JP2001084791A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2001084791A
JP2001084791A JP32538199A JP32538199A JP2001084791A JP 2001084791 A JP2001084791 A JP 2001084791A JP 32538199 A JP32538199 A JP 32538199A JP 32538199 A JP32538199 A JP 32538199A JP 2001084791 A JP2001084791 A JP 2001084791A
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Naoya Watanabe
直也 渡邊
Akira Yamazaki
彰 山崎
Kazutami Arimoto
和民 有本
Takeshi Fujino
毅 藤野
Isamu Hayashi
勇 林
Hideyuki Noda
英行 野田
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力を低減できかつ動作周波数を高くす
ることのできるロジック混載に適した半導体記憶装置を
提供する。 【解決手段】 メモリセルアレイ上にわたってリードデ
ータ線対(IOR0−IOR31)およびライトデータ
線対(IOW0−IOW31)ならびにスペアリードデ
ータ線対(SIR)およびスペアライトデータ線対(S
IW)を列方向に延在して配設する。スペアビットの救
済はデータ線対の置換により行なう。コラム冗長制御回
路(CRC)は、データ書込モード時とデータ読出モー
ド時とで、スペア判定結果出力タイミングを変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置に
関し、特に、ロジックデバイスおよびマイクロプロセッ
サなどのロジックとの混載に適した半導体記憶装置に関
する。より特定的には、ロジック混載DRAM(ダイナ
ミック・ランダム・アクセス・メモリ)のデータ書込/
読出部の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、DRAMとロジックデバイスまた
はマイクロプロセッサとを同一半導体基板上に集積化す
るDRAM内蔵システムLSI(大規模集積回路装置)
が普及してきている。このDRAM内蔵システムLSI
は、従来の個別のDRAMとロジックデバイスとをプリ
ント基板上にはんだ付けしたシステムと比べて以下のよ
うな利点がある。
【0003】(1) 個別DRAMのピン端子を考慮す
る必要がないため、DRAMとロジックとの間のデータ
バス幅を大きくとることができ、データ転送速度を向上
することができ、システム性能が向上する、(2) 半
導体基板上に形成されるデータバスは、プリント基板上
の配線と比べて寄生容量が小さく、信号線の充放電電流
を少なくすることができ、データ転送時に消費される動
作電流を小さくすることができる、および(3) パッ
ケージが単一化されること、およびプリント基板上のデ
ータバス配線および制御信号配線を削減することがで
き、プリント基板上の占有面積を小さくすることができ
る。
【0004】図58は、従来のDRAM内蔵システムL
SIの構成の一例を示す図である。図58において、こ
のDRAM内蔵システムLSIは、ロジック回路LGと
DRAMマクロが同一半導体基板CH上に集積化され
る。
【0005】このDRAMマクロは、各々が行列状に配
列される複数のメモリセルを有するメモリアレイMA0
およびMA1と、メモリアレイMA0およびMA1それ
ぞれに対応して設けられ、対応のメモリアレイMA0お
よびMA1のアドレス指定された行を選択するためのロ
ウデコーダXD0およびXD1と、メモリアレイMA0
およびMA1それぞれに対応して設けられ、メモリアレ
イMA0およびMA1のアドレス指定された列を選択す
るためのコラムデコーダYD0およびYD1と、コラム
デコーダYD0およびYD1により選択されたメモリセ
ル列とデータの授受を行なうためのデータパスDP0お
よびDP1と、メモリセルアレイMA0およびMA1へ
のデータアクセス動作を制御するための制御回路CGを
含む。
【0006】データパスDP0およびDP1は、データ
バスDB0およびDB1を介してロジック回路LGに結
合され、また制御回路CGは、制御バスCTBを介して
ロジック回路LGに結合される。図58において、デー
タバスDB0およびDB1の各々は、128ビットの書
込データおよび128ビットの読出データ(Q)を別々
に伝達する。
【0007】この図58に示すDRAM内蔵システムL
SIにおいては、ロウデコーダXD0およびXD1とコ
ラムデコーダYD0およびYD1は、直交するように配
置される。コラムデコーダYD0およびYD1によりメ
モリセルアレイMA0およびMA1の列を選択すること
により、最短距離で、データパスDP0およびDP1と
メモリアレイMA0およびMA1の選択列とを結合する
ことができる。また、DRAMマクロとロジック回路L
Gが、同一の半導体チップCH上に集積化されているた
め、データバスDB0およびDB1は、何らピン端子の
ピッチ条件およびピン端子数の制限を受けないため、幅
の広いバスを実現することができる。
【0008】図59は、図58に示すメモリアレイMA
0およびMA1の構成を概略的に示す図である。これら
のメモリアレイMA0およびMA1は、同一構成を有す
るため、図59においては、これらを、1つのメモリア
レイMAで総称的に示す。メモリアレイMAは、行列状
に配列される複数のメモリセルブロックMCBを含む。
これらのメモリセルブロックMCBには、明確には示さ
ないが、メモリセルが行列状に配列される。
【0009】メモリセルブロックMCBそれぞれに対応
して、対応のメモリセルブロックとデータの授受を行な
うためのローカルIO線対群LIOsが設けられる。ロ
ーカルIO線対LIOは、互いに相補な信号を伝達す
る。また、メモリセルブロックMCBそれぞれに対応し
てセンスアンプ群SAsが配置される。センスアンプ群
SAsは、シェアードセンスアンプ構成を有し、列方向
において隣接するメモリセルブロックにより共有され
る。これらのセンスアンプ群SAsは、対応のメモリセ
ルブロックの各列に対応して設けられるセンスアンプ回
路SAを含み、活性化時対応のメモリセルブロックの列
のデータの検知、増幅およびラッチを行なう。センスア
ンプ群SAsは、対応のローカルIO線対群LIOsと
選択的に結合される。
【0010】行方向に整列して配置されるメモリセルブ
ロックMCBに共通に、ワード線群WLsが配置され
る。動作時においては、1つの行ブロック(行方向に整
列して配置されるメモリセルブロックで構成されるブロ
ック)に含まれるワード線群WLsのうち1つのワード
線WLが選択状態へ駆動される。
【0011】行方向において隣接するメモリセルブロッ
クの間の領域およびメモリセルブロック外の領域(これ
らの領域をブロック間領域と称す)に、列方向に延在す
るグローバルIO線対GIO0−GIO127が配置さ
れる。列方向に整列するメモリセルブロックに共通に4
つのグローバルIO線対が配置される。各メモリセルブ
ロックに対しては4対のローカルIO線対LIOが配置
されており、1つの行ブロックにおいて各メモリセルブ
ロックMCBに対応して設けられる4対のローカルIO
線対群LIOsがそれぞれ、IOスイッチIOSWを介
して対応のグローバルIO線対に結合される。
【0012】グローバルIO線対GIO0−GIO12
7の各々は、相補信号を伝達し、かつ、図59に示すデ
ータパスに結合され、データパス内の書込/読出回路を
介してロジック回路LGに結合される。
【0013】グローバルIO線対GIO0−127と同
一配線層に、メモリセルアレイMA上にわたって列方向
に延在して列選択線CSLが配置される。列選択線群C
SLsは、列方向に整列して配置されるメモリセルブロ
ックMCBにより共有される。IOスイッチIOSWに
より、選択行ブロックのローカルIO線対群LIOsが
グローバルIO線対GIO0−127に結合されてお
り、非選択行ブロックのローカルIO線対群LIOs
は、グローバルIO線対GIO0−127から分離され
る。したがって、各列ブロック(列方向に整列して配置
されるメモリセルブロックにより構成されるブロック)
において4列が同時に選択され、4つのローカルIO線
対LIOがそれぞれ、対応のグローバルIO線対に結合
される。
【0014】この図59に示すアレイ構成の場合、グロ
ーバルIO線対GIO0−127がデータパスを介して
ロジック回路LGに結合されている。したがって、この
DRAMマクロとロジック回路間のデータバスDB0お
よびDB1のバス幅を大きくすることは、グローバルI
O線対の数を大きくすることである。グローバルIO線
対GIOの数を増加させるためには、ブロック間領域の
数を増加させる必要がある。グローバルIO線対は、相
補信号線対であり、ブロック間領域の数の増加により、
メモリセルアレイにおけるグローバルIO線対が占める
面積およびグローバルIO線対とGIOとローカルIO
線対LIOを接続するトランスファゲートの占める領域
の面積が増大し、チップ面積が増大する。
【0015】図60は、従来のDRAM内蔵システムL
SIの他の構成を概略的に示す図である。この図60に
示す構成は、たとえば、1998 IEEE ISSC
C、ダイジェスト・オブ・テクニカル・ペーパーズの第
72頁から第73頁および第415頁にヤベ等により示
されている。
【0016】この図60に示すDRAM内蔵システムL
SIの配置においては、メモリアレイMA0およびMA
1の間の領域に、ロウデコーダXD0およびXD1とコ
ラムデコーダYX0およびYX1が配置される。すなわ
ち、同一領域内に、ロウデコーダおよびコラムデコーダ
が設けられる。
【0017】メモリアレイMA0およびMA1とデータ
パスDP0およびDP1の間には、コラムデコーダは配
置されない。制御回路CGは、データパスDP0および
DP1の間の領域に配置される。
【0018】図61は、図60に示すメモリアレイMA
0およびMA1の構成を概略的に示す図である。図61
において、メモリアレイMA(MA0,MA1)は、行
方向および列方向それぞれに整列して配置されるメモリ
セルブロックMCBを含む。これらのメモリセルブロッ
クMCBに対応して、センスアンプ回路を含むセンスア
ンプ帯SABが配置される。このセンスアンプ帯SAB
の領域に列方向に延在して列選択線群CSLGが配置さ
れる。列選択線群CSLGは、8ビットの列選択線CS
LAi〜CSLA(i+7)またはCSLBi〜CSL
B(i+7)を含む。これらの列選択線群CSLGと平
行してワード線群WLGが配設される。このワード線群
WLGは、512本のワード線WLAj〜WLA(j+
511)またはWLBj〜WLB(j+511)を含
む。ここで、i=8Nであり、j=512Nである。た
だし、Nは0または自然数である。この列方向に整列す
るメモリセルブロックMCB上にわたって、32ビット
のIO線対群IOGが列方向に延在して配設される。こ
のIOデータ線対群IOGと平行に、各列ブロックに対
して1つのスペアIOデータ線対SIOが配設される。
行ブロックが4つのメモリセルブロックMCBを含むた
め、4つのスペアIOデータ線対SIO0−SIO3が
設けられる。
【0019】ここで、図61において、列選択線が、列
選択線CSLA0−CSLA71およびCSLB0−C
SLB71の2つのグループに分割されているのは、ペ
ージ動作により、このメモリセルアレイにおいて、2本
のワード線を同時に選択状態へ駆動することがあり、こ
の2本のワード線のうち、一方のワード線に接続するメ
モリセルのデータを読出すためである。したがって、ワ
ード線WLA3584−WLA4095のうちの1つの
ワード線と、ワード線WLB0−WLB511のうちの
1つのワード線を同時に選択状態へ駆動することができ
るように、列選択線CSLA64−CSLA71が通過
するセンスアンプ帯と、列選択線CSLB0−CSLB
7が通過するセンスアンプ帯とが別々に設けられる。
【0020】この図61に示す構成においては、IOデ
ータ線対IO0−IO127のそれぞれには、1つのメ
モリセルブロックMCBについて16個のセンスアンプ
が列選択ゲートを介して接続される。列選択線により1
つの列選択ゲート(1IO当り)が導通する。列選択ゲ
ートがIOデータ線対に結合されるため、ローカルIO
線対とグローバルIO線対とを接続するためのIOスイ
ッチは不要となる。また列選択線とIOデータ線対を交
差する方向に配設し、IOデータ線対をメモリセルアレ
イ上にわたって延在して配置させることにより、このI
Oデータ線対は、特別に配線領域を設ける必要がなく、
チップ面積の増加を小さくすることができる。
【0021】図62は、1つのメモリセルブロックMC
Bに対するセンスアンプ帯の構成を概略的に示す図であ
る。図62においては、列選択線CSLA0−CSLA
15が配設されるメモリセルブロックを示す。1つのI
Oデータ線対IOに対し、1つのセンスアンプ帯におい
て8個のセンスアンプ回路SAが配置される。各センス
アンプ回路SAは、列選択ゲートYGを介して対応のI
Oデータ線対に接続される。図62においては、IOデ
ータ線対IO0、IO1を示す。メモリセルブロックM
CBに対しては、32ビットのIOデータ線対IO0−
IO31が配設される。32ビットのIOデータ線対に
対し、1つのスペアIOデータ線対SIOが配置され
る。このスペアIOデータ線対SIOに対しても、1つ
のセンスアンプ帯において8個のスペアセンスアンプ回
路が配設される。
【0022】列選択線CSLA0−7は、1つが選択状
態へ駆動され、単位となる8個のセンスアンプ回路の組
から1つのセンスアンプ回路を選択し、該選択されたセ
ンスアンプ回路が列選択ゲートYGを介して対応のIO
データ線対に結合される。1つのメモリセルブロックに
おいては、2つのセンスアンプ帯が配置されている。1
6個の列選択線CSLA0−CSLA15のうち1つが
選択状態へ駆動されるため、1つのIOデータ線対に対
し16個のセンスアンプ回路が対応して設けられる。ス
ペアセンスアンプ回路も同様である。したがって、列選
択線により、メモリセルブロックMCBにおいて、51
2列のうち32列が同時に選択されて対応のIOデータ
線対に接続される。不良ビット救済は、IOデータ線対
に関して行なわれ、したがって、16個のセンスアンプ
回路の組が、16個のスペアセンスアンプ回路の組によ
り置換される。
【0023】列選択線CSLA0−CSLA15は、図
62に示すように、ノーマルセンスアンプ回路およびス
ペアセンスアンプ回路を同時に選択し、ノーマルセンス
アンプ回路のデータおよびスペアセンスアンプ回路の保
持するデータが同時にIOデータ線対およびスペアIO
データ線対に伝達される。
【0024】この図62に示すように、センスアンプ回
路が列選択ゲートYGを介してIOデータ線対に結合さ
れるため、ローカルIO線とグローバルIO線の間のト
ランスファゲート配置領域が不要となり、またIOデー
タ線対IOがメモリセルアレイ上にわたって延在して列
方向に配置されているため、このIOデータ線対の数は
増加させても、何らIOデータ線対の占有面積を増加さ
せる必要がない。
【0025】図63は、図60に示すDRAMマクロの
データパスの構成を概略的に示す図である。図63にお
いては、32ビットのデータパスの構成すなわち、1つ
の列ブロックに対応する構成を示す。
【0026】データパスは、32ビットのIOデータ線
対IO0−IO31それぞれに対応して設けられるプリ
アンプPA0−PA31およびライトドライバWDV0
−WDV31と、スペアIOデータ線対SIOに対応し
て設けられるスペアプリアンプSPAおよびスペアライ
トドライバSWDVを含む。
【0027】プリアンプPA0−PA31およびSPA
はIOデータ線対IO0−IO31およびスペアIOデ
ータ線対SIO上のデータを増幅して出力する。
【0028】ライトドライバWDV0−WDV31およ
びスペアライトドライバSWDVは、ライトドライバイ
ネーブル信号WDEに従って活性化され、与えられた書
込データに従って対応のIOデータ線対IO0−IO3
1およびスペアIOデータ線対SIOを駆動する。
【0029】ライトドライバWDV0−WDV31へ
は、またデータ書込を禁止する書込データマスク信号/
DM0−DM3が与えられる。これらの書込データマス
ク信号/DM0−/DM3の各々は、8ビット単位でデ
ータの書込を禁止する。データマスク信号/DM0−/
DM3および/DMSが活性状態となりデータ書込にマ
スクをかけることを示しているときには、対応のライト
ドライバは出力ハイインピーダンス状態となる。
【0030】プリアンプPA0−PA31およびスペア
プリアンプSPAならびにライトドライバWDV0−W
DV31およびスペアライトドライバSWDVは、それ
ぞれ、IOイコライズ指示信号/IOEQに従って対応
のデータ線対をイコライズする回路を含んでいる。
【0031】データパスは、さらに、選択状態の行ブロ
ックを指定する行ブロックアドレス信号RBA0−RB
A3に従って、不良列がノーマルメモリセルアレイにお
いてアドレス指定されたか否かを判定し、その判定結果
に従ってスペアIOデータ線対で置換すべきIOデータ
線対を指定する選択信号SIOSEL0−SIOSEL
31を出力し、かつデータ書込時データマスク信号に従
ってスペアメモリセルデータにマスクをかけるか否かを
示す信号SDMSEL0−SDMSEL3を生成するコ
ラム冗長制御回路CRCと、選択信号SIOSEL0−
SIOSEL31に従って対応のプリアンプPA0−P
A31およびスペアプリアンプSPAの出力信号の一方
を選択する2:1マルチプレクサMUX0−MUX31
と、2:1マルチプレクサMUX0−MUX31それぞ
れに対応して設けられ、クロック信号CLKに同期して
マルチプレクサMUX0−MUX31の出力信号RDF
0−RDF31を取込みかつ出力するリードデータラッ
チRDL0−RDL31と、リードデータラッチRDL
0−RDL31それぞれに対応して設けられ、クロック
信号CLKに同期してリードデータラッチRDL0−R
DL31の出力データRD0−RD31を取込み出力デ
ータQ0−Q31として出力する出力バッファQB0−
QB31を含む。
【0032】リードデータラッチRDL0−RDL31
は、クロック信号CLKの立下がりで与えられたデータ
を取込み、クロック信号CLKの立上がりでラッチ状態
となる。出力バッファQB0−QB31は、このクロッ
ク信号CLKの立上がりに応答してリードデータラッチ
RDL0−RDL31の出力データを取込み出力する。
【0033】データパスは、さらに、外部からの書込デ
ータD0−D31それぞれに対応して設けられ、クロッ
ク信号CLKに同期して与えられた書込データを取込む
入力バッファDB0−DB31と、コラム冗長制御回路
CRCからのスペアIO選択信号SIOSEL0−SI
OSEL31に従って、入力バッファDB0−DB31
の出力する内部書込データWD0−WD31の1つを選
択する32:1スペアマルチプレクサSMUXと、ライ
トドライバイネーブル信号WDEに応答して、入力バッ
ファDB0−DB31からの内部書込データWD0−W
D31を取込むライトデータラッチWDL0−WDL3
1と、ライトドライバイネーブル信号WDEに応答して
スペアマルチプレクサSMUXからの内部書込データW
DSを取込んで出力するスペアライトデータラッチSW
DLと、ライトドライバイネーブル信号WDEの活性化
に応答してライトデータラッチWDL0−WDL31の
出力データWDD0−WDD31に従ってIOデータ線
対IO0−IO31を駆動するライトドライバWDV0
−WDV31と、ライトドライバイネーブル信号WDE
に応答してスペアライトデータラッチSWDLからの書
込データWDDSに従ってスペアIOデータ線対SIO
を駆動するスペアライトドライバSWDVを含む。ライ
トドライバWDV0−WDV31およびスペアライトド
ライバSWDVは、ライトドライバイネーブル信号WD
Eの非活性化時、出力ハイインピーダンス状態に設定さ
れる。
【0034】次に、図63に示すデータパスの動作を、
図64に示すタイミングチャート図を参照して説明す
る。以下の説明では、DRAMマクロはマルチバンク構
成とする。
【0035】時刻T0またはT1のクロック信号CLK
の立上がりエッジで、データ書込を示すライトコマンド
WRITEが、コラムアクセスを行なうバンクを示すコ
ラムバンクアドレスCBKとともに取込まれる。このと
きまた、図示しない選択列を示すコラムアドレス信号も
同時に取込まれる。図示しない内部回路が、活性状態に
ある行ブロックを示す行ブロックアドレス信号RBA0
−RBA3を格納しており、ライトコマンドWRITE
が与えられると、その格納した行ブロックアドレス信号
RBA0−RBA3をコラム冗長制御回路CRCへ与え
る。コラム冗長制御回路CRCにおいては、各行ブロッ
クごとに不良メモリセルが接続するIOデータ線対を示
すアドレスがプログラムされている。この行ブロックア
ドレス信号RBA0−RBA3に従って、該行ブロック
の不良IOデータ線対を示すアドレス信号がデコードさ
れ、スペアIO選択信号SIOSEL0−SIOSEL
31が生成される。
【0036】一方、このスペア判定結果確定に先立っ
て、入力バッファDB0−DB31が活性化され、外部
からの書込データD0−D31を取込み、内部書込デー
タWD0−WD31を生成し、ライトデータラッチWD
L0−WDL31にラッチされる。スペアマルチプレク
サSMUXがコラム冗長制御回路CRCからのスペアI
O選択信号SIOSEL0−SIOSEL31に従っ
て、入力バッファDB0−DB31の出力データの1つ
を選択してスペアライトデータラッチSWDLへ与え
る。
【0037】ライトデータラッチWDL0−WDL31
およびスペアライトデータラッチSWDLの出力データ
の確定後、ライトドライバイネーブル信号WDEが活性
状態のHレベルへ駆動され、またIOイコライズ指示信
号IOEQが非活性状態のLレベルとなり、IOデータ
線対IO0−IO31およびスペアIOデータ線対SI
Oのプリチャージ/イコライズ動作が完了し、これらの
データ線対IO0−IO31およびSIOへ書込データ
が伝達される。
【0038】また、このとき、図示しないコラムデコー
ダにより列選択動作が行なわれ、アドレス指定された列
に対応する列選択線CSLが選択状態のHレベルへ駆動
される。これにより、IOデータ線対IO0−IO31
およびスペアIOデータ線対SIOを介してメモリセル
にデータが書込まれる。
【0039】データ書込が十分行なわれたタイミングで
コラム選択線CSLを非活性状態とし、続いてライトド
ライバイネーブル信号WDEを非活性状態とするととも
に、IOイコライズ指示信号IOEQを活性化すること
により、IOデータ線対IO0−IO31およびスペア
IOデータ線対SIOが再び電源電圧レベルにイコライ
ズされプリチャージされる。
【0040】時刻T2またはT3においてデータ読出を
示すリードコマンドREADが与えられると、データ書
込時と同様にして、コラムバンクアドレスCBKおよび
図示しないコラムアドレス信号がクロック信号CLKの
立上がりエッジで取込まれる。このリードコマンドRE
ADとコラムバンクアドレスCBKに従って、データ書
込時と同様にしてコラム冗長制御回路CRCへ、行ブロ
ックアドレス信号RBA0−RBA3が与えられ、この
コラム冗長制御回路CRCにより、スペアIO線選択信
号SIOSEL0−SIOSEL31の1つが選択状態
へ駆動される。このコラム冗長制御回路CRCにおける
スペア判定動作と並行して、イコライズ信号IOEQが
非活性化され、IOデータ線対IO0−IO31および
スペアIOデータ線対SIOに対するイコライズ動作が
完了する。コラム選択線CSLがコラムデコーダにより
選択状態へ駆動されると、これらのIO線対IO0−I
O31およびスペアIOデータ線対SIOにメモリセル
データが読出される。
【0041】IOデータ線対IO0−IO31およびス
ペアIOデータ線対SIOの電位が十分に変化し、プリ
アンプPA0−PA31およびスペアプリアンプSPA
が十分に増幅することのできる電圧レベルに到達する
と、プリアンプ活性化信号PAEが活性化され、プリア
ンプPA0−PA31およびスペアプリアンプSPAが
これらのIOデータ線対IO0−IO31およびスペア
IOデータ線対SIO上の信号を増幅しかつラッチす
る。プリアンプPA0−PA31およびスペアプリアン
プSPAは、フリップフロップを内蔵しており、プリア
ンプ活性化信号PAEの非活性化後も有効データを維持
し出力する。
【0042】プリアンプPA0−PA31およびスペア
プリアンプSPAの出力PAO0−PAO31およびP
AOSが確定すると、プリアンプ活性化信号PAEが非
活性化され、またコラム選択信号線CSLも非活性状態
へ駆動される。一方、イコライズ信号IOEQが活性化
され、IOデータ線対が再び所定の電源電圧レベルにプ
リチャージされかつイコライズされる。
【0043】2:1マルチプレクサMUX0−MUX3
1が、コラム冗長制御回路CRCからのスペアIO選択
信号SIOSEL0−SIOSEL31に従って選択動
作を行ない、プリアンプPA0−PA31の出力信号P
AO0−PAO31の1つが、スペアプリアンプSPA
からの出力信号PAOSにより置換される。
【0044】次いでリードデータラッチRDL0−RD
L31が、マルチプレクサMUX0−MUX31の出力
信号RDF0−RDF31を、クロック信号CLKの立
上がりに応答して、ラッチする。出力バッファQB0−
QB31は、リードデータラッチRDL0−RDL31
からのデータRD0−RD31をクロック信号に同期し
て取込んでロジック回路LGに対する出力データQ0−
Q31を出力する。
【0045】
【発明が解決しようとする課題】コラム選択線CSL
(CSLA0−CSLA71およびCSLB0−CSL
B71)をワード線と平行にセンスアンプ帯に配置する
構成では、1つのIOデータ線対に対するコラム冗長構
成となり、すなわちIOデータ線対をスペアIOデータ
線対で置換する構成となる。データ書込時においては、
このスペア判定を行なった後に、IOデータ線対がライ
トドライバWDV0−WDV31およびスペアライトド
ライバSWDVにより駆動される。逆に、データ読出を
行なうリード動作モード時においては、まずコラム選択
線CSLが選択状態へ駆動されてIOデータ線対がセン
スアンプ回路により駆動される。この後、スペア判定結
果に従ってIOデータ線対の置換が実行される。スペア
判定結果確定タイミングは、データ書込モードおよび読
出モードで同じであり、データ書込モード時において
は、コラム選択線CSLが選択状態へ駆動されるタイミ
ングが、データ読出を行なうリード動作モード時よりも
遅くなる。したがって、ライト動作の次のサイクルでリ
ード動作を行なった場合、図64に示すように、IOデ
ータ線対のイコライズ期間ΔTeq(wr)は、リード
動作の次のサイクルでデータリードを行なったときのイ
コライズ時間ΔTeq(rr)と比較して短くなる。
【0046】サイクル時間を短くした場合、IOデータ
線対IO0−IO31およびスペアIOデータ線対SI
Oが十分にプリチャージされかつイコライズされる前に
データ読出が行なわれ、正確にプリアンプにより増幅動
作を行なうことができなくなるという、いわゆる「ライ
トリカバリー」の問題が生じる。このため、サイクル時
間を短くすることができず、高速動作させることができ
ないという問題があった。
【0047】データ読出動作モード時におけるコラム選
択線CSLの活性化タイミングを遅らせることにより、
このイコライズ時間ΔTeq(wr)を確保する手法が
考えられる。しかしながら、この場合、プリアンプ活性
化信号PAEの活性化タイミングも応じて遅れ、マルチ
プレクサMUX0−MUX31の出力データRDF0−
RDF31の確定タイミングも遅れる。したがって、リ
ードデータラッチRDL0−RDL31は、クロック信
号CLKの立上がりに応答してラッチ状態となっている
ため、このリードデータラッチRDL0−RDL31に
対する入力信号RDF0−RDF31のクロック信号C
LKに対するセットアップ時間ΔTsのマージンがなく
なり、正確なデータの読出を保証することができなくな
る。
【0048】以上のように、従来のDRAMマクロにお
いてメモリセルへのデータの書込および読出を共通のI
Oデータ線を用いて行なう場合、いわゆる「ライトリカ
バリー」の問題により、サイクル時間を短くすることが
できない。コラムレイテンシCL=2でデータ読出動作
を行なうためには、クロック信号CLKの周波数を低く
低減する必要があり、高速動作を行なうことができなく
なるという問題があった。
【0049】一般に、このロジック混載DRAMにおい
ては、用いられる用途に応じて、データビット幅が異な
る。製造コストの観点からは、種々のデータビット幅の
DRAMマクロに対し、共通の部分を作成し、データビ
ット幅に応じて入出力回路の構成をマスク配線により変
更するのが好ましい。したがって、この場合には、デー
タビット幅にかかわらず、共通にライトドライバおよび
入力バッファが用いられる。実際に使用される入力バッ
ファの数が、データビット幅に応じて変更され、この使
用される入力バッファに対し、ライトドライバが選択的
に結合される。
【0050】図65は、図63に示すDRAMマクロ
を、1/4のデータビット幅に低減した場合のデータ書
込部の構成を概略的に示す図である。図65において
は、入力バッファDB0−DB7が、書込データビット
D0−D7に対しそれぞれ設けられる。32ビットのラ
イトドライバWDV0−WDV31は、4つのライトド
ライバを単位として、1つの入力バッファに対応付けら
れる。また、入力バッファDB0は、ライトドライバW
DV0−WDV3に結合され、入力バッファDB7が、
ライトドライバWDV28−WDV31に結合される。
これらのライトドライバWDV0−WDV31は、それ
ぞれIOデータ線対IO0−IO31に結合される。
【0051】ライトドライバWDV0,WDV4,…W
DV28は、ライトドライバイネーブル信号WDE0に
応答して活性化される。ライトドライバWDV3,WD
V7,…WDV31は、ライトドライバイネーブル信号
WDE3に応答して活性化される。書込データマスク指
示信号/DM0がライトドライバWDV0−WDV7に
与えられる。書込データマスク指示信号/DM3は、ラ
イトドライバWDV24−WDC31に与えられる。
【0052】すなわち、書込データマスク指示信号/D
M0−/DM3は、8IOデータ線対単位で書込データ
にマスクをかける。この状態でデータ書込動作を考え
る。今、ライトドライバイネーブル信号WDE0が活性
状態とされ、ライトドライバWDV0,WDV(4k)
…WDV28が非活性化される状態を考える。書込デー
タマスク指示信号/DM1−/DM3はすべて非活性状
態となり、データ書込が実行される状態を想定する。
【0053】IOデータ線対IO0−IO31は、選択
された列選択ゲートCSG0−CSG31をそれぞれ介
してセンスアンプ回路(S.A)SA0−SA31に結
合される。
【0054】非選択のライトドライバは、出力ハイイン
ピーダンス状態である。この場合、センスアンプSA
0,SA(4k)…SA28に対し、ライトドライバW
DV0,…WDV(4k)…WDV28により、書込デ
ータビットD0−D7に応じたデータが転送される。一
方、IOデータ線対IO0,…IO(4k)…IO28
を除くIOデータ線対は、電源電圧Vccレベルにプリ
チャージされている(図64参照)。したがってこの場
合、対応の列選択ゲートCSGが列選択信号CSLに従
って導通状態にあり、非選択のセンスアンプ回路(S.
A)が、このプリチャージ電圧Vccを受け、この非選
択センスアンプ回路(S.A)のラッチデータが反転す
る可能性がある。したがって、従来のデータ書込マスク
指示信号に従ってライトドライバを非活性状態に設定す
る構成の場合、複数のデータビット幅に対応する内部デ
ータ書込回路を実現することができず、共通のチップを
用いて複数のデータビット幅に対応することができなく
なり、個々にデータビット幅に応じてチップを設計する
必要があり、製造コストが高くなるという問題が生じ
る。
【0055】それゆえ、この発明の目的は、高速クロッ
ク信号に同期して動作することのできるロジック内蔵用
DRAMを提供することである。
【0056】この発明の他の目的は、高速でデータ書込
を行なうことのできるロジック内蔵用DRAMを提供す
ることである。
【0057】この発明のさらに他の目的は、データビッ
ト幅にかかわらず正確にデータ書込マスクを行なうこと
のできる書込データマスク機能を備えるロジック内蔵用
DRAMを提供することである。
【0058】この発明のさらに他の目的は、共通のチッ
プで複数のデータビット幅に対応することのできる書込
データマスク機能を備える半導体記憶装置を提供するこ
とである。
【0059】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体記
憶装置は、行列状に配列されるノーマルメモリセルとこ
れらのノーマルメモリセルのうちの不良ノーマルメモリ
セルを置換するためのスペアメモリセルとが行列状に配
列される複数のメモリセルを有するメモリアレイと、不
良ノーマルメモリセルのアドレスを記憶するための不良
アドレスプログラム回路と、与えられたアドレス信号と
不良アドレスプログラム回路の不良アドレスとの一致/
不一致を判定するためのスペア判定回路とを備える。こ
のスペア判定回路は、データ書込モード時とデータ読出
モード時とで判定結果出力タイミングが異なる。
【0060】請求項2に係る半導体記憶装置は、請求項
1のスペア判定回路が、データ書込モード時の判定結果
出力タイミングを、データ読出モード時の判定結果出力
タイミングよりも早くするための回路を含む。
【0061】請求項3に係る半導体記憶装置は、複数の
ノーマルメモリセルへ書込データを伝達するための複数
のノーマルライトデータ線とスペアメモリセルへ書込デ
ータを伝達するためのスペアライトデータ線とを含み、
メモリセルアレイ上にわたって延在して配設されて選択
メモリセルへ書込データを伝達するための書込データバ
スと、メモリセル上にわたって延在して配設され、選択
メモリセルから読出されたデータを伝達するための読出
データバスとを備える。この読出データバスは複数のノ
ーマルメモリセルからの読出データを伝達するための複
数のノーマルリードデータバス線と、スペアメモリセル
からの読出データを伝達するためのスペアリードデータ
線とを含む。
【0062】請求項3に係る半導体記憶装置は、さら
に、データ書込指示に応答してイネーブルされ、与えら
れたアドレス信号に従って選択メモリセルの列を複数の
書込データバスの各データ線に接続するための書込列選
択回路を含む。この書込列選択回路は、スペアメモリセ
ルの列も同時に選択してスペアライトデータ線に接続す
る。
【0063】請求項3に係る半導体記憶装置は、さら
に、データ読出指示に応答してイネーブルされ、与えら
れたアドレス信号に従って選択メモリセル列のデータを
読出データバスに並列に読出す読出列選択回路を備え
る。この読出列選択回路も、ノーマルメモリセルおよび
スペアメモリセルのデータを同時に読出す。
【0064】請求項3に係る半導体記憶装置は、さら
に、ノーマルリードデータ線それぞれに対応して設けら
れ、スペア判定回路からの判定結果に従って対応のノー
マルリードデータ線からの読出データとスペアリードデ
ータ線からの読出データの一方を選択する複数のリード
救済選択回路と、これら複数のリード救済選択回路各々
からのデータを受けて並列に出力する読出回路と、ノー
マルライトデータ線それぞれに対応して設けられ、活性
化時対応のライトデータ線へ書込データを伝達するため
の複数のノーマル書込回路と、スペアライトデータ線に
対応して設けられ、活性化時スペアライトデータ線へ書
込データを伝達するスペア書込回路と、スペア判定回路
からのスペア判定結果に従って、複数のノーマル書込回
路に与えられる書込データのうちの1つを選択してスペ
ア書込回路へ与える書込救済選択回路を含む。
【0065】スペア判定回路は、不良メモリセル位置
(アドレス)を記憶する回路と、与えられたアドレス信
号と記憶した不良アドレスとに従って置換すべきリード
データ線およびライトデータ線を指示する置換指示信号
とスペアメモリセルを使用するか否かを示す信号とをス
ペア判定結果として出力する回路を含む。
【0066】請求項4に係る半導体記憶装置は、請求項
3の書込データバスと読出データバスが別々に設けられ
る。
【0067】請求項5に係る半導体記憶装置は、請求項
3のスペア判定回路に格納される不良アドレスは、不良
メモリセルに結合するリードデータ線およびライトデー
タ線の位置を特定する。
【0068】請求項6に係る半導体記憶装置は、請求項
3のメモリセルアレイが列方向に沿って複数の行ブロッ
クに分割される。スペア判定回路の不良アドレス記憶回
路は、1または複数の所定数の行ブロックごとに置換す
べきノーマルリード/ライトデータ線の位置を示すアド
レスを記憶する。
【0069】請求項7に係る半導体記憶装置は、請求項
3のメモリセルアレイが列方向に沿って複数の行ブロッ
クに分割される。
【0070】この請求項7に係る半導体記憶装置は、さ
らに、複数の行ブロックに対応して配置され、各々が対
応の行ブロックの列に対応して設けられる複数のセンス
アンプ回路を含むセンスアンプ帯を備える。書込列選択
回路は、各行ブロックの各列に配設される書込ゲート
と、センスアンプ帯に列方向に沿って延在して配設され
る列選択線を含む。この書込列選択線は、ノーマルメモ
リセルおよびスペアメモリセルの列両者を同時に選択す
る。読出回路は、このセンスアンプ帯に列方向に沿って
延在して配置される読出列選択線と、各行ブロックの各
列について配設され、読出列選択線上の信号に従って対
応の列をリードデータバス線に電気的に結合する読出ゲ
ートを含む。この読出列選択線も、ノーマルメモリセル
列およびスペアメモリセル列両者を同時に選択する。
【0071】請求項8に係る半導体記憶装置は、請求項
1の装置がさらに、メモリセル列各々に対応して設けら
れ、導通時対応の列を書込データ線に電気的に接続する
複数の書込列選択回路を備える。これら複数の書込列選
択回路の各々は、データ書込マスク指示信号を受ける書
込マスクゲートと、書込マスクゲートと直列に接続さ
れ、列選択信号に応答して導通する書込列選択ゲートを
含む。
【0072】請求項9に係る半導体記憶装置は、請求項
8の装置がさらに、各メモリセル列に対応して配置さ
れ、活性化時対応の列のデータを検知し増幅するための
複数のセンスアンプ回路を備える。書込列選択回路は、
対応のセンスアンプ回路と書込データ線との間に配置さ
れ、書込マスクゲートは対応のセンスアンプ回路に接続
し、また書込列選択ゲートは書込データ線に接続するよ
うに配置される。
【0073】請求項10に係る半導体記憶装置は、請求
項9の書込データ線は複数本メモリセルアレイ上に列方
向に延在して配設され、メモリセルアレイは列延在方向
に沿って複数の行ブロックに分割される。書込列選択回
路の各々は各行ブロックの各列に対応して配置される。
列選択信号は、行ブロック指定信号と列アドレス信号と
から生成される。
【0074】請求項11に係る半導体記憶装置は、請求
項10の装置が書込マスク指示信号を伝達するライトマ
スクデータ線をさらに備える。このライトマスクデータ
線は、メモリセルアレイ上にわたって列方向に延在する
第1の部分と、行延在方向に沿って延在して配置されか
つ第1の部分に接続する第2の部分とを有する。この第
2の部分が書込マスクゲートに結合される。
【0075】請求項12に係る半導体記憶装置は、請求
項11の装置において、行ブロックが行延在方向に沿っ
て複数のメモリセルブロックに分割される。これら複数
のメモリセルブロックの各々は、メモリセル行各々に対
応して配置され、各々に対応の行のメモリセルが接続す
る複数のサブワード線を含む。行ブロックは、メモリセ
ルブロックに共通に設けられるメインワード線と、サブ
ワード線に対応して配置され、対応のメインワード線の
信号に少なくとも従って、対応のサブワード線を選択状
態へ駆動するための複数のサブワード線ドライバとを含
む。ライトマスクデータ線の第1の部分はサブワード線
ドライバ配置領域に配設される。
【0076】請求項13に係る半導体記憶装置は、請求
項12のセンスアンプ回路が行ブロックの列に対応して
配置され、センスアンプ活性化信号に応答して活性化さ
れる。
【0077】この請求項13に係る半導体記憶装置は、
さらに、ライトマスクデータ線の第1の部分上の信号と
対応のセンスアンプ回路のセンスアンプ活性化信号とに
従って第2の部分へ書込マスク指示信号を伝達する論理
ゲートを備える。
【0078】請求項14に係る半導体記憶装置は、請求
項3のノーマル書込回路およびスペア書込回路の各々
は、対応のライトデータ線に結合され、活性化時対応の
ライトデータ線を書込データに従って2値駆動するライ
トドライバを含む。ライトドライバは2値信号を出力す
る2ステートバッファを備え、ライトデータバスは常時
この2ステートバッファにより駆動される。
【0079】請求項15に係る半導体記憶装置は、請求
項8の装置がさらに、メモリセル列に対応して配置さ
れ、活性化時対応の列のメモリセルデータを検知し増幅
する複数のセンスアンプ回路を備える。これら複数のセ
ンスアンプ回路は活性化時センス電源からの電圧を動作
電源電圧として受ける。マスク指示信号の振幅は、この
センス電源の電圧値に実質的に等しい。
【0080】請求項16に係る半導体記憶装置は、請求
項15の書込データ線が、メモリセルアレイ上にわたっ
て延在して配置される複数のグローバルライトデータ線
対を含む。
【0081】この請求項16に係る半導体記憶装置は、
さらに、データ書込モード時複数のグローバルライトデ
ータ線対を、書込データに従って駆動する書込回路をさ
らに備える。この書込回路はセンス電源とは別の電源か
らの電圧を動作電源電圧として受けて動作する。
【0082】請求項17に係る半導体記憶装置は、請求
項13の論理ゲートが、センスアンプ回路の動作電源電
圧と同じレベルの電圧を動作電源電圧として受けて動作
し、センスアンプ回路の動作電源電圧の振幅の信号を書
込マスク指示信号として出力する。
【0083】請求項18に係る半導体記憶装置は、請求
項1のメモリセルアレイが、列延在方向に沿って複数の
行ブロックに分割される。
【0084】この請求項18に係る半導体記憶装置は、
さらに、メモリセルアレイ上にわたって列方向に沿って
延在して配置され、書込データを伝達する複数のグロー
バルライトデータ線対と、メモリセルアレイ上にわたっ
て列方向に沿って延在してグローバルライトデータ線対
とは別に設けられる読出データを伝達するための複数の
グローバルリードデータ線対と、複数の行ブロックに対
応して配置され、各々が、対応の行ブロックの列に対応
して配置され、かつ対応の列のデータを検知し増幅する
ための複数のセンスアンプ回路を含む複数のセンスアン
プ帯と、複数のセンスアンプ帯各々において行方向に延
在して配置され、各々が対応の行ブロックの列を選択す
る列選択信号を伝達する複数の列選択線と、複数の行ブ
ロックの行方向について一方側に配置され、列アドレス
信号に従って複数の列選択線のうちアドレス指定された
列に対応する列選択線を選択状態へ駆動する列選択信号
発生回路を備える。
【0085】請求項19に係る半導体記憶装置は、請求
項16の別の電源からの電圧が、この半導体記憶装置外
部から与えられる電圧である。
【0086】請求項20に係る半導体記憶装置は、請求
項7の書込ゲートへ与えられる書込列選択信号は、セン
スアンプ回路の動作電源電圧の値と実質的に同じ振幅を
有する。
【0087】請求項21に係る半導体記憶装置は、行列
状に配列される複数のメモリセルと、メモリセルの列に
対応して配され、各々が対応の列のメモリセルのデータ
の検知および増幅を行なうための複数のセンスアンプ回
路とを含む。これら複数のセンスアンプ回路は、各々が
所定数のセンスアンプ回路を含む複数のセンスアンプユ
ニットに分割される。
【0088】請求項21に係る半導体記憶装置は、さら
に、複数のセンスアンプユニット各々に対応して設けら
れ、列選択信号に応答して対応のセンスアンプユニット
から1つのセンスアンプ回路を選択する複数の列選択ユ
ニットと、各々が予め定められた数のセンスアンプユニ
ットを含むセンスブロックに対応して設けられ、各々が
対応のデータマスク指示信号に応答して対応のセンスブ
ロックのセンスアンプ回路と対応の内部データ線との接
続を禁止する複数の書込マスク回路と、複数の内部書込
データ線各々に対応して設けられ、活性化時対応の内部
データ線へ内部書込データを伝達する複数の書込ドライ
バとを備える。これら複数の書込ドライバは、書込マス
ク回路に対応して複数の書込ドライバブロックに分割さ
れる。
【0089】請求項21に係る半導体記憶装置は、さら
に、複数の書込マスク回路各々に対応して設けられ、デ
ータマスク指示信号に応答して対応の書込マスク回路へ
データマスク指示信号を与える複数のマスクゲート回路
とを備える。マスクゲート回路の各々は、対応の書込ド
ライバブロックが非活性状態のとき、対応のデータマス
ク指示信号を活性状態として対応の書込マスク回路を接
続禁止状態とするためのゲート回路を含む。
【0090】請求項22に係る半導体記憶装置は、請求
項21の装置において各列選択ユニットが対応のセンス
アンプユニットのセンスアンプ回路各々に対応して設け
られ、各々が対応の選択列指定信号に応答して導通する
列選択ゲートを含む。互いに異なる選択列指定信号が各
列選択ユニットの列選択ゲートへ与えられる。列選択信
号は、互いに異なる選択列指定信号により構成される。
【0091】書込マスク回路は、対応のセンスブロック
のセンスアンプユニット各々のセンスアンプ回路各々に
対応して設けられかつ対応の列選択ゲートと直列に接続
されかつ対応のデータマスク指示信号のマスク指示時に
非導通となる書込マスクゲートを備える。
【0092】請求項23に係る半導体記憶装置は、請求
項21の装置において、書込ドライバブロック各々に対
応して設けられ、データ線選択信号に応答して対応の書
込ドライバブロックの書込ドライバを活性化してデータ
入力回路からのデータを対応の内部データ線へ伝達する
ための書込ドライバ制御回路をさらに含む。データ線選
択信号は、書込ドライバブロックの単位で活性化され、
活性化される書込ドライバブロックの数は、入力データ
ビット幅に応じて決定される。
【0093】請求項24に係る半導体記憶装置は、請求
項23の装置において、データ線選択信号は、書込ドラ
イバ活性化信号と所定の少なくとも1ビットの列アドレ
ス信号との組合せで与えられる。データマスク指示信号
は、データマスク指示と所定の少なくとも1ビットの列
アドレス信号との組合せで生成される。
【0094】請求項25に係る半導体記憶装置は、請求
項21の装置において複数の内部データ線は、メモリセ
ルからの読出データを伝達するための内部読出データバ
スと別に設けられ、書込データを伝達する内部書込デー
タ線を備える。書込ドライバの各々は、対応の内部書込
データ線を2値駆動する2ステートバッファを備える。
この2ステートバッファは、与えられたデータをラッチ
しかつラッチデータに応じて対応の内部書込データ線を
2値駆動するラッチ回路を含む。
【0095】スペア判定結果出力タイミングをデータ読
出モード時とデータ書込モード時とで異ならせることに
より、データ書込時とデータ読出時それぞれに対し、列
選択タイミングを最適化することができ、高速アクセス
を実現することができる。
【0096】特に、リードデータバスおよびライトデー
タバスを別々に設けることにより、読出データと書込デ
ータのデータバス上での衝突が防止され、いわゆる「ラ
イトリカバリー」の問題が生じず、よりサイクル時間を
短縮することができる。
【0097】書込ドライバを、書込マスク回路各々に対
応してブロックに分割し、かつこの書込マスク回路によ
り、センスアンプ回路と内部データ線との接続を禁止す
る構成とすることにより、入力データビット幅が変更さ
れても、書込ドライバブロックが非活性状態のときに
は、対応の書込マスク回路が活性化されデータ書込を禁
止するため、センスアンプ回路の保持データが変更され
るのを防止でき、正確にデータの書込を行なうことがで
きる。
【0098】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、この発
明に従うDRAM内蔵システムLSIの全体の構成を概
略的に示す図である。図1において、このDRAM内蔵
システムLSIは、ロジック回路LGと、このロジック
回路LGに対するデータを記憶するDRAMマクロを含
む。DRAMマクロは、それぞれが、32個の行ブロッ
クR♯0−R♯31に分割される2つのメモリセルアレ
イMA0およびMA1を含む。メモリセルアレイMA0
およびMA1の行ブロックR♯0−R♯15がバンクB
A♯0を構成し、メモリセルアレイMA0およびMA1
の行ブロックR♯16−R♯31がバンクBA♯1を構
成する。
【0099】メモリセルアレイMA0およびMA1上に
わたって列方向に延在して、選択メモリセルからのデー
タを伝達するリードデータ線対IORと、選択メモリセ
ルへの書込データを伝達するライトデータ線対IOWが
配置される。これらのリードデータ線対IORおよびラ
イトデータ線対IOWは、メモリセルアレイMA0およ
びMA1それぞれに対して設けられるデータパスDP0
およびDP1に結合される。データパスDP0およびD
P1は、それぞれデータバスDB0およびDB1を介し
てロジック回路LGに結合される。データバスDB0お
よびDB1も、書込データおよび読出データを別々のバ
スを介して伝達する。
【0100】メモリセルアレイMA0およびMA1の間
に、メモリセルアレイMA0に対するデコーダを配置す
るデコーダ配置領域XYD0が設けられ、またメモリセ
ルアレイMA1に対するデコーダ配置領域XYD1が設
けられる。これらのデコーダ配置領域XYD0およびX
YD1においては、対応の行ブロックそれぞれに対応し
て設けられ、対応の行ブロックのメモリセル行を選択す
るためのロウデコーダと、各行ブロックに対応して設け
られ、対応の行ブロックのデータ読出を行なう列を選択
するためのリードコラムデコーダと、各行ブロックに対
応して設けられ、対応の行ブロックのデータ書込を行な
うメモリセル列を選択するライトコラムデコーダを含
む。
【0101】データパスDP0およびDP1の間の領域
に、メモリセル選択動作を制御するための制御回路CG
が設けられる。
【0102】この図1に示すように、読出データを伝達
するリードデータ線対IORと、書込データを伝達する
ライトデータ線対IOWを別々に設けることにより、ラ
イトデータ線対IOWの電圧レベルがプリチャージ状態
に復帰する前に、リードデータ線対IORにデータを読
出すことができ、サイクル時間を短縮することができ
る。なお、ロジック回路LGは一例として、データバス
DB0およびDB1により伝達されたデータの積和演算
処理を行なう積和演算回路を含む。
【0103】図2は、図1に示すDRAMマクロの1つ
のメモリセルアレイにおける1つのバンクBAの構成を
概略的に示す図である。図2において、バンクBAは、
それぞれが8個の行ブロックで構成されるページ“0”
および“1”を含む。ページ“0”および“1”それぞ
れにおいて、ワード線が同時に選択状態へ駆動される。
コラムアクセス時においては、ページアドレスラッチP
GLにページアドレスを与え、このページアドレスラッ
チPGLからのページ選択信号PGSに従って、ページ
“0”および“1”の一方が選択される。2つのワード
線を同時に選択状態に駆動することにより、1つのバン
ク内におけるページ切換時のオーバーヘッドを低減す
る。
【0104】図3は、1つの行ブロックに関連する部分
の構成を概略的に示す図である。この行ブロックR♯に
は、ワード線WLが行方向に延在して配設される。行ブ
ロックR♯の両側に、センスアンプ帯SB♯aおよびS
B♯bが配置される。1つのページ内においては、セン
スアンプ帯SB♯aおよびSB♯bは、それぞれ列方向
において隣接する行ブロックにより共有される。ページ
境界の行ブロックにおいては、センスアンプ帯は、その
境界領域の行ブロックそれぞれに対して別々に設けられ
る。
【0105】センスアンプ帯SB♯aおよびSB♯bに
おいて、ワード線WLと平行に、読出列選択線群RCS
Lsおよび書込列選択線群WCSLsが配設される。
【0106】読出列選択線群RCSLsから読出列選択
線を選択するために、センスアンプ帯SB♯aに対して
リードコラムデコーダRYDaが設けられ、またセンス
アンプ帯SB♯bに対してはリードコラムデコーダRY
Dbが設けられる。書込列選択線群WCSLsに対して
は、書込列選択線を選択するために、センスアンプ帯S
B♯aおよびSB♯bそれぞれに対応してライトコラム
デコーダWYDaおよびWYDbが設けられる。
【0107】リードコラムデコーダRYDaおよびRY
Dbは、読出列アドレス信号YRとページ選択信号PG
Sと行ブロック活性化指示信号RBact1およびRB
act2とを受けてデコード動作を実行する。ライトコ
ラムデコーダWYDaおよびWYDbは、書込列アドレ
ス信号YWとページ選択信号PGSと行ブロック活性化
指示信号RBact1およびRBact2とに従ってデ
コード動作を実行する。行ブロック活性化指示信号RB
act1(RBact2)は、この行ブロックR♯およ
び上側(下側)に隣接する行ブロックの一方が活性状態
にあり、いずれかの行ブロックにおいて1つのワード線
WLが選択状態に維持されてセンスアンプ帯SB♯a
(SB♯b)が活性状態にあることを示す。
【0108】ワード線WLを選択するために、行ブロッ
ク指定信号RBSとXアドレス信号XAを受けるロウデ
コーダXDが設けられる。行ブロック選択信号RBS
は、行ブロックアドレス信号およびバンクアドレス信号
から生成され、ロウデコーダXDは、内部にラッチ回路
を有し、この行ブロック指定信号RBSが非選択状態へ
駆動された後においても、プリチャージ指示信号が与え
られるまで、選択状態のワード線WLを選択状態に維持
する。図3に示すデコーダが、図1に示すデコーダ配置
領域XYD0およびXYD1において各行ブロックに対
応して配置される。
【0109】行ブロック活性化指示信号RBact1
は、図3に示す行ブロックR♯を示す行ブロック指定信
号RBS♯およびこの行ブロックR♯の上側に隣接する
行ブロックに対する行ブロック指定信号RBSにより活
性化される。行ブロック活性化指示信号RBact2
は、この行ブロックR♯およびこの行ブロックR♯の下
側に隣接する行ブロックに対する行ブロック指定信号に
基づいて生成される。行ブロック指定信号RBSは、ロ
ウアクセス(アクティブコマンド印加時)に活性状態へ
駆動される。したがって、センスアンプ帯SB♯aおよ
びSB♯bそれぞれにコラムデコーダを設け、そのセン
スアンプ帯を共有する行ブロックが活性状態にあるか否
かに従って対応のコラムデコーダを活性化する。
【0110】なお、図3においては明確に示していない
が、列アクセス時に与えられるコラムバンクアドレスに
従ってこのコラムデコーダが活性化され、列選択動作が
行なわれるように構成される。
【0111】また、図2においては、1つのバンクBA
のページが、それぞれ上半分のブロックおよび下半分の
ブロックに分割されるように示される。しかしながら、
このページ“0”および“1”は、行ブロック毎に交互
に配置されてもよい。この場合、1つのページにおいて
2つのワード線が選択状態へ駆動される。この場合に
は、ページアドレス信号(ページ指定信号PGSに相当
するアドレス信号)と行ブロック指定信号との論理積に
より対応のセンスアンプ帯が活性状態にあるか否かの検
出が行なわれ、対応のセンスアンプ帯が活性状態のとき
にコラムデコーダが活性化されて、列選択信号に従って
列選択線を選択状態へ駆動する。この場合においても、
各センスアンプ帯に対して設けられたコラムデコーダに
対し、対応のセンスアンプ帯が活性状態にあるか否かに
従って列選択動作を活性化することができる。
【0112】図4は、メモリアレイの構成を概略的に示
す図である。図4においては、1つのメモリアレイMA
の構成を概略的に示す図である。図4においては、1つ
のバンクに含まれる16個の行ブロックR♯0−R♯1
5を示す。行ブロックR♯0−R♯15それぞれの列方
向についての両側にセンスアンプ帯SB♯が配置され
る。ページ境界においては、行ブロックR♯7およびR
♯8それぞれに対しセンスアンプ帯SB♯8およびSB
♯9が配置される。センスアンプ帯SB♯0−SB♯1
9それぞれにおいて、8ビットの読出列選択線CSLR
および8ビットの書込列選択線CSLWが配置される。
1ページにおいて、72本の読出列選択線CSLRA0
−CSLRA71(CSLRB0−CSLRB71)と
72本の書込列選択線CSLWA0−CSLWA71
(CSLWB0−CSLWB71)が配置される。
【0113】行ブロックR♯0−R♯15それぞれにお
いて、512本のワード線WLA(またはWLB)が配
置される。
【0114】列方向に沿って延在してメモリセルアレイ
上にわたって、リードデータ線対IOR0−IOR12
7とライトデータ線対IOW0−IOW127が配設さ
れる。32ビットのデータ線対に対して1つのスペアリ
ードデータ線対SIRおよびスペアライトデータ線対S
IOWが配置される。列方向に整列するメモリセルブロ
ックMCB(列ブロック)に対し32ビットのデータ線
対IORおよびIOWが配置される。各列ブロック単位
でデータ線対の置換が実行される。
【0115】図5は、1つのデータ線対に関連する部分
の構成を概略的に示す図である。図5において、リード
データ線対IORおよびライトデータ線対IOWに対し
て、メモリセルブロックMCBの上側において8個のセ
ンスアンプ回路SAが配置され、またメモリセルブロッ
クMCBの下側において8個のセンスアンプ回路SAが
配置される。これらのセンスアンプ回路SAのそれぞれ
に対応して、対応のセンスアンプ回路SAをリードデー
タ線対IORに結合するためのリードゲートRGと、対
応のセンスアンプ回路をライトデータ線対IOWに結合
するためのライトゲートWGが配置される。
【0116】メモリセルブロックMCBの上側におい
て、8ビットの列選択線群RCSLasおよび8ビット
の書込列選択線群WCSLasが配設され、またメモリ
セルブロックMCBの下側において、8ビットの読出列
選択線群RCSLbsおよび8ビットの書込列選択線群
WCSLbsが配設される。16ビットの読出列選択線
群RCSLasおよびRCSLbsのうち1つが選択状
態へ駆動され(メモリセルブロックMCBへのアクセス
時)、または16ビットの書込列選択線群WCSLas
およびWCSLbsのうち1つが選択状態へ駆動され
る。
【0117】すなわち、1つのリードデータ線対IOR
および1つのライトデータ線対IOWに対し16個のセ
ンスアンプ回路SAが配置される。スペアリードデータ
線対およびスペアライトデータ線対にも、同様の構成に
より、16個のスペアセンスアンプ回路が設けられる。
不良ビット存在時においては、16個のセンスアンプ回
路SAを単位として置換が行なわれる(データ線対の置
換)。
【0118】図6は、1つのセンスアンプ回路に関連す
るセンスアンプ帯の構成を示す図である。図6におい
て、センスアンプ回路SAは、ビット線分離ゲートBG
Uを介して上側のメモリセルブロックのビット線BLU
および/BLUに結合され、またビット線分離ゲートB
GLを介して下側のメモリセルブロックのビット線BL
Lおよび/BLLに結合される。ビット線分離ゲートB
GUおよびBGLは、スタンバイ状態時、ビット線分離
指示信号BLIUおよびBLILに従って導通状態にあ
り、アクティブサイクル時、選択メモリセルを含むメモ
リセルブロックのみが、センスアンプ回路SAに結合さ
れる。
【0119】センスアンプ回路SAは、交差結合される
PチャネルMOSトランジスタPQ1およびPQ2と、
センスアンプ活性化信号/SOPの活性化に応答してM
OSトランジスタPQ1およびPQ2のソースにセンス
電源電圧VccSを伝達するPチャネルMOSトランジ
スタPQ3と、交差結合されるNチャネルMOSトラン
ジスタNQ1およびNQ2と、センスアンプ活性化信号
SONの活性化に応答して導通し、接地電圧をこれらの
MOSトランジスタNQ1およびNQ2のソースへ伝達
するNチャネルMOSトランジスタNQ3を含む。セン
スアンプ回路SAは、活性化時、センスノードSNaお
よびSNb上のメモリセルデータを検知し増幅しかつラ
ッチする。
【0120】書込ゲートWGは、書込列選択線CSLW
上の列選択信号に応答して導通し、センスノードSNa
およびSNbをライトデータ線IOWLおよび/IOW
Lに電気的に結合するトランスファゲートTGaおよび
TGbを含む。
【0121】リードゲートRGは、センスノードSNa
およびSNbがそれぞれのゲートに接続されるNチャネ
ルMOSトランジスタTGeおよびTGfと、読出列選
択線CSLR上の信号に従って導通し、これらのMOS
トランジスタTGeおよびTGfのドレインノードをリ
ードデータ線/IORLおよびIORLに電気的に結合
するNチャネルMOSトランジスタTGcおよびTGd
を含む。このリードゲートRGは、センスノードSNa
およびSNb上の信号電位に応答して一方が導通し、リ
ードデータ線IORLおよび/IORLの一方を接地電
圧レベル方向に放電する。
【0122】センスノードSNaおよびSNbに対して
さらに、ビット線イコライズ指示信号BLEQに応答し
て活性化され、センスノードSNaおよびSNbを中間
電圧VBL(=VccS/2)にプリチャージしかつイ
コライズするプリチャージ/イコライズ回路P/Eが設
けられる。このビット線プリチャージ/イコライズ回路
P/Eは、ビット線イコライズ指示信号BLEQの活性
化時導通してセンスノードSNaおよびSNbを短絡す
るNチャネルMOSトランジスタTGgと、ビット線イ
コライズ指示信号BLEQの活性化時導通してセンスノ
ードSNaおよびSNbそれぞれに中間電圧VBLを伝
達するNチャネルMOSトランジスタTGhおよびTG
iを含む。
【0123】リードゲートRGを、MOSトランジスタ
TGeおよびTGfの差動段で構成することにより、セ
ンスアンプ回路SAのセンス動作完了前に、列選択線C
SLRを選択状態へ駆動することができ、高速のデータ
読出が実現される(リードゲートRGのデータ読出動作
が、センスアンプ回路SAのセンス動作には何ら影響を
及ぼさないため)。
【0124】図7は、データパスの構成を概略的に示す
図である。図7においては、32ビットのデータ入出力
を行なうデータパスの構成を示す。
【0125】図7において、リードデータ線対IOR0
−IOR31それぞれに対応してプリアンプPA0−P
A31が設けられ、ライトデータ線対IOW0−IOW
31それぞれに対応してライトドライバWDV0−WD
V31が設けられる。また、スペアリードデータ線対S
IORに対してスペアプリアンプSPAが設けられ、ス
ペアライトデータ線対SIOWに対してスペアライトド
ライバSWDVが設けられる。
【0126】コラム冗長制御回路CRCは、データ書込
時とデータ読出時とで、異なるタイミングで、スペアデ
ータ線対選択信号SIOSELを生成して、マルチプレ
クサMUX0−MUX31およびSMUXへ与える。
【0127】プリアンプPA0−PA31およびスペア
プリアンプSPAへは、リードデータ線対イコライズ指
示信号IOREQが与えられ、またライトドライバWD
V0−WDV31およびスペアライトドライバSWDV
に対して、ライトデータ線対イコライズ指示信号IOW
EQが与えられる。後に詳細に説明するように、これら
のプリアンプPA0−PA31およびスペアプリアンプ
SPAならびにライトドライバWDV0−WDV31お
よびスペアライトドライバSWDVは、対応のデータ線
対をプリチャージしかつイコライズする機能を有する。
リードデータ線対をイコライズするのは以下の理由によ
る。
【0128】リードデータ線対IOR0−IOR31お
よびスペアリードデータ線対SIORは、相補信号線対
であり、データ読出時においては、その電位変化は小さ
い。プリアンプPA0−PA31およびスペアプリアン
プSPAは、対応のリードデータ線対IORの微少電位
差を増幅している。したがって、コラム選択線が活性化
する前にリードデータ線対を等電位にして、正確にメモ
リセルデータに応じた電位変化をリードデータ線対に生
じさせる必要がある。列選択線を活性化した後、所定の
タイミングでプリアンプを活性化するとき、既にプリア
ンプの増幅動作にとって十分な大きさの電位差を、リー
ドデータ線対に生じさせる必要がある。
【0129】一方、ライトドライバWDV0−WDV3
1およびスペアライトドライバSWDVにイコライズ指
示信号IOWEQを与えているのは、以下の理由によ
る。ライトデータ線対IOW0−IOW31およびスペ
アライトデータ線対SIOWも相補信号線対である。デ
ータ書込時において、データ書込にマスクをかけるライ
トマスクためのデータ/DM0−/DM3および/DM
sが利用される。データ書込にマスクをかけるライトデ
ータ線対を等電位に維持しないでおいた場合、たとえラ
イトドライバがライトマスクデータに従って出力ハイイ
ンピーダンス状態に設定されても、相補ライトデータ線
に電位差が生じた場合、ライトコラム選択線が活性化さ
れており、対応のセンスアンプ回路が電位差のあるライ
トデータ線対と接続され、大きな寄生容量を有するライ
トデータ線対からの電荷の流入により、センスアンプ回
路の保持データが反転する可能性がある。これを防止す
るため、データ書込前において、ライトデータ線対を等
電位に設定する。
【0130】コラム冗長制御回路CRCが、データ書込
時およびデータ読出時別々のタイミングで、スペアデー
タ線選択信号SIOSELを出力するのは、スペア判定
結果出力タイミングを、データ読出時とデータ書込時と
で変更するためである。これにより、データ書込時、ス
ペア判定結果を早く出力して、書込列選択線活性化タイ
ミングを早くし、一方、データ読出動作モード時には、
このデータ書込時に比べて、スペア判定結果出力タイミ
ングを遅くすることにより、早いタイミングで読出列選
択線RCSLが活性化された後、十分にプリアンプの出
力データが確定したときにスペア判定結果に従ってメモ
リセルデータの選択を行なう。データ書込時の書込列選
択線活性化タイミングを早くすることにより、サイクル
時間を短縮する。
【0131】プリアンプPA0−PA31にはそれぞれ
マルチプレクサMUX0−MUX31が設けられてお
り、リード時のスペアデータ線選択信号SIOSEL0
−SIOSEL31に従って選択動作を行なう。これら
のマルチプレクサMUX0−MUX31に対応して、ク
ロック信号CLKに同期して与えられた信号を取込み出
力するリードデータラッチRDL0−RDL31が設け
られる。これらのリードデータラッチRDL0−RDL
31それぞれに対応して、クロック信号CLKに同期し
てデータ出力動作を行なう出力バッファQB0−QB3
1が設けられる。
【0132】書込データに対して入力バッファDB0−
DB31が設けられ、これらの入力バッファDB0−D
B31それぞれに対応して、ライトデータラッチWDL
0−WDL31が設けられる。また、入力バッファDB
0−DB31に対して、コラム冗長制御回路CRCから
のスペアデータ線選択信号SIOSELに従って選択動
作を行なうマルチプレクサSMUXが設けられる。この
マルチプレクサSMUXに対応して、スペアライトデー
タラッチSWDLが設けられる。
【0133】これらのライトデータラッチWDL0−W
DL31およびスペアライトデータラッチSWDLは、
ライトドライバイネーブル信号WDEの活性化に応答し
てラッチ状態となる。次に、この図7に示すデータパス
の動作を、図8に示すタイミングチャート図を参照して
説明する。
【0134】時刻T0またはT1においてデータ書込を
示すライトコマンドWRITEが与えられる。このライ
トコマンドWRITEと同時に、コラムアクセス(列選
択動作を行なう)バンクを指定するコラムバンクアドレ
スCBKおよびページアドレスならびに列アドレスが与
えられる。このコラムバンクアドレスCBKおよび図示
しないページアドレスに従って、図示しない回路(後に
説明する)から、アクセスする行ブロックを特定する行
ブロックアドレス信号RBA0−RBA3が生成され、
コラム冗長制御回路CRCへ与えられる。コラム冗長制
御回路CRCは、ライトコマンドWRITEが与えられ
たときには、比較的早いタイミングでスペア判定動作を
行ない、スペアIO線選択信号SIOSELのうち、不
良ライトデータ線対を示すスペアIO線選択信号を活性
状態へ駆動する。
【0135】コラム冗長制御回路CRCのスペア判定動
作と並行して、入力バッファDB0−DB31が、外部
から与えられる書込データD0−D31をクロック信号
CLKに同期して取込み、内部書込データWD0−WD
31を生成する。入力バッファDB0−DB31からの
内部書込データWD0−WD31のうち、1つが、コラ
ム冗長制御回路CRCからのスペアデータ線選択信号S
IOSEL0−SIOSEL31に従ってマルチプレク
サSMUXにより選択され、スペアライトデータラッチ
SWDLへ与えられる。ライトデータラッチWDL0−
WDL31およびスペアライトデータラッチSWDLが
与えられたデータを取込み、それらの出力データWDD
0−WDD31およびWDDSが確定状態となると、イ
コライズ指示信号IOWEQが非活性状態となり、また
同時にライトドライバイネーブル信号WDEが活性化さ
れる。このライトドライバイネーブル信号WDEの活性
化とほぼ同期して、書込列選択線CSLWが列アドレス
信号に従って活性状態へ駆動される。これにより、ライ
トドライバWDV0−WDV31およびスペアライトド
ライバSWDVが与えられたデータに従ってライトデー
タ線対IOW0−IOW31およびスペアライトデータ
線対SIOWを駆動する。ライトデータ線対IOW0−
IOW31およびスペアライトデータ線対SIOW上の
信号電位が十分に変化し、選択行ブロックの選択列上の
センスアンプ回路のデータが書込データに応じて変化す
ると、書込列選択線CSLWおよびライトドライバイネ
ーブル信号WDEが非活性化される。一方、イコライズ
指示信号IOWEQが活性化され、ライトデータ線対I
OW0−IOW31およびスペアライトデータ線対SI
OWが所定電圧レベルにプリチャージされかつイコライ
ズされる。
【0136】一方、データ読出時においては、時刻T2
またはT3において、データ読出を指示するリードコマ
ンドREADが与えられる。このリードコマンドREA
Dが与えられると、コラムアクセスを示すコラムバンク
を指定するコラムバンクアドレスCBKと図示しないペ
ージアドレスとに従って、アクセスすべき行ブロックを
指定する行ブロックアドレス信号RBA0−RBA3が
生成される。この行ブロック特定用のアドレス信号RB
A0−RBA3に従って、コラム冗長制御回路CRCが
スペア判定動作を行なう。一方、列アドレス信号および
コラムバンクアドレスCBKおよびページアドレス信号
に従って、コラムアクセスする行ブロックにおいて読出
列選択線CSLRが活性化され、選択列上のメモリセル
のデータ(センスアンプ回路によりラッチされたデー
タ)が、それぞれ対応のリードデータ線対IOR0−I
OR31およびスペアリードデータ線対SIOR上に読
出される。リード列選択線CSLRの活性化の直前に、
リードデータ線対のイコライズが停止されている(イコ
ライズ指示信号IOREQの非活性化)。これにより、
リードデータ線対IOR0−IOR31およびスペアリ
ードデータ線対SIORの電位が読出データに応じて変
化する。この電位変化が十分な大きさになると、プリア
ンプ活性化信号PAEが活性化され、プリアンプPA0
−PA31およびスペアプリアンプSPAが動作し、対
応のリードデータ線対上の信号電位を増幅し、内部読出
データPAO0−PAO31およびPAOSが確定状態
となる。
【0137】プリアンプPA0−PA31およびスペア
プリアンプSPAからの読出データPAO0−PAO3
1およびPAOSが確定すると、コラム冗長制御回路C
RCからのスペアIO線選択信号SIOSEL0−SI
OSEL31に従ってマルチプレクサMUX0−MUX
31が選択動作を実行する。マルチプレクサMUX0−
MUX31からのデータRDF0−RDF31が、リー
ドデータラッチRDL0−RDL31によりクロック信
号CLKの立上がり時でラッチされ、次いで出力バッフ
ァQB0−QB31を介してクロック信号CLKの立上
がりに同期して出力データQ0−Q31として出力され
る。
【0138】リードデータ線対とライトデータ線対とを
別々に設けることにより、ライトデータ線対IOW0−
IOW31およびスペアライトデータ線対SIOWの信
号電位が所定のプリチャージ電圧に復帰していない状態
においても、時刻T2においてリードコマンドREAD
を与えて読出列選択動作を行なうことができる。リード
データ線対IOR0−IOR31およびスペアリードデ
ータ線対SIORは、所定のプリチャージ状態に設定さ
れているため、正確に、所定のプリチャージ電圧からメ
モリセルデータに応じて信号電位を変化させる。
【0139】したがって、ライトリカバリーの問題を全
く考慮する必要がなく、すなわちライト/リード時のデ
ータ線上のプリチャージに必要とされる時間ΔTeq
(wr)を全く考慮する必要がなく、この時間差ΔTe
q(wr)分、サイクル時間を短くすることができる。
【0140】また、スペア判定結果を、書込動作時に早
いタイミングで出力することにより、スペアマルチプレ
クサSMUXからのデータWDSを早いタイミングで確
定状態に駆動することができ、応じて、ライトドライバ
イネーブル信号WDEの活性化タイミングを早くするこ
とができる。すなわち、図8において斜線で示すデータ
WDDSが不確定状態になる期間を前倒しにすることが
でき、ライトドライバイネーブル信号WDEの活性化期
間を、図8に示す期間より前倒しにすることができる。
これにより、従来、スペア判定結果がデータ書込時およ
びデータ読出時同一であったために、遅くする必要のあ
った列選択線の書込時の活性化タイミングを早くするこ
とができ、書込サイクル時間を短くすることができる。
【0141】読出モード時においては、単に、メモリセ
ルから読出されたデータがプリアンプに到達するまでの
固有の時間を確保する必要があり、この期間を過ぎた
後、スペア判定結果を確定してマルチプレクサによる選
択動作が行なわれればよい。読出時においては、リード
データラッチRDL0−RDL31に対するマルチプレ
クサMUX0−MUX31からのデータRDF0−RD
F31のセットアップ時間ΔTsが確保されればよい。
したがって、データ書込をより高速化することができる
ため、書込列選択線CSLWを早いタイミングで活性化
することができ、書込サイクル時間を短くすることがで
き、動作周波数を高速化することができる。
【0142】各部の構成 [ライトドライバの構成]図9は、図7に示すライトド
ライバWDV0−WDV31およびスペアライトドライ
バSWDVの構成の一例を示す図である。これらのライ
トドライバWDV0−WDV31およびスペアライトド
ライバSWDVは、同一構成を有するため、図9におい
ては1つのライトドライバWDVを代表的に示す。
【0143】図9において、ライトドライバWDVは、
ライトデータラッチからの内部書込データWDDを反転
するインバータ1と、ライトドライバイネーブル信号W
DEとデータマスク指示信号/DMとインバータ1の出
力信号を受けるNAND回路2aと、ライトドライバイ
ネーブル信号WDEとデータマスク指示信号/DMと内
部書込データWDDを受けるNAND回路2bと、NA
ND回路2aおよび2bの出力信号に従って互いに相補
なライトデータ線IOWLおよび/IOWLを駆動する
ドライブ回路3と、補のライトデータ線イコライズ指示
信号/IOWEQの活性化に応答して活性化され、ライ
トデータ線IOWLおよび/IOWLを電源電圧Vcc
Sレベルにイコライズしかつプリチャージするデータ線
イコライズ/プリチャージ回路4を含む。ライトデータ
線イコライズ指示信号/IOWEQは、信号IOWEQ
の反転信号である。
【0144】ドライブ回路3は、NAND回路2aおよ
び2bの出力信号をそれぞれ反転するインバータ3aお
よび3bと、NAND回路2bの出力信号がLレベルの
とき導通し、ライトデータ線IOWLへ電源電圧Vcc
Sを伝達するPチャネルMOSトランジスタ3cと、イ
ンバータ3aの出力信号がHレベルのとき導通し、ライ
トデータ線IOWLを接地電圧レベルに放電するNチャ
ネルMOSトランジスタ3dと、NAND回路2aの出
力信号がLレベルのとき導通し、ライトデータ線/IO
WLへ電源電圧VccSを伝達するPチャネルMOSト
ランジスタ3eと、インバータ3bの出力信号がHレベ
ルのとき導通し、ライトデータ線/IOWLを接地電圧
レベルに放電するNチャネルMOSトランジスタ3fを
含む。
【0145】データ線イコライズ/プリチャージ回路4
は、イコライズ指示信号/IOWEQがLレベルの活性
状態のとき導通するPチャネルMOSトランジスタ4a
−4cを含む。MOSトランジスタ4aは、導通時ライ
トデータ線IOWLおよび/IOWLを短絡し、MOS
トランジスタ4bおよび4cは、それぞれ導通時、電源
電圧VccSをライトデータ線IOWLおよび/IOW
Lに伝達する。
【0146】電源電圧VccSは、センスアンプ回路S
Aに与えられる電源電圧VccSと同じ電圧レベルであ
り、たとえば2.0Vである。この電源電圧VccS
は、たとえば2.5Vの外部電源電圧を内部降圧回路
(VDC)で降圧して生成される。メモリセルアレイの
周辺回路(ロウデコーダ等)およびデータパスの回路
は、外部電源電圧を一方動作電源電圧として受けて動作
する。
【0147】この図9に示すライトドライバWDVにお
いては、ライトドライバイネーブル信号WDEがLレベ
ルのときまたはデータマスク指示信号/DMがLレベル
のときには、NAND回路2aおよび2bの出力信号は
ともにHレベルであり、ドライブ回路3のインバータ3
aおよび3bの出力信号がともにHレベルとなる。した
がって、この状態においては、ドライブ回路3において
は、MOSトランジスタ3c−3fがすべて非導通状態
にあり、このドライブ回路3は、出力ハイインピーダン
ス状態となる。
【0148】一方、ライトドライバイネーブル信号WD
EがLレベルのときには、ライトデータ線イコライズ指
示信号/IOWEQがLレベルの活性状態にあり、デー
タ線イコライズ/プリチャージ回路4により、これらの
ライトデータ線IOWLおよび/IOWLは、電源電圧
VccSの電圧レベルに維持される。
【0149】ライトドライバイネーブル信号WDEがH
レベルの活性状態となり、かつデータマスク指示信号/
DMがHレベルのときには、NAND回路2aおよび2
bはインバータバッファとして動作し、内部書込データ
WDDに応じた内部信号を生成する。したがって、この
状態においては、この書込データWDDに応じてドライ
ブ回路3が、ライトデータ線IOWLおよび/IOWL
を駆動する。
【0150】[スペアライトドライバの変更例]図10
は、スペアライトドライバSWDVの変更例を概略的に
示す図である。この図10に示すスペアライトドライバ
SWDVにおいては、スペアイネーブル信号SPENと
ライトドライバイネーブル信号WDEとデータマスク指
示信号/DMsが、ドライブ回路3を駆動するNAND
回路2cおよび2dへ与えられる。ドライブ回路3およ
びデータ線イコライズ/プリチャージ回路4は、図9に
示す構成と同様の構成を備える。
【0151】スペアイネーブル信号SPENは、不良ビ
ットを救済するためにスペアメモリセルが使用される場
合、コラム冗長制御回路CRCが、このスペアイネーブ
ル信号SPENを活性状態へ駆動する。不良ビットがア
ドレス指定されていない場合、すなわちスペアライトデ
ータ線対を使用しない場合には、スペアイネーブル信号
SPENは、非活性状態のLレベルに保持される。
【0152】スペアイネーブル信号SPENが非活性状
態のLレベルに駆動された場合には、NAND回路2c
および2dの出力信号はともにHレベルとなり、ドライ
ブ回路3は出力ハイインピーダンス状態となる。したが
って、このスペア未使用時において、スペアライトドラ
イバを出力ハイインピーダンス状態に保持することによ
り、スペアライトドライバの消費電流を低減することが
できる。
【0153】図11は、書込制御信号を発生する部分の
構成を概略的に示す図である。図11において、書込制
御信号発生部は、クロック信号CLKに同期して外部か
らのライトコマンドWRITEを取込み、書込動作指示
信号φwrを生成するコマンドデコーダ5と、このコマ
ンドデコーダ5からの書込動作指示信号φwrとコラム
バンクアドレスCBKとに従って、指定されたバンクに
対する制御信号/IOWEQ、WDE、およびWCDE
をクロック信号CLKに同期して生成するバンク書込制
御回路6を含む。ライトコラムデコーダイネーブル信号
WCDEは、ライトコラムデコーダへ与えられ、その活
性化に従ってライトコラムデコーダがデコード動作を行
ない、また、ライト列選択線CSLWの活性化タイミン
グを決定する。
【0154】[ライトマスクデータ信号発生回路の構
成]図12は、データマスク指示信号発生部の構成を概
略的に示す図である。図12において、データマスク指
示信号発生部は、クロック信号CLKに同期して外部か
ら与えられるデータマスク信号M0−M3をそれぞれ含
むマスク入力(Min)バッファ7a−7dと、これら
のマスクそれぞれに対応して設けられ、データマスクラ
ッチ指示信号DMLに従って、マスク入力バッファ7a
−7dの出力信号をラッチするデータマスク(DM)ラ
ッチ8a−8dと、図7に示すコラム冗長制御回路CR
Cからのデータマスク選択信号SDMSEL0−SDM
SEL3に従ってマスク入力バッファ7a−7dの出力
信号の1つを選択する4:1マルチプレクサ9と、デー
タマスクラッチ指示信号DMLに従って、このマルチプ
レクサ9の出力信号をラッチするDMラッチ8sを含
む。DMラッチ8a−8dからデータマスク指示信号/
DM0−/DM3が出力され、DMラッチ8sからスペ
アデータマスク指示信号/DMsが出力される。
【0155】データマスクラッチ指示信号DMLは、デ
ータ書込動作時、クロック信号CLKに同期して所定の
タイミングで生成される。
【0156】図13(A)は、データマスク指示信号/
DM0−/DM3とライトデータバス線対IOW0−I
OW31の対応関係を示す図である。この図13(A)
に示すように、データマスク指示信号/DM0−/DM
3は、それぞれ8ビットずつデータに対しマスクをかけ
る。データマスク指示信号/DM0、/DM1、/DM
2、および/DM3は、それぞれライトデータバス線対
IOW0〜IOW7、IOW8〜IOW15、IOW1
6〜IOW23、およびIOW24〜IOW31に対応
する。この対応関係を利用することにより、データマス
ク選択信号SDMSEL0−SDMSEL3を生成す
る。
【0157】図13(B)は、コラム冗長制御回路CR
Cに含まれるスペアデータマスク選択信号発生部の構成
を概略的に示す図である。図13(B)において、スペ
アデータマスク選択信号発生部は、隣接する8つのスペ
アデータ線選択信号をそれぞれ受けるORゲートOG0
〜OG3を含む。ORゲートOG0は、スペアデータ線
選択信号SIOSEL0〜SIOSEL7を受けて、ス
ペアデータマスク選択信号SDMSEL0を生成する。
同様にして、ORゲートOG3は、スペアデータ線選択
信号SIOSEL24〜SIOSEL31を受けて、ス
ペアデータマスク選択信号SDMSEL3を生成する。
この図13(B)に図示しないORゲートにおいても、
スペアデータ線選択信号を8ビット単位で受けて対応の
スペアデータマスク選択信号を生成する。
【0158】なお、この図13(B)に示す構成におい
ては、8入力ORゲートが利用されている。しかしなが
ら、このスペアデータ線選択信号SIOSEL0−31
を生成する際に置換データ線を示すアドレスのデコード
動作が行なわれており、このデコード動作を利用して、
スペアデータマスク選択信号が生成されてもよい。
【0159】[行ブロックアドレス発生部の構成]図1
4は、コラム冗長制御回路へ与えられる行ブロックアド
レス信号を発生する部分の構成を概略的に示す図であ
る。図14において、行ブロックアドレス発生部は、ア
レイ活性化指示信号φACTとロウバンクアドレスRB
Kとを受けるAND回路10bと、このAND回路10
bの出力信号の活性化時、与えられた行ブロックアドレ
ス信号RBを取込みラッチする行ブロックアドレスラッ
チ回路10aと、コラムアクセス動作指示信号φCOL
Aとコラムバンクアドレス信号CBKを受けるAND回
路11bと、このAND回路11bの出力信号の活性化
時、行ブロックアドレスラッチ回路10aから与えられ
て取込んだ行ブロックアドレス信号をページ選択信号P
GSとともに行ブロックアドレス信号RBA0−RBA
3として出力する行ブロックアドレスラッチ出力回路1
1aを含む。
【0160】アレイ活性化指示信号φACTは、行アク
セスコマンドが与えられたときに一定期間活性化され
る。ロウバンクアドレス信号RBKは、ロウアクセス時
にアクセスすべきバンクを指定する。本実施の形態にお
いては、バンクは2つであり、この制御信号発生部が対
象とするバンクが特定されたときに、AND回路10b
の出力信号が活性状態となる。
【0161】行ブロックアドレスラッチ回路10aへ与
えられる行ブロックアドレス信号RBAは、8個の行ブ
ロックのうちの1つを指定する。これは、2ページが存
在し、たとえば各ページにおいて同じ位置の行ブロック
が指定されるためである。ページ単位でロウアクセスさ
れる場合、ページアドレスと行ブロックアドレスとが与
えられ、各ページにおいて独立にワード線選択が行なわ
れる。
【0162】コラムアクセス指示信号φCOLAは、リ
ードコマンドまたはライトコマンドが与えられたときに
活性状態へ駆動される。コラムバンクアドレスCBK
は、このリードコマンドまたはライトコマンドが与えら
れたときに同時に与えられ、2つのバンクのうちの1つ
を指定する。行ブロックアドレスラッチ出力回路11a
は、このコラムアクセス指示が与えられかつ対象となる
バンクがコラムバンクアドレスにより指定されたときに
活性化され、行ブロックアドレスラッチ回路10aによ
りラッチされ出力されていた行ブロックアドレス信号R
BAと、ページ選択信号PGSをともに出力する。この
行ブロックアドレスラッチ出力回路11aからの行ブロ
ックアドレス信号RBA0−RBA3は、4ビットであ
り、一方行ブロックアドレスラッチ回路10aへ与えら
れる行ブロックアドレス信号RBは3ビットである(ペ
ージアドレスを除く)。行ブロックアドレスラッチ出力
回路11aは、ページ選択信号PGSを、この行ブロッ
クアドレス信号RBAの最上位ビット位置に追加して、
4ビットの行ブロックアドレス信号RBA0−RBA3
を生成する。これにより、16個の行ブロックのうちの
1つの行ブロックが特定される。
【0163】[コラム冗長制御回路の構成]図15は、
図7に示すコラム冗長制御回路のスペアデータ線選択信
号発生部の構成を概略的に示す図である。図15におい
て、コラム冗長制御回路CRCは、スペアブロックデコ
ードイネーブル信号SBDEに応答して活性化され、行
ブロックアドレス信号RBA0−RBA3をデコードし
てブロック選択信号BS<0:15>を発生するブロッ
クデコーダ12と、行ブロックそれぞれに対応して設け
られるヒューズ回路H0−H15を含み、不良データ線
対のアドレスを格納するプログラム回路13a−13e
と、プログラム回路13a−13eそれぞれに対応して
設けられ、ブロックデコーダ12からのブロック選択信
号BS<0:15>に従って対応のプログラム回路のヒ
ューズ回路の出力を選択するマルチプレクサ(MUX)
14a−14eと、行ブロックそれぞれに対応して設け
られるヒューズ回路H0−H15を含み、各行ブロック
について不良データ線の置換を行なうべきか否かを示す
情報を格納するプログラム回路15と、ブロックデコー
ダ12からのブロック選択信号BS<0:15>に従っ
て、このプログラム回路15の対応の行ブロックのヒュ
ーズ回路のプログラム内容を読出すマルチプレクサ(M
UX)16と、このマルチプレクサ16からのスペアイ
ネーブル信号SPENの活性化に応答して活性化され、
マルチプレクサ14a−14eからの5ビットの置換デ
ータ線アドレス信号RPA0−RPA4をデコードして
スペアデータ線選択信号SIOSEL0−SIOSEL
31を出力するデコードラッチ回路17を含む。
【0164】ヒューズ回路H0−H15は、1ビットの
アドレスを格納する。プログラム回路13a−13eの
同じ行ブロックのヒューズ回路の記憶内容をデコードし
て、5ビットの不良データ線アドレス信号RPA0−R
PA4が生成される。プログラム回路15におけるヒュ
ーズ回路H0−H15は、それぞれ対応の行ブロックに
おいて不良置換を行なうべきか否かを示す情報を格納す
る。
【0165】ヒューズ回路H0−H15の具体的構成
は、単に、ヒューズプログラムにより、1ビットのアド
レスを記憶することができる構成であればよく、たとえ
ば、パッドの電位を固定して特定動作モードを示す信号
を発生するヒューズプログラム回路の周知の構成を利用
することができる。
【0166】コラム冗長制御回路CRCは、データ書込
時とデータ読出時とで、このスペアデータ線選択信号S
IOSEL0−SIOSEL31を確定状態に設定する
タイミングを異ならせる。
【0167】図16は、図15に示すスペアブロックデ
コードイネーブル信号SBDEを発生する部分の構成を
概略的に示す図である。図16において、スペアブロッ
クデコードイネーブル信号発生部は、クロック信号CL
Kに同期して外部から与えられるコマンドREADおよ
びWRITEを取込み、読出動作指示信号φreおよび
書込動作指示信号φwrを生成するコマンドデコーダ1
8と、コマンドデコーダ18からの読出動作指示信号φ
reを所定時間遅延する遅延回路19と、遅延回路19
の出力信号とコマンドデコーダ18からの書込動作指示
信号φwrとを受けるOR回路20と、OR回路20の
出力信号とコラムバンクアドレス信号CBKとに従っ
て、所定期間活性状態となるスペアブロックデコードイ
ネーブル信号SBDEを生成するデコード制御回路21
を含む。
【0168】コマンドデコーダ18は、リードコマンド
READが与えられたときには、読出動作指示信号φr
eを活性状態へ駆動し、一方、ライトコマンドWRIT
Eが与えられたときには、書込動作指示信号φwrを活
性状態へ駆動する。デコード制御回路21は、コラムバ
ンクアドレス信号CBKが対応のバンクを指定している
ときに活性化され、OR回路20の出力信号の活性化に
従って、スペアブロックデコードイネーブル信号SBD
Eを所定時間活性状態に保持する。
【0169】この図16に示す構成に従えば、データ読
出時においては、ブロックデコーダ12からのブロック
選択信号BS<0:15>が生成されるタイミングが書
込動作時のそれよりも遅らされる。書込動作時におい
て、早いタイミングでスペア判定を行なって、入力バッ
ファから与えられる内部書込データをスペアマルチプレ
クサSMUX(図7参照)で選択し、これにより、ライ
トドライバの活性化タイミングを早くすることができ
る。読出動作時においては、プリアンプ出力が確定する
までに、このスペアデータ線選択信号SIOSELが確
定状態に駆動されていればよく、遅延回路19を用いて
も十分余裕をもって、スペア判定およびその判定結果に
基づくスペアデータ線選択信号を生成することができ、
十分余裕をもって、不良救済を行なうことができる。
【0170】[コラム冗長制御回路の変更例]図17
は、コラム冗長制御回路CRCの変更例を示す図であ
る。この図17に示す構成においては、デコードラッチ
回路17(図15参照)からのスペアデータ線選択信号
SIOSEL0−31がスペアライトデータ線選択信号
WSIOSEL0−31として、図7に示すスペアマル
チプレクサSMUXへ与えられる。一方、図15に示す
デコードラッチ回路17からのスペアデータ線選択信号
SIOSEL0−31は、遅延回路22を介して、スペ
アリードデータ線選択信号RSIOSEL0−31とし
て、図7に示すプリアンプ出力選択用のマルチプレクサ
MUX0−MUX31へ与えられる。
【0171】この図17に示す構成の場合、スペアブロ
ックデコードイネーブル信号SBDEは、データリード
時およびデータライト時同じタイミングで活性化され、
図16に示す回路の遅延回路19が除去される。これに
より、データ書込動作時において、早いタイミングで置
換ライトデータ線の選択を行なうことができる。
【0172】図18は、このスペア判定結果タイミング
を、読出モード時と書込モード時とで異ならせた場合の
動作波形の一例を示すタイミングチャート図である。
【0173】図18に示すように、ライトコマンドWR
ITEが時刻T0またはT1に与えられたときには、行
ブロックアドレス信号RBA0−3がコラムバンクアド
レス信号CBKに従って確定状態へ駆動される。次い
で、書込モード時においては、コラム冗長制御回路CR
Cは、早いタイミングでデコード動作を行なって、スペ
アデータ線選択信号SIOSEL0−31(WSIOS
EL0−31)を確定状態へ駆動する。
【0174】入力バッファからの内部書込データWD0
−31は、ライトデータラッチWDL0−WDL31に
よりラッチされて、内部書込データWDD0−31が出
力される。このライトデータラッチの出力確定前に、ま
たはほぼ同時に、スペアデータ線選択信号SIOSEL
0−31が確定状態に駆動されているため、早いタイミ
ングでスペアライトデータWDDSが確定状態となる。
したがって、早いタイミングで、ライトドライバイネー
ブル信号WDEの活性化および書込列選択線CSLWの
活性化を行なうことができる。
【0175】したがって、データ書込動作を、図18に
示すタイミング図(図18において破線で示す)よりも
前倒しにすることができ、高速書込が実現される。書込
動作時においては、イコライズ時間ΔTeq(ww)が
確保されていればよく、または書込データと読出データ
の衝突は、リードデータバスおよびライトデータバスを
別々に設けているため存在しないため、このクロック信
号CLKのサイクル時間を短縮することができる。すな
わち、時刻T1におけるクロック信号CLKの立上がり
は、それより早い時刻T1′に設定することができ、ク
ロックサイクルを短縮することができ、動作周波数を高
くすることができる。
【0176】データ読出時においては、時刻T2および
T3においてリードコマンドREADが与えられる。こ
の状態においては、プリアンプからの出力データPAO
0−31およびPAOSが出力されるまでの時間は、メ
モリアレイの構成により定められる。プリアンプ活性化
信号PAEが活性化されてプリアンプからの出力データ
PA0−PA31およびPAOSが確定状態となる前
に、コラム冗長制御回路からのスペアデータ線選択信号
SIOSEL0−31(RSIOSEL0−31)が確
定状態へ駆動される。したがって、マルチプレクサMU
X0−MUX31の出力信号が不確定状態となる時間を
短くすることができ、内部回路が不定データ信号により
誤動作するのを防止することができ、また不定データに
よる信号線充放電による消費電流を低減することができ
る。
【0177】なお、スペア判定タイミングをデータ書込
時とデータ読出時とで異ならせる構成は、データ線が読
出データおよび書込データを共通して伝達する構成にお
いて、不良データ線を置換することにより不良ビット救
済を行なう構成に適用しても、同様の効果を得ることが
できる。
【0178】なお、図15に示す構成においては、不良
(置換)リード/ライトデータ線アドレスが各行ブロッ
クに対して設けられたヒューズ回路によりプログラムさ
れている。しかしながら、複数(たとえば2)の行ブロ
ックの不良(置換)リード/ライトデータ線アドレスが
1つのヒューズ回路においてプログラムされてもよい。
また、ヒューズ回路をリードデータ線対およびライトデ
ータ線対に共通に設け、スペア判定回路(MUX16お
よびデコーダラッチ回路)をリードデータ線対およびラ
イトデータ線対に対し別々に設けてもよい。
【0179】以上のように、この発明の実施の形態1に
従えば、リードデータバスとライトデータバスとを別々
に設け、かつスペア判定動作をリード動作モード時およ
びライト動作モード時で異ならせるように設定している
ため、データ書込動作後データ線のイコライズ完了を待
たずにデータ読出動作を行なうことができ、またデータ
書込タイミングをも早くすることができるため、動作周
波数を高くすることができる。
【0180】[実施の形態2]図19は、この発明の実
施の形態2に従うDRAMマクロのアレイ部の構成を概
略的に示す図である。この図19に示す構成において
も、16個の行ブロックが配置され、ワード線WLA0
−4095およびワード線WLB0−4095が、51
2本ずつ各行ブロックに分散して配置される。各行ブロ
ックの間に、行方向に延在してセンスアンプ帯SB♯が
配置される。
【0181】このメモリセルアレイ上に列方向にわたっ
てリードデータ線対IORおよびライトデータ線対IO
Wが平行に配設される。図19においては、リードデー
タ線対およびライトデータ線対を同一の配線で示す。8
ビットのリードデータ線対およびライトデータ線対に対
応してライトデータマスク線/DM0−/DM15が配
設される。32ビットのリードデータ線対およびライト
データ線対に対し1つのスペアリードデータ線対SIO
Rおよびスペアライトデータ線対SIOWが配設され
る。データマスク線/DM0−/DM15は、これらの
リードデータ線対IORおよびライトデータ線対IOW
と同一配線層またはこれより上層の配線層に配設され
て、列方向に沿って延在するグローバルマスク線GM
と、センスアンプ帯SB♯それぞれにおいて、8ビット
のセンスアンプ回路に対応して設けられるローカルデー
タマスク線LMとを含む。列選択動作時においては、各
列ブロックにおいて、すべてのローカルデータマスク信
号が駆動される。すなわち、非選択行ブロックにおいて
も、データマスク信号が外部からのマスク指示信号Mに
従ってデータ書込禁止状態またはデータ書込許可状態に
設定される。
【0182】図20は、1つのセンスアンプ回路に関連
する部分の構成を示す図である。この図20に示す構成
においては、書込ゲートWGが、書込列選択線CSLW
上の信号に応答して導通するトランスファゲートTGa
およびTGbと、これらのトランスファゲートTGaお
よびTGbと直列に接続され、それぞれのゲートにライ
トデータマスク信号/DMを受けるトランスファゲート
TMaおよびTMbを含む。他の構成は、図6に示す構
成と同じであり、対応する部分には同一参照番号を付
し、詳細説明は省略する。
【0183】書込ゲートWGにおいては、トランスファ
ゲートTGaおよびTGbが、書込データ線/IOWL
に接続され、データマスク信号/DMをゲートに受ける
トランスファゲートTMaおよびTMbがセンスアンプ
回路に接続される。ライトデータマスク信号/DMは、
データ書込許可時においてはHレベルであり、データ書
込禁止時においてはLレベルである。したがって、この
データ書込を示す状態にライトデータマスク信号/DM
が設定されても、書込列選択線CSLWが非選択状態に
あれば、トランスファゲートTGaおよびTGbは非導
通状態にあり、ライトデータ線IOWLおよび/IOW
Lの負荷は、この書込ゲートWGのトランスファゲート
TGaおよびTGbのソース接合容量だけである。
【0184】一方、トランスファゲートTMaおよびT
Mbをライトデータ線IOWLおよび/IOWLに接続
した場合、データ書込時においては、トランスファゲー
トTMaおよびTMbの拡散容量およびトランスファゲ
ートTGaおよびTGbのソース拡散容量がライトデー
タ線に接続されることになり、ライトドライバの負荷が
大きくなる。
【0185】より具体的に、図21に示すように、ライ
トデータ線対IOWには、複数(1バンク当り20個)
のセンスアンプ回路群SAGが対応して設けられる。セ
ンスアンプ回路群SAGそれぞれは、8個のセンスアン
プ回路を含む。書込列選択線により、8個のうちの1つ
のセンスアンプ回路が選択される。書込ゲートWGにお
いて、書込列選択信号CSLWを受けるトランスファゲ
ートを書込データ線対IOWに接続する。この状態にお
いては、データマスク信号/DMの状態にかかわらず、
非選択センスアンプ回路群においては、書込列選択線に
結合されるトランスファゲートのソース拡散容量Cl
が、書込データ線対IOWに接続されるだけである。書
込データ線対IOWには、配線容量Cgが接続する。し
たがって、ライトドライバWDVは、寄生容量Cgおよ
びClを駆動するだけであり、高速で書込データ線対I
OWを駆動することができる。
【0186】書込ゲートにおいてデータマスク信号/D
Mを受けるトランスファゲートを書込データ線対に接続
した場合、書込許可時においては、容量Clとして、マ
スクデータを受けるトランスファゲートのソース拡散容
量およびドレイン拡散容量ならびに書込列選択線に結合
されるトランスファゲートのソース拡散容量が寄与する
ため、その容量値が大きくなり、書込ドライバWDVの
駆動負荷が大きくなる。
【0187】したがって、図20に示すように、データ
マスク信号/DMを受けるトランスファゲートをセンス
アンプ回路に接続する配置においては、書込列選択線に
結合されるトランスファゲートにより非選択書込選択線
においてデータマスク信号を受けるトランスファゲート
の拡散容量をライトドライバWDから隠すことができ、
ライトドライバWDVの負荷が軽減され、高速のデータ
書込が実現される。
【0188】また、この図20に示す書込ゲートWGの
構成により、マスクライト動作時におけるバンク活性コ
マンド(ACT)投入後コラム系コマンドが投入可能と
なるまでの期間tRCDを以下に説明するように短縮す
ることができる。
【0189】図22(A)は、書込ゲートWGとして、
図6に示すトランスファゲートTGaおよびTGbのみ
を含む場合の動作波形を示す図である。図22(A)に
おいて、ロウアクセスコマンドROWACTが与えられ
ると、時刻tWLにおいて、選択行ブロックにおいて選
択ワード線WLの電圧レベルが上昇する。このワード線
WLの電圧上昇により、メモリセルデータがビット線B
Lおよび/BLに読出される。図22(A)において
は、ビット線BLにLレベルデータが読出された場合の
動作波形を示す。
【0190】時刻tSONにおいてセンスアンプ回路の
Nセンスアンプ(NチャネルMOSトランジスタで構成
されるセンスアンプ)が活性化され、次いで、時刻tS
OPにおいてPセンスアンプ(PチャネルMOSトラン
ジスタで構成されるセンスアンプ)が活性化され、ビッ
ト線BLおよび/BLの電圧レベルが、それぞれ、デー
タに応じてLレベルおよびHレベルに増幅される。
【0191】時間tRCDが十分大きい場合、コラムア
クセスコマンドCOLACT(ライトコマンド)が与え
られると、時刻tCSLWにおいて書込列選択線CSL
Wが活性化される。ライトデータ線IOWLは、ライト
ドライバにより、センス電源電圧VccSレベルに既に
プリチャージされている。ライトマスク動作を行なう場
合、ライトドライバWDVは出力ハイインピーダンス状
態に設定される(図9参照)。しかしながら、ライトデ
ータ線のプリチャージ電圧は、図21に示す寄生容量C
gおよびClに蓄えられており、書込ゲートが1対のト
ランスファゲートのみで構成される場合、書込列選択線
CSLWが活性化された場合、このライトデータ線から
寄生容量に蓄えられた電荷が流入し、ビット線BLの電
圧レベルが上昇する。しかしながら、センスアンプ回路
によるセンス動作は完了し、センスアンプはラッチ状態
にあるため、このLレベル電位が上昇しても、センスア
ンプ回路により放電され、データが破壊されることはな
い。
【0192】一方、図22(B)に示すように、ロウア
クセスコマンドROWACTが与えられてから、コラム
アクセスコマンドCOLACTが与えられるまでの時間
tRCDが最小時間tRCDminの場合には、センス
アンプ動作完了前に書込列選択線CSLWが活性化され
る。センスアンプ動作が完了していないため、このセン
スアンプ回路のセンスノードの電圧レベルが、ライトデ
ータ線の寄生容量からの電荷流入が生じ、ビット線BL
および/BLの電圧レベルが上昇する。Lレベルのビッ
ト線がセンスアンプ回路により放電されており、ライト
データ線から電荷が高速で注入され(Hレベル側ビット
線に比べて)、センスアンプ回路のセンスノード(SN
aおよびSNb)の電圧レベルがほぼ同一電圧レベルに
なった場合、ビット線間電位差が、センスアンプ回路の
感度以下となる。この場合、図22(B)に示すよう
に、データが反転したならば、メモリセルデータが破壊
される。センスアンプ回路が、プロセスの変動に起因し
て、センスアンプ回路のトランジスタのビット線へのコ
ンタクト抵抗値(センスノードにおけるコンタクト)が
ばらついた場合、特に、このデータ反転の問題が生じや
すい(センスマージンが小さくなるため)。
【0193】データが破壊されないように、センス動作
を完了するまでコラム選択動作を開始することができな
いことは、すなわち、バンク活性コマンド(ロウアクセ
スコマンド)投入後(ロウアドレスコマンド投入後)長
時間経過後でなければコラム系動作を開始することがで
きないことを意味し、いわゆるRAS−CAS遅延時間
(tRCD)を短縮することができず、アクセス時間が
長くなり、システム性能が低下する。
【0194】図20に示すトランスファゲートTMaお
よびTMbならびにTGaおよびTGbをシリアルに接
続する書込ゲートを利用することにより、データ書込マ
スクを行なう場合、データマスク信号/DMがLレベル
であり、トランスファゲートTMaおよびTMbが非導
通状態となり、ライトデータ線からセンスアンプ回路の
センスノードへの電荷の流入は、生じない。
【0195】また、マスクライト動作後、同一アドレス
に対しデータの読出を行なった場合でも(たとえばライ
トベリファイリード)、マスクライト動作時におけるラ
イトデータ線からの電荷注入によるビット線の電圧レベ
ルが上昇した状態でデータの読出を行なうことはなく、
正確に、データを読出すことができる。
【0196】[変更例1]図23は、この発明の実施の
形態2の変更例1を示す図である。図23において、メ
モリセル行ブロックは、行方向に沿って複数のメモリセ
ルブロックに分割され、これらのメモリセルブロックの
間にサブワードドライバSWDRが配置される。メモリ
セルブロックMCBそれぞれには、センスアンプ回路群
SAGが配置される。
【0197】すなわち、この図23に示すアレイ構成に
おいては、ワード線は、階層ワード線構成を有し、行ブ
ロックに共通にメインワード線が配設され、各メモリセ
ルブロックにはサブワード線が配設される。サブワード
線ドライバSWDは、サブワード線ドライバ配置領域S
WDRに配置され、行方向において隣接する2つのメモ
リセルブロックにより共有される。階層ワード線構成に
おいては、サブワード線それぞれに対応してサブワード
線ドライバが配置され、また所定数のサブワード線に対
応してメインワード線が配置される。各サブワード線ド
ライバは、対応のメインワード線上の信号電位に少なく
とも従って対応のサブワード線を駆動する。この場合、
メインワード線上の信号とサブワード線選択信号とに従
ってサブワード線ドライバが対応のサブワード線を選択
状態へ駆動する構成が用いられてもよい(1つのメイン
ワード線に複数本のサブワード線が対応して配置される
場合)。
【0198】サブワード線ドライバ配置領域SWDRに
おいては、サブワード線ドライバが配置されており、メ
モリセルは配置されておらず、また、センスアンプ回路
も配置されていない。このサブワード線ドライバ配置領
域SWDRに、データマスク線/DM0−/DM15を
それぞれ配置する。図23においては、リードデータバ
スおよびライトデータバスをまとめて複合データバスD
BLで示す。このデータマスク線/DM0−/DM15
の各々は、8ビットのリード/ライトデータバスDBL
に対応して設けられる。これらを、サブワード線ドライ
バ配置領域SWDR上にわたって延在して配置させるこ
とにより、メモリセルブロックMCBの上の領域におい
て空き領域が生じる。このメモリセルブロックの空き領
域に、リードデータバスおよびライトデータバスと同層
またはそれより上層に、センスアンプ電源電圧VccS
および接地電圧Vssを伝達するセンス電源線を配設
し、各センスアンプ回路に安定にセンス電源電圧を供給
する。
【0199】なお図23において、データマスク信号/
DMs0−/DMs3を受ける領域がメモリセルブロッ
ク内において破線で示されているが、これはスペアコラ
ム領域を示す。
【0200】[変更例2]図24は、この発明の実施の
形態2に従う変更例2の構成を示す図である。図24に
おいては、ライトドライバWDV(は、スペアライトド
ライバSWDV)の構成を示す。この図24に示す構成
においては、内部書込データWDDを反転するインバー
タ25と、インバータ25の出力信号に従ってライトデ
ータ線IOWLを駆動するCMOSインバータ回路26
aと、内部書込データWDDに従って補のライトデータ
線/IOWLを駆動するCMOSインバータ回路26b
を含む。図24に示すライトドライバWDV(またはス
ペアライトドライバSWDV)は、ライトデータ線IO
WLおよびIOWLを2値駆動する2ステートバッファ
であり、出力ハイインピーダンス状態は存在しない。ラ
イトデータ線IOWLおよび/IOWLのイコライズ/
プリチャージ動作は行なわれない。すなわち、このライ
トドライバは、内部書込データWDDに従ってスタティ
ックに動作する。CMOSインバータ26aおよび26
bは、センス電源電圧VccSと同一電圧レベルの電圧
を動作電源電圧として動作する。このような2値駆動す
るライトドライバを用いても、以下に図25を参照して
示すように何ら問題は生じない。
【0201】データ書込が行なわれていないとき(リー
ド動作時またはスタンバイ状態時)においては、図25
に示すように書込列選択線CSLWは、非活性状態にあ
り、トランスファゲートTGaおよびTGbは非導通状
態であり、センスアンプ回路SAは、ライトデータ線I
OWLおよび/IOWLと分離される。
【0202】データ書込時においてデータ書込にマスク
をかける場合においては、図25に示すようにライトマ
スク信号/DMが活性状態であり、トランスファゲート
TMaおよびTMbが非導通状態であり、センスアンプ
回路SAは、ライトデータ線IOWLおよび/IOWL
から分離される。したがって、このライトマスク時にお
いて、センスアンプ回路SAがライトデータ線IOWL
および/IOWLと分離されるため、ライトデータ線I
OWLおよび/IOWLは電位をイコライズする必要は
ない。このイコライズ動作は、もともと、ライトドライ
バの出力ハイインピーダンス状態時において、ライトデ
ータ線の電位差がセンスアンプ回路に伝達されて、不定
データが書込まれるのを防止するために行なわれてい
る。しかしながら、データ書込が行なわれない場合に
は、センスアンプ回路SAは、ライトデータ線IOWL
および/IOWLと分離されている。したがって、イコ
ライズする必要がなく、2値駆動しても何ら問題は生じ
ない。
【0203】この図24に示すように2ステートバッフ
ァをライトドライバWDVおよびスペアライトドライバ
SWDVに利用することにより、ライトドライバイネー
ブル信号WDEおよびイコライズ信号/IOWEQを使
用する必要がなく、図26に示すようにデータ書込時間
は、書込列選択線CSLWの活性化期間のみで決定され
る。ライトデータ線IOWLおよび/IOWLをイコラ
イズする期間すなわちプリチャージ期間が不要となり、
ライトサイクル時間を短くすることができ、データ書込
の動作周波数を高くすることができる。
【0204】[変更例3]図27は、この発明の実施の
形態2の変更例3を示す図である。この図27に示す構
成においては、ライトドライバは、動作電源電圧とし
て、外部電源電圧Vccを受ける。図27においては、
CMOSインバータ回路26aおよび26bを示すが、
図24に示すインバータ25も、外部電源電圧Vccを
動作電源電圧として受ける。一方、データマスク信号/
DMは、振幅がセンスアンプ電源電圧VccSと同じ電
圧レベルに設定される。すなわち、データマスク信号/
DMは、接地電圧Vssとセンス電源電圧VccSの間
で変化する。一方、書込列選択信号CSLWは、その振
幅を外部電源電圧Vccレベルとし、接地電圧Vssと
外部電源電圧Vccの間で変化させる。
【0205】書込ゲートWGにおいて、トランスファゲ
ートTGaおよびTGbが活性化されるのは、データ書
込が行なわれるときである。データの書込が行なわれな
いときには、書込列選択線CSLWは非活性状態にあ
り、トランスファゲートTGaおよびTGbは非導通状
態にある。またデータ書込にマスクをかけるライトマス
ク時においては、データマスク信号/DMが接地電圧V
ssレベルであり、トランスファゲートTMaおよびT
Mbが非導通状態である。したがって、これらの状態に
おいてはセンスアンプ回路SAとライトドライバWDV
またはスペアライトドライバは分離されている。またデ
ータ書込時においては、データマスク信号/DMがセン
ス電源電圧VccSレベルに設定される。
【0206】いま、図28に示すように、書込データ線
IOWLに、書込データに従って外部電源電圧Vccレ
ベルの電圧(2.5V)が伝達された場合を考える。こ
のときには、書込ゲートWGにおいて、トランスファゲ
ートTLaのゲートの電圧はセンス電源電圧VccSレ
ベルであり、2.0Vである。センスアンプ回路SAの
センスノードSNaは、このライトドライバからのHレ
ベルデータに従ってHレベルとなり、トランスファゲー
トTMaのしきい値電圧損失により、電圧レベルが2.
0Vよりも低い電圧レベルの信号がセンスノードに伝達
された後センスアンプ回路SAおよびセンスノードSN
aは、センス電源電圧2.0Vレベルに保持される。ト
ランスファゲートTMaのしきい値電圧が、0.5V以
上であれば、この状態において、トランスファゲートT
Maを介して電流は流れない。すなわち、トランスファ
ゲートTMaはゲートとソースが相互接続され、逆バイ
アスされたPNダイオードと等価な状態となるため、非
導通状態となる。
【0207】このとき、ライトデータ線/IOWLに
は、Lレベルデータが伝達され、接地電圧Vss(=0
V)が伝達され、センスノードSNbが接地電圧レベル
に駆動される。この場合には、トランスファゲートTM
bが導通状態であるものの、両者の電圧レベルは等し
く、貫通電流は生じない。
【0208】したがって、ライトドライバを外部電源電
圧Vccで駆動することにより、安定にデータの書込が
行なうことができる。
【0209】図29は、電源配置の一例を示す図であ
る。この電源配置は、実施の形態1または2において利
用される。図29においては、データパスDPにおける
ライトドライバ群WDGは、外部電源電圧Vcc1を降
圧する降圧回路VDCからの電源電圧VccSを動作電
源電圧として受ける。この降圧回路VDCからの電源電
圧VccSは、またメモリセルアレイMAに含まれるセ
ンスアンプ回路を駆動するための電源電圧として利用さ
れる。
【0210】メモリセルアレイMAにおいてメモリセル
を選択するためのデコード回路XYDには、外部電源電
圧Vcc1を昇圧する昇圧回路BSTからの昇圧電圧V
ppと外部電源電圧Vcc2とが与えられる。この昇圧
電圧Vppは、ワード線駆動に利用される。外部電源電
圧Vcc2は、たとえば2.5Vであり、外部電源電圧
Vcc1はたとえば3.3Vである。
【0211】外部電源電圧Vcc2はまた、制御回路C
GおよびデータパスDPに含まれるラッチ/バッファ群
およびロジック回路LGへ動作電源電圧として与えられ
る。
【0212】図29に示す構成の場合、ライトドライバ
は、ライトデータ線を、センス電源電圧レベルにまで駆
動するだけであり、必要以上のデータ線振幅を生じさせ
ることはない。
【0213】しかしながら、ライトドライバ群WDGに
おいては、1つのメモリセルアレイに対し128個のラ
イトドライバが設けられており、合計256ビットのラ
イトドライバが同時に動作する。降圧回路VDCからの
電源電圧VccSを利用した場合、このデータ書込動作
時において、センス電源電圧VccSが大きく低下し、
正確なデータ書込を行なうことができなくなる場合が生
じる(センス電源ノイズによるセンスアンプ回路の誤動
作による正常メモリセルデータの破壊)。センスアンプ
回路は、その動作時に大きな電流を消費するものの、あ
る一定の期間内においてその電源電圧が安定になれば、
正確なセンス動作によるメモリセルデータの検知増幅を
行なうことができる。このため、降圧回路VDCは、そ
の応答速度を比較的遅くされており、ライトドライバ群
の書込動作時において、その電源電圧VccSの低下
を、十分に補償することができないことが考えられる。
【0214】そこで、図27に示すように、ライトドラ
イバに対し、外部電源電圧Vccを利用する。
【0215】図30は、この変更例3における電源分布
を示す図である。図30に示す構成においては、外部電
源電圧Vcc2が、データパスDPに与えられる。この
外部電源電圧Vcc2に従ってデータパスDPに含まれ
る回路が動作する。ライトドライバ群が、この外部電源
電圧Vcc2に従って動作する。他の電源配置は、図2
9に示す構成と同じである。
【0216】ライトドライバ群に対し外部電源電圧Vc
c2を動作電源電圧として印加した場合、ライトドライ
バ動作時のライトデータ線の充放電の振幅が大きくなる
ため、動作電流が増加するものの、消費電力は低減する
ことができる。すなわち、センス電源電圧VccSを利
用した場合、センス電源電圧VccSは、外部電源電圧
Vcc1から生成されており、その電流は、外部電源電
圧Vcc1から与えられる。信号線の振幅が2.0Vで
あれば、消費電力は、2.0V・3.3Vに比例する。
一方、外部電源電圧Vcc2のみを利用して、ライトデ
ータ線を駆動する場合、その消費電力が、2.5V・
2.5Vに比例する。したがって、外部電源電圧Vcc
2を利用してライトデータ線を駆動する場合の方が、消
費電力が低減される。
【0217】図31は、プリアンプの構成を示す図であ
る。図31において、プリアンプPAは、プリアンプ活
性化信号PAEの非活性化時活性化され、リードデータ
線IORLおよび/IORLを外部電源電圧Vccレベ
ルにプリチャージしかつイコライズするリードデータ線
イコライズ/プリチャージ回路30と、プリアンプ活性
化信号PAEの活性化に応答して活性化され、与えられ
たデータを差動増幅するCMOSインバータラッチ32
と、プリアンプ活性化信号PAEの活性化時非導通状態
となり、CMOSインバータラッチ32とリードデータ
線IORLおよび/IORLを分離するリードデータ線
分離ゲート31と、プリアンプ活性化信号PAEの活性
化時CMOSインバータラッチ回路32の出力信号を取
込み、プリアンプ活性化信号PAEの非活性化時ラッチ
状態となるフリップフロップ33を含む。このフリップ
フロップ33からプリアンプ回路の出力データPAOが
出力される。
【0218】CMOSインバータラッチ回路32は、外
部電源電圧Vcc(たとえば2.5V)を一方動作電源
電圧として動作する。リードデータ線分離ゲート31を
使用することにより、このCMOSインバータラッチ回
路32の検知および増幅動作時におけるセンスノードの
負荷を軽減し、高速で検知増幅動作を行なうことができ
る。このCMOSインバータラッチ回路32の構成は、
センスアンプ回路SAと同じであり、リードデータ線I
ORLおよび/IORLから与えられた微小電位差を高
速で増幅する。フリップフロップ33は、パスゲートと
して動作するAND回路、およびラッチ回路を構成する
OR回路とで構成され、プリアンプ活性化信号PAEの
活性化時、CMOSインバータラッチ回路32の出力信
号をAND回路を介して通過させ、OR回路よりラッチ
する。プリアンプ活性化信号PAEの非活性化時、OR
回路によりデータがラッチされる。
【0219】この図31に示すように、プリアンプPA
は、動作電源電圧が外部電源電圧Vccであり、リード
データ線IORLおよび/IORLも、その振幅が外部
電源電圧Vccレベルになる。プリアンプにおいても、
外部電源電圧を利用することにより、プリアンプ動作時
における消費電力の低減およびセンスアンプ電源の低下
を防止する。また、データパスにおける動作電源電圧を
外部電源電圧Vcc2(Vcc(=2.5V))で統一
することができる。
【0220】以上のように、この発明の実施の形態2に
従えば、書込ゲートを、データマスク信号をゲートに受
けるトランスファゲートと、書込列選択信号を受けるト
ランスファゲートの直列接続により構成しているため、
ライトドライバの負荷が軽減され、高速のデータ書込が
可能となる。また、ライトドライバとして、2ステート
バッファを利用することにより、ライトデータ線のプリ
チャージ期間が不要となり、ライトサイクル時間を短縮
することができる。
【0221】また、ライトドライバの電源電圧として外
部電源電圧Vccを利用することにより、センスアンプ
電源電圧の低下により、センスアンプ回路の誤動作およ
びライトドライバの誤動作を防止し、正確にデータの書
込を行なうことができかつ消費電力を低減することがで
きる。
【0222】[実施の形態3]図32は、この発明の実
施の形態3の要部の構成を概略的に示す図である。この
図32に示す構成においては、ライトドライバWDV
は、外部電源電圧Vccを一方動作電源電圧として動作
する。このライトドライバWDVは、先の図9に示す構
成と同様の構成を備え、トライステートバッファで構成
される。
【0223】書込ゲートWGは、書込列選択線CSLW
上の信号をゲートに受けるトランスファゲートTGaお
よびTGbを含む。書込列選択線CSLWの信号は、接
地電圧Vssとセンスアンプ電源電圧VccSの間で変
化する。センスアンプ回路SAは、センスアンプ電源電
圧VccSを動作電源電圧として動作し、センスノード
SNaおよびSNbの一方を、センスアンプ電源電圧V
ccSの電圧レベルに駆動する。
【0224】この図32に示す構成の場合、マスクライ
ト動作時においては、ライトドライバWDVは、出力ハ
イインピーダンス状態となり、データ線IOWLおよび
/IOWLは、外部電源電圧Vccレベルにプリチャー
ジされかつイコライズされた状態を維持する。外部電源
電圧Vccを、このセンスアンプ電源電圧VccSより
も低い電圧たとえば1.2Vに設定した場合において
も、ライトデータ線IOWLおよび/IOWLの寄生容
量からの充電電荷がセンスアンプ回路へ流れ込むが、こ
のときのライトデータ線の電圧レベルは同じであり、セ
ンスアンプ回路SAが、センスアンプ動作を完了してい
る状態においては、安定にデータを保持する。また、た
とえセンス動作完了前でも、外部電源電圧はビット線プ
リチャージ電圧レベルであり、センスアンプデータの反
転は生じない。データ書込時においては、ライトデータ
線IOWLおよび/IOWLが、書込データWDDに従
って駆動される。外部電源電圧Vccがたとえば1.2
Vと低い場合でも、書込列選択信号CSLWが、センス
アンプ電源電圧VccSの電圧レベルの2.0Vであれ
ば、この外部電源電圧VccのレベルのHレベルを、セ
ンスアンプ回路SAへトランスファゲートTGaおよび
TGbのしきい値電圧分の損失を伴うことなく伝達する
ことができる。したがって、書込データ線の充放電電流
を低減することができ、消費電力をより低減することが
できる。
【0225】[変更例]図33は、この発明の実施の形
態3の変更例の構成を概略的に示す図である。図33に
示す構成においては、書込ゲートWGに対し、書込列選
択信号CSLWとデータマスク信号/DMを受けるAN
D回路AGが設けられる。このAND回路AGは、セン
スアンプ電源電圧VccSを一方動作電源電圧として動
作する。書込ゲートWGは、このAND回路AGの出力
信号をゲートに受けるトランスファゲートTGaおよび
TGbを含む。
【0226】ライトドライバWDVは、2ステートバッ
ファであり、書込データWDDに従って、書込データ線
IOWLおよび/IOWLを駆動する。データ書込を行
なうときには、データマスク信号DMがHレベルであ
り、また書込列選択信号CSLWもHレベルであり、A
ND回路AGの出力信号はHレベルとなり、トランスフ
ァゲートTGaおよびTGbが導通する。
【0227】書込列選択線CSLWがLレベルのときま
たはデータマスク信号/DMがLレベルのときには、A
ND回路AGの出力信号はLレベルであり、トランスフ
ァゲートTGaおよびTGbは非導通状態であり、ライ
トドライバWDVは、センスアンプ回路(図示せず)か
ら分離される。したがって、この場合においても、ライ
トドライバの動作電源電圧Vccとして、センスアンプ
電源電圧VccSよりも低い電圧を利用してデータの書
込を行なうことができる。したがって、ライトデータ線
のプリチャージ時間は不要となるとともに、さらにこの
外部電源電圧Vccの低電圧化により、消費電力を低減
することができる。
【0228】なお、このAND回路AGは、データマス
ク信号DMと書込列選択信号CSLW(信号線とその上
の信号を同じ符号で示す)を受けるように、配置する必
要がある。センスアンプ帯とたとえばサブワード線デコ
ーダとの交差する領域の空き領域に、AND回路AGを
配置することにより、アレイ面積の増大を抑制して、セ
ンスアンプ電源電圧VccSレベルの書込列選択信号を
各書込ゲートWGに伝達することができる。
【0229】以上のように、この発明の実施の形態3に
従えば、列選択信号をセンスアンプ電源電圧レベルに駆
動しているため、ライトドライバの電源電圧をこのセン
スアンプ電源電圧よりも低い外部電源電圧レベルに設定
することができ、消費電力を大幅に低減することができ
る。
【0230】[実施の形態4]図34は、この発明の実
施の形態4に従う半導体記憶装置の要部の構成を概略的
に示す図である。図34においては、2つのメモリセル
ブロックMBaおよびMBbと、これらのメモリセルブ
ロックの間に配設されるサブワード線ドライバ群SWD
Gを示す。
【0231】メモリセルブロックMBaの列方向におい
ての両側に、センスアンプ群SAGauおよびSAGa
lが配設され、またメモリセルブロックMBbの列方向
についての両側にセンスアンプ群SAGbuおよびSA
Gblが配設される。センスアンプ群SAGauおよび
SAGbuに含まれるセンスアンプ回路に対し、センス
アンプ活性化信号SONn−1が与えられる。センスア
ンプ群SAGalおよびSAGblに含まれるセンスア
ンプ回路に対し、センスアンプ活性化信号SONnが与
えられる。
【0232】メモリセルブロックMBa上には、リード
データ線対IOR(m・8+6)およびIOR(m・8
+7)ならびにライトデータ線対IOW(m・8+6)
およびIOW(m・8+7)が配設される。ここで、m
=0−15である。
【0233】サブワード線ドライバSWDが配設される
領域上にわたって、データマスク信号/DMmおよび/
DM(m+1)およびスペアデータマスク信号/DMs
kを伝達する信号線が配設される。
【0234】メモリセルブロックMBb上には、スペア
リードデータ線対SIORkおよびスペアライトデータ
線対SIOWkが配設され、またライトデータ線対IO
W(m+1)・8およびIOW(m+1)・8+1が配
設され、またリードデータ線対IOR(m+1)・8+
IOR((m+1)・8+1)が配設される。
【0235】サブワード線ドライバ群SWDGとセンス
アンプ群の配置領域の交差部において、マスク指示信号
とセンスアンプ活性化信号を受けてローカルデータマス
ク信号を生成するAND回路が設けられる。すなわち、
センスアンプ群SAGauに対し、センスアンプ活性化
信号SONn−1とデータマスク信号/DMmを受ける
AND回路40aが配設され、センスアンプ群SAGa
lに対し、センスアンプ活性化信号SONnとデータマ
スク信号/DMmを受けるAND回路40bが配設され
る。
【0236】センスアンプ群SAGblに対し、センス
アンプ活性化信号SONn−1とスペアデータマスク信
号/DMskを受けるAND回路40cが配設され、ま
たセンスアンプ活性化信号SONn−1およびデータマ
スク信号/DM(m+1)を受けるAND回路40dが
設けられる。
【0237】センスアンプ群SAGblに対しては、ス
ペアデータマスク信号/DMskとセンスアンプ活性化
信号はSONnを受けるAND回路40eと、センスア
ンプ活性化信号SONnとデータマスク信号/DM(m
+1)を受けるAND回路40fが設けられる。
【0238】これらのAND回路40a−40fの各々
は、センスアンプ電源電圧VccSを一方動作電源電圧
として受ける。また、これらのAND回路40a−40
fからのローカルデータマスク信号が、対応のセンスア
ンプ群に配置される8ビットの書込データ線対IOWに
対応する書込ゲート(64個の書込ゲート)へ与えられ
る。
【0239】データマスク信号/DM(データマスク信
号/DM0−/DM15を総称的に示す)を伝達する信
号線は、列方向に延在して対応の列ブロックのメモリセ
ルブロックに共通に設けられる。
【0240】センスアンプ活性化信号SONn−1およ
びSONnは、対応の行ブロックの活性化時、活性状態
へ駆動される。列アクセス時においては、活性状態の行
ブロックに対して列アクセスが行なわれてデータの書込
が行なわれる。たとえば、センスアンプ活性化信号SO
Nn−1が非活性状態のときには、センスアンプ群SA
GauおよびSAGbuは非活性状態にあり、メモリセ
ルブロックMBaおよびMBbは、非選択状態(プリチ
ャージ状態)にある。したがって、この場合には、メモ
リセルブロックMBaおよびMBbには、列アクセスが
行なわれない。このとき、データマスク信号の活性/非
活性状態は、センスアンプ群SAGauおよびSAGb
uに配置される書込ゲートに対しては影響を及ぼさない
(書込列選択信号は非活性状態を維持するため)。した
がって、AND回路40a,40cおよび40dを、セ
ンスアンプ活性化信号SONn−1によりディスエーブ
ル状態とすることにより、非選択行ブロックに対しデー
タマスク信号を駆動する必要がなく、データマスク信号
を駆動するドライブ回路の消費電力を低減することがで
きる。
【0241】図35は、1つのデータマスク信号/DM
に関連する部分の構成を概略的に示す図である。図35
において、列方向に沿って整列して16個のメモリセル
ブロックMCB0−MCB15が配置される。これらの
メモリセルブロックMCB0−MCB15の8個のデー
タライト線対(8IOs)に対して共通にDMラッチ8
からのデータマスク信号/DMが与えられる。DMラッ
チ8は、センスアンプ電源電圧VccSを一方動作電源
電圧として動作する。メモリセルブロックMCB0−M
CB15それぞれに対応して、AND回路40−0〜4
0−19が設けられる。これらのAND回路40−0〜
40−19それぞれに対しセンスアンプ活性化信号SO
N0−SON19が与えられる。AND回路40−0〜
40−19の各々は、対応のセンスアンプ活性化信号S
ONi(i=0〜19)とDMラッチ8からのデータマ
スク信号/DMとに従って対応のメモリセルブロックに
対するローカルデータマスク信号/LDMiを生成す
る。
【0242】今、メモリセルブロックMCB1を含む行
ブロックが選択状態にあり、このメモリセルブロックM
CB1の列選択を行なう動作を考える。この場合、メモ
リセルブロックMCB1の両側に設けられたセンスアン
プ帯に与えられるセンスアンプ活性化信号SON1およ
びSON2が、活性状態にあり、残りのセンスアンプ活
性化信号SON0およびSON3−SON19は非活性
状態にある(ここで、1ページ動作のみを考える)。
【0243】したがって、AND回路40−0,40−
3〜40−19は、ディスエーブル状態とされ、ローカ
ルデータマスク信号/LDM0,/LDM3〜/LDM
19は、すべて非活性状態のLレベルにあり、書込ゲー
トはすべて非導通状態にある。AND回路40−1およ
び40−2からのローカルデータマスク信号/LDM1
および/LDM2は、データマスク信号/DMに従って
活性状態または非活性状態に駆動される。
【0244】したがって、この図35に示す構成の場
合、DMラッチ8は、列方向に存在するデータマスク信
号線(グローバルデータマスク線)を駆動することが要
求されるだけであり、その負荷が軽減される。
【0245】また、AND回路40−0〜40−17
は、それぞれ、図34に示すようにセンスアンプ電源電
圧VccSを一方動作電源電圧として動作しているもの
の、ローカルデータマスク信号においては、1つの行ブ
ロックに対して、2つのローカルデータマスク信号/L
DM1および/LDM2が充放電されるだけであり、セ
ンスアンプ電源電圧VccSの消費電流を低減すること
ができる。また、DMラッチ8は、全行ブロックに対し
配置されデータマスク信号線を駆動する必要がなく、列
方向のグローバルデータマスク線のみを駆動するだけで
あり、高速でデータマスク信号を確定状態に設定するこ
とができる。
【0246】なお、2ページモード動作においては、2
つの行ブロックが選択状態とされ、2つの行ブロックに
対するセンスアンプ活性化信号が活性状態へ駆動され
る。列選択動作は1つの行ブロックに対して行なわれる
が、データマスク信号については、したがってこれらの
2つの活性状態の行ブロックに対するローカルデータマ
スク線を駆動する必要がある。しかしながら、すべての
行ブロックに対してデータマスク信号を駆動する構成に
比べて、充放電電流は低減され、応じてセンスアンプ電
源電圧の消費電流は低減される。
【0247】この図35に示す構成において、ライトド
ライバWDVは、外部電源電圧Vccを一方動作電源電
圧として受ける2ステートバッファで構成する。また、
DMラッチ8の動作電源電圧として外部電源電圧Vcc
を利用し(図35において括弧内において示す)、AN
D回路40−0〜40−19には、センスアンプ電源電
圧VccSを動作電源電圧として与えることにより、よ
りセンスアンプ電源電圧VccSの消費電流を低減する
ことができる。この構成の場合、外部電源電圧Vccの
電圧レベルが、センスアンプ電源電圧VccSよりも低
い場合には、AND回路40−0〜40−19にレベル
変換機能を持たせることにより、容易に対処することが
できる。
【0248】データマスク信号/DMは、Hレベルのと
きにデータ書込を許可するとともに、Lレベルのときに
データ書込を禁止するライトマスク動作を指定してい
る。しかしながら、このデータマスク信号が、Hレベル
のときのデータ書込を禁止する構成の場合、AND回路
40−0〜40−17に代えて、NORゲートを用い、
センスアンプ活性化信号として、Pセンスアンプを活性
化するセンスアンプ活性化信号SOPを利用する。これ
により、データマスク信号が正論理の信号であっても、
データマスク信号伝達線をグローバルマスクデータ線お
よびローカルデータマスク線に分割することができ、同
様に高速でデータマスク信号を確定状態へ駆動すること
ができ、2ステートバッファを書込ドライバとして利用
する構成と併せて、高速かつ低消費電流で書込動作を行
なうことができる。
【0249】[実施の形態5]図19に示すように、8
IOデータ線対ごとに書込データにマスクをかける構成
の場合、図20以降に示すように、列選択ゲートと直列
に書込マスクゲートを接続することにより、正確に、書
込データのマスクをかけることができ、書込ライトドラ
イバを2ステートドライバで実現でき、また内部書込デ
ータ線のプリチャージ動作も必要がない。この書込マス
クゲートを備える構成を、複数種類ののデータビット幅
に適用することを考える。
【0250】図36は、この発明の実施の形態5に従う
半導体記憶装置の(DRAMマクロ)の要部の構成を概
略的に示す図である。図36においては、図面を簡略化
するため、データパスにおけるラッチ回路およびスペア
回路は示していない。図36においては、32ビットの
IOデータ線対IO0−IO31に対する部分の構成を
示す。図36において、センスアンプ帯において、それ
ぞれが所定数のセンスアンプ回路を有するセンスブロッ
クSB♯0−SB♯3が配置される。これらのセンスブ
ロックSB♯0−SB♯3の各々には、1IOデータ線
対あたり8個のセンスアンプ回路が配置され、したがっ
て合計64個のセンスアンプ回路が配置される。8個の
センスアンプ回路が、後に説明するように、1つのセン
スアンプユニットを構成する。
【0251】センスブロックSB♯0−SB♯3に対応
して、列選択線群上の列選択信号CSLGに応答して、
対応のセンスアンプブロックSB♯0−SB♯3に含ま
れるセンスアンプ回路を選択するための列選択ブロック
CSB♯0−CSB♯3が設けられる。この列選択ブロ
ックCSB♯0−CSB♯3の各々は、列選択線群上の
列選択信号CSLGに従って、対応のセンスアンプブロ
ックSB♯0−SB♯3から、8個のセンスアンプ回路
を選択して対応の8ビットのIOデータ線対に結合す
る。
【0252】センスブロックSB♯0−SB♯3と列選
択ブロックCSB♯0−CSB♯3の間に、ライトマス
ク指示信号/DM0−/DM3それぞれに応答して、対
応のIOデータ線対とセンスブロックとの接続を禁止す
るライトマスク回路WM♯0−WM♯3が配置される。
このライトマスク回路WM♯0−WM3は、先の実施の
形態1と同様、8IOデータ線対単位で、データの書込
を禁止する。
【0253】IOデータ線対IO0−IO31それぞれ
に対応して、活性化時与えられたデータDに従って内部
書込データを生成して対応のIOデータ線対に伝達する
ライトドライバWDV0−WDV31が設けられる。こ
のIOデータ線対IO0−IO31は、書込データおよ
び読出データ両者を伝達する内部データ線対であるが、
プリアンプ回路は、図面を簡略化するために示していな
い。
【0254】ライトドライバWDV0−WDV31は、
ライトマスク回路WM♯0−WM♯3に対応してライト
ドライバブロックに分割され、ブロック単位で、活性/
非活性の制御が行なわれる。ライトドライバWDV0−
WDV7は、書込イネーブル信号WDEaの活性化時活
性化され、ライトドライバWDV8−DWV15は、ラ
イトドライバイネーブル信号WDEbの活性化時活性化
され、ライトドライバWDV16−WDV23は、ライ
トドライバイネーブル信号WDEcの活性化時活性化さ
れ、ライトドライバWDV24−WDV31は、ライト
ドライバイネーブル信号WDEdの活性化時活性化され
る。ライトドライバイネーブル信号WDEa−WDEd
は、入出力データビット幅に応じてデータ線選択アドレ
スに基づいて生成される。
【0255】ライトマスク回路WM♯0−WM♯3それ
ぞれに対応して、内部データ線選択信号YD0−YD3
を受けるインバータ回路VG0−VG3と、書込マスク
指示DMa−DMdとインバータ回路VG0−VG3の
出力信号をそれぞれ受けて書込マスク指示信号/DM0
−/DM3を生成するNOR(マスクゲート)回路MG
0−MG3が設けられる。データ線選択信号YD0−Y
D3は、書込データビット幅に応じて列アドレス信号に
従って生成される。また書込マスク指示DMa−DMd
も、書込データビット幅に応じて、外部から与えられる
書込マスク指示と内部マスク指示DMa−DMdとの対
応関係が変更される。
【0256】入力データビット幅変更時、これらのライ
トドライバWDV0−WDV31とデータ入力回路との
接続は、ライトマスク回路WM♯0−WM♯3それぞれ
に対応するライトドライバ群単位で変更される。内部デ
ータ線対選択信号YD0−YD3が、IOデータ線対群
を選択する。対応のIOデータ線対群が非選択状態のと
きには、これらのIOデータ線対選択信号YD0−YD
3は非選択状態のLレベルとなる。このときには、NO
R回路MG0−MG3の出力信号がLレベルとなり、書
込マスク指示信号/DM0−/DM3が活性状態のLレ
ベルとなり、ライトマスク回路WM♯0−WM♯3が書
込マスク状態となる。したがって非選択IOデータ線対
がセンスブロックに接続されるのが禁止され、このIO
データ線対のプリチャージ電圧がセンスブロックSB♯
0−SB♯3に伝達されるのを防止することができ、正
確に、入力データビット幅変更時においても、書込デー
タを選択メモリセルへ書込むことができる。
【0257】図37は、1つのセンスブロックSB♯i
に関連する部分の構成を概略的に示す図である。図37
において、センスブロックSB♯iは、8ビットのIO
データ線対IO<7i>−IO<7i+7>それぞれに
対応して設けられるセンスアンプユニットSU♯0−S
U♯7を含む。センスアンプユニットSU♯0−SU♯
7の各々は、n個のセンスアンプ回路SA0−SA(n
−1)を含む。センスブロックSB♯iに対応して設け
られるライトマスク回路WM♯iは、センスアンプユニ
ットSU♯0−SU♯7それぞれに含まれるセンスアン
プ回路SA0−SA(n−1)に対応して設けられる書
込マスクゲートTGMを含む。この書込マスクゲートT
GMは、書込マスク指示信号/DMiの活性化時(Lレ
ベルのとき)非導通状態となり、列選択信号CSLGの
状態にかかわらず、センスブロックSB♯iとIOデー
タ線対IO<7i>−IO<7i+7>を切離す。
【0258】列選択ブロックCSB♯iは、センスアン
プユニットSU♯0−SU♯7それぞれに対応して設け
られる列選択ユニットCSU♯0−CSU♯7を含む。
列選択ユニットCSU♯0−CSU♯7の各々は、対応
のセンスアンプユニットに含まれるセンスアンプ回路S
A0−SA(n−1)それぞれに対応して設けられ、選
択列指定信号CSL<0>−CSL<n−1>に応答し
て対応のセンスアンプ回路を対応のIOデータ線対に接
続する列選択ゲートCG0−CG(n−1)を含む。こ
れらの選択列指定信号CSL<0>−CSL<n−1>
は、列選択信号CSLGを構成し、センスアンプ帯に含
まれるセンスブロックに共通に与えられる。一方、デー
タマスク指示信号/DMiは、センスブロックSB♯i
に対応して設けられるライトマスク回路WM♯iに対し
てのみ与えられ、センスブロック単位での、データ書込
のマスク制御が実行される。
【0259】図38は、IOデータ線対IO0−IO3
1すべてに対し並列にデータの書込を行なう場合の構成
を概略的に示す図である。図38において、ライトドラ
イバWDV0−WDV31それぞれに対応して、データ
入力回路DIK0−DIK31が設けられる。マスクゲ
ート(NOR)回路MG0−MG3それぞれに対応し
て、マスク入力回路MIK0−MIK3が設けられる。
これらの入力回路DIK0−DIK31およびMIK0
−MIK3は、クロック信号CLKに同期して与えられ
たデータD0−D31およびデータマスク指示信号M0
−M3を取込む。
【0260】ライトドライバWDV0−WDV7へは、
ライトドライバイネーブル信号WDE0が与えられ、ラ
イトドライバWDV8−WDV15へは、ライトドライ
バイネーブル信号WDE1が与えられる。ライトドライ
バWDV16−WDV23へは、ライトドライバイネー
ブル信号WDE2が与えられ、ライトドライバWDV2
4−WDV31へは、ライトドライバイネーブル信号W
DE3が与えられる。この図38に示す構成において
は、IOデータ線対IO0−IO31が並列に同時に選
択される。したがって、内部データ線選択信号YD0−
YD3はすべて選択状態になり、インバータ回路VG0
−VG3の出力信号はLレベルとなる。したがって、マ
スクゲート回路MG0−MG3は、マスク入力回路MI
K0−MIK3から与えられる書込データマスク指示信
号M0−M3に従って書込データマスク指示信号/DM
0−/DM3を生成する。したがってこの図38に示す
構成においては、データマスク指示信号/DM0−/D
M3が非選択状態のときには対応のライトマスク回路W
M♯0−WM♯3が導通状態にあり、IOデータ線対I
O0−IO31からそれぞれ列選択ブロックCSB♯0
−CSB♯3を介してセンスブロックSB♯0−SB♯
3に接続される。
【0261】ライトドライバイネーブル信号WDE0−
WDE3も、すべて、後に説明するように、ライトドラ
イバイネーブル信号WDEに従って活性状態へ駆動さ
れ、ライトドライバWDV0−WDV31が、同時に活
性化される。
【0262】図39は、ライトドライバイネーブル信号
発生部の構成を概略的に示す図である。図39におい
て、IOデータ線対選択信号を生成するために、それぞ
れ、両入力に周辺電源電圧VccPをANDゲートAN
G0−ANG3が設けられる。ANDゲートANG0
は、列アドレスビット/CA0および/CA1に対応
し、内部データ線選択信号YD0を生成する。ANDゲ
ートANG1は、列アドレスビット/CA0および/C
A1に対応し、内部データ線選択信号YD1を発生す
る。ANDゲートANG2は、列アドレスビット/CA
0および/CA1に対応し、内部データ線選択信号YD
2を生成する。ANDゲートANG3は、列アドレスビ
ット/CA0および/CA1に対応し、内部データ線選
択信号YD3を生成する。
【0263】ライトドライバイネーブル信号WDE0−
WDE3は、ANDゲートANG0−ANG3の出力す
る内部データ線選択信号YD0−YD3と、ライトドラ
イバイネーブル信号WDEをそれぞれ受けるANDゲー
トANG4−ANG7により生成される。
【0264】32ビット構成の場合、ANDゲートAN
G0−ANG3からのデータ線選択信号YD0−YD3
はすべてHレベルの選択状態となり、列アドレスビット
CA0およびCA1は縮退状態となる。したがって、ラ
イトドライバイネーブル信号WDE0−WDE3は、メ
インのライトドライバイネーブル信号WDEに従って活
性状態へ駆動される。
【0265】図40は、データビット幅を1/4倍に低
減した場合の構成を概略的に示す図である。図40にお
いて、8ビットの書込データD0−DD7それぞれに対
応してデータ入力回路DIK0−DIK7が設けられ、
またマスク指示信号Mを受けるマスク入力回路MIKが
設けられる。データ入力回路DIK0−DIK7は、ラ
イトドライバWDV0−WDV7に並列に結合され、ま
たライトドライバWDV8−WDV15にそれぞれ並列
に接続される。さらに、このデータ入力回路DIK0−
DIK7は、ライトドライバWDV16−WDV23に
それぞれ結合され、さらにライトドライバWDV24−
WDV31にそれぞれ結合される。
【0266】したがってたとえば、データ入力回路DI
K0は、ライトドライバWDV0、WDV8、WDV1
6およびWDV24の4つのライトドライバに結合され
る。内部データ線選択信号YD0−YD3に従って、1
つのIOデータ線対のグループが選択されてデータの書
込が行なわれる。他の構成は、図38に示す構成と同じ
であり、対応する部分には同一の参照番号を付し、その
詳細説明は省略する。次に、この図40に示す書込回路
の動作を、図41に示すタイミング図を参照して説明す
る。
【0267】時刻taにおいて、クロック信号CLKの
立上がりエッジで、ライトコマンドが与えられ(ライト
イネーブル信号/WEがLレベルの活性状態に設定さ
れ)、このときの列アドレス信号Yaddが取込まれ、
内部データ線選択信号YD0−YD3が生成される。
今、IOデータ線対IO8−IO15のグループが選択
された場合を考える。このときには、内部データ線選択
信号YD1はHレベルを維持し、一方データ線選択信号
YD0、YD2およびYD3が、非活性状態となる。こ
のときまた、データ入力回路DIK0−DIK7は、ク
ロック信号CLKの立上がりに応答して与えられたデー
タを取込み、内部書込データWDを生成する。今、図4
1においては、入力回路DIK0に与えられたデータd
ata<1>から、書込データWD<0>が生成される
場合の動作について示す。
【0268】書込マスク指示信号Mは、Hレベルに設定
されており、マスク入力回路MIKからの内部マスク指
示信号WM<0;3>はHレベルである。一方、内部デ
ータ線選択信号YD0、YD2、およびYD3の立下が
りに応答して、マスクゲート回路MG0、MG2および
MG3は、マスク指示信号/DM0、/DM2および/
DM3をすべてLレベルの活性状態に設定する。したが
って、ライトマスク回路WM/0、WM/2およびWM
/3が、すべて非導通状態となり、センスブロックSB
♯0、SB♯2およびSB♯3は、IOデータ線対IO
−IO7およびIO16−IO31から、それぞれ切離
される。
【0269】一方、マスクゲート回路MG1は、内部デ
ータ線選択信号YD1がHレベルでありかつ書込マスク
指示信号WM1がHレベルであり、書込データマスク指
示信号/DM1は、Hレベルを維持し、ライトマスク回
路WM♯1は、導通状態を維持する。
【0270】時刻tbにおいてライトドライバイネーブ
ル信号WDEが活性化され、データ線選択信号YD1に
従って、ライトドライバWDV8−WDV15に対する
ライトドライバイネーブル信号WD1が活性化され、そ
れぞれデータ入力回路DIK0−DIK7から与えられ
たデータに従ってIOデータ線対IO8−IO15を駆
動する。データ入力回路DIK0からの書込データを受
けるライトドライバWDV8は、IOデータ線対IO8
を書込データdata<1>に従って駆動する。一方ラ
イトドライバWDV0、WDV16およびWDV24は
非活性状態にあり、これらのIOデータ線対IO0、I
O16およびIO24は、プリチャージレベル(電源電
圧Vccpレベル)を維持する。
【0271】時刻tcにおいて、選択列指定信号CSL
<0>が活性状態へ駆動され、列選択ブロックCSB♯
0−CSB♯3それぞれにおいて、センスアンプユニッ
トSU♯0−SU♯7それぞれに対して列選択ゲートC
G0が導通する。ライトマスク回路WM♯0、WM♯2
およびWM♯3は非導通状態にあり、ライトマスク回路
WM♯1が、導通状態にある。したがって列選択ブロッ
クCSB♯1において、この選択列指定信号CSL<0
>に従って、列選択ゲートCG0が導通し、IOデータ
線対IO8−IO15上のデータが対応のセンスアンプ
回路上に伝達される。センスブロックSB♯0、SB♯
2およびSB♯3においては、ライトマスク回路WM♯
0、WM♯2およびWM♯3により、センスアンプ回路
の各保持データが維持される。
【0272】したがって、このライトマスク回路WM♯
0−WM♯3の単位で、データ入力回路とライトドライ
バとの接続を設定することにより、非選択ライトドライ
バブロックに対するライトマスク回路を非導通状態に設
定して、プリチャージ状態のIOデータ線対が、センス
アンプ回路に接続されるのを防止でき、センスアンプ回
路の保持データが変化するのを防止することができる。
【0273】時刻tdにおいて、書込動作が完了し、内
部データ線選択信号YD0、YD2およびYD3がHレ
ベルに復帰し、またデータマスク指示信号/DM0、/
DM2および/DM3がHレベルに復帰し、また選択列
指定信号CSL<0>がLレベルに復帰する。
【0274】図42は、この図40に示す構成に対する
センスドライバイネーブル信号発生部の構成を示す図で
ある。この図42に示すライトドライバイネーブル信号
発生部は、ANDゲートANG0−ANG3各々の両入
力に、周辺電源電圧Vccpに代えて対応の列アドレス
ビットが与えられる。他の構成は、図39に示す構成と
同じであり、対応する部分には同一参照番号を付し、そ
れらの詳細説明は省略する。この図42に示す構成の場
合、ANDゲートANG0−ANG3がデコーダとして
動作し列アドレスビットCA0およびCA1に従って、
IOデータ線対選択信号YD0−YD3が生成される。
選択されたIOデータ線対群に対するライトドライバイ
ネーブル信号のみが活性化される。
【0275】図43は、図7に示すスペア切換回路SM
Xの構成を概略的に示す図である。この図43において
は、32ビットデータが、8ビットデータに低減されて
おり、スペア切換回路SMXは、4つの切換回路SX0
−SX3を含む。これらの切換回路SX0−SX3それ
ぞれには、8ビットの内部書込データWD<0>−WD
<7>が与えられる。切換回路SX0は、スペアIO線
対選択信号SIOSEL0−SIOSEL7それぞれと
データ線選択信号YD0との論理積(AND)を取った
信号に従って選択動作を実行する。切換回路SX1は、
スペアIO線対選択信号SIOSEL8−SIOSEL
15それぞれと内部データ線選択信号YD1との論理積
(AND)を取った信号に従って選択動作を実行する。
切換回路SX2は、スペアIO線対選択信号SIOSE
L16−SIOSEL23それぞれと内部データ線選択
信号YD2との論理積を取った信号に従って選択動作を
実行する。切換回路SX3は、スペアIO線対選択信号
SIOSEL24−SIOSEL31それぞれと内部デ
ータ線選択信号YD3との論理積を取った信号に従って
選択動作を実行する。
【0276】したがって、この図43に示す構成の場
合、内部データ線選択信号により、選択IOデータ線対
群が指定される。これらのスペアIO線対選択信号SI
OSEL0−SIOSEL31の各々は、列アドレスビ
ットCA0およびCA1を含んだ情報である。したがっ
て内部データ線選択信号YD0−YD3により選択され
るIOデータ線対に不良IOデータ線対が含まれる場合
には、この切換回路SX0−SX3に従って、IOデー
タ線対の切換が実行される。したがって内部データ線選
択信号YD0−YD3により選択されたIOデータ線対
のグループの中に、不良IOデータ線対が存在しない場
合には、このスペア切換回路SXの出力信号はハイイン
ピーダンス状態となる。この場合、この切換回路SMX
からのスペア書込データWDSが、対応のスペアライト
ドライバを出力ハイインピーダンス状態に設定する論理
状態に設定されればよい。図10に示すように、スペア
イネーブル信号SPENが、ライトドライバに与えられ
ており、スペア不使用の場合には、ライトドライバは出
力ハイインピーダンス状態となる。
【0277】図44は、スペアデータマスク指示信号を
発生する回路の構成を示す図である。この図44に示す
構成は、図12および図15に示す構成に対応する。図
44において、スペアデータマスク指示信号発生部は、
マスクデータ指示信号Mから生成される4ビットの内部
書込マスク指示信号WM0−WM3をスペアデータマス
ク選択信号SDMSEL0−SDMSEL3それぞれと
内部データ線選択信号YD0−YD3との論理積の信号
に従って選択する4:1選択回路9と、この4:1選択
回路9の出力信号を制御信号OMLに従ってラッチする
ラッチ回路8ssと、スペアイネーブル信号SPENを
反転するインバータ回路VGSと、ラッチ回路8ssの
出力データマスク指示信号DMFsとインバータ回路V
GSとの出力信号を受けてスペアデータマスク指示信号
/DMsを生成するスペアマスクゲート回路MSGを含
む。このスペアマスクゲート回路MSGからのライトデ
ータマスク指示信号/DMsが、スペア回路に設けられ
た書込マスクゲートを含む書込マスク回路へ与えられ
る。
【0278】また、この場合においても、選択回路9の
出力信号がハイインピーダンス状態になる場合が存在す
るものの、スペアイネーブル信号SPENがそのときに
は、非活性状態であり、スペアデータマスク指示信号/
DMsがLレベルに固定され、スペア回路へのデータの
書込は禁止される。不良IOデータ線対を含むIOデー
タ線対グループが選択されたときには、選択回路9は、
この内部書込マスク信号WM0−WM3のいずれかを選
択する。このときにはスペアイネーブル信号SPENが
Hレベルとなり、スペアマスクゲート回路MSGからの
スペアマスクデータ指示信号/DMsは、ラッチ回路8
ssからのライトデータマスク指示信号DMFsの状態
に対応した状態に設定される。したがって正確に、デー
タビット幅短縮時においても、スペア判定を行なって、
不良ビット救済を行なうことができる。
【0279】なお、この4:1選択回路9に対し、単に
スペアデータマスク指示信号SDMSEL0−SDMS
EL3が与えられてもよい。スペアイネーブル信号SP
ENに従って、データ選択信号YD0−YD3が、不良
IOデータ線を指定しているか否かの判定は行なわれる
(スペア判定回路においては、列アドレスビットCA0
およびCA1を有効状態として判定が行なわれているた
め)。
【0280】1つのライトマスク指示信号/DMmは、
8ビットのIOデータ線対を一括してマスクする。たと
えば、データ入力ノードD0に接続されるIOデータ線
対は、IOデータ線対IO0、IO8、IO16、およ
びIO24から選択される。すなわち、データ入力ノー
ドDnに接続されるIOデータ線対は、IOデータ線対
IO(n+m・p)から選択される。ここで、nは、入
力データビット番号を示し、0、1、2、…Nmaxで
ある。mは、ライトマスク指示信号の番号を示し、0、
1、2、…Mmaxである。またpは、p=(Nmax
+1)/(Mmax+1)の関係を満たす。
【0281】図45は、データビットを、32ビットか
ら16ビットの1/2倍に低減した場合のデータ書込部
の構成を概略的に示す図である。図45において、16
ビットの入力データD0−D15に対応して、データ入
力回路DIK0−DIK15が設けられる。8ビットの
入力データD0−D7に対し、マスク指示信号M0を受
けるマスク入力回路MIK0が設けられる。また8ビッ
トの入力データD8−D15に対してデータマスクを指
示するマスク指示信号M1を受けるマスク入力回路MI
K1が設けられる。
【0282】データ入力回路DIK0−DIK7は、ラ
イトドライバWDV0−WDV7それぞれに結合され、
かつライトドライバWDV8−WDV15にそれぞれ結
合される。データ入力回路DIK8−DIK15は、ラ
イトドライバWDV16−WDV23にそれぞれ結合さ
れかつさらにライトドライバWDV24−WDV31に
それぞれ結合される。
【0283】マスク入力回路MIK0からの内部マスク
指示信号は、マスクゲート回路MG0およびMG1に共
通に与えられ、マスク入力回路MIKからの内部書込マ
スク指示信号は、マスクゲート回路MG2およびMG3
へ共通に与えられる。他の構成は、図38に示す構成と
同じであり、対応する部分には同一参照番号を付し詳細
説明は省略する。
【0284】この図45に示す構成においては、ワード
ドライバWDV0−WDV7のグループおよびライトド
ライバWDV8−WDV15のグループの一方が活性化
され、かつ同時に、ライトドライバWDV16−WDV
23のグループおよびライトドライバWDV24−WD
V31のグループの一方が活性化される。すなわち、内
部データ線選択信号YD0およびYD2が同時に活性化
されるかまたは内部データ線選択信号YD1およびYD
3が同時に活性化される。非選択ワードドライバグルー
プに対しては、対応のマスクゲート回路によりライトマ
スク回路が非導通状態となり、IOデータ線対が電源電
圧Vccレベルにプリチャージされても、センスアンプ
回路のラッチデータが反転するのを確実に防止すること
ができる。
【0285】図46は、図45に示す構成に対する内部
データ線対選択信号およびライトドライバイネーブル信
号発生部の構成を概略的に示す図である。この図46に
示す構成においては、ANDゲートANG0−ANG3
それぞれにおいて、列アドレスビット/CA1およびC
A1に代えて周辺電源電圧Vccpが与えられる。また
これらのANDゲートANG0−ANG3のそれぞれの
第1の入力へは、列アドレスビットCA0または/CA
0が与えられる。したがって、列アドレスビットCA1
が縮退状態とされ、列アドレスビットCA0に従って内
部データ線対のグループが指定される。
【0286】列アドレスビットCA0がHレベルのとき
には、内部データ線選択信号YD1およびYD3が活性
状態へ駆動され、IOデータ線対選択信号YD0および
YD2は非活性状態を維持する。一方、列アドレスビッ
トCA0がLレベルのときには、内部データ線選択信号
YD0およびYD2が活性状態へ駆動され、内部データ
線選択信号YD1およびYD3は非選択状態を維持す
る。
【0287】ANDゲートANG4−ANG7は、それ
ぞれ内部データ線選択信号YD0−YD3を第1の入力
に受け、第2の入力にライトドライバイネーブル信号W
DEを受けている。したがって、ライトドライバイネー
ブル信号WDE0−WDE3は、それぞれ内部データ線
選択信号YD0−YD3に従って選択的に活性化するこ
とができる。
【0288】ライトドライバ群が非活性状態のときには
対応のライトマスク回路が非導通状態に設定され、たと
え列選択信号CSLGに従って列選択回路が導通状態と
なっても、非選択センスアンプ回路とIOデータ線対と
の接続を禁止することができる。
【0289】なお、図45に示す書込系の構成の場合、
スペア判定回路は、図43および図44に示す構成を利
用することができる。すなわち、図47に示すように、
8:1切換回路SX0およびSX1それぞれに対し、8
ビットの内部書込データ(入力バッファからの書込デー
タ)WD<0>−WD<7>を与える。一方8:1切換
回路SX2およびSX3それぞれに対しては、8ビット
の内部書込データビットWD<8>−WD<15>を与
える。切換回路SX0−SX3の動作を制御する制御信
号は、スペアIO線選択信号SIOSEL0−SIOS
EL31と内部データ線選択信号YD0−YD3の組合
せにより生成することができる。
【0290】図48は、スペアデータマスク指示信号発
生部の構成を概略的に示す図である。図48において、
マスク指示信号M0から、内部マスク指示信号WM0お
よびWM1が生成され、マスク指示信号M1から内部マ
スク指示信号WM2およびWM3が生成される。4:1
選択回路9は、先の図44に示す構成と同様、スペアデ
ータマスク選択信号SDMSEL0−SDMSEL3と
内部データ線選択信号YD0−YD3との論理積とによ
り生成された信号により選択動作を実行する。したがっ
て、この場合においても、正確にスペア回路に対しても
スペア非使用時において、スペアメモリセルのデータが
反転するのを防止することができる。
【0291】以上のように、この発明の実施の形態5に
従えば、データ書込マスクが制御するライトマスク回路
単位で内部IOデータ線対とデータ入力ノードとの接続
を切換えるように構成しているため、非選択IOデータ
線対が、強制的にマスク状態とすることができ、ライト
マスク機能を有しかつ入力データビット数を変更するこ
とのできる半導体記憶装置を容易に実現することができ
る。
【0292】[実施の形態6]図49は、1つのIOデ
ータ線対に関連する部分の構成を概略的に示す図であ
る。図49において、1つのセンスアンプ回路S.Aを
代表的に示す。1つのIOデータ線対IOに対し、n個
のセンスアンプ回路S.Aが設けられる。このセンスア
ンプ回路S.Aは書込データマスク指示信号/DMiを
ゲートに受ける書込マスクゲートTGMと、書込マスク
ゲートTGMと直列に接続され、ゲートに選択列指定信
号CSL<j>を受ける列選択ゲートCGjを介して内
部IOデータ線対IOに結合される。内部IOデータ線
対IOは、相補なIOデータ線IOLおよび/IOLを
含む。
【0293】このIOデータ線対IOに対し、プリチャ
ージ指示信号ZPRCiに応答して活性化され、IOデ
ータ線IOLおよび/IOLを電源電圧レベルにプリチ
ャージするプリチャージ回路PGと、このプリチャージ
回路PGに並列に結合されるライトドライバWDVおよ
びプリアンプPAが設けられる。ライトドライバWDV
は、ライトドライバイネーブル信号WDEiの活性化時
活性化され、IOデータ線IOLおよび/IOLを、内
部書込データWDDに従って駆動する。プリアンプPA
は、プリアンプイネーブル信号PAEiの活性化時活性
化され、内部データ線IOLおよび/IOL上に読出さ
れたデータを増幅して内部読出データRDを生成する。
【0294】先の図9、10および図31においては、
プリアンプ回路およびライトドライバ回路がそれぞれプ
リチャージ回路を含んでいる。この図49に示す構成に
おいては、プリチャージ回路PGが、ライトドライバW
DVおよびプリアンプPAに共通に設けられる。したが
ってこのライトドライバWDVおよびプリアンプPAと
データ入出力回路の接続を、データマスク指示信号/D
Miの制御するIOデータ線対単位で実現することによ
り、先の実施の形態5と同様、データビット幅に応じ
て、データ入出力回路の構成を変更することができる。
【0295】また、プリアンプPAの非選択状態時にお
いては、プリチャージ回路PGが活性状態にあり、一方
書込マスクゲートTGMが非導通状態となるため、この
データ読出時においても、センスアンプ回路S.Aに格
納されたラッチデータが反転するのを防止することがで
きる。
【0296】図50は、図49に示すライトドライバ、
プリアンプおよびプリチャージの回路の具体的構成を示
す図である。図50において、ライトドライバWDV
は、内部書込データWDDを反転するインバータ60
と、内部書込データWDDとライトドライバイネーブル
信号WDEiを受けるNAND回路61と、ライトドラ
イバイネーブル信号WDEiとインバータ60の出力信
号を受けるAND回路62と、NAND回路61の出力
信号に従ってIOデータ線IOLを電源電圧Vcc(周
辺電源電圧Vccp)レベルに駆動するPチャネルMO
Sトランジスタ65と、ANDゲート62の出力信号に
従ってIOデータ線IOLを接地電圧レベルに駆動する
NチャネルMOSトランジスタ66と、ライトドライバ
イネーブル信号WDEiとインバータ60の出力信号を
受けるNAND回路63と、ライトドライバイネーブル
信号WDEiと内部書込データWDDを受けるAND回
路64と、NAND回路63の出力信号に従って補のI
Oデータ線/IOLを電源電圧Vcc(周辺電源電圧V
ccp)レベルへ駆動するPチャネルMOSトランジス
タ67と、ANDゲート64の出力信号に従って補のI
Oデータ線/IOLを接地電圧レベルに駆動するNチャ
ネルMOSトランジスタ68を含む。
【0297】ライトドライバイネーブル信号WDEiが
非活性状態のLレベルのときには、NANDゲート61
および63の出力信号がHレベル、AND回路62およ
び64の出力信号がLレベルとなり、MOSトランジス
タ65−68がすべてオフ状態となり、このライトドラ
イバWDVは、出力ハイインピーダンス状態となる。
【0298】ライトドライバイネーブル信号WDEiが
Hレベルの活性状態へ駆動されると、ライトドライバW
DVにおいて、NANDゲート61および63がインバ
ータバッファとして動作し、ANDゲート62および6
4がバッファとして動作する。したがって、内部書込デ
ータWDDがたとえばHレベルのときには、MOSトラ
ンジスタ65および68がオン状態、MOSトランジス
タ66および67がオフ状態となり、IOデータ線IO
Lおよび/IOLは、それぞれHレベルおよびLレベル
に設定される。
【0299】プリチャージ回路PGは、プリチャージ指
示信号ZPRCiの活性化時導通し、IOデータ線IO
Lおよび/IOLを短絡するPチャネルMOSトランジ
スタと、プリチャージ指示信号ZPRCiの活性化時導
通し、IOデータ線IOLおよび/IOLへ電源電圧V
cc(Vccp)を伝達するPチャネルMOSトランジ
スタ86および87を含む。このプリチャージ指示信号
ZPRCiがLレベルの活性状態となると、IOデータ
線IOLおよび/IOLは、電源電圧Vcc(Vcc
p)レベルにプリチャージされる。プリチャージ指示信
号ZPRCiがHレベルとなると、このプリチャージ回
路PGにおいてMOSトランジスタ85−87はすべて
オフ状態となり、IOデータ線IOLおよび/IOL
は、フローティング状態となる。
【0300】プリアンプPAは、プリアンプイネーブル
信号PAEiの非活性化時導通し、ノード70を電源電
圧Vcc(Vccp)レベルにプリチャージするPチャ
ネルMOSトランジスタ72と、プリチャージ指示信号
PAEiの非活性化時導通しノード71を電源電圧Vc
cレベルにプリチャージするPチャネルMOSトランジ
スタ75と、ノード71の電圧レベルがLレベルのとき
に導通しノード70を充電するPチャネルMOSトラン
ジスタ73と、ノード70の電圧がLレベルのときに導
通し、ノード71を充電するPチャネルMOSトランジ
スタ74と、MOSトランジスタ72および73と直列
に接続され、かつノード71の電圧レベルに応じて導通
するNチャネルMOSトランジスタ76と、MOSトラ
ンジスタ74および75と直列に接続され、ノード70
の電圧レベルに応じて導通するNチャネルMOSトラン
ジスタ77と、MOSトランジスタ76と直列に接続さ
れ、IOデータ線IOLの電圧レベルに応じて導通する
NチャネルMOSトランジスタ78と、MOSトランジ
スタ77と直列に接続され、補のIOデータ線/IOL
の電圧レベルに応じて導通するNチャネルMOSトラン
ジスタ79と、これらのMOSトランジスタ78および
79に共通に結合され、プリアンプイネーブル信号PA
Eiが活性化時導通し、MOSトランジスタ78および
79の共通ソースノードを接地電圧レベルへ駆動するN
チャネルMOSトランジスタ80を含む。
【0301】MOSトランジスタ73、74、76およ
び77は、いわゆる交差結合型のセンスアンプ回路を構
成しており、またMOSトランジスタ78および79
が、差動的にIOデータ線IOLおよび/IOLの電圧
を増幅する差動段を構成する。
【0302】プリアンプPAは、さらに、ノード70お
よび71の電圧レベルをラッチするフリップフロップを
構成するNAND回路81および82と、プリアンプイ
ネーブル信号PAEjに応答して、NAND回路82の
出力信号を通過させて読出データRDを するトラ
ンスファーゲート83を含む。NAND回路81は、ノ
ード70上の信号とNAND回路82の出力信号とを受
ける。NAND回路82は、NAND回路81の出力信
号とノード71上の信号とを受けて、内部読出データR
Dを生成しかつラッチする。
【0303】このプリアンプPAにおいては、プリアン
プイネーブル信号PAEiが非活性状態のLレベルのと
きには、MOSトランジスタ80がオフ状態にある。ま
た、MOSトランジスタ72および75がオン状態とな
り、ノード70および71が電源電圧Vcc(Vcc
S)レベルにプリチャージされる。また、MOSトラン
ジスタ83がオフ状態となり、出力ハイインピーダンス
状態となる。
【0304】プリアンプイネーブル信号PAEiが活性
状態のHレベルとなると、MOSトランジスタ72およ
び75がオフ状態、MOSトランジスタ80がオン状態
となり、IOデータ線IOLおよび/IOL上の電圧を
増幅する。この増幅動作の開始時においては、ノード7
0および71は電源電圧レベルにプリチャージされてお
り、MOSトランジスタ76および77は、オン状態に
ある。したがって、MOSトランジスタ78および79
のコンダクタンスがIOデータ線IOLおよび/IOL
の電圧に応じて変化した場合、ノード70および71の
一方の電圧レベルが低下する。今、IOデータ線/IO
Lの電圧レベルがLレベルの場合を考える。この場合、
MOSトランジスタ78のコンダクタンスがMOSトラ
ンジスタ79のコンダクタンスよりも大きく、ノード7
0は、高速で放電される。このノード70の電圧レベル
低下により、MOSトランジスタ74のコンダクタンス
が大きくなり、ノード71は、プリチャージされた電源
電圧Vccレベルとなり、MOSトランジスタ73はオ
フ状態、MOSトランジスタ76がオン状態となり、ノ
ード70は、最終的に、接地電圧レベルまで放電され
る。このノード70および71の電圧レベルは、NAN
D回路81および82の入力論理しきい値を超えると、
このフリップフロップからの読出データRDが、内部読
出データに応じた状態に設定される。今、ノード70の
電圧レベルがLレベルであり、ノード71の電圧レベル
がHレベルであるため、NAND回路82がMOSトラ
ンジスタ83を介して出力する内部読出データRDはH
レベルの信号となる。
【0305】なお、プリチャージ指示信号ZPRCi、
ライトドライバイネーブル信号WDEiおよびプリアン
プイネーブル信号PAEiは、すべて内部データ線選択
信号YDiに従って生成される。したがって、この図5
0に示す構成の場合においても、非選択IOデータ線対
のグループは、プリチャージ状態を維持する。この状態
において、ライトマスク指示信号が非選択IO線対グル
ープに対しては、強制的に活性状態とされ、ライトマス
クゲートTGMが非導通状態となり、データの読出は禁
止される。したがって、安定に、IOデータ線IOLお
よび/IOLは、プリチャージ電圧レベルを維持するこ
とができる。また、プリアンプを並列に結合しても、非
選択プリアンプは出力ハイインピーダンス状態であり、
データの衝突は生じない。
【0306】[実施の形態7]先の実施の形態1等にお
いて説明したように、内部データ線対を書込データを伝
達する書込データ線対IOWと読出データを伝達するI
ORとに分離することにより、データ書込動作完了後必
要となるIOデータ線対のプリチャージ期間を考慮する
ことなく、即座にデータの読出を行なうことができる。
この読出データ線対と書込データ線対とを別々に設ける
構成に対し、書込マスクゲートを設ける構成は、先の図
20において示されている。先の図20に示す構成にお
いて、書込データマスク指示信号/DMを、内部データ
線選択信号YDと組合せる。すなわち、図51に示すよ
うに、内部データ線選択信号YDiを受けるインバータ
VGiと、インバータVGiの出力信号と内部書込マス
ク指示信号WMiを受けるマスクゲート回路MGiとを
用いて、ライトマスク指示信号/DMiを生成する。な
お、図51に示す構成は、図20に示す構成とビット線
周辺回路の構成は同じであり、対応する部分には同一参
照番号を付しその詳細説明は省略する。ただし、選択列
指定信号として、書込用の選択列指定信号CSLW<j
>および読出専用の列指定選択信号CSLR<j>が用
いられている点が異なる。このような書込データ線対I
OWおよび読出データ線対IORを別々に設ける構成に
おいても、書込列選択ゲートと直列に書込マスクゲート
を接続することにより、またこの書込マスクゲートを、
内部データ線選択信号YDiで制御することにより、ラ
イトマスク機能を持ち、かつ柔軟にデータビット数の変
更に対応することのできる半導体記憶装置を実現するこ
とができる。
【0307】図52は、この発明の実施の形態7におけ
る1つのセンスブロックに関連する部分の構成を概略的
に示す図である。センスブロックSB♯は、8I/Oに
対応し、8個の書込データ線対IOWおよび8個の読出
データ線対IORが対応して設けられる。
【0308】このセンスブロックSB♯と書込データ線
対IOWj−IOWj+7に対し、書込列選択信号CS
LWGに応答してセンスブロックSB♯内のセンスアン
プ回路を選択する書込列選択ブロック91と、ライトマ
スク指示信号/DMjに従ってセンスブロックSB♯と
書込列選択ブロック91との接続を禁止するライトマス
ク回路90が設けられる。
【0309】読出データ線対IORj−IORj+7と
センスブロックSB♯の間に、読出列選択信号CSLR
Gに従ってセンスブロックSB♯に含まれるセンス回路
と読出データ線対IORj−IORj+7とを結合する
読出列選択ブロック92が設けられる。この読出列選択
ブロック92は、その具体的構成は、図51に示すよう
に、選択列指定信号CSLR<j>に応答して活性化さ
れ、センスアンプのラッチデータに応じて読出データ対
を差動的に駆動する読出ゲートRGを,各センスアンプ
回路に対応して含む。
【0310】書込列選択ブロック91に対応して、ライ
トドライバイネーブル信号WDEjに応答して活性化さ
れる書込回路ブロック93が設けられ、読出データ線対
IORj−IORj+7に対して、プリアンプイネーブ
ル信号PAEjおよびプリチャージ指示信号ZPRCに
従ってこの読出データ線対IORj−IORj+7のプ
リチャージおよびデータ読出を行なう読出回路ブロック
94が設けられる。
【0311】書込回路ブロック93に対応して書込デー
タビットDk−Dk+7をそれぞれ受けるデータ入力回
路DIk−DIk+7が設けられ、読出回路ブロック9
4に対応して、読出データQk−Qk+7をそれぞれ生
成する出力回路DOKk−DOKk+7が設けられる。
書込回路ブロック93は、8ビットのライトドライバを
含み、読出回路ブロック94は、8ビットのプリアンプ
を含む。
【0312】さらに、このライトマスク回路90に対
し、データマスク指示信号/DMjを生成するための外
部からのマスク指示信号Mjを受けるマスク入力回路M
IKjが設けられる。このマスク入力回路MIKjの出
力信号は、インバータVGjの出力する反転内部データ
線選択信号を第1の入力に受けるマスクゲート回路MG
jの第2の入力へ与えられる。このNOR回路で構成さ
れるマスクゲート回路MGjから、データマスク指示信
号/DMjが生成される。
【0313】この図52に示すように、データマスクの
単位となるセンスブロックを単位として、データ入出力
回路の接続を制御する。この書込回路ブロック93およ
び読出回路ブロック94は、データビット幅に応じて、
その接続されるデータ入力回路およびデータ出力回路が
異なる。非選択時においては、データ書込時ライトマス
ク回路90により、センスアンプ回路の保持データの反
転を防止する。読出回路ブロック94は、プリアンプイ
ネーブル信号PAEjが活性状態とされたときに、対応
の読出データ線対IORj−IORj+7上のデータの
増幅を実行する。プリチャージ指示信号ZPRCは、選
択読出データ線対にかかわらず、共通に与えられる。
【0314】データ読出モード時には、この読出回路ブ
ロック94の選択/非選択にかかわらず、プリチャージ
動作が停止される。読出動作時においては、読出列選択
ブロック92に含まれる読出ゲートが選択列指定信号に
従って活性化され、センスアンプのラッチ回路のラッチ
データに応じて、読出データ線対を放電するため、この
プリチャージ回路からの充電電流が流れるのを防止し、
消費電流が増大するのを防止する。
【0315】図53は、1つのセンスアンプユニットS
U♯に関連する部分の構成を概略的に示す図である。こ
のセンスアンプユニットSU♯に対し1つの書込データ
線対IOWと1つの読出データ線対IORが設けられ
る。したがって、図52に示すセンスブロックSB♯に
おいては、8個のセンスアンプユニットSU♯が設けら
れる。
【0316】センスアンプユニットSU♯と書込データ
線対IOWの間に、書込データマスク指示信号/DMj
に応答して選択的に導通/非導通状態となるライトマス
クユニット90aと、書込列選択信号CSLWGに応答
して、センスアンプユニットSU♯に含まれるセンスア
ンプ回路を選択する書込列選択ユニット91aが直列に
接続される。ライトマスクユニット90aは、センスア
ンプユニットSU♯に含まれるセンスアンプ回路それぞ
れに対応して設けられる書込マスクゲートを含み、また
書込列選択ユニット91aは、センスアンプユニットS
U♯それぞれに対応して設けられる書込列選択ゲートを
含む。
【0317】センスアンプユニットSU♯と読出デデー
タ線対IORの間に、読出列選択信号CSLRGに応答
して選択されたセンスアンプ回路のラッチデータに従っ
てこの読出データ線対IORを駆動する読出列選択ユニ
ット92aが設けられる。この読出列選択ユニット92
aは、センスアンプユニットSU♯に含まれるセンスア
ンプ回路それぞれに対応して設けられる読出ゲートを含
む。
【0318】書込データ線対IOWに対応して、ライト
ドライバ93aが設けられ、読出データ線対IORに対
して、補のプリチャージ指示信号ZPRCに応答して読
出データ線対IORを電源電圧レベルにプリチャージす
るプリチャージ回路94aと、プリアンプイネーブル信
号PAEjの活性化時読出データ線対IOR上のデータ
を増幅するプリアンプ94bが設けられる。
【0319】ライトドライバ93aが非活性状態のとき
には、ライトデータマスク指示信号/DMjが図示しな
いデータ線選択信号YDjに従って活性状態となり、ラ
イトマスクユニット90aが非導通状態となる。したが
ってセンスアンプユニットSU♯においていずれのセン
スアンプ回路が選択されても、このセンスアンプユニッ
トSU♯に含まれるセンスアンプ回路はすべて、書込列
選択ユニット91aから分離される。
【0320】読出列選択ユニット92aは、データ読出
時、読出列選択信号CSLRGに従って、ライトマスク
ユニット90aの存在にかかわらず、選択センスアンプ
回路の保持するデータを増幅して読出データ線対IOR
に伝達する。
【0321】図54は、プリアンプイネーブル信号発生
部の構成の一例を示す図である。図54において、プリ
アンプイネーブル信号PAEjは、メインプリアンプイ
ネーブル信号PAEと内部データ線選択信号YDjを受
けるAND回路95から生成される。プリアンプ活性化
信号PAEjが非活性状態のときには、プリアンプ94
bは、図50に示すプリアンプPAと同様出力ハイイン
ピーダンス状態となる。図53に示すように、ライトド
ライバ93aには、プリチャージ回路は設けられていな
い。プリチャージ回路94aおよびプリアンプ94b
は、先の図50に示す構成と同じである。非選択の書込
データ線対に対しては、ライトマスクゲートにより、セ
ンスアンプ回路と書込データ線対とが分離される。した
がって、この書込データ線対は、先の図24以降におい
て説明したライトドライバと同様、電源電圧Vccレベ
ルにプリチャージする必要がなく、2値駆動する2ステ
ートバッファでライトドライバ93aを構成することが
できる。
【0322】図55は、図53に示すライトドライバ9
3aの構成の一例を示す図である。図55において、ラ
イトドライバ93aは、ライトドライバイネーブル信号
WDEjを反転するインバータ93abと、内部書込デ
ータWDDを反転するインバータ93aaと、ライトド
ライバイネーブル信号WDEjおよびインバータ93a
bの出力信号に従って、インバータ93aaの出力信号
を通過させるトランスミッションゲート93acと、ト
ランスミッションゲート93acを介して与えられたデ
ータを反転して書込データ線IOWLへ伝達するインバ
ータ93adと、インバータ93adの出力信号を反転
してインバータ93adの入力へ伝達するインバータ9
3aeと、インバータ93adの出力信号を反転して書
込データ線/IOWLへ伝達するインバータ93afを
含む。
【0323】インバータ93adおよび93aeが、ラ
ッチ回路を構成する。この図55に示すライトドライバ
93aの構成において、ライトドライバイネーブル信号
WDEjが活性状態のHレベルとなると、トランスミッ
ションゲート93acが導通し、インバータ93aaか
らの補の内部書込データがインバータ93adに伝達さ
れて、内部書込データ先IOWLおよび/IOWLが書
込データに応じて駆動される。ライトドライバイネーブ
ル信号WDEjが非活性状態となると、トランスミッシ
ョンゲート93acが非導通状態となり、このライトド
ライバ93aはラッチ状態となる。したがって、この書
込データ線IOWLおよび/IOWLに対しては、書込
データが、次の新たなデータが与えられるまでラッチさ
れており、プリチャージ動作が不要となり、このプリチ
ャージに必要な消費電力を低減することができる。ま
た、ライトドライバ93aはラッチ型のドライブ回路で
あり、ライトドライバイネーブル信号WDEjの活性期
間と書込列選択信号の活性化期間とのタイミングマージ
ンを大きくすることができ、データ書込のタイミング設
計が容易となる。
【0324】さらに、同一データを連続して書込む場
合、このライトドライバ93aの出力信号の電圧レベル
は変化しないため、同一データを連続して書込むときの
消費電流を低減することができる。
【0325】図56は、32ビットデータを8ビットデ
ータに低減したときの書込/読出回路とデータ入力/出
力回路の接続を概略的に示す図である。
【0326】図56において、4つの書込/読出回路ブ
ロックWBK0−WBK3が設けられる。書込/読出回
路ブロックWBK0に対しては、読出データ線対R0−
R7および書込データ線対W0−W7が設けられる。書
込/読出回路ブロックWBK1に対しては、読出データ
線対R8−R15と書込データ線対W8−W15が設け
られる。書込/読出回路ブロックWBK2に対しては、
読出データ線対R16−R23および書込データ線対W
16−W23が設けられる。書込/読出回路ブロックW
BK3に対しては、読出データ線対R23−R31およ
び書込データ線対W24−W31が設けられる。
【0327】これらの書込/読出回路ブロックWBK0
−WBK3それぞれに対応して、マスク入力回路MIK
からの内部書込マスク指示信号WMに従ってライトデー
タマスク指示信号/DM0−/DM3を生成するマスク
ゲート回路MG0−MG3が設けられる。
【0328】書込/読出回路ブロックWBK0の8ビッ
トのライトドライバおよびプリアンプが、入力/出力回
路DIOK0−DIOK7に並列に結合される。書込/
読出回路ブロックWBK1の8ビットのライトドライバ
およびプリアンプが、入力/出力回路DIOK0−DI
OK7にそれぞれ結合される。書込/読出回路ブロック
WBK2および書込および読出回路ブロックWBK3そ
れぞれにおいても、8ビットのライトドライバおよびプ
リアンプが、入力/出力回路DIOK0−DIOK7に
それぞれ結合される。
【0329】書込/読出回路ブロックWBK0−WBK
3の1つが、内部データ線選択信号YDjに従って活性
化され、入力/出力回路DIOK0−DIOK7とデー
タの授受を行なう。非選択回路ブロックに対しては、デ
ータ書込時ライトマスクデータ指示信号/DMが活性状
態となり、書込マスク回路が非導通状態となり、センス
アンプブロックが、対応の書込データ線対と分離する。
データ読出時においては、マスクがかけられず、非選択
回路ブロックに対し、読出データ線対を介してデータが
伝達される。しかしながら、対応のプリアンプが非活性
状態の出力ハイインピーダンス状態であり、データの読
出は行なわれず、またリードゲートは差動増幅回路であ
り、MOSトランジスタのゲートがビット線(センスノ
ード)に接続されており、何らセンスアンプのラッチデ
ータに影響を及ぼすことはない。したがって、この書込
マスクをかけるライトデータマスク単位で、書込/読出
回路ブロックとデータ入力/出力回路との接続を変更す
ることにより、正確に、ライトマスク機能を持ったデー
タ入力ビット幅を変更することのできる半導体記憶装置
を実現できる。
【0330】図57は、32ビットデータを16ビット
データに低減したときの書込/読出回路の接続を概略的
に示す図である。図57において、16ビットのデータ
入力/出力回路DIOK0−DIOK15が設けられ
る。データ入力/出力回路DIOK0−DIOK15の
各々は、データ入力回路およびデータ出力回路を含む。
書込/読出回路ブロックWBK0に含まれる8ビットの
ライトドライバおよび8ビットのプリアンプは、データ
入力/出力回路DIOK0−DIOK7に結合され、書
込/読出回路ブロックWBK1の8ビットのライトドラ
イバおよび8ビットのプリアンプが、データ入力/出力
回路DIOK0−DIOK7にそれぞれ結合される。
【0331】書込/書込読出回路ブロックWBK2に含
まれる8ビットのライトドライバおよび8ビットのプリ
アンプが、データ入力/出力回路DIOK8−DIOK
15にそれぞれ結合され、また、書込/書込読出回路ブ
ロックWBK3に含まれる8ビットのライトドライバお
よび8ビットのプリアンプが、データ入力/出力回路D
IOK8−DIOK15に並列結合される。
【0332】書込データD0−D7に対応してマスクデ
ータ指示信号を受けるマスク入力回路MIK0が設けら
れ、またデータ入力ビットD8−D15に対し、ライト
マスク指示信号M1を受けるマスク入力回路MIK1が
設けられる。このマスク入力回路MIK0からのライト
マスク指示信号は、マスクゲート回路MG0およびMG
1へ与えられ、マスク入力回路MIK1からのライトマ
スク指示信号は、マスクゲート回路MG2およびMG3
へ与えられる。
【0333】この図57において、8ビットの内部書込
/読出データRD0−RD7は、書込/読出回路ブロッ
クWBK0およびWBK1の一方により送受され、また
内部書込/読出データRD8−RD15は、書込/読出
回路ブロックWBK2およびWBK3の一方と送受され
る。
【0334】したがって、この図57に示す構成におい
ても、データ入力/出力回路とデータおよびプリアンプ
の接続は、ライトデータマスク単位となる書込/読出回
路ブロックで接続が切換えられている。この接続の切換
は内部データ線選択信号YD0−YD3で実行される。
内部データ線選択信号YD0およびYD1により、書込
/読出回路ブロックWBK0およびWBK1がそれぞれ
活性/非活性化され、内部データ線接続信号YD2およ
びYD3により、書込/読出回路ブロックWBK2およ
びWBK3の活性/非活性が制御される。したがって、
この16ビット構成においても、確実に非選択回路ブロ
ックにおいてライトマスクと、内部のライトマスク指示
信号/DM0−/DM3により非導通状態とでき、書込
時における非選択センスアンプ回路のラッチデータの反
転が生じるのを防止することができる。
【0335】なお、この実施の形態7の構成において
も、スペア判定回路の構成は、先の実施の形態5と同様
の構成を利用することができる。ライトマスクの変更構
成は、実施の形態5と同じためである。
【0336】以上のように、この発明の実施の形態7に
従えば、内部読出データ線対および内部書込データ線対
が別々に設けられる構成においても、ライトマスク単位
で、データ入力/出力回路とライトドライバ/プリアン
プの接続切換を行なっているため、正確にライトマスク
機能を有しかつデータビット幅の変更可能な半導体記憶
装置を実現することができる。また、書込データ線と読
出データ線とが別々に設けられており、書込データ線の
プリチャージが不要となり、書込動作完了後の読出動作
を高速化することができ、応じて高速道さする半導体記
憶装置を実現することができる。またプリチャージ動作
が不要となり、消費電流を低減することができる。ライ
トドライバをラッチ回路を有する2値ドライバで構成し
ており、同一データが書込時においては、内部書込デー
タ線対の充放電は生じないため、消費電流を低減するこ
とができる。
【0337】
【発明の効果】以上のように、この発明に従えば、低消
費電力で高速で正確にデータ書込を行なうことのできる
動作周波数の高いロジック混載に適した半導体記憶装置
を得ることができる。
【0338】すなわち、請求項1に係る発明に従えば、
データ書込モード時とデータ読出モード時とでスペア判
定結果出力タイミングを異ならせるように構成している
ため、データ書込および読出タイミングに合わせてスペ
ア判定結果を出力することができ、データ書込および読
出タイミングを、共通のスペア判定結果にあわせて調節
する必要がなく、最適タイミングでデータの書込および
読出を行なうことができ、高速アクセスが実現される。
【0339】請求項2に係る発明に従えば、データ書込
モード時のスペア判定結果出力タイミングをデータ読出
モード時のそれよりも速くしているため、データ書込を
速くすることができ、データ書込動作周波数を高くする
ことができる。
【0340】請求項3に係る発明に従えば、データ書込
データ線対とデータ読出線対をメモリセルアレイにわた
って列方向に延在して配置し、同様、スペアリードデー
タ線対およびスペアライトデータ線対もメモリセルアレ
イ上にわたって延在して配置して、不良ビットの救済
を、データ線対の置換により行なう構成において、デー
タ書込時にスペアライトデータ線対の使用の有無を早い
タイミングで決定することができ、応じてデータ書込タ
イミングを早くできる。
【0341】請求項4に係る発明に従えば、ライトデー
タバスとリードデータバスと別々に設けているため、デ
ータ書込に続いてデータ読出を行なっても、このライト
データバス上の信号電位がリードデータバスの信号電位
に影響を及ぼすことはないため、早いタイミングでデー
タの読出を行なうことができ、サイクル時間を短縮する
ことができる。
【0342】請求項5に係る発明に従えば、不良アドレ
スが、複数のリードデータ線対およびライトデータ線対
のうちの1つを特定しており、容易に、データ線対単位
での不良ビット救済を行なうことができる。
【0343】請求項6に係る発明に従えば、メモリセル
アレイは複数の行ブロックに分割され、各行ブロックご
とに置換すべきデータ線対のアドレスを記憶しているた
め、各行ブロック単位で不良ビットの救済を行なうこと
ができ、救済効率を高くすることができる。
【0344】請求項7に係る発明に従えば、データ書込
時アクセス列を選択する書込ゲートとデータ読出時の列
選択用読出ゲートとを別々に設け、かつこれら書込ゲー
トおよび読出ゲートを選択する書込および読出列選択線
をセンスアンプ帯に行方向に延在して配置しているた
め、データ線対をローカルデータ線対およびメインデー
タ線対の階層構造とする必要がなく、アレイ構造が簡略
化され、またローカルデータ線とメインデータ線とを接
続するスイッチが不要となり、アレイ面積の増加を抑制
することができる。
【0345】請求項8に係る発明に従えば、書込ゲート
を、データ書込マスク指示信号を受けるマスクゲートと
マスクゲートに直列に接続されて列選択信号に応答して
導通する列選択ゲートとで構成しており、正確に、デー
タ書込にマスクをかけることができ、またマスクライト
時選択列のメモリセルに対し、データ線から電荷が流入
するのを防止することができ、正確にデータ書込にマス
クをかけることができる。また、続いて読出動作を行な
う場合においても、センスアンプ回路のセンスノードの
電位は正確に、メモリセルデータに応じた電圧レベルに
保持されているため、高速かつ正確にメモリセルデータ
の読出を行なうことができる。
【0346】請求項9に係る発明に従えば、書込ゲート
において、マスクゲートをセンスアンプ回路に接続しか
つ列選択ゲートをデータ線対に結合しているため、デー
タ書込時、ライトドライバの負荷の増大を抑制すること
ができ、低消費電流でかつ高速でデータの書込を行なう
ことができる。
【0347】請求項10に係る発明に従えば、メモリセ
ルアレイが複数の行ブロックに分割され、各行ブロック
の列に対して書込列選択ゲート回路が設けられており、
書込ゲートをマスクゲートと列選択ゲートのシリアルゲ
ートで構成する場合においても、ライトドライバの負荷
の増大を抑制することができる。
【0348】請求項11に係る発明に従えば、列ブロッ
クのメモリセルブロックに対し共通にデータマスク信号
を伝達しており、容易に行ブロック分割構成において
も、データ書込にマスクをかけることができる。
【0349】請求項12に係る発明に従えば、データマ
スク信号を伝達する信号線をサブワード線ドライバ配置
領域に配置しているため、メモリセルアレイ領域に余裕
をもってリードデータ線対およびライトデータ線対を配
置することができる。また、空き領域が存在する場合、
センスアンプ電源線を配設することにより、センスアン
プ電源の強化を行なうことができる。
【0350】請求項13に係る発明に従えば、データマ
スク信号を伝達するメインデータマスク線上の信号と対
応のセンスアンプ活性化信号とからローカルデータマス
ク信号を生成して、各行ブロックのセンスアンプ帯の書
込ゲートへ伝達するように構成しているため、書込デー
タマスク線の充放電電流を低減することができ、消費電
力を低減できる。
【0351】また、この論理ゲートの電源電圧を、セン
スアンプ電源電圧レベルとすることにより、センスアン
プ電源電圧レベルの振幅のライトマスク信号を生成する
場合のセンスアンプ電源の消費電力を低減することがで
き、センスアンプ電源ノイズの発生を抑制することがで
きる。
【0352】請求項14に係る発明に従えば、データ書
込用ライトドライバを、2値信号を出力する2ステート
バッファで構成し、ライトデータバスを2ステートバッ
ファで常時駆動するように構成していてるため、ライト
データ線をプリチャージ/イコライズする期間が不要と
なり、書込サイクル時間を短縮することができる。
【0353】請求項15に係る発明に従えば、データ書
込をマスクを指示するマスク指示信号の振幅をセンス電
源電圧レベルに設定しているため、ライトドライバを外
部電源電圧で駆動しても、データ書込完了後、ライトド
ライバからセンスノードへの貫通電流は生じないため、
センスアンプ電源をライトドライバに使用する必要がな
く、センス電源ノイズが生じるのを防止することがで
き、低消費電力で正確かつ高速にデータの書込を行なう
ことができる。
【0354】請求項16に係る発明に従えば、データ書
込を行なう書込回路を、センス電源と別の電源で駆動し
ているために、消費電力を低減することができる。
【0355】請求項17に係る発明に従えば、ローカル
データマスク信号を生成するための、サブワード線ドラ
イバ配置領域とセンスアンプ帯との交差領域に配置され
る論理ゲートの動作電源電圧を、センス電源電圧レベル
にしているため、データマスク信号の振幅をセンス電源
電圧レベルとすることができ、ライトドライバに外部電
源電圧を動作電源電圧として印加することができ、セン
ス電源の消費電流の低減およびデータ書込時の消費電力
の低減をともに実現することができる。
【0356】請求項18に係る発明に従えば、メモリセ
ルアレイを複数の行ブロックに分割し、かつ行方向に沿
って列選択線を配設し、データ書込線とデータ読出線と
を別々に設けているため、データ書込後早いタイミング
でデータを読出を行なってもデータの衝突は生じず、ラ
イトリカバリの問題は生じず、高速でデータの読出を行
なうことができ、サイクル時間を短くすることができ
る。
【0357】請求項19に係る発明に従えば、ライトド
ライバに、外部電源電圧を与えているため、ロジック回
路との混載時において電源分布を簡略化することがで
き、またデータ書込時の消費電力をも低減することがで
きる。
【0358】請求項20に係る発明に従えば、書込列選
択信号を、センスアンプ回路の動作電源電圧と同じレベ
ルに設定しているため、外部電源電圧をセンス電源電圧
よりも低い電圧レベルに設定しても、正確にデータの書
込を行なうことができ、データ書込時の消費電力を低減
することができる。
【0359】請求項21に係る発明に従えば、書込マス
ク回路単位で書込ドライブ回路を分割し、この対応の書
込ドライブブロックの非選択時、書込マスク回路非導通
状態とするように構成しているため、入力データビット
幅変更時においても、センスアンプ回路の保持データ
が、内部データ線のプリチャージ電圧により書替えられ
るのを防止することができ、ライトマスク機能を備え、
かつ入力データビット幅を変更することのできる半導体
記憶装置を容易に実現することができる。
【0360】請求項22に係る発明に従えば、書込マス
ク回路が、センスユニットセンスアンプ回路各々に対応
して設けられ、かつ列選択ゲートと直列に接続される書
込マスクゲートを備えており、正確に、書込データに、
マスクをかけることができ、また非選択時においては列
選択ゲートを等価的にオフ状態とすることができ、確実
に、センスアンプ回路と内部データ線対とを分離するこ
とができる。また、書込マスクゲートを列選択ゲートに
直列に接続しているだけであり、簡易な回路構成で確実
に、書込データのマスクをかけることができる。
【0361】請求項23に係る発明に従えば、書込ドラ
イバ制御回路により、書込ドライバブロック単位で活性
/非活性化の制御を行ない、この同時に活性化される書
込ドライバブロックの数が、入力データビット幅におい
て決定されており、正確に、ライトマスク機能を損なう
ことなく、入力データビット幅の変更に対応することの
できる半導体記憶装置を確実に容易に実現することがで
きる。
【0362】請求項24に係る発明に従えば、データ線
選択信号は、書込ドライバ活性化信号と少なくとも1ビ
ットの列アドレス信号との組合せで与えられ、このデー
タマスク指示信号を外部からのデータマスク指示と所定
の少なくとも1ビットの列アドレス信号との組合せで生
成しており、正確に、入力データビット幅に応じて、書
込マスク回路の導通/非導通を制御することができる。
【0363】請求項25に係る発明に従えば、内部デー
タ線を、書込データを伝達する書込データ線と読出デー
タを伝達する読出データ線と別々に設けており、ライト
ドライバをこの書込データ線を2値駆動する2ステート
バッファで構成しており、ラッチ機能をこのライトドラ
イバに持たせており、書込データ線のプリチャージが不
要となり、低消費電流で、高速動作する半導体記憶装置
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に従うDRAM内蔵システムLSI
の全体の構成を概略的に示す図である。
【図2】 図1に示すDRAMマクロのバンク構成を概
略的に示す図である。
【図3】 図1に示すDRAMマクロの1つの行ブロッ
クに関連する部分の構成を概略的に示す図である。
【図4】 図1に示すDRAMマクロのアレイ部の構成
を概略的に示す図である。
【図5】 図1に示すDRAMマクロの列選択回路の構
成を概略的に示す図である。
【図6】 図1に示したDRAMマクロの1つのセンス
アンプ回路に関連する部分の構成を概略的に示す図であ
る。
【図7】 図1に示すデータパスの構成を概略的に示す
図である。
【図8】 この発明の実施の形態1における半導体記憶
装置の動作を示すタイミングチャート図である。
【図9】 図7に示すライトドライバの構成を示す図で
ある。
【図10】 図7に示すライトドライバの変更例を概略
的に示す図である。
【図11】 図9に示す制御信号を発生する部分の構成
を概略的に示す図である。
【図12】 図7に示すデータマスク信号を発生する部
分の構成を概略的に示す図である。
【図13】 (A)は、書込データ線対とデータマスク
信号との対応関係を示し、(B)は、スペアデータマス
ク選択信号発生部の構成を概略的に示す図である。
【図14】 図7に示す行ブロックアドレス信号発生部
の構成を概略的に示す図である。
【図15】 図7に示すコラム冗長制御回路の構成を概
略的に示す図である。
【図16】 図15に示すスペアブロックデコードイネ
ーブル信号発生部の構成を概略的に示す図である。
【図17】 図15に示すコラム冗長制御回路の変更例
の構成を概略的に示す図である。
【図18】 図15から図17に示す構成の動作を示す
タイミングチャート図である。
【図19】 この発明の実施の形態2におけるメモリア
レイ部の構成を概略的に示す図である。
【図20】 この発明の実施の形態2におけるセンスア
ンプ回路に関連する部分の構成を示す図である。
【図21】 この発明の実施の形態2における1ビット
のデータの書込経路を概略的に示す図である。
【図22】 (A)および(B)は、図20に示す書込
ゲートの効果を説明するための信号波形図である。
【図23】 この発明の実施の形態2の変更例1の構成
を概略的に示す図である。
【図24】 この発明の実施の形態2の変更例2のライ
トドライバの構成を示す図である。
【図25】 図24に示すライトドライバ使用時のデー
タ書込経路を概略的に示す図である。
【図26】 図25に示すライトドライバ使用時の動作
を示す信号波形図である。
【図27】 この発明の実施の形態2の変更例3の構成
を概略的に示す図である。
【図28】 この発明の実施の形態2の変更例3の構成
を概略的に示す図である。
【図29】 この発明の実施の形態2における電源配置
を概略的に示す図である。
【図30】 この発明の実施の形態2における電源配置
の第2の例を示す図である。
【図31】 図30に示す電圧分布時におけるプリアン
プの構成を概略的に示す図である。
【図32】 この発明の実施の形態3の構成を概略的に
示す図である。
【図33】 この発明の実施の形態3の変更例の構成を
概略的に示す図である。
【図34】 この発明の実施の形態4の構成を概略的に
示す図である。
【図35】 この発明の実施の形態4におけるデータマ
スク信号の伝達経路の構成を概略的に示す図である。
【図36】 この発明の実施の形態5に従う半導体記憶
装置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図37】 図36に示すセンスブロック、ライトマス
ク回路および列選択ブロックの構成を概略的に示す図で
ある。
【図38】 この発明の実施の形態5におけるデータ書
込部の構成を概略的に示す図である。
【図39】 図38に示すライトドライバイネーブル信
号発生部の構成を概略的に示す図である。
【図40】 この発明の実施の形態5におけるデータ書
込部の他の構成を概略的に示す図である。
【図41】 図40に示す半導体記憶装置のデータ書込
時の動作を示すタイミングチャート図である。
【図42】 図40に示すライトドライバイネーブル信
号発生部の構成を概略的に示す図である。
【図43】 図40に示す構成に対するスペアマルチプ
レクサの構成を概略的に示す図である。
【図44】 図40に示す構成に対するスペアデータマ
スクの発生部構成を概略的に示す図である。
【図45】 この発明の実施の形態5のデータ書込回路
部の他の構成を概略的に示す図である。
【図46】 図45に示すライトドライバイネーブル信
号発生部の構成を概略的に示す図である。
【図47】 図45に示す書込回路に対するスペア切換
回路の構成を概略的に示す図である。
【図48】 図45に示す構成に対するスペアデータマ
スク指示信号発生部の構成を概略的に示す図である。
【図49】 この発明の実施の形態6に従う半導体記憶
装置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図50】 図49に示すプリチャージ回路、ライトド
ライバ、およびプリアンプの構成の一例を示す図であ
る。
【図51】 この発明の実施の形態7における半導体記
憶装置のセンスアンプ回路および周辺部の構成を示す図
である。
【図52】 図51に示す半導体記憶装置の1つのセン
スブロックに関連する部分の構成を概略的に示す図であ
る。
【図53】 図52に示すセンスブロックに含まれるセ
ンスアンプユニットに関連する部分の構成を概略的に示
す図である。
【図54】 図53に示すプリアンプイネーブル信号を
発生する部分の構成の一例を示す図である。
【図55】 この発明の実施の形態7におけるライトド
ライバの一例を示す図である。
【図56】 この発明の実施の形態7の書込/読出回路
部の接続を概略的に示す図である。
【図57】 この発明の実施の形態7のデータ書込/読
出回路部の他の構成を概略的に示す図である。
【図58】 従来のDRAM内蔵システムLSIの全体
の構成を概略的に示す図である。
【図59】 従来のDRAMマクロのアレイ部の構成を
概略的に示す図である。
【図60】 従来のDRAM内蔵システムLSIの他の
構成を概略的に示す図である。
【図61】 図60に示すDRAMマクロのアレイ部の
配置を概略的に示す図である。
【図62】 図61に示すメモリアレイ部のセンスアン
プ帯の構成を概略的に示す図である。
【図63】 図60に示すデータパスの構成を概略的に
示す図である。
【図64】 図60から図63に示す構成の動作を示す
タイミングチャート図である。
【図65】 従来のデータビット可変半導体記憶装置の
要部の構成を示す図である。
【符号の説明】
IOR リードデータ線対、IOW ライトデータ線
対、MA0,MA1 メモリセルアレイ、R♯0〜R♯
31 行ブロック、DP0,DP1 データパス、XI
D0,XID1 デコーダ配置領域、LG ロジック回
路、RYDa,RYDb リードコラムデコーダ、WY
Da,WYDb ライトコラムデコーダ、SB♯a,S
B♯b センスアンプ帯、RCSLs 読出列選択線
群、WCSLs 書込列選択線群、SB♯0〜SB♯1
9 センスアンプ帯、IOW0−IOW127 ライト
データ線対、IOR0−IOR127 リードデータ線
対、SIOW0−SIOW3 スペアライトデータ線
対、SIOR0−SIOR3 スペアリードデータ線
対、MCB メモリセルブロック、CSLRA0−CS
LRA71,CSLRB0−CSLRB71 読出列選
択線、CSLWA0−CSLWA71,CSLWB0−
CSLWB71 書込列選択線、RG リードゲート、
WG ライトゲート、SA センスアンプ回路、RCS
Las−RCSLbs読出列選択線群、WCSLas,
WCSLbs 書込列選択線群、PA0−PA31 プ
リアンプ、WDV0−WDV31 ライトドライバ、S
PA スペアプリアンプ、SWDV スペアライトドラ
イバ、MUX0−MUX31,SMUX マルチプレク
サ、WDL0−WDL31 ライトデータラッチ、SW
DLスペアライトデータラッチ、RDL0−RDL31
リードデータラッチ、CRC コラム冗長制御回路、
3 ドライブ回路、4 データ線イコライズ/プリチャ
ージ回路、8,8a−8d,8s DMラッチ、12
ブロックデコーダ、13a−13e,15 ヒューズプ
ログラム回路、14a−14e,16 マルチプレク
サ、17 デコードラッチ回路、18 コマンドデコー
ダ、19 遅延回路、20 OR回路、21 デコード
制御回路、22 遅延回路、WG 書込ゲート、TM
a,TMb,TGa,TGb トランスファゲート、S
AG センスアンプ回路群、SWDR サブワード線ド
ライバ配置領域、SWD サブワード線ドライバ、26
a,26b CMOSインバータ回路、IOWL,/I
OWLライトデータ線、40a−40f,40−0〜4
0−19 AND回路、SB♯0−SB♯3 センスブ
ロック、SU♯0−SU♯7 センスアンプユニット、
WM♯0−WM♯3 ライトマスク回路、CSB♯0−
CSB♯3 列選択部ブロック、MG0−MG3 NO
Rゲート、CSU♯0−CSU♯7 列選択ユニット、
TGM マスクゲート、CG0−CG(n−1) 列選
択ゲート、DIK0−DIK31 データ入力回路、M
IK0−MIK3 マスク入力回路、PG プリチャー
ジ回路、90 ライトマスク回路、91 書込列選択ブ
ロック、92 読出列選択ブロック、93 書込回路ブ
ロック、94 読出回路ブロック、DOKk−DOKk
+7 データ出力回路、93a ライトドライバ、94
aプリチャージ回路、90b プリアンプ、90a ラ
イトマスクユニット、91a 書込列選択ユニット、9
4a 読出列選択ユニット、93aa,93ab,93
ad,93ae,93af インバータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/8242 H01L 27/10 681G 681E (72)発明者 有本 和民 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 藤野 毅 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 林 勇 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 野田 英行 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5B024 AA01 AA15 BA09 BA15 BA18 BA21 BA23 BA25 BA29 CA07 CA16 CA17 CA27 5F083 AD00 GA05 LA03 LA04 ZA10 ZA12 5L106 AA01 AA15 CC04 CC17 GG03

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行列状に配列されるノーマルメモリセル
    と、前記ノーマルメモリセルのうちの不良ノーマルメモ
    リセルを置換するためのスペアメモリセルとを有するメ
    モリセルアレイを備え、前記スペアメモリセルの行は、
    前記ノーマルメモリセルの行に対応して配置され、さら
    に前記不良ノーマルメモリセルのアドレスを記憶するた
    めの不良アドレスプログラム回路、および与えられたア
    ドレス信号と前記不良アドレスプログラム回路の不良ア
    ドレスとの一致/不一致を判定するためのスペア判定回
    路を備え、前記スペア判定回路は、データ書込モード時
    とデータ読出モード時とでスペア判定結果出力タイミン
    グが異なる、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記スペア判定回路は、前記データ書込
    モード時の判定結果出力タイミングを前記データ読出モ
    ード時の判定結果出力タイミングよりも早くするための
    回路を含む、請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリセルアレイ上にわたって延在
    して配設され、選択メモリセルへの書込データを伝達す
    るための書込データバスを備え、前記書込データバス
    は、複数のノーマルメモリセルへ書込データを並列に伝
    達するための複数のノーマルライトデータ線と、スペア
    メモリセルへ書込データを伝達するためのスペアライト
    データ線とを含み、 前記メモリセルアレイ上にわたって延在して配設され、
    前記選択メモリセルからの読出データを伝達するための
    読出データバスをさらに備え、前記読出データバスは、
    前記選択メモリセルからの読出データを並列に伝達する
    ための複数のノーマルリードデータ線と、前記スペアメ
    モリセルからの読出データを伝達するためのスペアリー
    ドデータ線とを含み、 データ書込指示に応答してイネーブルされ、与えられた
    アドレス信号に従って、前記与えられたアドレス信号が
    指定する選択メモリセル列を前記書込データバスの各ラ
    イトデータ線に接続する書込列選択回路を備え、前記書
    込列選択回路は、スペアメモリセルの列を同時に選択し
    て前記スペアライトデータ線に接続し、さらにデータ読
    出指示に応答してイネーブルされ、前記与えられたアド
    レス信号に従って、前記与えられたアドレス信号が指定
    する選択メモリセル列のデータを前記読出データバスに
    並列に読出すための読出列選択回路を備え、前記読出列
    選択回路は、ノーマルメモリセル列およびスペアメモリ
    セル列のデータを同時に読出し、さらに前記複数のノー
    マルリードデータ線それぞれに対応して設けられ、前記
    スペア判定回路からのスペア判定結果出力に従って、対
    応のノーマルリードデータ線からの読出データと前記ス
    ペアリードデータ線からの読出データの一方を選択する
    複数のリード救済選択回路と、 前記複数のリード救済選択回路各々からのデータを並列
    に受けて出力する読出回路と、 前記ノーマルライトデータ線それぞれに対応して設けら
    れ、活性化時対応のライトデータ線へ書込データを伝達
    するための複数のノーマル書込回路と、 前記スペアライトデータ線に対応して設けられ、活性化
    時前記スペアライトデータ線へ書込データを伝達するた
    めのスペア書込回路と、 前記スペア判定回路からのスペア判定結果に従って、前
    記複数のノーマル書込回路に与えられる書込データのう
    ちの1つを選択して前記スペア書込回路へ与える書込救
    済選択回路をさらに含み、 前記スペア判定回路は、 前記不良アドレスを記憶するための回路と、 前記与えられたアドレス信号と該記憶した不良アドレス
    とに従って、置換すべきノーマルリードデータ線または
    ノーマルライトデータ線を指示する置換指示信号とスペ
    アメモリセルを使用するか否かを示す信号とを前記スペ
    ア判定結果として出力する回路を含む、請求項2記載の
    半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記書込データバスと前記読出データバ
    スとは、別々に設けられる、請求項3記載の半導体記憶
    装置。
  5. 【請求項5】 前記読出列選択回路の列選択タイミング
    は、前記書込列選択回路の列選択タイミングよりも早く
    される、請求項3記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記メモリセルアレイは列方向に沿って
    複数の行ブロックに分割され、 前記スペア判定回路の不良アドレス記憶回路は、1また
    は複数の所定数の行ブロックごとに置換すべきノーマル
    リードデータ線およびノーマルライトデータ線のアドレ
    スを記憶する、請求項3記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記メモリセルアレイは列方向に沿って
    複数の行ブロックに分割され、さらに、前記半導体記憶
    装置は、 前記複数の行ブロックに対応して配置され、各々が対応
    の行ブロックの列に対応して設けられる複数のセンスア
    ンプ回路を含む複数のセンスアンプ帯を備え、前記書込
    列選択回路は、 各前記行ブロックの各列に対応して配置される書込ゲー
    トと、 前記センスアンプ帯において前記列の方向に延在して前
    記ノーマルメモリセルの列および前記スペアメモリセル
    の列に共通に配設される複数の書込列選択信号線とを含
    み、 前記読出列選択回路は、 各前記行ブロックの各列に対応して配置される読出ゲー
    トと、 前記センスアンプ帯において前記列方向に沿って延在し
    て前記ノーマルメモリセルの列および前記スペアメモリ
    セルの列に共通に配設される複数の読出列選択信号線を
    含む、請求項3記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記ノーマルメモリセル列および前記ス
    ペアメモリセル列各々に対応して設けられ、導通時対応
    のメモリセル列を書込データ線に電気的に接続するため
    の複数の書込列選択回路をさらに備え、 前記複数の書込列選択回路の各々は、 データ書込マスク指示信号を受ける書込マスクゲート
    と、 前記書込マスクゲートと直列に接続され、列選択信号に
    応答して導通する書込列選択ゲートを含む、請求項1記
    載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 各前記ノーマルメモリセルの列およびス
    ペアメモリセルの列に対応して配置され、活性化時対応
    の列のデータを検知し増幅するための複数のセンスアン
    プ回路をさらに備え、 前記書込列選択回路は、対応のセンスアンプ回路と前記
    書込データ線との間に配置され、前記書込マスクゲート
    は対応のセンスアンプ回路に接続しかつ前記書込列選択
    ゲートは前記書込データ線に接続するように配置され
    る、請求項8記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記書込データ線は複数本前記メモリ
    セルアレイ上に列方向に延在して配設され、 前記メモリセルアレイは前記列の延在方向に沿って複数
    の行ブロックに分割され、 各前記書込列選択回路は、各前記行ブロックの列に対応
    して配置され、 前記列選択信号は、行ブロック指定信号と列アドレス信
    号とから生成される、請求項9記載の半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記データ書込マスク指示信号を伝達
    するためのライトマスクデータ線をさらに備え、前記ラ
    イトマスクデータ線は前記メモリセルアレイ上にわたっ
    て列方向に延在して配置される第1の部分と、前記行の
    延在方向に沿って延在して配置され、かつ前記第1の部
    分に接続する第2の部分とを有し、前記第2の部分が前
    記書込マスクゲートに結合される、請求項10記載の半
    導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 前記行ブロックは前記行方向に沿って
    複数のメモリセルブロックに分割され、 前記メモリセルブロックの各々は、メモリセル行各々に
    対応して配置され、各々に対応の行のメモリセルが接続
    する複数のサブワード線を含み、 前記行ブロックは、対応の前記メモリセルブロックに共
    通に設けられるメインワード線と、前記対応のメモリセ
    ルブロックのサブワード線に対応して配置され、対応の
    メインワード線上の信号に少なくとも従って対応のサブ
    ワード線を選択状態へ駆動するための複数のサブワード
    線ドライバとを含み、 前記第1の部分は、前記サブワード線ドライバ配置領域
    に配設される、請求項11記載の半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】 前記センスアンプ回路は、前記行ブロ
    ックの列に対応して配置され、かつセンスアンプ活性化
    信号に応答して活性化され、 前記半導体記憶装置は、 前記第1の部分上の信号と対応のセンスアンプ回路のセ
    ンスアンプ活性化信号とに従って前記第2の部分へ書込
    マスク指示信号を伝達する論理ゲートをさらに備える、
    請求項12記載の半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】 前記ノーマル書込回路およびスペア書
    込回路の各々は、対応のライトデータ線に結合され、活
    性化時対応のライトデータ線を書込データに従って2値
    駆動するライトドライバを含み、前記ライトドライバは
    2値信号を出力する2ステートバッファを備え、前記ラ
    イトデータバスは、常時前記2ステートバッファにより
    駆動される、請求項3記載の半導体記憶装置。
  15. 【請求項15】 前記メモリセルの列に対応して配置さ
    れ、活性化時対応の列のメモリセルデータを検知し増幅
    するための複数のセンスアンプ回路をさらに備え、前記
    複数のセンスアンプ回路は、活性化時センス電源からの
    電圧を動作電源電圧として受け、 前記書込マスク指示信号の振幅は、前記センス電源の電
    圧値に実質的に等しい、請求項8記載の半導体記憶装
    置。
  16. 【請求項16】 前記書込データ線は前記メモリセルア
    レイ上にわたって列方向に延在して配置される複数のグ
    ローバルライトデータ線対を含み、 前記半導体記憶装置は、前記データ書込モード時前記複
    数のグローバルライトデータ線対を書込データに従って
    駆動するための書込回路をさらに備え、前記書込回路
    は、前記センス電源とは別の電源からの電圧を動作電源
    電圧として受けて動作する、請求項15記載の半導体記
    憶装置。
  17. 【請求項17】 前記論理ゲートは、前記センスアンプ
    回路の動作電源電圧と同じレベルの電圧を動作電源電圧
    として受けて、前記センスアンプ回路の動作電源電圧と
    同じ振幅の書込マスク指示信号を生成する、請求項13
    記載の半導体記憶装置。
  18. 【請求項18】 前記メモリセルアレイは列延在方向に
    沿って複数の行ブロックに分割され、 前記半導体記憶装置はさらに、 前記メモリセルアレイ上にわたって列方向に沿って延在
    して配置され、並列に書込データを伝達するための複数
    のグローバルライトデータ線対と、 前記メモリセルアレイ上にわたって前記列方向に沿って
    延在して前記グローバルライトデータ線対とは別に設け
    られ、前記選択メモリセルから読出されたデータを並列
    に伝達するための複数のグローバルリードデータ線対
    と、 前記複数の行ブロックに対応して配置され、各々が対応
    の行ブロックの列に対応して配置され、かつ対応の列の
    データを検知し増幅するための複数のセンスアンプ回路
    を含む複数のセンスアンプ帯と、 前記複数のセンスアンプ帯各々において前記行方向に延
    在して配置され、各々が対応の行ブロックの列を選択す
    る列選択信号を伝達する複数の列選択線と、 前記複数の行ブロックの行方向について一方方向に配置
    され、行ブロック指定信号と列アドレス信号とに従って
    前記複数の列選択線のうちアドレス指定された列の列選
    択線を選択状態へ駆動するための列選択信号発生回路を
    さらに備える、請求項1記載の半導体記憶装置。
  19. 【請求項19】 前記別の電源からの電圧は、前記半導
    体記憶装置外部から与えられる電圧である、請求項16
    記載の半導体記憶装置。
  20. 【請求項20】 前記書込列選択ゲートへ与えられる書
    込列選択信号は、前記センスアンプ回路の動作電源電圧
    の値と実質的に同じ振幅を有する、請求項7記載の半導
    体記憶装置。
  21. 【請求項21】 行列状に配列される複数のメモリセ
    ル、および前記メモリセルの列に対応して配され、各々
    が対応の列のメモリセルのデータの検知および増幅を行
    なうための複数のセンスアンプ回路を備え、前記複数の
    センスアンプ回路は、各々が所定数のセンスアンプ回路
    を含む複数のセンスアンプユニットに分割され、 前記複数のセンスアンプユニット各々に対応して設けら
    れる複数の内部データ線、 前記複数のセンスアンプユニットに対応して設けられ、
    各々が列選択信号に応答して対応のセンスアンプユニッ
    トから1つのセンスアンプ回路を選択する複数の列選択
    ユニット、 各々が予め定められた数のセンスアンプユニットを含む
    センスブロックに対応して設けられ、各々が対応のデー
    タマスク指示信号に応答して対応のセンスブロックのセ
    ンスアンプ回路と対応の内部データ線との接続を禁止す
    るための複数の書込マスク回路、および前記複数の内部
    書込データ線各々に対応して設けられ、活性化時対応の
    内部データ線へ内部書込データを伝達する複数の書込ド
    ライバを備え、前記複数の書込ドライバは、前記書込マ
    スク回路に対応して複数の書込ドライバブロックに分割
    され、さらに前記複数の書込マスク回路各々に対応して
    設けられ、データマスク指示に応答して対応の書込マス
    ク回路へデータマスク指示信号を与える複数のマスクゲ
    ート回路を備え、各前記マスクゲート回路は、対応の書
    込ドライバブロックが非活性状態のとき対応のデータマ
    スク指示信号を活性状態として対応の書込マスク回路を
    接続禁止状態とするためのゲート回路を含む、半導体記
    憶装置。
  22. 【請求項22】 各前記列選択ユニットは、対応のセン
    スアンプユニットのセンスアンプ回路各々に対応して設
    けられ、各々が対応の選択列指定信号に応答して導通す
    る列選択ゲートを含み、各列選択ユニットおいて列選択
    ゲートに対し互いに異なる選択列指定信号が与えられ、
    前記列選択信号は、前記互いに異なる選択列指定信号を
    備え、 各前記書込マスク回路は、対応のセンスブロックのセン
    スアンプユニット各々のセンスアンプ回路各々に対応し
    て設けられかつ対応の列選択ゲートと直列に接続されか
    つ対応のデータマスク指示信号の書込データマスク指示
    時に導通する書込マスクゲートを備える、請求項21記
    載の半導体記憶装置。
  23. 【請求項23】 前記書込ドライバブロック各々に対応
    して設けられ、データ線選択信号に応答して対応の書込
    ドライバブロックの書込ドライバを活性化してデータ入
    力回路からのデータを対応の内部データ線へ伝達するた
    めの書込ドライバ制御回路をさらに含み、前記データ線
    選択信号は前記書込ドライバブロック単位で活性化さ
    れ、活性化される書込ドライバブロックの数は、入力デ
    ータビット幅に応じて決定される、請求項21記載の半
    導体記憶装置。
  24. 【請求項24】 前記データ線選択信号は、書込ドライ
    バ活性化信号と所定の少なくとも1ビットの列アドレス
    信号との組合せで与えられ、 前記データマスク指示信号は、前記データマスク指示と
    前記所定の少なくとも1ビットの列アドレス信号との組
    合せで生成される、請求項23記載の半導体記憶装置。
  25. 【請求項25】 前記複数の内部データ線は、メモリセ
    ルからの読出データを伝達する内部読出データバスと別
    に設けられ、書込データを伝達するための内部書込デー
    タ線を備え、 各前記書込ドライバは、対応の内部書込データ線を2値
    駆動する2ステートバッファを備え、前記2ステートバ
    ッファは、与えられたデータをラッチしかつラッチデー
    タに応じて対応の内部書込データ線を2値駆動するラッ
    チ回路を含む、請求項21記載の半導体記憶装置。
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