JP2001159381A - コモンレール式ｖ型ディーゼルエンジン - Google Patents
コモンレール式ｖ型ディーゼルエンジンInfo
- Publication number
- JP2001159381A JP2001159381A JP34525899A JP34525899A JP2001159381A JP 2001159381 A JP2001159381 A JP 2001159381A JP 34525899 A JP34525899 A JP 34525899A JP 34525899 A JP34525899 A JP 34525899A JP 2001159381 A JP2001159381 A JP 2001159381A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- common rail
- engine
- supply pump
- type
- bank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B37/00—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
- F02B37/02—Gas passages between engine outlet and pump drive, e.g. reservoirs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 サプライポンプ又はコモンレールの全長が大
きくなった場合、或いは他の補機類をＶバンク間に搭載
する場合にもこれらをエンジン全長内に収め、エンジン
のコンパクト化を達成する。 【解決手段】 本発明に係るコモンレール式Ｖ型ディー
ゼルエンジンは、エンジンのＶバンク２１Ａ，２１Ｂ間
にて各バンク毎に吸気マニホールド２６Ａ，２６Ｂを取
り付け、これら吸気マニホールドを掛け渡してコモンレ
ール３を取り付けたものである。コモンレールが上方に
移動されるため、サプライポンプ４とコモンレールとを
オーバーラップさせてエンジン全長内に収められると共
に、コモンレール下方の空いたスペース３０に他の補機
類を取り付けられるようになる。吸気マニホールドの集
合部２８にコモンレールを取り付けるとコモンレールの
高さ位置が高くなり、スペース拡大及び開閉振動防止に
有利となる。
きくなった場合、或いは他の補機類をＶバンク間に搭載
する場合にもこれらをエンジン全長内に収め、エンジン
のコンパクト化を達成する。 【解決手段】 本発明に係るコモンレール式Ｖ型ディー
ゼルエンジンは、エンジンのＶバンク２１Ａ，２１Ｂ間
にて各バンク毎に吸気マニホールド２６Ａ，２６Ｂを取
り付け、これら吸気マニホールドを掛け渡してコモンレ
ール３を取り付けたものである。コモンレールが上方に
移動されるため、サプライポンプ４とコモンレールとを
オーバーラップさせてエンジン全長内に収められると共
に、コモンレール下方の空いたスペース３０に他の補機
類を取り付けられるようになる。吸気マニホールドの集
合部２８にコモンレールを取り付けるとコモンレールの
高さ位置が高くなり、スペース拡大及び開閉振動防止に
有利となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車両等に搭載される
コモンレール式Ｖ型ディーゼルエンジンに関する。
コモンレール式Ｖ型ディーゼルエンジンに関する。
【０００２】
【従来の技術】本出願人は以前コモンレール式Ｖ型ディ
ーゼルエンジンについて提案を行った（特願平10-46324
号（特開平11-229991 号公報）参照）。これにおいては
エンジンのＶバンク間の底部にサプライポンプ（高圧ポ
ンプ）とコモンレールとを直列配置し、これらをエンジ
ン全長内に収めコンパクト化を図っている。
ーゼルエンジンについて提案を行った（特願平10-46324
号（特開平11-229991 号公報）参照）。これにおいては
エンジンのＶバンク間の底部にサプライポンプ（高圧ポ
ンプ）とコモンレールとを直列配置し、これらをエンジ
ン全長内に収めコンパクト化を図っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、サプライポン
プ又はコモンレールの全長が長くなるとこれらがエンジ
ン全長内に収まらず食み出すようになってコンパクト化
が達成できない。
プ又はコモンレールの全長が長くなるとこれらがエンジ
ン全長内に収まらず食み出すようになってコンパクト化
が達成できない。
【０００４】またエンジンによってはターボチャージャ
やＥＧＲクーラ等の他の補機類をＶバンク間底部に設置
したい場合があり、上記構造だとサプライポンプ又はコ
モンレールが邪魔になって設置することができない。
やＥＧＲクーラ等の他の補機類をＶバンク間底部に設置
したい場合があり、上記構造だとサプライポンプ又はコ
モンレールが邪魔になって設置することができない。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコモンレー
ル式Ｖ型ディーゼルエンジンは、エンジンのＶバンク間
にて各バンク毎に吸気マニホールドを取り付け、これら
吸気マニホールドを掛け渡してコモンレールを取り付け
たものである。
ル式Ｖ型ディーゼルエンジンは、エンジンのＶバンク間
にて各バンク毎に吸気マニホールドを取り付け、これら
吸気マニホールドを掛け渡してコモンレールを取り付け
たものである。
【０００６】これによれば、コモンレールが上方に移動
されるため、サプライポンプとコモンレールとをオーバ
ーラップさせてエンジン全長内に収められると共に、コ
モンレール下方の空いたスペースに他の補機類を取り付
けられるようになる。
されるため、サプライポンプとコモンレールとをオーバ
ーラップさせてエンジン全長内に収められると共に、コ
モンレール下方の空いたスペースに他の補機類を取り付
けられるようになる。
【０００７】ここで、上記吸気マニホールドが上流側に
集合部を、下流側に分配部を有し、上記コモンレールが
上記集合部に取り付けられるのが好ましい。
集合部を、下流側に分配部を有し、上記コモンレールが
上記集合部に取り付けられるのが好ましい。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施形態を添
付図面に基いて説明する。
付図面に基いて説明する。
【０００９】まず、本実施形態のエンジンのレイアウト
を説明する前に、図５を用いてエンジンに適用されるコ
モンレール式燃料噴射装置について説明する。ここで扱
うエンジンは６気筒Ｖ型ディーゼルエンジンである。
を説明する前に、図５を用いてエンジンに適用されるコ
モンレール式燃料噴射装置について説明する。ここで扱
うエンジンは６気筒Ｖ型ディーゼルエンジンである。
【００１０】エンジンの各気筒にはインジェクタ１が設
けられる。各インジェクタ１には高圧管２を通じ、コモ
ンレール３に貯留されたコモンレール圧（数10〜数100M
Pa）の高圧燃料が常時供給されている。コモンレール３
への燃料圧送は主にサプライポンプ（高圧ポンプ）４に
よって行われる。即ち、燃料タンク５の常圧程度の燃料
が燃料フィルタ６を通じてフィードポンプ７に吸引さ
れ、これにより燃料がフィード管８を通じてサプライポ
ンプ４に送られる。ここで燃料が高圧に加圧され、高圧
管９を通じてコモンレール３に送られる。
けられる。各インジェクタ１には高圧管２を通じ、コモ
ンレール３に貯留されたコモンレール圧（数10〜数100M
Pa）の高圧燃料が常時供給されている。コモンレール３
への燃料圧送は主にサプライポンプ（高圧ポンプ）４に
よって行われる。即ち、燃料タンク５の常圧程度の燃料
が燃料フィルタ６を通じてフィードポンプ７に吸引さ
れ、これにより燃料がフィード管８を通じてサプライポ
ンプ４に送られる。ここで燃料が高圧に加圧され、高圧
管９を通じてコモンレール３に送られる。
【００１１】燃料噴射制御を総括的に司る電子制御ユニ
ット（以下ＥＣＵという）１０が設けられ、これはエン
ジンの運転状態（回転速度、負荷等）に応じて所定の駆
動パルスをインジェクタ１の電磁ソレノイド１１に送
り、インジェクタ１を開閉制御する。電磁ソレノイド１
１がONされると燃料噴射が実行され、電磁ソレノイド１
１がOFF されると燃料噴射が停止される。噴射停止時に
はインジェクタ１内のリーク燃料がリーク管１２を通じ
て燃料タンク５に戻される。
ット（以下ＥＣＵという）１０が設けられ、これはエン
ジンの運転状態（回転速度、負荷等）に応じて所定の駆
動パルスをインジェクタ１の電磁ソレノイド１１に送
り、インジェクタ１を開閉制御する。電磁ソレノイド１
１がONされると燃料噴射が実行され、電磁ソレノイド１
１がOFF されると燃料噴射が停止される。噴射停止時に
はインジェクタ１内のリーク燃料がリーク管１２を通じ
て燃料タンク５に戻される。
【００１２】ＥＣＵ１０はエンジン運転状態に応じてコ
モンレール圧をフィードバック制御する。即ち、コモン
レール３にコモンレール圧センサ１３が設けられ、この
圧力値に基づきＥＣＵ１０がサプライポンプ４の出口圧
を制御する。このとき余剰の燃料が戻り管１４を通じて
燃料タンク５に戻される。コモンレール圧はそのまま噴
射圧力となる。
モンレール圧をフィードバック制御する。即ち、コモン
レール３にコモンレール圧センサ１３が設けられ、この
圧力値に基づきＥＣＵ１０がサプライポンプ４の出口圧
を制御する。このとき余剰の燃料が戻り管１４を通じて
燃料タンク５に戻される。コモンレール圧はそのまま噴
射圧力となる。
【００１３】ＥＣＵ１０は、エンジン回転速度センサ１
５の出力からエンジン回転速度を読取り、アクセル開度
センサ１６の出力からアクセル開度を読取り、大気温セ
ンサ１７の出力から大気温を読取り、水温センサ１８の
出力からエンジンの水温を読取るようになっている。こ
の他にもＥＣＵ１０は図示しない各種センサ類から各種
情報を読取り、これら情報に基づいて最適な燃料噴射制
御を実行する。
５の出力からエンジン回転速度を読取り、アクセル開度
センサ１６の出力からアクセル開度を読取り、大気温セ
ンサ１７の出力から大気温を読取り、水温センサ１８の
出力からエンジンの水温を読取るようになっている。こ
の他にもＥＣＵ１０は図示しない各種センサ類から各種
情報を読取り、これら情報に基づいて最適な燃料噴射制
御を実行する。
【００１４】さて、本実施形態のエンジンのレイアウト
は図１〜図３に示す如きである。図１の紙面手前側及び
図２の下方がエンジン長手方向の前方であり、図３は後
方から見たときの図である。
は図１〜図３に示す如きである。図１の紙面手前側及び
図２の下方がエンジン長手方向の前方であり、図３は後
方から見たときの図である。
【００１５】図示するように、かかるＶ型エンジンにお
いては、シリンダブロック２０とシリンダヘッド４０と
によって左右のバンク２１Ａ，２１Ｂが形成され、各バ
ンクに３気筒ずつシリンダ（図示せず）が設けられる。
各シリンダの位置は各シリンダに対して取り付けられる
インジェクタ１によって示される。これから分かるよう
に各シリンダはエンジン長手方向に沿って列設され各バ
ンク交互にオフセットされる。図ではシリンダヘッド上
に取り付けられる枠状のスペーサ部材が省略され、その
スペーサ部材上に固定されるヘッドカバー２２のみが示
される。エンジン全長をＬで示す。
いては、シリンダブロック２０とシリンダヘッド４０と
によって左右のバンク２１Ａ，２１Ｂが形成され、各バ
ンクに３気筒ずつシリンダ（図示せず）が設けられる。
各シリンダの位置は各シリンダに対して取り付けられる
インジェクタ１によって示される。これから分かるよう
に各シリンダはエンジン長手方向に沿って列設され各バ
ンク交互にオフセットされる。図ではシリンダヘッド上
に取り付けられる枠状のスペーサ部材が省略され、その
スペーサ部材上に固定されるヘッドカバー２２のみが示
される。エンジン全長をＬで示す。
【００１６】エンジン前端のバンク２１Ａ，２１Ｂ間の
底部にサプライポンプ４が取り付けられる。サプライポ
ンプ４のポンプシャフト２３がシリンダブロック２０の
前端壁２４を貫通して前方に突出される。このポンプシ
ャフト２３はプーリ、スプロケット機構等（図示せず）
を介してエンジンのクランクシャフト（図示せず）に回
転駆動される。
底部にサプライポンプ４が取り付けられる。サプライポ
ンプ４のポンプシャフト２３がシリンダブロック２０の
前端壁２４を貫通して前方に突出される。このポンプシ
ャフト２３はプーリ、スプロケット機構等（図示せず）
を介してエンジンのクランクシャフト（図示せず）に回
転駆動される。
【００１７】バンク２１Ａ，２１Ｂ間において、各バン
クの内側壁２５Ａ，２５Ｂにそれぞれ吸気マニホールド
２６Ａ，２６Ｂが取り付けられる。吸気マニホールド２
６Ａ，２６Ｂは吸気管（図示せず）を通じて送られてき
た吸気を入口２７から集合部２８に一旦集め、分配部２
９を通じて各気筒の吸気ポート（図示せず）に分配供給
するようになっている。それ故吸気マニホールド２６
Ａ，２６Ｂには上流側に集合部２８が、下流側に分配部
２９が設けられることになる。分配部２９は内側壁２５
Ａ，２５Ｂから上方に湾曲しつつ立ち上げられ、集合部
２８はその分配部２９の上端に一体に設けられる。吸気
マニホールド２６Ａ，２６Ｂは互いに離間され、吸気マ
ニホールド２６Ａ，２６Ｂの間には補機類を収容させる
べく空間（スペース）３０が形成される。
クの内側壁２５Ａ，２５Ｂにそれぞれ吸気マニホールド
２６Ａ，２６Ｂが取り付けられる。吸気マニホールド２
６Ａ，２６Ｂは吸気管（図示せず）を通じて送られてき
た吸気を入口２７から集合部２８に一旦集め、分配部２
９を通じて各気筒の吸気ポート（図示せず）に分配供給
するようになっている。それ故吸気マニホールド２６
Ａ，２６Ｂには上流側に集合部２８が、下流側に分配部
２９が設けられることになる。分配部２９は内側壁２５
Ａ，２５Ｂから上方に湾曲しつつ立ち上げられ、集合部
２８はその分配部２９の上端に一体に設けられる。吸気
マニホールド２６Ａ，２６Ｂは互いに離間され、吸気マ
ニホールド２６Ａ，２６Ｂの間には補機類を収容させる
べく空間（スペース）３０が形成される。
【００１８】両吸気マニホールド２６Ａ，２６Ｂの集合
部２８を掛け渡して或いは跨ぐようにしてコモンレール
３が取り付けられる。両吸気マニホールド２６Ａ，２６
Ｂにバンク内方に向けて若干突出するボス３１が二つず
つ一体に設けられ、コモンレール３にもボス３１に対応
した取付部３２が各バンク側に二つずつ一体に設けられ
る。各ボス３１上に各取付部３２が載置され上方からボ
ルト４３で固定されることでコモンレール３の取り付け
がなされる。取り付け後のコモンレール３は集合部２８
の上端付近の高さ位置に位置される。コモンレール３は
おおよそ偏平な形状とされ、右側の取付部３２はコモン
レールの中心部から枝状に突出される。こうしてコモン
レール３の下方に上記空間３０が形成されることにな
る。
部２８を掛け渡して或いは跨ぐようにしてコモンレール
３が取り付けられる。両吸気マニホールド２６Ａ，２６
Ｂにバンク内方に向けて若干突出するボス３１が二つず
つ一体に設けられ、コモンレール３にもボス３１に対応
した取付部３２が各バンク側に二つずつ一体に設けられ
る。各ボス３１上に各取付部３２が載置され上方からボ
ルト４３で固定されることでコモンレール３の取り付け
がなされる。取り付け後のコモンレール３は集合部２８
の上端付近の高さ位置に位置される。コモンレール３は
おおよそ偏平な形状とされ、右側の取付部３２はコモン
レールの中心部から枝状に突出される。こうしてコモン
レール３の下方に上記空間３０が形成されることにな
る。
【００１９】コモンレール３の左右側に３気筒分ずつの
燃料出口３３が設けられ、コモンレール３の前端にコモ
ンレール圧センサ１３が取り付けられ、コモンレール３
の右側前端部にプレッシャリミッタ３４が取り付けられ
る。燃料出口３３とプレッシャリミッタ３４とは左右外
側に向かって斜め上方に傾斜して取り付けられる。
燃料出口３３が設けられ、コモンレール３の前端にコモ
ンレール圧センサ１３が取り付けられ、コモンレール３
の右側前端部にプレッシャリミッタ３４が取り付けられ
る。燃料出口３３とプレッシャリミッタ３４とは左右外
側に向かって斜め上方に傾斜して取り付けられる。
【００２０】サプライポンプ４、コモンレール３、プレ
ッシャリミッタ３４、インジェクタ１及びエンジンに、
図５に示したような様々な燃料配管が接続されている。
即ち、サプライポンプ４の上面前端に設けられた入口３
５にフィード管８の出口端が接続され、サプライポンプ
４の背面に設けられた出口３６に高圧管９の入口端が接
続される。高圧管９の出口端は、コモンレール３の右側
面後部側に設けられる入口３７に接続される。コモンレ
ール３の各燃料出口３３と各インジェクタ１とが高圧管
２で接続される。インジェクタ１のリーク燃料はシリン
ダブロック内の燃料通路を通じて外部に排出される。そ
こで各バンクの燃料通路の出口３９Ａ，３９Ｂにリーク
管１２が接続され、リーク燃料が燃料タンクに戻され
る。リーク管１２はプレッシャリミッタ３４にも接続さ
れる。サプライポンプ４の戻り出口に接続される戻り管
１４はリーク管１２の途中に合流接続される。
ッシャリミッタ３４、インジェクタ１及びエンジンに、
図５に示したような様々な燃料配管が接続されている。
即ち、サプライポンプ４の上面前端に設けられた入口３
５にフィード管８の出口端が接続され、サプライポンプ
４の背面に設けられた出口３６に高圧管９の入口端が接
続される。高圧管９の出口端は、コモンレール３の右側
面後部側に設けられる入口３７に接続される。コモンレ
ール３の各燃料出口３３と各インジェクタ１とが高圧管
２で接続される。インジェクタ１のリーク燃料はシリン
ダブロック内の燃料通路を通じて外部に排出される。そ
こで各バンクの燃料通路の出口３９Ａ，３９Ｂにリーク
管１２が接続され、リーク燃料が燃料タンクに戻され
る。リーク管１２はプレッシャリミッタ３４にも接続さ
れる。サプライポンプ４の戻り出口に接続される戻り管
１４はリーク管１２の途中に合流接続される。
【００２１】次に本実施形態の作用を述べる。
【００２２】上述のように、このエンジンでは吸気マニ
ホールド２６Ａ，２６Ｂを掛け渡してコモンレール３が
取り付けられる。このため、コモンレール３が上方に移
動され、宙に浮いた格好となり、仮にサプライポンプ４
又はコモンレール３の全長が長くなったとしても、これ
らをオーバーラップさせて取り付けることができ、これ
らをエンジン全長内に収めることができる。なお本実施
形態では図２に示されるようにコモンレール圧センサ１
３をサプライポンプ４の上方にオーバーラップさせてい
る。
ホールド２６Ａ，２６Ｂを掛け渡してコモンレール３が
取り付けられる。このため、コモンレール３が上方に移
動され、宙に浮いた格好となり、仮にサプライポンプ４
又はコモンレール３の全長が長くなったとしても、これ
らをオーバーラップさせて取り付けることができ、これ
らをエンジン全長内に収めることができる。なお本実施
形態では図２に示されるようにコモンレール圧センサ１
３をサプライポンプ４の上方にオーバーラップさせてい
る。
【００２３】また、コモンレール３を上方に移動した結
果コモンレール３の下方即ちＶバンク間底部側に補機類
を収容させるための空間３０を形成することができる。
これによりターボチャージャやＥＧＲクーラ等、搭載す
べき補機類が増えた場合でも、その空間３０に搭載する
ことができ、Ｖバンク間のスペースを有効に活用できて
エンジン全長が長くなることを防止できる。
果コモンレール３の下方即ちＶバンク間底部側に補機類
を収容させるための空間３０を形成することができる。
これによりターボチャージャやＥＧＲクーラ等、搭載す
べき補機類が増えた場合でも、その空間３０に搭載する
ことができ、Ｖバンク間のスペースを有効に活用できて
エンジン全長が長くなることを防止できる。
【００２４】一方、一般にＶ型エンジンでは図４に示す
ようにクランクシャフト４１を支点としたバンク開閉方
向の振動が発生する。しかしながら本実施形態の構造だ
とコモンレール３が両バンクの吸気マニホールド２６
Ａ，２６Ｂをブリッジ状に掛け渡すので、これが補強部
材となりバンク開閉振動を抑制できる。またこれと同時
に、バンク開閉振動に起因した吸気マニホールド２６
Ａ，２６Ｂの振動も抑制できることになる。
ようにクランクシャフト４１を支点としたバンク開閉方
向の振動が発生する。しかしながら本実施形態の構造だ
とコモンレール３が両バンクの吸気マニホールド２６
Ａ，２６Ｂをブリッジ状に掛け渡すので、これが補強部
材となりバンク開閉振動を抑制できる。またこれと同時
に、バンク開閉振動に起因した吸気マニホールド２６
Ａ，２６Ｂの振動も抑制できることになる。
【００２５】ところで、吸気マニホールド２６Ａ，２６
Ｂでは分配部２９より集合部２８の方がバンク２１Ａ，
２１Ｂ及びクランクシャフトから離れた位置にあり、高
さ位置も高い。そこで本実施形態では集合部２８にコモ
ンレール３を取り付け、コモンレール３の位置をできる
だけ高くし、空間３０をできるだけ増すと共に、補強部
材の支点からの位置を離して開閉振動抑制効果を増すよ
うにした。なお、集合部２８でなく分配部２９に取り付
けた場合は空間３０が狭くなり開閉振動抑制効果も減少
するし、何より集合部２８を支持するものがなくなって
しまうので集合部２８の振動が大きくなる。
Ｂでは分配部２９より集合部２８の方がバンク２１Ａ，
２１Ｂ及びクランクシャフトから離れた位置にあり、高
さ位置も高い。そこで本実施形態では集合部２８にコモ
ンレール３を取り付け、コモンレール３の位置をできる
だけ高くし、空間３０をできるだけ増すと共に、補強部
材の支点からの位置を離して開閉振動抑制効果を増すよ
うにした。なお、集合部２８でなく分配部２９に取り付
けた場合は空間３０が狭くなり開閉振動抑制効果も減少
するし、何より集合部２８を支持するものがなくなって
しまうので集合部２８の振動が大きくなる。
【００２６】一方、分配部２９より集合部２８の方が吸
気マニホールド２６Ａ，２６Ｂ間の距離が短くなるの
で、集合部２８同士を掛け渡してコモンレール３を取り
付けるようにすることでコモンレール３の大型化を防止
できる。
気マニホールド２６Ａ，２６Ｂ間の距離が短くなるの
で、集合部２８同士を掛け渡してコモンレール３を取り
付けるようにすることでコモンレール３の大型化を防止
できる。
【００２７】本実施形態では吸気マニホールド２６Ａ，
２６Ｂにコモンレール３の取付部３２を載置させるため
のボス３１を設けたので、コモンレール３をボス３１に
載せ、四本のボルト４３を上方から締め付けるだけで簡
単に取り付けることができる。
２６Ｂにコモンレール３の取付部３２を載置させるため
のボス３１を設けたので、コモンレール３をボス３１に
載せ、四本のボルト４３を上方から締め付けるだけで簡
単に取り付けることができる。
【００２８】なお、コモンレールを上方に取り付けるに
はシリンダヘッド等をからブラケットを延出させてこれ
に取り付けることも考えられる。しかしこれだと比較的
長いブラケットを別途要し、部品点数や重量の点で得策
ではない。本発明では元々存在する吸気マニホールドを
利用するので部品点数や重量の増加は免れることができ
る。
はシリンダヘッド等をからブラケットを延出させてこれ
に取り付けることも考えられる。しかしこれだと比較的
長いブラケットを別途要し、部品点数や重量の点で得策
ではない。本発明では元々存在する吸気マニホールドを
利用するので部品点数や重量の増加は免れることができ
る。
【００２９】以上、本発明の実施の形態は他にも様々な
ものが考えられる。
ものが考えられる。
【００３０】
【発明の効果】本発明によれば以下の如き優れた効果が
発揮される。
発揮される。
【００３１】(1) サプライポンプ、コモンレール及び他
の補機類をエンジン全長内に収められ、エンジンのコン
パクト化を達成できる。
の補機類をエンジン全長内に収められ、エンジンのコン
パクト化を達成できる。
【００３２】(2) 各バンクの開閉振動やこれに起因する
吸気マニホールド及びその集合部の振動を抑制できる。
吸気マニホールド及びその集合部の振動を抑制できる。
【図１】実施形態に係るコモンレール式Ｖ型ディーゼル
エンジンの正面図である。
エンジンの正面図である。
【図２】同平面図である。
【図３】コモンレール、吸気マニホールド及びサプライ
ポンプのみを示したレイアウト図である。
ポンプのみを示したレイアウト図である。
【図４】エンジンの振動モードを示す概略正面図であ
る。
る。
【図５】実施形態のエンジンに適用されるコモンレール
式燃料噴射装置の構成図である。
式燃料噴射装置の構成図である。
１ インジェクタ ３ コモンレール ４ サプライポンプ ２１Ａ，２１Ｂ バンク ２６Ａ，２６Ｂ 吸気マニホールド ２８ 集合部 ２９ 分配部 ３０ 空間 ３１ ボス ３２ 取付部 ４３ ボルト Ｌ エンジン全長
Claims (2)
- 【請求項１】 エンジンのＶバンク間にて各バンク毎に
吸気マニホールドを取り付け、これら吸気マニホールド
を掛け渡してコモンレールを取り付けたことを特徴とす
るコモンレール式Ｖ型ディーゼルエンジン。 - 【請求項２】 上記吸気マニホールドが上流側に集合部
を、下流側に分配部を有し、上記コモンレールが上記集
合部に取り付けられる請求項１記載のコモンレール式Ｖ
型ディーゼルエンジン。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34525899A JP2001159381A (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | コモンレール式ｖ型ディーゼルエンジン |
| EP00125786A EP1104841A3 (en) | 1999-12-03 | 2000-11-24 | V-type diesel engine with common rail |
| US09/723,611 US6474305B1 (en) | 1999-12-03 | 2000-11-28 | V-type diesel engine with common rail |
| CN00134612A CN1299005A (zh) | 1999-12-03 | 2000-12-01 | 共轨式v型柴油发动机 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34525899A JP2001159381A (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | コモンレール式ｖ型ディーゼルエンジン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001159381A true JP2001159381A (ja) | 2001-06-12 |
Family
ID=18375389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34525899A Pending JP2001159381A (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | コモンレール式ｖ型ディーゼルエンジン |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6474305B1 (ja) |
| EP (1) | EP1104841A3 (ja) |
| JP (1) | JP2001159381A (ja) |
| CN (1) | CN1299005A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005036681A (ja) * | 2003-07-17 | 2005-02-10 | Yamaha Motor Co Ltd | Ｖ型エンジンの燃料供給装置及び該ｖ型エンジンを搭載した自動二輪車 |
| EP1577519A2 (en) | 2004-03-19 | 2005-09-21 | Kubota Corporation | Vertical multi-cylinder diesel engine |
| JP2008163757A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Yamaha Motor Co Ltd | 鞍乗型車両 |
| CN104832278A (zh) * | 2015-05-27 | 2015-08-12 | 无锡开普动力有限公司 | V型发动机 |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004058350A1 (de) * | 2004-12-03 | 2006-06-14 | Man Nutzfahrzeuge Ag | Aufgeladene Dieselbrennkraftmaschine mit einer Common-Rail-Einspritzanlage |
| DE102005009117A1 (de) * | 2005-03-01 | 2006-09-07 | Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag | Brennkraftmaschine mit mindestens zwei Zylinderbankreihen |
| DE102006014767A1 (de) * | 2006-03-30 | 2007-10-04 | Robert Bosch Gmbh | Kraftstoffeinspritzeinrichtung für eine mehrzylindrige Brennkraftmaschine |
| US7810466B2 (en) * | 2007-03-16 | 2010-10-12 | International Engine Intellectual Property Company, Llc | Compound bracket system |
| US7650876B2 (en) * | 2008-04-10 | 2010-01-26 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Fuel pump shaft and pump mounting in engine block |
| FR2967215B1 (fr) * | 2010-11-08 | 2016-01-01 | Valeo Systemes Thermiques | Collecteur de repartition de gaz et module d'admission de gaz correspondant |
| CN102975603A (zh) * | 2012-11-23 | 2013-03-20 | 张立民 | 分体式大功率发动机 |
| CN108443039B (zh) * | 2018-02-07 | 2020-06-26 | 广西玉柴机器股份有限公司 | V型多缸柴油机的柴油供给系统 |
| CN109488503A (zh) * | 2019-01-16 | 2019-03-19 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 不等长的高压油管装置 |
| CN109555627A (zh) * | 2019-01-16 | 2019-04-02 | 广西玉柴机器股份有限公司 | V型多缸柴油机的柴油供给系统 |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4372120A (en) * | 1979-10-26 | 1983-02-08 | General Motors Corporation | V-Type engine intake with vibration isolated manifold connector |
| AT379865B (de) * | 1980-02-08 | 1986-03-10 | Simmering Graz Pauker Ag | Wassergekuehlte brennkraftmaschine |
| US4570602A (en) * | 1982-08-23 | 1986-02-18 | General Motors Corporation | Fuel rail |
| US5197436A (en) * | 1989-03-31 | 1993-03-30 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Fuel delivery system for V-type engine |
| US5309885A (en) * | 1992-02-13 | 1994-05-10 | Outboard Marine Corporation | Marine propulsion device including a fuel injected, four-cycle internal combustion engine |
| JPH06117343A (ja) * | 1992-09-30 | 1994-04-26 | Suzuki Motor Corp | Ｖ型エンジンの燃料供給装置 |
| JPH10196482A (ja) * | 1997-01-16 | 1998-07-28 | Isuzu Motors Ltd | ディーゼル機関の燃料噴射装置 |
| JPH11230004A (ja) * | 1998-02-13 | 1999-08-24 | Isuzu Motors Ltd | Ｖ型エンジンにおけるコモンレール式燃料噴射装置 |
| JPH11229991A (ja) * | 1998-02-13 | 1999-08-24 | Isuzu Motors Ltd | コモンレール燃料噴射システムを備えたｖ型エンジン |
| JPH11229940A (ja) * | 1998-02-13 | 1999-08-24 | Isuzu Motors Ltd | コモンレール式燃料噴射装置 |
-
1999
- 1999-12-03 JP JP34525899A patent/JP2001159381A/ja active Pending
-
2000
- 2000-11-24 EP EP00125786A patent/EP1104841A3/en not_active Withdrawn
- 2000-11-28 US US09/723,611 patent/US6474305B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-12-01 CN CN00134612A patent/CN1299005A/zh active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005036681A (ja) * | 2003-07-17 | 2005-02-10 | Yamaha Motor Co Ltd | Ｖ型エンジンの燃料供給装置及び該ｖ型エンジンを搭載した自動二輪車 |
| EP1577519A2 (en) | 2004-03-19 | 2005-09-21 | Kubota Corporation | Vertical multi-cylinder diesel engine |
| EP1577519A3 (en) * | 2004-03-19 | 2006-02-22 | Kubota Corporation | Vertical multi-cylinder diesel engine |
| US7461635B2 (en) | 2004-03-19 | 2008-12-09 | Kubota Corporation | Vertical multi-cylinder diesel engine |
| JP2008163757A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Yamaha Motor Co Ltd | 鞍乗型車両 |
| CN104832278A (zh) * | 2015-05-27 | 2015-08-12 | 无锡开普动力有限公司 | V型发动机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1299005A (zh) | 2001-06-13 |
| EP1104841A3 (en) | 2002-01-23 |
| EP1104841A2 (en) | 2001-06-06 |
| US6474305B1 (en) | 2002-11-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4896822B2 (ja) | 内燃機関の吸気マニホルド | |
| JP2001159381A (ja) | コモンレール式ｖ型ディーゼルエンジン | |
| US7383811B2 (en) | Fuel injection system for engine | |
| JPH1122572A (ja) | 内燃機関のレゾネータ構造 | |
| JP3724687B2 (ja) | 内燃機関の吸気装置 | |
| JP3601299B2 (ja) | 内燃機関の吸気構造 | |
| JPS6368723A (ja) | Ｖ型エンジン | |
| JPWO2002040846A1 (ja) | 内燃機関用吸気モジュール及びその部材並びに電子制御式スロットル装置 | |
| JP3786066B2 (ja) | エンジンの吸気装置 | |
| JP3785917B2 (ja) | Ｖ型エンジンにおける燃料供給系の制振構造 | |
| JP3416285B2 (ja) | 船外機の燃料供給装置 | |
| JP3094915B2 (ja) | Ｖ型エンジンの燃料供給装置 | |
| JP3879954B2 (ja) | 筒内燃料噴射式エンジン | |
| JPH06299936A (ja) | Ｖ型エンジンの吸気装置 | |
| JP2993313B2 (ja) | Ｖ型エンジンの吸気装置 | |
| JP3888030B2 (ja) | 船外機のインテークマニフォールド | |
| JP3450458B2 (ja) | ２サイクルエンジンの燃料供給装置 | |
| JP3200995B2 (ja) | エンジンの吸気管構造 | |
| JP3397873B2 (ja) | Ｖ型エンジンの吸気装置 | |
| JP2500851Y2 (ja) | 過給機付エンジンのバイパス構造 | |
| JP2529548B2 (ja) | 多気筒エンジンの吸気装置 | |
| JP2533317Y2 (ja) | Ｖ型エンジンの吸気装置 | |
| JP3015977B2 (ja) | Ｖ型エンジンの吸気装置 | |
| JP3042193B2 (ja) | Ｖ型エンジンの排気還流装置 | |
| JP2531527Y2 (ja) | エンジンのシリンダヘッド構造 |