JP2960525B2 - 現金自動取引システム - Google Patents
現金自動取引システムInfo
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- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 3
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- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は取扱いモードの選択が可能な現金自動取引装
置による取引処理時間の短縮を図ることを目的とする。
置による取引処理時間の短縮を図ることを目的とする。
従来のこの種の装置は、例えば、特開昭63−67673号
に記載のように、現金自動取引装置と、この現金自動取
引装置に接続され、取引内容を示すデータを入力可能な
少なくとも1台の入力装置とを備え、1人の利用者が現
金自動取引装置を利用中でも、他の利用者が待ち時間中
に現金自動取引装置へ取引内容を入力装置から平行して
入力することができるようにして取引時間の短縮を図つ
ている。
に記載のように、現金自動取引装置と、この現金自動取
引装置に接続され、取引内容を示すデータを入力可能な
少なくとも1台の入力装置とを備え、1人の利用者が現
金自動取引装置を利用中でも、他の利用者が待ち時間中
に現金自動取引装置へ取引内容を入力装置から平行して
入力することができるようにして取引時間の短縮を図つ
ている。
上記従来技術は、現金自動取引装置における動作の一
部を前もつて処理することを考えておらず、更に取引時
間の短縮を図る余地が残されている。
部を前もつて処理することを考えておらず、更に取引時
間の短縮を図る余地が残されている。
本発明は、現金自動取引装置での取引時間の短縮を図
ることにより装置の稼動効率を向上させることをおよび
顧客の待ち時間を少なくして使い易い装置とすることを
目的としている。
ることにより装置の稼動効率を向上させることをおよび
顧客の待ち時間を少なくして使い易い装置とすることを
目的としている。
また、予約による現金取引時に発生する恐れのある預
金残高以上の現金の引き出しを防止することを目的とし
ている。
金残高以上の現金の引き出しを防止することを目的とし
ている。
上記目的を達成するために、現金取引を行なう現金自
動取引装置と、この取引の予約を行なう予約装置と、予
約者の取引情報を管理するホストコンピュータとを備え
た現金自動取引システムであって、ホストコンピュータ
は、予約装置に入力された予約内容に基づき、予約内容
に関する取引情報と予約者の過去の取引情報であって通
帳へ記帳が終了していない取引情報を送信し、現金自動
取引装置は、予約者を認識すると、ホストコンピュータ
から送信された予約内容に関する取引情報に基づき取り
引き動作を行ない、予約者より受取った通帳にその取引
結果と通帳へ記帳が終了していない取引情報を記録する
ものである。
動取引装置と、この取引の予約を行なう予約装置と、予
約者の取引情報を管理するホストコンピュータとを備え
た現金自動取引システムであって、ホストコンピュータ
は、予約装置に入力された予約内容に基づき、予約内容
に関する取引情報と予約者の過去の取引情報であって通
帳へ記帳が終了していない取引情報を送信し、現金自動
取引装置は、予約者を認識すると、ホストコンピュータ
から送信された予約内容に関する取引情報に基づき取り
引き動作を行ない、予約者より受取った通帳にその取引
結果と通帳へ記帳が終了していない取引情報を記録する
ものである。
現金取引の予約を行なう予約装置は、取引の予約者に
より入力された取引内容を受付け、これらの内容はホス
トコンピュータへ送信される。ホストコンピュータは送
信された取引内容に関する情報と予約者の過去の取引情
報であって通帳へ記帳が終了していない取引情報を送信
する。一方、取引の予約者が現金自動取引装置での取引
を行なうときには、現金自動取引装置に入力された情報
から、取引者の予約された取引情報に基づき取引動作を
行ない、予約者より受取った通帳にその取引結果と予約
者の過去の取引情報であって通帳へ記帳が終了していな
い取引情報を記録する。
より入力された取引内容を受付け、これらの内容はホス
トコンピュータへ送信される。ホストコンピュータは送
信された取引内容に関する情報と予約者の過去の取引情
報であって通帳へ記帳が終了していない取引情報を送信
する。一方、取引の予約者が現金自動取引装置での取引
を行なうときには、現金自動取引装置に入力された情報
から、取引者の予約された取引情報に基づき取引動作を
行ない、予約者より受取った通帳にその取引結果と予約
者の過去の取引情報であって通帳へ記帳が終了していな
い取引情報を記録する。
これによって、取引の予約者が現金自動取引装置への
取引用の入力を行なう前に取引に必要な情報をホストコ
ンピュータから取得することが出来るので、取引者によ
る現金自動取引装置での取引時間を短縮することが出来
る。
取引用の入力を行なう前に取引に必要な情報をホストコ
ンピュータから取得することが出来るので、取引者によ
る現金自動取引装置での取引時間を短縮することが出来
る。
以下、本発明の一実施例を第1図から第8図により説
明する。
明する。
第1図は、現金自動取引システムの概略構成を示すも
のである。
のである。
現金自動取引装置1は第2図にその内部構造を示すよ
うに紙幣の授受を行うための紙幣取扱い機構2と、該現
金自動取引装置1の操作部3と、カード,伝票を取扱う
カード,伝票取扱い機構4と、通帳を取扱う通帳取扱い
機構5と、現金自動取引装置1の取扱い業務内容を表示
する案内表示部6と、現金自動取引装置1を開閉するた
めの前面下扉7,前面上扉8,後面扉9等により構成されて
いる。予約装置10はカードを取扱うためのカード取扱い
機構11と、予約装置10のガイダンスを表示するガイダン
ス表示器12と、予約装置10への入力を行うための操作部
13と通帳を取扱うための通帳取扱い機構14とを備えてい
る。
うに紙幣の授受を行うための紙幣取扱い機構2と、該現
金自動取引装置1の操作部3と、カード,伝票を取扱う
カード,伝票取扱い機構4と、通帳を取扱う通帳取扱い
機構5と、現金自動取引装置1の取扱い業務内容を表示
する案内表示部6と、現金自動取引装置1を開閉するた
めの前面下扉7,前面上扉8,後面扉9等により構成されて
いる。予約装置10はカードを取扱うためのカード取扱い
機構11と、予約装置10のガイダンスを表示するガイダン
ス表示器12と、予約装置10への入力を行うための操作部
13と通帳を取扱うための通帳取扱い機構14とを備えてい
る。
情報制御部16は、予約装置10から入力された内容を中
央の情報管理センタのホストコンピユータ17に送信する
情報制御手段と、ホストコンピユータ17から入手した情
報を記憶する記憶手段および必要に応じて取引後の預金
残高等の演算を行う演算手段を備えるとともに現金自動
取引装置1と情報の授受を行う。ホストコンピユータ17
は、現金取引に必要なすべてのデータをコントロールし
ている。
央の情報管理センタのホストコンピユータ17に送信する
情報制御手段と、ホストコンピユータ17から入手した情
報を記憶する記憶手段および必要に応じて取引後の預金
残高等の演算を行う演算手段を備えるとともに現金自動
取引装置1と情報の授受を行う。ホストコンピユータ17
は、現金取引に必要なすべてのデータをコントロールし
ている。
第3図は、第2図に示した現金自動取引装置1におけ
る紙幣取扱い機構2の内部構成の概略を示したものであ
る。以下、この概略構成と動作について述べる。
る紙幣取扱い機構2の内部構成の概略を示したものであ
る。以下、この概略構成と動作について述べる。
紙幣取扱い機構2は、本装置への紙幣の入出金を行な
う入出金口22と、入金された紙幣を一枚ずつに分離する
分離部23と、分離された紙幣の真偽判別および傷みの厳
しい損券の判別を行なう識別部24と、損券を収納する損
券ボツクス25と、真偽判別で偽券と判断された紙幣を前
述入出金口22に戻すための集積部27と、該集積部27に集
積された紙幣を前述入出金口22へ押出すための押出部28
と、前述鑑別部24で正常と見なされた紙幣を一時的に保
管するための一次スタツカ26と、千円と万円とを分けて
別々に保管するための千円サイクルボツクス30、および
万円リサイクルボツクス31と、該千円リサイクルボツク
ス30と万円リサイクルボツクス31への紙幣の補充および
回収を行なうための金庫32と前述した鑑別部23で裏券を
判定された紙幣を判定させ表裏を取揃えるための表裏反
転機構29を備えている。前述した一時スタツカ26,千円
リサイクルボツクス30,万円リサイクルボツクス31およ
び金庫32にはいずれも1枚ずつ送られて来た紙幣を集積
するための集積部27と集積された紙幣を再び1枚ずつに
分離して取り出すための分離部23とを備えている。ま
た、前述した入金口22,一次スタツカ26等の各要素間に
は対向して走行する一対のベルト33bが配置され、該ベ
ルト間に紙幣を挾持することによつて各要素の間での紙
幣の搬送を行なう。
う入出金口22と、入金された紙幣を一枚ずつに分離する
分離部23と、分離された紙幣の真偽判別および傷みの厳
しい損券の判別を行なう識別部24と、損券を収納する損
券ボツクス25と、真偽判別で偽券と判断された紙幣を前
述入出金口22に戻すための集積部27と、該集積部27に集
積された紙幣を前述入出金口22へ押出すための押出部28
と、前述鑑別部24で正常と見なされた紙幣を一時的に保
管するための一次スタツカ26と、千円と万円とを分けて
別々に保管するための千円サイクルボツクス30、および
万円リサイクルボツクス31と、該千円リサイクルボツク
ス30と万円リサイクルボツクス31への紙幣の補充および
回収を行なうための金庫32と前述した鑑別部23で裏券を
判定された紙幣を判定させ表裏を取揃えるための表裏反
転機構29を備えている。前述した一時スタツカ26,千円
リサイクルボツクス30,万円リサイクルボツクス31およ
び金庫32にはいずれも1枚ずつ送られて来た紙幣を集積
するための集積部27と集積された紙幣を再び1枚ずつに
分離して取り出すための分離部23とを備えている。ま
た、前述した入金口22,一次スタツカ26等の各要素間に
は対向して走行する一対のベルト33bが配置され、該ベ
ルト間に紙幣を挾持することによつて各要素の間での紙
幣の搬送を行なう。
第4図は、第1図に示した現金自動取引システムの動
作内容を示しており、破線は予約時の情報、実線は現金
取引時の情報を表わしている。即ち、現金の取引者によ
り取引内容の予約が予約入力装置10へなされると、この
予約内容(101)は、予約入力装置10から情報制御部16
へこの入力情報が記憶されるとともに、既情報をホスト
コンピユータ17へ送信する。ホストコンピユータ17で
は、この情報を基にして、取引に必要な情報(102)を
情報制御16へ送信する。情報制御部16では、この入力さ
れた情報を記憶する。
作内容を示しており、破線は予約時の情報、実線は現金
取引時の情報を表わしている。即ち、現金の取引者によ
り取引内容の予約が予約入力装置10へなされると、この
予約内容(101)は、予約入力装置10から情報制御部16
へこの入力情報が記憶されるとともに、既情報をホスト
コンピユータ17へ送信する。ホストコンピユータ17で
は、この情報を基にして、取引に必要な情報(102)を
情報制御16へ送信する。情報制御部16では、この入力さ
れた情報を記憶する。
一方、前記の予約者が現金取引装置1へ、現金の取引
を行うために、取引用のカードを入力した場合には、既
カードに記憶されている情報を読み取つた後、この取引
者が予約を行つた際にホストコンピユータ17かろ入手し
ている取引に必要な情報を前記情報制御部16から入手す
る。現金自動取引装置では、この情報を基に装置を動作
させて現金の取引を行う。情報制御部16に演算手段を備
えている場合には、この後、現金の取引が終了すれば、
取引後の預金残高等の演算を行い、通帳,明細票等への
取引内容の記載を行うとともに取引の終了結果をホスト
コンピユータ17へ送信する。
を行うために、取引用のカードを入力した場合には、既
カードに記憶されている情報を読み取つた後、この取引
者が予約を行つた際にホストコンピユータ17かろ入手し
ている取引に必要な情報を前記情報制御部16から入手す
る。現金自動取引装置では、この情報を基に装置を動作
させて現金の取引を行う。情報制御部16に演算手段を備
えている場合には、この後、現金の取引が終了すれば、
取引後の預金残高等の演算を行い、通帳,明細票等への
取引内容の記載を行うとともに取引の終了結果をホスト
コンピユータ17へ送信する。
次に、予約者が予約装置10により行う各取引内容の詳
細を第5図〜第8図により説明する。
細を第5図〜第8図により説明する。
まず、第5図によつて、予約者が支払いを行うための
予約を行う支払い予約の取引の場合について説明する。
予約者は予約装置10に取引カードに記録されている情報
(201)を読み取らせた後暗証番(202),支払希望金額
(203)を入力する。この内容は、予約装置10からホス
トコンピユータ17へ送られる。ホストコンピユータ17で
は、この入力情報を基に、予約者の預金残高を照合する
とともに、該預金残高情報(204)支払いの可否情報(2
06)等の情報を情報制御部16へ送信する。一方、予約者
が現金自動取引装置1での現金取引を行うために、取引
カード上の情報(201)および暗証番号(202)を現金自
動取引装置1に読み取らせると、該情報は現金自動取引
装置1を介して情報制御部16へ送信される。ここで、こ
の情報制御部16は、該情報のなかに含まれている口座番
号,暗証番号等を基に、この予約者の取引に関する情報
である預金残高情報(204)や支払いの可否(206)、取
引後の通帳への記帳場所情報(207)、過去の取引のう
ちの通帳への未記帳情報(208)を現金自動取引装置1
へ送信する。現金自動取引装置1では、これらの情報に
従つて、現金の払い出しを行うとともに、取引結果後の
残高情報(205)を計算し、この取引結果を通帳や明細
票などに記載し予約者へ放出し、取引内容をホストコン
ピユータ17へ送信する。
予約を行う支払い予約の取引の場合について説明する。
予約者は予約装置10に取引カードに記録されている情報
(201)を読み取らせた後暗証番(202),支払希望金額
(203)を入力する。この内容は、予約装置10からホス
トコンピユータ17へ送られる。ホストコンピユータ17で
は、この入力情報を基に、予約者の預金残高を照合する
とともに、該預金残高情報(204)支払いの可否情報(2
06)等の情報を情報制御部16へ送信する。一方、予約者
が現金自動取引装置1での現金取引を行うために、取引
カード上の情報(201)および暗証番号(202)を現金自
動取引装置1に読み取らせると、該情報は現金自動取引
装置1を介して情報制御部16へ送信される。ここで、こ
の情報制御部16は、該情報のなかに含まれている口座番
号,暗証番号等を基に、この予約者の取引に関する情報
である預金残高情報(204)や支払いの可否(206)、取
引後の通帳への記帳場所情報(207)、過去の取引のう
ちの通帳への未記帳情報(208)を現金自動取引装置1
へ送信する。現金自動取引装置1では、これらの情報に
従つて、現金の払い出しを行うとともに、取引結果後の
残高情報(205)を計算し、この取引結果を通帳や明細
票などに記載し予約者へ放出し、取引内容をホストコン
ピユータ17へ送信する。
これにより、従来行つていた現金自動取引装置1への
取引カードの入力や暗証番号の入力後のホストコンピユ
ータ17との情報の交換を行うことが不要となるので、予
約者が現金自動取引装置1にアプローチしている時間を
少なく出来る。それゆえ、現金自動取引装置1の利用時
間を短かく出来、該装置の利用効率の向上を図ることが
出来る。
取引カードの入力や暗証番号の入力後のホストコンピユ
ータ17との情報の交換を行うことが不要となるので、予
約者が現金自動取引装置1にアプローチしている時間を
少なく出来る。それゆえ、現金自動取引装置1の利用時
間を短かく出来、該装置の利用効率の向上を図ることが
出来る。
次に、第6図によつて予約者による現金の預入れ予約
を行う預入れ予約の取引の場合にいて説明する。予約者
は、予約入力装置10へ取引カードを挿入し取引カードに
記録された情報(201)を読み取らせると同時に暗証番
号(202)および取引モードが入金であるという情報(2
10)を入力する。これらの情報は、その後、情報制御部
16を経てホストコンピユータ17へ送信される。ホストコ
ンピユータ17では、これらの情報を基に、予約者の預金
残高情報(204)および通帳への記帳が終了していない
過去の取引情報(208)、通帳上の記帳すべき位置に関
する情報(207)を情報制御部16へ送信する。一方、予
約者は現金自動取引装置1に対し、取引カード上の記録
情報(201)および暗証番号(202)を入力する。これら
の情報は現金取引装置1から情報制御部16へ送信され
る。情報制御部16ではこれらの情報に符合する取引情報
を検索し、ホストコンピユータ17から送信された情報を
現金自動取引装置1へ送信する。現金自動取引装置1で
は、これらの情報に基づいて装置を動作させ、現金の預
入動作を行う。また、同時に現金自動取引装置1は、予
約者から受け取つた通帳に取引内容や取引後の残高の計
算結果を所定の情報を記録した後、予約者へ渡す。ま
た、同時に取引結果の情報をホストコンピユータ17へ送
信する。なお、通帳への書き込み時には、前述の情報制
御部16から入手した情報に基づいた通帳の記録すべき場
所に関する情報(207)に今行つた取引内容や過去の取
引内容を記録する。
を行う預入れ予約の取引の場合にいて説明する。予約者
は、予約入力装置10へ取引カードを挿入し取引カードに
記録された情報(201)を読み取らせると同時に暗証番
号(202)および取引モードが入金であるという情報(2
10)を入力する。これらの情報は、その後、情報制御部
16を経てホストコンピユータ17へ送信される。ホストコ
ンピユータ17では、これらの情報を基に、予約者の預金
残高情報(204)および通帳への記帳が終了していない
過去の取引情報(208)、通帳上の記帳すべき位置に関
する情報(207)を情報制御部16へ送信する。一方、予
約者は現金自動取引装置1に対し、取引カード上の記録
情報(201)および暗証番号(202)を入力する。これら
の情報は現金取引装置1から情報制御部16へ送信され
る。情報制御部16ではこれらの情報に符合する取引情報
を検索し、ホストコンピユータ17から送信された情報を
現金自動取引装置1へ送信する。現金自動取引装置1で
は、これらの情報に基づいて装置を動作させ、現金の預
入動作を行う。また、同時に現金自動取引装置1は、予
約者から受け取つた通帳に取引内容や取引後の残高の計
算結果を所定の情報を記録した後、予約者へ渡す。ま
た、同時に取引結果の情報をホストコンピユータ17へ送
信する。なお、通帳への書き込み時には、前述の情報制
御部16から入手した情報に基づいた通帳の記録すべき場
所に関する情報(207)に今行つた取引内容や過去の取
引内容を記録する。
次に、第7図によつて、予約者による振込み予約を行
う振込み予約の取引の場合について説明する。予約者は
振込み内容に関する情報(211)を予約入力装置10へ入
力する。即ち、取引カード上に記録された情報(20
1),暗証番号(202)および振込金額と振込先等の情報
(211)を入力すると、これらの情報は予約入力装置10
から情報制御部16およびホストコンピユータ17へ送信さ
れる。ホストコンピユータ17では、これらの情報を基に
して予約者の預金残高情報(204)等を情報制御部16へ
送信する。一方、予約者が現金取引装置1を用いて振込
みを行うために、取引カードを現金取引装置1へ挿入
し、暗証番号(201)を入力すると、これらの情報は情
報制御部16へ送信される。情報制御部16では、これらの
情報を基に予約者の振込みに関する前述のホストコンピ
ユータ17から送られた情報を検索する。そして、これら
の情報を現金自動取引装置1へ送信する。現金自動取引
装置1では、これらの情報を基に振込みの動作を行う。
即ち、振込みに対する領収書を予約者へ放出、ホストコ
ンピユータ17への振込み処理完了の報告あるいは通帳へ
の取引内容の記載を行う。この通帳への記載内容は、振
込金額,本人の口座の預金残高等でありこれらの情報も
予めホストコンピユータ17から入手していたものであ
る。
う振込み予約の取引の場合について説明する。予約者は
振込み内容に関する情報(211)を予約入力装置10へ入
力する。即ち、取引カード上に記録された情報(20
1),暗証番号(202)および振込金額と振込先等の情報
(211)を入力すると、これらの情報は予約入力装置10
から情報制御部16およびホストコンピユータ17へ送信さ
れる。ホストコンピユータ17では、これらの情報を基に
して予約者の預金残高情報(204)等を情報制御部16へ
送信する。一方、予約者が現金取引装置1を用いて振込
みを行うために、取引カードを現金取引装置1へ挿入
し、暗証番号(201)を入力すると、これらの情報は情
報制御部16へ送信される。情報制御部16では、これらの
情報を基に予約者の振込みに関する前述のホストコンピ
ユータ17から送られた情報を検索する。そして、これら
の情報を現金自動取引装置1へ送信する。現金自動取引
装置1では、これらの情報を基に振込みの動作を行う。
即ち、振込みに対する領収書を予約者へ放出、ホストコ
ンピユータ17への振込み処理完了の報告あるいは通帳へ
の取引内容の記載を行う。この通帳への記載内容は、振
込金額,本人の口座の預金残高等でありこれらの情報も
予めホストコンピユータ17から入手していたものであ
る。
次に、第8図によつて、予約者によつて通帳への記帳
の予約を行う記帳予約の取引の場合について説明する。
予約者は予約入力装置10へ通帳を挿入して、通帳の磁気
ストライブ情報(213)を入力し、また通帳への記帳を
予約するための通帳記帳コマンド(212)の入力を行
う。予約入力装置10では、これらの情報を情報制御部16
およびホストコンピユータ17へ送信する。ホストコンピ
ユータ17では、これらの入力情報を基に予約者の取引デ
ータを検索し、通帳に未記帳の過去の取引データ情報
(208)および通帳への記帳場所情報(207)に関する情
報を情報制御部16へ送信する。一方、予約者は現金自動
取引装置1へ通帳記帳を行うための入力を行い通帳を装
填する。現金自動取引装置1では、通帳の磁気ストライ
プ上に記録されている情報(213)を読みとり、この情
報を基に予約者に関するホストコンピユータ17からの情
報を照合し、通帳の記帳場所情報(207)および記帳す
べきデータを現金自動取引装置1へ送信する。現金自動
取引装置1では、これらの情報を基に予約者の通帳に記
帳を行うとともに、その結果をホストコンピユータ1へ
送信する。
の予約を行う記帳予約の取引の場合について説明する。
予約者は予約入力装置10へ通帳を挿入して、通帳の磁気
ストライブ情報(213)を入力し、また通帳への記帳を
予約するための通帳記帳コマンド(212)の入力を行
う。予約入力装置10では、これらの情報を情報制御部16
およびホストコンピユータ17へ送信する。ホストコンピ
ユータ17では、これらの入力情報を基に予約者の取引デ
ータを検索し、通帳に未記帳の過去の取引データ情報
(208)および通帳への記帳場所情報(207)に関する情
報を情報制御部16へ送信する。一方、予約者は現金自動
取引装置1へ通帳記帳を行うための入力を行い通帳を装
填する。現金自動取引装置1では、通帳の磁気ストライ
プ上に記録されている情報(213)を読みとり、この情
報を基に予約者に関するホストコンピユータ17からの情
報を照合し、通帳の記帳場所情報(207)および記帳す
べきデータを現金自動取引装置1へ送信する。現金自動
取引装置1では、これらの情報を基に予約者の通帳に記
帳を行うとともに、その結果をホストコンピユータ1へ
送信する。
以上の構成と動作により、以下のことが出来る。即
ち、現金の取引内容を予め予約することにより取引に必
要な情報をホストコンピユータ17から入手しておくこと
が出来るので、現金取引装置1にて現金の取引を行う時
の情報の処理時間が省略出来る。従つて、現金自動取引
装置1を取引者が専有する時間が短縮出来ることによ
り、取引に要する時間が少なくなる。
ち、現金の取引内容を予め予約することにより取引に必
要な情報をホストコンピユータ17から入手しておくこと
が出来るので、現金取引装置1にて現金の取引を行う時
の情報の処理時間が省略出来る。従つて、現金自動取引
装置1を取引者が専有する時間が短縮出来ることによ
り、取引に要する時間が少なくなる。
また、本発明の他の実施例として、上述の実施例のう
ちの情報制御部16の代わりに予約時に予約装置へ入力す
る取引用カードを用いて、ホストコンピユータ17からの
情報を該取引用カードに入力させ、現金取引時に現金自
動取引装置1によつて該取引用カードに記憶された取引
に必要な情報を読み取ることによつて現金自動取引装置
1を稼動させる方法によつても上述の実施例と同様の効
果が得られることは言うまでもない。
ちの情報制御部16の代わりに予約時に予約装置へ入力す
る取引用カードを用いて、ホストコンピユータ17からの
情報を該取引用カードに入力させ、現金取引時に現金自
動取引装置1によつて該取引用カードに記憶された取引
に必要な情報を読み取ることによつて現金自動取引装置
1を稼動させる方法によつても上述の実施例と同様の効
果が得られることは言うまでもない。
また、上記の実施例では予約者による取引後の預金残
高の計算を現金自動取引装置1内で行つているが、これ
に代わり情報制御部16に演算手段を備え、預金残高等の
演算を情報制御部16で行うこともできる。このようにし
ても同様の効果が得られることは明らかである。
高の計算を現金自動取引装置1内で行つているが、これ
に代わり情報制御部16に演算手段を備え、預金残高等の
演算を情報制御部16で行うこともできる。このようにし
ても同様の効果が得られることは明らかである。
以上の説明では、予約装置を3台備えた例について説
明したが、本発明は、これに限るものではなく、予約装
置は、少なくとも1台備えられていればよい。
明したが、本発明は、これに限るものではなく、予約装
置は、少なくとも1台備えられていればよい。
また、前述の実施例では、情報制御部は現金自動取引
装置の外部に設けられているが、これを内部に設けても
よい。このようにすると、構成をよりコンパクトにする
ことができる。
装置の外部に設けられているが、これを内部に設けても
よい。このようにすると、構成をよりコンパクトにする
ことができる。
更に、情報制御部あるいは、これと同等の機能を有す
る回路部を各予約装置内に配設してもよいことはいうま
でもない。
る回路部を各予約装置内に配設してもよいことはいうま
でもない。
また、前述の実施例では、1台の情報制御部は1台の
現金自動取引装置への情報を取扱つているが複数台の現
金自動取引装置への情報を取扱つてもよい。このように
すると、より効果的な予約システムを行うことができ
る。
現金自動取引装置への情報を取扱つているが複数台の現
金自動取引装置への情報を取扱つてもよい。このように
すると、より効果的な予約システムを行うことができ
る。
第9図は、予約により現金取引を行う場合に同一口
座,名義人による取引が同時に行われないようにするた
めの一実施例について示したものである。即ち、第1図
において取引の予約入力が行われた結果、同一口座,同
一名義人による取引が予約されたことがホストコンピユ
ータ17において判明した場合には、選択手段18によりこ
の情報を現金自動取引装置1を介して取引者へ知らせ
て、どちらかの取引を優先するように取引者に選択させ
る。
座,名義人による取引が同時に行われないようにするた
めの一実施例について示したものである。即ち、第1図
において取引の予約入力が行われた結果、同一口座,同
一名義人による取引が予約されたことがホストコンピユ
ータ17において判明した場合には、選択手段18によりこ
の情報を現金自動取引装置1を介して取引者へ知らせ
て、どちらかの取引を優先するように取引者に選択させ
る。
これにより、取引者が意図的に預金残高以上の現金を
引き出すのを防止することが出来る。
引き出すのを防止することが出来る。
また、第10図は第9図に示した実施例と同様の効果を
得るための他の例について示したものである。即ち、前
述の第1図から第8図に示した実施例において、取引の
予約を行つた場合に、該予約を行つた後に一定時間(例
えば20分)経過後には該予約を自動的にキヤンセルする
プログラムを有する予約解除部15を備え、一定時間経過
後はホストコンピユータ17から予約を解除した旨を情報
制御部16へ送信するものである。また、破線で示すよう
に、前述の取引の予約がされている時に新たに現金の引
き出しの要求があつた場合には、当該口座に対する現金
取引を禁止するプログラムを備えている。また、前述の
取引の予約を解除すれば、新しい取引きが行える予約の
解除プログラムも併せて備えさせている。
得るための他の例について示したものである。即ち、前
述の第1図から第8図に示した実施例において、取引の
予約を行つた場合に、該予約を行つた後に一定時間(例
えば20分)経過後には該予約を自動的にキヤンセルする
プログラムを有する予約解除部15を備え、一定時間経過
後はホストコンピユータ17から予約を解除した旨を情報
制御部16へ送信するものである。また、破線で示すよう
に、前述の取引の予約がされている時に新たに現金の引
き出しの要求があつた場合には、当該口座に対する現金
取引を禁止するプログラムを備えている。また、前述の
取引の予約を解除すれば、新しい取引きが行える予約の
解除プログラムも併せて備えさせている。
以上の構成と動作によつて、同一人が予約システムを
利用して預金残高以上の現金を引き出すのを防止するこ
とが可能となる。
利用して預金残高以上の現金を引き出すのを防止するこ
とが可能となる。
以上説明した各実施例において、入力装置10は各銀行
等、現金自動取引装置設置場所に配設されていてもよい
が、持ち運び自在としてもよい。
等、現金自動取引装置設置場所に配設されていてもよい
が、持ち運び自在としてもよい。
このようにすると、例えば行員が入力装置顧客の元に
持ち運び、そこから電話回線等を利用して予約すること
もできる。
持ち運び、そこから電話回線等を利用して予約すること
もできる。
本発明によれば、現金取引に要する処理時間の短縦が
出来る。
出来る。
第1図は本発明の一実施例の全体構成図、第2図は第1
図における現金自動取引装置の一例の概略構成図、第3
図は第2図における紙幣取扱い機構の一例を説明する概
略構成図、第4図は第1図に示したシステムの動作内容
の一例を説明する図、第5図〜第8図は予約者が予約装
置により行う各取引内容の詳細を説明する図で、第5図
は支払い予約取引を説明する図、第6図は預入れ予約取
引を説明する図、第7図は振込予約取引を説明する図、
第8図は記帳予約取引を説明する図、第9図及び第10図
は本発明の他の実施例における予約取引の動作内容を説
明す刷図である。 1……現金自動取引装置、10……予約入力装置、 16……情報制御部、17……ホストコンピユータ。
図における現金自動取引装置の一例の概略構成図、第3
図は第2図における紙幣取扱い機構の一例を説明する概
略構成図、第4図は第1図に示したシステムの動作内容
の一例を説明する図、第5図〜第8図は予約者が予約装
置により行う各取引内容の詳細を説明する図で、第5図
は支払い予約取引を説明する図、第6図は預入れ予約取
引を説明する図、第7図は振込予約取引を説明する図、
第8図は記帳予約取引を説明する図、第9図及び第10図
は本発明の他の実施例における予約取引の動作内容を説
明す刷図である。 1……現金自動取引装置、10……予約入力装置、 16……情報制御部、17……ホストコンピユータ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−298683(JP,A) 特開 昭62−182892(JP,A) 特開 昭63−211094(JP,A) 特開 昭63−253497(JP,A) 特開 昭61−88392(JP,A) 特開 昭63−245767(JP,A) 特開 昭60−245081(JP,A) 特開 昭62−168293(JP,A) 特開 昭62−180467(JP,A) 特開 昭63−67673(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】現金取引を行なう現金自動取引装置と、こ
の取引の予約を行なう予約装置と、取引情報を管理する
ホストコンピュータとを備えた現金自動取引システムで
あって、 前記ホストコンピュータは、前記予約装置に入力された
予約内容に基づき、前記予約内容に関する取引情報と予
約者の過去の取引情報であって通帳へ記帳が終了してい
ない取引情報を送信し、前記現金自動取引装置は、予約
者を認識すると、前記ホストコンピュータから送信され
た前記予約内容に関する取引情報に基づき取引動作を行
ない、予約者より受取った通帳にその取引結果と前記通
帳へ記帳が終了していない取引情報を記録することを特
徴とする現金自動取引システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28427790A JP2960525B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 現金自動取引システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28427790A JP2960525B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 現金自動取引システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04160472A JPH04160472A (ja) | 1992-06-03 |
JP2960525B2 true JP2960525B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=17676451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28427790A Expired - Fee Related JP2960525B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 現金自動取引システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2960525B2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-24 JP JP28427790A patent/JP2960525B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04160472A (ja) | 1992-06-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |