JP3529751B2 - 半導体メモリ装置 - Google Patents

半導体メモリ装置

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JP3529751B2 JP2001280253A JP2001280253A JP3529751B2 JP 3529751 B2 JP3529751 B2 JP 3529751B2 JP 2001280253 A JP2001280253 A JP 2001280253A JP 2001280253 A JP2001280253 A JP 2001280253A JP 3529751 B2 JP3529751 B2 JP 3529751B2
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    • G11C5/06Arrangements for interconnecting storage elements electrically, e.g. by wiring
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    • GPHYSICS
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  • Dram (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所望のデータを記
憶し、高速にデータの書き込み、読み出しを行なう半導
体メモリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリ装置の中でも例えばダイナ
ミックランダムアクセスメモリ(以下DRAM)は大容
量のデータを記憶保持できるデバイスとして多用されて
いる。
【0003】図1、図12、図13を用いて従来例1の
DRAMを説明する。図1は従来例1のDRAMの模式
的構成を示す。(図1については実施例についても同一
である。)以下、DRAMについて図1を用いて説明す
る。図1のDRAMは、メモリサブアレイ1、センスア
ンプサブアレイ2、周辺回路領域3、ライト専用のデー
タバス4、リード専用のデータバス5を有する。メモリ
サブアレイ1は、複数のDRAMセルがアレイ状に配置
されている。センスアンプサブアレイ2は、メモリサブ
アレイ1の微小信号を検知増幅する複数のセンスアンプ
がアレイ状に配置されている。周辺回路領域3は、外部
とのデータの入出力を受け渡しする。ライト専用のデー
タバス4は、周辺回路領域3からセンスアンプを介して
メモリセルにデータを転送する。リード専用のデータバ
ス5は、センスアンプで増幅されたメモリセルデータを
周辺回路領域3に転送する。
【0004】以上のように構成された、従来のDRAM
について、以下その動作を説明する。外部からのデータ
をメモリセルに書き込む場合、周辺回路領域3からライ
ト専用のデータバス4を介してセンスアンプサブアレイ
2にデータを書き込む。その後、センスアンプサブアレ
イ2からビット線を介して指定のメモリセルにデータが
書き込まれる。次に外部にデータを読み出す場合、メモ
リセルのデータをビット線を介してセンスアンプサブア
レイ2で増幅し、リード専用のデータバス5を介して周
辺回路へデータを転送し、外部へ読み出す。
【0005】図12は従来例1の半導体メモリ装置のメ
モリサブアレイ上に形成されたデータバスの概略的構成
を示す図(半導体メモリ装置の上面から見た図)であ
る。図12において、1はメモリサブアレイ、4はライ
ト専用のデータバス、5はリード専用のデータバスであ
る。各要素の機能は上述した。図13は従来例1の半導
体メモリ装置のデータバスの配線を示す概略的な断面構
造図(メモリアレイ上でデータバスの各線に垂直な面
(図12のV−Vの面)で切断した断面構造図)であ
る。本明細書(各従来例及び各実施例を含む)におい
て、RDB1、XRDB1、RDB2、XRDB2、R
DB3・・・はリード用の線であり、WDB1、XWD
B1、WDB2、XWDB2・・・はライト用の線であ
る。RDB1とXRDB1、RDB2とXRDB2、・
・・はそれぞれ互いに相補な信号を伝送し、2本で1対
をなし、1対で1ビット分の読み出し信号を伝送する。
WDB1とXWDB1、WDB2とXWDB2、・・・
はそれぞれ互いに相補な信号を伝送し、2本で1対をな
し、1対で1ビット分の書き込み信号を伝送する。
【0006】図13においてはリード専用のデータバス
とライト専用のデータバスは同じメタルレイヤーで形成
され、対をなす2本の線はそれぞれ隣接して配置されて
いる。図13において、各線は紙面に垂直な方向に伸び
ている。本明細書において、各従来例及び各実施例のリ
ード用の線及びライト用の線のそれぞれ一本の線の太さ
を1.5μm、隣接する線の最小間隔を1.5μmとす
る。また、ライト専用のデータバス及びリード専用のデ
ータバスを、それぞれ32ビットの相補のデータバスと
し、全ての線を380μmのバス幅で配置するとする。
リード専用のデータバスは、64本(32対)のリード
用の線を有し、ライト専用のデータバスは、64本(3
2対)のライト用の線を有する。これにより各従来例及
び各実施例の線間浮遊容量を同一条件で比較することが
できる。380μmのバス幅は、下記の式で算出したも
のである。 1.5μm×{(64+64)+127}≒380μm 即ち、380μmは従来例1、2においてデータバスを
最も狭いバス幅で配置した場合の幅である。
【0007】半導体の微細加工技術の向上と半導体メモ
リ装置の性能の向上が求められる中で、配線容量の増大
と配線間の結合容量による干渉ノイズ(ミラーノイズを
含む。)が生じ、リードデータバス間又はライトデータ
バス間の干渉ノイズの増大により、データバスの動作速
度が遅延して半導体メモリ装置の性能を向上させること
ができないという問題点があった。従来例の半導体メモ
リ装置として例えば第2508245号特許公報にライ
ト専用のデータバスとリード専用のデータバスを同一レ
イヤーで交互に配置する構成(従来例2と呼ぶ)が示さ
れている。ここでは、リードデータバスとライトデータ
バスとが同時に作動しないことに着目してリード用の線
とライト用の線とを交互に配置し、リードデータバス間
もしくはライトデータバス間のミラーノイズ等の干渉ノ
イズを低減している。これにより高速のデータバス動作
を可能にする半導体メモリ装置を実現している。
【0008】図1、図14、図15を用いて従来例2の
DRAMを説明する。従来例2の半導体メモリ装置は、
図1の構成を有する。図1についてはすでに説明済みで
ある。図14は、従来例2の半導体メモリ装置のメモリ
サブアレイ上に形成されたデータバスの概略的な構成を
示す図(半導体メモリ装置の上面から見た図)である。
図14において、1はメモリサブアレイ、4はライト専
用のデータバス、5はリード専用のデータバスである。
各要素の構成は図1において説明した。
【0009】図15は従来例2の半導体メモリ装置のデ
ータバスの配置を示す概略的な断面構造図(メモリアレ
イ上でデータバスの各線に垂直な面(図14のVI−V
Iの面)で切断した断面構造図)である。リード用の線
RDB、XRDB、ライト用の線WDB、XWDBの説
明は図13の説明と同じであるので省略する。図15に
おいては、リード専用の線とライト専用の線を同一メタ
ルレイヤーで交互に配置している。図15に示すように
データバスを380μmの幅に配置すると、対をなす2
本の線(例えばRDB1とXRDB1)の間隔は、4.
5μmとなる。
【0010】対をなす2本の線の間の浮遊容量は導体部
分(対をなす2本の線の間に介在する一本の線の幅)を
除く間隔で決定される。なおデータバスの各線は非動作
時にはプリチャージ状態になる。従って隣接のプリチャ
ージされたデータバスが対をなす2本の線の間でシール
ド線として作用し、2本の線の間の干渉をなくす。この
ことによりリードデータバス間、ライトデータバス間の
ミラーノイズ等による干渉ノイズが低減され半導体メモ
リ装置は高速のデータバス動作をすることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし半導体メモリ装
置をさらに高速で動作させるためにはリードデータバス
間及びライトデータバス間の結合容量及び干渉ノイズを
さらに低減することが必要である。本発明は、線間の干
渉ノイズ(ミラーノイズを含む)をさらに低減し、さら
に高速のデータバス動作が可能である半導体メモリ装置
を提供することを目的とする。
【0012】dual port RAM等の半導体メ
モリ装置においては、ライト動作とリード動作が混在
し、ライト専用のデータバスとリード専用のデータバス
で同時に信号が伝達される。このような半導体装置にお
いては、リード専用のデータバスとライト専用のデータ
バスとの間の干渉ノイズも問題となる。本発明はリード
専用のデータバスとライト専用のデータバスとの間の干
渉ノイズを低減し、高速のデータバス動作が可能である
dual port RAM等の半導体メモリ装置を提
供することを目的とする。
【0013】さらに、例えばライト専用のデータバスが
GND(グラウンド)レベルにプリチャージされ、ライ
トデータバスとVDD(電源)線とが隣接した構造にな
っているとする。製造工程におけるダストなどの問題で
ライト専用のデータバスと電源線とがショートした場
合、プリチャージ時にライトデータバスを通じてGND
線(接地線)と隣接するショートしたVDD線との間で
貫通電流が生じ、スタンバイ時の貫通電流不良となる。
【0014】本発明は例えばリード専用のデータバスと
電源線を一つのメタルレイヤーで構成し、ライト専用の
データバスと接地線を他のメタルレイヤーで構成し、リ
ード専用のデータバスは電源レベルにプリチャージし、
ライト専用のデータバスはGNDレベルにプリチャージ
する。これにより隣接する配線間がショートした場合で
もスタンバイ電流不良とはならない半導体メモリ装置を
提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下の構成を有する。請求項1の本発明
は、第1のメタルレイヤーで形成され、任意の電圧にプ
リチャージされて互いに相補な読み出し信号を伝送する
2本の線を1対とする複数対の線を有するリード専用の
データバスと、前記リード専用のデータバスと平行に配
置され、前記第1のメタルレイヤーとは異なる第2のメ
タルレイヤーで形成され、任意の電圧にプリチャージさ
れて互いに相補な書き込み信号を伝送する2本の線を1
対とする複数対の線を有するライト専用のデータバス
と、を有することを特徴とする半導体メモリ装置であ
る。
【0016】請求項2の本発明は、前記リード専用のデ
ータバスは、メモリアレイ上に形成され、センスアンプ
で増幅されたメモリセルデータを周辺回路領域に転送
し、前記ライト専用のデータバスは、前記メモリアレイ
上に形成され、前記周辺回路領域からメモリセルにデー
タを転送するものであることを特徴とする請求項1に記
載の半導体メモリ装置である。
【0017】請求項3の本発明は、対をなす2本の線が
それぞれ隣接して配置され、前記リード専用のデータバ
スの各線と前記ライト専用のデータバスの各線とがそれ
ぞれ上下に略重なるように配置されたことを特徴とする
請求項1又は請求項2に記載の半導体メモリ装置であ
る。
【0018】 請求項4の本発明は、対をなす2本の線
がそれぞれ隣接して配置され、前記リード専用のデータ
バスの各線が前記ライト専用のデータバスの各線の間に
それぞれ配置されたことを特徴とする請求項1又は請求
項2に記載の半導体メモリ装置である。
【0019】請求項5の本発明は、前記リード専用のデ
ータバス又は前記ライト専用のデータバスにおいて、対
をなす2本の線が隣接して配置され、前記対をなす2本
の線の間隔が、対でない隣接する2本の線の間隔よりも
狭いことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか
の請求項に記載の半導体メモリ装置である。
【0020】請求項6の本発明は、電源線及び接地線の
いずれか一方の線が前記第1のメタルレイヤーで形成さ
れて、前記リード専用のデータバスの対でない2本の線
の間に配置され、電源線及び接地線の他の一方の線が第
2のメタルレイヤーで形成されて、ライト専用のデータ
バスの対でない2本の線の間に配置されたことを特徴と
する請求項1から請求項5のいずれかの請求項に記載の
半導体メモリ装置である。
【0021】請求項7の本発明は、前記リード専用のデ
ータバスは、前記第1のメタルレイヤーで形成された電
源線及び接地線のいずれか一方の線と同一の電位にプリ
チャージされ、前記ライト専用のデータバスは、前記第
2のメタルレイヤーで形成された電源線及び接地線の他
の一方の線と同一の電位にプリチャージされることを特
徴とする請求項1から請求項6のいずれかの請求項に記
載の半導体メモリ装置である。
【0022】請求項8の本発明は、任意の電圧にプリチ
ャージされて互いに相補な読み出し信号を伝送する第1
の線及び第2の線を1対とする複数対の線を有するリー
ド専用のデータバスと、前記リード専用のデータバスと
平行に配置され、任意の電圧にプリチャージされて互い
に相補な書き込み信号を伝送する第3の線及び第4の線
を1対とする複数対の線を有するライト専用のデータバ
スと、を有し、前記第1の線及び前記第3の線は第1の
メタルレイヤーで形成され、前記第2の線及び前記第4
の線は前記第1のメタルレイヤーとは異なる第2のメタ
ルレイヤーで形成されている、ことを特徴とする半導体
メモリ装置である。
【0023】請求項9の本発明は、前記リード専用のデ
ータバスは、メモリアレイ上に形成され、センスアンプ
で増幅されたメモリセルデータを周辺回路領域に転送
し、前記ライト専用のデータバスは、前記メモリアレイ
上に形成され、前記周辺回路領域からメモリセルにデー
タを転送することを特徴とする請求項8に記載の半導体
メモリ装置である。
【0024】請求項10の本発明は、前記第1の線と前
記第3の線とが交互に配置され、前記第2の線と前記第
4の線とが交互に配置され、前記第1の線と対をなす前
記第2の線は前記第1の線に隣接する前記第3の線と上
下に略重なるように配置され、前記第3の線と対をなす
前記第4の線は前記第3の線に隣接する前記第1の線と
上下に略重なるように配置されたことを特徴とする請求
項8又は請求項9に記載の半導体メモリ装置である。
【0025】請求項11の本発明は、前記リード専用の
データバスの対をなす2本の線の間隔が前記リード専用
のデータバスの対でない隣接する2本の線の間隔よりも
短く、又は前記ライト専用のデータバスの対をなす2本
の線の距離が前記ライト専用のデータバスの対でない隣
接する2本の線の距離よりも短いことを特徴とする請求
項10に記載の半導体メモリ装置である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施をするための
最良の形態を具体的に示した実施例について図面ととも
に記載する。
【0027】《実施例1》以下図1、図2、図3を用い
て実施例1の半導体メモリ装置(DRAM)を説明す
る。実施例1の半導体メモリ装置は図1の構成を有す
る。図1については既に説明済みである。図2は実施例
1の半導体メモリ装置のメモリサブアレイ上に形成され
たデータバスの概略的な構成を示す図(半導体メモリ装
置を上面から見た図)である。図2において1はメモリ
サブアレイ、4はライト専用のデータバス、5はリード
専用のデータバスである。各要素の機能は図1で説明し
た。ただしライト専用のデータバスの各線と、リード専
用のデータバスの各線とは正確には図3に示すように上
下に重なるように配置されている。
【0028】図3は実施例1の半導体メモリ装置のデー
タバスの配置を示す概略的な断面構造図(メモリアレイ
上でデータバスの各線に垂直な面(図2のI−Iの面)
で切断した断面構造図)である。図3において各線は紙
面に垂直な方向に伸びている。 第1のメタルレイヤー
で互いに隣接し合う2本の線(WDBi及びXWDBi
(1≦i≦32))を1対とする複数対の線を有するラ
イト専用のデータバスが形成され、第2のメタルレイヤ
ーで互いに隣接し合う2本の線(RDBi及びXRDB
i(1≦i≦32))を1対とする複数対の線を有する
リード専用のデータバスが形成されている。ライト専用
のデータバスはデータ書き込み時には接地電圧にプリチ
ャージされ、書き込み信号を伝送する。リード専用のデ
ータバスはデータ読み出し時には電源電圧にプリチャー
ジされ、読み出し信号を伝送する。リード専用のデータ
バスと、ライト専用のデータバスは平行に配置されてお
り、リード専用のデータバスの各線と、ライト専用のデ
ータバスの各線は上下に略重なるように配置されてい
る。
【0029】実施例1の半導体メモリ装置においては、
リード専用のデータバスとライト専用のデータバスが異
なるメタルレイヤーで形成されている。このため、図3
に示すように全データバスの幅を380μmの幅に配置
すると、リードデータバスの各々の線の間隔、及びライ
トデータバスの各々の線の間隔は4.5μmとなる。当
該4.5μmの中に導体部分は含まれていないので、線
間の浮遊容量を決定する実効的な間隔も4.5μmにな
る。この実効的な間隔は従来例1(図13)及び従来例
2(図15)の間隔1.5μmの3倍である。線間の浮
遊容量は対向する平行平板で近似した場合、線と線との
間隔に反比例するため、実施例1の半導体メモリ装置に
おいては隣接データバス間の結合容量が1/3となりな
おかつ干渉ノイズが従来例1の1/3になる。これによ
りデータバスの負荷容量が低減されなおかつ干渉ノイズ
(ミラーノイズを含む。)が低減され実施例1の半導体
メモリ装置は高速で動作することができる。
【0030】《実施例2》以下図1、図4、図5を用い
て実施例2の半導体メモリ装置(DRAM)を説明す
る。実施例2の半導体メモリ装置は図1の構成を有す
る。図1については既に説明済みである。図4は実施例
2の半導体メモリ装置のメモリサブアレイ上に形成され
たデータバスの概略的な構成を示す図(半導体メモリ装
置の上面から見た図)である。図4において1はメモリ
サブアレイ、4はライト専用のデータバス、5はリード
専用のデータバスである。各要素の機能は図1で説明し
た。
【0031】図5は実施例2の半導体メモリ装置のデー
タバスの配置を示す概略的な断面構造図(メモリアレイ
上でデータバスの各線に垂直な面(図4のII−IIの
面)で切断した断面構造図)である。図5において各線
は紙面に垂直な方向に伸びている。第1のメタルレイヤ
ーで互いに隣接し合う2本の線(WDBi及びXWDB
i(1≦i≦32))を1対とする複数対の線を有する
ライト専用のデータバスが形成され、第2のメタルレイ
ヤーで互いに隣接し合う2本の線(RDBi及びXRD
Bi(1≦i≦32))を1対とする複数対の線を有す
るリード専用のデータバスが形成されている。ライト専
用のデータバスはデータ書き込み時には接地電圧にプリ
チャージされ、書き込み信号を伝送する。リード専用の
データバスはデータ読み出し時には電源電圧にプリチャ
ージされ、読み出し信号を伝送する。リード専用のデー
タバスと、ライト専用のデータバスは平行に配置されて
おり、図5に示すようにリード専用のデータバスの各線
がライト専用のデータバスの各線の間に入るように配置
されている。
【0032】実施例2の半導体メモリ装置のデータバス
配線においては、実施例1と同様リード専用のデータバ
スとライト専用のデータバスが異なるメタルレイヤーで
形成されている。このため図5に示すように全データバ
スを380μmの幅に配置すると、リード専用のデータ
バスの各々の線の間隔、及びライト専用のデータバスの
各々の線の間隔は、4.5μmとなる。当該4.5μm
の中に導体部分は含まれていないので線間の浮遊容量を
決定する実効的な間隔も4.5μmになる。これにより
隣接データバス間の結合容量が低減されてデータバスの
負荷容量が低減され、なおかつ干渉ノイズ(ミラーノイ
ズを含む。)が低減され、さらにライト用の線とリード
用の線の縦方向の配置関係を互いの間に入るような配置
することにより、ライト用の線とリード用の線の配線間
隔が従来例1、2及び実施例1の場合よりも広がり、ラ
イト用の線とリード用の線の間の結合容量が小さくな
る。これによりライト用の線とリード用の線との間の干
渉ノイズが低減される。実施例2のdual port
RAMの半導体メモリ装置(ライト専用のデータバス
とリード専用のデータバスで同時に信号が伝送され
る。)は、高速で動作することができる。
【0033】《実施例3》以下図1、図2、図6を用い
て実施例3の半導体メモリ装置(DRAM)を説明す
る。実施例3の半導体メモリ装置は、図1の構成を有す
る。図1については既に説明済みである。図2は実施例
3の半導体メモリ装置のメモリサブアレイ上に形成され
たデータバスの概略的な構成を示す図(半導体メモリ装
置の上面から見た図)である。図2については、実施例
1で既に説明した。但し、図3と図6を比較すれば解る
ように、リード専用のデータバスの対の一方の線(図6
においてはXRDB1〜32)とライト専用のデータバ
スの対の一方の線(図6においてはXWDB1〜32)
との配置が上下に入れ替わっている。
【0034】図6は実施例3の半導体メモリ装置のデー
タバスの配置を示す概略的な断面構造図(メモリアレイ
上でデータバスの各線に垂直な面(図2のI−Iの面)
で切断した断面構造図)である。図6において各線は紙
面に垂直な方向に伸びている。リード専用のデータバス
の対をなす2本の線を第1の線(例えばXRDB1〜3
2)及び第2の線(例えばRDB1〜32)とし、ライ
ト専用のデータバスの対をなす2本の線を第3の線(例
えばWDB1〜32)及び第4の線(例えばXWDB1
〜32)とすると、第1の線及び第3の線は第1のメタ
ルレイヤーで形成され、第2の線及び第4の線は第2の
メタルレイヤーで形成される。ライト専用のデータバス
はデータ書き込み時には接地電圧にプリチャージされ、
書き込み信号を伝送する。リード専用のデータバスはデ
ータ読み出し時には電源電圧にプリチャージされ、読み
出し信号を伝送する。
【0035】例えば1ビット目のデータを読み出すリー
ド用の線の対RDB1、XRDB1及び同じく1ビット
目のデータを書き込むライト用の線の対WDB1、XW
DB1の配置関係においては、第1のメタルレイヤーで
WDB1とXRDB1が隣接しており、第2のメタルレ
イヤーにおいてWDB1と上下に略重なる位置にRDB
1が配置され、RDB1と隣接しXRDB1と上下に略
重なる位置にXWDB1が配置されている。即ち、ライ
ト用の線とリード用の線がそれぞれ千鳥状に配置されい
ている。第1のメタルレイヤー及び第2のメタルレイヤ
ーにおいて隣接する各線同士の間隔は4.5μmと一定
である。従って隣接する2本のリード用の線(対の2本
及び対でない2本)の間隔は4.5μmより長く(対角
線の位置関係にある)、隣接する2本のライト用の線
(対の2本及び対でない2本)の間隔も4.5μmより
長い。これにより干渉ノイズ(ミラーノイズを含む)が
更に低減され、本実施例の半導体メモリ装置は更に高速
で動作することができる。
【0036】《実施例4》以下図1、図7、図8を用い
て実施例4の半導体メモリ装置(DRAM)を説明す
る。実施例4の半導体メモリ装置は図1の構成を有す
る。図1については既に説明済みである。図7は実施例
4の半導体メモリ装置のメモリサブアレイ上に形成され
たデータバスの概略的な構成を示す図(半導体メモリ装
置の上面から見た図)である。図7において、1はメモ
リサブアレイ、4はライト専用のデータバス、5はリー
ド専用のデータバスである。各要素の機能は従来例と同
じである。
【0037】図8は実施例4の半導体メモリ装置のデー
タバスの配置を示す概略的な断面構造図(メモリアレイ
上でデータバスの各線に垂直な面(図7のIII−II
Iの面)で切断した断面構造図)である。図8において
各線は紙面に垂直な方向に伸びている。第1のメタルレ
イヤーで互いに隣接し合う2本の線(WDBi及びXW
DBi(1≦i≦32))を1対とする複数対の線を有
するライト専用のデータバスが形成され、第2のメタル
レイヤーで互いに隣接し合う2本の線(RDBi及びX
RDBi(1≦i≦32))を1対とする複数対の線を
有するリード専用のデータバスが形成されている。
【0038】ライト専用のデータバスはデータ書き込み
時には接地電圧にプリチャージされ、書き込み信号を伝
送する。リード専用のデータバスはデータ読み出し時に
は電源電圧にプリチャージされ、読み出し信号を伝送す
る。リード専用のデータバスと、ライト専用のデータバ
スは平行に配置されており、リード専用のデータバスの
各線と、ライト専用のデータバスの各線は上下に略重な
るように配置されている。実施例1においては、対をな
す相補な2本の線の間隔と、隣接する対でない2本の線
の間隔は同一(いずれも4.5μm)であった。実施例
4においては、対をなす2本の線の間隔(例えばRDB
1とXRDB1との間隔)を少し縮め(3μm)、隣接
する対でない2本の線の間隔(例えばXRDB1とRD
B2との間隔)を広げている。これ以外の点において、
実施例4の半導体メモリ装置は実施例1の半導体メモリ
装置と同一である。半導体メモリ装置のデータバスにお
いては、互いに相補なデータ線からの干渉ノイズによる
影響よりも、対でないデータ線からの干渉ノイズによる
影響の方がより悪い影響をもたらす場合がある。実施例
4においては、対でないデータ線からの干渉ノイズをよ
り削減できる。これにより、データバスの高速化を可能
にした半導体メモリ装置を実現することができる。
【0039】実施例3(図6)においては、対をなす相
補な2本の線の間隔と隣接する対でない2本の線の間隔
とが同一であった。実施例3に実施例4の考え方を取り
入れることもできる。例えば図6において、RDB1と
XWDB1との間隔(WDB1とXRDB1との間隔)
との間隔を3μmに狭め、XWDB1とRDB2との間
隔(XRDB1とWDB2との間隔)を6μmに広げる
ことにより、実施例4と同等の効果が得られる。
【0040】《実施例5》以下図1、図9、図10、図
11を用いて実施例5の半導体メモリ装置(DRAM)
を説明する。実施例5の半導体メモリ装置は、図1の構
成を有する。図1については既に説明済みである。図9
は、実施例5の半導体メモリ装置のメモリアレイ上に形
成されたデータバスの概略的な構成を示す図(半導体メ
モリ装置の上面から見た図)である。図9において1は
メモリサブアレイ、4はライト専用のデータバス、5は
リード専用のデータバス、6は接地線、7は電源線であ
る。各要素の機能は従来例と同じであるので、説明は省
略する。本実施例の半導体メモリ装置は、ライト専用の
データバスとリード専用のデータバスを異なるメタルレ
イヤーで形成して多層化しており、さらに接地線をライ
ト専用のデータバスと同じ層に、電源線をリード専用の
データバスと同じ層に配置していることを特徴とする。
【0041】図10は実施例5の半導体メモリ装置のデ
ータバスの配置を示す概略的な断面構造図(メモリアレ
イ上で、データバスの各線に垂直な面(図9のIV−I
Vの面)で切断された断面構造図)である。図10にお
いて各線は紙面に垂直な方向に伸びている。第1のメタ
ルレイヤーで互いに隣接し合う2本の線(WDB、XW
DB)を1対とする複数対の線を有するライト専用のデ
ータバスと接地線とが形成され、第2のメタルレイヤー
で互いに隣接し合う2本の線(RDB、XRDB)を1
対とする複数対の線を有するリード専用のデータバスと
電源線とが形成されている。
【0042】リード専用のデータバスと、ライト専用の
データバスは平行に配置されており、リード専用のデー
タバスの各線と、ライト専用のデータバスの各線は上下
に略重なるように配置されている。また電源線と接地線
は上下に略重なるように配置されている。第1のメタル
レイヤーにおいて、接地線はライト専用のデータバスの
対でない2本の線の間に形成され、第2のメタルレイヤ
ーにおいて、電源線はリード専用のデータバスの対でな
い2本の線の間に形成されている。第1のメタルレイヤ
ー及び第2のメタルレイヤーにおいて、隣接し合う線の
間隔は2.5μmと一定であり、全データバスの幅は図
10と同じく380μmである。
【0043】図11(a)はライトデータバスの動作時
の波形を示し、図11(b)はリードデータバスの動作
時の波形を示す。図11(a)に示すように、書き込み
信号を伝送するライトデータバスはGNDレベルにプリ
チャージされ、相補なライト用の線の一方がVDDレベ
ルにプルアップされ他方がGNDレベルでとどまること
でセンスアンプへのデータの転送が行なわれる。図11
(b)に示すように、読み出し信号を伝送するリードデ
ータバスはVDDレベルにプリチャージされ、相補なリ
ード用の線の一方がGNDレベルにプルダウンされ、他
方がVDDレベルでとどまることでセンスアンプからの
データの転送が行われる。本実施例の構成では接地線が
ライト専用のデータバスの対でない2本の線の間に形成
され、電源線がリード専用のデータバスの対でない2本
の線の間に形成されている。電源線及び接地線はシール
ド効果を有し、対でないデータ線間の干渉を抑制して干
渉ノイズを削減し、高速なデータバス動作を実現するこ
とができる。
【0044】実施例5においては、ライト専用のデータ
バスと同一レイヤーにVSS線(GND線)、リード専
用データバスと同一レイヤーにVDD線を配置し、ライ
ト専用のデータバスはGNDレベルにプリチャージさ
れ、リード専用のデータバスはVDDレベルにプリチャ
ージされる。これにより、もし同一レイヤー内で製造工
程におけるダスト等により配線間ショートが発生した場
合でも、プリチャージ時にGNDレベルになったライト
専用のデータバスとVSS線との間に貫通電流は発生せ
ず、もしくはプリチャージ時にVDDレベルになったリ
ード専用のデータバスとVDD線との間には貫通電流は
発生しない。従って配線間ショートが発生した半導体メ
モリ装置は、スタンバイ電流不良にならない。ショート
したデータバス及びそれに対応するメモアレイを冗長回
路技術によって予備に備えられたメモリアレイ及びデー
タバスに置換することにより、配線間ショートを有する
半導体メモリ装置は良品チップとして用いることができ
る。
【0045】このようにしてデータバスの高速化を可能
にし、かつ製造歩留りを向上させた半導体メモリ装置を
実現することができる。他の実施例においては、ライト
専用のデータバスとVDD線とを同一のレイヤーで形成
し、リード専用のデータバスとVSS線とを同一のレイ
ヤーで形成する。ライト専用のデータバスをVDDレベ
ルにプリチャージし、リード専用のデータバスをGND
レベルにプリチャージする。これにより他の実施例にお
いて、実施例5と同様の効果が得られる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数のメ
タルレイヤーでデータバスを形成することによりデータ
バスの配線間隔を広げることで、データバスの配線容量
を低減し、なおかつ線間の干渉ノイズを削減し、高速動
作を可能にした半導体メモリ装置を実現できるという有
利な効果が得られる。dual port RAM等の
半導体メモリ装置においては、リード専用のデータバス
とライト専用のデータバスとの間の干渉ノイズも問題と
なる。本発明によれば、リード専用のデータバスとライ
ト専用のデータバスとの間の干渉ノイズを低減し、高速
のデータバス動作が可能であるdual port R
AM等の半導体メモリ装置を実現できるという有利な効
果が得られる。
【0047】本発明の半導体メモリ装置においては、例
えばリード専用のデータバスと電源線、及びライト専用
のデータバスと接地線を同じメタルレイヤーで形成し、
リード専用のデータバスを電源レベルにプリチャージ
し、ライト専用のデータバスをGNDレベルにプリチャ
ージする。本発明によれば、配線間がショートした場合
でもスタンバイ電流不良とはならず、冗長回路技術によ
って良品チップとして用いることができる半導体メモリ
装置を実現できるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 DRAMの構成図
【図2】 実施例1、3のDRAMのデータバスの構
成図
【図3】 実施例1のDRAMのデータバスの断面図
【図4】 実施例2のDRAMのデータバスの構成図
【図5】 実施例2のDRAMのデータバスの断面図
【図6】 実施例3のDRAMのデータバスの断面図
【図7】 実施例4のDRAMのデータバスの構成図
【図8】 実施例4のDRAMのデータバスの断面図
【図9】 実施例5のDRAMのデータバスの構成図
【図10】 実施例5のDRAMのデータバスの断面
【図11】 データバスの動作時の波形図
【図12】 従来例1のDRAMのデータバスの構成
【図13】 従来例1のDRAMのデータバスの断面
【図14】 従来例2のDRAMのデータバスの構成
【図15】 従来例2のDRAMのデータバスの断面
【符号の説明】
1 メモリサブアレイ 2 センスアンプサブアレイ 3 周辺回路領域 4 ライト専用のデータバス 5 リード専用のデータバス 6 接地(GND)線 7 電源(VDD)線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 21/82 W (56)参考文献 特開 平2−232895(JP,A) 特開 平10−69775(JP,A) 特開2002−42473(JP,A) 特開2003−45998(JP,A) 特開 平10−106269(JP,A) 特開 平10−135424(JP,A) 特開2000−36195(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/108 H01L 21/8242 G11C 11/409 H01L 21/82

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のメタルレイヤーで形成され、任意
    の電圧にプリチャージされて互いに相補な読み出し信号
    を伝送する2本の線を1対とする複数対の線を有するリ
    ード専用のデータバスと、 前記リード専用のデータバスと平行に配置され、前記第
    1のメタルレイヤーとは異なる第2のメタルレイヤーで
    形成され、任意の電圧にプリチャージされて互いに相補
    な書き込み信号を伝送する2本の線を1対とする複数対
    の線を有するライト専用のデータバスと、 を有することを特徴とする半導体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 前記リード専用のデータバスは、メモリ
    アレイ上に形成され、センスアンプで増幅されたメモリ
    セルデータを周辺回路領域に転送し、前記ライト専用の
    データバスは、前記メモリアレイ上に形成され、前記周
    辺回路領域からメモリセルにデータを転送するものであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ装
    置。
  3. 【請求項3】 対をなす2本の線がそれぞれ隣接して配
    置され、前記リード専用のデータバスの各線と前記ライ
    ト専用のデータバスの各線とがそれぞれ上下に略重なる
    ように配置されたことを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載の半導体メモリ装置。
  4. 【請求項4】 対をなす2本の線がそれぞれ隣接して配
    置され、前記リード専用のデータバスの各線が前記ライ
    ト専用のデータバスの各線の間にそれぞれ配置されたこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体メ
    モリ装置。
  5. 【請求項5】 前記リード専用のデータバス又は前記ラ
    イト専用のデータバスにおいて、対をなす2本の線が隣
    接して配置され、前記対をなす2本の線の間隔が、対で
    ない隣接する2本の線の間隔よりも狭いことを特徴とす
    る請求項1から請求項4のいずれかの請求項に記載の半
    導体メモリ装置。
  6. 【請求項6】 電源線及び接地線のいずれか一方の線が
    前記第1のメタルレイヤーで形成されて、前記リード専
    用のデータバスの対でない2本の線の間に配置され、 電源線及び接地線の他の一方の線が第2のメタルレイヤ
    ーで形成されて、ライト専用のデータバスの対でない2
    本の線の間に配置されたことを特徴とする請求項1から
    請求項5のいずれかの請求項に記載の半導体メモリ装
    置。
  7. 【請求項7】 前記リード専用のデータバスは、前記第
    1のメタルレイヤーで形成された電源線及び接地線のい
    ずれか一方の線と同一の電位にプリチャージされ、前記
    ライト専用のデータバスは、前記第2のメタルレイヤー
    で形成された電源線及び接地線の他の一方の線と同一の
    電位にプリチャージされることを特徴とする請求項1か
    ら請求項6のいずれかの請求項に記載の半導体メモリ装
    置。
  8. 【請求項8】 任意の電圧にプリチャージされて互いに
    相補な読み出し信号を伝送する第1の線及び第2の線を
    1対とする複数対の線を有するリード専用のデータバス
    と、前記リード専用のデータバスと平行に配置され、任
    意の電圧にプリチャージされて互いに相補な書き込み信
    号を伝送する第3の線及び第4の線を1対とする複数対
    の線を有するライト専用のデータバスと、を有し、 前記第1の線及び前記第3の線は第1のメタルレイヤー
    で形成され、 前記第2の線及び前記第4の線は前記第1のメタルレイ
    ヤーとは異なる第2のメタルレイヤーで形成されてい
    る、 ことを特徴とする半導体メモリ装置。
  9. 【請求項9】 前記リード専用のデータバスは、メモリ
    アレイ上に形成され、センスアンプで増幅されたメモリ
    セルデータを周辺回路領域に転送し、前記ライト専用の
    データバスは、前記メモリアレイ上に形成され、前記周
    辺回路領域からメモリセルにデータを転送することを特
    徴とする請求項8に記載の半導体メモリ装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の線と前記第3の線とが交互
    に配置され、前記第2の線と前記第4の線とが交互に配
    置され、前記第1の線と対をなす前記第2の線は前記第
    1の線に隣接する前記第3の線と上下に略重なるように
    配置され、前記第3の線と対をなす前記第4の線は前記
    第3の線に隣接する前記第1の線と上下に略重なるよう
    に配置されたことを特徴とする請求項8又は請求項9に
    記載の半導体メモリ装置。
  11. 【請求項11】 前記リード専用のデータバスの対をな
    す2本の線の間隔が前記リード専用のデータバスの対で
    ない隣接する2本の線の間隔よりも短く、又は前記ライ
    ト専用のデータバスの対をなす2本の線の距離が前記ラ
    イト専用のデータバスの対でない隣接する2本の線の距
    離よりも短いことを特徴とする請求項10に記載の半導
    体メモリ装置。
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