JP2001292041A - オペアンプおよびそのオフセットキャンセル回路 - Google Patents

オペアンプおよびそのオフセットキャンセル回路

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JP2001292041A
JP2001292041A JP2000105980A JP2000105980A JP2001292041A JP 2001292041 A JP2001292041 A JP 2001292041A JP 2000105980 A JP2000105980 A JP 2000105980A JP 2000105980 A JP2000105980 A JP 2000105980A JP 2001292041 A JP2001292041 A JP 2001292041A
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gate
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Masatoshi Kokubu
政利 國分
Shinya Uto
真也 鵜戸
Seiji Yamagata
誠司 山縣
Chikara Tsuchiya
主税 土屋
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Fujitsu Ltd
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    • H03FAMPLIFIERS
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    • HELECTRICITY
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    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/45Differential amplifiers
    • H03F3/45071Differential amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/45479Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection
    • H03F3/45632Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection in differential amplifiers with FET transistors as the active amplifying circuit
    • H03F3/45744Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection in differential amplifiers with FET transistors as the active amplifying circuit by offset reduction
    • H03F3/45748Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection in differential amplifiers with FET transistors as the active amplifying circuit by offset reduction by using a feedback circuit
    • H03F3/45753Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection in differential amplifiers with FET transistors as the active amplifying circuit by offset reduction by using a feedback circuit using switching means, e.g. sample and hold

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペアンプのゲート面積を大きくすることな
くオペアンプのオフセットを抑制できるようにする。 【解決手段】 オペアンプ部1により増幅されるオフセ
ットを含んだ電圧を蓄積し、蓄積された電圧に基づいて
上記オペアンプ部1の電圧値をフィードバック制御する
容量素子C1と、上記容量素子C1への電圧の蓄積およ
び上記容量素子C1に蓄積された電圧値に基づくフィー
ドバック制御の動作を切り替えるためのスイッチング素
子SW1〜SW3とを備え、この容量素子C1とスイッ
チング素子SW1〜SW3とを用いてオペアンプ部1の
オフセットをキャンセルするようにすることにより、オ
ペアンプ部1のトランジスタM1〜M4のゲート面積を
大きくすることなくオペアンプ部1のオフセットを高精
度にキャンセルすることができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオペアンプおよびそ
のオフセットキャンセル回路に関し、特に、同一チップ
内に複数のオペアンプ出力を有する液晶表示装置(LC
D)のソースドライバICに用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置(LCD)が備える液晶パ
ネルは、1画素が赤、青、緑の3色で構成され、各色が
例えば64階調で表される。この場合、1画素あたり6
4×64×64≒26万色の表示が可能となる。LCD
ソースドライバは、64階調の階調電圧を3色分生成
し、これらの階調電圧をコモン電極に対して正極性と負
極性の2系統生成する。
【0003】図17は、従来のオペアンプの構成を示す
回路図である。図17に示すオペアンプは、一対のpチ
ャネルトランジスタM1,M2から成るカレントミラー
部と、このカレントミラー部に接続された一対のnチャ
ネルトランジスタM3,M4から成る差動入力部と、定
電流回路として動作する2つのnチャネルトランジスタ
M9,M10と、出力段のスイッチング用として動作す
るpチャネルトランジスタM7とを備えている。
【0004】上記カレントミラー部を構成する2つのp
チャネルトランジスタM1,M2のソースが電源VDD
に接続され、ドレインが差動入力部に接続されている。
当該差動入力部を構成する2つのnチャネルトランジス
タM3,M4のうち、nチャネルトランジスタM3のゲ
ートは出力端子OUTに接続され、nチャネルトランジ
スタM4のゲートは入力端子INに接続される。
【0005】上記差動入力部には、定電流回路として動
作するnチャネルトランジスタM9が接続されている。
このnチャネルトランジスタM9のゲートはバイアス電
圧源に接続され、ソースはグランドGNDに接続されて
いる。もう1つの定電流回路として動作するnチャネル
トランジスタM10も同様に、そのゲートがバイアス電
圧源に接続され、ソースがグランドGNDに接続されて
いる。このnチャネルトランジスタM10のドレイン
は、出力段のpチャネルトランジスタM7のドレインと
共に出力端子OUTに接続されている。
【0006】上述したLCDソースドライバICの場
合、図17のように構成されたオペアンプが複数個並べ
て配置されるが、オペアンプは、製造バラツキ等に起因
したオフセットを有しており、そのオフセット量は個々
のオペアンプ毎に異なる。そのため、例えば本来は同じ
電圧値を出力しなければいけない複数の隣接するオペア
ンプ間で、それぞれのオペアンプが持つオフセットによ
って出力電圧値に差が生じてしまうことがある。そし
て、この出力偏差が大きくなると、LCDの表示上、色
むらが発生してしまう。したがって、このような色むら
の発生を防止するために、個々のオペアンプが持つオフ
セットを抑制する工夫が必要になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、オペアンプのオ
フセットを抑制する手法として、オペアンプを構成する
トランジスタのゲート面積、特に、カレントミラー部の
pチャネルトランジスタM1,M2と差動入力部のnチ
ャネルトランジスタM3,M4のゲート面積を大きくす
ることで、製造バラツキの見え方を小さくし、オペアン
プのオフセットを抑えるようにしていた。
【0008】しかしながら、オペアンプのオフセット量
(ΔVgs)とトランジスタのゲート面積(S)との間に
は、ΔVgs∝1/√Sの関係があり、例えばオフセット
量を半分に減らしたい場合は、トランジスタのゲート面
積を4倍にも大きくしなければならない。そのため、こ
のような従来の方法で最近のLCDの高精細化(1階調
当りの電圧範囲が数mV)を実現しようとすると、オペ
アンプのゲート面積が非常に大きくなってチップ面積が
大きくなり、結果としてコストアップを招いてしまうと
いう問題があった。
【0009】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、オペアンプのゲート面積を大き
くすることなくオペアンプのオフセットを抑制できるよ
うにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるオペアンプ
のオフセットキャンセル回路は、オペアンプ部により増
幅されるオフセットを含んだ電圧を蓄積し、蓄積された
電圧に基づいて上記オペアンプ部の電圧値をフィードバ
ック制御する容量素子と、上記容量素子への電圧の蓄積
および上記容量素子に蓄積された電圧値に基づくフィー
ドバック制御の動作を切り替えるためのスイッチング素
子とを備えたことを特徴とする。
【0011】本発明は上記技術手段より成るので、入力
端子に電圧が入力されたときに、各スイッチング素子が
適当に切り替わることにより、容量素子にオフセットを
含んだ電圧が蓄積される。その後、各スイッチング素子
が適用に切り替わることにより、容量素子に蓄えられた
電圧に基づきオペアンプ部のゲート電圧が同一値になる
ようにフィードバックがかけられることにより、オペア
ンプ部のオフセットがキャンセルされることとなる。こ
れにより、オペアンプ部のトランジスタのゲート面積を
大きくすることなくオペアンプ部のオフセットをキャン
セルすることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0013】(第1の実施形態)図1は、第1の実施形
態によるオペアンプおよびそのオフセットキャンセル回
路の構成を示す回路図である。図1において、オペアン
プ部1は、図17に示した従来のオペアンプと同様の構
成を有するものであり、一対のpチャネルトランジスタ
M1,M2から成るカレントミラー部2や、一対のnチ
ャネルトランジスタM3,M4から成る第1の差動入力
部3などを備えている。
【0014】本実施形態では、このオペアンプ部1に対
し、上記カレントミラー部2に接続された一対のnチャ
ネルトランジスタM5,M6から成る第2の差動入力部
4と、この第2の差動入力部4に接続されて定電流回路
として動作するnチャネルトランジスタM8と、コンデ
ンサC1等の容量素子と、3つのスイッチング素子SW
1〜SW3とを更に追加している。
【0015】上記第2の差動入力部4を構成するnチャ
ネルトランジスタM5,M6の各ドレインは、オペアン
プ部1内のカレントミラー部2を構成するpチャネルト
ランジスタM1,M2の各ドレインにそれぞれ接続され
ている。また、nチャネルトランジスタM6のゲート
(第2の差動入力部4の+側入力ゲート)は入力端子I
Nに接続され、nチャネルトランジスタM5のゲート
(第2の差動入力部4の−側入力ゲート)は第3のスイ
ッチSW3を介して出力端子OUTに接続されている。
【0016】上記第2の差動入力部4のソース側に接続
されたnチャネルトランジスタM8のゲートはバイアス
電圧源に接続され、ソースはグランドGNDに接続され
ている。また、コンデンサC1は、第2の差動入力部4
を構成するnチャネルトランジスタM5のゲートとグラ
ンドGNDとの間に接続されている。
【0017】第1のスイッチSW1は、オペアンプ部1
内の第1の差動入力部3を構成するnチャネルトランジ
スタM3のゲート(第1の差動入力部3の−側入力ゲー
ト)と、当該第1の差動入力部3を構成するnチャネル
トランジスタM4のゲート(第1の差動入力部3の+側
入力ゲート)に接続された入力端子INとの間に接続さ
れている。また、第2のスイッチSW2は、オペアンプ
部1内の第1の差動入力部3を構成するnチャネルトラ
ンジスタM3のゲートと出力端子OUTとの間に接続さ
れている。また、第3のスイッチSW3は、第2の差動
入力部4を構成するnチャネルトランジスタM5のゲー
トと出力端子OUTとの間に接続されている。
【0018】これらの第1〜第3のスイッチSW1〜S
W3は、例えば、pチャネルMOSトランジスタおよび
nチャネルMOSトランジスタを抱き合わせた転送ゲー
トにより構成される。または、pチャネルMOSトラン
ジスタのみまたはnチャネルMOSトランジスタのみの
転送ゲートにより構成しても良い。なお、以降の各実施
形態で説明するスイッチング素子も、これと同様に構成
される。
【0019】次に、上記のように構成したオフセットキ
ャンセル回路の動作について説明する。図2は、本実施
形態によるオフセットキャンセル回路の動作を説明する
ためのタイミングチャートである。図2に示すように、
第1および第3のスイッチSW1,SW3は同相で動作
し、第2のスイッチSW2はこれと逆相で動作する。
【0020】入力端子INに電圧が入力されると、まず
第1および第3のスイッチSW1,SW3がONとな
り、第2のスイッチSW2がOFFとなる。これによ
り、第1の差動入力部3を構成する2つのnチャネルト
ランジスタM3,M4には同じ電圧が与えられる。ま
た、第2の差動入力部4を構成するnチャネルトランジ
スタM6のゲートには入力端子INの電圧が与えられ、
nチャネルトランジスタM5のゲートには出力端子OU
Tの電圧が与えられる。
【0021】これにより、第1の差動入力部3は動作せ
ず、第2の差動入力部4が差動アンプとして動作するこ
とになる。このとき、図2のように、出力端子OUTの
電圧は、入力端子INの電圧に追従して時間と共に増幅
されていき、オフセットを含んだ電圧値まで上昇する。
なお、この図2の例では、nチャネルトランジスタM
5,M6のトランジスタ自体のオフセット電圧がM5<
M6となっており、このオペアンプは基準の設定電圧値
よりも大きな方向へのオフセットを有している。
【0022】このように第2の差動入力部4が動作して
いる間、コンデンサC1は、オフセット分まで含む電圧
値によって充電される。このとき、理想的には、カレン
トミラー部2を構成するpチャネルトランジスタM1,
M2のドレイン電圧V1,V2がV1=V2となるのだ
が、オペアンプの製造バラツキ等によって各トランジス
タM1,M2,M3,M4のトランジスタ自体のオフセ
ット電圧の比(M1:M2,M3:M4)がずれて、V
1≠V2の状態で回路は安定する。この異なった電圧V
1,V2の値および入力端子IN、出力端子OUTの電
圧値でnチャネルトランジスタM5,M6に流れる電流
が決定される。ここまでの期間を、以下では「チャージ
期間」と呼ぶことにする。
【0023】次に、回路が安定してチャージ期間が終了
した後、第1および第3のスイッチSW1,SW3をO
FFに切り替えるとともに、第2のスイッチSW2をO
Nに切り替える。これにより、今度は第1の差動入力部
3が差動アンプとして動作し、第2の差動入力部4のn
チャネルトランジスタM5,M6は定電流回路として動
作することになる。
【0024】このとき、第3のスイッチSW3がOFF
となっているので、コンデンサC1に蓄えられた電圧は
放電されずに保持されたままの状態となる。よって、コ
ンデンサC1に蓄えられた電圧でnチャネルトランジス
タM5のゲート電圧が保持されるため、nチャネルトラ
ンジスタM5,M6の定電流回路によってnチャネルト
ランジスタM3,M4のゲート電圧が同一値になるよう
にフィードバックがかかり、図2のようにオフセットが
キャンセルされて設定電圧値に収束する。以下では、こ
の期間を「キャンセル期間」と呼ぶ。
【0025】なお、キャンセル期間が終了して次に第1
および第3のスイッチSW1,SW3がON、第2のス
イッチSW2がOFFに再び切り替えられると、そのと
きの入力端子IN、出力端子OUTの電圧値に応じてコ
ンデンサC1に再び電圧が蓄積される。このとき、前回
蓄積した電圧値よりも大きな電圧を蓄積する場合にはコ
ンデンサC1で充電が行われ、前回蓄積した電圧値より
も小さな電圧を蓄積する場合にはコンデンサC1で放電
が行われる。
【0026】以上説明したように、第1の実施形態で
は、第2の差動入力部4と、コンデンサC1と、スイッ
チSW1〜SW3とをオペアンプ部1に対して追加して
いる。そして、チャージ期間において第2の差動入力部
4を動作させてオフセットの分まで含んだ電圧値をコン
デンサC1に蓄積し、一旦回路を安定させた後にキャン
セル期間に移ってオペアンプ部1内の第1の差動入力部
3を動作させ、チャージ期間中にコンデンサC1に蓄え
た電圧でフィードバックをかけることにより、オペアン
プのオフセットをキャンセルするようにしている。
【0027】これにより、トランジスタのゲート面積を
大きくすることなくオペアンプのオフセットをキャンセ
ルすることができ、精度の良い出力電圧値を得ることが
できる。すなわち、本実施形態によれば、同じゲート面
積でオフセットを1/5〜1/10程度に小さくするこ
とができる。
【0028】図3は、上記図1中に点線部分で示したn
チャネルトランジスタM5、コンデンサC1および第3
のスイッチSW3の他の接続例を示す図である。図1で
は、コンデンサC1は、nチャネルトランジスタM5の
ゲートとグランドGNDとの間に接続されていた。これ
に対して、図3(a)のように、nチャネルトランジス
タM5のゲートと電源VDDとの間にコンデンサC1を
接続しても良い。
【0029】上述のチャージ期間においてグランドGN
Dにノイズが生じると、そのグランドノイズまで含んだ
状態で電圧値がコンデンサC1に蓄積されてしまう。こ
の場合には、コンデンサC1に蓄積された電圧値そのも
のが正確でなくなってしまうため、キャンセル期間にコ
ンデンサC1に蓄えられた電圧でフィードバックをかけ
ても、オペアンプのオフセットは正確にキャンセルする
ことができなくなってしまう。しかし、図3(a)のよ
うにコンデンサC1を電源VDDの側に接続しておけ
ば、グランドノイズの影響を受けることなく、オペアン
プのオフセットを正確にキャンセルすることができる。
【0030】また、図3(b)に示すように、nチャネ
ルトランジスタM5のゲートとグランドGNDとの間、
および電源VDDとの間の双方にコンデンサC1,C
1′を接続するようにしても良い。このように構成した
場合には、チャージ期間においてグランドGNDあるい
は電源VDDの何れかの側でノイズが生じたとしても、
そのノイズの影響を抑制して、オペアンプのオフセット
を正確にキャンセルすることができる。
【0031】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。図4は、第2の実施形態に
よるオペアンプおよびそのオフセットキャンセル回路の
構成を示す回路図である。なお、この図4において、図
1に示した符号と同一の符号を付したものは、同一の機
能を有するものであるので、これについての詳細な説明
は省略する。
【0032】図4に示す第2の実施形態では、図1に示
した回路に対して、ドレインおよびゲートを同一ノード
に接続したnチャネルトランジスタM11,M12を更
に追加している。nチャネルトランジスタM11のドレ
インとゲートはnチャネルトランジスタM5のソースに
接続され、nチャネルトランジスタM12のドレインと
ゲートはnチャネルトランジスタM6のソースに接続さ
れている。また、nチャネルトランジスタM11,M1
2のソースはnチャネルトランジスタM8のドレインに
共通に接続されている。
【0033】オフセットをキャンセルするための動作原
理は、上述した第1の実施形態と同様である。本実施形
態において新たに追加したnチャネルトランジスタM1
1,M12は、LCDソースドライバ特有のドット反転
動作に起因してnチャネルトランジスタM5,M6に電
流が逆流するのを防止し、これによってオペアンプの動
作スピードを上げるためのものである。
【0034】まず、LCDソースドライバ特有のドット
反転動作を説明する。液晶表示装置が備える液晶パネル
は、液晶の寿命を長持ちさせる目的で、隣り合うドット
毎および隣り合うライン毎に、コモン電極に対して正極
性と負極性の階調電圧を書き込んでいる。
【0035】このドット反転動作をさせるためにLCD
ソースドライバでは、図5に示すように、正極性用のオ
ペアンプ(H側オペアンプ)11と負極性用のオペアン
プ(L側オペアンプ)12とが交互に並べられる。H側
オペアンプ11は正極性のアナログ階調電圧を増幅して
出力する。また、L側オペアンプ12は負極性のアナロ
グ階調電圧を増幅して出力する。
【0036】これら複数のH側オペアンプ11およびL
側オペアンプ12の出力段には、192個の出力切替部
13が備えられている。出力切替部13は、H側オペア
ンプ11から出力される正極性アナログ階調電圧と、L
側オペアンプ12から出力される負極性アナログ階調電
圧とをストレートまたはクロスに切り替えて液晶パネル
14に出力する。
【0037】この出力切替部13による切替動作によっ
て、ある極性の階調電圧の出力が1ライン分完了して次
の1ライン分の階調電圧の出力に移るときに、逆極性の
階調電圧値がオペアンプの出力に接続される。このと
き、pチャネルトランジスタM2のドレイン電圧V2が
一瞬小さくなり、図1の実施形態の場合だと電流がトラ
ンジスタM1→M5→M6→M4の順に流れる電圧関係
になってしまう。このように逆方向の電流が流れると、
その状態から正常な動作モードに復帰するには長い時間
がかかってしまう。
【0038】そこで、本実施形態では、図4に示すよう
にnチャネルトランジスタM5,M6のドレイン側にn
チャネルトランジスタM11,M12を設けている。こ
れにより、出力切替部13によって電圧値の出力先がク
ロスに切り替えられたときでも、nチャネルトランジス
タM5,M6に逆の電流が流れないようにすることがで
き、回路の動作スピードが落ちるのを防ぐことができ
る。
【0039】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について説明する。図6は、第3の実施形態に
よるオペアンプおよびそのオフセットキャンセル回路の
構成を示す回路図である。なお、この図6において、図
1に示した符号と同一の符号を付したものは、同一の機
能を有するものであるので、これについての詳細な説明
は省略する。
【0040】図6に示す第3の実施形態では、図1に示
した回路に対して、上記第1の差動入力部3のドレイン
側と上記第2の差動入力部4のドレイン側との間に第4
および第5のスイッチSW4,SW5を更に追加してい
る。すなわち、第4のスイッチSW4は、nチャネルト
ランジスタM3のドレインとnチャネルトランジスタM
5のドレインとの間に接続され、第5のスイッチSW5
は、nチャネルトランジスタM4のドレインとnチャネ
ルトランジスタM6のドレインとの間に接続されてい
る。これらの第4および第5のスイッチSW4,SW5
は、同相で動作する。
【0041】オフセットをキャンセルするための動作原
理は、上述した第1の実施形態と同様である。本実施形
態において新たに追加したスイッチSW4,SW5は、
上記第2の実施形態で説明したnチャネルトランジスタ
M11,M12と同様に、LCDソースドライバ特有の
ドット反転動作時に第2の差動入力部4へ逆電流が流れ
るのを防止し、これによってオペアンプの動作スピード
を上げるためのものである。
【0042】図7は、本実施形態によるオフセットキャ
ンセル回路の動作を説明するためのタイミングチャート
である。本実施形態におけるスイッチSW1〜SW5の
スイッチングのタイミングは、以下の通りである。ま
ず、スイッチSW1,SW3,SW4,SW5をON、
スイッチSW2をOFFにして、回路が安定するまでチ
ャージ期間の動作を実行する。その後、スイッチSW
1,SW3,SW4,SW5をOFF、スイッチSW2
をONに切り替えてキャンセル期間に移行する。
【0043】そして、出力電圧値がある程度設定電圧に
近づくまでスイッチSW4,SW5をOFFのままにし
ておき、その後出力切替部13によって電圧値の出力先
がクロスに切り替えられた後で、スイッチSW4,SW
5を再びONに切り替える。出力切替部13によって電
圧値の出力先がクロスに切り替えられたタイミングで
は、図7に示すように出力電圧値は一瞬小さくなるが、
このときはスイッチSW4,SW5がOFFとなってい
るので、第2の差動入力部4に逆の電流が流れることは
ない。
【0044】スイッチSW4,SW5をONに切り替え
た後は、第1の差動入力部3の力によって出力電圧値が
増幅されていき、その後再びスイッチSW1,SW3,
SW4,SW5がON、スイッチSW2がOFFにされ
ると、第2の差動入力部4によってオフセットを含む電
圧値まで増幅されるとともに、そのときの電圧がコンデ
ンサC1に蓄積される。以降、同様の処理が繰り返し行
われる。
【0045】以上のように、第3の実施形態においても
上述した第2の実施形態と同様に、出力切替部13によ
って電圧値の出力先がクロスに切り替えられたときに第
2の差動入力部4に逆の電流が流れないようにすること
ができ、回路の動作スピードが落ちるのを防ぐことがで
きる。
【0046】(第4の実施形態)次に、本発明の第4の
実施形態について説明する。図8は、第4の実施形態に
よるオペアンプおよびそのオフセットキャンセル回路の
構成を示す回路図である。なお、この図8において、図
1に示した符号と同一の符号を付したものは、同一の機
能を有するものであるので、これについての詳細な説明
は省略する。
【0047】図8に示す第4の実施形態では、図1に示
した回路に対して第2のコンデンサC2と第6のスイッ
チSW6とを更に追加している。第2のコンデンサC2
は、第2の差動入力部4を構成するnチャネルトランジ
スタM6のゲートとグランドGNDとの間に接続されて
いる。また、第6のスイッチSW6は、上記nチャネル
トランジスタM6のゲートと入力端子INとの間に接続
されている。
【0048】オフセットをキャンセルするための動作原
理は、上述した第1の実施形態と同様であるが、その際
に第6のスイッチSW6は、第3のスイッチSW3と同
じようにON/OFFの切り替え動作を行う。これによ
り、スイッチSW1,SW3,SW6がON、スイッチ
SW2がOFFとなるチャージ期間においては、コンデ
ンサC1,C2の双方に、出力電圧のオフセット分まで
含む同じレベルの電圧値が蓄積されることになる。
【0049】そして、その後のキャンセル期間において
は、2つのコンデンサC1,C2に蓄積されている電圧
でnチャネルトランジスタM5,M6のゲート電圧がそ
れぞれ保持されるため、nチャネルトランジスタM5,
M6の定電流回路によってnチャネルトランジスタM
3,M4のゲート電圧が同一値になるようにフィードバ
ックがかかり、オペアンプのオフセットがキャンセルさ
れて設定電圧値に収束するようになる。
【0050】この第4の実施形態では、グランドGND
においてグランドノイズ等が発生した場合でも、nチャ
ネルトランジスタM5,M6のゲート電圧がコンデンサ
C1とコンデンサC2に保持されている電圧によって同
じように動くので、ノイズの影響を受けにくくなり、よ
り高精度にオフセットのキャンセルを行うことが可能と
なる。
【0051】(第5の実施形態)次に、本発明の第5の
実施形態について説明する。図9は、第5の実施形態に
よるオペアンプおよびそのオフセットキャンセル回路の
構成を示す回路図である。なお、この図9において、図
1に示した符号と同一の符号を付したものは、同一の機
能を有するものであるので、これについての詳細な説明
は省略する。
【0052】図9に示す第5の実施形態では、図1に示
した回路に対してダミーの第7のスイッチSW7を更に
追加している。この第7のスイッチSW7は、第2の差
動入力部4を構成するnチャネルトランジスタM5のゲ
ートとコンデンサC1との間に接続され、さらに第7の
スイッチSW7の両端は同じノードに接続されている。
オフセットをキャンセルするための動作原理は上述した
第1の実施形態と同様であるが、本実施形態で新たに追
加した第7のスイッチSW7は、第3のスイッチSW3
の逆相の信号で動作する。
【0053】これにより、第3のスイッチSW3のスイ
ッチングにより発生するノイズを、逆相信号で動作する
第7のスイッチSW7がキャンセルするので、そのスイ
ッチングノイズまで含んだ状態で電圧値がコンデンサC
1に蓄積されてしまう不都合を防止することができる。
したがって、オペアンプのオフセットに相当する分だけ
電圧値をコンデンサC1に正確に蓄積することができ、
より高精度なオフセットキャンセルを行うことが可能と
なる。
【0054】(第6の実施形態)次に、本発明の第6の
実施形態について説明する。図10は、第6の実施形態
によるオペアンプおよびそのオフセットキャンセル回路
の構成を示す回路図である。なお、この図10におい
て、図1に示した符号と同一の符号を付したものは、同
一の機能を有するものであるので、これについての詳細
な説明は省略する。
【0055】図10に示す第6の実施形態では、図1に
示した回路に対して、第1〜第3のスイッチSW1〜S
W3のオン/オフを制御する制御信号の波形を整形する
波形整形回路20を更に追加している。この波形整形回
路20より出力される波形整形された制御信号に基づい
て第1〜第3のスイッチSW1〜SW3のON/OFF
を制御する。
【0056】図11は、上記波形整形回路20の一構成
例を示す図である。図11に示すように、本実施形態の
波形整形回路20は、nチャネルトランジスタとpチャ
ネルトランジスタとから成るインバータ21,22,2
3を多段接続して構成する。そして、入力端子IN′よ
り入力されるスイッチング制御信号をインバータ21,
22,23に順次通していくことにより、立ち上がりま
たは立ち下がりの鈍った波形を、立ち上がりまたは立ち
下がりが急峻な波形に整形する。
【0057】このとき、1段目のインバータ21より出
力される制御信号に基づいて第3のスイッチSW3のO
N/OFFを制御し、2段目のインバータ22より出力
される制御信号に基づいて第2のスイッチSW2のON
/OFFを制御し、3段目のインバータ23より出力さ
れる制御信号に基づいて第1のスイッチSW1のON/
OFFを制御する。このように各スイッチSW1〜SW
3の制御信号を、異なるインバータ21〜23の出力段
からそれぞれ出力するようにすることにより、各スイッ
チSW1〜SW3のスイッチングのタイミングをずら
し、この場合は第3のスイッチSW3を最初に切り替え
るようにしている。
【0058】以上のように、本実施形態では、各オペア
ンプ毎に設けた波形整形回路20によってスイッチング
制御信号の波形を整形し、制御信号の立ち上がりあるい
は立ち下がりを急峻にしてスイッチング動作を素早く行
えるようにしたので、スイッチングの際にノイズが乗っ
てしまう不都合を抑制することができ、より高精度なオ
フセットキャンセルを行うことができる。また、本実施
形態では、各スイッチSW1〜SW3のスイッチングの
タイミングをずらし、チャージ期間からキャンセル期間
の移行時に第3のスイッチSW3を最初にOFFに切り
替えるようにしているので、スイッチングノイズの影響
を更に小さくすることができる。
【0059】図10に示した波形整形回路20の構成
は、図11に示したものには限定されない。図12は、
上記波形整形回路20の他の構成例を示す図である。図
12に示す波形整形回路20は、多段接続したインバー
タ21,22,23,24の他に、スイッチング素子と
して用いられるpチャネルトランジスタ25,26およ
びnチャネルトランジスタ27,28を備えている。
【0060】pチャネルトランジスタ25は、1段目の
インバータ24と電源VDDとの間に接続され、pチャ
ネルトランジスタ26は、3段目のインバータ22と電
源VDDとの間に接続されている。また、nチャネルト
ランジスタ27は、2段目のインバータ21とグランド
GNDとの間に接続され、nチャネルトランジスタ28
は、4段目のインバータ23とグランドGNDとの間に
接続されている。すなわち、図12の波形整形回路20
は、pチャネル側あるいはnチャネル側を交互に2段縦
積みにしたインバータを複数段に多段接続して構成され
る。
【0061】上記pチャネルトランジスタ25,26
は、そのゲートに共通に与えられる“H”または“L”
レベルの制御信号に基づきスイッチングが制御される。
また、nチャネルトランジスタ27,28も、そのゲー
トに共通に与えられる“H”または“L”レベルの制御
信号に基づきスイッチングが制御される。
【0062】これらのpチャネルトランジスタ25,2
6およびnチャネルトランジスタ27,28は、通常は
ONにしておくが、チャージ期間からキャンセル期間の
移行時に一旦OFFに切り替えることにより、スイッチ
ング制御信号による貫通電流が流れるのを抑止すること
ができ、貫通電流に基づく電源ノイズ等の発生を抑制す
ることができる。したがって、電源ノイズの発生を少な
くしてより高精度なオフセットキャンセルを行うことが
できる。
【0063】図13は、上記波形整形回路20の更に別
の構成例を示す図である。図13に示す波形整形回路2
0は、複数のインバータ21,22,23,29,30
の多段接続の仕方を今までの例と異ならせている。すな
わち、1段目のインバータ29の共通ドレインより出力
される信号を2段目のインバータ30のnチャネルトラ
ンジスタのゲートに入力し、2段目のインバータ30の
pチャネルトランジスタのゲートには“H”または
“L”レベルの制御信号を入力する。
【0064】また、2段目のインバータ30の共通ドレ
インより出力される信号を3段目のインバータ21のp
チャネルトランジスタのゲートに入力し、3段目のイン
バータ21のnチャネルトランジスタのゲートには
“H”または“L”レベルの制御信号を入力する。3段
目のインバータ21以降も同様に、インバータの出力先
を次段のインバータのpチャネルゲートまたはnチャネ
ルゲートに交互に接続していく。このような接続を行う
ことにより、スイッチング制御信号による貫通電流が流
れるのを抑止し、貫通電流に基づく電源ノイズ等の発生
を少なくしてより高精度なオフセットキャンセルを行う
ことができる。
【0065】(第7の実施形態)次に、本発明の第7の
実施形態について説明する。図14は、第7の実施形態
によるオペアンプおよびそのオフセットキャンセル回路
の構成を示す回路図である。なお、この図14におい
て、図1に示した符号と同一の符号を付したものは、同
一の機能を有するものであるので、これについての詳細
な説明は省略する。
【0066】これまで説明した第1〜第6の実施形態で
は、オペアンプ部1の構成として定電流型のものを示し
たが、本発明はこれ以外のタイプのオペアンプにも適用
することが可能である。図14に示すオペアンプ部30
は、グランドGNDに接続された一対のnチャネルトラ
ンジスタM21,M22から成る第2のカレントミラー
部5と、第2のカレントミラー部5に接続された一対の
pチャネルトランジスタM23,M24から成る第3の
差動入力部6と、この第3の差動入力部6と電源VDD
との間に接続されたpチャネルトランジスタM25とを
備えている。
【0067】上記第2のカレントミラー部5および第3
の差動入力部6は、第1のカレントミラー部2および第
1の差動入力部3とはpnタイプが逆の関係になってい
る。上記第3の差動入力部6の2つの入力ゲート(pチ
ャネルトランジスタM23,M24のゲート)は、上記
第1のカレントミラー部2と上記第1の差動入力部3と
の接続ノードに接続されている。
【0068】すなわち、上記第3の差動入力部6を構成
する2つのpチャネルトランジスタM23,M24のゲ
ートには、第1の差動入力部3を構成するnチャネルト
ランジスタM4,M3のドレイン(第1のカレントミラ
ー部2を構成するpチャネルトランジスタM2,M1の
ドレイン)がそれぞれ接続されている。また、上記第2
のカレントミラー部5を構成するpチャネルトランジス
タM22のドレインがnチャネルトランジスタM10の
ゲートに接続されている。
【0069】このように構成したオペアンプ部30は、
増幅動作の安定化速度が速いという性質を持つ。したが
って、このオペアンプ部30に対して第2の差動入力部
4、コンデンサC1、スイッチングSW1〜SW3等か
ら成るオフセットキャンセル回路を追加することによ
り、増幅動作の安定化が速く、かつ、高精度なオフセッ
トキャンセルを実現するオペアンプを提供することがで
きる。
【0070】(第8の実施形態)次に、本発明の第8の
実施形態について説明する。図15は、第8の実施形態
によるオペアンプおよびそのオフセットキャンセル回路
の構成を示す回路図である。なお、この図15におい
て、図14に示した符号と同一の符号を付したものは、
同一の機能を有するものであるので、これについての詳
細な説明は省略する。
【0071】図15に示すオペアンプ部40も図14に
示したオペアンプ部30と同様に、第2のカレントミラ
ー部5と、第3の差動入力部6と、pチャネルトランジ
スタM25とを備え、増幅動作の安定化速度が速いタイ
プのものを用いている。本実施形態のオペアンプ部40
では更に、階調電圧の正極性と負極性とを反転させるた
めの極性反転回路を備えている。
【0072】上記極性反転回路は、上記第1のカレント
ミラー部2と第1の差動入力部3との接続ノードのそれ
ぞれに接続された二対のカレントミラー部7,8と、上
記二対のカレントミラー部7,8に接続された第4の差
動入力部9と、この第4の差動入力部9と電源VDDと
の間に接続されたpチャネルトランジスタM22とを備
えている。
【0073】上記カレントミラー部7は、第1のカレン
トミラー部2を構成するpチャネルトランジスタM2の
ドレインとグランドGNDとの間に接続されたnチャネ
ルトランジスタM26と、第4の差動入力部9を構成す
るnチャネルトランジスタM20のソースとグランドG
NDとの間に接続され、ドレインとゲートが共通ノード
に接続されたnチャネルトランジスタM27とにより構
成される。
【0074】また、上記カレントミラー部8は、第1の
カレントミラー部2を構成するpチャネルトランジスタ
M1のドレインとグランドGNDとの間に接続されたp
チャネルトランジスタM28と、第4の差動入力部9を
構成するnチャネルトランジスタM21のソースとグラ
ンドGNDとの間に接続され、ドレインとゲートが共通
ノードに接続されたpチャネルトランジスタM29とに
より構成される。
【0075】この第8の実施形態におけるオペアンプ部
40は、グランドGNDのレベルから電源VDDのレベ
ルまで任意に極性を変えながら階調電圧を出力すること
が可能である。このオペアンプ部40を用いれば、オペ
アンプを図5のようにH側オペアンプ11とL側オペア
ンプ12とに分けて設ける必要がない。したがって、こ
のオペアンプ部40に対して第2の差動入力部4、コン
デンサC1、スイッチングSW1〜SW3等から成るオ
フセットキャンセル回路を追加することにより、動作電
圧範囲が広くて増幅動作の安定化が速く、かつ、高精度
なオフセットキャンセルを実現するオペアンプを提供す
ることができる。
【0076】(第9の実施形態)次に、本発明の第9の
実施形態について説明する。図16は、LCDソースド
ライバの一部構成例を示す図である。なお、この図16
において、図5に示した符号と同一の符号を付したもの
は、同一の機能を有するものであるので、これについて
の詳細な説明は省略する。
【0077】図16に示すように、正極性用のオペアン
プ(H側オペアンプ)11と負極性用のオペアンプ(L
側オペアンプ)12の出力には切り換えスイッチ51が
接続されている。さらに、切り換えスイッチ51の出力
には、H側オペアンプ11とL側オペアンプ12のそれ
ぞれに対応した出力用のPAD54,55に接続されて
いる。
【0078】上記H側オペアンプ11とL側オペアンプ
12の出力は、pチャネルトランジスタとnチャネルト
ランジスタとから成るチャージ回路52,53にも接続
されている。例えばチャージ回路52は、ソースが電源
VDDに接続されたnチャネルトランジスタと、ソース
がグランドGNDに接続されたpチャネルトランジスタ
とをドレイン共通に接続することによって構成され、各
トランジスタのゲートはH側オペアンプ11の出力に共
通に接続される。また、各トランジスタの共通ドレイン
はPAD54に接続される。チャージ回路53も同様に
構成される。
【0079】このような構成において、上記切り換えス
イッチ51は、ON/OFF動作を適宜切り換える。例
えば、オペアンプ11,12のオフセットを補正してい
る映像のブランキング期間中に切り換えスイッチ51を
オープン状態にすることにより、その間にチャージ回路
52,53の各トランジスタによって、出力設定電圧か
らトランジスタのしきい値電圧Vthの分だけ差を持った
電圧までオペアンプ11,12の出力でプリチャージす
る。映像のブランキング期間中にこのような動作を行う
ことにより、映像期間中にオフセットキャンセル動作の
影響が出ないようにすることができる。
【0080】なお、上記に説明した各実施形態は、何れ
も本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示した
ものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限
定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本
発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱するこ
となく、様々な形で実施することができる。
【0081】本発明の様々な形態をまとめると、以下の
ようになる。 (1)オペアンプ部により増幅されるオフセットを含ん
だ電圧を蓄積し、蓄積された電圧に基づいて上記オペア
ンプ部の電圧値をフィードバック制御する容量素子と、
上記容量素子への電圧の蓄積および上記容量素子に蓄積
された電圧値に基づくフィードバック制御の動作を切り
替えるためのスイッチング素子とを備えたことを特徴と
するオペアンプのオフセットキャンセル回路。
【0082】(2)一対のカレントミラー部と、上記カ
レントミラー部に接続された一対の第1の差動入力部と
を備えたオペアンプ部のオフセットをキャンセルするオ
フセットキャンセル回路であって、上記カレントミラー
部に接続された一対の第2の差動入力部と、上記第1の
差動入力部の一方の入力ゲートと入力端子との間に接続
された第1のスイッチング素子と、上記第1の差動入力
部の一方の入力ゲートと出力端子との間に接続された第
2のスイッチング素子と、上記第2の差動入力部の一方
の入力ゲートと上記出力端子との間に接続された第3の
スイッチング素子と、上記第2の差動入力部の一方の入
力ゲートに接続された容量素子とを備えたことを特徴と
するオペアンプのオフセットキャンセル回路。
【0083】(3)上記第2の差動入力部の一方の入力
ゲートに1つの端子が接続された上記容量素子のもう1
つの端子をグランド側に接続したことを特徴とする上記
(2)に記載のオペアンプのオフセットキャンセル回
路。 (4)上記第2の差動入力部の一方の入力ゲートに1つ
の端子が接続された上記容量素子のもう1つの端子を電
源側に接続したことを特徴とする上記(2)に記載のオ
ペアンプのオフセットキャンセル回路。
【0084】(5)上記第2の差動入力部の一方の入力
ゲートに2つの容量素子を接続し、上記第2の差動入力
部の一方の入力ゲートに1つの端子が接続された一方の
容量素子のもう1つの端子をグランド側に接続するとと
もに、上記第2の差動入力部の一方の入力ゲートに1つ
の端子が接続された他方の容量素子のもう1つの端子を
電源側に接続したことを特徴とする上記(2)に記載の
オペアンプのオフセットキャンセル回路。
【0085】(6)上記第2の差動入力部を構成するそ
れぞれのトランジスタのソース側に、ドレインおよびゲ
ートを同一ノードに接続したトランジスタをそれぞれ接
続したことを特徴とする上記(2)に記載のオペアンプ
のオフセットキャンセル回路。 (7)上記第1の差動入力部のドレイン側と上記第2の
差動入力部のドレイン側との間に第4および第5のスイ
ッチング素子を備えたことを特徴とする上記(2)に記
載のオペアンプのオフセットキャンセル回路。
【0086】(8)上記第2の差動入力部の他方の入力
ゲートに第6のスイッチング素子と第2の容量素子とを
接続し、上記第6のスイッチング素子のもう1つの端子
を上記入力端子に接続したことを特徴とする上記(2)
に記載のオペアンプのオフセットキャンセル回路。 (9)上記上記第2の差動入力部の一方の入力ゲートと
上記容量素子との間にダミーの第7のスイッチング素子
を接続したことを特徴とする上記(2)に記載のオペア
ンプのオフセットキャンセル回路。
【0087】(10)上記スイッチング素子は、pチャ
ネルMOSトランジスタおよびnチャネルMOSトラン
ジスタの抱き合わせの転送ゲートにより構成されること
を特徴とする上記(1)に記載のオペアンプのオフセッ
トキャンセル回路。 (11)上記スイッチング素子は、pチャネルMOSト
ランジスタまたはnチャネルMOSトランジスタの転送
ゲートにより構成されることを特徴とする上記(1)に
記載のオペアンプのオフセットキャンセル回路。
【0088】(12)上記スイッチング素子のオン/オ
フを制御する制御信号の波形を整形する波形整形回路を
備えたことを特徴とする上記(1)に記載のオペアンプ
のオフセットキャンセル回路。 (13)上記波形整形回路は、インバータを複数段接続
して構成されることを特徴とする上記(12)に記載の
オペアンプのオフセットキャンセル回路。 (14)上記波形整形回路は、貫通電流が流れないよう
にするための回路を備えることを特徴とする上記(1
3)に記載のオペアンプのオフセットキャンセル回路。
【0089】(15)上記貫通電流が流れないようにす
るための回路は、pチャネル側およびnチャネル側を交
互に2段縦積みにしたインバータを複数段接続して構成
され、電源またはグランドに近い側のトランジスタのゲ
ートをそれぞれ共通に接続して制御するようにしたこと
を特徴とする上記(14)に記載のオペアンプのオフセ
ットキャンセル回路。
【0090】(16)上記貫通電流が流れないようにす
るための回路は、上記インバータのpチャネルとnチャ
ネルの共通ドレイン出力が次段のインバータのpチャネ
ルのゲートに接続され、更に当該次段のインバータのp
チャネルとnチャネルの共通ドレイン出力が次々段のイ
ンバータのnチャネルのゲートに接続されるという接続
関係が複数段繰り返され、前段のインバータからの共通
ドレイン出力が接続されていない側のゲートをnチャネ
ルおよびpチャネル別々に共通に接続して制御するよう
にしたことを特徴とする上記(14)に記載のオペアン
プのオフセットキャンセル回路。
【0091】(17)上記オペアンプ部は、上記カレン
トミラー部および上記第1の差動入力部とpnタイプが
逆の第2のカレントミラー部および第3の差動入力部を
備え、上記第3の差動入力部の2つの入力ゲートが上記
カレントミラー部と上記第1の差動入力部との接続ノー
ドに接続されていることを特徴とする上記(1)に記載
のオペアンプのオフセットキャンセル回路。 (18)上記オペアンプ部は、上記カレントミラー部と
上記第1の差動入力部との接続ノードのそれぞれに接続
された二対のカレントミラー部と、上記二対のカレント
ミラー部に接続された第4の差動入力部とを備えたこと
を特徴とする上記(17)に記載のオペアンプのオフセ
ットキャンセル回路。
【0092】(19)オペアンプ部と、当該オペアンプ
部のオフセットをキャンセルするオフセットキャンセル
回路とを備え、上記オフセットキャンセル回路は、上記
オペアンプ部により増幅されるオフセットを含んだ電圧
を蓄積し、蓄積された電圧に基づいて上記オペアンプ部
の電圧値をフィードバック制御する容量素子と、上記容
量素子への電圧の蓄積および上記容量素子に蓄積された
電圧値に基づくフィードバック制御の動作を切り替える
ためのスイッチング素子とを備えたことを特徴とするオ
ペアンプ。
【0093】(20)上記オペアンプ部は、一対のカレ
ントミラー部と、上記カレントミラー部に接続された一
対の第1の差動入力部とを備え、上記オフセットキャン
セル回路は、上記カレントミラー部に接続された一対の
第2の差動入力部と、上記第1の差動入力部の一方の入
力ゲートと入力端子との間に接続された第1のスイッチ
ング素子と、上記第1の差動入力部の一方の入力ゲート
と出力端子との間に接続された第2のスイッチング素子
と、上記第2の差動入力部の一方の入力ゲートと上記出
力端子との間に接続された第3のスイッチング素子と、
上記第2の差動入力部の一方の入力ゲートに接続された
容量素子とを備えたことを特徴とする上記(19)に記
載のオペアンプ。
【0094】(21)上記オペアンプ部は、上記カレン
トミラー部および上記第1の差動入力部とpnタイプが
逆の第2のカレントミラー部および第3の差動入力部を
備え、上記第3の差動入力部の2つの入力ゲートが上記
カレントミラー部と上記第1の差動入力部との接続ノー
ドに接続されていることを特徴とする上記(20)に記
載のオペアンプ。 (22)上記オペアンプ部は、上記カレントミラー部と
上記第1の差動入力部との接続ノードのそれぞれに接続
された二対のカレントミラー部と、上記二対のカレント
ミラー部に接続された第4の差動入力部とを備えたこと
を特徴とする上記(21)に記載のオペアンプ。
【0095】(23)上記オペアンプ部および上記オフ
セットキャンセル回路はLCDソースドライバICに備
えられることを特徴とする上記(19)に記載のオペア
ンプ。 (24)上記オペアンプ部のオフセットを補正している
期間中に、上記オペアンプ部の出力によってオペアンプ
出力をプリチャージする回路を備えたことを特徴とする
上記(1)に記載のオペアンプのオフセットキャンセル
回路。
【0096】
【発明の効果】本発明は上述したように、オペアンプ部
により増幅されるオフセットを含んだ電圧を蓄積し、蓄
積された電圧に基づいてオペアンプ部の電圧値をフィー
ドバック制御する容量素子と、容量素子への電圧の蓄積
および容量素子に蓄積された電圧値に基づくフィードバ
ック制御の動作を切り替えるためのスイッチング素子と
を備え、この容量素子とスイッチング素子とを用いてオ
ペアンプ部のオフセットをキャンセルするようにしたの
で、オペアンプ部のトランジスタのゲート面積を大きく
することなくオペアンプ部のオフセットを高精度にキャ
ンセルすることができ、チップ面積の増大、ひいてはコ
ストアップを防止することができる。したがって、例え
ば本発明を液晶パネルのソースドライバに適用しても色
むらがなくなり、より高精細に液晶パネルを駆動するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態によるオペアンプおよびそのオ
フセットキャンセル回路の構成を示す回路図である。
【図2】第1の実施形態によるオフセットキャンセル回
路の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図3】図1中に点線部分で示した部分の他の接続例を
示す図である。
【図4】第2の実施形態によるオペアンプおよびそのオ
フセットキャンセル回路の構成を示す回路図である。
【図5】LCDソースドライバの一部構成例を示す図で
ある。
【図6】第3の実施形態によるオペアンプおよびそのオ
フセットキャンセル回路の構成を示す回路図である。
【図7】第3の実施形態によるオフセットキャンセル回
路の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図8】第4の実施形態によるオペアンプおよびそのオ
フセットキャンセル回路の構成を示す回路図である。
【図9】第5の実施形態によるオペアンプおよびそのオ
フセットキャンセル回路の構成を示す回路図である。
【図10】第6の実施形態によるオペアンプおよびその
オフセットキャンセル回路の構成を示す回路図である。
【図11】波形整形回路の一構成例を示す図である。
【図12】波形整形回路の他の構成例を示す図である。
【図13】波形整形回路の更に別の構成例を示す図であ
る。
【図14】第7の実施形態によるオペアンプおよびその
オフセットキャンセル回路の構成を示す回路図である。
【図15】第8の実施形態によるオペアンプおよびその
オフセットキャンセル回路の構成を示す回路図である。
【図16】LCDソースドライバの一部構成例を示す図
である。
【図17】従来のオペアンプの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 オペアンプ部 2 第1のカレントミラー部 3 第1の差動入力部 4 第2の差動入力部 5 第2のカレントミラー部 6 第3の差動入力部 7 第3のカレントミラー部 8 第4のカレントミラー部 9 第4の差動入力部 11 H側オペアンプ 12 L側オペアンプ 13 出力切替部 14 液晶パネル 20 波形整形回路 21,22,23,24,29,30 インバータ 25,26,27,28 MOSトランジスタ 30,40 オペアンプ部 C1 第1のコンデンサ C2 第2のコンデンサ SW1 第1のスイッチ SW2 第2のスイッチ SW3 第3のスイッチ SW4 第4のスイッチ SW5 第5のスイッチ SW6 第6のスイッチ SW7 第7のスイッチ
フロントページの続き (72)発明者 山縣 誠司 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 土屋 主税 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5J066 AA01 AA47 CA13 CA87 CA92 FA17 FA18 HA10 HA17 HA29 HA38 HA39 KA04 KA38 MA11 MA21 ND01 ND14 ND22 ND23 PD01 SA08 TA01 TA06 5J090 AA01 AA47 CA13 CA87 CA92 FA17 FA18 HA10 HA17 HA29 HA38 HA39 KA04 KA09 KA38 MA11 MA21 MN01 SA08 TA01 TA06 5J091 AA01 AA47 CA13 CA87 CA92 FA17 FA18 HA10 HA17 HA29 HA38 HA39 KA04 KA09 KA38 MA11 MA21 SA08 TA01 TA06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペアンプ部により増幅されるオフセッ
    トを含んだ電圧を蓄積し、蓄積された電圧に基づいて上
    記オペアンプ部の電圧値をフィードバック制御する容量
    素子と、 上記容量素子への電圧の蓄積および上記容量素子に蓄積
    された電圧値に基づくフィードバック制御の動作を切り
    替えるためのスイッチング素子とを備えたことを特徴と
    するオペアンプのオフセットキャンセル回路。
  2. 【請求項2】 一対のカレントミラー部と、上記カレン
    トミラー部に接続された一対の第1の差動入力部とを備
    えたオペアンプ部のオフセットをキャンセルするオフセ
    ットキャンセル回路であって、 上記カレントミラー部に接続された一対の第2の差動入
    力部と、 上記第1の差動入力部の一方の入力ゲートと入力端子と
    の間に接続された第1のスイッチング素子と、 上記第1の差動入力部の一方の入力ゲートと出力端子と
    の間に接続された第2のスイッチング素子と、 上記第2の差動入力部の一方の入力ゲートと上記出力端
    子との間に接続された第3のスイッチング素子と、 上記第2の差動入力部の一方の入力ゲートに接続された
    容量素子とを備えたことを特徴とするオペアンプのオフ
    セットキャンセル回路。
  3. 【請求項3】 上記第2の差動入力部の一方の入力ゲー
    トに1つの端子が接続された上記容量素子のもう1つの
    端子をグランド側に接続したことを特徴とする請求項2
    に記載のオペアンプのオフセットキャンセル回路。
  4. 【請求項4】 上記第2の差動入力部の一方の入力ゲー
    トに1つの端子が接続された上記容量素子のもう1つの
    端子を電源側に接続したことを特徴とする請求項2に記
    載のオペアンプのオフセットキャンセル回路。
  5. 【請求項5】 上記第2の差動入力部の一方の入力ゲー
    トに2つの容量素子を接続し、上記第2の差動入力部の
    一方の入力ゲートに1つの端子が接続された一方の容量
    素子のもう1つの端子をグランド側に接続するととも
    に、上記第2の差動入力部の一方の入力ゲートに1つの
    端子が接続された他方の容量素子のもう1つの端子を電
    源側に接続したことを特徴とする請求項2に記載のオペ
    アンプのオフセットキャンセル回路。
  6. 【請求項6】 上記スイッチング素子のオン/オフを制
    御する制御信号の波形を整形する波形整形回路を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載のオペアンプのオフセ
    ットキャンセル回路。
  7. 【請求項7】 上記オペアンプ部は、上記カレントミラ
    ー部および上記第1の差動入力部とpnタイプが逆の第
    2のカレントミラー部および第3の差動入力部を備え、
    上記第3の差動入力部の2つの入力ゲートが上記カレン
    トミラー部と上記第1の差動入力部との接続ノードに接
    続されていることを特徴とする請求項1に記載のオペア
    ンプのオフセットキャンセル回路。
  8. 【請求項8】 オペアンプ部と、当該オペアンプ部のオ
    フセットをキャンセルするオフセットキャンセル回路と
    を備え、上記オフセットキャンセル回路は、 上記オペアンプ部により増幅されるオフセットを含んだ
    電圧を蓄積し、蓄積された電圧に基づいて上記オペアン
    プ部の電圧値をフィードバック制御する容量素子と、 上記容量素子への電圧の蓄積および上記容量素子に蓄積
    された電圧値に基づくフィードバック制御の動作を切り
    替えるためのスイッチング素子とを備えたことを特徴と
    するオペアンプ。
  9. 【請求項9】 上記オペアンプ部は、一対のカレントミ
    ラー部と、上記カレントミラー部に接続された一対の第
    1の差動入力部とを備え、 上記オフセットキャンセル回路は、上記カレントミラー
    部に接続された一対の第2の差動入力部と、 上記第1の差動入力部の一方の入力ゲートと入力端子と
    の間に接続された第1のスイッチング素子と、 上記第1の差動入力部の一方の入力ゲートと出力端子と
    の間に接続された第2のスイッチング素子と、 上記第2の差動入力部の一方の入力ゲートと上記出力端
    子との間に接続された第3のスイッチング素子と、 上記第2の差動入力部の一方の入力ゲートに接続された
    容量素子とを備えたことを特徴とする請求項8に記載の
    オペアンプ。
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