JP3450458B2 - 2サイクルエンジンの燃料供給装置 - Google Patents

2サイクルエンジンの燃料供給装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、クランク室に連通する
吸気通路に燃料を供給するようにした2サイクルエンジ
ンの燃料供給装置に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、船外機用2サイクルエンジンの
燃料供給装置としては、クランク室に接続された吸気通
路に燃料噴射弁を装着し、該燃料噴射弁により燃料を噴
射供給するようにしたものが一般的である。このような
船外機用エンジンでは、従来、リードバルブ保持プレー
トにインテークマニホールドを接続するとともに、該イ
ンテークマニホールドに燃料噴射弁が装着される支持プ
レートを接続し、該支持プレートにスロットルボディを
接続している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のインテークマニホールドとスロットルボディとの間に
燃料噴射弁用支持プレートを介設する構造では、スロッ
トルボディからクランク室に至る吸気経路が長くなり、
それだけエンジン全体が大型化するという問題がある。
特に船外機用エンジンの場合、その用途からしてエンジ
ン構成部品をできるだけ小型化する必要があるが、上記
燃料噴射弁の配置構造が小型化を図る場合のネックにな
っている。 【0004】ここで、本件出願人は、先にスロットルボ
ディに燃料噴射弁を装着した燃料供給装置を提案した
(特願平5−184050号参照)。これによれば燃料
噴射弁の支持プレートを不要にできる分だけ吸気経路を
短くでき、エンジン全体をコンパクトに構成できる。 【0005】ところで、上記エンジンのより一層のコン
パクト化を図るには、例えば燃料噴射弁に燃料を供給す
る燃料供給レールの配置位置についても検討する必要が
ある。例えば、上記燃料供給レールをブラケットを介し
て吸気通路に取付ける構造の場合、該ブラケットをスロ
ットルボディ等との干渉を回避させる形状にしなければ
ならず、全体としての配置スペースが大きくなるという
問題が生じる。また上記ブラケットを別途形成する必要
があるので、部品点数が増えるとともに生産ラインでの
組み立て工数が増えるという問題も生じる。 【0006】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、吸気経路の短縮を図りながら燃料供給レールの配置
スペースを小さくしてエンジン全体をコンパクトに構成
でき、かつ部品点数を削減して低コスト化に対応できる
2サイクルエンジンの燃料供給装置を提供することを目
的としている。 【0007】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、クラ
ンク軸が航走時に略垂直をなすように縦置に船体に搭載
される船外機用2サイクルエンジンの各クランク室に連
通する複数の吸気通路のそれぞれにスロットルバルブ
内蔵するスロットルボディを接続し、上記吸気通路内
に燃料を噴射供給するようにした燃料供給装置におい
て、上記各スロットルボディに燃料噴射弁を装着すると
ともにレール支持ボス部を一体形成し、該各スロットル
ボディ同士を固定板で位置決め固定し、上記スロットル
バルブの弁軸の端部同士をリンク機構で連結し、上記燃
料噴射弁に燃料を供給する燃料供給レールを上記各レー
ル支持ボス部に架け渡してかつ上記リンク機構の反対側
にてクランク軸と略平行となるように固定し、もって上
記各スロットルボディ,燃料噴射弁及び燃料供給レール
を一体に組み付けた単体のアッシィ部品としたことを特
徴としている。 【0008】 【0009】 【作用】請求項1の発明によれば、スロットルボディに
燃料噴射弁を装着し、該スロットルボディのレール支持
ボス部に燃料供給レールを取付けたので、吸気経路を短
くすることができるとともに、燃料供給レールの配置ス
ペースを小さくすることができ、エンジン全体のコンパ
クト化に対応できる。 【0010】また本発明では、スロットルボディに燃料
噴射弁及び燃料供給レールを組み込んで一体化したの
で、単体のエンジン構成部品として取り扱うことがで
き、生産ラインでの組み立てが容易となることから、生
産性の向上,及び製造コストの低減を図ることができ
る。 【0011】さらにまた、複数個のスロットルボディの
各レール支持ボス部に燃料供給レールを架け渡して、か
つリンク機構の反対側に固定したので、複数気筒エンジ
ンにおけるコンパクト化をさらに向上できるとともに、
生産ラインでの組み立て工数をさらに低減できる。 【0012】 【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1ないし図8は本発明の一実施例による船
外機用2サイクルエンジンの燃料供給装置を説明するた
めの図であり、図1は本実施例の燃料供給装置の正面
図、図2は上記実施例装置の平面図、図3は上記実施例
装置の右側面図、図4はベーパセパレータの断面図、図
5は上記実施例装置が適用された船外機用2サイクルエ
ンジンの模式図、図6は図7のVI-VI 線断面図、図7は
図8のVII-VII 線断面図、図8は上記エンジンの概略構
成図である。なお、図中、Fは船首側を、Rは船尾側を
それぞれ示しており、また左,右とは船首側から船尾側
を見た状態で左,右を示す。 【0013】本実施例の船外機50は、図5の下部に示
すように、主として推進機51が配設されたロアケース
52の上部にアッパケース53を接続し、これの上部に
本実施例エンジン1が収容されたトップカウル54を接
続して構成されており、該船外機50は図示しない船体
の船尾に揺動自在に枢支されている。 【0014】上記エンジン1は、これのクランク軸5を
航走時に略垂直をなすよう縦置きに配置したV型6気筒
2サイクルエンジンであり、これはシリンダブロック2
に左右Vバンクをなすように形成されたシリンダボア2
a内にピストン3を摺動自在に挿入配置し、該ピストン
3をコンロッド4でクランク軸5のクランクピン5aに
連結した構造のものである。また上記シリンダブロック
2の合面に装着されたシリンダヘッド6の内面には上記
ピストン3の頭面とで燃焼室を構成する燃焼凹部6aが
形成されており、該凹部6aには点火プラグ7が挿入さ
れている。 【0015】上記クランク軸5の各クランクピン5a部
分は各気筒毎に独立して形成された左, 右クランク室8
a,8b内に位置しており、該各クランク室8a,8b
はシリンダ壁内に形成された掃気通路9を介して上記各
シリンダボア2aに連通可能となっている。また各クラ
ンク室8a,8bの上流端開口に連通する各吸気通路2
8内にはそれぞれリードバルブ10,10が横置きに配
置されている。 【0016】上記各リードバルブ10は横断面三角形状
のバルブボディ10aの斜面部分に通気口10cを形成
し、該通気口10cを一対の弁板10bで開閉するよう
に構成されている。また上記各リードバルブ10のバル
ブボディ10aの基部(フランジ部)は保持プレート1
5に締結されており、該保持プレート15はクランク室
開口端面に固定されている。 【0017】上記保持プレート15の上流側端面には全
気筒共通のインテークマニホールド11が上記保持プレ
ート15と共締めにより接続固定されており、該インテ
ークマニホールド11には上記各クランク室8a,8b
にそれぞれ連通する分岐通路11a,11bが形成され
ている。また上記インテークマニホールド11には各分
岐通路11a,11bの合流部11cにそれぞれ臨む3
組のスロットルボディ12が接続されており、該各スロ
ットルボディ12の上流端開口は各気筒共通の中空箱状
のサイレンサ13に連通している。 【0018】上記各スロットルボディ12は上記合流部
11cに連通する吸気通路12aを有しており、該吸気
通路12aの上流端近傍には該通路12aの開口面積を
可変制御するスロットルバルブ18が配設されている。
このスロットルバルブ18の弁軸19は上記スロットル
ボディ12をクランク軸直角方向に貫通して突出してお
り、該弁軸19の左方突出部には上記スロットルバルブ
18を全閉位置に付勢するリターンスプリング22が装
着されている。また上記各スロットルボディ12の左方
には、上記各弁軸19のリターンスプリング22側端部
同士を連結するリンク機構23が設けられている。 【0019】上記各スロットルボディ12の右側壁12
eには、上記各気筒用クランク室8a,8bの入口に配
設された各リードバルブ10,10に向かって燃料を噴
射する一対のインジェクタ16,16が装着されてい
る。なお、上記各インジェクタ16の噴射ノズル16a
はスロットルバルブ18よりも下流側に位置している。 【0020】上記各スロットルボディ12の上記インジ
ェクタ取付部には斜め外方に延びるレール支持ボス部1
2bが一体形成されている。この各支持ボス部12bの
外端面12dにはインジェクタレール17が架け渡して
配設されており、該インジェクタレール17はボルト1
7aにより上記各支持ボス部12bに締め付け固定され
ている。上記インジェクタレール17は上記エンジン1
の右側部に、かつクランク軸5と略平行に配置されてお
り、該インジェクタレール17の燃料通路17b内に上
記各インジェクタ16の燃料導入口16bが挿入されて
いる。 【0021】また上記各スロットルボディ12は該スロ
ットルボディ12同士を連結する固定板24により位置
決め固定されている。これは各スロットルボディ12に
突出形成された位置決めピン12cに固定板24を嵌装
させて位置決めした後ボルト締め固定し、この状態で上
記インジェクタレール17を取付けたものである。これ
により各スロットルボディ12,インジェクタ16,イ
ンジェクタレール17を一体に組付けた単体のアッシィ
部品が構成されている。 【0022】上記エンジン1には本実施例の燃料供給装
置30が配設されている。この燃料供給装置30は、図
5の上部に示すように、主として、船体側に搭載された
燃料タンク31と、船外機50側に搭載された燃料供給
系統32とから構成されている。この燃料供給系統32
は、上記燃料タンク31から吸い上げた燃料を水分離フ
ィルタ33bを介してベーパセパレータ34内に供給す
る低圧型ダイヤフラムポンプ33aと、上記ベーパセパ
レータ34から吸い上げた燃料をフューエルフィルタ3
6を介して上記インジェクタレール17に高圧で供給す
る高圧型電磁ポンプ35とを備えている。 【0023】なお、55は上記ベーパセパレータ34内
の気化燃料を含むベーパを吸気系に吸引させるベーパ排
出通路、56は上記ベーパ中の気体燃料を分離するキャ
ニスタ、57は上記吸気系から吸気等がベーパセパレー
タ38側に逆流するのを防止する逆止弁である。 【0024】上記ダイヤフラムポンプ33aはインジェ
クタレール17の右側方に配置されており、上記水分離
フィルタ33bは上記ダイヤフラムポンプ33aの後方
に配置されている(図2参照)。また上記ベーパセパレ
ータ34は上記インジェクタレール17の反対側となる
エンジン1の左側部に配置されており、該セパレータ3
4に一体形成されたフランジ部34cを介してエンジン
1に取付けられている。また該ベーパセパレータ34の
下方に上記フューエルフィルタ36が配置されている。 【0025】上記高圧電磁ポンプ35は、図4に示すよ
うに、上記ベーパセパレータ34内の船尾側に収容配置
されており、ベーパセパレータ34内の船首側が燃料貯
溜部となっている。この燃料貯溜部にはフロート38が
揺動可能に配設されている。このフロート38は上記貯
溜部内の燃料の液面が高くなると図示実線側に揺動して
後述する燃料補給口37aをニードル弁38aにより閉
じ、低くなると図示二点鎖線側に揺動して開き、これに
よりベーパセパレータ34内の燃料量を一定に保持する
ものである。ここで、上記ベーパセパレータ34の船尾
側に電磁ポンプ35を、船首側の燃料貯溜部にフロート
38を配置したので、フルチルト時に液面が図4の一点
鎖線で示すように変動した場合はフロート38が実線で
示す位置に回動して燃料補給口37aを閉じることから
オーバフローすることはない。 【0026】上記ベーパセパレータ34は、下側ケース
34aの上面開口に上側ケース34bをボルト締め固定
してなる2分割構造のもので、該上側ケース34bの天
壁には燃料補給口37a,燃料供給口37b,及び燃料
戻り口37cがそれぞれ接続形成されている。上記燃料
供給口37bには上記電磁ポンプ35の吐出口35aが
接続されている。また上記下側ケース34aの底壁は電
磁ポンプ35側に向かって傾斜しており、この傾斜面に
沿ってフィルタ39が配設されている。このフィルタ3
9の下端に上記電磁ポンプ35の吸込口35bが接続さ
れている。これにより液面の変動による空気の吸い込み
を防止し、かつガス欠時にも燃料を最後まで吸い込める
ようになっている。 【0027】上記燃料補給口37aには補給ホース40
が接続されており、該補給ホース40は最上部のスロッ
トルボディ12の上方を通って上記ダイヤフラムポンプ
33aの吐出口に接続されている。また上記燃料供給口
37bには供給ホース41が接続されており、該供給ホ
ース41はベーパセパレータ34の右側を下方に延びて
フューエルフィルタ36に接続され、ここから最下部の
スロットルボディ12の下方を通ってインジェクタレー
ル17の下端部に接続されている。さらに上記燃料戻り
口37cにはリターンホース42が接続されており、該
リターンホース42は上記補給ホース40に沿ってこれ
と略平行に延び、レギュレータ43の出口に接続されて
いる。このレギュレータ43はインジェクタレール17
内の燃料圧力を調整するためのもので、これの入口は上
記インジェクタレール17の上端部に接続されている。 【0028】次に本実施例の作用効果について説明す
る。本実施例の燃料供給装置30は、燃料タンク31内
の燃料をダイヤフラムポンプ33aで汲み上げてベーパ
セパレータ34内に貯溜し、該ベーパセパレータ34内
の燃料を電磁ポンプ35で吸い上げてインジェクタレー
ル17の下端に圧送する。そしてインジェクタレール1
7の下端から導入された加圧燃料は各インジェクタ16
に供給され、残りの燃料がレギュレータ43からベーパ
セパレータ34に戻される。 【0029】そして本実施例では、スロットルボディ1
2にインジェクタ16を装着するとともに、各スロット
ルボディ12にレール支持ボス部12bを一体形成し、
該各レール支持ボス部12bにインジェクタレール17
を架け渡して固定したので、吸気通路に支持部材を介在
させてインジェクタを装着したり,ブラケットを介して
インジェクタレールを取付けたりする場合に比べて吸気
経路を短縮できるとともに、インジェクタレールの配置
スペースを小さくできる。その結果、エンジン全体をコ
ンパクトに構成でき、ひいては船外機の小型化に対応で
きる。 【0030】また上記インジェクタレール17をエンジ
ン1の右側部にクランク軸5と同じ方向に配置し、ベー
パセパレータ34をエンジン1の左側部に配置したの
で、エンジン回りの空きスペースを有効に利用してイン
ジェクタレール17とベーパセパレータ34とをバラン
ス良く配置でき、この点からもコンパクト化に対応でき
る。 【0031】さらに上記各スロットルボディ12を固定
板24で位置決め固定するとともに、該スロットルボデ
ィ12にインジェクタ16及びインジェクタレール17
を組み付けて一体化したので、これらの部品を単体のア
ッシィ部品として取り扱うことができる。よって生産ラ
インでの組み立て作業を容易にでき、生産性の向上及び
製造コストの低減を図ることができる。 【0032】また本実施例では、上記ベーパセパレータ
34を上側ケース34bと下側ケース34aとの2分割
構造とし、該上側ケース34bに燃料補給口37a,燃
料供給口37b,及び燃料戻り口37cを形成したの
で、これら各接続口37a〜37cの加工を上側ケース
34bだけに施せばよく、下側ケース34aへの加工を
不要にでき、両ケースに接続口を形成する場合に比べて
加工コストを低減できる。また上記上側ケース34bに
各接続口37a〜37cを形成したので、各ホース40
〜42の配索構造を簡略化できる。 【0033】さらにまた上記ベーパセパレータ34から
の加圧燃料をインジェクタレール17の下端に導入し、
これの上端からリターン燃料を戻すようにしたので、燃
料内の空気抜きを容易に行うことができる。 【0034】 【0035】 【0036】 【発明の効果】以上のように本発明に係る2サイクルエ
ンジンの燃料供給装置によれば、スロットルボディに燃
料噴射弁を装着するとともにレール支持ボス部を一体形
成し、該レール支持ボス部に燃料供給レールを固定した
ので、吸気経路を短縮できるとともに、燃料供給レール
の配置スペースを小さくすることができ、エンジン全体
をコンパクトに構成できる効果がある。また上記スロッ
トルボディ,燃料噴射弁及び燃料供給レールを一体化で
き、生産ラインでの組み立てを容易に行うことができる
とともに、製造コストを低減できる効果がある。 【0037】また、複数個のスロットルボディの各レー
ル支持ボス部に燃料供給レールを架け渡して、かつリン
ク機構の反対側に固定したので、複数気筒エンジンをコ
ンパクト化できるとともに、生産ラインでの組み立て工
数を低減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】発明の一実施例による船外機用2サイクルエ
ンジンの燃料供給装置を説明するための正面図である。 【図2】上記実施例装置の平面図である。 【図3】上記実施例装置の右側面図である。 【図4】上記実施例装置のベーパセパレータの断面図で
ある。 【図5】上記実施例装置が適用された船外機用2サイク
ルエンジンの模式図である。 【図6】図7のVI-VI 線断面図である。 【図7】図8のVII-VII 線断面図である。 【図8】上記実施例エンジンの概略構成図である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 9/10 F02M 55/02 350 F02M 69/00 350 F02M 69/10 B63H 21/26

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 クランク軸が航走時に略垂直をなすよう
    に縦置に船体に搭載される船外機用2サイクルエンジン
    の各クランク室に連通する複数の吸気通路のそれぞれに
    スロットルバルブを内蔵するスロットルボディを接続
    し、上記吸気通路内に燃料を噴射供給するようにした
    燃料供給装置において、上記各スロットルボディに燃料
    噴射弁を装着するとともにレール支持ボス部を一体形成
    し、該各スロットルボディ同士を固定板で位置決め固定
    し、上記スロットルバルブの弁軸の端部同士をリンク機
    構で連結し、上記燃料噴射弁に燃料を供給する燃料供給
    レールを上記各レール支持ボス部に架け渡してかつ上記
    リンク機構の反対側にてクランク軸と略平行となるよう
    に固定し、もって上記各スロットルボディ,燃料噴射弁
    及び燃料供給レールを一体に組み付けた単体のアッシィ
    部品としたことを特徴とする2サイクルエンジンの燃料
    供給装置。
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