JP2001192184A - エレベータ非常止め装置 - Google Patents

エレベータ非常止め装置

Info

Publication number
JP2001192184A
JP2001192184A JP2000002793A JP2000002793A JP2001192184A JP 2001192184 A JP2001192184 A JP 2001192184A JP 2000002793 A JP2000002793 A JP 2000002793A JP 2000002793 A JP2000002793 A JP 2000002793A JP 2001192184 A JP2001192184 A JP 2001192184A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wedge
emergency stop
elevator
stop device
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000002793A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotada Sasaki
宏忠 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000002793A priority Critical patent/JP2001192184A/ja
Priority to TW090100555A priority patent/TW568878B/zh
Priority to CNB018000193A priority patent/CN1167596C/zh
Priority to EP01900637A priority patent/EP1167269B1/en
Priority to PCT/JP2001/000059 priority patent/WO2001051399A1/ja
Priority to KR10-2001-7011292A priority patent/KR100430116B1/ko
Priority to US09/890,407 priority patent/US6997287B2/en
Publication of JP2001192184A publication Critical patent/JP2001192184A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/02Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
    • B66B5/16Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well
    • B66B5/18Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well and applying frictional retarding forces
    • B66B5/22Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well and applying frictional retarding forces by means of linearly-movable wedges

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】摩擦係数が変化しても制動力を一定に保つエレ
ベータ非常止め装置を提供すること。 【解決手段】楔状体3を用いて摺動部11をガイドレー
ル1に押し付けることにより、摺動部11とガイドレー
ル1とに摩擦力を生じさせエレベーターかご20を非常
停止させるエレベータ非常止め装置において、楔状体3
は、ガイドレール1と摺動部11とに摺動する面に対し
直角方向の寸法が制動力に応じて変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、かごの上昇又は下
降速度が法定速度を超えたとき、かごを非常停止させる
エレベータ非常止め装置に係り、特に、10m/sを超
えるような高速なエレベーターに適用して好適なエレベ
ータ非常止め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベーターでは、安全装置として建築
基準法施行令の第129条第七号において、下降するか
ごの速度が規定された値を超えると、かごの降下を自動
的に制止する装置の設置が義務づれられている。このた
め図11に示すように昇降路上部の機械室には、かご2
0の速度を検出する調速機14が設置されている。
【0003】調速機14には、中間部がかご20のセフ
ティリンク17に接続された調速機ロープ15が巻装さ
れ、かごの昇降に伴い調速機14が回転するようになっ
ている。調速機ロープ15の下部は、調速機ロープ張り
車16に巻装され、調速機ロープ15には適当な張力が
与えられている。
【0004】調速機14は、予め設定された速度を超え
ると、調速機14に組み込まれたロープつかみ部19が
動作し、調速機ロープ15を把持する。これによりセフ
ティリンク17が作動し、下降するかご20の引き上げ
棒2の下降を止める。即ち、かご20側から見ると、引
き上げ棒2は上昇し、引き上げ棒2の下端に連結され
た、詳細は図12及び図13に示す楔状体3も引き上げ
られ、楔状体3とガイドレール1との間に摩擦力を生
じ、かご20を非常停止させる。
【0005】図12は従来のエレベータ非常止め装置の
一例を示す正面図、図13は図12のB−B断面図であ
る。図12及び図13において、このエレベータ非常止
め装置18は、かご20の下梁に、その上面が固定され
ている。また、図示しない平面図では、ほぼ正方形の上
部板9Aと、この上部板9Aとほぼ同形であり且つ板厚
がわずかに薄い下部板9Bに上下が溶接される山形鋼製
の図示しない一対の柱とにより、該エレベータ非常止め
装置18の骨組が構成されている。図13に示すよう
に、上部板9Aと下部板9Bの前面中央部とには、鎖線
で示すガイドレール1の頭部が遊嵌するU字状の溝9a
が形成されている。
【0006】図12に示すように、上部板9Aの前端両
側の下面には、段付き部9dが形成され、下部板9Bの
前端両側の上面には、略凸字状のガイド受け9bが形成
されている。このガイド受け9bの外側上面には、水平
な段付き部9cが前述した上部板9Aの段付き部9dと
対称的に形成されている。
【0007】これらの段付き部9c,9dには一対の案
内板6が設けられている。すなわち、一対の案内板6
は、略コの字状に形成され、その上下端の対向側には係
止部6a,6bが突設されている。よって、一対の案内
板6の係止部6a,6bは、段付き部9c,9dの外側
から挿入されると共に案内板6の対向面は、下側の間隔
が広くなって傾斜している。
【0008】左右の案内板6の外側には、コ字状の溝6
cが形成され、この溝には図12に示すようにU字状形
成された厚板製の板バネ7の両端が遊嵌している。
【0009】この板バネ7の両端には一対の押圧座8が
内側から予め挿入されている。この押圧座8の頭部の半
球部分の大部分は、案内板6の溝6cの上下に形成され
た半球状の凹部に嵌合し、これにより半球部分は、板バ
ネ7の復帰力によって凹部に押圧され、もって板バネ7
はその姿勢を維持している。
【0010】符号2は前述した引き上げ棒を示し、帯板
状の鋼材から製作されている。この引き上げ棒2の下端
には、ピンを介して略台形状の楔状体3の下端が連結さ
れている。この楔状体3の前後面の外面側には、図12
に示すように、外側斜面と平行な案内溝が形成されてい
る。同じく前述した各案内板6の対向側の前後面にも、
図12で示す案内溝が形成されている。
【0011】この案内板6に形成された案内溝と、前述
した楔状体3に形成された案内溝とには、図13で示す
ように略樋状に形成された保持板4Aの両側の曲げ部が
嵌合している。前後の保持板4Aの中心線に形成された
数箇所の軸穴には、ローラ5Aの両端に突設された軸部
が挿入されている。
【0012】したがって、保持板4Aは、案内板6に形
成された溝に片側が嵌合した曲げ部によって、ローラ5
Aと共に上方へ移動自在となっている。なお、このエレ
ベータ非常止め装置18はかごの他側にも設けられてお
り、さらにつり合いおもりにも取付けられることがあ
る。
【0013】このように構成されたエレベータ非常止め
装置18においては、図11に示すかご20又は、図示
しないつり合いおもりの下降速度が規定された値を超え
ると、調速機ロープ15が調速機14のロープつかみ部
19で把持される。そして、引き上げ棒2がかご20よ
り先に停止し、かご20及び案内板6に対して相対的に
上昇する。これにより、この引き上げ棒2の下端に係止
された楔状体3が、かご20又はつり合いおもりに対し
て上昇する。すると、一対の楔状体3の対向面がガイド
レール1の頭部の側面に押圧されて、ガイドレール1を
両側から挟み、かご20又はつり合いおもりは停止す
る。
【0014】楔状体3と共に上昇する保持板4Aに挿入
されたローラ5Aは、楔状体3と案内板6との間の摩擦
を減らし、楔状体3の上昇動作を円滑にし、ガイドレー
ル1への押圧力の低下を防ぐために組み込まれている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】一般に、動摩擦係数
は、摺動速度に関係なく摺動材の材質や摺動面の状態等
で決まる一定の値をとるが、摺動速度が10m/sを超
える領域では速度の増加に伴い動摩擦係数が低下するこ
とが実験的に確認されている。
【0016】ところが従来のエレベータ非常止め装置で
は、予め設定されたバネ力で一対の楔状体をガイドレー
ルへ押圧する、即ち、常に一定の押し付け力で楔状体と
ガイドレール間が摺動する。
【0017】このため動摩擦係数の変化が、そのまま制
動力の変化になり、10m/sを超える高速なエレベー
ターにおいては、エレベータ非常止め装置による非常制
動は図3(a)に示すように制動初期は速度が速く、ま
た摩擦係数が小さい。このため、減速度が小さく、また
停止する直前では、速度が遅く且つ摩擦係数が大きいた
め、減速度が大きくなる。
【0018】前述の建築基準法施行令では、非常制動時
の平均減速度は0.35G〜1.0Gにすることが規定
されているため、速度15m/s以上での非常制動では
停止直前の減速度が非常に大きくなり、乗客の負担が大
きくなってしまう。
【0019】本発明の目的は、高速エレベーターの非常
制動時の減速度を一定に保ち、安全に乗りかごを停止さ
せるエレベータ非常止め装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に係るエレベータ非常止め装置は、楔状体
が、ガイドレールと摺動部材とに摺動する面に対し直角
方向の寸法が制動力に応じて変化する機構を具備するよ
うにした。
【0021】これにより楔状体をガイドレールに押し付
ける力を調整してエレベータ非常止め装置の制動力を一
定に保つことが可能となる。
【0022】請求項2に係るエレベータ非常止め装置
は、楔状体の外側斜面部を有する固定部と摺動部材を有
する楔状可動部とからなり、該可動部は前記固定部の内
側斜面に沿って移動可能であり且つその上部が弾性体を
介して前記固定部と係合されている構成とした。
【0023】これにより前記可動部はエレベータ非常止
め装置の制動力に応じて固定部内側斜面を移動し、楔状
体全体の幅を調節してエレベータ非常止め装置の制動力
を一定に保つことが可能となる。
【0024】請求項3に係るエレベータ非常止め装置
は、楔状体の外側斜面部を有する固定部と摺動部材を有
する楔状可動部とからなり、該可動部は前記固定部の内
側斜面に沿って移動可能であり且つその上部が弾性体を
挟む1対の摺動体介して固定部と係合されている構成と
した。
【0025】これにより前記可動部はエレベータ非常止
め装置の制動力に応じて固定部内側斜面を滑らかに移動
し、楔状体全体の幅をより微細に調節してエレベータ非
常止め装置の制動力を一定に保つことが可能となる。
【0026】請求項4に係るエレベータ非常止め装置
は、楔状体の外側斜面部を有する固定部と摺動部材を有
する楔状可動部とからなり、該可動部は前記固定部の内
側斜面に沿って移動可能であり且つその上部が荷重及び
撓みの関係が2段階に変化する弾性体を介して前記固定
部と係合されている構成とした。
【0027】これにより前記可動部はエレベータ非常止
め装置の過度な制動力に対して固定部内側斜面を移動
し、楔状体全体の幅をより微細に調節してエレベータ非
常止め装置の制動力を一定に保つことが可能となる。
【0028】請求項5に係るエレベータ非常止め装置
は、楔状体の外側斜面部を有する固定部と摺動部材を有
する楔状可動部とからなり、該可動部は前記固定部の内
側斜面に沿って移動可能であり且つその上部が初期圧を
与えたピストンを介して前記固定部と接続されている構
成とした。
【0029】これにより可動部はエレベータ非常止め装
置の過度な制動力に対してのみ固定部内側斜面を移動
し、楔状体全体の幅をより微細に調節してエレベータ非
常止め装置の制動力を一定に保つことが可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に係る本発明のエレベータ非
常止め装置の一実施形態を図面を参照して説明する。
【0031】図1は本発明に係るエレベータ非常止め装
置の第1の実施の形態を示す図で、従来の技術で示した
図11に対応する図である。図2(a)は図1の楔状体
3を模式的に図示したものである。尚、図2(a)は制
動力が小さい時の模式図、図2(b)制動力が大きい時
の模式図である。
【0032】図1及び図2(a)において、従来の技術
で示した図11と異なるところは、楔状体3が、可動部
3aと固定部3bとに分割された構成となっていること
である。
【0033】固定部3bは、図11に示す従来のエレベ
ータ非常止め装置の楔状体3と同様に外側斜面部を有
し、該外側斜面部にはローラ5Aが配置され案内板6の
斜面に沿って上方へ移動自在となっている。固定部3b
の外側斜面部と対向する面は、外側斜面とは逆向きの傾
斜の内側斜面部が形成されている。固定部3bの内側斜
面近くの前後面には、図1に示すように、外側斜面側と
同様に内側斜面に平行な案内溝が形成されている。
【0034】可動部3aは、上端が幅広の略台形状をな
し、ガイドレール1に対向する面には摺動部11を有
し、固定部3bに対向する面は固定部3bの内側斜面に
平行な斜面を形成している。可動部3aの前後面には、
固定部3bの内側斜面側の案内溝と同様に斜面に平行な
案内溝が形成されている。
【0035】固定部3bと可動部3aの案内溝は、案内
板6と楔状体3とを連結する保持板4A及びローラ5A
と同様の機構で、保持板4B及びローラ5Bにより可動
部3aが固定部3bに対して上下に移動自在となるよう
に連結されている。
【0036】可動部3aの上部側は、図1に示すように
金属片等による弾性体10を介して固定部3bと接続さ
れており、弾性体10の上下方向の変形に伴い固定部3
bの内側斜面に沿って移動するように構成されている。
【0037】また弾性体10は、コイルバネ等から成る
位置規制体13により、緩やかに固定部3bに固定さ
れ、その水平方向の位置を保つようになっており、保持
板4Cにより楔状体3から脱落しないように保持されて
いる。
【0038】かご20の下降速度が調速機14に設定さ
れた速度を超えると調速機14に組み込まれたロープつ
かみ部19が動作して調速機ロープ15を把持する。
【0039】これによりセフティリンク17が作動して
下降するかご20の引き上げ棒2がかご20に対して相
対的に引き上げられる。引き上げ棒2の下端に連結され
た楔状体3はかご20に対して相対的に上昇し、楔状体
3の摺動部11とガイドレール1との間に摩擦力即ち制
動力が生じる。
【0040】制動開始直後は、摺動部11とガイドレー
ル1との摺動速度が速いため、動摩擦係数が小さく制動
力は小さい。したがって可動部3aは摺動部11から比
較的小さな上昇力を受け、弾性体10の撓みも比較的小
さいため可動部3aは固定部3bの内側斜面の中間部付
近で釣り合い、制動を行う。
【0041】制動が進み摺動部11とガイドレール1と
の摺動速度が小さくなると、動摩擦係数が大きくなり、
制動力が大きくなって弾性体10の撓みも大きくなるた
め、可動部3aは固定部3bに対して相対的に上昇す
る。
【0042】可動部3aは固定部3bの内側斜面に沿っ
て上昇するため、その水平方向位置が固定部3b側に近
づく(ガイドレールから離れる方向)、即ち楔状体3全
体としての幅(図2a,2bのX寸法)が小さくなる。
これによりバネ7の撓みが小さくなり、楔状体3の摺動
部10をガイドレール1に対して押し付ける力が小さく
なる。
【0043】制動力(摩擦力)は、動摩擦係数と押し付
け力との積であるので、摺動速度が小さくなって動摩擦
係数が大きくなっても、楔状体3をガイドレール1に押
し付ける力が減少するので、図3(b)に示すように、
エレベータ非常止め装置の制動力はほぼ一定に保たれ、
非常制動の後半になって制動力が上昇することなく、安
全にかごを非常停止させることができる。尚、図3
(a)は従来のエレベータ非常止め装置の制動特性を示
す図、図3(b)は本発明のエレベータ非常止め装置の
制動特性を示す図である。
【0044】次に図4、図5を参照して本発明の第2の
実施形態について説明する。図4、図5はそれぞれ第1
の実施形態の図1及び図2(a)に相当する。第1の実
施形態と異なる点は、弾性体10の上下に摺動体として
のローラ5Cを配置していることである。
【0045】一般に、エレベータ非常止め装置の制動力
は、楔状体3一個当たり500kgf〜数tfである。
この荷重は、そのまま可動部3aから弾性体10を介し
て固定部3bに伝わるため、弾性体10と可動部3a及
び固定部3bとの間の摩擦力は50〜数百kgfに上
る。
【0046】このため、制動中の動摩擦係数の変化に追
従して可動部3aを動かし、楔状体3の幅を微細に調整
するために、可動部3aは、固定部3bとの相対変位を
滑らかに行う必要がある。
【0047】本発明の第2の実施形態では、ローラ5C
を弾性体10の上下に弾性体10を挟むように配置する
ことで、可動部3aの滑らかな動きを実現し、制動力の
調整をより微細に行えるようにしている。なお、ローラ
に代えて車輪を設けたり、又は摺動面にシリコンやテテ
フロンをコーディングとてもよく、またローラを配さな
い第1の実施形態でも、制動力の調整を行わない従来の
実施形態に比べて飛躍的に効果があることはいうまでも
ない。
【0048】図6、図7は本発明の第3の実施形態であ
る。図6、図7はそれぞれ第1の実施形態の図1及び図
2(a)に相当する。第1の実施形態と異なる点は弾性
体10に、焼き嵌め等により初期圧規制体21を取り付
けた点である。弾性体10は初期圧規制体21により部
分的に内圧が高まるため、弾性体10の荷重及び撓み特
性は図8(1)のようになる。
【0049】エレベータ非常止め装置の平均制動力を、
楔状体3一個当たり1tfとすると、動摩擦係数の変化
による制動力の変化は、概ね700kgf〜1300k
gf程度である。この制動力の変化による可動部3aの
変位は、700kgf時で固定部3b内側斜面の中間付
近、1300kgf時で固定部3b内側斜面部の最上部
付近となる。つまり可動部3aの移動可能範囲のうちの
約半分程度しか制動力の調整に使用していないことにな
る。
【0050】そこで本発明の第3の実施形態では、例え
ば前述の例の700kgfまでは初期圧により撓みがほ
とんど無く、即ち可動部3aは固定部3bの内側斜面部
の下部付近に留まり、700kgfを超える荷重当たり
の撓み量が増え、可動部3aは固定部3bの内側斜面部
を上昇して1300kgf時には内側斜面部の最上部付
近に移動するようにしたものである。
【0051】これにより可動部3aの移動範囲のほとん
どを使用して制動力の調整が行え、より安定した制動特
性を提供することができる。
【0052】図9、図10は本発明の第4の実施形態で
ある。図9、図10はそれぞれ第3の実施形態の図6及
び図7に相当する。
【0053】本実施形態が、第3の実施形態と異なる点
は弾性体10及び初期圧規制体21のかわりに気体を封
入したピストン22を設置した点である。
【0054】第3の実施形態では初期圧規制体により弾
性体の初期圧を与えているため、その初期圧は部分的に
しか与えることができず、図8(1)のように概ね2段
階に変化する荷重及び撓み特性となる。
【0055】これに対し、第4の実施形態では、高圧の
気体を封入したピストン22を用いることでその荷重・
撓み特性を図8(2)のようにすることができる。
【0056】このため前述の例では700kgfまでは
可動部3aは固定部3bの最下部に位置し、可動部3a
の移動範囲全てを制動力の調整に使用することができ、
さらに安定した制動特性を提供することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば楔状体の幅をエレベータ非常止め装置の制動
力に応じて変化させるような構成にしたことで、楔状体
をガイドレールに押し付ける力を調整することができ、
摩擦係数が変化しても制動力を一定に保つエレベータ非
常止め装置を提供することができる。
【0058】請求項2の発明によれば楔状体の外側斜面
部を有する固定部と、固定部の内側斜面に沿って移動可
能でその上部が弾性体を介して固定部と係合されている
摺動部材を有した楔状の形状をした可動部とからなる構
成としたことで、可動部はエレベータ非常止め装置の制
動力に応じて固定部内側斜面を移動し、楔状体全体の幅
を調節して制動力を一定に保つエレベータ非常止め装置
を提供することができる。
【0059】請求項3の発明によれば弾性体を一対の摺
動体で挟んで可動部と固定部を係合する構成としたこと
で、請求項2の発明の効果に加え可動部はより滑らかに
固定部内側斜面を移動し、楔状体全体の幅を調節して制
動力を一定に保つエレベータ非常止め装置を提供するこ
とができる。
【0060】請求項4の発明によれば弾性体の荷重・撓
み特性をある荷重までは撓みが小さくあるいは零で、そ
れ以降は荷重と撓みの関係がほぼ比例関係になるような
構成としたことで可動部の移動範囲の多くの部分を制動
力の調整に使用することができ、より制動力の安定した
エレベータ非常止め装置を提供することができる。
【0061】請求項5の発明によれば弾性体として初期
圧を与えた気体を封入したピストンを用いる構成とした
ことで可動部の移動範囲の全てを制動力の調整に使用す
ることができ、さらに制動力の安定したエレベータ非常
止め装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータ非常止め装置の第1の実施
形態を示す平面図。
【図2】本発明のエレベータ非常止め装置の楔状体の構
造を説明する模式図。
【図3】エレベータ非常止め装置の制動特性を示す図。
【図4】本発明のエレベータ非常止め装置の第2の実施
形態を示す平面図。
【図5】本発明のエレベータ非常止め装置の第2の実施
形態の楔状体の構造を説明するための模式図。
【図6】本発明のエレベータ非常止め装置の第3の実施
形態を示す平面図。
【図7】本発明のエレベータ非常止め装置の第3の実施
形態の楔状体の構造を説明するための模式図。
【図8】本発明のエレベータ非常止め装置の第3及び第
4の実施形態の弾性体の荷重、撓み特性を示すグラフ。
【図9】本発明のエレベータ非常止め装置の第4の実施
形態を示す平面図。
【図10】本発明のエレベータ非常止め装置の第4の実
施形態の楔状体の構造を説明するための模式図。
【図11】エレベータ非常止め装置の設置環境を示す、
エレベーター昇降路の断面概略図。
【図12】従来のエレベータ非常止め装置の一例を示す
平面図。
【図13】図12の正面図。
【符号の説明】
1…ガイドレール、2…引き上げ棒、3…楔状体、3a
…可動部、3b…固定部、4A,4B,4C…保持板、
5A,5B,5C…ローラ、6…案内板、6a,6b…
係止部、6c…コ字状溝、7…板バネ、8…押圧座、9
A…上部板、9B…下部板、9a…U字状溝、9b…ガ
イド受け、9c,9d…段付き部、10…弾性体、11
…摺動部、12…支え板、13…位置規制体、14…調
速機、15…調速機ロープ、16…ロープ緊張用張り
車、17…セフティリンク、18…エレベータ非常止め
装置、19…ロープつかみ部、20…かご、21…初期
圧規制体、22…ピストン。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楔状体を用いて摺動部をガイドレールに
    押し付けることにより、前記摺動部と前記ガイドレール
    とに摩擦力を生じさせエレベーターかごを非常停止させ
    るエレベータ非常止め装置において、 前記楔状体は、前記ガイドレールと前記摺動部材とに摺
    動する面に対し直角方向の寸法が制動力に応じて変化す
    る機構を具備することを特徴とするエレベータ非常止め
    装置。
  2. 【請求項2】 前記楔状体は、前記楔状体の外側斜面部
    を有する固定部と、前記摺動部を有する楔状可動部とか
    らなり、該可動部は前記固定部の内側斜面部に沿って移
    動可能であり且つその上部が弾性体を介して前記固定部
    と係合されていることを特徴とする請求項1記載のエレ
    ベータ非常止め装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性体と前記可動部及び前記弾性体
    と前記固定部との間にそれぞれ摺動体を介して前記固定
    部と前記弾性体及び前記弾性体と前記可動部が係合され
    ていることを特徴とする請求項2記載のエレベータ非常
    止め装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性体は、荷重と撓みとの関係が所
    定荷重まで撓みが小さい又は零であり、前記所定荷重以
    上では荷重と撓みの関係がほぼ比例関係にあることを特
    徴とする請求項2又は3記載のエレベータ非常止め装
    置。
  5. 【請求項5】 前記弾性体は、初期圧を与えた気体を封
    入したピストンを具備することを特徴とする請求項4記
    載のエレベータ非常止め装置。
JP2000002793A 2000-01-11 2000-01-11 エレベータ非常止め装置 Pending JP2001192184A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000002793A JP2001192184A (ja) 2000-01-11 2000-01-11 エレベータ非常止め装置
TW090100555A TW568878B (en) 2000-01-11 2001-01-10 Elevator emergency stop device
CNB018000193A CN1167596C (zh) 2000-01-11 2001-01-10 电梯紧急停止装置
EP01900637A EP1167269B1 (en) 2000-01-11 2001-01-10 Elevator emergency stopping device
PCT/JP2001/000059 WO2001051399A1 (fr) 2000-01-11 2001-01-10 Dispositif d'arret d'urgence d'ascenseur
KR10-2001-7011292A KR100430116B1 (ko) 2000-01-11 2001-01-10 엘리베이터 비상 정지장치
US09/890,407 US6997287B2 (en) 2000-01-11 2001-01-10 Elevator emergency stopping device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000002793A JP2001192184A (ja) 2000-01-11 2000-01-11 エレベータ非常止め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001192184A true JP2001192184A (ja) 2001-07-17

Family

ID=18531847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000002793A Pending JP2001192184A (ja) 2000-01-11 2000-01-11 エレベータ非常止め装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6997287B2 (ja)
EP (1) EP1167269B1 (ja)
JP (1) JP2001192184A (ja)
KR (1) KR100430116B1 (ja)
CN (1) CN1167596C (ja)
TW (1) TW568878B (ja)
WO (1) WO2001051399A1 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100643526B1 (ko) 2005-10-07 2006-11-10 현대엘리베이터주식회사 엘리베이터용 캠형 비상정지장치의 슬라이딩 깁 모듈구조
CN101602461B (zh) * 2008-06-11 2013-06-19 东芝电梯株式会社 电梯的安全装置
CN103693524A (zh) * 2012-09-27 2014-04-02 株式会社日立制作所 具备紧急制动装置的电梯
CN104276478A (zh) * 2013-07-02 2015-01-14 株式会社日立制作所 电梯
CN106351988A (zh) * 2016-11-03 2017-01-25 韩伍林 夹绳器专用摩擦片
KR20170117141A (ko) 2015-03-18 2017-10-20 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 엘리베이터의 비상 멈춤 장치 및 엘리베이터 시스템
CN109693987A (zh) * 2017-10-23 2019-04-30 上海三菱电梯有限公司 电梯双向安全制动装置
KR20200044076A (ko) 2017-10-06 2020-04-28 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 엘리베이터의 비상 멈춤 장치
DE112019007951T5 (de) 2019-12-09 2022-09-22 Mitsubishi Electric Corporation Fahrstuhl und fangvorrichtung für diesen
WO2023127032A1 (ja) * 2021-12-27 2023-07-06 株式会社日立製作所 つり合い錘及びエレベーター

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100611596B1 (ko) * 2002-12-04 2006-08-10 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 엘리베이터의 제동장치
EP1808398B1 (en) * 2005-12-21 2016-05-04 Inventio AG Brake shoe for use in elevator safety gear
US20070240941A1 (en) * 2005-12-21 2007-10-18 Daniel Fischer Brake shoe for use in elevator safety gear
KR100731196B1 (ko) 2006-03-16 2007-06-22 세이프테크 (주) 엘리베이터용 비상 제동장치
KR100731198B1 (ko) 2006-03-16 2007-06-22 세이프테크 (주) 엘리베이터용 비상 제동장치
SG138531A1 (en) * 2006-06-19 2008-01-28 Inventio Ag Method of checking lift braking equipment, a method for placing a lift installation in operation and equipment for carrying out placing in operation
PL1870369T3 (pl) * 2006-06-19 2018-06-29 Inventio Ag Sposób sprawdzania urządzenia hamującego dźwigu, sposób uruchamiania instalacji dźwigowej i urządzenie do przeprowadzania uruchomienia
US20110120809A1 (en) * 2007-12-14 2011-05-26 Hans Kocher Collision brake for two elevator bodies moving independently of one another
DE202009002076U1 (de) * 2009-04-17 2009-06-25 Rk Rose + Krieger Gmbh Verbindungs- Und Positioniersysteme Linearachse
EP2332872A1 (en) * 2009-12-11 2011-06-15 Inventio AG Selective elevator braking during emergency stop
CN102712448B (zh) 2009-12-23 2015-01-07 奥的斯电梯公司 电梯制动装置
FI20100129A (fi) * 2010-03-24 2011-09-25 Kone Corp Hissin johde ja hissi
CN103201206A (zh) * 2010-10-20 2013-07-10 三菱电机株式会社 电梯的紧急停止装置
WO2012144988A1 (en) 2011-04-19 2012-10-26 Otis Elevator Company Elevator brake having a brake release feature
CN103687797B (zh) * 2011-07-29 2017-06-13 奥的斯电梯公司 可调整的安全制动器
WO2014020743A1 (ja) * 2012-08-02 2014-02-06 三菱電機株式会社 エレベータの非常止め装置
US9809420B2 (en) 2012-09-25 2017-11-07 Otis Elevator Company Compensatory measure for low overhead or low pit elevator
JP5973316B2 (ja) * 2012-10-23 2016-08-23 株式会社日立製作所 エレベーターの非常止め装置
JP6129662B2 (ja) * 2013-07-03 2017-05-17 株式会社日立製作所 非常止め装置及びエレベーター
DE102014004356A1 (de) * 2014-03-27 2015-10-01 Thyssenkrupp Elevator Ag Bremseinrichtung für einen Fahrkorb einer Aufzuganlage
JP2016064893A (ja) * 2014-09-25 2016-04-28 株式会社日立製作所 エレベーターの非常止め装置
US10377606B2 (en) 2015-04-10 2019-08-13 Otis Elevator Company Elevator safety gear guiding assembly and method
CN105035907B (zh) * 2015-08-28 2018-10-23 杭州沪宁电梯部件股份有限公司 一种自动调整制动力的装置
US11230457B2 (en) * 2015-12-01 2022-01-25 Mitsubishi Electric Corporation Elevator apparatus
CN105905740B (zh) * 2016-06-25 2018-06-05 潘国强 一种电梯安全钳
CN105923497B (zh) * 2016-06-25 2018-06-15 潘国强 一种防爆电梯
CN108147254B (zh) * 2016-12-02 2020-12-01 奥的斯电梯公司 具有改进的压力分布的电梯系统悬挂构件端接部
US11111105B2 (en) * 2017-01-26 2021-09-07 Otis Elevator Company Compliant shear layer for elevator termination
US10597257B2 (en) * 2017-03-06 2020-03-24 Thyssenkrupp Elevator Ag High speed bearing assembly for elevator safety gear and methods of making and using same
US10309475B2 (en) * 2017-03-06 2019-06-04 Thyssenkrupp Elevator Ag Elevator brake pad mounting systems and methods for making and using same
EP3606857A1 (en) * 2017-04-04 2020-02-12 FLSmidth A/S Mine shaft conveyance safety brake
CN109279474B (zh) * 2017-07-21 2021-05-07 奥的斯电梯公司 安全装置,电梯安全系统及电梯系统
EP3720799B1 (de) * 2017-12-07 2022-06-01 Inventio AG Fangvorrichtung für einen fahrkörper, aufzugsanlage mit einer fangvorrichtung und verfahren zum entsperren einer fangvorrichtung
EP3725725B1 (en) * 2019-04-17 2022-02-09 KONE Corporation Rope gripping member of a hoisting apparatus, rope gripping device, terminal arrangement and hoisting apparatus
US11215263B2 (en) * 2019-07-15 2022-01-04 Niraj Patel Bidirectional wedge clamp
CN110963388B (zh) * 2019-12-26 2022-01-11 上海汉神机电股份有限公司 一种用于电梯紧急制动的电梯安全钳
JP7001981B1 (ja) * 2020-09-11 2022-01-20 フジテック株式会社 エレベータ停止装置及びエレベータ

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05147856A (ja) * 1991-11-27 1993-06-15 Mitsubishi Electric Corp エレベーターの非常止め装置
JPH061560A (ja) * 1992-06-16 1994-01-11 Hitachi Ltd エレベータ、及びその非常停止装置、及びそのアキュムレータ及び圧力流体ボンベ
JPH06191759A (ja) * 1992-12-25 1994-07-12 Hitachi Ltd エレベータの非常止め装置
JPH09229106A (ja) * 1996-02-23 1997-09-02 Ishikawajima Transport Mach Co Ltd ケーブルカーの非常ブレーキ装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE195584C (ja) *
DE433217C (de) * 1925-11-10 1926-08-25 Willy Engelbert Keilfangvorrichtung fuer Aufzuege
DE498917C (de) * 1928-09-20 1930-05-30 Adolf Zaiser Maschf Gleitfangvorrichtung fuer Aufzuege
US2555041A (en) * 1947-04-24 1951-05-29 King Clifford John Automatic safety device for mine cages
SU659503A1 (ru) * 1977-04-11 1979-04-30 Специальное конструкторское бюро "СКБ-Мосстрой" Предохранительное устройство дл торможени кабины лифта
SU1121225A1 (ru) * 1980-08-22 1984-10-30 Ордена Октябрьской Революции Карачаровский Механический Завод Ловитель кабины лифта
SU1039848A2 (ru) * 1982-05-06 1983-09-07 Центральное Проектно-Конструкторское Бюро По Лифтам Всесоюзного Промышленного Объединения "Союзлифтмаш" Устройство дл остановки кабины лифта
FI74686C (fi) 1986-05-06 1988-03-10 Kone Oy Faongapparat, till exempel foer hisskorg eller motvikt.
FI85129C (fi) 1989-12-14 1992-03-10 Kone Oy Faongapparat.
FI84253C (fi) * 1989-12-18 1991-11-11 Kone Oy Faongsapparat foer en hiss.
US5197571A (en) * 1991-06-03 1993-03-30 Burrell Michael P Self centering elevator cable safety brake
FI98295C (fi) * 1991-11-18 1997-05-26 Kone Oy Tarraaja
JP3090809B2 (ja) * 1993-03-05 2000-09-25 株式会社東芝 自走式エレベータ
JPH0717676A (ja) 1993-07-05 1995-01-20 Hitachi Ltd エレベータの非常止め装置
ES2146167B1 (es) * 1998-05-13 2001-04-01 Orona S Coop Freno de seguridad para una cabina de ascensor.
JP4285834B2 (ja) 1999-04-19 2009-06-24 東芝エレベータ株式会社 エレベータの非常停止装置
JP2001002342A (ja) 1999-06-21 2001-01-09 Toshiba Elevator Co Ltd エレベーター用非常止め装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05147856A (ja) * 1991-11-27 1993-06-15 Mitsubishi Electric Corp エレベーターの非常止め装置
JPH061560A (ja) * 1992-06-16 1994-01-11 Hitachi Ltd エレベータ、及びその非常停止装置、及びそのアキュムレータ及び圧力流体ボンベ
JPH06191759A (ja) * 1992-12-25 1994-07-12 Hitachi Ltd エレベータの非常止め装置
JPH09229106A (ja) * 1996-02-23 1997-09-02 Ishikawajima Transport Mach Co Ltd ケーブルカーの非常ブレーキ装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100643526B1 (ko) 2005-10-07 2006-11-10 현대엘리베이터주식회사 엘리베이터용 캠형 비상정지장치의 슬라이딩 깁 모듈구조
CN101602461B (zh) * 2008-06-11 2013-06-19 东芝电梯株式会社 电梯的安全装置
CN103693524A (zh) * 2012-09-27 2014-04-02 株式会社日立制作所 具备紧急制动装置的电梯
CN104276478A (zh) * 2013-07-02 2015-01-14 株式会社日立制作所 电梯
US10640331B2 (en) 2015-03-18 2020-05-05 Mitsubishi Electric Corporation Elevator safety device and elevator system
KR20170117141A (ko) 2015-03-18 2017-10-20 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 엘리베이터의 비상 멈춤 장치 및 엘리베이터 시스템
CN106351988A (zh) * 2016-11-03 2017-01-25 韩伍林 夹绳器专用摩擦片
DE112017008138T5 (de) 2017-10-06 2020-07-02 Mitsubishi Electric Corporation Fangvorrichtung für einen Aufzug
KR20200044076A (ko) 2017-10-06 2020-04-28 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 엘리베이터의 비상 멈춤 장치
US11472670B2 (en) 2017-10-06 2022-10-18 Mitsubishi Electric Corporation Safety gear for an elevator
CN109693987A (zh) * 2017-10-23 2019-04-30 上海三菱电梯有限公司 电梯双向安全制动装置
DE112019007951T5 (de) 2019-12-09 2022-09-22 Mitsubishi Electric Corporation Fahrstuhl und fangvorrichtung für diesen
WO2023127032A1 (ja) * 2021-12-27 2023-07-06 株式会社日立製作所 つり合い錘及びエレベーター

Also Published As

Publication number Publication date
US20020134624A1 (en) 2002-09-26
EP1167269B1 (en) 2012-03-28
CN1364138A (zh) 2002-08-14
KR20010108315A (ko) 2001-12-07
US6997287B2 (en) 2006-02-14
TW568878B (en) 2004-01-01
CN1167596C (zh) 2004-09-22
EP1167269A4 (en) 2003-03-19
EP1167269A1 (en) 2002-01-02
KR100430116B1 (ko) 2004-05-03
WO2001051399A1 (fr) 2001-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001192184A (ja) エレベータ非常止め装置
JP4927294B2 (ja) エレベータのための適合可能な制動力を備えたブレーキ拘束装置
US5230406A (en) Safety brake arrangement for elevators
JP4710834B2 (ja) エレベータ非常止め装置
US8006806B2 (en) Emergency brake of elevator
CA2408024C (en) Braking device for a lift
KR20150038120A (ko) 엘리베이터의 비상 멈춤 장치
US9764927B2 (en) Elevator
US20180044136A1 (en) Elevator safety device and elevator system
JP6723472B2 (ja) エレベータの非常止め装置
JP2013151356A (ja) エレベーター用非常止め装置及びエレベーター
JPH05319724A (ja) エレベータ用非常停止装置
JP2001002342A (ja) エレベーター用非常止め装置
JP7001981B1 (ja) エレベータ停止装置及びエレベータ
JP4854954B2 (ja) エレベータの非常止め装置
JPH1111818A (ja) エレベータの非常止め装置
JP2012158440A (ja) エレベータ
JP4610095B2 (ja) エレベータの非常止め装置
US20220144588A1 (en) Adjustable force safety brakes
JP4659193B2 (ja) エレベータの非常止め装置
JPH05162945A (ja) エレベータ用非常止め装置
JP2023077430A (ja) 張力調整装置
JPH0248390A (ja) エレベータ用非常止め装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100601

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100722