように、操作部5a
に振込金額の入力を促す操作誘導画面を表示する。これ
ら情報入力動作と並行して、制御装置6にて、入力され
た暗証番号と上述したように通帳挿入時に得た暗証番号
のうち顧客が振込元として選択した方の通帳から得た暗
証番号が等しいかの判定を行い、不一致の場合は取り込
んだ両通帳を順に挿入排出口3aから顧客に返却し、取
引を終了させる。
ので、さらに振込金額の入力がなされると、制御装置6
は振込に必要なデータを上位コンピュータ7に送り、該
上位コンピュータ7にて振込元の通帳の口座から振込先
の通帳の口座へ前記入力された振込金額を振り込む。次
に、磁気ストライプリードライトユニットに停止してい
る第1冊目の通帳か第2冊目の通帳のどちらか、例えば
磁気ストライプリードライトユニット12b1 にある第
1冊目の通帳をプリンタユニット14に搬送して今回の
取引内容を印字した後、磁気ストライプリードライトユ
ニット12b1 に第1冊目の通帳を戻し、磁気ストライ
プの内容を更新して、図6(f)に示すように2冊の通
帳の受け取りを促す操作誘導画面を表示して、まず、一
冊の通帳を挿入排出口3aから返却する。
取りを促す操作誘導画面を表示したまま、残りの通帳、
ここでは磁気ストライプリードライトユニット12b2
にある第2冊目の通帳をプリンタユニット14に搬送し
て今回の取引内容を印字した後、磁気ストライプリード
ライトユニット12b2 に第2冊目の通帳を戻し、磁気
ストライプの内容を更新し、この通帳も挿入排出口3a
から返却する。
より受け取られると、通帳間での振込処理が完了し、図
6(g)に示すような文言を表示して取引を終了とす
る。なお、通帳返却の順番は逆でもよい。以上説明した
ように、第4の実施例によれば、通帳を装置奥方に設け
てある一時保留部に搬送することなく2冊の通帳を装置
内で保留できるので、取引時間の削減ができるととも
に、挿入排出口を1つで済ましているので、挿入排出口
や磁気ストライプリードライトユニットのスペースを小
さくでき、装置自身の価格を低くできるので、安価で小
型な装置を提供できる。
る通帳記帳装置の第5の実施例を示す概略構成図、図1
1は図10に示す第5の実施例の通帳記帳装置の要部上
面図、図12は図10に示す第5の実施例の通帳記帳装
置の要部正面図である。この第5の実施例の通帳記帳装
置は、第1の実施例で説明した通帳記帳装置において、
磁気ストライプリードライトユニットを通る走行路の側
方に、通帳の待避場所を設けるとともに、この待避場所
に通帳を待避させる機構を設けたものである。
られた通帳待避部、31a,31bは走行路11および
通帳待避部30の上側に設けられる待避ローラ、32
a,32bは走行路11および通帳待避部30の下側に
設けられる待避ローラで、これら待避ローラにより、通
帳は横方向に移動可能となっている。なお、その他の構
成は第1の実施例図3で説明したものと同様であるの
で、同じ番号を付してここではその説明を省略する。
示内容の流れを示す説明図で、以下に第5の実施例の通
帳記帳装置を搭載した自動取引装置の動作を説明する。
まず、顧客により操作部5a上の「振込」が選択される
と、制御装置6は通帳記帳装置3の挿入排出口3aに設
けられる図示しないランプを点滅させるとともに、図1
3(a)に示すように、操作部5aに顧客に対して2冊
の通帳を重ねて挿入排出口へ挿入するよう促す操作誘導
画面を表示する。ここで、通帳を重ねる順番としては、
上側を振込元となる通帳、下側を振込先となる通帳とす
る。
されると、走行ローラ21a,21bにより該通帳は磁
気ストライプリードライトユニット12bのところまで
搬送され、磁気ヘッド12aを移動させることで、ま
ず、下側にある振込先となる通帳の磁気ストライプに記
録されているデータを読み取り、制御装置6にてこのデ
ータの中の暗証番号や口座番号を求め、さらに、口座番
号から通帳に登録されている氏名を上位コンピュータ7
との通信により求める。
にある待避ローラ32a,32bを矢印Aに回転させ
る。これにより、重なって挿入された通帳のうち、前記
待避ローラ32a,32bに接している下側の通帳、す
なわち、磁気ヘッドによりデータの読み取りが行われた
振込先となる通帳のみが走行路11から通帳待避部30
に送り込まれる。
気ヘッド12aのところで停止している上側の通帳、す
なわち振込元となる通帳の磁気ストライプに記録されて
いるデータを読み取り、制御装置6にてこのデータの中
の暗証番号や口座番号を求め、さらに、口座番号から通
帳に登録されている氏名を図示しないコンピュータ7と
の通信により求める。そして、この振込元の通帳を通帳
一時保留部17へ搬送する。
方向に回転させ、通帳待避部30に待避させた振込先の
通帳を走行路11に戻す。次に、図13(b)に示すよ
うに、操作部5aに振込先の通帳の口座番号と氏名およ
び振込元の通帳の口座番号と氏名を表示して、内容の確
認を促す操作誘導画面を表示する。
されると、図13(c)に示すように、操作部5aに暗
証番号の入力を促す操作誘導画面を表示する。暗証番号
の入力がなされると、図13(d)に示すように、操作
部5aに振込金額の入力を促す操作誘導画面を表示す
る。これら情報入力動作と並行して、制御装置6にて、
入力された暗証番号と上述したように振込元の通帳から
得た暗証番号が等しいかの判定を行い、不一致の場合は
取り込んだ両通帳を順に挿入排出口3aから顧客に返却
し、取引を終了させる。
ので、さらに振込金額の入力がなされると、制御装置6
は振込に必要なデータを上位コンピュータ7に送り、該
上位コンピュータ7にて振込元の通帳の口座から振込先
の通帳の口座へ前記入力された振込金額を振り込む。上
位コンピュータでの振込処理が完了すると、走行路11
にある振込先の通帳をプリンタユニット14に搬送し、
最終印字済行の次の行に今回の取引内容を印字した後、
磁気ストライプリードライトユニット12bに前記印字
の完了した振込先の通帳を戻し、該通帳の磁気ストライ
プデータを更新して、図13(e)に示すように振込先
の通帳の受け取りを促す操作誘導画面を表示して、この
振込先の通帳を挿入排出口3aから返却する。
た振込元の通帳をプリンタユニット14に戻して今回の
取引内容を印字した後、磁気ストライプリードライトユ
ニット12bに前記印字の完了した振込元の通帳を搬送
し、該通帳の磁気ストライプデータを更新して、図13
(f)に示すように振込元の通帳の受け取りを促す操作
誘導画面を表示して、この振込元の通帳を挿入排出口3
aから返却する。
受け取られると、通帳間での振込処理が完了し、図13
(g)に示すような文言を表示して取引を終了とする。
なお、この第5の実施例においては、通帳を2冊重ねて
挿入する際に、上側を振込元通帳、下側を振込先通帳と
したが、逆でもよい。以上説明したように、第5の実施
例によれば、2冊の通帳を重ねて挿入できるので、挿入
時の処理手順が簡単になり、取引時間を削減できる。ま
た、挿入排出口を1つで済ましているので、挿入排出口
や磁気ストライプリードライトユニットのスペースを小
さくでき、装置自身の価格を低くできるので、安価で小
型な装置を提供できる。
る通帳記帳装置の第6の実施例を示す概略構成図、図1
5は図14に示す第6の実施例の通帳記帳装置の要部上
面図、図16は図15に示す第6の実施例の通帳記帳装
置の要部正面図である。この第6の実施例の通帳記帳装
置は、第4の実施例で説明した通帳記帳装置において、
磁気ストライプリードライトユニットを通る走行路の側
方に、通帳の待避場所を上下動可能に設けるとともに、
この待避場所に通帳を待避させる機構を設けたものであ
る。
11a2 の側方に設けられた通帳待避部、41aはこの
通帳待避部40の上側に設けられる待避ローラ、42a
は通帳待避部40の下側に設けられる待避ローラであ
り、前記通帳待避部40と待避ローラ41a,42aは
図示しない機構により上下動可能となっている。41b
は走行路11a1 の上側に設けられる待避ローラ、42
bは走行路11a1 の下側に設けられる待避ローラ、4
1cは走行路11a2 の上側に設けられる待避ローラ、
42cは走行路11a2 の下側に設けられる待避ローラ
である。
に移動することで走行路11a1 の側方に位置して、待
避ローラ41b,42b,41aおよび42aの協働
で、通帳待避部40と走行路11a1 との間で通帳の授
受が可能で、また、通帳待避部40は下方に移動するこ
とで走行路11a2 の側方に位置して、待避ローラ41
c,42c,41aおよび42aの協働で、通帳待避部
40と走行路11a2 との間で通帳の授受が可能であ
る。
説明したものと同様であるので、同じ番号を付してここ
ではその説明を省略する。以下に第6の実施例の通帳記
帳装置を搭載した自動取引装置の動作を説明する。ここ
で、第6の実施例における操作部の表示内容の流れは、
第5の実施例図13で説明したものと同様であり、ここ
ではこの図13を用いて説明する。
が選択されると、制御装置6は通帳記帳装置3の挿入排
出口3aに設けられる図示しないランプを点滅させると
ともに、図13(a)に示すように、操作部5aに顧客
に対して2冊の通帳を重ねて挿入排出口へ挿入するよう
促す操作誘導画面を表示する。ここで、通帳を重ねる順
番としては、上側を振込元となる通帳、下側を振込先と
なる通帳とする。
されると、該通帳は重なったままの状態で上側の磁気ス
トライプリードライトユニット12b1 のところまで搬
送される。このとき、通帳待避部40は上側の走行路1
1a1 の側方に位置している。次に、待避ローラ42b
と42aとを矢印A方向に回転させ、下側の通帳のみを
分離して通帳待避部40へ移動させて停止する。
機構により下降させ、下側の走行路11a2 の側方に位
置させる。次に、待避ローラ42cと42aとを矢印B
方向に回転させ、通帳待避部40にある通帳を走行路1
1a2 に送り込む。そして、磁気ヘッド12a1 と磁気
ヘッド12a2 を移動させることで、上側の磁気ストラ
イプリードライトユニット12b1 のところで停止して
いる振込元の通帳の磁気ストライプに記録されているデ
ータおよび下側の磁気ストライプリードライトユニット
12b2 のところで停止している振込先の通帳の磁気ス
トライプに記録されているデータを読み取り、制御装置
6にてこのデータの中からそれぞれの暗証番号や口座番
号を求め、さらに、口座番号から通帳に登録されている
氏名を上位コンピュータ7との通信により求める。
5aに振込先の通帳の口座番号と氏名および振込元の通
帳の口座番号と氏名を表示して、内容の確認を促す操作
誘導画面を表示する。顧客により振込元および振込先情
報が確認されると、図13(c)に示すように、操作部
5aに暗証番号の入力を促す操作誘導画面を表示する。
暗証番号の入力がなされると、図13(d)に示すよう
に、操作部5aに振込金額の入力を促す操作誘導画面を
表示する。
6にて、入力された暗証番号と上述したように振込元の
通帳から得た暗証番号が等しいかの判定を行い、不一致
の場合は取り込んだ両通帳を順に挿入排出口3aから顧
客に返却し、取引を終了させる。顧客により入力された
暗証番号が正しいもので、さらに振込金額の入力がなさ
れると、制御装置6は振込に必要なデータを上位コンピ
ュータ7に送り、該上位コンピュータ7にて振込元の通
帳の口座から振込先の通帳の口座へ前記入力された振込
金額を振り込む。
と、磁気ストライプリードライトユニット12b1 にあ
る振込元の通帳をプリンタユニット14に搬送し、最終
印字済行の次の行に今回の取引内容を印字した後、磁気
ストライプリードライトユニット12b1 に前記印字の
完了した振込元の通帳を戻し、該通帳の磁気ストライプ
データを更新して、図13(e)に示すように振込元の
通帳の受け取りを促す操作誘導画面を表示して、この振
込元の通帳を挿入排出口3aから返却する。
ト12b2 にある振込先の通帳をプリンタユニット14
に搬送し、最終印字済行の次の行に今回の取引内容を印
字した後、磁気ストライプリードライトユニット12b
2 に前記印字の完了した振込先の通帳を戻し、該通帳の
磁気ストライプデータを更新して、図13(f)に示す
ように振込先の通帳の受け取りを促す操作誘導画面を表
示して、この振込先の通帳を挿入排出口3aから返却す
る。
受け取られると、通帳間での振込処理が完了し、図13
(g)に示すような文言を表示して取引を終了とする。
なお、この第6の実施例においては、通帳を2冊重ねて
挿入する際に、上側を振込元通帳、下側を振込先通帳と
してが、逆でもよい。また、返却の順番も逆でもよい。
ば、通帳を装置奥方に設けてある一時保留部に搬送する
ことなく挿入排出口近傍で2冊の通帳を保留できるの
で、通帳の移動時間を少なくでき、取引時間の削減がで
きるとともに、2冊の通帳を重ねて挿入できるので、挿
入時の処理手順が簡単になり、やはり取引時間を削減で
きる。
おいて、通帳の返却は2冊別々に行っていたが、通帳待
避部にある通帳を走行路に戻す際に、先に走行路にある
通帳に通帳待避部にある通帳を重ねる機構を加えれば、
2冊の通帳を同時に返却することも可能である。ここ
で、上述した第1から第6の実施例において、振込元と
してカードを用いることも可能である。
カード取扱装置4にてカードを取り込み、該カードの磁
気ストライプからデータを読み取って振込元を特定する
ために必要なデータを得ることとし、一方、通帳記帳装
置3では各実施例で説明したように磁気ストライプから
データを読み取って振込先を特定するために必要なデー
タ得ることで、上位コンピュータ7にてカードの口座か
ら通帳の口座へ振込が行えるものである。
通帳を取り込んでそれぞれの通帳の磁気ストライプのデ
ータを読み取り、このデータから振込元と振込先を特定
して、一方の通帳の口座から他方の通帳の口座へ振込を
行うこととしたので、振込元や振込先を特定するための
データの入力を行わずとも、通帳を用いて振込取引が行
える。これにより、情報入力に対する顧客の負担の軽減
や取引時間の削減が可能となる。
振込カードのような別個の取引媒体を用いる必要がな
く、取引媒体の管理が容易となる。
ロック図
を示す説明図
部の表示内容の流れを示す説明図
を示す説明図
図
作部の表示内容の流れを示す説明図
図
Claims (4)
- 【請求項1】 顧客の所有する取引媒体を取り込み、該
取引媒体に記録されている情報と顧客が入力した情報を
用いて取引を行う自動取引装置において、 2冊の取引媒体を取り込んでそれぞれの取引媒体の磁気
ストライプのデータの読み取りおよび書き込みを行い、
処理の完了した取引媒体を顧客に排出する取引媒体処理
装置を備えるとともに、 前記取引媒体処理装置で読み取った2冊の取引媒体の磁
気ストライプに記録されているそれぞれのデータから振
込元または振込先を特定し、一方の取引媒体の口座から
他方の取引媒体の口座へ振込を行う制御部を備え、 前記取引媒体処理装置には、取引媒体の一時保留部を備
え、 前記制御部は、第1冊目の取引媒体を取り込ませ、該取
引媒体から読み取ったデータを使用して該第1冊目の取
引媒体を確認する手段と、前記第1冊目の取引媒体を前記一時保留部へ待避させる
手段と、 第2冊目の取引媒体を取り込ませ、該取引媒体の磁気ス
トライプから読み取ったデータを表示して振込先である
ことを顧客に確認させる手段と、第2冊目の取引媒体に対して取引結果を記録し排出させ
る手段と、 第2冊目の取引媒体を排出した後、前記一時保留部へ待
避させた第1冊目の取引媒体を復帰させて該取引媒体に
取引結果を記録し排出させる手段とを備えたことを特徴
とする自動取引装置。 - 【請求項2】 顧客の所有する取引媒体を取り込み、該
取引媒体に記録されている情報と顧客が入力した情報を
用いて取引を行う自動取引装置において、2冊の取引媒体を取り込んでそれぞれの取引媒体の磁気
ストライプのデータの読み取りおよび書き込みを行い、
処理の完了した取引媒体を顧客に排出する取引媒体処理
装置を備えるとともに、 前記取引媒体処理装置で読み取った2冊の取引媒体の磁
気ストライプに記録されているそれぞれのデータから振
込元または振込先を特定し、一方の取引媒体の口座から
他方の取引媒体の口座へ振込を行う制御部を備え、 前記取引媒体処理装置には、取引媒体の一時保留部を2
個備え、 前記制御部は、第1冊目の取引媒体を取り込ませ、該取
引媒体の磁気ストライプからデータを読み取る手段と、 前記第1冊目の取引媒体を前記一時保留部の一方へ待避
させる手段と、 第2冊目の取引媒体を取り込ませ、該取引媒体の磁気ス
トライプからデータを読み取る手段と、 前記第2冊目の取引媒体を前記一時保留部の他方へ待避
させる手段と、 両取引媒体の磁気ストライプから読み取ったデータを表
示して振込先の取引媒体と振込元の取引媒体を選択させ
る選択手段と、前記一時保留部へ待避させた取引媒体のうちどちらかを
復帰させて該取引媒体に 取引結果を記録し排出させる手
段と、残りの取引媒体を復帰させて該取引媒体 に取引結果を記
録し排出させる手段とを備え、 前記選択手段は、前記第1冊目の取引媒体であること及
び第2冊目の取引媒体であることを表示する ことを特徴
とする自動取引装置。 - 【請求項3】 顧客の所有する取引媒体を取り込み、該
取引媒体に記録されている情報と顧客が入力した情報を
用いて取引を行う自動取引装置において、2冊の取引媒体を取り込んでそれぞれの取引媒体の磁気
ストライプのデータの読み取りおよび書き込みを行い、
処理の完了した取引媒体を顧客に排出する取引媒体処理
装置を備えるとともに、 前記取引媒体処理装置で読み取った2冊の取引媒体の磁
気ストライプに記録されているそれぞれのデータから振
込元または振込先を特定し、一方の取引媒体の口座から
他方の取引媒体の口座へ振込を行う制御部を備え、 前記取引媒体処理装置には、2冊重ねて挿入された取引
媒体を1冊ずつに分離する手段と 、分離した取引媒体が
待避する待避部と、残りの取引媒体を保留する一時保留
部とを備え、 前記制御部は、2冊の取引媒体を重ねて取り込ませ、一
方の取引媒体の磁気ストライプからデータを読み取る手
段と、 2冊の取引媒体を分離して前記一方の取引媒体を待避部
に送る手段と、 他方の取引媒体の磁気ストライプからデータを読み取り
前記一時保留部へ待避させる手段と、前記待避部にある取引媒体を復帰させて取引結果を記録
し排出させる手段と、 前記一時保留部にある取引媒体 を復帰させて取引結果を
記録し排出させる手段とを備えたことを特徴とする自動
取引装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の自動取引装置において、前記待避部は、取引媒体が走行される走行路の側方に設
けられる ことを特徴とする自動取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20709495A JP3526664B2 (ja) | 1995-08-14 | 1995-08-14 | 自動取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20709495A JP3526664B2 (ja) | 1995-08-14 | 1995-08-14 | 自動取引装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0954858A JPH0954858A (ja) | 1997-02-25 |
JP3526664B2 true JP3526664B2 (ja) | 2004-05-17 |
Family
ID=16534107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20709495A Expired - Fee Related JP3526664B2 (ja) | 1995-08-14 | 1995-08-14 | 自動取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3526664B2 (ja) |
-
1995
- 1995-08-14 JP JP20709495A patent/JP3526664B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0954858A (ja) | 1997-02-25 |
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